JP2003228444A - 電源回路および通信システム - Google Patents

電源回路および通信システム

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JP2003228444A
JP2003228444A JP2002027092A JP2002027092A JP2003228444A JP 2003228444 A JP2003228444 A JP 2003228444A JP 2002027092 A JP2002027092 A JP 2002027092A JP 2002027092 A JP2002027092 A JP 2002027092A JP 2003228444 A JP2003228444 A JP 2003228444A
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power supply
supply circuit
power
signal
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JP2002027092A
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Kenichi Morimoto
賢一 森元
Yoshifumi Yonetani
善文 米谷
Kazuya Iwabayashi
一也 岩林
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】いわゆる省電力動作状態において、消費電力を
必要最低限に抑えつつ、外部からの所定の信号を確実に
検出して円滑に通常動作状態に復帰することが可能な電
源回路および通信システムを提供する。 【解決手段】省電力動作状態において、公衆回線、イー
サネット(登録商標)、IEEE1284、およびUS
Bを介しての通信に用いられるFAXボード21、LA
Nボード22、プリンタボード23、およびUSBボー
ド24に配置されるリング検出回路31、LAN信号検
出回路32、1284信号検出回路33、USB信号検
出回路34、およびパネル信号検出回路35と、これら
の検出回路(31〜35)からの信号に基づいて主電源
回路60を動作させる主電源起動回路36と、に対して
のみ補助電源回路50から電力の供給を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の動作状態
により、画像形成装置やパーソナルコンピュータ等の電
化製品に電力を供給する電源回路および該電源回路を含
む通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、省電力化を図るため、画像形成装
置やパーソナルコンピュータ等の電化製品において、通
常の動作が行われていない待機時の消費電力をいかに低
く抑えるかということが着目されるようになり、例え
ば、待機時には主電源回路から電力の供給を行わないこ
とで省電力化を図る電源回路が採用されることがあっ
た。
【0003】ところが、電化製品の用途や機能によって
は、省電力化を図りつつも、常に外部からの信号に反応
して、直ちに主電源回路からの電力の供給を再開して通
常の動作状態に復帰することが必要となることがある。
つまり、省電力の動作状態であっても通常の動作状態に
復帰すべき時には、直ちに通常の動作状態に復帰できな
ければ、不都合が生じることがある。例えば、ファクシ
ミリにおいては、常に外部から電話線を介して入力され
るFAX等を適正に受信できる態勢を整えておく必要が
あり、また、プリンタ等の場合は、パーソナルコンピュ
ータ等から入力される画像データを検出することにより
即座に通常の動作に復帰するとともに、該画像データに
基づいて画像形成処理を行う必要がある。すなわち、こ
のような電化製品に用いられる電源回路には、省電力モ
ードでの消費電力の低減化を図りつつも、通常動作に復
帰すべきタイミングで主電源回路からの電力の供給を再
開する必要がある。
【0004】そこで、従来の電源回路の中には、省電力
動作状態において、主電源回路からの電力の供給を停止
するとともに、所定のインタフェースを介して接続され
ている外部機器からの入力を検出するマイクロコンピュ
ータ等へ補助電源回路から電力の供給する構成のものが
あり、これによれば、常に外部機器からの信号を監視し
て、該信号の入力により通常動作状態へと移行できる態
勢を整えつつ、省電力化を図ることができる、とされて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電源回路では、省電力動作状態において外部機器からの
信号等を監視するため、外部機器との接続に用いられる
インタフェース部に対して電力の供給がされていた。例
えば、ローカルエリアネットワークに接続されている画
像形成装置やパーソナルコンピュータに適用される電源
回路では、省電力動作状態においても、LANボード全
体に補助電源からの電力の供給がされていたのである。
これは、例えば、通信の信頼性および安全性を考慮し
て、所定の信号の入力に対する応答等を該信号の送信元
へと出力すること等が必要となるためであるが、このよ
うに、従来の電源回路では、省電力動作状態において、
外部機器からLANボード等に入力される信号等を検出
するために必要最低限の電力を供給しているとはいえな
かった。したがって、従来の電源回路では、外部機器か
らの信号に反応して迅速に通常動作に復帰する機能を発
揮するために不可欠な電力の他に余分な電力の消費がさ
れていた。
【0006】この発明の目的は、いわゆる省電力動作状
態において、消費電力を必要最低限に抑えつつ、外部か
らの所定の信号を確実に検出して円滑に通常動作状態に
復帰することが可能な電源回路および通信システムを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は以下の構成を
備えている。
【0008】(1)主電源回路と補助電源回路とを備え
るとともに、通常動作状態と省電力動作状態とが切換自
在であり該動作状態に基づいた所定の電力の供給を行う
電源回路であって、前記省電力動作状態時に、通常動作
状態に復帰すべき旨の復帰信号が入力されるのを待って
通常動作状態へと復帰させる復帰手段を備えるととも
に、前記省電力動作状態において当該復帰手段のみに電
力を供給することを特徴とする。
【0009】この構成においては、主電源回路からの電
力の供給が抑制または停止する省電力動作状態時に、通
常動作状態に復帰すべき旨の復帰信号を検出して主電源
回路を動作させるために不可欠な電力のみが供給される
ことから、例えば、外部機器との接続に用いられるイン
タフェースのその他の機能を発揮するために必要となる
電力等が消費されなくなるため、外部機器からの信号を
確実に検出できる態勢が保持されつつ、効率的に省電力
化が図られる。
【0010】(2)前記復帰手段は、クロック回路を有
しないことを特徴とする。
【0011】この構成においては、復帰信号の入力を待
って省電力動作状態から通常動作状態へと復帰させる復
帰手段のクロック回路が省略される、すなわち、128
4検出回路、トーンリング検出回路、およびパネルSW
等が信号検出のみの構成にされることから、復帰信号を
待機している間におけるクロック動作による電力の消費
が防止され、また、LAN、USB等はデバイスIDの
みを検出することにより簡単な構成で検出がされ、省電
力動作状態における消費電力が減少する。
【0012】(3)前記復帰手段に対して前記補助電源
から電力を供給することを特徴とする。
【0013】この構成においては、省電力動作状態にお
いて補助電源から復帰手段へと電力が供給されることか
ら、省電力動作状態時に主電源回路を完全に停止させた
場合でも、復帰手段が動作するため、外部機器からの信
号を確実に検出できる態勢が保持されつつ、効率的に省
電力化が図られる。
【0014】(4)前記復帰信号は、外部機器から所定
のインタフェースを介して入力される信号を含むことを
特徴とする。
【0015】この構成においては、省電力動作状態時
に、外部機器から所定のインタフェースを介して入力さ
れる信号を通常動作状態への復帰を促す復帰信号として
認識することから、電源回路が省電力動作状態であって
も、外部機器からの通信に対応して迅速に通常動作状態
に復帰する。
【0016】(5)前記復帰手段に対して、前記所定の
インタフェースに備えられる電源ラインを介して電力を
供給することを特徴とする。
【0017】この構成においては、省電力動作状態時に
前記復帰信号の入力がされるまでの間、復帰手段へは、
電源回路に接続される外部機器から所定のインタフェー
スを介して必要な電力が供給されることから、例えば、
前記補助電源回路と商用電源との接続についても切断す
ることが可能となるため、ACラインからの電力の消費
がなくなり、省電力動作状態時の消費電力が減少する。
【0018】(6)少なくとも1つが電源ラインを備
え、他の1つが電源ラインを備えない複数のインタフェ
ースを設け、前記復帰手段は、前記複数のインタフェー
スのそれぞれを介して受信される信号を検出する信号検
出回路を含んでおり、前記複数のインタフェースのうち
で前記電源ラインを備えるインタフェースから、前記電
源ラインを備えないインタフェースに対応する信号検出
回路に、電力を供給することを特徴とする。
【0019】この構成においては、電源回路と複数種類
の外部機器とを接続するインタフェースのうちで電源ラ
インを備えるインタフェースから、電源ラインを備えな
いインタフェースを介する信号を検出する信号検出回路
に電力が供給されることから、補助電源回路において、
該信号検出回路へと供給すべき電力が節約されるため、
補助電力回路の長寿命化等が図られる。
【0020】(7)前記信号検出回路は、前記複数のイ
ンタフェースのそれぞれに設けられる通信手段と分離し
て配置されることを特徴とする。
【0021】この構成においては、復帰手段の要部とな
る信号検出回路が、複数種類の外部機器との通信を行う
インタフェースの通信手段と分離されていることから、
例えば、LANボード中のLAN信号検出回路にのみ電
力を供給する等、復帰手段にのみ電力を供給する際の回
路設計等が容易になる。
【0022】(8)前記補助電源回路は、所定のタイミ
ングで前記主電源回路または前記電源ラインにより充電
されることを特徴とする。
【0023】この構成においては、例えば、前記補助電
源回路が所定のバッテリー等を用いている場合でも、一
定時間毎に補助電源回路に電力の供給がされることか
ら、省電力動作状態での復帰信号の待機時間が長びくと
きにおいても、補助電源回路の電力がなくならないた
め、復帰手段の動作に支障を来すことが防止される。
【0024】(9)前記補助電源回路は、電力値が所定
の値以下になった場合に、前記主電源回路または前記電
源ラインにより充電されることを特徴とする。
【0025】この構成においては、省電力動作状態時に
補助電源回路が有する電力が常に監視され、所定の値よ
りも少なくならないことから、補助電源回路の電力不足
を理由として復帰手段が正常に動作しない等の不都合が
防止される。
【0026】(10)(1)〜(10)のいずれかに記
載の電源回路と、該電源回路と所定のインタフェースを
介して接続される外部機器と、により構成される通信シ
ステムであって、前記外部機器は、前記電源回路に対し
て同一の信号について複数回の送信を行うことを特徴と
する。
【0027】この構成においては、外部機器からの最初
の信号により電源回路が通常動作状態に復帰した後に
も、同一の信号の受信が行われることから、外部機器か
ら送信される信号のうち、最初の信号が通常動作状態へ
の復帰にのみ利用され、2回目以降の信号が本来の通信
に利用されるため、確実な起動と信頼性の高い通信が保
証される。
【0028】(11)前記外部機器は、所定の回数の送
信を行うまでは、通信エラーであると判断しないことを
特徴とする。
【0029】この構成においては、外部機器が電源回路
に対して所定の回数の送信を行った後において外部機器
から応答がない場合のみ、通信エラーが生じたものと判
断されることから、電源回路が復帰信号を受信した後の
復帰途中の段階で、外部機器が通信エラーであると誤認
することが防止される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の電源回
路および通信システムがファクシミリ機能、スキャナ機
能、プリンタ機能、コピー機能を有するマルチファンク
ションプリンタ(以下、省略してMFPと記す)に適用
される実施形態を説明する。なお、本発明の電源回路お
よび通信システムが適用されるのは、MFPに限られる
ことはなく、 パーソナルコンピュータやその他の電化
製品全般に適用することが可能である。
【0031】図1は、本発明の電源回路1の主な構成を
示している。同図に示すように、電源回路1は、メイン
制御回路10、主電源制御部30、操作パネルSW4
0、補助電源回路50、および主電源回路60を備えて
いる。
【0032】メイン制御回路10は、電源回路1が適用
される装置および当該装置の外部に接続される外部機器
の間における通信を行うインタフェース部20を備えて
いる。
【0033】ここで、インタフェース部20は、公衆回
線を介して入出力されるFAXのデータの通信に用いら
れるFAXボード21、イーサネット(登録商標)等を
介してローカルエリアでのデータの通信に用いられるL
ANボード22、また、スタンドアロンのシステム等の
外部のパーソナルコンピュータとIEEE1284イン
タフェースを介しての通信に用いられるプリンタボード
23、および外部機器であるデジタルカメラや画像スト
レージ装置等のUSBデバイスとUSBインタフェース
を介しての通信に用いられるUSBボード24を備えて
いる。
【0034】デジタカメラあるいは画像ストレージ装置
からのダイレクトプリント等の要求にUSBを介してM
FPが対応する。
【0035】主電源制御部30は、公衆回線を介して入
力されるFAXの受信を検出するリング検出回路31、
イーサネット(登録商標)等を介してのローカルエリア
内で通信されるデータの入力を検出するLAN信号検出
回路32、IEEE1284インタフェースを介して外
部機器から入力される信号を検出する1284信号検出
回路33、USBインタフェースを介して外部機器から
入力される信号を検出するUSB信号検出回路24、操
作パネルSW40のスイッチがユーザによりオンされた
こと等を検出するパネル信号検出回路35、および、前
記それぞれの検出回路(31〜35)にからの信号に基
づいて主電源回路の起動させる主電源起動回路36を備
えている。
【0036】操作パネルSW40は、ユーザからのコマ
ンド等を受け付ける操作部に設けられるスイッチであ
り、ここでは主に、ユーザの意志により省電力動作状態
の電源回路1を通常動作状態に復帰させる際に使用する
ものである。
【0037】補助電源回路50は、主に、主電源回路6
0による電力の供給が停止している省電力動作状態にお
いて、リング検出回路31、LAN信号検出回路32、
1284信号検出回路33、USB信号検出回路34、
パネル信号検出回路35、および主電源起動回路36に
電力を供給する役割を果たす。なお、リング検出回路3
1、LAN信号検出回路32、1284信号検出回路3
3、USB信号検出回路34、およびパネル信号検出回
路35は、主電源起動回路36とともに本発明の復帰手
段を構成する。
【0038】主電源回路60は、電源回路1が通常動作
状態時にMFPの各構成要素に対して、所定の電力を供
給する役割を果たす。ここで、電源回路1が適用される
MFPは、ユーザからのコマンドがなく、処理すべきコ
マンドが存在しない状態が所定の時間以上継続すると、
コマンド待機時の消費電力を軽減するために省電力動作
状態になる。この省電力動作状態においては、次にコマ
ンドの入力等がされるまで電源回路1は、MFPの各構
成要素に対して主電源回路60による電力の供給を停止
する。
【0039】そして、本発明の復帰信号となる次のコマ
ンド入力を検出することにより、電源回路1は通常動作
状態に復帰し、再びMFPの各構成要素への電源の供給
を開始する。なお、本発明の電源回路1は、省電力動作
状態において、前記コマンド入力、すなわち本発明の復
帰信号を受信し通常動作状態に復帰するための必要最低
限のレベルにまで、消費電力が削減できることに特徴を
有するものである。
【0040】図2は、主電源回路60および補助電源回
路50を含めた電源回路1の回路の構成を示している。
同図に示すように、電源回路1は商用電源70から所定
の電力の供給を受ける。このとき、主電源回路60と副
電源回路50とは並列的に配置されており、それぞれ商
用電源70に接続されている。また、商用電源70と主
電源回路60および補助電源回路50との中間には、そ
れぞれ整流・平滑動作を行う平滑回路71が配置されて
いる。さらに、商用電源70と主電源回路60との中間
に、メインスイッチ72、トライアック73、リレー接
点74が配置されており、リレー接点74の開放/短絡
を制御するリレーコイル75が、補助電源回路50に接
続されている。
【0041】同図に示す構成において、MFPの起動時
にメインスイッチ72がオンされるが、この起動時には
トライアック73は導通しておらず、リレー接点74も
開放状態であることから、起動時にはまず、補助電源回
路50が動作を開始する。そして、補助電源回路50か
らの電流がリレーコイル75に流れることにより、リレ
ー接点74が短絡状態になり、主電源回路60が動作を
開始する。この主電源回路60の動作開始により、トラ
イアック73が導通し、商用電源70と主電源回路60
との接続状態が維持され、電源回路1が通常動作状態と
なる。
【0042】図3は、主電源回路60の要部の構成を示
している。主電源回路60の動作は、MPU信号入力端
子76に入力される信号によって制御される。例えば、
通常動作状態時にMPU信号入力端子76にMPS−O
FFの信号が入力されると、主電源回路60はその動作
を停止し、省電力動作状態へと移行する。通常、MFP
において所定の設定時間以上、コマンド等の入力がされ
ない状態が継続した場合には、図外の制御部からMPS
−OFF信号が入力される。
【0043】一方、省電力動作状態時において、主電源
回路50のMPU信号入力端子76にMPS−ON信号
が入力されると、主電源回路50が動作を開始して電源
回路1が通常動作状態に復帰する。
【0044】図4は、本発明の信号検出回路の構成を示
している。図4(a)は、公衆回線を介して入力される
FAXの信号を復帰信号として検出し、主電源回路60
を動作させる回路を示しており、図4(b)は、IEE
E1284インタフェースまたはUSBインタフェース
を介して外部機器から入力される信号を復帰信号として
検出し、主電源回路60を動作させる回路を示している
が、とりわけ、ここではUSBインタフェースの電源ラ
インから復帰手段へ電力を供給する構成の一例が示され
ている。
【0045】まず、主電源回路60を動作させるために
は、MPS信号入力端子76にMPS−ON信号を入力
する必要があるが、フォトカプラ38のフォトトランジ
スタ38bが導通していない状態では、プルアップ抵抗
の作用によりMPS信号入力端子76にMPS−ON信
号が入力するようになっている。
【0046】ここで、電源装置1が通常動作状態におい
ては、トランジスタ42のベース電位が補助電源回路5
0の電位VSUB が入力されるために導通している。トラ
ンジスタ42が導通すると、図中Aで示す箇所の電位が
ローレベルとなることから、フォトダイオード38aが
信号を検出しなくなりフォトトランジスタ38bが導通
しなくなるため、上述のようにプルアップ抵抗の作用に
よりMPS信号入力端子76にMPS−ON信号が入力
し、主電源回路60が動作する。
【0047】省電力動作状態になると、ローレベルのP
Sバー(図中にPS′で示す。)信号が入力されること
により、トランジスタ42が導通しなくなり、図中Aで
示す箇所の電位がハイレベルになるため、MPS信号入
力端子76へのMPS−ON信号が入力されなくなり主
電源回路60の動作が停止する。
【0048】この省電力動作状態において図4(a)に
示すように、公衆回線から所定のFAXのトーンリング
信号の入力がされると、フォトカプラ37のフォトダイ
オード37aがこの信号を検出してフォトトランジスタ
37bを導通させる。これにより、図中Aで示す箇所の
電位が再びローレベルになりオープンコレクタのインバ
ータ41がONし、フォトカプラ38の出力トランジス
タ38bがONすることから、上述と同様に再びMPS
信号入力端子76にMPS−ON信号が入力するため、
主電源回路60の動作が再開して省電力状態から通常動
作状態へと復帰する。
【0049】図4(b)では、図4(a)のFAXのト
ーンリング信号の代わりにIEEE1284信号または
USB信号を復帰信号として検出する構成を示している
が、省電力状態から通常動作状態への復帰方法は図4
(a)の場合と同様である。
【0050】図4(b)の構成において特徴的なこと
は、USBインタフェースの電源ラインVP からの電力
が、復帰信号を検出し、主電源回路60を起動する際の
動作において用いられていることである。
【0051】同図に示すように、STROBバー(図中
にSTROB′で示す。)とオープンコレクタのライン
バッファ43の出力とがワイヤードORされてオープン
コレクタのインバータ44に入力されフォトカプラ38
と出力がワイヤードORされたフォトカプラ39の出力
トランジスタ39bがONとすることから、上述と同様
に再びMPS信号入力端子76にMPS−ON信号が入
力するため、主電源回路60の動作が再開して省電力状
態から通常動作状態へと復帰する。ここではUSBイン
タフェースの電源ラインVP からの電力により、USB
信号の検出およびフォトカプラ39の動作の制御等に用
いられている。なお、USBインタフェースの電源ライ
ンVP 以外でも電源ラインを有するインタフェースから
適宜電力の供給を行うようにしてもよい。さらに、イン
タフェースの機能を損ねることなく、さらに多くの電源
ラインから電力を供給が可能な場合には、補助電源回路
50によって電力が賄われている回路に対しても、イン
タフェースの電源ラインから電力の供給を行うようにす
ることもできる。
【0052】要求されるデバイスIDの識別して起動す
る例を図5(a)、図5(b)にしめしており、IEE
E1284およびイーサネット(登録商標)等において
はデバイスIDと入力データの一致のみを検出し電源を
起動する機能に限定することにより起動回路が大幅に簡
素化されている。
【0053】図6は、補助電源回路の電力管理の方法に
ついての回路構成の例を示す図である。同図に示すよう
に、補助電源回路50は、所定のインターバルで入力さ
れる信号に応じてフォトカプラ76が補助電源回路50
のオン/オフの切換を行う。したがって、省電力動作状
態が長時間継続する場合であっても、補助電源回路50
には所定のインターバルで商用電源からの電力の供給が
されることになる。
【0054】このため、省電力動作状態が長時間継続し
た後に復帰信号が入力されたときに、通常動作状態に復
帰すべきであるにもかかわらず補助電源回路50が電力
不足であるために主電源回路60の起動を正常に行うこ
とができない等の不都合を防止することができる。
【0055】図7は、図6と同様に補助電源回路50の
電力管理の方法についての回路構成の例を示す図であ
る。ここでは、同図に示すように電源電圧監視回路77
により補助電源回路50の電力値を監視しつつ、補助電
源回路50の電力値が所定の値未満になったことを電源
電圧監視回路77が検出すると、フォトカプラ76に向
かって信号が出力され、補助電源回路50の充電が行わ
れる。
【0056】なお、ここでは、商用電源70から補助電
源回路50に対して電力の供給が行われる構成にしてい
るが、電源回路1が適用されるMFPに接続されるUS
Bデバイス等から電源ラインを備えるインタフェースを
介して、電力が供給される構成にすることも可能であ
る。また、上述のように補助電源回路50に間欠的に電
力が供給される構成においては、補助電源回路の容量等
にかかわらず省電力動作状態が長時間継続する場合にも
対応することが可能となる。
【0057】図8は、本発明の電源回路1の構成を示し
ている。ここでは、復帰信号の検出のみに用いるトーン
リング検出回路31、LAN信号検出回路32、128
4信号検出回路33、およびUSB信号検出回路34を
別途設けておらず、それぞれFAXボード21、LAN
ボード22、プリンタボード23、およびUSBボード
24に予め配置されているリング検出回路31、LAN
信号検出回路32、1284信号検出回路33、および
USB信号検出回路34を復帰信号の検出に使用してい
る。
【0058】そして、リング検出回路31、LAN信号
検出回路32、1284信号検出回路33、およびUS
B信号検出回路34にのみ補助電源回路50から電力が
供給されている。なお、ここでは例えばリング検出回路
31とFAXボード21のリング検出回路31以外の部
分とはスイッチ等により電気的に切断されており、当該
FAXボード21のリング検出回路31以外の部分へ
は、主電源回路60が動作した後に主電源回路60から
電力が供給されることになる。これにより、新たに追加
される部品の数が減少するため、本発明の電源回路1を
コンパクト化することが可能になる。
【0059】最後に、本発明の電源回路1が適用される
MFPおよび当該MFPに接続される外部機器で構成さ
れる通信システムにおいては、外部機器から当該MFP
へ同一のデータについて複数回の送信が行われる。これ
は、本発明の電源回路1が適用されるMFP等は省電力
状態時に、最初に入力される信号を通常動作状態に復帰
するための復帰信号としてのみ用いるからである。つま
り、最初の信号により、通常動作状態に復帰し、2回目
以降の信号をデータとして認識するため、通常動作状態
に復帰への所要時間を考慮すると、少なくとも、電源回
路1が適用されるMFP等から信号を受信した旨の応答
があるまでは繰り返し同一データを送信する必要があ
る。
【0060】これにともなって、外部機器の方でも、同
一のデータにつき所定の回数だけ送信した後でないと、
通信エラーとして判断しないようになっている。これに
より、電源回路1が適用されるMFP等のデバイスの特
性に適合した円滑な通信をすることが可能な通信システ
ムを実現することができる。
【0061】なお、上述の実施形態において本発明の通
信システムに有線によるインタフェースのみを用いてい
るが、特にインタフェースが有線のものに限定されるこ
とはなく、ブルートゥース等の無線のインタフェースを
用いることも可能である。
【0062】また、復帰信号として認識されるものは、
インタフェースを介しての外部機器からの信号や、操作
パネルSW40による信号のみならず、ビデオディスク
やメモリスティック等の記録媒体が電源回路1が適用さ
れるプリンタあるいはパーソナルコンピュータ等のデバ
イスに挿入された旨の信号を復帰信号として認識するよ
うな構成にすることも可能である。
【0063】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、以下
の効果を奏することができる。
【0064】(1)主電源回路からの電力の供給が抑制
または停止する前記省電力動作状態時に、通常動作状態
に復帰すべき旨の復帰信号を検出して主電源回路を動作
させるために不可欠な電力のみを供給することから、例
えば、外部機器との接続に用いられるインタフェースの
その他の機能を発揮するために必要となる電力等を消費
することなく、外部機器からの信号を確実に検出できる
態勢を保持しつつ、効率的に省電力化を図ることができ
る。
【0065】(2)復帰信号の入力を待って省電力動作
状態から通常動作状態へと復帰させる復帰手段がクロッ
ク回路を省略することができる。即ち、1284検出回
路、トーンリング検出回路、パネルSWなどは信号検出
のみの構成に出来ることから、復帰信号を待機している
間におけるクロック動作による電力の消費を防止し、ま
たLAN、USBなどはデバイスIDの一致のみを検出
することにより簡単な構成で検出ができ、省電力動作状
態における消費電力を減少させることができる。
【0066】(3)省電力動作状態において補助電源か
ら復帰手段へと電力を供給することから、省電力動作状
態時に主電源回路を完全に停止させた場合でも、復帰手
段が動作するため、外部機器からの信号を確実に検出で
きる態勢を保持しつつ、効率的に省電力化を図ることが
できる。
【0067】(4)省電力動作状態時に、外部機器から
所定のインタフェースを介して入力される信号を通常動
作状態への復帰を促す復帰信号として認識することか
ら、電源回路が省電力動作状態であっても、外部機器か
らの通信に対応して迅速に通常動作状態に復帰すること
ができる。
【0068】(5)省電力動作状態時に前記復帰信号の
入力がされるまでの間、復帰手段へは、電源回路に接続
される外部機器から所定のインタフェースを介して必要
な電力を供給することから、例えば、前記補助電源回路
と商用電源との接続についても切断することを可能とし
て、ACラインからの電力の消費をなくし、省電力動作
状態時の消費電力を減少させることができる。
【0069】(6)電源回路と複数種類の外部機器とを
接続するインタフェースのうちで電源ラインを備えるイ
ンタフェースから、電源ラインを備えないインタフェー
スを介する信号を検出する信号検出回路に電力を供給す
ることから、補助電源回路において、該信号検出回路へ
と供給すべき電力を節約し、補助電力回路の長寿命化等
を図ることができる。
【0070】(7)復帰手段の要部となる信号検出回路
を、複数種類の外部機器との通信を行うインタフェース
の通信手段と分離していることから、例えば、LANボ
ード中のLAN信号検出回路にのみ電力を供給する等、
復帰手段にのみ電力を供給する際の回路設計等を容易に
することができる。
【0071】(8)例えば、前記補助電源回路が所定の
バッテリー等を用いている場合でも、一定時間毎に補助
電源回路に電力の供給をすることから、省電力動作状態
での復帰信号の待機時間が長びくときにおいても、補助
電源回路の電力がなくならないため、復帰手段の動作に
支障を来すことを防止することができる。
【0072】(9)省電力動作状態時に補助電源回路が
有する電力を常に監視し、所定の値よりも少なくならな
いようにすることから、補助電源回路の電力不足を理由
として復帰手段が正常に動作しない等の不都合を防止す
ることができる。
【0073】(10)外部機器からの最初の信号により
電源回路が通常動作状態に復帰した後にも、同一の信号
の受信を行うことができることから、外部機器から送信
される信号のうち、最初の信号を通常動作状態への復帰
にのみ利用し、2回目以降の信号を本来の通信に利用す
ることができるため、確実な起動と信頼性の高い通信を
保証することができる。
【0074】(11)外部機器が電源回路に対して所定
の回数の送信を行った後において外部機器から応答がな
い場合のみ、通信エラーが生じたものと判断することか
ら、電源回路が復帰信号を受信した後の復帰途中の段階
で、外部機器が通信エラーであると誤認することを防止
することができる。
【0075】よって、いわゆる省電力動作状態におい
て、消費電力を必要最低限に抑えつつ、外部からの所定
の信号を確実に検出して円滑に通常動作状態に復帰する
ことが可能な電源回路および通信システムを提供するが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源回路の構成を示す図である。
【図2】本発明の電源回路の回路構成を示す図である。
【図3】主電源回路の要部の構成を示す図である。
【図4】本発明の復帰手段の構成を示す図である。
【図5】要求されるデバイスIDの識別して起動する例
を示す図である。
【図6】補助電源回路の電力管理の方法についての回路
構成を示す図である。
【図7】補助電源回路の電力管理の方法についての回路
構成を示す図である。
【図8】本発明の電源回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1−電源回路 10−メイン制御回路 20−インタフェース部 30−主電源制御部 31−トーンリング検出回路 32−LAN信号検出回路 33−1284信号検出回路 34−USB信号検出回路 35−パネル信号検出回路 36−主電源起動回路 50−補助電源回路 60−主電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩林 一也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 HH11 HQ21 HT05 HT07 HT13 2H027 EF16 EJ17 ZA01 5B011 DA02 DA13 DB22 EA03 EB03 KK13 LL06 LL10 MA01 5C062 AA02 AA05 AB46 AB49 AB51 BA00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主電源回路と補助電源回路とを備えるとと
    もに、通常動作状態と省電力動作状態とが切換自在であ
    り該動作状態に基づいた所定の電力の供給を行う電源回
    路であって、 前記省電力動作状態時に、通常動作状態に復帰すべき旨
    の復帰信号が入力されるのを待って通常動作状態へと復
    帰させる復帰手段を備えるとともに、前記省電力動作状
    態において当該復帰手段のみに電力を供給することを特
    徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】前記復帰手段は、クロック回路を有しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  3. 【請求項3】前記復帰手段に対して前記補助電源回路か
    ら電力を供給することを特徴とする請求項1または2に
    記載の電源回路。
  4. 【請求項4】前記復帰信号は、外部機器から所定のイン
    タフェースを介して入力される信号を含むことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の電源回路。
  5. 【請求項5】前記復帰手段に対して、前記所定のインタ
    フェースに備えられる電源ラインを介して電力を供給す
    ることを特徴とする請求項4に記載の電源回路。
  6. 【請求項6】少なくとも1つが電源ラインを備え、他の
    1つが電源ラインを備えない複数のインタフェースを設
    け、前記復帰手段は、前記複数のインタフェースのそれ
    ぞれを介して受信される信号を検出する信号検出回路を
    含んでおり、前記複数のインタフェースのうちで前記電
    源ラインを備えるインタフェースから、前記電源ライン
    を備えないインタフェースに対応する信号検出回路に、
    電力を供給することを特徴とする請求項5に記載の電源
    回路。
  7. 【請求項7】前記信号検出回路は、前記複数のインタフ
    ェースのそれぞれに設けられる通信手段と分離して配置
    されることを特徴とする請求項6に記載の電源回路。
  8. 【請求項8】前記補助電源回路は、所定のタイミングで
    前記主電源回路または前記電源ラインにより充電される
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の電源
    回路。
  9. 【請求項9】前記補助電源回路は、電力値が所定の値以
    下になった場合に、前記主電源回路または前記電源ライ
    ンにより充電されることを特徴とする請求項5〜8のい
    ずれかに記載の電源回路。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載の電源回
    路と、該電源回路と所定のインタフェースを介して接続
    される外部機器と、により構成される通信システムであ
    って、 前記外部機器は、前記電源回路に対して同一の信号につ
    いて複数回の送信を行うことを特徴とする通信システ
    ム。
  11. 【請求項11】前記外部機器は、所定の回数の送信を行
    うまでは、通信エラーであると判断しないことを特徴と
    する請求項10に記載の通信システム。
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