JP2003232120A - タイル配列パックとその製造方法 - Google Patents
タイル配列パックとその製造方法Info
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- JP2003232120A JP2003232120A JP2002028440A JP2002028440A JP2003232120A JP 2003232120 A JP2003232120 A JP 2003232120A JP 2002028440 A JP2002028440 A JP 2002028440A JP 2002028440 A JP2002028440 A JP 2002028440A JP 2003232120 A JP2003232120 A JP 2003232120A
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- tiles
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面2に不定形な凹凸を有するタイル1であ
っても、簡単な手順で、裏面6を水平に且つ同一面に整
えて保持することが出来ると共に、タイル1の表面2と
保持材3との間に隙間が生じないようにする。 【解決手段】 タイル配列パックは、タイル1の平面形
状に対応した平面形状を有し、タイル1を配列しようと
する位置に配列された状態で互いに拘束された保持材3
と、この保持材3の上に表面2を接して保持された状態
で配列されたタイル1とを有し、このタイル1の表面2
側の形状に従って前記保持材3がその厚さ方向に塑性変
形されることにより、全てのタイル1の裏面6が前記保
持材3の底面と平行で且つ何れも同じ高さになってい
る。
っても、簡単な手順で、裏面6を水平に且つ同一面に整
えて保持することが出来ると共に、タイル1の表面2と
保持材3との間に隙間が生じないようにする。 【解決手段】 タイル配列パックは、タイル1の平面形
状に対応した平面形状を有し、タイル1を配列しようと
する位置に配列された状態で互いに拘束された保持材3
と、この保持材3の上に表面2を接して保持された状態
で配列されたタイル1とを有し、このタイル1の表面2
側の形状に従って前記保持材3がその厚さ方向に塑性変
形されることにより、全てのタイル1の裏面6が前記保
持材3の底面と平行で且つ何れも同じ高さになってい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイルを配列した
状態で型枠に置き、タイルの裏面側にコンクリート板を
打設してタイルを固定してしまう、いわゆるタイル先付
工法に使用されるタイル配列パックとその製造方法に関
し、特に表面に凹凸があって、その凹凸が不定形のタイ
ルについて、それらの裏面が水平で面一になるように配
列することが出来るタイル配列パックとその製造方法に
関する。
状態で型枠に置き、タイルの裏面側にコンクリート板を
打設してタイルを固定してしまう、いわゆるタイル先付
工法に使用されるタイル配列パックとその製造方法に関
し、特に表面に凹凸があって、その凹凸が不定形のタイ
ルについて、それらの裏面が水平で面一になるように配
列することが出来るタイル配列パックとその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルディング等の比較的規模の大
きな外壁タイル工事等において、いわゆるタイル先付工
法と称される工法が行われている。このタイル先付工法
は、タイルの裏面をコンクリート打設空間側に向けた状
態で型枠内に配列固定しておき、その型枠内にコンクリ
ート板を打設してコンクリート板にタイルを貼り付け、
このコンクリート板を建築物の外壁等に組み込む工法で
ある。
きな外壁タイル工事等において、いわゆるタイル先付工
法と称される工法が行われている。このタイル先付工法
は、タイルの裏面をコンクリート打設空間側に向けた状
態で型枠内に配列固定しておき、その型枠内にコンクリ
ート板を打設してコンクリート板にタイルを貼り付け、
このコンクリート板を建築物の外壁等に組み込む工法で
ある。
【0003】このタイル先付工法は、予めコンクリート
を工場等でプレキャストするPC板タイル先付工法が一
般的である。例えば、工場でタイルを所望の配列状態に
並べて保持したものを粘着シートを貼り付けて固定し、
このシート状になったタイルの裏面側が型枠内のコンク
リート板成型空間に向くよう型枠内に固定し、その後型
枠内に所要の鉄筋を配筋した後、型枠内に生コンクリー
トを充填し、硬化させてプレキャストコンクリート板
(以下「PC板」と言う。)を成型する。その後にタイ
ルをPC板と共に型枠から取り出し、前記のシートを剥
ぎ取り、タイル先付けPC板が完成する。
を工場等でプレキャストするPC板タイル先付工法が一
般的である。例えば、工場でタイルを所望の配列状態に
並べて保持したものを粘着シートを貼り付けて固定し、
このシート状になったタイルの裏面側が型枠内のコンク
リート板成型空間に向くよう型枠内に固定し、その後型
枠内に所要の鉄筋を配筋した後、型枠内に生コンクリー
トを充填し、硬化させてプレキャストコンクリート板
(以下「PC板」と言う。)を成型する。その後にタイ
ルをPC板と共に型枠から取り出し、前記のシートを剥
ぎ取り、タイル先付けPC板が完成する。
【0004】前述した通り従来においては、タイルを配
列してその配列状態を仮固定するために粘着シートが使
用されていた。そのために、発泡樹脂等を格子状に組み
立てた仕切枠を使用し、この仕切枠の中にタイルを嵌め
込んでタイルを縦横に配列する。その後、タイルの表面
側に粘着シートを貼り付け、タイルの配列状態を仮固定
している。前記の仕切枠は、タイルとタイルの間隙部分
である、いわゆる目地の部分を形成するスペーサとな
る。
列してその配列状態を仮固定するために粘着シートが使
用されていた。そのために、発泡樹脂等を格子状に組み
立てた仕切枠を使用し、この仕切枠の中にタイルを嵌め
込んでタイルを縦横に配列する。その後、タイルの表面
側に粘着シートを貼り付け、タイルの配列状態を仮固定
している。前記の仕切枠は、タイルとタイルの間隙部分
である、いわゆる目地の部分を形成するスペーサとな
る。
【0005】このようなタイルの配列とその固定手段
は、表面が比較的平坦なタイルの場合は問題なくタイル
を所望の状態に配列することが出来る。しかし、タイル
の中には、タイルを幅方向に分割し、その分割した面を
表面とした、いわゆる割肌タイプのタイルや、表面が部
分的に朽ち落ちた状態を模した煉瓦タイル等も多く使用
されている。
は、表面が比較的平坦なタイルの場合は問題なくタイル
を所望の状態に配列することが出来る。しかし、タイル
の中には、タイルを幅方向に分割し、その分割した面を
表面とした、いわゆる割肌タイプのタイルや、表面が部
分的に朽ち落ちた状態を模した煉瓦タイル等も多く使用
されている。
【0006】これらのタイルの表面は凹凸があり、その
凹凸は不定形であり、個々のタイルによって異なるた
め、粘着シートにはそのままタイルの表面を貼り付ける
ことができない。また仮にタイルの表面を粘着シートで
貼り付けることが出来るとしても、タイルの表面の凹凸
の不定形性のため、タイルの裏面が同一面にならず、表
面を下側にしたとき、裏面に高低の差が生じたり、或い
は裏面が傾いてしまうという問題がある。
凹凸は不定形であり、個々のタイルによって異なるた
め、粘着シートにはそのままタイルの表面を貼り付ける
ことができない。また仮にタイルの表面を粘着シートで
貼り付けることが出来るとしても、タイルの表面の凹凸
の不定形性のため、タイルの裏面が同一面にならず、表
面を下側にしたとき、裏面に高低の差が生じたり、或い
は裏面が傾いてしまうという問題がある。
【0007】このため従来において前記のような表面に
不定形な凹凸を有するタイルを配列する場合、前記のよ
うな粘着シートは使用せず、型枠内に表面を下にしてタ
イルを縦横に並べ、それらの隙間に仕切枠を装着した状
態で、溶けた樹脂材をタイルの下に充填し、これを2〜
3時間加熱して硬化させることにより、タイルを型枠内
に固定していた。この場合、タイルの裏面側が水平で同
一面になるよう、タイルの裏面側を平板で抑え付けなが
ら樹脂を硬化することにより、タイルの裏面を揃える。
不定形な凹凸を有するタイルを配列する場合、前記のよ
うな粘着シートは使用せず、型枠内に表面を下にしてタ
イルを縦横に並べ、それらの隙間に仕切枠を装着した状
態で、溶けた樹脂材をタイルの下に充填し、これを2〜
3時間加熱して硬化させることにより、タイルを型枠内
に固定していた。この場合、タイルの裏面側が水平で同
一面になるよう、タイルの裏面側を平板で抑え付けなが
ら樹脂を硬化することにより、タイルの裏面を揃える。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、前
記従来のタイル配列手段では、タイルを保持する樹脂が
硬化するまでに、時間がかかり、タイルを貼り付けたP
C板の製造を効率良く短時間で行うことができない。ま
た、樹脂材料の溶融、流し込み、その硬化と、組立、製
造に手数がかかるうえ、樹脂を溶かす容器や樹脂を硬化
させるヒータ等の関連する設備も必要とする。加えて、
PC板を成型した後に、タイルの表面から樹脂を剥がす
とき、付着して残った樹脂を除去する手数が面倒であ
る。これらの理由から、タイルを貼り付けたPC板を容
易に製造することが出来ない。
記従来のタイル配列手段では、タイルを保持する樹脂が
硬化するまでに、時間がかかり、タイルを貼り付けたP
C板の製造を効率良く短時間で行うことができない。ま
た、樹脂材料の溶融、流し込み、その硬化と、組立、製
造に手数がかかるうえ、樹脂を溶かす容器や樹脂を硬化
させるヒータ等の関連する設備も必要とする。加えて、
PC板を成型した後に、タイルの表面から樹脂を剥がす
とき、付着して残った樹脂を除去する手数が面倒であ
る。これらの理由から、タイルを貼り付けたPC板を容
易に製造することが出来ない。
【0009】さらに、前記従来のタイル配列手段では、
タイルを保持する樹脂が硬化する際に、熱収縮を起こ
し、タイルの表面から樹脂が剥がれ、タイルの表面と樹
脂との間に細かい隙間が生じやすい。そのため、型枠内
に生コンクリートを投入し、PC板を成型する際に、生
コンクリートの水分を多く含有した、いわゆるノロが目
地材から前記の隙間に流入し、タイルの表面に付着して
しまうことがある。
タイルを保持する樹脂が硬化する際に、熱収縮を起こ
し、タイルの表面から樹脂が剥がれ、タイルの表面と樹
脂との間に細かい隙間が生じやすい。そのため、型枠内
に生コンクリートを投入し、PC板を成型する際に、生
コンクリートの水分を多く含有した、いわゆるノロが目
地材から前記の隙間に流入し、タイルの表面に付着して
しまうことがある。
【0010】表面に生コンクリートが付着し、そのまま
生コンクリートが硬化してしまうと、最早無機質である
タイルの表面から付着したコンクリートを剥がし取るこ
とは至難の業である。そのため、タイルを貼り付けたP
C板そのもの全体が建築物に使用することはできなくな
り、不良品となってしまう。従って、前記従来のタイル
配列手段は、発生する不良品が多く、製品の歩留まりが
低いと課題があった。
生コンクリートが硬化してしまうと、最早無機質である
タイルの表面から付着したコンクリートを剥がし取るこ
とは至難の業である。そのため、タイルを貼り付けたP
C板そのもの全体が建築物に使用することはできなくな
り、不良品となってしまう。従って、前記従来のタイル
配列手段は、発生する不良品が多く、製品の歩留まりが
低いと課題があった。
【0011】本発明は、前記従来におけるタイルの配列
手段における課題に鑑み、表面に不定形な凹凸を有する
タイルであっても、簡単な手順で、裏面を水平に且つ同
一面に整えて保持することが出来ると共に、タイルの表
面と保持材との間に隙間が生じないタイル保持パックと
その製造方法を提供することを目的とする。
手段における課題に鑑み、表面に不定形な凹凸を有する
タイルであっても、簡単な手順で、裏面を水平に且つ同
一面に整えて保持することが出来ると共に、タイルの表
面と保持材との間に隙間が生じないタイル保持パックと
その製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記の目的
を達成するため、タイル1の表面2側を前記のような溶
解樹脂を硬化して成形することなく、塑性変形可能な保
持材3を使用し、平坦な面上に並べて置いた保持材3に
タイル1をそれぞれ載せ、その凹凸のあるタイル1の表
面2を保持材3に貼り付け、さらにこの保持材3をタイ
ル1の表面2の凹凸の形状に従って塑性変形させること
により、タイル1の裏面6を水平で同一面になるように
保持するものである。
を達成するため、タイル1の表面2側を前記のような溶
解樹脂を硬化して成形することなく、塑性変形可能な保
持材3を使用し、平坦な面上に並べて置いた保持材3に
タイル1をそれぞれ載せ、その凹凸のあるタイル1の表
面2を保持材3に貼り付け、さらにこの保持材3をタイ
ル1の表面2の凹凸の形状に従って塑性変形させること
により、タイル1の裏面6を水平で同一面になるように
保持するものである。
【0013】より具体的には、保持材3の下面を平坦な
面上に縦横に配列し、互いに拘束した状態で、その上に
タイル1の表面2が接するようにタイル1を配置し、さ
らにタイル1の裏面が同一平面になるよう加圧すること
で、前記保持剤3を塑性変形させるようにした。これに
よりタイル1の裏面が水平で同一面になるように同タイ
ル1を保持することが出来るようにしたものである。
面上に縦横に配列し、互いに拘束した状態で、その上に
タイル1の表面2が接するようにタイル1を配置し、さ
らにタイル1の裏面が同一平面になるよう加圧すること
で、前記保持剤3を塑性変形させるようにした。これに
よりタイル1の裏面が水平で同一面になるように同タイ
ル1を保持することが出来るようにしたものである。
【0014】すなわち、本発明によるタイル配列パック
は、タイル1の平面形状に対応した平面形状を有し、タ
イル1を配列しようとする位置に配列された状態で互い
に拘束された保持材3と、この保持材3の上に表面2を
接して保持された状態で配列されたタイル1とを有し、
このタイル1の表面2側の形状に従って前記保持材3が
その厚さ方向に塑性変形されることにより、全てのタイ
ル1の裏面6が前記保持材3の底面と平行で且つ何れも
同じ高さになっているものである。
は、タイル1の平面形状に対応した平面形状を有し、タ
イル1を配列しようとする位置に配列された状態で互い
に拘束された保持材3と、この保持材3の上に表面2を
接して保持された状態で配列されたタイル1とを有し、
このタイル1の表面2側の形状に従って前記保持材3が
その厚さ方向に塑性変形されることにより、全てのタイ
ル1の裏面6が前記保持材3の底面と平行で且つ何れも
同じ高さになっているものである。
【0015】このようなタイル配列パックでは、タイル
1の表面2側の形状に従って保持材3がその厚さ方向に
塑性変形されているため、全てのタイル1の裏面6が前
記保持材3の底面と平行で且つ何れも同じ高さに保持す
ることができる。これにより、不定形な凹凸の表面2を
有するタイル1であっても、その表面2と保持材3との
間に隙間を作ることなく、タイル1を所要の状態に保持
することができる。
1の表面2側の形状に従って保持材3がその厚さ方向に
塑性変形されているため、全てのタイル1の裏面6が前
記保持材3の底面と平行で且つ何れも同じ高さに保持す
ることができる。これにより、不定形な凹凸の表面2を
有するタイル1であっても、その表面2と保持材3との
間に隙間を作ることなく、タイル1を所要の状態に保持
することができる。
【0016】前記の保持材3としては、アミロースを含
有する澱粉、例えばコーンスターチを主成分とする材料
の発泡成形体を使用するのが良い。このような保持材3
は、或る程度の圧力を加えて圧縮することにより、塑性
変形し、復元しないという特質を有する。また、このよ
うな材料からなる保持材3は、生分解性であるため、使
用の後に土中等で微生物により分解処理することがで
き、処理に際して有害な物質を排出しない。
有する澱粉、例えばコーンスターチを主成分とする材料
の発泡成形体を使用するのが良い。このような保持材3
は、或る程度の圧力を加えて圧縮することにより、塑性
変形し、復元しないという特質を有する。また、このよ
うな材料からなる保持材3は、生分解性であるため、使
用の後に土中等で微生物により分解処理することがで
き、処理に際して有害な物質を排出しない。
【0017】保持材3とタイル1の表面2とは、水溶性
接着剤で接着し、これにより保持材3上にタイル1を保
持するのがよい。こうすることにより、タイル1の裏面
6側にPC板を成型した後に、保持材3をタイル1の表
面2から剥がしたとき、タイル1の表面2に残った保持
材3の屑を水で容易に除去することができる。有機溶剤
のような人体に悪影響を与えるような溶剤を使用して除
去する必要が無い。
接着剤で接着し、これにより保持材3上にタイル1を保
持するのがよい。こうすることにより、タイル1の裏面
6側にPC板を成型した後に、保持材3をタイル1の表
面2から剥がしたとき、タイル1の表面2に残った保持
材3の屑を水で容易に除去することができる。有機溶剤
のような人体に悪影響を与えるような溶剤を使用して除
去する必要が無い。
【0018】保持材3とタイル1とを配列状態で保持す
る手段としては、タイル1を配列しようとする位置にタ
イル1の平面形状に対応した平面形状を有する凹状の保
持材収納部9が形成された仕切枠体4を使用し、その凹
状の保持材収納部9に保持材3とタイル1を嵌め込んで
保持すればよい。さらに、配列された隣接するタイル1
の間に水膨潤性材料からなる目地シール材5を充填する
ことにより、PC板を成形するため、型枠内に生コンク
リートを充填しても、生コンクリートに含まれる水によ
って目地シール材5が膨潤し、タイル1の表面2側へ生
コンクリートの浸入するのを確実に防止することができ
る。
る手段としては、タイル1を配列しようとする位置にタ
イル1の平面形状に対応した平面形状を有する凹状の保
持材収納部9が形成された仕切枠体4を使用し、その凹
状の保持材収納部9に保持材3とタイル1を嵌め込んで
保持すればよい。さらに、配列された隣接するタイル1
の間に水膨潤性材料からなる目地シール材5を充填する
ことにより、PC板を成形するため、型枠内に生コンク
リートを充填しても、生コンクリートに含まれる水によ
って目地シール材5が膨潤し、タイル1の表面2側へ生
コンクリートの浸入するのを確実に防止することができ
る。
【0019】前記のように保持したタイル配列パック
は、タイル1の平面形状に対応した平面形状を有する保
持材3をタイル1を配列しようとする位置に配列した状
態で互いに拘束する工程と、この保持材3の上にタイル
1の表面2を載せて配列する工程と、これらタイル1を
それらの裏面6から平坦なプレートで加圧することによ
り、前記保持材3をその厚さ方向に塑性変形させると共
に、タイル1の表面2を前記保持材3に貼り合わせて保
持する工程とにより製造することが出来る。これら工程
により、全てのタイル1の裏面6が前記保持材3の底面
と平行で且つ何れも同じ高さにすることができ、なお且
つタイル1の表面2と保持材3との間に隙間を作らず、
水密性の高いタイル配列パックが容易に製造出来る。
は、タイル1の平面形状に対応した平面形状を有する保
持材3をタイル1を配列しようとする位置に配列した状
態で互いに拘束する工程と、この保持材3の上にタイル
1の表面2を載せて配列する工程と、これらタイル1を
それらの裏面6から平坦なプレートで加圧することによ
り、前記保持材3をその厚さ方向に塑性変形させると共
に、タイル1の表面2を前記保持材3に貼り合わせて保
持する工程とにより製造することが出来る。これら工程
により、全てのタイル1の裏面6が前記保持材3の底面
と平行で且つ何れも同じ高さにすることができ、なお且
つタイル1の表面2と保持材3との間に隙間を作らず、
水密性の高いタイル配列パックが容易に製造出来る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
まず図4により、本発明の一実施形態によるタイル配列
パックの製造方法を説明する。
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
まず図4により、本発明の一実施形態によるタイル配列
パックの製造方法を説明する。
【0021】まず、図4(a)に示すように、仕切枠体
4を容易する。この仕切枠体4は配列しようとするタイ
ルの平面形状に対応した平面形状を有する凹状の保持材
収納部9を形成するためのもので、そのような凹状の保
持材収納部9が形成でき、且つその保持材収納部9の間
隔が配列しようとするタイル1の目地幅に対応できるも
のであれば任意のものでよい。
4を容易する。この仕切枠体4は配列しようとするタイ
ルの平面形状に対応した平面形状を有する凹状の保持材
収納部9を形成するためのもので、そのような凹状の保
持材収納部9が形成でき、且つその保持材収納部9の間
隔が配列しようとするタイル1の目地幅に対応できるも
のであれば任意のものでよい。
【0022】図示の例では、平坦な面の上に敷いたポリ
プロピレン等の樹脂シート7の上に、縦断面が縦長矩形
の仕切枠体4を平面格子状に枠組みし、それらの間に凹
状の保持材収納部9を形成したものである。仕切枠体4
の幅は、配列しようとするタイル1の目地幅に対応して
いる。
プロピレン等の樹脂シート7の上に、縦断面が縦長矩形
の仕切枠体4を平面格子状に枠組みし、それらの間に凹
状の保持材収納部9を形成したものである。仕切枠体4
の幅は、配列しようとするタイル1の目地幅に対応して
いる。
【0023】例えば図5に示すように、仕切枠体4を平
面格子状に枠組みすることにより、横4列、縦3列の保
持材収納部9を合計12ヶ所配列してあり、これらの保
持材収納部9の平面形状は配列しようとするタイルの平
面形状に対応している。図5において、保持材収納部9
の列の左端と下端には仕切枠体4が設けられているが、
右端と上端には仕切枠体4が設けられていない。これ
は、後述するように、タイル配列パックを型枠の中で縦
横に並べて使用するためであり、仕切枠体4の無い図5
において右端縁と上端縁には、他のタイル配列パックの
仕切枠体4が配置される。
面格子状に枠組みすることにより、横4列、縦3列の保
持材収納部9を合計12ヶ所配列してあり、これらの保
持材収納部9の平面形状は配列しようとするタイルの平
面形状に対応している。図5において、保持材収納部9
の列の左端と下端には仕切枠体4が設けられているが、
右端と上端には仕切枠体4が設けられていない。これ
は、後述するように、タイル配列パックを型枠の中で縦
横に並べて使用するためであり、仕切枠体4の無い図5
において右端縁と上端縁には、他のタイル配列パックの
仕切枠体4が配置される。
【0024】図4(a)に示すように、前記のような樹
脂シート7と仕切枠体4とを水平で平坦な面に載せた状
態で、それらの保持材収納部9の中に保持材3を嵌め込
む。この保持材3は、その平面形状が配列しようとする
タイル1の平面形状に対応しており、従って保持材3の
平面形状は仕切枠体4によって囲まれた保持材収納部9
の平面形状に対応している。また、保持材3の厚さは一
定であり、仕切枠体4の高さとほぼ同等かあるいはそれ
より若干薄い。後述するように保持材3が変形される前
の状態では、その保持材3の上下両面は平行である。
脂シート7と仕切枠体4とを水平で平坦な面に載せた状
態で、それらの保持材収納部9の中に保持材3を嵌め込
む。この保持材3は、その平面形状が配列しようとする
タイル1の平面形状に対応しており、従って保持材3の
平面形状は仕切枠体4によって囲まれた保持材収納部9
の平面形状に対応している。また、保持材3の厚さは一
定であり、仕切枠体4の高さとほぼ同等かあるいはそれ
より若干薄い。後述するように保持材3が変形される前
の状態では、その保持材3の上下両面は平行である。
【0025】この保持材3としては、通常の状態で弾力
があるが、その弾性の限度を超える力を厚み方向に加え
ると、塑性変形し、復元しないものを使用する。このよ
うなものとして、アミロースを含有する澱粉、例えばコ
ーンスターチ等の穀物系澱粉を主成分とする発泡成形体
をあげることができる。コーンスターチを主成分とする
アミロースを含有する澱粉を発泡成形したバルク状或い
は繊維状のものを、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポ
リウレタン等の接着剤で接着し、ブロック状とする。こ
の接着時の圧縮により、材料の嵩密度を調整することに
より、材料の硬さや空隙率を調整する。さらに、このブ
ロック状のものを配列しようとするタイル1の形状に合
わせて裁断し、保持材3とする。さらに、前記保持材3
に使用する材料には、木屑、い草、竹等の植物性繊維を
混在させてもよい。
があるが、その弾性の限度を超える力を厚み方向に加え
ると、塑性変形し、復元しないものを使用する。このよ
うなものとして、アミロースを含有する澱粉、例えばコ
ーンスターチ等の穀物系澱粉を主成分とする発泡成形体
をあげることができる。コーンスターチを主成分とする
アミロースを含有する澱粉を発泡成形したバルク状或い
は繊維状のものを、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポ
リウレタン等の接着剤で接着し、ブロック状とする。こ
の接着時の圧縮により、材料の嵩密度を調整することに
より、材料の硬さや空隙率を調整する。さらに、このブ
ロック状のものを配列しようとするタイル1の形状に合
わせて裁断し、保持材3とする。さらに、前記保持材3
に使用する材料には、木屑、い草、竹等の植物性繊維を
混在させてもよい。
【0026】この保持材3の上面には、予め水溶性接着
剤を塗布しておき、これを図4(b)に示すようにして
前記仕切枠体4の間の保持材収納部9に収納する。水溶
性接着剤としては、澱粉糊、親水性樹脂系接着剤等をあ
げることが出来る。何れにしても水を含むことにより容
易に溶解し、接着力を失う接着剤や糊類を使用し、これ
を予め保持剤3の上面に塗布した状態で保持材収納部9
に収納する。
剤を塗布しておき、これを図4(b)に示すようにして
前記仕切枠体4の間の保持材収納部9に収納する。水溶
性接着剤としては、澱粉糊、親水性樹脂系接着剤等をあ
げることが出来る。何れにしても水を含むことにより容
易に溶解し、接着力を失う接着剤や糊類を使用し、これ
を予め保持剤3の上面に塗布した状態で保持材収納部9
に収納する。
【0027】次に図4(c)に示すように、前記保持材
3の上面にタイル1の表面を接するようにしてタイル1
を保持材3の上に載せると共に、タイル1の表面近くの
部分を仕切枠体4の間の保持材収納部9に嵌め込む。図
4(c)に示されたタイル1は、いわゆる割肌タイプの
タイルであり、その表面は不定形な凹凸を有する。保持
材3は、このタイル1の表面により若干圧縮され、変形
する。
3の上面にタイル1の表面を接するようにしてタイル1
を保持材3の上に載せると共に、タイル1の表面近くの
部分を仕切枠体4の間の保持材収納部9に嵌め込む。図
4(c)に示されたタイル1は、いわゆる割肌タイプの
タイルであり、その表面は不定形な凹凸を有する。保持
材3は、このタイル1の表面により若干圧縮され、変形
する。
【0028】次に図4(d)に示すように、前述のよう
にして保持材3の上にタイル1を載せた未完成のパック
をプレス機にかけ、そのプレス機の水平且つ平坦な加圧
板8によってタイル1を裏面側から一様に加圧し、保持
材3を圧縮する。保持材3はその全体がタイル1により
圧縮され、変形する。またこの時、タイル1の裏面6
は、プレス機の加圧板8の水平且つ平坦な下面によりそ
の高さが揃えられると共に、タイル1の裏面は前記加圧
板8の下面に倣って水平となる。この状態を適当な時間
維持し、保持材3の変形を十分馴染ませてから加圧板3
を上昇させ、加圧を停止する。
にして保持材3の上にタイル1を載せた未完成のパック
をプレス機にかけ、そのプレス機の水平且つ平坦な加圧
板8によってタイル1を裏面側から一様に加圧し、保持
材3を圧縮する。保持材3はその全体がタイル1により
圧縮され、変形する。またこの時、タイル1の裏面6
は、プレス機の加圧板8の水平且つ平坦な下面によりそ
の高さが揃えられると共に、タイル1の裏面は前記加圧
板8の下面に倣って水平となる。この状態を適当な時間
維持し、保持材3の変形を十分馴染ませてから加圧板3
を上昇させ、加圧を停止する。
【0029】このような工程を経て、図1〜図3に示す
ようなタイル配列パックが完成する。このタイル配列パ
ックは、保持材3が圧縮されることにより、その厚さ方
向に変形され、復元しない状態、つまり塑性変形してい
る。このため、保持材3の上面はタイル1の表面2に密
着し、且つ水溶性接着剤により接着された状態となる。
他方、タイル1の裏面6は、保持材3の下面と平行であ
り、全てのタイル1において同一面となる。図示のタイ
ル1の裏面6は、規則的な凹凸からなるリブを有する
が、全てのタイル1のリブの上段面は同じ高さとなる。
ようなタイル配列パックが完成する。このタイル配列パ
ックは、保持材3が圧縮されることにより、その厚さ方
向に変形され、復元しない状態、つまり塑性変形してい
る。このため、保持材3の上面はタイル1の表面2に密
着し、且つ水溶性接着剤により接着された状態となる。
他方、タイル1の裏面6は、保持材3の下面と平行であ
り、全てのタイル1において同一面となる。図示のタイ
ル1の裏面6は、規則的な凹凸からなるリブを有する
が、全てのタイル1のリブの上段面は同じ高さとなる。
【0030】さらに、仕切枠体4によって形成されたタ
イル1の目地となる間隙部分に目地シール材5を充填す
る。この目地シール材5は水膨潤性材料からなるものが
よい。タイル1の表面側の前記目地シール材5から下の
嵌め込み深さは、PC板からタイル1の表面側が突出す
る寸法に合わせて設定される。これは、前述したプレス
機の加圧板8によりタイル1を加圧するときに、保持材
3を圧縮する寸法により調整する。
イル1の目地となる間隙部分に目地シール材5を充填す
る。この目地シール材5は水膨潤性材料からなるものが
よい。タイル1の表面側の前記目地シール材5から下の
嵌め込み深さは、PC板からタイル1の表面側が突出す
る寸法に合わせて設定される。これは、前述したプレス
機の加圧板8によりタイル1を加圧するときに、保持材
3を圧縮する寸法により調整する。
【0031】図5により既に述べた通り、仕切枠体4を
平面格子状に枠組みすることにより、横4列、縦3列の
保持材収納部9を合計12ヶ所配列してあるため、図3
に示すように、これらの保持材収納部9に嵌め込まれる
タイル1も、横4列、縦3列の合計12ヶである。また
図3において、タイル1の列の左端と下端には仕切枠体
4が設けられているが、右端と上端には仕切枠体4が設
けられていない。
平面格子状に枠組みすることにより、横4列、縦3列の
保持材収納部9を合計12ヶ所配列してあるため、図3
に示すように、これらの保持材収納部9に嵌め込まれる
タイル1も、横4列、縦3列の合計12ヶである。また
図3において、タイル1の列の左端と下端には仕切枠体
4が設けられているが、右端と上端には仕切枠体4が設
けられていない。
【0032】次に、このようなタイル配列パックを使用
してタイル先付PC板を製造する方法について説明す
る。タイル配列パックを複数個用意し、またこれらのタ
イル配列パックを収納してPC板を成形するための型枠
を用意する。図6は、型枠10の中にタイルパックを収
納した状態の一部を示している。例えば型枠10は、上
面を開口した箱形に組み立てたもので、その組み立てと
分解が容易なように、ボルトとナットなどにより複数の
鋼鈑を組み合わせて型枠10が作られる。
してタイル先付PC板を製造する方法について説明す
る。タイル配列パックを複数個用意し、またこれらのタ
イル配列パックを収納してPC板を成形するための型枠
を用意する。図6は、型枠10の中にタイルパックを収
納した状態の一部を示している。例えば型枠10は、上
面を開口した箱形に組み立てたもので、その組み立てと
分解が容易なように、ボルトとナットなどにより複数の
鋼鈑を組み合わせて型枠10が作られる。
【0033】型枠10を組み立てた状態で、まずタイル
配列パックの仕切枠体4が有る端縁に他のタイル配列パ
ックの仕切枠体4が無い端縁を合わせながら、タイル1
の裏面側を上に向けて型枠10内にこれらタイル配列パ
ックを縦横に並べていく。その後、タイル1の裏面より
上の位置に鉄筋12を組み立てて配筋する。その後、型
枠10の開口部から生コンクリートを型枠10内に流し
こみ、振動やその他の手段で生コンクリートを固め、そ
の後養生し、コンクリートを硬化させる。
配列パックの仕切枠体4が有る端縁に他のタイル配列パ
ックの仕切枠体4が無い端縁を合わせながら、タイル1
の裏面側を上に向けて型枠10内にこれらタイル配列パ
ックを縦横に並べていく。その後、タイル1の裏面より
上の位置に鉄筋12を組み立てて配筋する。その後、型
枠10の開口部から生コンクリートを型枠10内に流し
こみ、振動やその他の手段で生コンクリートを固め、そ
の後養生し、コンクリートを硬化させる。
【0034】このとき、水膨潤性材料からなる目地シー
ル材5が生コンクリートに含まれる水を含んで膨潤し、
タイル1の間の隙間、すなわち目地からタイル1の表面
側に生コンクリートが浸透するのを防止する。さらに、
生コンクリートに含まれる水分が多少浸透しても、保持
材3とタイル1の表面とは完全に密着し、水溶性接着剤
で接着されているため、タイル1の表面に生コンクリー
トに含まれる水分が浸透することを完全に防止すること
ができる。
ル材5が生コンクリートに含まれる水を含んで膨潤し、
タイル1の間の隙間、すなわち目地からタイル1の表面
側に生コンクリートが浸透するのを防止する。さらに、
生コンクリートに含まれる水分が多少浸透しても、保持
材3とタイル1の表面とは完全に密着し、水溶性接着剤
で接着されているため、タイル1の表面に生コンクリー
トに含まれる水分が浸透することを完全に防止すること
ができる。
【0035】生コンクリートが硬化し、PC板11が出
来上がった後、型枠10を分解し、PC板11とタイル
パックとを脱型する。この状態では、タイル1の裏面側
にPC板11が成型され、このコンクリート10にタイ
ル1の裏面側が埋め込まれた状態となる。
来上がった後、型枠10を分解し、PC板11とタイル
パックとを脱型する。この状態では、タイル1の裏面側
にPC板11が成型され、このコンクリート10にタイ
ル1の裏面側が埋め込まれた状態となる。
【0036】その後、PC板11から樹脂シート7、仕
切枠体4及び目地シール材5を外し、さらに保持材3を
タイル1の表面から剥がす。このとき、保持体3が裂
け、その一部がタイル1の表面に付着したまま残ること
があるが、タイル1の表面を水を使用して洗浄すること
により、水溶性接着剤が水に溶けて接着力を失うため、
保持材4の残り屑を容易に除去することができる。
切枠体4及び目地シール材5を外し、さらに保持材3を
タイル1の表面から剥がす。このとき、保持体3が裂
け、その一部がタイル1の表面に付着したまま残ること
があるが、タイル1の表面を水を使用して洗浄すること
により、水溶性接着剤が水に溶けて接着力を失うため、
保持材4の残り屑を容易に除去することができる。
【0037】以上の手順により、タイル1を貼り付けた
PC板11、すなわちタイル先付けPC板が完成する。
タイル配列パックの状態において、仕切枠体4と目地シ
ール材5とで形成されていた隣接するタイル1の隙間の
部分は、タイル1の目地となる。
PC板11、すなわちタイル先付けPC板が完成する。
タイル配列パックの状態において、仕切枠体4と目地シ
ール材5とで形成されていた隣接するタイル1の隙間の
部分は、タイル1の目地となる。
【0038】このようなタイル先付けPC板は建築現場
に搬入され、建築物の外壁として組み付けられる。な
お、前述の実施形態では、配列するタイル1として、割
肌タイプのタイル1の配列パックを例として説明した
が、本発明は、それ以外にも、表面に不定形な凹凸を有
するタイルに広く適用出来ることは明らかである。
に搬入され、建築物の外壁として組み付けられる。な
お、前述の実施形態では、配列するタイル1として、割
肌タイプのタイル1の配列パックを例として説明した
が、本発明は、それ以外にも、表面に不定形な凹凸を有
するタイルに広く適用出来ることは明らかである。
【0039】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、不
定形な凹凸の表面2を有するタイル1であっても、その
表面2側と保持材3との間に隙間を作ることなく、全て
のタイル1の裏面6が前記保持材3の底面と平行で且つ
何れも同じ高さに保持した状態のタイル配列パックを容
易に得ることが出来る。
定形な凹凸の表面2を有するタイル1であっても、その
表面2側と保持材3との間に隙間を作ることなく、全て
のタイル1の裏面6が前記保持材3の底面と平行で且つ
何れも同じ高さに保持した状態のタイル配列パックを容
易に得ることが出来る。
【0040】前記の保持材3としてコーンスターチ等の
澱粉を主成分とする発泡成形体を使用すると、或る程度
の圧縮力で塑性変形し、復元力を失って、タイル1の表
面2に密着した状態でその裏面6を水平且つ同一面に揃
えることが出来る。また、使用の後に保持材3の大半を
土中等で微生物により分解処理することが出来るので、
廃棄が容易で、且つ公害を生じることも無い。
澱粉を主成分とする発泡成形体を使用すると、或る程度
の圧縮力で塑性変形し、復元力を失って、タイル1の表
面2に密着した状態でその裏面6を水平且つ同一面に揃
えることが出来る。また、使用の後に保持材3の大半を
土中等で微生物により分解処理することが出来るので、
廃棄が容易で、且つ公害を生じることも無い。
【0041】保持材3とタイル1の表面2とを、水溶性
接着剤で接着することにより、タイル1の裏面6側にP
C板を成形した後、タイル1の表面2から保持材3を水
で容易に除去することができ、有機溶剤のような有害な
物質を使用する必要も無くなる。
接着剤で接着することにより、タイル1の裏面6側にP
C板を成形した後、タイル1の表面2から保持材3を水
で容易に除去することができ、有機溶剤のような有害な
物質を使用する必要も無くなる。
【0042】さらに、配列されたタイル1の間に水膨潤
性材料からなる目地シール材5を充填することにより、
タイル1の裏面6側にPC板を成形するため、生コンク
リートを充填しても、目地シール材5の水膨潤性より、
タイル1の表面2側への生コンクリートの浸入を確実に
防止することができる。これにより、タイル1の表面2
に生コンクリートのコンクリート成分を含む水が付着
し、固まるような不良品が生じるのを防止し、歩留まり
の高い生産が可能となる。
性材料からなる目地シール材5を充填することにより、
タイル1の裏面6側にPC板を成形するため、生コンク
リートを充填しても、目地シール材5の水膨潤性より、
タイル1の表面2側への生コンクリートの浸入を確実に
防止することができる。これにより、タイル1の表面2
に生コンクリートのコンクリート成分を含む水が付着
し、固まるような不良品が生じるのを防止し、歩留まり
の高い生産が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるタイル配列パックを
示す縦断正面図である。
示す縦断正面図である。
【図2】同実施形態によるタイル配列パックを示す要部
縦断正面図である。
縦断正面図である。
【図3】同実施形態によるタイル配列パックを示す平面
図である。
図である。
【図4】同実施形態によるタイル配列パックの製造工程
における各工程段階の状態を示す縦断平面図である。
における各工程段階の状態を示す縦断平面図である。
【図5】同実施形態によるタイル配列パックに使用する
樹脂シートと枠体とを組み立てた状態を示す平面図であ
る。
樹脂シートと枠体とを組み立てた状態を示す平面図であ
る。
【図6】同実施形態によるタイル配列パックを使用して
タイル先付けPC板を製造する状態示す要部縦断正面図
である。
タイル先付けPC板を製造する状態示す要部縦断正面図
である。
1 タイル
2 タイルの表面
4 仕切枠体
5 目地シール材
3 保持材
6 タイルの裏面
8 加圧プレート
9 保持材収納部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 小野 政樹
茨城県那珂郡大宮町若林1000番地の27 有
限会社サンテックス内
(72)発明者 小澤 和夫
茨城県ひたちなか市足崎1474番地 株式会
社日立トラストパック内
(72)発明者 野上 達男
茨城県ひたちなか市足崎1474番地 株式会
社日立トラストパック内
(72)発明者 高橋 稔
東京都北区西ヶ原1丁目42番1号 オリオ
ン商事株式会社内
Fターム(参考) 2E110 AA42 AB04 BA03 BA04 BA13
BC12 DC21 GA29Z GA34W
GB23Y
Claims (6)
- 【請求項1】 タイル(1)を縦横に配列して保持した
タイル配列パックであって、タイル(1)の平面形状に
対応した平面形状を有し、タイル(1)を配列しようと
する位置に配列された状態で互いに拘束された保持材
(3)と、この保持材(3)の上に表面(2)を接して
保持された状態で配列されたタイル(1)とを有し、こ
のタイル(1)の表面(2)の形状に従って前記保持材
(3)がその厚さ方向に塑性変形されることにより、全
てのタイル(1)の裏面(6)が前記保持材(3)の底
面と平行で且つ何れも同じ高さになっていることを特徴
とするタイル配列パック。 - 【請求項2】 保持材(3)は、アミロースを含有する
澱粉を主成分とする材料の発泡成形体からなることを特
徴とする請求項1に記載のタイル配列パック。 - 【請求項3】 保持材(3)とタイル(1)の表面
(2)とは、水溶性接着剤で接着されていることを特徴
とする請求項1または2に記載のタイル配列パック。 - 【請求項4】 保持材(3)とタイル(1)とを配列状
態で保持する手段が、タイル(1)を配列しようとする
位置にタイル(1)の平面形状に対応した平面形状を有
する凹状の保持材収納部(9)が形成された仕切枠体
(4)であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに
記載のタイル配列パック。 - 【請求項5】 配列された隣接するタイル(1)の間隙
に、水膨潤性材料からなる目地シール材(5)が充填さ
れることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のタ
イル配列パック。 - 【請求項6】 タイル(1)を縦横に配列して保持した
タイル配列パックを製造する方法であって、タイル
(1)の平面形状に対応した平面形状を有する保持材
(3)をタイル(1)を配列しようとする位置に配列し
た状態で互いに拘束する工程と、この保持材(3)の上
にタイル(1)の表面(2)を載せて配列する工程と、
これらタイル(1)をそれらの裏面(6)から平坦な加
圧プレート(8)で加圧することにより、前記保持材
(3)をその厚さ方向に塑性変形させると共に、タイル
(1)の表面(2)を前記保持材(3)に貼り合わせて
保持する工程とを有し、これら工程により全てのタイル
(1)の裏面(6)が前記保持材(3)の底面と平行で
且つ何れも同じ高さにすることを特徴とするタイル配列
パックの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002028440A JP2003232120A (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | タイル配列パックとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002028440A JP2003232120A (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | タイル配列パックとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003232120A true JP2003232120A (ja) | 2003-08-22 |
Family
ID=27773448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002028440A Pending JP2003232120A (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | タイル配列パックとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003232120A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014145235A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Sanwa Unit Kk | キャスト体の製法及びブロック状部材保持体 |
| WO2026057825A1 (en) * | 2024-09-13 | 2026-03-19 | Acell Industries Limited | Method for producing cured polymeric skins |
| GB2644170A (en) * | 2024-09-13 | 2026-03-25 | Acell Ind Ltd | Method for forming a masonry-effect composite product |
-
2002
- 2002-02-05 JP JP2002028440A patent/JP2003232120A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014145235A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Sanwa Unit Kk | キャスト体の製法及びブロック状部材保持体 |
| WO2026057825A1 (en) * | 2024-09-13 | 2026-03-19 | Acell Industries Limited | Method for producing cured polymeric skins |
| GB2644169A (en) * | 2024-09-13 | 2026-03-25 | Acell Ind Ltd | Method for producing cured polymeric skins |
| GB2644170A (en) * | 2024-09-13 | 2026-03-25 | Acell Ind Ltd | Method for forming a masonry-effect composite product |
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