JP2003234708A - 下水道光ネットワークシステム - Google Patents
下水道光ネットワークシステムInfo
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- JP2003234708A JP2003234708A JP2002031289A JP2002031289A JP2003234708A JP 2003234708 A JP2003234708 A JP 2003234708A JP 2002031289 A JP2002031289 A JP 2002031289A JP 2002031289 A JP2002031289 A JP 2002031289A JP 2003234708 A JP2003234708 A JP 2003234708A
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- optical fiber
- fiber cable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ファイバケーブルの確認、確認されたケー
ブルの測定、得られた測定データと従来データとの照合
が必要であり、作業が面倒で効率が悪かった。 【解決手段】 下水道施設内に敷設された光ファイバケ
ーブルの情報と、下水道施設の地図情報及び諸情報と、
光ファイバケーブルの測定情報とをコンピュータにより
一括管理する。測定情報と所望の情報とを図形情報とし
て地図上にモニタ表示可能とした。光ファイバケーブル
のうち地図上の所定位置と対応する位置に測定用のマー
カーを設け、光ファイバケーブルに光を入射して損失発
生手段又は反射光発生手段までの距離を測定し、その測
定長(実長)と、地図上の該当位置までの距離(設計
長)との差を補正し、補正後のデータがデータベース自
動的に更新されるようにした。
ブルの測定、得られた測定データと従来データとの照合
が必要であり、作業が面倒で効率が悪かった。 【解決手段】 下水道施設内に敷設された光ファイバケ
ーブルの情報と、下水道施設の地図情報及び諸情報と、
光ファイバケーブルの測定情報とをコンピュータにより
一括管理する。測定情報と所望の情報とを図形情報とし
て地図上にモニタ表示可能とした。光ファイバケーブル
のうち地図上の所定位置と対応する位置に測定用のマー
カーを設け、光ファイバケーブルに光を入射して損失発
生手段又は反射光発生手段までの距離を測定し、その測
定長(実長)と、地図上の該当位置までの距離(設計
長)との差を補正し、補正後のデータがデータベース自
動的に更新されるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は下水道施設内に光フ
ァイバケーブルを敷設し、その光ファイバケーブルを測
定することにより、当該施設をコンピュータにより保
守、管理可能とした下水道光ネットワークシステムに関
するものである。
ァイバケーブルを敷設し、その光ファイバケーブルを測
定することにより、当該施設をコンピュータにより保
守、管理可能とした下水道光ネットワークシステムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】下水道分野においては、施設の構築から
維持管理の時代を迎え、今後到来する高齢化の進展、今
後も続くであろう出生率の低下を受けて、下水道施設の
維持管理に従事する人材の不足が予想される。我が国で
は下水道施設間を光ファイバケーブルで結んで、前記人
材不足を補うだけでなく、今後の管理の高度化を目指し
た下水道光ネットワークシステムの推進を国策として取
り組んでいる。
維持管理の時代を迎え、今後到来する高齢化の進展、今
後も続くであろう出生率の低下を受けて、下水道施設の
維持管理に従事する人材の不足が予想される。我が国で
は下水道施設間を光ファイバケーブルで結んで、前記人
材不足を補うだけでなく、今後の管理の高度化を目指し
た下水道光ネットワークシステムの推進を国策として取
り組んでいる。
【0003】下水道施設を光ネットワークシステムによ
り保守、管理する下水道光ネットワークシステムは一部
の地方自治体において既に導入されている。このシステ
ムは下水道施設(管路、マンホール等)内に光ファイバ
ケーブルを敷設し、その光ファイバケーブルの仕様、配
線等に関するケーブル情報と、下水道管の配管ルート、
マンホールの設置場所、下水処理場の場所等の下水道施
設に関する地図情報とに基づいて、コンピュータにより
下水道施設に敷設された光ファイバケーブルの異常を検
知したり、下水道施設に敷設された光ファイバケーブル
を定期点検して保守、管理したりするものである。この
下水道光ネットワークシステムは他の用途にも活用され
ている。
り保守、管理する下水道光ネットワークシステムは一部
の地方自治体において既に導入されている。このシステ
ムは下水道施設(管路、マンホール等)内に光ファイバ
ケーブルを敷設し、その光ファイバケーブルの仕様、配
線等に関するケーブル情報と、下水道管の配管ルート、
マンホールの設置場所、下水処理場の場所等の下水道施
設に関する地図情報とに基づいて、コンピュータにより
下水道施設に敷設された光ファイバケーブルの異常を検
知したり、下水道施設に敷設された光ファイバケーブル
を定期点検して保守、管理したりするものである。この
下水道光ネットワークシステムは他の用途にも活用され
ている。
【0004】光ファイバケーブルは光パルス試験器(O
TDR)を使用してケーブル長、光伝送損失、局所的損
失増加といった事を測定することができるため、下水道
施設内へ敷設された光ファイバケーブルの敷設時の点
検、敷設後の定期点検、異常確認等にもOTDRによる
測定が利用されている。例えば、下水道施設に敷設され
た光ファイバケーブルに発生した異常を検知したり、下
水道施設に敷設された光ファイバケーブルを定期点検し
たりする場合、ケーブル情報に基づいて測定すべき光フ
ァイバケーブルを確認し、確認された光ファイバケーブ
ルをOTDRにより測定し、得られた測定データを以前
の測定データと照合して下水道施設の異常検知、管理等
を行なっている。
TDR)を使用してケーブル長、光伝送損失、局所的損
失増加といった事を測定することができるため、下水道
施設内へ敷設された光ファイバケーブルの敷設時の点
検、敷設後の定期点検、異常確認等にもOTDRによる
測定が利用されている。例えば、下水道施設に敷設され
た光ファイバケーブルに発生した異常を検知したり、下
水道施設に敷設された光ファイバケーブルを定期点検し
たりする場合、ケーブル情報に基づいて測定すべき光フ
ァイバケーブルを確認し、確認された光ファイバケーブ
ルをOTDRにより測定し、得られた測定データを以前
の測定データと照合して下水道施設の異常検知、管理等
を行なっている。
【0005】しかしながら、現在、下水道分野において
は、これら下水道光ネットワークシステムを管理、運営
する人材を確保することが難しく、これら管理、運営の
自動化が求められている。また、下水道施設の管理にお
いては、数年前から下水道台帳の電子化(下水道台帳シ
ステム)が進められているが、まだ普及率は低く、殆ど
の自治体では紙での管理が行われている。
は、これら下水道光ネットワークシステムを管理、運営
する人材を確保することが難しく、これら管理、運営の
自動化が求められている。また、下水道施設の管理にお
いては、数年前から下水道台帳の電子化(下水道台帳シ
ステム)が進められているが、まだ普及率は低く、殆ど
の自治体では紙での管理が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記した現在の下水道
光ネットワークシステムは次のような課題があった。 1.光ファイバケーブルの確認、確認された光ファイバ
ケーブルの測定、それにより得られた測定データと従来
の測定データとの照合、の各作業を個別に行わなければ
ならないため、時間と手間がかかり非効率的であった。 2.現在進められている下水道光ネットワークシステム
は、全ての下水道施設情報を網羅した下水道台帳システ
ムと、光信号を入力して測定する光ファイバー監視装置
と別個に構成されており、その両者をまとめて管理して
いるに過ぎないため。両者をリアルタイムに一元的に管
理することができない。 3.現状の下水道台帳システムは台帳管理を前提に作成
されているため、光ファイバー心線の接続情報、心線利
用情報等の下水道光ネットワークシステムを行うために
は機能の拡張が必要となる。 4.敷設した光ファイバケーブルの実長と設計長とが異
なる(例えば、光ファイバケーブルを敷設する際は必ず
余長が発生する)ことから、光ファイバケーブルの事
故、断線等の異常事態が生じても、事故点を同システム
から検索することができない。このため事故が発生する
と、水止め、管洗浄、事故点探索といった経緯で事故点
を検索しなければならず、多大なコストが掛かり、事故
復旧までに数週間の時間を要している。
光ネットワークシステムは次のような課題があった。 1.光ファイバケーブルの確認、確認された光ファイバ
ケーブルの測定、それにより得られた測定データと従来
の測定データとの照合、の各作業を個別に行わなければ
ならないため、時間と手間がかかり非効率的であった。 2.現在進められている下水道光ネットワークシステム
は、全ての下水道施設情報を網羅した下水道台帳システ
ムと、光信号を入力して測定する光ファイバー監視装置
と別個に構成されており、その両者をまとめて管理して
いるに過ぎないため。両者をリアルタイムに一元的に管
理することができない。 3.現状の下水道台帳システムは台帳管理を前提に作成
されているため、光ファイバー心線の接続情報、心線利
用情報等の下水道光ネットワークシステムを行うために
は機能の拡張が必要となる。 4.敷設した光ファイバケーブルの実長と設計長とが異
なる(例えば、光ファイバケーブルを敷設する際は必ず
余長が発生する)ことから、光ファイバケーブルの事
故、断線等の異常事態が生じても、事故点を同システム
から検索することができない。このため事故が発生する
と、水止め、管洗浄、事故点探索といった経緯で事故点
を検索しなければならず、多大なコストが掛かり、事故
復旧までに数週間の時間を要している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は光ファイ
バケーブルの測定情報をこれまでのケーブル情報、下水
道台帳、及び下水道施設に関する地図情報と連携して一
括管理し、下水道施設に敷設された光ファイバケーブル
の異常発生に伴って生ずる光ファイバケーブルの異常箇
所を地図上でモニタ画面に表示して、下水道施設に敷設
された光ファイバケーブルの異常箇所、異常状況等を容
易に確認することができる下水道光ネットワークシステ
ムを提供することにある。
バケーブルの測定情報をこれまでのケーブル情報、下水
道台帳、及び下水道施設に関する地図情報と連携して一
括管理し、下水道施設に敷設された光ファイバケーブル
の異常発生に伴って生ずる光ファイバケーブルの異常箇
所を地図上でモニタ画面に表示して、下水道施設に敷設
された光ファイバケーブルの異常箇所、異常状況等を容
易に確認することができる下水道光ネットワークシステ
ムを提供することにある。
【0011】本発明のうち請求項1記載の下水道光ネッ
トワークシステムは、下水道施設内に敷設された光ファ
イバケーブルの仕様、配線、接続等のケーブル情報と、
下水道管の配管ルート、マンホールの設置場所、下水処
理場の場所等の下水道施設に関する地図情報及び諸情報
とに基づいて、コンピュータにより下水道施設の異常検
知、定期点検等を行なうための下水道光ネットワークシ
ステムにおいて、光ファイバケーブルを測定して得られ
る測定情報をコンピュータにより前記ケーブル情報、下
水道施設の地図情報及び諸情報と一括管理可能としたも
のである。
トワークシステムは、下水道施設内に敷設された光ファ
イバケーブルの仕様、配線、接続等のケーブル情報と、
下水道管の配管ルート、マンホールの設置場所、下水処
理場の場所等の下水道施設に関する地図情報及び諸情報
とに基づいて、コンピュータにより下水道施設の異常検
知、定期点検等を行なうための下水道光ネットワークシ
ステムにおいて、光ファイバケーブルを測定して得られ
る測定情報をコンピュータにより前記ケーブル情報、下
水道施設の地図情報及び諸情報と一括管理可能としたも
のである。
【0012】本発明のうち請求項2記載の下水道光ネッ
トワークシステムは、請求項1記載の下水道光ネットワ
ークシステムにおいて、一括管理される測定情報、ケー
ブル情報、下水道施設の地図情報及び諸情報のうち、所
望とする情報を図形情報として地図上にモニタ表示可能
としたものである。
トワークシステムは、請求項1記載の下水道光ネットワ
ークシステムにおいて、一括管理される測定情報、ケー
ブル情報、下水道施設の地図情報及び諸情報のうち、所
望とする情報を図形情報として地図上にモニタ表示可能
としたものである。
【0013】本発明のうち請求項3記載の下水道光ネッ
トワークシステムは、請求項1又は請求項2記載の下水
道光ネットワークシステムにおいて、光ファイバケーブ
ルのうち地図上の所定位置と対応する位置に測定用のマ
ーカを設け、そのマーカを損失発生手段又は反射光発生
手段とし、光ファイバケーブルに測定光を入力して損失
発生手段又は反射光発生手段までの位置を測定し、その
測定長(実長)と地図上のマーカに該当するケ箇所まで
の距離(設計長)との差を補正し、補正後のデータがデ
ータベース自動的に更新されるようにしたものである。
トワークシステムは、請求項1又は請求項2記載の下水
道光ネットワークシステムにおいて、光ファイバケーブ
ルのうち地図上の所定位置と対応する位置に測定用のマ
ーカを設け、そのマーカを損失発生手段又は反射光発生
手段とし、光ファイバケーブルに測定光を入力して損失
発生手段又は反射光発生手段までの位置を測定し、その
測定長(実長)と地図上のマーカに該当するケ箇所まで
の距離(設計長)との差を補正し、補正後のデータがデ
ータベース自動的に更新されるようにしたものである。
【0014】本発明のうち請求項4記載の下水道光ネッ
トワークシステムは請求項3記載の下水道光ネットワー
クシステムにおいて、損失発生手段又は反射光発生手段
を光ファイバケーブルの曲げ、軸ズレ、光ファイバ接
続、コネクタ接続、フィルタ、ファイバブラックグレー
ティング(FBG)を内蔵した下水道施設管理用センサ
(例えば光水位計)の接続、ファイバ接続箱の接続、分
岐箱、成端箱等の接続としたものである。
トワークシステムは請求項3記載の下水道光ネットワー
クシステムにおいて、損失発生手段又は反射光発生手段
を光ファイバケーブルの曲げ、軸ズレ、光ファイバ接
続、コネクタ接続、フィルタ、ファイバブラックグレー
ティング(FBG)を内蔵した下水道施設管理用センサ
(例えば光水位計)の接続、ファイバ接続箱の接続、分
岐箱、成端箱等の接続としたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の下水道
光ネットワークシステムは図1に示すようにイーサネッ
ト(登録商標)のようなLAN設備やその他の通信手段
によって、下水道施設内に敷設された光ファイバケーブ
ル6を測定・監視可能とした監視装置1と、情報管理装
置2とによって構成される。監視装置1は光パルス試験
器(例えば、OTDR)3及び光ファイバセレクタ4
と、これらにRS232Cインターフェイスを介して接
続されたパソコンとか専用機等の端末機器5とから構成
されている。
光ネットワークシステムは図1に示すようにイーサネッ
ト(登録商標)のようなLAN設備やその他の通信手段
によって、下水道施設内に敷設された光ファイバケーブ
ル6を測定・監視可能とした監視装置1と、情報管理装
置2とによって構成される。監視装置1は光パルス試験
器(例えば、OTDR)3及び光ファイバセレクタ4
と、これらにRS232Cインターフェイスを介して接
続されたパソコンとか専用機等の端末機器5とから構成
されている。
【0021】光パルス試験器(OTDR)3は光ファイ
バケーブルの一端から光パルスを入力すると、レーリー
散乱、破断点や光ファイバの出口側の鏡面効果などによ
って反射されて入口側に返ってくるパルス光を測定し、
データを平均化してモニタに表示させ、それを波形観測
して光ファイバの接続損失、伝送損失、線路長、障害位
置等を測定可能としたものである。本実施形態では前記
端末機器5から入力された命令に基づいて、光パルス試
験器3により光ファイバケーブル6について測定をし、
その結果が端末機器5に出力されるようにしてある。
バケーブルの一端から光パルスを入力すると、レーリー
散乱、破断点や光ファイバの出口側の鏡面効果などによ
って反射されて入口側に返ってくるパルス光を測定し、
データを平均化してモニタに表示させ、それを波形観測
して光ファイバの接続損失、伝送損失、線路長、障害位
置等を測定可能としたものである。本実施形態では前記
端末機器5から入力された命令に基づいて、光パルス試
験器3により光ファイバケーブル6について測定をし、
その結果が端末機器5に出力されるようにしてある。
【0022】前記の様に光ファイバケーブル6の測定を
行う場合、光ファイバケーブルのうち地図上の所定位置
と対応する位置に測定用のマーカを設け、その光ファイ
バケーブルに測定光を入力してマーカまでの距離を測定
し、マーカまでの測定長(実長)と地図上のマーカに該
当する箇所までの距離(設計長)とに差が有るときは、
それを自動的に補正して補正後のデータがデータベース
に自動的に更新されるようにすることがきる。マーカは
損失発生手段又は反射光発生手段とすることができる。
損失発生手段又は反射光発生手段は例えば次の様にして
実現することができる。損失が発生するように光ファイ
バケーブルを曲げたり、当該ケーブルの心線を軸ズレさ
せたり、光ファイバケーブルにそれとは伝送損失の異な
る他の光ファイバやコネクタを接続したり、光反射させ
るフィルタを接続したりする。また、ファイバブラック
グレーティング(FBG)を内蔵した下水道施設管理用
センサ(例えば光水位計)を接続して損失を発生させた
り、ファイバ接続箱、分岐箱、成端箱等の接続により損
失が発生するようにしてもよい。
行う場合、光ファイバケーブルのうち地図上の所定位置
と対応する位置に測定用のマーカを設け、その光ファイ
バケーブルに測定光を入力してマーカまでの距離を測定
し、マーカまでの測定長(実長)と地図上のマーカに該
当する箇所までの距離(設計長)とに差が有るときは、
それを自動的に補正して補正後のデータがデータベース
に自動的に更新されるようにすることがきる。マーカは
損失発生手段又は反射光発生手段とすることができる。
損失発生手段又は反射光発生手段は例えば次の様にして
実現することができる。損失が発生するように光ファイ
バケーブルを曲げたり、当該ケーブルの心線を軸ズレさ
せたり、光ファイバケーブルにそれとは伝送損失の異な
る他の光ファイバやコネクタを接続したり、光反射させ
るフィルタを接続したりする。また、ファイバブラック
グレーティング(FBG)を内蔵した下水道施設管理用
センサ(例えば光水位計)を接続して損失を発生させた
り、ファイバ接続箱、分岐箱、成端箱等の接続により損
失が発生するようにしてもよい。
【0023】図1の光ファイバセレクタ4は端末機器5
から入力された命令に基づいて、多数本の光ファイバケ
ーブル6中のファイバ心線を前記光パルス試験器3に切
り替え接続するものである。例えば図2(a)に示すよ
うな4心の光ファイバ7を図2(b)に示すように6本
収容した24心の光ファイバケーブル6を下水道管路内
に敷設し、4本の心線のうち2心を使用して光信号を伝
播し、残りの2心を空にしてある場合は、光ファイバセ
レクタ4は夫々の光ファイバ7中の使用心線の一方(監
視心線)を予め定められた周期及び順序で前記光パルス
試験器3に接続すると共に、空心線の一方(監視予備心
線)を監視心線の接続周期とは異なる周期で光パルス試
験器3に接続する。また、光ファイバセレクタ4はいず
れかの光ファイバ7中の監視心線の全てを光パルス試験
器3に接続すると、他の光ファイバ7中の監視心線を光
パルス試験器3に前記と同様に接続するようにしてあ
り、接続される光ファイバ7の順番は予め設定されてい
る。さらに、予備監視心線の接続周期は監視心線のそれ
より長くしてある。
から入力された命令に基づいて、多数本の光ファイバケ
ーブル6中のファイバ心線を前記光パルス試験器3に切
り替え接続するものである。例えば図2(a)に示すよ
うな4心の光ファイバ7を図2(b)に示すように6本
収容した24心の光ファイバケーブル6を下水道管路内
に敷設し、4本の心線のうち2心を使用して光信号を伝
播し、残りの2心を空にしてある場合は、光ファイバセ
レクタ4は夫々の光ファイバ7中の使用心線の一方(監
視心線)を予め定められた周期及び順序で前記光パルス
試験器3に接続すると共に、空心線の一方(監視予備心
線)を監視心線の接続周期とは異なる周期で光パルス試
験器3に接続する。また、光ファイバセレクタ4はいず
れかの光ファイバ7中の監視心線の全てを光パルス試験
器3に接続すると、他の光ファイバ7中の監視心線を光
パルス試験器3に前記と同様に接続するようにしてあ
り、接続される光ファイバ7の順番は予め設定されてい
る。さらに、予備監視心線の接続周期は監視心線のそれ
より長くしてある。
【0024】前記情報管理装置3は図1に示すように属
性情報、図形情報、監視情報が蓄積・保存されたデータ
ベース10と、同データベース10に蓄積されている情
報を表示したり、情報を追加・更新したりするための端
末機器(例えば、コンピュータや専用機器)11とを備
えている。図3に示すように前記属性情報には施設属
性、機器属性、接続情報、ルート情報、白地図情報が含
まれ、具体的には光ファイバケーブルの仕様、配線等に
関するケーブル情報や、下水道管の配管ルート、マンホ
ールの寸法、材質等の下水道施設の諸情報が含まれる。
更に、前記属性情報には表1〜表8の「表示属性項目」
の欄に記載された事項に関する情報が含まれている。表
1はマンホール(MH)属性、表2は管渠属性、表3は
施設属性、表4需要家属性、表5は接続箱属性、表6は
ケーブル属性、表7は光ファイバケーブルの敷設ルート
属性、表8は光ファイバケーブルの心線属性を示す。表
1〜表6に示す表では各属性毎にテーブルが形成されて
おり、必要に応じて各テーブルから所定の情報が引き出
され、引き出された情報が組み合わされて1つの情報が
構成され、端末機器11(図1)のモニタに表示される
ようにしてある。尚、前記白地図情報とは当該下水道光
ネットワークが配置されている地域の地図情報(図形デ
ータ以外)である。
性情報、図形情報、監視情報が蓄積・保存されたデータ
ベース10と、同データベース10に蓄積されている情
報を表示したり、情報を追加・更新したりするための端
末機器(例えば、コンピュータや専用機器)11とを備
えている。図3に示すように前記属性情報には施設属
性、機器属性、接続情報、ルート情報、白地図情報が含
まれ、具体的には光ファイバケーブルの仕様、配線等に
関するケーブル情報や、下水道管の配管ルート、マンホ
ールの寸法、材質等の下水道施設の諸情報が含まれる。
更に、前記属性情報には表1〜表8の「表示属性項目」
の欄に記載された事項に関する情報が含まれている。表
1はマンホール(MH)属性、表2は管渠属性、表3は
施設属性、表4需要家属性、表5は接続箱属性、表6は
ケーブル属性、表7は光ファイバケーブルの敷設ルート
属性、表8は光ファイバケーブルの心線属性を示す。表
1〜表6に示す表では各属性毎にテーブルが形成されて
おり、必要に応じて各テーブルから所定の情報が引き出
され、引き出された情報が組み合わされて1つの情報が
構成され、端末機器11(図1)のモニタに表示される
ようにしてある。尚、前記白地図情報とは当該下水道光
ネットワークが配置されている地域の地図情報(図形デ
ータ以外)である。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
【0031】
【表7】
【0032】
【表8】
【0040】図3に示すように図形情報は平面図形、系
統図形、白地図に関する図形データである。このうち平
面図形とは下水管の配管ルート、マンホール(MH)の
設置場所、下水道処理場の設置場所等の下水道施設、敷
設されている光ファイバ及びそれに接続されている機器
類を示す図形であり、系統図形とは敷設されている光フ
ァイバをそれに接続されている機器類と共に示す図形で
あり、白地図とは当該下水道光ネットワークシステムに
管理されている地域の地図である。ここで当該図形情報
と前記属性情報とは必要に応じて連携させてあり、例え
ば、図1に示す情報管理装置2の端末機器11のモニタ
に表示されている平面図形上の設備や光ファイバケーブ
ルをクリックして、平面図形又は系統図形に示されてい
る設備や光ファイバケーブルを指定すると、これに関連
する属性情報が同モニタに表示されるようにしてある。
モニタに表示される属性情報は前記の通り属性毎に形成
されている各テーブルから引き出された情報が組み合わ
されて構成された1つの情報である。尚、設備や光ファ
イバケーブルの指定はそれらの名称に基づいて行うこと
もできる。表7に示すルート属性や表8に示す心線属性
は前記の様にして図1の端末機器11の画面に表示され
た属性情報中に含まれる収容ケーブル一覧の中から希望
のケーブル番号又はケーブル名を指定することによって
表示される。これ以外にも前記各情報は必要に応じて連
携させることが可能であり、いずれかの情報を指定する
と、これに関連する所望の情報が表示されるようにする
ことができる。
統図形、白地図に関する図形データである。このうち平
面図形とは下水管の配管ルート、マンホール(MH)の
設置場所、下水道処理場の設置場所等の下水道施設、敷
設されている光ファイバ及びそれに接続されている機器
類を示す図形であり、系統図形とは敷設されている光フ
ァイバをそれに接続されている機器類と共に示す図形で
あり、白地図とは当該下水道光ネットワークシステムに
管理されている地域の地図である。ここで当該図形情報
と前記属性情報とは必要に応じて連携させてあり、例え
ば、図1に示す情報管理装置2の端末機器11のモニタ
に表示されている平面図形上の設備や光ファイバケーブ
ルをクリックして、平面図形又は系統図形に示されてい
る設備や光ファイバケーブルを指定すると、これに関連
する属性情報が同モニタに表示されるようにしてある。
モニタに表示される属性情報は前記の通り属性毎に形成
されている各テーブルから引き出された情報が組み合わ
されて構成された1つの情報である。尚、設備や光ファ
イバケーブルの指定はそれらの名称に基づいて行うこと
もできる。表7に示すルート属性や表8に示す心線属性
は前記の様にして図1の端末機器11の画面に表示され
た属性情報中に含まれる収容ケーブル一覧の中から希望
のケーブル番号又はケーブル名を指定することによって
表示される。これ以外にも前記各情報は必要に応じて連
携させることが可能であり、いずれかの情報を指定する
と、これに関連する所望の情報が表示されるようにする
ことができる。
【0041】図3に示す監視情報とは光パルス試験器3
による光ファイバケーブル6(具体的には図2の監視心
線、監視予備心線)の監視条件に関する情報と、光パル
ス試験器3による監視結果の情報(測定情報)と、監視
結果の比較対象となる初期データとを含む情報である。
このうち初期データは当該システム構築時に光ファイバ
ケーブルに関する所定の測定項目について光パルス試験
器3により測定した結果であり、これと監視結果とを比
較することにより、光ファイバケーブルの断線や局所的
損失増加、その他の異常の有無を判別する基礎となるも
のである。図3中の監視条件は初期データを収集した際
の測定条件に関する情報である。当該監視情報はルート
番号をキーとして図3のルート情報と連携されており、
例えばルート番号から当該ルートの光ファイバケーブル
に関する監視情報を検索することができるようにしてあ
る。この際、当該光ファイバケーブルに関する最新の監
視情報を検索することも、過去の監視情報を検索するこ
とも、更には過去〜現在までの監視情報を一覧の形式で
検索することもできる。
による光ファイバケーブル6(具体的には図2の監視心
線、監視予備心線)の監視条件に関する情報と、光パル
ス試験器3による監視結果の情報(測定情報)と、監視
結果の比較対象となる初期データとを含む情報である。
このうち初期データは当該システム構築時に光ファイバ
ケーブルに関する所定の測定項目について光パルス試験
器3により測定した結果であり、これと監視結果とを比
較することにより、光ファイバケーブルの断線や局所的
損失増加、その他の異常の有無を判別する基礎となるも
のである。図3中の監視条件は初期データを収集した際
の測定条件に関する情報である。当該監視情報はルート
番号をキーとして図3のルート情報と連携されており、
例えばルート番号から当該ルートの光ファイバケーブル
に関する監視情報を検索することができるようにしてあ
る。この際、当該光ファイバケーブルに関する最新の監
視情報を検索することも、過去の監視情報を検索するこ
とも、更には過去〜現在までの監視情報を一覧の形式で
検索することもできる。
【0042】図3に示す各情報のうち、白地図情報及び
白地図は市販の電子地図ソフトを本発明の下水道光ネッ
トワークシステムで利用可能なようにコンバートしてデ
ータベース10に取り込んだものである。図3の系統図
形は機器属性及び接続情報に基づいて作成されたもので
ある。監視結果は監視装置1の端末機器5(図1)から
イーサネットのようなLAN設備やその他の通信手段を
介して情報管理装置2に伝送され、データベース10
(図1)に蓄積されるものである。これ以外の情報は従
来のデータベースに蓄積されている情報を本発明の下水
道光ネットワークシステムで利用可能となるようにコン
バートしてデータベース10(図1)に取り込んであ
る。
白地図は市販の電子地図ソフトを本発明の下水道光ネッ
トワークシステムで利用可能なようにコンバートしてデ
ータベース10に取り込んだものである。図3の系統図
形は機器属性及び接続情報に基づいて作成されたもので
ある。監視結果は監視装置1の端末機器5(図1)から
イーサネットのようなLAN設備やその他の通信手段を
介して情報管理装置2に伝送され、データベース10
(図1)に蓄積されるものである。これ以外の情報は従
来のデータベースに蓄積されている情報を本発明の下水
道光ネットワークシステムで利用可能となるようにコン
バートしてデータベース10(図1)に取り込んであ
る。
【0043】管理者は図1の情報管理装置2の端末機器
11を使用して、前記属性情報、図形情報、監視情報の
全てを一括して管理し、必要なときに必要な情報を入手
するこができる。光ファイバケーブル6の監視情報はデ
ータベース10に自動的に蓄積され、必要に応じて更新
されので、光ファイバケーブル6の監視情報を検索して
確認するだけで光ファイバケーブルの定期点検を行うこ
とが可能となる。
11を使用して、前記属性情報、図形情報、監視情報の
全てを一括して管理し、必要なときに必要な情報を入手
するこができる。光ファイバケーブル6の監視情報はデ
ータベース10に自動的に蓄積され、必要に応じて更新
されので、光ファイバケーブル6の監視情報を検索して
確認するだけで光ファイバケーブルの定期点検を行うこ
とが可能となる。
【0044】前記のように属性情報、図形情報、監視情
報の全てを一括して管理し、所望の情報をモニタ表示可
能とした本発明の下水道光ネットワークシステムによれ
ば、例えば次のような機能を実現することもできる。 1.障害ケーブル自動監視機能 この機能は下水道光ネットワークにおける光ファイバケ
ーブルを自動監視し、光ファイバケーブルに断線、損失
増加等の障害が発生した場合に、即座に障害発生箇所を
特定して地図上(平面図上、系統図上)に表示すると共
に、当該障害の影響範囲及び障害発生箇所の迂回ルート
を前記地図上に表示する機能である。具体的には、例え
ば、図1に示すように情報管理装置2の端末機器11の
モニタ上のアイコン(図4a)をクリックして当該機能
を実現するためのプログラムを起動する。プログラムが
起動すると図1のデータベース10から監視情報、図形
情報その他の必要な情報が読み出され、これら情報が処
理されて図1の端末機器11のモニタに図4(b)に示
すような監視用系統図が表示される。監視用系統図では
対象となる監視ルートが強調表示(例えば、他のルート
とは異なる色彩で表示)される。
報の全てを一括して管理し、所望の情報をモニタ表示可
能とした本発明の下水道光ネットワークシステムによれ
ば、例えば次のような機能を実現することもできる。 1.障害ケーブル自動監視機能 この機能は下水道光ネットワークにおける光ファイバケ
ーブルを自動監視し、光ファイバケーブルに断線、損失
増加等の障害が発生した場合に、即座に障害発生箇所を
特定して地図上(平面図上、系統図上)に表示すると共
に、当該障害の影響範囲及び障害発生箇所の迂回ルート
を前記地図上に表示する機能である。具体的には、例え
ば、図1に示すように情報管理装置2の端末機器11の
モニタ上のアイコン(図4a)をクリックして当該機能
を実現するためのプログラムを起動する。プログラムが
起動すると図1のデータベース10から監視情報、図形
情報その他の必要な情報が読み出され、これら情報が処
理されて図1の端末機器11のモニタに図4(b)に示
すような監視用系統図が表示される。監視用系統図では
対象となる監視ルートが強調表示(例えば、他のルート
とは異なる色彩で表示)される。
【0045】次に前記データベース10に入力されてい
る監視情報(監視条件)に従って、当該監視ルートの光
ファイバケーブル6について前記光パルス試験器3(図
1)による測定が行われ、得られた監視情報(監視結
果)が監視装置1の端末機器5(図1)から情報管理装
置2に伝送される。具体的には監視開始位置から終端ま
でのケーブル長・累積損失・反射量、各接続箱における
損失値・反射量、接続箱間のケーブル損失量の全部又は
一部を測定し、得られた監視結果を情報管理装置2に伝
送する。尚、監視結果は対象光ファイバケーブル6に異
常が有っても無くても全て情報管理装置2に伝送されて
データベース10に蓄積され、必要に応じて自動的に又
は手動操作によって更新されるようにしてある。
る監視情報(監視条件)に従って、当該監視ルートの光
ファイバケーブル6について前記光パルス試験器3(図
1)による測定が行われ、得られた監視情報(監視結
果)が監視装置1の端末機器5(図1)から情報管理装
置2に伝送される。具体的には監視開始位置から終端ま
でのケーブル長・累積損失・反射量、各接続箱における
損失値・反射量、接続箱間のケーブル損失量の全部又は
一部を測定し、得られた監視結果を情報管理装置2に伝
送する。尚、監視結果は対象光ファイバケーブル6に異
常が有っても無くても全て情報管理装置2に伝送されて
データベース10に蓄積され、必要に応じて自動的に又
は手動操作によって更新されるようにしてある。
【0046】監視結果が伝送された端末機器11のモニ
タには図4(c)に示すように、(データベースに入力
されている初期データの初期値と、伝送されてきた監視
結果に基づく結果値とがグラフ表示された監視結果画面
が表示される。初期値と結果値との差が所定範囲内であ
る場合は同図に示すように画面の下部に例えば「正常終
了」の文字が表示される。初期値と結果値との差が所定
範囲を超える場合は、例えば図4(d)に示すように画
面下部に「監視異常検出」の文字が表示され、次に図4
(e)に示すような異常発生箇所を強調表示した監視用
系統図が表示される。具体的には監視開始位置から終端
までのケーブル長が初期値よりも短ければケーブル断線
と、反射量・累積損失が初期値よりも大きければケーブ
ル異常と判断し、各接続箱における損失値・反射量が初
期値よりも大きければケーブル異常と判断し、接続箱間
のケーブル損失量が初期値よりも大きければケーブル異
常(劣化)と判断する。但し、最終的な判断は管理者が
行う。この際、最終判断に必要な各種情報を検索してモ
ニタ表示することもできる。ここで異常の有無を判断す
る基準となる初期値は、初期データ作成時に同一光ファ
イバケーブルについて何回か測定を行い、ある程度、ゆ
らぎを持った値へと変更していき、現実的な範囲値を特
定したものである。
タには図4(c)に示すように、(データベースに入力
されている初期データの初期値と、伝送されてきた監視
結果に基づく結果値とがグラフ表示された監視結果画面
が表示される。初期値と結果値との差が所定範囲内であ
る場合は同図に示すように画面の下部に例えば「正常終
了」の文字が表示される。初期値と結果値との差が所定
範囲を超える場合は、例えば図4(d)に示すように画
面下部に「監視異常検出」の文字が表示され、次に図4
(e)に示すような異常発生箇所を強調表示した監視用
系統図が表示される。具体的には監視開始位置から終端
までのケーブル長が初期値よりも短ければケーブル断線
と、反射量・累積損失が初期値よりも大きければケーブ
ル異常と判断し、各接続箱における損失値・反射量が初
期値よりも大きければケーブル異常と判断し、接続箱間
のケーブル損失量が初期値よりも大きければケーブル異
常(劣化)と判断する。但し、最終的な判断は管理者が
行う。この際、最終判断に必要な各種情報を検索してモ
ニタ表示することもできる。ここで異常の有無を判断す
る基準となる初期値は、初期データ作成時に同一光ファ
イバケーブルについて何回か測定を行い、ある程度、ゆ
らぎを持った値へと変更していき、現実的な範囲値を特
定したものである。
【0047】次に、データベース10から図形情報、接
続情報その他必要な情報が読み出されると共に、これら
情報が処理されて図4(f)に示すような異常発生箇所
を示す平面図、異常発生箇所、影響範囲及びそれを迂回
する迂回ルートを示す系統図がモニタに表示される。こ
こで光ファイバケーブルには余長部等があるため、測定
されたファイバ長と下水道管長とは一致しない。即ち、
光ファイバケーブルに余長部がある場合は、光パルス試
験機の測定によって測定位置から5Kmの位置に異常が
発見されると、実際には測定位置から5Km未満の位置
で異常が発生していることとなる。そこで、異常発生箇
所を特定して平面図上に表示する際には前記誤差を補正
してより正確な異常発生箇所を特定するようにしてあ
る。影響範囲はノード−ノード間のスパンとして特定さ
れる。
続情報その他必要な情報が読み出されると共に、これら
情報が処理されて図4(f)に示すような異常発生箇所
を示す平面図、異常発生箇所、影響範囲及びそれを迂回
する迂回ルートを示す系統図がモニタに表示される。こ
こで光ファイバケーブルには余長部等があるため、測定
されたファイバ長と下水道管長とは一致しない。即ち、
光ファイバケーブルに余長部がある場合は、光パルス試
験機の測定によって測定位置から5Kmの位置に異常が
発見されると、実際には測定位置から5Km未満の位置
で異常が発生していることとなる。そこで、異常発生箇
所を特定して平面図上に表示する際には前記誤差を補正
してより正確な異常発生箇所を特定するようにしてあ
る。影響範囲はノード−ノード間のスパンとして特定さ
れる。
【0048】また、迂回ルートの検索は、心線属性(表
8)の一部としてデータベース10に入力されている空
心情報に基づいて、障害発生スパンの両端を結ぶ最短ル
ートを自動検索するようにしてある。迂回ルートには異
常が発生している光ファイバケーブル6中の光ファイバ
7が備える予備心線、同一光ファイバケーブル6内の他
の光ファイバ7、予備の光ファイバケーブルが敷設され
ている場合は当該予備用光ファイバケーブルの3つのル
ートがあるので、予め優先順位を定めておく。一般的に
は同一光ファイバ7中の予備心線、同一光ファイバケー
ブル6中の別の光ファイバ7、予備用光ファイバケーブ
ルの順で優先順位を定める。障害が発生している光ファ
イバケーブルの測定波形を前記図形情報と共にモニタ表
示させることもできる。
8)の一部としてデータベース10に入力されている空
心情報に基づいて、障害発生スパンの両端を結ぶ最短ル
ートを自動検索するようにしてある。迂回ルートには異
常が発生している光ファイバケーブル6中の光ファイバ
7が備える予備心線、同一光ファイバケーブル6内の他
の光ファイバ7、予備の光ファイバケーブルが敷設され
ている場合は当該予備用光ファイバケーブルの3つのル
ートがあるので、予め優先順位を定めておく。一般的に
は同一光ファイバ7中の予備心線、同一光ファイバケー
ブル6中の別の光ファイバ7、予備用光ファイバケーブ
ルの順で優先順位を定める。障害が発生している光ファ
イバケーブルの測定波形を前記図形情報と共にモニタ表
示させることもできる。
【0050】2.心線管理機能
この機能は各下水道処理場が管理している管理エリアや
当該エリア内の光ファイバケーブルの情報とか、その他
の情報を必要に応じて表示する機能であり、具体的には
次の通りである。 .各下水道処理場の管理エリアを全域図(管理図)と
して表示する。また、表示区分(レイヤ)を操作するこ
とによって処理区/排水区のエリア表示を切り替える。 .住所(市町村、大字、字丁目、街区番地等)を指定
し、指定された地域に存在する下水道施設や、そこに敷
設されている光ファイバケーブルを平面図、系統図上に
表示する。 .系統図上で指定したルートを平面図上に表示する。
このとき、下水道施設(マンホール、管渠、桝、処理場
等)を強調表示すこともできる。 .空心線を有するケーブルの分布を系統図上に表示す
る。更には、指定された光ファイバケーブル6中のどの
光ファイバ7が空心線を有するのかをケーブル断面図で
示す。 .機器情報、接続情報や顧客情報を表示する。 .平面図上で下水道施設(マンホール、管渠等)を指
定することによって、当該設備内に収容されている光フ
ァイバケーブルに断線障害が発生した場合のシュミレー
ションを行える。この際、断線障害によって影響を受け
る顧客の一覧を表示すると共に、復旧ルートの検出をも
行う。
当該エリア内の光ファイバケーブルの情報とか、その他
の情報を必要に応じて表示する機能であり、具体的には
次の通りである。 .各下水道処理場の管理エリアを全域図(管理図)と
して表示する。また、表示区分(レイヤ)を操作するこ
とによって処理区/排水区のエリア表示を切り替える。 .住所(市町村、大字、字丁目、街区番地等)を指定
し、指定された地域に存在する下水道施設や、そこに敷
設されている光ファイバケーブルを平面図、系統図上に
表示する。 .系統図上で指定したルートを平面図上に表示する。
このとき、下水道施設(マンホール、管渠、桝、処理場
等)を強調表示すこともできる。 .空心線を有するケーブルの分布を系統図上に表示す
る。更には、指定された光ファイバケーブル6中のどの
光ファイバ7が空心線を有するのかをケーブル断面図で
示す。 .機器情報、接続情報や顧客情報を表示する。 .平面図上で下水道施設(マンホール、管渠等)を指
定することによって、当該設備内に収容されている光フ
ァイバケーブルに断線障害が発生した場合のシュミレー
ションを行える。この際、断線障害によって影響を受け
る顧客の一覧を表示すると共に、復旧ルートの検出をも
行う。
【0051】3.データ入力機能
この機能は従来はデータベース化されていない情報(S
EMISデータ、白地図データ以外)を、個別に本発明
の下水道光ネットワークシステムのデータベースに入力
する機能であり、この機能によって前記情報以外の各種
情報を前記データと共に一括管理し、必要に応じてモニ
タ表示させることができる。
EMISデータ、白地図データ以外)を、個別に本発明
の下水道光ネットワークシステムのデータベースに入力
する機能であり、この機能によって前記情報以外の各種
情報を前記データと共に一括管理し、必要に応じてモニ
タ表示させることができる。
【0052】(他の実施形態)本発明の下水道光ネット
ワークシステムは、下水道光ネットワークのキーステー
ションに設置することを原則とするが、必要に応じてサ
ブステーションにも設置する。即ち、次の様な場合にサ
ブステーションにも設置する。監視が必要とされる重要
なサブステーションが存在する場合、光ファイバケーブ
ルの敷設状況が複雑、多様でキーステーションのみに下
水道光ネットワークシステムを設置したのでは十分な管
理ができない場合、光パルス試験器の監視範囲(20〜
30km)を超える場所を監視したい場合、成端箱−成
端箱間に交換機等が設置されており、キーステーション
からでは当該交換機より先のサブステーションを監視で
きない場合等。
ワークシステムは、下水道光ネットワークのキーステー
ションに設置することを原則とするが、必要に応じてサ
ブステーションにも設置する。即ち、次の様な場合にサ
ブステーションにも設置する。監視が必要とされる重要
なサブステーションが存在する場合、光ファイバケーブ
ルの敷設状況が複雑、多様でキーステーションのみに下
水道光ネットワークシステムを設置したのでは十分な管
理ができない場合、光パルス試験器の監視範囲(20〜
30km)を超える場所を監視したい場合、成端箱−成
端箱間に交換機等が設置されており、キーステーション
からでは当該交換機より先のサブステーションを監視で
きない場合等。
【0053】監視装置は手動操作によって特定された1
又は2以上の光ファイバケーブルのみを監視(測定)す
ることもできる。手動操作は光ファイバケーブル敷設時
に当該ケーブルの初期データを収集する際に特に有効で
ある。
又は2以上の光ファイバケーブルのみを監視(測定)す
ることもできる。手動操作は光ファイバケーブル敷設時
に当該ケーブルの初期データを収集する際に特に有効で
ある。
【0054】複数のキーステーションで集められた監視
情報は、マスターステーションを中心として張り巡らさ
れた基幹ネットワークを介して、ネットワーク管理情報
と同様にマスターステーションにおいて利用できるよう
にすることもできる。
情報は、マスターステーションを中心として張り巡らさ
れた基幹ネットワークを介して、ネットワーク管理情報
と同様にマスターステーションにおいて利用できるよう
にすることもできる。
【0055】本発明の下水道光ネットワークシステム
は、従来から存在する他のシステムや新規のシステムと
連携させて使用することができる。例えば、下水道施設
情報を網羅した下水道台帳システムとか、下水道高度管
理システム等と連携させることも可能である。
は、従来から存在する他のシステムや新規のシステムと
連携させて使用することができる。例えば、下水道施設
情報を網羅した下水道台帳システムとか、下水道高度管
理システム等と連携させることも可能である。
【0060】
【発明の効果】本件出願の請求項1〜4記載の下水道光
ネットワークシステムは、光ファイバケーブルを測定し
て得られる測定情報と、下水道施設内に敷設された光フ
ァイバケーブルに関する情報、下水道施設に関する地図
情報及び諸情報とが自動的に連携されて一括管理される
ため次のような効果がある。 1.下水道施設に敷設された光ファイバケーブルの管
理、運営を自動化することができるため、管理、運営に
かかる時間と手間が大幅に省かれ、効率の良い管理、運
営が可能となる。 2.下水道光ネットワークシステムをの管理、運営ので
きる人材がいなくとも最新のデータで円滑な管理、運営
ができる。 3.光ファイバケーブルに関す測定情報を、下水道施設
情報を網羅した下水道台帳電子システムと連携させて一
括管理すれば、下水道台帳電子システムの機能を格別拡
張しなくとも下水道台帳のデータを蓄積可能であり、ま
た、データがリアルタイムに更新されるため、下水道台
帳の電子化が容易になり、下水道に関する顧客管理等も
自動的に行うことができ、紙台帳での管理よりも最新デ
ータで効率よく管理することができる。 4.光ファイバケーブルの障害発生の自動監視、心線の
自動管理をも行うことができる。
ネットワークシステムは、光ファイバケーブルを測定し
て得られる測定情報と、下水道施設内に敷設された光フ
ァイバケーブルに関する情報、下水道施設に関する地図
情報及び諸情報とが自動的に連携されて一括管理される
ため次のような効果がある。 1.下水道施設に敷設された光ファイバケーブルの管
理、運営を自動化することができるため、管理、運営に
かかる時間と手間が大幅に省かれ、効率の良い管理、運
営が可能となる。 2.下水道光ネットワークシステムをの管理、運営ので
きる人材がいなくとも最新のデータで円滑な管理、運営
ができる。 3.光ファイバケーブルに関す測定情報を、下水道施設
情報を網羅した下水道台帳電子システムと連携させて一
括管理すれば、下水道台帳電子システムの機能を格別拡
張しなくとも下水道台帳のデータを蓄積可能であり、ま
た、データがリアルタイムに更新されるため、下水道台
帳の電子化が容易になり、下水道に関する顧客管理等も
自動的に行うことができ、紙台帳での管理よりも最新デ
ータで効率よく管理することができる。 4.光ファイバケーブルの障害発生の自動監視、心線の
自動管理をも行うことができる。
【0061】本件出願の請求項2記載の下水道光ネット
ワークシステムは、一括管理される測定情報、ケーブル
情報、下水道施設の地図情報及び諸情報のうち、所望と
する情報を図形情報として地図上にモニタ表示可能とし
たので、前記効果の他に次のような効果もある。即ち、
支障点を地図上で迅速且つ正確に把握することができ、
また、異常状況をも画面上で確認することができるため
事故復旧までの日時が短縮される。
ワークシステムは、一括管理される測定情報、ケーブル
情報、下水道施設の地図情報及び諸情報のうち、所望と
する情報を図形情報として地図上にモニタ表示可能とし
たので、前記効果の他に次のような効果もある。即ち、
支障点を地図上で迅速且つ正確に把握することができ、
また、異常状況をも画面上で確認することができるため
事故復旧までの日時が短縮される。
【0062】本件出願の請求項3記載の下水道光ネット
ワークシステムは、光ファイバケーブルに損失発生手段
又は反射光発生手段(計測マーカー)を設け、その損失
発生手段又は反射光発生手段までの位置を測定して、測
定長(実長)と地図上の当該ケ箇所までの距離(設計
長)との差を補正し、データベースが補正後のデータに
自動的に更新されるようにしたので、前記効果の他に次
のような効果も有る。 1.光ファイバケーブル6の監視情報を検索して確認す
るだけで光ファイバケーブルの定期点検を行うことがで
きる。このため、従来のように定期的に測定をし、しか
も測定の度に一々光ファイバケーブルの確認、確認され
た光ファイバケーブルの測定、それにより得られた測定
データと従来の測定データとの照合、といった面倒な作
業を行う必要がなくなる。 2.測定長(実長)と地図上の距離(設計長)との誤差
が無いため、光ファイバケーブルの事故、断線等の事故
点の位置を正確に把握することができる。
ワークシステムは、光ファイバケーブルに損失発生手段
又は反射光発生手段(計測マーカー)を設け、その損失
発生手段又は反射光発生手段までの位置を測定して、測
定長(実長)と地図上の当該ケ箇所までの距離(設計
長)との差を補正し、データベースが補正後のデータに
自動的に更新されるようにしたので、前記効果の他に次
のような効果も有る。 1.光ファイバケーブル6の監視情報を検索して確認す
るだけで光ファイバケーブルの定期点検を行うことがで
きる。このため、従来のように定期的に測定をし、しか
も測定の度に一々光ファイバケーブルの確認、確認され
た光ファイバケーブルの測定、それにより得られた測定
データと従来の測定データとの照合、といった面倒な作
業を行う必要がなくなる。 2.測定長(実長)と地図上の距離(設計長)との誤差
が無いため、光ファイバケーブルの事故、断線等の事故
点の位置を正確に把握することができる。
【0064】本件出願の請求項4記載の下水道光ネット
ワークシステムは、損失発生手段又は反射光発生手段
を、光ファイバケーブルの曲げ、軸ズレ、ファイバーグ
レーティング(FBG)を内蔵した下水道視線管理用セ
ンサ、ファイバ接続箱、分岐箱、成端箱等としたので、
格別の装置や機器を容易したり、システムを設計変更し
たりすることなく、光ファイバケーブルに手軽に計測マ
ーカーを設けることができる。
ワークシステムは、損失発生手段又は反射光発生手段
を、光ファイバケーブルの曲げ、軸ズレ、ファイバーグ
レーティング(FBG)を内蔵した下水道視線管理用セ
ンサ、ファイバ接続箱、分岐箱、成端箱等としたので、
格別の装置や機器を容易したり、システムを設計変更し
たりすることなく、光ファイバケーブルに手軽に計測マ
ーカーを設けることができる。
【図1】本発明の下水道光ネットワークシステムを示す
概略図。
概略図。
【図2】(a)は下水道光ネットワークシステムに使用
されている光ファイバケーブル中のテープファイバの一
例を示す説明断面図、(b)は光ファイバケーブルの一
例を示す説明断面図。
されている光ファイバケーブル中のテープファイバの一
例を示す説明断面図、(b)は光ファイバケーブルの一
例を示す説明断面図。
【図3】本発明の下水道光ネットワークシステムにおけ
るデータ管理のブロック図。
るデータ管理のブロック図。
【図4】(a)〜(f)は障害ケーブル自動監視機能動
作時における情報管理装置の端末機器のモニタ構成を示
す説明図。
作時における情報管理装置の端末機器のモニタ構成を示
す説明図。
1 監視装置
2 情報管理装置
3 光パルス試験器
4 光ファイバセレクタ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 斉藤 博
東京都千代田区大手町二丁目6番2号 東
京都下水道サービス株式会社内
(72)発明者 山下 鉄広
東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 古
河電気工業株式会社内
Fターム(参考) 2H038 AA03 AA21 CA38 CA68
5K002 BA06 BA21 EA06 EA33 FA01
5K042 AA01 AA08 CA10 DA33 EA01
HA02 JA01 LA01
Claims (4)
- 【請求項1】下水道施設内に敷設された光ファイバケー
ブルの仕様、配線、接続等に関するケーブル情報と、下
水道管の配管ルート、マンホールの設置場所、下水処理
場の場所等の下水道施設の地図情報及び諸情報とに基づ
いて、コンピュータにより下水道施設の異常検知、定期
点検等を行なうための下水道光ネットワークシステムに
おいて、光ファイバケーブルを測定して得られる測定情
報をコンピュータにより前記ケーブル情報、地図情報及
び諸情報と一括管理可能としたことを特徴とする下水道
光ネットワークシステム。 - 【請求項2】請求項1記載の下水道光ネットワークシス
テムにおいて、一括管理される測定情報、ケーブル情
報、下水道施設の地図情報及び諸情報のうち、所望とす
る情報を図形情報として地図上にモニタ表示可能とした
ことを特徴とする下水道光ネットワークシステム。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の下水道光ネッ
トワークシステムにおいて、光ファイバケーブルのうち
地図上の所定位置と対応する位置に測定用のマーカを設
け、そのマーカを損失発生手段又は反射光発生手段と
し、光ファイバケーブルに測定光を入力して損失発生手
段又は反射光発生手段までの位置を測定し、その測定長
(実長)と地図上のマーカに該当するケ箇所までの距離
(設計長)との差を補正し、補正後のデータがデータベ
ース自動的に更新されるようにしたことを特徴とする下
水道光ネットワークシステム。 - 【請求項4】請求項3記載の下水道光ネットワークシス
テムにおいて、損失発生手段又は反射光発生手段が光フ
ァイバケーブルの曲げ、軸ズレ、ファイバーグレーティ
ング(FBG)を内蔵した下水道視線管理用センサ、フ
ァイバ接続箱、分岐箱、成端箱等であることを特徴とす
る下水道光ネットワークシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002031289A JP2003234708A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 下水道光ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002031289A JP2003234708A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 下水道光ネットワークシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003234708A true JP2003234708A (ja) | 2003-08-22 |
Family
ID=27774740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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