JP2003234901A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置及び画像処理方法Info
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Abstract
易に撮像画像のコントラストを調整でき、また入力画像
に対する依存性と変換後の色バランスの崩れを無くすこ
とができる画像処理装置及び画像処理方法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 入力したアナログ画像信号viをデジタ
ル画像データに変換する画像入力手段10と、変換した
デジタル画像データに所望の画像処理を行って処理済み
画像データvを生成する画像処理手段11と、処理済み
画像データとデジタル画像データとの合成を行って合成
画像データを生成する画像合成手段12と、合成画像デ
ータをアナログの合成画像信号に変換する画像出力手段
13とを有し、画像処理手段11は、コントラスト調整
手段または色調整手段である。
Description
たカラー画像信号のコントラストや色を自動的に調整し
て、所望のコントラストや色調を持つ画像を得ることが
できる画像処理装置及び画像処理方法に関するものであ
る。
像は、撮像素子であるCCD素子で得られたアナログ値
におけるノイズ割合を表すSNレベルやアナログ値をデ
ィジタル値に変換する際の変換精度等の影響で、実際に
撮影された自然画像の持つ画素濃度のダイナミックレン
ジよりも狭いレンジに制限されるため、影がかかった細
部での情報が損失する現象が発生する傾向がある。特に
画像内に明るい領域と暗い領域が混在するようなサンプ
ルを撮影しようとした場合にその傾向は大きい。その改
善として、ディジタル画像の輝度等の範囲をより輝度の
高い画像部分からより輝度の低い画像部分までに拡げる
ように、コントラスト強調を行う手法がまず考えられ
る。そのコントラスト強調の従来手法としては、原画像
を構成する全画素の輝度値の分布状態を示すヒストグラ
ムを作成し、ヒストグラムの累積曲線を輝度変換曲線と
して原画像中の画素の輝度値を新な輝度値に変換し、画
像のコントラストを強調するヒストグラム均等化手法が
ある。この手法は、原画像全領域の画素の輝度を同一の
輝度変換曲線で新たな輝度に変換するために、部分的に
はかえってコントラストが低下してしまう部分が生じる
ことがある。このため、画像全体にわたってコントラス
ト強調を行いたい場合には、その領域に合ったコントラ
スト強調処理を行う必要がある。
数の矩形領域に分割し、各々の領域毎に上記ヒストグラ
ム均等化手法を適用する局所的ヒストグラム均等化手法
も多く提案されており(例えば特開2000−2852
30号公報参照、文献1)、その構成図は図28のよう
になる。
すブロック図である。
であり、画像を矩形に分割する画像データ分割手段28
1、矩形ごとにヒストグラムを作成するヒストグラム作
成手段282、矩形ごとにコントラストの伸張を行うコ
ントラスト伸張手段283よりなる。しかし、この手法
を用いた場合、コントラストが強調されすぎる矩形領域
が発生したり、隣接する矩形領域間の境界でコントラス
トが不連続になる可能性があるなどの問題点が指摘され
ている。
ような問題の解決策として、フィールドごとにディジタ
ルカメラのシャッタ時間や絞りを変えて、明るい部分と
暗い部分を別々に撮像し、得られた各々の情報を1枚の
画像に合成して中間調濃度を実現することで、実際に撮
影された自然画像の持つ画素濃度のダイナミックレンジ
に近づける手法も提案されている。その例として、特開
平6−141229号公報(文献2)に参照されている
例があり、その装置の構成図は図29のようになる。
ロック図である。
果を行う撮像素子(CCD)、291は画像信号を記録
するメモリ、292は信号レベルを常数倍する乗算手
段、293,298は画像信号のレベルに応じて重みを
付加するレベル重み手段、294は信号を加算する加算
手段、295は画像信号の速度を変換する速度変換手
段、296は画像信号のレベルを圧縮するレベル圧縮手
段、297は各ブロックのタイミングを制御するタイミ
ング制御手段である。この装置は、撮像素子における電
荷蓄積期間の異なる2枚以上の画像の信号レベルに応じ
て重み付け合成を行い、得られた合成画像出力を標準テ
レビ信号の速度に変換するとともに、テレビ信号での基
準レベルに圧縮するテレビ撮像装置に関するものである
ため、速度変換手段、レベル圧縮手段等を有する。その
ため、ディジタルカメラに当てはめる場合、速度変換手
段やレベル圧縮手段は必要な構成要素ではない。しか
し、この装置のように複数の電荷蓄積期間で得られた画
像合成による手法の場合、合成された画像におけるコン
トラストの不連続性は生じにくいが、最低2枚の画像を
続けて取るため、原理的に同じ画像を取ることができな
い。そのため、これらの画像を合成した場合、シャッタ
速度にも影響されるが合成画像の細部がぼけたりずれた
りする画像が作成される可能性がある。また、明るい部
分を撮影する際の濃度レンジと暗い部分を撮影する際の
濃度レンジで画像内の持つ濃度レンジ全域をカバーでき
ていない場合、その2つの中間濃度レンジで不連続性が
生じる危険もある。
の細部及び色を人間が観察した場合、人間の視覚は上記
のような問題を発生させることなく、画像の持つ広い濃
度のダイナミクスや色を知覚することができる。このよ
うな人間の視覚を中心とした中央視野/周辺視野レティ
ネックスの概念は、Edwin Land(エドウィン
・ランド)により(「An Alternativ T
echnique for the Computat
ion of the Designatorin t
he Retinex Theory of Colo
r Vision」National Academy
of Science、第84巻、pp.3078か
らpp.3080(1986))の中で紹介されてい
る。この中では、人間の視覚のレティネックスの概念で
は、中央視野が2から4基礎単位分の直径を持ち、周辺
視野が中央視野の約200から250倍の直径を有する
逆2乗関数で記述されている。そして、中央視野、周辺
視野各々の視野内での信号強度の空間的平均が知覚され
る強度に関係するとして定義されている。これらの原理
に従い、上記のような暗部における色と明度表現を改善
する手法が近年提案されている。この例は国際公開番号
W097/45809(日本では特表2000−511
315号公表、文献3)で記述されている。
善方法の説明図である。なお、ここではグレースケール
画像を例に説明するが、カラー画像に対しても拡張する
ことができる。画像の(i,j)における画素値I
(i,j)は、プロセッサ301及びフィルタ302に
よって調整され、フィルタリング処理が行われる。画素
ごとに、プロセッサ301は、(数1)のような調整画
素値I’(i,j)を算出する。
辺視野関数であり、「*」は畳み込み演算処理を示す。
そして、F(i,j)が(数2)の条件を満足するよう
に正規化係数Kが決定されており、これにより(数1)
の第2項は、周辺視野における画素値の平均値に相当す
る。
素値平均値に対する各画素の画素値の比率を対数変換し
たものに相当する。周辺視野関数F(i,j)は、人間
の視覚モデルとの対応から対象画素に近づくほど寄与す
る割合が高いように設計されており、(数3)のような
ガウス関数が適用される。
素値I’(i,j)をコントロールするための定数であ
る。
善方法では、周辺視野での平均画素値に対する対象画素
値を調整された画素値I’(i,j)として算出し、こ
の値に対して、ディスプレイ303によって使用される
レティネックス出力R(i,j)を生成するためのフィ
ルタ処理が302により行われる。302はI’(i,
j)を対数領域からディスプレイ303で扱われるR
(i,j)の画素値領域へ変換するものであり、処理の
簡便化のために全ての画素に対して同一のオフセット及
び利得変換関数を適用する処理が用いられる。
関数を制御するcによる影響を大きく受ける。例えば、
このcが大きな値になると対象画素に寄与する周辺視野
が大きくなることで、大きな影における色の補償のみが
可能となるが、一方、このcが小さい値の場合、対象画
素近傍のみが影響を与えることとなり、小さな影領域で
の改善のみが見受けられる。このように扱う画像内の画
素値のダイナミックスレンジに応じて適切なcを考慮す
る必要があり画像依存性の問題が挙げられる。その改善
として、複数の周辺視野領域を設ける手法も同じ特許内
に提案されているが、いくつ周辺視野領域を用意するか
が明確になっておらず、改善精度を向上されるために大
きな周辺領域から小さい周辺領域を多く用意することに
より、処理時間が膨大になってしまうという問題点があ
る。
303で使用される実際の画素値に変換する処理が行わ
れているが、この方法ではどの画像に対しても同一のオ
フセット及び利得変換関数処理をするように設定されて
おり、この最適なオフセット及び利得変換関数の設定に
は経験的知見を要する点も問題として挙げられる。さら
に、複数の定数cにより設定される最大の周辺視野内で
画素値変動が非常に小さい場合、調整された画素値I’
(i,j)は複数領域を用意してもI(i,j)に関係
なく1.0近傍になる。このような場合、画素値変動の
小さい対象画素でのI’(i,j)はその入力画像全体
におけるI’(i,j)の平均近傍に位置する場合が多
く、フィルタ302におけるオフセット及び利得変換関
数如何に問わず、実際の画素値における中央付近に向か
いやすい傾向がある。特にハイライト輝度をもつ一様に
広い画像領域では、調整後の輝度が下がる方向に調整さ
れやすく視覚的に悪化する問題がある。
場合、従来の色調整処理では、予め色変換テーブル内に
変換前の色と変換後の色を定義する手法が用いられた
が、例えばディジタルカメラで取られた画像をよりきれ
いにしたいような欲求の場合、変換前の色は入力画像を
見るまで判明しないことが多く、予め一律に決めること
ができず、自動的に色調整を行うことができないという
問題点がある。この改善として、入力画像において色の
ヒストグラムをとり、その上位色を色変換テーブル内の
変換後の色で変換する手法も考えられるが、単純に色の
ヒストグラムを取りだけでは変換後の色バランスが崩れ
る可能性が大きかった。
ストグラムに基づくコントラスト強調処理技術は、特定
の部分のコントラストが強調されすぎたり、局所的に隣
接する矩形領域境界で不連続性を示すことがあるという
問題点を有していた。また、複数の絞り条件等で撮像さ
れた複数画像を合成した場合、原理的には同じ被写体を
撮像することができず、合成画像細部のぼけや色ずれを
生じる可能性があるという問題点を有していた。さら
に、従来の人間の視覚モデルをもとにしたコントラスト
調整技術では、人間の周辺視野を規定するための定数や
最終的に扱うための実際の画素値に変換する際のフィル
タ処理の設計に経験的知識を多く含むという問題点を有
していた。そのうえ、特にハイライト輝度をもつ一様に
広い画像領域では、調整後の輝度が下がる方向に調整さ
れやすく視覚的に悪化するという問題点を有していた。
は、撮像された明暗部を持つ画像のみを用いて簡易に撮
像画像のコントラストを調整することができ、入力画像
に対する依存性と変換後の色バランスの崩れを無くすこ
とができることが要求されている。
れた明暗部を持つ画像のみを用いて簡易に撮像画像のコ
ントラストを調整することができ、また入力画像に対す
る依存性と変換後の色バランスの崩れを無くすことがで
きる画像処理装置、および、撮像された明暗部を持つ画
像のみを用いて簡易に撮像画像のコントラストを調整
し、また入力画像に対する依存性と変換後の色バランス
の崩れを無くすための画像処理方法を提供することを目
的とする。
に本発明の画像処理装置は、入力したアナログ画像信号
をディジタル画像データに変換する画像入力手段と、変
換したディジタル画像データに所望の画像処理を行って
処理済み画像データを生成する画像処理手段と、処理済
み画像データとディジタル画像データとの合成を行って
合成画像データを生成する画像合成手段と、合成画像デ
ータをアナログの合成画像信号に変換する画像出力手段
とを有し、画像処理手段は、ディジタル画像データに対
してコントラスト調整を行うコントラスト調整手段また
はディジタル画像データに対して色調整を行う色調整手
段である構成を備えている。
のみを用いて簡易に撮像画像のコントラストを調整する
ことができ、また入力画像に対する依存性と変換後の色
バランスの崩れを無くすことができる画像処理装置が得
られる。
理方法は、入力したアナログ画像信号をディジタル画像
データに変換する画像入力ステップと、変換したディジ
タル画像データに所望の画像処理を行って処理済み画像
データを生成する画像処理ステップと、処理済み画像デ
ータとディジタル画像データとの合成を行って合成画像
データを生成する画像合成ステップと、合成画像データ
をアナログの合成画像信号に変換する画像出力ステップ
とを有し、画像処理ステップは、ディジタル画像データ
に対してコントラスト調整を行うコントラスト調整ステ
ップまたはディジタル画像データに対して色調整を行う
色調整ステップである構成を備えている。
のみを用いて簡易に撮像画像のコントラストを調整し、
また入力画像に対する依存性と変換後の色バランスの崩
れを無くすための画像処理方法が得られる。
理装置は、入力したアナログ画像信号をディジタル画像
データに変換する画像入力手段と、変換したディジタル
画像データに所望の画像処理を行って処理済み画像デー
タを生成する画像処理手段と、処理済み画像データとデ
ィジタル画像データとの合成を行って合成画像データを
生成する画像合成手段と、合成画像データをアナログの
合成画像信号に変換する画像出力手段とを有し、画像処
理手段は、ディジタル画像データに対してコントラスト
調整を行うコントラスト調整手段またはディジタル画像
データに対して色調整を行う色調整手段であることとし
たものである。
入力画像に対してコントラスト調整または色調整を行う
ことができるので、撮像された明暗部を持つ画像のみを
用いて簡易に撮像画像のコントラストを調整することが
でき、また入力画像に対する依存性と変換後の色バラン
スの崩れを無くすことができるという作用を有する。
1に記載の画像処理装置において、コントラスト調整手
段は、対象画素のコントラスト調整量を求める補正情報
導出手段と、求めた対象画素のコントラスト調整量から
有効となる範囲を限定して抽出する抽出手段と、対象画
素のコントラスト調整量に基づき限定された範囲におい
て対象画素の画素値を調整画素値に変換する画素値変換
手段とを有することとしたものである。
調整量を求め、対象画素のコントラスト調整量に基づき
限定された範囲において対象画素の画素値を調整画素値
に変換するようにしたので、経験を要すること無く、入
力画像に対してコントラスト調整または色調整を自動的
かつ確実にに行うことができるという作用を有する。
1に記載の画像処理装置において、コントラスト調整手
段は、対象画素のコントラスト調整量を算出する際の初
期条件と画素比較範囲とを設定する初期設定手段と、画
素比較範囲をもとに対象画素のコントラスト調整量を求
める補正情報導出手段と、求めた対象画素のコントラス
ト調整量に基づくコントラスト調整処理が全ての画素比
較範囲で終了したかどうかの判定を行う終了判定手段
と、終了判定手段で終了判定されなかった場合には画素
比較範囲を変更して補正情報導出手段へ処理を渡す補正
範囲変更手段と、終了判定手段で終了判定された場合に
は複数の画素比較範囲より得られたコントラスト調整量
から有効となる範囲を限定して抽出する抽出手段と、対
象画素のコントラスト調整量に基づき限定された範囲に
おいて対象画素の画素値を調整画素値に変換する画素値
変換手段とを有することとしたものである。
域における平均画素値との比較により算出したコントラ
スト調整量を複数の周辺領域でのコントラスト調整量の
加重平均値に拡張することができるので、入力画像の影
響や、周辺視野領域の大きさを示す定数の設定による影
響を低減させることができるという作用を有する。
1に記載の画像処理装置において、コントラスト調整手
段は、入力画像内の画素値をコントラスト調整時の対象
とする対象信号へ変換する信号変換手段と、信号変換手
段で得られた対象信号に対して対象画素のコントラスト
調整量を求める対象補正情報導出手段と、対象補正情報
導出手段で得られた対象画素のコントラスト調整量から
有効となる範囲を限定し抽出する抽出手段と、対象画素
のコントラスト調整量に基づき限定された範囲において
信号変換手段で得られた対象信号を調整対象信号に変換
して調整済みの対象信号を生成する対象信号変換手段
と、調整済みの対象信号と信号変換手段で得られた対象
信号とにより前記入力画像内の画素値を調整画素値へ逆
変換処理を行う信号逆変換手段とを有することとしたも
のである。
の情報に一度変換し、この明度を対象信号として対象画
素の明度とその周辺領域における平均明度との比較より
明度のコントラスト調整量を求め、そのうちで有効と思
われる明度のコントラスト調整量を抽出することができ
るので、この抽出された明度と入力画像より得られた色
相とにより、調整後の画像の画素値を求め、得られたコ
ントラスト調整画像と入力画像とを適切な結合係数をも
とに加重平均合成することで入力画像のコントラスト調
整を行うことができるという作用を有する。
1に記載の画像処理装置において、コントラスト調整手
段は、入力画像内の画素値をコントラスト調整時の対象
とする対象信号へ変換する信号変換手段と、変換した対
象信号に対するコントラスト調整量を算出する際の初期
条件と画素比較範囲とを設定する初期設定手段と、画素
比較範囲をもとに変換した対象信号に対する各画素のコ
ントラスト調整量を求める対象補正情報導出手段と、求
めた各画素のコントラスト調整量に基づくコントラスト
調整処理が全ての画素比較範囲で終了したかどうかの判
定を行う終了判定手段と、終了判定手段で終了判定され
なかった場合には画素比較範囲を変更して対象補正情報
導出手段へ処理を渡す補正範囲変更手段と、終了判定手
段で終了判定された場合には各画素のコントラスト調整
量より有効となる範囲を限定して抽出する抽出手段と、
各画素のコントラスト調整量に基づき限定された範囲に
おいて変換した対象信号を調整対象信号に変換して調整
済みの対象信号を生成する対象信号変換手段と、調整済
みの対象信号と信号変換手段で変換した対象信号とによ
り入力画像内の画素値を調整画素値へ逆変換処理を行う
信号逆変換手段とを有することとしたものである。
域における平均画素値との比較により算出したコントラ
スト調整量を複数の周辺領域でのコントラスト調整量の
加重平均値に拡張することができるので、高精度なコン
トラスト調整を行うことができるという作用を有する。
2または3に記載の画像処理装置において、画素値変換
手段は、入力画像内の平均輝度を算出する平均輝度算出
手段と、算出した平均輝度をもとに、得られたコントラ
スト調整量に基づいて入力画像内の画素値を調整画素値
に変換する際の変換方式を選択する変換方式分類手段
と、変換方式分類手段で得られた変換方式に従い、得ら
れたコントラスト調整量を実際の画素の持つ画素値に変
換する画素値推定手段とを有することとしたものであ
る。
れたコントラスト調整量から有効と思われる領域を抽出
した後に、入力画像における平均輝度をもとに、抽出さ
れたコントラスト調整量を変換する変換方式を選択して
適用することができるので、容易かつ確実にコントラス
ト調整を行うことができるという作用を有する。
4または5に記載の画像処理装置において、対象信号変
換手段は、信号変換手段で得られた対象信号の入力画像
における平均値を算出して平均対象信号を生成する平均
対象信号算出手段と、生成した平均対象信号をもとに、
得られた対象信号のコントラスト調整量に基づいて得ら
れた対象信号を調整対象信号に変換する際の変換方式を
選択する変換方式分類手段と、変換方式分類手段で得ら
れた変換方式に従い、得られた対象信号のコントラスト
調整量を実際の画素の対象信号値に変換する対象信号推
定手段とを有することとしたものである。
れた対象信号(例えば明度)のコントラスト調整量から
有効と思われる領域を抽出した後に、入力画像における
平均対象信号値(平均明度)をもとに、抽出された対象
信号のコントラスト調整量を変換する変換方式を選択し
て適用することができるので、容易かつ確実にコントラ
スト調整を行うことができるという作用を有する。
2または3に記載の画像処理装置において、画素値変換
手段は、入力画像内のコントラスト強度を示す基準強度
値を算出する基準強度算出手段と、算出した基準強度値
をもとに、得られたコントラスト調整量に基づいて入力
画像内の画素値を調整画素値に変換する際の変換曲線を
推定する変換曲線推定手段と、推定した変換曲線を使っ
て、得られたコントラスト調整量を実際の画素の持つ画
素値に変換する画素値推定手段とを有することとしたも
のである。
れたコントラスト調整量から有効と思われる領域を抽出
した後に、入力画像の輝度より得られるエッジ強度の総
和を計算することができるので、抽出されたコントラス
ト調整量を変換する際の変換曲線を複数候補用意して、
各変換曲線より得られた最終出力候補画像の輝度のエッ
ジ強度総和を計算し、その値の入力画像のエッジ強度総
和に対する比を評価値として最適な変換曲線を遺伝的ア
ルゴリズムで推定することができるという作用を有す
る。
4または5に記載の画像処理装置において、対象信号変
換手段は、信号変換手段で得られた対象信号に対して入
力画像内のコントラスト強度を示す基準強度値を算出す
る基準強度算出手段と、算出した基準強度値をもとに、
得られた対象信号のコントラスト調整量に基づいて得ら
れた対象信号を調整対象信号に変換する際の変換曲線を
推定する対象信号変換曲線推定手段と、推定した変換曲
線を使って、得られた対象信号を調整対象信号に変換す
る対象信号推定手段とを有することとしたものである。
れた対象信号(明度)コントラスト調整量から有効と思
われる領域を抽出した後に、入力画像の対象信号より入
力画像のエッジ強度の総和を計算することができるの
で、抽出された対象信号のコントラスト調整量を変換す
る際の変換曲線を複数候補用意して、各変換曲線より得
られた最終出力候補画像の対象信号によるエッジ強度総
和を計算し、その値の入力画像のエッジ強度総和に対す
る比を評価値として最適な変換曲線を遺伝的アルゴリズ
ムで推定することができるという作用を有する。
項8に記載の画像処理装置において、変換曲線推定手段
は、予め設定された固定数分の調整パラメータより構成
される調整ベクトルの初期候補集団を設定する初期候補
設定手段と、現時点における調整ベクトル集団内の各ベ
クトルを用いて、得られたコントラスト調整量に基づい
て入力画像内の画素値を調整画素値に変換する画素値変
換候補算出手段と、基準強度値と現時点における調整ベ
クトル集団内の各ベクトルとより得られた変換後の画素
値を用いて各変換曲線候補によるコントラスト強度を評
価する評価値算出手段と、前期評価値導出手段で得られ
た各候補の適合度を計算する適合度計算手段と、計算し
た各候補の適合度をもとに現在の候補の組替え操作を行
うことで新しい調整ベクトル集合の生成を行う組替え操
作手段と、調整ベクトルの最適化が終了した時点かどう
かの判定を行う推定終了判定手段とを有することとした
ものである。
れたコントラスト調整量より有効と思われる領域を抽出
した後に入力画像の輝度より得られるエッジ強度の総和
を計算することができるので、抽出されたコントラスト
調整量を変換する際の変換曲線を複数候補用意して、各
変換曲線より得られた最終出力候補画像の輝度のエッジ
強度総和を計算し、その値の入力画像のエッジ強度総和
に対する比を評価値として最適な変換曲線を遺伝的アル
ゴリズムで推定することができるという作用を有する。
項9に記載の画像処理装置において、対象信号変換曲線
推定手段は、予め設定された固定数分の調整パラメータ
より構成される調整ベクトルの初期候補集団を設定する
初期候補設定手段と、現時点における調整ベクトル集団
内の各ベクトルを用いて、得られた対象信号のコントラ
スト調整量に基づいて、得られた対象信号を調整対象信
号に変換する対象信号変換候補算出手段と、基準強度値
と現時点における調整ベクトル集団内の各ベクトルより
得られた変換後の対象信号値とを用いて、各変換曲線候
補による対象信号のコントラスト強度を評価する評価値
算出手段と、評価値導出手段で得られた各候補の適合度
を計算する適合度計算手段と、計算した各候補の適合度
をもとに現在の候補の組替え操作を行うことで新しい調
整ベクトル集合の生成を行う組替え操作手段と、調整ベ
クトルの最適化が終了した時点かどうかの判定を行う推
定終了判定手段とを有することとしたものである。
れた対象信号(明度)コントラスト調整量より有効と思
われる領域を抽出した後に、入力画像の対象信号より入
力画像のエッジ強度の総和を計算することができるの
で、抽出された対象信号のコントラスト調整量を変換す
る際の変換曲線を複数候補用意して、各変換曲線より得
られた最終出力候補画像の対象信号によるエッジ強度総
和を計算し、その値の入力画像のエッジ強度総和に対す
る比を評価値として最適な変換曲線を遺伝的アルゴリズ
ムで推定することができるという作用を有する。
項1に記載の画像処理装置において、色調整手段は、入
力画像を複数の小領域に分割する画像分割手段と、画像
分割手段で得られた各小領域内の色データを代表する代
表色を求める代表色抽出手段と、予め用意された色変換
後の色データを集めた色変換テーブルと、代表色抽出手
段で求めた代表色に最も近い色を変換色として色変換テ
ーブルより選択する代表色変換色選択手段と、代表色変
換色選択手段で得られた代表色と変換色との間の距離を
もとに、選択された各変換色を微調整し、代表色を微調
整後の変換色に変換する色変換手段とを有することとし
たものである。
域に分割し、各領域内の色の統計的分布により代表色を
選択することができるので、予め用意された色変換テー
ブル内の色と代表色を比較して各代表色に最近傍な変換
後の色を抽出するとともに、2つの色間の距離をもとに
選択された変換後の色データを微調整し、各領域におけ
る代表色をこの微調整された変換色に変換することがで
き、こうして得られた色調整後の画像と入力画像とを適
切な結合係数をもとに加重平均合成することで入力画像
の色調整を行うことができるという作用を有する。
項12に記載の画像処理装置において、代表色抽出手段
は、分割された小領域内の色データに対して、逐次分割
処理を行う際のスタート状態のグループを設定し、各グ
ループに色データ全てを分類し、各グループの代表色を
求める初期化手段と、分割対象グループ内に属する色デ
ータの分布をもとに、対象グループの分割時に着目する
成分を決定する分割軸決定手段と、得られた着目成分に
従い、対象グループを複数に分割するとともに、対象グ
ループに属する色データを分割後に得られたグループに
振り分けるクラスタ分割手段と、得られた各グループに
属する色データの代表色を求めるクラスタ代表色決定手
段と、代表色が収束したかどうかの判定を行い、収束し
ていない場合には、現在の代表色をもとに再度グループ
分割を行うためにクラスタ分割手段へ処理が移る収束判
定手段と、収束判定手段で収束したと判定された場合に
は、これまでに得られた対象領域内からの代表色が所定
数得られたどうかの判定を行い、得られていない場合に
は分割軸決定手段への処理が移るクラスタ分割終了判定
手段と、クラスタ分割終了判定手段で終了したと判定さ
れた場合には、得られた所定数の代表色を出力する代表
色出力手段とを有することとしたものである。
域に分割し、各領域内の色の統計的分布により代表色を
選択することができるので、予め用意された色変換テー
ブル内の色と代表色を比較して各代表色に最近傍な変換
後の色を抽出するとともに、2つの色間の距離をもとに
選択された変換後の色データを微調整し、各領域におけ
る代表色をこの微調整された変換色に変換することがで
き、こうして得られた色調整後の画像と入力画像とを適
切な結合係数をもとに加重平均合成することで入力画像
の色調整を行うことができるという作用を有する。
項1乃至13のいずれか1に記載の画像処理装置におい
て、画像合成手段は、入力画像と画像処理手段で得られ
た調整後の画像とのどちらを優先するかを決める選択基
準値判定手段と、選択基準値判定手段の決定結果に基づ
いて、入力画像と画像処理手段で得られた調整後の画像
とに掛かる結合係数を決定する結合係数導出手段と、結
合係数導出手段で決定した各画像の結合係数を使って、
入力画像と画像処理手段で得られた調整後の画像との加
重平均画像を生成する加重平均合成手段とを有すること
としたものである。
周辺領域における平均画素値との比較よりコントラスト
調整量を求め、そのうちで有効と思われるコントラスト
調整量を抽出することができるので、そのように得られ
たコントラスト調整画像と入力画像とを適切な結合係数
をもとに加重平均合成することで入力画像のコントラス
ト調整を行うことができるという作用を有する。
したアナログ画像信号をディジタル画像データに変換す
る画像入力ステップと、変換したディジタル画像データ
に所望の画像処理を行って処理済み画像データを生成す
る画像処理ステップと、処理済み画像データとディジタ
ル画像データとの合成を行って合成画像データを生成す
る画像合成ステップと、合成画像データをアナログの合
成画像信号に変換する画像出力ステップとを有し、画像
処理ステップは、ディジタル画像データに対してコント
ラスト調整を行うコントラスト調整ステップまたはディ
ジタル画像データに対して色調整を行う色調整ステップ
であることとしたものである。
入力画像に対してコントラスト調整または色調整を行う
ことができるので、撮像された明暗部を持つ画像のみを
用いて簡易に撮像画像のコントラストを調整することが
でき、また入力画像に対する依存性と変換後の色バラン
スの崩れを無くすことができるという作用を有する。
項15に記載の画像処理方法において、コントラスト調
整ステップは、対象画素のコントラスト調整量を求める
補正情報導出ステップと、求めた対象画素のコントラス
ト調整量から有効となる範囲を限定して抽出する抽出ス
テップと、対象画素のコントラスト調整量に基づき限定
された範囲において対象画素の画素値を調整画素値に変
換する画素値変換ステップとを有することとしたもので
ある。
調整量を求め、対象画素のコントラスト調整量に基づき
限定された範囲において対象画素の画素値を調整画素値
に変換するようにしたので、経験を要すること無く、入
力画像に対してコントラスト調整を自動的かつ確実に行
うことができるという作用を有する。
項15に記載の画像処理方法において、コントラスト調
整ステップは、対象画素のコントラスト調整量を算出す
る際の初期条件と画素比較範囲とを設定する初期設定ス
テップと、画素比較範囲をもとに対象画素のコントラス
ト調整量を求める補正情報導出ステップと、求めた対象
画素のコントラスト調整量に基づくコントラスト調整処
理が全ての画素比較範囲で終了したかどうかの判定を行
う終了判定ステップと、終了判定ステップで終了判定さ
れなかった場合には画素比較範囲を変更して補正情報導
出ステップへ処理を渡す補正範囲変更ステップと、終了
判定ステップで終了判定された場合には複数の画素比較
範囲より得られたコントラスト調整量から有効となる範
囲を限定して抽出する抽出ステップと、対象画素のコン
トラスト調整量に基づき限定された範囲において対象画
素の画素値を調整画素値に変換する画素値変換ステップ
とを有することとしたものである。
域における平均画素値との比較により算出したコントラ
スト調整量を複数の周辺領域でのコントラスト調整量の
加重平均値に拡張することができるので、入力画像の影
響や、周辺視野領域の大きさを示す定数の設定による影
響を低減させることができるという作用を有する。
項15に記載の画像処理方法において、コントラスト調
整ステップは、入力画像内の画素値をコントラスト調整
時の対象とする対象信号へ変換する信号変換ステップ
と、信号変換ステップで得られた対象信号に対して対象
画素のコントラスト調整量を求める対象補正情報導出ス
テップと、対象補正情報導出ステップで得られた対象画
素のコントラスト調整量から有効となる範囲を限定し抽
出する抽出ステップと、対象画素のコントラスト調整量
に基づき限定された範囲において信号変換ステップで得
られた対象信号を調整対象信号に変換して調整済みの対
象信号を生成する対象信号変換ステップと、調整済みの
対象信号と信号変換ステップで得られた対象信号とによ
り前記入力画像内の画素値を調整画素値へ逆変換処理を
行う信号逆変換ステップとを有することとしたものであ
る。
の情報に一度変換し、この明度を対象信号として対象画
素の明度とその周辺領域における平均明度との比較より
明度のコントラスト調整量を求め、そのうちで有効と思
われる明度のコントラスト調整量を抽出することができ
るので、この抽出された明度と入力画像より得られた色
相とにより、調整後の画像の画素値を求め、得られたコ
ントラスト調整画像と入力画像とを適切な結合係数をも
とに加重平均合成することで入力画像のコントラスト調
整を行うことができるという作用を有する。
項15に記載の画像処理方法において、コントラスト調
整ステップは、入力画像内の画素値をコントラスト調整
時の対象とする対象信号へ変換する信号変換ステップ
と、変換した対象信号に対するコントラスト調整量を算
出する際の初期条件と画素比較範囲とを設定する初期設
定ステップと、画素比較範囲をもとに変換した対象信号
に対する各画素のコントラスト調整量を求める対象補正
情報導出ステップと、求めた各画素のコントラスト調整
量に基づくコントラスト調整処理が全ての画素比較範囲
で終了したかどうかの判定を行う終了判定ステップと、
終了判定ステップで終了判定されなかった場合には画素
比較範囲を変更して対象補正情報導出ステップへ処理を
渡す補正範囲変更ステップと、終了判定ステップで終了
判定された場合には各画素のコントラスト調整量より有
効となる範囲を限定して抽出する抽出ステップと、各画
素のコントラスト調整量に基づき限定された範囲におい
て変換した対象信号を調整対象信号に変換して調整済み
の対象信号を生成する対象信号変換ステップと、調整済
みの対象信号と信号変換ステップで変換した対象信号と
により入力画像内の画素値を調整画素値へ逆変換処理を
行う信号逆変換ステップとを有することとしたものであ
る。
域における平均画素値との比較により算出したコントラ
スト調整量を複数の周辺領域でのコントラスト調整量の
加重平均値に拡張することができるので、高精度なコン
トラスト調整を行うことができるという作用を有する。
項16または17に記載の画像処理方法において、画素
値変換ステップは、入力画像内の平均輝度を算出する平
均輝度算出ステップと、算出した平均輝度をもとに、得
られたコントラスト調整量に基づいて入力画像内の画素
値を調整画素値に変換する際の変換方式を選択する変換
方式分類ステップと、変換方式分類ステップで得られた
変換方式に従い、得られたコントラスト調整量を実際の
画素の持つ画素値に変換する画素値推定ステップとを有
することとしたものである。
れたコントラスト調整量から有効と思われる領域を抽出
した後に、入力画像における平均輝度をもとに、抽出さ
れたコントラスト調整量を変換する変換方式を選択して
適用することができるので、容易かつ確実にコントラス
ト調整を行うことができるという作用を有する。
項18または19に記載の画像処理方法において、対象
信号変換ステップは、信号変換ステップで得られた対象
信号の入力画像における平均値を算出して平均対象信号
を生成する平均対象信号算出ステップと、生成した平均
対象信号をもとに、得られた対象信号のコントラスト調
整量に基づいて得られた対象信号を調整対象信号に変換
する際の変換方式を選択する変換方式分類ステップと、
変換方式分類ステップで得られた変換方式に従い、得ら
れた対象信号のコントラスト調整量を実際の画素の対象
信号値に変換する対象信号推定ステップとを有すること
としたものである。
れた対象信号(例えば明度)のコントラスト調整量から
有効と思われる領域を抽出した後に、入力画像における
平均対象信号値(平均明度)をもとに、抽出された対象
信号のコントラスト調整量を変換する変換方式を選択し
て適用することができるので、容易かつ確実にコントラ
スト調整を行うことができるという作用を有する。
項16または17に記載の画像処理方法において、画素
値変換ステップは、入力画像内のコントラスト強度を示
す基準強度値を算出する基準強度算出ステップと、算出
した基準強度値をもとに、得られたコントラスト調整量
に基づいて入力画像内の画素値を調整画素値に変換する
際の変換曲線を推定する変換曲線推定ステップと、推定
した変換曲線を使って、得られたコントラスト調整量を
実際の画素の持つ画素値に変換する画素値推定ステップ
とを有することとしたものである。
れたコントラスト調整量から有効と思われる領域を抽出
した後に、入力画像の輝度より得られるエッジ強度の総
和を計算することができるので、抽出されたコントラス
ト調整量を変換する際の変換曲線を複数候補用意して、
各変換曲線より得られた最終出力候補画像の輝度のエッ
ジ強度総和を計算し、その値の入力画像のエッジ強度総
和に対する比を評価値として最適な変換曲線を遺伝的ア
ルゴリズムで推定することができるという作用を有す
る。
項18または19に記載の画像処理方法において、対象
信号変換ステップは、信号変換ステップで得られた対象
信号に対して入力画像内のコントラスト強度を示す基準
強度値を算出する基準強度算出ステップと、算出した基
準強度値をもとに、得られた対象信号のコントラスト調
整量に基づいて得られた対象信号を調整対象信号に変換
する際の変換曲線を推定する対象信号変換曲線推定ステ
ップと、推定した変換曲線を使って、得られた対象信号
を調整対象信号に変換する対象信号推定ステップとを有
することとしたものである。
れた対象信号(明度)コントラスト調整量から有効と思
われる領域を抽出した後に、入力画像の対象信号より入
力画像のエッジ強度の総和を計算することができるの
で、抽出された対象信号のコントラスト調整量を変換す
る際の変換曲線を複数候補用意して、各変換曲線より得
られた最終出力候補画像の対象信号によるエッジ強度総
和を計算し、その値の入力画像のエッジ強度総和に対す
る比を評価値として最適な変換曲線を遺伝的アルゴリズ
ムで推定することができるという作用を有する。
項22に記載の画像処理方法において、変換曲線推定ス
テップは、予め設定された固定数分の調整パラメータよ
り構成される調整ベクトルの初期候補集団を設定する初
期候補設定ステップと、現時点における調整ベクトル集
団内の各ベクトルを用いて、得られたコントラスト調整
量に基づいて入力画像内の画素値を調整画素値に変換す
る画素値変換候補算出ステップと、基準強度値と現時点
における調整ベクトル集団内の各ベクトルとより得られ
た変換後の画素値を用いて各変換曲線候補によるコント
ラスト強度を評価する評価値算出ステップと、前期評価
値導出ステップで得られた各候補の適合度を計算する適
合度計算ステップと、計算した各候補の適合度をもとに
現在の候補の組替え操作を行うことで新しい調整ベクト
ル集合の生成を行う組替え操作ステップと、調整ベクト
ルの最適化が終了した時点かどうかの判定を行う推定終
了判定ステップとを有することとしたものである。
れたコントラスト調整量より有効と思われる領域を抽出
した後に入力画像の輝度より得られるエッジ強度の総和
を計算することができるので、抽出されたコントラスト
調整量を変換する際の変換曲線を複数候補用意して、各
変換曲線より得られた最終出力候補画像の輝度のエッジ
強度総和を計算し、その値の入力画像のエッジ強度総和
に対する比を評価値として最適な変換曲線を遺伝的アル
ゴリズムで推定することができるという作用を有する。
項23に記載の画像処理方法において、対象信号変換曲
線推定ステップは、予め設定された固定数分の調整パラ
メータより構成される調整ベクトルの初期候補集団を設
定する初期候補設定ステップと、現時点における調整ベ
クトル集団内の各ベクトルを用いて、得られた対象信号
のコントラスト調整量に基づいて、得られた対象信号を
調整対象信号に変換する対象信号変換候補算出ステップ
と、基準強度値と現時点における調整ベクトル集団内の
各ベクトルより得られた変換後の対象信号値とを用い
て、各変換曲線候補による対象信号のコントラスト強度
を評価する評価値算出ステップと、評価値導出ステップ
で得られた各候補の適合度を計算する適合度計算ステッ
プと、計算した各候補の適合度をもとに現在の候補の組
替え操作を行うことで新しい調整ベクトル集合の生成を
行う組替え操作ステップと、調整ベクトルの最適化が終
了した時点かどうかの判定を行う推定終了判定ステップ
とを有することとしたものである。
れた対象信号(明度)コントラスト調整量より有効と思
われる領域を抽出した後に、入力画像の対象信号より入
力画像のエッジ強度の総和を計算することができるの
で、抽出された対象信号のコントラスト調整量を変換す
る際の変換曲線を複数候補用意して、各変換曲線より得
られた最終出力候補画像の対象信号によるエッジ強度総
和を計算し、その値の入力画像のエッジ強度総和に対す
る比を評価値として最適な変換曲線を遺伝的アルゴリズ
ムで推定することができるという作用を有する。
項15に記載の画像処理方法において、色調整ステップ
は、入力画像を複数の小領域に分割する画像分割ステッ
プと、画像分割ステップで得られた各小領域内の色デー
タを代表する代表色を求める代表色抽出ステップと、予
め用意された色変換後の色データを集めた色変換テーブ
ルと、代表色抽出ステップで求めた代表色に最も近い色
を変換色として色変換テーブルより選択する代表色変換
色選択ステップと、代表色変換色選択ステップで得られ
た代表色と変換色との間の距離をもとに、選択された各
変換色を微調整し、代表色を微調整後の変換色に変換す
る色変換ステップとを有することとしたものである。
域に分割し、各領域内の色の統計的分布により代表色を
選択することができるので、予め用意された色変換テー
ブル内の色と代表色を比較して各代表色に最近傍な変換
後の色を抽出するとともに、2つの色間の距離をもとに
選択された変換後の色データを微調整し、各領域におけ
る代表色をこの微調整された変換色に変換することがで
き、こうして得られた色調整後の画像と入力画像とを適
切な結合係数をもとに加重平均合成することで入力画像
の色調整を行うことができるという作用を有する。
項26に記載の画像処理方法において、代表色抽出ステ
ップは、分割された小領域内の色データに対して、逐次
分割処理を行う際のスタート状態のグループを設定し、
各グループに色データ全てを分類し、各グループの代表
色を求める初期化ステップと、分割対象グループ内に属
する色データの分布をもとに、対象グループの分割時に
着目する成分を決定する分割軸決定ステップと、得られ
た着目成分に従い、対象グループを複数に分割するとと
もに、対象グループに属する色データを分割後に得られ
たグループに振り分けるクラスタ分割ステップと、得ら
れた各グループに属する色データの代表色を求めるクラ
スタ代表色決定ステップと、代表色が収束したかどうか
の判定を行い、収束していない場合には、現在の代表色
をもとに再度グループ分割を行うためにクラスタ分割ス
テップへ処理が移る収束判定ステップと、収束判定ステ
ップで収束したと判定された場合には、これまでに得ら
れた対象領域内からの代表色が所定数得られたどうかの
判定を行い、得られていない場合には分割軸決定ステッ
プへの処理が移るクラスタ分割終了判定ステップと、ク
ラスタ分割終了判定ステップで終了したと判定された場
合には、得られた所定数の代表色を出力する代表色出力
ステップとを有することとしたものである。
域に分割し、各領域内の色の統計的分布により代表色を
選択することができるので、予め用意された色変換テー
ブル内の色と代表色を比較して各代表色に最近傍な変換
後の色を抽出するとともに、2つの色間の距離をもとに
選択された変換後の色データを微調整し、各領域におけ
る代表色をこの微調整された変換色に変換することがで
き、こうして得られた色調整後の画像と入力画像とを適
切な結合係数をもとに加重平均合成することで入力画像
の色調整を行うことができるという作用を有する。
項15乃至27のいずれか1に記載の画像処理方法にお
いて、画像合成ステップは、入力画像と画像処理ステッ
プで得られた調整後の画像とのどちらを優先するかを決
める選択基準値判定ステップと、選択基準値判定ステッ
プの決定結果に基づいて、入力画像と画像処理ステップ
で得られた調整後の画像とに掛かる結合係数を決定する
結合係数導出ステップと、結合係数導出ステップで決定
した各画像の結合係数を使って、入力画像と画像処理ス
テップで得られた調整後の画像との加重平均画像を生成
する加重平均合成ステップとを有することとしたもので
ある。
周辺領域における平均画素値との比較よりコントラスト
調整量を求め、そのうちで有効と思われるコントラスト
調整量を抽出することができるので、そのように得られ
たコントラスト調整画像と入力画像とを適切な結合係数
をもとに加重平均合成することで入力画像のコントラス
ト調整を行うことができるという作用を有する。
単位には全て画素単位が用いられることする。また、各
実施の形態におけるステップは、ハードウェアで構成し
てもソフトウェアで構成してもよい。
態1による画像処理装置の基本構成を示すブロック図で
ある。また、図2(a)は図1の画像処理手段を示すブ
ロック図、図3は図2(a)のコントラスト調整手段を
示すブロック図、図10は図1の画像合成手段を示すブ
ロック図、図11は人間の視覚を模式的に示す説明図で
ある。
あり、voは最終的に出力される出力画像、vは後述の
画像処理手段11で得られた処理後の画像である。10
はCCD素子等の撮像素子からのアナログ画像信号vi
をディジタル画像データに変換する画像入力手段、11
は画像入力手段10で得られたディジタル画像データに
所望の画像処理を行う画像処理手段、12は画像入力手
段からのディジタル画像データと画像処理手段11で得
られた処理済みディジタル画像データvとを合成する画
像合成手段、13は画像合成手段12で得られた合成デ
ィジタル画像データを最終処理後の画像(アナログ画像
信号)として所望のデバイス(プリンタ、ディスプレイ
等)へ出力するための画像出力手段である。なお、本実
施の形態では、画像処理手段11における画像処理は、
図2(a)で示すように、入力画像のコントラスト調整
処理を行うコントラスト調整手段20で表されるものと
する。その際、コントラスト調整手段は図3のような構
成になる、図3において、30は対象画素Pij(i,
j)におけるカラー3成分値VPij(r(i,j),
g(i,j),b(i,j))からPijの広さcの周
囲画素との比較によりコントラスト調整量VRPij
(Rr(i,j),Rg(i,j),Rb(i,j))
を算出する補正情報導出手段、31は補正情報導出手段
30で得られたコントラスト調整量VRPijから、有
効となる範囲を限定し抽出する抽出手段、32は抽出手
段31で選択されたコントラスト調整量VRPijを実
際の画素Pijにおける調整後の画素値VPdij(r
d(i,j),gd(i,j),bd(i,j))に変
換する画素値変換手段である。また、画像合成手段12
は、図10に示されるように、入力画像1内の輝度をも
とに入力画像viとコントラスト調整手段20で得られ
た調整後の画像vとのどちらを優先するかを決める選択
基準値判定手段100と、選択基準値判定手段100の
結果をもとに、入力画像viとコントラスト調整手段2
0で得られた調整後の画像vとに掛かる結合係数ws
(S=1,3;ここで1は入力画像viに掛かる結合係
数であり、3は調整後の画像vに掛かる結合係数を示
す)を決定する結合係数導出手段101と、結合係数導
出手段101で得られた結合係数w0、w1を使って、
入力画像viとコントラスト調整手段で得られた調整後
の画像vとの加重平均画像を生成する加重平均合成手段
102より構成される。
作についてその動作を説明する。
11に、カラー画像viがディジタル入力される。画像
入力手段10では、カラー画像の場合、通常レッドr、
グリーンg、ブルーbの成分データが画像入力手段10
の精度で(8ビットならば0から255の値で)得られ
る。画像入力手段10では、この値を0.0から1.0
の値に正規化する。次に、ディジタル入力画像に対し
て、入力画像の暗部におけるコントラストを改善するた
めのコントラスト調整処理がコントラスト調整手段20
で行われる。コントラスト調整手段20では後述の図1
2のように行われる。人間の視覚では、図11に模式的
に示されるように、対象画素Pijに対して知覚された
画素値のみでPijの画素情報(色、コントラストな
ど)を認知するのではなく、対象画素Pijの画素値を
その周囲にある画素の情報との相対的な関係により調整
することで、Pijの画素情報を知覚している。これ
は、従来の技術で説明したように、Edwin Lan
dにより紹介されたレティネックス概念と呼ばれるもの
であり、このような知覚により一部だけ別の照明を受け
ているような不均一な照明光や極端に画素値の強度変化
があるようなシーンでも、物体の色を精度よく認知する
ことができる。本実施の形態でも、この概念を利用する
ことで影のような暗部における色や細部情報を明確にす
る。
置のコントラスト調整手段20における動作を示すフロ
ーチャートである。
30は、入力画像内における画素Pijの各成分の最大
値Vmax(rx,gx,bx)と最小値Vmin(r
n,gn,bn)を算出する(S1)。これは、出力画
像voにおける最小画素値と最大画素値が入力画像vi
と大きく異なった場合、両者の画像の違和感が大きくな
ることをできるだけ抑えるために、出力画像voの画素
値の最小画素値と最大画素値を入力画像viの最小画素
値と最大画素値に合わせるための処理である。次に、対
象画素Pijの画素値VPijをLandにおける中心
視野と見なし、その周囲にc画素の矩形領域に属する領
域を周辺視野と見なす。そして、補正情報導出手段30
は、周辺視野における画素値の加重平均画素値VAPi
j(Ar(i,j),Ag(i,j),Ab(i,
j))を求めるとともに(S2)、このVAPijとV
Pijの間の相対的関係につながるコントラスト調整量
VRPij(Rr(i,j),Rg(i,j),Rb
(i,j))を算出する(S3)。このVAPijとし
て、従来の技術のように(数1)の2項におけるc画素
の周辺視野内における画素値VPij(r(i,j),
g(i,j),b(i,j))と(数2)、(数3)の
ようにガウス関数で定義された周辺視野関数F(x,
y)の畳み込み積分値で定義することも可能であり、加
重平均画素値VAPijも(数1)を画素値を構成する
3成分独立に定義することも可能である。しかし、本実
施の形態では、処理の簡単化と高速化を考慮して、(数
4)のようにVAPijはc画素の周辺視野内における
画素値VPij(r(i,j),g(i,j),b
(i,j))の平均値を定義した。そして、コントラス
ト調整量VRPij(Rr(i,j),Rg(i,
j),Rb(i,j))も(数1)のように対数変換値
の差分を用いるのではなく(数5)のように各成分ごと
の画素値VPijの加重平均画素値VAPijに対する
比を定義することとした。
象画素Pijに対するコントラスト調整量VRPijを
入力画像内の全ての画像に対して行う(S4)。その
後、抽出手段31は、コントラスト調整量VRPijの
成分ごとの平均値VaR(aRr,aRg,aRb)と
標準偏差量VdR(dRr,dRg,dRb)を求め
(S5)、その値を使ってコントラスト調整量VRPi
jより抽出される際の最小値eminと最大値emax
を導出する(S6)。この導出としても多くの方法があ
るが、ここでは、emaxの候補としてaRr+α×d
Rr、aRg+α×dRg、aRb+α×dRbを求
め、この3値の内の最大値をemaxとする。そして、
eminの候補としてaRr−β×dRr、aRg−β
×dRg、aRb−β×dRbを求め、この3値の内の
最小値をeminとする。こうすることで、抽出された
コントラスト調整量VRPijの各成分のバランスが崩
れないように、必要とする領域を抽出することとした。
次に、画素値変換手段32は、このemaxとemin
を使って、コントラスト調整量VRPij(Rr(i,
j),Rg(i,j),Rb(i,j))の各成分は
0.0から1.0の範囲内の値に変換され(S7)、変
換値を入力画像のVmax(rx,gx,bx)と最小
値Vmin(rn,gn,bn)内に抑える処理を行う
(S8)。こうして得られたコントラスト調整量VRP
ijを対象画素Pijにおけるコントラスト調整の画素
値と見なされ、コントラスト調整処理が終了する(S
9)。終了か否かの判定は画素値変換手段32が行う。
での加重平均画素値に対する対象画素値の比の分布で中
心付近部分のみは取り出され、中心からの変動量は強調
されるとともに、中心付近から大きく外れた比の値を持
つ画素のコントラスト調整量VRPijは1.0もしく
は0.0になりやすくなる。そのため、中心視野である
対象画素Pijとその周辺視野における画素との差が少
しでもある領域はその差が強調されやすくなりコントラ
スト強調が行われ、影内の細部や入力機器のレンジ不足
で埋もれてしまった色情報を強調して表現することがで
きるようになる。本実施の形態の場合、各画素における
コントラスト調整量の導出が従来のレティネックス概念
による手法よりも簡易な形で構成されている。そして、
従来のレティネックス概念による手法では、各画素にお
けるコントラスト調整量から実際の画素値成分へ変換す
る際のフィルタ処理(オフセット、利得変換関数)の設
定が経験的知識を要することが問題とされていたが、本
実施の形態ではその必要がないことが利点として挙げら
れる。一方、周辺視野内での加重平均画素値に対する対
象画素値の比の分布で中心付近部分のみを抽出し、その
前後の領域を0.0もしくは1.0で飽和させることに
より、このコントラスト調整処理で得られた処理後の画
像voは全体的に輝度レベルが中心付近に集まる問題が
生じる可能性がある。この問題及び、従来の技術で説明
した非常に大きな領域で一律な色を持つハイライト部で
の輝度レベルの低下を改善するために、本実施の形態で
は、入力画像viとこの処理後の画像voを適応的に合
成することで、入力画像viが本来持つ輝度レベルの低
減や上昇を抑えることとしたのである。
は、このコントラスト調整処理での処理後画像vと入力
画像viを受けて図13で示されているように処理が実
行される。
処理装置の画像合成手段12の動作を示すフローチャー
トである。
0は、入力画像における各画素Pijの輝度y(i,
j)を計算する(S11)。そして、予め用意されたし
きい値Th_hとTh_lを各画素輝度y(i,j)と
比較する(S12)。その際、Th_l>y(i,j)
またはy(i,j)>Th_hの場合は、選択基準値判
定手段100は、さらにPijのcの矩形の周辺視野領
域における平均輝度Ay(i,j)を求める(S1
3)。そして、y(i,j)が|Ay(i,j)−y
(i,j)|<Th_len(S14)を満足する場合
には、対象画素Pijにおける入力画像viにおける画
素値VPij(r(i,j),g(i,j),b(i,
j))を処理済画像voの画素Pijの値であるVWP
ij(WRr(i,j),WRg(i,j),WRb
(i,j))に置き換える処理を行う(S15)。この
処理は、従来の技術で説明したように、周辺視野領域c
より大きな領域で変動が非常に小さい場合でのPijに
おけるコントラスト調整量は1.0近傍に集中しやすい
ことを考慮した処理であり、この処理により大きな領域
で一律な入力画像のハイライト部(白)やブラック部を
処理対象外として除去することで、前述のようにそのよ
うな領域でのコントラスト調整画像に発生しやすい輝度
レベルの大きな変動を抑えることを目的とする。
合係数導出手段101は、入力画像viのPijにおけ
る輝度値y(i,j)と処理済画像vの対応する画素で
の輝度値yd(i,j)を比較し(S16)、その両者
間の誤差の絶対値len=|y(i,j)−yd(i,
j)|を用意されたw3決定関数に入力することで、処
理済画像vの占める結合係数w3を決定する(S1
7)。そして入力画像viの占める結合係数w1はw1
=1.0−w3より決定する。このw3決定関数も一律
に決まらないが、ここでは簡易目的のため、(数6)の
ようなしきい値関数g(X)を使用する。
w1とw3を使って、Pijにおける入力画像viの画
素値VPijと処理済画像vの画素値VRPijの加重
平均画素値VWPij(WRr(i,j),WRg
(i,j),WRb(i,j))を求め(S17)、画
像vの対応する画素位置に埋め込む(S18)。このよ
うな一連の判定、加重平均処理を全画素に対して行うこ
とで(S19)、最終的に画像出力手段13で出力され
る出力画像voを生成するのである。
施の形態による画像処理装置は、従来の技術の問題点を
解決するとともにその利点を生かすことで、簡易かつ高
精度に入力画像のコントラスト調整を行うことができ
る。
r(i,j),Rg(i,j),Rb(i,j))の定
義は一律ではなく、例えば(数7)のように、各成分ご
との画素値VPijの加重平均画素値VAPijに対す
る比から1.0を減算した値に予め設定された正定数γ
を乗算した値を入力画像の画素値VPij(r(i,
j),g(i,j),b(i,j))に加算した値を改
めてコントラスト調整量VRPij(Rr(i,j),
Rg(i,j),Rb(i,j))として定義すること
も可能である。
た、c画素の周辺視野内で画素値変動が非常に小さい場
合にコントラスト調整量VRPij(Rr(i,j),
Rg(i,j),Rb(i,j))の各成分はVPij
(r(i,j),g(i,j),b(i,j))に関係
なく1.0近傍になってしまうことを避けることができ
るという利点があるが、設定されたγによる依存性があ
ることに注意する必要がある。また、これらの処理は、
本実施の形態による画像処理方法に従い、コンピュータ
等に使用される中央演算処理装置(CPU)及びディジ
タルシグナルプロセッサ(DSP)等を使ったソフトウ
ェア処理でも同様に実現することができる。
よる画像処理装置の基本構成は実施の形態1と同様、図
1の構成であり、また画像処理手段11も図2(a)の
ようにコントラスト調整手段20になる。その際、コン
トラスト調整手段20は図4のような構成になる。
出手段31、画素値変換手段32は図3と同様のものな
ので、同一符号を付し、説明は省略する。40は補正情
報導出(対象画素のコントラスト調整量算出)を行う際
の初期条件を設定する初期設定手段である。初期設定手
段40は、主に中央視野である対象画素Pijと比較す
る周辺視野部の大きさcに初期周辺領域サイズc0を設
定する処理を行う。また、41は予め用意された複数の
周辺視野領域すべてでコントラスト調整量が算出された
かどうかを判定する終了判定条件、42は終了判定条件
41で終了判定と見なされなかった場合に現在処理して
いる周辺視野領域の大きさcを次の候補に変更する補正
範囲変更手段である。なお、画像合成手段12は実施の
形態1と同様に図10のように構成されている。
いて、その動作を図10、図14、図15を用いて説明
する。図14は周辺視野領域を模式的に示す説明図、図
15はコントラスト調整手段20における動作を示すフ
ローチャートである。
11に、カラー画像viがディジタル入力される。画像
入力手段10では、カラー画像の場合、通常レッドr、
グリーンg、ブルーbの成分データが画像入力手段10
の精度で(8ビットならば0から255の値で)得られ
る。画像入力手段10では、この値を0.0から1.0
の値に正規化する。次に、ディジタル入力画像に対し
て、入力画像の暗部におけるコントラストを改善するた
めのコントラスト調整処理がコントラスト調整手段20
で行われる。コントラスト調整手段20では図15のよ
うに行われる。本実施の形態の特徴は、実施の形態1に
対して、図14で模式的に示されるように、複数用意さ
れた周辺視野領域でのコントラスト調整を行うことで、
画像内に存在する暗部(影)の大きさによる影響を低減
するようにした点である。
て、その動作を図15を用いて説明する。
は、入力画像内における画素Pijの各成分の最大値V
max(rx,gx,bx)と最小値Vmin(rn,
gn,bn)を算出する(S21)。次に、対象画素P
ijの画素値VPijをLandにおける中心視野と見
なし、その周囲にc画素の矩形領域に属する領域を周辺
視野と見なす。その際、初期設定手段40で、まずc=
c0というように、予め用意された複数の周辺視野領域
サイズck(k=0,1,・・・,Cnum−1)内で
c0を周辺視野領域として設定する。この場合、ckは
最小サイズ領域から昇順に用意しても構わないし、最大
サイズから降順に用意しても構わないが、サイズの変更
方向をそろえた方がよい。ここでは最大サイズから降順
に用意されているとして、順に周辺視野領域を小さいく
しながら、入力画像における細部改善を行うこととす
る。次に、補正情報導出手段30では、現在設定されて
いるc=ckの矩形域の周辺視野に対して、周辺視野に
おける画素値の加重平均画素値VAPij_k(Ar_
k(i,j),Ag_k(i,j),Ab_k(i,
j))が算出される(S22)。そして、すべてのck
で補正情報導出手段30での画素Pij周辺視野におけ
る加重平均画素値計算が終了したかどうかの判定を終了
判定手段41で行う(S23)。終了していないと判定
された場合には補正情報範囲変更手段42へ処理が移
り、現在設定されている周辺視野領域cをつぎの候補に
変更し、再び補正情報導出手段30での加重平均画素値
算出が行われる。一方、終了判定手段41で終了判定さ
れた場合には、補正情報導出手段30は、各周辺視野領
域ckに対するPijの加重平均画素値VAPij_k
(Ar_k(i,j),Ag_k(i,j),Ab_k
(i,j))の重み付き平均値を求め、その値をPij
の全加重平均画素値VAPij(Ar(i,j),Ag
(i,j),Ab(i,j))と設定する(S24)。
その際、周辺視野領域ckの大きさに応じた重み付けを
各ckによるPijの加重平均画素値に付加することが
考えられるが、ここでは簡易化のために、各ckによる
加重平均画素値VAPij_kの平均画素値をPijの
全加重平均画素値として採用する。そして、補正情報導
出手段30は、Pijにおける各成分ごとの画素値VP
ijの全加重平均画素値VAPijに対する比をコント
ラスト調整量VRPij(Rr(i,j),Rg(i,
j),Rb(i,j))として算出する(S25)。
まず、コントラスト調整量VRPijより抽出される際
の最小値eminと最大値emaxを導出する(S2
6、S27、S28)。次に、このemaxとemin
を使って、コントラスト調整量VRPij(Rr(i,
j),Rg(i,j),Rb(i,j))の各成分を
0.0から1.0の範囲内の値に変換し(S29)、変
換値を入力画像のVmax(rx,gx,bx)と最小
値Vmin(rn,gn,bn)内に抑える(S3
0)。こうして得られたコントラスト調整量VRPij
を対象画素Pijにおけるコントラスト調整の画素値と
見なして(S30)、コントラスト調整処理が終了する
(S30a)。
様に、入力画像1のPijにおける輝度値y(i,j)
と処理済画像3の対応する画素での輝度値yd(i,
j)より得られた結合係数w1とw3を使って、Pij
における入力画像viの画素値VPijと処理済画像v
の画素値VRPijの加重平均画素値VWPij(WR
r(i,j),WRg(i,j),WRb(i,j))
が求められ、処理済み画像vの対応する画素位置Pij
に埋め込まれる。このような処理が全画素に対して行う
ことで、最終的に画像出力手段13で出力される出力画
像voが生成される。
施の形態である画像処理装置は、実施の形態1による画
像処理装置の特徴を生かしながら、入力画像における画
素値のダイナミックレンジや影のような暗部サイズにあ
まり影響されることなく、自動的に入力画像のコントラ
スト調整を行うことができ、画像のコントラスト調整の
効率化につながる。なお、これらの処理は、本実施の形
態による画像処理方法に従い、コンピュータ等に使用さ
れる中央演算処理装置(CPU)及びディジタルシグナ
ルプロセッサ(DSP)等を使ったソフトウェア処理で
も同様に実現することができる。
よる画像処理装置の基本構成は実施の形態1と同様、図
1の構成である。また、画像処理手段11も図2(a)
のようにコントラスト調整手段20が採用されている。
その際、コントラスト調整手段20は図5のような構成
になる。図5は本実施の形態による画像処理装置を構成
するコントラスト調整手段20を示すブロック図であ
る。
段、50は入力画像vi内の画素値をコントラスト調整
時の対象とする信号(対象信号)へ変換する信号変換手
段、51は信号変換手段50で得られた対象信号に対し
て、対象画素Pijのコントラスト調整量を求める対象
補正情報導出手段、52は抽出手段31で抽出されたコ
ントラスト調整量に基づいて、信号変換手段50で得ら
れた対象信号を実際の対象信号(調整済みの対象信号)
に変換する対象信号変換手段、53は対象信号変換手段
52で得られた調整済みの対象信号と信号変換手段50
で得られたそれ以外の信号(対象信号)とにより調整済
みの対象信号の実際の画素値への逆変換処理を行う信号
逆変換手段である。
Pijにおける画素値VPij(r(i,j),g
(i,j),b(i,j))を他の複数信号に変換し、
その内の1つの信号に対して実施の形態1と同様にコン
トラスト調整量を算出し、最後に調整された対象信号の
コントラスト調整量と入力画像viより変換時にそのま
ま保持された他の信号とから信号変換手段50で行われ
た変換処理の逆変換処理を行うことで、図1における処
理済画像の画素Pijにおける画素値を求める点であ
る。ここで、信号変換手段50において、Pijの画素
値VPij(r(i,j),g(i,j),b(i,
j))から例えば明度L(i,j)と色相a*(i,
j),b*(i,j)に変換し、この明度L(i,j)
をコントラスト調整時の対象信号にする。そして、他の
色相信号を入力画像のまま保持することで、本実施の形
態では、明度のレベルを制御しながら、入力画像におけ
る色情報をそのまま保持することができるため、コント
ラスト調整手段20で得られた処理済み画像vの色バラ
ンスは入力画像をそのまま再現することが出来るととも
に、対象補正情報導出手段51での周辺視野領域と対象
画素での比較処理量を軽減することができる。
いて、その動作を図16を用いて説明する。図16は図
5のコントラスト調整手段20の動作を示すフローチャ
ートである。
PijにおけるVPij(r(i,j),g(i,
j),b(i,j))をLa*b*空間における信号V
PLij(L(i,j),a*(i,j),b*(i,
j))に信号変換手段50で変換するとともに、Pij
における変換値信号の内、色相a*(i,j)とb*
(i,j)を保持する(S31)。これ以降、対象補正
情報導出手段51から対象信号変換手段52までの処理
は明度L(i,j)を対象信号として処理が行われる。
なお、L(i,j)は0.0から1.0に正規化されて
いるものとする。これにより、入力画像viの持つ色情
報のバランスを処理済み画像vでも精度よく保持するこ
とができると考えられる。対象補正情報導出手段51
は、入力画像の画素Pijの明度L(i,j)の最大値
Lxと最小値Lnを算出する(S32)。次に、対象画
素Pijの周辺視野における明度L(i,j)の加重平
均明度AL(i,j)を求めるとともに(S33)、L
(i,j)とAL(i,j)に対する比を明度のコント
ラスト調整量RL(i,j)として算出する(S3
4)。以上のような対象画素Pijに対する明度のコン
トラスト調整量RL(i,j)の算出が入力画像内の全
ての画素に対して対象補正情報導出手段51で行われ
る。抽出手段31では、明度のコントラスト調整量RL
(i,j)の平均値aRLと標準偏差量dRLを求め
(S36)、その値により明度のコントラスト調整量R
L(i,j)より抽出される際の最小値eminと最大
値emaxを決定する(S37)。対象信号変換手段5
2は、このemaxとeminを使って、明度のコント
ラスト調整量RL(i,j)を0.0から1.0の範囲
内の値に変換し(S38)、その変換値を入力画像の最
大値Lxと最小値Ln内に抑える処理を行う(S3
9)。信号逆変換手段53では、こうして得られた明度
のコントラスト調整量RL(i,j)を対象画素Pij
における明度のコントラスト調整値と見なすとともに、
保持されていた色相a*(i,j)とb*(i,j)を
使って、処理済み画像vの画素Pijにおける画素値V
RPij(Rr(i,j),Rg(i,j),Rb
(i,j))を信号変換手段50で用いた信号変換の逆
変換により求めることで(S40)、コントラスト調整
済み画像vを生成する(S40a)。なお、信号逆変換
手段53において明度のコントラスト調整量RL(i,
j)は0.0から1.0の範囲の値に変換されているた
め、1度色相a*(i,j)とb*(i,j)と合わせ
て逆変換する際の信号レベルに戻すことも必要になる。
施の形態である画像処理装置は、従来や実施の形態1、
2のようにカラー画像で3画素独立にコントラスト調整
した場合に比べて、入力画像内の画素の持つ色バランス
を保持しやすくなり、調整により得られた画像における
影のような暗部での色の安定性をより保つことができ
る。さらに、対象補正情報導出手段51における対象画
素と周辺視野内の画素との相対的比較で算出されるコン
トラスト調整量は、従来の技術や実施の形態1、2では
3成分独立に算出する必要があったのに対し、明度1成
分ですむため、大幅な処理時間の短縮化につながる。ま
た、これらの処理は、実施の形態3による画像処理方法
に従い、コンピュータ等に使用される中央演算処理装置
(CPU)及びディジタルシグナルプロセッサ(DS
P)等を使ったソフトウェア処理でも同様に実現するこ
とができる。
よる画像処理装置の基本構成は実施の形態1と同様、図
1の構成である。また、画像処理手段11も図2(a)
のようにコントラスト調整手段20が採用されている。
その際、コントラスト調整手段20は図6のような構成
になる。
構成するコントラスト調整手段20を示すブロック図で
ある。図6において、信号変換手段50、補記設定手段
40、対象補正情報導出手段51、補正範囲変更手段4
2、終了判定手段41、抽出手段31、対象信号変換手
段52、信号逆変換手段53は図3〜図5と同様のもの
なので、同一符号を付し、説明は省略する。図6より明
らかのように、実施の形態2における複数の周辺視野を
持つコントラスト調整処理に、実施の形態3におけるコ
ントラスト調整手段におけるコントラスト調整処理を対
象信号のみに限定した工夫を加えたものである。
て、その動作を図17を用いて説明する。図17は図6
のコントラスト調整手段20の動作を示すフローチャー
トである。
で入力された入力画像viの画素PijにおけるVPi
j(r(i,j),g(i,j),b(i,j))は信
号変換手段50でLa*b*空間における信号VPLi
j(L(i,j),a*(i,j),b*(i,j))
に変換され、Pijにおける変換値信号の内、色相a*
(i,j)とb*(i,j)が保持され、L(i,j)
は0.0から1.0に正規化される(S41)。対象補
正情報導出手段51は、入力画像の画素Pijの明度L
(i,j)の最大値Lxと最小値Lnを算出する(S4
2)。次に、対象補正情報導出手段51は、この明度L
(i,j)を対象信号として、実施の形態2と同様に、
複数の周辺視野領域ck(k=0,1,・・・,Cnu
m−1)の加重平均明度AL_k(i,j)を求める
(S43)。そして、終了判定手段41が、所定の周辺
視野領域全部に対する加重平均明度の算出が終了したと
判定した時点で(S44)、対象補正情報導出手段51
は、それらの重みつき平均値が全加重平均明度AL
(i,j)とされ(S45)、その値に対するL(i,
j)の比を明度のコントラスト調整量RL(i,j)と
して算出する(S46)。終了判定手段41が全画素終
了と判定すると(S47)、抽出手段31では、明度の
コントラスト調整量RL(i,j)の平均値aRLと標
準偏差量dRLが求められ(S48)、その値により決
定された明度のコントラスト調整量RL(i,j)の最
小値eminと最大値emaxを使って、明度のコント
ラスト調整量RL(i,j)は0.0から1.0の範囲
内の値に変換される(S49、S50)。その変換値
は、入力画像の最大値Lxと最小値Ln内に抑えられ、
信号逆変換手段53では、こうして得られた明度のコン
トラスト調整量RL(i,j)を対象画素Pijにおけ
る明度のコントラスト調整値と見なすとともに(S5
1)、保持されていた色相a*(i,j)とb*(i,
j)を使って、処理済み画像3の画素Pijにおける画
素値VRPij(Rr(i,j),Rg(i,j),R
b(i,j))を求めることで(S52)、コントラス
ト調整済み画像vを生成する(S53)。
装置は、実施の形態3で対象画素値とその周辺領域にお
ける平均画素値との比較により算出したコントラスト調
整量を複数の周辺領域でのコントラスト調整量の加重平
均値に拡張したものであり、実施の形態2の特徴である
周辺視野領域を予め決定する必要がない利点と、実施の
形態3のように画素の持つ色バランスを保持しやすくな
り、調整により得られた画像における影のような暗部で
の色の安定性をより保つことができる。また、処理の簡
易化につながり処理時間の短縮化も可能となる利点を持
つ。
あるカラー画像処理方法に従い、コンピュータ等に使用
される中央演算処理装置(CPU)及びディジタルシグ
ナルプロセッサ(DSP)等を使ったソフトウェア処理
でも同様に実現することができる。
よる画像処理装置の基本構成は実施の形態1と同様、図
1の構成である。また、画像処理手段11も図2(a)
のようにコントラスト調整手段20が採用され、さらに
コントラスト調整手段20は図3のような構成になる。
本実施の形態が実施の形態1と異なる点は、図3におけ
るコントラスト調整手段20内の画素値変換手段32が
図7(a)のように構成されていることである。
変換手段32を示すブロック図である。図7(a)に示
されるように、画素値変換手段32は、入力画像vi内
の平均輝度を算出する平均輝度算出手段70と、平均輝
度算出手段70で得られた平均輝度をもとに、抽出手段
31で得られたコントラスト調整量を実際の画素値に変
換する際の変換方式を選択する変換方式分類手段71
と、変換方式分類手段71で得られた変換方式に従い、
抽出手段31で得られたコントラスト調整量を実際の画
素の持つ画素値に変換する画素値推定手段72とを構成
要素として持つ。本実施の形態の特徴は、実施の形態1
に、入力画像の輝度をもとに、周辺視野内の画素との相
対的比較で得られた値を実際の画素値に変換する際の変
換方式を選択するものである。
おいて、画素値変換手段32以外の処理の流れは実施の
形態1と同様に、入力画像内の画素Pijにおいて、そ
の画素値をc画素の周辺視野領域における加重平均画素
値で除することで、まずコントラスト調整量を求める。
そして、このコントラスト調整量から、有効となる領域
が、コントラスト調整量を構成する各成分のヒストグラ
ム分布をもとに抽出され、各成分ともに0.0から1.
0内の値に変換される。この後で図12のステップS8
のかわりに画素値変換手段32における画素値変換処理
が実行されるのであるが、その処理は、図18のように
なる。
ついて、その動作を図18を用いて説明する。図18は
図7(a)の画素値変換手段32の動作を示すフローチ
ャートである。
70は、入力画像内の画素Pijの輝度y(i,j)を
計算し、その輝度平均ave_yを求める(S61)。
次に、変換方式分類手段71は、このave_yの値で
コントラスト調整量が実際の画素値に変換される方式を
選択する。その場合、多くの手法が考えられるが、ここ
では低輝度しきい値Th_lowと高輝度しきい値Th
_highを設け、(数8)のようにコントラスト調整
量を実際の画素値成分に変換する際の変換関数gg
(x)を選択することとした(S62〜S66)。
n,k_h,g_hは予め設定された定数であり、Xは
変換される前のコントラスト調整量の対象成分値を示
す。これは、処理前の入力画像における平均輝度をもと
に、その重点すべき部分を決めるものである。例えば、
入力画像全体が低い輝度の場合、全体が急激に明るくな
るよりも低輝度部分をできるだけ残す方が立体感の観点
からも印象がよい。また、入力画像全体が高い輝度の場
合、高輝度部分に対する人間の注目度は高く、その部分
をできるだけ保持することも必要である。そして、自然
画像のように中間輝度を持つ場合は、中心より低い輝度
部分をやや暗くし、中心より高い輝度をやや明るくする
手法がプリンタ出力等の時の入出力値のガンマ変換で行
われる。ここでの処理はこれらの知見に従ったものであ
り、このような知見に沿う変換方式であれば、ここで示
す方式に一律に決まるものではなく同様に使用すること
ができると思われる。最後に、画素値推定手段72が変
換方式分類手段71で選択された変換関数を使って、抽
出手段31で抽出されたコントラスト調整量VRPij
(Rr(i,j),Rg(i,j),Rb(i,j))
の各成分の変換値VRPoij(Rro(i,j),R
go(i,j),Rbo(i,j))を求める(S6
7、S68)。これを、入力画像内における画素Pij
の各成分の最大値Vmax(rx,gx,bx)と最小
値Vmin(rn,gn,bn)内に抑え、処理済み画
像vの画素Pijにおける調整済み画素値として設定す
ることで処理済画像vを得るのである(S69、S7
0)。この画像vと入力画像viの加重平均画像を画像
合成手段12が求め、これが最終的に出力される出力画
像voとなる。
装置は、実施の形態1の画素値変換手段32において、
周囲画素との比較で得られたコントラスト調整量から有
効と思われる領域を抽出した後に、入力画像における平
均輝度をもとに、抽出されたコントラスト調整量を変換
する変換方式を選択し適用する画素値推定手段72を設
けたものである。こうすることで、入力画像内の輝度分
布に応じて適切な画素値変換を選択することが可能とな
り、より調整後の画像におけるコントラスト調整を高め
ることが可能となる。
整手段として実施の形態1で説明した図3の構成の場合
で説明したが、図4のように複数の周辺視野領域を持つ
実施の形態2で用いられたコントラスト調整手段に本実
施の形態における画素値変換手段を組み合わせることも
可能である。さらに、これらの処理は、実施の形態5に
よる画像処理方法に従い、コンピュータ等に使用される
中央演算処理装置(CPU)及びディジタルシグナルプ
ロセッサ(DSP)等を使ったソフトウェア処理でも同
様に実現することができる。
よる画像処理装置の基本構成は実施の形態1と同様、図
1の構成である。画像処理手段11として設定されたコ
ントラスト調整手段は図5のような構成になる。実施の
形態6が実施の形態3と異なる点は、図5におけるコン
トラスト調整手段20内の対象信号変換手段52が図7
(b)のように構成されていることである。
2を示すブロック図である。
換手段52は、入力画像vi内の平対象信号の平均値を
算出する平均対象信号算出手段73と、平均対象信号算
出手段73で得られた対象信号の平均値をもとに、抽出
手段31で得られた対象信号のコントラスト調整量を実
際の対象信号値に変換する際の変換方式を選択する変換
方式分類手段71と、変換方式分類手段71で得られた
変換方式に従い、抽出手段31で得られた対象信号のコ
ントラスト調整量を実際の対象信号値に変換する対象信
号推定手段74とを構成要素として持つ。この実施の形
態の特徴は、実施の形態3に、入力画像の対象信号をも
とに、周辺視野内の対象信号との相対的比較で得られた
値を実際の対象信号値に変換する際の変換方式を選択す
るものである。
理の流れは、実施の形態3を表す図16とほぼ同じよう
に処理される。実施の形態3と比べると図16のステッ
プS40のかわりに図7(b)の対象信号変換手段74
の処理が付加されていることが異なる。この図7(b)
における対象信号変換手段74での処理は、実施の形態
5で用いられた図7(a)の画素値変換手段32での処
理を対象信号である明度に対して行うように変更したも
のが行われる。つまり、図18で示された実施の形態5
の画素値変換処理に対して、本実施の形態では対象信号
に対してのみ変換関数が適用される点と、抽出手段31
で抽出されたコントラスト調整量の変換方式の選択に実
施の形態5では入力画像の平均輝度を用いたが、本実施
の形態では信号変換手段50で入力画像より得られた明
度、色相のうちで対象信号とされた明度の平均値が用い
られている点が異なる。このように対象信号の平均値が
抽出手段31で抽出されたコントラスト調整量の変換方
式の選択に使用されている理由として、元々実施の形態
3では、コントラスト調整量の算出は信号変換手段50
で得られた明度に対してのみ行われ、対象信号変換手段
52を介して得られた調整後の画素(i,j)の明度R
L(i,j)と信号変換手段50で得られた色相を逆変
換することで所望のコントラスト調整済み画像vを得て
いるため、処理の簡易化の点から、そして明度が輝度と
同じような意味を持つ点が挙げられる。
置は、実施の形態3の対象信号変換手段50において、
周囲画素との比較で得られた明度のコントラスト調整量
から有効と思われる領域を抽出した後に、入力画像にお
ける平均明度をもとに、抽出された対象信号のコントラ
スト調整量を変換する変換方式を選択し適用するもので
ある。よって、本実施の形態は実施の形態3のように画
素の色安定を高めるとともに、実施の形態5におけるコ
ントラストのより高精度化を進めるためのものである。
整手段20として実施の形態3で説明した図5の構成の
場合で説明したが、図6のように複数の周辺視野領域を
持つ実施の形態4で用いられたコントラスト調整手段2
0に本実施の形態における対象信号変換手段52を組み
合わせることも可能である。さらに、これらの処理は、
本実施の形態による画像処理方法に従い、コンピュータ
等に使用される中央演算処理装置(CPU)及びディジ
タルシグナルプロセッサ(DSP)等を使ったソフトウ
ェア処理でも同様に実現することができる。
よる基本的構成は実施の形態1と同様、図1の構成であ
る。画像処理手段11であるコントラスト調整手段20
は図3のような構成になる。図3のようにコントラスト
調整手段21は補正情報導出手段30、抽出手段31、
画素値変換手段32より構成されている。
ック図である。画像変換手段32は図8(a)のよう
に、入力画像vi内のコントラスト情報を表す輝度エッ
ジ強度を算出する基準強度算出手段80と、抽出手段3
1で得られたコントラスト調整量を実際の画素値に変換
する際の変換曲線を遺伝的アルゴリズムで推定する変換
曲線推定手段81と、変換曲線推定手段81で推定され
た画素値の変換曲線をもとに、抽出手段31で得られた
コントラスト調整量を実際の画素値に変換する画素値推
定手段72とを構成要素として持つ。
ために用意された変換曲線推定手段81を示すブロック
図である。図9(a)のように、変換曲線推定手段81
は、推定を行う際に必要な初期条件および複数の変換曲
線を示す染色体集合を用意する初期候補設定手段90
と、各染色体より得られる変換曲線をもとに実際の画素
値を求める画素値変換候補算出手段91と、画素値変換
候補算出手段91で得られた各染色からの画素値を使っ
て各染色体で生成される画像の輝度エッジ強度と入力画
像より得られた輝度エッジ強度より、各変換曲線の評価
値を算出する評価値算出手段92と、評価値算出手段9
2で得られた評価値より各染色体の適合度を計算する適
合度計算手段93と、適合度計算手段93で得られた各
染色体集合の選択的淘汰、交叉や突然変異の組替え操作
を行い次の染色体集団を生成する組替え操作手段94
と、変換曲線の最適化推定が終了したかどうかの判定を
行い、終了した時点には最適な変換曲線を次の画素値推
定手段72に渡す推定終了判定手段95とを構成要素と
して持つ。
られた周辺視野内の対象信号との相対的比較で得られた
値を実際の画素値に変換する際に、遺伝的アルゴリズム
を使ってコントラスト調整量で得られた画像のエッジ部
分をさらにシャープにするような工夫を加えたものであ
り、実施の形態5が入力画像の平均輝度で予め用意され
た複数の変換方式(変換関数)より選択するようにした
のに比べ、より適切な変換関数を自動的に推定すること
ができるため、予め平均輝度を分類する際の条件設定や
複数の変換関数を選定する必要がなく、入力画像に対す
る依存性が非常に小さいという利点を持つ。
て、画像入力手段10、画像合成手段12、画像出力手
段13については実施の形態1と同様であるので省略す
る。
ラスト調整手段20での処理の流れを示すフローチャー
トであり、図20は、コントラスト調整処理における変
換曲線推定手段81の処理の流れを示すフローチャート
である。これらの図に従い、本実施の形態におけるコン
トラスト調整処理を示す。
30は、入力画像内における画素Pijの各成分の最大
値Vmax(rx,gx,bx)と最小値Vmin(r
n,gn,bn)を算出する(S71)。次に、対象画
素Pijの画素値VPijをLandにおける中心視野
と見なし、その周囲にc画素の矩形領域に属する領域を
周辺視野と見なす。そして、補正情報算出手段30は、
周辺視野における画素値の加重平均画素値VAPij
(Ar(i,j),Ag(i,j),Ab(i,j))
を求めるとともに(S72)、このVAPijとVPi
jの間の相対的関係につながるコントラスト調整量VR
Pij(Rr(i,j),Rg(i,j),Rb(i,
j))を算出する(S73)。このVAPijとして、
実施の形態1と同様に従来の技術のように、c画素の周
辺視野内における画素値Vpij(r(i,j),g
(i,j),b(i,j))の平均値を定義し、コント
ラスト調整量VRPij(Rr(i,j),Rg(i,
j),Rb(i,j))も(数5)のように各成分ごと
の画素値VPijの加重平均画素値VAPijに対する
比を定義することとした。
トラスト調整量VRPijの算出を入力画像内の全ての
画像に対して行う(S74)。その後、抽出手段31
は、コントラスト調整量VRPijの成分ごとの平均値
VaR(aRr,aRg,aRb)と標準偏差量VdR
(dRr,dRg,dRb)よりコントラスト調整量V
RPijより抽出される際の最小値eminと最大値e
maxを導出し、このemaxとeminを使って、コ
ントラスト調整量VRPij(Rr(i,j),Rg
(i,j),Rb(i,j))の各成分を0.0から
1.0の範囲内の値に変換する(S75〜S77)。こ
こまでは実施の形態1と同様である。この後に、抽出さ
れたコントラスト調整量の変換曲線推定処理S78、S
79が図20のように遺伝的アルゴリズムを使って行わ
れる。
90から推定終了判定手段95で構成されており、その
間における処理は、遺伝的アルゴリズムと呼ばれる最適
解探索手法に局所探索能力を補った手法に該当する。遺
伝的アルゴリズムについては、例えば“Genetic
Algorithms in Search,Opt
imization and Machine Lea
rning”(David E.Goldberg,A
ddison Wesley)等の文献に記載されてお
り、大域的探索能力に優れ、最適解探索問題の対象とす
る評価関数の微分情報が得られなくとも、その評価値自
身が得られれば、探索を行うことができ、人間の主観的
評価しか判断基準のない対象問題へも適用が可能であり
かつその有効性はこれまでに報告されている手法であ
る。具体的には次のように処理が進められる。処理は、
図21〜図23を用いて、ステージ毎に説明する。図2
1は変換曲線推定手段81における遺伝的アルゴリズム
で使用される染色体構造を模式的に示す模式図であり、
図22は変換曲線推定手段81におけるルーレット選択
法の概要を模式的に示す模式図、図23は変換曲線推定
手段81で使用されている遺伝的アルゴリズムの組替え
操作処理を模式的に示す模式図である。
ず、図21におけるg0からgn−1を探索パラメータ
として、そのn個のパラメータにより構成される探索ベ
クトルVch[A]を元として、Nch個の元からなる
集合Gvを考える。この探索ベクトルVch[A]の各
要素g−k[A](k=0,・・・,n−1)は、生物
との関連から遺伝子と呼ばれ、探索ベクトルVch
[A]は染色体と呼ばれる。遺伝的アルゴリズムを用い
る際、まず最初に、この探索ベクトルの初期集合Gvを
適当に作る処理を初期候補設定手段90が行う。初期候
補設定手段90において、染色体の設定方法として様々
な方法が考えられるが、ここでは図21のように0.0
から1.0の範囲に存在する変換前のコントラスト調整
量i−kに対して、その変換出力量o−kを0.0から
1.0の範囲の値に変換するとして変換曲線を設定す
る。そして、g−k=o,k−o,k−1から得られる
n個のg−kをそのままならべた実数コーディング手法
を用いて探索ベクトルの染色体表記を行うこととした。
g−0はg−0=o−0とする。この表記は、つまり、
0.0から1.0における変換曲線をn個のデータに量
子化し、各量子化で得られる値を遺伝的アルゴリズムで
推定する探索パラメータとしたのである。しかし、変換
曲線の探索パラメータの変換は一義的に決まるものでは
なく、これ以外にも可能である。また、ここで使用した
染色体構造においても、各g−kを2進数表示してその
2進数を並べるバイナリーコーディング手法も扱うこと
はできる。
により−1から1の領域内よりランダムに実数をn個選
択することで1つの初期探索ベクトルvが設定される。
これを予め設定された染色体集合数Nch個用意するこ
とで初期探索ベクトル集合Gv={Vch[A]}(A
=0,・・・,Nch−1)が設定される。この初期探
索ベクトル集合Gvより最適解探索が開始されるのであ
る。そして、各探索ベクトルVch[A]の評価のため
に、入力画像1の全画素Pijにおける輝度y(i,
j)、色差u(i,j),v(i,j)を計算する。そ
して、この輝度より入力画像のエッジ強度Ecを求め
る。このEcは(数9)のように定義されているもので
あり、Sobelオペレータにより算出された画素Pi
jにおけるエッジ強度ec(i,j)の総和として定義
されている。
体)より得られる変換曲線を使って、各探索ベクトルV
ch[A]により、抽出手段で得られたコントラスト調
整量VRPij(Rr(i,j),Rg(i,j),R
b(i,j))をVRPoij[A](Rro(i,
j,A),Rgo(i,j,A),Rbo(i,j,
A))に出力変換する。そして、この値より調整輝度値
yo(i,j,A)を計算する。そして、この調整輝度
より調整済み画像v候補のエッジ強度E[A]を求め
る。このE[A]はEcと同様に(数9)により求めら
れる。これらの処理を画素値変換候補手段91が行う。
各探索ベクトルVch[A]の解としての良さを予め設
定された評価尺度に従って評価し、探索ベクトルVch
[A]の評価結果を評価値E[A]として表す。ここ
で、予め設定された評価尺度のことを評価関数(fit
ness関数)と呼ぶ。この処理を評価値導出手段92
が行う。この評価関数E[A]として多くのものが考え
られるが、(数9)のように、各探索ベクトルで得られ
た調整済み画像v候補のエッジ強度を使用した。これ
は、視覚的にコントラストが良好と感じる画像は、明暗
がはっきりしているだけでなく、画像のエッジ部分が鮮
明であることに注目したためである。
度計算手段93では、評価値導出手段92で求められる
評価値E[A]から、各探索ベクトルの適合性を見るた
めに適合度が計算される。適合度f[A]を導出する関
数として様々な関数が考えられるが、各探索ベクトルで
得られた調整済み画像v候補のエッジ強度E[A]に調
整済み画像v候補の各画素における輝度yo(i,j,
A)の最大値yox[A]と最小値yon[A]間の距
離に関する第2項を加算した値を入力画像のエッジ強度
Ecで除した値を適合度f[A]として使用した。ここ
でφは定数である。
トル、つまり変換曲線と判断される。なお、第2項は、
エッジ強度の向上だけでなく、できるだけ多くの変換出
力領域を持つようにしたものである。
ップS86により選択された探索ベクトル集合につい
て、交叉や突然変異等の遺伝的な組み替え操作を施し、
新しい探索ベクトル集合を作成する。なお、探索ベクト
ル集合に含まれる探索ベクトルの個体数Nchは、ここ
では一定としたが、増加しても減少してもよい。この処
理を組替え操作手段94が行う。ここでは、図適合度に
比例する確率で探索ベクトルを選択するルーレット選択
法により選択的淘汰を行う。ルーレット選択法の概要は
次の通りである。
=0,・・・,Nch−1)の適合度f[A]、全探索
ベクトルの適合度の総和Fを求める。
トルを作り出す親として選ばれる選択確率h[k]を図
22(a)のように決める。この確率を探索ベクトルV
ch[A]に割り当てるためには例えば次のような方法
が考えられる。
[A]を[0,1]内の区間に図22(b)のように割
り当てる。ここで、[0,1]内に一様乱数ra[A]
の組RR=(ra[0],ra[1],・・・・,ra
[Nch−1])を発生させる。そして図22(d)の
ようにRR内のra[B]に対して(数11)を満足す
るnum[B]=I[A]の組Num=(num
[0],num[1],・・・,num[Nch−
1])を求めることにより、このNumに対応するNc
h個の探索ベクトルの組が選択されることになる。
の探索ベクトル集団Gvの中の探索ベクトルVch
[A]の選択を行うのである。
ベクトル集団Gvに対して、図23で示されるような交
叉処理と突然変異処理を行う。交叉は、図23(a)に
示されるように有限のシンボルで表現された探索ベクト
ルでの一部を他の調整ベクトルの一部と置き換えること
により新しい探索ベクトルを作り出す操作である。ま
た、突然変異は、図23(b)に示されるようにある低
い確率で探索ベクトル集合から選択された探索ベクトル
の成分の一部を他のシンボルに変更する操作である。交
叉処理は、現在の解ベクトルから大きく離れた位置にお
ける探索に相当し、突然変異は現在の探索ベクトル近傍
における探索に相当する。この2つの処理を経て、遺伝
的アルゴリズムでは新しい探索ベクトルの集合を作り出
すのである。なお、この交叉、突然変異等の処理には様
々な方法が提案されているが、本実施の形態では図23
のような1点交叉もしくは2点を入れ替える2点交叉処
理を用いる。さらに突然変異としては、交叉処理を経て
得られた新しい探索ベクトル集団Gvに対して探索ベク
トルを構成する各遺伝子(g−k)を低い確率で選び出
し、ランダム定数を付加することで突然変異処理を実行
するのである。その際、突然変異を行う確率は、探索ベ
クトル集団の半分と残り半分では変動させることによ
り、より探索ベクトルの多様性に維持することに努め
た。
線をあらわす探索ベクトルの最適化処理の収束条件とし
て繰り返し回数が許容繰り返し回数をこえていないかど
うかを判断し、超えていない場合にはもう一度画素値変
換候補算出手段91へ処理が移る。以上のような処理過
程を収束条件を満足するまで繰り返し実行することによ
り、最適な変換曲線を構成する探索パラメータの推定を
行うのである。このように、大域的に多くの候補を用意
し、局所的最適解(ローカルミニマム)にトラップざれ
にくい交叉や突然変異等の記号的な組み替え操作を繰り
返し行うことで、精度よくかつ自動的に抽出手段31で
得られたコントラスト調整量を変換する最適な変換曲線
を推定することが可能となる。
て、画素値推定手段72が、抽出されたコントラスト調
整量VRPij(Rr(i,j),Rg(i,j),R
b(i,j))をVRPoij(Rro(i,j),R
go(i,j),Rbo(i,j))に変換するととも
に、入力画像内における画素Pijの各成分の最大値V
max(rx,gx,bx)と最小値Vmin(rn,
gn,bn)内に抑える処理を行う。ここで得られたV
RPoij(Rro(i,j),Rgo(i,j),R
bo(i,j))が処理済画像3の画素Pijにおける
画素値として生成される。
装置は、実施の形態1の画素値変換手段32において、
周囲画素との比較で得られたコントラスト調整量より有
効と思われる領域を抽出した後に、入力画像の輝度より
得られるエッジ強度の総和を計算する。次に、抽出され
たコントラスト調整量を変換する際の変換曲線を複数候
補用意し、各変換曲線より得られた最終出力候補画像の
輝度のエッジ強度総和を計算し、その値の入力画像のエ
ッジ強度総和に対する比を評価値として最適な変換曲線
を遺伝的アルゴリズムで推定する変換曲線推定手段81
を設けたものである。このように、抽出されたコントラ
スト調整量を変換する際の変換関数を推定する際に、細
部の明瞭度に関連するエッジ強度の改善度合いを評価値
に設けることで、よりコントラストを高めることができ
るとともにエッジのシャープ化にもつながる。また、そ
のような最適な変換関数の推定に遺伝的アルゴリズムを
用いることで、入力画像に依存せず自動的に適切な変換
関数を推定することができる。
手段20として実施の形態1で説明した図3の構成の場
合で説明したが、図4のように複数の周辺視野領域を持
つ実施の形態2で用いられたコントラスト調整手段20
に本実施の形態における画素値変換手段32を組み合わ
せることも可能である。また、これらの処理は、本実施
の形態による画像処理方法に従い、コンピュータ等に使
用される中央演算処理装置(CPU)及びディジタルシ
グナルプロセッサ(DSP)等を使ったソフトウェア処
理でも同様に実現することができる。
よる基本的構成は実施の形態1と同様、図1の構成であ
る。画像処理手段11であるコントラスト調整手段20
は図5のような構成になる。本実施の形態が実施の形態
3と異なる点は、図5におけるコントラスト調整手段内
の対象信号変換手段52が図8(b)のように構成され
ていることである。
2を示すブロック図である。
換手段52は、入力画像vi内のコントラスト情報を表
す対象信号のエッジ強度を算出する基準強度算出手段8
0と、抽出手段31で得られた対象信号のコントラスト
調整量を実際の対象信号値に変換する際の対象信号変換
曲線を遺伝的アルゴリズムで推定する対象信号変換曲線
推定手段82と、対象信号変換曲線推定手段82で推定
された対象信号の変換曲線をもとに、抽出手段31で得
られた対象信号のコントラスト調整量を実際の対象信号
値に変換する対象信号推定手段74とを構成要素として
持つ。そして、対象信号変換曲線推定手段82は、実施
の形態7と同様に遺伝的アルゴリズムを実行するように
構成されており、その構成図は図9(b)になる。対象
信号変換曲線推定手段82は、初期候補設定手段90
と、各変換曲線候補より得られた実際の対象信号を求め
る対象信号変換候補算出手段96と、対象信号変換候補
算出手段96で得られた対象信号より得られる各候補の
エッジ強度と入力画像の対象信号より得られたエッジ強
度より、各変換曲線の評価値を算出する評価値算出手段
92と、評価値算出手段92で得られた各評価値より適
合度を計算する適合度計算手段93と、適合度計算手段
93で得られた各候補集合の選択的淘汰、交叉や突然変
異の組替え操作を行う組替え操作手段94と、変換曲線
の最適化推定が終了したかどうかの判定を行い、終了し
た時点には最適な対象信号変換曲線を次の対象信号推定
手段74に渡す推定終了判定手段95とを構成要素とし
て持つ。
られた周辺視野内の対象信号との相対的比較で得られた
値を実際の対象信号値(明度値)に変換する際に、遺伝
的アルゴリズムを使って明度値のコントラスト調整量で
得られた画像のエッジ部分をさらにシャープにするよう
な工夫を加えたものであり、実施の形態6のように平均
明度で予め用意された変換方式(変換関数)を選択する
よりも汎用性が高いと考える。
入力手段10、画像合成手段12、画像出力手段13に
ついては実施の形態3と同様である。画像処理手段11
であるコントラスト調整手段20は図5、図8(b)の
ように構成されており、その処理は図19で示された実
施の形態7の処理を対象信号のみコントラスト調整を行
うように変更したものとなる。その際用いられる遺伝的
アルゴリズムによる対象信号変換曲線推定手段82での
処理も、図20で示された実施の形態7で各対象信号変
換曲線候補の優劣を示す評価値の算出に、各変換曲線で
得られる対象信号のエッジ強度を使用するように変更し
たものが用いられる。
像出力手段13は実施の形態1と同様の動作を行う。コ
ントラスト調整処理ではまず、入力画像viはLa*b
*空間における信号に変換されるとともに、色相が保持
さら、明度は0.0から1.0に正規化される。対象補
正情報導出手段51は、入力画像の明度最大値Lxと最
小値Lnの算出と、対象画素Pijの周辺視野における
明度L(i,j)の加重平均明度AL(i,j)の算
出、そして、L(i,j)とAL(i,j)に対する比
を明度のコントラスト調整量RL(i,j)として算出
する。抽出手段31は、明度のコントラスト調整量RL
(i,j)の平均値と標準偏差量を求め、その値により
決定された明度のコントラスト調整量RL(i,j)か
ら有効領域を抽出される際の最小値eminと最大値e
maxを使って、明度のコントラスト調整量RL(i,
j)を0.0から1.0の範囲内の値に変換する。その
後、図8(b)で示された対象信号変換手段52へ処理
が移る。まず、入力画像1内のコントラスト情報を表す
明度のエッジ強度が基準強度算出手段80で算出され、
抽出手段31で得られた明度のコントラスト調整量を実
際の明度値に変換する際の対象信号変換曲線の推定を遺
伝的アルゴリズムが行う。この推定を行う対象信号変換
曲線推定手段は図9(b)のように構成され、変換曲線
候補の設定、各変換曲線候補で得られる対象信号の算
出、算出された各変換曲線候補の評価値の算出、各候補
の適合度の算出、候補集団の組替え操作、推定終了判定
を順番に行うことで最適な対象信号変換曲線を推定す
る。そして、得られた変換曲線を使って抽出手段31で
得られた明度のコントラスト調整量を実際の明度値に変
換するとともに、入力画像の明度最大値Lxと最小値L
n内に抑え、入力画像の各画素の持つ色相と調整された
明度より実際の画素値を逆変換で算出することでコント
ラスト調整済み画像vを生成する。このようにして処理
が行われる。
理装置では、実施の形態3、4における影のような暗部
での画素の色安定を高める効果を持つとともに、実施の
形態7におけるよりコントラストを高めるとともにエッ
ジ部のシャープ化を促進する効果を持つものである。な
お、本実施の形態ではコントラスト調整手段として実施
の形態3で説明した図5の構成の場合で説明したが、図
6のように複数の周辺視野領域を持つ実施の形態4で用
いられたコントラスト調整手段に本実施の形態における
対象信号変換手段52を組み合わせることも可能であ
る。また、これらの処理は、本実施の形態8による画像
処理方法に従い、コンピュータ等に使用される中央演算
処理装置(CPU)及びディジタルシグナルプロセッサ
(DSP)等を使ったソフトウェア処理でも同様に実現
することができる。
よる基本的構成は実施の形態1と同様、図1の構成であ
る。実施の形態1〜8とは異なり、画像処理手段11
は、色調整手段21で構成されている。
段21を示すブロック図である。
された画像を複数の小領域に分割する画像分割手段24
0と、画像分割手段240で得られた各小領域内の色デ
ータを代表する代表色を求める代表色抽出手段241
と、予め用意された色変換後の色データを集めた色変換
テーブル243と、代表色抽出手段241で得られた代
表色に最も近い色を色変換テーブル243より選択する
代表色変換色選択手段242と、代表色変換色選択手段
242で得られた代表色とその変換色間の距離をもと
に、選択された各変換色を微調整し、代表色をその微調
整後の変換色に変換する色変換手段244とを構成要素
として持つ。
ック図である。
は、初期化手段260と、分割軸決定手段261と、ク
ラスタ分割手段262と、クラスタ代表決定手段263
と、収束判定手段264と、クラスタ分割終了判定手段
265と、代表色出力手段266とを構成要素として持
つ。
て、その動作を図25、図27を用いて説明する。図2
5は色調整手段21における色調整処理を示すフローチ
ャートであり、図27は代表色抽出手段241での処理
を示すフローチャートである。
11に、カラー画像viがディジタル入力されるととも
に、画素値の各成分値は0.0から1.0の値に正規化
される。次に、ディジタル入力画像に対して、色調整手
段21で色調整処理が開始される。図25に示されるよ
うに、まず入力画像は複数の小領域CGs(s=0,・
・・・,NCnum−1)(矩形領域以外でもよい)に
画像分割手段240で分割される(S91)。ここで、
NCnumは小領域の数を表す。
域ごとに、その領域を代表するm個の代表色を求める
(S101、図27)。この際、mは固定をして説明す
るが、対象領域内の色分布をもとに対象領域から抽出さ
れる代表色数を可変にすることも可能であり、可変にす
ることで色調整後の色バランスやエッジ境界でのがたつ
きをより低減することができる。
うになる。代表色抽手段241における処理としては、
画素Pijにおける画素値VPij(r(i,j),g
(i,j),b(i,j))の空間にクラスタリング手
法を適用した。特に、今回は、複数の要素を持つベクト
ルの空間を、サンプル集団の分布状況をもとに複数のク
ラスタに分割するベクトル量子化(VQ)手法に属する
手法で、隣合う量子化代表ベクトルを結ぶ線分の垂直2
等分線としてクラスタ領域枠が設定されるk−mean
手法をもとに構成した。なお、これ以外のクラスタリン
グ手法を用いることも可能である。まず、初期化手段2
60が、全対象領域内の色データVPijは全て1つの
クラスタに属しているもの仮定し、1つの代表色ベクト
ルVC1=(Cr1,Cg1,Cb1)にはCGs内全
部色データの重心ベクトルを設定する(S102)。こ
こで、nnnは全対象色領域内の色データ数を表し、C
r1は代表色ベクトルVC1のr成分を、Cg1はg成
分を、Cb1はb成分を表す。また、これ以降、対象領
域内の画素Pijにおける画素値VPij(r(i,
j),g(i,j),b(i,j))は、その領域内の
通し番号kを使って色ベクトルVPk(rk,gk,b
k)で表すこととする。
nn個のクラスタの中におけるクラスタjを代表する代
表色ベクトルVCjとそのクラスタに属するnn−m個
の色ベクトルuVPm=(urm,ugm,ubm)
(m=0,・・・,nn−m−1)を構成する各要素の
差分の絶対値(|urm−Crj|,|ugm−Cgj
|,|ubm−Cbj|)を計算し、その総和(tr=
Σ|urm−Crj|,tg=Σ|ugm−Cgj|,
tb=Σ|ubm−Cbj|)を各要素ごとに計算す
る。そして、tr,tg,tbの内でもっとも値の大き
い軸の方向に現クラスタが分割できるものとして考える
(S103)。クラスタ分割手段262は、現在の代表
色ベクトルVCjを中心として、分割軸決定手段261
で得られた軸方向に2つの仮の代表色ベクトルdVCj
とdVCj+1を設定するのである(S104)。例え
ば分割軸決定手段261でr軸が選ばれた場合には、あ
る微小正定数gammaを使ってdVCj=(Crj−
gamma×tr,Cgj,Cbj)とdVCj+1=
(Crj+gamma×tr,Cgj,Cbj)がクラ
スタ分割手段262で設定される。1個の代表色ベクト
ルVCjより2個の仮代表色ベクトルdVCjとdVC
j+1が生成され、分割軸決定手段261とクラスタ分
割手段262における処理は現時点のnn個のクラスタ
すべてに対して行われることから、生成されるクラスタ
数は2nnとなる。なお、この方法は一意ではなくこれ
以外にも可能である。次に、クラスタ代表決定手段26
3のクラスタ代表決定手段ではクラスタ分割手段262
で新たに得られた2nn個の仮代表色ベクトルdVCi
と入力色ベクトルVPk間のユークリッド距離disk
[k,i](i=1,・・・,2nn)を計算し、iに
対してdisk[k,i]が最小になるi=i_min
にVPkが属するように振り分ける処理を行う(S10
5)。そして、各入力色ベクトルVPkをクラスタに振
り分け得た後に、クラスタi内の入力色ベクトルの重心
をそのクラスタiの代表色ベクトルVCiとする(S1
06)。収束判定手段264は、クラスタ代表決定手段
263で得られたクラスタiの代表色ベクトルVCiと
クラスタ分割手段262で得られた仮の代表色ベクトル
dVCとの間のユークリッド距離をもとに、クラスタの
代表色ベクトルVCiが収束したかどうかの判定を行う
(S107)。収束していない場合には、クラスタ分割
手段262へ処理が移り、現在の代表色ベクトルVCj
を中心として261で得られた軸方向に2つに仮の代表
色ベクトルdVCjとdVCj+1を再設定するのであ
る。具体的にはdVCj=(Crj−2×gamma×
tr,Cgj,Cbj)とdVCj+1=(Crj+2
×gamma×tr,Cgj,Cbj)をクラスタ分割
手段262で設定し、クラスタ代表決定手段263で再
び得られた2nn個の仮代表色ベクトルdVCiを使っ
て入力色ベクトルVPkを2nn個のクラスタに振り分
ける処理に戻る。収束判定手段264で収束したと判定
された場合には、クラスタ分割終了判定手段265でク
ラスタ数が所定のクラスタ分割数mを満足したかどうか
の判定を行い(S108)、満足した場合には初期代表
色出力手段266で最終的に得られたクラスタiの代表
を代表色VCi(Cri,Cgi,Cbi)として出力
する(S109、S92)。
そこでの処理は、VQを使って、対象とする色空間内の
色データをその分布をもとに複数のクラスタに分割する
処理を行う。しかし、この方法は一意でなく、VQの代
わりに単純に各色における最大値や最小値から順に各ク
ラスタ内のヒストグラムが同じになるように分割してい
く手法等も可能であるが、クラスタ入力データの統計的
分布に従い精度よくクラスタ分割できる特徴を持つVQ
手法を用いた。また、これ以外のクラスタリングとして
も自己組織化ニューラルネットワーク(例えば、コホー
ネンの自己組織化ネットワーク)に代表される手法を使
用することも可能である。さらに、ここでは各クラスタ
を代表する代表色ベクトルとして、分割軸決定手段26
1やクラスタ代表決定手段263では各クラスタに属す
る色ベクトルVPkの重心ベクトルを設定したが、各ク
ラスタに属する色ベクトル自身で最適なものを選ぶこと
でクラスタ分割することも可能である。また、クラスタ
代表決定手段263で色ベクトルVPkを各クラスタに
振り分ける場合に、現時点での代表色ベクトルVCiと
色ベクトルVPkの間のユークリッド距離disk
[k,i]が最小なクラスタiにVPkが属するものと
したが、ユークリッド距離以外にも、代表色ベクトルV
Ciと色ベクトルVPkの各要素の差分絶対値の和等を
用いることも可能である。
・・・,NCnum−1)の代表色VCj[S](Cr
j[S],Cgj[S],Cbj[S])(j=0,・
・・,m−1)は色変換手段244の色変換テーブル内
の色Vtu(rtu,gtu,btu)(u=0,・・
・,Tnum−1)と比較される(S93)。ここでT
numは色変換テーブル内の色データ数を示す。そして
代表色VCj[S]とのユークリッド距離len[s,
u,j]が最小なテーブル内の色データu=u_b
[j,s]を見つけ、これを仮の変換目的色データとす
る。さらに、そのlen[s,u_b,j]len[s,u#b,
j]をもとに色Vtu_b(rtu_b,gtu_b,b
tu_b)を修正する。その修正方法の一例としては、
急激に色が変わらないことを考慮して、(数12)のよ
うに仮目的色を修正して代表色VCj[S]に対する変
換目標色VT[s,j](rt[s,j],gt[s,
j],bt[s,j])とする(S94)。ここでδは
微小正定数である。
(s=0,・・・・,NCnum−1)の代表色VCj
[S](j=0,・・・,m−1)を変換目的色VT
[s,j](rt[s,j],gt[s,j],bt
[s,j])に変更することで処理済画像vを生成す
る。
得られた処理済画像vと入力画像viの加重平均画像を
生成し、これが画像出力手段13より出力される画像v
oとなる。なお、画像合成手段12における処理は実施
の形態1のコントラスト調整の場合と同じ処理を用いる
のでここでは省略する。
形態による画像処理装置は、予め変換前と後の色の両方
を定義する必要がないという利点を持つ。また、代表色
を精度よく抽出すること及び元の入力画像との加重平均
合成画像を生成することで、色のヒストグラムを単純に
色調整に用いる手法の場合に発生する変換後の色バラン
スの不安定性をある程度抑えることも可能となる。な
お、これらの処理は、本実施の形態による画像処理方法
に従い、コンピュータ等に使用される中央演算処理装置
(CPU)及びディジタルシグナルプロセッサ(DS
P)等を使ったソフトウェア処理でも同様に実現するこ
とができる。
記載の画像処理装置によれば、入力したアナログ画像信
号をディジタル画像データに変換する画像入力手段と、
変換したディジタル画像データに所望の画像処理を行っ
て処理済み画像データを生成する画像処理手段と、処理
済み画像データとディジタル画像データとの合成を行っ
て合成画像データを生成する画像合成手段と、合成画像
データをアナログの合成画像信号に変換する画像出力手
段とを有し、画像処理手段は、ディジタル画像データに
対してコントラスト調整を行うコントラスト調整手段ま
たはディジタル画像データに対して色調整を行う色調整
手段であることにより、経験を要すること無く、入力画
像に対してコントラスト調整または色調整を行うことが
できるので、撮像された明暗部を持つ画像のみを用いて
簡易に撮像画像のコントラストを調整することができ、
また入力画像に対する依存性と変換後の色バランスの崩
れを無くすことができるという有利な効果が得られる。
請求項1に記載の画像処理装置において、コントラスト
調整手段は、対象画素のコントラスト調整量を求める補
正情報導出手段と、求めた対象画素のコントラスト調整
量から有効となる範囲を限定して抽出する抽出手段と、
対象画素のコントラスト調整量に基づき限定された範囲
において対象画素の画素値を調整画素値に変換する画素
値変換手段とを有することにより、対象画素のコントラ
スト調整量を求め、対象画素のコントラスト調整量に基
づき限定された範囲において対象画素の画素値を調整画
素値に変換するようにしたので、経験を要すること無
く、入力画像に対してコントラスト調整または色調整を
自動的かつ確実にに行うことができるという有利な効果
が得られる。
請求項1に記載の画像処理装置において、コントラスト
調整手段は、対象画素のコントラスト調整量を算出する
際の初期条件と画素比較範囲とを設定する初期設定手段
と、画素比較範囲をもとに対象画素のコントラスト調整
量を求める補正情報導出手段と、求めた対象画素のコン
トラスト調整量に基づくコントラスト調整処理が全ての
画素比較範囲で終了したかどうかの判定を行う終了判定
手段と、終了判定手段で終了判定されなかった場合には
画素比較範囲を変更して補正情報導出手段へ処理を渡す
補正範囲変更手段と、終了判定手段で終了判定された場
合には複数の画素比較範囲より得られたコントラスト調
整量から有効となる範囲を限定して抽出する抽出手段
と、対象画素のコントラスト調整量に基づき限定された
範囲において対象画素の画素値を調整画素値に変換する
画素値変換手段とを有することにより、対象画素値とそ
の周辺領域における平均画素値との比較により算出した
コントラスト調整量を複数の周辺領域でのコントラスト
調整量の加重平均値に拡張することができるので、入力
画像の影響や、周辺視野領域の大きさを示す定数の設定
による影響を低減させることができるという有利な効果
が得られる。
請求項1に記載の画像処理装置において、コントラスト
調整手段は、入力画像内の画素値をコントラスト調整時
の対象とする対象信号へ変換する信号変換手段と、信号
変換手段で得られた対象信号に対して対象画素のコント
ラスト調整量を求める対象補正情報導出手段と、対象補
正情報導出手段で得られた対象画素のコントラスト調整
量から有効となる範囲を限定し抽出する抽出手段と、対
象画素のコントラスト調整量に基づき限定された範囲に
おいて信号変換手段で得られた対象信号を調整対象信号
に変換して調整済みの対象信号を生成する対象信号変換
手段と、調整済みの対象信号と信号変換手段で得られた
対象信号とにより前記入力画像内の画素値を調整画素値
へ逆変換処理を行う信号逆変換手段とを有することによ
り、入力画像を明度、色相等の情報に一度変換し、この
明度を対象信号として対象画素の明度とその周辺領域に
おける平均明度との比較より明度のコントラスト調整量
を求め、そのうちで有効と思われる明度のコントラスト
調整量を抽出することができるので、この抽出された明
度と入力画像より得られた色相とにより、調整後の画像
の画素値を求め、得られたコントラスト調整画像と入力
画像とを適切な結合係数をもとに加重平均合成すること
で入力画像のコントラスト調整を行うことができるとい
う有利な効果が得られる。
請求項1に記載の画像処理装置において、コントラスト
調整手段は、入力画像内の画素値をコントラスト調整時
の対象とする対象信号へ変換する信号変換手段と、変換
した対象信号に対するコントラスト調整量を算出する際
の初期条件と画素比較範囲とを設定する初期設定手段
と、画素比較範囲をもとに変換した対象信号に対する各
画素のコントラスト調整量を求める対象補正情報導出手
段と、求めた各画素のコントラスト調整量に基づくコン
トラスト調整処理が全ての画素比較範囲で終了したかど
うかの判定を行う終了判定手段と、終了判定手段で終了
判定されなかった場合には画素比較範囲を変更して対象
補正情報導出手段へ処理を渡す補正範囲変更手段と、終
了判定手段で終了判定された場合には各画素のコントラ
スト調整量より有効となる範囲を限定して抽出する抽出
手段と、各画素のコントラスト調整量に基づき限定され
た範囲において変換した対象信号を調整対象信号に変換
して調整済みの対象信号を生成する対象信号変換手段
と、調整済みの対象信号と信号変換手段で変換した対象
信号とにより入力画像内の画素値を調整画素値へ逆変換
処理を行う信号逆変換手段とを有することにより、対象
画素値とその周辺領域における平均画素値との比較によ
り算出したコントラスト調整量を複数の周辺領域でのコ
ントラスト調整量の加重平均値に拡張することができる
ので、高精度なコントラスト調整を行うことができると
いう有利な効果が得られる。
請求項2または3に記載の画像処理装置において、画素
値変換手段は、入力画像内の平均輝度を算出する平均輝
度算出手段と、算出した平均輝度をもとに、得られたコ
ントラスト調整量に基づいて入力画像内の画素値を調整
画素値に変換する際の変換方式を選択する変換方式分類
手段と、変換方式分類手段で得られた変換方式に従い、
得られたコントラスト調整量を実際の画素の持つ画素値
に変換する画素値推定手段とを有することにより、周囲
画素との比較で得られたコントラスト調整量から有効と
思われる領域を抽出した後に、入力画像における平均輝
度をもとに、抽出されたコントラスト調整量を変換する
変換方式を選択して適用することができるので、容易か
つ確実にコントラスト調整を行うことができるという有
利な効果が得られる。
請求項4または5に記載の画像処理装置において、対象
信号変換手段は、信号変換手段で得られた対象信号の入
力画像における平均値を算出して平均対象信号を生成す
る平均対象信号算出手段と、生成した平均対象信号をも
とに、得られた対象信号のコントラスト調整量に基づい
て得られた対象信号を調整対象信号に変換する際の変換
方式を選択する変換方式分類手段と、変換方式分類手段
で得られた変換方式に従い、得られた対象信号のコント
ラスト調整量を実際の画素の対象信号値に変換する対象
信号推定手段とを有することにより、周囲画素との比較
で得られた対象信号(例えば明度)のコントラスト調整
量から有効と思われる領域を抽出した後に、入力画像に
おける平均対象信号値(平均明度)をもとに、抽出され
た対象信号のコントラスト調整量を変換する変換方式を
選択して適用することができるので、容易かつ確実にコ
ントラスト調整を行うことができるという有利な効果が
得られる。
請求項2または3に記載の画像処理装置において、画素
値変換手段は、入力画像内のコントラスト強度を示す基
準強度値を算出する基準強度算出手段と、算出した基準
強度値をもとに、得られたコントラスト調整量に基づい
て入力画像内の画素値を調整画素値に変換する際の変換
曲線を推定する変換曲線推定手段と、推定した変換曲線
を使って、得られたコントラスト調整量を実際の画素の
持つ画素値に変換する画素値推定手段とを有することに
より、周囲画素との比較で得られたコントラスト調整量
から有効と思われる領域を抽出した後に、入力画像の輝
度より得られるエッジ強度の総和を計算することができ
るので、抽出されたコントラスト調整量を変換する際の
変換曲線を複数候補用意して、各変換曲線より得られた
最終出力候補画像の輝度のエッジ強度総和を計算し、そ
の値の入力画像のエッジ強度総和に対する比を評価値と
して最適な変換曲線を遺伝的アルゴリズムで推定するこ
とができるという有利な効果が得られる。
請求項4または5に記載の画像処理装置において、対象
信号変換手段は、信号変換手段で得られた対象信号に対
して入力画像内のコントラスト強度を示す基準強度値を
算出する基準強度算出手段と、算出した基準強度値をも
とに、得られた対象信号のコントラスト調整量に基づい
て得られた対象信号を調整対象信号に変換する際の変換
曲線を推定する対象信号変換曲線推定手段と、推定した
変換曲線を使って、得られた対象信号を調整対象信号に
変換する対象信号推定手段とを有することにより、周囲
画素との比較で得られた対象信号(明度)コントラスト
調整量から有効と思われる領域を抽出した後に、入力画
像の対象信号より入力画像のエッジ強度の総和を計算す
ることができるので、抽出された対象信号のコントラス
ト調整量を変換する際の変換曲線を複数候補用意して、
各変換曲線より得られた最終出力候補画像の対象信号に
よるエッジ強度総和を計算し、その値の入力画像のエッ
ジ強度総和に対する比を評価値として最適な変換曲線を
遺伝的アルゴリズムで推定することができるという有利
な効果が得られる。
ば、請求項8に記載の画像処理装置において、変換曲線
推定手段は、予め設定された固定数分の調整パラメータ
より構成される調整ベクトルの初期候補集団を設定する
初期候補設定手段と、現時点における調整ベクトル集団
内の各ベクトルを用いて、得られたコントラスト調整量
に基づいて入力画像内の画素値を調整画素値に変換する
画素値変換候補算出手段と、基準強度値と現時点におけ
る調整ベクトル集団内の各ベクトルとより得られた変換
後の画素値を用いて各変換曲線候補によるコントラスト
強度を評価する評価値算出手段と、前期評価値導出手段
で得られた各候補の適合度を計算する適合度計算手段
と、計算した各候補の適合度をもとに現在の候補の組替
え操作を行うことで新しい調整ベクトル集合の生成を行
う組替え操作手段と、調整ベクトルの最適化が終了した
時点かどうかの判定を行う推定終了判定手段とを有する
ことにより、周囲画素との比較で得られたコントラスト
調整量より有効と思われる領域を抽出した後に入力画像
の輝度より得られるエッジ強度の総和を計算することが
できるので、抽出されたコントラスト調整量を変換する
際の変換曲線を複数候補用意して、各変換曲線より得ら
れた最終出力候補画像の輝度のエッジ強度総和を計算
し、その値の入力画像のエッジ強度総和に対する比を評
価値として最適な変換曲線を遺伝的アルゴリズムで推定
することができるという有利な効果が得られる。
ば、請求項9に記載の画像処理装置において、対象信号
変換曲線推定手段は、予め設定された固定数分の調整パ
ラメータより構成される調整ベクトルの初期候補集団を
設定する初期候補設定手段と、現時点における調整ベク
トル集団内の各ベクトルを用いて、得られた対象信号の
コントラスト調整量に基づいて、得られた対象信号を調
整対象信号に変換する対象信号変換候補算出手段と、基
準強度値と現時点における調整ベクトル集団内の各ベク
トルより得られた変換後の対象信号値とを用いて、各変
換曲線候補による対象信号のコントラスト強度を評価す
る評価値算出手段と、評価値導出手段で得られた各候補
の適合度を計算する適合度計算手段と、計算した各候補
の適合度をもとに現在の候補の組替え操作を行うことで
新しい調整ベクトル集合の生成を行う組替え操作手段
と、調整ベクトルの最適化が終了した時点かどうかの判
定を行う推定終了判定手段とを有することにより、周囲
画素との比較で得られた対象信号(明度)コントラスト
調整量より有効と思われる領域を抽出した後に、入力画
像の対象信号より入力画像のエッジ強度の総和を計算す
ることができるので、抽出された対象信号のコントラス
ト調整量を変換する際の変換曲線を複数候補用意して、
各変換曲線より得られた最終出力候補画像の対象信号に
よるエッジ強度総和を計算し、その値の入力画像のエッ
ジ強度総和に対する比を評価値として最適な変換曲線を
遺伝的アルゴリズムで推定することができるという有利
な効果が得られる。
ば、請求項1に記載の画像処理装置において、色調整手
段は、入力画像を複数の小領域に分割する画像分割手段
と、画像分割手段で得られた各小領域内の色データを代
表する代表色を求める代表色抽出手段と、予め用意され
た色変換後の色データを集めた色変換テーブルと、代表
色抽出手段で求めた代表色に最も近い色を変換色として
色変換テーブルより選択する代表色変換色選択手段と、
代表色変換色選択手段で得られた代表色と変換色との間
の距離をもとに、選択された各変換色を微調整し、代表
色を微調整後の変換色に変換する色変換手段とを有する
ことにより、入力画像を複数の細部領域に分割し、各領
域内の色の統計的分布により代表色を選択することがで
きるので、予め用意された色変換テーブル内の色と代表
色を比較して各代表色に最近傍な変換後の色を抽出する
とともに、2つの色間の距離をもとに選択された変換後
の色データを微調整し、各領域における代表色をこの微
調整された変換色に変換することができ、こうして得ら
れた色調整後の画像と入力画像とを適切な結合係数をも
とに加重平均合成することで入力画像の色調整を行うこ
とができるという有利な効果が得られる。
ば、請求項12に記載の画像処理装置において、代表色
抽出手段は、分割された小領域内の色データに対して、
逐次分割処理を行う際のスタート状態のグループを設定
し、各グループに色データ全てを分類し、各グループの
代表色を求める初期化手段と、分割対象グループ内に属
する色データの分布をもとに、対象グループの分割時に
着目する成分を決定する分割軸決定手段と、得られた着
目成分に従い、対象グループを複数に分割するととも
に、対象グループに属する色データを分割後に得られた
グループに振り分けるクラスタ分割手段と、得られた各
グループに属する色データの代表色を求めるクラスタ代
表色決定手段と、代表色が収束したかどうかの判定を行
い、収束していない場合には、現在の代表色をもとに再
度グループ分割を行うためにクラスタ分割手段へ処理が
移る収束判定手段と、収束判定手段で収束したと判定さ
れた場合には、これまでに得られた対象領域内からの代
表色が所定数得られたどうかの判定を行い、得られてい
ない場合には分割軸決定手段への処理が移るクラスタ分
割終了判定手段と、クラスタ分割終了判定手段で終了し
たと判定された場合には、得られた所定数の代表色を出
力する代表色出力手段とを有することにより、入力画像
を複数の細部領域に分割し、各領域内の色の統計的分布
により代表色を選択することができるので、予め用意さ
れた色変換テーブル内の色と代表色を比較して各代表色
に最近傍な変換後の色を抽出するとともに、2つの色間
の距離をもとに選択された変換後の色データを微調整
し、各領域における代表色をこの微調整された変換色に
変換することができ、こうして得られた色調整後の画像
と入力画像とを適切な結合係数をもとに加重平均合成す
ることで入力画像の色調整を行うことができるという有
利な効果が得られる。
ば、請求項1乃至13のいずれか1に記載の画像処理装
置において、画像合成手段は、入力画像と画像処理手段
で得られた調整後の画像とのどちらを優先するかを決め
る選択基準値判定手段と、選択基準値判定手段の決定結
果に基づいて、入力画像と画像処理手段で得られた調整
後の画像とに掛かる結合係数を決定する結合係数導出手
段と、結合係数導出手段で決定した各画像の結合係数を
使って、入力画像と画像処理手段で得られた調整後の画
像との加重平均画像を生成する加重平均合成手段とを有
することにより、対象画素の画素値とその周辺領域にお
ける平均画素値との比較よりコントラスト調整量を求
め、そのうちで有効と思われるコントラスト調整量を抽
出することができるので、そのように得られたコントラ
スト調整画像と入力画像とを適切な結合係数をもとに加
重平均合成することで入力画像のコントラスト調整を行
うことができるという有利な効果が得られる。
ば、入力したアナログ画像信号をディジタル画像データ
に変換する画像入力ステップと、変換したディジタル画
像データに所望の画像処理を行って処理済み画像データ
を生成する画像処理ステップと、処理済み画像データと
ディジタル画像データとの合成を行って合成画像データ
を生成する画像合成ステップと、合成画像データをアナ
ログの合成画像信号に変換する画像出力ステップとを有
し、画像処理ステップは、ディジタル画像データに対し
てコントラスト調整を行うコントラスト調整ステップま
たはディジタル画像データに対して色調整を行う色調整
ステップであることにより、経験を要すること無く、入
力画像に対してコントラスト調整または色調整を行うこ
とができるので、撮像された明暗部を持つ画像のみを用
いて簡易に撮像画像のコントラストを調整することがで
き、また入力画像に対する依存性と変換後の色バランス
の崩れを無くすことができるという有利な効果が得られ
る。
ば、請求項15に記載の画像処理方法において、コント
ラスト調整ステップは、対象画素のコントラスト調整量
を求める補正情報導出ステップと、求めた対象画素のコ
ントラスト調整量から有効となる範囲を限定して抽出す
る抽出ステップと、対象画素のコントラスト調整量に基
づき限定された範囲において対象画素の画素値を調整画
素値に変換する画素値変換ステップとを有することによ
り、対象画素のコントラスト調整量を求め、対象画素の
コントラスト調整量に基づき限定された範囲において対
象画素の画素値を調整画素値に変換するようにしたの
で、経験を要すること無く、入力画像に対してコントラ
スト調整を自動的かつ確実に行うことができるという有
利な効果が得られる。
ば、請求項15に記載の画像処理方法において、コント
ラスト調整ステップは、対象画素のコントラスト調整量
を算出する際の初期条件と画素比較範囲とを設定する初
期設定ステップと、画素比較範囲をもとに対象画素のコ
ントラスト調整量を求める補正情報導出ステップと、求
めた対象画素のコントラスト調整量に基づくコントラス
ト調整処理が全ての画素比較範囲で終了したかどうかの
判定を行う終了判定ステップと、終了判定ステップで終
了判定されなかった場合には画素比較範囲を変更して補
正情報導出ステップへ処理を渡す補正範囲変更ステップ
と、終了判定ステップで終了判定された場合には複数の
画素比較範囲より得られたコントラスト調整量から有効
となる範囲を限定して抽出する抽出ステップと、対象画
素のコントラスト調整量に基づき限定された範囲におい
て対象画素の画素値を調整画素値に変換する画素値変換
ステップとを有することにより、対象画素値とその周辺
領域における平均画素値との比較により算出したコント
ラスト調整量を複数の周辺領域でのコントラスト調整量
の加重平均値に拡張することができるので、入力画像の
影響や、周辺視野領域の大きさを示す定数の設定による
影響を低減させることができるという有利な効果が得ら
れる。
ば、請求項15に記載の画像処理方法において、コント
ラスト調整ステップは、入力画像内の画素値をコントラ
スト調整時の対象とする対象信号へ変換する信号変換ス
テップと、信号変換ステップで得られた対象信号に対し
て対象画素のコントラスト調整量を求める対象補正情報
導出ステップと、対象補正情報導出ステップで得られた
対象画素のコントラスト調整量から有効となる範囲を限
定し抽出する抽出ステップと、対象画素のコントラスト
調整量に基づき限定された範囲において信号変換ステッ
プで得られた対象信号を調整対象信号に変換して調整済
みの対象信号を生成する対象信号変換ステップと、調整
済みの対象信号と信号変換ステップで得られた対象信号
とにより前記入力画像内の画素値を調整画素値へ逆変換
処理を行う信号逆変換ステップとを有することにより、
入力画像を明度、色相等の情報に一度変換し、この明度
を対象信号として対象画素の明度とその周辺領域におけ
る平均明度との比較より明度のコントラスト調整量を求
め、そのうちで有効と思われる明度のコントラスト調整
量を抽出することができるので、この抽出された明度と
入力画像より得られた色相とにより、調整後の画像の画
素値を求め、得られたコントラスト調整画像と入力画像
とを適切な結合係数をもとに加重平均合成することで入
力画像のコントラスト調整を行うことができるという有
利な効果が得られる。
ば、請求項15に記載の画像処理方法において、コント
ラスト調整ステップは、入力画像内の画素値をコントラ
スト調整時の対象とする対象信号へ変換する信号変換ス
テップと、変換した対象信号に対するコントラスト調整
量を算出する際の初期条件と画素比較範囲とを設定する
初期設定ステップと、画素比較範囲をもとに変換した対
象信号に対する各画素のコントラスト調整量を求める対
象補正情報導出ステップと、求めた各画素のコントラス
ト調整量に基づくコントラスト調整処理が全ての画素比
較範囲で終了したかどうかの判定を行う終了判定ステッ
プと、終了判定ステップで終了判定されなかった場合に
は画素比較範囲を変更して対象補正情報導出ステップへ
処理を渡す補正範囲変更ステップと、終了判定ステップ
で終了判定された場合には各画素のコントラスト調整量
より有効となる範囲を限定して抽出する抽出ステップ
と、各画素のコントラスト調整量に基づき限定された範
囲において変換した対象信号を調整対象信号に変換して
調整済みの対象信号を生成する対象信号変換ステップ
と、調整済みの対象信号と信号変換ステップで変換した
対象信号とにより入力画像内の画素値を調整画素値へ逆
変換処理を行う信号逆変換ステップとを有することによ
り、対象画素値とその周辺領域における平均画素値との
比較により算出したコントラスト調整量を複数の周辺領
域でのコントラスト調整量の加重平均値に拡張すること
ができるので、高精度なコントラスト調整を行うことが
できるという有利な効果が得られる。
ば、請求項16または17に記載の画像処理方法におい
て、画素値変換ステップは、入力画像内の平均輝度を算
出する平均輝度算出ステップと、算出した平均輝度をも
とに、得られたコントラスト調整量に基づいて入力画像
内の画素値を調整画素値に変換する際の変換方式を選択
する変換方式分類ステップと、変換方式分類ステップで
得られた変換方式に従い、得られたコントラスト調整量
を実際の画素の持つ画素値に変換する画素値推定ステッ
プとを有することにより、周囲画素との比較で得られた
コントラスト調整量から有効と思われる領域を抽出した
後に、入力画像における平均輝度をもとに、抽出された
コントラスト調整量を変換する変換方式を選択して適用
することができるので、容易かつ確実にコントラスト調
整を行うことができるという有利な効果が得られる。
ば、請求項18または19に記載の画像処理方法におい
て、対象信号変換ステップは、信号変換ステップで得ら
れた対象信号の入力画像における平均値を算出して平均
対象信号を生成する平均対象信号算出ステップと、生成
した平均対象信号をもとに、得られた対象信号のコント
ラスト調整量に基づいて得られた対象信号を調整対象信
号に変換する際の変換方式を選択する変換方式分類ステ
ップと、変換方式分類ステップで得られた変換方式に従
い、得られた対象信号のコントラスト調整量を実際の画
素の対象信号値に変換する対象信号推定ステップとを有
することにより、周囲画素との比較で得られた対象信号
(例えば明度)のコントラスト調整量から有効と思われ
る領域を抽出した後に、入力画像における平均対象信号
値(平均明度)をもとに、抽出された対象信号のコント
ラスト調整量を変換する変換方式を選択して適用するこ
とができるので、容易かつ確実にコントラスト調整を行
うことができるという有利な効果が得られる。
ば、請求項16または17に記載の画像処理方法におい
て、画素値変換ステップは、入力画像内のコントラスト
強度を示す基準強度値を算出する基準強度算出ステップ
と、算出した基準強度値をもとに、得られたコントラス
ト調整量に基づいて入力画像内の画素値を調整画素値に
変換する際の変換曲線を推定する変換曲線推定ステップ
と、推定した変換曲線を使って、得られたコントラスト
調整量を実際の画素の持つ画素値に変換する画素値推定
ステップとを有することにより、周囲画素との比較で得
られたコントラスト調整量から有効と思われる領域を抽
出した後に、入力画像の輝度より得られるエッジ強度の
総和を計算することができるので、抽出されたコントラ
スト調整量を変換する際の変換曲線を複数候補用意し
て、各変換曲線より得られた最終出力候補画像の輝度の
エッジ強度総和を計算し、その値の入力画像のエッジ強
度総和に対する比を評価値として最適な変換曲線を遺伝
的アルゴリズムで推定することができるという有利な効
果が得られる。
ば、請求項18または19に記載の画像処理方法におい
て、対象信号変換ステップは、信号変換ステップで得ら
れた対象信号に対して入力画像内のコントラスト強度を
示す基準強度値を算出する基準強度算出ステップと、算
出した基準強度値をもとに、得られた対象信号のコント
ラスト調整量に基づいて得られた対象信号を調整対象信
号に変換する際の変換曲線を推定する対象信号変換曲線
推定ステップと、推定した変換曲線を使って、得られた
対象信号を調整対象信号に変換する対象信号推定ステッ
プとを有することにより、周囲画素との比較で得られた
対象信号(明度)コントラスト調整量から有効と思われ
る領域を抽出した後に、入力画像の対象信号より入力画
像のエッジ強度の総和を計算することができるので、抽
出された対象信号のコントラスト調整量を変換する際の
変換曲線を複数候補用意して、各変換曲線より得られた
最終出力候補画像の対象信号によるエッジ強度総和を計
算し、その値の入力画像のエッジ強度総和に対する比を
評価値として最適な変換曲線を遺伝的アルゴリズムで推
定することができるという有利な効果が得られる。
ば、請求項22に記載の画像処理方法において、変換曲
線推定ステップは、予め設定された固定数分の調整パラ
メータより構成される調整ベクトルの初期候補集団を設
定する初期候補設定ステップと、現時点における調整ベ
クトル集団内の各ベクトルを用いて、得られたコントラ
スト調整量に基づいて入力画像内の画素値を調整画素値
に変換する画素値変換候補算出ステップと、基準強度値
と現時点における調整ベクトル集団内の各ベクトルとよ
り得られた変換後の画素値を用いて各変換曲線候補によ
るコントラスト強度を評価する評価値算出ステップと、
前期評価値導出ステップで得られた各候補の適合度を計
算する適合度計算ステップと、計算した各候補の適合度
をもとに現在の候補の組替え操作を行うことで新しい調
整ベクトル集合の生成を行う組替え操作ステップと、調
整ベクトルの最適化が終了した時点かどうかの判定を行
う推定終了判定ステップとを有することにより、周囲画
素との比較で得られたコントラスト調整量より有効と思
われる領域を抽出した後に入力画像の輝度より得られる
エッジ強度の総和を計算することができるので、抽出さ
れたコントラスト調整量を変換する際の変換曲線を複数
候補用意して、各変換曲線より得られた最終出力候補画
像の輝度のエッジ強度総和を計算し、その値の入力画像
のエッジ強度総和に対する比を評価値として最適な変換
曲線を遺伝的アルゴリズムで推定することができるとい
う有利な効果が得られる。
ば、請求項23に記載の画像処理方法において、対象信
号変換曲線推定ステップは、予め設定された固定数分の
調整パラメータより構成される調整ベクトルの初期候補
集団を設定する初期候補設定ステップと、現時点におけ
る調整ベクトル集団内の各ベクトルを用いて、得られた
対象信号のコントラスト調整量に基づいて、得られた対
象信号を調整対象信号に変換する対象信号変換候補算出
ステップと、基準強度値と現時点における調整ベクトル
集団内の各ベクトルより得られた変換後の対象信号値と
を用いて、各変換曲線候補による対象信号のコントラス
ト強度を評価する評価値算出ステップと、評価値導出ス
テップで得られた各候補の適合度を計算する適合度計算
ステップと、計算した各候補の適合度をもとに現在の候
補の組替え操作を行うことで新しい調整ベクトル集合の
生成を行う組替え操作ステップと、調整ベクトルの最適
化が終了した時点かどうかの判定を行う推定終了判定ス
テップとを有することにより、周囲画素との比較で得ら
れた対象信号(明度)コントラスト調整量より有効と思
われる領域を抽出した後に、入力画像の対象信号より入
力画像のエッジ強度の総和を計算することができるの
で、抽出された対象信号のコントラスト調整量を変換す
る際の変換曲線を複数候補用意して、各変換曲線より得
られた最終出力候補画像の対象信号によるエッジ強度総
和を計算し、その値の入力画像のエッジ強度総和に対す
る比を評価値として最適な変換曲線を遺伝的アルゴリズ
ムで推定することができるという有利な効果が得られ
る。
ば、請求項15に記載の画像処理方法において、色調整
ステップは、入力画像を複数の小領域に分割する画像分
割ステップと、画像分割ステップで得られた各小領域内
の色データを代表する代表色を求める代表色抽出ステッ
プと、予め用意された色変換後の色データを集めた色変
換テーブルと、代表色抽出ステップで求めた代表色に最
も近い色を変換色として色変換テーブルより選択する代
表色変換色選択ステップと、代表色変換色選択ステップ
で得られた代表色と変換色との間の距離をもとに、選択
された各変換色を微調整し、代表色を微調整後の変換色
に変換する色変換ステップとを有することにより、入力
画像を複数の細部領域に分割し、各領域内の色の統計的
分布により代表色を選択することができるので、予め用
意された色変換テーブル内の色と代表色を比較して各代
表色に最近傍な変換後の色を抽出するとともに、2つの
色間の距離をもとに選択された変換後の色データを微調
整し、各領域における代表色をこの微調整された変換色
に変換することができ、こうして得られた色調整後の画
像と入力画像とを適切な結合係数をもとに加重平均合成
することで入力画像の色調整を行うことができるという
有利な効果が得られる。
ば、請求項26に記載の画像処理方法において、代表色
抽出ステップは、分割された小領域内の色データに対し
て、逐次分割処理を行う際のスタート状態のグループを
設定し、各グループに色データ全てを分類し、各グルー
プの代表色を求める初期化ステップと、分割対象グルー
プ内に属する色データの分布をもとに、対象グループの
分割時に着目する成分を決定する分割軸決定ステップ
と、得られた着目成分に従い、対象グループを複数に分
割するとともに、対象グループに属する色データを分割
後に得られたグループに振り分けるクラスタ分割ステッ
プと、得られた各グループに属する色データの代表色を
求めるクラスタ代表色決定ステップと、代表色が収束し
たかどうかの判定を行い、収束していない場合には、現
在の代表色をもとに再度グループ分割を行うためにクラ
スタ分割ステップへ処理が移る収束判定ステップと、収
束判定ステップで収束したと判定された場合には、これ
までに得られた対象領域内からの代表色が所定数得られ
たどうかの判定を行い、得られていない場合には分割軸
決定ステップへの処理が移るクラスタ分割終了判定ステ
ップと、クラスタ分割終了判定ステップで終了したと判
定された場合には、得られた所定数の代表色を出力する
代表色出力ステップとを有することにより、入力画像を
複数の細部領域に分割し、各領域内の色の統計的分布に
より代表色を選択することができるので、予め用意され
た色変換テーブル内の色と代表色を比較して各代表色に
最近傍な変換後の色を抽出するとともに、2つの色間の
距離をもとに選択された変換後の色データを微調整し、
各領域における代表色をこの微調整された変換色に変換
することができ、こうして得られた色調整後の画像と入
力画像とを適切な結合係数をもとに加重平均合成するこ
とで入力画像の色調整を行うことができるという有利な
効果が得られる。
ば、請求項15乃至27のいずれか1に記載の画像処理
方法において、画像合成ステップは、入力画像と画像処
理ステップで得られた調整後の画像とのどちらを優先す
るかを決める選択基準値判定ステップと、選択基準値判
定ステップの決定結果に基づいて、入力画像と画像処理
ステップで得られた調整後の画像とに掛かる結合係数を
決定する結合係数導出ステップと、結合係数導出ステッ
プで決定した各画像の結合係数を使って、入力画像と画
像処理ステップで得られた調整後の画像との加重平均画
像を生成する加重平均合成ステップとを有することによ
り、対象画素の画素値とその周辺領域における平均画素
値との比較よりコントラスト調整量を求め、そのうちで
有効と思われるコントラスト調整量を抽出することがで
きるので、そのように得られたコントラスト調整画像と
入力画像とを適切な結合係数をもとに加重平均合成する
ことで入力画像のコントラスト調整を行うことができる
という有利な効果が得られる。
7、8、9による画像処理装置の基本構成を示すブロッ
ク図
ック図
れた変換曲線推定手段を示すブロック図 (b)遺伝的アルゴリズム推定のために用意された対象
信号変換曲線推定手段を示すブロック図
ローチャート
画像合成手段の動作を示すフローチャート
ローチャート
ローチャート
ローチャート
フローチャート
手段の処理の流れを示すフローチャート
ムで使用される染色体構造を模式的に示す模式図
の概要を模式的に示す模式図
ルゴリズムの組替え操作処理を模式的に示す模式図
チャート
ト
図
明図
Claims (28)
- 【請求項1】入力したアナログ画像信号をディジタル画
像データに変換する画像入力手段と、前記変換したディ
ジタル画像データに所望の画像処理を行って処理済み画
像データを生成する画像処理手段と、前記処理済み画像
データと前記ディジタル画像データとの合成を行って合
成画像データを生成する画像合成手段と、前記合成画像
データをアナログの合成画像信号に変換する画像出力手
段とを有し、 前記画像処理手段は、前記ディジタル画像データに対し
てコントラスト調整を行うコントラスト調整手段または
前記ディジタル画像データに対して色調整を行う色調整
手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】コントラスト調整手段は、対象画素のコン
トラスト調整量を求める補正情報導出手段と、前記求め
た対象画素のコントラスト調整量から有効となる範囲を
限定して抽出する抽出手段と、前記対象画素のコントラ
スト調整量に基づき前記限定された範囲において前記対
象画素の画素値を調整画素値に変換する画素値変換手段
とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理
装置。 - 【請求項3】前記コントラスト調整手段は、対象画素の
コントラスト調整量を算出する際の初期条件と画素比較
範囲とを設定する初期設定手段と、前記画素比較範囲を
もとに前記対象画素のコントラスト調整量を求める補正
情報導出手段と、前記求めた対象画素のコントラスト調
整量に基づくコントラスト調整処理が全ての前記画素比
較範囲で終了したかどうかの判定を行う終了判定手段
と、前記終了判定手段で終了判定されなかった場合には
前記画素比較範囲を変更して前記補正情報導出手段へ処
理を渡す補正範囲変更手段と、前記終了判定手段で終了
判定された場合には複数の前記画素比較範囲より得られ
たコントラスト調整量から有効となる範囲を限定して抽
出する抽出手段と、前記対象画素のコントラスト調整量
に基づき前記限定された範囲において前記対象画素の画
素値を調整画素値に変換する画素値変換手段とを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】前記コントラスト調整手段は、入力画像内
の画素値をコントラスト調整時の対象とする対象信号へ
変換する信号変換手段と、前記信号変換手段で得られた
対象信号に対して対象画素のコントラスト調整量を求め
る対象補正情報導出手段と、前記対象補正情報導出手段
で得られた対象画素のコントラスト調整量から有効とな
る範囲を限定し抽出する抽出手段と、前記対象画素のコ
ントラスト調整量に基づき前記限定された範囲において
前記信号変換手段で得られた対象信号を調整対象信号に
変換して調整済みの対象信号を生成する対象信号変換手
段と、前記調整済みの対象信号と前記信号変換手段で得
られた対象信号とにより前記入力画像内の画素値を調整
画素値へ逆変換処理を行う信号逆変換手段とを有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項5】前記コントラスト調整手段は、入力画像内
の画素値をコントラスト調整時の対象とする対象信号へ
変換する信号変換手段と、前記変換した対象信号に対す
るコントラスト調整量を算出する際の初期条件と画素比
較範囲とを設定する初期設定手段と、前記画素比較範囲
をもとに前記変換した対象信号に対する各画素のコント
ラスト調整量を求める対象補正情報導出手段と、前記求
めた各画素のコントラスト調整量に基づくコントラスト
調整処理が全ての前記画素比較範囲で終了したかどうか
の判定を行う終了判定手段と、前記終了判定手段で終了
判定されなかった場合には前記画素比較範囲を変更して
前記対象補正情報導出手段へ処理を渡す補正範囲変更手
段と、前記終了判定手段で終了判定された場合には前記
各画素のコントラスト調整量より有効となる範囲を限定
して抽出する抽出手段と、前記各画素のコントラスト調
整量に基づき前記限定された範囲において前記変換した
対象信号を調整対象信号に変換して調整済みの対象信号
を生成する対象信号変換手段と、前記調整済みの対象信
号と前記信号変換手段で変換した対象信号とにより前記
入力画像内の画素値を調整画素値へ逆変換処理を行う信
号逆変換手段とを有することを特徴とする請求項1に記
載の画像処理装置。 - 【請求項6】前記画素値変換手段は、入力画像内の平均
輝度を算出する平均輝度算出手段と、前記算出した平均
輝度をもとに、前記得られたコントラスト調整量に基づ
いて前記入力画像内の画素値を調整画素値に変換する際
の変換方式を選択する変換方式分類手段と、前記変換方
式分類手段で得られた変換方式に従い、前記得られたコ
ントラスト調整量を実際の画素の持つ画素値に変換する
画素値推定手段とを有することを特徴とする請求項2ま
たは3に記載の画像処理装置。 - 【請求項7】前記対象信号変換手段は、前記信号変換手
段で得られた対象信号の入力画像における平均値を算出
して平均対象信号を生成する平均対象信号算出手段と、
前記生成した平均対象信号をもとに、前記得られた対象
信号のコントラスト調整量に基づいて前記得られた対象
信号を調整対象信号に変換する際の変換方式を選択する
変換方式分類手段と、前記変換方式分類手段で得られた
変換方式に従い、前記得られた対象信号のコントラスト
調整量を実際の画素の対象信号値に変換する対象信号推
定手段とを有することを特徴とする請求項4または5に
記載の画像処理装置。 - 【請求項8】前記画素値変換手段は、入力画像内のコン
トラスト強度を示す基準強度値を算出する基準強度算出
手段と、前記算出した基準強度値をもとに、前記得られ
たコントラスト調整量に基づいて前記入力画像内の画素
値を調整画素値に変換する際の変換曲線を推定する変換
曲線推定手段と、前記推定した変換曲線を使って、前記
得られたコントラスト調整量を実際の画素の持つ画素値
に変換する画素値推定手段とを有することを特徴とする
請求項2または3に記載の画像処理装置。 - 【請求項9】前記対象信号変換手段は、前記信号変換手
段で得られた対象信号に対して入力画像内のコントラス
ト強度を示す基準強度値を算出する基準強度算出手段
と、前記算出した基準強度値をもとに、前記得られた対
象信号のコントラスト調整量に基づいて前記得られた対
象信号を調整対象信号に変換する際の変換曲線を推定す
る対象信号変換曲線推定手段と、前記推定した変換曲線
を使って、前記得られた対象信号を前記調整対象信号に
変換する対象信号推定手段とを有することを特徴とする
請求項4または5に記載の画像処理装置。 - 【請求項10】前記変換曲線推定手段は、予め設定され
た固定数分の調整パラメータより構成される調整ベクト
ルの初期候補集団を設定する初期候補設定手段と、現時
点における調整ベクトル集団内の各ベクトルを用いて、
前記得られたコントラスト調整量に基づいて前記入力画
像内の画素値を調整画素値に変換する画素値変換候補算
出手段と、前記基準強度値と前記現時点における調整ベ
クトル集団内の各ベクトルとより得られた変換後の画素
値を用いて各変換曲線候補によるコントラスト強度を評
価する評価値算出手段と、前記評価値導出手段で得られ
た各候補の適合度を計算する適合度計算手段と、前記計
算した各候補の適合度をもとに現在の候補の組替え操作
を行うことで新しい調整ベクトル集合の生成を行う組替
え操作手段と、調整ベクトルの最適化が終了した時点か
どうかの判定を行う推定終了判定手段とを有することを
特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。 - 【請求項11】前記対象信号変換曲線推定手段は、予め
設定された固定数分の調整パラメータより構成される調
整ベクトルの初期候補集団を設定する初期候補設定手段
と、現時点における調整ベクトル集団内の各ベクトルを
用いて、前記得られた対象信号のコントラスト調整量に
基づいて、前記得られた対象信号を調整対象信号に変換
する対象信号変換候補算出手段と、前記基準強度値と前
記現時点における調整ベクトル集団内の各ベクトルより
得られた変換後の対象信号値とを用いて、各変換曲線候
補による対象信号のコントラスト強度を評価する評価値
算出手段と、前記評価値導出手段で得られた各候補の適
合度を計算する適合度計算手段と、前記計算した各候補
の適合度をもとに現在の候補の組替え操作を行うことで
新しい調整ベクトル集合の生成を行う組替え操作手段
と、調整ベクトルの最適化が終了した時点かどうかの判
定を行う推定終了判定手段とを有することを特徴とする
請求項9に記載の画像処理装置。 - 【請求項12】前記色調整手段は、入力画像を複数の小
領域に分割する画像分割手段と、前記画像分割手段で得
られた各小領域内の色データを代表する代表色を求める
代表色抽出手段と、予め用意された色変換後の色データ
を集めた色変換テーブルと、前記代表色抽出手段で求め
た代表色に最も近い色を変換色として前記色変換テーブ
ルより選択する代表色変換色選択手段と、前記代表色変
換色選択手段で得られた代表色と前記変換色との間の距
離をもとに、前記選択された各変換色を微調整し、代表
色を前記微調整後の変換色に変換する色変換手段とを有
することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項13】前記代表色抽出手段は、分割された小領
域内の色データに対して、逐次分割処理を行う際のスタ
ート状態のグループを設定し、各グループに色データ全
てを分類し、各グループの代表色を求める初期化手段
と、分割対象グループ内に属する色データの分布をもと
に、前記対象グループの分割時に着目する成分を決定す
る分割軸決定手段と、前記得られた着目成分に従い、前
記対象グループを複数に分割するとともに、前記対象グ
ループに属する色データを分割後に得られたグループに
振り分けるクラスタ分割手段と、前記得られた各グルー
プに属する色データの代表色を求めるクラスタ代表色決
定手段と、前記代表色が収束したかどうかの判定を行
い、収束していない場合には、現在の代表色をもとに再
度グループ分割を行うために前記クラスタ分割手段へ処
理が移る収束判定手段と、前記収束判定手段で収束した
と判定された場合には、これまでに得られた対象領域内
からの代表色が所定数得られたどうかの判定を行い、得
られていない場合には前記分割軸決定手段への処理が移
るクラスタ分割終了判定手段と、前記クラスタ分割終了
判定手段で終了したと判定された場合には、得られた所
定数の代表色を出力する代表色出力手段とを有すること
を特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。 - 【請求項14】前記画像合成手段は、入力画像と前記画
像処理手段で得られた調整後の画像とのどちらを優先す
るかを決める選択基準値判定手段と、前記選択基準値判
定手段の決定結果に基づいて、前記入力画像と前記画像
処理手段で得られた調整後の画像とに掛かる結合係数を
決定する結合係数導出手段と、前記結合係数導出手段で
決定した各画像の結合係数を使って、前記入力画像と前
記画像処理手段で得られた調整後の画像との加重平均画
像を生成する加重平均合成手段とを有することを特徴と
する請求項1乃至13のいずれか1に記載の画像処理装
置。 - 【請求項15】入力したアナログ画像信号をディジタル
画像データに変換する画像入力ステップと、前記変換し
たディジタル画像データに所望の画像処理を行って処理
済み画像データを生成する画像処理ステップと、前記処
理済み画像データと前記ディジタル画像データとの合成
を行って合成画像データを生成する画像合成ステップ
と、前記合成画像データをアナログの合成画像信号に変
換する画像出力ステップとを有し、 前記画像処理ステップは、前記ディジタル画像データに
対してコントラスト調整を行うコントラスト調整ステッ
プまたは前記ディジタル画像データに対して色調整を行
う色調整ステップであることを特徴とする画像処理方
法。 - 【請求項16】コントラスト調整ステップは、対象画素
のコントラスト調整量を求める補正情報導出ステップ
と、前記求めた対象画素のコントラスト調整量から有効
となる範囲を限定して抽出する抽出ステップと、前記対
象画素のコントラスト調整量に基づき前記限定された範
囲において前記対象画素の画素値を調整画素値に変換す
る画素値変換ステップとを有することを特徴とする請求
項15に記載の画像処理方法。 - 【請求項17】前記コントラスト調整ステップは、対象
画素のコントラスト調整量を算出する際の初期条件と画
素比較範囲とを設定する初期設定ステップと、前記画素
比較範囲をもとに前記対象画素のコントラスト調整量を
求める補正情報導出ステップと、前記求めた対象画素の
コントラスト調整量に基づくコントラスト調整処理が全
ての前記画素比較範囲で終了したかどうかの判定を行う
終了判定ステップと、前記終了判定ステップで終了判定
されなかった場合には前記画素比較範囲を変更して前記
補正情報導出ステップへ処理を渡す補正範囲変更ステッ
プと、前記終了判定ステップで終了判定された場合には
複数の前記画素比較範囲より得られたコントラスト調整
量から有効となる範囲を限定して抽出する抽出ステップ
と、前記対象画素のコントラスト調整量に基づき前記限
定された範囲において前記対象画素の画素値を調整画素
値に変換する画素値変換ステップとを有することを特徴
とする請求項15に記載の画像処理方法。 - 【請求項18】前記コントラスト調整ステップは、入力
画像内の画素値をコントラスト調整時の対象とする対象
信号へ変換する信号変換ステップと、前記信号変換ステ
ップで得られた対象信号に対して対象画素のコントラス
ト調整量を求める対象補正情報導出ステップと、前記対
象補正情報導出ステップで得られた対象画素のコントラ
スト調整量から有効となる範囲を限定し抽出する抽出ス
テップと、前記対象画素のコントラスト調整量に基づき
前記限定された範囲において前記信号変換ステップで得
られた対象信号を調整対象信号に変換して調整済みの対
象信号を生成する対象信号変換ステップと、前記調整済
みの対象信号と前記信号変換ステップで得られた対象信
号とにより前記入力画像内の画素値を調整画素値へ逆変
換処理を行う信号逆変換ステップとを有することを特徴
とする請求項15に記載の画像処理方法。 - 【請求項19】前記コントラスト調整ステップは、入力
画像内の画素値をコントラスト調整時の対象とする対象
信号へ変換する信号変換ステップと、前記変換した対象
信号に対するコントラスト調整量を算出する際の初期条
件と画素比較範囲とを設定する初期設定ステップと、前
記画素比較範囲をもとに前記変換した対象信号に対する
各画素のコントラスト調整量を求める対象補正情報導出
ステップと、前記求めた各画素のコントラスト調整量に
基づくコントラスト調整処理が全ての前記画素比較範囲
で終了したかどうかの判定を行う終了判定ステップと、
前記終了判定ステップで終了判定されなかった場合には
前記画素比較範囲を変更して前記対象補正情報導出ステ
ップへ処理を渡す補正範囲変更ステップと、前記終了判
定ステップで終了判定された場合には前記各画素のコン
トラスト調整量より有効となる範囲を限定して抽出する
抽出ステップと、前記各画素のコントラスト調整量に基
づき前記限定された範囲において前記変換した対象信号
を調整対象信号に変換して調整済みの対象信号を生成す
る対象信号変換ステップと、前記調整済みの対象信号と
前記信号変換ステップで変換した対象信号とにより前記
入力画像内の画素値を調整画素値へ逆変換処理を行う信
号逆変換ステップとを有することを特徴とする請求項1
5に記載の画像処理方法。 - 【請求項20】前記画素値変換ステップは、入力画像内
の平均輝度を算出する平均輝度算出ステップと、前記算
出した平均輝度をもとに、前記得られたコントラスト調
整量に基づいて前記入力画像内の画素値を調整画素値に
変換する際の変換方式を選択する変換方式分類ステップ
と、前記変換方式分類ステップで得られた変換方式に従
い、前記得られたコントラスト調整量を実際の画素の持
つ画素値に変換する画素値推定ステップとを有すること
を特徴とする請求項16または17に記載の画像処理方
法。 - 【請求項21】前記対象信号変換ステップは、前記信号
変換ステップで得られた対象信号の入力画像における平
均値を算出して平均対象信号を生成する平均対象信号算
出ステップと、前記生成した平均対象信号をもとに、前
記得られた対象信号のコントラスト調整量に基づいて前
記得られた対象信号を調整対象信号に変換する際の変換
方式を選択する変換方式分類ステップと、前記変換方式
分類ステップで得られた変換方式に従い、前記得られた
対象信号のコントラスト調整量を実際の画素の対象信号
値に変換する対象信号推定ステップとを有することを特
徴とする請求項18または19に記載の画像処理方法。 - 【請求項22】前記画素値変換ステップは、入力画像内
のコントラスト強度を示す基準強度値を算出する基準強
度算出ステップと、前記算出した基準強度値をもとに、
前記得られたコントラスト調整量に基づいて、前記入力
画像内の画素値を調整画素値に変換する際の変換曲線を
推定する変換曲線推定ステップと、前記推定した変換曲
線を使って前記得られたコントラスト調整量を実際の画
素の持つ画素値に変換する画素値推定ステップとを有す
ることを特徴とする請求項16または17に記載の画像
処理方法。 - 【請求項23】前記対象信号変換ステップは、前記信号
変換ステップで得られた対象信号に対して入力画像内の
コントラスト強度を示す基準強度値を算出する基準強度
算出ステップと、前記算出した基準強度値をもとに、前
記得られた対象信号のコントラスト調整量に基づいて、
前記得られた対象信号を調整対象信号に変換する際の変
換曲線を推定する対象信号変換曲線推定ステップと、前
記推定した変換曲線を使って前記得られた対象信号を前
記調整対象信号に変換する対象信号推定ステップとを有
することを特徴とする請求項18または19に記載の画
像処理方法。 - 【請求項24】前記変換曲線推定ステップは、予め設定
された固定数分の調整パラメータより構成される調整ベ
クトルの初期候補集団を設定する初期候補設定ステップ
と、現時点における調整ベクトル集団内の各ベクトルを
用いて、前記得られたコントラスト調整量に基づいて、
前記入力画像内の画素値を調整画素値に変換する画素値
変換候補算出ステップと、前記基準強度値と前記現時点
における調整ベクトル集団内の各ベクトルとより得られ
た変換後の画素値を用いて各変換曲線候補によるコント
ラスト強度を評価する評価値算出ステップと、前記評価
値導出ステップで得られた各候補の適合度を計算する適
合度計算ステップと、前記計算した各候補の適合度をも
とに現在の候補の組替え操作を行うことで新しい調整ベ
クトル集合の生成を行う組替え操作ステップと、調整ベ
クトルの最適化が終了した時点かどうかの判定を行う推
定終了判定ステップとを有することを特徴とする請求項
22に記載の画像処理方法。 - 【請求項25】前記対象信号変換曲線推定ステップは、
予め設定された固定数分の調整パラメータより構成され
る調整ベクトルの初期候補集団を設定する初期候補設定
ステップと、現時点における調整ベクトル集団内の各ベ
クトルを用いて、前記得られた対象信号のコントラスト
調整量に基づいて、前記得られた対象信号を調整対象信
号に変換する対象信号変換候補算出ステップと、前記基
準強度値と前記現時点における調整ベクトル集団内の各
ベクトルより得られた変換後の対象信号値とを用いて、
各変換曲線候補による対象信号のコントラスト強度を評
価する評価値算出ステップと、前記評価値導出ステップ
で得られた各候補の適合度を計算する適合度計算ステッ
プと、前記計算した各候補の適合度をもとに現在の候補
の組替え操作を行うことで新しい調整ベクトル集合の生
成を行う組替え操作ステップと、調整ベクトルの最適化
が終了した時点かどうかの判定を行う推定終了判定ステ
ップとを有することを特徴とする請求項23に記載の画
像処理方法。 - 【請求項26】前記色調整ステップは、入力画像を複数
の小領域に分割する画像分割ステップと、前記画像分割
ステップで得られた各小領域内の色データを代表する代
表色を求める代表色抽出ステップと、予め用意された色
変換後の色データを集めた色変換テーブルと、前記代表
色抽出ステップで求めた代表色に最も近い色を変換色と
して前記色変換テーブルより選択する代表色変換色選択
ステップと、前記代表色変換色選択ステップで得られた
代表色と前記変換色との間の距離をもとに、前記選択さ
れた各変換色を微調整し、代表色を前記微調整後の変換
色に変換する色変換ステップとを有することを特徴とす
る請求項15に記載の画像処理方法。 - 【請求項27】前記代表色抽出ステップは、分割された
小領域内の色データに対して、逐次分割処理を行う際の
スタート状態のグループを設定し、各グループに色デー
タ全てを分類し、各グループの代表色を求める初期化ス
テップと、分割対象グループ内に属する色データの分布
をもとに、前記対象グループの分割時に着目する成分を
決定する分割軸決定ステップと、前記得られた着目成分
に従い、前記対象グループを複数に分割するとともに、
前記対象グループに属する色データを分割後に得られた
グループに振り分けるクラスタ分割ステップと、前記得
られた各グループに属する色データの代表色を求めるク
ラスタ代表色決定ステップと、前記代表色が収束したか
どうかの判定を行い、収束していない場合には、現在の
代表色をもとに再度グループ分割を行うために前記クラ
スタ分割ステップへ処理が移る収束判定ステップと、前
記収束判定ステップで収束したと判定された場合には、
これまでに得られた対象領域内からの代表色が所定数得
られたどうかの判定を行い、得られていない場合には前
記分割軸決定ステップへの処理が移るクラスタ分割終了
判定ステップと、前記クラスタ分割終了判定ステップで
終了したと判定された場合には、得られた所定数の代表
色を出力する代表色出力ステップとを有することを特徴
とする請求項26に記載の画像処理方法。 - 【請求項28】前記画像合成ステップは、入力画像と前
記画像処理ステップで得られた調整後の画像とのどちら
を優先するかを決める選択基準値判定ステップと、前記
選択基準値判定ステップの決定結果に基づいて、前記入
力画像と前記画像処理ステップで得られた調整後の画像
とに掛かる結合係数を決定する結合係数導出ステップ
と、前記結合係数導出ステップで決定した各画像の結合
係数を使って、前記入力画像と前記画像処理ステップで
得られた調整後の画像との加重平均画像を生成する加重
平均合成ステップとを有することを特徴とする請求項1
5乃至27のいずれか1に記載の画像処理方法。
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