JP2003236596A - ベルト型濃縮機 - Google Patents
ベルト型濃縮機Info
- Publication number
- JP2003236596A JP2003236596A JP2002037519A JP2002037519A JP2003236596A JP 2003236596 A JP2003236596 A JP 2003236596A JP 2002037519 A JP2002037519 A JP 2002037519A JP 2002037519 A JP2002037519 A JP 2002037519A JP 2003236596 A JP2003236596 A JP 2003236596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- endless belt
- water
- sludge
- concentrated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無端ベルトに残留した汚泥を除去することが
でき、さらに、この際に使用する洗浄水の量を低減する
ことができるベルト型濃縮機を提供する。 【解決手段】 一対のプーリー3,4間にワイヤーメッ
シュ構造の無端ベルト5が掛け渡され、無端ベルト5の
軌道として、投入された濃縮対象汚泥を始端部から終端
部まで搬送して排出する搬送軌道9と、搬送軌道9の下
方に位置し且つ濃縮汚泥を排出して終端部から始端部へ
戻る戻り軌道10とが形成され、搬送軌道9と戻り軌道
10との間に、濃縮対象汚泥から搬送軌道9上の無端ベ
ルト5を透過して排出される分離水Aを収集する集水用
受皿16が設けられ、集水用受皿16の底部には、分離
水Aを上方から戻り軌道10上の無端ベルト5に放水す
る放水用孔17が形成されている。
でき、さらに、この際に使用する洗浄水の量を低減する
ことができるベルト型濃縮機を提供する。 【解決手段】 一対のプーリー3,4間にワイヤーメッ
シュ構造の無端ベルト5が掛け渡され、無端ベルト5の
軌道として、投入された濃縮対象汚泥を始端部から終端
部まで搬送して排出する搬送軌道9と、搬送軌道9の下
方に位置し且つ濃縮汚泥を排出して終端部から始端部へ
戻る戻り軌道10とが形成され、搬送軌道9と戻り軌道
10との間に、濃縮対象汚泥から搬送軌道9上の無端ベ
ルト5を透過して排出される分離水Aを収集する集水用
受皿16が設けられ、集水用受皿16の底部には、分離
水Aを上方から戻り軌道10上の無端ベルト5に放水す
る放水用孔17が形成されている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば下水処理場
における汚泥(初沈汚泥,余剰汚泥,混合生汚泥,消化
汚泥,OD余剰汚泥)の濃縮等に用いられるベルト型濃
縮機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のベルト型濃縮機として
は、例えば、図7に示すように、濃縮対象汚泥を投入す
る始端部と濃縮汚泥を排出する終端部とにそれぞれプー
リー41,42が回転自在に設けられ、これら両プーリ
ー41,42間に無端ベルト43が掛け渡されたものが
ある。このうち、終端部側のプーリー42はモータ等の
駆動装置44によって回転駆動される。また、上記無端
ベルト43の軌道として、投入された濃縮対象汚泥を始
端部から終端部まで搬送して排出する搬送軌道45と、
この搬送軌道45の下方に位置し且つ上記濃縮汚泥を排
出して終端部から始端部へ戻る戻り軌道46と、始端部
側のプーリー41において戻り軌道46から搬送軌道4
5へ反転する始端部側の反転軌道47と、終端部側のプ
ーリー42において搬送軌道45から戻り軌道46へ反
転する終端部側の反転軌道48とが形成されている。
尚、上記無端ベルト43としては、透水性を有する濾布
や複数の金属線材等で構成されて多数の開孔部を有する
ものが用いられている。 【0003】これによると、駆動装置44によって終端
部側のプーリー42を回転駆動することにより、始端部
側のプーリー41が従動回転するとともに無端ベルト4
3が回動する。始端部から投入された濃縮対象汚泥は、
搬送軌道45上の無端ベルト43によって受けられて、
搬送軌道45上を始端部から終端部へ搬送される。この
間、上記濃縮対象汚泥は重力脱水され、濃縮対象汚泥か
ら分離した分離水は、搬送軌道45上の無端ベルト43
の表面から裏面へ透過し、下方へ排出される。そして、
濃縮された濃縮汚泥は、無端ベルト43が終端部側の反
転軌道48を通過する際に、排出される。 【0004】上記のように濃縮汚泥を排出する際、無端
ベルト43の表面に濃縮汚泥が付着したまま残留してし
まうといった問題があった。このように、濃縮汚泥が残
留したままの状態では、無端ベルト43の透水性が低下
するため、濃縮性能(脱水性能)が低下した。 【0005】上記のような問題の対策として、搬送軌道
45と戻り軌道46との間に、戻り軌道46上の無端ベ
ルト43に向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズル49が設
けられている。 【0006】上記洗浄ノズル49から戻り軌道46上の
無端ベルト43の裏面へ洗浄水を噴射することにより、
上記洗浄水が無端ベルト43の裏面から表面に透水し、
無端ベルト43の表面に残留していた汚泥が洗浄水によ
って除去される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、洗浄ノズル49から噴射するための多量の
洗浄水が必要となり、コストが高くなった。 【0008】本発明は、無端ベルトに残留した汚泥を除
去することができ、さらに、この際に使用する洗浄水の
量を低減することができるベルト型濃縮機を提供するこ
とを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明におけるベルト型濃縮機は、濃縮対象汚泥を投
入する軌道の始端部および濃縮汚泥を排出する終端部に
配置した双方の輪体間に、透水性を有する無端ベルトが
掛け渡され、上記無端ベルトの軌道として、投入された
濃縮対象汚泥を始端部から終端部まで搬送して排出する
搬送軌道と、この搬送軌道の下方に位置し且つ上記濃縮
汚泥を排出して終端部から始端部へ戻る戻り軌道とが形
成され、上記搬送軌道と戻り軌道との間に、上記濃縮対
象汚泥から搬送軌道上の無端ベルトを透過して排出され
る分離液を収集する集水手段が設けられ、上記収集され
た分離液を上記戻り軌道上の無端ベルトに放水する放水
手段が設けられているものである。 【0010】これによると、輪体を回転させることによ
り無端ベルトが回動し、始端部から投入された濃縮対象
汚泥は、搬送軌道上の無端ベルトによって受けられて、
搬送軌道上を始端部から終端部へ搬送される。この間、
上記濃縮対象汚泥は重力脱水され、濃縮対象汚泥から分
離した分離液は、搬送軌道上の無端ベルトの表面から裏
面へ透過して排出され、集水手段によって収集される。
また、上記のように脱水され濃縮された濃縮汚泥は、無
端ベルトが搬送軌道から戻り軌道へ反転するときに排出
される。 【0011】また、上記集水手段によって収集された分
離液は、放水手段によって、戻り軌道上の無端ベルトに
放水される。これにより、戻り軌道上の無端ベルトが洗
浄されるため、上記排出時に無端ベルトに残留した汚泥
が上記放水手段から放水された分離液によって除去され
る。このように、洗浄水の代わりに、濃縮対象汚泥から
分離した分離液を利用して上記戻り軌道上の無端ベルト
を洗浄するため、洗浄水の使用量を低減することができ
る。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明における第1の実施
の形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1,図2に
示すように、ベルト型濃縮機1は、架台2に回転自在に
配置された一対のプーリー3,4(輪体の一例)と、こ
れら両プーリー3,4間に掛け渡された無端ベルト5と
を備えている。このうち、始端部側のプーリー3の上方
には、濃縮対象汚泥を投入する投入用シュート6が設け
られ、終端部側のプーリー4の下方には、濃縮汚泥を排
出する排出用シュート7が設けられている。尚、終端部
側のプーリー4はモータ等の駆動装置8によって回転駆
動される。 【0013】上記無端ベルト5の軌道として、投入用シ
ュート6から投入された濃縮対象汚泥を始端部から終端
部まで搬送して排出する搬送軌道9と、この搬送軌道9
の下方に位置し且つ上記濃縮汚泥を排出して終端部から
始端部へ戻る戻り軌道10と、始端部側のプーリー3に
おいて戻り軌道10から搬送軌道9へ反転する始端部側
の反転軌道11と、終端部側のプーリー4において搬送
軌道9から戻り軌道10へ反転する終端部側の反転軌道
12とが形成されている。 【0014】図3,図4に示すように、上記無端ベルト
5は、ベルト幅方向の軸心回りに螺旋状を成し且つ巻方
向の異なった複数本の金属線材5aを軌道方向に沿って
交互に密着させて配列し、ベルト幅方向で重なる複数本
の金属線材5aに直線状の骨線材5bを挿通して構成さ
れたワイヤーメッシュベルトであり、隣接する3本の金
属線材5a間には、表面と裏面とに連通する微小な開孔
部15が形成されている。これにより、螺旋状の各金属
線材5a同士は骨線材5bにより互いに連結され、無端
ベルト5は、表裏方向に屈曲自在となり、且つ、表裏方
向における透水性を有する。 【0015】図1,図2,図5に示すように、上記搬送
軌道9と戻り軌道10との間には、濃縮対象汚泥から搬
送軌道9上の無端ベルト5を透過して下方へ排出される
分離水A(分離液)を収集する集水用受皿16(集水手
段の一例)が設けられている。上記集水用受皿16は、
底部板材16aと、この底部板材16aの前後端に立設
された前後部縦板材16b,16cと、底部板材16a
の左右両側部に立設された側部縦板材16d,16eと
で構成されている。尚、上記集水用受皿16は複数の支
持フレーム24を介して架台2に支持固定されている。 【0016】上記底部板材16aには、収集された分離
水Aを戻り軌道10上の無端ベルト5に向けて上方から
放水する複数の放水用孔17(放水手段の一例)がベル
ト幅方向に沿って横一例に形成されている。また、底部
板材16aは、前後両端部から上記放水用孔17が形成
されている位置(前後中間部分)にわたって下向きに傾
斜している。 【0017】さらに、搬送軌道9と戻り軌道10との間
で且つ上記集水用受皿16の下方には、洗浄水Bを戻り
軌道10上の無端ベルト5に向けて上方から噴射する洗
浄ノズル19が設けられている。尚、洗浄ノズル19に
は、洗浄水Bを供給するための給水ポンプ20が給水管
21を介して接続されている。 【0018】また、戻り軌道10の下方には、上記放水
用孔17から放水された分離水Aと洗浄ノズル19から
噴射された洗浄水Bとを回収する箱形の集水用ホッパ2
2が設けられている。上記集水用ホッパ22に収集され
た分離水Aと洗浄水Bとは排出管23から排出されて回
収される。 【0019】以下、上記構成における作用を説明する。
駆動装置8によって終端部側のプーリー4を回転駆動さ
せることにより、始端部側のプーリー3が従動回転する
とともに無端ベルト5が回動する。そして、投入用シュ
ート6から投入された濃縮対象汚泥は、搬送軌道9上の
無端ベルト5によって受けられて、搬送軌道9上を始端
部から終端部へ搬送される。 【0020】この間、上記濃縮対象汚泥は重力脱水さ
れ、濃縮対象汚泥から分離した分離水Aは、搬送軌道9
上の無端ベルト5の開孔部15を通って表面から裏面へ
透過し下方へ排出され、集水用受皿16によって収集さ
れる。 【0021】また、上記のように脱水され濃縮された濃
縮汚泥は、無端ベルト5が搬送軌道9から反転軌道12
を経て戻り軌道10へ反転する際に、排出用シュート7
へ排出される。 【0022】また、上記集水用受皿16によって収集さ
れた分離水Aは、各放水用孔17から戻り軌道10上の
無端ベルト5に向けて下方へ放水される。これにより、
上記分離水Aが戻り軌道10上の無端ベルト5の開孔部
15を通って裏面から表面へ透過するため、戻り軌道1
0上の無端ベルト5が洗浄され、これにより、上記排出
時に無端ベルト5に残留した汚泥が上記分離水Aによっ
て除去される。 【0023】さらに、洗浄ノズル19から戻り軌道10
上の無端ベルト5へ洗浄水Bを噴射することにより、上
記洗浄水Bが戻り軌道10上の無端ベルト5の開孔部1
5を通って裏面から表面へ透過するため、戻り軌道10
上の無端ベルト5がより一層確実に洗浄される。このよ
うに、戻り軌道10上の無端ベルト5を分離水Aによっ
て洗浄した後、さらに洗浄水Bで洗浄しているため、排
出時に無端ベルト5に残留した汚泥をより一層確実に除
去することができる。上記のように、濃縮対象汚泥から
分離した分離水Aを利用して無端ベルト5を洗浄するた
め、洗浄水Bの使用量を低減することができ、コストダ
ウンを図ることができる。 【0024】尚、上記放水用孔17から放水された分離
水Aと洗浄ノズル19から噴射された洗浄水Bとは、無
端ベルト5を洗浄した後、集水用ホッパ22に集めら
れ、排出管23から排出される。 【0025】上記第1の実施の形態では、洗浄ノズル1
9を設けているが、設けないものであってもよい。ま
た、洗浄ノズル19は、図1に示すように1本でもよ
く、或いは複数本設けてもよい。 【0026】上記第1の実施の形態では、無端ベルト5
として、ワイヤーメッシュベルトを用いているが、透水
性を有する濾布を用いてもよい。上記第1の実施の形態
では、図5に示すように、複数の放水用孔17を横一例
に形成しているが、前後複数列にしてもよい。 【0027】上記第1の実施の形態では、図1に示すよ
うに、輪体の一例としてプーリー3,4を用いたが、ス
プロケットやローラ等を用いてもよい。上記第1の実施
の形態では、図5に示すように放水手段の一例として複
数の放水用孔17を形成しているが、第2の実施の形態
として、図6に示すように、ベルト幅方向に細長いスリ
ット30を、放水手段の一例として、集水用受皿16の
底部板材16aに形成してもよい。 【0028】 【発明の効果】以上のように、本発明によると、濃縮対
象汚泥から分離した分離液は、集水手段によって収集さ
れ、放水手段によって戻り軌道上の無端ベルトに放水さ
れる。これにより、戻り軌道上の無端ベルトが洗浄され
るため、排出時に無端ベルトに残留した汚泥が上記放水
手段から放水された分離液によって除去される。このよ
うに、洗浄水の代わりに、濃縮対象汚泥から分離した分
離液を利用して戻り軌道上の無端ベルトを洗浄するた
め、洗浄水の使用量を低減することができ、コストダウ
ンが図れる。
における汚泥(初沈汚泥,余剰汚泥,混合生汚泥,消化
汚泥,OD余剰汚泥)の濃縮等に用いられるベルト型濃
縮機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のベルト型濃縮機として
は、例えば、図7に示すように、濃縮対象汚泥を投入す
る始端部と濃縮汚泥を排出する終端部とにそれぞれプー
リー41,42が回転自在に設けられ、これら両プーリ
ー41,42間に無端ベルト43が掛け渡されたものが
ある。このうち、終端部側のプーリー42はモータ等の
駆動装置44によって回転駆動される。また、上記無端
ベルト43の軌道として、投入された濃縮対象汚泥を始
端部から終端部まで搬送して排出する搬送軌道45と、
この搬送軌道45の下方に位置し且つ上記濃縮汚泥を排
出して終端部から始端部へ戻る戻り軌道46と、始端部
側のプーリー41において戻り軌道46から搬送軌道4
5へ反転する始端部側の反転軌道47と、終端部側のプ
ーリー42において搬送軌道45から戻り軌道46へ反
転する終端部側の反転軌道48とが形成されている。
尚、上記無端ベルト43としては、透水性を有する濾布
や複数の金属線材等で構成されて多数の開孔部を有する
ものが用いられている。 【0003】これによると、駆動装置44によって終端
部側のプーリー42を回転駆動することにより、始端部
側のプーリー41が従動回転するとともに無端ベルト4
3が回動する。始端部から投入された濃縮対象汚泥は、
搬送軌道45上の無端ベルト43によって受けられて、
搬送軌道45上を始端部から終端部へ搬送される。この
間、上記濃縮対象汚泥は重力脱水され、濃縮対象汚泥か
ら分離した分離水は、搬送軌道45上の無端ベルト43
の表面から裏面へ透過し、下方へ排出される。そして、
濃縮された濃縮汚泥は、無端ベルト43が終端部側の反
転軌道48を通過する際に、排出される。 【0004】上記のように濃縮汚泥を排出する際、無端
ベルト43の表面に濃縮汚泥が付着したまま残留してし
まうといった問題があった。このように、濃縮汚泥が残
留したままの状態では、無端ベルト43の透水性が低下
するため、濃縮性能(脱水性能)が低下した。 【0005】上記のような問題の対策として、搬送軌道
45と戻り軌道46との間に、戻り軌道46上の無端ベ
ルト43に向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズル49が設
けられている。 【0006】上記洗浄ノズル49から戻り軌道46上の
無端ベルト43の裏面へ洗浄水を噴射することにより、
上記洗浄水が無端ベルト43の裏面から表面に透水し、
無端ベルト43の表面に残留していた汚泥が洗浄水によ
って除去される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、洗浄ノズル49から噴射するための多量の
洗浄水が必要となり、コストが高くなった。 【0008】本発明は、無端ベルトに残留した汚泥を除
去することができ、さらに、この際に使用する洗浄水の
量を低減することができるベルト型濃縮機を提供するこ
とを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明におけるベルト型濃縮機は、濃縮対象汚泥を投
入する軌道の始端部および濃縮汚泥を排出する終端部に
配置した双方の輪体間に、透水性を有する無端ベルトが
掛け渡され、上記無端ベルトの軌道として、投入された
濃縮対象汚泥を始端部から終端部まで搬送して排出する
搬送軌道と、この搬送軌道の下方に位置し且つ上記濃縮
汚泥を排出して終端部から始端部へ戻る戻り軌道とが形
成され、上記搬送軌道と戻り軌道との間に、上記濃縮対
象汚泥から搬送軌道上の無端ベルトを透過して排出され
る分離液を収集する集水手段が設けられ、上記収集され
た分離液を上記戻り軌道上の無端ベルトに放水する放水
手段が設けられているものである。 【0010】これによると、輪体を回転させることによ
り無端ベルトが回動し、始端部から投入された濃縮対象
汚泥は、搬送軌道上の無端ベルトによって受けられて、
搬送軌道上を始端部から終端部へ搬送される。この間、
上記濃縮対象汚泥は重力脱水され、濃縮対象汚泥から分
離した分離液は、搬送軌道上の無端ベルトの表面から裏
面へ透過して排出され、集水手段によって収集される。
また、上記のように脱水され濃縮された濃縮汚泥は、無
端ベルトが搬送軌道から戻り軌道へ反転するときに排出
される。 【0011】また、上記集水手段によって収集された分
離液は、放水手段によって、戻り軌道上の無端ベルトに
放水される。これにより、戻り軌道上の無端ベルトが洗
浄されるため、上記排出時に無端ベルトに残留した汚泥
が上記放水手段から放水された分離液によって除去され
る。このように、洗浄水の代わりに、濃縮対象汚泥から
分離した分離液を利用して上記戻り軌道上の無端ベルト
を洗浄するため、洗浄水の使用量を低減することができ
る。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明における第1の実施
の形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1,図2に
示すように、ベルト型濃縮機1は、架台2に回転自在に
配置された一対のプーリー3,4(輪体の一例)と、こ
れら両プーリー3,4間に掛け渡された無端ベルト5と
を備えている。このうち、始端部側のプーリー3の上方
には、濃縮対象汚泥を投入する投入用シュート6が設け
られ、終端部側のプーリー4の下方には、濃縮汚泥を排
出する排出用シュート7が設けられている。尚、終端部
側のプーリー4はモータ等の駆動装置8によって回転駆
動される。 【0013】上記無端ベルト5の軌道として、投入用シ
ュート6から投入された濃縮対象汚泥を始端部から終端
部まで搬送して排出する搬送軌道9と、この搬送軌道9
の下方に位置し且つ上記濃縮汚泥を排出して終端部から
始端部へ戻る戻り軌道10と、始端部側のプーリー3に
おいて戻り軌道10から搬送軌道9へ反転する始端部側
の反転軌道11と、終端部側のプーリー4において搬送
軌道9から戻り軌道10へ反転する終端部側の反転軌道
12とが形成されている。 【0014】図3,図4に示すように、上記無端ベルト
5は、ベルト幅方向の軸心回りに螺旋状を成し且つ巻方
向の異なった複数本の金属線材5aを軌道方向に沿って
交互に密着させて配列し、ベルト幅方向で重なる複数本
の金属線材5aに直線状の骨線材5bを挿通して構成さ
れたワイヤーメッシュベルトであり、隣接する3本の金
属線材5a間には、表面と裏面とに連通する微小な開孔
部15が形成されている。これにより、螺旋状の各金属
線材5a同士は骨線材5bにより互いに連結され、無端
ベルト5は、表裏方向に屈曲自在となり、且つ、表裏方
向における透水性を有する。 【0015】図1,図2,図5に示すように、上記搬送
軌道9と戻り軌道10との間には、濃縮対象汚泥から搬
送軌道9上の無端ベルト5を透過して下方へ排出される
分離水A(分離液)を収集する集水用受皿16(集水手
段の一例)が設けられている。上記集水用受皿16は、
底部板材16aと、この底部板材16aの前後端に立設
された前後部縦板材16b,16cと、底部板材16a
の左右両側部に立設された側部縦板材16d,16eと
で構成されている。尚、上記集水用受皿16は複数の支
持フレーム24を介して架台2に支持固定されている。 【0016】上記底部板材16aには、収集された分離
水Aを戻り軌道10上の無端ベルト5に向けて上方から
放水する複数の放水用孔17(放水手段の一例)がベル
ト幅方向に沿って横一例に形成されている。また、底部
板材16aは、前後両端部から上記放水用孔17が形成
されている位置(前後中間部分)にわたって下向きに傾
斜している。 【0017】さらに、搬送軌道9と戻り軌道10との間
で且つ上記集水用受皿16の下方には、洗浄水Bを戻り
軌道10上の無端ベルト5に向けて上方から噴射する洗
浄ノズル19が設けられている。尚、洗浄ノズル19に
は、洗浄水Bを供給するための給水ポンプ20が給水管
21を介して接続されている。 【0018】また、戻り軌道10の下方には、上記放水
用孔17から放水された分離水Aと洗浄ノズル19から
噴射された洗浄水Bとを回収する箱形の集水用ホッパ2
2が設けられている。上記集水用ホッパ22に収集され
た分離水Aと洗浄水Bとは排出管23から排出されて回
収される。 【0019】以下、上記構成における作用を説明する。
駆動装置8によって終端部側のプーリー4を回転駆動さ
せることにより、始端部側のプーリー3が従動回転する
とともに無端ベルト5が回動する。そして、投入用シュ
ート6から投入された濃縮対象汚泥は、搬送軌道9上の
無端ベルト5によって受けられて、搬送軌道9上を始端
部から終端部へ搬送される。 【0020】この間、上記濃縮対象汚泥は重力脱水さ
れ、濃縮対象汚泥から分離した分離水Aは、搬送軌道9
上の無端ベルト5の開孔部15を通って表面から裏面へ
透過し下方へ排出され、集水用受皿16によって収集さ
れる。 【0021】また、上記のように脱水され濃縮された濃
縮汚泥は、無端ベルト5が搬送軌道9から反転軌道12
を経て戻り軌道10へ反転する際に、排出用シュート7
へ排出される。 【0022】また、上記集水用受皿16によって収集さ
れた分離水Aは、各放水用孔17から戻り軌道10上の
無端ベルト5に向けて下方へ放水される。これにより、
上記分離水Aが戻り軌道10上の無端ベルト5の開孔部
15を通って裏面から表面へ透過するため、戻り軌道1
0上の無端ベルト5が洗浄され、これにより、上記排出
時に無端ベルト5に残留した汚泥が上記分離水Aによっ
て除去される。 【0023】さらに、洗浄ノズル19から戻り軌道10
上の無端ベルト5へ洗浄水Bを噴射することにより、上
記洗浄水Bが戻り軌道10上の無端ベルト5の開孔部1
5を通って裏面から表面へ透過するため、戻り軌道10
上の無端ベルト5がより一層確実に洗浄される。このよ
うに、戻り軌道10上の無端ベルト5を分離水Aによっ
て洗浄した後、さらに洗浄水Bで洗浄しているため、排
出時に無端ベルト5に残留した汚泥をより一層確実に除
去することができる。上記のように、濃縮対象汚泥から
分離した分離水Aを利用して無端ベルト5を洗浄するた
め、洗浄水Bの使用量を低減することができ、コストダ
ウンを図ることができる。 【0024】尚、上記放水用孔17から放水された分離
水Aと洗浄ノズル19から噴射された洗浄水Bとは、無
端ベルト5を洗浄した後、集水用ホッパ22に集めら
れ、排出管23から排出される。 【0025】上記第1の実施の形態では、洗浄ノズル1
9を設けているが、設けないものであってもよい。ま
た、洗浄ノズル19は、図1に示すように1本でもよ
く、或いは複数本設けてもよい。 【0026】上記第1の実施の形態では、無端ベルト5
として、ワイヤーメッシュベルトを用いているが、透水
性を有する濾布を用いてもよい。上記第1の実施の形態
では、図5に示すように、複数の放水用孔17を横一例
に形成しているが、前後複数列にしてもよい。 【0027】上記第1の実施の形態では、図1に示すよ
うに、輪体の一例としてプーリー3,4を用いたが、ス
プロケットやローラ等を用いてもよい。上記第1の実施
の形態では、図5に示すように放水手段の一例として複
数の放水用孔17を形成しているが、第2の実施の形態
として、図6に示すように、ベルト幅方向に細長いスリ
ット30を、放水手段の一例として、集水用受皿16の
底部板材16aに形成してもよい。 【0028】 【発明の効果】以上のように、本発明によると、濃縮対
象汚泥から分離した分離液は、集水手段によって収集さ
れ、放水手段によって戻り軌道上の無端ベルトに放水さ
れる。これにより、戻り軌道上の無端ベルトが洗浄され
るため、排出時に無端ベルトに残留した汚泥が上記放水
手段から放水された分離液によって除去される。このよ
うに、洗浄水の代わりに、濃縮対象汚泥から分離した分
離液を利用して戻り軌道上の無端ベルトを洗浄するた
め、洗浄水の使用量を低減することができ、コストダウ
ンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるベルト型濃
縮機の一部切欠き側面図である。 【図2】同、ベルト型濃縮機の平面図である。 【図3】同、ベルト型濃縮機の無端ベルトの平面図であ
る。 【図4】同、ベルト型濃縮機の無端ベルトの側面図であ
る。 【図5】同、ベルト型濃縮機の集水用受皿の平面図であ
る。 【図6】本発明の第2の実施の形態におけるベルト型濃
縮機の集水用受皿の平面図である。 【図7】従来のベルト型濃縮機の側面図である。 【符号の説明】 1 ベルト型濃縮機 3,4 プーリー(輪体) 5 無端ベルト 9 搬送軌道 10 戻り軌道 16 集水用受皿(集水手段) 17 放水用孔(放水手段) 30 スリット(放水手段) A 分離水(分離液)
縮機の一部切欠き側面図である。 【図2】同、ベルト型濃縮機の平面図である。 【図3】同、ベルト型濃縮機の無端ベルトの平面図であ
る。 【図4】同、ベルト型濃縮機の無端ベルトの側面図であ
る。 【図5】同、ベルト型濃縮機の集水用受皿の平面図であ
る。 【図6】本発明の第2の実施の形態におけるベルト型濃
縮機の集水用受皿の平面図である。 【図7】従来のベルト型濃縮機の側面図である。 【符号の説明】 1 ベルト型濃縮機 3,4 プーリー(輪体) 5 無端ベルト 9 搬送軌道 10 戻り軌道 16 集水用受皿(集水手段) 17 放水用孔(放水手段) 30 スリット(放水手段) A 分離水(分離液)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 小寺 寛之
大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
株式会社クボタ内
(72)発明者 竹山 宏秋
大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
株式会社クボタ内
Fターム(参考) 4D026 BA03 BB01 BC12 BD01 BD05
BF06 BF09
4D059 AA04 AA05 AA23 BE09 BE13
BE51 CB17
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 濃縮対象汚泥を投入する軌道の始端部お
よび濃縮汚泥を排出する終端部に配置した双方の輪体間
に、透水性を有する無端ベルトが掛け渡され、上記無端
ベルトの軌道として、投入された濃縮対象汚泥を始端部
から終端部まで搬送して排出する搬送軌道と、この搬送
軌道の下方に位置し且つ上記濃縮汚泥を排出して終端部
から始端部へ戻る戻り軌道とが形成され、上記搬送軌道
と戻り軌道との間に、上記濃縮対象汚泥から搬送軌道上
の無端ベルトを透過して排出される分離液を収集する集
水手段が設けられ、上記収集された分離液を上記戻り軌
道上の無端ベルトに放水する放水手段が設けられている
ことを特徴とするベルト型濃縮機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002037519A JP2003236596A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | ベルト型濃縮機 |
| PCT/JP2002/011325 WO2003068695A1 (en) | 2002-02-15 | 2002-10-30 | Gravity type thickener, gravity type thickening method, coagulant adding device, and coagulant adding method |
| AU2002344431A AU2002344431A1 (en) | 2002-02-15 | 2002-10-30 | Gravity type thickener, gravity type thickening method, coagulant adding device, and coagulant adding method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002037519A JP2003236596A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | ベルト型濃縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003236596A true JP2003236596A (ja) | 2003-08-26 |
Family
ID=27779081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002037519A Pending JP2003236596A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | ベルト型濃縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003236596A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010137187A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Tsukishima Kikai Co Ltd | ベルト型濃縮機とベルト型濃縮機運転方法 |
| JP2010142740A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Tsukishima Kikai Co Ltd | ベルト型濃縮機とベルト型濃縮機運転方法 |
-
2002
- 2002-02-15 JP JP2002037519A patent/JP2003236596A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010137187A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Tsukishima Kikai Co Ltd | ベルト型濃縮機とベルト型濃縮機運転方法 |
| JP2010142740A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Tsukishima Kikai Co Ltd | ベルト型濃縮機とベルト型濃縮機運転方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1093413A (en) | Apparatus for peeling fruits and vegetables | |
| EP0603885B1 (de) | Geschirrspülanlage für mit Geschirrteilen beladene Tabletts | |
| KR101545165B1 (ko) | 홍합 세척 및 분리 장치 | |
| CN205512227U (zh) | 果蔬加工用清洗设备 | |
| WO2009084765A1 (en) | Vegetable washing apparatus and system | |
| KR100910104B1 (ko) | 애벌 식판세척기 | |
| KR20100091874A (ko) | 양파 탈피장치 | |
| CN109967349A (zh) | 一种蔬菜自动筛选清洗装置 | |
| CN218681843U (zh) | 一种用于蔬菜的循环冲洗设备 | |
| CN210064318U (zh) | 一种带有清洗装置的传送带装置 | |
| JPS63123656A (ja) | チツプコンベヤ | |
| JP4043418B2 (ja) | ベルト型濃縮機 | |
| CN213961712U (zh) | 一种包括风干装置的蔬菜清洗装置 | |
| JP2916363B2 (ja) | 沈砂洗浄機 | |
| CN205056533U (zh) | 一种去杂清洗机 | |
| KR930012171B1 (ko) | 통마늘 분리 및 박피장치 | |
| KR200323529Y1 (ko) | 찌꺼기 분리 처리장치 | |
| JPH09288757A (ja) | ゲームコイン洗浄装置 | |
| KR100523012B1 (ko) | 유동성 폐기물 처리 시스템 | |
| JP2005131522A (ja) | ベルト型濃縮機 | |
| JP3623785B2 (ja) | し渣回収装置 | |
| CN218963379U (zh) | 坚果加工用清洗分选装置 | |
| CN224222227U (zh) | 中药饮片加工用药材清洗干燥一体设备 | |
| JP2001190214A (ja) | 魚のウロコ取り装置 | |
| JPH0670732A (ja) | 作物洗浄装置 |