JP2003236904A - 型締装置 - Google Patents
型締装置Info
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Abstract
段のハーフナットとステーの結合歯の所定位置とを互い
に結合可能なように互いの位置関係を調整する結合調整
手段を、高い精度を維持して安価に構成することができ
る型締装置を提供する。 【解決手段】 強力型開により型開方向へ移動したステ
ー8を、油圧シリンダ15(流体シリンダ)のストロー
クエンドで位置決めして、ハーフナット10と結合歯9
とが結合可能となるように型締装置1を構成した。従っ
て、従来の型締装置と比較して、ステー8を結合位置に
位置決めするためのサーボモータが不要となり、製造コ
ストを大幅に削減することができる。また、ステー8を
油圧シリンダ15(流体シリンダ)のストロークエンド
で位置決めするようにしたので、ステー8を高い精度で
位置決めすることが可能となる。
Description
締装置に関する。
開平6−238732号公報には、両端が相互に間隔を
有して配置された連結板と固定盤とに固着され、外周面
の一部にハーフナットが結合可能なねじ又は溝が形成さ
れたタイバーに案内され、固定金型を支持する固定盤に
取付けた型開閉シリンダにより可動金型を支持すると共
に型締シリンダを取付けた可動盤を固定金型に対して型
開閉方向に移動可能であって、金型の型閉完了後、型締
シリンダにより型締力を付与して金型を型締する型締装
置が開示されている。上記型締装置は型締する金型に応
じて型厚調整する型厚調整装置を具備しており、型締装
置を載置するベッド上にタイバーと平行に設けられ、外
周面にねじ或いは溝が設けられたガイドバーと、型締シ
リンダに固着され、ガイドバーが摺動可能に嵌合する貫
通孔を有するブラケットと、ガイドバーのねじ又は溝に
型開閉方向に位置調整可能に螺合或いは嵌合され、型閉
完了位置で上記ブラケットが突き当たるストッパと、上
記ハーフナットに設けられ、タイバーに設けられたねじ
或いは溝の位置を検出する検出手段とを含んで構成され
ている。
は、型開閉シリンダにより可動盤を型締シリンダと共に
型閉方向に移動させ、型締シリンダのブラケットをスト
ッパに当接させることにより可動盤を型閉完了位置に位
置決めする。型閉完了後、型締シリンダを伸長させて型
締シリンダを型開方向に移動させると共に上記検出手段
を作動させる。そして、検出手段の検出信号に基づいて
ハーフナットとタイバーのねじとが結合可能に相対位置
が位置決めされると双方が結合され、ハーフナットとタ
イバーのねじとが結合された後、さらに型締シリンダを
伸長させることにより、金型に型締力が付与される。
動盤を型閉完了位置に位置決めするために、型開閉シリ
ンダにより比較的重量が大きい可動盤を型締シリンダと
共に型閉方向に移動させるので、型開閉シリンダを小型
化することができないといった問題や、可動盤を高い精
度で且つ微細に位置決めすることができないといった問
題がある。また、型締シリンダのブラケットをストッパ
に突き当てて可動盤を型閉完了位置に位置決めするため
に、金型の型厚に応じてストッパの位置を調整する必要
がある。さらに、型締シリンダのブラケットがストッパ
に突き当たる際の衝撃を緩和するために、型開閉速度を
高めることができないといった問題がある。
来技術として、固定盤と対向して配置されたステーホル
ダと、一端部が固定盤に型開閉方向に移動可能に支持さ
れ、他端部が上記ステーホルダに固定されたステーと、
可動盤に設けられたハーフナットをステーの結合歯に対
して所定位置に解除可能に結合する結合手段と、該結合
手段がハーフナットと結合歯とを結合していない状態
で、固定盤に対して可動盤を比較的速やかに移動させる
型開閉手段と、結合手段がハーフナットと結合歯とを結
合させた状態で、金型を型締させるようにステーを型閉
方向に押圧する型締手段と、型開閉手段により所定位置
に移動された可動盤に対してステーが結合手段により結
合し得るようにステーの位置を型開閉方向に位置決め調
整する結合調整手段とを備えた型締装置が知られてい
る。
一端がマシンベッドに立設された支柱に回転可能に支持
され、サーボモータで回転駆動されるボールねじ軸と、
ステーホルダに設けられ、上記ボールねじ軸に螺合され
るボールナットと、を備え、サーボモータを制御してス
テーホルダを固定盤に対して型開閉方向に位置決めす
る。これにより、結合手段がハーフナットと結合歯とを
結合させた状態で型締手段により強力型開することで型
開方向に移動したステーを、結合手段が型閉完了位置に
位置めされた可動盤に設けられたハーフナットと結合歯
とを結合可能な位置に位置決めするように構成されてい
る。この型締装置では、金型交換後の型厚調整が容易
で、且つ高精度であると共に、強力型開により型開方向
に移動したステーを、結合手段が型閉完了位置に位置め
された可動盤に設けられたハーフナットと結合歯とを結
合可能な位置に、繰り返し正確に位置決め調整すること
ができるが、結合調整手段の駆動源にサーボモータを用
いるので、装置が高価となる問題がある。
事情に鑑みてなされたもので、保持する金型の型厚の変
化に応じて、結合手段のハーフナットとステーの結合歯
の所定位置とを互いに結合可能なように互いの位置関係
を調整する結合調整手段を、高い精度を維持して安価に
構成することができる型締装置を提供することを目的と
する。
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、固定側金型
が装着される固定盤と、該固定盤に対向させて設けら
れ、可動側金型が装着される可動盤と、該可動盤に対向
させて設けられ、型開閉方向に移動可能なステーホルダ
と、一端がステーホルダに固定され、他端が固定盤に型
開閉方向に摺動可能に支持されるステーと、可動盤に設
けられたハーフナットとステーに設けられた結合歯とを
解除可能に結合させる結合手段と、該結合手段がハーフ
ナットと結合歯との結合を解除した状態で、可動盤を型
開閉方向の任意の位置に位置決め可能な型開閉手段と、
結合手段がハーフナットと結合歯とを結合させた状態
で、ステーを型閉方向に押圧して金型を型締すると共に
ステーを型開方向に押圧して金型を強力型開する型締手
段と、可動盤が型閉完了位置に位置決めされた状態で、
結合手段がハーフナットと結合歯とを結合可能なように
ステーを位置決めする結合調整手段と、を具備し、結合
調整手段が、型開閉方向にストローク可能でストローク
エンドでステーを位置決めする流体シリンダを備えるこ
とを特徴とする。
の発明において、結合調整手段は、ステーホルダとマシ
ンベッドとのいずれか一方に設けられ軸線がステーと平
行な第1の軸と、第1の軸が型開閉方向に相対移動可能
に挿通されるスライド部材と、第1の軸とスライド部材
との相対移動を解除可能に阻止する阻止手段と、ステー
ホルダとマシンベッドとの他方に設けられた流体シリン
ダのピストンロッドに連結されると共にスライド部材の
他側に型開閉方向に相対移動可能に挿通され、両端にス
ライド部材に対する相対移動を制限するストッパが設け
られた第2の軸と、を含んでなることを特徴とする。
の発明において、第2の軸とスライド部材とが、少なく
とも、結合手段がハーフナットと結合歯とを結合可能な
状態でのハーフナットと結合歯との歯面間隔に等しい距
離、相対移動可能であることを特徴とする。
の発明において、結合調整手段は、ステーホルダとマシ
ンベッドとのいずれか一方に設けられ型開閉方向にスト
ローク可能なディスタンスシリンダと、該ディスタンス
シリンダのピストンロッドと連結される流体シリンダ
と、該流体シリンダが固定され型開閉方向に移動可能な
シリンダベースと、ステーホルダとマシンベッドとのい
ずれか他方に設けられシリンダベースの型開閉方向への
動作を解除可能に阻止する阻止手段と、を含んでなるこ
とを特徴とする。
の発明において、結合手段は、ステーホルダとマシンベ
ッドとのいずれか一方に設けられた流体シリンダと、該
流体シリンダのピストンロッドと連結され型開閉方向に
ストローク可能なディスタンスシリンダと、該ディスタ
ンスシリンダが固定され型開閉方向に移動可能なシリン
ダベースと、ステーホルダとマシンベッドとのいずれか
他方に設けられシリンダベースの型開閉方向への動作を
解除可能に阻止する阻止手段と、を含んでなることを特
徴とする。
着される固定盤と、該固定盤に対向させて設けられ、可
動側金型が装着される可動盤と、該可動盤に対向させて
設けられ、型開閉方向に移動可能なシリンダプレート
と、一側がシリンダプレートに型開閉方向に摺動可能に
支持され、他端が固定盤に固定されるステーと、シリン
ダプレートに設けられたハーフナットとステーに設けら
れた複数の結合歯とを解除可能に結合させる結合手段
と、該結合手段がハーフナットと結合歯との結合を解除
した状態で、可動盤を型開閉方向の任意の位置に位置決
め可能な型開閉手段と、シリンダプレートに設けられ、
結合手段がハーフナットと結合歯とを結合した状態で、
可動盤を型閉方向に押圧して金型を型締すると共に可動
盤を型開方向に引寄せて金型を強力型開する型締ラム
と、可動盤が型閉完了位置に位置決めされた状態で、結
合手段がハーフナットと結合歯とを結合可能なようにシ
リンダプレートと可動盤との相対距離を調整する結合調
整手段と、を具備し、結合調整手段が、型開閉方向にス
トローク可能でストロークエンドでシリンダプレートと
可動盤との相対距離を調整する流体シリンダを備えるこ
とを特徴とする。
の発明において、結合調整手段は、シリンダプレートと
可動盤とのいずれか一方に設けられ型開閉方向にストロ
ーク可能なディスタンスシリンダと、該ディスタンスシ
リンダのピストンロッドと連結される流体シリンダと、
該流体シリンダが固定され型開閉方向に移動可能なシリ
ンダベースと、シリンダプレートと可動盤とのいずれか
他方に設けられシリンダベースの型開閉方向への動作を
解除可能に阻止する阻止手段と、を含んでなることを特
徴とする。
7のいずれかに記載の発明において、ディスタンスシリ
ンダは、そのストロークが、結合手段がハーフナットと
結合歯とを結合可能な状態でのハーフナットと結合歯と
の歯面間隔に等しいことを特徴とする。
調整手段は、流体シリンダを駆動することにより、結合
手段が型閉完了位置に位置した可動盤のハーフナットと
結合歯とを結合可能なように、強力型開で型開方向に移
動したステーを型開閉方向に位置決めするので、従来の
型締装置と比較して、強力型開で型開方向に移動したス
テーを型開閉方向に位置決めするためのサーボモータが
不要となり、装置の製造コストを大幅に低減させること
が可能となる。また、結合調整手段は、流体シリンダの
ストロークエンドでステーを位置決めするので、ステー
を繰り返し正確に位置決めすることができる。
は、型厚が変更された場合であっても、第1の軸とスラ
イド部材とを金型の型厚に応じて相対移動させることに
より、結合手段が型閉完了位置に位置する可動盤のハー
フナットと結合歯とを結合可能なように、ステーを流体
シリンダのストロークエンドで位置決めすることができ
る。また、第2の軸とスライド部材とを相対移動させる
ことにより、型締時及び強力型開時に生じるステーと流
体シリンダとの相対移動を吸収することができる。
ライド部材とが、少なくとも、結合手段がハーフナット
と結合歯とを結合可能な時のハーフナットと結合歯との
歯面間隔に等しい距離、相対移動可能であるので、型締
時及び強力型開時にステーと流体シリンダとの間に生じ
る相対移動を吸収することができる。
は、型厚が変更された場合であっても、金型の型厚に応
じてシリンダベースを型開閉方向に位置決めすることに
より、結合手段が型閉完了位置に位置する可動盤のハー
フナットと結合歯とを結合可能なように、ステーを流体
シリンダのストロークエンドで位置決めすることができ
る。また、ディスタンスシリンダでステーホルダとシリ
ンダベースとを相対移動させることにより、強力型開時
のステーの型開方向への移動距離と、結合調整手段によ
り型閉方向に移動されるステーの型閉方向への移動距離
と、の差を吸収することができる。
は、型厚が変更された場合であっても、金型の型厚に応
じてシリンダベースを型開閉方向に位置決めすることに
より、結合手段が型閉完了位置に位置する可動盤のハー
フナットと結合歯とを結合可能なように、ステーを流体
シリンダのストロークエンドで位置決めすることができ
る。また、ディスタンスシリンダでステーホルダとシリ
ンダベースとを相対移動させることにより、強力型開時
のステーの型開方向への移動距離と、結合調整手段によ
り型閉方向に移動されるステーの型閉方向への移動距離
と、の差を吸収することができる。
は、流体シリンダを駆動することにより、結合手段が型
閉完了位置に位置した可動盤のハーフナットと結合歯と
を結合可能なように、強力型開で互いに離反する方向に
移動したシリンダプレートと可動盤との相対距離を調整
するので、従来の型締装置と比較して、強力型開でシリ
ンダプレートと可動盤との相対距離を調整するためのサ
ーボモータが不要となり、装置の製造コストを大幅に低
減させることが可能となる。また、結合調整手段は、シ
リンダプレートと可動盤との相対距離を流体シリンダの
ストロークエンドで調整するので、シリンダプレートと
可動盤との相対距離を正確に調整することができる。
は、型厚が変更された場合であっても、金型の型厚に応
じてシリンダベースを型開閉方向へ移動させることによ
り、結合手段が型閉完了位置に位置する可動盤のハーフ
ナットと結合歯とを結合可能なように、シリンダプレー
トと可動盤との相対距離を流体シリンダのストロークエ
ンドで調整することができる。また、ディスタンスシリ
ンダでシリンダプレートと可動盤とを相対移動させるこ
とにより、強力型開時に互いに近接するように相対移動
するシリンダプレートと可動盤との相対移動距離と、結
合調整手段により互いに離反するように相対移動するシ
リンダプレートと可動盤との相対移動距離と、の差を吸
収することができる。
シリンダのストロークが、結合手段がハーフナットと結
合歯とを結合可能な時のハーフナットと結合歯との歯面
間隔に等しいので、ステーホルダとシリンダベース、又
はシリンダプレートと可動盤との強力型開時における相
対移動距離と、ステーホルダとシリンダベース、又はシ
リンダプレートと可動盤との結合調整手段駆動時におけ
る相対移動距離と、の差をディスタンスシリンダをスト
ロークさせて吸収することができる。
装置1を図1乃至図16に基づいて説明する。図1に示
す本型締装置1は、固定側金型2が装着される固定盤3
と、該固定盤3に対向させて設けられ、可動側金型4が
装着される可動盤5と、を備えている。上記可動盤5
は、マシンベッド6上に敷設されたガイドレール(図示
せず)により支持され、これにより型開閉方向(図1に
おける左右方向)に移動可能となっている。また、本型
締装置1には、上記可動盤5に対向させて配したステー
ホルダ7が設けられ、該ステーホルダ7は、上記ガイド
レールにより支持されて型開閉方向に移動可能となって
いる。また、本型締装置1は、型開閉方向に延出し、一
端が上記ステーホルダ7に固定され、他端が固定盤3に
型開閉方向に摺動可能に支持された4本のステー8を備
えており、該ステー8の所定位置には、環状溝を所定間
隔(ピッチP)で配して形成した結合歯9が設けられて
いる。そして、可動側金型4が装着される可動盤5は、
上記4本のステー8にガイドされて固定盤3に対して型
開閉方向に移動可能に設けられている。なお、本発明の
第1の実施の形態では、ステーホルダ7に4本のステー
8が固定されているが、全てのステー8が同一のステー
ホルダ7に固定されていなくてもよい。
可動盤5に設けられたハーフナット10と、該ハーフナ
ット10を結合歯9に対して進退させる油圧シリンダ1
1と、を含んでなる結合手段12を備えている。該結合
手段12は、ハーフナット10と結合歯9との相対位置
が所定の位置関係にある際に、油圧シリンダ11を駆動
してハーフナット10を結合歯9に向けて移動させ、ハ
ーフナット10と結合歯9とを結合させることにより、
可動盤5とステー8を結合させる構造になっている。な
お、上記したハーフナット10と結合歯9との相対位置
が所定の位置関係にあるとは、ハーフナット10と結合
歯9との相対位置が、結合手段がハーフナット10と結
合歯9とを結合可能な位置関係にあることをいう。ま
た、結合可能な位置関係にあるハーフナット10と結合
歯9とを結合させた場合には、図2に示すように、ハー
フナット10の歯面と、該歯面と対向する結合歯9の歯
面と、の間に所定の歯面間隔(図1及び図2に示すD
1)が形成されるように構成されている。なお、本発明
の第1の実施の形態では、ハーフナット10を、図示の
ようにステー8の一側に設けて構成したが、ハーフナッ
ト10を、ステー8を挟んで両側に設けてもよい。ま
た、ハーフナット10は、ブロック形状や斜面を有する
歯面形状でもよく、さらに、結合歯9についてもブロッ
ク形状や斜面を有する歯面形状であってもよい。
がハーフナット10と結合歯9との結合を解除した状態
で、可動盤5を型開閉方向に比較的早い速度で移動させ
ることができると共に可動盤5を型開閉方向の任意の位
置に位置決め可能な型開閉手段(図示せず)を備えてい
る。該型開閉手段は、ステー8と平行に設けられたボー
ルねじ軸と、可動盤5に設けられ、上記ボールねじ軸に
螺合されたボールナットと、固定盤3に設けられ、上記
ボールねじ軸を回転駆動するサーボモータと、を備えて
いる。そして、本型締装置1では、上記サーボモータの
回転を制御することにより、可動盤5を型開閉方向の任
意の位置に正確に位置決めすることができる構造になっ
ている。なお、上記ボールねじ軸は、一端がサーボモー
タの出力軸とカップリング(図示せず)を介して連結さ
れ、他端がステーホルダ7に摺動可能に支持されてい
る。
が可動盤5とステー8とを結合させた状態で、ステー8
を型開閉方向に押圧可能な増圧シリンダ13(型締手
段)を備えている。該増圧シリンダ13は、固定盤3に
設けられたシリンダケース13aと、該シリンダケース
13aに嵌合され、ステー8と一体で型開閉方向に移動
可能なピストン13bと、を備えている。そして、増圧
シリンダ13のロッドに相当する部分がステー8を構成
し、ピストン13bの型開側(図1における左側)のシ
リンダ室に圧油を供給してステー8を型閉方向(図1に
おける右方向)に押圧することにより、型閉された金型
2,4を型締する構造になっている。また、ピストン1
3bの図1における型閉側(図1における右側)のシリ
ンダ室に圧油を供給してステー8を型開方向(図1にお
ける左方向)に押圧することにより、成形完了後の金型
2,4を強力型開するように構成されている。
了位置に位置決めされた状態で、結合手段12がハーフ
ナット10と結合歯9とを結合可能なように、ステー8
を型開閉方向に位置決めする結合調整手段14を具備し
ている。該結合調整手段14は、図1に示すように、マ
シンベッド6に設置され、ピストンロッド15aが型開
閉方向にストローク可能な油圧シリンダ15(流体シリ
ンダ)と、該油圧シリンダ15のピストンロッド15a
に連結された軸部材16(第2の軸)と、ステー8と平
行に配置され、一端がステーホルダ7に回転可能に支持
されたボールねじ軸17(第1の軸)と、一側にボール
ねじ軸17に螺合されたボールナット(図示せず)が設
けられ、他側に軸部材16が型開閉方向に摺動移動可能
に嵌挿されたスライド部材18と、を含んで構成されて
いる。なお、スライド部材18にはステーホルダ7に立
設したガイドシャフト19が嵌挿され、該ガイドシャフ
ト19によりスライド部材18が型開閉方向に案内され
ている。
じ軸17の回転動作を解除可能に阻止して当該ボールね
じ軸17とスライド部材18との相対移動を阻止するブ
レーキ20(阻止手段)を備えている。また、上記軸部
材16は両端にストッパ16a,16bを備えており、
これらストッパ16a,16bをスライド部材18の各
端面に当接させることにより軸部材16とスライド部材
18との相対移動が制限されている。なお、本型締装置
1では、軸部材16とスライド部材18との相対移動距
離(図1に示すD2)が、結合手段12がハーフナット
10と結合歯9とを結合可能な状態でのハーフナット1
0と結合歯9との歯面間隔(図1及び図2に示すD1、
以下、単に歯面間隔と称す)に余裕代を加えた距離に設
定されている。なお、本発明の第1の実施の形態では、
ステーホルダ7に第1の軸17とガイドシャフト19と
が立設されているが、マシンベッド6の側に第1の軸1
7とガイドシャフト19とを設け、ステーホルダ7に油
圧シリンダ15を設けて構成してもよい。
ず)に接続され、固定盤3を基準とするステーホルダ7
の型開閉方向の位置によりステーの位置を検出するステ
ー位置検出装置21を具備している。該ステー位置検出
装置21は、本実施の形態ではポテンションメータから
構成されるが、当然これに限定されるものではない。そ
して、金型交換等の後に型厚調整する場合には、結合手
段12が可動盤5とステー8との結合を解除した状態で
型開閉手段のサーボモータ(以下、単にサーボモータと
称す)を駆動して、可動盤5を型閉完了位置に位置決め
することで型厚設定がなされる。そして、上記制御装置
により、型開閉手段のサーボモータの回転数から検出し
た可動盤5の位置データと、上記ステー位置検出装置2
1の検出結果(ステー8の位置データ)とから、可動盤
5が型閉完了位置に位置した時のハーフナット10に結
合歯9が結合可能となるようなステー8の位置が演算処
理され、該演算処理の結果に基づいてステー8が型開閉
方向に位置決めされる。なお、型厚調整の手順について
は後で詳述する。
置1の動作を説明する。まず、本型締装置1の成形時の
動作を説明する。図1に示す本型締装置1の初期状態で
は、可動盤5は型閉完了位置に位置決めされ、ステー8
は型閉完了位置に位置するハーフナット10と該ハーフ
ナットに対応する選択された結合歯9(以下、正規結合
歯9aと称す)とが結合可能な位置に位置決めされてい
る。また、増圧シリンダ13(型締手段)は、ピストン
13bが型開側のストロークエンドの位置から型閉方向
にS1(強力型開時に可動側金型4が固定側金型2から
離隔される間隔、以下、強力型開間隔と称す)+D1
(歯面間隔)+F(ストローク余裕代)以上の位置で保
持されている。なお、本実施の形態では、ハーフナット
10と結合歯9とが結合される際に、増圧シリンダ13
のピストン13bの位置が型開側のストロークエンドの
位置から最短の位置にある場合について説明する。そし
て、強力型開の際の増圧シリンダ13のストロークは、
強力型開間隔S1に両側の歯面間隔D1を加えたS1+
2D1となっている。また、本実施の形態では、環状溝
の間隔P=10mm、歯面間隔D1=1mm、強力型開
間隔S1=40mm、強力型開時の増圧シリンダ13の
ストロークS2=42mm、ストローク余裕代F=5m
mであるが、無論この数値に限定されるものではない。
さらに、結合手段12の油圧シリンダ11はハーフナッ
ト10と結合歯9aとの結合を解除する側に圧油が供給
され、流体シリンダとしての油圧シリンダ15はピスト
ンロッド15aを突出させる側に圧油が供給されてスト
ロークエンドにある。また、ブレーキ20(阻止手段)
がロックされてボールねじ軸17とスライド部材18と
の相対移動が阻止されていると共に、スライド部材18
の型開方向の端面(図1における左側の端面)が軸部材
16のストッパ16aに当接され、図1における右側に
は間隔D2が設けられている。
ンダ11を駆動して、図2に示すように、ハーフナット
10と正規結合歯9とを結合させる。この状態で金型
2,4のキャビティ(図示せず)内に溶融可塑化した樹
脂等の所定の成形材料を射出導入すると共に、増圧シリ
ンダ13に型締側へ圧油を供給して金型2,4に型締圧
を付与する。これにより、図3に示すように、ステー8
は型閉側にD1だけ移動し、増圧シリンダ13のピスト
ン13bが型開側のストロークエンドの位置から型閉方
向にS1+F+2D1(=S2+F)の位置に位置する
こととなる。また、スライド部材18が軸部材16に対
して型閉方向にD1だけ移動し、スライド部材18の型
開方向の端面と軸部材16のストッパ16aとはD1の
間隔をなすように設定されている。次に、増圧状態で金
型2,4のキャビティ(図示せず)内に溶融可塑化した
樹脂等の所定の成形材料を射出導入し、射出完了後、増
圧シリンダ13を圧抜きする。
シリンダ13に強力型開側へ圧油を供給する。これによ
り、図4に示すように、ステー8が型開側にS1+2D
1だけ移動し、固定側金型2と可動側金型4との互いの
締結面はS1の間隔をなすと共に、増圧シリンダ13の
ピストン13bが型開側のストロークエンドの位置から
型閉方向にFの位置に位置することとなる。また、スラ
イド部材18が型開方向へS1+2D1移動し、これに
伴い軸部材16は型開方向へS1+2D1−D1だけ移
動する。これにより、スライド部材18の型開側の端面
と軸部材16のストッパ16aとの間隔D1は解消さ
れ、スライド部材18の型閉側の端面と軸部材16のス
トッパ16bとの間にD1の間隔が増加する。この軸部
材16の移動分は、流体シリンダとしての油圧シリンダ
15のピストンロッド15a及びピストン15bが型開
方向へ移動することで吸収される。これにより、ピスト
ンロッド15bを突出させる側のストロークエンドから
のピストン15bの距離はS1+D1となり、ステー8
を初期状態に復帰させる距離と等しくなる。次に、図5
に示すように、サーボモータを駆動して可動盤5を型開
方向へD1だけディスタンスする。そして、ハーフナッ
ト10と結合歯9との歯面間の面圧を解放し、結合手段
12の油圧シリンダ11にハーフナット10と結合歯9
との結合を解除する側へ圧油を供給して、ハーフナット
10と結合歯9との結合を解除する。
駆動して型開すると共に油圧シリンダ15にピストンロ
ッド15aを突出させる側へ圧油を供給し、ステー8及
び増圧シリンダ13のピストン13bを型閉方向へS1
+D1だけ移動させる。これにより、油圧シリンダ15
がピストンロッド15aを突出させる側にストロークエ
ンドとなると共に、増圧シリンダ13のピストン13b
が型開側のストロークエンドの位置から型閉方向にS1
+D1+Fの位置に位置することとなる。そして、金型
2,4から製品を取出し後、サーボモータを駆動して可
動盤5を型閉完了位置に位置決めすることにより、型締
装置1を初期状態に復帰させることができ、型締及び強
力型開時におけるハーフナット10に対するステー8の
位置ずれを解消することができる。
の動作を説明する。型厚調整する場合には、金型交換
後、まずサーボモータを駆動して可動盤5を型閉方向に
移動させ、可動盤5を型閉完了位置で停止させて型厚設
定を行う。なお、この時、油圧シリンダ15(流体シリ
ンダ)は、ピストンロッド15aを突出させる側に圧油
が供給され、当該ピストンロッド15aがストロークエ
ンドに位置する。また、スライド部材18は、型開側の
端面が軸部材16の型開側のストッパ16aに当接され
ると共に、ブレーキ20がロックされてボールねじ軸1
7に対する型開閉方向への移動が阻止された状態にあ
る。さらに、増圧シリンダ13のピストン13bは、当
該増圧シリンダ13の型開側のストロークエンドの位置
から型閉方向にS1+2D1+Fの位置にある。
装置(図示せず)により、型開閉手段のサーボモータの
回転数から導出された可動盤5の位置データとステー位
置検出装置21で検出されたステー8の位置データとに
基づいて、ハーフナット10(可動盤5)に対する結合
歯9(ステー8)の相対位置が算出される。ここで、結
合歯9が型閉完了位置に位置された可動盤5のハーフナ
ット10に結合可能であるようなステー8の位置(以
下、結合位置と称す)が、現位置に対して型開方向であ
るか型閉方向であるかによりその後の動作が異り、各々
の場合の型厚調整の動作を個々に説明する。
て型開方向に位置する場合の型厚調整の動作 図7に示すように、ステー8の現位置が結合位置に対し
て型開方向に位置する場合には、型厚設定後、サーボモ
ータを駆動して、図8に示すように、ハーフナット10
が現位置のステー8の正規結合歯9aよりも結合歯9の
1ピッチ分だけ型開側に位置する結合歯9bと結合可能
なように、可動盤5を位置決めする。次に、ブレーキ2
0をロックしたままの状態で、油圧シリンダ15にピス
トンロッド15aを型開方向へ退避させる側へ圧油を供
給し、図9に示すように、軸部材16を型開方向にD2
だけ移動させて軸部材16の型閉方向のストッパ16b
とスライド部材18の型閉方向の端面とを当接させると
共にこの状態で圧油の供給を停止し保持する。
駆動してハーフナット10と結合歯9とを結合させると
共に、ブレーキ20をアンロックしてスライド部材18
とボールねじ軸17との相対移動を可能にする。そし
て、サーボモータを駆動して、可動盤5を型閉方向へ向
けて移動させ、型閉完了位置から型開方向へP−D1の
位置に位置決めする。この際、増圧シリンダ13はドレ
ンされたフリーの状態にあり、これにより、図10に示
すように、増圧シリンダ13は、ピストン13bが、ハ
ーフナット10の移動と共に型閉方向に金型変更に伴う
分だけ移動し、可動盤5の型閉完了位置において、ピス
トン13bが、ハーフナット10とステー8の結合歯9
とが結合可能であってストロークエンドの位置から型閉
方向へS1+D1+Fよりも大きいストロークの位置に
位置決めされる。そして、油圧シリンダ15にピストン
ロッド15aをストロークエンドまで突出させる圧油を
供給し、図11に示すように、軸部材16の型開側のス
トッパ16aをスライド部材18の型開側の端面に当接
させる。このように軸部材16を移動させるのは、ステ
ー8を型閉方向へ移動させて位置決めするに際し、正確
な位置決めを行うためである。
イド部材18とボールねじ軸17との相対移動を阻止し
た後、サーボモータを駆動して可動盤5を型開方向へD
1だけ移動させる。これにより、ハーフナット10と結
合歯9との対向する歯面間にD1の間隔が形成されて当
該歯面間に作用する面圧が解放される。そして、図12
に示すように、油圧シリンダ11を駆動してハーフナッ
ト10と結合歯9との結合を解除し、サーボモータを駆
動して可動盤5を型閉完了位置に位置決めする。これに
より、ハーフナット10が正規の結合歯9と結合可能な
初期状態となり、型厚調整が完了する。
て型閉方向に位置する場合の型厚調整の動作 図13に示すように、ステー8の現位置が結合位置に対
して型閉方向に位置する場合には、型厚設定後、増圧シ
リンダ13を駆動して、ステー8を正規結合歯9aが型
閉完了位置に位置する可動盤5のハーフナット10に結
合可能な位置から型開方向の位置に位置決めすると共
に、サーボモータを駆動して、可動盤5を、移動したス
テー8が成形に用いる結合歯9aよりも1ピッチ型開側
の結合歯9bにハーフナット10が結合可能となる位置
に位置決めする。次に、ブレーキ20をロックしたまま
の状態で、油圧シリンダ15にピストンロッド15aを
退避させる側へ圧油を供給し、軸部材16を型開方向へ
D2だけ移動させ、軸部材16の型閉方向のストッパ1
6bとスライド部材18の型閉側の端面とを当接させる
と共にこの状態で圧油の供給を停止し保持する。
駆動してハーフナット10と結合歯9とを結合させると
共に、ブレーキ20をアンロックしてスライド部材18
とボールねじ軸17との相対移動を可能にする。そし
て、サーボモータを駆動して、図14に示すように、可
動盤5を型閉方向に向けて移動させ、型閉完了位置から
型開方向へP−D1の位置に位置決めする。この際、増
圧シリンダ13はドレンされたフリーの状態にあり、増
圧シリンダ13のピストン13bはハーフナット10の
移動と共に金型変更に伴う分だけ移動し、可動盤5の型
閉完了位置においてハーフナット10とステー8の結合
歯9とが結合可能な位置に移動される。そして、油圧シ
リンダ15にピストンロッド15aをストロークエンド
まで突出させる圧油を供給して軸部材16の型開側のス
トッパ16aをスライド部材18の型開側の端面に当接
させる。この状態でブレーキ20をロックしてスライド
部材18とボールねじ軸17との相対移動を阻止した
後、サーボモータを駆動して可動盤5を型開方向へD1
だけ移動させる。これにより、図15に示すように、ハ
ーフナット10と結合歯9との対向する歯面間にD1の
間隔が形成され、当該歯面間に作用する面圧が解放され
る。そして、結合手段12の油圧シリンダ11を駆動し
てハーフナット10と結合歯9との結合を解除し、図1
6に示すように、サーボモータを駆動して可動盤5を型
閉完了位置に位置決めする。これにより、ハーフナット
10が正規結合歯9と結合可能な初期状態となり、型厚
調整が完了する。
効果を奏する。本型締装置1は、強力型開により型開方
向へ移動したステー8を、結合歯9(正規結合歯)の結
合位置に位置決めする油圧シリンダ15(流体シリン
ダ)を具備するので、従来の型締装置と比較して、ステ
ー8を結合位置に位置決めするためのサーボモータが不
要となり、製造コストを大幅に削減することができる。
また、ステー8を油圧シリンダ15(流体シリンダ)の
ストロークエンドで結合可能位置に位置決めするので、
ステー8を高い精度で位置決めすることが可能となる。
さらに、軸部材16(第2の軸)とスライド部材18と
が、少なくとも、歯面間隔D1に等しい距離、相対移動
可能であるので、型締時及び強力型開時にステー8と油
圧シリンダ15(流体シリンダ)との間に生じる相対移
動を吸収することができる。また、本型締装置1は、成
形中にブレーキ20をロック及びアンロックしないの
で、ブレーキ20への負担が軽減され、ブレーキ20の
寿命を延ばすことができる。
置31を図17乃至図27に基づいて説明する。なお、
上記第1の実施の形態の型締装置1と同一又は相当部分
は、同じ名称及び符号を付与し、重複する説明を省く。
図17に示す本型締装置31は、可動盤5が型閉完了位
置に位置決めされた状態で、結合手段12がハーフナッ
ト10と結合歯9とを結合可能なように、ステー8を型
開閉方向に位置決めする結合調整手段14を具備してい
る。該結合調整手段14は、マシンベッド6に対して型
開閉方向へ移動可能に設けられたスライドベース32
と、該スライドベース32に設置され、ピストンロッド
15aが型開閉方向にストローク可能な油圧シリンダ1
5(流体シリンダ)と、ステーホルダ7に設けられ、ピ
ストンロッド33aが上記油圧シリンダ15のピストン
ロッド15aに連結されたディスタンスシリンダ33
と、を具備している。
手段14は、ステー8と平行に配置され、両端が回転可
能に支持されたボールねじ軸17を具備し、該ボールね
じ軸17には、スライドベース32に設けられたボール
ナット(図示せず)が螺合されている。また、結合調整
手段14は、上記ボールねじ軸17の回転動作を解除可
能に阻止する阻止するブレーキ20(阻止手段)を備え
ており、該ブレーキ20をロックしてボールねじ軸17
の回転動作を阻止することにより上記スライドベース3
2の型開閉方向への移動を阻止する構造になっている。
また、上記ディスタンスシリンダ33は、型開閉方向に
ストローク可能であって、そのストロークが、ハーフナ
ット10と結合歯9とが互いに結合可能な状態でのハー
フナット10と結合歯9との歯面間隔D1と等しい距離
に設定されている。ここで、本型締装置31のステー位
置検出装置21は、ステー位置0の位置が、増圧シリン
ダ13のピストン13bが型開側のストロークエンドか
ら型閉側へS1(強力型開間隔)+D1(歯面間隔)+
F(ストローク余裕代)以上の位置に設定されている。
なお、本発明の第2の実施の形態は、上記に限定される
ものではなく、以下のように構成してもよい。図36に
示すように、ステーホルダ7にブレーキ20を具備した
ボールねじ軸17を設け、油圧シリンダ15をマシンベ
ッド6に設けてもよい。この場合、ボールねじ軸17に
ディスタンスシリンダ33が固定されたスライド部材を
移動及び固定可能に設け、ディスタンスシリンダ33の
ピストンロッド33aとマシンベッド6に設置した油圧
シリンダ15のピストンロッド15aとを連結する。ま
た、ステーホルダ7にブレーキ20を具備したボールね
じ軸17を設けたものにおいて、ディスタンスシリンダ
33をマシンベッド6に設けてもよい。この場合、ボー
ルねじ軸17に油圧シリンダ15が設けられたスライド
部材を移動及び固定可能に設け、油圧シリンダ15のピ
ストンロッド15aとマシンベッド6に設置したディス
タンスシリンダ33のピストンロッド33aとを連結す
る。また、ステーホルダ7にディスタンスシリンダ33
を固定し、ブレーキ20を具備したボールねじ軸17を
マシンベッド6に設置してもよい。この場合、ディスタ
ンスシリンダ33のピストンロッド33aと油圧シリン
ダ15のピストンロッド15aとを連結し、油圧シリン
ダ15をシリンダベース32に固定し、さらに該シリン
ダベース32を、マシンベッド6に設置したボールねじ
軸17に移動及び固定可能に設ける。
置31の動作を説明する。なお、本実施の形態において
も、上記した第1の実施の形態と同様に、増圧シリンダ
13のピストン13bの位置が型開側のストロークエン
ドから最短の位置にある場合について説明する。まず、
本型締装置31の成形時の動作を説明する。図17に示
す本型締装置31の初期状態では、可動盤5は型閉完了
位置に位置決めされ、ステー8は型閉完了位置に位置す
るハーフナット10と正規結合歯9とが結合可能な位置
に位置決めされている。また、増圧シリンダ13(型締
手段)は、ピストン13bが型開側のストロークエンド
の位置から型閉方向にS1+D1+Fの初期状態の位置
で保持されている。さらに、結合手段12の油圧シリン
ダ11はハーフナット10と結合歯9との結合を解除す
る側に圧油が供給され、流体シリンダとしての油圧シリ
ンダ15はピストンロッド15aを突出させる側に圧油
が供給されてストロークエンドにある。また、ブレーキ
20(阻止手段)がロックされてボールねじ軸17とス
ライドベース32との相対移動が阻止され、ディスタン
スシリンダ33はピストンロッド33aを型閉方向へ退
避させる側に圧油が供給されている。
ンダ11を駆動して、図18に示すように、ハーフナッ
ト10と正規結合歯9とを結合させる。次に、ブレーキ
20をアンロックし、増圧シリンダ13に型締側へ圧油
を供給して金型2,4に型締圧を付与する。これによ
り、図19に示すように、ステー8は型閉側にD1だけ
移動し、増圧シリンダ13のピストン13bが、型開側
のストロークエンドの位置から型閉方向にS1+2D1
+Fの位置に位置され、この時、スライドベース32が
型閉方向にD1だけ移動して歯面間隔D1の移動分を吸
収する。
せず)内に溶融可塑化した樹脂等の所定の成形材料を射
出導入し、射出完了後、増圧シリンダ13を圧抜きする
と同時に、図20に示すように、ディスタンスシリンダ
33にピストンロッド33aを型開方向へ突出させる側
へ圧油を供給する。その際、油圧シリンダ15のピスト
ン15bは型閉方向へ押圧されていることから、油圧シ
リンダ15とスライドベース32とが型開方向へD1だ
け移動され、歯面間隔D1の移動分を吸収する。次に、
ブレーキ20をロックし、油圧シリンダ15(流体シリ
ンダ)の型開側をドレンした後、増圧シリンダ13に強
力型開側へ圧油を供給し、ディスタンスシリンダ33に
ピストンロッド33aを型閉方向へ退避させる側へ圧油
を供給する。これにより、図21に示すように、ステー
8が型開側にS1+2D1だけ移動し、固定側金型2と
可動側金型4との互いの締結面はS1の間隔をなすと共
に、増圧シリンダ13のピストン13bが型開側のスト
ロークエンドの位置から型閉方向にFの位置に位置する
こととなる。また、油圧シリンダ15は、ブレーキ20
がロックされており、且つディスタンスシリンダ33が
型閉方向のストロークエンドあることから、型開方向へ
退縮し、ピストン15bがピストンロッド15aを突出
させる側のストロークエンドから型開方向にS1+D1
の位置に位置することとなり、ステー8を初期状態に復
帰させる距離と等しくなる。
型開方向へD1だけディスタンスしてハーフナット10
と結合歯9との歯面間の面圧を解放し、結合手段12の
油圧シリンダ11にハーフナット10と結合歯9との結
合を解除する側へ圧油を供給し、ハーフナット10と結
合歯9との結合を解除する。そして、サーボモータを駆
動して型開すると共に油圧シリンダ15にピストンロッ
ド15aを突出させる側へ圧油を供給し、ステー8及び
増圧シリンダ13のピストン13bを型閉方向へS1+
D1だけ移動させる。これにより、油圧シリンダ15が
ピストンロッド15aを突出させる側にストロークエン
ドとなると共に、増圧シリンダ13のピストン13bが
型開側のストロークエンドの位置から型閉方向にS1+
D1+Fの位置、即ち初期状態におけるピストン13b
の位置に位置することとなる。そして、金型2,4から
製品を取出し後、サーボモータを駆動して可動盤5を型
閉完了位置に位置決めすることにより、型締装置31が
初期状態に復帰して、型締時及び強力型開時におけるハ
ーフナット10に対するステー8の位置ずれが発生しな
いようにすることができる。
の動作を説明する。型厚調整する場合には、金型交換
後、まずサーボモータを駆動して可動盤5を型閉方向に
移動させ、図23に示すように、可動盤5を型閉完了位
置で停止させて型厚設定を行う。なお、この時、油圧シ
リンダ15(流体シリンダ)は、ピストンロッド15a
を突出させる側に圧油が供給され、当該ピストンロッド
15aがストロークエンドに位置する。また、スライド
ベース32はブレーキ20がロックされ、ボールねじ軸
17に対する型開閉方向への移動が阻止された状態にあ
る。さらに、ディスタンスシリンダ33にはピストンロ
ッド33aを型閉方向へ退避させる側の圧油が供給さ
れ、また結合手段12の油圧シリンダにはハーフナット
10と結合歯9との結合を解除する側の圧油が供給され
ている。
し、増圧シリンダ13にステー8を型開方向へ移動させ
る圧油を供給してステー8をステー位置検出装置21の
0+Fの位置に位置決めする。これにより、図24に示
すように、増圧シリンダ13のピストン13bが、型開
側のストロークエンドから型閉方向へS1+D1+F以
上の位置に位置することとなる。そして、制御装置(図
示せず)により、型厚設定値とステー位置検出装置21
で検出されたステー8の位置データとに基づいてサーボ
モータを駆動し、図25に示すように、ハーフナット1
0が現位置のステー8の正規結合歯9aよりも結合歯9
の1ピッチ分だけ型開側に位置する結合歯9bと結合可
能なように、可動盤5を位置決めする。
の状態で、油圧シリンダ11を駆動してハーフナット1
0と結合歯9とを結合させた後、サーボモータを駆動し
て、図26に示すように、可動盤5を型閉方向へ移動さ
せ、型閉完了位置から型開方向へP−D1の位置に位置
決めする。この際、増圧シリンダ13はドレンされた状
態にあり、ピストン13bがハーフナット10の移動に
追従して金型変更に伴う分だけ移動し、可動盤5の型閉
完了位置において、ハーフナット10とステー8の結合
歯9とが結合可能な位置に移動される。そして、ステー
8の位置決め後、サーボモータを駆動して可動盤5を型
開方向へD1だけ移動させる。これにより、図27に示
すように、ハーフナット10と結合歯9との対向する歯
面間にD1の間隔が形成されて当該歯面間に作用する面
圧が解放される。そして、油圧シリンダ11を駆動して
ハーフナット10と結合歯9との結合を解除すると共に
ブレーキ20をロックする。これにより、ハーフナット
10が正規結合歯9aと結合可能な初期状態となり、型
厚調整が完了する。
る。本型締装置31は、強力型開により型開方向へ移動
したステー8を、結合歯9(正規結合歯)の結合位置に
位置決めする油圧シリンダ15(流体シリンダ)を具備
するので、従来の型締装置と比較して、ステー8を結合
位置に位置決めするためのサーボモータが不要となり、
製造コストを大幅に削減することができる。また、ステ
ー8を油圧シリンダ15(流体シリンダ)のストローク
エンドで結合可能位置に位置決めするので、ステー8を
高い精度で位置決めすることが可能となる。さらに、デ
ィスタンスシリンダ33のストロークS2と、歯面間隔
D1とを等しくしたので、型締時に型閉方向へ歯面間隔
D1だけ移動した油圧シリンダ15(流体シリンダ)
を、ディスタンスシリンダ33を駆動して型開方向へS
2だけ移動させることにより、初期状態の位置に復帰さ
せることができる。
置41を図28乃至図35に基づいて説明する。なお、
上記第1の実施の形態の型締装置1及び上記第2の実施
の形態の型締装置31と同一又は相当部分は、同じ名称
及び符号を付与し、重複する説明を省く。図28に示す
本型締装置41には、上記可動盤5に対向させて配した
シリンダプレート42が設けられており、該シリンダプ
レート42は、上記ガイドレールにより支持されて型開
閉方向に移動可能となっている。また、本型締装置41
は、型開閉方向に延出し、一端が固定盤3に固定され、
他端が上記シリンダプレート42に型開閉方向に摺動可
能に支持されたステー8を備えており、該ステー8の所
定位置には、環状溝を所定間隔(ピッチP)で配して形
成した結合歯9が設けられている。
リンダプレート42に設けられたハーフナット10と、
該ハーフナット10を結合歯9に対して進退させる油圧
シリンダ11と、を含んでなる結合手段12を備えてい
る。本型締装置1は、上記結合手段12がハーフナット
10と結合歯9との結合を解除した状態で、可動盤5を
型開閉方向に比較的早い速度で移動させることができる
と共に可動盤5を型開閉方向の任意の位置に位置決め可
能な型開閉手段(図示せず)を備えている。該型開閉手
段は、ステー8と平行に配置されたボールねじ軸と、可
動盤5に設けられ、上記ボールねじ軸に螺合されたボー
ルナットと、固定盤3に設けられ、上記ボールねじ軸を
回転駆動するサーボモータと、を備えている。そして、
上記サーボモータの回転を制御することにより、可動盤
5を型開閉方向の任意の位置に正確に位置決めすること
ができる構造になっている。なお、上記ボールねじ軸
は、一端がサーボモータの出力軸とカップリング(図示
せず)を介して連結され、他端がシリンダプレート42
に摺動可能に支持されている。
に固定され、上記結合手段12が可動盤5とステー8と
を結合させた状態で、可動盤5を型閉方向に押圧可能で
あると共に金型2,4を強力型開可能な型締ラム43を
備えている。また、本型締装置41は、可動盤5が型閉
完了位置に位置決めされた状態で、結合手段12がハー
フナット10と結合歯9とを結合可能なように、ステー
8に対してシリンダプレート42を型開閉方向に位置決
めする結合調整手段14を具備している。該結合調整手
段14は、図28に示すように、可動盤5に対して型開
閉方向へ移動可能に設けられたスライドベース32と、
該スライドベース32に設置され、ピストンロッド15
aが型開閉方向にストローク可能な油圧シリンダ15
(流体シリンダ)と、シリンダプレート42に設けら
れ、ピストンロッド33aが上記油圧シリンダ15のピ
ストンロッド15aに連結されたディスタンスシリンダ
33と、を具備している。
ステー8と平行に配置され、両端が回転可能に支持され
たボールねじ軸17を具備し、該ボールねじ軸17に
は、スライドベース32に設けられたボールナット(図
示せず)が螺合されている。また、結合調整手段14
は、上記ボールねじ軸17の回転動作を解除可能に阻止
する阻止するブレーキ20(阻止手段)を備えており、
該ブレーキ20をロックしてボールねじ軸17の回転動
作を阻止することにより可動盤5に対するスライドベー
ス32の型開閉方向への移動を阻止する構造になってい
る。また、上記ディスタンスシリンダ33は、型開閉方
向にストローク可能であって、そのストロークが、ハー
フナット10と結合歯9とが互いに結合可能な状態での
ハーフナット10と結合歯9との歯面間隔D1と等しい
距離に設定されている。
せず)に接続され、シリンダプレート42の型開閉方向
の位置を検出するシリンダプレート位置検出装置44を
具備している。そして、型厚調整する場合には、結合手
段12が可動盤5とステー8との結合を解除した状態で
型開閉手段のサーボモータを駆動して、可動盤5を型閉
完了位置に位置決めすることで型厚設定がなされる。そ
して、サーボモータの回転数から検出した可動盤5の位
置データと上記シリンダプレート位置検出装置44の検
出結果(シリンダプレート42の位置データ)とから、
上記制御装置により、可動盤5が型閉完了位置に位置す
る状態でハーフナット10と結合歯9とが結合可能とな
るシリンダプレート42と可動盤5との相対距離が演算
処理され、該演算処理結果に基づいて、シリンダプレー
ト42と可動盤5との相対距離が調整される構造になっ
ている。ここで、本型締装置41のシリンダプレート位
置検出装置44は、可動盤5に対するシリンダプレート
42の位置を検出する。なお、本発明の第3の実施の形
態は、上記に限定されるものではなく、以下のように構
成してもよい。シリンダプレート42にブレーキ20を
具備したボールねじ軸17を設け、油圧シリンダ15を
可動盤5に設けてもよい。この場合、ボールねじ軸17
にディスタンスシリンダ33が固定されたスライド部材
を移動及び固定可能に設け、ディスタンスシリンダ33
のピストンロッド33aとマシンベッド6に設置した油
圧シリンダ15のピストンロッド15aとを連結する。
また、シリンダプレート42にブレーキを具備したボー
ルねじ軸17を設けたものにおいて、ディスタンスシリ
ンダ33を可動盤5に設けてもよい。この場合、ボール
ねじ軸17に油圧シリンダ15が設けられたスライド部
材を移動及び固定可能に設け、油圧シリンダ15のピス
トンロッド15aと可動盤5に固定されたディスタンス
シリンダ33のピストンロッド33aとを連結する。ま
た、シリンダプレート42にディスタンスシリンダ33
を固定し、ブレーキ20を具備したボールねじ軸17を
可動盤5に設けてもよい。この場合、ディスタンスシリ
ンダ33のピストンロッド33aと油圧シリンダ15の
ピストンロッド15aとを連結し、油圧シリンダ15を
シリンダベース32に固定すると共に該シリンダベース
32を可動盤5に設けられたボールねじ軸17に移動及
び固定可能に設ける。
置41の動作を説明する。なお、本実施の形態において
も、上記した第1の実施の形態及び第2の実施の形態と
同様に、増圧シリンダ13のピストン13bの位置が型
開側のストロークエンドから最短の位置にある場合につ
いて説明する。まず、本型締装置41の成形時の動作を
説明する。図28に示す本型締装置41の初期状態で
は、可動盤5は型閉完了位置に位置決めされ、シリンダ
プレート42はハーフナット10がステー8の正規結合
歯9aに結合可能な位置に位置決めされている。また、
型締ラム43は、型開側のストロークエンドの位置から
型閉方向にS1+D1+Fの位置にある。さらに、結合
手段12の油圧シリンダ11はハーフナット10と結合
歯9との結合を解除する側に圧油が供給され、流体シリ
ンダとしての油圧シリンダ15はピストンロッド15a
を突出させる側に圧油が供給されてストロークエンドに
ある。また、ブレーキ20(阻止手段)がロックされて
ボールねじ軸17とスライドベース32との相対移動が
阻止され、ディスタンスシリンダ33はピストンロッド
33aを退避させる側に圧油が供給されている。
ンダ11を駆動して、図29に示すように、ハーフナッ
ト10と正規結合歯9aとを結合させる。次に、ブレー
キ20をアンロックし、型締ラム43で可動盤5を押圧
して金型2,4に型締圧を付与する。これにより、シリ
ンダプレート42が型開側にD1だけ移動して、図30
に示すように、型締ラム43が型開側のストロークエン
ドの位置から型閉方向にS1+2D1+Fの位置に位置
することとなる。また、スライドベース32がボールね
じ軸17に対して型閉方向にD1だけ移動され、シリン
ダプレート42の歯面間隔D1の移動分を吸収する。
せず)内に溶融可塑化した樹脂等の所定の成形材料を射
出導入する。そして、射出完了後、型締ラム43の型締
圧を圧抜きすると同時に、図31に示すように、ディス
タンスシリンダ33にピストンロッド33aを型閉方向
へ突出させる側へ圧油を供給する。この際、油圧シリン
ダ15のピストン15bが型開方向へ押圧され、またブ
レーキ20がアンロックされていることから、油圧シリ
ンダ15とシリンダベース32とは型閉方向へD1だけ
移動する。次に、ブレーキ20をロックし、サーボモー
タをフリーの状態にすると共に油圧シリンダ15をドレ
ンした後、型締ラム43を駆動して金型2,4を強力型
開させると共にディスタンスシリンダ33にピストンロ
ッド33aを退避させる側へ圧油を供給し、歯面間隔D
1の移動分を吸収する。これにより、図32に示すよう
に、型締ラム43が型開側のストロークエンドの位置か
ら型閉方向にFの位置に位置すると共に、油圧シリンダ
15(流体シリンダ)がピストン15bを型開側のスト
ロークエンドの位置から型閉側へS1+D1の位置に位
置され、ステー8を初期状態に復帰させる距離と等しく
なる。また金型2,4の互いの締結面がS1の間隔をな
すこととなる。
シリンダプレート42とを型開方向へD1だけディスタ
ンスしてハーフナット10と結合歯9との歯面間の面圧
を解放し、結合手段12の油圧シリンダ11にハーフナ
ット10と結合歯9との結合を解除する側へ圧油を供給
してハーフナット10と結合歯9との結合を解除する。
そして、サーボモータを駆動して型開すると共に油圧シ
リンダ15にピストンロッド15aを突出させる側へ圧
油を供給し、可動盤5に対してシリンダプレート42を
型開方向へS1+D1だけ移動させる。これにより、図
34に示すように、油圧シリンダ15がピストンロッド
15aを突出させる側にストロークエンドとなると共
に、型締ラム43が型開側のストロークエンドの位置か
ら型閉方向にS1+D1+Fの位置、即ち当該型締ラム
43の初期状態における位置に位置することとなる。そ
して、金型2,4から製品を取出し後、サーボモータを
駆動して可動盤5を型閉完了位置に位置決めすることに
より、型締装置41が初期状態に復帰して、型締時及び
強力型開時における、ハーフナット10に対するステー
8の位置ずれを解消することができる。
の動作を説明する。型厚調整する場合には、金型交換
後、まずサーボモータを駆動して可動盤5とシリンダプ
レート42とを型閉方向に移動させ、図35に示すよう
に、可動盤5を型閉完了位置で停止させて型厚設定を行
う。なお、この時、油圧シリンダ15(流体シリンダ)
は、ピストンロッド15aを突出させる側に圧油が供給
され、当該ピストンロッド15aがストロークエンドに
位置する。また、スライドベース32はブレーキ20が
ロックされ、可動盤5に対する型開閉方向への移動が阻
止された状態にある。さらに、ディスタンスシリンダ3
3にはピストンロッド33aを型閉方向へ退避させる側
の圧油が供給され、また結合手段12の油圧シリンダ1
1にはハーフナット10と結合歯9との結合を解除する
側の圧油が供給されている。
し、型締ラム43を駆動してシリンダプレート42を型
開方向へ移動させ、型締ラム43の強力型開時のストロ
ークが確保される位置へ型締ラム43を位置決めする。
次に、ステー8の位置に基づいて型開閉手段としてのサ
ーボモータを駆動させ、シリンダプレート42を、ハー
フナット10がステー8の正規結合歯9aよりも1ピッ
チ分だけ型開方向に位置する結合歯9bに結合可能とな
る位置に位置決めし、油圧シリンダ11を駆動してハー
フナット10と結合歯9とを結合させる。この状態で、
型厚設定値と、シリンダプレート位置検出装置44で検
出されたシリンダプレート42の位置データと、に基づ
いてサーボモータを制御し、可動盤5とシリンダプレー
ト42との相対距離(図28に示すD3)を、可動盤5
が型閉完了位置に位置する際にハーフナット10と正規
結合歯9aとが結合可能となるように調整する。そし
て、調整後、ブレーキ20をロックし、サーボモータを
駆動して可動盤5を型閉方向へD1だけ移動させる。こ
れにより、ハーフナット10と結合歯9との対向する歯
面間にD1の間隔が形成されて当該歯面間に作用する面
圧が解放され、油圧シリンダ11を駆動してハーフナッ
ト10と結合歯9との結合を解除する。そして、サーボ
モータを駆動して可動盤5を型閉完了位置に位置決めす
ることで、ステー8の正規結合歯9aが、型厚が変更さ
れたハーフナット10と結合可能な初期状態となり、型
厚調整が完了する。
る。本型締装置41は、強力型開により互いに近接する
ように相対移動した可動盤5とシリンダプレート42と
の相対距離を初期状態に復帰させる油圧シリンダ15
(流体シリンダ)を具備するので、従来の型締装置と比
較して、可動盤5とシリンダプレート42との相対距離
を調整するためのサーボモータが不要となり、製造コス
トを大幅に削減することができる。また、可動盤5とシ
リンダプレート42との相対距離を油圧シリンダ15
(流体シリンダ)のストロークエンドで調整するので、
可動盤5とシリンダプレート42との相対距離を高い精
度で調整することが可能となる。さらに、ディスタンス
シリンダ33のストロークD1と、歯面間隔D1とを等
しくしたので、型締時に型開方向へ歯面間隔D1だけ移
動した油圧シリンダ15(流体シリンダ)等を、ディス
タンスシリンダ33を駆動して型閉方向へD1だけ移動
させることにより、歯面間隔D1によるステー8の移動
を吸収させることができる。
保持する金型の型厚の変化に応じて、結合手段のハーフ
ナットとステーの結合歯の所定位置とを互いに結合可能
なように互いの位置関係を調整する結合調整手段を、高
い精度を維持して安価に構成することが可能な型締装置
を提供することができる。
で、特に、初期状態を示す図である。
された状態を拡大して示した図である。
で、特に、金型が型締手段により型締された状態を示す
図である。
す図である。
させた状態を示す図である。
ダを駆動して初期状態の位置に戻した状態を示す図であ
る。
した際に、ステーの現位置が結合位置に対して型開方向
に位置する状態を示す図である。
させた状態を示す図である。
トンロッドと軸部材とを型開方向へ移動させた状態を示
す図である。
結合し、結合した状態で可動盤を移動させ、ステーを所
定位置に位置決めさせた状態を示す図である。
クエンドまで駆動させた状態を示す図である。
移動させた状態を示す図である。
了位置に位置決めし、ステーの現位置が結合位置に対し
て型閉方向に位置した場合を示す図である。
を結合し、結合した状態で可動盤を移動させ、ステーを
位置決めさせた状態を示す図である。
量ディスタンスさせた状態を示す図である。
移動させた状態を示す図である。
図で、特に、初期状態を示す図である。
を結合させた状態を示す図である。
ステーを所定位置に位置決めさせた状態を示す図であ
る。
ーキをアンロックすると共にディスタンスシリンダを作
動させた状態を示す図である。
を示す図である。
の結合を解除した状態を示す図である。
態を示す図である。
ステーを所定位置に位置決めさせた状態を示す図であ
る。
決めさせた状態を示す図である。
を結合した後、可動盤を移動させ、ステーを所定位置に
位置決めさせた状態を示す図である。
せた状態を示す図である。
図で、特に、初期状態を示す図である。
を結合させた状態を示す図である。
締された状態を示す図である。
シリンダを駆動させた状態を示す図である。
を強力型開した状態を示す図である。
の結合を解除した状態を示す図である。
シリンダプレートと可動盤との相対距離を初期状態時の
距離に復帰させる状態を示す図である。
態を示す図である。
例である。
Claims (8)
- 【請求項1】 固定側金型が装着される固定盤と、該固
定盤に対向させて設けられ、可動側金型が装着される可
動盤と、該可動盤に対向させて設けられ、型開閉方向に
移動可能なステーホルダと、一端が前記ステーホルダに
固定され、他端が前記固定盤に型開閉方向に摺動可能に
支持されるステーと、前記可動盤に設けられたハーフナ
ットと前記ステーに設けられた結合歯とを解除可能に結
合させる結合手段と、該結合手段が前記ハーフナットと
前記結合歯との結合を解除した状態で、前記可動盤を型
開閉方向の任意の位置に位置決め可能な型開閉手段と、
前記結合手段が前記ハーフナットと前記結合歯とを結合
させた状態で、前記ステーを型閉方向に押圧して金型を
型締すると共に前記ステーを型開方向に押圧して金型を
強力型開する型締手段と、前記可動盤が型閉完了位置に
位置決めされた状態で、前記結合手段が前記ハーフナッ
トと前記結合歯とを結合可能なように前記ステーを位置
決めする結合調整手段と、を具備し、前記結合調整手段
が、型開閉方向にストローク可能でストロークエンドで
前記ステーを位置決めする流体シリンダを備えることを
特徴とする型締装置。 - 【請求項2】 前記結合調整手段は、前記ステーホルダ
とマシンベッドとのいずれか一方に設けられ軸線が前記
ステーと平行な第1の軸と、前記第1の軸が型開閉方向
に相対移動可能に挿通されるスライド部材と、前記第1
の軸と前記スライド部材との相対移動を解除可能に阻止
する阻止手段と、前記ステーホルダと前記マシンベッド
との他方に設けられた前記流体シリンダのピストンロッ
ドに連結されると共に前記スライド部材の他側に型開閉
方向に相対移動可能に挿通され、両端に前記スライド部
材に対する相対移動を制限するストッパが設けられた第
2の軸と、を含んでなることを特徴とする請求項1に記
載の型締装置。 - 【請求項3】 前記第2の軸と前記スライド部材とが、
少なくとも、前記結合手段が前記ハーフナットと前記結
合歯とを結合可能な状態での前記ハーフナットと前記結
合歯との歯面間隔に等しい距離、相対移動可能であるこ
とを特徴とする請求項2に記載の型締装置。 - 【請求項4】 前記結合調整手段は、前記ステーホルダ
とマシンベッドとのいずれか一方に設けられ型開閉方向
にストローク可能なディスタンスシリンダと、該ディス
タンスシリンダのピストンロッドと連結される前記流体
シリンダと、該流体シリンダが固定され型開閉方向に移
動可能なシリンダベースと、前記ステーホルダと前記マ
シンベッドとのいずれか他方に設けられ前記シリンダベ
ースの型開閉方向への動作を解除可能に阻止する阻止手
段と、を含んでなることを特徴とする請求項1に記載の
型締装置。 - 【請求項5】 前記結合手段は、前記ステーホルダとマ
シンベッドとのいずれか一方に設けられた前記流体シリ
ンダと、該流体シリンダのピストンロッドと連結され型
開閉方向にストローク可能なディスタンスシリンダと、
該ディスタンスシリンダが固定され型開閉方向に移動可
能なシリンダベースと、前記ステーホルダとマシンベッ
ドとのいずれか他方に設けられ前記シリンダベースの型
開閉方向への動作を解除可能に阻止する阻止手段と、を
含んでなることを特徴とする請求項1に記載の型締装
置。 - 【請求項6】 固定側金型が装着される固定盤と、該固
定盤に対向させて設けられ、可動側金型が装着される可
動盤と、該可動盤に対向させて設けられ、型開閉方向に
移動可能なシリンダプレートと、一側が前記シリンダプ
レートに型開閉方向に摺動可能に支持され、他端が前記
固定盤に固定されるステーと、前記シリンダプレートに
設けられたハーフナットと前記ステーに設けられた複数
の結合歯とを解除可能に結合させる結合手段と、該結合
手段が前記ハーフナットと前記結合歯との結合を解除し
た状態で、前記可動盤を型開閉方向の任意の位置に位置
決め可能な型開閉手段と、前記シリンダプレートに設け
られ、前記結合手段が前記ハーフナットと前記結合歯と
を結合した状態で、前記可動盤を型閉方向に押圧して金
型を型締すると共に前記可動盤を型開方向に引寄せて金
型を強力型開する型締ラムと、前記可動盤が型閉完了位
置に位置決めされた状態で、前記結合手段が前記ハーフ
ナットと前記結合歯とを結合可能なように前記シリンダ
プレートと前記可動盤との相対距離を調整する結合調整
手段と、を具備し、前記結合調整手段が、型開閉方向に
ストローク可能でストロークエンドで前記シリンダプレ
ートと前記可動盤との相対距離を調整する流体シリンダ
を備えることを特徴とする型締装置。 - 【請求項7】 前記結合調整手段は、前記シリンダプレ
ートと前記可動盤とのいずれか一方に設けられ型開閉方
向にストローク可能なディスタンスシリンダと、該ディ
スタンスシリンダのピストンロッドと連結される前記流
体シリンダと、該流体シリンダが固定され型開閉方向に
移動可能なシリンダベースと、前記シリンダプレートと
前記可動盤とのいずれか他方に設けられ前記シリンダベ
ースの型開閉方向への動作を解除可能に阻止する阻止手
段と、を含んでなることを特徴とする請求項6に記載の
型締装置。 - 【請求項8】 前記ディスタンスシリンダは、そのスト
ロークが、前記結合手段が前記ハーフナットと前記結合
歯とを結合可能な状態での前記ハーフナットと前記結合
歯との歯面間隔に等しいことを特徴とする請求項4、
5、7のいずれかに記載の型締装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002044830A JP3924743B2 (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | 型締装置及び該型締装置に用いる型厚調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002044830A JP3924743B2 (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | 型締装置及び該型締装置に用いる型厚調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003236904A true JP2003236904A (ja) | 2003-08-26 |
| JP3924743B2 JP3924743B2 (ja) | 2007-06-06 |
Family
ID=27784045
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002044830A Expired - Fee Related JP3924743B2 (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | 型締装置及び該型締装置に用いる型厚調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3924743B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011110700A (ja) * | 2009-11-23 | 2011-06-09 | Meiki Co Ltd | 型締装置および型締装置の制御方法 |
| JP2015124026A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 日本車輌製造株式会社 | ブーム脱着構造 |
| CN117140887A (zh) * | 2023-09-06 | 2023-12-01 | 江西鸿泰模具有限公司 | 一种用于模具加工的自动合模机 |
-
2002
- 2002-02-21 JP JP2002044830A patent/JP3924743B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011110700A (ja) * | 2009-11-23 | 2011-06-09 | Meiki Co Ltd | 型締装置および型締装置の制御方法 |
| JP2015124026A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 日本車輌製造株式会社 | ブーム脱着構造 |
| CN117140887A (zh) * | 2023-09-06 | 2023-12-01 | 江西鸿泰模具有限公司 | 一种用于模具加工的自动合模机 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3924743B2 (ja) | 2007-06-06 |
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