JP2003237155A - テーププリンタのテープ切断装置およびこれを備えたテーププリンタ - Google Patents
テーププリンタのテープ切断装置およびこれを備えたテーププリンタInfo
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Abstract
ると共に配置スペースの自由度を高めることができるテ
ーププリンタのテープ切断装置およびテーププリンタを
提供することを課題とする。 【解決手段】 装置ケース2に形成したテープ排出口1
8に臨み、印刷後のテープ状部材Tを直交する方向から
切断するスライドカッタ104と、スライドカッタ10
4を切断動作させるカッタ駆動機構81,101,10
3とを備え、カッタ駆動機構81,101,103は、
スライドカッタ104を先方から手前にスライドさせて
テープ状部材Tを引切りで切断させるものである。
Description
部材をスライドカッタで切断するテーププリンタのテー
プ切断装置およびこれを備えたテーププリンタに関する
ものである。
切断装置として、例えば特開平2−147272号公報
に記載のものが知られている。このテープ切断装置は、
斜刃のカッタ刃をカッタホルダで保持したスライドカッ
タと、スライドカッタを切断のためにスライドさせるカ
ッタ駆動機構とを備えており、カッタ駆動機構により、
スライドカッタを前進させ、いわゆる押切りでテープ状
部材を直行する方向から切断するようにしている。
プ切断装置では、テープ状部材を押切りで切断するよう
にしているため、カッタホルダに切断抵抗が加わったと
きに、カッタホルダが圧縮力を受け、左右にブレる問題
があった。また、スライドカッタのスライドを適切に案
内する必要があるため、装置自体をテープ排出口の左右
片側に長く延在させざるを得ず、配置スペースが制約を
受ける問題があった。
ることができると共に配置スペースの自由度を高めるこ
とができるテーププリンタのテープ切断装置およびこれ
を備えたテーププリンタを提供することをその課題とし
ている。
のテープ切断機構は、装置ケースに形成したテープ排出
口に臨み、印刷後のテープ状部材を直交する方向から切
断するスライドカッタと、スライドカッタを切断動作さ
せるカッタ駆動機構とを備え、カッタ駆動機構は、スラ
イドカッタを先方から手前にスライドさせてテープ状部
材を引切りで切断させることを特徴とする。
出口に臨んだ印刷後のテープ状部材に対し、カッタ駆動
機構が駆動すると、スライドカッタは先方から手前にス
ライドしてテープ状部材を引切りで切断する。このよう
に、テープ状部材を引切りで切断するようにしているた
め、切断抵抗はスライドカッタに引張り力として作用す
る。このため、切断抵抗に対するスライドカッタのブレ
を極力抑制することができる。また、スライドカッタ
を、テープ排出口を跨いで配設することができると共に
スライドガイドを比較的長くとることができる。
カッタ刃を保持するカッタホルダとを有し、カッタホル
ダは、テープ状部材を跨いで先端部にカッタ刃を保持す
ると共に、基端側でカッタ駆動機構に連結されているこ
とが、好ましい。
し、カッタホルダを手前側に引くようにスライドさせる
ことにより、カッタ刃がテープ状部材を引切り式で切断
する。スライドカッタが、カッタ刃とカッタホルダとで
構成されているため、薄手のカッタ刃を使用することが
でき、且つカッタ刃の切れが鈍ったときにはこれを適宜
交換することができる。なお、カッタ刃は、スライド方
向に対し傾いた斜刃で構成されていることが、好まし
い。
動作するカッタ刃に先行して、テープ状部材を装置ケー
スに形成した受け部材に押圧するテープ押え部材が取り
付けられていることが、好ましい。また、テープ押え部
材は、カッタホルダに対しスライド方向に進退自在に取
り付けられ、且つカッタホルダとの間に介在したばねに
より、受け部材に向かって付勢されていることが、好ま
しい。
ープ押え部材がカッタ刃の切込み動作に先行してスライ
ド移動し、受け部材との間でテープ状部材を挟み込む。
続いて、カッタ刃が後行して移動しテープ状部材を切断
する。このように、切断に先立ってテープ状部材を押え
るようにしているため、カッタ刃の切断抵抗によりテー
プ状部材が位置ズレすることがなく、テープ状部材を安
定して切断することができる。また、テープ押え部材
を、カッタホルダに対し進退自在とし且つばねで付勢し
ているため、テープ押え部材がテープ状部材を挟み込ん
だ後、カッタホルダが、ばねを押し縮めるようにカッタ
刃を切断動作させることになる。結果、切断動作後にお
いては、ばねが受け部材を受けとしてカッタホルダを戻
すように作用すると共に、テープ押え部材がカッタ刃に
後行してテープ状部材の挟み込みを解く。
刃に対しテープ排出口側に配設されていることが、好ま
しい。
プ排出口側となる外側に、カッタ刃は内側に配設される
ことになる。このため、カッタ刃により切り離された
(切断された)印刷後のテープ状部材は、カッタ刃が後
退する(切断待機位置に戻る)までテープ押え部材によ
り押えられている。したがって、切断時に印刷後のテー
プ状部材がテープ排出口から大きくはじき出されること
がない。
となるカッタ駆動モータと、カッタ駆動モータにより回
転すると共にスライドカッタの基端部との間で回転をス
ライドに変換するカット動作カムと、スライドカッタを
切断待機位置に戻す戻しばねとを有し、カット動作カム
のカム曲線は、略渦巻状の戻し動作部と、戻し動作部の
端部同士を結ぶ直線状のカット動作部とから成ること
が、好ましい。
ット動作カムにおける直線状のカット動作部により切込
み動作(カット動作)し、略渦巻状の戻し動作部により
切断待機位置への戻り動作する。このように、戻し動作
部を略渦巻状として長くとり、切込み動作に比して戻り
動作をゆっくり行うようにしているため、切断に伴う衝
撃を極力押えることができ、騒音を低減することができ
る。
部材を送るテープ送りモータを兼ねており、正逆の回転
の動力伝達経路を切り替えるクラッチを介して、カット
動作カムに動力を伝達することが、好ましい。
逆回転を、クラッチにより切り替えるようにしているた
め、テープ状部材のテープ送りとテープカットとを単一
のモータで行うことができ、部品点数や組付工数等を削
減することができる。
接しスライドカッタの切断待機位置を検出する検出スイ
ッチを、更に備えていることが、好ましい。
スライドカッタの切断待機位置への戻りを直接検出する
ことができる。このため、スライドカッタの動作不良を
確実に検出することができる。
ププリンタのテープ切断装置と、テープ状部材をテープ
カートリッジに収容して装着するカートリッジ装着部
と、テープカートリッジから繰り出したテープ状部材を
送りながらこれに印刷を行う印刷機構とを備えたことを
特徴とする。
装着したテープカートリッジから、テープ状部材を繰り
出してこれに印刷を行うことができると共に、印刷後の
テープ状部材を安定且つ適切に切断することができる。
また、配置の自由度を持つテープ切断装置により、装置
ケース内のスペース効率を高めることができる。
は、装置フレームが配設されており、スライドカッタ
は、装置フレームに支持されていることが、好ましい。
てスライドカッタを安定に支持することができる。ま
た、スライドカッタをカートリッジ装着部とテープ排出
口との間に、適切に配置することができる。
明の一実施形態に係るテープ印刷装置(テーププリン
タ)について説明する。このテープ印刷装置は、印刷テ
ープ(テープ状部材)を収容したテープカートリッジを
着脱自在に装着し、テープカートリッジから印刷テープ
を繰り出しながら、これに所望の文字や図形等の印刷を
行い、その印刷済み部分を所定の長さに切断して、ラベ
ルを作成するものである。
であり、同図に示すように、テープ印刷装置1は、装置
ケース2により外殻を形成した装置本体3と、装置本体
3に着脱自在に装着したテープカートリッジ4とで構成
され、このテープカートリッジ4内に印刷対象物となる
剥離紙付きの印刷テープTを、繰出し可能に収容してい
る。
キー6aから成るキーボード6が配設され、装置本体3
の操作部7を構成している。装置ケース2の後半部上面
には、左部にテープカートリッジ4が着脱自在に装着さ
れるカートリッジ装着部8が、右部にディスプレイ9お
よび収納凹部10がそれぞれ配設され、装置本体3の処
理部11を構成している。カートリッジ装着部8には、
処理部11の左半部を占めるようにこれを開閉する開閉
蓋12が設けられ、収納凹部10には、ディスプレイ9
の後側に位置してこれを開閉する収納蓋(開閉蓋)13
が設けられている。そして、これら開閉蓋12および収
納蓋13は、いずれも後部に設けた左右一対のヒンジ部
14,14,15,15を中心に、上側に向かって回動
して開放される。
および周面を一体に覆うケース本体17と、装置本体3
の下面を覆う裏蓋(図示省略)とから成り、上記の開閉
蓋12および収納蓋13は、閉塞した状態で、それぞれ
ケース本体17の表面と面一になるように配設されてい
る。すなわち、ケース本体17と開閉蓋12および収納
蓋13とは、一体感を奏するようにデザインされてい
る。また、上記のカートリッジ装着部8および収納凹部
10は、ケース本体17と一体に窪入形成(一体成形)
されている。
ッジ装着部8に連なるテープ排出口18が形成されてお
り、このテープ排出口18とカートリッジ装着部8との
間には、外部に送り出した印刷テープTを切断するテー
プ切断機構(テープ切断装置)20が、内蔵されている
(図4参照)。印刷テープTの印刷済み部分は、このテ
ープ切断機構20により切り離され(切断され)、テー
プ排出口18から装置外部に排出される。なお、図中の
符号21は、印刷を指令する印刷実行ボタンである。
うに、ヘッドカバー23に覆われた印刷ヘッド24と、
印刷ヘッド24に対峙するプラテンガイド軸25と、巻
取りリール駆動軸26と、テープカートリッジ4の装着
を案内するガイド突起27と、テープカートリッジ4を
押えるように保持する左右一対の係止爪(一方のみ図
示)28とが立設されている。また、カートリッジ装着
部8の左右には、テープカートリッジ4を取り出すとき
に指を差し入れるための一対の取出し溝29,29が形
成されている。
装着部8の裏面側には、装置フレーム16との間に、後
述するプラテン42および巻取りリール駆動軸26を回
転させるテープ送り機構31、印刷ヘッド24をプラテ
ン42に離接させるヘッドリリース機構32、テープ切
断機構20の動力伝達部分等が内蔵される一方、キーボ
ード6の内部には、制御系の回路基板33が内蔵されて
いる(いずれも図4および図5参照)。
ッジ4は、上下のケースから成るカートリッジケース4
1内に、印刷テープT、インクリボンRおよびプラテン
42を収容して構成されている。印刷テープTはテープ
リール(テープコア)43に巻回され、インクリボンR
はリボン繰出しリール44およびリボン巻取りリール4
5に巻回された状態で、それぞれカートリッジケース4
1に回転自在に収容されている。また、プラテン42
は、ヘッド挿通開口46に隣接するようにして、カート
リッジケース41に回転自在に収容されている。
り出される一方、インクリボンRは、リボン繰出しリー
ル44から繰り出され、ヘッド挿通開口46の部分で印
刷テープTと重なって併走した後、リボン巻取りリール
45に巻き取られる。また、印刷テープTとインクリボ
ンRが併走する部分では、テープ印刷機構34を構成す
るプラテン42と印刷ヘッド24とがこれらを挟み込む
ように臨んで、印刷を行う。なお、テープカートリッジ
4には、テープ幅の異なる複数種のものが用意されてい
る。
4をカートリッジ装着部8に装着すると、プラテン42
はプラテンガイド軸25に、リボン巻取りリール45は
リボン巻取り駆動軸26に係合し、且つ印刷ヘッド24
はヘッド挿通開口46に遊挿される。ここで、開閉蓋1
2を閉塞すると、ヘッドリリース機構32が作動して、
プラテン42と印刷ヘッド24との間に印刷テープTお
よびインクリボンRが挟み込まれ、印刷待機状態とな
る。ここでユーザは、キーボート6により所望の文字等
の印刷情報を入力し、同時にディスプレイ9により入力
結果を確認すると共に編集を行う。
を指令すると、テープ送り機構31が駆動して、テープ
カートリッジ4から印刷テープTを繰り出すと共に、印
刷ヘッド24が駆動して印刷テープTに所望の文字等の
印刷を行う。このとき、印刷テープTの印刷済み部分
は、テープ排出口18から随時外部に送り出されてゆ
く。そして、所望の印刷が完了すると、テープ送り機構
31は印刷テープTの送りを停止し、続いてテープ切断
機構20が駆動して、印刷テープTの印刷済み部分を切
り離す(切断する)。これにより、所望の文字等を印刷
したラベルが作成される。
ける各部の構造について、説明する。図2、図3および
図4に示すように、装置ケース2には、ディスプレイ9
の後側の空きスペースを利用して、作成したラベル等を
収容する収納凹部10が形成されている。収納凹部10
にはこれを開閉する収納蓋13が設けられ、いわゆる小
物入れを構成している。
ための横長のスリット51が形成されており、スリット
51は、作成したラベルの投入の他、例えば名刺等を立
掛けることができるように、十分な幅と名刺の幅より十
分に長い長さを有している。また、スリット51の上部
は、ラベルの投入等をガイドするガイド斜面51aが窪
入形成されている。なお、スリット51の一部、或いは
スリット51から外れた位置に、鉛筆立てとなる円形開
口を形成してもよい。また、スリット51の縁部表面に
平行な2条の突条を形成して、カード等を立て掛ける部
位(カードを見ながら入力)としてもよい。
のであり、その右側部には、収納蓋13を開放するとき
の指掛け部分となる指掛け突起52が形成され、また正
面には、閉塞状態を規制する掛止め突起53が、2本の
切込み線により一体に形成されている。そして、収納蓋
13を閉塞すると、収納蓋13の下端が収納凹部10の
周囲に形成した平坦な縁部10aに密着すると共に、掛
止め突起53が装置ケース2に形成した掛止め孔54に
係止され、収納蓋13の閉塞状態が規制される。
ており、長いラベルを環状に丸めて収容できるようにな
っている。その際、キャップ状の収納蓋13と相俟っ
て、テープ幅18mmのラベル(印刷テープT)まで収
容可能となるように、十分な深さを有している。また、
収納凹部10の左部には、投入したラベル等が浮いた状
態で収容されるように、上向きの凸部55が形成されて
いる。これにより、投入したラベルが収納凹部10の底
にへばりついてしまうことがなく、簡単に取り出し得る
ようになっている。
ヘッドリリース機構32、およびヘッドリリース機構3
2と開閉蓋12とを連動させる蓋連動機構35につい
て、説明する。ヘッドリリース機構32は、開閉蓋12
の開放時にプラテン42から印刷ヘッド24を離間させ
ると共に、閉塞時にプラテン42に印刷ヘッド24を押
し付けるものであり、カートリッジ装着部8の下面と装
置フレーム16との間に組み込まれたヘッド操作アーム
61と、ヘッド操作アーム61の尾端側に連結(掛止
め)したヘッド押圧ばね(押えばね)62と、後述する
ヘッド支持軸63に組み込んだヘッドリリースばね(図
示省略)とを有している。
は、上記のプラテンガイド軸25および巻取りリール駆
動軸26が立設されると共に、印刷ヘッド24を回動自
在に支持するヘッド支持軸63が立設されている。印刷
ヘッド24はヘッドホルダ64に保持され、ヘッドホル
ダ64を介して、ヘッド支持軸63に回動自在に取り付
けられている。これに対し、ヘッド操作アーム61の先
端部は、ヘッドホルダに連結され且つヘッド支持軸63
に回動自在に支持されている。したがって、ヘッド操作
アーム61を一方向に回動させると、ヘッドホルダを介
して印刷ヘッド24がプラテン42に接触するように回
動し、逆方向に回動させると、ヘッドホルダを介して印
刷ヘッド24がプラテン42から離間するように回動す
る。
63は、ヘッド操作アーム61を相互に逆方向に付勢し
ており、ヘッド押圧ばね62は、他端を後述する蓋連動
機構35の係合レバー67に掛止めしたコイルばねで構
成され、ヘッドリリースは、ヘッド支持軸63に巻回し
たねじりコイルばねで構成されている。この場合、ヘッ
ド押圧ばね62およびヘッドリリースばね63は、相互
のばね力が拮抗するように調整されている。
バー67が一方向に回動し、ヘッドリリースばねに抗し
てヘッド押圧ばね62が引かれると、ヘッド操作アーム
61を介して印刷ヘッド24がプラテン42に押し付け
られ、また係合レバー67が逆方向に回動し、ヘッド押
圧ばね62が収縮すると、ヘッドリリースばねにより、
ヘッド操作アーム61を介して印刷ヘッド24がプラテ
ン42から離れるようになっている。
ように、開閉蓋12の下面右部に突出形成したリブ状突
起66と、リブ状突起66が係合する係合レバー67と
を有している。カートリッジ装着部8の右脇に位置して
装置ケース2には、開閉蓋12の閉塞時にリブ状突起6
6が挿入される挿入開口68が形成されており、この挿
入開口68の奥に、装置ケース2に回動自在に支持され
た係合レバー67が配設されている。
出して直角三角形の板状を為しており、この円弧状部分
の前端部位66aとこの前端部位66aの下側に連なる
円弧部位66bで係合レバー67に接触するようになっ
ている。すなわち、リブ状突起66の前端は、開閉蓋1
2から斜め下方に延びる傾斜部位66cと、傾斜部位6
6cの下端から下方に延びる前端部位66aと、前端部
位66aの下端から幾分前方に突出(ヒンジ部14から
見てd寸法突出)しながら下方に円弧状に延びる円弧部
位66bとで構成されている(図7(b)参照)。
僅かに突出させて、略正三角形に形成され、その頂部で
装置ケース2に回動自在に取り付けられている。僅かに
突出した係合レバー67の一方の下隅部にはばね掛け孔
69が形成され、このばね掛け孔69に上記ヘッド押圧
ばね62が掛止めされている。また、係合レバー67の
他方の下隅部は、アール形状に面取りされており、この
アール部位67aでリブ状突起66に接触する。
を表しており、リブ状突起66の前端部位66aと円弧
部位66bとの境界部分が、係合レバー67のアール部
位67aと接触しており、この接触部70が、係合レバ
ー67のばね掛け孔69と、開閉蓋12のヒンジ部(の
中心)14とを結ぶ仮想線Aを越えて位置している。す
なわち、係合レバー67は、ヘッド押圧ばね62により
リブ状突起66に向かって回動付勢されており、開閉蓋
12の完全閉塞状態では、係合レバー67とリブ状突起
66とが、いわゆる死点越えした状態で接触(係合)し
ている。またこの状態で、ヘッド押圧ばね62は、係合
レバー67により引かれている(印刷ヘッド24がプラ
テン47に接触する)。
2のばね力は、係合レバー67を介してリブ状突起66
を下方に押し下げるように作用している。したがって、
開閉蓋12は、閉塞方向に付勢された状態で装置ケース
2に着座し、その閉塞状態を維持している。この状態か
ら、開閉蓋12を開放してゆくと、図8に示すように、
係合レバー67のアール部位67aに対するリブ状突起
66の接触部70は、完全に円弧部位66bに移行し、
同図(b)に示すd寸法分、ヘッド押圧ばね62に抗し
て係合レバー67を前方に押しやってから、その接触部
70が死点を通過する。
状突起66の円弧部位66bの接触部70が、死点を通
過すると、図9に示すように、係合レバー67側はアー
ル部位67aの上側に連なる斜辺67bがリブ状突起6
6に接触し、且つヘッド押圧ばね62のばね力が上方に
作用して、リブ状突起66を介して開閉蓋12を上方に
跳ね上げることになる。またこの状態で、ヘッド押圧ば
ね62は係合レバー67を回動させながら収縮する(印
刷ヘッド24がプラテン42から離間する)。
リブ状突起66と係合レバー67との接触部70を、そ
の閉蓋時に死点越えさせることで、ロック機構を用いる
ことなく開閉蓋12の閉塞規制状態を維持することがで
きる。また、開閉蓋12を僅かに開放したところで、こ
れを跳ね上げるようにして開放することができる。した
がって、簡易な構造で、開閉蓋12の閉塞維持と跳上げ
とを両立させることができる。また、開閉蓋12の開閉
に連動してヘッド押圧ばね62が伸縮し、開閉蓋12の
開放時にプラテン42から印刷ヘッド24が離間すると
共に、閉塞時にプラテン42に印刷ヘッド24が押し付
けられる。
開放の初期動作をユーザが行うため、開閉蓋12の前端
部には指掛け部72が形成され、この指掛け部72に対
応して装置ケース2には、指を差し込むための差込み溝
(凹溝)73が形成されている。指掛け部72は、開閉
蓋12の前端部を半円形にえぐって形成され、その上部
に指掛け突起72aが形成されている。また、差込み溝
73は、指先が挿入される程度の半円形の溝となってい
る。
て、実施形態のテープ印刷装置1におけるテープ送り機
構31およびテープ切断機構20について、説明する。
テープ送り機構31およびテープ切断機構20は、動力
源である駆動モータ81を共有しており、駆動モータ8
1の正転でテープ送り機構31が動作し、逆転でテープ
切断機構20が動作する。すなわち、テープ送り機構3
1およびテープ切断機構20は、単一のモータで駆動す
る。
記のカートリッジ装着部8と収納凹部10との間の空き
スペースにモータホルダ82に装着するようにして、内
蔵されている。駆動モータ81の主軸81aにはウォー
ム83aが固定され、ウォーム83aはカートリッジ装
着部8の裏面に回転自在に組み込んだウォームホイール
83bに噛み合っている。また、ウォームホイール83
bには、同軸上において小歯車84が固定され且つクラ
ッチアーム85が回動自在に装着されている。そして、
クラッチアーム85の先端部に小歯車84に噛み合うク
ラッチ歯車86が回転自在に取り付けられている。
4およびクラッチ歯車86により、回転動力を切り替え
るクラッチ機構88が構成されており、駆動モータ81
の正逆の回転動力は、ウォーム・ウォームホイール83
からこのクラッチ機構88を介して、テープ送り動作
(印刷動作も含む)またはテープ切断動作に切り替えら
れる。なお、図中の符号91は、駆動モータ81の主軸
の先端に固定したパルス円板であり、符号92はパルス
円板91と共にエンコーダ90を構成するフォトインタ
ラプタである。印刷ヘッド24は、このエンコーダ90
から駆動のためのパルスを入力する。
駆動モータ81と、ウォーム・ウォームホイール83お
よびクラッチ機構88を含む送りギヤ列(減速ギヤ列)
94を有しており、カートリッジ装着部8の裏面に回転
自在に組み込んだこの送りギヤ列94の2つの出力ギヤ
95,96が、上記のリボン巻取り駆動軸26およびプ
ラテン42を回転させる。すなわち、駆動モータ81が
正転すると、クラッチ機構88が送りギヤ列94に連結
され、駆動モータ81の動力がリボン巻取り駆動軸26
およびプラテン42に伝達され、これらを回転させる。
動モータ81と、ウォーム・ウォームホイール83およ
びクラッチ機構88を含む駆動ギヤ列(減速ギヤ列)1
01と、駆動ギヤ列101の最終ギヤ102に固定した
カット動作カム103と、カット動作カム103により
切断動作するスライドカッタ104とを有している。ま
た、テープ切断機構20は、スライドカッタ104を切
断待機位置に戻す戻しばね105と、スライドカッタ1
04が切断待機位置に戻ったことを検出する検出スイッ
チ106とを有している。すなわち、駆動モータ81、
駆動ギヤ列101、カット動作カム103および戻しば
ね105により、スライドカッタ104を切断動作させ
るカッタ駆動機構が構成されている。
8および装置フレーム16間に回転自在に組み込まれ、
スライドカッタ104は、テープ排出口18を形成した
装置ケース2の左側部2aとカートリッジ装着部8との
間隙に臨むようにして、装置フレーム16のカッタフレ
ーム部16にスライド自在に装着されている(図11参
照)。駆動モータ81が逆転すると、クラッチ機構88
が駆動ギヤ列101に連結され、駆動モータ81の動力
がカット動作カム103を介してスライドカッタ104
に伝達され、これを切断動作(スライド)させる。ま
た、カット動作カム103を確動的に機能させる戻しば
ね105により、印刷テープTを切断した後のスライド
カッタ104は、切断待機位置に戻され且つ検出スイッ
チ106により検出される。そして、検出スイッチ10
6のONにより、駆動モータ81が停止する。
ヤ列101は、クラッチ歯車86に噛み合う第1中間ギ
ヤ111と、第1中間ギヤ111に噛み合う第2中間ギ
ヤ112と、第2中間ギヤ112に噛み合う最終ギヤ1
02とを有し、同軸上においてこの最終ギヤ102にカ
ット動作カム103が固定されている。第1中間ギヤ1
11および第2中間ギヤ112はそれぞれ大小のギヤで
構成され、減速された駆動モータ81の回転が、最終ギ
ヤ102を介してカット動作カム103を回転させる。
あり、そのカム曲線(プロフィール)は、略渦巻状の戻
し動作部115と、戻し動作部115の端部同士を結ぶ
直線状のカット動作部116とを連ねて構成されてい
る。戻し動作部115は略1周に亘って渦巻状に延在
し、カット動作部116は略径方向に延在している。
カット動作カム103のカット動作部116の基部が、
スライドカッタ104の係止突片(後述する)128に
接触している。この状態からカット動作カム103が回
転を開始すると、スライドカッタ104は戻しばね10
5に抗して先方から手前に引かれ、そのカッタ刃(後述
する)121が、引切りで印刷テープTを切断する(図
13参照)。更にカット動作カム103の回転が進む
と、係止突片128の接触部分がカット動作部116か
ら螺旋状の戻し動作部115に移行し、スライドカッタ
104は戻しばね105のばね力により、切断待機位置
に向かってゆっくり戻ってゆく(図14参照)。
ドカッタ104は、印刷テープTを切断するカッタ刃1
21と、カッタ刃121を保持するカッタホルダ122
と、切断時に印刷テープTを押えるテープ押え部材12
3と、テープ押え部材123を付勢するコイルばね12
4とで構成されており、カッタホルダ122を介して装
置ケース2にスライド自在に取り付けられている。ま
た、テープ押え部材123は、コイルばね124に付勢
された状態で、カッタホルダ122にスライド自在に取
り付けられている。
121を保持する「L」字状のホルダ本体126と、ホ
ルダ本体126の下端に連なりこれを保持するホルダベ
ース127と、ホルダ本体126の基部中段に突出した
係止突片128とで一体に形成されている。この場合、
ホルダ本体126の先端部において、カッタ刃121は
その内側(カートリッジ装着部8側)に装着され、上記
のテープ押え部材123およびコイルばね124はその
外側(テープ排出口18側)に装着されている。また、
ホルダ本体126の先端には、上記の検出スイッチ10
6に突き当てられるスイッチ突当て部130と、戻しば
ね105を掛止めするばね掛止部131が延設されてい
る。
タ刃121を保持する上下一対の保持突起133,13
3が相互に内向きに形成され、カッタ刃121は、カム
側からこの一対の保持突起133,133に差し込まれ
るようにして、装着されている。カッタ刃121は、6
5°の傾き持つ平行四辺形薄板状の斜刃で構成され、そ
の上向きの刃先をカム側に向けて装着されている。
は、その中段位置に、スイッチ突当て部130の裏面か
ら突出するようにして、上記のコイルばね124を保持
する水平ピン134が延設されている。また、この水平
ピン134を挟んでその上下に、テープ押え部材123
のスライドを位置規制する一対のスライド規制溝13
5,135が、さらにその外側に、上記のカッタフレー
ム部16aに摺接する上下一対の摺動突起136,13
6が形成されている。
は、部材本体141と、部材本体141のカム側に形成
したテープ押え面142と、部材本体141の中段位置
に突出するように設けたばね収容部143と、部材本体
141の上下両端部に設けた一対のスライド係合部14
4,144と、部材本体141からスイッチ突当て部1
30側に水平に延びる上下一対のフック部145,14
5とで、一体に形成されている。
フック部145,145がホルダ本体126の一対のス
ライド規制溝135,135に、一対のスライド係合部
144,144がカッタフレーム部16aに形成した上
下のガイド溝(図11参照)150,150に、それぞ
れスライド自在に係合している。また、この状態で、水
平ピン134に保持されたコイルばね124の半部が、
突っ張るようにしてばね収容部143に挿入されてい
る。
3には、印刷テープTを挟んで装置ケース2のテープ受
け部147が対峙しており、カット動作カム103によ
りカッタホルダ122が引かれる(前進)と、カッタ刃
121に先行して先ずテープ押え部材(テープ押え面1
42)123が、印刷テープTをテープ受け部147に
押し付ける。更にカッタホルダ122が前進すると、コ
イルばね124に抗しつつテープ押え部材123は、カ
ッタホルダ122に対し相対的にスライドして印刷テー
プTを押えた状態を維持する。また同時に、カッタ刃1
21が前進して印刷テープTに切り込んでゆく。
ッタホルダ122が後退してゆくと、同時にカッタ刃1
21が後退してゆく。カッタホルダ122が後退の最終
段階に達すると、テープ押え部材123の一対のフック
部145,145がカッタホルダ122に引っ掛かり、
テープ押え部材123はカッタホルダ122と共に後退
して、切断した印刷テープTから離れてゆく。そして、
カッタホルダ122が切断待機位置(ホーム位置)に達
すると、そのスイッチ突当て部130が検出スイッチ1
06に当接し、検出スイッチ106をONする。
20では、いわゆる引切りにより印刷テープTを切断す
る。このため、印刷テープTの切断抵抗は、カッタホル
ダ122に引っ張り力として作用し、カッタ刃121の
ブレを抑制することになる。また、構造上、カッタホル
ダ122はスライド方向に長いものとなるため、そのス
ライドのガイドが精度良く行われ、安定したテープ切断
が可能になる。しかも、カット動作カム103により、
スライドカッタ104を切断待機位置にゆっくり戻す構
造にしているため、カッタ騒音を極力少なくすることが
できる。
置によれば、テープ状部材を引切りで切断するようにし
ているため、切断抵抗に対するスライドカッタのブレを
極力抑制することができると共に、スライドガイドを比
較的長くとることができ、安定した切断が可能になる。
また、テープ排出口を跨いで配設することができ、装置
の配置スペースの自由度を高めることができる。
状部材を安定且つ適切に切断することができると共に、
配置の自由度を持つテープ切断装置により、装置の小型
化を図ることができる。
閉蓋を開放した状態の全体斜視図である。
した状態の全体斜視図である。
した状態の平面視全体斜視図である。
見た斜視図である。
刷装置の裏面側から見た斜視図である。
(a))、および部分拡大側面図(同図(b))であ
る。
す側面図(同図(a))、および部分拡大側面図(同図
(b))である。
側面図である。
る。
した斜視図である。
構成を示す平面図(同図(a))、および側面図(同図
(b))である。
示す平面図(同図(a))、および側面図(同図
(b))である。
示す平面図(同図(a))、および側面図(同図
(b))である。
(a))、および内側から見た斜視図(同図(b))で
ある。
リッジ 7 操作部 8 カートリッジ
装着部 9 ディスプレイ 10 収納凹部 11 処理部 12 開閉蓋 13 収納蓋 14 ヒンジ部 16 装置フレーム 16a カッタフレ
ーム部 18 テープ排出口 20 テープ切断
機構 24 印刷ヘッド 31 テープ送り
機構 32 ヘッドリリース機構 34 テープ印刷
機構 35 蓋連動機構 42 プラテン 55 凸部 62 ヘッド押圧
ばね 66 リブ状突起 66b 円弧部位 67 係合レバー 67a アール部位 69 ばね掛け孔 70 接触部 72 指掛け部 73 差込み溝 81 駆動モータ 88 クラッチ機
構 94 送りギヤ列 101 駆動ギヤ列 103 カット動作カム 104 スライド
カッタ 105 戻しばね 106 検出スイ
ッチ 115 戻し動作部 116 カット動
作部 121 カッタ刃 122 カッタホ
ルダ 123 テープ押え部材 124 コイルば
ね 147 テープ受け部 A 仮想線 T 印刷テープ
Claims (10)
- 【請求項1】 装置ケースに形成したテープ排出口に臨
み、印刷後のテープ状部材を直交する方向から切断する
スライドカッタと、 前記スライドカッタを切断動作させるカッタ駆動機構と
を備え、 前記カッタ駆動機構は、前記スライドカッタを先方から
手前にスライドさせて前記テープ状部材を引切りで切断
させることを特徴とするテーププリンタのテープ切断装
置。 - 【請求項2】 前記スライドカッタは、カッタ刃と当該
カッタ刃を保持するカッタホルダとを有し、 前記カッタホルダは、前記テープ状部材を跨いで先端部
に前記カッタ刃を保持すると共に、基端側で前記カッタ
駆動機構に連結されていることを特徴とする請求項1に
記載のテーププリンタのテープ切断装置。 - 【請求項3】 前記カッタホルダには、切込み動作する
前記カッタ刃に先行して、前記テープ状部材を前記装置
ケースに形成した受け部材に押圧するテープ押え部材が
取り付けられていることを特徴とする請求項1または2
に記載のテーププリンタのテープ切断装置。 - 【請求項4】 前記テープ押え部材は、前記カッタホル
ダに対しスライド方向に進退自在に取り付けられ、 且つ前記カッタホルダとの間に介在したばねにより、前
記受け部材に向かって付勢されていることを特徴とする
請求項3に記載のテーププリンタのテープ切断装置。 - 【請求項5】 前記テープ押え部材は、前記カッタ刃に
対し前記テープ排出口側に配設されていることを特徴と
する請求項3または4に記載のテーププリンタのテープ
切断装置。 - 【請求項6】 前記カッタ駆動機構は、動力源となるカ
ッタ駆動モータと、前記カッタ駆動モータにより回転す
ると共に前記スライドカッタの基端部との間で回転をス
ライドに変換するカット動作カムと、前記スライドカッ
タを切断待機位置に戻す戻しばねとを有し、 前記カット動作カムのカム曲線は、略渦巻状の戻し動作
部と、前記戻し動作部の端部同士を結ぶ直線状のカット
動作部とから成ることを特徴とする請求項1ないし5の
いずれかに記載のテーププリンタのテープ切断装置。 - 【請求項7】 前記カッタ駆動モータは、前記テープ状
部材を送るテープ送りモータを兼ねており、正逆の回転
の動力伝達経路を切り替えるクラッチを介して、前記カ
ット動作カムに動力を伝達することを特徴とする請求項
6に記載のテーププリンタのテープ切断装置。 - 【請求項8】 前記スライドカッタの先端に当接し当該
スライドカッタの切断待機位置を検出する検出スイッチ
を、更に備えたことを特徴とする請求項1ないし7のい
ずれかに記載のテーププリンタのテープ切断装置。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載のテ
ーププリンタのテープ切断装置と、 前記テープ状部材をテープカートリッジに収容して装着
するカートリッジ装着部と、 前記テープカートリッジから繰り出した前記テープ状部
材を送りながらこれに印刷を行う印刷機構とを備えたこ
とを特徴とするテーププリンタ。 - 【請求項10】 前記カートリッジ装着部の裏面側に
は、装置フレームが配設されており、 前記スライドカッタは、前記装置フレームに支持されて
いることを特徴とする請求項9に記載のテーププリン
タ。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002042856A JP3943412B2 (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | テーププリンタのテープ切断装置およびこれを備えたテーププリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2002042856A JP3943412B2 (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | テーププリンタのテープ切断装置およびこれを備えたテーププリンタ |
Publications (3)
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ID=27782829
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002042856A Expired - Lifetime JP3943412B2 (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | テーププリンタのテープ切断装置およびこれを備えたテーププリンタ |
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-
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