JP2003237189A - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents

印刷装置及びその制御方法

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JP2003237189A JP2002043330A JP2002043330A JP2003237189A JP 2003237189 A JP2003237189 A JP 2003237189A JP 2002043330 A JP2002043330 A JP 2002043330A JP 2002043330 A JP2002043330 A JP 2002043330A JP 2003237189 A JP2003237189 A JP 2003237189A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モノクロページの印刷プロセスを、単に印刷
対象となっているページがモノクロかフルカラーかによ
って判断するのではなく、直前のページ及び後続のペー
ジの有無と、その属性に基づいて決定することにより、
より印刷プロセスの決定を最適化する。 【解決手段】 フルカラーの印刷プロセスとモノクロの
印刷プロセスを有する印刷装置及びその方法であって、
印刷対象ページがカラーであるかモノクロであるかを判
別し(S501)、モノクロと判断された印刷対象ペー
ジに対して印刷が連続している直前ページの存在(S5
03)、及び当該直前ページの属性を判定し(S50
4)、その印刷対象ページに対して印刷が連続している
後続ページの存在、及び当該後続ページの属性を判定す
る(S509,S510,S513)。その判定結果に
応じたページ数を設定し(S506,S507)、S5
09,当該ページ数に対応する後続ページの存在及び属
性に基づいて、その印刷対象ページに対する印刷プロセ
スを決定する(511,S512,S514)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モノクロの画像と
フルカラーの画像を印刷することができる印刷装置及び
その制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフルカラーのページプリンタは、
モノクロの印刷プロセスとフルカラーの印刷プロセスの
両方を有し、モノクロのページはモノクロの印刷プロセ
スで印刷し、フルカラーのページはフルカラーの印刷プ
ロセスで印刷するのが一般的であった。これはモノクロ
印刷用の印刷プロセスを設けてモノクロのページはモノ
クロの印刷プロセスで印刷することで、モノクロのペー
ジのより高速な出力と省電力、及びフルカラー用の印刷
機構部の消耗の低減を目的としたものである。
【0003】モノクロのページを印刷する際、フルカラ
ー用の印刷機構部の消耗と消費電力を抑えてフルカラー
プリンタにおけるモノクロのページの印刷コストを、モ
ノクロプリンタでの印刷コストに近づけることができれ
ば、ユーザはモノクロプリンタとフルカラープリンタの
両方を設置する必要も、印刷する文書によってその都度
プリンタを選択する必要もなくなる。
【0004】従って、モノクロの印刷プロセスとフルカ
ラーの印刷プロセスを有し、必要に応じて印刷プロセス
を切り替える従来の技術はフルカラーのページプリンタ
を普及させるためには必要不可欠である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】先に説明したように従
来のフルカラーのページプリンタにおいては、モノクロ
ページとフルカラーページの印刷プロセスを切り換える
ことで、モノクロページの印刷時における高速出力、省
電力、フルカラー用の印刷機構部の保護を実現してい
る。しかしながら、一般的には、印刷プロセスの切り替
え動作は、それ自体に一定の処理時間を要し、そのため
の電力消費も生じてしまう。また、印刷プロセスの切り
替え動作が印刷機構に負荷を与えるため、印刷プロセス
の切り替えが頻繁に発生すると却って印刷機構の寿命を
短くしてしまう虞がある。
【0006】例えばカラーのページとモノクロのページ
がほぼ交互に現れるような文書を印刷する場合や、複数
のユーザが各々1〜2ページの文書を頻繁に印刷するよ
うな使用環境では、モノクロのページとフルカラーのペ
ージがランダムに印刷されるため、印刷プロセスの切り
替え動作が頻繁に発生する可能性が高い。そのような場
合には、例えモノクロの印刷プロセスがフルカラーの印
刷プロセスより高速で、且つ消費電力が小さくても、印
刷プロセスの切り替え動作の処理時間と電力消費及び印
刷プロセスの切り替え動作により、モノクロ印刷時の処
理時間及び電力消費が上回ってしまい、結果的に印刷速
度、消費電力、印刷機構に与える負荷の全ての面で、全
ページをフルカラーの印刷プロセスで印刷したほうが良
いという結果になりかねない。
【0007】この問題点を解決するためには、対象ペー
ジの直前のページがフルカラーの印刷プロセスで印刷さ
れる場合、ある条件下では対象ページであるモノクロペ
ージをフルカラーの印刷プロセスで印刷するという手法
が一般的であり、この様な技術は例えば特開平11−3
4438号公報、特開2000−29266号公報等に
開示されている。
【0008】しかしながら、これら公報に記載されたも
のは、対象ページの直前のページがフルカラーページで
ある場合の動作を規定するものであり、直前のページが
存在しない場合、即ち、印刷処理が行なわれていない状
態においてモノクロページから始まる印刷データを処理
する場合、条件によっては最適な印刷プロセスにはなら
ないという問題点があった。
【0009】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、モノクロページの印刷プロセスをより効率良く決定
して、印刷処理の遅れや機器の消耗を防止した印刷装置
及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0010】また本発明の目的は、モノクロページの印
刷プロセスを、単に印刷対象となっているページがモノ
クロかフルカラーかによって判断するのではなく、直前
のページ及び後続のページの有無と、その属性に基づい
て決定することにより、より印刷プロセスの決定を最適
化できる印刷装置及びその制御方法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の印刷装置は以下のような構成を備える。即
ち、フルカラーの印刷プロセスとモノクロの印刷プロセ
スを有する印刷装置であって、印刷対象ページがカラー
であるかモノクロであるかを判別するカラー/モノクロ
判別手段と、前記カラー/モノクロ判別手段によりモノ
クロと判断された印刷対象ページに対して印刷が連続し
ている直前ページの存在、及び当該直前ページの属性を
判定する第1判定手段と、前記カラー/モノクロ判別手
段によりモノクロと判断された印刷対象ページに対して
印刷が連続している後続ページの存在、及び当該後続ペ
ージの属性を判定する第2判定手段と、前記第1判定手
段の判定結果に応じたページ数を設定し、前記第2判定
手段において判定される、当該ページ数に対応する後続
ページの存在及び属性に基づいて前記印刷対象ページに
対する印刷プロセスを決定する印刷プロセス決定手段
と、を有することを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するために本発明の印刷装
置の制御方法は以下のような工程を備える。即ち、フル
カラーの印刷プロセスとモノクロの印刷プロセスを有す
る印刷装置の制御方法であって、印刷対象ページがカラ
ーであるかモノクロであるかを判別するカラー/モノク
ロ判別工程と、前記カラー/モノクロ判別工程でモノク
ロと判断された印刷対象ページに対して印刷が連続して
いる直前ページの存在、及び当該直前ページの属性を判
定する第1判定工程と、前記カラー/モノクロ判別工程
でモノクロと判断された印刷対象ページに対して印刷が
連続している後続ページの存在、及び当該後続ページの
属性を判定する第2判定工程と、前記第1判定工程の判
定結果に応じたページ数を設定し、前記第2判定工程に
おいて判定される、当該ページ数に対応する後続ページ
の存在及び属性に基づいて前記印刷対象ページに対する
印刷プロセスを決定する印刷プロセス決定工程と、を有
することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0014】[実施の形態1]以下、本実施の形態をレ
ーザビームプリンタ(以下、LBPと略す)に適用し、
図面を用いて更に詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態に係るLBP
の内部構造を示す断面図である。
【0016】図において、100はLBP本体を示し、
このLBP100はLAN214(図2)に接続されて
いる端末コンピュータ201(図2)から供給される文
字印刷命令、各種図形描画命令、イメージ描画命令及び
色指定命令等に従って、それぞれ対応する文字パターン
や図形、イメージ等を作成し、記録媒体である記録用紙
上に像を形成する。151は操作パネルで、ユーザによ
る操作のためのスイッチ及びこのLBP100の状態を
表示するLED表示器やLCD表示器等が配されてい
る、101はプリンタ制御ユニットで、LBP100全
体の動作制御及び端末コンピュータ201から供給され
る文字印刷命令等を解析する。
【0017】尚、本実施の形態に係るLBP100は、
RGBの色情報をM(マゼンタ)、C(シアン)、Y
(イエロー)、K(クロ)に変換し、それら各色情報に
対応する画像を並行して形成して現像するため、M,
C,Y,Kのそれぞれの画像を形成するための各像形成
・現像機構を有している。またプリンタ制御ユニット1
01は、M,C,Y,Kそれぞれの印刷イメージを生成
し、その印刷イメージに対応するビデオ信号を生成して
M,C,Y,Kそれぞれのレーザドライバ110,12
0,130,140に出力する。
【0018】M(マゼンタ)のレーザドライバ110
は、半導体レーザ111を駆動するためのドライバ回路
であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1
11から発射されるレーザ光112をオン・オフ切替す
る。レーザ光112は回転多面鏡113で左右方向に振
られて静電ドラム114上を走査する。これにより、静
電ドラム114上に文字や図形のパターンの静電潜像が
形成される。この静電潜像は、静電ドラム114の周囲
に配設された現像ユニット(トナーカートリッジ)11
5によってドラム114上に現像された後、そのトナー
像がドラムから記録用紙に転写される。
【0019】C(シアン)、Y(イエロー)、K(ク
ロ)に関してもM(マゼンタ)と同様の像形成・現像機
構を持ち、C(シアン)用の像形成・現像機構はレーザ
ドライバ120,半導体レーザ121,レーザ光12
2,回転多面鏡123,静電ドラム124,現像ユニッ
ト125を有し、Y(イエロー)用の像形成・現像機構
は、レーザドライバ130、半導体レーザ131、レー
ザ光132、回転多面鏡133、静電ドラム134、現
像ユニット135を有し、K(クロ)用の像形成・現像
機構は、レーザドライバ140、半導体レーザ141、
レーザ光142、回転多面鏡143、静電ドラム14
4、現像ユニット145を有している。これら個々の像
形成機能は、M(マゼンタ)の像形成・現像機構と同じ
であるので、これらの説明を省略する。
【0020】このLBP100は、モノクロの印刷プロ
セスとフルカラーの印刷プロセスの2つのモードを持
つ。ここでK(クロ)の静電ドラム144は固定されて
いるが、M(マゼンタ)C(シアン)Y(イエロー)の
静電ドラム114、124、134は図1における上下
方向に可動であり、モノクロの印刷プロセスの場合に
は、用紙搬送ベルト107と静電ドラム114、12
4、134との間での磨耗を避けるために、これら静電
ドラム114、124、134は用紙搬送ベルト107
から少し離れた位置に待避される。この待避動作及び復
帰動作には各々約5秒を要し、カラーからモノクロ印刷
プロセスへの切り換え時、或はモノクロからカラー印刷
プロセスへの切り換え時、その分、後続の用紙の印刷が
遅れることになる。
【0021】記録用紙にはカットシートを用い、このカ
ットシートはLBP100に装着された給紙カセット1
02に複数枚収納され、このカセット102内でバネ1
03により一定の高さに保たれている。そして、給紙ロ
ーラ104及び搬送ローラ105,106の回転により
給紙カセット102から装置内に取り込まれ、用紙搬送
ベルト107に載せられてM、C,Y,Kの各像形成・
現像機構を通過し、それぞれ各色に対応する像が転写さ
れることになる。102−2は第2の給紙カセット、1
03−2はそれに付随するバネ、104−2は給紙ロー
ラ、105−2は搬送ローラであり、第2の給紙カセッ
ト102−2の構成は給紙カセット102と全く同じで
ある。
【0022】こうして記録用紙に転写されたM,C,
Y,Kの各トナー(粉末インク)は、定着器108で熱
と圧力により記録用紙に固定される。こうして像が転写
記録されて定着された記録用紙は、搬送ローラ109と
150によってLBP100の装置本体の上部に排出さ
れる。
【0023】図2は、本実施の形態に係るLBPの制御
ユニット101の概略構成を示すブロック図である。
【0024】このLBPの制御ユニット101は、端末
コンピュータ201よりLAN214を介して送られて
きた文字、図形、イメージの各描画命令及び色情報等か
らなるデータを入力し、ページ単位で文書情報等を印刷
している。202は端末コンピュータ201と各種情報
をやりとりする入出力インタフェース部、203は入力
バッファで、入出力インタフェース部202を介して入
力された各種情報を一時記憶する。204は文字パター
ン発生器で、文字の幅や高さ等の属性や実際の文字パタ
ーンのアドレスが格納されているフォント情報部21
8、文字パターン自身が格納されている文字パターン部
219、及びその読み出し制御プログラムを備えてい
る。この読み出し制御プログラムはROM215に含ま
れ、文字コードを入力すると、その文字コードに対応す
る文字パターンのアドレスを算出するコードコンバート
機能をも有している。
【0025】205はRAMで、文字パターン発生器2
04より出力された文字パターンを記憶するフォントキ
ャッシュ領域207、端末コンピュータ201より送ら
れてきた外字フォント及び現在の印刷環境等を記憶する
記憶領域206を含んでいる。このように、一旦文字パ
ターンに展開したパターン情報をフォントキャッシュと
してフォントキャッシュ領域207に記憶しておくこと
により、同じ文字を印刷する時に再度同じ文字を復号し
てパターン展開する必要がなくなるため、文字パターン
への展開処理速度が速くなる。
【0026】CPU208はプリンタの制御ユニット全
体を制御するためのCPUで、ROM215に記憶され
たCPU208の制御プログラムに従ってこのLBP1
00全体の動作を制御している。209は中間バッファ
で、入力データを基に生成される内部的な中間データ群
を保持している。ここで、1ページ分のデータの受信が
完了し、それらがよりシンプルな中間データに変換され
て中間バッファ209に蓄えられた後、レンダラ210
によりバンド単位でレンダリングされ、印刷イメージと
してバンドバッファ211に出力される。このバンドバ
ッファ211には少なくとも8バンド分の印刷イメージ
を記憶することができ、このバンドバッファ211に出
力された印刷イメージは、出力インターフェース部21
2でビデオ信号に変換されてプリンタ部213に出力さ
れる。このプリンタ部213は、出力インタフェース部
212からのビデオ信号に基づいた画像情報を印刷する
ページプリンタの印刷機構部分である。
【0027】先に図1を用いて説明したように本実施の
形態におけるLBPでは、M,C,Y,Kの像形成・現
像を並行して行うため、出力インターフェース部212
は、M出力インターフェース部、C出力インターフェー
ス部、Y出力インターフェース部、K出力インターフェ
ース部の4つのインタフェース部を備え、それぞれが独
立にバンドバッファ211からドットデータを読み出
し、ビデオ信号に変換して各プレーンのレーザドライバ
110,120,130,140に出力する。
【0028】尚、中間バッファ209は複数ページ分の
中間データを蓄えることができ、その読み出しとレンダ
リング以降の処理は、印刷機構部分であるプリンタ部2
13の動作に同期して行なわれる。
【0029】216は一般のEEPROM等で構成する
不揮発性メモリであり、以後NVRAM(Non Volatile
RAM)と称す。このNVRAM216には、操作パネル1
51で指定されるパネル設定値などが記憶される。
【0030】尚、ROM215には、端末コンピュータ
201から入力されるデータの解析、中間データの生
成、プリンタ部213の制御プログラム、及びRGB色
空間からMCYK色空間への色変換テーブル等も含まれ
る。220はハードディスクで、任意の情報を記録する
ことができ、電源が切断されても情報が失われることは
ない。
【0031】次に本実施の形態おいて中間バッファ20
9に生成される中間データの構造を図3を参照して説明
する。
【0032】図3は、中間データのデータ構成を示すデ
ータフォーマットである。
【0033】図において、中間データ300は、中間バ
ッファ209内に生成される1ページ分の中間データを
示し、ヘッダ部310と描画オブジェクト領域320を
含んでいる。そして、このページの中間データの生成開
始時には、このヘッダ部310だけが獲得され、描画オ
ブジェクト領域320は存在しない。描画オブジェクト
領域320は、描画オブジェクトが追加される度に拡張
される可変長領域である。
【0034】ヘッダ部310の領域311は、そのペー
ジが現在生成中であるか、それとも生成を完了している
かを示すフラグ領域である。このフラグ領域は、初期状
態においては「生成中」を意味する「0」がセットさ
れ、そのページの中間データの生成が完了する時に「生
成完了」を意味する「1」がセットされる。領域312
は用紙サイズを表す領域であり、「A3」、「A4」等
といった用紙サイズを示す情報がセットされる。領域3
13は紙種を表す紙種情報領域で、「普通紙」、「厚
紙」、「OHP」等の紙種情報がセットされる。領域3
14は、そのページがモノクロページであるか、フルカ
ラーページであるかを示すページカラー情報領域であ
る。この領域314には、初期状態においては「未定」
を意味する「0」がセットされ、描画オブジェクト領域
320に、描画オブジェクトが追加される際に、そのオ
ブジェクトがフルカラーの描画オブジェクトである場合
は「フルカラー」を意味する「1」がセットされる。そ
してそのページの中間データの生成が完了するときに、
もしこの領域314の値が「0」(「未定」)のままで
あれば「モノクロ」を意味する「2」がセットされる。
領域315は、そのページを印刷する際の印刷プロセス
を示す印刷プロセスカラー情報領域である。この領域3
15には、初期状態においては「未定」を意味する
「0」がセットされ、そのページの中間データの生成が
完了するときに領域314が「フルカラー」を意味する
値「1」になっていれば、この領域315にも「フルカ
ラー印刷プロセス」を示す「1」がセットされる。尚、
そのページがモノクロページ、即ち領域314に「モノ
クロ」を示す「2」がセットされている場合には、中間
データの生成完了時点では印刷プロセスが決定されず、
印刷プロセスカラー情報領域315は「未定」を意味す
る「0」のままとなる。
【0035】次に中間データの生成処理の処理手順をフ
ローチャート図4を用いてより詳細に説明する。
【0036】図4は、本実施の形態に係るLBP100
における中間データの生成処理を示すフローチャート
で、この処理を実行するプログラムはROM215に記
憶されている。
【0037】あるページの中間データの生成が開始され
ると、まず最初にステップS401でヘッダ領域300
を確保し、次にステップS402に進み、領域311に
この中間データが現在生成中であることを意味する
「0」をセットする。次にステップS403とS404
で、各々コマンドで指定されている用紙サイズと紙種を
セットする。尚、これら用紙サイズと紙種は、そのペー
ジの中間データの生成開始時には既に決定されている。
【0038】次にステップS405とS406におい
て、ページカラー情報領域314と印刷プロセスカラー
情報領域315にそれぞれ「未定」にセットする。以上
の処理によりヘッダ300の初期設定が完了し、次に描
画コマンドの処理に移る。
【0039】まずステップS407でコマンドを1つ解
釈し、次にステップS408に進み、そのコマンドがペ
ージの終了コマンドか、それとも通常の文字、図形、イ
メージ等の描画コマンドであるかを判断する。描画コマ
ンド場合である場合はステップS409に進んでその描
画コマンドを処理し、描画オブジェクト領域320にそ
の描画オブジェクトを追加する。尚、描画オブジェクト
領域320は必要に応じて領域が拡張される。こうして
描画オブジェクトを追加すると次にステップS410に
進み、その描画オブジェクトがカラーの描画オブジェク
トであるか否かを判断する。カラーの描画オブジェクト
である場合はステップS411に進み、ページカラー情
報領域314に「フルカラー」をセットし、ステップS
407に戻って次のコマンドを処理する。尚、カラーの
描画オブジェクトでない場合にはそのままステップS4
07に戻る。
【0040】一方、ステップS408でページの終了コ
マンドの場合はステップS412に進み、ページカラー
情報領域314に「フルカラー」がセットされているか
否かを判断し、「フルカラー」がセットされている場合
にはステップS413に進み、印刷プロセスカラー情報
領域315にも「フルカラー」をセットする。またステ
ップS412で、ページカラー情報領域314に「フル
カラー」がセットされていない場合にはテップS414
に進んで、ページカラー情報領域314を「モノクロ」
に変更する。そしてステップS413或はS414の実
行後、ステップS415に進み、領域311に中間デー
タの生成が完了したことを意味する「1」をセットして
中間データの生成処理を終了する。
【0041】尚、1ページ分の中間データの生成が完了
すると引き続き次のページの中間データの生成を行な
い、中間バッファ209には複数ページ分の中間データ
が貯えられる。
【0042】こうして中間バッファ209に少なくとも
1ページ分の中間データが格納されると、そのページは
印刷可能な状態になり、プリンタ部(印刷機構部分)2
13に対して用紙サイズ、紙種、印刷プロセスの種類
(モノクロ/フルカラー)を指示して印刷要求が出され
る。そしてプリンタ部213の準備が整うと、プリンタ
部213における用紙の搬送に同期して、中間バッファ
209の中間データがバンド単位でレンダリングされ、
ドットデータからビデオ信号に変換されてプリンタ部2
13に転送される。
【0043】尚、モノクロの印刷プロセスを選択する
か、フルカラーの印刷プロセスを選択するかは、印刷プ
ロセスカラー情報315に従うが、モノクロページの印
刷の場合、いずれの印刷プロセスを選択するかは中間デ
ータの生成段階では確定されておらず、プリンタ部21
3に対して印刷要求を出す直前で決定される。
【0044】以下、本実施の形態における処理を詳しく
説明する前に、本実施の形態に係る特徴を簡単に説明す
る。 (1)モノクロページの印刷の場合の印刷プロセスの決
定は、直前のページの有無、又は直前のページとの時間
的な連続性、及び直前のページの印刷プロセスに依存す
る。例えば直前のページがモノクロの印刷プロセスで印
刷され、且つ対象ページを続いて印刷するのであれば、
印刷プロセスの切り替えは行なわずにそのままモノクロ
の印刷プロセスを継続して選択する。一方、直前のペー
ジが存在しないか、又は直前のページと対象ページが非
連続である場合や、直前のページがフルカラーの印刷プ
ロセスで印刷される場合には、上述した判断材料だけで
は対象ページの印刷プロセスを決定しない。 (2)後続のページ数と、それらがモノクロページかフ
ルカラーページかを示す属性に基づいて判断する。これ
らは(1)に示す判断材料では、モノクロ印刷時の印刷
プロセスを決定できない場合に使用される。例えば、対
象となっているページの後続のNページ以内にフルカラ
ーのページが現れない場合には、対象ページをモノクロ
の印刷プロセスで印刷する。尚、Nは1以上の整数であ
り、その値は、その印刷機構に応じた最適な値を採用し
ても良いし、予め操作部151により設定しておいても
良い。また、後続ページが生成されていない場合には、
後続のページが生成中であるか否かを判断し、生成中で
ある場合には対象ページの印刷開始をある範囲内で遅ら
せても良い。 (3)直前のページと対象ページの用紙のサイズや紙種
の違いに基づいて判断する。これは、用紙のサイズや紙
種の切り替え時に、印刷処理に通常以上の間隔があく印
刷装置が一般的に存在するためである。例えば、一般的
なレーザビームプリンタにおいては、厚紙やOHPシー
トの印刷プロセスはトナー(粉末インク)の定着性を高
めるために普通紙の印刷プロセスよりも遅くなり、プロ
セス速度を切り替えるために直前の用紙が機外に完全に
排出されるまで次の用紙を給紙しない。そのような場合
には、フルカラーの印刷プロセスとモノクロの印刷プロ
セスを切り替えてもそれが速度劣化の要因にはならない
ことが多い。よって、上述の(1)及び(2)に(3)
の判断材料を加味して印刷プロセスを決定する。例え
ば、直前のページがフルカラーの印刷プロセスで印刷さ
れ、対象となるページがモノクロのページであり、且つ
後続ページが存在しない場合、(1)或は(2)の判断
材料だけを考慮すると、対象ページはフルカラーの印刷
プロセスで印刷される。しかし、この(3)の判断材料
を加味することにより、直前のページが、例えばOHP
シートに印刷され、対象ページが普通紙に印刷される場
合には、(1)或は(2)の条件を満たす場合であって
も、モノクロの印刷プロセスを選択する。
【0045】このようにモノクロページの印刷プロセス
をインテリジェントに決定することで、印刷プロセスの
切り替えによる印刷速度の劣化を最低限に抑え、それと
同時に省電力、印刷機構に対する負荷の低減も実現する
ことを目的としている。
【0046】以下、本実施の形態における特徴であるモ
ノクロページに対する印刷プロセスの選択処理について
説明する。
【0047】上述したように本実施の形態に係るLBP
100は、モノクロの印刷プロセスとフルカラーの印刷
プロセスを有し、モノクロの印刷プロセスはフルカラー
の印刷プロセスと比較して高速で省電力、且つ印刷機構
にかかる負荷が小さいというメリットがある。
【0048】しかしながら連続印刷中に印刷プロセスを
モノクロからフルカラーに切り替える際や、逆にフルカ
ラーからモノクロに切り替える際には、上述したドラム
の待避のために約5秒間のロス時間が発生する。但し、
印刷プロセスが停止している状態から印刷を開始する場
合や、何らかの理由で直前のページとの印刷時間間隔が
空いて連続印刷しない場合には、給紙カセット102か
らのカットシートの給紙を開始し、その給紙されたカッ
トシートが像形成・現像機構に達するまでに印刷プロセ
スの切り替えが完了するために、印刷プロセスの切り替
えにかかる時間は表面化しない。
【0049】また、印刷速度はモノクロの印刷プロセス
の場合は30ページ/分、フルカラーの印刷プロセスの
場合は20ページ/分であるとする。
【0050】以上の条件においてモノクロページに対す
る印刷プロセスの選択処理の処理手順を図5を用いて説
明する。
【0051】図5は、本実施の形態に係るLBP100
におけるモノクロページの印刷プロセスを中心に説明す
るフローチャートである。
【0052】まずステップS501で、印刷対象となる
ページがモノクロであるか、フルカラーであるかを判別
する。これはページカラー情報314を参照すれば判定
することができる。フルカラーのページである場合はス
テップS502に進み、フルカラーの印刷プロセスを選
択して対象ページの印刷プロセスの選択処理を終了す
る。尚、この場合に、中間データ生成時において、印刷
プロセスカラー情報315には「フルカラー」がセット
されているので、印刷プロセスカラー情報315に改め
て「フルカラー」をセットする必要はない。
【0053】一方、ステップS501でモノクロページ
の場合にはステップS503に進み、直前のページが存
在するか否かを判定する。あるページの中間データは、
そのページの印刷が完了する、即ち、そのページの印刷
が完了してそのページの印刷済みのシートが装置外に排
出されると削除されるが、それまではそのページの中間
バッファの内容は保持されているので、直前のページの
有無は直前ページの中間データの有無によって判断する
ことができる。直前のページが存在する場合はステップ
S504に進み、そのページの印刷プロセスがモノクロ
であるか否かを判別する。直前のページの印刷プロセス
はこの時点で確定されており、直前のページの印刷プロ
セスは、その中間データの印刷プロセスカラー情報31
5にセットされている。ここで、直前のページの印刷プ
ロセスがモノクロである場合にはステップS505に進
み、モノクロの印刷プロセスを選択して処理を終了す
る。尚、この時、印刷プロセスカラー情報315には
「モノクロ」がセットされる。
【0054】一方、ステップS503で直前のページが
ない場合、或はステップS504で直前のページの印刷
プロセスがフルカラーであると判断した場合には、後続
のページの有無、及びそのページカラー情報314を判
断材料にして対象ページの印刷プロセスを決定する。本
実施の形態において参照する後続のページ数は、「1」
又は「2」である。以降、参照すべきページ数をNで表
す。
【0055】従って、ステップS503で直前のページ
が存在しないと判断された場合はステップS506に進
み、参照すべき後続のページ数Nを「1」に設定してス
テップS508に進む。またステップS504で、直前
のページの印刷プロセスが「フルカラー」であると判断
された場合はステップS507に進み、参照すべき後続
のページ数Nを「2」に設定してステップS508に進
む。このことは直前のページが存在しない場合よりも、
直前に印刷プロセスが「フルカラー」であるページが存
在する場合の方がより多くの後続ページを参照すること
を意味しており、その場合には、より多くのモノクロペ
ージが連続していないと印刷プロセスをモノクロに切り
替えないように制御する。これは印刷プロセスが「フル
カラー」であるページが直前に存在する場合に、モノク
ロの印刷プロセスに切り替えるのに、前述したようにド
ラムの移動等で約5秒の時間のロスが発生するためであ
る。
【0056】こうしてステップS506又はS507
で、参照すべきページ数Nが決定されるとステップS5
08に進み、タイマをリセットする。本実施の形態で
は、後続のページ数が少ないために対象となっているペ
ージの印刷プロセスを決定できない場合には後続のペー
ジが生成されるのを待つが、このタイマはその待ち時間
が一定時間を越えないように制御するためのものであ
る。
【0057】こうしてステップS509に進み、後続の
ページ数がN以上存在するか否かを判断する。これは中
間バッファ209に貯まっている中間データの数から判
断することが可能である。ここで、後続のページ数がN
以上である場合はステップS510に進み、後続のNペ
ージの中にフルカラーのページが含まれるか否かを判断
し、フルカラーのページが含まれる場合はステップS5
11に進み、フルカラーの印刷プロセスを選択して処理
を終了する。尚、この時、印刷プロセスカラー情報31
5には「フルカラー」がセットされる。一方ステップS
510で後続のNページの中にフルカラーのページが含
まれていない場合にはステップS512に進み、モノク
ロの印刷プロセスを選択して処理を終了する。
【0058】またステップS509で、後続のページ数
がN未満である場合にはステップS513に進み、後続
のページにフルカラーのページが現れるか否かを判断
し、フルカラーのページが現れる場合にはステップS5
14に進み、フルカラーの印刷プロセスを選択して処理
を終了する。尚、この時、印刷プロセスカラー情報31
5には「フルカラー」がセットされる。またステップS
513でフルカラーのページが現れない場合にはステッ
プS515に進む。
【0059】ステップS515では、現在生成中のペー
ジが存在するか否かを判断する。これは中間バッファ2
09に存在する最も新しい中間データのヘッダ部310
を参照し、その領域311に「生成中」がセットされて
いるか否かによって判断できる。生成中のページが存在
しない場合にはステップS516に進み、モノクロの印
刷プロセスを選択して処理を終了する。
【0060】一方ステップS513で、現在生成中のペ
ージが存在する場合にはステップS517に進み、タイ
マがスタートしているか否かを判断し、まだタイマがス
タートしていない場合にはステップS518に進み、タ
イマをスタートしてステップS509に戻り、再度後続
のページ数がN以上存在するか否かを判断する。またス
テップS517で、既にタイマがスタートしている場合
はステップS519に進み、所定の時間が経過している
か否かを判断する。本実施の形態においては、所定時間
は最大2秒とする。そして、この所定の時間が経過して
いる場合はステップS516に進み、モノクロの印刷プ
ロセスを選択して処理を終了する。尚、ステップS51
9で所定の時間が経過していない場合にはテップS50
9に戻り、再度後続のページ数がN以上存在するか否か
を判断する。
【0061】以上説明した本実施の形態1におけるモノ
クロページに対する印刷プロセスの選択処理に従えば、
印刷対象ページの前後のページの有無、前後のページの
印刷プロセス、前後のページがカラー/モノクロのペー
ジであるかに応じて、最適な印刷プロセスの切り替えを
実現することができる。
【0062】[実施の形態2]前述の実施の形態1で
は、印刷対象ページの前後のページの有無、前後のペー
ジの印刷プロセス、前後のページがカラー/モノクロの
ページであるかに着目して、印刷対象ページの印刷プロ
セスを決定していた。この実施の形態2では、更に、用
紙サイズや紙種の切り替わりを考慮することで、より効
率的な印刷プロセスを選択する。用紙サイズや紙種によ
る印刷プロセスの変更例としては、例えば、厚紙やOH
Pシートに印刷する場合にはトナーの定着性を良くする
ために用紙の搬送速度を遅くし、定着器での加熱時間を
長くすることが行われている。
【0063】本実施の形態2に係るLBP100では、
普通紙、厚紙、OHPシートに印刷することが可能であ
り、各々の搬送速度が異なる印刷機構を有するLBPに
対して適用することができる。
【0064】尚、本実施の形態2におけるLBP100
の内部構造、及びその制御ユニットの構成は、前述の実
施の形態1において図1及び図2を参照して説明したも
のと同じであるので、それらの説明を省略する。また、
中間バッファ209に生成される中間データの構造、及
びその生成処理の処理手順も、前述の実施の形態1にお
いて図3及び図4を参照して説明したものと同じである
ので、その説明を省略する。
【0065】この種のLBPにおいて、用紙の搬送速度
を切り替える際には、搬送中の用紙を全て機外に排出し
てから各種用紙搬送用のローラや回転多面鏡の回転速度
を切り替えるのが一般的である。従って、例えばOHP
シートをフルカラーの印刷プロセスで印刷した後、引き
続いて普通紙にモノクロページを印刷する場合、その直
前のページが機外に排紙されるまで普通紙の給紙を開始
することができない。よって、そのモノクロページを印
刷する際、フルカラー印刷プロセスからモノクロの印刷
プロセスに切り替えて印刷したとしても、それに要する
時間が表面化することはない。
【0066】次に、この印刷機構の特性を考慮したモノ
クロページに対する印刷プロセスの選択処理の処理手順
を図6を用いて説明する。
【0067】図6は、本発明の実施の形態2に係るLB
P100におけるモノクロページに対する印刷プロセス
の選択処理の処理手順を示すフローチャートである。
【0068】まずステップS601で、印刷対象となる
ページがモノクロであるかフルカラーであるかを判別す
る。これは中間データのページカラー情報314を参照
すれば判定することができる。フルカラーのページであ
る場合はステップS602に進み、フルカラーの印刷プ
ロセスを選択して、印刷対象ページの印刷プロセスの選
択処理を終了する。尚、この場合には、印刷プロセスカ
ラー情報315には、中間データの生成時に「フルカラ
ー」がセットされているので印刷プロセスカラー情報3
15に「フルカラー」を改めてセットする必要はない。
【0069】ステップS601でモノクロページの場合
にはステップS603に進み、直前のページが存在し、
且つそのページが、印刷対象ページと同一の紙種である
か否かを判定する。中間データは、そのページの印刷が
完了すると削除されるので、直前のページの有無は、直
前ページの中間データの有無によって判断することがで
きる。また、紙種の判別は中間データのヘッダ部310
の紙種領域313にセットされている紙種情報により行
うことができる。
【0070】ステップS603で直前のページが存在
し、かつそのページが、印刷対象ページと同一の紙種に
印刷される場合にはステップS604に進み、そのペー
ジの印刷プロセスがモノクロであるか否かを判別する。
直前のページの印刷プロセスはこの時点で確定されてお
り、直前のページの中間データの印刷プロセスカラー情
報315にセットされている。従って、この印刷プロセ
スカラー情報315を参照して、直前のページの印刷プ
ロセスがモノクロであると判定した場合はステップS6
05に進み、モノクロの印刷プロセスを選択して処理を
終了する。尚、この時、印刷プロセスカラー情報315
には「モノクロ」がセットされる。
【0071】一方、ステップS603で直前のページが
ない場合、或はステップS604で直前のページの印刷
プロセスがフルカラーである場合、又はステップS60
3で紙種が異なる場合には、後続のページの有無、その
ページのカラー情報314及び紙種情報313を判断材
料にして、印刷対象であるモノクロページの印刷プロセ
スを決定する。本実施の形態2において参照する後続の
ページ数は、「1」又は「2」である。以降、参照すべ
きページ数をNで表す。
【0072】よってステップS603で直前のページが
存在しない場合、又は紙種が異なると判断された場合は
ステップS606に進み、参照すべき後続のページ数N
を「1」に設定してステップS608に進む。また、ス
テップS604で、直前のページの印刷プロセスが「フ
ルカラー」であると判断された場合はステップS607
に進み、参照すべき後続のページ数Nを「2」に設定し
てステップS608に進む。このことは直前のページが
存在しない場合や、紙種が異なるために直前のページを
機外に排出するまで対象ページを給紙できない場合より
も、直前に印刷プロセスが「フルカラー」であるページ
が存在する場合の方がより多くの後続ページを参照する
ことを意味している。これは、直前に印刷プロセスが
「フルカラー」であるページが存在する場合には、より
多くのモノクロページが連続しないと印刷プロセスをモ
ノクロ印刷プロセスに切り替えないように制御するもの
である。これは印刷プロセスが「フルカラー」であるペ
ージが直前に存在する場合には、モノクロの印刷プロセ
スに切り替えるのに、前述したように約5秒の時間のロ
スが発生するためである。
【0073】こうしてステップS606或はS607で
参照すべきページ数Nが決定するとステップS608に
進み、タイマをリセットする。本実施の形態2では、後
続のページ数が少ないために、印刷対象となっているモ
ノクロページの印刷プロセスを決定できない場合には後
続のページが生成されるのを待つが、このタイマは、そ
の待ち時間が一定時間を越えないように制御するための
ものである。
【0074】次にステップS609に進み、後続のペー
ジがNページ以上存在するか否かを判断する。これは中
間バッファ209に貯まっている中間データの数から判
断することが可能である。後続のページ数がN以上であ
る場合はステップS610に進んで、後続のNページの
中にフルカラーのページが含まれ、且つ紙種の変更がな
いか否か判断する。フルカラーのページが含まれていて
且つ紙種の変更がない場合にはステップS611に進
み、フルカラーの印刷プロセスを選択して処理を終了す
る。尚この時、印刷プロセスカラー情報315には「フ
ルカラー」がセットされる。
【0075】またステップS610で、後続のNページ
の中にフルカラーのページが含まれていない、又は紙種
の変更がある場合にはステップS612に進み、モノク
ロの印刷プロセスを選択して処理を終了する。
【0076】一方、ステップS609で、後続のページ
数がN未満である場合にはステップS613に進み、紙
種の変更があるか否かを判断する。ここで紙種の変更が
あると判断した場合にはステップS614に進み、モノ
クロの印刷プロセスを選択して処理を終了する。
【0077】ステップS613で、後続のページ中で紙
種の変更がない場合にはステップS615に進み、後続
のページにフルカラーのページが現れるか否かを判断す
る。フルカラーのページが現れる場合にはステップS6
16に進み、フルカラーの印刷プロセスを選択して処理
を終了する。尚、この時、印刷プロセスカラー情報31
5には「フルカラー」がセットされる。
【0078】ステップS615で、フルカラーのページ
が現れない場合にはステップS617に進み、現在生成
中のページが存在するか否かを判断する。これは中間バ
ッファ209に存在する最も新しい中間データのヘッダ
部310を参照し、その領域311に「生成中」がセッ
トされているか否かによって判断できる。こうして生成
中のページが存在しないと判定した場合にはステップS
618に進み、モノクロの印刷プロセスを選択して処理
を終了する。
【0079】またステップS617で、現在生成中のペ
ージが存在しないと判定するとステップS619に進
み、タイマがスタートしているか否かを判断する。ここ
でまだタイマがスタートしていないと判断した場合には
ステップS620に進み、タイマをスタートしてステッ
プS609に戻り、後続のページ数がN以上であるか否
かを判断する。またステップS619で、既にタイマが
スタートしている場合はステップS621に進み、その
タイマによる計時により所定の時間が経過しているか否
かを判断する。本実施の形態2においては、この所定時
間は最大2秒とする。そしてステップS621で所定の
時間が経過していると判断した場合はステップS618
に進み、モノクロの印刷プロセスを選択して処理を終了
する。またステップS621で所定の時間が経過してい
ないと判断した場合はテップS609に戻り、後続のペ
ージ数がN以上であるか否かを判断して、前述と同様の
処理を実行する。
【0080】以上説明したように本実施の形態2におけ
る、モノクロページに対する印刷プロセスの選択処理に
従えば、印刷対象ページの前後のページの有無、それら
ページの印刷プロセス、カラー/モノクロ属性、及び紙
種の切り替えを考慮し、印刷機構の特性に応じた最適な
印刷プロセスの切り替えを実現することができる。
【0081】また、本実施の形態2では、用紙の属性と
して紙種を取り上げたが、用紙サイズの切り替えにより
連続印刷を継続できない印刷機構の場合には、紙種に加
えて用紙のサイズを参照して印刷プロセスを選択しても
良い。また、参照すべき後続のページ数(N)を操作パ
ネル151やプリンタドライバ(不図示)から指定でき
るようにしても良い。 (その他の実施の形態)本発明の目的は前述したよう
に、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを記録した記憶媒体をシステムあるいは装置に
提供し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(ま
たはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラ
ムコードを読み出し実行することによっても達成され
る。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。このようなプログラムコードを
供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ
ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0082】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オ
ペレーティングシステム)などが実際の処理の一部また
は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の
機能が実現される場合も含まれている。
【0083】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施の形態の機能が実現され
る場合も含む。
【0084】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、モノクロページを印刷する際の印刷プロセスを直前
及び後続のページがモノクロであるかそれともフルカラ
ーであるかを考慮して決定する従来の手法に加え、更に
直前のページが存在するか否かも考慮することで、最適
な印刷プロセスを選択することが可能となる。更に、用
紙の種類や用紙のサイズ等の用紙の属性の切り替えが発
生する場合に、モノクロとフルカラーの印刷プロセスの
切り替えに要する時間が表面化しない印刷機構である場
合には、その印刷機構の特性を考慮し最適化された印刷
プロセスを選択することが可能となる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ノクロページの印刷プロセスをより効率良く決定して、
印刷処理の遅れや機器の消耗を防止できる。
【0086】また本発明によれば、モノクロページの印
刷プロセスを、単に印刷対象となっているページがモノ
クロかフルカラーかによって判断するのではなく、直前
のページ及び後続のページの有無と、その属性に基づい
て決定することにより、より印刷プロセスの決定を最適
化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るLBPの構成を説明
する断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るLBPの制御構成を
説明するブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る中間データの構成図
である。
【図4】本発明の実施の形態に係る中間データの生成処
理の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態1に係るモノクロページに
対する印刷プロセスの選択処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の実施の形態2に係るモノクロページに
対する印刷プロセスの選択処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/29 H04N 1/29 G 5C079 1/46 1/46 C Fターム(参考) 2C061 AQ06 AR01 AS02 AS13 HH03 HK07 HK11 HN15 2C187 AC07 AE07 AF03 AF06 BF02 BG06 2H027 DC02 DC19 EE10 FA28 FB06 ZA07 2H300 EA12 EA13 EB04 EB07 EB12 EF02 EF06 EF08 EF13 EH16 EJ09 EK03 EK06 FF08 FF15 FF16 FF17 GG02 GG07 GG31 QQ27 QQ32 QQ34 TT03 TT04 5C074 AA12 BB02 DD13 DD24 EE11 FF13 FF15 GG04 GG09 GG12 5C079 HA11 HA13 HB01 HB03 HB12 LA31 MA01 MA11 NA13 PA03

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フルカラーの印刷プロセスとモノクロの
    印刷プロセスを有する印刷装置であって、 印刷対象ページがカラーであるかモノクロであるかを判
    別するカラー/モノクロ判別手段と、 前記カラー/モノクロ判別手段によりモノクロと判断さ
    れた印刷対象ページに対して印刷が連続している直前ペ
    ージの存在、及び当該直前ページの属性を判定する第1
    判定手段と、 前記カラー/モノクロ判別手段によりモノクロと判断さ
    れた印刷対象ページに対して印刷が連続している後続ペ
    ージの存在、及び当該後続ページの属性を判定する第2
    判定手段と、 前記第1判定手段の判定結果に応じたページ数を設定
    し、前記第2判定手段において判定される、当該ページ
    数に対応する後続ページの存在及び属性に基づいて前記
    印刷対象ページに対する印刷プロセスを決定する印刷プ
    ロセス決定手段と、を有することを特徴とする印刷装
    置。
  2. 【請求項2】 前記属性は、印刷プロセス、印刷する記
    録媒体のサイズ、記録媒体の種類の何れかもしくは、そ
    れら複数の組み合わせであることを特徴とする請求項1
    に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷プロセス決定手段は、前記第1
    判定手段により前記直前ページが存在し、かつ当該直前
    ページの印刷プロセスがモノクロ印刷であると判定され
    ると、前記印刷対象ページの印刷プロセスをモノクロ印
    刷プロセスに決定することを特徴とする請求項1又は2
    に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷プロセス決定手段は、前記第2
    判定手段により前記ページ数に対応する後続ページにフ
    ルカラーのページが含まれると判定されると、前記印刷
    対象ページの印刷プロセスをフルカラー印刷プロセスに
    決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷
    装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷プロセス決定手段は、前記第2
    判定手段により前記ページ数に対応する後続ページが存
    在しないと判定された場合でも、後続ページにフルカラ
    ーのページが含まれると判定されると前記印刷対象ペー
    ジの印刷プロセスをフルカラー印刷プロセスに決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷プロセス決定手段は、前記第2
    判定手段により後続ページに記録媒体のサイズの変更、
    及び/又は記録媒体の種類の変更が含まれると判定され
    ると、前記印刷対象ページの印刷プロセスをモノクロ印
    刷プロセスに決定することを特徴とする請求項2に記載
    の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記印刷プロセス決定手段は、前記第2
    判定手段により前記ページ数に対応する後続ページにフ
    ルカラーのページが含まれ、かつ属性の変更がないと判
    定されると、前記印刷対象ページの印刷プロセスをフル
    カラー印刷プロセスに決定することを特徴とする請求項
    2に記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記印刷プロセス決定手段は、更にユー
    ザの指定に従って印刷プロセスを決定することを特徴と
    する請求項1に記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記印刷プロセス決定手段は、ホスト機
    器のプリンタドライバからの指定に従って印刷プロセス
    を決定することを特徴とする請求項1に記載の印刷装
    置。
  10. 【請求項10】 フルカラーの印刷プロセスとモノクロ
    の印刷プロセスを有する印刷装置の制御方法であって、 印刷対象ページがカラーであるかモノクロであるかを判
    別するカラー/モノクロ判別工程と、 前記カラー/モノクロ判別工程でモノクロと判断された
    印刷対象ページに対して印刷が連続している直前ページ
    の存在、及び当該直前ページの属性を判定する第1判定
    工程と、 前記カラー/モノクロ判別工程でモノクロと判断された
    印刷対象ページに対して印刷が連続している後続ページ
    の存在、及び当該後続ページの属性を判定する第2判定
    工程と、 前記第1判定工程の判定結果に応じたページ数を設定
    し、前記第2判定工程において判定される、当該ページ
    数に対応する後続ページの存在及び属性に基づいて前記
    印刷対象ページに対する印刷プロセスを決定する印刷プ
    ロセス決定工程と、を有することを特徴とする印刷装置
    の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記属性は、印刷プロセス、印刷する
    記録媒体のサイズ、記録媒体の種類の何れかもしくは、
    それら複数の組み合わせであることを特徴とする請求項
    10に記載の印刷装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記印刷プロセス決定工程では、前記
    第1判定工程で前記直前ページが存在し、かつ当該直前
    ページの印刷プロセスがモノクロ印刷であると判定され
    ると、前記印刷対象ページの印刷プロセスをモノクロ印
    刷プロセスに決定することを特徴とする請求項10又は
    11に記載の印刷装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記印刷プロセス決定工程では、前記
    第2判定工程で前記ページ数に対応する後続ページにフ
    ルカラーのページが含まれると判定されると、前記印刷
    対象ページの印刷プロセスをフルカラー印刷プロセスに
    決定することを特徴とする請求項10又は11に記載の
    印刷装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記印刷プロセス決定工程では、前記
    第2判定工程で前記ページ数に対応する後続ページが存
    在しないと判定された場合でも、後続ページにフルカラ
    ーのページが含まれると判定されると前記印刷対象ペー
    ジの印刷プロセスをフルカラー印刷プロセスに決定する
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載の印刷装置
    の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記印刷プロセス決定工程では、前記
    第2判定工程で後続ページに記録媒体のサイズの変更、
    及び/又は記録媒体の種類の変更が含まれると判定され
    ると、前記印刷対象ページの印刷プロセスをモノクロ印
    刷プロセスに決定することを特徴とする請求項11に記
    載の印刷装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記印刷プロセス決定工程では、前記
    第2判定工程で前記ページ数に対応する後続ページにフ
    ルカラーのページが含まれ、かつ属性の変更がないと判
    定されると、前記印刷対象ページの印刷プロセスをフル
    カラー印刷プロセスに決定することを特徴とする請求項
    11に記載の印刷装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記印刷プロセス決定工程では、更に
    ユーザの指定に従って印刷プロセスを決定することを特
    徴とする請求項10に記載の印刷装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記印刷プロセス決定工程では、ホス
    ト機器のプリンタドライバからの指定に従って印刷プロ
    セスを決定することを特徴とする請求項10に記載の印
    刷装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 請求項10乃至18のいずれか1項に
    記載の制御方法を実行するプログラム。
  20. 【請求項20】 請求項10乃至18のいずれか1項に
    記載の制御方法を実行するプログラムを記憶したことを
    特徴とする、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒
    体。
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