JP2003238366A - カラーシャンプー組成物 - Google Patents

カラーシャンプー組成物

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JP2003238366A JP2002039652A JP2002039652A JP2003238366A JP 2003238366 A JP2003238366 A JP 2003238366A JP 2002039652 A JP2002039652 A JP 2002039652A JP 2002039652 A JP2002039652 A JP 2002039652A JP 2003238366 A JP2003238366 A JP 2003238366A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手や皮膚に染まらず、毛髪に対して優れた染毛
効果と、良好な泡立ち、洗浄性、さらに低温安定性に優
れたカラーシャンプー組成物を提供する。 【解決手段】(A)塩基性染料、(B)両性界面活性
剤、(C)特定のアミド化合物および平均炭素数が8〜
22の分岐鎖アシル基を有する分岐鎖脂肪酸アルカノー
ルアミドからなる群より選ばれる1種又は2種以上を含
有し、pHが4.0〜8.0であるカラーシャンプー組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーシャンプー
組成物に関し、さらに詳しくは手や皮膚に染まらず、毛
髪に対して優れた染毛効果と、良好な泡立ち、洗浄性を
有し、さらに低温安定性に優れたカラーシャンプー組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自分の髪のニュアンスを変えた
り、白髪を隠したいという消費者の要望が高まり、毛髪
を染毛する多くの商品が開発されている。最も汎用され
ているものとしては、パラフェニレンジアミン等の酸化
染料を用いた二剤型の酸化染毛剤であり、これは、使用
時にアルカリ性下で過酸化水素を作用させて酸化・発色
せしめるものであり、扱い方によっては、毛髪損傷や皮
膚刺激を引き起こす場合もある。このため、酸化染料を
用いず、酸性染料やニトロ染料等の直接染料を用いた、
頭皮や頭髪に対して影響の少ない半永久染毛料が開発さ
れてきた。半永久染毛剤としては、酸性染料を用いたヘ
アマニキュアなどが市販品として挙げられるが、これら
の酸性染料を用いたものは、手や皮膚に染着しやすく、
使用時には専用の手袋をつけて染毛し、また、皮膚に着
色した場合は専用のリムーバーなどを使用して落とさな
ければならず、使用時に皮膚や周囲に着かないように注
意したり、非常に煩雑な操作を強いられるのが現状であ
る。
【0003】また、使用方法をできるだけ簡単にし、通
常の洗髪行為の中で染毛できれば、上記の煩雑さはなく
なることから、カラーシャンプーやカラーリンスなども
開発されている。例えば、特開平5−194159号公
報、特開平8−259426号公報、特開平8−119
838号公報には、酸性染料や塩基性染料等の直接染料
を用いたカラーリングシャンプー組成物が開示されてい
るが、これらについても泡立ちが充分でなくシャンプー
としての機能性が不足していたり、手や皮膚への染着が
高く、充分満足するレベルには至っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、手や顔などの
皮膚に染着せず、優れた染毛効果を有し、かつシャンプ
ーとして遜色のない良好な起泡性および毛髪洗浄性を有
し、通常の洗髪行為の中で簡単に染毛できるカラーシャ
ンプー組成物の開発が強く望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、斯かる実情
に鑑み鋭意検討した結果、塩基性染料と、両性界面活性
剤と特定のアミド化合物とを含有し、pHが4.0〜
8.0であるカラーシャンプー組成物が手や皮膚に染ま
らず、毛髪に対しては高い染毛効果と良好な起泡性およ
び洗髪性、さらに低温において染料が析出しない低温安
定性に優れることを併せ示すことを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0006】すなわち、本発明本発明の請求項1は、次
の(A)〜(C) (A)塩基性染料と、(B)両性界面活性剤と、(C)
一般式(1)
【化3】 [但し、R1は炭素数7〜21の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基、R2はH又はCH 3基、0≦m<10、0≦n≦
10、m<nである。但し、m、nはそれぞれ平均数で
ある。]で示されるアミド化合物および平均炭素数が8
〜22の分岐鎖アシル基を有する分岐鎖脂肪酸アルカノ
ールアミドからなる群より選ばれる1種又は2種以上と
を含有し、pHが4.0〜8.0であるカラーシャンプ
ー組成物にある。
【0007】また、本発明の請求項2は、(C)成分
が、一般式(2)
【化4】 [但し、R3は炭素数7〜21の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基、R4はH又はCH 3基、0.5≦p≦5である。
但し、pは平均数である。]で示されるアミド化合物お
よび平均炭素数が8〜22の分岐鎖アシル基を有する分
岐鎖脂肪酸モノイソプロパノールアミドからなる群より
選ばれる1種又は2種以上である請求項1に記載のカラ
ーシャンプー組成物にある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明に用いられる(A)成分である塩基
性染料としては、BASIC BLUE 3、BASI
C BLUE 6、BASIC BLUE 7、BAS
ICBLUE 9、BASIC BLUE 26、BA
SIC BLUE 41、BASIC BLUE 4
7、BASIC BLUE 99、BASIC BRO
WN 4、BASIC BROWN 16、BASIC
BROWN 17、BASIC GREEN 1、B
ASIC GREEN 4、BASIC ORANGE
1、BASIC ORANGE 2、BASIC R
ED 1、BASIC RED 2、BASIC RE
D 22、BASIC RED 46、BASIC R
ED 76、BASIC RED 118、BASIC
VIOLET 1、BASIC VIOLET 3、
BASIC VIOLET 4、BASIC VIOL
ET 10、BASIC VIOLET 11:1、B
ASIC VIOLET 14、BASIC VIOL
ET 16、BASICYELLOW 11、BASI
C YELLOW 28、BASIC YELLOW
57等が挙げられ、これらの塩基性染料は、Cosme
tic Ingredient Dictionary
and Handbook(The Cosmeti
c,Toiletry,and Fragrance
Association、第8巻、2000年)に記載
された公知の染料である。これら塩基性染料の中でも、
BASIC BLUE 99、BASIC BROWN
16、BASIC BROWN 17、BASIC
RED 76、BASICYELLOW 57が特に好
ましく、Williams社よりARIANORSie
nna Brown、ARIANOR Mahogan
y、ARIANOR Madder Red、ARIA
NOR Steel Blue、ARIANOR St
raw Yellow等の商品名で市販されている。
【0010】これらの塩基性染料は、それぞれ単独で用
いることができるし、また二種以上を組み合わせて用い
ることもできる。また、これらの塩基性染料のカラーシ
ャンプー組成物中への配合量は、好ましくは0.05〜
5.0質量%(以下、単に%と記する)、更に好ましく
は、0.1〜2.0%の範囲である。塩基性染料の配合
量が0.05%未満の場合には充分な染色効果が得られ
ない場合があり、5.0%を超えると溶解せず沈殿した
り、手や皮膚への染着が激しくなったり使用上問題を生
じる場合がある。
【0011】本発明に用いられる(B)成分である両性
界面活性剤としては、通常の洗浄剤または毛髪化粧料に
用いられるものであれば特に制限されず、カルボキシベ
タイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、ヒド
ロキシスルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、ホ
スホベタイン型、アミノカルボン酸塩型、イミダゾリン
誘導体型、アミドアミン型等が挙げられる。具体例を挙
げるならば、
【0012】
【化5】
【0013】(式中、R5は 炭素数8〜20のアルコ
キシ基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基若
しくはアルケノイルアミノ基で置換されていてもよいア
ルキル基若しくはアルケニル基又は脂肪族アシルオキシ
(ポリエトキシ)エチル基を示し、a及びbは1〜5の
数を示す)の一般的構造式で表されるアミドベタイン型
両性界面活性剤[市販品としてレボン2000(三洋化
成社)、アノンBDF(日本油脂社)等が該当]あるい
は、
【0014】
【化6】
【0015】(式中、R6は 炭素数8〜20のアルコ
キシ基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基若
しくはアルケノイルアミノ基で置換されていてもよいア
ルキル基若しくはアルケニル基又は脂肪族アシルオキシ
(ポリエトキシ)エチル基を示し、c及びdは1〜5の
数を示す)の一般的構造式で表されるアミドスルフォベ
タイン型両性界面活性剤[市販品としてロンザイン−C
S(ロンザ社)、ミラタインCBS(ミラノール社)等が
該当]あるいは、
【0016】
【化7】
【0017】(式中、R7は 炭素数8〜20のアルコ
キシ基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基若
しくはアルケノイルアミノ基で置換されていてもよいア
ルキル基若しくはアルケニル基又は脂肪族アシルオキシ
(ポリエトキシ)エチル基を示し、eは1〜5の数を示
す)の一般的構造式で表されるベタイン型両性界面活性
剤[市販品としてアノンBL(日本油脂社)等が該当]
あるいは、
【0018】
【化8】
【0019】(式中、R8は 炭素数8〜20のアルコ
キシ基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基若
しくはアルケノイルアミノ基で置換されていてもよいア
ルキル基若しくはアルケニル基又は脂肪族アシルオキシ
(ポリエトキシ)エチル基を示し、f及びgは1〜5の
数を示す)の一般的構造式で表されるスルフォベタイン
型両性界面活性剤[市販品としてロンザイン12CS
(ロンザ社)等が該当]あるいは、
【0020】
【化9】
【0021】(式中、R9は 炭素数8〜20のアルコ
キシ基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基若
しくはアルケノイルアミノ基で置換されていてもよいア
ルキル基若しくはアルケニル基又は脂肪族アシルオキシ
(ポリエトキシ)エチル基を示し、hは1〜5の数を示
す)の一般的構造式で表されるイミダゾリニウム型両性
界面活性剤[市販品としてオバゾリン662(東邦化学
社)、スワノールAM−101(日光ケミカルズ社)、ア
ノンGLM(日本油脂社)等が該当]等が例示される。
【0022】これらの両性性界面活性剤のうち、好まし
いものとしては、カルボキシベタイン型、アミドベタイ
ン型剤、イミダゾリン誘導体型の両性界面活性剤であ
る。
【0023】本発明のカラーシャンプー組成物におい
て、これらの両性界面活性剤は、それぞれ単独で用いる
ことができるし、また二種以上を組み合わせて用いるこ
ともできる。また、これらの両性界面活性剤のカラーシ
ャンプー組成物中への配合量は、好ましくは5.0〜4
0%、更に好ましくは、10.0〜30.0%の範囲で
ある。両性界面活性剤の配合量が5.0%未満の場合に
は充分な泡立ちや洗浄効果が得られない場合があり、5
0.0%を超えると毛髪への染着が劣り好ましくない場
合がある。
【0024】本発明の(C)成分であるアミド化合物
は、一般式(1)
【化10】
【0025】[但し、R1は炭素数7〜21の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基、R2はH又はCH 3基、0≦m<1
0、0<n≦10、m<nである。但し、m、nはそれ
ぞれ平均数である。]で示される化合物が用いられる。
1として、望ましくは炭素数が7〜17のものが用い
られる。また、R1で表されるアルキル基は飽和でも不
飽和でも、また、これらが混在していてもよい。尚、R
1の炭素数が7より小さいと増粘性や起泡性が十分得ら
れず、21より大きいと洗浄力が十分得られない。
【0026】また、一般式(1)中のmはポリオキシエ
チレン(POE)基の平均重合数を示し、望ましくはm
=0〜4、更に望ましくは、m=0のもの、すなわちポ
リオキシエチレン基を含まないものが用いられる。nは
ポリオキシプロピレン(POP)基の平均重合数を示
し、望ましくはn=0.5〜5、更に望ましくはn=1〜
3のものが用いられる。また、m<nである。m≧nの
場合には増粘性や起泡性が十分得られず、nが10より
大きいと洗浄力が十分得られない。また、m=0かつn
=0の場合は「従来の技術」の項で述べたような欠点が
ある。尚、POE基を含む場合、一般式(1)における
POE基とPOP基とはブロック重合又はランダム重合
のどちらでも良いことを示している。
【0027】これらのアミド化合物の具体例としては、
例えば、POE(0.5)POP(2)ヤシ油脂肪酸モ
ノイソプロパノールアミド、POE(1)POP(3)
パーム核油脂肪酸モノエタノールアミド、POP(2)
イソステアリン酸モノイソプロパノールアミド、POP
(1)イソパルミチン酸モノエタノールアミド、POP
(2)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、POP
(1)ラウリン酸モノイソプロパノールアミド、POP
(2)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、POP
(3)ミリスチン酸モノエタノールアミド等が挙げら
れ、これらの中でも一般式(1)中のR2がHのもの、
すなわちモノエタノールアミドタイプのものが特に好適
に使用される。商品としては、Uniquema社より
販売されている、Promidium CC、Prom
idium CO、Promidium SY等があ
る。
【0028】本発明の(C)成分であるアミド化合物
は、分岐鎖脂肪酸アルカノールアミドを用いることもで
きる。分岐鎖脂肪酸アルカノールアミドとしては、平均
炭素数が8〜22、望ましくは16〜20の分岐鎖アシ
ル基を持つものが用いられ、分岐鎖アシル基としてイソ
ステアリン酸残基を有するものが特に望ましい。尚、ア
シル基の平均炭素数が8より小さいと増粘性や起泡性が
十分得られず、22より大きいと塩基性染料とともに皮
膚に吸着して皮膚への染まりが促進されたり、洗浄力が
十分得られない。
【0029】また、これらの分岐鎖脂肪酸アルカノール
アミドのアルカノールアミド構造としては、モノエタノ
ールアミド、ジエタノールアミド、モノイソプロパノー
ルアミド等が挙げられ、モノイソプロパノールアミドの
構造を有するものが望ましい。
【0030】これらの分岐鎖脂肪酸アルカノールアミド
の具体例としては、イソステアリン酸モノイソプロパノ
ールアミド、イソステアリン酸モノエタノールアミド、
イソステアリン酸ジエタノールアミド、イソノナン酸モ
ノイソプロパノールアミド、イソパルミチン酸モノイソ
プロパノールアミド等が挙げられ、これらの中でも特に
望ましいものとしてイソステアリン酸モノイソプロパノ
ールアミドが挙げられ、商品としては、川研ファインケ
ミカル社より販売されている、アミゾールPLME、ア
ミゾールPLME−A等がある。
【0031】これらの(C)成分であるアミド化合物お
よび分岐脂肪酸アルカノールアミドは、本発明の組成物
中に0.1〜10.0%の配合が望ましく、更に望まし
くは0.5〜5.0%配合される。0.1%より少ない
と所望の効果が得られない場合があり、また、10.0
%を越えて配合するとすすぎ時にきしみを感じたり感触
上の問題、さらに毛髪の染毛性に弊害が生じる場合があ
る。
【0032】これらのアミド化合物は一種又は二種以上
を混合して用いることができ、他の脂肪酸アルカノール
アミド類と組合せて用いた場合にも相乗作用により所望
の効果が得られる。
【0033】本発明のカラーシャンプー組成物において
は、pH領域を4.0〜8.0にすることが必要であ
り、好ましくは、pH5.0〜7.0である。pHが
4.0よりも低いと毛髪への染毛性に劣り、またシャン
プーとしての起泡性が良くない。またpHが8.0を超
えると、手や皮膚へ染着しやすくなる。
【0034】本発明のカラーシャンプー組成物は所望に
より、本発明の効果を損しない範囲で、通常化粧料に一
般に配合される成分、例えばエタノール、イソプロパノ
ール等のアルコール、ラノリン誘導体、蛋白質誘導体
や、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキ
サン等のシリコーン油、ポリエチレングリコールの脂肪
酸エステル油、ツバキ油、オリーブ油等の植物油等の油
性成分、プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチ
レングリコール等の保湿成分、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル等の非イオン界面活性剤アルキルスルホン
酸塩等のアニオン界面活性剤、流動パラフィン、ワセリ
ン、スクワラン等の炭化水素、水溶性高分子物質(アニ
オン性、非イオン性、カチオン性のものを含む)、金属
イオン封鎖剤、防腐剤、pH調整剤、ビタミン類、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、色素、香料及び噴射剤等を含む
ことができる。また、剤型としてエアゾール、液状、乳
液状、クリーム状、ゲル状等様々な剤型タイプにするこ
とができ、特に剤型を問わない。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例等により、さらに具体
的に説明するが、これらにより本発明の技術的範囲が限
定解釈されるべきものではない。尚、実施例に先立って
各実施例で採用した試験法及び評価法を説明する。
【0036】(1)皮膚への染着性試験 健常人の上腕内側部の3cm×3cmの面積部にシャン
プー液0.5gを塗布し、5分間放置する。その後、温
水で30秒間洗浄して乾燥した後、ミノルタ社製色差計
(CR−300)を用いて測色を行い、下記の式に従っ
て、シャンプー液塗布前との色差(ΔE)を求め、皮膚
への染着性を評価した。尚、ΔEが大きいほど皮膚への
染着性が高いことを示す。
【0037】 色差(ΔE)=[(ΔL)2+(Δa)2+(Δb)2]1/2 ΔL:塗布前後のL値の差 Δa:塗布前後のa値の差 Δb:塗布前後のb値の差
【0038】(2)染毛性試験 市販のヒト白髪毛髪より作成したヘアーピース(10c
m、1g)にシャンプー液0.5gを塗布し、30秒間
泡立てて揉み洗いを行い、温水にて1分間濯ぎ、乾燥し
た。この処理操作を5回繰り返した後、ミノルタ社製色
差計(CR−300)を用いて測色を行い、下記の式に
従って、シャンプー処理前の毛髪との色差(ΔE)を求
め、染毛性を評価した。尚、ΔEが大きいほど染毛性が
高いことを示す。
【0039】 色差(ΔE)=[(ΔL)2+(Δa)2+(Δb)2]1/2 ΔL:塗布前後のL値の差 Δa:塗布前後のa値の差 Δb:塗布前後のb値の差
【0040】(3)泡立ち試験 2500mL容器の攪拌機つき円筒形シリンダーに40
℃の人工硬水(70ppm炭酸カルシウム)を400m
L入れ、被験試料40gを添加後、4500rpmで1
分間攪拌した後の泡容積を測定した。また、評価の基準
を次のように設定した。 ◎:泡立ち極めて良好(泡容積1500mL以上) ○:泡立ち良好(泡容積1200mL以上,1500m
L未満) △:泡立ち普通(泡容積800mL以上,1200mL
未満) ×:泡立ち不良(泡容積800mL未満)
【0041】(4)洗浄性試験 5cm×5cmのウールモスリン布にラノリン7%及び
スダンIII0.005%のクロロホルム溶液0.4m
Lを均一に塗布し、乾燥させ、この汚染布を3%の洗浄
剤溶液40mLが入った約100mLのガラス製シリン
ダー中に入れ、40℃の恒温槽中で15分間振とうし、
汚染布を流水中でよく濯ぎ、乾燥させ、反射率を調べ、
次式により洗浄率を求めた。
【0042】洗浄率(%)=100×(洗浄後の反射率
−洗浄前の反射率)/(原布の反射率−洗浄前の反射
率)
【0043】また、評価の基準を次のように設定した。 ◎・・・洗浄性優秀 洗浄率85%以上 ○・・・洗浄性良好 洗浄率70%以上85%未満 △・・・洗浄性普通 洗浄率55%以上70%未満 ×・・・洗浄性不良 洗浄率55%未満
【0044】(5)低温安定性試験 試料を0℃の恒温槽中に2週間放置し、染料結晶の析出
の有無を目視にて確認した。
【0045】また評価の基準を次のように設定した。 ◎・・・結晶析出を認めない △・・・わずかに結晶析出を認めた ×・・・明らかな結晶析出を認めた
【0046】実施例1〜5、比較例1〜5 表1に示す配合組成のカラーシャンプー組成物を常法に
従って調製し、皮膚染着性、染毛性、泡立ち、洗浄性及
び低温安定性を評価した。その結果を併せて表1に示
す。
【0047】
【表1】
【0048】表1から明らかなように、実施例1〜5の
本発明のカラーシャンプー組成物は、本発明の必須成分
のいずれかを含まない比較例1〜5と比較して、明らか
に皮膚染着性、染毛性、泡立ち、洗浄性及び低温安定性
のいずれの項目においても優れていた。また、塩基性染
料でなく酸性染料(黒色401号)を使用したものは、
皮膚に染着しやすく、毛髪への染毛性が悪かった。
【0049】実施例6〜11、比較例6〜10 表2に示す配合組成のカラーシャンプー組成物を常法に
従って調製し、皮膚染着性、染毛性、泡立ち、洗浄性及
び低温安定性を評価した。その結果を併せて表2に示
す。
【0050】
【表2】
【0051】表2から明らかなように、実施例6〜11
の本発明のカラーシャンプー組成物は、本発明の必須成
分のいずれかを含まない比較例6〜10と比較して、明
らかに皮膚染着性、染毛性、泡立ち、洗浄性及び低温安
定性のいずれの項目においても優れていた。
【0052】実施例12〜16、比較例11〜14 表3に示す配合組成のカラーシャンプー組成物を常法に
従って調製し、皮膚染着性、染毛性、泡立ち、洗浄性及
び低温安定性を評価した。その結果を併せて表3に示
す。
【0053】
【表3】
【0054】表3から明らかなように、実施例12〜1
6の本発明のカラーシャンプー組成物は、本発明の必須
成分のいずれかを含まない比較例11〜14と比較し
て、明らかに皮膚染着性、染毛性、泡立ち、洗浄性及び
低温安定性のいずれの項目においても優れていた。
【0055】実施例17 下記組成のシャンプーを常法により調製した。 組成 配合量% 1)ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン 25.0 2)イソステアリン酸モノイソプロパノールアミド 2.0 3)カチオン化セルロース 0.2 (商品名:カチナールHC−200、東邦化学社製) 4)ジステアリン酸エチレングリコール 2.5 5)パラオキシ安息香酸メチル 0.2 6)サリチル酸 0.2 7)リン酸二ナトリウム 0.1 8)リン酸一カリウム 0.4 9)香料 0.5 10)BASIC BROWN 16 0.4 11)BASIC RED 76 0.1 12)BASIC BLUE 99 0.1 13)精製水 残 余 (製造方法)成分1〜9及び成分13の一部を70℃に
て均一に混合溶解する。40℃まで冷却後、成分10〜
12及び成分13の残部を室温にて溶解したものを添加
し、30℃まで冷却しながら混合する。
【0056】実施例17の本発明のシャンプー組成物
は、皮膚染着性、染毛性、泡立ち、洗浄性及び低温安定
性のいずれの項目においても優れていた。
【0057】実施例18 下記組成のシャンプーを常法により調製した。 組成 配合量% 1)ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン 15.0 2)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ 10.0 エチルイミダゾリニウムベタイン 3)POE(1)POP(2)イソステアリン酸 2.0 モノイソプロパノールアミド 4)POP(1)ラウリン酸モノエタノールアミド 1.0 5)ポリグリコールポリアミン縮合物 0.2 (商品名:ポリコートNH、コグニス社製) 6)1,3−ブチレングリコール 1.0 7)ジステアリン酸エチレングリコール 2.0 8)パラオキシ安息香酸メチル 0.2 9)安息香酸ナトリウム 0.2 10)リン酸二ナトリウム 0.1 11)リン酸一カリウム 0.4 12)香料 適 量 13)BASIC BROWN 16 0.2 14)BASIC BLUE 99 0.3 15)精製水 残 余 (製造方法)成分1〜12及び成分15の一部を70℃
にて均一に混合溶解する。40℃まで冷却後、成分13
〜14及び成分15の残部を室温にて溶解したものを添
加し、30℃まで冷却しながら混合する。
【0058】実施例18の本発明のシャンプー組成物
は、皮膚染着性、染毛性、泡立ち、洗浄性及び低温安定
性のいずれの項目においても優れていた。
【0059】実施例19 下記組成のシャンプーを常法により調製した。 組成 配合量% 1)ラウリルヒドロキシスルホベタイン 15.0 2)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ 10.0 エチルイミダゾリニウムベタイン 3)POP(2)ラウリン酸モノエタノールアミド 2.0 4)イソステアリン酸モノイソプロパノールアミド 1.0 5)ジメチルポリシロキサン 0.3 (商品名:シリコンKF96H100万cs、信越化学工業社製) 6)カチオン化グアーガム 0.3 (商品名:ジャガーC−13−S、セラニーズ社製) 7)ジステアリン酸エチレングリコール 2.0 8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 9)安息香酸ナトリウム 0.2 10)リン酸二ナトリウム 0.1 11)リン酸一カリウム 0.4 12)香料 適 量 13)BASIC YELLOW 57 0.5 14)BASIC RED 76 0.3 15)精製水 残 余 (製造方法)成分1〜12及び成分15の一部を70℃
にて均一に混合溶解する。40℃まで冷却後、成分13
〜14及び成分15の残部を室温にて溶解したものを添
加し、30℃まで冷却しながら混合する。
【0060】実施例19の本発明のシャンプー組成物
は、皮膚染着性、染毛性、泡立ち、洗浄性及び低温安定
性のいずれの項目においても優れていた。
【0061】尚、上記処方中に用いた香料は下記の組成
のものである。
【0062】
【表4】
【0063】
【発明の効果】本発明のカラーシャンプー組成物は、手
や皮膚に染まらず、毛髪に対して優れた染毛効果と良好
な起泡性と洗浄効果、さらに低温安定性に優れたもので
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(A)〜(C) (A)塩基性染料と、(B)両性界面活性剤と、(C)
    一般式(1) 【化1】 [但し、R1は炭素数7〜21の直鎖又は分岐鎖のアル
    キル基、R2はH又はCH 3基、0≦m<10、0≦n≦
    10、m<nである。但し、m、nはそれぞれ平均数で
    ある。]で示されるアミド化合物および平均炭素数が8
    〜22の分岐鎖アシル基を有する分岐鎖脂肪酸アルカノ
    ールアミドからなる群より選ばれる1種又は2種以上と
    を含有し、pHが4.0〜8.0であるカラーシャンプ
    ー組成物。
  2. 【請求項2】 (C)成分が、一般式(2) 【化2】 [但し、R3は炭素数7〜21の直鎖又は分岐鎖のアル
    キル基、R4はH又はCH 3基、0.5≦p≦5である。
    但し、pは平均数である。]で示されるアミド化合物お
    よび平均炭素数が8〜22の分岐鎖アシル基を有する分
    岐鎖脂肪酸モノイソプロパノールアミドからなる群より
    選ばれる1種又は2種以上である請求項1に記載のカラ
    ーシャンプー組成物。
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