JP2003238449A - 鶏用組み換えワクチン及びそれを用いた免疫付与方法 - Google Patents
鶏用組み換えワクチン及びそれを用いた免疫付与方法Info
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- JP2003238449A JP2003238449A JP2002044426A JP2002044426A JP2003238449A JP 2003238449 A JP2003238449 A JP 2003238449A JP 2002044426 A JP2002044426 A JP 2002044426A JP 2002044426 A JP2002044426 A JP 2002044426A JP 2003238449 A JP2003238449 A JP 2003238449A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発育鶏卵に接種しても副作用がない組み換え
鶏用組み換えワクチン、及び当該ワクチンを用いた鶏へ
の免疫付与方法を提供する。 【解決手段】 鳥類病原体の抗原遺伝子を有する組み換
えカナリア痘ウイルスを主成分とする鶏用組み換えワク
チン。このワクチンを発育鶏卵に接種することで、容易
に鶏への免疫が付与できる。
鶏用組み換えワクチン、及び当該ワクチンを用いた鶏へ
の免疫付与方法を提供する。 【解決手段】 鳥類病原体の抗原遺伝子を有する組み換
えカナリア痘ウイルスを主成分とする鶏用組み換えワク
チン。このワクチンを発育鶏卵に接種することで、容易
に鶏への免疫が付与できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鶏用組み換えワク
チンに関し、詳しくは、発育鶏卵に接種しても副作用が
ない組み換えカナリア痘ウイルスを主成分とする鶏用組
み換えワクチンに関する。
チンに関し、詳しくは、発育鶏卵に接種しても副作用が
ない組み換えカナリア痘ウイルスを主成分とする鶏用組
み換えワクチンに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、実用化されているワクチンは、生
ワクチンと不活化ワクチンに分けられる。不活化ワクチ
ンは、免疫持続期間の短さや免疫付与に必要な抗原量の
多さなどの問題を有しているため、生ワクチンが多用さ
れている。
ワクチンと不活化ワクチンに分けられる。不活化ワクチ
ンは、免疫持続期間の短さや免疫付与に必要な抗原量の
多さなどの問題を有しているため、生ワクチンが多用さ
れている。
【0003】従来、生ワクチンとして、病原体をインビ
トロで継代するような方法で弱毒化した弱毒生ワクチン
が多用されていた。しかし、弱毒ワクチンは、変異によ
り毒性が復活する可能性を有する上、様々な副作用を持
つものが多い。このため、より安全なワクチンとして、
毒性のほとんど無いウイルスベクターに抗原遺伝子を挿
入して得られる組み換えウイルスからなる組み換えワク
チンが開発されている。
トロで継代するような方法で弱毒化した弱毒生ワクチン
が多用されていた。しかし、弱毒ワクチンは、変異によ
り毒性が復活する可能性を有する上、様々な副作用を持
つものが多い。このため、より安全なワクチンとして、
毒性のほとんど無いウイルスベクターに抗原遺伝子を挿
入して得られる組み換えウイルスからなる組み換えワク
チンが開発されている。
【0004】ワクチン接種は、養鶏業界において最も経
済効果の高い疾病対策の一つとして行われている。鶏用
組み換えワクチン作製に用いるウイルスベクターとして
は、ヘルペスウイルス属の七面鳥ヘルペスウイルス(H
VT)やアビポックスウイルス属の鶏痘ウイルス(FP
V)がある。FPVは、速やかな免疫賦与を与えること
や、2週間程度で接種鶏からウイルスが駆逐されるとい
う長所があるため、有効なワクチンとして実用化されて
いる。
済効果の高い疾病対策の一つとして行われている。鶏用
組み換えワクチン作製に用いるウイルスベクターとして
は、ヘルペスウイルス属の七面鳥ヘルペスウイルス(H
VT)やアビポックスウイルス属の鶏痘ウイルス(FP
V)がある。FPVは、速やかな免疫賦与を与えること
や、2週間程度で接種鶏からウイルスが駆逐されるとい
う長所があるため、有効なワクチンとして実用化されて
いる。
【0005】ところで鶏用組み換えワクチンには、安全
性や効果が高いことばかりでなく、接種方法が容易であ
ることも求められている。接種方法には、皮下接種や、
翼膜接種、飲水投与、点眼、孵化前の発育鶏卵への接種
などがある。中でも発育鶏卵への接種は、ワクチン接種
の自動化が可能であり、接種に伴う手間を軽減できる利
点がある。しかしながら、FPVを用いた鶏用組み換え
ワクチンを発育鶏卵へ接種すると、孵化率の低下や、孵
化後の死亡率が高くなるという副作用があった。
性や効果が高いことばかりでなく、接種方法が容易であ
ることも求められている。接種方法には、皮下接種や、
翼膜接種、飲水投与、点眼、孵化前の発育鶏卵への接種
などがある。中でも発育鶏卵への接種は、ワクチン接種
の自動化が可能であり、接種に伴う手間を軽減できる利
点がある。しかしながら、FPVを用いた鶏用組み換え
ワクチンを発育鶏卵へ接種すると、孵化率の低下や、孵
化後の死亡率が高くなるという副作用があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術のも
と、本発明者らは、発育鶏卵に接種しても副作用のない
鶏用組み換えワクチンを得るべく鋭意研究した結果、ア
ビポックスウイルス属の中でもカナリア痘ウイルスを鶏
の卵に接種した場合には、孵化率が低下せず、また孵化
後の死亡率も低下しないことを見出し、本発明を完成す
るに到った。
と、本発明者らは、発育鶏卵に接種しても副作用のない
鶏用組み換えワクチンを得るべく鋭意研究した結果、ア
ビポックスウイルス属の中でもカナリア痘ウイルスを鶏
の卵に接種した場合には、孵化率が低下せず、また孵化
後の死亡率も低下しないことを見出し、本発明を完成す
るに到った。
【0007】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、鳥類病原体の抗原遺伝子を有する組み換えカナリア
痘ウイルスを主成分とする鶏用組み換えワクチン(以
下、単に本発明のワクチンということがある)が提供さ
れ、また当該鶏用組み換えワクチンを、発育鶏卵に接種
することを特徴とする鶏への免疫付与方法が提供され、
更にカナリア痘ウイルスの鶏用組み換えワクチン用ベク
ターとしての使用が提供される。
ば、鳥類病原体の抗原遺伝子を有する組み換えカナリア
痘ウイルスを主成分とする鶏用組み換えワクチン(以
下、単に本発明のワクチンということがある)が提供さ
れ、また当該鶏用組み換えワクチンを、発育鶏卵に接種
することを特徴とする鶏への免疫付与方法が提供され、
更にカナリア痘ウイルスの鶏用組み換えワクチン用ベク
ターとしての使用が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】(1)カナリア痘ウイルス(以下
CaPVと略す) 本発明で用いるCaPVは、ポックスウイルス科チョル
ドポックスウイルス亜科アビポックスウイルス属に分類
されるウイルスである。CaPVは、発育鶏卵に接種し
ても孵化率を低下させず、また、孵化後の体重増加が非
接種鶏と比べて低下させないウイルスである。好ましい
CaPVの具体例としてはバイオミューン社のPoxi
mune−Cなどの市販生ワクチン株、C−186株、
SGA株などの野外分離株、寄託機関ATCCに保管さ
れているATCC NumberVR−111などが挙
げられる。
CaPVと略す) 本発明で用いるCaPVは、ポックスウイルス科チョル
ドポックスウイルス亜科アビポックスウイルス属に分類
されるウイルスである。CaPVは、発育鶏卵に接種し
ても孵化率を低下させず、また、孵化後の体重増加が非
接種鶏と比べて低下させないウイルスである。好ましい
CaPVの具体例としてはバイオミューン社のPoxi
mune−Cなどの市販生ワクチン株、C−186株、
SGA株などの野外分離株、寄託機関ATCCに保管さ
れているATCC NumberVR−111などが挙
げられる。
【0009】(2)CaPVの増殖に非必須なDNA領
域(非必須領域) CaPVの増殖に非必須な領域に鳥類病原体の抗原遺伝
子を挿入して、本発明のワクチンの有効成分である組み
換えCaPVを得る。CaPVの増殖に非必須なDNA
領域とは、その領域のDNAが欠損する、又はその領域
に外来遺伝子が挿入されるなどの変異を受けても変異前
のCaPV(これを親株という)と同様に増殖し、当該
変異を受けたCaPVを継代しても安定なゲノム構造を
維持することができる領域である。このような非必須領
域の具体例としては、配列番号1に示した3,348塩
基対からなるEcoRI断片中の第1,785〜1,8
75番目の領域が例示される。この非必須領域の中に外
来遺伝子を挿入する部位としての具体例としては、配列
番号1の第1,825番目にある制限酵素Bst110
7I切断部位などが例示される。
域(非必須領域) CaPVの増殖に非必須な領域に鳥類病原体の抗原遺伝
子を挿入して、本発明のワクチンの有効成分である組み
換えCaPVを得る。CaPVの増殖に非必須なDNA
領域とは、その領域のDNAが欠損する、又はその領域
に外来遺伝子が挿入されるなどの変異を受けても変異前
のCaPV(これを親株という)と同様に増殖し、当該
変異を受けたCaPVを継代しても安定なゲノム構造を
維持することができる領域である。このような非必須領
域の具体例としては、配列番号1に示した3,348塩
基対からなるEcoRI断片中の第1,785〜1,8
75番目の領域が例示される。この非必須領域の中に外
来遺伝子を挿入する部位としての具体例としては、配列
番号1の第1,825番目にある制限酵素Bst110
7I切断部位などが例示される。
【0010】ここに例示した以外の非必須領域であって
も、以下の手順で容易にクローニングできる。まず
(a)CaPVゲノムDNAを制限酵素で切断し、ベク
ターにクローニングして、複数のクローンを得、(b)
その中から任意の長さ(例えば3〜4kb長程度)のC
aPVゲノムDNA断片を選び、(c)そのDNAの制
限酵素地図を作製する。次いで、これらDNA断片から
非必須領域を選択するには、次(d)〜(g)の手順に
よればよい。
も、以下の手順で容易にクローニングできる。まず
(a)CaPVゲノムDNAを制限酵素で切断し、ベク
ターにクローニングして、複数のクローンを得、(b)
その中から任意の長さ(例えば3〜4kb長程度)のC
aPVゲノムDNA断片を選び、(c)そのDNAの制
限酵素地図を作製する。次いで、これらDNA断片から
非必須領域を選択するには、次(d)〜(g)の手順に
よればよい。
【0011】(d)制限酵素地図から確認された、各ク
ローン中に存在する任意の制限酵素サイトに、例えばワ
クシニアウイルス7.5kDaポリペプチドのプロモー
ター(以下、7.5kプロモーターという)などを、例
えばβ−ガラクトシダーゼをコードするlacZ遺伝子
などのマーカーと共に、常法に従って挿入し、ベクター
を構築する。(e)CaPVを感染させた細胞に(d)
で作製した各ベクターをトランスフェクションする。
(f)得られた各組み換え体を純化する。(g)純化し
た組み換えCaPVを鶏胎児繊維芽細胞(以下、CEF
という)で数代継代培養した後、ゲノムの安定性やβ−
ガラクトシダーゼの発現量を調べる。(g)においてゲ
ノムが安定ですべてのプラークがβ−ガラクトシダーゼ
を発現している組み換えCaPVが得られた場合に、そ
のlacZ遺伝子を挿入した制限酵素サイト近傍が非必
須領域として利用可能であると判断できる。
ローン中に存在する任意の制限酵素サイトに、例えばワ
クシニアウイルス7.5kDaポリペプチドのプロモー
ター(以下、7.5kプロモーターという)などを、例
えばβ−ガラクトシダーゼをコードするlacZ遺伝子
などのマーカーと共に、常法に従って挿入し、ベクター
を構築する。(e)CaPVを感染させた細胞に(d)
で作製した各ベクターをトランスフェクションする。
(f)得られた各組み換え体を純化する。(g)純化し
た組み換えCaPVを鶏胎児繊維芽細胞(以下、CEF
という)で数代継代培養した後、ゲノムの安定性やβ−
ガラクトシダーゼの発現量を調べる。(g)においてゲ
ノムが安定ですべてのプラークがβ−ガラクトシダーゼ
を発現している組み換えCaPVが得られた場合に、そ
のlacZ遺伝子を挿入した制限酵素サイト近傍が非必
須領域として利用可能であると判断できる。
【0012】(3)組み換えCaPV
組み換えCaPVは、上述してきた非必須領域に鶏に対
する病原体の抗原遺伝子が挿入された組み換えCaPV
であり、例えば、以下のように作製される。前述したC
aPVの非必須領域が挿入されたベクターに、CaPV
で機能するプロモーターとともに病原体の抗原遺伝子を
組み込んで、組み換えベクターを作製する。次いで、C
aPV感染細胞と当該組み換えベクターとで相同組み換
えを起こさせて、CaPVに鶏病病原体の抗原遺伝子を
挿入した後、組み換えCaPVを選択、純化する。
する病原体の抗原遺伝子が挿入された組み換えCaPV
であり、例えば、以下のように作製される。前述したC
aPVの非必須領域が挿入されたベクターに、CaPV
で機能するプロモーターとともに病原体の抗原遺伝子を
組み込んで、組み換えベクターを作製する。次いで、C
aPV感染細胞と当該組み換えベクターとで相同組み換
えを起こさせて、CaPVに鶏病病原体の抗原遺伝子を
挿入した後、組み換えCaPVを選択、純化する。
【0013】(ベクター)非必須領域を挿入するための
ベクターに格別な制限はなく、一般的なものを用いれば
よい。例えば、pBR322、pBR325、pUC
7、pUC8、pUC18等のプラスミド、pBlue
scriptKIIなどのファージミド、M13ファー
ジなどのファージ、pHC79等のコスミドなどのベク
ターを適当な制限酵素で処理して用いればよい。
ベクターに格別な制限はなく、一般的なものを用いれば
よい。例えば、pBR322、pBR325、pUC
7、pUC8、pUC18等のプラスミド、pBlue
scriptKIIなどのファージミド、M13ファー
ジなどのファージ、pHC79等のコスミドなどのベク
ターを適当な制限酵素で処理して用いればよい。
【0014】(プロモーター)本発明で用いるプロモー
ターは、組み換えCaPV感染細胞中でプロモーターと
して機能するものであれば、特に限定されない。例え
ば、ワクシニアウイルスの7.5kポリペプチドや、1
1kポリペプチド、チミジンキナーゼなどの遺伝子プロ
モーターなどが例示されるほか、プロモーターとして機
能する限りにおいては、塩基の一部を置換、欠失、付加
などの改変をしたものであってもよく、また合成された
ものでもよい。
ターは、組み換えCaPV感染細胞中でプロモーターと
して機能するものであれば、特に限定されない。例え
ば、ワクシニアウイルスの7.5kポリペプチドや、1
1kポリペプチド、チミジンキナーゼなどの遺伝子プロ
モーターなどが例示されるほか、プロモーターとして機
能する限りにおいては、塩基の一部を置換、欠失、付加
などの改変をしたものであってもよく、また合成された
ものでもよい。
【0015】(抗原遺伝子)本発明で用いる抗原遺伝子
は、ニューカッスル病ウイルス、伝染性喉頭気管炎ウイ
ルス、マレック病ウイルス、伝染性ファブリキウス嚢病
ウイルスなどの鶏に対する病原体の抗原遺伝子であれ
ば、特に限定されない。抗原遺伝子の具体例としては、
ニューカッスル病ウイルスのHNタンパク質をコードす
る遺伝子(Miller et al.、J.Gen.
Virol.、Vol.67、p1917−1927、
1986)やFタンパク質をコードする遺伝子(McG
innes et al.、Virus Res.、V
ol.5、p343−356、1986);伝染性喉頭
気管炎ウイルスの糖タンパク質gB(Poulsen
et al.、Virus Genes、Vol.5、
p335−347、1991、米国特許番号5,44
3,831)やUL32(WO98/07866)をコ
ードする遺伝子;マレック病ウイルスの糖タンパク質g
Bをコードする遺伝子(Ross et al.、J.
Gen.Virol.、Vol.70、p1789−1
804、1988);伝染性ファブリキウス嚢病ウイル
スの構造タンパクVP2をコードする遺伝子(Bayl
iss etal.、J.Gen.Virol.、Vo
l.71、p1303−1312、1990);等の感
染防御に関与した抗原をコードした遺伝子が例示され
る。
は、ニューカッスル病ウイルス、伝染性喉頭気管炎ウイ
ルス、マレック病ウイルス、伝染性ファブリキウス嚢病
ウイルスなどの鶏に対する病原体の抗原遺伝子であれ
ば、特に限定されない。抗原遺伝子の具体例としては、
ニューカッスル病ウイルスのHNタンパク質をコードす
る遺伝子(Miller et al.、J.Gen.
Virol.、Vol.67、p1917−1927、
1986)やFタンパク質をコードする遺伝子(McG
innes et al.、Virus Res.、V
ol.5、p343−356、1986);伝染性喉頭
気管炎ウイルスの糖タンパク質gB(Poulsen
et al.、Virus Genes、Vol.5、
p335−347、1991、米国特許番号5,44
3,831)やUL32(WO98/07866)をコ
ードする遺伝子;マレック病ウイルスの糖タンパク質g
Bをコードする遺伝子(Ross et al.、J.
Gen.Virol.、Vol.70、p1789−1
804、1988);伝染性ファブリキウス嚢病ウイル
スの構造タンパクVP2をコードする遺伝子(Bayl
iss etal.、J.Gen.Virol.、Vo
l.71、p1303−1312、1990);等の感
染防御に関与した抗原をコードした遺伝子が例示され
る。
【0016】(マーカー遺伝子)本発明でCaPVに挿
入される遺伝子は、鶏に対する病原体の抗原遺伝子以外
に、必要とあればマーカー遺伝子を含めても良い。具体
例としては、大腸菌由来のβ−ガラクトシダーゼをコー
ドするlacZ遺伝子やルシフェラーゼ遺伝子などが例
示される。
入される遺伝子は、鶏に対する病原体の抗原遺伝子以外
に、必要とあればマーカー遺伝子を含めても良い。具体
例としては、大腸菌由来のβ−ガラクトシダーゼをコー
ドするlacZ遺伝子やルシフェラーゼ遺伝子などが例
示される。
【0017】(相同組み換え)CaPVと組み換えベク
ターとで相同組み換えを起こさせる方法は特に制限され
ず、常法に従って行えばよい。すなわち、予めCaPV
を感染させた細胞に、例えば、リン酸カルシウムやエレ
クトロポレーション等により組み換えベクターを導入す
ることにより、ベクターと感染細胞中のウイルスゲノム
DNAとの間で相同組み換えが起こり、組み換えCaP
Vが構築される。得られた組み換えCaPVを、イーグ
ルMEMなどの培地で培養された宿主細胞に感染させ、
挿入した外来遺伝子をプローブとするハイブリダイゼー
ション法や、挿入したマーカー遺伝子の発現を調べる方
法、挿入した抗原遺伝子のコードするポリペプチドに対
する抗体を使用したイムノアッセイ法等に付すことによ
り、目的の組み換えウイルス候補を選び、純化していけ
ばよい。例えば、マーカー遺伝子としてlacZ遺伝子
が組み込まれている組み換えCaPVの場合、β−ガラ
クトシダーゼを発現する。よって、その基質の1つであ
るBluo−gal(GIBCO−BRL社製)存在下
で青いプラークを形成するので、その性質を利用して選
択、純化することが容易にできる。
ターとで相同組み換えを起こさせる方法は特に制限され
ず、常法に従って行えばよい。すなわち、予めCaPV
を感染させた細胞に、例えば、リン酸カルシウムやエレ
クトロポレーション等により組み換えベクターを導入す
ることにより、ベクターと感染細胞中のウイルスゲノム
DNAとの間で相同組み換えが起こり、組み換えCaP
Vが構築される。得られた組み換えCaPVを、イーグ
ルMEMなどの培地で培養された宿主細胞に感染させ、
挿入した外来遺伝子をプローブとするハイブリダイゼー
ション法や、挿入したマーカー遺伝子の発現を調べる方
法、挿入した抗原遺伝子のコードするポリペプチドに対
する抗体を使用したイムノアッセイ法等に付すことによ
り、目的の組み換えウイルス候補を選び、純化していけ
ばよい。例えば、マーカー遺伝子としてlacZ遺伝子
が組み込まれている組み換えCaPVの場合、β−ガラ
クトシダーゼを発現する。よって、その基質の1つであ
るBluo−gal(GIBCO−BRL社製)存在下
で青いプラークを形成するので、その性質を利用して選
択、純化することが容易にできる。
【0018】ここで用いる宿主細胞は、用いるCaPV
が感染し、増殖することが可能なものであれば特に限定
されず、例えば、鶏胎児繊維芽細胞(以下CEFと略
す)細胞等が挙げられる。
が感染し、増殖することが可能なものであれば特に限定
されず、例えば、鶏胎児繊維芽細胞(以下CEFと略
す)細胞等が挙げられる。
【0019】(4)組み換えCaPVを有効成分とする
鶏用組み換えワクチン 本発明の鶏用組み換えワクチンは、上述した組み換えC
aPVを有効成分として含有するものである。本発明の
ワクチンは、ウイルス以外にも薬理学的に許容しうるキ
ャリアー、例えば生理食塩水などを含んでいてもよい。
また、本発明のワクチンに、本発明の効果を損なわない
範囲で他の有効成分を混合してもよい。他の有効成分
は、組み換えウイルスであっても、他の非組み換えワク
チンであってもよい。
鶏用組み換えワクチン 本発明の鶏用組み換えワクチンは、上述した組み換えC
aPVを有効成分として含有するものである。本発明の
ワクチンは、ウイルス以外にも薬理学的に許容しうるキ
ャリアー、例えば生理食塩水などを含んでいてもよい。
また、本発明のワクチンに、本発明の効果を損なわない
範囲で他の有効成分を混合してもよい。他の有効成分
は、組み換えウイルスであっても、他の非組み換えワク
チンであってもよい。
【0020】本発明のワクチンの調製方法は特に限定さ
れない。例えば、CaPVが生育することのできる細胞
に上述してきた組み換えCaPVを感染させ、培養して
組み換えCaPVが必要量まで増殖させる。その後、細
胞を回収して破砕する。この細胞破砕物を遠心分離し
て、高力価の組み換えCaPVを含んだ遠心上清と、沈
澱物に分離する。本質的に宿主細胞を含まず、細胞培養
培地と組み換えCaPVを含んだこの遠心上清は、本発
明のワクチンとして使用できるほか、遠心上清に薬理学
的に許容される生理食塩水などを添加し、再調整しても
良い。
れない。例えば、CaPVが生育することのできる細胞
に上述してきた組み換えCaPVを感染させ、培養して
組み換えCaPVが必要量まで増殖させる。その後、細
胞を回収して破砕する。この細胞破砕物を遠心分離し
て、高力価の組み換えCaPVを含んだ遠心上清と、沈
澱物に分離する。本質的に宿主細胞を含まず、細胞培養
培地と組み換えCaPVを含んだこの遠心上清は、本発
明のワクチンとして使用できるほか、遠心上清に薬理学
的に許容される生理食塩水などを添加し、再調整しても
良い。
【0021】組み換えCaPVは凍結乾燥しても失活す
ることがない。そのため、組み換えCaPVや、これを
含む上述した遠心上清を凍結乾燥後、凍結乾燥ワクチン
として室温(20〜22℃程度)で長期保存することも
可能である。従って、本発明のワクチンは、従来発育鶏
卵接種に使用されるマレック病ワクチンの場合に必要で
あった液体窒素中での保存、取扱い及び接種などの面倒
な手続きを軽減することができるという利点も有してい
る。さらに組み換えCaPVやその懸濁液を、−20℃
〜−70℃に凍結して保存可能である。
ることがない。そのため、組み換えCaPVや、これを
含む上述した遠心上清を凍結乾燥後、凍結乾燥ワクチン
として室温(20〜22℃程度)で長期保存することも
可能である。従って、本発明のワクチンは、従来発育鶏
卵接種に使用されるマレック病ワクチンの場合に必要で
あった液体窒素中での保存、取扱い及び接種などの面倒
な手続きを軽減することができるという利点も有してい
る。さらに組み換えCaPVやその懸濁液を、−20℃
〜−70℃に凍結して保存可能である。
【0022】本発明のワクチンを接種する方法は、有効
成分である組み換えCaPVが鶏に感染して防御免疫を
引き起こす方法であれば、どのような方法で投与しても
よいが、特に発育鶏卵への接種に好適である。接種量
は、例えばニワトリに接種する場合、1羽(又は1卵)
あたり通常、組み換えCaPV量として103〜106
pfu(プラーク形成単位)である。注射する場合に
は、この量を生理食塩水などの生理学的に許容される液
体で希釈したりして、0.1ml程度にすればよい。
成分である組み換えCaPVが鶏に感染して防御免疫を
引き起こす方法であれば、どのような方法で投与しても
よいが、特に発育鶏卵への接種に好適である。接種量
は、例えばニワトリに接種する場合、1羽(又は1卵)
あたり通常、組み換えCaPV量として103〜106
pfu(プラーク形成単位)である。注射する場合に
は、この量を生理食塩水などの生理学的に許容される液
体で希釈したりして、0.1ml程度にすればよい。
【0023】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。尚、文中の%は、特に断りのない限り重量基準で
ある。
する。尚、文中の%は、特に断りのない限り重量基準で
ある。
【0024】(参考例1)アビポックスウイルスの鶏卵
接種による副作用評価 よりSPF受精卵(SPAFAS社製(米国、コネチカ
ット州))360個を、温度37℃、相対湿度60%の
孵卵器に入れ、18日間転卵(20回/日)した。18
日目に卵を孵卵器より取り出し、検卵を行って無精卵や
発育中止卵を取り除いた334個を8群に分け、7つの
群にそれぞれ表1記載のアビポックスウイルス104P
FU/個を接種した。接種後、各卵は群毎に孵卵器の発
生座に置き、転卵せずに孵化させた。生まれた雛は群が
識別できるように脚帯を付けて雛室に移し、1週間飼育
し、1週間後の生存数をカウントした。その結果を表1
に示す。尚、接種に用いたアビポックスウイルスは全
て、バイオミューン社(米国、カンサス州)で保有して
いたウイルスを使用した。
接種による副作用評価 よりSPF受精卵(SPAFAS社製(米国、コネチカ
ット州))360個を、温度37℃、相対湿度60%の
孵卵器に入れ、18日間転卵(20回/日)した。18
日目に卵を孵卵器より取り出し、検卵を行って無精卵や
発育中止卵を取り除いた334個を8群に分け、7つの
群にそれぞれ表1記載のアビポックスウイルス104P
FU/個を接種した。接種後、各卵は群毎に孵卵器の発
生座に置き、転卵せずに孵化させた。生まれた雛は群が
識別できるように脚帯を付けて雛室に移し、1週間飼育
し、1週間後の生存数をカウントした。その結果を表1
に示す。尚、接種に用いたアビポックスウイルスは全
て、バイオミューン社(米国、カンサス州)で保有して
いたウイルスを使用した。
【0025】
【表1】
【0026】表1からわかるように、2種類の鶏痘生ワ
クチン株、鳩痘ウイルス、クエールポックスを接種した
鶏群は孵化率の低下あるいは死亡率が上昇したが、Ca
PVを接種した鶏は、使用した3種類とも、孵化率及び
死亡率ともに、非接種コントロール群と変わらず、発育
鶏卵への接種が悪影響を及ぼさないことが判明した。
クチン株、鳩痘ウイルス、クエールポックスを接種した
鶏群は孵化率の低下あるいは死亡率が上昇したが、Ca
PVを接種した鶏は、使用した3種類とも、孵化率及び
死亡率ともに、非接種コントロール群と変わらず、発育
鶏卵への接種が悪影響を及ぼさないことが判明した。
【0027】(参考例2)CaPVゲノムDNA断片を
挿入したプラスミドの調製 6枚の直径150mmの培養皿で、20ml/皿の0.
03%L−グルタミン加イーグルMEM培地で培養され
た鶏胎児繊維芽(CEF)細胞に、CaPVSGA株を
1pfu/細胞(以下M.O.I.=1と略することも
ある)となるように感染させ、前述の培地で37℃、5
%CO2インキュベーターで4日間培養後、感染細胞を
スクレーパーで培養皿からはがし、50ml遠心チュー
ブで回収した。PBSで洗浄後、1.2mlのPBSに
懸濁し、0.8mlの可溶化バッファー(1.25%T
ritonX−100、250mM 2−メルカプトエ
タノール(2−ME)、50mlEDTA添加PBS)
を加えて室温に15分静置して細胞を可溶化した。30
00rpm、5分の遠心分離で細胞残瑳を除去し、上澄
みをエッペンドルフチューブに移して15000rp
m、20分遠心分離してウイルス粒子を沈殿させた。ウ
イルス粒子を、1mlの12.5mMトリス緩衝液(p
H7.5)に再懸濁し、ヌクレアーゼ液(0.25mg
/mlDNaseI、0.25mg/mlRNase
A、150mM NaCl)を4μl加えて37℃下、
30分静置した。次いで、これに500mMEDTAを
25μl、10%SDSを125μl、蒸留水を87μ
l、10mg/ml ProteaseKを12.5μ
l、2−MEを0.5μl加えて、55℃下30分静置
した。静置後のウイルス含有液にフェノール・クロロホ
ルム(1:1)を加えて、フェノール・クロロホルム抽
出した。もう1回フェノール・クロロホルム抽出行った
後、上層液に5M NaCl 16μlを加え、次いで
2.5倍量のエタノールを加えた後、−70℃に静置し
て、DNAを沈殿させた。沈殿させたDNAを分取し、
70%エタノールでDNAを洗浄後、乾燥させた。この
ようにして、CaPVのゲノムDNA80μgを取得し
た。
挿入したプラスミドの調製 6枚の直径150mmの培養皿で、20ml/皿の0.
03%L−グルタミン加イーグルMEM培地で培養され
た鶏胎児繊維芽(CEF)細胞に、CaPVSGA株を
1pfu/細胞(以下M.O.I.=1と略することも
ある)となるように感染させ、前述の培地で37℃、5
%CO2インキュベーターで4日間培養後、感染細胞を
スクレーパーで培養皿からはがし、50ml遠心チュー
ブで回収した。PBSで洗浄後、1.2mlのPBSに
懸濁し、0.8mlの可溶化バッファー(1.25%T
ritonX−100、250mM 2−メルカプトエ
タノール(2−ME)、50mlEDTA添加PBS)
を加えて室温に15分静置して細胞を可溶化した。30
00rpm、5分の遠心分離で細胞残瑳を除去し、上澄
みをエッペンドルフチューブに移して15000rp
m、20分遠心分離してウイルス粒子を沈殿させた。ウ
イルス粒子を、1mlの12.5mMトリス緩衝液(p
H7.5)に再懸濁し、ヌクレアーゼ液(0.25mg
/mlDNaseI、0.25mg/mlRNase
A、150mM NaCl)を4μl加えて37℃下、
30分静置した。次いで、これに500mMEDTAを
25μl、10%SDSを125μl、蒸留水を87μ
l、10mg/ml ProteaseKを12.5μ
l、2−MEを0.5μl加えて、55℃下30分静置
した。静置後のウイルス含有液にフェノール・クロロホ
ルム(1:1)を加えて、フェノール・クロロホルム抽
出した。もう1回フェノール・クロロホルム抽出行った
後、上層液に5M NaCl 16μlを加え、次いで
2.5倍量のエタノールを加えた後、−70℃に静置し
て、DNAを沈殿させた。沈殿させたDNAを分取し、
70%エタノールでDNAを洗浄後、乾燥させた。この
ようにして、CaPVのゲノムDNA80μgを取得し
た。
【0028】得られたDNAをTE緩衝液(10mM
Tris−Cl(pH8.0)、1mM EDTA)で
1μg/μlに溶かし、この溶液15μgに制限酵素E
coRIを加えてDNAを切断し、0.8%アガロース
ゲル電気泳動で2Kbp〜7KbのDNA断片を回収し
た。この回収されたDNAを、λZAPIIベクターを
EcoRIで切断したDNA断片(STRATAGEN
E社より切断済みのものが市販されている。製品コード
番号#236211)にライゲーションした。その後、
製品に添付されているメーカー指示書に従ってパッケー
ジングを行い、ファージ液を作製した。その液中のファ
ージ量を測定したところ、2×105pfuであった。
Tris−Cl(pH8.0)、1mM EDTA)で
1μg/μlに溶かし、この溶液15μgに制限酵素E
coRIを加えてDNAを切断し、0.8%アガロース
ゲル電気泳動で2Kbp〜7KbのDNA断片を回収し
た。この回収されたDNAを、λZAPIIベクターを
EcoRIで切断したDNA断片(STRATAGEN
E社より切断済みのものが市販されている。製品コード
番号#236211)にライゲーションした。その後、
製品に添付されているメーカー指示書に従ってパッケー
ジングを行い、ファージ液を作製した。その液中のファ
ージ量を測定したところ、2×105pfuであった。
【0029】そのファージ液をメーカー指示書に従い、
添付されていた大腸菌や、ヘルパーファージを用い
て、”In vivo excision”をおこな
い、アンピシリンを添加したLB寒天培地で37℃終夜
培養して出現させたコロニーをランダムに72個拾い、
それぞれアンピシリン添加したLB液体培地で培養して
増えた大腸菌からプラスミドを常法に従って調製した。
そうして調製された72種類のプラスミドの内、プラス
ミドの長さが約6Kbpのものを選択したところ、2種
類が該当し、それぞれpBSCP01とpBSCP04
と命名した。これらプラスミドを制限酵素EcoRIで
切断して0.8%アガロースゲル電気泳動したところ、
2.9kbpのプラスミド由来のDNA以外に、それぞ
れ3.3kbp、3.5kbpの断片が検出された。こ
の各断片はCaPVゲノム由来のDNAであり、CP0
1、CP04クローンと命名した。
添付されていた大腸菌や、ヘルパーファージを用い
て、”In vivo excision”をおこな
い、アンピシリンを添加したLB寒天培地で37℃終夜
培養して出現させたコロニーをランダムに72個拾い、
それぞれアンピシリン添加したLB液体培地で培養して
増えた大腸菌からプラスミドを常法に従って調製した。
そうして調製された72種類のプラスミドの内、プラス
ミドの長さが約6Kbpのものを選択したところ、2種
類が該当し、それぞれpBSCP01とpBSCP04
と命名した。これらプラスミドを制限酵素EcoRIで
切断して0.8%アガロースゲル電気泳動したところ、
2.9kbpのプラスミド由来のDNA以外に、それぞ
れ3.3kbp、3.5kbpの断片が検出された。こ
の各断片はCaPVゲノム由来のDNAであり、CP0
1、CP04クローンと命名した。
【0030】(参考例3) クローニングされたCaP
Vゲノムの解析 (1)制限酵素地図の作成 参考例2で選択されたpBSCP01及びpBSCP0
4を、制限酵素BamHI、BglII、Bst110
7I、EcoT22、HindIII、HpaI、Kp
nI、SnaBI、SpeI、SacI、XbaIのい
ずれかの制限酵素を用いて単独で切断し、または二つの
制限酵素を用いて二重切断し、アガロースゲル電気泳動
を行い、切断されて出現するバンドの数と本数を調べ
た。二重切断の組み合わせを変えることで、CP01及
びCP04クローンについて、上記の制限酵素の切断部
位が決定された。このようにして作製されたCP01及
びCP04クローンの制限酵素地図を図1に示す。
Vゲノムの解析 (1)制限酵素地図の作成 参考例2で選択されたpBSCP01及びpBSCP0
4を、制限酵素BamHI、BglII、Bst110
7I、EcoT22、HindIII、HpaI、Kp
nI、SnaBI、SpeI、SacI、XbaIのい
ずれかの制限酵素を用いて単独で切断し、または二つの
制限酵素を用いて二重切断し、アガロースゲル電気泳動
を行い、切断されて出現するバンドの数と本数を調べ
た。二重切断の組み合わせを変えることで、CP01及
びCP04クローンについて、上記の制限酵素の切断部
位が決定された。このようにして作製されたCP01及
びCP04クローンの制限酵素地図を図1に示す。
【0031】(2)塩基配列分析
CP01の塩基配列分析を下記の様にして行った。まず
プラスミドpBSCP01をテンプレートにして、ST
RATAGENE社より市販されているシークエンス用
プライマー(T3 20merとT7 22mer)を
用いてベックマンコールター社のDTCSキット(P/
N 608000)で指示書に従って調製したシークエ
ンス反応液を該社のシークエンサー(CEQ2000)
にかけて、各々のクローンの5’及び3’末端の約60
0bpの塩基配列を解読した。次に、制限酵素地図(図
1)の情報を基にサブクローニングしたDNA断片や、
解読した塩基配列情報を基に設計した合成プライマーを
用いて同様に順次シークエンスを行い、CP01クロー
ンの全長の塩基配列を解読した。CP01クローンの塩
基配列を配列番号1に示す。
プラスミドpBSCP01をテンプレートにして、ST
RATAGENE社より市販されているシークエンス用
プライマー(T3 20merとT7 22mer)を
用いてベックマンコールター社のDTCSキット(P/
N 608000)で指示書に従って調製したシークエ
ンス反応液を該社のシークエンサー(CEQ2000)
にかけて、各々のクローンの5’及び3’末端の約60
0bpの塩基配列を解読した。次に、制限酵素地図(図
1)の情報を基にサブクローニングしたDNA断片や、
解読した塩基配列情報を基に設計した合成プライマーを
用いて同様に順次シークエンスを行い、CP01クロー
ンの全長の塩基配列を解読した。CP01クローンの塩
基配列を配列番号1に示す。
【0032】また、解読した全塩基配列情報から推定さ
れる150以上のアミノ酸からなる蛋白をコードするオ
ープンリーディングフレーム(ORF)が、CP01ク
ローン内にそれぞれ4つ見出された。それを図1に記載
する。
れる150以上のアミノ酸からなる蛋白をコードするオ
ープンリーディングフレーム(ORF)が、CP01ク
ローン内にそれぞれ4つ見出された。それを図1に記載
する。
【0033】(参考例4)lacZ遺伝子をプロモータ
ーとともにCaPVゲノムDNA断片内に挿入した組み
換え用プラスミドの調製 ここで用いたプラスミド作製のための酵素反応等は、酵
素メーカーの推薦する緩衝液や反応条件を用いておこな
っている。
ーとともにCaPVゲノムDNA断片内に挿入した組み
換え用プラスミドの調製 ここで用いたプラスミド作製のための酵素反応等は、酵
素メーカーの推薦する緩衝液や反応条件を用いておこな
っている。
【0034】(1)pNZCP01の作製(図2)
参考例2で得たプラスミドpBSCP01を制限酵素E
coT22IXhoIで二重切断し、フェノール・クロ
ロホルム処理した後、エタノール沈殿処理後、ブランテ
ィングキット(宝酒造)で切断末端を平滑化した後、ラ
イゲーションして得られたプラスミドを用い、大腸菌T
G1を形質転換した。アンピシリン存在下のLB寒天培
地に出現したコロニーを、アンピシリン存在下のLB液
体培地で培養した後、ビルンボイムとドーリーの方法
(NucleicAcidResearch、Vol.
7、p1513−、1979)でプラスミドを抽出し、
CP01クローン中に存在するEcoT22I切断部位
から3’下流およびその下流に存在するマルチクローニ
ングサイトのEcoRIからXhoIサイトまでのDN
A領域が欠損したプラスミドpBSCP01(−eT/
Xh)を選択した。このプラスミドを更に、制限酵素E
coRIとNotIで二重切断し、フェノール・クロロ
ホルム処理した後、エタノール沈殿処理後、ブランティ
ングキット(宝酒造)で切断末端を平滑化した後、ライ
ゲーションして得られたプラスミドを用い、大腸菌TG
1を形質転換した。アンピシリン存在下のLB寒天培地
に出現したコロニーを、アンピシリン存在下のLB液体
培地で培養した後、ビルンボイムとドーリーの方法でプ
ラスミドを抽出し、CP01クローンの5’上流側にあ
るマルチクローニングサイトのEcoRIからNotI
サイトまでのDNA領域が欠損したプラスミドpNZC
P01を選択した。
coT22IXhoIで二重切断し、フェノール・クロ
ロホルム処理した後、エタノール沈殿処理後、ブランテ
ィングキット(宝酒造)で切断末端を平滑化した後、ラ
イゲーションして得られたプラスミドを用い、大腸菌T
G1を形質転換した。アンピシリン存在下のLB寒天培
地に出現したコロニーを、アンピシリン存在下のLB液
体培地で培養した後、ビルンボイムとドーリーの方法
(NucleicAcidResearch、Vol.
7、p1513−、1979)でプラスミドを抽出し、
CP01クローン中に存在するEcoT22I切断部位
から3’下流およびその下流に存在するマルチクローニ
ングサイトのEcoRIからXhoIサイトまでのDN
A領域が欠損したプラスミドpBSCP01(−eT/
Xh)を選択した。このプラスミドを更に、制限酵素E
coRIとNotIで二重切断し、フェノール・クロロ
ホルム処理した後、エタノール沈殿処理後、ブランティ
ングキット(宝酒造)で切断末端を平滑化した後、ライ
ゲーションして得られたプラスミドを用い、大腸菌TG
1を形質転換した。アンピシリン存在下のLB寒天培地
に出現したコロニーを、アンピシリン存在下のLB液体
培地で培養した後、ビルンボイムとドーリーの方法でプ
ラスミドを抽出し、CP01クローンの5’上流側にあ
るマルチクローニングサイトのEcoRIからNotI
サイトまでのDNA領域が欠損したプラスミドpNZC
P01を選択した。
【0035】(2)7.5Kプロモーター付きlacZ
遺伝子カセットの改変(図3) 特開平1−168279号公報の実施例3に記載された
pNZ76を制限酵素HindIIIとSmaIで二重
切断し、切り出された7.5kプロモーター付きのla
cZ遺伝子断片(約3.7kbp)をpBluescr
iptSK(−)(STRATAGENE社製品コード
番号#212206)のSmaIとHindIIIサイ
トに挿入したプラスミドpBS/lacZ(−/−L)
を作製した。次に配列番号2と配列番号3で示された合
成DNAをアニール後、SmaIとNotIで二重切断
したpBS/lacZ(−/−L)プラスミドにライゲ
ーションして、pBS/lacZ(+/−)を作製し
た。次に、配列番号4と配列番号5で示された合成DN
Aをアニール後、HindIIIとSalIで二重切断
したpBS/lacZ(+/−)にライゲーションし
て、pBS/lacZ(+/+)を作製した。
遺伝子カセットの改変(図3) 特開平1−168279号公報の実施例3に記載された
pNZ76を制限酵素HindIIIとSmaIで二重
切断し、切り出された7.5kプロモーター付きのla
cZ遺伝子断片(約3.7kbp)をpBluescr
iptSK(−)(STRATAGENE社製品コード
番号#212206)のSmaIとHindIIIサイ
トに挿入したプラスミドpBS/lacZ(−/−L)
を作製した。次に配列番号2と配列番号3で示された合
成DNAをアニール後、SmaIとNotIで二重切断
したpBS/lacZ(−/−L)プラスミドにライゲ
ーションして、pBS/lacZ(+/−)を作製し
た。次に、配列番号4と配列番号5で示された合成DN
Aをアニール後、HindIIIとSalIで二重切断
したpBS/lacZ(+/−)にライゲーションし
て、pBS/lacZ(+/+)を作製した。
【0036】(3)CP01クローン内に7.5Kプロ
モーター付きlacZ遺伝子カセットを挿入した組み換
えプラスミドpNZCP011、pNZCP012、N
ZCP013の作製(図4) (2)で作製したプラスミドpBS/lacZ(+/
+)を制限酵素SmaIで切断して得られる3.7kb
p断片をアガロースゲルから回収した。これとは別にp
NZCP01プラスミドを制限酵素BamHI、Bst
1107Iでそれぞれ切断し、更にクレノウフラグメン
ト(宝酒造)を使って切断末端を平滑化したDNA断片
を回収した。回収された3つのDNA断片をライゲーシ
ョンして得られたプラスミドで、大腸菌TG1を形質転
換した。アンピシリン存在下のLB寒天培地に出現した
コロニーを、アンピシリン存在下のLB液体培地で培養
した後、ビルンボイムとドーリーの方法でプラスミドを
抽出し、7.5Kプロモーター付きlacZ遺伝子が、
それぞれ目的の制限酵素サイトに両方向に挿入された組
み換えプラスミドpNZCP012L、pNZCP01
2R、pNZCP013L、pNZCP013Rを得
た。
モーター付きlacZ遺伝子カセットを挿入した組み換
えプラスミドpNZCP011、pNZCP012、N
ZCP013の作製(図4) (2)で作製したプラスミドpBS/lacZ(+/
+)を制限酵素SmaIで切断して得られる3.7kb
p断片をアガロースゲルから回収した。これとは別にp
NZCP01プラスミドを制限酵素BamHI、Bst
1107Iでそれぞれ切断し、更にクレノウフラグメン
ト(宝酒造)を使って切断末端を平滑化したDNA断片
を回収した。回収された3つのDNA断片をライゲーシ
ョンして得られたプラスミドで、大腸菌TG1を形質転
換した。アンピシリン存在下のLB寒天培地に出現した
コロニーを、アンピシリン存在下のLB液体培地で培養
した後、ビルンボイムとドーリーの方法でプラスミドを
抽出し、7.5Kプロモーター付きlacZ遺伝子が、
それぞれ目的の制限酵素サイトに両方向に挿入された組
み換えプラスミドpNZCP012L、pNZCP01
2R、pNZCP013L、pNZCP013Rを得
た。
【0037】(参考例5)lacZ遺伝子を発現する組
み換えCaPVの作製と純化 3枚の直径150mm培養皿で単層になったCEF細胞
にCaPVSGA株を0.1の感染多重度(M.O.
I.)で感染させ、3時間後、これらの細胞をトリプシ
ン処理で剥がし、細胞懸濁液を得た。これを遠心分離で
細胞を分離しPBSで1回洗浄後、細胞にSaline
Gバッファー(0.14M NaCl、0.5mM K
Cl、1.1mM Na2HPO4、0.5mM Mg
Cl2・6H2O、0.011% glucose)を
加えて、細胞濃度が2×107個/mlとなるように細
胞懸濁液を得た。この細胞懸濁液を4つに分注した。こ
の各懸濁液に、参考例4で作製した4種類の組み換え用
プラスミド10μgをそれぞれ加え、このプラスミド含
有細胞懸濁液を室温にて、ジーンパルサー(Bio−R
ad社)を3.0KV/cm、0.4msecの条件で
用いてエレクトロポレーションし、細胞にプラスミドを
導入した。このプラスミド導入細胞を、37℃で72時
間培養し、次いで3回凍結融解して細胞を溶解した。こ
の液には、溶解した細胞から放出されたウイルスが含ま
れているため、この液は親株と組み換えウイルスとの混
合液である。次に、この混合液から組み換え体を以下の
方法により選別した。まず、混合液を血清抜きのMEM
培地で10倍段階希釈し、その希釈液を直径90mmの
培養皿で培養したCEF細胞に感染させ、生育培地を含
んだ寒天培地を重層した。次いで、室温中で寒天培地を
固めた後、6日間、37℃で培養しCaPVのプラーク
を出現させた。プラークが出現した培地に、Bluo−
galを600μg/ml含んだ寒天培地を重層し、さ
らに16時間37℃で培養した。培養皿の青色プラーク
からパスツールピペットでウイルスを抜き取り、血清抜
きのMEM培地で希釈し、再びその希釈液を新たな直径
90mmの培養皿で培養したCEF細胞に感染させ、生
育培地を含んだ寒天培地を重層した。
み換えCaPVの作製と純化 3枚の直径150mm培養皿で単層になったCEF細胞
にCaPVSGA株を0.1の感染多重度(M.O.
I.)で感染させ、3時間後、これらの細胞をトリプシ
ン処理で剥がし、細胞懸濁液を得た。これを遠心分離で
細胞を分離しPBSで1回洗浄後、細胞にSaline
Gバッファー(0.14M NaCl、0.5mM K
Cl、1.1mM Na2HPO4、0.5mM Mg
Cl2・6H2O、0.011% glucose)を
加えて、細胞濃度が2×107個/mlとなるように細
胞懸濁液を得た。この細胞懸濁液を4つに分注した。こ
の各懸濁液に、参考例4で作製した4種類の組み換え用
プラスミド10μgをそれぞれ加え、このプラスミド含
有細胞懸濁液を室温にて、ジーンパルサー(Bio−R
ad社)を3.0KV/cm、0.4msecの条件で
用いてエレクトロポレーションし、細胞にプラスミドを
導入した。このプラスミド導入細胞を、37℃で72時
間培養し、次いで3回凍結融解して細胞を溶解した。こ
の液には、溶解した細胞から放出されたウイルスが含ま
れているため、この液は親株と組み換えウイルスとの混
合液である。次に、この混合液から組み換え体を以下の
方法により選別した。まず、混合液を血清抜きのMEM
培地で10倍段階希釈し、その希釈液を直径90mmの
培養皿で培養したCEF細胞に感染させ、生育培地を含
んだ寒天培地を重層した。次いで、室温中で寒天培地を
固めた後、6日間、37℃で培養しCaPVのプラーク
を出現させた。プラークが出現した培地に、Bluo−
galを600μg/ml含んだ寒天培地を重層し、さ
らに16時間37℃で培養した。培養皿の青色プラーク
からパスツールピペットでウイルスを抜き取り、血清抜
きのMEM培地で希釈し、再びその希釈液を新たな直径
90mmの培養皿で培養したCEF細胞に感染させ、生
育培地を含んだ寒天培地を重層した。
【0038】形成する全てのプラークがBluo−ga
lで青く染まるまで、この操作を繰り返しおこなった。
通常、LacZが挿入された部位が、CaPVの非必須
領域でない場合、操作を繰り返しても青色プラーク数は
増えない。結果を表2にまとめた。
lで青く染まるまで、この操作を繰り返しおこなった。
通常、LacZが挿入された部位が、CaPVの非必須
領域でない場合、操作を繰り返しても青色プラーク数は
増えない。結果を表2にまとめた。
【0039】
【表2】
【0040】表2からわかるように6種類の組み換えプ
ラスミドのうち、pNZCP013L、pNZCP01
3Rの2種類をトランスフェクトした場合のみ、青色プ
ラークとなる組み換えウイルスが純化された。純化され
た組み換えウイルスをそれぞれrCaPV013L、r
CaPV013Rと命名した。
ラスミドのうち、pNZCP013L、pNZCP01
3Rの2種類をトランスフェクトした場合のみ、青色プ
ラークとなる組み換えウイルスが純化された。純化され
た組み換えウイルスをそれぞれrCaPV013L、r
CaPV013Rと命名した。
【0041】(参考例6)組み換えCaPVの継代試験
による安定性確認 直径90mm培養皿で培養したCEF細胞に、参考例5
で純化した2種類の組み換えCaPVをそれぞれM.
O.I.=0.1で感染させ、次いで、この培養皿に生
育培地を10ml加えた後、CO2インキュベーター
で、37℃下、1週間培養した。その後、培養上清を集
め、これを遠心分離して浮遊細胞を落とした遠心上清の
0.1mlを、新たに直径90mm培養皿で培養したC
EF細胞に感染させた後、これに生育培地10mlを加
えて培養する操作を5回繰り返した。得られた遠心上清
を、参考例5で組み換え体を選別したのと同様にして、
10倍段階希釈してCEF細胞に感染させ、プラークを
形成させてBluo−galにてプラークを発色させ
た。その結果、2種類の組み換えウイルスとも出現した
全てのプラークが青く染まったことが判った。よって、
この組み換えCaPVは5回継代しても挿入遺伝子(l
acZ)が安定にゲノム上に保たれ、β―ガラクトシダ
ーゼを発現することが確認された。
による安定性確認 直径90mm培養皿で培養したCEF細胞に、参考例5
で純化した2種類の組み換えCaPVをそれぞれM.
O.I.=0.1で感染させ、次いで、この培養皿に生
育培地を10ml加えた後、CO2インキュベーター
で、37℃下、1週間培養した。その後、培養上清を集
め、これを遠心分離して浮遊細胞を落とした遠心上清の
0.1mlを、新たに直径90mm培養皿で培養したC
EF細胞に感染させた後、これに生育培地10mlを加
えて培養する操作を5回繰り返した。得られた遠心上清
を、参考例5で組み換え体を選別したのと同様にして、
10倍段階希釈してCEF細胞に感染させ、プラークを
形成させてBluo−galにてプラークを発色させ
た。その結果、2種類の組み換えウイルスとも出現した
全てのプラークが青く染まったことが判った。よって、
この組み換えCaPVは5回継代しても挿入遺伝子(l
acZ)が安定にゲノム上に保たれ、β―ガラクトシダ
ーゼを発現することが確認された。
【0042】(参考例7)組み換えプラスミドpCP1
3/ND−HNの作製(図5、図6) 参考例4で作製したプラスミドpNZCP013RをE
coRIとHindIIIで切断した後、6.2kbp
のDNA断片を回収した。これとは別に、WO98/0
7866号公報参考例8記載の方法で作製されたプラス
ミドpNZ1829RをHindIIIとClaIで二
重切断した後、2.9kbpのDNA断片を回収し、ま
た同プラスミドをEcoRIとClaIで二重切断した
後、0.9kbpのDNA断片を回収した。こうして回
収された3断片をライゲーションして得られた、大腸菌
TG1を形質転換して出現したアンピシリン耐性かつB
luo−galで青コロニーとなる菌からプラスミドを
回収して、目的とするpCP1813Rを得た。
3/ND−HNの作製(図5、図6) 参考例4で作製したプラスミドpNZCP013RをE
coRIとHindIIIで切断した後、6.2kbp
のDNA断片を回収した。これとは別に、WO98/0
7866号公報参考例8記載の方法で作製されたプラス
ミドpNZ1829RをHindIIIとClaIで二
重切断した後、2.9kbpのDNA断片を回収し、ま
た同プラスミドをEcoRIとClaIで二重切断した
後、0.9kbpのDNA断片を回収した。こうして回
収された3断片をライゲーションして得られた、大腸菌
TG1を形質転換して出現したアンピシリン耐性かつB
luo−galで青コロニーとなる菌からプラスミドを
回収して、目的とするpCP1813Rを得た。
【0043】得られたpCP1813LをHindII
IとSalIで二重切断した後、9.85kbpのDN
A断片を回収した。これとは別に、特開平9−9979
号公報実施例3記載のプラスミドpNZ2929Rから
制限酵素HindIIIとSalIで二重切断した後、
2.0kbpのPsプロモーターとHN遺伝子を含むD
NA断片を回収した。こうして得られた2断片をライゲ
ーションして得られたプラスミドを用い、大腸菌TG1
を形質転換して出現した、アンピシリン耐性を有し、か
つBluo−galで青コロニーとなる菌からプラスミ
ドを回収して、目的とするpCP13/ND−HNを得
た。
IとSalIで二重切断した後、9.85kbpのDN
A断片を回収した。これとは別に、特開平9−9979
号公報実施例3記載のプラスミドpNZ2929Rから
制限酵素HindIIIとSalIで二重切断した後、
2.0kbpのPsプロモーターとHN遺伝子を含むD
NA断片を回収した。こうして得られた2断片をライゲ
ーションして得られたプラスミドを用い、大腸菌TG1
を形質転換して出現した、アンピシリン耐性を有し、か
つBluo−galで青コロニーとなる菌からプラスミ
ドを回収して、目的とするpCP13/ND−HNを得
た。
【0044】(実施例1)ニューカッスル病ウイルスの
HN遺伝子を発現する組み換えCaPVの作製と純化 3枚の直径150mm培養皿で単層になったCEF細胞
にCaPVS.GA株を0.1の感染多重度(M.O.
I.)で感染させ、3時間後、これらの細胞をトリプシ
ン処理で剥がし、細胞懸濁液とした。これを遠心分離で
細胞を分離しPBSで1回洗浄後、SalineGバッ
ファーで2×107個/mlの濃度に懸濁し、参考例7
で作製した組み換え用プラスミドpCP13/ND−H
N 10μgを加え、この混合物を室温にて、ジーンパ
ルサー(Bio−Rad社)を3.0KV/cm、0.
4msecの条件で用いてエレクトロポレーションし
た。プラスミドを導入した細胞を、その後37℃で72
時間培養し、3回の凍結融解によって細胞を溶解した。
この液には、溶解した細胞から放出されたウイルスが含
まれているため、この液は親株と組み換えウイルスとの
混合液である。
HN遺伝子を発現する組み換えCaPVの作製と純化 3枚の直径150mm培養皿で単層になったCEF細胞
にCaPVS.GA株を0.1の感染多重度(M.O.
I.)で感染させ、3時間後、これらの細胞をトリプシ
ン処理で剥がし、細胞懸濁液とした。これを遠心分離で
細胞を分離しPBSで1回洗浄後、SalineGバッ
ファーで2×107個/mlの濃度に懸濁し、参考例7
で作製した組み換え用プラスミドpCP13/ND−H
N 10μgを加え、この混合物を室温にて、ジーンパ
ルサー(Bio−Rad社)を3.0KV/cm、0.
4msecの条件で用いてエレクトロポレーションし
た。プラスミドを導入した細胞を、その後37℃で72
時間培養し、3回の凍結融解によって細胞を溶解した。
この液には、溶解した細胞から放出されたウイルスが含
まれているため、この液は親株と組み換えウイルスとの
混合液である。
【0045】この混合液から組み換え体は次のように選
別した。混合液を血清抜きのMEM培地で10倍段階希
釈し、その希釈液を直径90mmの培養皿で培養したC
EF細胞に感染させ、生育培地を含んだ寒天培地を重層
した。次いで、室温中で寒天培地を固めた後、6日間、
37℃で培養しCaPVのプラークを出現させた。プラ
ークが出現した培地に、Bluo−galを600μg
/ml含んだ寒天を重層し、さらに16時間37℃で培
養した。培養皿の青色プラークからパスツールピペット
でウイルスを抜き取り、血清抜きのMEM培地で希釈し
た後、その希釈液を新たな直径90mmの培養皿で培養
したCEF細胞に感染させ、生育培地を含んだ寒天培地
を重層した。形成する全てのプラークがBluo−ga
lで青く染まるまで、この操作を繰り返し行った。結果
を表3にまとめた。このようにして純化した組み換え体
をrCaPV/ND−HNと命名した。
別した。混合液を血清抜きのMEM培地で10倍段階希
釈し、その希釈液を直径90mmの培養皿で培養したC
EF細胞に感染させ、生育培地を含んだ寒天培地を重層
した。次いで、室温中で寒天培地を固めた後、6日間、
37℃で培養しCaPVのプラークを出現させた。プラ
ークが出現した培地に、Bluo−galを600μg
/ml含んだ寒天を重層し、さらに16時間37℃で培
養した。培養皿の青色プラークからパスツールピペット
でウイルスを抜き取り、血清抜きのMEM培地で希釈し
た後、その希釈液を新たな直径90mmの培養皿で培養
したCEF細胞に感染させ、生育培地を含んだ寒天培地
を重層した。形成する全てのプラークがBluo−ga
lで青く染まるまで、この操作を繰り返し行った。結果
を表3にまとめた。このようにして純化した組み換え体
をrCaPV/ND−HNと命名した。
【0046】
【表3】
【0047】ここで作製した組み換えCaPVは、サザ
ンハイブリダイゼーションによって、すべてニューカッ
スル病ウイルスのHN遺伝子が予想どおりの位置にある
ことを確認した。また、大腸菌が発現したHN蛋白で免
疫したウサギの抗血清を用いたウエスタンブロットによ
りこの組み換え体がHN遺伝子を発現していることを確
認した。
ンハイブリダイゼーションによって、すべてニューカッ
スル病ウイルスのHN遺伝子が予想どおりの位置にある
ことを確認した。また、大腸菌が発現したHN蛋白で免
疫したウサギの抗血清を用いたウエスタンブロットによ
りこの組み換え体がHN遺伝子を発現していることを確
認した。
【0048】接種するウイルスを、個々で得られたrC
aPV/ND−HN 104pfu/個に換える以外
は、参考例1と同様にHI抗体価を測定した。その結果
及び孵化率を表4に示す。
aPV/ND−HN 104pfu/個に換える以外
は、参考例1と同様にHI抗体価を測定した。その結果
及び孵化率を表4に示す。
【0049】
【表4】
【0050】表4から判るようにrCaPV/ND−H
Nは、孵化率を低下させることなく、十分なHI抗体価
を鶏に与えることのできる取りよう遺伝子組み換えワク
チンの有効成分となることが判った。尚、rCaPV/
ND−HNを接種した鶏の体重も非接種鶏と差は認めら
れなかった。
Nは、孵化率を低下させることなく、十分なHI抗体価
を鶏に与えることのできる取りよう遺伝子組み換えワク
チンの有効成分となることが判った。尚、rCaPV/
ND−HNを接種した鶏の体重も非接種鶏と差は認めら
れなかった。
【0051】(参考例8)組み換えプラスミドpCP1
3L/LT−UL32gBの作製(図7、図8) pCP1813Rを得るためにプラスミドpNZCP0
13Rを用いた代わりに、参考例4で作製したプラスミ
ドpNZCP013Lを用いた以外は参考例7と同様に
してpCP1813Lを得た。得られたpCP1813
LをHindIIIとSalIで二重切断した後、9.
85kbpのDNA断片を回収した。これとは別に、W
O98/07866の実施例7記載の方法で作製された
プラスミドpGTPsILUL32をHindIIIと
EcoRIで二重切断した後、0.3kbpのDNA断
片を回収した。さらに、同プラスミドをEcoRIとS
alIで二重切断した後、1.5kbpのDNA断片を
回収した。こうして回収した3断片をライゲーション
後、大腸菌TG1を形質転換して出現した、アンピシリ
ン耐性を有し、かつBluo−galで青コロニーとな
る菌からプラスミドを回収して、目的とするpCP13
L/IL−UL32を得た。
3L/LT−UL32gBの作製(図7、図8) pCP1813Rを得るためにプラスミドpNZCP0
13Rを用いた代わりに、参考例4で作製したプラスミ
ドpNZCP013Lを用いた以外は参考例7と同様に
してpCP1813Lを得た。得られたpCP1813
LをHindIIIとSalIで二重切断した後、9.
85kbpのDNA断片を回収した。これとは別に、W
O98/07866の実施例7記載の方法で作製された
プラスミドpGTPsILUL32をHindIIIと
EcoRIで二重切断した後、0.3kbpのDNA断
片を回収した。さらに、同プラスミドをEcoRIとS
alIで二重切断した後、1.5kbpのDNA断片を
回収した。こうして回収した3断片をライゲーション
後、大腸菌TG1を形質転換して出現した、アンピシリ
ン耐性を有し、かつBluo−galで青コロニーとな
る菌からプラスミドを回収して、目的とするpCP13
L/IL−UL32を得た。
【0052】得られたpCP13L/IL−UL32を
SfiIとXhoIで二重切断した後、7.1kbpの
DNA断片を回収した。これとは別に、WO98/07
866の実施例4記載の方法で作製されたプラスミドp
NP35S/ILUL32gBを同じくSfiIとXh
oIで二重切断した後、7.4kbpのDNA断片を回
収した。この2断片をライゲーション後、大腸菌TG1
を形質転換して出現したアンピシリン耐性かつBluo
−galで青コロニーとなる菌からプラスミドを回収し
て、目的とするpCP13L/IL−UL32gBを得
た。
SfiIとXhoIで二重切断した後、7.1kbpの
DNA断片を回収した。これとは別に、WO98/07
866の実施例4記載の方法で作製されたプラスミドp
NP35S/ILUL32gBを同じくSfiIとXh
oIで二重切断した後、7.4kbpのDNA断片を回
収した。この2断片をライゲーション後、大腸菌TG1
を形質転換して出現したアンピシリン耐性かつBluo
−galで青コロニーとなる菌からプラスミドを回収し
て、目的とするpCP13L/IL−UL32gBを得
た。
【0053】(参考例9)組み換えプラスミドpCP1
3R/IL−UL32gBの作製(図9) 参考例7で作製したpCP1813RをHindIII
とSalIで二重切断した後、9.85kbpのDNA
断片を回収した。これとは別に、WO98/07866
の実施例7記載の方法で作製されたプラスミドpGTP
sILUL32をHindIIIとEcoRIで二重切
断した後、0.3kbpのDNA断片を回収し、また同
プラスミドをEcoRIとSalIで二重切断した後、
1.5kbpのDNA断片を回収した。こうして回収し
た3断片をライゲーションして得られたプラスミドで大
腸菌TG1を形質転換して出現した、アンピシリン耐性
を有し、かつBluo−galで青コロニーとなる菌か
らプラスミドを回収して、目的とするpCP13R/I
L−UL32を得た。
3R/IL−UL32gBの作製(図9) 参考例7で作製したpCP1813RをHindIII
とSalIで二重切断した後、9.85kbpのDNA
断片を回収した。これとは別に、WO98/07866
の実施例7記載の方法で作製されたプラスミドpGTP
sILUL32をHindIIIとEcoRIで二重切
断した後、0.3kbpのDNA断片を回収し、また同
プラスミドをEcoRIとSalIで二重切断した後、
1.5kbpのDNA断片を回収した。こうして回収し
た3断片をライゲーションして得られたプラスミドで大
腸菌TG1を形質転換して出現した、アンピシリン耐性
を有し、かつBluo−galで青コロニーとなる菌か
らプラスミドを回収して、目的とするpCP13R/I
L−UL32を得た。
【0054】得られたプラスミドpCP13R/IL−
UL32をSfiIとXhoIで二重切断した後、7.
1kbpのDNA断片を回収した。これとは別に、WO
98/07866の実施例10記載の方法で作製された
プラスミドpNP35S/ILUL32gBを同じくS
fiIとXhoIで二重切断した後、7.4kbpのD
NA断片を回収した。得られた2断片をライゲーション
して得られたプラスミドを用いて、大腸菌TG1を形質
転換して出現した、アンピシリン耐性を有し、かつBl
uo−galで青コロニーとなる菌からプラスミドを回
収して、目的とするpCP13R/IL−UL32gB
を得た。
UL32をSfiIとXhoIで二重切断した後、7.
1kbpのDNA断片を回収した。これとは別に、WO
98/07866の実施例10記載の方法で作製された
プラスミドpNP35S/ILUL32gBを同じくS
fiIとXhoIで二重切断した後、7.4kbpのD
NA断片を回収した。得られた2断片をライゲーション
して得られたプラスミドを用いて、大腸菌TG1を形質
転換して出現した、アンピシリン耐性を有し、かつBl
uo−galで青コロニーとなる菌からプラスミドを回
収して、目的とするpCP13R/IL−UL32gB
を得た。
【0055】(実施例2)ILTVのgB遺伝子とUL
32遺伝子を発現する組み換えCaPVの作製と純化 3枚の直径150mm培養皿で単層になったCEF細胞
にCaPVSGA株を0.1の感染多重度で感染させ、
3時間後、これらの細胞をトリプシン処理で剥がし、細
胞懸濁液とした。これを遠心分離で細胞を分離しPBS
で1回洗浄後、SalineGバッファーで2×107
個/mlの濃度に懸濁し、2本に分注し、一方に参考例
8で作製した組み換え用プラスミドpCP13L/IL
−UL32gBを、他方に参考例9で作製した組み換え
用プラスミドpCP13R/IL−UL32gBを、そ
れぞれ10μgづつ加え、この混合物を室温にて、ジー
ンパルサー(Bio−Rad社)を3.0KV/cm、
0.4msecの条件で用いてエレクトロポレーション
した。プラスミドを導入した細胞を、その後37℃で7
2時間培養し、3回の凍結融解によって細胞を溶解し
た。この液には、いずれも溶解した細胞から放出された
ウイルスが含まれていることから、親株と組み換えウイ
ルスとの混合液である。これらの混合液を用いる以外
は、実施例1と同様にして組み換え体を選別、純化し
た。選別、純化された組み換え体をそれぞれrCaPV
13L/LTとrCaPV13R/LTと命名した。青
色プラークの割合を表5に示す。
32遺伝子を発現する組み換えCaPVの作製と純化 3枚の直径150mm培養皿で単層になったCEF細胞
にCaPVSGA株を0.1の感染多重度で感染させ、
3時間後、これらの細胞をトリプシン処理で剥がし、細
胞懸濁液とした。これを遠心分離で細胞を分離しPBS
で1回洗浄後、SalineGバッファーで2×107
個/mlの濃度に懸濁し、2本に分注し、一方に参考例
8で作製した組み換え用プラスミドpCP13L/IL
−UL32gBを、他方に参考例9で作製した組み換え
用プラスミドpCP13R/IL−UL32gBを、そ
れぞれ10μgづつ加え、この混合物を室温にて、ジー
ンパルサー(Bio−Rad社)を3.0KV/cm、
0.4msecの条件で用いてエレクトロポレーション
した。プラスミドを導入した細胞を、その後37℃で7
2時間培養し、3回の凍結融解によって細胞を溶解し
た。この液には、いずれも溶解した細胞から放出された
ウイルスが含まれていることから、親株と組み換えウイ
ルスとの混合液である。これらの混合液を用いる以外
は、実施例1と同様にして組み換え体を選別、純化し
た。選別、純化された組み換え体をそれぞれrCaPV
13L/LTとrCaPV13R/LTと命名した。青
色プラークの割合を表5に示す。
【0056】
【表5】
【0057】得られた2種類の組み換え体は、サザンハ
イブリダイゼーションによって、すべてgB遺伝子及び
UL32遺伝子が予想どおりの位置にあることを確認し
た。また、これら2種類の組み換え体がgB遺伝子及び
UL32遺伝子を発現していることを大腸菌で発現させ
たgB蛋白あるいはUL32蛋白で免疫したウサギ抗血
清を用いて、ウエスタンブロットにより確認した。
イブリダイゼーションによって、すべてgB遺伝子及び
UL32遺伝子が予想どおりの位置にあることを確認し
た。また、これら2種類の組み換え体がgB遺伝子及び
UL32遺伝子を発現していることを大腸菌で発現させ
たgB蛋白あるいはUL32蛋白で免疫したウサギ抗血
清を用いて、ウエスタンブロットにより確認した。
【配列表】
SEQUENCE LISTING
<210> 1
<211> 3348
<212> DNA
<213> Canarypox virus
<400> 1
gaattctgta aattattacc cttcaatatt tactcattaa atagtagtat tatgatatct 60
ctatttttat ccataccaac agtattattg gcataaatta ctagaatata tttaatttaa 120
aagtaaatat gtctagttat aaaattttaa taggtgttac gggtagtgta gctgctataa 180
agttaaaaga tctcattaag cagttactgt ctctaggtgg tatagaaata agaatagtag 240
ctactaaaaa tgctattcat tttatagacc agaaggaaat aggaatacct atttataccg 300
ataaggatga atggaatact tggaataaaa tacacgatcc tgttttacat atagagctaa 360
gaagatgggc agatatgatg ttgatagcac ccttaacagc aaacagttta gcgaagatag 420
ctaacggtat ctgtaataac ttgttaacgt gtatagttag agcgtggaat attaataaac 480
ctttactttt ctgtccagct atgaatacac ttatgtggga acatcctatt actgagcagc 540
atatagaaac tcttaagcat atggggtaca tagaagttga gtgtatcgag aaaaagctag 600
cctgcggtga tattggaaaa ggtgccatgg cacaagttac tgatattgca cgtgttgtca 660
gagatattac taataaacac taattatttt atatttaatc ttgcatgcgt tatttttatc 720
atttataaaa atatatgagt agatagttga gcattcgtta cattatttag atgcaattcc 780
agatacgtat ttttttatat aatctatcat aatacctacc tatacgagta tagtaataac 840
gaagcaagga aaaaattgtt ataaatcata aaaagtagtt agctttaata aatattacta 900
tacagatatg gaactttctt atattgtcac tagagatatt aatgaacaat tttgttacgc 960
acgttattat gatttcgatg ttatcgtgct taaagataat ggatttatta atgctaccaa 1020
gttatgcgaa ttaggaaaaa aagattttaa gagttggtta tgtttagatg gatcaaaaga 1080
acttattgaa aaattaagga acacaataac tattattata gaacgaatct gacgtctaaa 1140
aatatgttat gtgttattct agaaataaaa acacacacaa atatcataag catgatgtat 1200
caggatccta tattcacccg gatctagttc ctcatatagt ttcatggata tctccttcat 1260
tcgcagttag agtgtctaaa ataactaact accatatttc tggacattat gaatataaac 1320
taataaaaag aaaaaaggaa ataaaagaaa tatacgaaat gttgtttaac ttcagtatta 1380
ggcataatgc caattcggta aaattaagaa aagaacttaa aacagagttg ataaagatag 1440
aatatatgtt aaaagataaa actgtcactt atcatcatat aaggtttcgc cacttggtga 1500
tattacaaaa taaaaaagat tcaaactcat ttaaagtttt atttatctat agagaacagt 1560
taactaatga acttaataaa atcaaaaacg attatagaat tttctatagt gcttatgatc 1620
ctaacgcagt gtcttgtttt aatcagctta aagataagct attagatctt aatctcatta 1680
agttttgtta taatgacttt atgctagtag atactgaagt ttactgtaca aagaaattta 1740
tagaagactt aaaatccatg aacattattc gtaagtacgc gtaaaaaacg ttatatttac 1800
catgttatta tacaaaatga atgtatacta taaagctaga ctaaactatt gaattagtat 1860
taatagttaa agataatgga gcatggtgaa ctatacaata tcatgcttac tggtagtgat 1920
agtgatatat tattaagtgc tataggtaaa tatataccta cagctaatag ctgttacgta 1980
tataatcctg tacttccttt acatcaagct gtaagtgcta agaagataaa tatagtaaaa 2040
atactattgg ataagggaca caatgttaat tctaaggata cctattacga aggatactat 2100
cctatccatc tattagctaa actccttttg gaaagaggtg ccgatataga agctaaggat 2160
aataatggtt atactatact acatgtagca gctaggaaag gtaaaactca tttagttaag 2220
tttttcttac tacacggtgc taaaataaga cctgatactt gcaatacttt gatgatgtct 2280
gctgtttatt cagaaaatat acacacggta agatacatta ttagatgcaa atgctattat 2340
tcctgcacta tctaacaacg ataatgagat gctacaattt cttatagatt ctggagtaga 2400
tataaaccaa aaaaaccgtt atggtaatac ggctttacac tatgcaatag aaaaaaacaa 2460
gaaaattaaa ctcatagaaa cactagttaa caataatgca gatgtaaacg caacagatat 2520
caaaggacta actcctttgt atatcgtaac taatccttct tatgtatcaa aacacaatcc 2580
atgtatagct tccataaata ataaatgctt atattgtaat agtgataata tatctaagat 2640
acttatagaa agaggtgcta atgttaatat aactaataaa agtaaaacta ctcctttaca 2700
taatgcatgt aaaagtacat ttatgataaa gatagtaaaa ctattaatag ataacggtgc 2760
taatattaat gctgttgatg attacggaat tacaccgtta aattacgcgt gtacatctct 2820
ttattatatc cgttatgaaa ctagtgatat agttagagag aagatattac ctgttacagt 2880
tatgatgtag atgtaattat aaatactctt atagagaggt gcagatgtaa acttcataga 2940
taagtacggt agaacacctt tacattatgc cgctgtatcg tatcatgtaa aaatagttga 3000
aagtttgatt aatcacggta gcaaattact cgttctagat aataaaggta atactccatt 3060
acattatgcg tgtagcaact attcatgttt agaaatagta aaacatttta tcgacaaagg 3120
tattaattta aatactagaa acctactagg gaaaacccca ttgttttatg caatgtatat 3180
accagaaata gtttctgtat tattacataa tggtgcaagt gtaaatatat tagattatag 3240
gaataatacc cctttaaata atgaatatat ccagaattta cctgtaacac actctatgta 3300
taaaatgtat ttaaaatcat tggagtgtgt tagtgtgttg ttgaattc 3348
<210> 2
<211> 12
<212> DNA
<213> Artificial Sequence
<223> Description of Artificial Sequence: adapter
<400> 2
gaattcccgg gc 12
<210> 3
<211> 16
<212> DNA
<213> Artificial Sequence
<223> Description of Artificial Sequence: adapter
<400> 3
ggccgcccgg gaattc 16
<210> 3
<211> 13
<212> DNA
<213> Artificial Sequence
<223> Description of Artificial Sequence: adapter
<400> 3
agcttcccgg gtg 13
<210> 4
<211> 13
<212> DNA
<213> Artificial Sequence
<223> Description of Artificial Sequence: adapter
<400> 4
tcgacacccg gga 13
【図1】CP01クローン及びCP04クローンの制限
酵素地図、並びにこれらのORFの位置を示した説明図
である。
酵素地図、並びにこれらのORFの位置を示した説明図
である。
【図2】pBSCP01からpNZCP01の作製方法
を図解した説明図である。
を図解した説明図である。
【図3】pBS/lacZ(+/+)の作製方法を図解
した説明図である。
した説明図である。
【図4】pNZCP01からlacZ遺伝子を挿入した
組み換え用プラスミドpNZCP012L、pNZCP
012R、pNZCP013L、pNZCP013Rの
作製方法を図解した説明図である。
組み換え用プラスミドpNZCP012L、pNZCP
012R、pNZCP013L、pNZCP013Rの
作製方法を図解した説明図である。
【図5】pCP1813Rの作製方法を図解した説明図
である。
である。
【図6】pCP13/ND−HNの作製方法を図解した
説明図である。
説明図である。
【図7】pCP1813Lの作製方法を図解した説明図
である。
である。
【図8】pCP13L/IL−UL32gBの作製方法
を図解した説明図である。
を図解した説明図である。
【図9】pCP13R/IL−UL32gBの作製方法
を図解した説明図である。
を図解した説明図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61K 39/255 A61K 39/255 4C087
39/275 ZNA 39/275 ZNA
A61P 31/12 171 A61P 31/12 171
C12N 7/00 C12N 7/00
15/09 15/00 A
Fターム(参考) 4B024 AA01 BA80 CA02 DA02 EA02
GA11 HA20
4B065 AA95X AB01 AC20 BA02
CA24 CA45
4C084 AA13 MA66 MA70 NA14 ZB332
ZC612
4C085 AA03 BA59 BA71 BA81 BA85
BB23 GG01 GG10
4C086 AA01 AA02 EA16 MA01 MA04
NA14 ZB33 ZC61
4C087 AA01 AA02 BC83 CA12 NA14
ZB33 ZC61
Claims (6)
- 【請求項1】 鳥類病原体の抗原遺伝子を有する組み換
えカナリア痘ウイルスを主成分とする鶏用組み換えワク
チン。 - 【請求項2】 カナリア痘ウイルスがカナリア痘ウイル
スのS.GA株である請求項1記載の鶏用組み換えワク
チン。 - 【請求項3】 鳥類病原体の抗原遺伝子が、配列番号1
で示されるカナリア痘ウイルスの非必須領域に挿入され
たものである請求項1記載の鶏用組み換えワクチン。 - 【請求項4】 鳥類病原体がニューカッスル病ウイル
ス、伝染性喉頭気管炎ウイルス、マレック病ウイルスま
たは伝染性ファブリキウス嚢病ウイルスである請求項1
記載の鶏用組み換えワクチン。 - 【請求項5】 請求項1記載の鶏用組み換えワクチン
を、発育鶏卵に接種することを特徴とする鶏への免疫付
与方法。 - 【請求項6】 カナリア痘ウイルスの鶏用組み換えワク
チン用ベクターとしての使用。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002044426A JP2003238449A (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | 鶏用組み換えワクチン及びそれを用いた免疫付与方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002044426A JP2003238449A (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | 鶏用組み換えワクチン及びそれを用いた免疫付与方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003238449A true JP2003238449A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27783817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002044426A Pending JP2003238449A (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | 鶏用組み換えワクチン及びそれを用いた免疫付与方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003238449A (ja) |
-
2002
- 2002-02-21 JP JP2002044426A patent/JP2003238449A/ja active Pending
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