JP2003240029A - 車輪用軸受ユニットとその製造方法 - Google Patents
車輪用軸受ユニットとその製造方法Info
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- JP2003240029A JP2003240029A JP2002244061A JP2002244061A JP2003240029A JP 2003240029 A JP2003240029 A JP 2003240029A JP 2002244061 A JP2002244061 A JP 2002244061A JP 2002244061 A JP2002244061 A JP 2002244061A JP 2003240029 A JP2003240029 A JP 2003240029A
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- side flange
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/14—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
- F16C19/18—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls
- F16C19/181—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact
- F16C19/183—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles
- F16C19/184—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles in O-arrangement
- F16C19/186—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles in O-arrangement with three raceways provided integrally on parts other than race rings, e.g. third generation hubs
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2326/00—Articles relating to transporting
- F16C2326/01—Parts of vehicles in general
- F16C2326/02—Wheel hubs or castors
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハブ本体13bの中間部外周面に第一の内輪
軌道16を直接形成した、第三世代の構造で、ハブ8b
の回転中心に対する回転側フランジ15bの外側面であ
る取付面25の直角度を向上させる。そして、制動時に
発生するジャダーの低減を図る。 【解決手段】 上記回転側フランジ15bは、車輪を固
定するボルトを螺合させる為の、複数のねじ孔33を有
する。上記取付面25の仕上加工を、車輪用軸受ユニッ
ト5bの構成各部材を組み立てた後、上記ハブ8bを回
転させつつ旋削加工により行なう。この結果、これら構
成各部材毎の寸法誤差や組み付け誤差が上記直角度に影
響を及ぼさない様になって、上記課題を解決できる。
軌道16を直接形成した、第三世代の構造で、ハブ8b
の回転中心に対する回転側フランジ15bの外側面であ
る取付面25の直角度を向上させる。そして、制動時に
発生するジャダーの低減を図る。 【解決手段】 上記回転側フランジ15bは、車輪を固
定するボルトを螺合させる為の、複数のねじ孔33を有
する。上記取付面25の仕上加工を、車輪用軸受ユニッ
ト5bの構成各部材を組み立てた後、上記ハブ8bを回
転させつつ旋削加工により行なう。この結果、これら構
成各部材毎の寸法誤差や組み付け誤差が上記直角度に影
響を及ぼさない様になって、上記課題を解決できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の車輪並
びにロータ或はドラム等の制動用回転体を支持する車輪
用軸受ユニット、及び、この様な車輪用軸受ユニットの
製造方法の改良に関する。
びにロータ或はドラム等の制動用回転体を支持する車輪
用軸受ユニット、及び、この様な車輪用軸受ユニットの
製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車輪を構成するホイール1及び
制動装置であるディスクブレーキを構成するロータ2
は、例えば図8に示す様な構造により、懸架装置を構成
するナックル3に回転自在に支承している。即ち、この
ナックル3に形成した円形の支持孔4部分に、本発明の
対象となる車輪用軸受ユニット5を構成する外輪6を、
複数本のボルト7により固定している。一方、上記車輪
用軸受ユニット5を構成するハブ8に上記ホイール1及
びロータ2を、複数本のスタッド9とナット10とによ
り結合固定している。
制動装置であるディスクブレーキを構成するロータ2
は、例えば図8に示す様な構造により、懸架装置を構成
するナックル3に回転自在に支承している。即ち、この
ナックル3に形成した円形の支持孔4部分に、本発明の
対象となる車輪用軸受ユニット5を構成する外輪6を、
複数本のボルト7により固定している。一方、上記車輪
用軸受ユニット5を構成するハブ8に上記ホイール1及
びロータ2を、複数本のスタッド9とナット10とによ
り結合固定している。
【0003】上記外輪6の内周面には複列の外輪軌道1
1a、11bを、外周面には固定側フランジ12を、そ
れぞれ形成している。この様な外輪6は、この固定側フ
ランジ12を上記ナックル3に、上記各ボルト7で結合
する事により、このナックル3に対し固定している。
1a、11bを、外周面には固定側フランジ12を、そ
れぞれ形成している。この様な外輪6は、この固定側フ
ランジ12を上記ナックル3に、上記各ボルト7で結合
する事により、このナックル3に対し固定している。
【0004】これに対して、上記ハブ8は、ハブ本体1
3と内輪14とを組み合わせて成る。このうちのハブ本
体13の外周面の一部で、上記外輪6の外端開口(軸方
向に関して外とは、自動車への組み付け状態で幅方向外
側となる部分を言い、図1、2、5、6、7、8の左
側、図4、9の上側。反対に、自動車への組み付け状態
で幅方向中央側となる、図1、2、5、6、7、8の右
側及び図4、9の下側を、軸方向に関して内と言う。本
明細書全体で同じ。)から突出した部分には、回転側フ
ランジ15を形成している。上記ホイール1及びロータ
2はこの回転側フランジ15の片側面(図示の例では外
側面)に、上記各スタッド9とナット10とにより、結
合固定している。又、上記ハブ本体13の中間部外周面
で、上記複列の外輪軌道11a、11bのうちの外側の
外輪軌道11aに対向する部分には、第一の内輪軌道1
6を、上記ハブ本体13に対し直接形成している。更
に、上記ハブ本体13の内端部外周面に形成した小径段
部17に上記内輪14を外嵌固定して、上記ハブ8を構
成している。そして、この内輪14の外周面に形成した
第二の内輪軌道18を、上記複列の外輪軌道11a、1
1bのうちの内側の外輪軌道11bに対向させている。
3と内輪14とを組み合わせて成る。このうちのハブ本
体13の外周面の一部で、上記外輪6の外端開口(軸方
向に関して外とは、自動車への組み付け状態で幅方向外
側となる部分を言い、図1、2、5、6、7、8の左
側、図4、9の上側。反対に、自動車への組み付け状態
で幅方向中央側となる、図1、2、5、6、7、8の右
側及び図4、9の下側を、軸方向に関して内と言う。本
明細書全体で同じ。)から突出した部分には、回転側フ
ランジ15を形成している。上記ホイール1及びロータ
2はこの回転側フランジ15の片側面(図示の例では外
側面)に、上記各スタッド9とナット10とにより、結
合固定している。又、上記ハブ本体13の中間部外周面
で、上記複列の外輪軌道11a、11bのうちの外側の
外輪軌道11aに対向する部分には、第一の内輪軌道1
6を、上記ハブ本体13に対し直接形成している。更
に、上記ハブ本体13の内端部外周面に形成した小径段
部17に上記内輪14を外嵌固定して、上記ハブ8を構
成している。そして、この内輪14の外周面に形成した
第二の内輪軌道18を、上記複列の外輪軌道11a、1
1bのうちの内側の外輪軌道11bに対向させている。
【0005】これら各外輪軌道11a、11bと第一、
第二の各内輪軌道16、18との間には、それぞれが転
動体である玉19、19を複数個ずつ、それぞれ保持器
20、20により保持した状態で転動自在に設けてい
る。この構成により、背面組み合わせである複列アンギ
ュラ型の玉軸受を構成し、上記外輪6の内側に上記ハブ
8を、回転自在に、且つ、ラジアル荷重及びスラスト荷
重を支承自在に支持している。尚、上記外輪6の両端部
内周面と、上記ハブ本体13の中間部外周面及び上記内
輪14の内端部外周面との間には、それぞれシールリン
グ21a、21bを設けて、上記各玉19、19を設け
た内部空間と外部とを遮断している。更に、図示の例
は、駆動輪(FR車及びRR車の後輪、FF車の前輪、
4WD車の全輪)用の車輪用軸受ユニット5である為、
上記ハブ本体13の中心部に、スプライン孔22を形成
している。そして、このスプライン孔22に、等速ジョ
イント23のスプライン軸24を挿入している。
第二の各内輪軌道16、18との間には、それぞれが転
動体である玉19、19を複数個ずつ、それぞれ保持器
20、20により保持した状態で転動自在に設けてい
る。この構成により、背面組み合わせである複列アンギ
ュラ型の玉軸受を構成し、上記外輪6の内側に上記ハブ
8を、回転自在に、且つ、ラジアル荷重及びスラスト荷
重を支承自在に支持している。尚、上記外輪6の両端部
内周面と、上記ハブ本体13の中間部外周面及び上記内
輪14の内端部外周面との間には、それぞれシールリン
グ21a、21bを設けて、上記各玉19、19を設け
た内部空間と外部とを遮断している。更に、図示の例
は、駆動輪(FR車及びRR車の後輪、FF車の前輪、
4WD車の全輪)用の車輪用軸受ユニット5である為、
上記ハブ本体13の中心部に、スプライン孔22を形成
している。そして、このスプライン孔22に、等速ジョ
イント23のスプライン軸24を挿入している。
【0006】上述の様な車輪用軸受ユニット5の使用時
には、図8に示す様に、外輪6をナックル3に固定する
と共に、ハブ本体13の回転側フランジ15に、図示し
ないタイヤを組み合わせたホイール1及びロータ2を固
定する。又、このうちのロータ2と、上記ナックル3に
固定した、図示しないサポート及びキャリパとを組み合
わせて、制動用のディスクブレーキを構成する。制動時
には、上記ロータ2を挟んで設けた1対のパッドをこの
ロータ2の制動用摩擦面である両側面に押し付ける。
尚、本明細書中で制動用摩擦面とは、制動用回転体がロ
ータである場合には、このロータの軸方向両側面を言
い、制動用回転体がドラムである場合には、このドラム
の内周面を言う。
には、図8に示す様に、外輪6をナックル3に固定する
と共に、ハブ本体13の回転側フランジ15に、図示し
ないタイヤを組み合わせたホイール1及びロータ2を固
定する。又、このうちのロータ2と、上記ナックル3に
固定した、図示しないサポート及びキャリパとを組み合
わせて、制動用のディスクブレーキを構成する。制動時
には、上記ロータ2を挟んで設けた1対のパッドをこの
ロータ2の制動用摩擦面である両側面に押し付ける。
尚、本明細書中で制動用摩擦面とは、制動用回転体がロ
ータである場合には、このロータの軸方向両側面を言
い、制動用回転体がドラムである場合には、このドラム
の内周面を言う。
【0007】一方、自動車の制動時にしばしば、ジャダ
ーと呼ばれる、不快な騒音を伴う振動が発生する事が知
られている。この様な振動の原因としては、ロータ2の
側面とパッドのライニングとの摩擦状態の不均一等、各
種の原因が知られているが、上記ロータ2の振れも、大
きな原因となる事が知られている。即ち、このロータ2
の側面はこのロータ2の回転中心に対して、本来直角と
なるべきものであるが、不可避な製造誤差等により、完
全に直角にする事は難しい。この結果、自動車の走行時
に上記ロータ2の側面は、多少とは言え、回転軸方向
(図8の左右方向)に振れる事が避けられない。この様
な振れ(図8の左右方向への変位量)が大きくなると、
制動の為に1対のパッドのライニングを上記ロータ2の
両側面に押し付けた場合に、上記ジャダーが発生する。
又、上記回転側フランジ15の側面にドラムブレーキを
構成するドラムを固定した場合に、このドラムの内周面
がドラムの回転中心に対して完全に平行でなければ、シ
ューをこの内周面に押し付けた場合にやはりジャダーの
如き振動が発生する。
ーと呼ばれる、不快な騒音を伴う振動が発生する事が知
られている。この様な振動の原因としては、ロータ2の
側面とパッドのライニングとの摩擦状態の不均一等、各
種の原因が知られているが、上記ロータ2の振れも、大
きな原因となる事が知られている。即ち、このロータ2
の側面はこのロータ2の回転中心に対して、本来直角と
なるべきものであるが、不可避な製造誤差等により、完
全に直角にする事は難しい。この結果、自動車の走行時
に上記ロータ2の側面は、多少とは言え、回転軸方向
(図8の左右方向)に振れる事が避けられない。この様
な振れ(図8の左右方向への変位量)が大きくなると、
制動の為に1対のパッドのライニングを上記ロータ2の
両側面に押し付けた場合に、上記ジャダーが発生する。
又、上記回転側フランジ15の側面にドラムブレーキを
構成するドラムを固定した場合に、このドラムの内周面
がドラムの回転中心に対して完全に平行でなければ、シ
ューをこの内周面に押し付けた場合にやはりジャダーの
如き振動が発生する。
【0008】この様な原因で発生するジャダーを抑える
為には、上記ロータ2の側面の軸方向の振れ(アキシア
ル振れ)、又はドラムの内周面の径方向の振れを抑える
(向上させる)事が重要となる。そして、この振れを抑
える為には、上記ハブ本体13の回転中心に対する回転
側フランジ15の取付面(上記回転側フランジ15の片
側面)の直角度を向上させる事が重要となる。米国特許
第6,071,180号明細書には、回転側フランジの
取付面の直角度を向上させる為の車輪用軸受ユニットの
製造方法が記載されている。
為には、上記ロータ2の側面の軸方向の振れ(アキシア
ル振れ)、又はドラムの内周面の径方向の振れを抑える
(向上させる)事が重要となる。そして、この振れを抑
える為には、上記ハブ本体13の回転中心に対する回転
側フランジ15の取付面(上記回転側フランジ15の片
側面)の直角度を向上させる事が重要となる。米国特許
第6,071,180号明細書には、回転側フランジの
取付面の直角度を向上させる為の車輪用軸受ユニットの
製造方法が記載されている。
【0009】上記米国特許明細書に記載された製造方法
により造られる車輪用軸受ユニットの場合、図9に示す
様に、ハブ本体13aの中間部乃至内端部に形成した幅
広の小径段部17aに、1対の内輪14a、14bを外
嵌し、ナット29により抑え付けている。又、転動体と
して円すいころ30、30を使用している。この様に、
ハブ本体13aに1対の内輪14a、14bを外嵌した
ハブ8aを組み込んだ車輪用軸受ユニット5aの回転側
フランジ15aの取付面25の直角度を向上させる、上
記米国特許明細書に記載された方法の場合、図9〜10
に示す様に、先ず、上記取付面25を加工する前のハブ
8aを含む、上記車輪用軸受ユニット5aの各構成部材
を組み立てる。
により造られる車輪用軸受ユニットの場合、図9に示す
様に、ハブ本体13aの中間部乃至内端部に形成した幅
広の小径段部17aに、1対の内輪14a、14bを外
嵌し、ナット29により抑え付けている。又、転動体と
して円すいころ30、30を使用している。この様に、
ハブ本体13aに1対の内輪14a、14bを外嵌した
ハブ8aを組み込んだ車輪用軸受ユニット5aの回転側
フランジ15aの取付面25の直角度を向上させる、上
記米国特許明細書に記載された方法の場合、図9〜10
に示す様に、先ず、上記取付面25を加工する前のハブ
8aを含む、上記車輪用軸受ユニット5aの各構成部材
を組み立てる。
【0010】次いで、外輪6の外周面に設けた固定側フ
ランジ12を加工装置の支持台26に固定してから、ス
ピンドル27により上記ハブ8aを回転させつつ、上記
回転側フランジ15aの取付面25に砥石28の先端面
を突き当てて、この取付面25を所定の形状及び寸法に
仕上げる。この様な方法により車輪用軸受ユニット5a
を製造した場合には、各構成部材の製造上不可避な寸法
誤差や組み付け誤差に拘らず、上記ハブ8aの回転中心
に対する上記取付面25の直角度を向上させる事ができ
て、この取付面25に固定するロータ2(図8参照)等
の回転制動体の制動用摩擦面の振れを抑える事ができ
る。
ランジ12を加工装置の支持台26に固定してから、ス
ピンドル27により上記ハブ8aを回転させつつ、上記
回転側フランジ15aの取付面25に砥石28の先端面
を突き当てて、この取付面25を所定の形状及び寸法に
仕上げる。この様な方法により車輪用軸受ユニット5a
を製造した場合には、各構成部材の製造上不可避な寸法
誤差や組み付け誤差に拘らず、上記ハブ8aの回転中心
に対する上記取付面25の直角度を向上させる事ができ
て、この取付面25に固定するロータ2(図8参照)等
の回転制動体の制動用摩擦面の振れを抑える事ができ
る。
【0011】但し、上述した米国特許第6,071,1
80号明細書に記載された車輪用軸受ユニットの製造方
法の場合、回転側フランジ15aの取付面25の仕上加
工を、砥石28を使用した研削加工により行なっている
ので、車輪用軸受ユニットの品質を十分に確保する事が
難しい。即ち、研削加工は、上記砥石28を上記取付面
25に押し付けた状態でこの砥石28を回転させる事に
より行なう為、加工時に上記回転側フランジ15aの温
度が上昇する。この温度上昇によりこの回転側フランジ
15aが歪むのを防止する為には、被加工部に研削液を
供給しつつ、上記取付面25を研削する必要がある。
80号明細書に記載された車輪用軸受ユニットの製造方
法の場合、回転側フランジ15aの取付面25の仕上加
工を、砥石28を使用した研削加工により行なっている
ので、車輪用軸受ユニットの品質を十分に確保する事が
難しい。即ち、研削加工は、上記砥石28を上記取付面
25に押し付けた状態でこの砥石28を回転させる事に
より行なう為、加工時に上記回転側フランジ15aの温
度が上昇する。この温度上昇によりこの回転側フランジ
15aが歪むのを防止する為には、被加工部に研削液を
供給しつつ、上記取付面25を研削する必要がある。
【0012】ところが、車輪用軸受ユニット5aの構成
各部材を組み立てた後、研削液を供給しつつ上記取付面
25に研削加工を施すと、この研削液が、転動体である
円すいころ30、30を設置した、上記車輪用軸受ユニ
ット5aの内部空間31内に入り込む可能性がある。そ
して、入り込んだ場合には、この内部空間31内に封入
したグリースを劣化させる等により、上記車輪用軸受ユ
ニットの耐久性を損なう原因となる。しかも、上記内部
空間31内に入り込む研削液中には、研削加工により生
じた微細な切粉や砥石粉が混入する為、これら切粉や砥
石粉が上記各円すいころ30、30の転動面や外輪軌道
11c、11c及び第一、第二の内輪軌道16a、18
aを傷め、上記車輪用軸受ユニット5aの耐久性を著し
く低下させる原因となる。
各部材を組み立てた後、研削液を供給しつつ上記取付面
25に研削加工を施すと、この研削液が、転動体である
円すいころ30、30を設置した、上記車輪用軸受ユニ
ット5aの内部空間31内に入り込む可能性がある。そ
して、入り込んだ場合には、この内部空間31内に封入
したグリースを劣化させる等により、上記車輪用軸受ユ
ニットの耐久性を損なう原因となる。しかも、上記内部
空間31内に入り込む研削液中には、研削加工により生
じた微細な切粉や砥石粉が混入する為、これら切粉や砥
石粉が上記各円すいころ30、30の転動面や外輪軌道
11c、11c及び第一、第二の内輪軌道16a、18
aを傷め、上記車輪用軸受ユニット5aの耐久性を著し
く低下させる原因となる。
【0013】又、図9〜10に示す様なカップ型の砥石
28により上記取付面25の研削加工を行なう場合に
は、これら砥石28の先端面と取付面25との摩擦面積
が大きくなり、この砥石28の回転抵抗が大きくしかも
不安定になり易い。この結果、上記取付面25の仕上精
度を必ずしも十分に確保できない可能性がある。又、高
性能車の様に、高度の回転バランスを要求される場合に
は、上記回転側フランジ15aの片側面だけでなく、外
周縁も仕上げる事を要求される場合があるが、上記砥石
28を使用した方法では、そのままでは外周縁の仕上加
工を行なう事ができず。加工作業が面倒になる。
28により上記取付面25の研削加工を行なう場合に
は、これら砥石28の先端面と取付面25との摩擦面積
が大きくなり、この砥石28の回転抵抗が大きくしかも
不安定になり易い。この結果、上記取付面25の仕上精
度を必ずしも十分に確保できない可能性がある。又、高
性能車の様に、高度の回転バランスを要求される場合に
は、上記回転側フランジ15aの片側面だけでなく、外
周縁も仕上げる事を要求される場合があるが、上記砥石
28を使用した方法では、そのままでは外周縁の仕上加
工を行なう事ができず。加工作業が面倒になる。
【0014】更に、上記回転側フランジ15aには、車
輪及び制動用回転体を固定する為のスタッド9、9(図
8参照)の基端部を圧入固定する事が一般的であるが、
この圧入固定の際に、上記取付面25が変形する可能性
がある。この様な変形に拘らず、この取付面25の精度
を確保する為には、この取付面25の仕上加工を、上記
各スタッド9、9の圧入固定後に行なう事が考えられる
が、上記砥石28を使用した研削加工をこの圧入固定後
に行なう事は、この砥石と上記各スタッド9、9とが干
渉する為、困難である。
輪及び制動用回転体を固定する為のスタッド9、9(図
8参照)の基端部を圧入固定する事が一般的であるが、
この圧入固定の際に、上記取付面25が変形する可能性
がある。この様な変形に拘らず、この取付面25の精度
を確保する為には、この取付面25の仕上加工を、上記
各スタッド9、9の圧入固定後に行なう事が考えられる
が、上記砥石28を使用した研削加工をこの圧入固定後
に行なう事は、この砥石と上記各スタッド9、9とが干
渉する為、困難である。
【0015】これに対して、図示は省略するが、国際公
開WO 00/74883 A1号公報には、回転側フランジの取
付面を、この回転側フランジを含むハブを回転させつ
つ、切削工具により仕上加工する方法が記載されてい
る。更に、米国特許第6,158,124号明細書に
は、回転側フランジの取付面にロータを結合固定した
後、このロータの両側面を切削工具により仕上加工する
方法が記載されている。これら国際公開公報及び米国特
許明細書に記載された発明の場合には、対象面の仕上加
工を切削工具を使用して行なう為、上述の米国特許第
6,071,180号明細書に記載された発明が有する
不都合をなくせるものと考えられる。
開WO 00/74883 A1号公報には、回転側フランジの取
付面を、この回転側フランジを含むハブを回転させつ
つ、切削工具により仕上加工する方法が記載されてい
る。更に、米国特許第6,158,124号明細書に
は、回転側フランジの取付面にロータを結合固定した
後、このロータの両側面を切削工具により仕上加工する
方法が記載されている。これら国際公開公報及び米国特
許明細書に記載された発明の場合には、対象面の仕上加
工を切削工具を使用して行なう為、上述の米国特許第
6,071,180号明細書に記載された発明が有する
不都合をなくせるものと考えられる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】但し、国際公開WO 0
0/74883 A1号公報並びに米国特許第6,158,12
4号明細書に記載された発明の場合も、近年普及が進ん
でいる構造の車輪用軸受ユニットの性能向上を、低コス
トで実現する為には改良の余地がある。この点に就い
て、以下に説明する。
0/74883 A1号公報並びに米国特許第6,158,12
4号明細書に記載された発明の場合も、近年普及が進ん
でいる構造の車輪用軸受ユニットの性能向上を、低コス
トで実現する為には改良の余地がある。この点に就い
て、以下に説明する。
【0017】先ず、国際公開WO 00/74883 A1号公報
に記載された発明の場合には、図9〜10に示した、米
国特許第6,071,180号明細書に記載された発明
の場合と同様に、ハブの外周面に第一、第二の内輪軌道
を設ける為に、ハブ本体に1対の内輪を外嵌固定した、
所謂第二世代の車輪用軸受ユニットを対象としている。
この様な構造の場合、1対の内輪を外嵌する為にハブ本
体に形成した幅広の小径段部の外周面は、これら両内輪
を外嵌する部分のほぼ全長に亙って直径が変化しない、
単一円筒面である。この様な単一円筒面は比較的加工が
容易であり、従って、上記小径段部に互いに同径である
1対の内輪を外嵌して、上記ハブの外周面に第一、第二
の内輪軌道を設けた場合、これら1対の内輪の精度さえ
確保できれば、回転中心に対するこれら両内輪軌道の平
行度を確保し易い。この為、上記第二世代の車輪用軸受
ユニットは、上記国際公開WO 00/74883 A1号公報に
記載された発明に係る方法を実施しなくても、著しいジ
ャダーを発生しにくくできるが、ハブの構成部品が多く
なる為、近年次第に採用する車両が減少している。
に記載された発明の場合には、図9〜10に示した、米
国特許第6,071,180号明細書に記載された発明
の場合と同様に、ハブの外周面に第一、第二の内輪軌道
を設ける為に、ハブ本体に1対の内輪を外嵌固定した、
所謂第二世代の車輪用軸受ユニットを対象としている。
この様な構造の場合、1対の内輪を外嵌する為にハブ本
体に形成した幅広の小径段部の外周面は、これら両内輪
を外嵌する部分のほぼ全長に亙って直径が変化しない、
単一円筒面である。この様な単一円筒面は比較的加工が
容易であり、従って、上記小径段部に互いに同径である
1対の内輪を外嵌して、上記ハブの外周面に第一、第二
の内輪軌道を設けた場合、これら1対の内輪の精度さえ
確保できれば、回転中心に対するこれら両内輪軌道の平
行度を確保し易い。この為、上記第二世代の車輪用軸受
ユニットは、上記国際公開WO 00/74883 A1号公報に
記載された発明に係る方法を実施しなくても、著しいジ
ャダーを発生しにくくできるが、ハブの構成部品が多く
なる為、近年次第に採用する車両が減少している。
【0018】これに対して、前述の図8に示した様に、
ハブ8の中間部外周面に第一の内輪軌道16を直接形成
する、所謂第三世代の車輪用軸受ユニットの場合には、
ハブ本体13の軸方向中間部で上記第一の内輪軌道16
を形成した部分と、第二の内輪軌道18を設けた内輪1
4を外嵌固定する為の小径段部17とが段付形状とな
る。従って、上記第二世代の車輪用軸受ユニットに比べ
て、上記第一、第二の内輪軌道16、18の平行度の悪
化に基づくジャダーが発生し易く、対策が望まれるが、
上記国際公開WO 00/74883 A1号公報に記載された発
明は、上記第三世代の車輪用軸受ユニットを対象として
いるものではない。
ハブ8の中間部外周面に第一の内輪軌道16を直接形成
する、所謂第三世代の車輪用軸受ユニットの場合には、
ハブ本体13の軸方向中間部で上記第一の内輪軌道16
を形成した部分と、第二の内輪軌道18を設けた内輪1
4を外嵌固定する為の小径段部17とが段付形状とな
る。従って、上記第二世代の車輪用軸受ユニットに比べ
て、上記第一、第二の内輪軌道16、18の平行度の悪
化に基づくジャダーが発生し易く、対策が望まれるが、
上記国際公開WO 00/74883 A1号公報に記載された発
明は、上記第三世代の車輪用軸受ユニットを対象として
いるものではない。
【0019】これに対して、前記米国特許第6,15
8,124号明細書に記載された発明は、第三世代の車
輪用軸受ユニットを対象としてはいるが、仕上加工の対
象が、回転側フランジの取付面ではなく、ロータの両側
面である。このロータの直径は回転側フランジの直径に
比べて大きい為、ロータの両側面に仕上加工を施す場合
には、加工装置が大型化し、その分、コストが嵩む事が
避けられない。本発明の車輪用軸受ユニットとその製造
方法は、この様な事情に鑑みて発明したものである。
8,124号明細書に記載された発明は、第三世代の車
輪用軸受ユニットを対象としてはいるが、仕上加工の対
象が、回転側フランジの取付面ではなく、ロータの両側
面である。このロータの直径は回転側フランジの直径に
比べて大きい為、ロータの両側面に仕上加工を施す場合
には、加工装置が大型化し、その分、コストが嵩む事が
避けられない。本発明の車輪用軸受ユニットとその製造
方法は、この様な事情に鑑みて発明したものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の車輪用軸受ユニ
ットとその製造方法のうち、請求項1に記載した車輪用
軸受ユニットは、前述した従来の車輪用軸受ユニットと
同様に、車輪及び制動用回転体を懸架装置に対し回転自
在に支持する為の車輪用軸受ユニットであって、外輪
と、ハブと、複数個の転動体とを備える。そして、この
うちの外輪は、内周面に複列の外輪軌道を有し、使用時
に上記懸架装置に支持された状態で回転しない。又、上
記ハブは、ハブ本体と内輪とから成る。そして、このう
ちのハブ本体は、外周面の外端部に形成された、その軸
方向片面を上記制動用回転体を支持する為の取付面とし
た回転側フランジと、外周面の軸方向中間部に直接形成
された第一の内輪軌道と、外周面の軸方向内端部に形成
された小径段部とを備える。又、上記内輪は、その外周
面に第二の内輪軌道を形成されたもので、この小径段部
に外嵌した状態で上記ハブ本体に対し固定されている。
又、上記各転動体は、上記各外輪軌道と上記第一、第二
の内輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ転動自在に設
けられている。特に、本発明の車輪用軸受ユニットに於
いては、上記回転側フランジは、円周方向複数個所に軸
方向に貫通するねじ孔を設けたものであり、この回転側
フランジの取付面は、少なくとも上記外輪とハブと複数
の転動体とを組み付けた後、機械加工により所定の形状
及び寸法に加工されたものである。
ットとその製造方法のうち、請求項1に記載した車輪用
軸受ユニットは、前述した従来の車輪用軸受ユニットと
同様に、車輪及び制動用回転体を懸架装置に対し回転自
在に支持する為の車輪用軸受ユニットであって、外輪
と、ハブと、複数個の転動体とを備える。そして、この
うちの外輪は、内周面に複列の外輪軌道を有し、使用時
に上記懸架装置に支持された状態で回転しない。又、上
記ハブは、ハブ本体と内輪とから成る。そして、このう
ちのハブ本体は、外周面の外端部に形成された、その軸
方向片面を上記制動用回転体を支持する為の取付面とし
た回転側フランジと、外周面の軸方向中間部に直接形成
された第一の内輪軌道と、外周面の軸方向内端部に形成
された小径段部とを備える。又、上記内輪は、その外周
面に第二の内輪軌道を形成されたもので、この小径段部
に外嵌した状態で上記ハブ本体に対し固定されている。
又、上記各転動体は、上記各外輪軌道と上記第一、第二
の内輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ転動自在に設
けられている。特に、本発明の車輪用軸受ユニットに於
いては、上記回転側フランジは、円周方向複数個所に軸
方向に貫通するねじ孔を設けたものであり、この回転側
フランジの取付面は、少なくとも上記外輪とハブと複数
の転動体とを組み付けた後、機械加工により所定の形状
及び寸法に加工されたものである。
【0021】又、請求項4に記載した車輪用軸受ユニッ
トの製造方法は、上述の様な車輪用軸受ユニットを製造
する製造方法であって、外輪とハブと複数の転動体とを
組み付けた後、このハブをこの外輪に対し回転させつ
つ、回転側フランジの取付面を、旋削加工により所定の
形状及び寸法に加工する。
トの製造方法は、上述の様な車輪用軸受ユニットを製造
する製造方法であって、外輪とハブと複数の転動体とを
組み付けた後、このハブをこの外輪に対し回転させつ
つ、回転側フランジの取付面を、旋削加工により所定の
形状及び寸法に加工する。
【0022】
【作用】上述の様に構成する本発明の車輪用軸受ユニッ
トとその製造方法の場合、外輪とハブと複数の転動体と
を組み付けた後に、このハブの外端部外周面に設けた、
制動用回転体を結合固定する為の回転側フランジの取付
面を所定の形状及び寸法に加工する。この為、特に第三
世代の車輪用軸受ユニットで生じ易い、各構成部材の製
造上不可避な寸法誤差や組み付け誤差に拘らず、上記ハ
ブの回転中心に対する、上記回転側フランジの側面の直
角度を高くして、この回転側フランジに固定した制動用
回転体の制動用摩擦面の振れを抑える事ができる。
トとその製造方法の場合、外輪とハブと複数の転動体と
を組み付けた後に、このハブの外端部外周面に設けた、
制動用回転体を結合固定する為の回転側フランジの取付
面を所定の形状及び寸法に加工する。この為、特に第三
世代の車輪用軸受ユニットで生じ易い、各構成部材の製
造上不可避な寸法誤差や組み付け誤差に拘らず、上記ハ
ブの回転中心に対する、上記回転側フランジの側面の直
角度を高くして、この回転側フランジに固定した制動用
回転体の制動用摩擦面の振れを抑える事ができる。
【0023】しかも、本発明の場合には、上記回転側フ
ランジの側面の加工を旋削等の機械加工により行なう
為、被加工部に研削液を注ぐ必要がなく、所謂乾式加工
が可能になる。又、加工に伴って生じる加工屑は、糸状
に連続したものとなって、周囲に飛散しにくくなる。こ
の為、研削液や加工屑等の異物が車輪用軸受ユニットの
内部空間に入り込みにくくなり、上記回転側フランジの
仕上加工に伴って、上記車輪用軸受ユニットの耐久性が
損なわれる原因を生じにくくできる。又、旋削加工時に
加工工具と上記回転側フランジの側面との間に作用する
摩擦力は限られたもので済む為、加工を安定した状態で
行なえて、上記回転側フランジに歪みが生じにくくな
る。更には、必要に応じて上記回転側フランジの外周縁
の仕上加工も容易に行なえる。しかも、上記回転側フラ
ンジには、ねじ孔が形成されていても、スタッド等の突
出部分は存在しない為、上記取付面の加工を容易に行な
える。
ランジの側面の加工を旋削等の機械加工により行なう
為、被加工部に研削液を注ぐ必要がなく、所謂乾式加工
が可能になる。又、加工に伴って生じる加工屑は、糸状
に連続したものとなって、周囲に飛散しにくくなる。こ
の為、研削液や加工屑等の異物が車輪用軸受ユニットの
内部空間に入り込みにくくなり、上記回転側フランジの
仕上加工に伴って、上記車輪用軸受ユニットの耐久性が
損なわれる原因を生じにくくできる。又、旋削加工時に
加工工具と上記回転側フランジの側面との間に作用する
摩擦力は限られたもので済む為、加工を安定した状態で
行なえて、上記回転側フランジに歪みが生じにくくな
る。更には、必要に応じて上記回転側フランジの外周縁
の仕上加工も容易に行なえる。しかも、上記回転側フラ
ンジには、ねじ孔が形成されていても、スタッド等の突
出部分は存在しない為、上記取付面の加工を容易に行な
える。
【0024】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。本例の製造方法により造る車輪
用軸受ユニット5bは、外輪6の中間部外周面に、この
外輪6をナックル3(図8)に結合固定する為の固定側
フランジ12を設けている。又、上記外輪6の内周面に
は、複列の外輪軌道11a、11bを形成している。
又、ハブ8bを構成するハブ本体13b及び内輪14の
外周面で上記各外輪軌道11a、11bに対向する部分
に第一、第二の内輪軌道16、18を、それぞれ設けて
いる。即ち、上記ハブ本体13bの中間部外周面に直接
第一の内輪軌道16を形成すると共に、このハブ本体1
3bの内端寄り部分に形成した小径段部17に、その外
周面に第二の内輪軌道18を形成した上記内輪14を外
嵌している。そして、この内輪14が上記小径段部17
から抜け出るのを防止する為に、上記ハブ本体13bの
内端部にかしめ部32を形成している。即ち、上記小径
段部17に上記内輪14を外嵌した後、上記ハブ本体1
3bの内端部でこの内輪14の内端面から突出した部分
を径方向外方に塑性変形させて上記かしめ部32を形成
し、このかしめ部32により上記内輪14の内端面を抑
え付けている。この構成により、この内輪14は、上記
ハブ本体13bの内端部に外嵌固定されて、上記ハブ8
bを構成する。
の第1例を示している。本例の製造方法により造る車輪
用軸受ユニット5bは、外輪6の中間部外周面に、この
外輪6をナックル3(図8)に結合固定する為の固定側
フランジ12を設けている。又、上記外輪6の内周面に
は、複列の外輪軌道11a、11bを形成している。
又、ハブ8bを構成するハブ本体13b及び内輪14の
外周面で上記各外輪軌道11a、11bに対向する部分
に第一、第二の内輪軌道16、18を、それぞれ設けて
いる。即ち、上記ハブ本体13bの中間部外周面に直接
第一の内輪軌道16を形成すると共に、このハブ本体1
3bの内端寄り部分に形成した小径段部17に、その外
周面に第二の内輪軌道18を形成した上記内輪14を外
嵌している。そして、この内輪14が上記小径段部17
から抜け出るのを防止する為に、上記ハブ本体13bの
内端部にかしめ部32を形成している。即ち、上記小径
段部17に上記内輪14を外嵌した後、上記ハブ本体1
3bの内端部でこの内輪14の内端面から突出した部分
を径方向外方に塑性変形させて上記かしめ部32を形成
し、このかしめ部32により上記内輪14の内端面を抑
え付けている。この構成により、この内輪14は、上記
ハブ本体13bの内端部に外嵌固定されて、上記ハブ8
bを構成する。
【0025】又、このハブ本体13bの外周面の外端寄
り部分で、上記外輪6の外端開口から突出した部分に
は、車輪を構成するホイール1及び制動用回転体である
ロータ2(図8)或はドラムを固定する為の回転側フラ
ンジ15bを設けている。この回転側フランジ15bの
円周方向複数個所で、上記ハブ本体13bの回転中心を
その中心とする同一円周上には、それぞれねじ孔33を
形成している。上記ホイール1及びロータ2は、例えば
図7に示す様に、これら各ねじ孔33に螺合したボルト
55により、上記回転側フランジ15bに対し固定され
る。
り部分で、上記外輪6の外端開口から突出した部分に
は、車輪を構成するホイール1及び制動用回転体である
ロータ2(図8)或はドラムを固定する為の回転側フラ
ンジ15bを設けている。この回転側フランジ15bの
円周方向複数個所で、上記ハブ本体13bの回転中心を
その中心とする同一円周上には、それぞれねじ孔33を
形成している。上記ホイール1及びロータ2は、例えば
図7に示す様に、これら各ねじ孔33に螺合したボルト
55により、上記回転側フランジ15bに対し固定され
る。
【0026】又、上記各外輪軌道11a、11bと第
一、第二の各内輪軌道16、18との間には、それぞれ
が転動体である複数個の玉19、19を、それぞれ保持
器20、20により保持した状態で、転動自在に設けて
いる。尚、上記外輪6の両端部内周面と、上記ハブ本体
13bの中間部外周面及び上記内輪14の内端部外周面
との間には、1対のシールリング21a、21bを設け
て、上記各玉19、19を設けた内部空間31と外部と
を遮断し、この内部空間31内に封入したグリースの漏
洩防止と、この内部空間31内への異物の進入防止とを
図っている。
一、第二の各内輪軌道16、18との間には、それぞれ
が転動体である複数個の玉19、19を、それぞれ保持
器20、20により保持した状態で、転動自在に設けて
いる。尚、上記外輪6の両端部内周面と、上記ハブ本体
13bの中間部外周面及び上記内輪14の内端部外周面
との間には、1対のシールリング21a、21bを設け
て、上記各玉19、19を設けた内部空間31と外部と
を遮断し、この内部空間31内に封入したグリースの漏
洩防止と、この内部空間31内への異物の進入防止とを
図っている。
【0027】更に、本例の場合には、上記1対のシール
リング21a、21bのうちの内側のシールリング21
bを構成し、前記内輪14の内端部に外嵌固定した芯金
34の側面に、エンコーダ35を固定している。このエ
ンコーダ35は、円周方向に関してS極とN極とを交互
に配置したゴム磁石製である。即ち、このエンコーダ3
5は、ゴム中にフェライト粉末を混入したゴム磁石を円
輪状に形成したもので、軸方向に着磁している。着磁方
向は、円周方向に関して交互に且つ等間隔で変化させて
いる。従って、このエンコーダ35の内側面には、S極
とN極とが、円周方向に関して交互に且つ等間隔で配置
されている。車輪用軸受ユニット5bの使用時には、上
記エンコーダ35の内側面に、懸架装置の一部等、固定
の部分に支持した図示しないセンサの検出部を、微小隙
間を介して対向させる。そして、上記エンコーダ35の
回転速度に応じて変化する、上記センサの出力信号を取
り出し自在とする。この様なエンコーダ35とセンサと
は、前記ハブ本体13bに固定した車輪の回転速度を検
出する為の回転速度検出装置を構成する。
リング21a、21bのうちの内側のシールリング21
bを構成し、前記内輪14の内端部に外嵌固定した芯金
34の側面に、エンコーダ35を固定している。このエ
ンコーダ35は、円周方向に関してS極とN極とを交互
に配置したゴム磁石製である。即ち、このエンコーダ3
5は、ゴム中にフェライト粉末を混入したゴム磁石を円
輪状に形成したもので、軸方向に着磁している。着磁方
向は、円周方向に関して交互に且つ等間隔で変化させて
いる。従って、このエンコーダ35の内側面には、S極
とN極とが、円周方向に関して交互に且つ等間隔で配置
されている。車輪用軸受ユニット5bの使用時には、上
記エンコーダ35の内側面に、懸架装置の一部等、固定
の部分に支持した図示しないセンサの検出部を、微小隙
間を介して対向させる。そして、上記エンコーダ35の
回転速度に応じて変化する、上記センサの出力信号を取
り出し自在とする。この様なエンコーダ35とセンサと
は、前記ハブ本体13bに固定した車輪の回転速度を検
出する為の回転速度検出装置を構成する。
【0028】上述の様な車輪用軸受ユニット5bに設け
た前記回転側フランジ15bの外側面である取付面25
は、旋削加工により、上記ハブ本体13bの回転中心軸
に対し直角な平坦面に仕上げている。この様に上記回転
側フランジ15bの取付面25に旋削加工を施すのに先
立って、上記車輪用軸受ユニット5bの構成各部材を、
上記回転側フランジ15bの取付面25を除いて、所定
の形状及び寸法に加工する。又、この回転側フランジ1
5bの取付面25は、おおまかな形状及び寸法に加工す
る。次いで、上記車輪用軸受ユニット5bの構成各部材
を、図1に示す状態に組み立てる。
た前記回転側フランジ15bの外側面である取付面25
は、旋削加工により、上記ハブ本体13bの回転中心軸
に対し直角な平坦面に仕上げている。この様に上記回転
側フランジ15bの取付面25に旋削加工を施すのに先
立って、上記車輪用軸受ユニット5bの構成各部材を、
上記回転側フランジ15bの取付面25を除いて、所定
の形状及び寸法に加工する。又、この回転側フランジ1
5bの取付面25は、おおまかな形状及び寸法に加工す
る。次いで、上記車輪用軸受ユニット5bの構成各部材
を、図1に示す状態に組み立てる。
【0029】即ち、上記ハブ本体13bの周囲に、前記
外輪6及び前記各玉(転動体)19、19を組み付け
て、上記車輪用軸受ユニット5bを構成する。言い換え
れば、上記外輪6の内周面に設けた外輪軌道11a、1
1bと上記ハブ本体13b及び内輪14の外周面に設け
た第一、第二の各内輪軌道16、18との間に上記複数
の玉19、19を設けた状態で、上記外輪6とハブ本体
13bと内輪14と複数の玉19、19とを組み立て
る。この状態で上記ハブ本体13bの外端部外周面に設
けた前記回転側フランジ15bは、上記外輪6の軸方向
外側に位置し、取付面25は、軸方向に関して上記外輪
6と反対側に位置する。上記各玉19、19には、背面
組み合わせ型の接触角が付与される為、上記車輪用軸受
ユニット5bは、走行時に加わるラジアル荷重及びスラ
スト荷重を支承自在となる。又、上記外輪6の両端部内
周面と上記ハブ本体13bの中間部外周面及び内輪14
の内端部外周面との間に、1対のシールリング21a、
21bを設ける。
外輪6及び前記各玉(転動体)19、19を組み付け
て、上記車輪用軸受ユニット5bを構成する。言い換え
れば、上記外輪6の内周面に設けた外輪軌道11a、1
1bと上記ハブ本体13b及び内輪14の外周面に設け
た第一、第二の各内輪軌道16、18との間に上記複数
の玉19、19を設けた状態で、上記外輪6とハブ本体
13bと内輪14と複数の玉19、19とを組み立て
る。この状態で上記ハブ本体13bの外端部外周面に設
けた前記回転側フランジ15bは、上記外輪6の軸方向
外側に位置し、取付面25は、軸方向に関して上記外輪
6と反対側に位置する。上記各玉19、19には、背面
組み合わせ型の接触角が付与される為、上記車輪用軸受
ユニット5bは、走行時に加わるラジアル荷重及びスラ
スト荷重を支承自在となる。又、上記外輪6の両端部内
周面と上記ハブ本体13bの中間部外周面及び内輪14
の内端部外周面との間に、1対のシールリング21a、
21bを設ける。
【0030】そして、この状態で、上記回転側フランジ
15bの取付面25に旋削加工を施すべき車輪用軸受ユ
ニット5bを、旋削加工装置36に組み付ける。この場
合、上記外輪6の外周面の、前記固定側フランジ12の
内側面よりも軸方向内側部分を、上記旋削加工装置36
を構成するチャック37の先端部により掴む。又、この
チャック37の先端面(図1、2の左端面)を、上記固
定側フランジ12の内側面(取付面25と反対側の面)
の内径寄り部分に突き当てる。尚、本例の場合には、上
記チャック37の先端部内周面を、合成樹脂、アルミニ
ウム、銅等の比較的軟らかい材料から成るスリーブ38
により構成している。そして、上記外輪6を上記チャッ
ク37により掴んだ状態で、この外輪6の外周面が上記
スリーブ38の内周面のみに接触し、この外輪6の外周
面が傷付けられない様にしている。
15bの取付面25に旋削加工を施すべき車輪用軸受ユ
ニット5bを、旋削加工装置36に組み付ける。この場
合、上記外輪6の外周面の、前記固定側フランジ12の
内側面よりも軸方向内側部分を、上記旋削加工装置36
を構成するチャック37の先端部により掴む。又、この
チャック37の先端面(図1、2の左端面)を、上記固
定側フランジ12の内側面(取付面25と反対側の面)
の内径寄り部分に突き当てる。尚、本例の場合には、上
記チャック37の先端部内周面を、合成樹脂、アルミニ
ウム、銅等の比較的軟らかい材料から成るスリーブ38
により構成している。そして、上記外輪6を上記チャッ
ク37により掴んだ状態で、この外輪6の外周面が上記
スリーブ38の内周面のみに接触し、この外輪6の外周
面が傷付けられない様にしている。
【0031】そして、上記ハブ本体13bの中心部に設
けたスプライン孔22の内側に上記旋削加工装置36の
スピンドル41の先端部を、上記ハブ本体13bの外端
側から挿入し、このスピンドル41の先端部外周面に設
けた雄スプライン部42と上記スプライン孔22とをス
プライン係合させる。次いで、上記スピンドル41を回
転駆動する事により、上記ハブ本体13bをその中心軸
を中心に回転させつつ、上記回転側フランジ15bの外
側面に精密加工バイト43a、43bを突き当てて、こ
の外側面である上記取付面25に旋削加工を施す。そし
て、この取付面25を、所定の形状及び寸法に仕上げ
る。尚、加工時間が多少長くなっても構わない場合に
は、上記精密加工バイトとは1本で足りる。
けたスプライン孔22の内側に上記旋削加工装置36の
スピンドル41の先端部を、上記ハブ本体13bの外端
側から挿入し、このスピンドル41の先端部外周面に設
けた雄スプライン部42と上記スプライン孔22とをス
プライン係合させる。次いで、上記スピンドル41を回
転駆動する事により、上記ハブ本体13bをその中心軸
を中心に回転させつつ、上記回転側フランジ15bの外
側面に精密加工バイト43a、43bを突き当てて、こ
の外側面である上記取付面25に旋削加工を施す。そし
て、この取付面25を、所定の形状及び寸法に仕上げ
る。尚、加工時間が多少長くなっても構わない場合に
は、上記精密加工バイトとは1本で足りる。
【0032】上述の様に本発明の車輪用軸受ユニットの
製造方法とこの製造方法により得た車輪用軸受ユニット
の場合には、車輪用軸受ユニット5bの各構成部材を組
み付けた後に、上記ハブ本体13bの外周面に設けた、
ホイール1及びロータ2(図8参照)を結合固定する為
の回転側フランジ15bの外側面である取付面25に旋
削加工を施して、所定の形状及び寸法に仕上げる。この
為、上記各構成部材の製造上不可避な寸法誤差や組み付
け誤差に拘らず、上記ハブ本体13bの回転中心に対す
る、上記取付面25の直角度を高くして、この回転側フ
ランジ15bに固定したロータ2の制動用摩擦面である
両側面の振れを抑える事ができる。特に図示の例の場合
には、前記内輪14を上記ハブ本体13bに対し、この
ハブ本体13bの内端部に形成した前記かしめ部32に
より固定している。この為、仮に上記取付面25の直角
度が不良である場合に、上記車輪用軸受ユニット5bの
各構成部材の再利用が不能と(全部品を廃棄しなければ
ならなく)なり、部品の歩留が悪化する。これに対して
本発明の場合には、上記取付面25の直角度を常に良好
にできるので、上記歩留を良好にして、高品質の車輪用
軸受ユニット5bを低コストで造れる。
製造方法とこの製造方法により得た車輪用軸受ユニット
の場合には、車輪用軸受ユニット5bの各構成部材を組
み付けた後に、上記ハブ本体13bの外周面に設けた、
ホイール1及びロータ2(図8参照)を結合固定する為
の回転側フランジ15bの外側面である取付面25に旋
削加工を施して、所定の形状及び寸法に仕上げる。この
為、上記各構成部材の製造上不可避な寸法誤差や組み付
け誤差に拘らず、上記ハブ本体13bの回転中心に対す
る、上記取付面25の直角度を高くして、この回転側フ
ランジ15bに固定したロータ2の制動用摩擦面である
両側面の振れを抑える事ができる。特に図示の例の場合
には、前記内輪14を上記ハブ本体13bに対し、この
ハブ本体13bの内端部に形成した前記かしめ部32に
より固定している。この為、仮に上記取付面25の直角
度が不良である場合に、上記車輪用軸受ユニット5bの
各構成部材の再利用が不能と(全部品を廃棄しなければ
ならなく)なり、部品の歩留が悪化する。これに対して
本発明の場合には、上記取付面25の直角度を常に良好
にできるので、上記歩留を良好にして、高品質の車輪用
軸受ユニット5bを低コストで造れる。
【0033】しかも、本発明の場合には、上記回転側フ
ランジ15bの外側面である取付面25の加工を、前記
各精密加工バイト43a、43bを使用した旋削加工に
より行なう為、被加工部である上記取付面25に研削液
を注ぐ必要がなく、所謂乾式加工が可能になる。又、加
工に伴って生じる加工屑は、糸状に連続したものとなっ
て、周囲に飛散しにくくなる。この為、研削液や加工屑
等の異物が、既に構成各部材を組み立てて成る前記車輪
用軸受ユニット5bの内部空間31に入り込みにくくな
って、上記回転側フランジ15bの仕上加工に伴って、
上記車輪用軸受ユニット5bの耐久性が損なわれる原因
を生じにくくできる。
ランジ15bの外側面である取付面25の加工を、前記
各精密加工バイト43a、43bを使用した旋削加工に
より行なう為、被加工部である上記取付面25に研削液
を注ぐ必要がなく、所謂乾式加工が可能になる。又、加
工に伴って生じる加工屑は、糸状に連続したものとなっ
て、周囲に飛散しにくくなる。この為、研削液や加工屑
等の異物が、既に構成各部材を組み立てて成る前記車輪
用軸受ユニット5bの内部空間31に入り込みにくくな
って、上記回転側フランジ15bの仕上加工に伴って、
上記車輪用軸受ユニット5bの耐久性が損なわれる原因
を生じにくくできる。
【0034】又、旋削加工時に、加工工具である上記各
精密加工バイト43a、43bと上記取付面25との間
に作用する摩擦力は限られたもので済む。この為、加工
時にこの回転側フランジ15bに加わる応力を小さく抑
える事ができて、被加工部で発生する熱が低く済む事と
合わせて、上記回転側フランジ15bに歪みが生じにく
くなる。この為、この回転側フランジ15bに固定した
ロータ2の両側面の振れを、より一層低く抑える事がで
きる。更には、必要に応じて、上記回転側フランジ15
bの外周縁の仕上加工も、上記車輪用軸受ユニット5b
を前記旋削加工装置36に着脱する事なく、容易に行な
える。
精密加工バイト43a、43bと上記取付面25との間
に作用する摩擦力は限られたもので済む。この為、加工
時にこの回転側フランジ15bに加わる応力を小さく抑
える事ができて、被加工部で発生する熱が低く済む事と
合わせて、上記回転側フランジ15bに歪みが生じにく
くなる。この為、この回転側フランジ15bに固定した
ロータ2の両側面の振れを、より一層低く抑える事がで
きる。更には、必要に応じて、上記回転側フランジ15
bの外周縁の仕上加工も、上記車輪用軸受ユニット5b
を前記旋削加工装置36に着脱する事なく、容易に行な
える。
【0035】更に、本例の場合には、上記外輪6の外周
面を旋削加工装置36のチャック37により掴んだ状態
で、この外輪6の外周面が、比較的軟らかい材料から成
るスリーブ38の内周面のみに接触する様にしている。
上記チャック37の本体部分を構成する比較的硬い金属
製の部分は、上記外輪6の外周面に接触させない。この
為、上記チャック37を構成する硬い金属製の部分によ
り、この外周面が傷付けられるのを防止できて、この部
分の外周面の形状精度を十分に確保できる。この部分の
外周面は、車輪用軸受ユニット5bの使用時に、前記ナ
ックル3の支持孔4(図8)の内側に内嵌する部分であ
り、この部分の外周面の形状精度を十分に確保できる事
で、上記外輪6の一部を上記支持孔4の内側にがたつき
なく内嵌固定する事ができる。しかも、上記回転側フラ
ンジ15bには、前記ねじ孔33が形成されていても、
スタッド9(図8参照)等の突出部分は存在しない為、
前記取付面25の加工を容易に行なえる。
面を旋削加工装置36のチャック37により掴んだ状態
で、この外輪6の外周面が、比較的軟らかい材料から成
るスリーブ38の内周面のみに接触する様にしている。
上記チャック37の本体部分を構成する比較的硬い金属
製の部分は、上記外輪6の外周面に接触させない。この
為、上記チャック37を構成する硬い金属製の部分によ
り、この外周面が傷付けられるのを防止できて、この部
分の外周面の形状精度を十分に確保できる。この部分の
外周面は、車輪用軸受ユニット5bの使用時に、前記ナ
ックル3の支持孔4(図8)の内側に内嵌する部分であ
り、この部分の外周面の形状精度を十分に確保できる事
で、上記外輪6の一部を上記支持孔4の内側にがたつき
なく内嵌固定する事ができる。しかも、上記回転側フラ
ンジ15bには、前記ねじ孔33が形成されていても、
スタッド9(図8参照)等の突出部分は存在しない為、
前記取付面25の加工を容易に行なえる。
【0036】次に、図4は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の場合には、車輪用軸受ユニット
5cを構成する回転側フランジ15bの外側面である取
付面25の仕上加工を、この車輪用軸受ユニット5cを
旋削加工装置36aに組み付けて、上記取付面25を、
1本の精密加工バイト43cにより連続して加工する様
にしている。この場合、外輪6を、支持台26a上に、
その中心軸を鉛直方向に位置させて支持固定し、スピン
ドル41aの先端部をハブ8cの外端部に形成した円筒
部44に、トルクの伝達自在に内嵌する様にしている。
又、上記ハブ8cの内端部に外嵌固定した内輪14の内
端部をこのハブ8cの内端面よりも突出させ、この内輪
14の内端面を図示しない等速ジョイントの一部で抑え
付ける様にしている。又、内部空間31の内端開口を塞
ぐシールリング21bには、第1例の様なエンコーダは
組み込んでいない。その他の構成及び作用は、上述した
第1例の場合と同様であるから、重複する説明は省略す
る。
例を示している。本例の場合には、車輪用軸受ユニット
5cを構成する回転側フランジ15bの外側面である取
付面25の仕上加工を、この車輪用軸受ユニット5cを
旋削加工装置36aに組み付けて、上記取付面25を、
1本の精密加工バイト43cにより連続して加工する様
にしている。この場合、外輪6を、支持台26a上に、
その中心軸を鉛直方向に位置させて支持固定し、スピン
ドル41aの先端部をハブ8cの外端部に形成した円筒
部44に、トルクの伝達自在に内嵌する様にしている。
又、上記ハブ8cの内端部に外嵌固定した内輪14の内
端部をこのハブ8cの内端面よりも突出させ、この内輪
14の内端面を図示しない等速ジョイントの一部で抑え
付ける様にしている。又、内部空間31の内端開口を塞
ぐシールリング21bには、第1例の様なエンコーダは
組み込んでいない。その他の構成及び作用は、上述した
第1例の場合と同様であるから、重複する説明は省略す
る。
【0037】次に、図5〜6は、本発明の実施の形態の
第3例を示している。本例の場合には、ハブ本体13b
の外端部外周面に設けた回転側フランジ15bの外周面
で外径が最も大きくなる部分に、単一の円筒面部45
を、全周に亙り設けている。又、この円筒面部45の外
径D45を、固定側フランジ12の外接円の直径D12(図
6)よりも大きくしている(D45>D12)。そして、前
述した第1例の場合と同様に、車輪用軸受ユニット5d
の各構成部材を組み立てた状態で、外輪6の内端部に塞
ぎ部材46を外嵌固定する。この塞ぎ部材46は、合成
樹脂を射出成形する事により、全体を有底円筒状に造っ
たものである。即ち、この塞ぎ部材46は、筒部47
と、この筒部47の内端(図5、6の右端)を塞ぐ底板
部48とから成る。又、この底板部48のうち、上記筒
部47と反対側の側面の中心部に、摘み部49を突設し
ている。又、上記筒部47は、互いに同心である小径円
筒部50と大径円筒部51とを、段部52により連結し
て成る。この様な塞ぎ部材46は、上記回転側フランジ
15bの外側面である取付面25の旋削加工時に、外輪
6の内端部外周面に設けた小径段部53に締り嵌めによ
り外嵌固定する。又、上記筒部47の中間部に設けた段
部52の外側面を、上記外輪6の内端面に突き当てる。
第3例を示している。本例の場合には、ハブ本体13b
の外端部外周面に設けた回転側フランジ15bの外周面
で外径が最も大きくなる部分に、単一の円筒面部45
を、全周に亙り設けている。又、この円筒面部45の外
径D45を、固定側フランジ12の外接円の直径D12(図
6)よりも大きくしている(D45>D12)。そして、前
述した第1例の場合と同様に、車輪用軸受ユニット5d
の各構成部材を組み立てた状態で、外輪6の内端部に塞
ぎ部材46を外嵌固定する。この塞ぎ部材46は、合成
樹脂を射出成形する事により、全体を有底円筒状に造っ
たものである。即ち、この塞ぎ部材46は、筒部47
と、この筒部47の内端(図5、6の右端)を塞ぐ底板
部48とから成る。又、この底板部48のうち、上記筒
部47と反対側の側面の中心部に、摘み部49を突設し
ている。又、上記筒部47は、互いに同心である小径円
筒部50と大径円筒部51とを、段部52により連結し
て成る。この様な塞ぎ部材46は、上記回転側フランジ
15bの外側面である取付面25の旋削加工時に、外輪
6の内端部外周面に設けた小径段部53に締り嵌めによ
り外嵌固定する。又、上記筒部47の中間部に設けた段
部52の外側面を、上記外輪6の内端面に突き当てる。
【0038】そして、この状態で、回転側フランジ15
bの外側面である取付面25に旋削加工を施すべき車輪
用軸受ユニット5dを、旋削加工装置36bに組み付け
る。この場合、上記外輪6の外周面の、前記固定側フラ
ンジ12と上記小径段部53との間部分を、前述した第
1例の場合と同様に、上記旋削加工装置36bを構成す
るチャック37の先端部により掴む。
bの外側面である取付面25に旋削加工を施すべき車輪
用軸受ユニット5dを、旋削加工装置36bに組み付け
る。この場合、上記外輪6の外周面の、前記固定側フラ
ンジ12と上記小径段部53との間部分を、前述した第
1例の場合と同様に、上記旋削加工装置36bを構成す
るチャック37の先端部により掴む。
【0039】更に、本例の場合には、鋼板等の金属板製
又は合成樹脂製で、内外両周面が単なる円筒面である円
筒状のカバー54の基端部を、上記旋削加工装置36b
の一部に固定している。このカバー54の内径d54(図
2)は、前記円筒面部45の外径D45よりも僅かに大き
くしている(d54>D45)。上記車輪用軸受ユニット5
dを上記旋削加工装置36bに設置する場合には、前記
外輪6の内端部に前記塞ぎ部材46を固定した上記車輪
用軸受ユニット5dを、上記カバー54の内側に、この
塞ぎ部材46を先にした状態で挿入する。そして、上記
回転側フランジ15bに設けた円筒面部45の軸方向中
間部の外径側から上記塞ぎ部材46の内端の外径側に亙
る部分の周囲を、上記カバー54により覆う。上記回転
側フランジ15bの外端寄り部分及びハブ8aの外端寄
り部分は、上記カバー54の内側に挿入せず、このカバ
ー54の外端から突出させる。そして、前述した第1例
の場合と同様にして、回転側フランジ15bの外側面で
ある取付面25に2本の精密加工バイト43a、43b
を突き当てて、この取付面25に旋削加工を施す。そし
て、この取付面25を所定の形状及び寸法に仕上げる。
又は合成樹脂製で、内外両周面が単なる円筒面である円
筒状のカバー54の基端部を、上記旋削加工装置36b
の一部に固定している。このカバー54の内径d54(図
2)は、前記円筒面部45の外径D45よりも僅かに大き
くしている(d54>D45)。上記車輪用軸受ユニット5
dを上記旋削加工装置36bに設置する場合には、前記
外輪6の内端部に前記塞ぎ部材46を固定した上記車輪
用軸受ユニット5dを、上記カバー54の内側に、この
塞ぎ部材46を先にした状態で挿入する。そして、上記
回転側フランジ15bに設けた円筒面部45の軸方向中
間部の外径側から上記塞ぎ部材46の内端の外径側に亙
る部分の周囲を、上記カバー54により覆う。上記回転
側フランジ15bの外端寄り部分及びハブ8aの外端寄
り部分は、上記カバー54の内側に挿入せず、このカバ
ー54の外端から突出させる。そして、前述した第1例
の場合と同様にして、回転側フランジ15bの外側面で
ある取付面25に2本の精密加工バイト43a、43b
を突き当てて、この取付面25に旋削加工を施す。そし
て、この取付面25を所定の形状及び寸法に仕上げる。
【0040】特に本例の場合には、この取付面25を加
工する際に、上記回転側フランジ15bの外周面に設け
た円筒面部45の外径側から上記外輪6の内端の外径側
に亙る部分の周囲を円筒状のカバー54により覆ってい
る。又、上記回転側フランジ15bの外周面で、外径が
最も大きくなる部分に、単一の円筒面部45を設けると
共に、この円筒面部45の外径D45を、固定側フランジ
12の外接円の直径D 12よりも大きくしている(D45>
D12)。この為、上記所定の部分の周囲を上記円筒状の
カバー54により覆っても、このカバー54と上記固定
側フランジ12とが干渉する事を防止し、しかも、この
カバー54の内周面と上記回転側フランジ15bの円筒
面部45の外周面との間の隙間を十分に小さくできる。
尚、ねじ孔33部分は、上記取付面25と反対側(内側
面側)に、ゴム、合成樹脂等の弾性材により造られたキ
ャップ39を嵌合する等により塞ぐ。
工する際に、上記回転側フランジ15bの外周面に設け
た円筒面部45の外径側から上記外輪6の内端の外径側
に亙る部分の周囲を円筒状のカバー54により覆ってい
る。又、上記回転側フランジ15bの外周面で、外径が
最も大きくなる部分に、単一の円筒面部45を設けると
共に、この円筒面部45の外径D45を、固定側フランジ
12の外接円の直径D 12よりも大きくしている(D45>
D12)。この為、上記所定の部分の周囲を上記円筒状の
カバー54により覆っても、このカバー54と上記固定
側フランジ12とが干渉する事を防止し、しかも、この
カバー54の内周面と上記回転側フランジ15bの円筒
面部45の外周面との間の隙間を十分に小さくできる。
尚、ねじ孔33部分は、上記取付面25と反対側(内側
面側)に、ゴム、合成樹脂等の弾性材により造られたキ
ャップ39を嵌合する等により塞ぐ。
【0041】従って、上記回転側フランジ15bの外側
面である取付面25の旋削加工時に、旋削加工に伴って
生じる切り粉等の異物が、上記複数の玉19、19を設
けた内部空間31内に進入したり、各シールリング21
a、21bが上記異物により傷付けられるのを、十分に
防止できる。この結果、車輪用軸受ユニット5dの耐久
性を十分に確保できると共に、永久磁石であるエンコー
ダ35に磁性体の切り粉等の異物が付着するのを防止し
て、前記ハブ8aに固定した車輪の回転速度検出の精度
向上を図れる。尚、上記円筒面部45に動圧溝を形成
し、上記回転側フランジ15bの回転に伴ってこの円筒
面部45と上記カバー54の内周面との間に、このカバ
ー54の内から外に向かう流れを惹起させれば、上記内
部空間31内への異物進入をより確実に防止できる。
面である取付面25の旋削加工時に、旋削加工に伴って
生じる切り粉等の異物が、上記複数の玉19、19を設
けた内部空間31内に進入したり、各シールリング21
a、21bが上記異物により傷付けられるのを、十分に
防止できる。この結果、車輪用軸受ユニット5dの耐久
性を十分に確保できると共に、永久磁石であるエンコー
ダ35に磁性体の切り粉等の異物が付着するのを防止し
て、前記ハブ8aに固定した車輪の回転速度検出の精度
向上を図れる。尚、上記円筒面部45に動圧溝を形成
し、上記回転側フランジ15bの回転に伴ってこの円筒
面部45と上記カバー54の内周面との間に、このカバ
ー54の内から外に向かう流れを惹起させれば、上記内
部空間31内への異物進入をより確実に防止できる。
【0042】更に、本例の場合には、上記回転側フラン
ジ15bの外側面である取付面25の旋削加工時に、上
記外輪6の内端部に塞ぎ部材46を外嵌固定している。
この為、車輪用軸受ユニット5dの一部周囲を円筒状の
カバー54で覆う事と相俟って、上記外輪6及びハブ8
aの内端側から上記内部空間31内に異物が進入する事
を、より確実に防止できる。又、旋削加工が終了した場
合には、旋削加工装置36bから車輪用軸受ユニット5
dを取り外し、更に、上記外輪6の内端部から上記塞ぎ
部材46を取り外す。この様に塞ぎ部材46を取り外す
作業は、作業者がこの塞ぎ部材46に設けた摘み部49
を引っ張る事により容易に行なえる。しかも、この塞ぎ
部材46を上記外輪6に着脱する作業は、上記旋削加工
装置36bから十分に離れた場所で行なえる為、上記内
部空間31内への異物の進入を、十分に防止できる。
ジ15bの外側面である取付面25の旋削加工時に、上
記外輪6の内端部に塞ぎ部材46を外嵌固定している。
この為、車輪用軸受ユニット5dの一部周囲を円筒状の
カバー54で覆う事と相俟って、上記外輪6及びハブ8
aの内端側から上記内部空間31内に異物が進入する事
を、より確実に防止できる。又、旋削加工が終了した場
合には、旋削加工装置36bから車輪用軸受ユニット5
dを取り外し、更に、上記外輪6の内端部から上記塞ぎ
部材46を取り外す。この様に塞ぎ部材46を取り外す
作業は、作業者がこの塞ぎ部材46に設けた摘み部49
を引っ張る事により容易に行なえる。しかも、この塞ぎ
部材46を上記外輪6に着脱する作業は、上記旋削加工
装置36bから十分に離れた場所で行なえる為、上記内
部空間31内への異物の進入を、十分に防止できる。
【0043】尚、本例の場合と異なり、上記塞ぎ部材4
6を省略する代わりに、上記旋削加工装置36bの一部
に図示しない円筒状の第二のカバーの基端部を固定し
て、旋削加工を行なう際に、この第二のカバーの先端部
を上記外輪6の内端部に外嵌する事もできる。この様に
した場合でも、上記塞ぎ部材46を用いる本例の場合と
同様に、上記外輪6及びハブ8aの内端側から前記内部
空間31内に異物が進入するのを十分に防止できる。
尚、この様に第二のカバーを外輪6の内端部に外嵌する
場合には、この第二のカバーの外嵌作業を容易に行なえ
る様にする為に、この第二のカバーを上記外輪6の内端
部に隙間嵌めで嵌合する事が好ましい。この様に第二の
カバーを外輪6に隙間嵌めで嵌合させた場合でも、上記
第二のカバーの基端部は上記旋削加工装置36bの一部
に固定されている為、作業時に、この第二のカバーが上
記外輪6の内端部から外れる事はない。その他の部分の
構成及び作用は、前述の図1〜3に示した第1例の場合
と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重
複する説明を省略する。
6を省略する代わりに、上記旋削加工装置36bの一部
に図示しない円筒状の第二のカバーの基端部を固定し
て、旋削加工を行なう際に、この第二のカバーの先端部
を上記外輪6の内端部に外嵌する事もできる。この様に
した場合でも、上記塞ぎ部材46を用いる本例の場合と
同様に、上記外輪6及びハブ8aの内端側から前記内部
空間31内に異物が進入するのを十分に防止できる。
尚、この様に第二のカバーを外輪6の内端部に外嵌する
場合には、この第二のカバーの外嵌作業を容易に行なえ
る様にする為に、この第二のカバーを上記外輪6の内端
部に隙間嵌めで嵌合する事が好ましい。この様に第二の
カバーを外輪6に隙間嵌めで嵌合させた場合でも、上記
第二のカバーの基端部は上記旋削加工装置36bの一部
に固定されている為、作業時に、この第二のカバーが上
記外輪6の内端部から外れる事はない。その他の部分の
構成及び作用は、前述の図1〜3に示した第1例の場合
と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重
複する説明を省略する。
【0044】
【発明の効果】本発明の車輪用軸受ユニットとその製造
方法は、以上に述べた通り構成され作用するので、部品
点数が少ない第三世代の車輪用軸受ユニットに関して、
低コストで制動時に発生する不快な騒音や振動を十分に
抑制できる。
方法は、以上に述べた通り構成され作用するので、部品
点数が少ない第三世代の車輪用軸受ユニットに関して、
低コストで制動時に発生する不快な騒音や振動を十分に
抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を、回転側フラン
ジの側面に旋削加工を施す状態で示す断面図。
ジの側面に旋削加工を施す状態で示す断面図。
【図2】図1の部分拡大断面図。
【図3】ハブを回転駆動する為のスピンドルを省略して
このハブを、図1の左方から見た図。
このハブを、図1の左方から見た図。
【図4】本発明の実施の形態の第2例を示す、図1と同
様の図。
様の図。
【図5】同第3例を示す、図1と同様の図。
【図6】図5の部分拡大断面図。
【図7】回転側フランジの側面のホイールとロータを固
定した状態を示す部分断面図。
定した状態を示す部分断面図。
【図8】本発明の対象となる車輪用軸受ユニットの組み
付け状態の1例を示す断面図。
付け状態の1例を示す断面図。
【図9】従来技術の1例を、回転側フランジの側面に研
削加工を施す状態で示す一部断面図。
削加工を施す状態で示す一部断面図。
【図10】一部を切断して図9の上方から見た図。
1 ホイール
2 ロータ
3 ナックル
4 支持孔
5、5a、5b、5c、5d 車輪用軸受ユニット
6 外輪
7 ボルト
8、8a、8b、8c ハブ
9 スタッド
10 ナット
11a、11b、11c 外輪軌道
12 固定側フランジ
13、13a、13b ハブ本体
14、14a、14b 内輪
15、15a、15b 回転側フランジ
16、16a 第一の内輪軌道
17、17a 小径段部
18、18a 第二の内輪軌道
19 玉
20 保持器
21a、21b シールリング
22 スプライン孔
23 等速ジョイント
24 スプライン軸
25 取付面
26、26a 支持台
27 スピンドル
28 砥石
29 ナット
30 円すいころ
31 内部空間
32 かしめ部
33 ねじ孔
34 芯金
35 エンコーダ
36、36a、36b 施削加工装置
37 チャック
38 スリーブ
39 キャップ
41、41a スピンドル
42 雄スプライン部
43a、43b、43c 精密加工バイト
44 円筒部
45 円筒面部
46 塞ぎ部材
47 筒部
48 底板部
49 摘み部
50 小径円筒部
51 大径円筒部
52 段部
53 小径段部
54 カバー
55 ボルト
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3J017 AA02 BA10 DA01 DB08
3J058 AA48 AA53 AA62 BA21 BA23
CB14 CB26 DD02 FA01
3J101 AA03 AA32 AA43 AA54 AA62
AA72 BA53 BA56 DA20 FA01
FA44 GA03
Claims (4)
- 【請求項1】 車輪及び制動用回転体を懸架装置に対し
回転自在に支持する為の車輪用軸受ユニットであって、 外輪と、ハブと、複数個の転動体とを備え、 このうちの外輪は、内周面に複列の外輪軌道を有し、使
用時に上記懸架装置に支持された状態で回転しないもの
であり、 上記ハブは、ハブ本体と内輪とから成り、このうちのハ
ブ本体は、外周面の外端部に形成された、その軸方向片
面を上記制動用回転体を支持する為の取付面とした回転
側フランジと、外周面の軸方向中間部に直接形成された
第一の内輪軌道と、外周面の軸方向内端部に形成された
小径段部とを備え、上記内輪は、その外周面に第二の内
輪軌道を形成されたもので、この小径段部に外嵌した状
態で上記ハブ本体に対し固定されたものであり、 上記各転動体は、上記各外輪軌道と上記第一、第二の内
輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ転動自在に設けら
れている車輪用軸受ユニットに於いて、 上記回転側フランジは、円周方向複数個所に軸方向に貫
通するねじ孔を設けたものであり、この回転側フランジ
の取付面は、少なくとも上記外輪とハブと複数の転動体
とを組み付けた後、機械加工により所定の形状及び寸法
に加工されたものである事を特徴とする車輪用軸受ユニ
ット。 - 【請求項2】 各転動体が玉である、請求項1に記載し
た車輪用軸受ユニット。 - 【請求項3】 内輪が、ハブ本体の軸方向内端部でこの
内輪の軸方向内端面よりも軸方向内方に突出した部分を
径方向外方に塑性変形させる事により形成されたかしめ
部により、上記ハブ本体に対し固定されている、請求項
1〜2の何れかに記載した車輪用軸受ユニット。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載した車輪用
軸受ユニットの製造方法であって、外輪とハブと複数の
転動体とを組み付けた後、このハブをこの外輪に対し回
転させつつ、回転側フランジの取付面を、旋削加工によ
り所定の形状及び寸法に加工する、車輪用軸受ユニット
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002244061A JP2003240029A (ja) | 2001-12-13 | 2002-08-23 | 車輪用軸受ユニットとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001379540 | 2001-12-13 | ||
| JP2001-379540 | 2001-12-13 | ||
| JP2002244061A JP2003240029A (ja) | 2001-12-13 | 2002-08-23 | 車輪用軸受ユニットとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003240029A true JP2003240029A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27790775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002244061A Pending JP2003240029A (ja) | 2001-12-13 | 2002-08-23 | 車輪用軸受ユニットとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003240029A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006087838A1 (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-24 | Ntn Corporation | ブレーキロータ付き車輪軸受装置の制動面の切削加工方法 |
| JP2007237332A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Ntn Corp | 駆動車輪用軸受ユニットのブレーキロータ加工方法 |
| CN105345389A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-02-24 | 沃德传动(天津)股份有限公司 | 一种轴承座损坏后的修复方法 |
-
2002
- 2002-08-23 JP JP2002244061A patent/JP2003240029A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006087838A1 (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-24 | Ntn Corporation | ブレーキロータ付き車輪軸受装置の制動面の切削加工方法 |
| US8015903B2 (en) | 2005-02-21 | 2011-09-13 | Ntn Corporation | Method for cutting braking surface of wheel bearing device equipped with brake rotor |
| JP2007237332A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Ntn Corp | 駆動車輪用軸受ユニットのブレーキロータ加工方法 |
| CN105345389A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-02-24 | 沃德传动(天津)股份有限公司 | 一种轴承座损坏后的修复方法 |
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