JP2003242566A - 侵入検知装置 - Google Patents

侵入検知装置

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JP2003242566A
JP2003242566A JP2002039680A JP2002039680A JP2003242566A JP 2003242566 A JP2003242566 A JP 2003242566A JP 2002039680 A JP2002039680 A JP 2002039680A JP 2002039680 A JP2002039680 A JP 2002039680A JP 2003242566 A JP2003242566 A JP 2003242566A
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Tetsumin Jo
哲民 徐
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    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/18Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength
    • G08B13/189Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems
    • G08B13/19Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems using infrared-radiation detection systems
    • G08B13/191Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems using infrared-radiation detection systems using pyroelectric sensor means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】警戒エリア内での侵入者Hの動向に応じた適切
なタイミングで異なる警報を発生させることによって十
分な威嚇効果を得ることのできる侵入検知装置を提供す
る。 【解決手段】防犯対象に対して遠い方から近い方へ複数
の警戒エリアA1〜A4を持ち、この各警戒エリアA1
〜A4内の侵入者Hを検知する複数のセンサ部8,9
と、音声発生器29と、前記センサ部8,9のうち一の
センサ部8による検知があったとき、第1警報を前記音
声発生器29から発生させ、前記一のセンサ部8による
検知があったのち第1所定時間T1内に少なくとも他の
いずれかのセンサ部9による検知があったとき、前記第
1警報と異なる第2警報を前記音声発生器29から発生
させる警報発生部23とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、工場、一
般住宅などの建物の屋外における警戒すべき領域にセン
サ部の警戒エリアを設定して、その警戒エリア内に不法
に侵入した侵入者を検知したときに、警戒エリア内から
速やかに退去させるために、警告ないし威嚇のための警
報を発生させる防犯用の侵入検知装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の侵入検知装置は、受動型
または投光型の赤外線検出センサによって不法侵入者を
検知し、その侵入者を検知し続けている間、同一の警告
音声を繰り返し出力するものや、侵入者を検知した時点
でサイレンを鳴らしたり警告用照明灯を点灯させるもの
が主流であった。ところが、同一の警告音声を繰り返し
出力するものは、侵入者に装置の動作パターンを察知さ
れ易いために、威嚇効果が薄い。また、威嚇効果を高め
るために厳重な警告内容を音声で出力するよう設定した
ものは、悪意の無い来訪者が警戒エリアに進入したとき
にも同様に威嚇することになるので、ユーザとしては使
用し難い。一方、サイレンの鳴動や大光量の警告用照明
灯を点灯させるものは、侵入検知装置が一般に夜間に機
能するよう設定されることから、近隣の迷惑になるの
で、一般住宅用には不向きである。
【0003】また、従来では、建物に対し比較的離れた
領域と近傍領域とにそれぞれ警戒エリアを設定するよう
に2台の侵入検知装置を設置して、遠方に警戒エリアを
持つ装置が侵入者を検知したときに、控え目な警告内容
の音声を出力し、近傍に警戒エリアを持つ装置が侵入者
を検知したときに、厳重な警告内容の音声を出力する防
犯システムを構築することも行われている。この場合に
は、2台の装置および2種の音声発生源が必要となるだ
けでなく、配線を含めて設置の手間がかかり、コスト高
となる。
【0004】そこで、センサユニットと警報出力手段と
を単一のハウジング内に収容して一体化した構成とし、
センサユニットが侵入者を検知し続けていれば、その侵
入者の検知開始時点からの時間経過にしたがって、警報
音の内容を段階的に変化させるようにした防犯センサが
提案されている(特開2000−99835号公報参
照)。具体的には、侵入者の検知開始時点から時間が経
過するにしたがって、警報音を小音量から大音量に、ま
たは警報音の出力周期を変化させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記防
犯センサは、侵入者を検知し続けている場合に、侵入者
の検知開始時点からの時間の経過のみに基づいて警報音
の出力態様を変化させているだけであり、また、警報音
の出力態様も予め決められた所定の複数段階に変化する
ものであるから、侵入者に警報音の変化を簡単に察知さ
れてしまう。すなわち、警報音は、警戒エリア内の侵入
者の動向とは無関係に所定の複数段階に変化するので、
侵入者は、自身の動向に応じたタイミングで警報音が変
化しないことを容易に察知することが可能であるから、
それ以後、警報音が変化した場合にもさほど驚くことな
く、その警報音の変化パターンを冷静に分析することが
可能となるから、さほど心理的な圧迫を受けなくなる。
そのため、前記防犯センサは、侵入者に対する威嚇効果
が不十分であることから、所期の防犯効果を得ることが
できない。
【0006】そこで本発明は、警戒エリア内での侵入者
の動向に応じた適切なタイミングで異なる警報を発生さ
せることによって十分な威嚇効果を得ることのできる侵
入検知装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る侵入検知装置は、防犯対象に対し
て遠い方から近い方へ複数の警戒エリアを持ち、この各
警戒エリア内の侵入者を検知する複数のセンサ部と、音
声発生器と、前記センサ部のうちの一のセンサ部による
検知があったとき、第1警報を前記音声発生器から発生
させ、前記一のセンサ部による検知があったのち第1所
定時間内に少なくとも他のいずれかのセンサ部による検
知があったとき、前記第1警報と異なる第2警報を前記
音声発生器から発生させる警報発生部とを備えている。
【0008】この侵入検知装置は、例えば警戒エリアの
うちの遠い方から近い方へ向かって移動する侵入者に対
して、侵入者が遠い方の警戒エリアに侵入したタイミン
グで先ず第1警報を発生し、この第1警報を発生したの
ちに侵入者がつぎに近い方に隣接する警戒エリア内に移
動したときには、センサ部が侵入者を検知して、第1警
報とは異なる第2警報を発生する。したがって、侵入者
が警報を無視して警戒エリアのうちの遠い方から近い方
へ向かって移動し続けた場合には、侵入者が異なる警戒
エリア内に入るタイミングで異なる警報が発生すること
になる。
【0009】この場合、第1警報は比較的控え目な警告
内容とし、第2警報は厳重な警告内容とすれば、侵入者
は、自身が動いたタイミングで警報が順次変化するだけ
でなく、警報が変わるにしたがってその警告内容が徐々
に厳重になることから、侵入者に対して、いずれかの場
所において自身が家人に見つけられていると感じる程の
威嚇や圧迫感を与えることができる。そのため、この侵
入検知装置では、警戒エリア内に侵入した侵入者に対し
犯罪を即座にあきらめて速やかに退散させることが可能
な防犯効果を得ることができる。
【0010】また、本発明の好ましい実施形態では、前
記警報発生部はさらに、前記一のセンサ部による検知が
あったのち第2所定時間内に再び前記一のセンサ部によ
る検知があったとき、第1警報と異なる第3警報を前記
音声発生器から発生させるようになっている。この構成
によれば、同一センサ部による検知、つまり同一の警戒
エリア内での侵入者の動きを検知した場合にも警報を変
えることができるとともに、所定時間内において侵入者
が動く度に警報が発生するので、侵入者が殆ど移動する
ことなく同じ場所で僅かに動いただけであるにもかかわ
らず警報が変わることにより、侵入者に対しては、予め
設定された一定のパターンにしたがって警報が変わって
いるのではなく、自身の動きが完全に把握されていると
認識させる効果が得られる。
【0011】また、本発明の他の好ましい実施形態で
は、前記警報発生部はさらに、前記他のセンサ部による
検知があったのち第3所定時間内に少なくとも前記他の
センサ部による検知があったとき、第4の警報を前記音
声発生器から発生させるようになっている。この構成に
よれば、例えば、侵入者が再三の警報の発生にもかかわ
らず建物に近い警戒エリア内に入って動いているような
場合には、第4の警報、例えば極めて厳重な警告内容に
設定した警報を繰り返し発生させることができる。
【0012】本発明において、すべての前記警戒エリア
を撮影するカメラと、前記第2〜第4の警報のいずれか
一つの発生と同期して前記カメラを作動させる撮影制御
部とを備えていることが好ましい。これにより、侵入者
を検知したのと同期してカメラが自動的に撮影した画像
によって警戒エリア内への侵入者の人相、体格および服
装などを知ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照しながら詳述する。図1は本発明の
一実施形態に係る侵入検知装置1の設置状態の光学的構
成を模式的に示した側面図である。この侵入検知装置1
は、主として、工場や一般住宅のような建物の外壁面な
どに取り付けられて、建物の屋外における警戒すべき領
域に不法に入る侵入者を検知するものである。この侵入
検知装置1は、ケース41の中に第1および第2の検出
素子対2,3を収納している。各検出素子対2,3は、
その前方に位置してケース41に取り付けられたフレネ
ルレンズのような光学系51,52により、それぞれ2
つずつ、合計4つの警戒エリアA1〜A4を防犯対象の
建物に対して遠い方から近い方へ向けて設定している。
【0014】各検出素子対2,3は、互いに逆極性とな
るように接続された一対の焦電素子からなる赤外線検出
素子を有しており、各警戒エリアA1〜A4も、図示し
ないが、各赤外線検出素子に対応する一対のサブエリア
を有している。各警戒エリアA1〜A4において人体H
や小動物Mあるいは背景の地面などから放射される赤外
線エネルギは、光学系51,52により集光されて対応
する検出素子対2,3にそれぞれ個々に入射される。な
お、ここでの人体Hは警戒エリアA1〜A4内への侵入
者である。
【0015】図2は、前記侵入検知装置1の電気系のブ
ロック構成図である。第1の検出素子対2の一対の赤外
線検出素子2a,2bおよび第2の検出素子対3の一対
の赤外線検出素子3a,3bは、それぞれ第1の信号処
理回路10および第2の信号処理回路11に対して、逆
極性に直列接続されている。両信号処理回路10,11
は、一対の赤外線検出素子2a,2b、3a,3bにそ
れぞれ入射する赤外線量に応じた電圧レベルを持つ検知
信号を出力する。対応する2つの検出素子対2,3と第
1および第2の信号処理回路10,11とが、第1およ
び第2のセンサ部8,9を構成している。
【0016】第1の信号処理回路10からは、対応する
一対の赤外線検出素子2a,2bに発生した電荷が互い
に逆極性のもとに合計された検知信号が出力され、第第
2の信号処理回路11からは、同様に、対応する一対の
赤外線検出素子3a,3bに発生した電荷が互いに逆極
性のもとに合計された検知信号が出力される。両信号処
理回路10,11の出力信号はそれぞれ、増幅回路1
2,13で増幅されたのちに、比較回路とカウンタ回路
からなる第1および第2レベル検出回路14,17にそ
れぞれ入力される。第1および第2レベル検出回路1
4,17は、入力信号の信号強度、すなわち赤外線検出
素子2a,2b、3a,3bに入射した赤外線光束の変
動量に対応した信号レベルを、基準レベル設定部18,
19に設定された所定の基準レベルと常時比較してお
り、入力した検出信号のレベルが基準レベルを超えたと
きに、第1および第2検出パルスA,Bを、CPUから
なる制御部20に対して出力する。
【0017】ここで、第1および第2レベル検出回路1
4,17は、最初に増幅回路12,13から検知信号を
受けたときは、外乱光などによる誤作動を防止するため
に、一定数、例えば3つの検知信号を連続して受けたと
きに1つ目の第1および第2検出パルスA,Bを出力
し、それ以後は、増幅回路12,13から検知信号を受
ける毎に第1および第2検出パルスA,Bを出力する。
【0018】前記制御部20は、第1または第2検出パ
ルスA,Bが入力されたときに、RAM21に記憶のデ
ータに基づき、ROM22に記憶のプログラムを実行す
ることにより、侵入検知装置1全体を制御する。すなわ
ち、制御部20は、第1レベル検出回路14から、最初
の第1検出パルスAが入力されたときに警報発生部23
における第1警報出力部24を駆動して、第1警報の音
声を音声発生器であるスピーカ29から出力させる。制
御部20はさらに、第1の警報が出力された時点から第
1タイマ回路31Aを作動させ、第1所定時間(例えば
20秒)を計時し終えるまでの間に、少なくとも第2レ
ベル検出回路17から最初の第2検出パルスBが入力さ
れたとき、この実施形態では、第1および第2レベル検
出回路14,17の両方から検出パルスA,Bが入力さ
れた時点t2で、第2の警報出力部27を駆動して第1
警報とは異なる第2警報の音声をスピーカ29から出力
させる。
【0019】なお、この実施形態では、図1に示すよう
に、人体Hと小動物を区別するために、警戒エリアA1
〜A4を比較的近距離で地面に届くように設定してお
り、人体Hが建物、つまり侵入検知装置1に近づいたと
き、第1および第2の両方の警戒エリアA1〜A4にお
いて人体Hが検知される。しかしながら、侵入検知装置
1を人体Hよりも十分高い位置に設けて、警戒エリアを
建物の遠方から近傍にかけて設定することにより、人体
Hが遠方にいるときは第1センサ部8のみが検知し、近
傍にいるときは第2センサ部9のみが検知するように設
定できる。その場合、第1検出パルスBのみが検出され
た時点で、第2の警報出力部27を駆動して第2警報を
発生させる。
【0020】制御部20はさらに、前記時点t1から第
2タイマ回路31Bを作動させ、第2所定時間(例えば
20秒)を計時し終えるまでの間に第1レベル検出回路
14からの第1検出パルスAのみが入力された時点t3
で、第2の警報出力部27を駆動して第1警報とは異な
る第3警報の音声をスピーカ29から出力させる。この
場合、第3警報は第2警報と同一内容である。
【0021】また、制御部20は、第2レベル検出回路
17から最初の第2検出パルスBが出力された時点t2
から第3タイマ回路31Cを作動させ、第3所定時間
(例えば20秒)を計時し終えるまでの間に少なくとも
第2レベル検出回路17から第2検出パルスBが入力さ
れたとき、この実施形態では両レベル検出回路14,1
7から検出パルスA,Bが入力された時点t4で、第3
警報出力部28を駆動して、第4警報の音声をスピーカ
29から出力させるとともに、家人または警備会社に通
報するための通報信号を出力する。
【0022】さらに、制御部20は、第2レベル検出回
路17からのみ複数の第2検出パルスBが入力されたと
きに、小動物Mであると判断して、音響発生部32を駆
動して、例えば犬の鳴き声、ドラムの音のような音声で
はない報知音をスピーカ29から出力させ、小動物Mを
威嚇する。また、制御部20は、第2ないし第4警報の
いずれか一つ、例えば第4警報の発生と同期して撮影制
御部33に対しカメラ34を作動させるよう指令する。
なお、同期とは、同時および一定の僅かな時間差を持っ
たタイミングの両方を含む。また、制御部20は、第4
警報を出力させるときに同時に、サイレン37を鳴らし
たり、警告用照明灯38を点灯させる構成とすることも
できる。
【0023】つぎに、前記制御部20による制御処理に
ついて、その制御処理を示すフローチャートである図
3、およびタイミングチャートである図4を参照しなが
ら詳細に説明する。図3において、制御部20は、いず
れか一方のレベル検出回路14,17から検出パルス
A,Bが入力されるのを常に監視している(ステップS
1)。いま、侵入者Hが建物から遠い警戒エリアA1,
A2に不法に侵入すると、第1の信号処理回路10から
は、図4(a)に示すように、一対の赤外線検出素子2
a,2bに入射した赤外線光束により発生する極性が交
互に逆の電荷による大きな信号レベルの信号が出力さ
れ、この出力信号が2点鎖線で示す正,負の基準レベル
を超えている場合、第1レベル検出回路14からは、図
4(b)に示すような第1検出パルスAが出力される。
【0024】制御部20は、検出パルスが入力したと判
別した(ステップS1)とき、その検出パルスAが第1
のセンサ部8から出力された第1検出パルスAであるか
否かを判別する(ステップS2)。この場合には、第1
のセンサ部8から出力された第1検出パルスAであるか
ら、この最初の第1検出パルスAが判別された時点t1
で、制御部20は、第1のセンサ部8に対応した第1お
よび第2タイマ回路31A,31Bに対し起動を指令し
(ステップS3)、さらに、4(e)に示すように、時
点t1で第1警報出力部24に対し駆動を指令して、第
1警報の音声をスピーカ29から出力させる(ステップ
S4)。
【0025】第1ないし第3警報出力部24,27,2
8からそれぞれ出力される第1ないし第3警報の各音声
は、各々に複数設けられた中からユーザーが任意に選択
して設定できるようになっているが、上述の第1警報出
力部24から出力する第1警報の音声はいずれも控え目
な警告内容に設定されている。例えば、第1警報は、
「ここは警戒エリアですので、立ち入らないようにして
下さい」といった音声内容になっている。
【0026】つづいて、第1タイマ回路31Aの計時に
基づき予め設定された20秒の所定時間が経過したか否
かの監視(ステップS5)を行う。第1所定時間T1が
経過すればリターンして、最初のステップS1に戻る。
第1所定時間T1の経過まえに両レベル検出回路14,
17から検出パルスA,Bが入力されたとき(ステップ
S6)と、その時点t2で、第1タイマ回路31Aを停
止させるとともに、図4(k)に示すように、第3タイ
マ回路Cを起動して(ステップS7)、第3所定時間T
3を計時させる。さらに、図3(f)に示すように、時
点t2で第2警報出力部27に対し駆動を指令して、第
2警報の音声をスピーカ29から出力させる(ステップ
S8)。
【0027】引き続き、制御部20は、第2タイマ回路
31Bの計時データに基づく第2所定時間T2の計時
(ステップS9)と両レベル検出回路14,17からの
検出パルスA,Bの入力の監視(ステップS10)とを
行い、検出パルスが入力したと判別したときに、入力し
たのが第1検出パルスAのみであるか否かを先ず判別す
る(ステップS11)。
【0028】この実施形態では、図4(d)に示すよう
に、第2レベル検出回路17からの第2検出パルスBが
消滅したのち、図4(b)に示すように、再び第1レベ
ル検出回路14から第2タイマ回路31Bで計時される
第2所定時間T2内に第1検出パルスAが発生してお
り、発生時点t3で第2警報出力部27を駆動して第3
警報(第2警報と同一)を発生させ、第2タイマ回路3
1Bを停止させる(ステップS12)。これは、第1警
戒エリアA1,A2から第2警戒エリアA3,A4に侵
入した侵入者Hが第2警報の出力音声によって威嚇され
て第1警戒エリアA1,A2に戻った場合である。第2
警報および第3警報は、第1警報よりは厳重な警告内容
の音声に設定されている。例えば、第2警報および第3
警報は、「警戒エリアに入っていますので、1分以内に
退去して下さい。若し、退去しない場合には通報しま
す」といった音声内容となる。
【0029】上述したように第2レベル検出回路17か
らの最初の第2検出パルスBが発生した時点t2から第
3タイマ回路31Cを起動しており、第3所定時間の計
時の監視(ステップS13)と、第2レベル検出回路1
7からの第2検出パルスBの入力の監視(ステップS1
4)とを行う。図4(d)に示すように、第2検出パル
スBが入力されたとき、その時点t4で、図4(g)に
示すように、第3警報出力部28の第4警報をスピーカ
29から出力させ、第3タイマ回路31Cを停止させる
(ステップS15)。これは、侵入者Hが近い方の警戒
エリアA3,A4内に依然として止まった場合である。
また、制御部20は、撮影制御部33に対しカメラ34
を作動するよう指令し(ステップS16)、これと同時
に、建物内の家人または警備会社へ報知するための通報
信号を出力する(ステップS17)。この第4警報は、
例えば、「通報しました。カメラによる撮影もしまし
た。」といった極めて厳重な警告内容の音声に設定され
ている。
【0030】制御部20は、ステップS14において、
検出したのが第1検出パルスAのみでない、つまり両パ
ルスA,Bまたは第2パルスBであると判別したとき,
前記ステップ15に進んで、第3警報出力部28の第4
警報をスピーカ29から出力させ、第3タイマ回路31
Cを停止させる。また、最初に入力したのが第2検出パ
ルスであると判別した(ステップS2)ときに、小動物
の侵入であると判別して音響発生器32を駆動する(ス
テップS18)。
【0031】上述のように、侵入者Hが建物に近い第2
警戒エリアA3,A4まで入り込んだのちに動いた場合
には、第4警報の音声を出力するとともにカメラ34で
侵入者Hを撮影している。これにより、カメラ34が撮
影した写真によって警戒エリアA1〜A4内への侵入者
Hの人相、体格および服装などを知ることができ、今後
の防犯の参考に役立てたり、警察や警備会社などに通報
することができる。なお、カメラ34はすべての警戒エ
リアA1〜A4を撮影できるように設置されており、し
たがって、カメラ34を作動させるタイミングは、上述
の第4警報の音声の出力時に同期させることに限らず、
第1または第2警報の出力時に同期させるようにしても
よい。カメラ34は、一部の警戒エリア、例えば、建物
に近い警戒エリアA3,A4のみを撮影するようにして
もよい
【0032】この侵入検知装置1では、侵入者Hが建物
から遠い方の警戒エリアA1,A2に侵入したタイミン
グで先ず第1警報を発生し、この第1警報を発生したの
ちに侵入者Hがつぎに近い方の警戒エリアA3,A4に
入り込んだ時点で第1および第2のセンサ部8,9が共
に検知して、第1警報とは異なる第2警報が発生し、こ
の近い方の第2警戒エリアA3,A4内で動いたとき第
4警報が発生する。したがって、侵入者Hが警報を無視
して建物の遠い方から近い方へ向かって移動し続けた場
合には、侵入者Hが異なる警戒エリアA1〜A4に入っ
た適切なタイミングで警報が順次変わっていくだけでな
く、警報が変わるにしたがってその警告内容が徐々に厳
重になる。このように、この侵入検知装置1では、同一
の警戒エリアA1〜A4内で侵入者Hの体の動きを検知
した場合にも第2または第4警報の音声をその都度発生
させるので、侵入者Hが殆ど移動することなく同じ場所
で僅かに動いだけであるにもかかわらず警報が出力され
ることにより、予め設定された一定のパターンにしたが
って警報が変わっているのではなく、自身の動きが完全
に把握されていると侵入者Hに認識させる効果が得られ
る。
【0033】そのため、侵入者Hは、いずれかの場所に
おいて自身が家人に見つけられていると錯覚する程の威
嚇や圧迫感を受けることになる。したがって、この侵入
検知装置1では、警戒エリアA1〜A4内に侵入した侵
入者Hに対し犯罪を即座にあきらめて速やかに退散させ
ることが可能な防犯効果を得ることができる。
【0034】なお、前記実施形態では、第1〜第4警報
を、対応する最初の検出パルスA,Bが入力された時点
で発生させたが、これとは異なり、カウンタ回路を設け
て検出パルス数をカウントさせ、所定数の検出パルスが
入力されて初めて第1〜第4警報を発生させるようにし
てもよい。これにより、侵入者Hがいずれかの警報を聞
いた時点で警戒エリアA1〜A4から速やかに退散した
場合には、警報を発生させないようにして、不要な警報
を抑制できる。
【0035】また、前記実施形態では、センサ8,9を
2つ設けた場合を例示して説明しているが、センサを3
つ以上設けてもよい。その場合には、侵入者Hが建物に
近い警戒エリアへ移動する毎に一層厳重な警告内容の警
報を出力するとともに、同一の警戒エリア内に止まって
時々体を動かしたのを検出する毎に、建物に近い側で隣
接する警戒エリア用の警報を出力するようにすればよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上のように発明に係る侵入検知装置に
よれば、侵入者が異なる警戒エリアに入る毎に警報が変
わるので、侵入者が動いたタイミングで警報が順次変化
するだけでなく、警報が変わるにしたがってその警告内
容が徐々に厳重になるように設定すれば、侵入者に対し
ていずれかの場所において自身が家人に見つけられてい
ると錯覚する程の威嚇や圧迫感を与えることができるの
で、警戒エリア内に侵入した侵入者に対し犯罪を即座に
あきらめて速やかに退散させることが可能な防犯効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る侵入検知装置の設置
状態の光学的構成を模式的に示した側面図である。
【図2】同実施形態の侵入検知装置の電気回路を示すブ
ロック図である。
【図3】同実施形態の侵入検知装置の制御部による制御
処理を示すフローチャートである。
【図4】同実施形態の侵入検知装置のタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
A1〜A4…警戒エリア、8,9…センサ部、23…警
報発生部、29…スピーカ(音声発生器)、33…撮影
制御部、34…カメラ、T1…第1所定時間、T2…第
2所定時間、T3…第3所定時間、H…侵入者。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C084 AA02 AA07 AA13 BB31 CC19 DD42 EE02 GG43 GG54 GG68 HH02 HH12 HH13 5C087 AA02 AA03 AA09 AA24 AA37 BB65 BB74 DD05 DD20 EE14 GG06 GG19 GG36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防犯対象に対して遠い方から近い方へ複
    数の警戒エリアを持ち、この各警戒エリア内の侵入者を
    検知する複数のセンサ部と、 音声発生器と、 前記センサ部のうちの一のセンサ部による検知があった
    とき、第1警報を前記音声発生器から発生させ、前記一
    のセンサ部による検知があったのち第1所定時間内に少
    なくとも他のいずれかのセンサ部による検知があったと
    き、前記第1警報と異なる第2警報を前記音声発生器か
    ら発生させる警報発生部とを備えた侵入検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記警報発生部はさ
    らに、前記一のセンサ部による検知があったのち第2所
    定時間内に前記一のセンサ部による検知のみがあったと
    き、第1警報と異なる第3警報を前記音声発生器から発
    生させる侵入検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記警報発
    生部はさらに、前記他のセンサ部による検知があったの
    ち第3所定時間内に少なくとも前記他のセンサ部による
    検知があったとき、第4の警報を前記音声発生器から発
    生させる侵入検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項2から4において、前記警戒エリ
    アの少なくとも一部を撮影するカメラと、前記第2〜第
    4の警報のいずれか一つの発生と同期して前記カメラを
    作動させる撮影制御部とを備えた侵入検知装置。
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