JP2003243094A - コネクタ - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/64—Means for preventing incorrect coupling
- H01R13/641—Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
け途中の状態で放置されるのを防ぐ。 【解決手段】 パネルPに取り付けられる雄ハウジング
20には、図示右側の待機位置と左側の取付検知位置と
の間を移動可能な検知部材50が組み付けられている。
検知部材50は、取付検知部54を備え、雄ハウジング
20がパネルPに対して取付途中のときは取付孔Hの内
周面に取付検知部54が干渉することで待機位置から取
付検知位置への移動が規制され、正規取付状態では非干
渉となることで取付検知位置への移動が許容される。検
知部材50は、嵌合検知部58を備え、両ハウジング1
0,20が嵌合途中のときは雌ハウジング10のリブ1
8に嵌合検知部58が干渉することで取付検知位置から
待機位置への移動が規制され、正規嵌合状態では非干渉
となることで待機位置への移動が許容される。
Description
られるコネクタに関する。
れるコネクタの一例として特開平8−293352号公
報に記載されたものが知られている。このものは、図2
9に示すように、ハウジング1がパネルPに開口して設
けられた取付孔Hに対して貫通させつつ取り付けられる
ようになっており、取り付けに際しては、パネルPの図
示右面に対してハウジング1に設けられたフランジ2を
当接させつつ係止部3を取付孔Hを通過させた後にパネ
ルPの左面に係止させることで、係止部3とフランジ2
によりパネルPを挟み込み、もってパネルPに対してハ
ウジング1を取り付け状態に保持するようにしている。
1をパネルPに取り付ける際に、作業者は、ハウジング
1が取り付け途中であるにも拘わらず正規に取り付けら
れたと勘違いして作業を終了してしまう場合がある。こ
の取り付け途中の状態では、ハウジング1がパネルPに
対してしっかりと固定されないため、このまま放置され
るのは問題であった。本発明は上記のような事情に基づ
いて完成されたものであって、パネルに対してコネクタ
ハウジングが取り付け途中の状態で放置されるのを防ぐ
ことを目的とする。
めの手段として、請求項1の発明は、パネルに開口して
設けられた取付孔に貫通した状態で取り付けられた後に
相手のコネクタハウジングが嵌合されるコネクタハウジ
ングを備え、このコネクタハウジングには、前記パネル
に対してコネクタハウジングを取付状態に保持するため
の保持手段が設けられ、且つ、前記パネルに対する前記
コネクタハウジングの取付方向と両コネクタハウジング
の嵌合方向とがほぼ平行とされているものにおいて、前
記コネクタハウジングと前記パネルのいずれか一方に
は、取付検知部と嵌合検知部とを備えるとともに、前記
取付方向及び前記嵌合方向と交差する方向に沿って待機
位置と取付検知位置と嵌合検知位置との間を順に移動可
能な検知部材が組み付けられ、前記パネルに対して前記
コネクタハウジングが取り付け途中のときは、前記取付
検知部がコネクタハウジングとパネルの他方側に干渉す
ることで検知部材の前記待機位置から前記取付検知位置
側への移動動作が規制され、コネクタハウジングが正規
に取り付けられると、取付検知部が前記他方側と非干渉
になって検知部材の取付検知位置側への移動が許容され
るようになっており、且つ、前記パネルに取り付けられ
た前記コネクタハウジングに対して前記相手のコネクタ
ハウジングが嵌合される途中では、前記嵌合検知部が相
手のコネクタハウジングに干渉することで検知部材の前
記取付検知位置から前記嵌合検知位置側への移動動作が
規制され、両コネクタハウジングが正規に嵌合される
と、嵌合検知部が相手のコネクタハウジングと非干渉に
なって検知部材の嵌合検知位置側への移動が許容される
ようになっている構成としたところに特徴を有する。
において、前記嵌合検知位置が前記待機位置と同一の位
置に設定されているところに特徴を有する。請求項3の
発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおい
て、前記嵌合検知部は、前記検知部材が前記取付検知位
置から前記嵌合検知位置へと移動するのに伴って前記相
手のコネクタハウジングに係止することで相手のコネク
タハウジングを抜け止め可能とされているところに特徴
を有する。
3のいずれかに記載のものにおいて、前記コネクタハウ
ジングを前記パネルの裏側から取り付けるものにおい
て、前記検知部材には、パネルの表側からの移動操作を
可能とする操作部が設けられているところに特徴を有す
る。
ウジングがパネルに正規に取り付けられると、取付検知
部がコネクタハウジングとパネルの他方側に対して非干
渉になるので検知部材を待機位置から取付検知位置へと
移動させることができる。一方、パネルに対してコネク
タハウジングを取り付ける途中の段階で検知部材を待機
位置から取付検知位置へと移動させようとしても、取付
検知部が他方側に干渉することで取付検知位置側へ移動
させることができない。このように、パネルに対してコ
ネクタハウジングを取り付けるときには、検知部材を待
機位置から取付検知位置側へ移動できるか否かに基づい
てパネルに対するコネクタハウジングの取付状態を検知
することができる。
グを取り付けた後、相手のコネクタハウジングを嵌合す
る際には、両コネクタハウジングが正規に嵌合されてい
れば、検知部材の嵌合検知部が相手のコネクタハウジン
グと非干渉になって取付検知位置から嵌合検知位置へと
移動させることができる。それに対して両コネクタハウ
ジングが嵌合途中であるにも拘わらず、検知部材を取付
検知位置から嵌合検知位置へと移動させようとしても、
嵌合検知部が相手のコネクタハウジングに干渉すること
で嵌合検知位置側へ移動させることができない。このよ
うに、両コネクタハウジングを嵌合するときには、検知
部材を取付検知位置から嵌合検知位置側へ移動できるか
否かに基づいて両コネクタハウジングの嵌合状態を検知
することができる。
往復させるようにしたから、作業性に優れるとともに構
造を簡素化することができる。 <請求項3の発明>両コネクタハウジングが正規嵌合し
た状態では、嵌合検知部が相手のコネクタハウジングと
非干渉となるので、検知部材を取付検知位置から嵌合検
知位置へと移動することができる。このとき、検知部材
が嵌合検知位置側へ移動するのに伴って嵌合検知部が相
手のコネクタハウジングに係止することで、相手のコネ
クタハウジングを抜け止め状態に保持することができ
る。 <請求項4の発明>コネクタハウジングをパネルの裏側
から取り付ける場合でも、パネルの表側、すなわち作業
者側から検知部材の移動操作を行うことができる。
図28によって説明する。この実施形態では、自動車の
ドアのパネルに取り付けられるコネクタを示す。このも
のは、パネルPに開口して形成された取付孔Hに対して
パネルPの裏側から雄コネクタハウジング20(以下、
単に雄ハウジング20という)が貫通した状態で取り付
けられ、その雄ハウジング20に対して雌コネクタハウ
ジング10(以下、単に雌ハウジング10という)がパ
ネルPの表側から嵌合されるようになっている。なお、
以下では、両ハウジング10,20における嵌合面側を
前方として説明する。
図15及び図16に示すように、略ブロック状に形成さ
れるとともに、内部には図示しない雌端子金具を収容可
能なキャビティ11が複数室並んで設けられている。雌
ハウジング10の長辺側外側面には、断面略コ字型をな
すレバー12を回動可能に軸支する軸ピン13が一対設
けられ、この軸ピン13が嵌合されるレバー12の軸孔
14の周囲には、雄ハウジング20側の引っ掛け受け部
24に引っ掛けるための引っ掛け部15と、嵌合凸部2
5を嵌合するための嵌合凹部16が設けられている。両
ハウジング10,20をある程度嵌合させた後に、レバ
ー12を図19に示す初期位置から図23に示す嵌合位
置まで約90度反時計回り方向へ回動させることで引っ
掛け部15が引っ掛け受け部24に係合し、そのてこ作
用によって両ハウジング10,20が正規深さまで嵌合
されるようになっている。雌ハウジング10のうち図1
5の右側外側面には、一段高くなって形成されるととも
に前後方向に沿って延出する撓み規制部17が一対設け
られており、この撓み規制部17は、両ハウジング1
0,20の嵌合に伴って後述する弾性係止部31に設け
られた溝部33内に進入可能とされている。さらに雌ハ
ウジング10の短辺側外側面のうち図15の下側から
は、前後方向に沿って延出するリブ18が突設されてい
る。このリブ18は、両ハウジング10,20を嵌合す
るのに伴って雄ハウジング20に設けられたリブ受入部
41内に進入されるとともに嵌合動作を案内可能とされ
ている。リブ18は、後端側が所定長さ分切欠されると
ともにその後端面が、両ハウジング10,20が正規嵌
合したときに検知部材収容部29の後壁35の前端面と
ほぼ面一状をなす位置に設定されている。このリブ18
の後側の切欠空間には、検知部材50の嵌合検知部58
が進入可能となっている。
図1及び図2に示すように、雄端子金具(図示せず)を
収容可能なキャビティ21を雌ハウジング10側と対応
する位置に複数室備えた端子収容部22と、端子収容部
22から前方へ突出する略長方形の筒状に形成されると
ともにその内側に前方から雌ハウジング10が嵌合可能
とされるフード部23とを備えている。フード部23の
長辺部分の内面には、共に内方に張り出す引っ掛け受け
部24と嵌合凸部25とが前後に並んで形成されてい
る。フード部23のうち図1の下側の短辺部分には、下
方(検知部材収容部29側)に膨出するリブ受入部41
がフード部23の全長にわたって設けられており、その
内側に雌ハウジング10のリブ18が進入可能とされて
いる。なお、フード部23の長辺部分には、雄ハウジン
グ20の成形時に引っ掛け受け部24及び嵌合凸部25
を型抜きするための型抜き孔26が側方へ開口して設け
られており、この型抜き孔を通して引っ掛け受け部24
及び嵌合凸部25とレバー12の引っ掛け部15及び嵌
合凹部16との位置関係を外部から視認可能となってい
る。
外周面には、雄ハウジング20のパネルPへの取り付け
に伴ってパネルPの裏面Pa(パネルPのうち雄ハウジ
ング20が取り付けられる側の面)に当接可能なフラン
ジ27が張り出して設けられている。フード部23のう
ちフランジ27よりも前方へ突出した部分がパネルPへ
の取り付け時に取付孔Hに嵌合・貫通してパネルPの表
側へ突出する貫通部28とされている。貫通部28のう
ち図1の下側には、検知部材50を収容可能な検知部材
収容部29が連結して設けられており、この検知部材収
容部29も貫通部28と共に取付孔Hに嵌合・貫通され
てパネルPの表側へ突出されるようになっている。また
フランジ27は、この検知部材収容部29の周囲をも取
り囲んで設けられている。
おける前端外面からは、フランジ27に対向するように
張り出す固定係止部30が一対設けられる一方、図1の
左側の長辺部分には、スリットを入れることで片持ち状
の弾性係止部31が一対設けられている。弾性係止部3
1は、雄ハウジング20の短辺方向に沿って内方へ撓み
変形可能とされており、図4に示すように、その前端外
面からはフランジ27に対向する係止爪32が突設され
ている。弾性係止部31及び係止爪32の前面側には、
後方へ向かって上り勾配をなすテーパ面が形成されてい
る。
の係止爪32は、雄ハウジング20をパネルPに取り付
けると、取付孔Hを通過した後にパネルPの表面Pb
(パネルPのうち雄ハウジング20が取り付けられる側
とは反対側の面)に係止されてフランジ27との間でパ
ネルPを挟み込むことができるようになっている(図
8)。この取り付け過程では、弾性係止部31は、テー
パ面が取付孔Hの孔縁の裏側部分により押圧されること
でその傾斜に案内されて内方へ撓まされるようになって
いる(図6)。なお図1の上側の固定係止部30と弾性
係止部31は、上下位置がほぼ同じとされているが、下
側の固定係止部30が検知部材収容部29に連結される
のに対し、下側の弾性係止部31がそれよりも上方位置
に配されている。
31が撓み易くなるように溝部33が形成されており、
この溝部33には、弾性係止部31が自然状態のときは
雌ハウジング10の撓み規制部17の進入が許容される
一方、弾性係止部31が内方へ撓まされた状態では撓み
規制部17の進入が規制されるようになっている。そし
て、撓み規制部17が溝部33内に進入することで弾性
係止部31の撓みが規制されるようになっている(図2
4)。なお、溝部33を含めた弾性係止部31よりも内
方の所定空間が弾性係止部31の撓みを許容する撓み空
間となっている。
すように、貫通部28の短辺部分から長辺方向に沿って
張り出す前後一対の前壁34及び後壁35を備え、両壁
34,35のうち図1の下端部と右側端部とがそれぞれ
側壁36とストッパ壁37とにより連結されることで、
全体として図1の左側へ開口する袋状に形成されてい
る。雄ハウジング20がパネルPに取り付けられると、
検知部材収容部29のうち前壁34がパネルPの表側へ
突出するのに対し、後壁35は、その前面がパネルPの
表面Pbとほぼ面一となる位置に配されるようになって
いる(図9)。そして、検知部材収容部29内には、図
1の左側から検知部材50が収容されるようになってい
る。なお前壁34及び後壁35は、上記したリブ受入部
41の形状に合わせて凹んで形成され、そこにリブ18
が挿通可能となっている。言い換えると、検知部材収容
部29内の検知部材50が収容される空間に対してリブ
18が進入するのが許容されている。
形成され、検知部材収容部29内において両壁34,3
5に挟まれた状態で雄ハウジング20の短辺方向、言い
換えるとパネルPに対する雄ハウジング20の取付方向
(=両ハウジング10,20の嵌合方向)と略直交する
方向(=パネルPの平面方向)に沿って図1の左右(図
3の上下)に移動可能とされている。検知部材50のう
ち図1の右寄り(図3の下寄り)の位置には、一対のス
リットを入れることで撓み変形可能な両持ち状の保持ア
ーム51が設けられており、その後面側には保持アーム
51を撓み易くするための溝52が形成されている。保
持アーム51の前面には、保持突部53が設けられてお
り、この保持突部53が検知部材収容部29の前壁34
に穿設された待機位置用保持孔38と取付検知位置用保
持孔39とに係止されることで、検知部材50が図9及
び図10に示す待機位置と図11及び図12に示す取付
検知位置との2位置に保持されるようになっている。こ
の保持突部53は、各保持孔38,39に係止される両
側面が傾斜面となった山形に形成されているので、検知
部材50に対して所定以上の操作力を付与することで各
保持孔38,39との係止状態を解除しつつ保持アーム
51が撓まされて検知部材50を移動できるようになっ
ている。
図10に示すように、その全体が検知部材収容部29内
に収められるとともにストッパ壁37により図10の右
側(図9の下側)への遊動が規制される。一方、取付検
知位置では、図11及び図12に示すように、検知部材
50の図12の左端部(図11の上端部)が検知部材収
容部29から図12の左側(弾性係止部31側)へ突出
されるようになっており、この突出部分が取付検知部5
4とされている。この取付検知部54は、雄ハウジング
20がパネルPに対して正規に取り付けられて始めてそ
の全体がパネルPの表側に突出する。従って、雄ハウジ
ング20をパネルPに取り付ける途中の段階では、取付
検知部54が取付孔H内に配されているため、検知部材
50を取付検知位置側へ移動させようとしても取付検知
部54が取付孔Hの内周面に干渉することで取付検知位
置までの移動が規制される(図13)。一方、雄ハウジ
ング20がパネルPに正規に取り付けられると、取付検
知部54がパネルPの表側に突出して取付孔Hの内周面
とは非干渉となるので、検知部材50を取付検知位置ま
で移動するのが許容される。この取付検知位置では、取
付検知部54は、固定係止部30側とは反対の弾性係止
部31側においてパネルPの表面Pbに係止されること
でフランジ27との間でパネルPを挟み込むようになっ
ている。
に示すように、後方に向かって下り勾配をなす案内面5
5が形成されている。この案内面55は、雄ハウジング
20をパネルPに取り付ける途中において、取付検知部
54のうち前端部のみがパネルPの表側に突出した段階
にて検知部材50を取付検知位置側へ移動させようとし
たときに取付孔Hの孔縁の表側部分に当接可能とされて
いる(図14)。そして、検知部材50を取付検知位置
へと移動させるのに伴って、案内面55と取付孔Hの孔
縁の表側部分とが摺接されることで、雄ハウジング20
が正規に取付状態へと引き込まれて矯正されるようにな
っている。
と取付検知部54との間には、図1に示すように、検知
部材50を移動操作するための操作部56が前方へ突出
して設けられている。操作部56は、検知部材50を検
知部材収容部29内に収容すると前壁34に形成された
切欠部40を通してその前方へ突出し、雄ハウジング2
0をパネルPに取り付けられると、パネルPの表側に突
出される。従って、パネルPの表側から操作部56を押
圧操作することで検知部材50を移動できるようになっ
ている。また操作部56における図3の下面は、操作時
に指などを引っ掛け易くなるよう階段状に形成されてい
る。
右寄りの位置には、リブ受入部41の内周面に沿った形
状をなす挿通凹部57が設けられている。この挿通凹部
57は、検知部材50が取付検知位置のときにリブ受入
部41の内周面とほぼ整合して配されることで、リブ1
8の挿通を許容する(図21)。一方、検知部材50が
待機位置のときには、挿通凹部57がリブ受入部41の
内周面と不整合となり、挿通凹部57の左側部分がリブ
受入部41内に進出することで、リブ18の挿通が規制
される(図26)。検知部材50のうち挿通凹部57の
左側部分が嵌合検知部58とされている。
雄ハウジング20に対して雌ハウジング10を嵌合する
と、リブ18が挿通凹部57及びリブ受入部41内に進
入される。両ハウジング10,20が嵌合途中の状態で
は、リブ18が挿通凹部57内に進入しているから、こ
の状態で検知部材50を待機位置側へ移動させようとし
ても、嵌合検知部58がリブ18に干渉することで移動
動作が規制される(図21及び22)。一方、両ハウジ
ング10,20が正規嵌合されると、リブ18が挿通凹
部57から退避してその後端面が後壁35の前端面と略
面一状をなす位置に達するから、この状態で検知部材5
0を待機位置側へ移動させると、嵌合検知部58がリブ
18と非干渉になるので移動動作が許容される(図2
5)。検知部材50が待機位置側へ移動すると、嵌合検
知部58がリブ18の後端面に係止することで雌ハウジ
ング10の抜け止めが図られるようになっている(図2
6及び27)。
作業後に検知部材50を取付検知位置から待機位置(特
許請求の範囲に記載した嵌合検知位置に相当)側へ移動
させる作業を行うことで、両ハウジング10,20の嵌
合状態を検知できるようになっている。つまり、この実
施形態では、特許請求の範囲に記載した嵌合検知位置が
待機位置と同一の位置に設定されている。
いてその作用について説明する。まず検知部材収容部2
9内に検知部材50を待機位置に取り付けておき、図4
及び図5に示すように、パネルPの裏側に配した雄ハウ
ジング20をパネルPに取り付けるようにする。この取
り付け作業は、ドアのパネルPの裏側には十分な作業ス
ペースを確保できないという都合から、パネルPの表側
に居る作業者がパネルPの裏側に手を回して、いわばパ
ネル越しに雄ハウジング20を掴んで行うようにしてい
る。
その短辺方向に関して傾けて後傾姿勢としつつ両固定係
止部30を先に取付孔Hに通過させるとともにパネルP
の表面Pbに引っ掛けておく。この状態から固定係止部
30とパネルPとの引っ掛け部分を支点として、雄ハウ
ジング20を真直な姿勢へと回動させると、図6に示す
ように、弾性係止部31のテーパ面が取付孔Hの孔縁の
裏側部分により押圧されることで弾性係止部31が撓み
変形されつつ取付孔Hを潜り抜ける。この過程では、図
7に示すように、待機位置とした検知部材50が取付孔
Hを通過していく。そして、雄ハウジング20が真直な
姿勢に達するのに伴って、図8に示すように、フランジ
27が全域にわたってパネルPの裏面Paに当接すると
ともに、係止爪32が完全に取付孔Hを通過するのに伴
い弾性係止部31が復帰し、係止爪32がパネルPの表
面Pbに係止される。これにより、フランジ27と固定
係止部30及び弾性係止部31の係止爪32との間にパ
ネルPを挟んだ状態で雄ハウジング20がパネルPに対
して正規の取り付け状態に保持される。
29が取付孔Hに嵌合・貫通しており、図9及び図10
に示すように、後壁35の前面がパネルPの表面Pbと
ほぼ面一になるとともに検知部材50が取付孔Hを完全
に通過してパネルPの表側に配される。この状態でパネ
ルPの表側から操作部56を押圧して検知部材50を取
付検知位置へと操作すると、取付検知部54が取付孔H
の内周面とは非干渉となっているから、図11及び図1
2に示すように、検知部材50を取付検知位置まで移動
させることができる。これをもって、雄ハウジング20
がパネルPに対して正規に取り付けられたことが検知さ
れる。この取付検知位置では、取付検知部54がパネル
Pの表面Pbのうち固定係止部30側ではなく弾性係止
部31側に係止される。従って、正規の取り付け状態に
おいて、仮に弾性係止部31が他部品の干渉などにより
不用意に撓まされてその係止状態が誤解除された場合で
も、取付検知部54が固定的にパネルPに係止されてい
るから、固定係止部30と共に雄ハウジング20をパネ
ルPに対してしっかりと保持することができる。
付ける際には、必ずしも正規に取り付けられるとは限ら
ず、図7に示すような雄ハウジング20が取り付け途中
の状態であるにも拘わらず、作業者が正規に取り付けら
れたと勘違いする場合がある。その場合に検知部材50
を取付検知位置へと移動させようとしても、図13に示
すように、検知部材50は、僅かに移動したところで取
付検知部54が取付孔Hの内周面に突き当たるために取
付検知位置まで移動させることができない。これをもっ
て雄ハウジング20が未だ取り付け途中の状態であるこ
とが検知されるので、改めて雄ハウジング20を正規に
取り付けるようにする。このように雄ハウジング20を
パネルPに取り付けた後に検知部材50を待機位置から
取付検知位置側に移動できるか否かに基づいて雄ハウジ
ング20のパネルPに対する取付状態を検知することが
できる。
て正規に取り付けられる直前であって取付検知部54の
前端部のみがパネルPの表側に突出した状態で、検知部
材50を取付検知位置へと移動させようとした場合に
は、図14に示すように、検知部材50が所定距離移動
したところで案内面55が取付孔Hの孔縁の表側部分に
当接される。そして、検知部材50を取付検知位置へと
さらに押し込むのに伴って、案内面55と取付孔Hの孔
縁の表側部分とが摺接されることで、雄ハウジング20
が引き込まれて図11に示す正規の取付状態へと矯正さ
れる。この場合は、改めて雄ハウジング20の取付作業
を行う必要がないので、作業性が良好となっている。
けられた雄ハウジング20に対して、図16ないし図1
8に示すように、パネルPの表側から雌ハウジング10
を嵌合する作業を行う。図19に示すように、雌ハウジ
ング10をフード部23内に所定深さまで嵌合させてか
ら、レバー12を初期位置から反時計回り方向へ回動さ
せる。レバー12を回動させるのに伴って、図20に示
すように、引っ掛け部15が引っ掛け受け部24に係合
することで、てこ作用が発揮されて両ハウジング10,
20の嵌合が次第に深められる。この嵌合過程では、リ
ブ18がリブ受入部41内に進入してその内周面に摺接
されることで、両ハウジング10,20の嵌合動作が円
滑に案内される。このとき、リブ18は、図21及び図
22に示すように、取付検知位置とされた検知部材50
の挿通凹部57内に進入されている。従って、この嵌合
途中の段階で検知部材50を取付検知位置から待機位置
側へ移動させようとしても、嵌合検知部58がリブ18
に突き当たることで、その移動動作が規制される。これ
をもって両ハウジング10,20が未だ正規嵌合状態に
達していないことが検知される。
が嵌合位置に達すると、両ハウジング10,20が正規
深さまで嵌合されるとともに、嵌合凸部25が嵌合凹部
16に嵌合されることで両ハウジング10,20が正規
嵌合状態にロックされる。この過程では、図24に示す
ように、雌ハウジング10の撓み規制部17が弾性係止
部31の内側の溝部33内に進入することで、弾性係止
部31の撓みが規制される。これにより弾性係止部31
が不用意に撓み変形するのを防ぐことができるから、両
ハウジング10,20の嵌合状態において雄ハウジング
20をパネルPに対してしっかりと保持することができ
る。
達すると、図25に示すように、リブ18は、その前端
面がリブ受入部41内の奥端面に当接し、その後端面が
検知部材収容部29の後壁35の前端面とほぼ面一状を
なす。言い換えるとリブ18は、検知部材50の挿通凹
部57(検知部材収容部29内の検知部材50が収容さ
れる空間)から退避される。従って、この正規嵌合状態
で検知部材50を取付検知位置から待機位置側へ移動さ
せると、嵌合検知部58がリブ18とは非干渉になって
いるから、その移動動作が許容され、図26及び図27
に示すように、検知部材50を待機位置まで移動するこ
とができる。検知部材50が待機位置側に移動すると、
嵌合検知部58がリブ18の後端面に対して当接または
近接しつつ対向する位置に配される。従って、検知部材
50が待機位置まで移動した後に、両ハウジング10,
20を引き離そうとしても、嵌合検知部58がリブ18
の後端面に係止することで、抜け止めが図られるように
なっている。このように嵌合作業後に検知部材50を取
付検知位置から待機位置側へ移動できるか否かに基づい
て両ハウジング10,20の嵌合状態を検知することが
できる。
ペースの都合などの事情により長辺方向の一端側にのみ
検知部材50を取り付けるようにしている。このため、
雄ハウジング20をパネルPに取り付ける際に、固定係
止部30及び弾性係止部31の係止爪32とパネルPと
のクリアランスによって雄ハウジング20がその長辺方
向に関して傾いた姿勢のまま取り付けられた場合には、
雄ハウジング20のうち検知部材50を取り付けた側が
正規に取り付けられて検知部材50を取付検知位置へ移
動できるにも拘わらず、その反対側が不完全な取付状態
となっている可能性がある。つまり、検知部材50寄り
の弾性係止部31の係止爪32がパネルPに係止してい
るのに対し、もう片方の弾性係止部31が撓んだままと
される事態を検知できないおそれがある。
状態の雄ハウジング20に対して雌ハウジング10を嵌
合させようとすると、図28に示すように、撓んだ弾性
係止部31が溝部33内に配されているので、撓み規制
部17がその弾性係止部31に突き当たることで、両ハ
ウジング10,20の嵌合動作が規制される。これをも
って、弾性係止部31が撓んだままであり雄ハウジング
20がパネルPに対して正規に取り付けられていないこ
とが検知されるので、改めて雄ハウジング20を正規に
取り付けた後に再度雌ハウジング10の嵌合作業を行う
ようにする。このように両ハウジング10,20が嵌合
できるか否かによって雄ハウジング20のパネルPに対
する取付状態を検知することができる。逆に言うと、両
ハウジング10,20が嵌合した状態では、雄ハウジン
グ20が確実にパネルPに対して正規に取り付けられて
いることが保証されることになる。
雄ハウジング20をパネルPに取り付けた後に検知部材
50を待機位置から取付検知位置側に移動できるか否か
に基づいて雄ハウジング20のパネルPに対する取付状
態を検知することができる上、両ハウジング10,20
を嵌合した後に検知部材50を取付検知位置から待機位
置側に移動できるか否かに基づいて両ハウジング10,
20の嵌合状態を検知することができる。これにより、
パネルPに対して雄ハウジング20が取り付け途中の状
態のまま放置されるのを防ぐことができるとともに、両
ハウジング10,20が半嵌合状態のまま放置されるの
を防ぐことができる。しかも、1つの検知部材50によ
って雄ハウジング20のパネルPに対する取付状態と、
両ハウジング10,20の嵌合状態とを検知することが
できるから、例えば前者と後者の検知を専用の検知部材
にて行った場合には2部品必要となるのに比べて部品点
数が少なく済み、また雄ハウジング20の構造も簡単で
済む。
検知位置との2位置間で往復移動させることで、雄ハウ
ジング20のパネルPに対する取付状態と、両ハウジン
グ10,20の嵌合状態とを検知するようにしたから、
作業性に優れるとともに雄ハウジング20の構造を簡素
化することができる。
合した後に検知部材50を待機位置側に移動させるのに
伴い、嵌合検知部58がリブ18の後端面に係止するこ
とで雌ハウジング10を抜け止め状態に保持することが
でき、正規嵌合した両ハウジング10,20の保持状態
を良好なものとすることができる。
ネルPの表側に居る作業者がパネル越しに雄ハウジング
20をパネルPの裏側から取り付ける場合であっても、
検知部材50の操作部56をパネルPの表側、すなわち
作業者側から目視しつつ操作することができるから、仮
に操作部をパネルの裏側から操作するようにした場合に
は、操作部を殆ど目視することができず、また操作状況
も専ら作業者の指先の感覚に頼らざるを得ないのに比較
して、本実施形態によれば検知部材50の操作性を良好
なものとすることができる。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、検知部材を待機位置と取
付検知位置との2位置間で往復移動させる場合、すなわ
ち待機位置と嵌合検知位置とを同じ位置に設定した場合
を示したが、例えば待機位置と取付検知位置との間に嵌
合検知位置を新たに設定し、嵌合検知位置において取付
検知部をパネルの裏面に係止させるようにしてもよい。
その他にも、嵌合検知位置の設定位置として、例えば検
知部材が待機位置から取付検知位置へ移動する方向と、
取付検知位置から嵌合検知位置へ移動する方向とを交差
(直交)させるようにしてもよい。
付孔の内周面に突き当たるまでに検知部材が待機位置か
ら僅かに検知位置側に移動されるものを示したが、検知
部の長さ寸法などを調整することで、検知部材が待機位
置から殆ど移動することなく検知部が取付孔の内周面に
突き当たるようにしてもよい。このようにすれば、検知
部材を移動できるか否かによって雄ハウジングの取付状
態を検知できるから、検知精度を向上させることができ
る。 (3)上記した実施形態では、取付孔の内周面が検知部
材に対する規制部を兼用した場合を示したが、取付孔と
は別途に規制部をパネルに設けるようにしてもよい。そ
の場合、規制部の形状や配設位置によっては、雄ハウジ
ングをパネルに取り付けたときでも検知部材を取付孔を
通過させずにパネルの裏側に配することが可能となる。
要は、検知部材が必ずしも取付孔を通過する必要はな
い。
操作部がパネルの表側に突出するものを示したが、操作
部がパネルの裏側に配されて裏側から操作するものも本
発明に含まれる。 (5)上記した実施形態では、パネルに雄ハウジングを
取り付けるものを示したが、パネルに雌ハウジングを取
り付けるものにも本発明を同様に適用することができ
る。 (6)上記した実施形態では、雄ハウジングに検知部材
を組み付け、パネルの取付孔の孔縁を検知部材の検知部
に干渉する規制部としたものを示したが、逆にパネルに
検知部材を組み付けるようにし、雄ハウジングに検知部
材の検知部が干渉可能な規制部を設けるようにしてもよ
く、そのようなものも本発明に含まれる。
部材の正面図
線断面図
断面図
とパネルにおける図1のB−B線断面図
を示す図1のC−C線断面図
を示す図1のB−B線断面図
状態を示す図1のC−C線断面図
状態を示す図1のB−B線断面図
た状態を示す正面図
を示す図1のB−B線断面図
を示す正面図
す図1のB−B線断面図
状態を示す図1のB−B線断面図
初期位置に装着した雌ハウジングの平面図
初期位置に装着した雌ハウジングとを示す図1及び図1
5のA−A線断面図
す平面図
合途中の状態を示す平面図
の関係を示す一部切欠平面図
グが正規嵌合した状態を示す平面図
及び図15のA−A線断面図
を待機位置まで移動した状態を示す一部切欠平面図
部が突き当たった状態を示す断面図
Claims (4)
- 【請求項1】 パネルに開口して設けられた取付孔に貫
通した状態で取り付けられた後に相手のコネクタハウジ
ングが嵌合されるコネクタハウジングを備え、このコネ
クタハウジングには、前記パネルに対してコネクタハウ
ジングを取付状態に保持するための保持手段が設けら
れ、且つ、前記パネルに対する前記コネクタハウジング
の取付方向と両コネクタハウジングの嵌合方向とがほぼ
平行とされているものにおいて、 前記コネクタハウジングと前記パネルのいずれか一方に
は、取付検知部と嵌合検知部とを備えるとともに、前記
取付方向及び前記嵌合方向と交差する方向に沿って待機
位置と取付検知位置と嵌合検知位置との間を順に移動可
能な検知部材が組み付けられ、 前記パネルに対して前記コネクタハウジングが取り付け
途中のときは、前記取付検知部がコネクタハウジングと
パネルの他方側に干渉することで検知部材の前記待機位
置から前記取付検知位置側への移動動作が規制され、コ
ネクタハウジングが正規に取り付けられると、取付検知
部が前記他方側と非干渉になって検知部材の取付検知位
置側への移動が許容されるようになっており、 且つ、前記パネルに取り付けられた前記コネクタハウジ
ングに対して前記相手のコネクタハウジングが嵌合され
る途中では、前記嵌合検知部が相手のコネクタハウジン
グに干渉することで検知部材の前記取付検知位置から前
記嵌合検知位置側への移動動作が規制され、両コネクタ
ハウジングが正規に嵌合されると、嵌合検知部が相手の
コネクタハウジングと非干渉になって検知部材の嵌合検
知位置側への移動が許容されるようになっていることを
特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 前記嵌合検知位置が前記待機位置と同一
の位置に設定されていることを特徴とする請求項1記載
のコネクタ。 - 【請求項3】 前記嵌合検知部は、前記検知部材が前記
取付検知位置から前記嵌合検知位置へと移動するのに伴
って前記相手のコネクタハウジングに係止することで相
手のコネクタハウジングを抜け止め可能とされているこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネク
タ。 - 【請求項4】 前記コネクタハウジングを前記パネルの
裏側から取り付けるものにおいて、 前記検知部材には、パネルの表側からの移動操作を可能
とする操作部が設けられていることを特徴とする請求項
1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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