JP2003243884A - パレット収納ユニット,パレット収納装置および電子回路部品供給システム - Google Patents

パレット収納ユニット,パレット収納装置および電子回路部品供給システム

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JP2003243884A JP2002040671A JP2002040671A JP2003243884A JP 2003243884 A JP2003243884 A JP 2003243884A JP 2002040671 A JP2002040671 A JP 2002040671A JP 2002040671 A JP2002040671 A JP 2002040671A JP 2003243884 A JP2003243884 A JP 2003243884A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィーダ付パレットを収納するパレット収納
ユニット,パレット収納装置,パレット収納装置を備え
た電子回路部品供給システムを提供する。 【解決手段】 パレット収納装置500は複数のパレッ
ト収納ユニット504を備え、各パレット収納ユニット
504は上下2段の収納スペース519を備え、パレッ
ト支持台を有する。台車は上下2段で昇降するパレット
支持台を有し、パレット収納装置500から次に電子回
路部品を供給するフィーダ付パレットを受け取って部品
供給装置へ搬送し、部品供給装置から供給完了パレット
を受け取り、次供給パレットを引き渡し、供給完了パレ
ットをパレット収納ユニット504へ搬送して収納す
る。パレット収納ユニットにおいて上下2段のパレット
支持台を昇降させてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路部品を収
容するフィーダが搭載されたパレットの収納に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電子回路部品供給システムには、複数個
のフィーダにより、電子回路の構成部品である電子回路
部品を供給するシステムがある。複数個のフィーダはそ
れぞれ1種類の電子回路部品を多数収容し、それら電子
回路部品が順次供給部に送られる。従来、これら複数個
のフィーダは、テーブルに各供給部が一直線上に並ぶ状
態で着脱可能に支持されるようにされていたが、本発明
の出願人は、未だ公開されていないが、特願2001−
95549の出願において、複数個のフィーダをパレッ
トに支持させ、パレットを移動テーブルに支持させるこ
とを提案した。
【0003】複数個のフィーダをパレットに支持させれ
ば、パレットを移動テーブルに対して着脱することによ
り、複数個のフィーダをテーブルに対して一斉に着脱す
ることができ、例えば、フィーダの交換を短時間で行う
ことができる。例えば、電子回路部品供給装置が電子回
路部品装着システムに設けられ、電子回路部品供給装置
により供給される電子回路部品が部品装着装置によって
回路基板に装着される場合、回路基板の種類が替わり、
段取り替えが行われる場合、電子回路部品供給装置にお
いては、フィーダを回路基板の種類に応じた電子回路部
品を収容したものに交換する。この際、回路基板に応じ
たフィーダが搭載されたパレットを予め準備しておけ
ば、テーブル上の電子回路部品の供給が済んだフィーダ
をパレットごとテーブルから取り外し、次に電子回路部
品を供給するフィーダをパレットごとテーブルに取り付
けることによりフィーダを迅速に交換することができ
る。段取り替え時には、交換されるフィーダの数が多い
ことが多く、フィーダをパレットごと交換すれば、フィ
ーダを1つずつ交換する場合に比較して短時間で交換を
行うことができるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】しかしながら、従来は、フィーダが搭載されたフィ
ーダ付パレットをそのまま収納することは行われていな
かった。
【0005】本発明は、以上の事情を背景とし、フィー
ダ付パレットをそのまま収納することを可能にすること
を課題としてなされたものであり、本発明によって、下
記各態様のパレット収納ユニット,パレット収納装置お
よび電子回路部品供給システムが得られる。各態様は請
求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に
応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これ
は、あくまでも本発明の理解を容易にするためであり、
本明細書に記載の技術的特徴およびそれらの組合わせが
以下の各項に記載のものに限定されると解釈されるべき
ではない。また、一つの項に複数の事項が記載されてい
る場合、それら複数の事項を常に一緒に採用しなければ
ならないわけではない。一部の事項のみを選択して採用
することも可能なのである。
【0006】なお、以下の各項において、 (1)項が請求
項1に相当し、 (2)項が請求項2に、 (3)項が請求項3
に、 (5)項が請求項4に、 (6)項が請求項5に、(9)項
が請求項6に、 (10)項が請求項7に、 (11)項が請求項
8に、 (12)項が請求項9に、(13)項が請求項10にそ
れぞれ相当する。
【0007】(1)それぞれ一種類の電子回路部品を多
数収容し、それら電子回路部品を順次供給部に送るフィ
ーダが複数個、前記供給部が一直線上に並ぶ状態でパレ
ットに搭載されたフィーダ付パレットを少なくとも1台
収納する収納スペースを有する収納ユニットが複数個配
列可能とされたパレット収納ユニット。1つのパレット
収納ユニットには、フィーダ付パレットが少なくとも1
台収納され、配列された複数のパレット収納ユニットに
は複数のフィーダ付パレットが収納される。フィーダ付
パレットをパレット収納ユニットに収納すれば、例え
ば、必要なフィーダが搭載されたフィーダ付パレットを
予め複数準備して収納しておくことができ、そのフィー
ダ付パレットが必要になった場合に迅速に提供すること
ができる。また、複数のフィーダ付パレットをまとめて
管理することができる。収納ユニットは個々に独立した
構成を有し、複数個の配列が可能であり、収納するフィ
ーダ付パレットの数等に応じた収納ユニットの増設,移
設,減らし等が可能である。 (2)前記パレット収納ユニットを複数個連結するユニ
ット連結装置を含む(1)項に記載のパレット収納ユニッ
ト。連結装置は左右のパレット収納ユニットを連結する
ものとすることも、上下の収納ユニットを連結するもの
とすることも可能である。パレット収納ユニットは、複
数個、並べて配置するのみでもよい。パレット収納ユニ
ットをパレット連結装置によって連結すれば、パレット
収納ユニットが安定して設置される。 (3)前記パレット収納スペースが上下に複数段設けら
れた (1)項または (2)項に記載のパレット収納ユニッ
ト。本項によれば、1つのパレット収納ユニットにフィ
ーダ付パレットを上下に複数台収納することができ、少
ないスペースで複数のフィーダ付パレットを収納するこ
とができる。後述の(5)項ないし(11)項のいずれかに記
載の特徴は、上記 (1)項ないし (3)項のいずれかに記載
の収納ユニットにも適用可能である。
【0008】(4) (1)項ないし (3)項のいずれかに記
載のパレット収納ユニットが複数個連結されて成るパレ
ット収納装置。
【0009】(5)それぞれ一種類の電子回路部品を多
数収容し、それら電子回路部品を順次供給部に送るフィ
ーダが複数個、前記供給部が一直線上に並ぶ状態でパレ
ットに搭載されたフィーダ付パレットを収納するパレッ
ト収納装置であって、ほぼ水平な平面内で前記一直線と
直交するパレット移載方向に移動可能に前記フィーダ付
パレットを支持するパレット支持台を含むパレット収納
装置。フィーダ付パレットをパレット収納装置に収納す
れば、電子回路部品の供給に必要なフィーダが搭載され
たパレットを予め準備して収納しておくことができ、ま
た、複数のフィーダ付パレットをまとめて管理すること
ができる。 (6)前記パレット支持台が、前記パレット移載方向と
直交する回転軸線まわりに回転可能な複数の支持ローラ
を備え、それら支持ローラにより前記フィーダ付パレッ
トを支持するものである (5)項に記載のパレット収納装
置。フィーダ付パレットは支持ローラにより支持される
とともに、支持ローラの回転により、パレット収納装置
への収納時あるいは取出し時にスムーズに移動させられ
る。
【0010】(7)前記パレット支持台が、上下方向に
前記フィーダ付パレットの高さより大きな距離を隔てて
複数段設けられた (5)項または (6)項に記載のパレット
収納装置。本項に記載のパレット収納装置によれば、フ
ィーダ付パレットが上下に複数台、収納され、少ないス
ペースで複数のフィーダ付パレットが収納される。
【0011】(8)前記パレット支持台を上下方向に移
動させる支持台昇降装置を含む (5)項ないし (7)項のい
ずれかに記載のパレット収納装置。本項に記載のパレッ
ト収納装置によれば、パレット支持台が高さが異なる複
数の位置に位置させられる。そのため、例えば、フィー
ダ付パレットの移載を複数の位置で行うことが可能とな
り、あるいは通常の収納時の位置と移載時の位置とを異
ならせることができる等、収納されたパレット支持台の
取扱いに幅を持たせることができる。
【0012】(9)前記フィーダ付パレットをほぼ水平
な平面内で前記一直線と直交するパレット移載方向に移
動可能に支持するパレット支持台と、そのパレット支持
台を上下方向に移動させる支持台昇降装置とを含み、か
つ、車輪を有して移動可能な可動収納ユニットを含む
(4)項ないし(8)項のいずれかに記載のパレット収納装
置。本項に記載のパレット収納装置によれば、例えば、
パレット収納装置に収納スペースが複数設けられている
場合、可動収納ユニットの移動により、それら収納スペ
ース間においてフィーダ付パレットを移動させることが
できる。可動収納ユニットは、パレット支持台が昇降さ
せられるため、例えば、パレット収納ユニットが複数連
結されて成るパレット収納装置において、固定収納ユニ
ットにおいてパレット支持台が上下に複数段設けられる
とともに昇降させられなくても、それらパレット支持台
との間においてフィーダ付パレットの移載を行うことが
できる。固定収納ユニットにおいて、フィーダ付パレッ
トを収納し得る段数は任意に設定可能であるが、現実に
使用されているフィーダ付パレットの高さと、工場内に
おいて通常許容される固定収納ユニットの高さあるいは
移載作業の容易性との観点から、2段または3段とされ
ることが望ましい。さらに、収納されたフィーダ付パレ
ットを台車によって搬送する場合、台車のパレット支持
台が昇降させられないものであっても、可動収納ユニッ
トを用いることにより、台車とパレット収納装置との間
においてパレット付フィーダを移載することができる。
また、パレット収納装置においてパレット付フィーダの
移載が行われる位置を1つの位置に固定し、その位置に
おいてパレット収納装置と台車との間においてフィーダ
付パレットの移載が行われるようにすることができる。
【0013】(10)前記フィーダ付パレットを搬送す
るパレット搬送台車を、当該パレット収納装置と相対移
動不能に連結可能な台車連結装置を含む (4)項ないし
(9)項のいずれかに記載のパレット収納装置。パレット
搬送台車は、フィーダ付パレットをパレット収納装置か
ら離れた位置へ搬送する場合等に便利である。パレット
搬送台車がパレット収納装置からフィーダ付パレットを
受け取り、あるいは引き渡す場合、パレット連結装置に
よってパレット収納装置に連結されれば、例えば、フィ
ーダ付パレットの移載中にパレット搬送台車がパレット
収納装置に対して動いたり、ずれたりすることがなく、
安定して移載を行い、パレット収納装置からパレット搬
送台車へのフィーダ付パレットの受取りあるいはパレッ
ト搬送台車からパレット収納装置へのフィーダ付パレッ
トの引渡しを安定して行うことができる。
【0014】(11)それぞれ一種類の電子回路部品を
多数収容し、それら電子回路部品を順次供給部に送るフ
ィーダが複数個、前記供給部が一直線上に並ぶ状態でパ
レットに搭載されたフィーダ付パレットを収納するパレ
ット収納装置であって、前記フィーダ付パレットを搬送
するパレット搬送台車を、当該パレット収納装置と相対
移動不能に連結可能な台車連結装置を含むパレット収納
装置。
【0015】(12)(4)項ないし(11)項のいずれかに
記載のパレット収納装置と、前記フィーダ付パレットを
支持するパレット支持台を備え、そのパレット支持台に
より前記フィーダ付パレットを支持して搬送するパレッ
ト搬送台車とを含む電子回路部品供給システム。
【0016】(13)それぞれ一種類の電子回路部品を
多数収容し、それら電子回路部品を順次供給部に送るフ
ィーダと、それらフィーダを複数個、前記供給部が一直
線上に並ぶ状態で支持するパレットと、そのパレットを
着脱可能に支持するテーブルと、そのテーブルを支持す
るベッドとを備えた部品供給装置を含む(12)項に記載の
電子回路部品供給システム。テーブルは、位置を固定し
て設けられた固定テーブルであっても、供給部が並ぶ一
直線に平行な方向に移動可能に設けられ、テーブル移動
装置により移動させられる移動テーブルであってもよ
い。本項に記載の電子回路部品供給システムにおいて
は、パレット搬送台車は、パレット収納装置との間にお
いてフィーダ付パレットの受取りあるいは収納を行い、
部品供給装置との間でフィーダ付パレットの受取りある
いは引渡しを行うとともに、搬送する。
【0017】(14)前記フィーダ付パレットを支持す
る作業台を含む(12)項または(13)項に記載の電子回路部
品供給システム。作業台を設ければ、例えば、フィーダ
付パレットを作業台にセットし、フィーダ付パレットに
おけるフィーダの交換作業やフィーダについての電子回
路部品の補給作業を容易に行うことができる。
【0018】(15)前記ベッドと前記パレット搬送台
車との間に設けられ、前記部品供給装置が電子回路部品
を供給している時期であってもパレット搬送台車とベッ
ドとを連結可能な連結装置を含む(13)項または(14)項に
記載の電子回路部品供給システム。パレット搬送台車は
部品供給装置に連結されて、例えば、部品供給装置から
フィーダ付パレットを受け取り、あるいはその部品供給
装置にフィーダ付パレットを引き渡す。部品供給装置と
パレット搬送台車との間におけるフィーダ付パレットの
受取りあるは引渡しは、例えば、フィーダを交換するた
めに行われ、あるいはフィーダをテーブルから外してテ
ーブルとは別の場所に搬送するために行われる。フィー
ダの交換は、例えば、供給される電子回路部品の種類が
替わる場合に行われ、あるいはいずれかのフィーダに電
子回路部品を補給する場合に行われる。パレット搬送台
車を連結装置によってベッドに連結すれば、部品供給装
置とパレット搬送台車との間においてフィーダ付パレッ
トの受取りあるいは引渡しを行う際にパレット搬送台車
が部品供給装置に対して動いたり、位置がずれることが
なく、安定して受取りあるいは引渡しを行うことができ
る。部品供給装置が電子回路部品を供給している時期で
あっても、パレット搬送台車をベッドに連結することが
できるのであれば、例えば、フィーダ付パレットの受取
りあるいは引渡しに先立って予めパレット搬送台車をベ
ッドに連結しておくことができる。それにより、電子回
路部品の供給の終了等により、フィーダ付パレットの受
取りあるいは引渡しが必要となれば直ちに行うことがで
き、フィーダ付パレットの受取り等に要する時間が短縮
される。本(15)項ないし(34)項に記載の特徴は前記(10)
項の連結装置,パレット収納装置にも適用可能である。
【0019】(16)前記部品供給装置が、前記テーブ
ルに前記パレットおよび前記フィーダが支持された状態
で、それらパレットおよびフィーダを覆う閉位置と、そ
れらを覆わない開位置とに移動可能な開閉カバーを含
み、かつ、前記連結装置が、その開閉カバーが閉位置に
ある状態で前記パレット搬送台車を前記ベッドに連結可
能なものである (15)項に記載の電子回路部品供給シス
テム。開閉カバーは、例えば、装置に対する作業者の保
護,遮音等の目的で設けられるため、フィーダが電子回
路部品を供給している間は、開かれないのが普通であ
る。本項によれば、開閉カバーを開かなくてもパレット
搬送台車をベッドに連結することができ、電子回路部品
の供給中であっても、フィーダ付パレットを開閉カバー
で覆った状態を保ちつつ、パレット搬送台車をベッドに
連結することができる。
【0020】(17)前記連結装置が、前記パレット搬
送台車に設けられた第一連結部と、前記ベッドに前記第
一結連結部と連結可能に設けられた第二連結部と、それ
ら第一,第二連結部の離間を阻止する離間阻止状態と、
第一,第二連結部の離間を許容する離間許容状態とを取
り得る連結制御装置とを含む (15)項または (16)項に記
載の電子回路部品供給システム。(18)項に記載の連結装
置は、(17)項に記載の連結装置の一例である。連結装置
は(18)項の態様に限らず種々の態様が採用可能である。
【0021】(18)前記連結装置が、前記パレット搬
送台車に、前方へ突出した状態で設けられた第一係合部
と、前記ベッドに、前記第一係合部を受容可能に設けら
れた受容部と、前記第一係合部が前記受容部に受容され
た状態で、第一係合部と係合し、第一係合部の受容部か
らの離脱を阻止する第二係合部とを含む (15)項または
(16)項に記載の電子回路部品供給システム。 (19)前記連結装置が、前記第二係合部を前記第一係
合部と係合する係合位置と第一係合部から離間する待避
位置とに移動させる係合部材駆動装置を含む(18)項に記
載の電子回路部品供給システム。
【0022】(20)前記パレット搬送台車が、前記パ
レットを支持するパレット支持台と、そのパレット支持
台を下方から支持する支持台支持部を備え、パレット支
持台の少なくとも前部が支持台支持部から浮き上がるこ
とを許容する支持台支持装置とを含み、かつ、前記第一
係合部と前記受容部との少なくとも一方が、第一係合部
が受容部にちょうど受容される高さより低い位置にある
状態で第一係合部が受容部に接近させられた場合に、第
一係合部を案内して、受容部に導く案内部を備えた (1
8)項または(19)項に記載の電子回路部品供給システム。
第一係合部は、受容部にちょうど受容される高さより低
い位置にあっても、パレット支持台の前部が浮き上がる
ことにより、受容部にちょうど受容される位置に位置さ
せられ、受容部に受容された状態で第二係合部が係合さ
せられる。第一係合部が受容部にちょうど受容される高
さより高い位置にあれば、第一係合部が受容部に受容さ
れないことがあり、受容されても安定して受容されない
ことがあるのに対し、本項によれば、第一係合部を受容
部にちょうど受容される高さより低い位置に位置させて
おくことにより、確実にかつ安定して受容部に受容させ
ることができる。
【0023】(21)前記パレット搬送台車が、前記パ
レットを支持するパレット支持台と、そのパレット支持
台を下方から支持する支持台支持部を備え、パレット支
持台の少なくとも前部が支持台支持部から浮き上がるこ
とを許容する支持台支持装置とを含む(12)項ないし(19)
項のいずれかに記載の電子回路部品供給システム。本項
によれば、パレット支持台の少なくとも前部の浮き上が
りにより、例えば、台車のベッドに対する連結を確実に
行うことができる。
【0024】(22)前記パレット搬送台車が、前記パ
レットを支持するパレット支持台と、そのパレット支持
台を前記テーブルとの間で前記パレットの授受を行い得
る第一高さと、その第一高さとは異なる第二高さとの少
なくとも2つの高さに昇降させる支持台昇降装置とを含
む(12)項ないし(21)項のいずれかに記載の電子回路部品
供給システム。
【0025】(23)前記パレット支持台が上下方向に
距離を隔てて複数設けられており、前記第一高さと前記
第二高さとが、それら複数のパレット支持台の一つが前
記テーブルとの間で前記パレットの授受を行い得る高さ
と、別の一つのパレット支持台が前記テーブルとの間で
前記パレットの授受を行い得る高さとである(22)項に記
載の電子回路部品供給システム。本項に記載の電子回路
部品供給システムにおいては、パレット搬送台車にフィ
ーダ付パレットを複数搭載することができる。それによ
り、例えば、フィーダ付パレットの部品供給装置からパ
レット搬送台車への受取りと、パレット搬送台車から部
品供給装置への引渡しとを続けて行うことができる。パ
レット搬送台車がフィーダ付パレットを支持した状態で
部品供給装置からフィーダ付パレットを受け取り、もと
もと支持している別のフィーダ付パレットを部品供給装
置の空のテーブルに引き渡すことができるのである。 (24)前記複数のパレット支持台が互いに固定されて
パレット支持枠を構成しており、前記支持台昇降装置が
そのパレット支持枠を昇降させる支持枠昇降装置である
(23)項に記載の電子回路部品供給システム。支持枠昇降
装置は、パレット支持枠を作業者が手動で昇降させる装
置としてもよく、自動で昇降させる装置としてもよい。
自動で昇降させる場合、支持枠昇降装置は、例えば、駆
動源の一種である電動モータとしての回転電動モータ
(例えば、サーボモータあるいはステップモータ)およ
び回転電動モータの回転運動をパレット支持枠の昇降運
動に変換する運動変換装置とを含む装置としてもよく、
あるいは流体圧アクチュエータの一種である流体圧シリ
ンダを少なくとも1つ有する装置としてもよい。流体圧
シリンダを用いる場合、例えば、ロッドレスシリンダが
用いられる。ロッドレスシリンダは、ピストンロッドの
ない空気圧シリンダであり、ロッドレスシリンダを用い
れば、支持枠昇降装置の作動スペースを小さくすること
ができる。 (25)前記第二高さが、前記フィーダの高さより小さ
い距離前記第一高さより下がった高さである(22)項に記
載の電子回路部品供給システム。本項によれば、例え
ば、ベッドとパレット搬送台車との高さに差がある場合
にでも、支障なくフィーダ付パレットの受渡し行うこと
が可能となる。例えば、連結装置を、ベッドとパレット
搬送台車との高さが不一致の場合でも両者を連結可能な
構成のものとし、その連結装置によりベッドとパレット
搬送台車とが連結された状態で、パレット搬送台車のパ
レット支持台の高さを支持台昇降装置によりテーブルの
高さに合わせ、フィーダ付パレットの受渡し行うことが
できるのである。また、必要に応じて、パレット搬送台
車を移動させる際にパレット支持台の高さを、テーブル
との間でフィーダ付パレットの受渡しを行う際より低く
することもできる。あるいはパレット支持台の前部が支
持台支持部から浮き上がることが許容されるのであれ
ば、後部を上昇させてパレット支持台を水平な姿勢にす
ることもできる。
【0026】(26)前記支持台昇降装置が、水平面に
平行な方向において互いに隔たった3カ所以上に設けら
れた3個以上の昇降部材と、それら3個以上の昇降部材
を一斉に昇降させる昇降部材駆動装置とを含む(25)項に
記載の電子回路部品供給システム。本項に記載の電子回
路部品供給システムによれば、例えば、パレット支持台
を水平な姿勢で昇降させることができる。 (27)前記昇降部材駆動装置が、作業者により操作さ
れる操作部材と、その操作部材の運動を前記3個以上の
昇降部材の昇降運動に変換する運動変換装置とを含む(2
6)項に記載の電子回路部品供給システム。 (28)前記3個以上の昇降部材のうち、少なくとも前
記パレット搬送台車の前部に位置するものが、前記パレ
ット支持台に下方から当接することによってそのパレッ
ト支持台を支持する(27)項に記載の電子回路部品供給シ
ステム。
【0027】(29)前記部品供給装置が、前記パレッ
トを支持して前記一直線に直角でほぼ水平な方向に案内
する案内部材と、その案内部材をほぼ垂直な昇降方向に
案内する昇降案内装置とを含む(13)項ないし(28)項のい
ずれかに記載の電子回路部品供給システム。
【0028】(30)前記ベッドに設けられ、前記テー
ブルを前記一直線に平行な方向に移動可能に支持する案
内装置と、前記ベッドと前記テーブルとの間に設けら
れ、テーブルを部品供給領域において前記一直線に平行
な方向に移動させることにより、前記フィーダの各々の
前記供給部を予め定められた部品供給位置に位置決めす
るとともに、前記部品供給領域から前記一直線に平行な
方向に外れた待避領域へ退避させるテーブル移動装置
と、前記待避領域において前記ベッドに設けられ、前記
テーブルが退避領域へ移動させられた状態で、そのテー
ブル上の前記パレットをテーブルから浮き上がるととも
に、ほぼ水平な平面内において前記一直線と直交する方
向に移動可能な状態に支持するパレットリフタとを含む
(13)項ないし(29)項のいずれかに記載の電子回路部品供
給システム。部品供給装置とパレット搬送台車との間に
おけるフィーダ付パレットの受取りあるいは引渡しは、
テーブルが部品供給領域に位置する状態で行われるよう
にしてもよい。しかし、本項に記載の電子回路部品供給
システムにおいては、テーブルが待避領域へ待避させら
れた状態においてフィーダ付パレットの受取りあるいは
引渡しが行われる。テーブルが移動テーブルとされる場
合、フィーダ付パレットはテーブルに、少なくともテー
ブル移動方向において相対移動不能に係合させられ、テ
ーブルと共に移動するようにされるが、フィーダ付パレ
ットの受取りあるいは引渡しの際にはテーブルとの係合
が解除されることが必要である。そのため、パレットリ
フタによってフィーダ付パレットがテーブルから浮き上
がらされることによって係合が解除され、フィーダ付パ
レットの部品供給装置とパレット搬送台車との間におけ
る移載が許容される。部品供給領域の他に待避領域を設
ければ、例えば、テーブルを複数、例えば2台設け、一
方のテーブルにおいてフィーダに対する電子回路部品の
補給のためにフィーダ付パレットの移載が行われるのと
並行して、他方のテーブルに支持されたフィーダ付パレ
ットのフィーダによって電子回路部品を供給することが
可能である。上記一方のテーブルにおいては電子部品の
供給は休止中であり、例えば、ベッド等がカバーにより
覆われていても、開閉カバーを開いてフィーダ付パレッ
トの移載を行い得るようにすることができる。
【0029】(31)前記部品供給装置が、前記パレッ
トを支持して前記一直線に直角でほぼ水平な方向に案内
する案内部材と、その案内部材をほぼ垂直な昇降方向に
案内する昇降案内装置とを含む(30)項に記載の電子回路
部品供給システム。 (32)前記パレットリフタが、水平面にほぼ平行な方
向において互いに隔たった3カ所以上に設けられた3個
以上の可動支持部材と、それら3個以上の可動支持部材
を、前記案内部材に下方から当接して案内部材を上昇さ
せる作用位置と、前記案内部材を下降させた後案内部材
から離間する非作用位置とに一斉に昇降させる可動支持
部材駆動装置とを含む(31)項に記載の電子回路部品供給
システム。3個以上の可動支持部材が一斉に昇降させら
れることにより、フィーダ付パレットが水平な姿勢でフ
ィーダが傾くことなく、安定して昇降させられる。可動
支持部材は案内部材から離間させられて、電子回路部品
の供給時にフィーダ付パレットが移動テーブルと共に移
動することを許容する。
【0030】(33)それぞれ一種類の電子回路部品を
多数収容し、それら電子回路部品を順次供給部に送るフ
ィーダと、それらフィーダを複数個、前記供給部が一直
線上に並ぶ状態で支持するパレットと、そのパレットを
着脱可能に支持するテーブルとを備えた部品供給装置
と、その部品供給装置から前記パレットを受け取り、あ
るいは部品供給装置にパレットを引き渡すとともに、パ
レットを搬送するパレット搬送台車とを含む電子回路部
品供給システムにおいて、前記パレット搬送台車に、前
記パレットを支持するパレット支持台と、そのパレット
支持台を前記テーブルとの間で前記パレットの授受を行
い得る第一高さと、その第一高さとは異なる第二高さと
の少なくとも2つの高さに昇降させる支持台昇降装置と
を設けた電子回路部品供給システム。前記(23)項ないし
(28)項の各々に記載の特徴は本項の電子回路部品供給シ
ステムにも適用可能である。
【0031】(34)それぞれ一種類の電子回路部品を
多数収容し、それら電子回路部品を順次供給部に送るフ
ィーダと、それらフィーダを複数個、前記供給部が一直
線上に並ぶ状態で支持するパレットと、そのパレットを
着脱可能に支持するテーブルとを備えた部品供給装置
と、その部品供給装置から前記パレットを受け取り、あ
るいは部品供給装置にパレットを引き渡すとともに、パ
レットを搬送するパレット搬送台車とを含む電子回路部
品供給システムにおいて、前記テーブルを前記一直線に
平行な方向に移動可能に支持するベッドと、そのベッド
と前記テーブルとの間に設けられ、テーブルを部品供給
領域において前記一直線に平行な方向に移動させること
により、前記フィーダの各々の前記供給部を予め定めら
れた部品供給位置に位置決めするとともに、前記部品供
給領域から前記一直線に平行な方向に外れた退避領域へ
退避させるテーブル移動装置と、前記待避領域において
前記ベッドに設けられ、前記テーブルが退避領域へ移動
させられた状態で、そのテーブル上の前記パレットをテ
ーブルから浮き上がるとともに、前記一直線と直交しほ
ぼ水平な方向に移動可能な状態に支持するパレットリフ
タとを設けた電子回路部品供給システム。本項によれ
ば、例えば、(30)項に記載の作用および効果が得られ
る。前記(31)項および(32)項の各々に記載の特徴は本項
の電子回路部品供給システムにも適用可能である。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1において10は、電子回路部品
装着システム12のベッドである。ベッド10上には、
基板保持装置たるプリント配線板保持装置14(以後、
配線板保持装置14と称する),装着装置16および電
子回路部品供給装置(以後、部品供給装置と略称す
る。)18等が設けられ、電子回路部品装着システム1
2を構成している。
【0033】配線板保持装置14を説明する。配線板保
持装置14は、回路基板の一種であるプリント配線板3
0を水平に保持し、基板保持装置移動装置たるXYテー
ブル32により、互いに直交するX軸とY軸とによって
規定されるXY座標面上の任意の位置へ移動させられ
る。このXY座標面は、電子回路部品装着システム12
の全体について設定された座標面であり、本実施形態に
おいては水平面とされており、XY座標面上において配
線板保持装置14等、各種移動部材の移動データ等が設
定される。
【0034】XYテーブル32は、X軸スライド移動用
モータ38および送りねじとしてのボールねじ40によ
り、ガイドレール42を含む案内装置により案内されて
X軸方向に移動させられるX軸スライド44と、そのX
軸スライド44上においてY軸スライド移動用モータ4
6および送りねじとしてのボールねじ48により、ガイ
ドレール50を含む案内装置により案内されてY軸方向
に移動させられるY軸スライド52とを備えている。
【0035】Y軸スライド52は配線板保持装置14を
下方から水平に支持している。配線板保持装置14は、
図示は省略するが、プリント配線板30をクランプする
クランプ装置およびプリント配線板30を支持する支持
装置等を備え、プリント配線板30を、その電子回路部
品が装着される装着面である表面が水平な姿勢で保持す
る。
【0036】プリント配線板30の表面ないし上面に
は、電子回路部品が装着される複数の被装着位置が予め
設定されており、プリント配線板30は配線板保持装置
14の移動により、表面に平行な平面であって、水平面
内において移動させられ、被装着位置が順次、後述する
装着装置16に予定された部品装着位置に対応する位置
に位置決めされる。
【0037】プリント配線板30の表面には、図1に示
すように、複数、本実施形態においては2個の基準マー
ク64が、例えば、プリント配線板30の対角線上に隔
たった位置にそれぞれ設けられており、基準マーク撮像
装置たる基準マークカメラ66によって撮像され、その
撮像データに基づいて複数の被装着位置の各水平位置誤
差が検出される。基準マークカメラ66は、装着装置1
6のフレームに保持部材(図示省略)により位置を固定
して静止して取り付けられている。
【0038】装着装置16を説明する。装着装置16
は、図示の例では、例えば、特開平6−342998号
公報に記載の装着装置と同様に構成されており、図1に
基づいて簡単に説明する。装着装置16は、複数、例え
ば12組の装着ヘッド70と、ヘッド移動装置の一種で
あるヘッド旋回装置72とを備えており、これらはベッ
ド10に支柱81を介して支持された装置本体としての
フレーム(図示省略)に設けられている。装着ヘッド7
0は、本実施形態においては、部品保持具の一種である
吸着ノズル76(図2に一部を示す)を保持して、電子
回路部品の部品供給装置18からの受取りおよびプリン
ト配線板30への装着を行う。吸着ノズル76は負圧に
より電子回路部品を吸着するものである。
【0039】複数の装着ヘッド70は、ヘッド旋回装置
72の間欠回転盤74に等角度間隔に保持されており、
間欠回転盤74が間欠回転用モータ78(図25参照)
を駆動源とする間欠回転装置によって12組の装着ヘッ
ド70の配設角度間隔に等しい角度ずつ、間欠回転させ
られることにより、12組の装着ヘッド70が順次、部
品受取位置,部品保持姿勢検出位置,部品姿勢修正位
置,部品装着位置等の停止位置へ移動させられ、電子回
路部品の受取りおよび装着等を行う。図1において符号
80は、部品保持姿勢検出位置に設けられた電子回路部
品撮像システムである。電子回路部品撮像システム80
は、撮像装置としての部品カメラ82,84を備え、吸
着ノズル76に保持された電子回路部品を撮像し、その
撮像データに基づいて吸着ノズル76による電子回路部
品の保持位置誤差が検出される。
【0040】部品供給装置18を説明する。部品供給装
置18は、図1に示すように、第一部品供給テーブル1
20,第二部品供給テーブル122と、それらテーブル
120,122を構成する移動テーブル(後述する)を
それぞれ移動させる第一,第二テーブル移動装置12
4,126とを備えている。これら第一,第二部品供給
テーブル120,122の構成は同じであり、第一部品
供給テーブル120を代表的に説明する。
【0041】第一部品供給テーブル120は、図1およ
び図3に示すように、複数のフィーダ130と、それら
フィーダ130が着脱可能に搭載されるパレット132
と、パレット132を着脱可能に支持するフィーダ支持
台ないしテーブルとしての移動テーブル134とを備え
ている。
【0042】これら複数のフィーダ130はそれぞれ、
1種類の電子回路部品を多数収容している。フィーダ1
30により供給される電子回路部品140(図2参照)
は、本実施形態においては、テープ化電子回路部品14
2とされている。テープ化電子回路部品142は、多数
の電子回路部品をキャリヤテープ144とカバーテープ
146とによって、テープの長手方向に一定ピッチで並
ぶ状態でテーピングしたものであり、本実施形態におい
ては、テープ化電子回路部品保持具たるリール150
(図3参照)に巻き付けられて保持されている。
【0043】フィーダ130は、図2および図3に示す
ように、テープ保持装置の一種であるリール保持装置1
70(図2においては図示が省略されている),第一送
り装置172,第二送り装置174およびカバーテープ
収容装置176等を備えている。フィーダ130は、ま
だ未公開であるが、本出願人に係る特願2000−21
6038の出願に記載のフィーダと同様に構成されてお
り、簡単に説明する。
【0044】フィーダ130の本体であるフィーダ本体
180は、図2に示すように、製造の都合上、複数の部
材が互いに一体的に固定されて成り、フィーダ本体18
0の後部(移動テーブル134に取り付けられた状態に
おいて装着装置16側とは反対側に位置する状態となる
部分)に、図3に示すように、リール保持装置170が
設けられている。リール保持装置170は、本実施形態
では、特開平9−29550号公報に記載のリール保持
装置と同様に構成されており、リール収容器190およ
びリール支持部材の一種である回転支持部材たる複数の
支持ローラ192を備え、支持ローラ192がリール保
持部を構成している。
【0045】テープ化電子回路部品142はリール15
0から引き出され、フィーダ本体180に設けられた上
向きで水平なテープ支持面上に載せられて下方から支持
され、図2に示す第一送り装置172により一方向へ、
本実施形態においては、フィーダ本体180の長手方向
に一定ピッチずつ送られ、電子回路部品140が順次、
供給部に送られて位置決めされる。供給部は、電子回路
部品140を供給するとき、前記装着装置16の部品受
取位置に位置決めされた装着ヘッド70の作用位置に位
置させられた吸着ノズル76の下方に位置し、吸着ノズ
ル76に電子回路部品140を供給する部分である。カ
バーテープ146は、第二送り装置174によってキャ
リヤテープ144から剥がされるとともにカバーテープ
収容装置176へ送られ、収容ケース270に送り込ま
れ、収容される。
【0046】フィーダ130は、前記パレット132に
位置決めされて着脱可能に固定される。パレット132
には、図3に示すように、位置決め装置320,固定装
置322およびリール保持装置振動防止装置324が設
けられ、複数のフィーダ130をそれぞれ、前後方向
(フィーダ130の長手方向に平行な方向であってY軸
方向に平行な方向),左右方向(フィーダ130の幅方
向であってX軸方向に平行な方向)および上下方向に位
置決めした状態で固定するようにされている。複数のフ
ィーダ130は、その供給部が一線上、例えば水平でX
軸に平行な一直線上に並ぶ状態でパレット132に着脱
可能に取り付けられて支持され、リール保持装置170
は、リール保持装置振動防止装置324によって支持さ
れる。このように複数個のフィーダ130が搭載された
パレット132をフィーダ付パレット326と称する。
【0047】リール保持装置振動防止装置324は、バ
ケット330,バケット330の前部に設けられ、リー
ル150を支持するリール収容器規制部材332,バケ
ット330の後部に設けられた係止装置334を備えて
いる。バケット330は、パレット132に搭載される
全部のフィーダ130のリール収容器190を収容可能
な大きさを有する。これら位置決め装置320,固定装
置322およびリール保持装置振動防止装置324は、
図示の例では、特開平9−29550号公報に記載の装
置と同様に構成されており、詳細な図示および説明は省
略する。なお、バケット330の後面には、取っ手34
0が設けられ、作業者が取っ手340を持ってパレット
132を動かすことができるようにされている。
【0048】前記移動テーブル134を説明する。プリ
ント配線板30に装着される電子回路部品140の種類
あるいは数はあまり多くないのが普通であり、移動テー
ブル134はこのような通常のプリント配線板30に対
する電子回路部品の装着を行う際に必要な種類あるいは
数のフィーダ130を搭載し得、かつ、第一,第二部品
供給テーブル120,122を合わせれば、通常予想さ
れる最も多種類の電子回路部品を供給する多数のフィー
ダ130を搭載し得る大きさとされている。
【0049】第一,第二部品供給テーブル120,12
2の各移動テーブル134および第一,第二テーブル移
動装置124,126の構成はそれぞれ同じであり、第
一部品供給テーブル120の移動テーブル134および
第一テーブル移動装置124を代表的に説明する。第一
テーブル移動装置124は、図1および図3に示すよう
に、テーブル移動用モータ350を駆動源とし、その回
転が送りねじとしてのボールねじ352およびナット3
54により直線運動に変換され、移動テーブル134が
ベッド10に設けられた1対のガイドレール356によ
り案内されて、X軸方向に平行な方向に移動させられ
る。テーブル移動装置124は、ベッド10と移動テー
ブル134との間に設けられ、移動テーブル134を、
フィーダ130の供給部が並ぶ一直線に平行な方向であ
るX軸方向に移動させるのであり、1対のガイドレール
356が案内装置を構成し、移動テーブル134を上記
一直線に平行な方向に移動可能に支持している。また、
移動テーブル134はベッド10により、上記一直線に
平行な方向に移動可能に支持されている。
【0050】なお、第一,第二部品供給テーブル12
0,122の各移動テーブル134はそれぞれ、専用の
テーブル移動装置124,126により互いに独立して
移動させられるが、1対のガイドレール356は2つの
移動テーブル134に共用であり、第一部品供給テーブ
ル120の複数のフィーダ130の各供給部が並ぶ一直
線と、第二部品供給テーブル122の複数のフィーダ1
30の各供給部が並ぶ一直線とは同一直線上に位置す
る。
【0051】ガイドレール356の長手方向の中央部に
隣接した位置には、図4中丸印で示すように、前記吸着
ノズル76に電子回路部品140を供給する部品供給位
置360が設定されており、電子回路部品装着時には、
第一および第二の部品供給テーブル120,122の移
動により各フィーダ130の供給部が順次、予め定めら
れた部品供給位置360に位置決めされ、その部品供給
位置360において電子回路部品140を順次供給す
る。部品供給位置は、供給部が、部品受取位置に位置す
る装着ヘッド70の作用位置に位置決めされた吸着ノズ
ル76の下方に位置する位置である。
【0052】この部品供給位置360を基準として、部
品供給時に第一,第二部品供給テーブル120,122
が移動する最大範囲、すなわち移動テーブル134に搭
載されたフィーダ130のうち両端に位置するものがそ
れぞれ部品供給位置360に位置決めされる間に移動す
る範囲が両部品供給テーブル120,122に共通の作
業領域である部品供給領域である。テーブル移動装置1
24,126は、部品供給テーブル120,122を部
品供給領域においてX軸方向に平行な方向に移動させる
ことにより、フィーダ130の各々の供給部を予め定め
られた部品供給位置360に位置決めするのである。
【0053】部品供給時には部品供給テーブル120,
122は交代で、あるいは一緒に部品供給領域において
移動させられて電子回路部品140を供給する。部品供
給テーブル120,122が交代で電子回路部品140
を供給する場合には、一方の部品供給テーブルが部品供
給領域にある間、他方の部品供給テーブルはガイドレー
ル356の部品供給領域を成す部分に隣接する部分上に
待避させられて作業中の部品供給テーブルと干渉しない
ようにされる。部品供給テーブル120,122は部品
供給領域を挟んで反対側の位置にそれぞれ待避させられ
るのであり、この位置が第一および第二の部品供給テー
ブル120,122にそれぞれ専用の待避領域ないし電
子回路部品140の供給に備えて待機する待機領域であ
る。待避領域は、部品供給領域からX軸に平行な方向に
外れて設けられ、第一,第二の部品供給テーブル12
0,122の各々について設けられているのであり、ガ
イドレール356は両部品供給テーブル120,122
がそれぞれ部品供給領域と待避領域との間を移動するの
に十分な長さとされている。
【0054】移動テーブル134には、図3に示すよう
に、前記パレット132を位置決めするパレット位置決
め装置380,パレット132を移動テーブル134に
固定する固定装置としてのパレットクランプ装置384
およびパレット132を支持するパレット支持部材とし
てのパレット支持台382が昇降可能に設けられてい
る。パレット支持台382はフィーダ付パレット326
を支持して昇降する昇降部材でもある。
【0055】パレット位置決め装置380は、移動テー
ブル134上に突設された複数、例えば、2個の位置決
め部材たる位置決め突起390を備えている。これら位
置決め突起390は、移動テーブル134のパレット1
32が搭載される部分の中央近傍部に、X軸方向に距離
を隔てて設けられている。位置決め突起390は断面形
状が円形を成し、その突出端部は、先端ほど直径が漸減
するテーパ部392とされ、案内部として機能するよう
にされている。これら位置決め突起390は、パレット
132の下面に開口して設けられた被位置決め部として
の2つの位置決め穴394にそれぞれ嵌合され、パレッ
ト132が移動テーブル134に対して位置決めされ、
移動テーブル134と共に移動するようにされる。な
お、パレット支持台382は、パレット132を移動テ
ーブル134に位置決めする際に位置決め突起390と
干渉しないように設けられている。例えば、パレット支
持台382は移動テーブル134を囲む枠状とされてい
るのである。
【0056】パレット支持台382は、移動テーブル1
34上に、移動テーブル134に対して接近,離間可能
であって、昇降可能に設けられている。図3に示すよう
に、パレット支持台382には、その幅方向、すなわち
X軸方向に隔たった2個所にそれぞれ、支持部材の一種
である回転支持体としての支持ローラ404が複数ず
つ、X軸方向に平行な軸線まわりに回転可能に、かつY
軸方向に並んで設けられている。
【0057】パレット支持台382にはまた、図3およ
び図5に示すように、2列の支持ローラ404より外側
(支持ローラ404よりもパレット支持台382の中心
から遠い側)の部分にそれぞれ、複数ずつのガイドロー
ラ406が垂直軸線まわりに回転可能に設けられてい
る。これらガイドローラ406は、支持ローラ404よ
り上側に設けられている。したがって、パレット132
は、複数の支持ローラ404上に載置され、支持ローラ
404によって下方から支持されるとともに、複数のガ
イドローラ406により側方から支持されて幅方向の位
置が決められ、支持ローラ404およびガイドローラ4
06によってY軸方向の移動を案内される。Y軸方向
は、本実施形態においては、水平面内においてX軸方向
と直交する方向であり、本実施形態においては、複数の
支持ローラ404およびガイドローラ406が案内部材
を構成し、パレット132を支持して、供給部が並ぶ一
直線に直角で水平な方向に案内する。
【0058】パレット支持台382には更に、図5に示
すように、押さえ部ないしクランプ部408が設けら
れ、パレット132を移動テーブル134にクランプ
し、固定するようにされている。クランプ部408は複
数、本実施形態においては、パレット支持台382のX
軸方向とY軸方向とにそれぞれ隔たった4箇所であっ
て、4隅にそれぞれ設けられており(図5には代表的に
1つのみ図示されている)、板状を成し、後述するよう
に、パレット132に設けられた被押さえ部ないし被ク
ランプ部410に係合してパレット132を移動テーブ
ル134に固定する。被クランプ部410は、パレット
132の前後方向(Y軸方向に平行な方向)に平行な両
側面にそれぞれ設けられ、図3に示すように、前後方向
に長い形状を有する。パレット支持台382にはまた、
図示は省略するが、ストッパが設けられ、フィーダ付パ
レット326のパレット支持台382への移載限度(移
載位置)を規定するようにされている。このストッパは
パレット移載方向(本実施形態においてはY軸方向に平
行な方向)において位置調節可能に設けられ、位置決め
穴394の位置がパレット移載方向において位置決め突
起390の位置とほぼ一致する位置にフィーダ付パレッ
ト326を停止させるように設けられている。
【0059】パレット支持台382には、図3に示すよ
うに、複数の被案内部材たるガイドバー412が上下方
向に設けられるとともに、移動テーブル134に設けら
れた複数の案内部材たるガイドブロック414に昇降可
能に嵌合されており、これらガイドバー412およびガ
イドブロック414を含む昇降案内装置により、パレッ
ト支持台382、ひいてはパレット支持台382に設け
られた複数の支持ローラ404が垂直な昇降方向に案内
される。図示の例では、ガイドバー412およびガイド
ブロック414は4つずつ設けられており、そのうちの
パレット支持台382の対角線上に隔たった2組のガイ
ドバー412およびガイドブロック414は、寸法精度
が高く、パレット支持台382の昇降を案内する寸法に
設けられ、別の対角線上に隔たった2組のガイドバー4
12およびガイドブロック414は、緩く嵌合するよう
に設けられている。
【0060】パレット支持台382は、移動テーブル1
34との間に上下方向に設けられた複数の引張コイルス
プリング416(以後、スプリング416と略記する)
により下方へ、すなわち移動テーブル134に接近する
向きに付勢されている。スプリング416は付勢装置た
る弾性部材の一種である。
【0061】パレット支持台382は、ベッド10に設
けられたパレットリフタ426により上昇させられる。
パレットリフタ426はベッド10の2つの待避領域に
それぞれ対応する位置に設けられており、可動支持部材
としての3個以上、本実施形態では4個のレバー430
と、可動支持部材駆動装置としてのレバー駆動装置43
1とを含む。これらレバー430はそれぞれ、X軸方向
に平行な軸線まわりに回動可能に設けられており、水平
面に平行な方向において互いに隔たった3箇所以上、本
実施形態においては4箇所であって、長方形の4つの頂
点にそれぞれ対応する位置に設けられている。これら4
個のレバー430のうち、2個ずつのレバー430が回
動軸432を共有している。回動軸432を共有しない
2個ずつのレバー430は、連結部材としての連結ロッ
ド434によって回動可能に連結されている。また、4
個のレバー430の各上面にはそれそれ、カム面436
が設けられている。
【0062】レバー駆動装置431は、流体圧アクチュ
エータの一種であるロータリシリンダ438を駆動源と
する。ロータリシリンダ438は、例えば、油圧シリン
ダとされる。エアシリンダとしてもよい。ロータリシリ
ンダ438の回転は、ロータリシリンダ438の出力軸
に設けられたギヤ440および4個のレバー430にそ
れぞれ設けられたギヤ442のうちの1つによって、4
個のレバー430のうちの1個に伝達されるとともに、
前記回動軸432,連結ロッド434によって他の3個
のレバー430に伝達され、4個のレバー430が一斉
に同方向へ回動させられてカム面436が昇降させら
れ、レバー430が昇降させられる。
【0063】カム面436は、ロータリシリンダ438
の駆動によるレバー430の回動によって上昇させられ
るとき、パレット支持台382に回転可能に設けられた
カムフォロワたるローラ446に係合し、パレット支持
台382をスプリング416の付勢力に抗して上方へ移
動させる。レバー430は、ローラ446を介して、前
記支持ローラ404に下方から当接して支持ローラ40
4を上昇させるのである。パレット支持台382の上昇
端位置であって、レバー430の支持ローラ404を上
昇させる作用位置は、例えば、ロータリシリンダ442
のピストンのストロークエンドにより規定される。な
お、図3においては、パレット位置決め装置380の構
成を明示するために、パレット132については、パレ
ット支持台382が上昇端位置に位置する状態での位置
が図示され、パレット支持台382については上昇端位
置より下がった位置に位置する状態が図示されている。
【0064】フィーダ付パレット326が搭載された移
動テーブル134が待避領域へ移動させられた状態でパ
レットリフタ426が作動させられ、4本のレバー43
0が一斉に上昇させられれば、パレット支持台382が
移動テーブル134に対して上昇させられ、フィーダ付
パレット326も上昇させられる。フィーダ付パレット
326は、フィーダ130による電子回路部品140の
供給時には、図5に示すように、クランプ部408が被
クランプ部410に係合し、スプリング416の付勢に
よりフィーダ付パレット326が移動テーブル134に
押し付けられてクランプされるとともに、パレット支持
台382の支持ローラ404から上方へ離間させられて
いる。したがって、パレット支持台382が上昇させら
れるとき、まず、クランプ部408が被クランプ部41
0から離れてフィーダ付パレット326のクランプが解
除され、次いで、支持ローラ404が被クランプ部41
0に当接して下方から支持し、フィーダ付パレット32
6を移動テーブル134から持ち上げ、上昇させる。被
クランプ部410は、被支持部でもある。レバー430
が作用位置へ回動させられ、パレット支持台382が上
昇端位置へ上昇させられた状態では、フィーダ付パレッ
ト326がパレット支持台382により下方から支持さ
れ、移動テーブル134から浮き上がらされるととも
に、パレット132の位置決め穴394から位置決め突
起390が離脱し、フィーダ付パレット326がパレッ
ト支持台382により水平な平面内においてX軸方向と
直交する方向であるY軸方向に移動可能な状態に支持さ
れる。
【0065】ロータリシリンダ438がレバー430の
作用位置への回動時とは逆方向へ回動させられれば、4
個のレバー430が一斉に逆方向へ回動させられてカム
面436が下降させられ、レバー430が下降させられ
て、パレット支持台382がスプリング416の付勢に
より、ローラ446がカム面436に追従しつつ下降す
る。パレット支持台382の支持ローラ404によって
フィーダ付パレット326が支持されていれば、パレッ
ト支持台382の下降によりフィーダ付パレット326
も下降し、位置決め穴394に位置決め突起390が嵌
合されて、フィーダ付パレット326が移動テーブル1
34に対してX軸およびY軸の両方向において位置決め
される。パレット支持台382が更に下降させられれ
ば、図5に示すように、フィーダ付パレット326の被
クランプ部410が移動テーブル134に当接し、下方
から支持される。パレット支持台382は、この状態か
ら更にレバー430の回動およびスプリング416の付
勢により下降させられ、それにより、支持ローラ404
が被クランプ部410から離間するとともに、クランプ
部408が被クランプ部410に係合し、フィーダ付パ
レット326が移動台382に位置決めされた状態でク
ランプされ、移動テーブル134と共に移動する状態と
なる。スプリング416の付勢によるパレット支持台3
82の下降端位置は、クランプ部408が被クランプ部
410に係合し、フィーダ付パレット326が移動テー
ブル134にクランプされることにより規定され、フィ
ーダ付パレット326はスプリング416の付勢により
移動テーブル134に押し付けられてクランプされる。
レバー430は、パレット支持台382が下降端位置へ
到達した後も更に回動させられ、カム面436がローラ
446から離間させられ、支持ローラ404から離間さ
せられる。レバー430の回動端、すなわち非作用位置
は、例えば、ロータリシリンダ438のピストンのスト
ロークエンドにより規定される。パレットリフタ426
は、ローラ446およびスプリング416と共に、パレ
ット支持台382を昇降させる支持台昇降装置450を
構成している。パレットリフタ426,ローラ446,
スプリング416,パレット支持台382がフィーダ付
パレット326を昇降させるパレット昇降装置を構成し
ているとも考えられる。また、スプリング416および
クランプ部408がパレットクランプ装置384を構成
している。
【0066】図3に示すように、ベッド10の待避領域
へ移動させられた移動テーブル134のパレット支持台
382のX軸方向に隔たった2列の支持ローラ404に
対応する位置にはそれぞれ、複数、例えば2個のガイド
ローラ460がX軸に平行な軸線まわりに回転可能にか
つY軸方向並んで設けられている。ガイドローラ460
は、パレット支持台382が、位置決め突起390が位
置決め穴394から離脱した状態が得られる上昇端位置
へ上昇した状態において、ガイドローラ460の上端
が、支持ローラ404の上端と同じ高さとなる位置に設
けられており、パレット支持台382が上昇端位置に位
置する状態で、後述するパレット搬送台車との間でパレ
ット132の受取りおよび引渡しが行われる。パレット
支持台382の上昇端位置はパレット受渡位置であり、
フィーダ付パレット326が移載位置に位置させられ
る。
【0067】本電子回路部品装着システム12は、その
全体がカバー470によって覆われており、カバー47
0の本体であるカバー本体480の部品供給装置18を
覆う部分であって、2つの待避領域に対応する部分には
それぞれ、開閉カバー472,474が設けられてい
る。開閉カバー472,474にはそれぞれ取っ手47
6が設けられ(図3には、開閉カバー472に設けられ
た取っ手476のみが図示されている)、作業者により
手動で開閉されるようにされており、開閉カバー47
2,474は、カバー本体480に設けられたレール4
82,484に案内されて、移動テーブル134にパレ
ット132およびフィーダ130が支持された状態で、
パレット132およびフィーダ130を覆う閉位置と、
それらを覆わない開位置とに移動させられる。開閉カバ
ー472,474が開かれることにより待避領域が外部
に開放され、作業者が部品供給装置18等に対して作業
を行うことができるとともに、パレット支持台382
と、パレット搬送台車との間におけるフィーダ付パレッ
ト326の移載が可能とされる。
【0068】なお、本実施形態においては、ベッド10
の高さが高さ調節装置464(図11参照)により調節
され、部品供給装置18ないし電子回路部品装着システ
ム12の高さが調節されるようにされている。高さ調節
装置464は、複数のアジャストボルト466およびナ
ット468を含んで構成されている。
【0069】フィーダ付パレット326は、パレット収
納装置500(図6参照)に収納されており、図11に
示すパレット搬送台車(以後、台車と略称する)502
によって搬送される。
【0070】パレット収納装置500を説明する。パレ
ット収納装置500は、図7に概略的に示すように、複
数個のパレット収納ユニット(以後、収納ユニットと称
する)504が連結されて成る。これら収納ユニット5
04は、本実施形態では、水平に1列に配列されてい
る。複数個の収納ユニット504の構成は同じであり、
1つを代表的に説明する。
【0071】収納ユニット504は、図8に示すよう
に、フレーム510と、複数、本実施形態においては2
つのパレット支持台512,514とを備えている。パ
レット支持台512,514は、上下方向においてフィ
ーダ付パレット326の高さより大きな距離を隔てて設
けられている。収納ユニット504にはパレット支持台
512,514が2段設けられているのであり、フィー
ダ付パレット326を2台収納する収納スペース519
を有し、これら収納スペースが上下に2段設けられてい
る。本実施形態のパレット収納装置500は、上下に2
段、左右に複数のパレット収納スペース519(図8参
照)を有し、フィーダ付パレット326を複数台収納す
ることができる。なお、フレーム510は、高さ調節装
置530により高さが調節されるようにされている。高
さ調節装置530は、本実施形態においては、アジャス
トボルト532およびナット534を含んで構成されて
いる。
【0072】パレット支持台512,514を説明す
る。パレット支持台512,514は同様に構成されて
おり、上側のパレット支持台512を代表的に説明す
る。パレット支持台512は、図9に示すように、支持
台本体560と、支持部材の一種である複数の回転支持
体たる支持ローラ562と、1対のガイドレール564
とを含む。支持ローラ562は、支持台本体560の幅
方向に隔たった2個所にそれぞれ複数ずつ、パレット移
載方向に並んで設けられ、それぞれ、水平面内において
パレット移載方向と直交する回転軸線まわりに回転可能
に設けられている。パレット移載方向は、フィーダ付パ
レット326がパレット支持台512により支持された
状態において、複数個のフィーダ130の各供給部が並
ぶ一直線と水平面内において直交する方向である。供給
部が並ぶ方向を供給部並び方向と称する。パレット移載
方向はパレット支持台512の前後方向でもあり、供給
部並び方向は幅方向でもある。支持ローラ562は2
列、設けられており、フィーダ付パレット326をパレ
ット移載方向に移動可能に支持する。ガイドレール56
4は、図9に示すように、2列の支持ローラ562の外
側にそれぞれ設けられ、パレット移載方向に延び、垂直
な案内面566を備えている。
【0073】パレット支持台512にはまた、フィーダ
付パレット326の移動を止めるストッパ570が設け
られている。ストッパ570は、本実施形態において
は、ゴムにより作られている。パレット支持台512に
はさらに、プランジャボール580が設けられ、パレッ
ト抜出し防止装置を構成している。プランジャボール5
80は、ケーシング内に上下方向に移動可能に設けられ
たボール582と、そのボール582をケーシングの開
口から突出する向きに付勢するスプリング(図示省略)
とを備えている。ボール582のケーシングからの抜出
しは、ケーシングの開口部に設けられた係合部がボール
582に係合することにより防止され、ボール582
は、常には、その一部がケーシングから上方へ突出し、
支持ローラ562の上面より上方に位置させられてい
る。
【0074】プランジャボール580は、図9に示すよ
うに、2列に設けられた支持ローラ562の各列にそれ
ぞれ、支持ローラ562と共にパレット移載方向に並ん
で設けられている。プランジャボール580は、パレッ
ト移載方向の位置が調節可能に設けられており、フィー
ダ付パレット326がパレット支持台512に移載され
てストッパ570により止められたとき、ボール582
がちょうどフィーダ付パレット326の後端から外れた
位置に位置するようにされている。
【0075】フレーム510の前部には、パレット支持
台512の2列の支持ローラ562,ガイドレール56
4に対応する位置にそれぞれ、複数、本実施形態におい
ては2個の支持ローラ586が、支持ローラ562の回
転軸線と平行な軸線まわりに回転可能にかつ、パレット
移載方向に並んで設けられるとともに、ガイドレール5
88が設けられている。
【0076】フレーム510の前部にはまた、図8に示
すように、少なくとも1つ、本実施形態においては2つ
のカム590が設けられ、案内部材を構成している。カ
ム590の上面にはそれぞれ、カム面592が設けられ
ている。カム面592は、図10に示すように、パレッ
ト支持台512,514側ほど上方へ向かう向きに傾斜
させられた傾斜面594と、その傾斜面594に続く水
平面596と、水平面596に続いて設けられ、パレッ
ト支持台512,514側ほど下方へ傾斜させられた傾
斜面598とを含む。
【0077】フレーム510の前部にはさらに、図8に
示すように、台車連結装置600が設けられており、台
車502がパレット収納装置500と相対移動不能に連
結されるようにさている。台車連結装置600は、2つ
のカム590の上方にそれぞれ設けられた係合装置60
2を含む。係合装置602は、図10に示すように、本
実施形態においては、連結部材ないし係合部材としての
係合ピン604および連結部材駆動装置ないし係合部材
駆動装置としての係合ピン駆動装置606を備えてい
る。
【0078】2つずつの係合ピン604および係合ピン
駆動装置606は、2個のカム590の各傾斜面598
の上方にそれぞれ設けられている。本実施形態において
係合ピン駆動装置606は、流体圧アクチュエータの一
種である流体圧シリンダとしてのエアシリンダ608を
駆動源として構成されており、ピストンロッド610の
先端部に係合ピン604が供給部並び方向に平行に設け
られている。係合ピン604は、ピストンロッド610
の伸縮により、台車502の後述する係合部材に係合す
る係合位置と、係合部材から離間する待避位置ないし非
係合位置とに移動させられる。
【0079】複数の収納ユニット504のうち、左右に
隣接する収納ユニット504は、ユニット連結装置64
0によって互いに連結されている。ユニット連結装置6
40は、本実施形態においては、図9に示すように、フ
レーム510の上面に固定された少なくとも1つ、本実
施形態においては2つの連結部材642,644を含
む。これら連結部材642,644は板状を成し、フレ
ーム510の上面の前端と後端とにそれぞれ、長手方向
の一端部において、固定装置の一種であるボルト646
によって固定されている。連結部材642,644の他
端部はフレーム510から隣接する収納ユニット504
側へ延び出させられ、隣接する収納ユニット504のフ
レーム510の上面にボルト648により固定されて、
隣接する2つの収納ユニット504を連結している。図
8においては、ユニット連結装置640の図示は省略さ
れている。
【0080】台車502を説明する。台車502は、図
11に示すように、フレーム650と、パレット132
ないしフィーダ付パレット326を支持するパレット支
持枠652と、パレット支持枠652を昇降させる支持
台昇降装置としての支持枠昇降装置654とを含む。フ
レーム650には複数の車輪656が設けられており、
フレーム650に設けられた取っ手658(図12参
照)を作業者が持って台車502を移動させることがで
きる。図11においては、取っ手658の図示は省略さ
れている。パレット支持枠652は、複数台、本実施形
態においては2台のパレット支持台660,662が昇
降部材664に固定され、昇降部材664を介して互い
に固定されて構成されている。パレット支持台660,
662は昇降部材664に上下方向において、フィーダ
付パレット326の高さより大きな距離を隔てて固定さ
れている。本実施形態においては、台車502の高さ
は、高さ調節装置665により調節される。高さ調節装
置665は、複数のアジャストボルト666およびナッ
ト667を含んで構成されている。
【0081】支持枠昇降装置654は、図11および図
12に示すように、作業者により操作される操作部材と
してのハンドル668と、ハンドル668の回転を昇降
部材664の昇降運動に変換する運動変換装置670と
を含む。運動変換装置670は、それぞれフレーム65
0に回転可能に設けられたギヤ672,674,かさ歯
車676,678,送りねじ680および昇降部材66
4に固定のナット682を含み、ハンドル668が回転
操作されれば送りねじ680が回転させられ、昇降部材
664が1対のガイドレール684を含む案内装置によ
り案内されて昇降させられて、パレット支持枠652が
昇降させられる。
【0082】パレット支持枠652は、3つの位置に停
止させられる。パレット支持枠652は、図13に示す
ように、下降端に位置し、下側のパレット支持台662
である下パレット支持台662が、パレット収納装置5
00の下側のパレット支持台514である下パレット支
持台514との間でフィーダ付パレット326の受渡し
を行う第一位置と、図14に示すように、第一位置より
高い位置であって、上側のパレット支持台660である
上パレット支持台660がパレット収納装置500の上
側のパレット支持台512である上パレット支持台51
2あるいは部品供給装置18のパレット支持台382、
すなわち移動テーブル134との間でフィーダ付パレッ
ト326の受渡しを行う第二位置と、図15に示すよう
に、上昇端位置に位置し、下パレット支持台662が、
上パレット支持台512あるいはパレット支持台382
との間でフィーダ付パレット326の受渡しを行う第三
位置とに移動させられるのである。上パレット支持台6
60のパレット受渡位置と下パレット支持台662の上
側のパレット受渡位置とは高さが同じである。
【0083】本実施形態においては、パレット支持枠6
52の第二位置に位置する状態での高さが第一高さであ
り、第三位置に位置する状態での高さが第二高さであ
る。上パレット支持台660のパレット受渡位置と、下
パレット支持台662の上側のパレット受渡位置とは高
さが同じであるが、1つのパレット支持台に着目すれ
ば、自身がパレット受渡位置に位置する状態と、別のパ
レット支持台がパレット受渡位置に位置する状態とにお
いてそれぞれ異なる高さに位置し、一方が第一高さであ
り、他方が第二高さである。
【0084】フレーム650には、図11に示すよう
に、位置決め装置690が設けられ、パレット支持枠6
52を上記3つの位置に位置決めするようにされてい
る。位置決め装置690は、図16に示すように、パレ
ット支持枠652の昇降方向と直角な水平方向に移動可
能であって、昇降部材664に接近,離間可能に設けら
れた位置決め部材692を有する。
【0085】位置決め部材692の軸方向の一端部であ
って、昇降部材664側の端部には、その上部と下部と
にそれぞれ、先端ほど互いに接近する向きに傾斜させら
れた位置決め面ないし係合面694,696が設けら
れ、係合部702が設けられるとともに、ローラ698
が、パレット支持枠652の昇降方向および位置決め部
材692の軸線に直角な軸線まわりに回転可能に設けら
れている。ローラ698は、位置決め部材692の先端
より僅かに突出させられている。位置決め部材692
は、付勢装置の一種である弾性部材としてのスプリング
700により、昇降部材664に接近する向きに付勢さ
れている。
【0086】位置決め部材692は、図13等に示すよ
うに、昇降部材664に設けられた3つの被位置決め部
たる位置決め穴710,712,714のいずれかに嵌
入させられて、パレット支持枠652を前記第一位置,
第二位置および第三位置にそれぞれ位置決めする。位置
決め穴710,712,714は、その上側の側面と下
側の側面とが、位置決め部材692から離れるほど互い
に接近する向きに傾斜させられた係合面716,718
ないし位置決め面とされている。
【0087】パレット支持台660,662を説明す
る。パレット支持台660,662は同様に構成されて
おり、パレット支持台660を代表的に説明する。パレ
ット支持台660は、図18に示すように、板状の支持
台本体720と、複数の支持ローラ722と、1対のガ
イドレール724とを有する。複数の支持ローラ722
は、供給部並び方向であって、台車502の幅方向に隔
たった2個所にそれぞれ複数ずつ、供給部並び方向に平
行な軸線まわりに回転可能かつパレット移載方向に並ん
で設けられている。支持ローラ722は、2列設けられ
ているのである。また、ガイドレール724は、支持ロ
ーラ722の外側であって、支持ローラ722より上側
においてパレット移載方向に平行に延びる垂直な案内面
726を有する。
【0088】パレット支持台660にはまた、フィーダ
付パレット326を停止させるストッパ730およびフ
ィーダ付パレット326をパレット支持台660に係止
する係止装置732が設けられている。ストッパ730
は、本実施形態においてはゴム製とされている。
【0089】係止装置732は、図17および図18に
示すように、係止部材736を有する。係止部材736
は、支持台本体720に、パレット移載方向の位置調節
可能に固定された装置本体737に、供給部並び方向に
平行な回動軸線まわりに回動可能に取り付けられてい
る。係止部材736には、その前側の端部、すなわちパ
レット支持台660にフィーダ付パレット326が搬入
される際のフィーダ付パレット326の移動方向におい
て上流側の端部には、後方ほど上方に傾斜する向きに傾
斜させられた傾斜面により構成される案内面738と、
案内面738の後端に続いて設けられた垂直な係止面7
40とが設けられており、係止部材736は、付勢装置
の一種である弾性部材たるスプリング742により、案
内面738および係止面740が上方へ突出する向きに
付勢されている。スプリング742の付勢による係止部
材736の回動限度、すなわち案内面738および係止
面740の上下方向の位置は、係止部材736に螺合さ
れたアジャストボルト744が装置本体737によって
構成されるストッパに当接することにより規定される。
この係止部材736の回動限度は、調節可能である。係
止面740は、パレット132に設けられた凹部745
の垂直な係止面746に係合してパレット132を係止
する。
【0090】パレット支持台660にはまた、図11お
よび図18に示すように、プランジャボール748が設
けられ、支持台抜出し防止装置を構成している。プラン
ジャボール748は、収納ユニット504に設けられた
前記プランジャボール580と同様に構成され、ボール
749を備えており、フィーダ付パレット326がパレ
ット支持台660に移載されてストッパ730により停
止させられたとき、ボール749がちょうどフィーダ付
パレット326の後端から外れた位置に位置するように
設けられ、常には、その一部がケーシングから上方へ突
出し、支持ローラ722の上面より上方に位置させられ
ている。
【0091】パレット支持台660には更に、図18に
示すように、パレット引込・押出装置750が設けられ
ている。パレット引込・押出装置750は、引込・押出
部材ないし係合部材たる棒752を有する。棒752
は、図20に示すように、断面形状が円形のパイプ状を
成し、本体720にパレット移載方向に移動可能に設け
られたスライダ754に軸方向に相対移動可能かつ相対
回転可能に嵌合されている。スライダ754は、図18
および図19に示すように、支持台本体720上にパレ
ット移載方向に設けられたガイドレール756に摺動可
能に、かつ浮き上がりを防止された状態で嵌合されてお
り、ガイドレール756により移動を案内される。な
お、ガイドレール756の長手方向の両端部にはそれぞ
れ、ストッパ部758,759が設けられ、スライダ7
54の移動を止めるようにされている。
【0092】棒752は、その後端部、すなわちフィー
ダ付パレット326が台車502に搬入される際のパレ
ット移動方向において下流側の端部に、握り760が棒
752の軸線と直交する軸線まわりに回動可能に設けら
れている。握り760は棒752に対して、図21に示
すように、その長手方向が棒752の長手方向と平行と
なり、棒752と同心となる位置と、図22に示すよう
に、直角になる位置とに回動させられる。本体720上
には、図18および図19に示すように、握り760を
係合させ、棒752をパレット支持台660に係止する
係止部材762が設けられている。棒752の先端部に
は、係合部764が設けられている。係合部764は板
状を成し、棒752の軸線に直角に設けられており、握
り760が棒752と直角とされた状態では、握り76
0と係合部764との位相が一致するように設けられ、
握り760が棒752と平行な状態では、握り760と
係合部764とは直角に立体交差する状態となる。係合
部764は垂直に立てられた係合位置に位置する状態に
おいて、パレット132の後部中央に設けられた係合凹
部765(図27参照)に嵌入させられ、パレット13
2と係合させられる。なお、握り760は、ボールプラ
ンジャ767(図21参照)により棒752と同心の状
態に保たれる。棒752は、後述するように台車502
がベッド10に連結され、フィーダ付パレット326の
移載が行われるとき、供給部並び方向において係合凹部
765に対する位置が一致し、係合部764が係合凹部
765に係合可能な位置に設けられている。
【0093】棒752には、図18に示すように、その
周壁の先端側の部分に、開口ないし切欠766が軸方向
に平行に設けられるとともに、スライダ754に螺合さ
れた係合部材ないし相対移動規制部材たるねじ部材76
8の先端部が嵌入させられている。棒752とスライダ
754とは、ねじ部材768が切欠766内を移動する
範囲内で軸方向に相対移動可能であり、相対回転可能で
ある。切欠766は、棒752の周方向において、棒7
52に必要な回転が得られる大きさに設けられている。
例えば、棒752が回転させられることにより、係合部
764がフィーダ付パレット326に係合する係合位置
と、水平にされてフィーダ付パレット326に係合しな
い非係合位置とに位置させられるのに十分な中心角を有
する大きさにされるのであり、切欠766の棒752の
回転方向における一方の側面がねじ部材768に当接す
る状態において、係合部764が係合位置に位置させら
れ、他方の側面がねじ部材768に当接する状態におい
て、係合部764が非係合位置に位置させられる。
【0094】支持台本体720上には、図18に示すよ
うに、規制部材772が設けられている。規制部材77
2は、パレット移載方向に長く、水平な遮蔽部ないし規
制部774を備えている。規制部774は、図20に示
すように、棒752の係合部764が垂直に立てられ、
係合位置に位置する状態において、係合部764の先端
部より下方に位置し、係合部764が水平な状態では、
係合部764の上方に位置するように設けられている。
また、スライダ754の規制部774に対応する部分は
厚さが薄くされ、規制部774と干渉しないようにされ
ている。また、規制部材772およびスライダ754等
は、支持ローラ722の上端面より下方に位置するよう
に設けられ、パレット132との干渉が回避されてい
る。
【0095】台車502のフレーム650の前面には、
図11および図23に示すように、前記2列の支持ロー
ラ722に対応する2ヶ所にそれぞれ、支持ローラ78
0が支持ローラ722の回転軸線と平行な軸線まわりに
回転可能に取り付けられている。支持ローラ780の高
さは、支持ローラ722と同じにされている。なお、図
23においては、パレット支持台660,662の図示
は省略されている。
【0096】台車502のフレーム650の前面にはま
た、図11,図18および図23に示すように、複数、
本実施形態においては2つの係合部材790が幅方向に
距離を隔てて設けられている。フレーム650の前面に
は、2個の昇降部材792が昇降可能に設けられるとと
もに、これら昇降部材792にそれぞれ、係合部材79
0が前方へ突出した状態で設けられ、第一係合部を構成
している。昇降部材792とフレーム650との間には
単動のエアシリンダが設けられており、エアが供給され
ることにより、昇降部材792が上昇させられ、係合部
材790が上昇させられる。係合部材790の上昇限度
は、昇降部材792がアジャストボルト794により構
成されるストッパに当接することにより規定される。昇
降部材792はまた、エアシリンダのスプリングの付勢
により下降させられる。
【0097】2つの係合部材790の突出端部にはそれ
ぞれ、図24に示すように、カムフォロワたるローラ8
00が回転可能に取り付けられている。ローラ800の
下面は、係合部材790の下面よりやや突出させられて
いる。係合部材790の突出端部にはまた、幅方向に貫
通して溝804が形成されている。溝804の1対の溝
側面は、下方ほど互いに接近する向きに傾斜させられた
傾斜面806とされるとともに、傾斜面806の底部は
垂直面とされ、係合溝部808が設けられている。ま
た、係合部材790の基端部には、垂直な当接面824
が設けられている。
【0098】前記カバー470の部品供給装置18を覆
う部分であって、カバー本体480の2つの待避領域に
対応する部分にはそれぞれ、図24に示すように、開口
820が設けられている(図24には一方の開口820
のみが図示されている)。これら開口820は、開閉カ
バー472,474を開けなくても台車502の前記一
対の係合部材790がカバー470内へ進入可能な形
状,寸法に設けられており、カバー470に覆われた空
間と、外部とをつなぐ。
【0099】ベッド10の2つの開口820に対応する
部分にはそれぞれ、図3に示すように、複数、本実施形
態においては、2個のカム826が台車502の前記一
対の係合部材790の間隔と等しい間隔で設けられ、案
内部を構成している。これらカム826は一部が開口8
20内に位置し、その上面にはそれぞれ、カム面828
が設けられている。カム面828は、図24に示すよう
に、前方(部品供給装置18側)ほど上方へ向かう向き
に傾斜させられた傾斜面830と、その傾斜面830に
続く水平面832と、水平面832に続いて設けられ、
前方ほど下方へ傾斜させられた傾斜面834とを含む。
【0100】ベッド10にはまた、2つの待避領域にそ
れぞれ対応する部分に係合装置840が設けられてい
る。これら係合装置840は同様に構成されており、図
24に示すように、それぞれ複数、本実施形態において
は2つずつの係合部材たる係合ピン842および係合部
駆動装置たる係合ピン駆動装置844を含む。
【0101】2つずつの係合ピン842および係合ピン
駆動装置844は、2個のカム826の各傾斜面834
の上方にそれぞれ設けられている。本実施形態において
係合ピン駆動装置844は、流体圧アクチュエータの一
種である流体圧シリンダとしてのエアシリンダ846を
駆動源として構成されており、ピストンロッド848の
先端部に係合ピン842が取り付けられている。
【0102】係合ピン842は、X軸方向に平行に設け
られており、ピストンロッド848の伸縮により、前記
台車502の係合部材790の係合溝部808に嵌入
し、係合部材790と係合する係合位置と、係合溝部8
08から離脱し、係合部材790から離間する待避位置
ないし非係合位置とに移動させられる。係合ピン842
が係合部材790に係合した状態では、係合部材790
のカバー470内からの離脱が阻止されて、台車502
がベッド10に連結され、係合が解かれた状態では連結
が解除される。
【0103】係合部材790は、開閉カバー472,4
74を開けなくても開口820を通ってカバー470内
に進入させることが可能であり、開閉カバー472,4
74が閉位置にある状態でも台車502をベッド10に
連結することが可能である。そのため、例えば、部品供
給装置18が電子回路部品140を供給している時期で
あって、開閉カバー472,474が閉じられている時
期であっても、台車502をベッド10に連結すること
が可能である。本実施形態においては、ベッド10の開
口820が設けられた部分を含む部分が受容部を構成
し、第二係合部を構成する係合ピン842,係合ピン駆
動装置844および第一係合部を構成する係合部材79
0と共に台車連結装置850を構成している。また、係
合部材790が第一連結部を構成し、係合ピン842が
第二連結部を構成し、係合ピン駆動装置844が、係合
部材790と係合ピン842との離間を阻止する離間阻
止状態と、それらの離間を許容する離間許容状態とを取
り得る連結制御装置を構成している。なお、係合ピン8
42はピストンロッド848に、ピストンロッド848
の軸線に直角な方向であって、係合部材790の進入方
向(パレット移載方向)に平行な方向に僅かに揺動可能
に設けられている。
【0104】図6に概略的に示すように、電子回路部品
装着システム12およびパレット収納装置500とは別
に作業台854が設けられている。作業台854には、
図示は省略するが、収納ユニット504におけると同様
に、カム,台車連結装置,パレット支持台,支持ロー
ラ,ガイドレール,ストッパおよびプランジャボール等
が設けられ、台車502が連結されるとともに、フィー
ダ付パレット326を支持し得るようにされている。作
業台854においてパレット支持台を昇降可能に設け、
支持台昇降装置により昇降させてもよいが、本実施形態
においては、パレット支持台は1台設けられ、上下方向
の位置調節は可能であるが、昇降はさせられないことと
する。
【0105】本電子回路部品装着システム12は、図2
5に示す制御装置860により制御される。制御装置8
60は、コンピュータを主体862とするものであり、
コンピュータ862は、PU(プロセッシングユニッ
ト)864,ROM866,RAM868,入力ポート
870および出力ポート872がバスラインにより接続
されたものである。入力ポート870には、前記基準マ
ークカメラ66,部品カメラ82,84により撮像され
た画像のデータを解析する画像処理コンピュータ87
6,ホストコンピュータ878等、各種コンピュータお
よび検出器等が接続されている。
【0106】出力ポート872には、駆動回路880を
介してX軸スライド移動用モータ38等の各種アクチュ
エータが接続されている。X軸スライド移動用モータ3
8等、駆動源たる各種モータは、本実施形態では、回転
モータの一種である電動モータたる回転角度の精度の良
い制御が可能なサーボモータとされている。サーボモー
タに代えてステップモータを用いてもよい。なお、図示
は省略するが、X軸スライド移動用モータ38等の回転
角度はエンコーダにより検出され、その検出結果に基づ
いてモータ38等が制御される。また、RAM868に
は、メインルーチン,プリント配線板30に電子回路部
品140を装着するためのプログラム等、種々のプログ
ラムおよびデータ等が記憶されている。
【0107】本電子回路部品装着システム12において
プリント配線板30への電子回路部品140の装着時に
は、複数の装着ヘッド70がヘッド旋回装置72により
旋回させられて順次、部品受取位置等に停止させられ、
部品供給装置18から電子回路部品140を受け取り、
プリント配線板30に装着する。電子回路部品140の
プリント配線板30への装着時には、部品供給装置18
においては、2つの部品供給テーブル120,122が
交互にあるいは同時に部品供給領域において移動させら
れて電子回路部品140を供給する。部品供給装置18
による2台の部品供給テーブル120,122を用いた
電子回路部品140の供給および装着装置16による電
子回路部品140のプリント配線板30への装着はよく
知られており、説明を省略する。
【0108】部品供給装置18において複数のフィーダ
130は、パレット132ごと移動テーブル134から
取り外し、取り付けることができる。フィーダ付パレッ
ト326の移動テーブル134への取付け,取外しは、
例えば、段取り替え時あるいはフィーダ130への電子
回路部品140の補給時に行われる。
【0109】段取り替えは、プリント配線板30の種類
が替わるのに伴って電子回路部品装着システム12にお
いて行われる作業であり、部品供給装置18において
は、プリント配線板30の種類に応じた電子回路部品1
40を有するフィーダ130が移動テーブル134に搭
載される。段取り替え時には、電子回路部品140の供
給が完了したフィーダ付パレット326である供給完了
パレット326は、移動テーブル134から外されてパ
レット収納装置500に収納される。パレット収納装置
500には、プリント配線板30の種類に応じたフィー
ダ130が搭載されたフィーダ付パレット326が複数
種類収納されており、そのうち次に電子回路部品140
の供給に使用されるフィーダ付パレット326である次
供給パレット326が台車502により搬送され、移動
テーブル134に搭載される。
【0110】本実施形態において台車502はパレット
支持台を2台備えており、次供給パレット326を支持
した状態で、部品供給装置18から供給完了パレット3
26を受け取り、次供給パレット326を部品供給装置
18に引き渡すことができる。そして、供給完了パレッ
ト326をパレット収納装置500へ搬送してパレット
収納ユニット504に収納し、別の次供給パレット32
6をパレット収納装置500から受け取る。
【0111】台車502の部品供給装置18からの供給
完了パレット326の受取りと、台車502から部品供
給装置18への次供給パレット326の引渡しとを、図
26に基づいて概略的に説明する。ここでは、図26
(a)に示すように、台車502の上パレット支持台66
0に次供給パレット326が搭載され、下パレット支持
台662が空であって、供給完了パレットAを受け取る
こととする。図26等においては供給完了パレット32
6をAで表し、次供給パレット326をBで表す。
【0112】パレットの受渡し時には、台車連結装置8
50によって台車502がベッド10に連結される。そ
して、図26(b)に示すように、台車502のパレット
支持枠652が第三位置へ上昇させられ、空の下パレッ
ト支持台662が上側の受渡位置に位置決めされる。そ
の状態で図26(c)に示すように、供給完了パレットA
が下パレット支持台662に移載され、移載後、図26
(d)に示すように、パレット支持枠652が第二位置に
下降させられて、上パレット支持台660が受渡位置に
位置決めされる。そして、図26(e)に示すように、次
供給パレットBが部品供給装置18のパレット支持台3
82に移載される。
【0113】供給完了パレットAの受取りおよび次供給
パレットBの引渡しを詳細に説明する。作業者は取っ手
658(図12参照)を持って台車502を押し、部品
供給装置18のベッド10の供給完了パレットAを受取
りを行う待避領域に対応する位置へ移動させ、連結す
る。台車502において移動時には、通常、パレット支
持枠652が第二位置に位置させられている。連結時に
は、図24に示すように、台車502に設けられた1対
の係合部材790が、ベッド10に設けられた2つのカ
ム826により支持されるとともに、係合ピン842が
係合させられる。カバー本体480の下部には、開口8
20が設けられており、作業者は開閉カバー472,4
74を開けなくても、開口820を経て係合部材790
をカム826に係合させ、台車502をベッド10に連
結することができる。そのため、台車502は、電子回
路部品140の供給中にベッド10に連結され、パレッ
ト326の受取りおよび引渡しに備えて待機させられ
る。
【0114】台車502の連結時には、2つずつの係合
部材790と部品供給装置18のカム826との位置
を、横方向(水平方向)において合わせる。上下方向に
おいては、台車502のフレーム650の高さが、高さ
調節装置665(図11参照)により調節され、図14
に示すように、パレット支持枠652が第二位置に位置
し、上パレット支持台660がパレット受渡位置に位置
する状態において、その支持ローラ722の高さが、上
昇端位置に位置するパレット支持台382の支持ローラ
404と同じ高さに位置するようにされている。前記高
さ調節装置464により、ベッド10の高さを調節する
ようにしてもよい。
【0115】そして、係合部材790を保持する昇降部
材792とフレーム650(図24参照)との間に設け
られたエアシリンダにエアが供給され、係合部材790
が上昇させられた状態で台車502が前進させられる。
上記のようにフレーム650の高さが調節された状態で
は、台車502の係合部材790は、カム826の水平
面832上に載置された状態となる高さより低く、係合
部材790がエアシリンダによって上昇させられること
により、ローラ800がカム面828の傾斜面830に
係合し、ローラ800がカム面828に沿って前進させ
られ、係合部材790が開口820を通ってカバー47
0内に進入させられる。台車502は、係合部材790
の当接面824がカム826に当接するまで移動させら
れる。台車502が停止した状態では、ローラ800は
傾斜面834に対応する位置に位置し、溝804が係合
ピン842の真下に位置する状態となる。また、エアシ
リンダへのエアの供給が断たれ、係合部材790はエア
シリンダのスプリングの付勢により水平面832に押し
付けられる。
【0116】係合部材790がカム826に係合させら
れる際、図24に示すように、係合ピン842は待避位
置に位置し、台車502が停止させられた後、係合ピン
駆動装置844により下降させられて係合溝部808に
嵌入させられ、係合部材790のカバー470内からの
離脱が防止され、台車502がベッド10に連結され
る。係合ピン842と係合溝部808との間にパレット
移載方向におけるずれがあっても、係合ピン842の揺
動および傾斜面806の案内により、係合ピン842は
係合溝部808に嵌入させられる。台車502のベッド
10への連結により、台車502とパレット支持台38
2とが供給部並び方向において位置決めされ、支持ロー
ラ722と406との位置が供給部並び方向において合
わされる。
【0117】予定された全部のプリント配線板30への
電子回路部品140の装着が終了すれば、部品供給テー
ブルは待避領域へ待避させられ、予め設定された待避位
置であって、フィーダ付パレット326が移載される移
載位置に停止させられるとともに、図示しないストッパ
ないし係合部材により、ベッド10に係止される。待避
後、パレット支持台382がパレットリフタ426によ
り上昇させられ、支持ローラ404が上昇させられてフ
ィーダ付パレット326が移動テーブル134から浮き
上がらされ、Y軸方向、すなわち移載方向に移動可能な
状態に支持される。また、この状態では、支持ローラ4
04の上端の高さがガイドローラ460の上端の高さと
一致させられる。
【0118】また、台車502においては、パレット支
持枠652が第三位置へ上昇させられ、空の下パレット
支持台662が上側のパレット受渡位置に位置決めされ
る。作業者がハンドル668を操作し、昇降部材664
を上昇させるのであるが、この際、作業者は位置決め装
置690の位置決め部材692をスプリング700の付
勢力に抗して移動させ、図16(b)に示すように、係
合面694,696およびローラ698を昇降部材66
4の現に嵌入させられている位置決め穴である位置決め
穴712から抜け出させる。ハンドル668の操作によ
り、昇降部材664が上昇し始め、位置決め部材692
が位置決め穴712から外れれば、作業者は位置決め部
材692を離す。位置決め部材692はスプリング70
0の付勢により昇降部材664に係合し、ローラ698
が転動して昇降部材664の昇降を許容する。そして、
昇降部材664が、パレット支持枠652が第三位置に
位置する位置へ上昇させられれば、位置決め部材692
の先端部がスプリング700の付勢により位置決め穴7
10に嵌入し、図16(a)に示すように、係合面69
4が係合面716に係合してパレット支持枠652が第
三位置に位置決めされ、下パレット支持台662が上側
のパレット受渡位置に位置決めされる。なお、図16に
おいては、位置決め部材692の位置決め穴714への
係合,離脱が代表的に図示されているが、他の位置決め
穴710,712についても同じである。
【0119】この状態で作業者は開閉カバーを開いて供
給完了パレットAをパレット支持台382から台車50
2の下パレット支持台662上に移載する。作業者は、
下パレット支持台662に設けられた棒752の握り7
60を係止部材762から外すとともに、握り760を
回動させ、図21に示すように棒752と同心の状態と
し、棒752を前進させる。この際、棒752を回転さ
せて係合部764を水平な状態とする。そして、棒75
2を前進端位置まで前進させた状態において、棒752
を90度回転させれば、図27に示すように、係合部7
64がちょうどパレット132の係合凹部765に嵌入
する位置に至る。棒752の前進端位置は、本実施形態
においては、棒752の切欠766の端面がねじ部材7
68に係合し、スライダ754に係合させられるととも
に、スライダ754の移動がガイドレール756の一端
部に設けられたストッパ部758に当接することにより
規定される。棒752の移動は、スライダ754により
案内される。
【0120】この状態で作業者は棒752を回転させ、
図27に示すように、係合部764を立ててパレット1
32に設けられた係合凹部765に嵌入させ、その状態
で棒752を引っ張る。それにより係合部764がパレ
ット132に係合して供給完了パレットAが引っ張ら
れ、供給完了パレットAが支持ローラ404,ガイドロ
ーラ406等により支持されるとともに案内されて移動
させられ、ガイドローラ460,支持ローラ780を経
てパレット支持台660の支持ローラ722に乗り移
り、支持ローラ722により支持されるとともにガイド
レール724により案内されてパレット支持台662上
に載せられ、台車502に移載される。台車502が部
品供給装置18から供給完了パレットAを受け取るので
ある。なお、棒752の後退の途中において、切欠76
6の前側の端面がねじ部材768に係合し、スライダ7
54が棒752と共に後退させられる。
【0121】供給完了パレットAは、移動時に、プラン
ジャボール748のボール749をスプリングの付勢力
に抗してケーシング内に引っ込ませ、供給完了パレット
Aの移載を許容させる。また、供給完了パレットAは係
止装置732の係止部材736の案内面738に係合
し、スプリング742の付勢力に抗して回動させ、供給
完了パレットAの移動経路から退避させる。供給完了パ
レットAの移動はストッパ730により停止させられ、
その状態では、図17に示すように、係止部材736の
前部がスプリング742の付勢により、パレット132
の底面に開口して設けられた凹部745に嵌入し、係止
面740が係止面746に係合して供給完了パレットA
を下パレット支持台662に係止する。また、ボール7
49はちょうど供給完了パレットAから外れてケーシン
グから突出させられ、供給完了パレットAの後退ないし
がたつきを阻止する。
【0122】このように供給完了パレットAが移動を停
止され、移動テーブル134のパレット支持台382か
ら下パレット支持台662に移載された状態では、棒7
52は、台車502から部品供給装置18とは反対側へ
延び出させられる。そのため、作業者は、棒752を9
0度回転させ、係合部764を係合凹部765から離脱
させ、水平な状態で前進させる。この際、係合部764
は、規制部材772の規制部774の下側に位置し、規
制部774によって浮き上がりを防止され、棒752
は、係合部764のパレット132との干渉を生ずるこ
となく良好に前進させられる。
【0123】棒752の前進はスライダ754により案
内されるが、切欠766の後側の端面がねじ部材768
に係合すれば、スライダ754が棒752と共に前進さ
せられる。そして、棒752を握り760が係止部材7
62に対応する位置まで前進させた状態で、握り760
を棒752に対して回動させ、直角な状態とするととも
に、棒752を軸線まわりに回転させて握り760を係
止部材762に係止させる。
【0124】次いで、作業者はハンドル668を操作
し、昇降部材664を下降させ、パレット支持枠652
を第二位置に移動させ、上パレット支持台660をパレ
ット受渡位置に位置させる。そして、図28に示すよう
に、上パレット支持台660に設けられた棒752を後
退させ、係合部764を次供給パレット326のパレッ
ト132の後面に係合させる。作業者は、棒752の後
退時には、握り760を係止部材762から外し、棒7
52に対して回動させて棒752と同心の状態とすると
ともに、係合部764を水平な状態とし、規制部774
の下を通って後退させる。
【0125】この後退の途中で棒752はスライダ75
4に係合し、後退させる。スライダ754の後退端位置
は、ガイドレール756に設けられたストッパ部759
により規定される。スライダ754が後退端位置に移動
した状態では、係合部764が次供給パレットBから外
れた状態となり、棒752を回して係合部764を垂直
な状態とし、パレット132の後面に係合させる。
【0126】次供給パレットBは、上パレット支持台6
60においてストッパ730およびプランジャボール7
48によって移動を止められるとともに、係止装置73
2によって上パレット支持台660に係止されている。
そのため、作業者は、係止装置732の係止部材736
を回動させて係止面740をパレット132の凹部74
5から離脱させて次供給パレットBの係止を解除し、そ
の状態で棒752を押して次供給パレットBを前進させ
る。なお、凹部745が係止部材736から外れるまで
は、作業者が、例えば、次供給パレットBの後部を直接
押して前進させてもよく、あるいは棒752の先端部を
持って押してもよい。
【0127】この際、次供給パレットBは、プランジャ
ボール748のボール749をケーシング内に引っ込ま
せて移動を許容させる。また、規制部材772の規制部
774により、係合部764が倒れて次供給パレットB
から外れることが防止され、作業者は次供給パレットB
を確実に押して前進させることができる。係合部764
を規制部材772に当てて、規制部材772に係合部7
64の移動を案内させつつ、棒752を前進させてもよ
い。規制部材772は、案内部材でもあるのである。次
供給パレットBは、支持ローラ722から支持ローラ7
80,ガイドローラ460を通ってパレット支持台38
2の支持ローラ404上に乗り移り、支持ローラ404
により支持されるとともにガイドローラ406により案
内されて上パレット支持台660上からパレット支持台
382上に移載され、部品供給装置18に引き渡され
る。移載後、台車502においては、棒752が後退さ
せられて、握り760が係止部材762にされる。
【0128】次供給パレットBの上パレット支持台66
0からパレット支持台382への移載時には、パレット
支持台382は上昇端位置に位置し、その状態では、支
持ローラ404はガイドローラ460および支持ローラ
722,780と同じ高さに位置し、クランプ部408
はフィーダ付パレット326を移動テーブル134にク
ランプする位置より高い位置にあり、フィーダ付パレッ
ト326は、被クランプ部410において支持ローラ4
04により下方から支持されつつ移動し、被クランプ部
410はクランプ部408の下方へ進入する。次供給パ
レットBの移載は、パレット支持台382に設けられた
図示を省略するストッパにより止められる。次供給パレ
ットBのパレット支持台328上への移載後、パレット
支持台382が下降させられ、パレット132の位置決
め穴394に移動テーブル134の位置決め突起390
が嵌合され、次供給パレットBが移動テーブル134に
位置決めされるとともに、クランプ部408がスプリン
グ416の付勢により被クランプ部410に押し付けら
れ、次供給パレットBが移動テーブル134に押し付け
られてクランプされ、移動テーブル134と共に移動す
る状態とされる。次供給パレットBが台車502から部
品供給装置18に移載されれば、作業者は開閉カバーを
閉じる。開閉カバーが閉じられ、次供給パレットBが下
降させられて移動テーブル134にクランプされたなら
ば、移動テーブル134の移動を止めるストッパが解除
され、部品供給領域に移動可能な状態とされる。
【0129】作業者が開閉カバーを閉じた後、台車連結
装置850による台車502とベッド10との連結が解
除される。係合ピン842が待避位置へ待避させられる
のであり、作業者は、台車502を後退させて係合部材
790をカバー470内から抜け出させる。この際、昇
降部材792とフレーム650との間に設けられたエア
シリンダにエアが供給されて昇降部材792が上昇させ
られ、ローラ800がカム面828を乗り越える。係合
部材790をカム826から離脱させた後、エアシリン
ダへのエアの供給が断たれ、係合部材790がスプリン
グの付勢により下降位置に位置させられる。そして、作
業者は取っ手658を持って台車502を移動させ、供
給完了パレットAをパレット収納装置500へ搬送す
る。
【0130】以上、説明した供給完了パレットAおよび
次供給パレットBの部品供給装置18と台車502との
間における移載のための各動作は、その完了が図示を省
略するセンサにより検出されて確認され、それに基づい
て次の動作が行われるようにされている。例えば、部品
供給テーブル120,122の待避領域への移動,待避
位置での停止,ストッパによるベッド10への係止,フ
ィーダ付パレット326の移動テーブル134に対する
位置決め(クランプ)の解除,台車502のベッド10
への移動,係合装置840による係合部材790の係
合,パレット支持枠652の所定の位置への位置決め,
供給完了パレットAの台車502への移載および移載の
完了,次供給パレットBの移動テーブル134への移載
および移載の完了,次供給パレットBの移動テーブル1
34に対する位置決めの完了,ストッパによる部品供給
テーブル120,122のベッド10への係止の解除等
がセンサによって検出され、確認されるのである。ま
た、開閉カバー472,474は、本実施形態において
は電磁ロックが為されるようにされており、必要な動作
の完了の確認に基づいて電磁ロックが解除され、作業者
による開閉カバーの開閉が許容される。さらに、次供給
パレットBの移載後、作業者が開閉カバー472,47
4を閉じれば、電磁ロックがかけられる。なお、台車5
02側に設けられたセンサの信号は、台車502のベッ
ド10への連結に伴って制御装置860に供給されるよ
うにされる。
【0131】パレット収納装置500への供給完了パレ
ットAの収納およびパレット収納装置500から台車5
02への次供給パレットCの受取りを説明する。供給完
了パレットAを収納する収納スペース519は、予め設
定されている収納スペース519であって、例えば、先
に供給完了パレットAが収納されていた収納スペース5
19でもよく、空いている任意の収納スペース519で
もよい。ここでは、例えば、図29に示すように、複数
の収納ユニット504のうちの1つについて空いている
下の収納スペース519に供給完了パレットAを収納
し、同じ収納ユニット504の上の収納スペース519
に収納されているフィーダ付パレット326を次供給パ
レットCとして受け取ることとする。
【0132】この場合の供給完了パレットAの収納およ
び次供給パレットCの受取りを図30に基づいて簡単に
説明する。図30(a)に示すように、台車502がパレ
ットA,Cの受渡しを行う収納ユニット504の正面に
移動させられたならば、台車502は台車連結装置60
0によって収納ユニット504に連結される。そして、
図30(b)に示すように、台車502の下パレット支持
台662から収納ユニット504の下パレット支持台5
14に供給完了パレットAが移載される。移載後、図3
0(c)に示すように、収納ユニット504の上パレット
支持台512から台車502の上パレット支持台660
に次供給パレットCが移載される。
【0133】供給完了パレットAの収納および次供給パ
レットCの受取りを詳細に説明する。作業者は台車50
2を押してパレット収納装置500へ移動させ、台車5
02を、供給完了パレットAを収納する収納ユニット5
04に台車連結装置600により連結する。この連結
は、台車502のベッド10への連結と同様に行われ、
図8に2つの係合部材790の一方を示すように、台車
502の2つの係合部材790の位置と、収納ユニット
504の2つのカム590との位置を合わせるととも
に、昇降部材792のエアシリンダにエアを供給した状
態で台車502が前進させられる。
【0134】収納ユニット504のフレーム510は高
さ調節装置530(図8参照)により高さが調節され、
その高さは、台車502の係合部材790が、図10に
示すように、収納ユニット504のカム590の水平面
596により支持された状態において、パレット支持枠
652が第二位置に位置する状態での台車502の上パ
レット支持台660の支持ローラ722と、収納ユニッ
ト504の上パレット支持台512の支持ローラ562
との高さが同じになるように調節されている。また、こ
の状態では、下パレット支持台514の高さは、パレッ
ト支持枠652が第一位置に位置する状態における下パ
レット支持台662の高さと一致し、下パレット支持台
512,662同士におけるフィーダ付パレット326
の移載が可能となる。パレット支持枠652の第一位置
(図13参照)は、台車502の下パレット支持台66
2と収納ユニット504の下パレット支持台514との
間において、カム590および台車連結装置600との
干渉を生ずることなく、フィーダ付パレット326の移
載を行うことができる高さに設定されている。
【0135】エアシリンダへのエアの供給により、係合
部材790が上昇させられた状態で前進させられ、カム
590のカム面592に係合させられ、カム面592に
より案内されつつ前進させられる。部品供給装置18と
台車502との高さが、ベッド10の高さの調節により
合わされるのであれば、台車502と収納ユニット50
4との高さは、台車502の高さの調節により調節して
もよい。
【0136】図8および図10に示すように、係合部材
790の当接面824がカム590に当接し、台車50
2の前進が停止させられた状態では、係合部材790は
水平面596上に載置され、係合溝部808が係合ピン
604の真下に位置する。そのため、係合ピン604が
下降させられて係合ピン604が係合溝部808に嵌入
させられ、台車502が収納ユニット504に連結され
る。台車520が収納ユニット504に連結された状態
では、エアシリンダへのエアの供給が遮断され、係合部
材790はスプリングの付勢によりカム面592の水平
面596に押し付けられる。係合部材790は、前記台
車連結装置600の構成要素でもあると考えてもよい。
【0137】台車502を収納ユニット504に連結し
た後、作業者はハンドル668を操作して昇降部材66
4を下降させ、パレット支持枠652を第一位置へ移動
させ、下パレット支持台662を下側の受渡位置に位置
させる。この状態で、作業者は係止装置732の係止部
材736による供給完了パレットAの係止を解除し、次
供給パレットBの部品供給装置18への引渡し時と同様
に棒752を操作し、供給完了パレットAを押して下パ
レット支持台514上に移載し、収納ユニット504の
収納スペース519に収納する。
【0138】供給完了パレットAは、支持ローラ72
2,780,586等により支持されつつ案内されて下
パレット支持台514へ移動させられ、支持ローラ56
2により支持されるとともに、ガイドレール564によ
り案内されて収納ユニット504に収納される。供給完
了パレットAは、プランジャボール580のボール58
2をスプリングの付勢力に抗してケーシング内に引っ込
ませつつ前進させられ、ストッパ570により停止させ
られる。その状態では、ボール582がスプリングの付
勢により支持ローラ562より上方へ突出させられ、供
給完了パレットAの抜出しを防止する。収納後、棒75
2は、下パレット支持台662上に戻す。
【0139】供給完了パレットAの下パレット支持台5
14上への移載後、台車502のパレット支持枠652
が第二位置へ移動させられ、上パレット支持台660が
パレット受渡位置に位置決めされる。その状態で、供給
完了パレットAの部品供給装置18からの受取り時と同
様に、作業者は棒752を前進させて係合部764を次
供給パレットCの係合凹部765に係合させ、棒752
を後退させて次供給パレットCを台車502上に引き込
む。
【0140】次供給パレットCが台車502に移載され
たならば、係合ピン606が待避位置へ移動させられ、
台車502の収納ユニット504に対する連結が解除さ
れる。連結解除後、作業者は台車502を移動させ、係
合部材790をカム590から離脱させる。この際、昇
降部材792とフレーム650との間に設けられたエア
シリンダにエアが供給された状態とされ、昇降部材79
2がカム面828を乗り越え、係合部材790のカム5
90からの離脱後、エアの供給が断たれる。そして、作
業者は台車502を移動させて次供給パレットCを搬送
する。
【0141】台車502とパレット収納装置500との
間におけるフィーダ付パレット326の移載は、上記態
様の他、種々の態様で行なうことができる。例えば、図
31に示すように、台車502の下パレット支持台66
2に搭載された供給完了パレットAを収納ユニット50
4の下パレット支持台514に収納し、別の収納ユニッ
ト504の下パレット支持台514に収納された次供給
パレットCを台車502の上パレット支持台512に搭
載することができる。
【0142】この場合、図31(a)に示すように、台車
502を収納ユニット504へ移動させ、連結した後、
パレット支持枠652を第一位置に位置させ、図31
(b)に示すように、供給完了パレットAを下パレット支
持台514上に戻す。そして、台車502と収納ユニッ
ト504との連結を解除し、図31(c)に示すように、
台車502を次供給パレットCが下パレット支持台51
4に収納された収納ユニット504へ移動させ、連結す
る。そして、パレット支持枠652が第一位置に位置さ
せられた状態で、図31(d)に示すように、次供給パレ
ットCを一旦、台車502の下パレット支持台662に
受け取った後、図31(e)に示すように、パレット支持
枠652を第三位置へ上昇させ、下パレット支持台66
2を上側のパレット受渡位置に位置決めし、図31(f)
に示すように、次供給パレットCを収納ユニット504
の上パレット支持台512に移載する。次いで、図31
(g)に示すように、パレット支持枠652を第二位置へ
下降させ、上パレット支持台660を受渡位置に位置決
めし、図31(h)に示すように、次供給パレットCを上
パレット支持台512から上パレット支持台660に移
載する。
【0143】あるいは台車502の下パレット支持台6
62に支持されたフィーダ付パレット326を、収納ユ
ニット504の上パレット支持台512上に収納するこ
ともでき、あるいは上パレット支持台660のフィーダ
付パレット326を下パレット支持台514上に収納す
ることもでき、あるいは上パレット支持台660に支持
されたフィーダ付パレット326を上パレット支持台5
12上に収納することもできる。あるいは上パレット支
持台512のフィーダ付パレット326を下パレット支
持台662上に受け取ることもでき、下パレット支持台
514のフィーダ付パレット326を下パレット支持台
662上に受け取ることもできる。
【0144】電子回路部品140の補給を説明する。部
品供給装置18に部品切れが生じた場合、現に電子回路
部品140を供給しているフィーダ130と同じ種類の
フィーダ130が搭載されたフィーダ付パレット326
を準備し、それらを交換することにより、電子回路部品
140を補給することができる。そのため、台車502
には、電子回路部品140を十分に有するフィーダ13
0が搭載されたフィーダ付パレット326が支持され、
部品切れ検出装置(図示省略)によって部品切れが検出
されれば、部品供給装置18から部品切れの生じたフィ
ーダ付パレット326を受け取るとともに、電子回路部
品140を十分に有するフィーダ付パレット326を部
品供給装置18に引き渡す。
【0145】そして、部品切れを生じたフィーダ130
を有するフィーダ付パレット326は、台車502によ
り作業台854へ搬送される。台車502は台車連結装
置により作業台854に連結され、フィーダ付パレット
326が台車502から作業台854へ移載される。移
載は、棒752によってフィーダ付パレット326を押
すことにより行われ、フィーダ付パレット326は作業
台854に設けられたパレット支持台により支持される
とともに係止され、作業者により電子回路部品140の
補給作業が行なわれる。
【0146】電子回路部品140の補給は、例えば、テ
ープ化電子回路部品142のスプライシングにより行な
われる。スプライシングは、現にフィーダ130にセッ
トされているテープ化電子回路部品142の末端に、新
しいテープ化電子回路部品142の先端を接続すること
である。スプライシングの終了したフィーダ付パレット
132は、棒752の操作により台車502に移載さ
れ、パレット収納装置500へ搬送されて収納ユニット
504に収納される。
【0147】フィーダ付パレット326がパレット収納
装置500に収納された状態でスプライシングを行うよ
うにしてもよい。また、電子回路部品140の補給は、
スプライシングに限らず、例えば、フィーダ130に残
っているテープ化電子回路部品142をリール150ご
とフィーダ130から外し、新しいテープ化電子回路部
品142が巻き付けられているリール150をリール保
持装置170にセットするとともに、テープ化電子回路
部品142がテープ送り装置によって送られるようにす
ることにより行ってもよい。あるいはフィーダ130ご
と交換することにより電子回路部品140を補給するよ
うにしてもよい。
【0148】部品供給装置18に対する電子回路部品1
40の補給をフィーダ付パレット326の交換により行
うことは不可欠ではない。例えば、電子回路部品140
の補給が行われる間、電子回路部品装着システム12を
停止させてもよい場合、あるいは2つの部品供給テーブ
ルのうち、部品切れを生じたフィーダ130を備えた部
品供給テーブルとは別の部品供給テーブルが電子回路部
品140を供給する等により、補給時間が比較的長く確
保し得る場合、補給の済んだフィーダ付パレット326
を部品供給装置18に戻すようにしてもよい。
【0149】上記実施形態においては、台車502が2
台のパレット支持台660,662を備えたものとされ
ていたが、台車はパレット支持台を1台有するものとし
てもよい。また、パレット収納装置の収納ユニットにお
いて、上下方向に複数段設けられたパレット支持台を昇
降させるようにしてもよい。それらの実施形態を図32
ないし図46に基づいて説明する。
【0150】本実施形態の電子回路部品供給システムを
含む部品装着システムは、パレット収納装置900およ
び台車902を除いて前記実施形態の電子回路部品装着
システム12と同様に構成されている。
【0151】パレット収納装置900を説明する。パレ
ット収納装置900は、複数の収納ユニット1100を
備えている。これら収納ユニット1100は水平に1列
に配列されている。複数の収納ユニット1100の構成
は同じであり、1つを代表的に説明する。収納ユニット
1100は、図32に示すように、フレーム1110
と、フレーム1110に昇降可能に設けられた複数、本
実施形態においては2つのパレット支持台1112,1
114と、支持台昇降装置1116とを備えている。パ
レット支持台1112,1114は、複数の連結部材1
118により上下に連結され、上下方向にフィーダ付パ
レット326の高さより大きな距離を隔てて2段設けら
れている。パレット支持台1112,1114は、上下
2段に設けられているのであり、フィーダ付パレット3
26を2台収納する収納スペース1119を有し、これ
ら収納スペース1119が上下に2段設けられている。
本実施形態のパレット収納装置900は、上下に2段、
左右に複数のパレット収納スペースを有し、フィーダ付
パレット326を複数台収納することができる。なお、
フレーム1110は、高さ調節装置1102によって高
さが調節されるようにされている。高さ調節装置110
2は、本実施形態においては、複数のアジャストボルト
1104およびナット1106を含んで構成されてい
る。
【0152】支持台昇降装置1116は、駆動源として
の流体圧アクチュエータの一種である流体圧シリンダた
る油圧シリンダ1120と、油圧シリンダ1120のピ
ストンロッド1122の伸縮をパレット支持台111
2,1114の昇降運動に変換する運動変換装置112
4とを含み、パレット支持台1112,1114を上下
方向に移動させる。
【0153】運動変換装置1124は、図32および図
33に示すように、2本のリンク1126,1128を
含むリンク対を2対含む。各対のリンク1126,11
28はそれぞれ、互いに相対回動可能に連結されてお
り、リンク1126の一端部は、フレーム1110に回
動可能に連結され、他端部にはローラ1130が回転可
能に取り付けられるとともに、下側のパレット支持台1
114に設けられたガイドレール1132に回転可能に
嵌合されている。また、リンク1128の一端部は、下
側のパレット支持台1114に回動可能に連結され、他
端部にはローラ1134が回転可能に取り付けられると
ともに、フレーム1110に設けられたガイドレール1
136に回転可能に嵌合されている。
【0154】油圧シリンダ1120は、そのシリンダハ
ウジング1140においてフレーム1110に回動可能
に取り付けられるとともに、ピストンロッド1122は
リンク1138により、2対のリンク1126,112
8を連結する軸1142に相対回転可能に嵌合されたス
リーブ1144に連結されている。
【0155】油圧シリンダ1120への作動油の供給の
切換えは、作業者が操作部材としてのレバー1148を
操作し、切換弁装置を切り換えることにより行われる。
ピストンロッド1122が収縮させられた状態では、図
32に示すように、リンク1126,1128が収縮さ
せられて、パレット支持台1112,1114は下降端
位置に位置させられ、ピストンロッド1122が伸張さ
せられれば、図35に示すように、リンク1126,1
128がガイドレール1132,1136に案内されて
移動させられ、伸張させられてパレット支持台111
2,1114が上昇端位置に移動させられる。これらパ
レット支持台1112,1114の昇降は、案内部材た
る2本のガイドロッド1146を含む案内装置により案
内される。
【0156】パレット支持台1112,1114の下降
端位置は、図32に示すように、フレーム1110に設
けられたストッパ装置1150ないし下降端位置規定装
置により規定される。ストッパ装置1150は、本実施
形態においては、複数のアジャストボルト1152およ
びナット1154を含んで構成され、下降端位置は調節
可能である。また、パレット支持台1112,1114
の上昇端位置は、図示を省略するストッパ装置ないし上
昇端位置規定装置により規定される。このストッパ装置
は、例えば、ストッパ装置1150と同様に構成され
る。
【0157】パレット支持台1112,1114を説明
する。パレット支持台1112,1114は同様に構成
されており、上側のパレット支持台1112を代表的に
説明する。パレット支持台1112は、図34に示すよ
うに、支持台本体1160と、支持部材の一種である複
数の回転支持体たる支持ローラ1162と、1対のガイ
ドレール1164とを含む。支持ローラ1162は、支
持台本体1160の幅方向に隔たった2個所にそれぞ
れ、複数ずつ、パレット移載方向に並んで設けられ、そ
れぞれ、供給部並び方向と平行であって、パレット移載
方向と直交する回転軸線まわりに回転可能に設けられて
いる。支持ローラ1162は2列、設けられており、フ
ィーダ付パレット326をパレット移載方向に移動可能
に支持する。ガイドレール1164は、2列の支持ロー
ラ1162の外側に設けられるとともに、支持ローラ1
162の上側に位置する垂直な案内面1166を備えて
いる。
【0158】パレット支持台1112にはまた、図34
に示すように、フィーダ付パレット326の浮上がりを
防止する複数の浮上がり防止部ないし押さえ部1168
が設けられている。これら押さえ部1168は支持ロー
ラ1162より上方に位置し、支持ローラ1162との
間にフィーダ付パレット326の前記被クランプ部41
0を挟んでフィーダ付パレット326の浮上がりを防止
する。
【0159】パレット支持台1112にはさらに、図3
4に示すように、フィーダ付パレット326の移動を止
めるストッパ1170が設けられている。ストッパ11
70は、本実施形態においては、ゴムにより作られてい
る。
【0160】パレット支持台1112には更に、図32
および図34に示すように、フィーダ付パレット326
のパレット支持台1112からの抜出しを防止する抜出
し防止装置1174が複数、本実施形態においては2つ
設けられている。抜出し防止装置1174は、フィーダ
付パレット326がストッパ1170に当接した状態に
おいて、フィーダ付パレット326から外れた状態とな
る位置であって、供給部並び方向に隔たった2個所にそ
れぞれ設けられ、供給部並び方向に平行な軸線まわりに
回動可能に設けられた抜出防止部材1176を含む。
【0161】抜出防止部材1176は、図34および図
46に示すように、概して板状を成し、長手方向の途中
で屈曲させられており、抜出防止部材1176を回動可
能に支持するブラケット1177との間に設けられた付
勢装置の一種である弾性部材としてのスプリング117
8により、抜出し防止位置ないし係合位置に向かう向き
に付勢されている。スプリング1178の付勢による抜
け出し防止部材1176の回動限度位置であって、抜出
し防止位置は、抜出防止部材1176が、ブラケット1
177に設けられたストッパ部としての突部1180に
当接することにより規定される。この状態では、抜出防
止部材1176の一端部、ここではフィーダ付パレット
326を台車902から収納ユニット1100へ移載す
る際の移動方向において下流側の端部が、フィーダ付パ
レット326の移動経路内に突出させられ、その下流側
端部の端面により構成される係止面1182がほぼ垂直
となり、下流側端部の上面が、パレット移動方向におい
て下流側ほど上方へ向かう向きに傾斜させられた傾斜面
1184となる。抜出防止部材1176の他端部には、
操作部1185が設けられており、作業者は、操作部1
185を持って抜出防止部材1176をスプリング11
78の付勢力に抗して回動させ、係止面1182を、フ
ィーダ付パレット326の移動経路の下方であって、フ
ィーダ付パレット326の移動を許容する非係合位置な
いし移動許容位置へ移動させる。
【0162】フレーム1110の前部には、図33およ
び図34に示すように、幅方向においてパレット支持台
1112の2列の支持ローラ1162に対応する位置に
それぞれ、複数、本実施形態においては2個の支持ロー
ラ1186が、支持ローラ1162の回転軸線と平行な
軸線まわりに回転可能にかつ、パレット移載方向に並ん
で設けられている。また、支持ローラ1186に隣接し
てガイドレール1188が設けられている。ガイドレー
ル1188には、支持ローラ1186上へ突出して押さ
え部1189が設けられている。押さえ部1189は、
パレット132の前記被クランプ部410を支持ローラ
1186との間に挟んで、パレット132の浮上がりを
防止する。
【0163】パレット支持台1112,1114の下降
端位置は、上側のパレット支持台1112の支持ローラ
1162が支持ローラ1186と同じ高さに位置する位
置に調節され、上昇端位置は、下側のパレット支持台1
114の支持ローラ1162が支持ローラ1186と同
じ高さに位置する位置に調節されている。パレット支持
台1112,1114の各支持ローラ1162の高さが
それぞれ、支持ローラ1186と一致する位置が、パレ
ット支持台1112,1114の各パレット受渡位置で
あり、収納ユニット1100においてはパレット受渡位
置は1つである。
【0164】フレーム1110の前部には、図32およ
び図33に示すように、少なくとも1つ、本実施形態に
おいては2つのカム1190が設けられ、案内部材を構
成している。2つのカム1190の上面にはそれぞれ、
カム面1192が設けられている。カム面1192は、
図36に示すように、パレット支持台1112,111
4側ほど上方へ向かう向きに傾斜させられた傾斜面11
94と、その傾斜面1194に続く水平面1196と、
水平面1196に続いて設けられ、パレット支持台11
12,1114側ほど下方へ傾斜させられた傾斜面11
98とを含む。
【0165】フレーム1110の前部にはまた、台車連
結装置1200が設けられており、台車902がパレッ
ト収納装置900と相対移動不能に連結されるようにさ
れている。台車連結装置1200は、図36に示すよう
に、2つのカム1190の上方にそれぞれ設けられ、フ
レーム1110に固定の装置本体1201と、装置本体
1201に昇降可能に設けられて係合部を構成する連結
部材ないし係合部材1202と、係合部材1202を駆
動する連結部材駆動装置ないし係合部材駆動装置120
4とを含む。係合部材1202は長手形状を成し、その
下端部に断面形状がV字形の係合部1205が設けられ
ている。係合部1205は、下方ほど互いに接近する一
対の傾斜面1206,1207を有する。係合部材12
02は、付勢装置の一種である弾性部材としてのスプリ
ング1208により下方に向かって付勢され、台車90
2に係合する係合位置に向かって付勢されている。
【0166】係合部材駆動装置1204は、収納ユニッ
ト1100の幅方向に平行な軸線まわりに回動可能に取
り付けられた駆動部材1210および昇降可能に設けら
れた解除部材1212を含む。駆動部材1210は、そ
の一端部において係合部材1202に相対回動可能に係
合させられるとともに、他端部の下面には、部分円筒状
の作用面1214が設けられている。解除部材1212
は駆動部材1210の上方に設けられるとともに、付勢
装置の一種である弾性部材としてのスプリング1216
によって上方へ付勢されている。2つの係合部材駆動装
置1204の各解除部材1212は、図33に示すよう
に、連結部材1218によって連結されており、フレー
ム1110に昇降可能に支持された操作部材1220が
押し下げられることにより同時に下降させられる。スプ
リング1216の付勢による解除部材1212の移動限
度は、連結部材1218の長手方向と直角に設けられた
当接部がフレーム1110に当接することにより規定さ
れ、駆動部材1210はスプリング1208の付勢によ
り、常には解除部材1212に当接させられ、係合部材
1202の係合部1205が、台車902の後述する係
合部材と係合する係合位置に位置させられている。な
お、フレーム1110の前部には、案内面1222,1
228が設けられ、台車902の後述する係合部材のカ
ム1190への係合を、上下方向および水平方向におい
て案内するようにされている。
【0167】このように台車連結装置1200はフレー
ム1110に設けられ、パレット支持台1112,11
14は、フレーム1110に昇降可能に設けられ、支持
台昇降装置1116により昇降させられるため、台車9
02は台車連結装置1200によって収納ユニット11
00にフレーム1110に連結され、収納ユニット11
00に連結された状態においても、パレット支持台11
12,1114を昇降させることができる。
【0168】複数の収納ユニット1100のうち、左右
に隣接する収納ユニット1100は、ユニット連結装置
1240によって連結されている。ユニット連結装置1
240は、本実施形態においては、図33および図34
に示すように、フレーム1110の上面に固定された少
なくとも1つ、本実施形態においては2つの連結部材1
242,1244を含む。これら連結部材1242,1
244は板状を成し、フレーム1110の上面の前端と
後端とにそれぞれ、長手方向の一端部において、固定装
置の一種であるボルト1246によって固定されてい
る。連結部材1242,1244の他端部はフレーム1
110から隣接するパレット収納ユニット1100側へ
延び出させられ、隣接するパレット収納ユニット110
0のフレーム1110の上面にボルト1248によって
固定されている。
【0169】台車902を説明する。台車902は、図
37に示すように、台車本体としてのフレーム908
と、パレット支持台910と、支持台昇降装置912
と、支持台支持装置914とを含む。フレーム908に
は、複数、図示の例では4個の車輪916が取り付けら
れ、台車902が走行させられる。
【0170】フレーム908の上端には、図41,図4
2に示すように、板状の取付部材918が設けられると
ともに、取付部材918には複数、本実施形態では4個
の昇降部材たるレバー920が軸922により、フィー
ダ付パレット326の移載方向と直交し、供給部並び方
向に平行な回動軸線まわりに回動可能に取り付けられて
いる。これら4個のレバー920は、水平面に平行な方
向において互いに隔たった4箇所にそれぞれ、本実施形
態においては矩形の4つの頂点にそれぞれ対応する位置
に設けられている。
【0171】4個のレバー920にはそれぞれ、支持部
材の一種である回転支持部材たるローラ926がレバー
920の回動軸線と平行な軸線まわりに回転可能に取り
付けられるとともに、パレット支持台910の下面に設
けられた嵌合穴928に回転可能に嵌合されている。嵌
合穴928は、支持台510の下面に固定のブラケット
930に上下方向に設けられた長穴であり、台車902
の前部に設けられた2つの嵌合穴928は、後部に設け
られた2つの嵌合穴928より長くされている。そのた
め、ローラ926は嵌合穴928の上側の側面に係合
し、パレット支持台910に下方から当接することによ
ってパレット支持台910を下方から支持するが、パレ
ット支持台910の前部が、後側のレバー920のロー
ラ926と嵌合穴928の上側の端面との当接部を支点
として、ローラ926から浮き上がることが許容され
る。本実施形態においては、複数個、例えば、4個のロ
ーラ926が支持台支持部を構成し、長穴により構成さ
れた嵌合穴928と共に支持台支持装置914を構成し
ている。ローラ926を保持するレバー920は、ロー
ラ926を介してパレット支持台910に下方から当接
することによってパレット支持台910を支持する。
【0172】上記4個のレバー920は、昇降部材駆動
装置たるレバー駆動装置932により同時に一斉に回動
させられ、ローラ926を保持する部分が一斉に昇降さ
せられる。レバー駆動装置932は、作業者により手動
で操作される操作部材の一種である回転操作部材たるハ
ンドル934と、ハンドル934の回転運動をレバー9
20の回動運動であって、ローラ926の昇降運動に変
換する運動変換装置936とを含む。
【0173】運動変換装置936は、図40および図4
1に示すように、前記取付部材918の後部に、パレッ
ト移載方向に平行な回転軸線まわりに回転可能かつ軸方
向に移動不能に設けられたねじ軸938と、そのねじ軸
938に相対回転不能かつ軸方向に相対移動可能に螺合
されたナット940とを含む。ねじ軸938はハンドル
934の操作によって回転させられ、それによりナット
940が前後方向に移動させられる。
【0174】このナット940の移動は、1対のリンク
942,連結ロッド944および1対の連結バー946
によって4個のレバー920に伝達され、4個のレバー
920が一斉に同方向に回動させられて、レバー920
のローラ926が設けられた部分が同時に一斉に昇降さ
せられる。レバー920の回動によりローラ926が上
昇させられれば、パレット支持台910が上昇させら
れ、ローラ926が下降させられれば、パレット支持台
910が自重によりローラ926に追従して下降する。
本実施形態においては、1対のリンク942,連結ロッ
ド944および連結バー946が、ねじ軸938,ナッ
ト940と共に運動変換装置936を構成し、運動変換
装置936およびハンドル934を含むレバー駆動装置
932が、4個のレバー920と共に支持台昇降装置9
12を構成している。
【0175】なお、上記フレーム908の上部の側面
は、図37および図38に示すようにカバー950によ
って覆われている。また、パレット支持台910には、
カバー952が下方へ延び出す向きに設けられている。
フレーム908を覆うカバー950の後面には、図38
に示すように、目盛り954が上下方向に設けられてお
り、パレット支持台910に設けられたカバー952の
下端縁が指し示す目盛り954の値により、パレット支
持台910の高さ(フレーム908に対する上下方向の
位置)がわかる。
【0176】パレット支持台910は、図39,図40
および図42に示すように、矩形を成す支持台本体95
8と、複数の支持ローラ960と、1対のガイドレール
962とを含む。支持ローラ960は、支持台本体95
8のパレット移載方向と直交する方向に隔たった2個所
に複数ずつ、パレット移載方向と直交し、水平な回転軸
線まわりに回転可能に、かつパレット移載方向に並んで
設けられている。支持ローラ960は、2列設けられて
いるのである。ガイドレール962は、2列の支持ロー
ラ960の外側にそれぞれパレット移載方向に平行に設
けられ、支持ローラ960より上側に位置する垂直な案
内面966を有する。
【0177】パレット支持台910には、図38および
図39に示すように、フィーダ付パレット326の浮上
がりを防止する複数の浮上がり防止部ないし押さえ部9
63が設けられている。押さえ部963は、一対のガイ
ドレール962の後端に隣接して設けられており、支持
ローラ960より上方に位置し、支持ローラ960との
間にフィーダ付パレット326の前記被クランプ部41
0を挟んでフィーダ付パレット326の浮上がりを防止
する。
【0178】また、パレット支持台910の後部には、
図38および図39に示すように、複数の取っ手96
4,ストッパ970および係止装置980が設けられて
いる。ストッパ970は、弾性部材の一種であるゴムに
より作られており、台車902にフィーダ付パレット3
26を移載し、パレット支持台910にフィーダ付パレ
ット326を支持させる際にフィーダ付パレット326
の移動限度を規定し、移載位置ないし搬入位置を規定す
る。
【0179】係止装置980は、図43および図44に
示すように、パレット支持台910に固定の装置本体9
81に昇降可能に設けられた係止部材たるプランジャ9
82を有する。プランジャ982は、横断面形状が円形
を成し、装置本体981に設けられた嵌合穴984に昇
降可能に嵌合されるとともに、レバー986により保持
されている。レバー986は、装置本体981に軸99
2により供給部並び方向に平行な軸線まわりに回動可能
に取り付けられている。
【0180】プランジャ982には、ピン998がプラ
ンジャ982の軸線に直角であって、台車902の左右
方向に貫通して設けられるとともに、ピン598の両端
部はそれぞれ、装置本体981に上下方向に設けられた
一対の長穴1000を通ってレバー986の切欠100
1に嵌合されている。
【0181】プランジャ982は、嵌合穴984内に配
設された付勢手段の一種である弾性部材たる圧縮コイル
スプリング1004(以後、スプリング1004と略記
する)により、嵌合穴984から突出する向きに付勢さ
れている。スプリング1004の付勢によるプランジャ
982の突出限度は、レバー986の操作部1002が
パレット支持台910に設けられたストッパ1006に
当接することにより規定される。ストッパ1006は、
本実施形態においてはアジャストボルトにより構成され
ており、その螺合量の調節によりプランジャ982のパ
レット支持台910からの突出量が調節される。ストッ
パ1006は、突出限度規定部材ないし突出量規定部材
を構成している。
【0182】プランジャ982の突出端部には、プラン
ジャ982の軸線に対して、パレット支持台910の後
部側(フィーダ付パレット326が搬入される際の搬入
方向において下流側)ほど上方へ向かう向きに傾斜させ
られた傾斜面1010が設けられるとともに、傾斜面1
010の後端部に隣接して係止面1012がプランジャ
982の軸線に平行に設けられている。前記パレット1
32には、図44に示すように、その下面の後部に開口
し、横断面形状が矩形の係止穴1016が設けられてい
る。プランジャ982の係止面1012は、係止穴10
16の前向きの面である係止面1018に係合し、係止
する。上記スプリング1004の付勢によるプランジャ
982の移動限度は、係止面1012が係止面1018
に係合可能な位置に位置するように調節される。
【0183】パレット支持台910の前部には、図39
および図40に示すように、複数、本実施形態において
は2つの係合部材1020が前方へ突出した状態で設け
られている。これら係合部材1020は、パレット支持
台910の幅方向に距離を隔てた位置に設けられてお
り、係合部材1020の突出端部にはそれぞれ、カムフ
ォロワたるローラ1022がパレット支持台910の供
給部並び方向に平行な軸線まわりに回転可能に取り付け
られるとともに、ローラ1022の下端部は、係合部材
1020の下面より下方に突出させられている。また、
係合部材1020の基端部には、垂直な当接面1024
ないしストッパ面が設けられている。
【0184】係合部材1020にはまた、ローラ102
2の回転軸線より前側の位置に、係合部材1020の上
面に開口し、左右方向に延びる溝1026が設けられて
いる。溝1026の一対の溝側面1028の上部は、下
方ほど互いに接近する向きに傾斜させられた案内面とさ
れるとともに、下部は垂直面とされ、溝1026の底部
に、左右方向に延び、横断面形状が矩形の係合溝部10
30が設けられている。本実施形態においては、係合部
材1020が第一係合部を構成し、部品供給装置18に
設けられた前記係合装置840およびカバー本体480
の開口820が設けられた部分と共に台車連結装置10
40を構成している。
【0185】次に作動を説明する。本実施形態において
は、台車902がパレット支持台を1台有するものとさ
れているため、例えば、段取り替え時には、台車902
は部品供給装置18から供給完了パレットを受け取って
パレット収納装置900へ搬送し、収納ユニット110
0に収納する。そして、パレット収納装置900から次
供給パレットを受け取って搬送し、部品供給装置18に
引き渡す。
【0186】台車902の部品供給装置18からの供給
完了パレットAの受取りを説明する。台車902は、ま
ず、台車連結装置1040によってベッド10に連結さ
れる。台車902は、前記台車502と同様に、部品供
給装置18が電子回路部品140を供給している時期で
あっても、係合部材1020を開口820を通ってカバ
ー470内に進入させ、ベッド10に連結することがで
きる。ここでは、開閉カバー472あるいは474が閉
じられたままの状態で、台車902がベッド10に連結
されることとする。台車902をベッド10に連結する
場合には、作業者は取っ手964を持って台車902を
移動させ、一対の係合部材1020と、ベッド10に設
けられた一対のカム826との水平方向の位置を合わせ
た状態で、台車902を前進させ、係合部材1020に
設けられたローラ1022をカム面828に沿って移動
させる。
【0187】台車902は、ベッド10への連結に先立
ってパレット支持台910の高さが支持台昇降装置91
2による昇降によって調節され、係合部材1020がち
ょうどカム826の水平面832上に載り、下方から支
持された状態となる高さより低い位置であって、ローラ
1022がカム面828の傾斜面830に係合すること
が可能な位置に位置する高さとされた状態で、1対の係
合部材1020の横方向位置がカム826に合わされ、
カム826により案内されて前進させられる。係合部材
1020により構成される第一係合部が、カバー本体4
80の開口820を含む部分により構成される受容部に
ちょうど受容される高さ、すなわちカム826の水平面
832により支持される高さより低い位置にある状態で
受容部に接近させられ、カム826により案内されて受
容部に導かれ、カバー470内へ導かれるのである。こ
の高さがパレット支持台910の第二高さである。な
お、支持台昇降装置912によるパレット支持台910
の高さの調節時には、作業者はハンドル934を操作
し、4本のレバー920を回動させてパレット支持台9
10を昇降させ、パレット支持台910のカバー952
の下端縁が、カバー950に設けられた目盛り954
(図38参照)の所定の位置を指し示すようにする。
【0188】そのため、ローラ1022が傾斜面830
に沿って前進させられるとき、パレット支持台910の
前部が後部に対して浮き上がり、係合部材1020がカ
ム826により案内されつつ前進させられる。パレット
支持台910の前側の嵌合穴928は後側の嵌合穴92
8より長くされており、パレット支持台910の前部
は、後側の嵌合穴928の上側の端面とローラ926と
の当接部を支点として浮き上がり、台車902の前進が
許容される。
【0189】台車902は、図45に示すように、係合
部材1020の基端部に設けられた垂直な当接面102
4がカム826に当接するまで前進させられる。この当
接により、台車902が停止させられた状態では、係合
部材1020がカム面828の水平面832上に載置さ
れて下方から支持され、ローラ1022は傾斜面834
に対して僅かに上方に位置する状態となる。この状態で
作業者はハンドル934を操作して4本のレバー920
を回動させ、パレット支持台910の後部を上昇させ
る。
【0190】レバー920は、前部のレバー920に設
けられたローラ926が嵌合穴928の上側の端面に当
接するまで回動させられる。後部のレバー920の回動
により、パレット支持台910の後部が上昇させられ、
その状態では、パレット支持台910の前部と後部との
高さが同じになり、水平となる。作業者はまた、台車9
02のフレーム908の後面に設けられた目盛り954
を見ながらハンドル934を操作し、パレット支持台9
10に設けられたカバー952の下端が指し示す目盛り
954の値によってパレット支持台910の高さがわか
る。そのため、上記ローラ926の嵌合穴928の端面
に対する当接感が得られ難くても、目盛り954が予め
設定された値を示すまでハンドル934を操作すれば、
台車902がベッド10に係合し、パレット支持台91
0が水平となる状態が得られる。作業者がハンドル93
4の操作を停止すれば、ねじ軸938は回転せず、パレ
ット支持台910は所定の高さ、すなわち支持ローラ9
60の高さが部品供給装置18の上昇端位置へ上昇させ
られたパレット支持台328の支持ローラ404および
ガイドローラ460の高さと同じになる位置であって、
上下方向において部品供給装置18のパレット受渡位置
に位置する状態に保たれる。この高さがパレット支持台
910の第一高さであり、前記第二高さは第一高さよ
り、フィーダ130の高さより小さい距離下がった高さ
である。また、台車902のベッド10への連結によ
り、台車902がパレット支持台382に対して供給部
並び方向においても位置決めされ、支持ローラ960,
404等が供給部並び方向においても位置が合わされ
る。
【0191】また、台車902が係合部材1020の当
接面1024がカム826に当接して停止させられれ
ば、係合ピン842がピン駆動装置844により下降さ
せられて溝1026の係合溝部1030に嵌入させら
れ、係合部材1020のカバー470内からの離脱を阻
止し、台車902がベッド10に相対移動不能に連結さ
れる。係合ピン842の係合溝部1030への嵌入は、
溝側面1028の傾斜面により案内される。また、溝1
026の係合溝部1030と係合ピン842とに、、パ
レット移載方向ないし台車502の連結時の移動方向に
おいて多少の位置ずれがあっても、係合ピン842の揺
動により吸収され、係合ピン842は係合溝部1030
に嵌入する。
【0192】そして、電子回路部品の装着が終了し、段
取り替えが行われる場合には、作業者は、開閉カバーを
開く。部品供給装置18においては、部品供給テーブル
が待避領域へ待避させられた後、移動テーブル134に
設けられたパレット支持台382がパレットリフタ42
6により上昇端位置へ上昇させられ、供給完了パレット
Aが移動テーブル134から浮き上がらされ、移動テー
ブル134に対するクランプおよび位置決めが解除さ
れ、支持ローラ404によりパレット移載方向であるY
軸方向において移動可能な状態に支持されるとともに、
支持ローラ404の上端の高さがガイドローラ460の
上端の高さと一致させられる。したがって、作業者は、
バケット330に設けられた取っ手340を持って供給
完了パレットAを台車902側へ引っ張れば、供給完了
パレットAは、支持ローラ404により支持され、ガイ
ドローラ406により案内されつつ台車902側へ移動
し、ガイドローラ460を通って台車902の支持ロー
ラ960上に載り移る。供給完了パレットAは支持ロー
ラ960により支持され、支持ローラ960上を1対の
ガイドレール962により案内されつつ移動させられ、
ストッパ970に当接するまで移動させられる。
【0193】この際、パレット132の後端面が係止装
置980のプランジャ982の傾斜面1010に係合
し、斜面の作用によりプランジャ982をスプリング1
004の付勢力に抗して嵌合穴984内に退避させ、フ
ィーダ付パレット326の移動が許容される。パレット
132がストッパ970に当接させられて停止させられ
れば、パレット132に設けられた係止穴1016がプ
ランジャ982に対向する状態となり、プランジャ98
2がスプリング1004の付勢力により嵌合穴984か
ら突出させられ、その先端部が係止穴1016内に嵌入
させられる。それにより、図44に示すように、プラン
ジャ982に設けられた係止面1012が係止穴101
6の係止面1018に対向し、これら係止面1012,
1018の係合と、ストッパ970への当接とによっ
て、パレット132のパレット移載方向ないし前後方向
の移動が阻止され、台車902に係止される。また、パ
レット132の被クランプ部410が台車902に設け
られた押さえ部963の下方に至り、浮上がりが防止さ
れる。
【0194】供給完了パレットAの台車902への移載
後、開閉カバーが閉じられ、係合ピン842が上昇させ
られて係合溝部1030から抜け出させられ、台車90
2のベッド10に対する連結が解かれる。その状態で作
業者は取っ手964を持って台車902を後退させ、1
対の係合部材1020をカム826から離脱させる。こ
の際、係合部材1020に設けられたローラ1022
は、台車902の後退方向において上り傾斜の傾斜面8
34により案内されてカム826を乗り越える。係合部
材1020がカバー470内から抜け出させられた後、
作業者はハンドル934を操作してレバー920を回動
させ、パレット支持台910を下降させる。4個のレバ
ー920が一斉に回動させられ、供給完了パレットAは
水平な姿勢で下降させられる。作業者は、フレーム90
8に設けられた目盛り954(図38参照)を見ながら
ハンドル934を操作し、パレット支持台910に設け
られたカバー952の下端が目盛り954の予め設定さ
れた値を指し示す位置までパレット支持台910を下降
させる。このようにフィーダ付パレット326を台車9
02に移載したならば、作業者はパレット収納装置90
0へ移動させ、収納ユニット1100に収納し、次供給
パレットを受け取る。
【0195】ここでは、図47に概略的に示すように、
パレット収納装置900の収納ユニット1100の下パ
レット支持台1114の上方空間に(以下、単に下パレ
ット支持台1114にと称する)供給完了パレットAを
収納し、別の収納ユニット1100の下パレット支持台
1114に収納されているフィーダ付パレットを次供給
パレットとして受け取ることとする。台車902を収納
ユニット1100に連結した状態においてもパレット支
持台1112,1114を昇降させることができるた
め、パレット収納装置900へのフィーダ付パレット3
26の収納および受取りを容易に行うことができる。例
えば、収納および受取りを同じ収納ユニット1100に
ついて行う場合、収納あるいは受取りを行う毎に、パレ
ット支持台1112,1114の昇降のために、台車9
02の収納ユニット1100に対する連結解除および連
結を行わなくてよいからである。
【0196】まず、台車902を収納ユニット1100
に連結する。図35に示すように、台車902の1対の
係合部材1020と収納ユニット1100の1対のカム
1190との水平方向の位置を合わせ、台車902を前
進させる。収納ユニット1100においてフレーム11
10の高さは、高さ調節装置1102により調節され、
本実施形態においては、カム1190の高さが、部品供
給装置18のカム826と同じ高さになるようにされて
おり、台車902において係合部材1020は、カム1
190の水平面1196(図36参照)により支持され
る状態より低く、ローラ1022が傾斜面1194に係
合可能な高さに位置させられ、台車902のベッド10
への連結時と同様に、台車902の前進に伴ってパレッ
ト支持台910の前部が後部より浮き上がらされつつ、
ローラ1022がカム面1192に沿って前進させられ
る。
【0197】収納ユニット1100の台車連結装置12
00は、台車902が連結されていない状態では、図3
6に示すように、係合部材1202はスプリング120
8の付勢により下降させられて係合位置に位置し、駆動
部材1210は解除部材1212に当接させられてい
る。台車902が前進させられ、係合部材1020が前
進させられるとき、係合部材1020の前端部が係合部
材1202の傾斜面1206に当接し、斜面の作用によ
り係合部材1202がスプリング1208の付勢力に抗
して後退させられ、係合部材1020の進入を許容す
る。そして、台車902が、当接面1024がカム11
90に当接するまで前進させられた状態では、係合部1
205が係合部材1020の溝1026に嵌入し、台車
902を収納ユニット1100に連結する。係合部材1
020の前進は、案内面1222,1228により案内
される。台車902を収納ユニット1100に連結した
後、作業者はハンドル934(図37参照)を操作して
パレット支持台910の後部を上昇させ、水平な状態と
する。係合部材1020は、前記台車連結装置1200
の構成要素でもあると考えてもよい。
【0198】収納ユニット1100においては、パレッ
ト支持台1112,1114が下降端位置にあり、上側
のパレット支持台1112がパレット受渡位置に位置さ
せられている。そのため、台車902が収納ユニット1
100に連結された状態では、台車902のパレット支
持台910の支持ローラ960と上パレット支持台11
12の支持ローラ1162との高さが同じになる。
【0199】図47(a)に示すように、台車902が収
納ユニット1100へ移動させられ、連結された後、供
給完了パレットAを下パレット支持台1114上に移載
する。移載に先立って収納ユニット1100において
は、図47(b)に概略的に示すように、下パレット支持
台1114が上昇させられ、パレット受渡位置へ移動さ
せられる。移載時には、作業者は、台車902の係止装
置980のレバー986を操作し、プランジャ982を
パレット132の係止穴1016から抜け出させ、供給
完了Aの台車902への係止を解除し、取っ手340を
持って供給完了パレットAを収納ユニット1100内へ
移動させ、収納スペース1119に収納する。
【0200】供給完了パレットAは、支持ローラ116
2により支持されるとともに、ガイドレール1164に
より案内されて移動し、移動の途中で、抜出防止装置1
174の抜出防止部材1176の傾斜面1184に係合
し、斜面の作用により、抜出防止部材1176をスプリ
ング1178の付勢力に抗して回動させて非係合位置へ
退避させ、供給完了パレットAの移動を許容させる。供
給完了パレットAの移動は、ストッパ1170により止
められる。図47(c)に示すように、供給完了パレット
Aがパレット支持台1114上に移載され、収納ユニッ
ト1100に収納された状態では、抜出防止部材117
6はフィーダ付パレット326から外れ、スプリング1
178の付勢により抜出防止位置へ移動させられて、供
給完了パレットAの収納ユニット1100からの抜出し
を防止する。移載後、図47(d)に示すように、パレッ
ト支持台1114は下降端位置へ下降させられる。
【0201】移載後、台車902と収納ユニット110
0との連結を解除し、台車902を、次供給パレットを
受け取る収納ユニット1100へ移動させる。連結解除
時には、作業者は、台車連結装置1200の操作部材1
220を押し、解除部材1212をスプリング1216
の付勢力に抗して下降させ、駆動部材1210の回動に
より係合部材1202をスプリング1208の付勢力に
抗して上昇させて、その係合部1205を係合部材10
20の溝1026から抜け出させ、係合部材1020と
係合しない非係合位置へ移動させる。作業者は操作部材
1220を押して係合部1205を非係合位置に位置す
る状態に保ちつつ、台車902の係合部材1020に近
い部分を持って、台車902を収納ユニット1100か
ら離れる向きに移動させる。この際、駆動部材1210
の係合部材1202に係合させられた側とは反対側の端
部が、係合部材1020の移動経路内に位置することが
あっても、係合部材1020は駆動部材1210をスプ
リング1204の付勢力に抗して回動させて通過を許容
させる。係合部材1020の先端部は、駆動部材121
0の作用面1214の斜面の作用により、駆動部材12
10をスプリング1204の付勢力に抗して回動させ、
自身の通過を許容させる。
【0202】作業者は、台車902を、係合部材102
0の溝1026が係合部材1202の係合部1205か
ら外れた状態となる位置まで後退させたならば、操作部
材1220を離し、台車902の前へまわって取っ手9
64を持ち、台車902を移動させる。操作部材122
0を押された状態に保ち、係合部材1202を非係合位
置に位置する状態に保つ維持装置を設け、その間に作業
者が台車902を移動させてもよいが、本実施形態で
は、作業者が係合部材1020を非係合位置に位置する
状態に保ちつつ台車902を移動させる。
【0203】作業者は台車902を、図47(e)に示す
ように、次供給パレットBを供給する収納ユニット11
00へ移動させ、連結する。次供給パレットBは収納ユ
ニット1100の下パレット支持台1114に収納され
ているため、図47(f)に示すように、下パレット支持
台1114は上昇端位置へ移動させられ、パレット受渡
位置へ移動させられる。そして、作業者は、次供給パレ
ットBの取っ手340を持って引っ張り、図47(g)に
示すように、台車902へ移載する。
【0204】移載に先立って作業者は、抜出防止装置1
174による次供給パレットBの抜出し防止を解除す
る。作業者は抜出防止部材1176の操作部1185を
持ち、抜出防止部材1176をスプリング1178の付
勢力に抗して非係合位置へ回動させ、係止面1182を
次供給パレットBの移動経路内から退避させるのであ
る。作業者は、その状態を保って次供給パレットBを台
車902側へ小距離移動させ、次供給パレットBが抜出
防止部材1176上に位置し、その係合位置への回動を
阻止する状態になったならば、操作部1185を離して
次供給パレットBを移動させる。次供給パレットBは、
下パレット支持台1114の支持ローラ1162により
支持されるとともに、ガイドレール1164により案内
され、前記部品供給装置18から台車902への供給完
了パレットAの移載時と同様に台車902上に移載さ
れ、係止される。移載後、下パレット支持台1114
は、図47(h)に示すように、下降端位置へ下降させら
れる。
【0205】移載後、台車902の収納ユニット110
0への連結を解除し、作業者は台車902を移動させ、
次供給パレットBを部品供給装置18へ搬送する。次供
給パレットBの部品供給装置18への移載時には、供給
完了パレットAの受取り時と同様に台車902をベッド
10に連結し、係止装置980による係止を解除して、
次供給パレットBを部品供給装置18のパレット支持台
382上に移載する。
【0206】なお、供給完了パレットは、収納ユニット
1100の上パレット支持台1112に収納するように
してもよく、次供給パレットは、上パレット支持台11
12から受け取るようにしてもよい。供給完了パレット
の収納と、次供給パレットの受取りとが同じ収納ユニッ
トに対して行なわれるようにしてもよい。
【0207】台車を1台のパレット支持台を有する台車
とする場合、パレット収納装置は、図1ないし図31に
示す実施形態におけると同様に、複数のパレット支持台
が昇降させられない装置としてもよい。この場合、台車
とパレット収納装置との間におけるフィーダ付パレット
の受渡しは、可動補助ユニットを用いて行なわれる。そ
の実施形態を図48ないし図50に基づいて簡単に説明
する。
【0208】本実施形態のパレット収納装置1300
は、図48に概略的に示すように、位置を固定して設け
られた複数の固定収納ユニット1302および1つの可
動収納ユニット1304を有する。固定収納ユニット1
302は、例えば、前記実施形態の収納ユニット504
と同様に構成されている。
【0209】可動収納ユニット1304は、詳細な図示
および説明は省略するが、例えば、パレット支持台を1
台有するとともに、そのパレット支持台が、フレームに
より昇降可能に支持されるとともに、支持台昇降装置、
例えば、前記パレット収納装置900の収納ユニット1
100の支持台昇降装置1116と同様の構成の支持台
昇降装置により、上昇端位置と下降端位置とに移動させ
られるように構成されている。上昇端位置は、パレット
支持台が、台車あるいは固定収納ユニット1302の上
パレット支持台との間でフィーダ付パレットの受渡しを
行う上受渡位置であり、下降端位置は、固定収納ユニッ
ト1302の下パレット支持台との間でフィーダ付パレ
ットの受渡を行なう下受渡位置である。
【0210】可動収納ユニット1304には、フレーム
に車輪が設けられ、作業者によって走行させられるよう
にされている。可動収納ユニット1304にはまた、フ
レームのパレット移載方向において一方の側に、台車1
306を連結するための1対のカムおよび台車連結装置
が設けられている。台車連結装置は、ベッド10に設け
られた前記係合装置840と同様の構成を有する係合装
置を含む装置としてもよく、前記収納ユニット1100
の台車連結装置1200と同様の構成を有する装置とし
てもよい。フレームのパレット移載方向において他方の
側には、可動収納ユニット1304を固定収納ユニット
に連結するための1対の係合部材が設けられている。こ
れら係合部材は、例えば、前記台車502の係合部材7
90と同様に昇降可能に設けられ、エアシリンダにより
昇降させられる。パレット支持台を、前記台車902の
パレット支持台910と同様に、前部を浮き上がらせて
係合部材を固定収納ユニットに係合させるものとしても
よい。また、パレット支持台には、例えば、プランジャ
ボールが設けられ、フィーダ付パレットのパレット支持
台からの抜出しを防止するようにされる。前記実施形態
の台車902や収納ユニット1100等と同様に、係止
装置や抜出防止装置を設けてもよい。但し、これらは、
パレット支持台においてフィーダ付パレットがパレット
移載方向において前後いずれの方向からもパレット支持
台に移載され、パレット支持台から退避させられること
が可能に設けられる。パレットの移載に伴って自動的に
係止位置ないし抜出防止位置から退避してパレットの移
動を許容するように設けてもよく、作業者の操作によっ
てパレットの移動を許容する状態となるように設けても
よい。固定収納ユニット1302には、台車連結装置が
設けられ、台車1306も可動収納ユニット1304も
同様に連結され得るようにされている。台車連結装置
は、可動収納ユニット連結装置でもある。台車1306
は、例えば、前記台車902と同様に構成されている。
また、可動収納ユニット1304には高さ調節装置が設
けられ、高さが調節されるようにされている。
【0211】可動収納ユニット1304を用いたフィー
ダ付パレットの受渡しを簡単に説明する。複数の固定収
納ユニット1302は、水平方向に一列に並んで設けら
れ、可動収納ユニット1304は、図48(a)に示すよ
うに、常には最も端に位置する固定収納ユニット130
2に隣接する位置において待機させられており、台車1
306がフィーダ付パレットを収納ユニットに引き渡
し、あるいは受け取る際に、図48(b)に実線で示すよ
うに、固定収納ユニット1302へ移動させられて台車
連結装置により連結される。
【0212】供給完了パレットAを固定収納ユニット1
302に収納する場合、例えば、台車1306により搬
送された供給完了パレットAを固定収納ユニット130
2の下パレット支持台に収納するとすれば、台車130
6が可動収納ユニット1304に連結される。図49
(a)に示すように、可動収納ユニット1306のパレッ
ト支持台は上受渡位置に位置させられ、図49(b)に示
すように、台車1306から可動収納ユニット1304
のパレット支持台に供給完了パレットAが移載される。
移載後、台車1306の可動収納ユニット1304への
連結が解除されるとともに、可動収納ユニット1304
が固定収納ユニット1302に連結される。そして、図
49(c)に示すように、パレット支持台が下受渡位置へ
下降させられ、図49(d)に示すように、固定収納ユニ
ット1302の下パレット支持台に移載される。
【0213】次供給パレットBを台車1306に受け取
る場合、まず、可動収納ユニット1304が固定収納ユ
ニット1302に連結される。そして、図50(a)に示
すように、次供給パレットBが固定収納ユニット130
2の下パレット支持台に収納されているとすれば、図5
0(b)に示すように、可動収納ユニット1304のパレ
ット支持台が下受渡位置へ下降させられ、図50(c)に
示すように、次供給パレットBが移載される。移載後、
可動収納ユニット1304の固定収納ユニット1302
への連結が解除されるとともに、台車1306が可動収
納ユニット1304に連結され、図50(d)に示すよう
に、パレット支持台が上受渡位置へ上昇させられ、図5
0(e)に示すように、次供給パレットBが台車1306
に移載される。固定収納ユニット1302,可動収納ユ
ニット1304および台車1306を同時に連結した状
態において、可動収納ユニット1304を経て、台車1
306と固定収納ユニット1302との間においてフィ
ーダ付パレットの移載を行うことが可能であれば、それ
らを同時に連結してパレット移載作業を行うようにして
もよい。
【0214】台車が固定収納ユニットの上パレット支持
台との間でフィーダ付パレットの受渡しを行なうのであ
れば、可動収納ユニット1304を介して受渡しを行っ
てもよく、台車を直接、固定収納ユニットに連結して、
直接受渡しを行なうようにしてもよい。供給完了パレッ
トが収納される収納ユニットと、次供給パレットが収納
された収納ユニットとは異なっていてもよく、同じでも
よい。
【0215】上記各実施形態においては、台車と収納ユ
ニットとの一方がパレット支持台を上下に複数段備え、
一方のパレット支持台が支持台昇降装置によって昇降さ
せられるようにされていたが、台車および収納ユニット
にそれぞれ設けられた複数段のパレット支持台がいずれ
も支持台昇降装置によって昇降させられるようにしても
よい。この場合、台車と収納ユニットとのそれぞれの複
数ずつのパレット支持台の各位置の組合わせにより、種
々の態様でフィーダ付パレットの受取りおよび収納を行
うことができる。
【0216】例えば、図51に概略的に示すように、上
下両パレット支持台にフィーダ付パレットB,Cが収納
されている収納ユニット1330に、台車1332に搭
載されているフィーダ付パレットAを収納し、フィーダ
付パレットBを受け取ることができる。まず、フィーダ
付パレットBを台車の下パレット支持台上に受け取り、
次いで収納ユニット1330のパレット支持台を昇降さ
せ、空いた下パレット支持台上にフィーダ付パレットA
を収納するのである。
【0217】あるいは図52に概略的に示すように、台
車1332の上下パレット支持台にそれぞれ搭載された
フィーダ付パレットA,Bの一方を収納ユニット133
0に収納し、収納ユニット1330からフィーダ付パレ
ットCを受け取ることもできる。フィーダ付パレットA
を収納ユニット1330に収納するとすれば、まず、台
車1332のパレット支持台を上昇させてフィーダ付パ
レットAを収納ユニット1330の上側のパレット支持
台上に収納し、次いで台車1332のパレット支持台を
下降させ、空いたパレット支持台上にフィーダ付パレッ
トCを受け取る。
【0218】パレット支持台を1台有する台車、パレッ
ト支持台を複数台有し、それらが支持台昇降装置により
昇降させられる台車、上下方向に設けられた複数台のパ
レット支持台が昇降させられる収納ユニット、上下方向
に設けられた複数台のパレット支持台が固定された収納
ユニット、パレット支持台を1台有し、そのパレット支
持台が支持台昇降装置により昇降させられるとともに移
動可能な可動収納ユニット、パレット支持台を複数台有
し、それらが支持台昇降昇降により昇降させられるとと
もに移動可能な可動収納ユニットは、適宜に組み合わせ
が可能であり、それにより、フィーダ付パレットの部品
供給装置18からの受取り,引渡し、パレット収納装置
への収納,受取りを種々の態様で行うことができる。
【0219】上記各実施形態において装着ヘッドは、間
欠回転体に設けられ、その間欠回転により、間欠回転体
の回転軸線のまわりに旋回させられて電子回路部品の受
取りおよび装着等を行うようにされていたが、装着ヘッ
ド移動装置によって回路基板の表面に平行な平面内の任
意の位置へ移動させて、電子回路部品の受取りおよび装
着等を行わせるようにしてもよい。その実施形態を図5
3および図54に基づいて説明する。なお、本電子回路
部品装着システムの基本的な構成は特許第282437
8号公報に記載の電子回路部品装着システムと同様に構
成されており、簡単に説明する。
【0220】図53において1400は電子回路部品装
着システム1401のベッドである。ベッド1400上
には、プリント配線板1402をX軸方向(図53にお
いては左右方向)に搬送する配線板コンベヤ1404,
プリント配線板保持装置1406,装着装置1408お
よび部品供給装置1410,1412等が設けられてい
る。
【0221】本実施形態においてプリント配線板140
2は、配線板コンベヤ1404により水平な姿勢で搬送
され、図示を省略する停止装置によって予め定められた
部品装着位置において停止させられるとともに、ベッド
1400の部品装着位置に対応する部分に設けられたプ
リント配線板保持装置1406により、表面が水平な姿
勢で保持される。
【0222】部品供給装置1410,1412は、図5
3および図54に示すように、X軸方向と水平面内にお
いて直交するY軸方向互いに隔たって、配線板コンベヤ
1404の両側に位置を固定して設けられている。部品
供給装置1410は、フィーダにより電子回路部品を供
給するフィーダ型部品供給装置とされ、部品供給装置1
412は、トレイにより電子回路部品を供給するトレイ
型部品供給装置とされている。
【0223】部品供給装置1410は、部品供給テーブ
ル1414を1台備えている。部品供給テーブル141
4は、ベッド1400に位置を固定して支持された固定
テーブル1416と、固定テーブル1416に着脱可能
に搭載されたパレット1418と、パレット1418に
着脱可能に搭載された複数のフィーダ1420とを有す
る。フィーダ1420が搭載されたパレット1418を
フィーダ付パレット1422と称する。ベッド1400
には、図示を省略するパレット支持台およびクランプ装
置が設けられ、パレット1418を支持し、固定テーブ
ル1416にクランプするようにされている。パレット
支持台は省略してもよい。クランプ装置は、例えば、エ
アシリンダを駆動源として構成され、作業者のスイッチ
操作により、パレット1418を固定テーブル1416
にクランプし、あるいはクランプが解除される。フィー
ダ1418はそれぞれ、テープ保持装置および送り装置
を備え、固定テーブル1416に、各供給部がX軸方向
に平行な一直線上に並ぶ状態で搭載されている。部品供
給装置1412は、複数の部品収容凹部の各々に電子回
路部品が1個ずつ収容されたトレイによって電子回路部
品を供給する。
【0224】装着装置1408を説明する。装着装置1
408は、図54に示す装着ヘッド1430が装着ヘッ
ド移動装置1432により、互いに直交するX軸方向と
Y軸方向との少なくとも一方の成分を有する方向に移動
させられて電子回路部品1434を搬送し、プリント配
線板1402の装着面ないし上面である表面に装着する
ものとされている。
【0225】そのため、装着ヘッド移動装置1432
は、図53および図54に示すように、X軸スライド1
440,X軸スライド移動装置1442,Y軸スライド
1444,Y軸スライド移動装置1446を備えてい
る。X軸スライド移動装置1442は、X軸スライド移
動用モータ1448,ボールねじ1450およびナット
1452を備え、X軸スライド1440をX軸方向に移
動させる。Y軸スライド1444およびY軸スライド移
動装置1446は、X軸スライド1440上に設けられ
ている。Y軸スライド移動装置1446は、Y軸スライ
ド移動用モータ1456,ボールねじ1458およびナ
ット1460を備え、Y軸スライド1444をY軸方向
に移動させる。
【0226】装着ヘッド1430は、Y軸スライド14
44上に設けられ、プリント配線板1402の表面に平
行な水平面内の任意の位置へ移動させられる。Y軸スラ
イド1444には、図54に示すように、装着ヘッド1
430,装着ヘッド1430を昇降させるヘッド昇降装
置1466,装着ヘッド1430をその軸線まわりに回
転させるヘッド回転装置1468が設けられており、こ
れら装着ヘッド1430等が部品装着ユニット1470
を構成している。部品装着ユニット1470は、本実施
形態においては、特開平4−372199号公報に記載
の部品装着ユニットと同様に構成されており、説明を省
略する。
【0227】装着ヘッド1430はノズルホルダを備
え、吸着ノズル1472を着脱可能に保持する。吸着ノ
ズル1472は、負圧により電子回路部品1434を吸
着する部品保持具であり、図示を省略する電磁方向切換
弁装置の切換えにより、負圧源,正圧源および大気に選
択的に連通させられて、電子回路部品1434を保持,
解放する。なお、部品装着ユニット1470は、複数組
設けてもよい。例えば、Y軸スライド1444に複数の
部品装着ユニットをY軸方向に平行に1列に並べて設け
ることができる。
【0228】Y軸スライド1444にはまた、図53に
示すように、プリント配線板1402に設けられた基準
マークを撮像する撮像装置たる基準マークカメラ147
6および撮像時に基準マークおよびその周辺を照明する
照明装置1478が設けられている。
【0229】X軸スライド1440には、ちょうどX軸
スライド1440を移動させる2つのボールねじ145
0にそれぞれ対応する位置であって、部品供給装置14
10,1412とプリント配線板1402との間の位置
にそれぞれ、部品撮像システム1480が移動不能に設
けられている。これら部品撮像システム1480はそれ
ぞれ、例えば、まだ未公開であるが、本出願人に係る特
願2000−343641の明細書に記載の部品撮像シ
ステムと同様に構成され、部品カメラ1482,導光装
置1484および照明装置1486を備えている。
【0230】ベッド1400の部品供給装置1410が
設けられた部分には、図示は省略するが、前記部品供給
装置18におけると同様に、台車を連結するための係合
装置およびカムが設けられている。また、本電子回路部
品装着システム1401は、図示は省略するが、カバー
により覆われており、部品供給装置1410,1412
に対応する部分にはそれぞれ、開閉カバーが設けられて
いる。部品供給装置1410に対応して設けられた開閉
カバーの下部には開口が設けられ、開閉カバーを開けな
くても、台車の係合部材をカムに係合させ、台車をベッ
ド1400に連結し得るようにされている。
【0231】本電子回路部品装着システム1401は、
詳細な図示および説明は省略するが、前記制御装置86
0と同様にコンピュータを主体とする制御装置1490
により制御される。
【0232】電子回路部品装着システム1401におい
てプリント配線板1402への電子回路部品1434の
装着時には、例えば、部品供給装置1410から電子回
路部品1434を受け取るとすれば、装着ヘッド143
0が装着ヘッド移動装置1432によりフィーダ141
8の供給部へ移動させられて電子回路部品1434を受
け取り、受取り後、プリント配線板1402に移動させ
られて電子回路部品1434を装着する。この移動の途
中で電子回路部品1434の撮像,電子回路部品143
4の姿勢修正等が行われる。
【0233】例えば、電子回路部品1434が装着され
るプリント配線板1402の種類が変わり、段取り替え
が行われる際に、フィーダ1420がパレット1418
ごと交換される。例えば、次に電子回路部品1434を
供給するフィーダ1420が搭載されたパレット141
8は、例えば、前記台車502と同様の台車に搭載さ
れ、台車は電子回路部品の供給中にベッド1400に連
結される。電子回路部品1434の供給が終了すれば、
作業者は開閉カバーを開き、供給完了パレットの固定テ
ーブル1416に対するクランプを解除して、パレット
1418を台車の空のパレット支持台に移載する。そし
て、台車に搭載された次供給パレットをベッド1400
のパレット支持台に移載し、クランプ装置にクランプさ
せる。供給完了パレットは台車によりパレット収納装置
(図示省略)に搬送される。パレット収納装置は、パレ
ット収納装置500と同様に構成してもよく、パレット
収納装置900と同様に構成してもよい。台車は、前記
台車902と同様に構成してもよい。電子回路部品の補
給のためにフィーダ1420をパレット1418ごと交
換してもよい。
【0234】上記各実施形態において収納ユニットは、
パレット支持台を2台有するものとされていたが、1台
有するものとしてもよく、3台以上、有するものしても
よい。その場合、パレット支持台は支持台昇降装置によ
り昇降させてもよく、昇降させず、固定して設けてもよ
い。
【0235】また、パレット支持台を1台有する台車に
おいて、前記台車902におけると同様に、パレット引
込・押出装置を設けてもよい。可動収納ユニットにパレ
ット引込・押出装置を設けてもよい。
【0236】また、部品供給装置の移動テーブルに設け
られたパレット支持台は、複数の支持部材により構成し
てもよい。例えば、移動テーブルの移動方向に隔たった
両側にそれぞれ、移動テーブルの移動方向と水平面内に
おいて直角な方向であって、移動テーブルの前後方向に
長い支持部材を移動テーブルに対して昇降可能に設け
る。これら支持部材にはそれぞれ、複数ずつの支持ロー
ラ,ガイドローラ,クランプ部等を設け、前記支持台昇
降装置450と同様の昇降装置により同時に一体的に昇
降させる。支持部材の昇降はそれぞれ、一対ずつのガイ
ドバーおよびガイドブロックを含む案内装置により案内
させる。
【0237】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これらは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である電子回路部品供給シス
テムを備えた電子回路部品装着システムを概略的に示す
平面図である。
【図2】上記部品供給装置のフィーダを示す側面図であ
る。
【図3】上記電子回路部品供給システムの部品供給装置
を示す側面図である。
【図4】上記部品供給装置の部品供給テーブルの待避領
域および部品供給領域を説明する図である。
【図5】上記フィーダを保持するパレットが移動テーブ
ルにクランプされた状態を示す背面図である。
【図6】上記電子回路部品装着システム,パレット収納
装置および作業台の配置を概略的に示す平面図である。
【図7】上記パレット収納装置を概略的に示す正面図で
ある。
【図8】上記パレット収納装置の収納ユニットを示す側
面図(一部断面)である。
【図9】上記収納ユニットを示す平面図である。
【図10】上記収納ユニットの台車連結装置を示す側面
図である。
【図11】前記フィーダが搭載されたパレットを搬送す
る台車が上記電子回路部品装着システムのベッドに連結
された状態を示す図である。
【図12】上記台車を示す背面図である。
【図13】上記台車のパレット支持枠が第一位置に位置
する状態を示す側面図である。
【図14】上記台車のパレット支持枠が第二位置に位置
する状態を示す側面図である。
【図15】上記台車のパレット支持枠が第三位置に位置
する状態を示す側面図である。
【図16】上記パレット支持枠を位置決めする位置決め
装置の位置決め状態と位置決め解除状態とを示す側面図
である。
【図17】上記台車に設けられた係止装置を示す側面図
である。
【図18】上記パレット支持枠を構成するパレット支持
台を示す平面図である。
【図19】上記パレット支持台に設けられたパレット引
込・押出装置を示す背面図である。
【図20】上記パレット引込・押出装置を示す背面図
(一部断面)である。
【図21】上記パレット引込・押出装置の棒および握り
を示す平面図である。
【図22】上記握りが棒に対して直角に曲げられた状態
を示す側面図である。
【図23】上記台車を示す正面図である。
【図24】上記台車の係合部材が前記部品供給装置のカ
ムに係合させられた状態を示す側面図である。
【図25】上記電子回路部品装着システムを制御する制
御装置のうち、本発明に関連の深い部分を示すブロック
図である。
【図26】上記部品供給装置と台車との間における供給
完了パレットおよび次供給パレットの移載を説明する図
である。
【図27】前記パレット引込・押出装置の棒が部品供給
装置の供給完了パレットに係合させられた状態を示す側
面図である。
【図28】上記パレット引込・押出装置の棒が台車の次
供給パレットに係合させられた状態を示す側面図であ
る。
【図29】前記パレット収納装置におけるフィーダ付パ
レットの収納状態を概略的に示す図である。
【図30】上記台車と前記収納ユニットとの間における
供給完了パレットおよび次供給パレットの移載を説明す
る図である。
【図31】上記台車と前記収納ユニットとの間における
供給完了パレットおよび次供給パレットの移載の別の態
様を説明する図である。
【図32】本発明の別の実施形態である電子回路部品供
給システムの収納ユニットを示す側面図である。
【図33】図32に示す収納ユニットを示す正面図であ
る。
【図34】図32に示す収納ユニットのパレット支持台
を示す平面図である。
【図35】図32に示す収納ユニットのパレット支持台
が上昇端位置へ上昇させられた状態を示す側面図であ
る。
【図36】図32に示す収納ユニットの台車連結装置を
示す側面図である。
【図37】図32に示す電子回路部品供給システムの台
車を示す側面図である。
【図38】図37に示す台車の背面図である。
【図39】図37に示す台車の平面図である。
【図40】図37に示す台車の支持台昇降装置を示す側
面図である。
【図41】図40に示す支持台昇降装置を示す平面図で
ある。
【図42】上記支持台昇降装置を示す背面図(一部断
面)である。
【図43】上記パレット支持台に設けられた係止装置を
示す平面図である。
【図44】上記係止装置を示す側面断面図である。
【図45】図37に示す台車の係合部材が部品供給装置
のカムに係合させられた状態を示す側面図である。
【図46】図32に示す収納ユニットに設けられた抜出
防止装置を示す側面図(一部断面)である。
【図47】図37に示す台車と図32に示す収納パレッ
トとの間における供給完了パレットおよび次供給パレッ
トの移載を説明する図である。
【図48】本発明の別の実施形態である電子回路部品供
給システムのパレット収納装置を概略的に示す平面図で
ある。
【図49】図48に示すパレット収納装置の固定収納ユ
ニット,可動収納ユニットおよび台車の間における供給
完了パレットの移載を説明する図である。
【図50】図48に示すパレット収納装置の固定収納ユ
ニット,可動収納ユニットおよび台車の間における次供
給パレットの移載を説明する図である。
【図51】本発明の別の実施形態である電子回路部品供
給システムの収納ユニットと台車との間におけるフィー
ダ付パレットの移載を説明する図である。
【図52】図51によりフィーダ付パレットの移載が説
明される電子回路部品供給システムにおいて行われる収
納ユニットと台車との間におけるフィーダ付パレットの
移載の別の態様を説明する図である。
【図53】本発明の別の実施形態である電子回路部品供
給システムを備えた電子回路部品装着システムを概略的
に示す平面図である。
【図54】図53に示す電子回路部品装着システムの装
着装置を示す正面図(一部断面)である。
【符号の説明】
10:ベッド 12:電子回路部品装着システム
18:部品供給装置 120:第一部品供給テーブル 122:第二部品供
給テーブル 124:第一テーブル移動装置 12
6:第二テーブル移動装置 130:フィーダ 1
32:パレット 134:移動テーブル 140:
電子回路部品 404:支持ローラ 406:ガイドローラ 42
6:パレットリフタ 430:レバー 431:レバー駆動装置 47
0:カバー 472,474:開閉カバー 50
0:パレット収納装置 502:パレット搬送台車
504:パレット収納ユニット 512,514:
パレット支持台 562:支持ローラ 640:ユニット連結装置
652:パレット支持枠 654:支持枠昇降装置 660,662:パレット
支持台 668:ハンドル 670:運動変換装置
722:支持ローラ 750:パレット引込・押
出装置 790:係合部材 826:カム 84
0:係合装置 842:係合ピン 844:係合ピン駆動装置 8
50:台車連結装置 860:制御装置 900:パレット収納装置 9
02:パレット搬送台車 910:パレット支持台
912:支持台昇降装置 914:支持台支持装置
920:レバー 926:ローラ 932:レ
バー駆動装置 934:ハンドル 936:運動変換装置 96
0:支持ローラ 1020:係合部材 1040:
台車連結装置 1100:収納ユニット 1112,1114:パレット支持台 1116:支
持台昇降装置 1119:収納スペース 116
2:支持ローラ 1200:台車連結装置 124
0:ユニット連結装置 1400:ベッド 140
1:電子回路部品装着システム 1408:装着装置
1410,1412:部品供給装置 1414:部品供給テーブル 1416:固定テーブ
ル 1418:パレット 1420:フィーダ
1490:制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E313 AA02 AA11 AA15 AA23 DD01 DD02 DD13 DD14 DD32 DD41 DD50 EE24 EE25 FF01 FG02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ一種類の電子回路部品を多数収
    容し、それら電子回路部品を順次供給部に送るフィーダ
    が複数個、前記供給部が一直線上に並ぶ状態でパレット
    に搭載されたフィーダ付パレットを少なくとも1台収納
    する収納スペースを有する収納ユニットが複数個配列可
    能とされたパレット収納ユニット。
  2. 【請求項2】 前記パレット収納ユニットを複数個連結
    するユニット連結装置を含むことを特徴とする請求項1
    に記載のパレット収納ユニット。
  3. 【請求項3】 前記パレット収納スペースが上下に複数
    段設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載
    のパレット収納ユニット。
  4. 【請求項4】 それぞれ一種類の電子回路部品を多数収
    容し、それら電子回路部品を順次供給部に送るフィーダ
    が複数個、前記供給部が一直線上に並ぶ状態でパレット
    に搭載されたフィーダ付パレットを収納するパレット収
    納装置であって、 ほぼ水平な平面内で前記一直線と直交するパレット移載
    方向に移動可能に前記フィーダ付パレットを支持するパ
    レット支持台を含むことを特徴とするパレット収納装
    置。
  5. 【請求項5】 前記パレット支持台が、前記パレット移
    載方向と直交する回転軸線まわりに回転可能な複数の支
    持ローラを備え、それら支持ローラにより前記フィーダ
    付パレットを支持するものであることを特徴とする請求
    項4に記載のパレット収納装置。
  6. 【請求項6】 前記フィーダ付パレットをほぼ水平な平
    面内で前記一直線と直交するパレット移載方向に移動可
    能に支持するパレット支持台と、 そのパレット支持台を上下方向に移動させる支持台昇降
    装置とを含み、かつ、車輪を有して移動可能な可動収納
    ユニットを含むことを特徴とする請求項4または5に記
    載のパレット収納装置。
  7. 【請求項7】 前記フィーダ付パレットを搬送するパレ
    ット搬送台車を、当該パレット収納装置と相対移動不能
    に連結可能な台車連結装置を含むことを特徴とする請求
    項4ないし6のいずれかに記載のパレット収納装置。
  8. 【請求項8】 それぞれ一種類の電子回路部品を多数収
    容し、それら電子回路部品を順次供給部に送るフィーダ
    が複数個、前記供給部が一直線上に並ぶ状態でパレット
    に搭載されたフィーダ付パレットを収納するパレット収
    納装置であって、 前記フィーダ付パレットを搬送するパレット搬送台車
    を、当該パレット収納装置と相対移動不能に連結可能な
    台車連結装置を含むことを特徴とするパレット収納装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項4ないし8のいずれかに記載のパ
    レット収納装置と、 前記フィーダ付パレットを支持するパレット支持台を備
    え、そのパレット支持台により前記フィーダ付パレット
    を支持して搬送するパレット搬送台車とを含むことを特
    徴とする電子回路部品供給システム。
  10. 【請求項10】 それぞれ一種類の電子回路部品を多数
    収容し、それら電子回路部品を順次供給部に送るフィー
    ダと、それらフィーダを複数個、前記供給部が一直線上
    に並ぶ状態で支持するパレットと、そのパレットを着脱
    可能に支持するテーブルと、そのテーブルを支持するベ
    ッドとを備えた部品供給装置を含むことを特徴とする請
    求項9に記載の電子回路部品供給システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012033686A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Panasonic Corp 電子部品実装装置及び電子部品実装装置におけるフィーダユニット交換方法

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