JP2003244002A - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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JP2003244002A
JP2003244002A JP2002044119A JP2002044119A JP2003244002A JP 2003244002 A JP2003244002 A JP 2003244002A JP 2002044119 A JP2002044119 A JP 2002044119A JP 2002044119 A JP2002044119 A JP 2002044119A JP 2003244002 A JP2003244002 A JP 2003244002A
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frequency
khz
signal
broadcast wave
radio receiver
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JP2002044119A
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Hiroshi Miyagi
弘 宮城
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NSC Co Ltd
Original Assignee
Nigata Semitsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストの低減が可能であるとともに、外付け
部品を減らすことができるラジオ受信機を提供するこ
と。 【解決手段】 FM用周波数シンセサイザ2、FMステ
レオ復調回路4、AM用周波数シンセサイザ6、AM同
期検波回路7、発振器22、水晶振動子20を含んでラ
ジオ受信機が構成されている。AM用周波数シンセサイ
ザ6、FM用周波数シンセサイザ2のそれぞれで用いる
基準信号の周波数f1、f2、FMステレオ復調回路4
で用いる基準信号f3、AM同期検波回路7に入力され
る中間周波信号の周波数f4の最小公倍数あるいはその
整数倍となるように水晶振動子20の固有振動周波数お
よびこれを用いた発振器22の発振周波数が設定されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AM放送とFM放
送を受信するラジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在市販されているラジオ受信機の受信
方式は、スーパヘテロダイン方式が主流である。スーパ
ヘテロダイン方式は、バンドパスフィルタの中心周波数
および帯域特性を変えずに、受信を希望する放送波の周
波数をバンドパスフィルタの中心周波数に周波数変換す
ることにより、この放送波の信号のみを取り出すもので
ある。周波数変換は、高周波増幅された受信信号と選局
指示に応じた局部発振信号とを混合することによって行
われる。この局部発振信号の周波数が正確でないと周波
数変換された信号の周波数がバンドパスフィルタの中心
周波数からずれてしまう。このため、局部発振信号に
は、高精度でかつ周波数変動の少ない特性が要求され
る。最近では、この局部発振信号を生成する回路には、
マイクロコンピュータによる制御が容易なPLL周波数
シンセサイザ回路が用いられている。このPLL周波数
シンセサイザでは、高精度でかつ周波数変動が少ない基
準信号が必要になる。この基準信号の周波数は、放送波
の周波数割当間隔に設定される。例えば、日本国内のA
M放送では周波数割当間隔は9kHz、FM放送波では
周波数割当間隔が100kHzであり、AM放送受信用
の周波数シンセサイザに入力する基準信号の周波数は9
kHzに、FM放送受信用の周波数シンセサイザに入力
する基準信号の周波数は100kHzに設定される。
【0003】また、現在市販されているラジオ受信機
は、FMステレオ放送を受信できるものが多い。FMス
テレオ放送を受信した場合には、FM検波後の出力とし
てステレオ複合信号が得られ、ステレオ復調回路でこの
複合信号から左側音声信号(L信号)と右側音声信号
(R信号)とが復調される。ステレオ復調回路における
復調処理は、ステレオ複合信号に含まれるパイロット信
号に同期して生成された制御信号に基づいて、ステレオ
複合信号に含まれるL信号とR信号とを抽出することに
よって行われる。この制御信号は、パイロット信号に同
期させる必要があるため、通常はPLL回路が用いられ
ており、このPLL回路にはパイロット信号の周波数の
2倍あるいは4倍の周波数を有する基準信号が入力され
ている。
【0004】さらに、AM放送を中間周波信号に変換し
た後にAM検波を行う方法として各種の方法が知られて
いるが、その中の1つに同期検波方式がある。この同期
検波方式では、AM放送用の中間周波信号に対して位相
を90°ずらした信号を元の中間周波信号に乗算するこ
とにより検波を行うものである。このような同期検波処
理を行うために、中間周波信号と同じ周波数の信号を高
い精度で発生させる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の受信機では、AM放送波用およびFM放送波用のそ
れぞれの周波数シンセサイザに用いられる基準信号や、
ステレオ復調回路に含まれるPLL回路に用いられる基
準信号、あるいはAM同期検波を行う際に必要になる中
間周波信号と同じ周波数の信号を発生するために、別々
の発振器が必要であり、構成が複雑になるという問題が
あった。特に、これらの発振器の発振周波数の精度を向
上させるためには、水晶振動子やセラミック振動子が必
要になり、これらの部品は高価であるため、受信機全体
のコストが増すという問題があった。また、これらの部
品は、半導体基板上に各部品を一体形成することが困難
であるため、受信機の各部品を半導体基板上に形成する
際に、外付け部品が増加するという問題があった。外付
け部品の増加は、製造工程の複雑化を招くため、工程の
簡略化やコストダウンを行う場合には好ましくない。
【0006】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的はコストの低減が可能であると
ともに、外付け部品を減らすことができるラジオ受信機
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のラジオ受信機は、水晶振動子の固有振
動周波数に対応した発振動作を行う発振器と、AM放送
波受信用の第1の局部発振信号を生成する第1の周波数
シンセサイザと、FM放送波受信用の第2の局部発振信
号を生成する第2の周波数シンセサイザと、FM検波後
のステレオ複合信号に対してステレオ復調処理を行うス
テレオ復調回路とを有している。そして、固有振動周波
数が、第1の周波数シンセサイザによる第1の局部発振
信号の生成周波数間隔であるAM放送波の周波数割当間
隔f1と、第2の周波数シンセサイザによる第2の局部
発振信号の生成周波数間隔であるFM放送波の周波数割
当間隔f2と、ステレオ復調処理を行うために必要なF
M放送波に重畳されたパイロット信号の周波数の2のべ
き乗倍の周波数f3との最小公倍数あるいは整数倍とな
るように設定されている。
【0008】また、本発明のラジオ受信機は、水晶振動
子の固有振動周波数に対応した発振動作を行う発振器
と、AM放送波受信用の第1の局部発振信号を生成する
第1の周波数シンセサイザと、FM放送波受信用の第2
の局部発振信号を生成する第2の周波数シンセサイザ
と、FM検波後のステレオ複合信号に対してステレオ復
調処理を行うステレオ復調回路と、AM放送波に対して
周波数変換を行って得られた中間周波信号に対して同期
検波を行うAM同期検波回路とを有している。そして、
固有振動周波数が、第1の周波数シンセサイザによる第
1の局部発振信号の生成周波数間隔であるAM放送波の
周波数割当間隔f1と、第2の周波数シンセサイザによ
る第2の局部発振信号の生成周波数間隔であるFM放送
波の周波数割当間隔f2と、ステレオ復調処理を行うた
めに必要なFM放送波に重畳されたパイロット信号の周
波数の2のべき乗倍の周波数f3と、AM同期検波回路
に入力される中間周波信号の周波数f4との最小公倍数
あるいは整数倍となるように設定されている。
【0009】このように水晶振動子の固有振動周波数を
設定することにより、この水晶振動子を用いた発振器の
発振出力を所定の分周比で分周した信号を、それぞれの
用途に用いることが可能になる。したがって、各種の基
準信号等を高い精度で生成する場合であっても、そのた
めに高価な水晶振動子を1つ使用するだけでよく、外付
け部品の数を減らすことができるとともに、部品コスト
および受信機全体のコストの低減が可能になる。
【0010】また、上述したAM放送波の周波数割当間
隔f1は、9kHzおよび10kHzであることが望ま
しい。これらの周波数を考慮することにより、日本国内
だけでなく海外のほとんどのAM放送を受信可能なラジ
オ受信機を実現することができる。
【0011】また、上述したFM放送波の周波数割当間
隔f2は、50kHzであることが望ましい。日本国内
および海外のFM放送波の周波数割当間隔は、50kH
z、100kHz、200kHzのいずれかである場合
がほとんどであるため、これらの最大公約数である50
kHzをFM放送波の周波数割当間隔f2とすることに
より、日本国内だけでなく海外のほとんどのFM放送を
受信可能なラジオ受信機を実現することができる。
【0012】また、上述したパイロット信号の周波数は
19kHzであり、2のべき乗倍の周波数f3は38k
Hzであることが望ましい。パイロット信号の周波数で
ある19kHzの2倍の周波数である38kHzを用い
ることにより、ステレオ複合信号からL信号とR信号を
分離することが可能になる。
【0013】また、上述したパイロット信号の周波数は
19kHzであり、2のべき乗倍の周波数f3は76k
Hzであることが望ましい。発振器の発振出力を分周し
て76kHzの信号を生成し、さらにこれを2分周する
ことにより、簡単にデューティ比が50%の38kHz
の信号を生成することが可能になり、この38kHzの
信号を用いてステレオ複合信号のL信号とR信号を分離
することが容易となる。
【0014】また、上述した中間周波信号の周波数f4
は、450kHzであることが望ましい。中間周波信号
の周波数として採用する450kHzの周波数は、上述
した周波数f1やf2として採用される可能性の高い9
kHz、10kHz等の周波数で割り切れるため、これ
らの周波数の最小公倍数として設定される水晶振動子の
固有振動周波数の値を低くすることが可能になる。
【0015】具体的には、上述したAM放送波の周波数
割当間隔f1は9kHzおよび10kHzであり、FM
放送波の周波数割当間隔f2は50kHzであり、パイ
ロット信号の周波数の2のべき乗倍の周波数f3は38
kHzである場合に、固有振動周波数を8.55MHz
あるいはその整数倍に設定することが望ましい。このよ
うに周波数の設定を行うことにより、発振器の出力を、
分周比が950、855、171、225あるいはこれ
らの整数倍の分周器で分周するだけで、それぞれの用途
に適合した周波数の信号を生成することができるため、
水晶振動子を用いた発振器の数を減らすことが可能にな
る。
【0016】また、上述したAM放送波の周波数割当間
隔f1は9kHzおよび10kHzであり、FM放送波
の周波数割当間隔f2は50kHzであり、パイロット
信号の周波数の2のべき乗倍の周波数f3は76kHz
である場合に、固有振動周波数を17.1MHzあるい
はその整数倍に設定することが望ましい。このように周
波数の設定を行うことにより、発振器の出力を、分周比
が1900、1710、342、225あるいはこれら
の整数倍の分周器で分周するだけで、それぞれの用途に
適合した周波数の信号を生成することができるため、水
晶振動子を用いた発振器の数を減らすことが可能にな
る。
【0017】また、上述したAM放送波の周波数割当間
隔f1は9kHzおよび10kHzであり、FM放送波
の周波数割当間隔f2は50kHzであり、パイロット
信号の周波数の2のべき乗倍の周波数f3は38kHz
であり、中間周波信号の周波数f4は450kHzであ
る場合に、固有振動周波数を8.55MHzあるいはそ
の整数倍に設定することが望ましい。このように周波数
の設定を行うことにより、発振器の出力を、分周比が9
50、855、171、225、19あるいはこれらの
整数倍の分周器で分周するだけで、それぞれの用途に適
合した周波数の信号を生成することができるため、水晶
振動子を用いた発振器の数を減らすことが可能になる。
【0018】また、上述したAM放送波の周波数割当間
隔f1は9kHzおよび10kHzであり、FM放送波
の周波数割当間隔f2は50kHzであり、パイロット
信号の周波数の2のべき乗倍の周波数f3は76kHz
であり、中間周波信号の周波数f4は450kHzであ
る場合に、固有振動周波数を17.1MHzあるいはそ
の整数倍に設定することが望ましい。このように周波数
の設定を行うことにより、発振器の出力を、分周比が1
900、1710、342、225、38あるいはこれ
らの整数倍の分周器で分周するだけで、それぞれの用途
に適合した周波数の信号を生成することができるため、
水晶振動子を用いた発振器の数を減らすことが可能にな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態のラジオ受信機について、図面を参照しながら詳細に
説明する。図1は、一実施形態のラジオ受信機の全体構
成を示す図であり、FM放送とAM放送の両方を受信可
能な構成が示されている。図1に示すように、本実施形
態のラジオ受信機は、FM放送を受信するために、アン
テナ19を介して受信したFM放送波信号に対して周波
数変換を行うとともに所定周波数の中間周波数を抽出す
るFM用フロントエンド(FM−FE)1と、FM用フ
ロントエンド1における周波数変換に用いる局部発振信
号を生成するFM用周波数シンセサイザ2と、FM用フ
ロントエンド1から出力される中間周波信号をFM検波
してFMステレオ複合信号を出力するFM検波回路3
と、FMステレオ複合信号からL信号とR信号とを復調
するFMステレオ復調回路4と、L信号とR信号のそれ
ぞれを増幅して音声として出力する低周波増幅回路10
1、102およびスピーカ103、104とを備えてい
る。
【0020】また、本実施形態のラジオ受信機は、AM
放送を受信するために、アンテナ59を介して受信した
AM信号に対して周波数変換を行うとともに所定周波数
の中間周波数を抽出するAM用フロントエンド(AM−
FE)5と、AM用フロントエンド5における周波数変
換に用いる局部発振信号を生成するAM用周波数シンセ
サイザ6と、AM用フロントエンド5から出力される中
間周波信号に対して同期検波を行ってAM音声信号を出
力するAM同期検波回路7と、AM音声信号を増幅して
音声として出力する低周波増幅回路105およびスピー
カ106とを備えている。
【0021】また、本実施形態のラジオ受信機は、上述
したFM用周波数シンセサイザ2およびAM用周波数シ
ンセサイザ6に対して所定の選局指示を行う制御部9お
よび操作部10と、所定の固有振動周波数を有する水晶
振動子20が接続されてこの固有振動周波数の発振動作
を行う発振器22と、この発振器22の発振出力を分周
して所定の周波数を有する信号を生成する4つの分周器
24、26、28、30とを備えている。
【0022】本実施形態のラジオ受信機はこのような構
成を有しており、次に、各分周器によって生成される信
号について説明する。AM用周波数シンセサイザ6は、
基準信号の周波数に等しい所定の周波数間隔を有する局
部発振信号を生成しており、この周波数間隔がAM放送
波の周波数割当間隔f1に一致するように設定されてい
る。
【0023】FM用周波数シンセサイザ2は、基準信号
の周波数に等しい所定の周波数間隔を有する局部発振信
号を生成しており、この周波数間隔がFM放送波の周波
数割当間隔f2に一致するように設定されている。FM
ステレオ復調回路4は、入力されるステレオ複合信号に
対して、この信号に重畳した19kHzのパイロット信
号に同期した38kHzの制御信号を用いてL信号とR
信号を分離するステレオ復調処理を行っており、この制
御信号を生成するPLL回路に用いる基準信号の周波数
が、この制御信号と同じあるいはこの制御信号の周波数
の2倍の周波数f3に設定されている。特に、制御信号
として50%のデューティ比を有する38kHzの信号
を用いることは、ステレオ復調処理の際に発生する高調
波成分が抑制されるために好ましく、このような制御信
号はPLL回路の基準信号の周波数を76kHzに設定
して生成された信号を2分周することにより簡単につく
ることができる。
【0024】AM同期検波回路7は、AM用フロントエ
ンド5から出力される中間周波信号に対して位相を90
°ずらした信号を、元の中間周波信号に乗算することに
より検波を行っており、このような処理を行うために中
間周波信号と同じ周波数f4の信号が用いられている。
【0025】本実施形態では、上述した4種類の周波数
f1、f2、f3、f4の信号を、発振器22の出力信
号を、分周器26、24、28、30のそれぞれで分周
して生成している。すなわち、発振器22の出力信号を
分周比が整数の所定値に設定された分周器26、24、
28、30を用いて上述した4種類の周波数f1、f
2、f3、f4の信号を生成することができるために、
本実施形態では、水晶振動子20の固有振動周波数の値
が、4種類の周波数f1、f2、f3、f4の最小公倍
数あるいはその整数倍となるように設定されている。
【0026】具体的には、日本国内あるいは海外のほと
んどのAM放送の周波数割当間隔f1は9kHzおよび
10kHzであり、FM放送の周波数割当間隔f2は5
0kHz、100kHz、200kHzのいずれかであ
る。また、FMステレオ復調回路4で用いられる制御信
号を生成するために用いられるPLL回路の基準信号の
周波数は、38kHzあるいは76kHzに設定されて
いる。また、AM同期検波回路7において行われる同期
検波処理は、上述したAM放送およびFM放送の周波数
割当間隔f1、f2等との最小公倍数を低い値に設定し
ようとすると、AM用フロントエンド5から出力される
中間周波信号の周波数を450kHzに設定して行うこ
とが望ましい。
【0027】以上の周波数条件を考慮すると、f3=3
8kHz、f1=9kHzおよび10kHz、f2=5
0kHz、f4=450kHzのときの最小公倍数は
8.55MHzとなる。f3=76kHz、f1=9k
Hzおよび10kHz、f2=50kHz、f4=45
0kHzのときの最小公倍数は17.1MHzとなる。
【0028】これらの最小公倍数あるいはその整数倍の
固有振動周波数を有する水晶振動子20を用い、この周
波数で発振器22を発振させることにより、発振器22
の出力信号を各分周器で分周して周波数f1、f2、f
3、f4の4種類の信号を容易に生成することができ
る。
【0029】なお、図1に示したラジオ受信機は、日本
国内向けに設計されたものであり、上述した周波数条件
の中から、f1=9kHz、f2=100kHz、f3
=76kHz、f4=450kHzの場合を考慮した設
計がなされている。これら4種類の周波数f1、f2、
f3、f4の最小公倍数である17.1MHzに発振器
22の発振周波数が設定されている。
【0030】このように、、本実施形態のラジオ受信機
では、水晶振動子20の固有振動周波数および発振器2
2の発振周波数を設定することにより、発振器22の発
振出力を所定の分周比で分周した信号を、それぞれの用
途に用いることが可能になるため、各種の基準信号等を
高い精度で生成する場合であっても、そのために高価な
水晶振動子20を1つ使用するだけでよく、外付け部品
の数を減らすことができるとともに、部品コストおよび
受信機全体のコストの低減が可能になる。
【0031】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、
AM同期検波回路7を用いてAM検波を行うようにした
が、AM検波は他の方法を用いて行うようにしてもよ
い。この場合には、分周器30を省略するとともに、最
小公倍数を計算して水晶振動子20の固有振動周波数を
設定する条件から、AM同期検波を行うために必要であ
った中間周波信号の周波数f4を除外すればよい。すな
わち、この場合は、3種類の周波数f1、f2、f3の
最小公倍数あるいはその整数倍となるように水晶振動子
20の固有振動周波数が設定される。
【0032】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、水晶
振動子を用いた発振器の発振出力を所定の分周比で分周
した信号を、それぞれの用途に用いることが可能にな
る。したがって、各種の基準信号等を高い精度で生成す
る場合であっても、そのために高価な水晶振動子を1つ
使用するだけでよく、外付け部品の数を減らすことがで
きるとともに、部品コストおよび受信機全体のコストの
低減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のラジオ受信機の全体構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 FM用フロントエンド(FM−FE) 2 FM用周波数シンセサイザ 3 FM検波回路 4 FMステレオ復調回路 5 AM用フロントエンド(AM−FE) 6 AM用周波数シンセサイザ 7 AM同期検波回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水晶振動子の固有振動周波数に対応した
    発振動作を行う発振器と、AM放送波受信用の第1の局
    部発振信号を生成する第1の周波数シンセサイザと、F
    M放送波受信用の第2の局部発振信号を生成する第2の
    周波数シンセサイザと、FM検波後のステレオ複合信号
    に対してステレオ復調処理を行うステレオ復調回路とを
    有するラジオ受信機であって、 前記固有振動周波数を、前記第1の周波数シンセサイザ
    による前記第1の局部発振信号の生成周波数間隔である
    AM放送波の周波数割当間隔f1と、前記第2の周波数
    シンセサイザによる前記第2の局部発振信号の生成周波
    数間隔であるFM放送波の周波数割当間隔f2と、前記
    ステレオ復調処理を行うために必要なFM放送波に重畳
    されたパイロット信号の周波数の2のべき乗倍の周波数
    f3との最小公倍数あるいは整数倍となるように設定す
    ることを特徴とするラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 水晶振動子の固有振動周波数に対応した
    発振動作を行う発振器と、AM放送波受信用の第1の局
    部発振信号を生成する第1の周波数シンセサイザと、F
    M放送波受信用の第2の局部発振信号を生成する第2の
    周波数シンセサイザと、FM検波後のステレオ複合信号
    に対してステレオ復調処理を行うステレオ復調回路と、
    AM放送波に対して周波数変換を行って得られた中間周
    波信号に対して同期検波を行うAM同期検波回路とを有
    するラジオ受信機であって、 前記固有振動周波数を、前記第1の周波数シンセサイザ
    による前記第1の局部発振信号の生成周波数間隔である
    AM放送波の周波数割当間隔f1と、前記第2の周波数
    シンセサイザによる前記第2の局部発振信号の生成周波
    数間隔であるFM放送波の周波数割当間隔f2と、前記
    ステレオ復調処理を行うために必要なFM放送波に重畳
    されたパイロット信号の周波数の2のべき乗倍の周波数
    f3と、前記AM同期検波回路に入力される中間周波信
    号の周波数f4との最小公倍数あるいは整数倍となるよ
    うに設定することを特徴とするラジオ受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記AM放送波の周波数割当間隔f1は、9kHzおよ
    び10kHzであることを特徴とするラジオ受信機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記FM放送波の周波数割当間隔f2は、50kHzで
    あることを特徴とするラジオ受信機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記パイロット信号の周波数は19kHzであり、前記
    2のべき乗倍の周波数f3は38kHzであることを特
    徴とするラジオ受信機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記パイロット信号の周波数は19kHzであり、前記
    2のべき乗倍の周波数f3は76kHzであることを特
    徴とするラジオ受信機。
  7. 【請求項7】 請求項2において、 前記中間周波信号の周波数f4は、450kHzである
    ことを特徴とするラジオ受信機。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記AM放送波の周波数割当間隔f1は、9kHzおよ
    び10kHzであり、前記FM放送波の周波数割当間隔
    f2は、50kHzであり、 前記パイロット信号の周波数の2のべき乗倍の周波数f
    3は、38kHzであり、 前記固有振動周波数を8.55MHzあるいはその整数
    倍に設定することを特徴とするラジオ受信機。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 前記AM放送波の周波数割当間隔f1は、9kHzおよ
    び10kHzであり、 前記FM放送波の周波数割当間隔f2は、50kHzで
    あり、 前記パイロット信号の周波数の2のべき乗倍の周波数f
    3は、76kHzであり、 前記固有振動周波数を17.1MHzあるいはその整数
    倍に設定することを特徴とするラジオ受信機。
  10. 【請求項10】 請求項2において、 前記AM放送波の周波数割当間隔f1は、9kHzおよ
    び10kHzであり、 前記FM放送波の周波数割当間隔f2は、50kHzで
    あり、 前記パイロット信号の周波数の2のべき乗倍の周波数f
    3は、38kHzであり、 前記中間周波信号の周波数f4は、450kHzであ
    り、 前記固有振動周波数を8.55MHzあるいはその整数
    倍に設定することを特徴とするラジオ受信機。
  11. 【請求項11】 請求項2において、 前記AM放送波の周波数割当間隔f1は、9kHzおよ
    び10kHzであり、 前記FM放送波の周波数割当間隔f2は、50kHzで
    あり、 前記パイロット信号の周波数の2のべき乗倍の周波数f
    3は、76kHzであり、 前記中間周波信号の周波数f4は、450kHzであ
    り、 前記固有振動周波数を17.1MHzあるいはその整数
    倍に設定することを特徴とするラジオ受信機。
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