JP2003244586A - 画像処理装置、その制御方法、画像処理システム、及び制御プログラム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、画像処理システム、及び制御プログラム

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JP2003244586A
JP2003244586A JP2002045061A JP2002045061A JP2003244586A JP 2003244586 A JP2003244586 A JP 2003244586A JP 2002045061 A JP2002045061 A JP 2002045061A JP 2002045061 A JP2002045061 A JP 2002045061A JP 2003244586 A JP2003244586 A JP 2003244586A
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aspect ratio
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English (en)
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Kazuhiro Ume
和弘 梅
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷用紙のサイズを考慮して画像データを適
切にトリミングして印刷できるようにする。 【解決手段】 デジタルカメラにより撮像された画像デ
ータを印刷する場合に、印刷用紙のアスペクト比に応じ
て画像データの印刷範囲のアスペクト比を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ、
プリンタ等の画像処理装置に関し、特に画像データの中
から印刷する範囲を設定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印画用紙として感熱紙を用い、主
走査方向に配列された複数個の発熱体を選択的に駆動し
て、印画用紙を副走査方向に搬送することで、印画用紙
にドットライン状に印画を行うライン熱転写方式のプリ
ンタが知られている。
【0003】近年、デジタルカメラやデジタルビデオカ
メラ、またはスキャナなどの画像入力機器として使用で
きる機器の進歩に伴い、画像印刷手段として熱転写方式
のプリンタが注目されている。
【0004】その主な原因は、インクジェットプリンタ
が、液滴を飛ばすか否かという2値の選択しかないため
に、小さな液滴を用紙へ着弾させて誤差拡散等の手法で
みかけの解像度と階調性を得ようとするのに対して、熱
転写方式のプリンタの場合には、画素単位で熱量を容易
に制御できるため、1つむの画素に対する階調性を多く
取ることが可能になり、インクジェットプリンタに比べ
て滑らかで高画質な画像が得られるからである。
【0005】さらに、熱転写方式のプリンタは、サーマ
ルヘッドの性能や用紙材料の性能も向上したために、仕
上がり品位で銀塩写真にも見劣りしない画像プリントを
得ることことが可能になっており、近年のデジタルカメ
ラの進歩に歩調を合わせるように、特に自然画像用のプ
リンタとして注目されている。
【0006】一方、インクジェット式プリンタも液滴の
小ドット化などの技術が進み、より高画質なものも登場
している。
【0007】そこで、このようなプリンタとデジタルカ
メラやデジタルビデオカメラなどの撮影機器を直接的に
接続したり、一体的に構成したりして、撮影された画像
情報をコンピュータなどの画像情報処理機器を介すこと
なくプリントするシステムも実現されている。
【0008】このようなプリントシステムでは、デジタ
ルカメラやデジタルビデオからの画像情報を簡単に写真
のような高画質でプリントアウトでき、大変便利であ
る。
【0009】従来のプリントシステムの例としては、特
開平10−243327号公報に開示された画像入力シ
ステムが挙げられる。この画像入力システムは、画像出
力装置と画像入力装置とを接続してなる画像入出力シス
テムであって、前記画像出力装置は、前記画像入力装置
からの画像信号を受信して出力すると共に、前記画像入
力装置に電力を供給する電源部を有し、前記画像出力装
置は、前記画像出力装置に画像データを送信し、かつ前
記画像出力装置から電源電力の供給を受けるための接続
ケーブルにより前記画像出力装置と接続され、前記画像
出力装置から電力供給を受けることの可否を判定する判
定手段と、電源部とを有し、前記判定手段により前記画
像出力装置から電力供給を受けられると判定された場合
は、前記画像出力装置からの電力を用い、電力供給を受
けられないと判定された場合は、前記電源部からの電力
を用いるというものである。
【0010】この画像入力システムによれば、画像出力
装置から電力の供給が受けられるので、デジタルカメラ
などの画像入力装置の電源の残量を気にすることなくプ
リント出力することができる。
【0011】また、特開平9−65182号公報に係る
複合カメラでは、プリント時の電力省電について述べて
いる。この複合カメラでは、電子ビューファインダを有
し且つ映像情報を記録媒体へ記録する撮影手段と、映像
情報を記録紙へプリント出力するプリンタ手段とを一体
化した複合カメラであって、上記プリンタ手段が記録紙
へ映像情報をプリント出力している間は、上記電子ビュ
ーファインダへ電力を供給するのを停止するよう制御す
る制御手段を設けたものである。
【0012】この複合カメラによれば、プリント中は電
子ビューファインダへの電力供給をしないので、節電に
役立つ。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、デジタルカメラなどの画像入力機器とプリン
タとで画像形成システムを構成した場合に、次のような
改良を行うことが要望されていた。
【0014】例えば、一般のプリンタでは、印刷する画
像のサイズと印刷用紙のサイズは独立に指定されるた
め、印刷用紙に見合ったサイズで画像を印刷できないと
いう不具合があった。
【0015】それに対して、上記従来例に示したよう
に、プリンタとデジタルカメラなどの画像入力機器とで
画像形成システムを構成した場合には、プリンタが扱う
ことのできる印刷用紙のサイズが複数サイズであれば、
その印刷用紙のサイズによって、デジタルカメラからの
画像信号を印刷用紙のサイズに見合った大きさにリサイ
ズ(画像の拡大もしくは縮小処理)した方が使い勝手が
よくなる。
【0016】また、デジタルカメラに保存されている画
像の一部を切出して印刷するトリミング機能を持つ場
合、元の画像と同じアスペクト比で画像を切出したり、
任意のアスペクト比で画像を切出したりできれば、より
意図的な印刷が可能になり大変便利である。
【0017】さらに、画像のトリミング方式に応じて、
印刷される領域を電子ビューファインダ上に枠で囲んで
表示すると、印刷される領域を視覚的に認識することが
でき大変便利である。
【0018】本発明は、このような背景の下になされた
もので、その課題は、印刷用紙のサイズを考慮して画像
データを適切にトリミングして印刷できるようにするこ
とにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る画像処理装置は、画像データを印刷す
る印刷モードに応じて画像データの印刷範囲を制御する
制御手段を有している。
【0020】また、本発明に係る画像処理装置の制御方
法は、画像データを印刷する印刷モードに応じて画像デ
ータの印刷範囲を制御する制御工程を有している。
【0021】また、本発明は、撮像装置により撮像され
た画像データを印刷装置により印刷する画像処理システ
ムであって、少なくとも印刷用紙のアスペクト比に応じ
て前記画像データの印刷範囲のアスペクト比を決定する
決定手段を有している。
【0022】また、本発明は、撮像装置により実行され
る制御プログラムであって、前記撮像装置により撮像さ
れた画像データを印刷装置により印刷するに当たり、少
なくとも印刷用紙のアスペクト比に応じて前記画像デー
タの印刷範囲のアスペクト比を決定する内容を有してい
る。
【0023】また、本発明は、撮像装置により撮像され
た画像データを印刷する機能を有する印刷装置により実
行される制御プログラムであって、少なくとも印刷用紙
のアスペクト比に応じて前記画像データの印刷範囲のア
スペクト比を決定する内容を有している。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】[第1の実施形態]図1は、本発明の第1
の実施形態に係るプリントシステムのシステム構成図で
ある。
【0026】図1に示したように、本実施形態では、デ
ジタルカメラDCとプリンタ1をUSBケーブル27で
接続し、デジタルカメラDCにて撮影された画像データ
をプリンタ1にダウンロードして印刷するようにしてい
る。
【0027】なお、デジタルカメラDCは、撮影した画
像データをメモリ(記録用メディア)に蓄積している
が、本実施形態では、この記録用メディアとしては、着
脱自由なコンパクトフラッシュ(登録商標)カードやス
マートメデイアを使用している。
【0028】また、デジタルカメラDCは、メモリに蓄
積された画像データを再生モードにより液晶表示部に表
示させ、所望の画像データを選択して所定のプリント実
行ボタン(図不示)を操作することにより、プリンタ1
にダウンロードできるように構成されている。
【0029】この際、画像データは、印刷用紙のサイズ
を考慮した適切なサイズでトリミングされてプリンタ1
にダウンロードされると共に、デジタルカメラDCの電
子ビューファインダには、上記のトリミング範囲を示す
枠が表示される。
【0030】次に、プリンタ1の構成を図2に基づいて
説明する。なお、本プリンタ1は、プリンタエンジンと
して、昇華型の熱転写記録方式を採用し、電子的な画像
データを任意の枚数分プリントアウトすることができる
ものである。
【0031】図2において、用紙カセット2に収納され
ている記録紙Pは、バネ19によって付勢された押上げ
板21によって給紙ローラ3に当接しており、給紙ロー
ラ3で1枚ずつ分離して給送される。そして、給紙ロー
ラ3によって給送された記録紙Pは、搬送ローラ対4で
挟持されて記録部に搬送される。
【0032】搬送ローラ対4は、ピンチローラ42とグ
リップローラ41で構成されている。記録部において
は、記録紙Pの搬送経路を挟んでプラテンローラ5とサ
ーマルヘッド6が対向しており、インクシート8をサー
マルヘッド6によって記録紙Pに押圧している。この状
態でサーマルヘッド6の複数の発熱体を画像データに基
づいて選択的に加熱することにより、記録紙Pに所定画
像が転写記録される。
【0033】なお、インクシート8は、記録紙Pの印画
領域を覆ってそのサイズと略等しいサイズで、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のインク
層とオーバーコート層がシートの長さ方向に並べられた
ものである。
【0034】そして、1色のインクを熱転写する毎に記
録紙Pを記録開始位置に戻し、次の色のインクを熱転写
し、最後にオーバーコート層を熱転写することにより、
上記の3色とオーバーコート層が積層状態となるよう印
刷する。
【0035】このように、記録紙Pは、記録部では、搬
送ローラ対4によって4回往復搬送される。この際、或
る色又オーバーコート層が印刷された記録紙Pは、プリ
ンタ1の前方(図2の左側)で反転され、用紙カセット
2の前方部及び下部のガイド部25を介してプリンタ1
の後方(図2の右側)へ導かれる。
【0036】このように、記録紙Pは、プリンタ1の前
方で反転され、印画途中に外部に出ることは無いので、
意図せずに印画途中の刷記録紙Pに触れてしまうのを防
止することができると共に、省スペース化を図ることが
可能となる。また、用紙カセット2の下部を紙ガイドと
して直接利用しているので、プリンタ1の厚さを薄くす
ることができ、更に、記録紙Pをインクカセット7と用
紙カセット2との間の空間を通すことでプリンタ1の全
高を最小限に留めることができるので、これらの点でも
プリンタ1を小型化することが可能となる。
【0037】25は用紙カセット2の用紙搬送ガイド部
である。この用紙搬送ガイド部25は、プリンタ1の前
方から反転されてきた記録紙Pをプリンタ1の後方に反
転させるガイド部であり、この用紙搬送ガイド部25を
用紙カセット2に具備させることで、プリンタ1全体の
小型化に大きく寄与している。
【0038】また、用紙カセット2の上面は、印画され
て排紙された記録紙Pのトレイ部26として兼用され、
これもプリンタ1の小型化に寄与している。
【0039】記録紙Pは、最後の色が印画された後に、
排紙ローラ9a,9bへ案内され、プリンタ1の後方か
ら前方に向かって排出されて、記録動作が終了する。な
お、排出ローラ9aは、記録紙Pの排出動作時にのみ圧
接するように構成され、印画中にはストレスがかからな
いように構成されている。16は搬送路切替えシートで
あり、記録紙Pが一旦給紙された後は、記録紙Pを排出
側の経路に導くように構成されている。
【0040】また、印画用のサーマルヘッド6は、ヘッ
ドアーム22に一体的に装着されており、インクカセッ
ト7を交換する場合には、用紙カセット2を引き抜くこ
とにより、インクカセット7の抜き差しに支障ない位置
まで退避する。すなわち、ヘッドアーム2は、用紙カセ
ット2が装着されている状態では、用紙カセットのカム
部によって押さえられているが、用紙カセット2を脱着
すると上記ガム部による押圧力から解放されて上方に移
動(退避)するので、インクカセット7を着脱すること
が可能となる。
【0041】通常の熱転写記録装置では、YMC3色及
びオーバーコート層を面順次で積層して記録するため、
各色及びオーバーコート層の記録先端位置を正確に合致
させる必要がある。この位置合わせのためには、図2に
示す搬送ローラ対4で記録紙Pを離さずしっかり挟持し
搬送を行う必要がある。また、記録紙Pの送り方向の端
部には記録不可能な余白部が必要となる。しかし、余白
部(縁)を残したままにすると目障りなので、最終的に
容易に縁のない印画物を得るべく、図3に示すように、
記録紙Pには、余白部分を後で容易に手で切取り可能な
ようにミシン目12が設けられる。
【0042】本実施形態では、このようなミシン目12
が形成された記録紙Pを用いているが、このミシン目1
2が形成された領域にも印画領域17と同様に、前述の
インクシート8のオーバーコート層を転写するように構
成されている。
【0043】次に、プリンタ1の動作を詳細に説明す
る。図2に示すプリンタ1において、搬送ローラ対4
は、ピンチローラ42とグリップローラ41からなり、
このグリップローラ41は、図示しないステッピングモ
ータの出力軸に減速機構を介して直結され、このステッ
ピングモータの回転制御により正逆自在に回転駆動され
ることにより、記録紙Pを往復搬送する。
【0044】この際、記録紙Pは、ステッピングモータ
の回転制御により正確に位置制御されることは言うまで
もない。例えば、サーマルヘッド6による1ライン分の
記録ピッチを85μmとし、記録紙Pを1ライン分搬送
するためのステッピングモータのステップ数を4ステッ
プとするならば、記録紙Pは、ステッピングモータを4
ステップで回転制御することにより、1ライン(すなわ
ち85μm)搬送することができる。図3に示した印画
領域17が搬送方向において144mmであるとする
と、1694ライン印画可能であり、記録紙Pをこの分
搬送するためには、ステッピングモータを6776ステ
ップ分回転させればよい。
【0045】図2に示すプリンタ1において、給紙ロー
ラ3から給紙ローラ対4を見て給紙ローラ対4の近傍の
位置に、記録紙Pの先端を検出するための先端検出セン
サ10が配備されており、この先端検出センサ10によ
り記録紙Pの先端が検出されると、制御部18は、搬送
ローラ対4で挟持できる範囲で記録紙Pを所定ライン送
った後に停止させる。この停止位置が前述の記録開始位
置となる。
【0046】この記録開始位置から、最初のY(イエロ
ー)の画像信号に応じてサーマルヘッド6の各発熱体を
発熱駆動してY色の印画を行うと共にオーバーコート層
を転写する。このY色の印画が終了すると、記録紙Pを
この終了位置から逆方向に搬送して所定位置で搬送を停
止し、再度、記録紙Pを逆方向に搬送することにより、
次のM(マゼンタ)の印画をY色と同様の記録紙搬送制
御により行う。C(シアン)色の印画、及びオーバーコ
ート層の転写も同様の記録紙搬送制御により行われる。
【0047】なお、本実施形態では、先端検出センサ1
0の位置と、プラテンローラ5及びサーマルヘッド6に
より記録紙Pを押圧する位置との距離は、装置内部品配
置を考慮し、記録紙P上の距離で20mmに設定した
が、これに限られるものでは無い。
【0048】また、上記のような各種の動作は、制御部
18により制御されるものであるが、この制御部18
は、マイクロコンピュータにより構成され、本発明に特
有な処理を含む各種の処理を行うための制御プログラム
を格納したROM、この制御プログラムを実行するCP
U、ワークエリア等として利用されるRAMを有してい
ることは言うまでもない。
【0049】次に、制御部18による印画処理を図4の
フローチャートに基づいて説明する。なお、図4に示し
たS1〜S10は、印画処理のステップ番号を示してい
る。
【0050】S1:使用者は不図示のプリントボタンの
操作、若しくはデジタルカメラやデジタルビデオカメラ
からの印画指示などによってプリント動作を指示する。
【0051】S2:プリンタ1の制御部18は、プリン
ト指示を行った機器との通信を開始し、この機器との間
でプリントに必要な諸条件の確認を行うと共に、必要で
あれば当該機器からダウンロードされた画像データを印
画用のデータに変換する。
【0052】S3:このようにして印画準備が出来た
ら、制御部18は給紙ローラ3に連結されたモータを駆
動して記録紙Pの給紙を開始する。
【0053】S4:記録紙Pの先端が検出されると、制
御部18は、ステッピングモータを所定ステップ分回転
させ、印画を開始する。このとき、印画開始位置は、記
録紙Pの先端を基準として12.465mmとした。
【0054】S5:引き続き、ステッピングモータを4
ステップ分回転しながら、サーマルヘッド6を画像信号
に応じて発熱駆動し、1ライン分の印画を行う。ステッ
ピングモータを合計6776ステップ分(1694ライ
ン分)回転させ、印画を終了する。この時の印画終了位
置は、記録紙Pの先端を基準として156.455mm
となる。
【0055】S6:次に、記録紙Pの搬送を停止させる
までの減速制御として、ステッピングモータを10ライ
ン分(40ステップ分)程回転させた後に、回転停止さ
せる。
【0056】S7:この状態から、ステッピングモータ
を逆転駆動し、記録紙Pを印画時と逆方向に搬送し、所
定のステップ数(6776ステップ−減速分)だけ戻し
て、更に減速のため、所定のライン数の10ライン分
(40ステップ分)程回転させ、停止させる。
【0057】S8:上記をYMC3色分、3回程繰返
し、所望の印画像を記録紙Pに転写記録する。
【0058】S9:その後、更に1回だけ印画面保護の
ため、オーバーコート層を転写する。
【0059】S10:その後、ステッピングモータを逆
転駆動してそのまま排出ローラ9a,9bへ記録紙Pを
導き、排出ローラ9a,9bにより記録紙Pを外部に排
出して一連の印画動作を終了する。
【0060】次に、本発明に特有なトリミング処理を説
明する。なお、以下の説明において、「トリミング」と
いう用語は、画像データの中から印刷する範囲(画像の
切出領域)を設定すること、また、「リサイズ」という
用語は、元の画像データを印刷用紙上に印刷される大き
さに拡大/縮小することを意味するものとする。
【0061】図5は、トリミングを伴う印刷処理を示す
フローチャートである。なお、図5に示したS51〜S
60は、トリミング処理のステップ番号を示している。
【0062】図5のS51で実行ボタンが押下される
と、S52でプリンタ装置1に装着されている印刷用紙
種が検出されてデジタルカメラDCに送信される。この
印刷用紙情報を受けてデジタルカメラDCは印刷用紙サ
イズに見合った大きさにリサイズするためにS53,S
54,S55で印刷用紙サイズ毎にリサイズ処理がS5
6,S57,S58に振り分けられる。
【0063】もし、デジタルカメラDCが対応していな
い印刷用紙サイズがプリンタ装置1から指定された場合
はS59でエラーとして処理され、印刷は行われない。
S56,S57,S58各々でリサイズ処理された画像
データはS60で印刷データとして加工され、プリンタ
装置1に送信され印刷が行われる。
【0064】ここで、S56,S57,S58で行って
いるリサイズ処理について詳述する。デジタルカメラD
Cに保存されている画像データをプリンタ装置1に装着
されている印刷用紙サイズにリサイズする場合、印刷用
紙内に余白を残す縁あり印刷か、全面印刷を行う縁無し
印刷かでリサイズ目標値が変わってくる。印刷モードと
しての縁無し印刷、縁あり印刷の指定は印刷実行前に印
刷スタイルとして使用者が予めカメラを操作することに
より設定する。
【0065】次に、縁あり印刷と縁無し印刷におけるリ
サイズ目標値の違いを、図6に基づいて説明する。
【0066】図6(a)は、縁無し印刷時の印刷用紙サ
イズXpaper、Ypaperと、リサイズ目標値X
target、Ytargetとの関係を図示したもの
である。この場合は縁無し印刷であるため、図6(a)
に示したように、リサイズ目標値Xtarget、Yt
argetを、それぞれ印刷用紙サイズXpaper、
Ypaperより大きく設定することにより、印刷時に
余白が残らないようにしている。
【0067】図6(b)は、縁あり印刷時の印刷用紙サ
イズXpaper、Ypaperとリサイズ目標値Xt
arget、Ytargetの関係を図示したものであ
る。この場合は縁あり印刷であるため、図6(b)に示
したように、リサイズ目標値Xtarget、Ytar
getを、それぞれ印刷用紙サイズXpaper、Yp
aperより小さく設定することにより、印刷時に余白
が残るようにしている。
【0068】以上、印刷スタイル(印刷モード)によっ
てリサイズ目標値が変わることについて述べてきたが、
リサイズ目標値は印刷用紙サイズによっても変わるた
め、プリンタ1が扱う全ての印刷用紙サイズと印刷スタ
イルに応じたリサイズ目標値を予めデジタルカメラDC
に記憶している。
【0069】本実施形態では、SIZE1、SIZE
2、SIZE3の3サイズについて扱うことができる構
成になっているが、扱い得る印刷用紙のサイズの種類数
に応じたリサイズ目標値を備えていれば、印刷用紙のサ
イズの種類数に制限はない。
【0070】次に、図7,8に基づいて、縁有り印刷と
縁無し印刷におけるリサイズ方法を説明する。図7は、
印刷用紙に余白を残さない縁無し印刷時のリサイズ方法
を説明するための図であり、図8は、印刷用紙に余白を
残す縁有り印刷時のリサイズ方法を説明するための図で
ある。
【0071】図7,8に示した記号は、以下の通りであ
る。 Ximg:横方向リサイズ前画像サイズ Yimg:縦方向リサイズ前画像サイズ Xpaper:横方向印刷用紙サイズ Ypaper:縦方向印刷用紙サイズ Xtarget:横方向リサイズ目標値 Ytarget:縦方向リサイズ目標値 [縁無し印刷の場合]縁無し印刷の場合は印刷用紙内に
余白を作らないため、Ypaper<Ytarget、
Xpaper<Xtargetとなり、Yimg/Yt
arget、Ximg/Xtargetのどちらか小さ
い方向を基準として、拡大もしくは縮小率(リサイズ
率)を選択する。
【0072】図7(a)は、デジタルカメラDCに保存
されている画像データのアスペクト比Yimg/Xim
gがリサイズ目標値のアスペクト比Ytarget/X
targetより大きい場合を示す。 Yimg/Ximg>Ytarget/Xtarget Yimg/Ytarget>Ximg/Xtarget Ytarget<Yimg×Xtarget/Ximg となり、横方向基準(X基準)でリサイズする。X基準
でリサイズすると縦方向(Y方向)はリサイズ目標値Y
targetより大きくなるので縦方向の画像データを
カットしてYtargetに合わせることになり、図7
(b)に示すように画像データが生成される。
【0073】図7(c)は、デジタルカメラDCに保存
されている画像データのアスペクト比Yimg/Xim
gがリサイズ目標値のアスペクト比Ytarget/X
targetより小さい場合を示す。 Yimg/Ximg<Ytarget/Xtarget Yimg/Ytarget<Ximg/Xtarget Xtarget<Ximg×Ytarget/Yimg となり、縦方向基準(Y基準)でリサイズする。Y基準
でリサイズすると横方向(X方向)はリサイズ目標値X
targetより大きくなるので横方向の画像データを
カットしてXtargetに合わせることになり、図7
(d)に示すように画像データが生成される。
【0074】[縁有り印刷の場合]縁有り印刷の場合
は、デジタルカメラDCに保存されている画像データの
全ての領域を印刷用紙サイズYpaper、Xpape
r内に収まるような値をリサイズ目標値とするため、Y
paper>Ytarget、Xpaper> Xta
rgetとなり Yimg/Ytarget、Ximg
/Xtargetのどちらか大きい方向を基準として、
リサイズ率を選択する。
【0075】図8(a)はデジタルカメラDCに保存さ
れている画像データのアスペクト比Yimg/Ximg
がリサイズ目標値のアスペクト比Ytarget/Xt
argetより大きい場合を示す。 Yimg/Ximg>Ytarget/Xtarget Yimg/Ytarget>Ximg/Xtarget となるので、縦方向基準(Y基準)でリサイズすると、
図8(b)のように画像データが生成される。
【0076】図8(c)は、デジタルカメラDCに保存
されている画像データのアスペクト比Yimg/Xim
gがリサイズ目標値のアスペクト比Ytarget/X
targetより小さい場合を示す。 Yimg/Ximg<Ytarget/Xtarget Yimg/Ytarget<Ximg/Xtarget となるので、横方向基準(X基準)でリサイズすると、
図8(d)のように画像データが生成される。
【0077】以上リサイズ処理について説明したが、次
に、デジタルカメラDCに保存されている画像データの
一部を切出して印刷するトリミング処理について説明す
る。
【0078】本実施形態では、印刷モードとしての画像
のトリミング処理において、画像切出枠のアスペクト比
を印刷用紙のアスペクト比に一致させてリサイズする固
定設定と、画像切出枠を任意に設定する自由設定を選択
できるように構成されている。
【0079】以下に、図9に基づいて、印刷用紙のアス
ペクト比に応じて画像データをリサイズする方法を説明
する。
【0080】図9に示した符号aは、デジタルカメラD
Cに保存されている画像データを示している。図9に示
した符号bは、符号aで示した画像データから一部をX
imgwindow1、Yimgwindow1の枠で
切出してリサイズ目標値Xtarget、Ytarge
tにリサイズした画像データを示している。
【0081】図9に示した符号cは、符号aで示した画
像データから一部をXimgwindow2、Yimg
window2の枠で切出して符号bと同じリサイズ目
標値Xtarget、Ytargetにリサイズした画
像データを示している。符号b,cの画像切出枠のアス
ペクト比は等しく、以下の関係となっている。 Yimgwindow1/Ximgwindow1=Y
imgwindow2/Ximgwindow2 すなわち、符号b,cは、画像切出枠のアスペクト比を
保ったまま画像切出枠の大きさを変えることによって、
Xtarget、Ytargetにリサイズされる画像
の倍率が変わり、任意に設定可能であることを示してい
る。
【0082】トリミング処理の場合、プリンタ1に装着
されている印刷用紙の種類(用紙サイズの種類)と設定
されている印刷モードからリサイズ目標値が一意に決ま
るため、画像切り出し枠サイズをXimgwindo
w、Yimgwindowとすると、画像切出枠のアス
ペクト比をリサイズ目標値のアスペクト比Yimgwi
ndow/Ximgwindowと同じになるように設
定しておけば、図7,8で説明したような条件判断が不
要となり、リサイズ率は、Xtarget/Ximgw
indow=Ytarget/Yimgwindowと
なる。
【0083】トリミング処理時にデジタルカメラDCが
有する電子ビューファインダ上に、この画像切出枠を表
示すれば、使用者は視覚的にトリミング領域を確認する
ことが可能となり、大変使い勝手が良くなる。なお、ト
リミング指定は、先に述べた縁有り印刷、縁無し印刷の
選択と合わせて、印刷実行前に使用者が行う。
【0084】次に、画像切出枠を任意のアスペクト比に
設定する自由設定について説明する。自由設定が選択さ
れた場合のトリミング処理は、 元画像からトリミング処理する部分を選択する、 部分画像をリサイズする大きさを決定する、 印刷位置を決定する、の3段階の処理から構成され
る。
【0085】図10は、デジタルカメラDCの持つ電子
ビューファインダ上の再生画像を示し、図11は、印刷
画像を示している。以下、図10に基づいて、電子ビュ
ーファインダ上での画像再生処理を説明する。
【0086】図10(a)は、元の画像から画像切出枠
Window Aによってトリミング処理される部分の
選択処理を示している。
【0087】デジタルカメラDCの電子ビューファイン
ダ上には、画像切出枠WindowAが表示されてい
る。この画像切出枠Window Aは、任意のサイズ
に設定可能であり、デジタルカメラDCの操作子(不図
示)によって画像切出枠Window Aの大きさを、
縦方向と横方向とで独立に操作することが可能であり、
画像切出枠Window Aの大きさを設定すると共
に、画像切出枠Window Aの位置を設定した後
に、デジタルカメラDCの決定ボタン(不図示)によっ
て画像切出範囲、すなわち印刷対象の画像が確定され
る。
【0088】図10(b)は、図10(a)で確定され
た画像切出枠Window Aを元にリサイズ画像枠W
indow Bの大きさを決定する処理を示している。
すなわち、電子ビューファインダ上には図10(a)で
確定された画像切出枠Window Aに重ねて、リサ
イズ枠Window Bが表示されており、画像切出枠
Window Aと同様に操作子によってリサイズ枠の
大きさを設定するが、リサイズ枠Window Bは、
画像切出枠Window Aと同じアスペクト比を保つ
ために、横方向又は縦方向の大きさを変化させた場合に
その変化に応じて画像切出枠Window Aのアスペ
クト比を維持しつつ縦方向又は横方向の大きさが自動的
に変化するようにして、横方向と縦方向の大きさを独立
に操作して変化させるのを禁止している。
【0089】図10(c)は、図10(b)のようして
決定されたリサイズ枠WindowBを上下左右に移動
させて、印刷用紙に対して印刷開始位置を決定する処理
を示している。図11は、上記のようにして決定された
画像切出枠WindowA、リサイズ枠Window
Bに基づいて実際に印刷用紙に印刷した状態を示してい
る。
【0090】なお、デジタルカメラDCの電子ビューフ
ァインダ上に再生されている元の画像とプリンタ1によ
って印刷される画像サイズとの関係は、プリンタ1に装
着された印刷用紙に印刷モードとして縁あり印刷を指定
して全面印刷した画像サイズに相当する。
【0091】つまり、画像切出枠Window Aでデ
ジタルカメラDCの電子ビューファインダ上に再生され
ている画像の全面を選択して、リサイズ枠Window
Bで同じく画像の全面を選択した場合は、縁有りの印
刷モードでの全面印刷と同じ印刷画像となる。
【0092】以上説明したように、印刷用紙のサイズ、
印刷モード毎にリサイズ目標値を変えることによって、
その印刷用紙に最適なサイズの印画データを生成するこ
とができる。
【0093】また、トリミング処理時に、画像切出し枠
を印刷用紙のサイズ、印刷モード毎にそのリサイズ目標
値のアスペクト比と同じアスペクト比に設定する固定設
定によって、印刷用紙のサイズに見合った印画データを
生成することができる。
【0094】また、任意にトリミング領域を設定する自
由設定では、トリミング領域の指定、リサイズ後の画像
サイズの指定、トリミング画像の印刷位置の指定を行う
ことができ、より使用者の意図に沿った印刷を行うこと
が可能となる。
【0095】さらに、印刷用紙、印刷スタイル毎に各々
のリサイズ目標値のアスペクト比と同じトリミング領域
を電子ビューファインダ上に枠で表示することによっ
て、トリミング領域を視覚で容易に認識できるようにな
る。
【0096】[第2の実施形態]第1の実施形態は、本
発明を別体のデジタルカメラDCとプリンタ1とをケー
ブル27で接続した画像形成システムに適用した例であ
ったが、第2の実施形態は、プリンタが一体に搭載され
たプリンタ付きデジタルカメラに本発明を適用した例で
ある。
【0097】本デジタルカメラは、プリンタエンジンと
して、インクジェット記録方式のプリンタエンジンを採
用し、撮影した電子的な画像データをメモリに蓄えると
共に、メモリに蓄えられた画像データを任意なプリント
枚数分プリントアウトすることができるものである。
【0098】図12は、本デジタルカメラの電気的な構
成を示すブロック図、図13,14は、本デジタルカメ
ラの撮影処理とプリント処理に関わる動作を示すフロー
チャート、図15は、本デジタルカメラの機械的な構成
を示す一部切断状態での斜視図、図16は、本デジタル
カメラの概略構成を示す中央断面図である。なお、図1
3,14に示したS2001〜S2017は、上記処理
のステップ番号を示している。
【0099】まず、本デジタルカメラの撮影処理とプリ
ント処理を説明する。
【0100】撮影者が電源スイッチ2000を入力する
と(S2001)、制御手段5001は、本デジタルカ
メラが前回使用されて電源がオフされてから3日以上
(72時間以上)経過しているか否かを判断する(S2
002)。その結果、3日以上経過している場合には、
制御手段5001は、プリンタエンジン部5004の制
御を受け持つプリンタ制御部5005に、回復ポンピン
グを指示してプリンタエンジン部5004を駆動させる
(S2003)。
【0101】ここで、回復ポンピングは、後述するイン
クジェット記録方式のプリンタにおいて、より記録を有
効にするものであって、用紙への記録を行う前に記録ヘ
ッドを吸引ポンプ等によってクリーニングするものであ
る。このクリーニングは、本実施形態では、3日間以上
の未使用期間があった場合の電源入力時に行うようにし
ている。
【0102】撮影者が撮影を行う場合、撮影者は撮影モ
ード設定手段5007を用いて撮影モードの設定を行う
(S2004)。本実施形態では、通常の撮影モード
と、ポートレートモード等の数種類のモードを有し、撮
影モード設定手段5007は、具体的にはモード切換ス
イッチ2015にて行われ、このスイッチ切換信号は制
御手段5001に伝えられる。撮影者が撮影に際してズ
ームレバー2016により画角を調整した後、シャッタ
ボタン2012を第1ストロークまで押し込むと、SW
1信号5010が入力される(S2005)。
【0103】制御手段5001は、SW1信号5010
が入力されると、撮像制御部5003を介して撮像部5
002を駆動し、露出制御値の決定や、測距情報の決
定、ストロボ発光の有無等、露出動作に必要な諸条件の
決定を行う(S2006)。撮影者が実際に撮影を実行
させるべく、シャッタボタン2012を第2ストローク
まで押し込むと、制御手段5001にはSW2信号50
11が入力される(S2007)。
【0104】制御手段5001は、SW2信号5011
が入力されると、撮像制御部5003を介して撮像部5
002を駆動して焦点合わせのためのレンズ駆動や、シ
ャッタの速度制御、絞りの開口量制御、また必要であれ
ばストロボの発光等の一連の露光動作を行い(S200
8)、固体撮像素子1040から出力される画像データ
をメモリ手段5013に保存する(S2009)。その
後、制御手段5001は、表示手段5008(具体的に
は液晶表示パネル2014)を駆動して、今撮影された
画像データを表示する(S2010)。
【0105】メモリ手段5013に保存されている画像
データの一部を切出して印刷するトリミング処理時に
は、制御手段5001は、液晶表示パネル2014にそ
のトリミング領域を表示する。このトリミング領域は、
装着されている印刷用紙種と選択されている印刷モード
から決まるリサイズ目標値のアスペクト比と同じアスペ
クト比で表示することにより、実際に印刷される領域を
表示する。撮影動作としては、以上の処理を繰り返すこ
とになる。
【0106】撮影者がプリント出力を所望する場合に
は、プリント出力のモード設定をモード設定手段500
6によって行う(S2011)。次に、メモリ手段50
13に保存されている画像データを画像送りボタン11
0、画像戻りボタン109によって液晶表示パネル20
14上に順次表示させながら、印刷を所望する画像デー
タを検索する。
【0107】所望の画像データが液晶表示パネル201
4に表示された状態で、プリントボタン2013を押す
と、プリント信号PR5012が入力され、制御手段5
001は、プリント動作を開始する(S2012)。こ
の際、制御手段5001は、本体に装着されている印刷
用紙のサイズを、印刷開始に先立って印刷用紙サイズ検
出部(図示省略)を介して検出する(S2013)。
【0108】制御手段5001は、検出に係る印刷用紙
サイズに見合った印画データをメモリ手段5013に保
存されている画像データから生成するために、予め印刷
用紙サイズ毎に決められているリサイズ目標値にリサイ
ズする(S2014)。このリサイズ処理の内容は、第
1の実施形態と同様である。
【0109】プリンタ制御部5005は、記録ヘッド4
00のホームポジション位置でプリント動作をより有効
にするために、まず、予備吐出を行い、記録ヘッド40
0の目詰まりの解消や、蒸発しているノズルの回復等を
行う(S2015)。
【0110】次に、プリンタ制御部5005はメモリ手
段5013に蓄えられた画像データに対してプリンタ出
力用の画像処理を施した上でプリンタエンジン部500
4に供給することにより、プリント動作を実行させる
(S2016)。
【0111】この場合、プリンタエンジン部5004で
は、印画済みのプリンタ用紙1024aは、ロール状に
巻かれたプリント用紙1024と切離される位置まで自
動的に給紙され、その位置で切離されて排出される(S
2017)。
【0112】ここで、キャリッジHCは、駆動モータ1
013の正転/逆転に連動して駆動力伝達ギア101
1、1010、1009を介して回転するリードスクリ
ュー1004の螺旋溝1005に対して係合するピン
(不図示)を有し、矢印a、矢印bの方向に往復運動さ
れる。
【0113】キャリッジHCには、インクジェットヘッ
ドカートリッジ400が装着される。1003はガイド
棒である。1002は紙押え板であり、キャリッジHC
の移動方向に亙って紙をプラテン1000に対して押圧
する。1007,1008はフォトカプラであり、キャ
リッジHCのレバー1006の当該領域での存在を確認
して、モータ1013の回転方向の切替え等を行うため
のホームポジション検知手段として機能する。
【0114】1016は、記録ヘッド400の前面をキ
ャップするキャップ部材1022を支持する部材であ
る。1015は、このキャップ内を吸引する吸引手段で
あり、キャップ内開口1023を介して記録ヘッド40
0の吸引回復を行う。
【0115】1017は、クリーニングブレードであ
る。1019は、クリーニングブレード1017を前後
方向に移動可能にする部材であり、クリーニングブレー
ド1017と共に本体支持板1018に支持されてい
る。ブレードは、この形態でなく、周知の他のクリーニ
ング方法を適用できるのは言うまでもない。
【0116】また、1021は吸引回復の吸引を開始す
るためのレバーであり、吸引手段の面1014と当接し
ている。このレバー1021は、キャリッジHCと係合
するカム1020の移動に伴って移動し、駆動モータか
らの駆動力がクラッチ切替え等の公知の伝達手段で移動
制御される。
【0117】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジHCがホームポジション側の領域
に位置づけられた時にリードスクリュー1004の作用
によってそれらの対応位置で所望の処理が行えるように
構成されているが、周知のタイミングで所望の動作を行
うようにすれば、本例にはいずれにも適用できる。
【0118】本デジタルカメラ(プリンタ付きデジタル
カメラ)のカメラ部は、図16に示したように、沈胴型
の2段式の鏡筒1029,1030について各々撮影光
学系のレンズユニット1028a,1028bが配置さ
れている。図16に示した1031は、絞りシャッタユ
ニットであり、撮影光束を制御すると共に、露光量の制
御を兼用する。この絞りシャッタユニット1031は、
鏡筒1029に配置されている。
【0119】1032は、鏡筒1030を回動させるヘ
リコイド部材であり、鏡筒1030のカム凸部1030
aと係合している。このヘリコイド部材1032は、不
図示のヘリコイド駆動モータによって駆動される。上記
の撮影光学系1028a,1028b並びに絞りシャッ
タユニット1031を通った光束は、固体撮像素子10
40上に結像する。
【0120】1037a,1037b,1037c,1
038d,及び1039eは、光学式ファインダを構成
するレンズである。これらのレンズのうち、レンズ10
37b,1037c,1038dは、撮影光学系の画角
調整(ズーム操作)に伴って移動し、撮影光学系の画角
と略同じ画角を確認することができる。この光学式ファ
インダとして、画像表示用の液晶表示パネル2014を
用いることで、消費電力を低減することができる。
【0121】絞りシャッタユニット1031は、固体撮
像素子(CCD)1040の露出量をフィードバック制
御によって適正に保つように駆動される。
【0122】CCD1040にて撮像された画像データ
は、画像処理基板0126上の画像処理回路で処理され
て、プリンタ制御基板1027上のプリンタ制御回路へ
送出され、インクジェットヘッドカートリッジ400の
位置制御信号等に同期させて印刷動作に必要な駆動モー
タ等へ伝達される。
【0123】プリント動作は、プリントボタン2013
によって開始され、ロール状に巻かれた印刷用紙102
4からプラテン1000を介してプリント用紙1024
aが引き出され印刷される。この印刷用紙1024とし
ては、少なくとも2種以上のサイズのものを装着するこ
とが可能である。
【0124】1041は、外装カバーで形成された紙カ
ッタ部であり、印刷後のプリント用紙1024aを切離
すのに用いられる。1025は電源である。
【0125】本プリンタ部は、特にインクジェット記録
方式の中でもインク吐出を行わせるために利用されるエ
ネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(たとえば
電気熱変換体やレーザー光等)を備え、熱エネルギーに
よりインクの状態変化を生起させる方式の記録ヘッドに
おいて優れた効果をもたらすものである。
【0126】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号公報、同第47407
96号公報に開示されている基本的な原理を用いて行う
のものが好ましい。
【0127】この方式は、特にオンデマンド型の場合に
は、液体(インク)が保持されているシートや液路に対
して配置されている電気熱変換体に対して、記録情報に
対応していてインクの沸点を越える急速な温度上昇を与
える少なくとも1つの駆動信号を印加することによっ
て、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号
に1対一1応して液体(インク)内の気泡を形成出来る
ので有効である。この気泡の成長、収縮により、吐出用
開口を介して液体(インク)を吐出させて少なくとも1
つの滴を形成する。
【0128】この駆動信号をパルス形状とすると、即時
に適切に気泡の成長/収縮が行われるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出を実現でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号公報、同第4345262号公報に記載
されているようなものが適している。尚、上記の熱作用
面の温度上昇率に関する発明の米国特許第431312
4号公報に記載されている条件を採用すると、更に優れ
た記録を行うことができる。
【0129】記録ヘッドの構成としては、上述の各公報
に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体の
組み合わせ構成(直線状液路又は直角液流路)の他に、
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号公報、米国特許4459
600号公報を用いた構成も本発明に適用することがで
きる。
【0130】また、本発明は、複数の電気熱変換体に対
して、共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする
構成を開示する特開昭59年第123670号公報や、
熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応さ
せる構成を開示する特開昭59年第138461号公報
に基づいた構成を適用することも可能である。
【0131】さらに、記録部が記録できる最大サイズの
記録媒体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプ
の記録ヘッドとしては、上述した公報に開示されている
ような記録ヘッドを複数組み合わせることによってその
記録幅を満たす構成、複数の上記のような記録ヘッドを
一体的に搭載した1個の記録ヘッドとする構成の何れの
構成を採ってもよい。
【0132】また、装置本体に装着されることで、装置
本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が
可能になる交換自在のチップタンク型の記録ヘッド、或
いは記録ヘッド自体にインクカートリッジが一体的に設
けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いること
も可能である。また、記録ヘッドに対する予備加熱手
段、記録とは別に吐出を行う予備吐出モードを行うこと
も安定した記録を行うために有効である。
【0133】なお、上述した実施形態では、印刷する範
囲を切出す切出枠のアスペクト比などをデジタルカメラ
側で制御していたが、プリンタに画像データを表示する
表示部が有れば、これらの制御をプリンタで行うことも
可能である。
【0134】また、コンパクトフラッシュ等の着脱自在
な記憶メディアを装着するためのスロット、任意のアス
ペクト比等を設定するための操作子、比較的大画面の表
示パネル等を有するプリンタであれば、デジタルカメラ
とプリンタをケーブルで接続したり、或いはデジタルカ
メラとプリンタとを一体化したりすることなく、上記記
憶メディアを直接プリンタに装着することにより、該記
憶メディアに記憶された画像データを実施形態と同様の
方法でトリミングして印刷することも可能である。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷用紙のサイズを考慮して画像データを適切にトリミ
ングして印刷することが可能となり、利便性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリントシステムの
システム構成図である。
【図2】プリンタの機械的な構成を示す断面図である。
【図3】記録紙の構成を示す図である。
【図4】印画処理を示すフローチャートである。
【図5】トリミングを伴う印刷処理を示すフローチャー
トである。
【図6】用紙サイズとリサイズ目標値との関係を説明す
るための図である。
【図7】縁無し印刷モードにおけるリサイズ方法を説明
するための図である。
【図8】縁有り印刷モードにおけるリサイズ方法を説明
するための図である。
【図9】印刷用紙のアスペクト比に応じて画像データを
リサイズする方法を説明するための図である。
【図10】電子ビューファインダ上での画像再生処理
(特に画像切出し枠)を説明するための図である。
【図11】図10の画像切出し枠等に基づいて実際に印
刷した状態を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係るプリンタ付き
デジタルカメラの電気的な構成を示すブロック図であ
る。
【図13】上記プリンタ付きデジタルカメラの撮影処理
とプリント処理に関わる動作を示すフローチャートであ
る。
【図14】図13の続きのフローチャートである。
【図15】上記プリンタ付きデジタルカメラの機械的な
構成を示す一部切断状態での斜視図である。
【図16】上記プリンタ付きデジタルカメラの概略構成
を示す中央断面図である。
【符号の説明】
1…プリンタ 18…制御部 27…ケーブル DC…デジタルカメラ 1026…画像処理基板 1027…プリンタ制御基板 1040…固体撮像素子 2014…液晶表示パネル 5001…制御手段 5002…撮像部 5003…撮像制御部 5004…プリンタエンジン部 5005…プリンタ制御部 5006…プリントモード設定手段 5007…撮影モード設定手段 5008…表示手段 IJRA…インクジェット記録装置部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 F 5C053 5/91 101:00 // H04N 101:00 5/91 H Fターム(参考) 2C055 CC00 CC05 EE00 2C087 AA09 AA15 AA18 AB01 AC05 AC07 BA03 BA07 BB20 BD06 BD07 CA03 CA04 CB16 5B057 AA11 CA12 CB12 CE08 CH01 DA16 5C022 AA13 AC03 AC69 5C052 FA02 FA03 FC06 FC08 FD10 FE04 FE07 5C053 FA04 FA08 FA14 KA04 KA24 LA02 LA03

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを印刷する印刷モードに応じ
    て画像データの印刷範囲を制御する制御手段を有するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷モードは、画像データを印刷す
    る印刷用紙のアスペクト比に係るモードであることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷モードは、余白を設けて印刷す
    る印刷モード、及び余白を設けずに印刷する印刷モード
    を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理装置は、画像データに重畳
    して印刷範囲を決定するための枠を表示手段上に表示さ
    せる表示制御手段を有し、該表示制御手段は、画像デー
    タが印刷される印刷用紙のアスペクト比と前記枠のアス
    ペクト比とを一致させて表示させることを特徴とする請
    求項1〜3の何れかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、印刷用紙のアスペクト
    比に前記枠のアスペクト比を一致させる固定モードと、
    印刷用紙のアスペクト比とは無関係に任意のアスペクト
    比を設定できる自由設定モードを選択的に機能させるこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記自由設定モードを
    選択した場合に、前記枠の位置を指定することにより画
    像データの印刷用紙上での印刷位置を設定する機能を有
    することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像処理装置は、画像データを印刷
    する印刷用紙のサイズを検出する検出手段を有すること
    を特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記画像処理装置は、デジタルカメラで
    あることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の画
    像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記画像処理装置は、プリンタであるこ
    とを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の画像処理
    装置。
  10. 【請求項10】 前記画像処理装置は、プリンタとデジ
    タルカメラを別体としてシステム構成することを特徴と
    する請求項1〜9の何れか記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記画像処理装置は、デジタルカメラ
    に対してプリンタが一体に搭載されたプリンタ付きデジ
    タルカメラであることを特徴とする請求項1〜9の何れ
    かに記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記プリンタは、熱転写式のプリンタ
    であることを特徴とする請求項9、10又は11に記載
    の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記プリンタは、インクジェット式の
    プリンタであることを特徴とする請求項9、10又は1
    1に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 画像データを印刷する印刷モードに応
    じて画像データの印刷範囲を制御する制御工程を有する
    ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記印刷モードは、画像データを印刷
    する印刷用紙のアスペクト比に係るモードであることを
    特徴とする請求項14に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  16. 【請求項16】 前記印刷モードは、余白を設けて印刷
    する印刷モード、及び余白を設けずに印刷する印刷モー
    ドを含むことを特徴とする請求項14又は15に記載の
    画像処理装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記画像処理装置は、画像データに重
    畳して印刷範囲を決定するための枠を表示手段上に表示
    させる表示制御工程を有し、該表示制御工程は、画像デ
    ータが印刷される印刷用紙のアスペクト比と前記枠のア
    スペクト比とを一致させて表示させるることを特徴とす
    る請求項14〜16の何れかに記載の画像処理装置の制
    御方法。
  18. 【請求項18】 前記制御工程は、印刷用紙のアスペク
    ト比に前記枠のアスペクト比を一致させる固定モード
    と、印刷用紙のアスペクト比とは無関係に任意のアスペ
    クト比を設定できる自由設定モードを選択的に機能させ
    ることを特徴とする請求項14〜17の何れかに記載の
    画像処理装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 前記制御工程は、前記自由設定モード
    を選択した場合に、前記枠の位置を指定することにより
    画像データの印刷用紙上での印刷位置を設定する機能を
    有することを特徴とする請求項14〜18の何れかに記
    載の画像処理装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記画像処理装置は、画像データを印
    刷する印刷用紙のサイズを検出する検出工程を有するこ
    とを特徴とする請求項14〜19の何れかに記載の画像
    処理装置の制御方法。
  21. 【請求項21】前記画像処理装置は、デジタルカメラで
    あることを特徴とする請求項14〜20の何れかに記載
    の画像処理装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 前記画像処理装置は、プリンタである
    ことを特徴とする請求項14〜20の何れかに記載の画
    像処理装置の制御方法。
  23. 【請求項23】 前記画像処理装置は、デジタルカメラ
    に対してプリンタが一体に搭載されたプリンタ付きデジ
    タルカメラであることを特徴とする請求項14〜22の
    何れかに記載の画像処理装置の制御方法。
  24. 【請求項24】 前記プリンタは、熱転写式のプリンタ
    であることを特徴とする請求項22又は23に記載の画
    像処理装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 前記プリンタは、インクジェット式の
    プリンタであることを特徴とする請求項22又は23に
    記載の画像処理装置の制御方法。
  26. 【請求項26】 撮像装置により撮像された画像データ
    を印刷装置により印刷する画像処理システムであって、
    少なくとも印刷用紙のアスペクト比に応じて前記画像デ
    ータの印刷範囲のアスペクト比を決定する決定手段を有
    することを特徴とする画像処理システム。
  27. 【請求項27】 前記画像処理システムは、印刷用紙の
    アスペクト比とは無関係に任意に前記画像データの印刷
    範囲のアスペクト比を設定する設定手段を有することを
    特徴とする請求項26に記載の画像処理システム。
  28. 【請求項28】 前記画像処理システムは、前記決定手
    段により決定されたアスペクト比に係る印刷範囲の前記
    画像データを印刷用紙のサイズに応じて拡大/縮小する
    拡大/縮小手段を有することを特徴とする請求項27又
    は28に記載の画像処理システム。
  29. 【請求項29】 前記拡大/縮小手段は、少なくとも余
    白を設けて印刷する場合と余白を設けることなく印刷す
    る場合とで、縦方向を基準として拡大/縮小するか、或
    いは横方向を基準として拡大/縮小するかを変化させる
    ことを特徴とする請求項28に記載の画像処理システ
    ム。
  30. 【請求項30】 撮像装置により実行される制御プログ
    ラムであって、 前記撮像装置により撮像された画像データを印刷装置に
    より印刷するに当たり、少なくとも印刷用紙のアスペク
    ト比に応じて前記画像データの印刷範囲のアスペクト比
    を決定する内容を有することを特徴とする制御プログラ
    ム。
  31. 【請求項31】 撮像装置により撮像された画像データ
    を印刷する機能を有する印刷装置により実行される制御
    プログラムであって、 少なくとも印刷用紙のアスペクト比に応じて前記画像デ
    ータの印刷範囲のアスペクト比を決定する内容を有する
    ことを特徴とする制御プログラム。
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