JP2003244877A - 回転電機の回転子及びその製造方法 - Google Patents
回転電機の回転子及びその製造方法Info
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Abstract
率を向上させること。 【解決手段】ロータコア1は、コア直列体を略円筒形状
に整形することにより形成されている。コア直列体は、
第一ティース2及び第二ティースを交互に積層すること
により形成されており、周方向に隣り合った第一ティー
ス2及び第二ティースを回動連結部で回動させることに
よって略円筒形状に整形される。回動連結部は、第一テ
ィース2及び第二ティースの端部に形成されており、第
一ティース2及び第二ティースの積層状態においてそれ
ぞれ各ティースの端部に突出するように形成されてい
る。第一ティース2及び第二ティースは、回動連結部が
ロータコア1の軸方向に並ぶように積層されている。第
一ティース2及び第二ティースは腕部の径方向長さが回
動連結部の直径よりも小さく設定されている。
Description
びその製造方法に関するものである。
あり、図9は、図8の回転子のコアに銅線を巻装した状
態を示す斜視図である。
中心部から放射状に延びる複数のティース51を有した
コアシート52を複数枚積層して形成されている。コア
50は、放射状に延びたそれぞれのティース51の間に
銅線53が巻装されている。銅線53は、シャフト54
が挿入された後に、コア50の外側から数本のティース
51を跨いで巻装する分布巻によってコア50に巻装さ
れている(例えば、特許文献1参照)。
50においては、分布巻は巻く時のアンダーカット部と
なるスロット内の巻線占積率が低くなり、モータ効率向
上の障害となってしまうという問題があった。
されたものであって、その目的は、巻線占積率を向上さ
せることによってモータ効率を向上させることにある。
め、請求項1に記載の発明は、直列状に配列され該配列
方向の一方の端部に第一連結部が形成された複数の第一
ティースからなる第一コアシートと、直列状に配列され
前記第一ティースと逆方向の端部に第二連結部が形成さ
れた複数の第二ティースからなる第二コアシートとを、
前記第一及び第二連結部が互いに反対方向に突出すると
ともに該第一及び第二連結部を前記配列方向の直交方向
に並べて積層して形成したコア直列体を円環状に構成
し、前記第一及び第二ティースは、周方向に沿ってその
先端の一方に前記第一及び第二連結部が形成された腕部
をそれぞれ備え、該腕部の径方向幅が前記連結部の径方
向幅よりも短く形成した。
の発明において、前記第一及び第二ティースは、前記コ
ア直列体の径方向に延び巻線を巻装する巻線部を備え、
前記巻線部から径方向外側に外れた位置に前記第一及び
第二ティースを積層方向に固着する第一嵌合凹部及び該
第一嵌合凹部に嵌合される第一嵌合凸部が形成され、前
記巻線部から径方向内側に外れた位置に前記第一及び第
二ティースを積層方向に固着する第二嵌合凹部及び該第
二嵌合凹部に嵌合される第二嵌合凸部が形成した。
に記載の発明において、前記第一及び第二ティースは、
回転子の組み付け時にシャフトに固着される固着部を備
え、前記固着部は、幅方向両側に周方向に隣り合う前記
ティースと互いに径方向の移動を規制するための凹部及
び凸部を形成した。
うちのいずれか一項に記載の発明において、前記連結部
は互いに間隙を設けて積層した。請求項5に記載の発明
は、請求項4に記載の発明において、前記連結部はその
厚さを前記腕部の厚さより薄く形成した。
れ該配列方向に略沿って延びる腕部と該腕部の一端に前
記腕部より幅広に設定された第一及び第二連結部と回転
子の組み付け時にシャフトに固着されるとともに幅方向
両側に形成され周方向に隣り合うティースと互いに径方
向の移動を規制するための凹部及び凸部を備えた固着部
と前記ティースを積層方向に固着する第一嵌合部及び第
二嵌合部と前記腕部と前記固着部との間に形成された巻
線部とが形成された複数の第一及び第二ティースからな
る第一及び第二コアシートとを金属製の平板からプレス
によって打抜き形成する工程と、前記第一及び第二コア
シートを前記第一嵌合部及び第二嵌合部にて積層すると
ともに前記第一及び第二連結部を回動可能に連結する工
程と、前記巻線部に巻線を巻装する工程と、前記第一及
び第二コアシートを積層して形成されたコア直列体を円
環状に形成する工程とを備えた。
の発明において、前記第一嵌合部及び前記第二嵌合部
を、前記巻線部から径方向外側及び径方向内側に外れた
位置に形成した。
連結部をティースの配列方向の直交方向に並べて積層す
ることによって周方向に隣り合う各ティースを回動する
ことができるように連結した。従って、各ティースに備
えられた巻線部の間隔を広く取ることができ、巻線部に
容易に巻線が巻装される。また、コア直列体に対する腕
部の径方向幅を短くすることにより多くの巻線が巻装さ
れる。
部及び第2嵌合部が磁気回路の流れを遮断することがな
い。請求項3に記載の発明によれば、隣り合うティース
が互いに径方向に力を及ぼし合うためその摩擦力によっ
てティース間が開くのが防止される。
磁気抵抗が高くなり、連結部からの磁束漏れが防がれ
る。請求項5に記載の発明によれば、積層される連結部
間に間隙が形成され連結部の磁気抵抗が大きくなる。
スに備えられた巻線部の間隔を広く取ることができ、巻
線部に容易に巻線が巻装されるとともに、コア直列体に
対する腕部の径方向幅を短くすることにより多くの巻線
が巻装される回転電機の電機子が製造される。
部及び第2嵌合部が磁気回路の流れを遮断することのな
い回転電機の電機子が製造される。
明をロータコアに具体化した第一の実施の形態を図1〜
図6に従って説明する。
る。図2は、図1におけるA−A線断面図である。ロー
タコア1は、第一ティース2及び第二ティース3を略円
柱形状に交互に積層することによって形成されている。
ロータコア1は、第一ティース2及び第二ティース3同
士が同じ平面上に位置するように組み付けられている。
すなわちロータコア1は、同一平面上に第一ティース2
のみで略円盤形状に整形された第一コアシート4と、同
じく同一平面上に第二ティース3のみで略円盤形状に整
形された第二コアシート5を交互に重ね合わせることに
よって形成されている。
トを挿入するための円柱形状の孔が形成されている。図
3(a)は、第一ティースの平面図である。図3(b)
は、図3(a)におけるB−B線断面図である。図3
(c)は、第二ティースの平面図である。図3(d)
は、図3(c)におけるC−C線断面図である。なお、
以下の図面においては、図面が煩雑となるのをさけるた
めティースの細かな部材名称については図3(a)〜
(d)のみに記載するものとする。
b、固着部2c及び第一連結部としての回動連結部2d
を備えている。巻線部2aは、長板状をしており第一テ
ィース2の略中心に位置している。巻線部2aの一端
(図3(a)において上端)には腕部2bが一体に形成
されており、他端(図3(a)において下端)には固着
部2cが一体に形成されている。
成され、長手方向略中央位置において巻線部2aと直交
するように一体形成されている。腕部2bは一端(図3
(a)において右端)に回動連結部2dが形成されてい
る。腕部2bはその径方向の長さが回動連結部2dの径
方向幅よりも小さく設定されている。腕部2bの略中央
には上面(図面のおもて面であり、図2において上面)
に第一嵌合部としての第一嵌合凹部7、下面(図面の裏
面であり、図2において下面)に第一嵌合部としての第
一嵌合凸部8が同軸上に形成されている。尚、本実施形
態において第一嵌合凹部7及び第一嵌合凸部8はロータ
コア1において巻線部2aの径方向外側に形成されてい
る。
り、その中心の上面(図面のおもて面であり、図2にお
いて上面)に回動凹部9、下面(図面の裏面であり、図
2において下面)に回動凸部10が形成されている。回
動凹部9及び回動凸部10は、同軸上に形成されてお
り、回動凹部9の径は、回動凸部10の径よりやや大径
に形成されている。
に組み付け可能となるように先端部に近付くにつれて幅
狭に形成されている。固着部2cの略中央には、上面
(図面のおもて面であり、図1において上面)に第二嵌
合部としての第二嵌合凹部11、下面(図面の裏面であ
り、図1において下面)に図示しない第二嵌合部として
の第二嵌合凸部が同軸上に形成されている。尚、本実施
形態において第二嵌合凹部11及び第二嵌合凸部はロー
タコア1において巻線部2aの径方向内側に形成されて
いる。
状の外縁をなしており、凹部13及び凸部14が形成さ
れている。凹部13及び凸部14は、第一ティース2が
円環状に組み付けられる際、周方向に隣り合う第一ティ
ース2同士が略密着するように同様のクランク形状によ
って形成されている。
成時に図示しないシャフトを挿入するための円柱形状の
孔が形成されるように凹曲面状に形成されている。第二
ティース3は、巻線部3a、腕部3b、固着部3c及び
第二連結部としての回動連結部3dを備えている。巻線
部3aは、長板状をしており第二ティース3の略中心に
位置している。巻線部3aの一端(図3(c)において
上端)には腕部3bが形成されており、他端(図3
(c)において下端)には固着部3cが形成されてい
る。
に延設されており、片側の端部(図3(c)において左
端)には回動連結部3dが形成されている。腕部3bの
略中央には上面(図面のおもて面であり、図2において
上面)に第一嵌合部としての第一嵌合凹部15、下面
(図面の裏面であり、図2において下面)に第一嵌合部
としての第一嵌合凸部16が形成されている。第一嵌合
凹部15及び第一嵌合凸部16は、同軸上に形成されて
おり、上述した第一ティース2との積層状態において、
第一嵌合凸部8及び第一嵌合凹部7と互いに嵌合してい
る。
り、その中心の上面(図面のおもて面であり、図2にお
いて上面)に回動凹部17、下面(図面の裏面であり、
図2において下面)に回動凸部18が形成されている。
回動凹部17及び回動凸部18は、同軸上に形成されて
おり、回動凹部17の径は、回動凸部18の径よりやや
大径に形成されている。
に組み付け可能となるように先端部に近付くにつれて幅
狭に形成されている。固着部3cの略中央には、上面
(図面のおもて面であり、図1において上面)に第二嵌
合部としての第二嵌合凹部19、下面(図面の裏面であ
り、図1において下面)に図示しない第二嵌合部として
の第二嵌合凸部が形成されている。第二嵌合凹部19及
び第二ティース3の第二嵌合凸部は、同軸上に形成され
ており、上述した第一ティース2との積層状態におい
て、第一ティース2の第二嵌合凸部及び第二嵌合凹部1
1と互いに嵌合している。
状の外縁をなしており、凹部21及び凸部22が形成さ
れている。凹部21及び凸部22は、第二ティース3が
円環状に組み付けられる際、周方向に隣り合う第二ティ
ース3同士が略密着するように同様のクランク形状によ
って形成されている。
成時に図示しないシャフトを挿入するための円柱形状の
孔が形成されるように凹曲面状に形成されている。以上
のように第二ティース3は、第一ティース2の腕部2b
及び回動連結部2dを左右逆側に延設したことにより形
成されている。
の形成方法を図4〜図6に従って説明する。図4(a)
は、本発明の第一の実施の形態におけるティースを形成
する工程を示す平面図である。
おいて、図示しないプレス装置は、金属製の平板23か
ら第一ティース2及び第二ティース3の形成時に不要と
なる部分の打抜きを行う。尚、第一ティース2及び第二
ティース3は、直列状態で平板23上に並べられてお
り、互いの巻線部2a,3a及び固着部2c,3cとが
交互にかみ合って打抜かれるように設計されている。
尚、直列状態で一度に形成される第一ティース2及び第
二ティース3の数は、図面上は六つとなっているが、こ
れは図面が煩雑となるのを避けるためであり実際の第一
ティース2及び第二ティース3の数は六つに限定されな
い。プレス装置による打抜き工程が終わると形成段階は
ステップS2a又はステップS2bのいずれか一方に移
行される。
端以外に積層されるティースを形成する工程である。ス
テップS2bは、ティースの積層時に下端となるティー
スを形成する工程である。
第一嵌合凹部7,15、第二嵌合凹部11,19、回動
凹部9,17の打出しを行う。第一嵌合凹部7,15、
第二嵌合凹部11,19、回動凹部9,17の打出しが
行われることによって、その裏面に位置する第一嵌合凸
部8,16、第一ティース2及び第二ティース3に形成
された第二嵌合凸部、回動凸部10,18が打出され
る。
ス2及び第二ティース3のうちで、平板23の端部に回
動連結部2d,3dが形成されるものには、回動凹部
9,17及び回動凸部10,18が形成されない。この
ように回動凹部9,17及び回動凸部10,18が形成
されていない第一ティース2及び第二ティース3を、以
下それぞれ連結用第一ティース24及び連結用第二ティ
ース25(図4(b)参照)として説明する。
積層時に下端となるティースから凸部が突出することを
防ぐため第一嵌合凹部7,15、第二嵌合凹部11,1
9及び回動凹部9,17を打抜いて形成する。
て、凹部及び凸部の打出し又は、凹部の打抜きが行われ
ると形成段階はステップS3a又はステップS3bのい
ずれか一方に移行される。
する工程である。ステップS3bは、第二ティース3を
形成する工程である。プレス装置は、ステップS2aを
経た平板23に第一ティース2を形成するステップS3
aと第二ティース3を形成するステップS3bを交互に
行うようにプログラムされている。従って、平板23に
は、第一ティース2を形成する直列状のティース群と第
二ティース3を形成する直列状のティース群が交互に並
んで形成される。
て、プレス装置は、腕部2b,3b及び回動連結部2
d,3dの形成を行う。腕部2b,3b及び回動連結部
2d,3dの形成が行われると、形成段階はステップS
4に移行される。尚、ステップS4以降の形成段階にお
いては、かみ合うように形成された各ティース2,3の
打抜きの順序を表したものである。従って、第一ティー
ス2及び第二ティース3の区別をする必要がなく、図面
では第一ティース2の場合のみを図示して説明する。
一の列(図4aステップS4において上側)に形成され
た第一ティース2又は第二ティース3の打抜きを行う。
第一ティース2又は第二ティース3の打抜きは、直線上
に並ぶように直列状態で行われ、第一ティース2又は第
二ティース3は、打抜かれると同時にプレス装置の型内
で積層される。プレス装置によって、同一の列(図4a
において上側)に形成された第一ティース2又は第二テ
ィース3の打抜きが行われると、形成段階はステップS
5に移行される。
ほど打抜かれた第一ティース2又は第二ティース3とか
み合うように同一の列(図4aにおいて上側)に形成さ
れた第一ティース2又は第二ティース3の打抜きを行
う。打抜かれた第一ティース2及び第二ティース3は、
ステップS4と同様に第一ティース2又は第二ティース
3が、直列状態でまとめて打抜かれ、打抜かれると同時
にプレス装置の型内で積層される。
時に積層される第一ティース2と第二ティース3は、そ
れぞれ巻線部2a,3aに対する腕部2b,3b及び回
動連結部2d,3dの延設方向が異なっている。そのた
め直列状態で打抜かれた第一ティース2及び第二ティー
ス3は、回動連結部2d,3dが互いに反対方向に突出
するように積層されている。
突出するように積層されるが、第一ティース2及び第二
ティース3は直列状に配列されている。従って、隣り合
った第一ティース2及び第二ティース3の端部に形成さ
れた回動連結部2d,3d同士が各ティース2,3の配
列方向の直交方向に並べて積層された状態となる。
る。コア直列体26は、ステップS4及びステップS5
において直列状態で打抜かれた第一ティース2及び第二
ティース3が交互に積層されることによって形成されて
いる。第一ティース2と第二ティース3は、第一嵌合凹
部7,15と第一嵌合凸部8,16及び第二嵌合凹部1
1,19と第一ティース2及び第二ティース3に形成さ
れた第二嵌合凸部が互いに嵌合することにより積層状態
をなしている。第一ティース2と第二ティース3は、回
動凹部9,17と回動凸部10,18が互いに嵌合する
ことにより周方向に隣り合う各ティース2,3と回動可
能に連結されている。
(b)において左端)が連結用第一ティース24によっ
て、他方(図4(b)において右端)が連結用第二ティ
ース25によって形成されている。
の上面図である。図5(b)は、巻線を巻装したコア直
列体の斜視図である。積層状態とされた第一ティース2
と第二ティース3は、コア直列体26に、すなわち周方
向に隣り合う各固着部2c,3cがそれぞれ離間した状
態で巻線部2a,3a(図3(a)及び図3(c)参
照)に巻線27が集中巻によって巻装される。巻線27
は、各巻線部2a,3aに巻装されるとコア直列体26
の両端面から突出幅28だけコア直列体26の積層方向
へ突出する。
アの断面図である。ロータコア1は、巻線27が巻装さ
れた後、コア直列体26を円環状にして形成されてい
る。コア直列体26の両端部を形成している連結用第一
ティース24及び連結用第二ティース25は互いのティ
ース24,25が交互に組み付けられ、レーザ溶接によ
り固着状態とされている。ロータコア1の中心部は、周
方向に隣り合う各固着部2c,3cが、凹部13と凸部
14及び凹部21と凸部22(図3(c)参照)とが互
いに密着状態でレーザ溶接されることによって固着状態
とされている。
の作用を図2及び図3に従って説明する。回動凹部9,
17は、回動凸部10,18よりも大きい径を持つよう
に形成されている。従って、第一ティース2と第二ティ
ース3とが積層状態となり、回動凹部9,17と回動凸
部10,18が嵌合状態となっても回動凹部9,17と
回動凸部10,18の間には僅かに隙間が形成されてい
る。そのため、周方向に隣り合う各ティース2,3の回
動を妨げない。
ティース3は、各ティース2,3の凹部13,21と凸
部14,22とが密着状態でレーザ溶接されており、各
ティース2,3の間の固着状態が強化される。また、隣
り合うティース2,3は、各凹部13,21と凸部1
4,22が互いに径方向への移動を規制しておりその力
によって各ティース2,3間の剛性が高められている。
従って、ロータコア1の組み付け後に図示しないシャフ
トの挿入が行われるが、その際に各ティース2,3の固
着状態が解けにくくなる。
動連結部2d,3dは、第一ティース2及び第二ティー
ス3の両側から突出して交差するように組み付けられて
いる。従って、コア直列体26の回動連結部2d,3d
の剛性が高くなる。
ば、以下の効果を有する。 (1)巻線27は、各ティース2,3が積層されたもの
が直列状態に並んだコア直列体26の状態で巻装され
る。従って、巻線27を巻装する際に各巻線部2a,3
aの間を十分に取ることができるので容易に巻線27を
巻装することができる。
きるので、巻線27の巻装に要する時間を短縮すること
ができる。 (3)巻線27を巻装する際に各巻線部2a,3aの間
を十分に取ることができるので巻線27を整頓して巻装
することができ巻線27の占積率を上げることができ
る。
より巻線27のコア直列体26からの突出幅28を小さ
くすることができる。従って、モータの全長を短く抑え
モータを小型化することができる。
より巻線27が有効に巻装されるため、不必要に巻線2
7が長くなり巻線抵抗が増加するのを防ぐことができ
る。 (6)各ティース2,3の固着部2c,3cに凹部1
3,21及び凸部14,22を形成することにより、そ
れぞれ周方向に隣り合ったティース2,3との固着力が
高められる。従って、ロータコア1へのシャフトの挿入
時に、各ティース2,3の固着状態が解けにくくなる。
ス2及び第二ティース3が交互に形成されるようにそれ
らの形成順序が設定されている。そのため、プレス装置
は平板23から第一及び第二ティース2,3を順番に打
抜くと同時に積層すると自然に第一コアシート4と第二
コアシート5が交互に積層される。従って、ロータコア
1の製造時間を短縮することができる。
直線上に並ぶように直列状態で打抜かれる。従って、平
板23から効率的に各ティース2,3が製造され、歩留
まりを向上することができる。
第二ティース3を互いの巻線部2a,3a及び固着部2
c,3cが交互にかみ合って打抜かれるように設計され
ている。従って、平板23から有効に各ティース2,3
を形成することができ、歩留まりを更に向上することが
できる。
d,3dの剛性が高く形成されている。従って、ロータ
コア1の形成時などに回動連結部2d,3dの回動操作
を行っても回動連結部2d,3dが破損するのを防ぐこ
とができる。
態で巻線され、その後略円筒形状に組み付けてロータコ
ア1を形成する。従って、ロータコア1の外縁部に巻線
27を巻装するための隙間を設ける必要がなく、コギン
グトルクの発生を抑えることができる。
合凸部8,16は、ロータコア1において巻線部2aの
径方向外側に形成されている。また、第二嵌合凹部1
1,19及び該第2嵌合凹部と嵌合する第二嵌合凸部
は、ロータコア1において巻線部2aの径方向内側に形
成されている。従って、巻線部2aに形成される第一嵌
合凹部7,15、第一嵌合凸部8,16、第二嵌合凹部
11,19及び第二嵌合凸部が磁気の流れを妨げるのを
防ぐことができる。
合凸部8,16は、腕部2b,3bの略中央位置に形成
されている。また、第二嵌合凹部11,19及び該第2
嵌合凹部と嵌合する第二嵌合凸部は固着部2c,3cの
略中央位置に形成されている。従って、腕部2b,3b
及び固着部2c,3cの積層状態を安定して保持するこ
とができる。
回動連結部2dの直径よりも小さく設定されている。そ
のため、巻線を巻装可能となる箇所をロータコア1の径
方向において増加させることができる。従って、巻線部
2aにより多くの巻線を巻装することができる。
タコアに具体化した第二の実施の形態を図7(a)〜図
7(d)に従って説明する。
の形態のロータコア1において、各ティース2,3の形
状を一部変更したものであり、その他は第一の実施の形
態と同様の構成である。従って、第一の実施の形態と同
様の構成をとる箇所については同一符号を付しその詳細
な説明を省略する。
第一ティースの平面図である。図7(b)は、図7
(a)におけるD−D線断面図である。図7(c)は、
第二の実施の形態における第二ティースの平面図であ
る。図7(d)は、図7(c)におけるE−E線断面図
である。
29b、固着部29c及び回動連結部29dを備えてい
る。第一ティース29は、第一の実施の形態における第
一ティース2の回動連結部2dを図7(b)において上
面から凹部を設けることによって形成されている。従っ
て、回動連結部29dは、第一ティース29の他の箇所
よりも薄肉に形成されている。回動連結部29dが薄肉
に形成されることにより第一の実施の形態における回動
凹部9が浅くなり、回動凹部30が形成されている。回
動凹部30及び回動凸部10は、同軸上に形成されてお
り、回動凹部30の径は、回動凸部10の径よりやや大
径に形成されている。
31b、固着部31c及び回動連結部31dを備えてい
る。第二ティース31は、第一の実施の形態における第
二ティース3の回動連結部3dを図7(d)において上
面から凹部を設けることによって形成されている。従っ
て、回動連結部31dは、第二ティース31の他の箇所
よりも薄肉に形成されている。回動連結部31dが薄肉
に形成されることにより第一の実施の形態における回動
凹部17が浅くなり、回動凹部32が形成されている。
回動凹部32及び回動凸部10は、同軸上に形成されて
おり、回動凹部30の径は、回動凸部10の径よりやや
大径に形成されている。
及び第二ティース31は、第一の実施の形態と同様、交
互に積層されてロータコア1を形成する。次に、上記の
ように構成されたロータコアの作用を図7(e)に従っ
て説明する。
て、第一ティース及び第二ティースの積層状態における
回動連結部を表した断面図である。第一ティース29と
第二ティース31との積層状態において、両回動連結部
29d,31dは薄肉に形成されているので両回動連結
部29d,31dの間には隙間が形成され、磁気抵抗が
大きくなる。
ば、第一の実施の形態に記載の効果に加え以下の効果を
有する。 (1)回動連結部29d,31dを腕部29b,31b
より薄肉に形成したため第一ティース29及び第二ティ
ース31は回動連結部29d,31dの間に隙間を有し
て積層される。従って、積層された回動連結部29d,
31dの間の磁気抵抗を大きくすることにより磁束の漏
れを防止し、モータのトルクを向上させることができ
る。
更してもよい。 ○上記各実施の形態では、ティースを積層する際に二箇
所に嵌合凸部及び嵌合凹部を形成してそれぞれ嵌合させ
ることによって積層状態を固着したが、ティースの積層
状態を保持することができればよく、これに限定されな
い。
2,29及び第二ティース3,31のうちで積層時に下
端となるティースは、下端面に突出部が出ないように適
宜打抜きなどが行われていた。しかし、打抜きが行われ
なくても下端面から突出する幅はティース一枚程度の厚
さのものであるため打抜き作業が行われてないものでも
よい。
4と第二コアシート5を交互に積層したが、例えば第一
コアシート4を二枚積層した後に第二コアシート5を三
枚積層するなど、積層する順序及びその枚数を適宜変更
してもよい。
2,29及び第二ティース3,31は、それぞれ腕部及
びその先端に形成された回動連結部のみ対称形に形成さ
れていた。しかし、それぞれの固着部も第一ティース
2,29及び第二ティース3,31の間で対称形に形成
してもよく、そのように形成すると固着部が軸方向へず
れることを防止することができる。
26を一つ用いてロータコア1を形成した。従って、連
結用第一ティース24及び連結用第二ティース25をそ
れぞれ一箇所に設けたのみでロータコア1を形成した。
しかし、コア直列体26を複数個連ねてロータコア1を
形成してもよく、ロータコア1を形成するのに第一ティ
ース24及び第二ティース25を複数箇所設けてもよ
い。
ス29及び第二ティース31から磁束の漏れを防止する
ために、図7(b)及び図7(d)の上面より凹部を設
けて磁気抵抗が大きくなるように回動連結部29d,3
1dを形成した。しかし、両ティース29,31の間の
磁気抵抗を大きくして磁束の漏れを防止することができ
ればよく、図7(b)及び図7(d)の下面より凹部を
設けたものでもよい。
(b)及び図7(d)の上下面両方向から凹部を設けた
ものでもよい。
巻線占積率を向上させることによってモータ効率を向上
させることができる。
ィースの説明図。
図。
a…巻線部、2b…腕部、2c…固着部、2d…第一連
結部としての回動連結部、3…第二ティース、3a…巻
線部、3b…腕部、3c…固着部、3d…第二連結部と
しての回動連結部、4…第一コアシート、5…第二コア
シート、7…第一嵌合部としての第一嵌合凹部、8…第
一嵌合部としての第一嵌合凸部、11…第二嵌合部とし
ての第二嵌合凹部、13…凹部、14…凸部、15…第
一嵌合部としての第一嵌合凹部、16…第一嵌合部とし
ての第一嵌合凸部、19…第二嵌合部としての第二嵌合
凹部、21…凹部、22…凸部、23…平板、26…コ
ア直列体、27…巻線。
Claims (7)
- 【請求項1】 直列状に配列され該配列方向の一方の端
部に第一連結部(2d)が形成された複数の第一ティー
ス(2)からなる第一コアシート(4)と、直列状に配
列され前記第一ティース(2)と逆方向の端部に第二連
結部(3d)が形成された複数の第二ティース(3)か
らなる第二コアシート(5)とを、前記第一及び第二連
結部(2d,3d)が互いに反対方向に突出するととも
に該第一及び第二連結部(2d,3d)を前記配列方向
の直交方向に並べて積層して形成したコア直列体(2
6)を円環状に構成し、 前記第一及び第二ティース(2,3)は、周方向に沿っ
てその先端の一方に前記第一及び第二連結部(2d,3
d)が形成された腕部(2b,3b)をそれぞれ備え、
該腕部(2b,3b)の径方向幅が前記連結部(2d,
3d)の径方向幅よりも短く形成されていることを特徴
とする回転電機の回転子。 - 【請求項2】 前記第一及び第二ティース(2,3)
は、前記コア直列体(26)の径方向に延び巻線が巻装
される巻線部(2a,3a)を備え、 前記巻線部(2a,3a)から径方向外側に外れた位置
に前記第一及び第二ティース(2,3)を積層方向に固
着する第一嵌合凹部(7,15)及び該第一嵌合凹部
(7,15)に嵌合される第一嵌合凸部(8,16)が
形成され、前記巻線部(2a,3a)から径方向内側に
外れた位置に前記第一及び第二ティース(2,3)を積
層方向に固着する第二嵌合凹部(11,19)及び該第
二嵌合凹部(11,19)に嵌合される第二嵌合凸部が
形成されたことを特徴とする請求項1に記載の回転電機
の回転子。 - 【請求項3】 前記第一及び第二ティース(2,3)
は、回転子(1)の組み付け時にシャフトに固着される
固着部(2c,3c)を備え、前記固着部(2c,3
c)は、幅方向両側に周方向に隣り合う前記ティース
(2,3)と互いに径方向の移動を規制するための凹部
(13,21)及び凸部(14,22)が形成されてい
ることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機の
回転子。 - 【請求項4】 前記連結部(29d,31d)は互いに
間隙を設けて積層されていることを特徴とする請求項1
〜3のうちのいずれか一項に記載の回転電機の回転子。 - 【請求項5】 前記連結部(29d,31d)はその厚
さが前記腕部(2b,3b)の厚さより薄く形成されて
いることを特徴とする請求項4に記載の回転電機の回転
子。 - 【請求項6】 直列状に配列され該配列方向に略沿って
延びる腕部(2b,3b)と該腕部(2b,3b)の一
端に前記腕部(2b,3b)より幅広に設定された第一
及び第二連結部(2d,3d)と回転子(1)の組み付
け時にシャフトに固着されるとともに幅方向両側に形成
され周方向に隣り合うティース(2,3)と互いに径方
向の移動を規制するための凹部(13,21)及び凸部
(14,22)を備えた固着部(2c,3c)と前記テ
ィース(2,3)を積層方向に固着する第一嵌合部
(7,8,15,16)及び第二嵌合部(11,19)
と前記腕部(2b,3b)と前記固着部(2c,3c)
との間に形成された巻線部(2a,3a)とが形成され
た複数の第一及び第二ティース(2,3)からなる第一
及び第二コアシート(4,5)とを金属製の平板(2
3)からプレスによって打抜き形成する工程と、 前記第一及び第二コアシート(4,5)を前記第一嵌合
部(7,8,15,16)及び第二嵌合部(11,1
9)にて積層するとともに前記第一及び第二連結部(2
d,3d)を回動可能に連結する工程と、 前記巻線部(2a,3a)に巻線を巻装する工程と、 前記第一及び第二コアシート(4,5)を積層して形成
されたコア直列体(26)を円環状に形成する工程とを
備えたことを特徴とする回転電機の回転子の製造方法。 - 【請求項7】 前記第一嵌合部(7,8,15,16)
及び前記第二嵌合部(11,19)は、前記巻線部(2
a,3a)から径方向外側及び径方向内側に外れた位置
に形成されたことを特徴とする請求項6に記載の回転電
機の回転子の製造方法。
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