JP2003245224A - 暖房便座及び暖房便座システム - Google Patents

暖房便座及び暖房便座システム

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JP2003245224A
JP2003245224A JP2002048744A JP2002048744A JP2003245224A JP 2003245224 A JP2003245224 A JP 2003245224A JP 2002048744 A JP2002048744 A JP 2002048744A JP 2002048744 A JP2002048744 A JP 2002048744A JP 2003245224 A JP2003245224 A JP 2003245224A
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heater
heated
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道彦 谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 便蓋の開閉に関係なく便座表面からの放熱量
を少なくし、省エネルギー化を高めた暖房便座を提供す
る。 【解決手段】 ヒータ21の着座面側に接して蓄熱材2
3を、当該ヒータ21の反対面に接して断熱材22を配
設して放熱体20を構成する。この放熱体20を、表皮
材11と下部材12とから中空状に形成された便座本体
10内に配設し、支柱31及び収縮バネ33とによって
着座時には放熱体20と表皮材11を接触させ、非着座
時には放熱体20と表皮材11との間に空隙15を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は暖房便座及び暖房便
座システムに関する。具体的には、非使用時における便
座面からの放熱を少なくした暖房便座に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】省エネルギー効果を高め
た暖房便座が種々提案されている。例えば、特開平11
−309089号公報には、便座内に設置されたヒータ
ユニットの上面若しくは下面に蓄熱材を配した暖房便座
に、内部に中空部を有する便蓋を備えた便座装置が開示
されている。この便座装置は、電力需要が小さく安価な
夜間帯に蓄熱しておき、昼間に蓄熱材の放熱により便座
を温めるものである。また、便蓋内に中空体を備えてい
るため、便蓋からの放熱効果が少なく、省エネルギー化
を図れるものである。
【0003】しかし、便蓋による断熱効果がある程度認
められるが、便蓋と便座間の空気層は便器側にも通じて
おり、対流による便座表面からの熱拡散を充分に防止し
きれず、エネルギーロスを生じていた。
【0004】これに対して、特開平11−89753号
公報には、便座上面とともに密閉空間を形成するような
形状に形成された便座密閉部を備えた便座装置が開示さ
れている。この便座装置では、非使用時には便座上面に
密閉空間が形成されるため、便座表面からの熱拡散が少
なくなり、非使用時の放熱効果を少なくして、省エネル
ギー化を図ることができる。
【0005】しかしながら、これらいずれの便座装置に
おいても、便座表面からの放熱については殆ど考慮され
ておらず、便蓋の閉じ忘れによるエネルギーロスが大き
いものとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とす
るところは、便蓋の開閉に関係なく便座表面からの放熱
量を少なくし、省エネルギー化を高めた暖房便座を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の暖房便
座は、表皮材と下部材とから中空状に形成された便座本
体と、便座本体内に配置されたヒータと当該ヒータの着
座面側に接して配設された蓄熱材と前記ヒータの反対面
に接して配設された断熱材とからなる放熱体とを備え、
非着座時には前記放熱体と前記表皮材との間に空隙を形
成し、着座時には前記放熱体と前記表皮材が接触するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の暖房便座は、請求項1に
記載された暖房便座において、前記便座本体内に、前記
表皮材下面に備えられた支柱と当該支柱を介して前記表
皮材を押し上げる方向に付勢するバネ部材とからなる駆
動部材を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の暖房便座は、請求項1に
記載された暖房便座において、前記便座本体内に、前記
表皮材を支持する支持部材と当該支持部材を駆動して前
記表皮材と前記放熱体とを接触させる駆動源とからなる
駆動機構を備えたことを特徴としている。
【0010】請求項4に記載の暖房便座は、請求項1に
記載された暖房便座において、前記便座本体内を減圧し
た密閉空間とし、前記放熱体を下部材に支持する支柱と
当該支柱を介して前記便座本体を持ち上げる方向に付勢
するバネ部材とからなる駆動部材を備えたことを特徴と
する。
【0011】請求項5に記載の暖房便座は、前記表皮材
は柔軟性素材から作製され、前記便座本体内は気体で充
満された密閉空間であることを特徴としている。
【0012】請求項6に記載の暖房便座は、前記便座本
体内は密閉空間であって、前記放熱体と前記表皮材間の
空隙を給排気して前記放熱体と前記表皮材を接触非接触
の状態にする給排気手段を備えたことを特徴としてい
る。
【0013】請求項7に記載の暖房便座は、表皮材と下
部材とから中空状に形成された便座本体と、便座本体内
に配置されたヒータと当該ヒータの着座面側に接して配
設された蓄熱材と前記ヒータの反対面に接して配設され
た断熱材とからなる放熱体と、当該放熱体の表面に備え
られ断熱材からなる多数の通気孔を有する複数のスライ
ド部材と着座時には前記スライド部材の孔を一致させて
貫通孔を形成し、非着座時には前記スライト部材の通気
孔を非貫通孔状態にするスライド機構とを備えたことを
特徴としている。
【0014】請求項8に記載の暖房便座は、表皮材と下
部材とから中空状に形成された便座本体と、当該便座本
体内に配設されたヒータと当該ヒータと前記表皮材との
間に配設された多数の孔を有する断熱材と、ヒータの熱
を前記便座本体内で循環させる送風手段を備えたことを
特徴としている。
【0015】請求項9に記載の暖房便座は、請求項8記
載の暖房便座において、前記孔を開閉する開閉機構を備
えたことを特徴とする。
【0016】請求項10に記載の暖房便座は、多孔質材
からなる表皮材と下部材とから中空状に形成された便座
本体と、当該便座本体内に配設されたヒータと、前記便
座本体の内部を加圧する送風手段を備えたことを特徴と
する。
【0017】請求項11に記載の暖房便座は、表皮材と
下部材とから中空状に形成された便座本体と、当該便座
本体内に配設され、膨張することにより前記表皮材と接
触する1乃至複数の膨張部と、当該膨張部に高温高圧ガ
スを送り込み当該膨張部を膨張させる熱源供給部を備え
たことを特徴とする。
【0018】請求項12に記載の暖房便座は、請求項1
1に記載の暖房便座において、膨張した膨張部との接触
面積を増大させるリブ部を前記表皮材の下面に備えたこ
とを特徴とする。
【0019】請求項13に記載の暖房便座は、請求項1
0〜12のいずれかに記載の暖房便座において、前記下
部材の着座面側に接して断熱材が配設されたことを特徴
とする。
【0020】請求項14に記載の暖房便座システムは、
請求項3,4,6〜13のいずれかに記載の暖房便座
と、便座本体の加温開始を行う暖房制御部と、外部信号
を受信して前記暖房制御部の制御を行う信号処理部とを
備えたことを特徴とする。
【0021】請求項15に記載の暖房便座システムは、
前記外部信号はトイレ近郊に備えられた人検知センサか
らの検知信号であることを特徴とする。
【0022】請求項16に記載の暖房便座システムは、
前記外部信号はトイレ照明のオン信号であることを特徴
とする。
【0023】請求項17に記載の暖房便座システムは、
前記外部信号は暖房便座に備えられた便蓋の開閉動作を
示す検知信号であることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、各図を参照しながら本発明
の暖房装置及び暖房便座システムについて詳細に説明す
る。図1は第1の実施形態に係る暖房便座の一部を破断
した断面図、図2は当該暖房便座の駆動部材を示す説明
図である。この暖房便座1は、便座本体10と便座本体
10に熱を付与する放熱体20とを備える。便座本体1
0は、表皮材11と下部材12とから中空状に形成され
ており、便座本体10内部に放熱体20を配設する。表
皮材11は、例えば耐熱性のあるプラスチック材料から
作製される。この表皮材11は、人の着座に耐えうる程
度の強度を有し、着座すればわずかに撓むものであれ
ば、従来の暖房便座1に使用されるものがそのまま利用
できる。また、蓄熱材23との接触により速やかに熱拡
散されるよう、熱伝導率の高いものが好適に用いられ
る。
【0025】放熱体20は、ヒータ21と当該ヒータ2
1の着座面側に接して配設された蓄熱材23とヒータ2
1の下部材12側に接して配設された断熱材22とから
なり、駆動部材によって、便座本体10内に支持されて
いる。駆動部材は、放熱体20を支持する支柱31と着
座によって収縮する収縮バネ33とを備える。支柱31
は、その上端が表皮材11の下面に接すると共にその下
端が下部材12の支柱孔14に挿入して配設されてい
る。収縮バネ33は、支柱31途中に設けられた上バネ
押え部32と下部材12に形成された下バネ押え部13
との間に配設される。収縮バネ33は、表皮材11を押
し上げる方向に付勢しており、非着座時には図1(a)
に示す如く放熱体20と表皮材11との間に空隙を設
け、着座時には人の荷重により表皮材11が押下され、
図1(b)に示す如く蓄熱材23が表皮材11に密接す
る。また、支柱31の下端は、非着座時には支柱孔14
にわずかに挿入されたものであって便器には接触してお
らず(図2(a))、着座時には支柱31が垂下するよ
うに支柱孔14にて方向制御される(図2(b))。
【0026】蓄熱材23はその材質等が制限されるもの
ではないが、表皮材11と接触することにより放熱し、
表皮材11の裏面に密着可能に成形されうるものがよ
い。また、塩化カルシウムや硫酸ナトリウム、チオ硫酸
ナトリウム、ポリエチレングリコールなどの蓄熱材料を
袋材に包み込んだものであってもよい。
【0027】暖房便座1には、図示しない電源部が便座
本体10外部に設置され、ヒータ21への電源供給が制
御されている。電源部は、例えば、タイマーユニットを
有し、夜間時には自動的に通電し、昼間時には通電を停
止するように制御する。あるいは、昼間時には夜間時よ
りも発熱量を抑えるように通電したり、さらには手動で
通電の開停止を行うようにしてもよい。こうして安価な
電力によって蓄熱材23に蓄熱された熱は、人の着座に
よって接触している間、表皮材11の加温に利用され
る。
【0028】この暖房便座1においては、ヒータ21の
下面に断熱材22が配設されているためヒータ21から
の熱は効率よく蓄熱材23に蓄えられる。また、着座時
には蓄熱材23と表皮材11裏面とが接触して、蓄熱材
23から表皮材11へと速やかに熱移動が生じる一方、
非着座時には蓄熱材23と表皮材11との間に空隙15
が形成されるため、蓄熱材23からの放熱が少なくな
る。このように、着座時のみ便座表面が暖まり、非着座
時においては便座面からの無駄な放熱がなくなり、エネ
ルギーの利用効率を高められる。また、夜間を中心とし
て電気を使用するため、ランニングコストが下がり、電
力需要の均一化にも貢献できる。
【0029】図3は第2の実施形態に係る暖房便座1の
一部を破断した断面図であって、図4は当該暖房便座1
の駆動部材を示す説明図である。この暖房便座1も便座
本体10と放熱体20とを備えるが、便座本体10は気
密性を高めるため、表皮材11と下部材12がシールさ
れ、便座内部が密閉空間となっている。この密閉空間は
減圧に保持されている。
【0030】当該暖房便座1における駆動部材も、支柱
31と収縮バネ33とからなる駆動部材が用いられてい
るが、ここでは、支柱31は放熱体20を下部材12に
支持しており、その上端を断熱材22の下面に接すると
共に下部材12の支柱孔14を挿通させ、その下端を便
器2上面に接するように配設されている。収縮バネ33
は、支柱31途中に設けられた上バネ押え部32と下部
材12に形成された下バネ押え部13との間に設けられ
ている。収縮バネ33は、便座本体10を持ち上げる方
向に付勢しており、非着座時には、図3(a)に示す如
く、収縮バネ33が収縮しようとして便座本体10が便
器2から持ち上げられ、放熱体20と表皮材11との間
に空隙15が形成される。また、着座時には、図3
(b)に示す如く、便座全体が便器2方向に押し下げら
れ、収縮バネ33の収縮力に打ち勝って放熱体20が表
皮材11裏面に接することになる。また、図4(a)
(b)に示す如く、便座本体10内の気密性を担保する
ため、下部材12下面に支柱孔14を塞ぐカバー部材3
4が取着されている。このカバー部材34はゴム製であ
り、図4(a)に示す如く、非着座時には下部材12下
方に突き出た支柱31下端を覆うべく伸長した状態で取
着され、着座時には、図4(b)に示す如く下部材12
に押下され収縮した状態で取着される。この暖房便座1
にも、図示しない電源部が便座本体10外部に設置さ
れ、ヒータ21への電源供給が制御されている。
【0031】当該暖房便座1では、便座本体10内部が
減圧されているため、便座本体10内部の断熱性を高め
ることができる。この結果、非使用時における放熱量を
より一層抑え、省エネルギー化をさらに図ることができ
る。また、着座時には支柱31によって放熱材20を介
して表皮材11が支えられることになり、沈み込み感が
少なくなる。
【0032】図5は第3の実施形態である暖房便座1の
断面図であって、この暖房便座1では放熱体20を表皮
材11に接触させるための駆動機構を備えている。駆動
機構は、表皮材11を支持する支持部材35と当該支持
部材35を駆動する駆動源36とから構成される。駆動
源36には、例えばソレノイド式の直動アクチュエータ
などが用いられ、駆動機構は表皮材11をわずかに上下
に変位させる。この駆動機構はスイッチによって作動す
る。従って、着座時に駆動機構をオンすれば、表皮材1
1が下降して放熱体20と接触し、表皮材11が温めら
れる。また、立ち上がった際に駆動機構を再びオンする
ことにより、支持部材35が上昇して放熱体20と表皮
材11を離すことができる。このように、アクチュエー
タなどの能動的な駆動装置を用いて表皮材11をわずか
に変位させることにしてもよい。
【0033】図6は第4の実施形態である暖房便座1の
断面図であって、この暖房便座1の表皮材11は柔軟性
素材から作製され、便座本体10内部は気密性が担保さ
れ、空気や窒素等の不活性な気体で充満されている。ま
た、放熱体20の着座面側と表皮材11との間には空隙
15が設けられている(図6(a))。表皮材11は、例
えばゴムやビニール等の柔軟性があり、好ましくは弾性
(復元性)に優れた素材から作製され、内部の気圧によ
って便座形状が保持されている。この便座では、着座に
よって表皮材11が撓み蓄熱材23と接触する(図6
(b))。こうして接触した部分に蓄熱材23から熱が
供給され便座面が暖まる。一方、使用者が立てば座面表
面は元の形状に復帰し、蓄熱材23と表皮材11との間
に再び空隙15が形成される。このように、柔軟性素材
からなる表皮材11を用いて着座時にのみ表皮材11と
蓄熱材23とを接触させるようにしてもよい。
【0034】次に図7に示す第5の実施形態について説
明する。図7に示す暖房便座1は、表皮材11と下部材
12がシールされ、便座本体10内部が密閉空間とな
り、放熱材20と下部材12との間に空気が充満した断
熱層となっている。また、放熱材20と表皮材11との
間の空隙15内部を給排気する、例えばポンプ装置など
の給排気手段37が備えられている。給排気手段10が
便座本体10内部を排気すれば、表皮材11が撓んで表
皮材11と放熱体20が接触し、表皮材11が加温され
る。また、給排気手段10が給気すると、表皮材11と
放熱体20との間に空隙15が形成される。従って、着
座時に、給排気手段37を作動して排気動作を行ない、
図8(b)に示すように表皮材11と放熱体20とを接
触させると便座本体10を温めることができ、立座時に
は、図8(a)に示すように給気動作を行い、表皮材1
1と放熱体20とを離すことができる。このため、表皮
材11には給排気動作によって伸縮できる柔軟性素材、
例えばゴムやビニール等、好ましくは弾性に優れた素材
を用いるのが好都合である。また、放熱体20と下部材
12との間は空気による断熱層が形成されるため、便座
下面からの放熱も少ないものとなる。なお、図7中38
はバルブ装置である。
【0035】図9は第6の実施形態である暖房便座1の
断面図、図10は当該暖房便座1のスライド部材41,
42を示す拡大図、図11は当該暖房便座1の動作説明
図であって、請求項7に記載の暖房便座1に対応するも
のである。
【0036】当該暖房便座1は、便座本体10とヒータ
21の着座面側に蓄熱材23とその反対面に断熱材22
が配設された放熱体20と、当該放熱体20の着座面側
に配設されたスライド部材41,42とを備える。スラ
イド部材41,42は薄板状の断熱材からなり、各スラ
イド部材41,42にはそれぞれ多数の通気孔43が形
成されている。スライド部材41,42は2枚備えら
れ、一方のスライド部材41は蓄熱材23の着座面側に
密接して配設され、残る他方のスライド部材42は、例
えば直動ガイド等の駆動装置40によって駆動され、他
方のスライド部材41上を摺動する。2枚のスライド部
材41,42は、好ましくは放熱体20表面全体を多く
ようにして備えられ、必要に応じて複数個の駆動装置4
0によって駆動される。なお、放熱体20は第1の実施
形態で用いられているような電源部によって蓄熱制御さ
れている。また、放熱材20と下部材11との間は空気
層若しくは減圧層による断熱層となっている。
【0037】2つのスライド部材41,42の通気孔4
3は、スライド部材42の摺動によって貫通孔を構成
し、また、スライド部材42の摺動によって、スライド
部材41の通気孔43がスライド部材42によって塞が
れるように、2枚のスライド部材41,42が配置され
る。なお、44はスライド部材42摺動用のギア部材で
ある。
【0038】従って、非着座時にはスライド部材42を
摺動して、図11(a)に示す如く通気孔43を塞い
で、蓄熱材23からの放熱を防止できる。また、着座時
には図11(b)に示す如く貫通孔を構成するようにス
ライド部材42を摺動して、蓄熱材23から放熱させて
表皮材11を加温できる。このようなスライド部材4
1,42を用いることにより、非着座時の放熱を少なく
できる。
【0039】また、このとき図面ではスライド部材42
と表皮材11との間に空隙15を設けているが、このよ
うなスライド部材41,42による遮蔽手段を用いる場
合には空隙15を設けることなく摺動が妨げられない範
囲でスライド部材42を表皮材11に接触して配設して
もよい。
【0040】図12は第7の実施形態である暖房便座1
を一部破断した斜視構造図、図13は当該暖房便座1の
断面図であって、請求項8に記載の暖房便座1に対応す
るものである。図13(a)に示すように、便座本体1
0は、表皮材11と下部材12とから中空状に形成され
ており、表皮材11と下部材12とがシールされた密閉
空間となっている。下部材12の着座面側には断熱材4
5が配設されており、当該断熱材45上にヒータ21が
配設されている。また、表皮材11の内面と空隙15を
設けて、別な断熱材46が表皮材11に沿うようにして
配設されている。この断熱材46には、多数の孔47が
開設されている。この暖房便座1には送風ファンなどの
送風手段48が備えられている。送風手段48は、断熱
材46とヒータ21との間に送風し、便座本体10内部
の空気を空隙15方向に強制循環する。
【0041】ヒータ21は便座本体10外部に設置され
た図示しない電源部によって制御されており、非着座時
にはヒータ21は通電状態にされているが低い温度に設
定されており、送風手段48のスイッチはオフとなって
いる。図13(b)に示すように、着座時には送風手段
48のスイッチがオンされ、ヒータ21近傍の暖かい空
気が表皮材11近傍に送られ、立座時にスイッチがオフ
される。こうして着座時には便座が温められ、非着座時
には便座への熱供給が止まり便座表面からの放熱が減少
する。また、送風手段48を用いているため、便座全体
を速やかに温めることができる。もちろん、非着座時に
はヒータ21を非通電状態にしておき、着座時にヒータ
21と同時に送風手段48をオンにして表皮材11を温
めてもよいが、着座時に冷たさを感じさせるおそれがあ
る。
【0042】図14は第8の実施形態である暖房便座1
の断面図であって、第7の実施形態である暖房便座1に
断熱材46に設けられた孔47を塞ぐ弁部材49が備え
られたものである。この弁部材49も断熱部材から作製
され、その周囲の一部が断熱材46の孔47近傍に固定
されている。弁部材49は送風手段48によって循環さ
れる空気によって開放端が持ち上げられ、孔47を開
く。また、送風がやむと弁部材49は孔47を塞ぐ。従
って、着座時に送風手段48のスイッチをオンすれば表
皮材11が温められ、スイッチを再びオンすれば送風が
止まり、孔47が塞がれる。このように、非着座時にお
いてはヒータ21で温められた空気が空隙15方向に移
動せず、便座表面からの放熱をより一層少なくできる。
【0043】図15は第9の実施形態である暖房便座1
の孔47の開閉機構を示す拡大説明図である。当該暖房
便座1も断熱材46の孔47を開閉する開閉機構を備え
たものである。この開閉機構は、孔47を塞ぐ弁部材4
9と弁部材49を駆動する駆動機構50とからなり、駆
動機構50は、例えば、ピニオンギア51とラック部材
53及びラック部材53を移動する駆動部(図示せず)
とから構成される。弁部材54の周縁部にはピニオンギ
ア51の軸52が取着され、ラック部材53が移動する
と弁部材54が約180°回転して孔47を開閉する。
駆動機構50は、例えば送風スイッチ48のオンによっ
て孔47を開く方向に動作し、送風スイッチ48のオフ
によって孔47を閉じる方向に動作する。このような機
械的な駆動機構50を用いて、孔47を開閉することに
してもよい。
【0044】図16は第10の実施形態である暖房便座
1の断面図であって、請求項10に記載の暖房便座1に
対応するものである。便座本体10は、表皮材11と下
部材12とから中空状に形成されており、表皮材11と
下部材12とがシールされた密閉空間となっている。下
部材12の着座面側には断熱材45が配設されており、
当該断熱材45上方にヒータ21が配設されている。こ
の表皮材11は、多孔質材から作製されており、無数の
気孔を有しており通気性を有するものである。多孔質材
には自然な状態では気体漏れの少ないものが好適に用い
られる。また、当該便座本体10は強い送風力を有する
送風ファンやコンプレッサーなどの送風手段55を備え
ている。この送風手段55は、便座本体10内部を加圧
することが可能なものであって、送風手段55の作動に
より、内部からヒータ21により温められた空気が表皮
材11を通過する。
【0045】当該暖房便座1においても、ヒータ21は
便座本体10外部に設置された図示しない電源部によっ
て制御されており、非着座時にはヒータ21は通電状態
にされているが低い温度に設定されており、送風手段5
5はオフとなっている。着座時に送風手段55のスイッ
チがオンにされると、送風手段55により温められた空
気が便座表面から吹き出し、便座が温められる。また、
温風が吹き出されるため、着座時の冷たさを軽減でき
る。また、非着座時には送風手段55のスイッチがオフ
されて加圧が止まり、温風の吹き出しが止まる。こうし
て、非着座時における放熱が少なくなり、表皮材11を
常に温めた状態に維持できる。
【0046】図17は第11の実施形態である暖房便座
1の断面図であって、図18は当該暖房便座1の一部を
破断した斜視構造図である。この暖房便座1は、請求項
11に記載の暖房便座1に対応するものである。便座本
体10は、表皮材11と下部材12とから中空状に形成
されている。この便座本体10は、表皮材11以外から
の放熱を少なくすべく、表皮材11と下部材12がシー
ルされた密閉空間とするのが好ましい。下部材12の着
座面側には断熱材45が配設されており、当該断熱材4
5上に1乃至複数の膨張部56が備えられている。膨張
部56は、例えば、図18に示す如く、軟質ゴムからな
る複数本のゴム管を配列して構成され、例示した暖房便
座1では複数の膨張部56が形成されている。この膨張
部56は、熱源供給部から送り込まれた高温高圧のガ
ス、例えば加熱された圧縮空気によって膨張して、表皮
材11の裏面側に接するように配設され、好ましくは複
数の膨張部56によって表皮材11の裏面をできうる限
り隙間なく埋め尽くすように配設される。膨張部56は
このような機能を有するものであれば特に制限されるも
のでなく、ゴム風船を下部材12上の配管に接続するよ
うにしてもよい。
【0047】また、当該暖房便座1には、この膨張部5
6に高温高圧ガスを送り込み膨張部56を膨張させる図
示しない熱源供給部が設けられる。熱源供給部は、常に
わずかの高温ガスを膨張部56に送り続けており、便座
スイッチのオンにより圧力を高めて膨張部56を膨張さ
せる。
【0048】従って、着座時に熱源供給部を作動すれ
ば、高温高圧ガスにより膨張した膨張部56が表皮材1
1と接触して表皮材11を温める。また、非着座時には
表皮材11との熱交換が行なわれず、座面表面からの放
熱を少なくできる。
【0049】図19は第12の実施形態の暖房便座1の
断面図である。この暖房便座1の表皮材11裏面には、
膨張した膨張部56との接触面積を増大させるリブ部1
6が備えられている。リブ部16は、膨張部56が膨張
した際の形状、大きさと相補的に形成され、膨張した膨
張部56がリブ部16内面側に収まるように形成され
る。この結果、リブ部16内面のほぼ全体が膨張部56
と接触し、表皮材11への熱伝導効率を上げることがで
きる。このリブ部16は、表皮材11と一体成形して備
えることもできるし、熱伝導効率の優れた材質のものか
ら作製し、表皮材11に接合してもよい。
【0050】このように上記した各実施形態における暖
房便座1は、非着座時における便座面からの放熱量を著
しく減少し、エネルギーロスを軽減する。
【0051】次に、本発明の暖房便座システムについて
説明する。図20は本発明の一実施形態である暖房便座
システムのブロック図である。暖房便座システムは、暖
房便座1と便座本体10の加温開始を行う暖房制御部4
と、外部信号を受信して前記暖房制御部4の制御を行う
信号制御部3とを備える。
【0052】上記各実施形態の暖房便座1においては、
使用者が使用時に、例えば便座本体10内の駆動部材を
作動し、表皮材11を上下する駆動機構をオンしたり、
給排気手段37や送風手段48,55などを作動させる
ことによって、便座を温めることを前提とするものであ
る。従って、着座時には未だ充分に便座が暖まっておら
ず、座った時に冷たさを感じるおそれが強い。これを改
善するために、当該暖房便座システムでは、上記暖房便
座1の駆動機構や給排気手段37、送風手段55などを
動作して、便座の加温開始を行う暖房制御部4と外部信
号を受信して当該暖房制御部4を制御する信号制御部3
を備える。
【0053】外部信号としては、例えば、トイレの入口
近郊に備えられた人検知センサからの検知信号やトイレ
照明のオン信号、暖房便座に備えられた便蓋の開閉動作
を示す検知信号などが用いられる。信号制御部3は、こ
れらの外部信号を検知すると暖房制御部4へ暖房開始信
号を送出し、第3の実施形態における表皮材11を上下
に駆動する駆動機構や第5の実施形態における給排気手
段37、第6の実施形態におけるスライド部材42を駆
動する駆動装置40、第7及び第8の実施形態における
送風手段48、第9の実施形態における送風手段48及
び駆動部、第10の実施形態における送風手段55、第
11及び第12の実施形態における熱源供給部を駆動す
る。従って使用者が実際に着座する前から便座が温めら
れ、着座時の冷温感が軽減される。また、暖房制御部4
に暖房停止機能を備え、例えば、人が遠ざかったことを
検知した場合やトイレ照明がオフされた場合に、駆動機
構を駆動して表皮材11から放熱体20を遠ざけたり送
風手段48,55を停止し、便座暖房を停止させること
にしてもよい。また、便蓋のヒンジ部に備えられたリミ
ットスイッチによって便蓋の開閉を検知し、蓋が開かれ
たことを検知すれば便座暖房を開始し、また、蓋が閉じ
られたことを検知すれば便座暖房を停止することもでき
る。
【0054】このように本発明による暖房便座1によれ
ば、非着時には便座表面からの無駄な放熱量を少なくし
て、省エネルギー化を図ることができる。また、本発明
の暖房便座システムによれば、省エネルギー化のみなら
ず、着座時には充分に座面を予め温めておくことがで
き、人にやさしい暖房便座を提供できる。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の暖房便座では、便座本
体内に配設された放熱体が、非着座時には便座本体との
間に空隙を形成し、着座時には便座本体を構成する表皮
材と接触するので、非着座時には表示材からの放熱を著
しく少なくできる。また、放熱体を構成するヒータには
その着座面側に蓄熱材が形成されその反対面には断熱材
が配設されているため、ヒータの熱源を効率よく利用で
きる。こうして非使用時には少ない消費電力に抑えるこ
とができ、エネルギー効率のよい暖房便座を提供でき
る。
【0056】請求項2記載の暖房便座によれば、支持部
材とバネ部材とからなる駆動部材によって、表皮材を放
熱体に接触させているので、極めて簡単な駆動系にする
ことができる。
【0057】請求項3記載の暖房便座によれば、支持部
材と支持部材を駆動する駆動源とからなる駆動機構によ
って表皮材を放熱体に接触させているので、便座スイッ
チ等によって便座を温めることができる。また、着座に
よらず遠隔操作等により便座を温めておくことができ、
使用時の冷温感を軽減できる。
【0058】請求項4記載の暖房便座によれば、便座本
体内が減圧された密閉空間となっているので、非着座時
における放熱が少なくなり、より一層エネルギー効率の
よい暖房便座とすることができる。また、支持部材とバ
ネ部材とからなる駆動部材によって、表皮材と放熱材を
接触させているので、簡単な駆動系にできる。さらに、
支持部材によって表皮材が支持される構成になるので、
着座時の沈み込み感が少なくなる。
【0059】請求項5記載の暖房便座によれば、表皮材
は柔軟性材料から作製され、便座本体内は気体で充満さ
れた密閉空間となっているので、極めて簡単な構成で表
皮材と放熱体とを接触させることができ、機械的な故障
がなくなる。また、熱移動が着座部位近郊のみで行なわ
れるのでさらにエネルギー効率が高められる。
【0060】請求項6記載の暖房便座によれば、便座本
体内を密閉空間として、前記放熱体と表皮材との間の空
隙を給排気して両者を接触非接触の状態にするので、使
用者が座った際の沈み込み感が減少し、違和感が少なく
なる。また、遠隔操作等によって便座表面を温めておく
ことができるので、着座時の冷たさを軽減できる。
【0061】請求項7記載の暖房便座は、便座本体内に
配設された放熱体にはその着座面側に、着座時には貫通
孔を形成し、非着座時には非貫通孔を形成するスライド
機構が備えられているので、非着座時には放熱体からの
放熱が少なく、エネルギー効率の優れた暖房便座とでき
る。
【0062】請求項8記載の暖房便座は、便座本体内に
配設されたヒータと表皮材との間に多数の孔を有する断
熱材と便座本体内でヒータからの熱を循環させる送風手
段を備えているので、着座時にのみ送風手段を動作する
ことにして、非着座時には設定温度を低くしておくこと
ができる。こうして非着座時における無駄なエネルギー
ロスを少なくできる。
【0063】請求項9に記載の暖房便座は、請求項8記
載の暖房便座において前記孔を開閉する開閉機構を備え
ているので、孔からの放熱を減らすことができ、より一
層省エネルギー化を図ることができる。
【0064】請求項10に記載の暖房便座は、多孔質材
からなる表皮材と下部材とから中空状に形成された便座
本体と、当該便座本体内に配設されたヒータと、前記便
座本体内部を加圧する送風手段を備えているので、送風
手段の駆動により表皮材表面から温風が吹き出され、送
風手段の駆動を止めると温風の吹き出しが止まる。従っ
て、非着座時には表皮材11からの通気量が極端に少な
くなり、無駄な放熱を少なくできる。一方、着座時には
温められた空気が直接肌に触れることになるので、設定
温度をより低い状態で維持させておくことができる。
【0065】請求項11に記載の暖房便座は、便座本体
内に、膨張することにより前記表皮材と接触する1乃至
複数の膨張部が配設されているので、着座時にのみ膨張
部を膨張させて表皮材と熱交換を行える。このため、非
着座時における便座表面からの放熱を少なくできる。
【0066】請求項12に記載の暖房便座は、請求項1
1に記載の暖房便座においては、膨張した膨張部との接
触面積を増大させるリブ部を前記表皮材の下面に備えて
いるので、膨張部との接触面積が大きくなりより効率的
に便座表面を温めることができる。
【0067】これら請求項10〜12に記載の暖房便座
においては、請求項13に記載されたように、下部材の
着座面側に接して断熱材を配設することにより、下部材
下面からの放熱を抑えることができ、省エネルギー化に
より一層貢献できる。
【0068】請求項14に記載の暖房便座システムは、
請求項3〜13のいずれかに記載の暖房便座と、便座本
体の加温開始を行う暖房制御部と、外部信号を受信して
前記暖房制御部の制御を行う信号制御部とを備えている
ので、例えば請求項15に記載されたようにトイレ近郊
に備えられた人検知センサからの検知信号や、請求項1
6に記載されたようにトイレ照明のオン信号、請求項1
7に記載されたように暖房便座に備えられた便蓋の開閉
動作を示す検知信号により、着座する前から暖房便座を
温めておくことができる。こうして、着座時に感じる冷
たさを防止し、人にやさしい暖房便座とすることができ
る。
【0069】このように本発明によれば、非着座時にお
ける便座表面からの放熱を少なくして、エネルギー効率
のよい暖房便座並びに使用感の優れた暖房便座システム
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)はそれぞれ第1の実施形態である
暖房便座の一部を破断した断面図である。
【図2】(a)(b)はそれぞれ図1の暖房便座の駆動
部材を示す説明図である。
【図3】(a)(b)はそれぞれ第2の実施形態に係る
暖房便座の一部を破断した断面図である。
【図4】(a)(b)はそれぞれ図3の暖房便座の駆動
部材を示す説明図である。
【図5】第3の実施形態である暖房便座の断面図であ
る。
【図6】(a)(b)はそれぞれ第4の実施形態である
暖房便座の断面図である。
【図7】第5の実施形態である暖房便座の概略的構成図
である。
【図8】(a)(b)は図7の暖房便座の一部を破断し
た断面図である。
【図9】第6の実施形態である暖房便座の断面図であ
る。
【図10】図9の暖房便座のスライド部材を示す拡大図
である。
【図11】(a)(b)は図9の暖房便座の動作説明図
である。
【図12】第7の実施形態である暖房便座を一部破断し
た斜視構造図である。
【図13】(a)(b)はそれぞれ図12に示す暖房便
座の断面図である。
【図14】第8の実施形態である暖房便座の断面図であ
る。
【図15】第9の実施形態である暖房便座の孔の開閉機
構を示す拡大説明図である。
【図16】第10の実施形態である暖房便座の断面図で
ある。
【図17】(a)(b)はそれぞれ第11の実施形態で
ある暖房便座の断面図である。
【図18】図17の暖房便座を一部破断した斜視構造図
である。
【図19】(a)(b)はぞれぞれ第12の実施形態で
ある暖房便座の断面図である。
【図20】本発明の一実施形態である暖房便座システム
のブロック図である。
【符号の説明】 1 暖房便座 10 便座本体 11 表皮材 12 下部材 16 リブ部 20 放熱体 21 ヒータ 22 蓄熱材 23 断熱材 41,42 スライド部材 43 通気孔 45,46 断熱材 48 送風手段

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表皮材と下部材とから中空状に形成され
    た便座本体と、便座本体内に配置されたヒータと当該ヒ
    ータの着座面側に接して配設された蓄熱材と前記ヒータ
    の反対面に接して配設された断熱材とからなる放熱体と
    を備え、非着座時には前記放熱体と前記表皮材との間に
    空隙を形成し、着座時には前記放熱体と前記表皮材が接
    触することを特徴とする暖房便座。
  2. 【請求項2】 前記便座本体内に、前記表皮材下面に備
    えられた支柱と当該支柱を介して前記表皮材を押し上げ
    る方向に付勢するバネ部材とからなる駆動部材を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の暖房便座。
  3. 【請求項3】 前記便座本体内に、前記表皮材を支持す
    る支持部材と当該支持部材を駆動して前記表皮材と前記
    放熱体とを接触させる能動的駆動源とからなる駆動機構
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の暖房便座。
  4. 【請求項4】 前記便座本体内を減圧した密閉空間と
    し、前記放熱体を下部材に支持する支柱と当該支柱を介
    して前記便座本体を持ち上げる方向に付勢するバネ部材
    とからなる駆動部材を備えたことを特徴とする請求項1
    に記載の暖房便座。
  5. 【請求項5】 前記表皮材は柔軟性素材から作製され、
    前記便座本体内は気体で充満された密閉空間であること
    を特徴とする請求項1に記載の暖房便座。
  6. 【請求項6】 前記便座本体内は密閉空間であって、前
    記放熱体と前記表皮材間の空隙を給排気して前記放熱体
    と前記表皮材を接触非接触の状態にする給排気手段を備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の暖房便座。
  7. 【請求項7】 表皮材と下部材とから中空状に形成され
    た便座本体と、便座本体内に配置されたヒータと当該ヒ
    ータの着座面側に接して配設された蓄熱材と前記ヒータ
    の反対面に接して配設された断熱材とからなる放熱体
    と、当該放熱体の表面に備えられ断熱材からなる多数の
    通気孔を有する複数のスライド部材と着座時には前記ス
    ライド部材の孔を一致させて貫通孔を形成し、非着座時
    には前記スライト部材の通気孔を非貫通孔状態にするス
    ライド機構とを備えたことを特徴とする暖房便座。
  8. 【請求項8】 表皮材と下部材とから中空状に形成され
    た便座本体と、当該便座本体内に配設されたヒータと当
    該ヒータと前記表皮材との間に配設された多数の孔を有
    する断熱材と、ヒータの熱を前記便座本体内で循環させ
    る送風手段を備えたことを特徴とする暖房便座。
  9. 【請求項9】 前記孔を開閉する開閉機構を備えたこと
    を特徴とする請求項8に記載の暖房便座。
  10. 【請求項10】 多孔質材からなる表皮材と下部材とか
    ら中空状に形成された便座本体と、当該便座本体内に配
    設されたヒータと、前記便座本体の内部を加圧する送風
    手段を備えたことを特徴とする暖房便座。
  11. 【請求項11】 表皮材と下部材とから中空状に形成さ
    れた便座本体と、当該便座本体内に配設され、膨張する
    ことにより前記表皮材と接触する1乃至複数の膨張部
    と、当該膨張部に高温高圧ガスを送り込み当該膨張部を
    膨張させる熱源供給部を備えたことを特徴とする暖房便
    座。
  12. 【請求項12】 膨張した膨張部との接触面積を増大さ
    せるリブ部を前記表皮材の下面に備えたことを特徴とす
    る請求項11に記載の暖房便座。
  13. 【請求項13】 前記下部材の着座面側に接して断熱材
    が配設されたことを特徴とする請求項10〜12のいず
    れかに記載の暖房便座。
  14. 【請求項14】 請求項3,4,6〜13のいずれかに
    記載の暖房便座と、便座本体の加温開始を行う暖房制御
    部と、外部信号を受信して前記暖房制御部の制御を行う
    信号処理部とを備えたことを特徴とする暖房便座システ
    ム 。
  15. 【請求項15】 前記外部信号はトイレ近郊に備えられ
    た人検知センサからの検知信号であることを特徴とする
    請求項14に記載の暖房便座システム。
  16. 【請求項16】 前記外部信号はトイレ照明のオン信号
    であることを特徴とする請求項14に記載の暖房便座シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 前記外部信号は暖房便座に備えられた
    便蓋の開閉動作を示す検知信号であることを特徴とする
    請求項14に記載の暖房便座システム。
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JP2011161124A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Panasonic Corp 便座装置
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