JP2003247400A - シールドトンネル工事用仮設軌道 - Google Patents
シールドトンネル工事用仮設軌道Info
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Abstract
使用することのできるシールドトンネル工事用仮設軌道
を提供することを目的とする。 【解決手段】 シールド機1に連行される坑内運搬車4
の仮設軌道3であって、シールド機1の掘進ごとに追従
する可動のS字形レール32と、シールドトンネル11
の掘削に伴って設置する固定レール30と、前記S字形
レール32と固定レール30との間を橋渡しする抱き線
31とからなる。S字形レール32の可動に対応して抱
き線31を逐次敷設して、S字形レール32と固定レー
ル30との変化した間隔を抱き線31で橋渡しする。
Description
工事用仮設軌道に関するものである。
発進立坑からシールド機の後端までセグメントをセグメ
ント台車で運搬し、そのセグメントをエレクタ装置によ
ってリング状に組み立てる。また、シールド機の後方に
は、シールド機の運転用油圧ユニットや制御盤などの付
属設備、あるいは裏込材注入設備等を載置した後続台車
が配設されている。このために、セグメント台車の走行
用レールと後続台車の走行用レールとを並列して敷設
し、セグメントを積載したセグメント台車を後続台車の
側方空間部を通過させてシールド機側に前進させる。
シールドにおいては、次のような問題点があった。 <イ>セグメントが5分割仕様であり、セグメント分割
数が6ピースから5ピースに減少することにより、セグ
メント1ピースの形状が大きくなり、トンネル坑内仮設
物との取り合いから制約が生じてくる。 <ロ>狭いトンネル空間部においては、セグメントを積
載したセグメント台車が後続台車の側方を通過し、後続
台車前方にてセグメントを吊り、90度回転することが
できない。このため、セグメント台車の上部載荷部のみ
をスライド可能にし、シールドセンターに移動する方法
があるが、スライド時の重心位置の変化により転倒する
危険があった。
鑑みて考えられたもので、小断面シールドにおいてセグ
メント搬送をスムースに行うことのできるシールドトン
ネル工事用仮設軌道を提供することを目的とする。また
本発明は、セグメント台車の上部載荷部をスライドさせ
ることなく、セグメントをセグメント台車に載置してシ
ールドセンターヘ運搬することのできるシールドトンネ
ル工事用仮設軌道を提供することを目的とする。本発明
は、上記目的のうち少なくとも一つを達成するようにし
たものである。
するために、本発明のシールドトンネル工事用仮設軌道
は、シールド機に連行される坑内運搬車の仮設軌道であ
って、前記シールド機の掘進ごとに追従する可動のS字
形レールと、シールドトンネルの掘削に伴ってシールド
トンネル抗内に設置された固定レールと、前記S字形レ
ールと固定レールとの間を橋渡しする抱き線とからな
り、前記S字形レールの可動に対応して前記抱き線を逐
次敷設することを特徴とするものである。
設軌道のS字形レールは、少なくとも坑内運搬車の上載
を可能とする直線部を備えたことを特徴とするものであ
る。
設軌道は、S字形レールを鋼板と一体に形成したことを
特徴とするものである。
発明に係る一実施の形態について説明する。
掘削したシールドトンネル(以下、トンネルという)11
に仮設軌道3を敷設し、坑内運搬車4を設置した状態を
概略的に示している。なお、破線部はシールド機1の掘
進前の各部材の状態を示す。セグメント20の組立は、
トンネル軸中心12にセグメント台車40を設置して行
うが、小断面シールドにおいてはセグメント台車40が
後続台車44と支障しないように発進立坑(図示せず)か
ら組立位置までは、仮設軌道3をトンネル軸中心12か
ら偏心して設置せざるを得ない。なお、後続台車44
は、シールド機1への電源機器や油圧機器を搭載した設
備台車である。本発明では、トンネル軸中心12から偏
心位置までを連続したS字形レール32で接続するとと
もに、シールド機1の掘進に伴い、S字形レール32を
前進させるようにしたものである。
タフェイス10を回転させて地山を掘削しながら推進
し、これによって発生した掘削土を排泥管7(図2、図
3参照)によって、後方の発進立坑から地上へ排出す
る。掘削された坑内壁に多数のセグメント20を組み立
てて、トンネル11を構築する。本例では、セグメント
20の外径が約3150ミリメートル、内径が約275
0ミリメートル程度の小断面シールドの場合について説
明しており、セグメント20は5分割仕様である。な
お、トンネル坑内の覆工材として組立が完了しているセ
グメントは、符号2で示した。シールド機1で掘進した
トンネル11に仮設軌道3を敷設して、セグメント台車
40や、後続台車44が走行できるようにする。
びこれら固定レール30とS字形レール32との間を橋
渡しする抱き線31とからなり、発進立坑からシールド
機1の後方近傍までの区間を敷設する。仮設軌道3は、
トンネル11の底部の円弧状曲面に適宜架け渡した枕木
35を介して敷設する。
コ43等が発進立坑から走行する本線部を構成する。セ
グメント台車40や、これに上載したセグメント20が
後続台車44に突き当たることがないように、固定レー
ル30をトンネル軸中心12から偏心した位置に敷設す
る(図2、図5参照)。
ンネル軸中心12に位置させるためのレールである。S
字形レール32は、偏心位置からトンネル軸中心12ま
でセグメント台車40等が無理なく走行できるように連
続したS字形に形成する。S字形レール32のシールド
機1側は、トンネル軸中心12と一致した直線部33を
形成する。この直線部33は、少なくともセグメント2
0の組立に必要なセグメント台車40、バッテリロコ4
3の上載を可能とする(図1参照)。
にS字形レール32を一体化することによって、鋼板3
4を足場として使用することができる。本例では直線部
33に鋼板34を一体化しているが、S字形レール32
全体に鋼板34を一体化してもよく、あるいは直線部3
3とは別にS字形の部分はS字形の鋼板34と一体化し
てもよい。S字形レール部分の足場は、足場板を使用す
ると隙間が多くなり、安全管理上問題があったが、鋼板
34と一体化することで解消する。
ごとに追従する可動のレールであり、鋼板34とともに
前進する。S字形レール32の前進は、公知の油圧ジャ
ッキや駆動手段を用いて行うことができる。
間を橋渡しするもので、シールド機1の掘進ごとに前進
していくS字形レール32と固定レール30との間の変
化する間隔を接続するものである。抱き線31は、例え
ば長さを5メートル程度に切断したレールを横に倒し
て、その頭部を固定レール30やS字形レール32の柱
部の内側にはめ込み、底部を枕木35に載せた状態でボ
ルト接合し、敷設する(図4参照)。車輪41が抱き線3
1の柱部に乗って走行する。抱き線31を固定レール3
0とダブらせて敷設し、S字形レール32が前進するに
したがってボルトを外して抱き線31を繰り出し、S字
形レール32と固定レール30との間の変化する間隔を
橋渡しする。
43、後続台車44等である。セグメント台車40は、
台車に車軸42を取り付け、車軸42の両側に回転自在
の車輪41、41を備えた公知のものである。セグメン
ト台車40に2乃至3ピース分のセグメント20を、そ
の湾曲方向をトンネル軸方向に向けた状態で側面舟形状
に積載し(図3に示す2点鎖線)、後方の発進立坑側より
シールド機1側に向かって仮設軌道3上を走行し、セグ
メント20を運搬する。バッテリーロコ43は、掘削切
羽で出たずりの搬出や機材搬入のための公知の運搬車
で、本例ではセグメント台車40の後方に連結する。後
続台車44は、シールド機1への電源機器や油圧機器を
搭載した公知の設備台車で、シールド機1と連結し、シ
ールド機1の掘進に伴って適宜前進する。
進に伴って敷設する手順を図5を参照して説明する。
く。セグメント台車40に2乃至3ピースのセグメント
2を、その湾曲方向をトンネル軸方向に向けた状態で側
面舟形状に積載した後、セグメント台車40をシールド
機1側に向かって固定レール30上を走行させ、S字形
レール32の手前で待機させておく。固定レール30
は、トンネル軸中心12から偏心した位置に敷設されて
いるので、セグメント台車40及びこれに上載されてい
るセグメント2が後続台車44に突き当たるなど支障を
起こすことがない。シールド機1後端とビーム受台車5
との間にホイストビーム6を架設しておく。
を掘削しながら1メートル掘進する。本例では、セグメ
ント20の幅は1メートルである。シールド機1の掘進
前、または掘進中にセグメント台車40及びバッテリー
ロコ43をS字形レール32の直線部33まで前進する
(図1参照)。シールド機1の1メートル掘進に伴って、
S字形レール32を1メートル前進する。S字形レール
32を1メートル前進することによって、固定レール3
0との間隔が1メートル空くので、抱き線31を1メー
トル繰り出して固定レール30とS字形レール32との
間を橋渡しする。
をセグメント組立位置へ移動する。図示していないが、
シールド機1後部にエレクタを装備しており、シールド
機1が1メートル掘進することで、セグメント20を順
次組み立てて、円筒状のセグメント壁2を形成する。な
お、掘削した孔とセグメント壁2の外周面との間に形成
される隙間に充填剤を注入する。
メント2を積載した後、再びセグメント台車40をシー
ルド機1側に向かって固定レール30上を走行させ、S
字形レール32の手前で待機させておく。同様にして、
シールド機1で地山を掘削しながら、さらに1メートル
掘進する。シールド機1の掘進前、または掘進中にセグ
メント台車40及びバッテリーロコ43をS字形レール
32の直線部33まで前進する。同様にシールド機1の
1メートル掘進に伴って、S字形レール32を1メート
ル前進する。このため、固定レール30との間隔が1メ
ートル空くので、抱き線31を再び1メートル繰り出し
て、固定レール30とS字形レール32との間を橋渡し
する。本例のように5メートルの抱き線31の場合は、
この手順を繰り返しながらシールド機1が5メートル掘
進したら、5メートルの固定レール30を接続し、再び
抱き線31を固定レール30とダブらせて敷設する。
1の掘進によって生じるズリを搬出したり、あるいは覆
工用のセグメント20を搬送するために、坑内運搬車4
をシールド機1と発進坑口との間で走行させる必要があ
る。小断面シールドでは走行に支障があったが、本発明
によれば仮設軌道3を可動のS字形レール32でトンネ
ル軸中心12と偏心位置とを連続的に接続し、しかも前
進したS字形レール32と固定レール30との変化する
間隔を抱き線31で橋渡ししているので、支障なく走行
することができる。
1を1メートルごと繰り出して、S字形レール32と固
定レール30との間の間隔の変化に対応して接続する構
成としたが、本実施の形態で説明するように、1mレー
ル37をかぶせ線36で延長しながらS字形レール32
と固定レール30との間の間隔の変化に対応して接続す
る構成としてもよい(図6参照)。かぶせ線36は、レー
ルの継目をかぶせてつなぐもので、レール頭部の形状に
沿って折り曲げた鋼板等からなり、車輪41が走行する
(図6(b)参照)。
30とをかぶせ線36で接続してもよい。シールド機1
の1メートル掘進に伴って、S字形レール32を1メー
トル前進する。S字形レール32を1メートル前進する
ことによって、固定レール30との間隔が1メートル空
くので、固定レール30とS字形レール32との間に1
mレール37を敷設し、両端に夫々かぶせ線36、36
をかぶせて接続する(図6(a)参照)。この手順を繰り返
しながらシールド機1が5メートル掘進したら、5メー
トルの固定レール30を接続し、再びシールド機1の1
メートル掘進ごとに1mレール37を敷設し、かぶせ線
36をかぶせて接続していく。
ら次のような効果を得ることができる。 <イ>仮設軌道を可動のS字形レールでトンネル軸中心
と偏心位置とを連続的に接続し、しかも前進したS字形
レールと固定レールとの変化する間隔を抱き線で橋渡し
しているので、小断面シールドにおいてセグメント組立
位置へのセグメント搬送をスムースに行うことができ、
施工能率が向上する。 <ロ>また、トンネル軸中心と偏心位置とを連続的に接
続するS字形レールにより、セグメント台車の上部載荷
部をスライドさせることなく、セグメントをセグメント
組立位置へ運搬することができる。 <ハ>鋼板とS字形レールを一体化した足場の採用によ
り、安全性が高まるとともに作業性の向上を図ることが
できる。
成図。
説明図。
図。
の関係を示す説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】シールド機に連行される坑内運搬車の仮設
軌道であって、 前記シールド機の掘進ごとに追従する可動のS字形レー
ルと、 シールドトンネルの掘削に伴ってシールドトンネル抗内
に設置された固定レールと、 前記S字形レールと固定レールとの間を橋渡しする抱き
線とからなり、 前記S字形レールの可動に対応して前記抱き線を逐次敷
設することを特徴とする、 シールドトンネル工事用仮設軌道。 - 【請求項2】請求項1に記載するシールドトンネル工事
用仮設軌道において、前記S字形レールは、少なくとも
坑内運搬車の上載を可能とする直線部を備えたことを特
徴とする、シールドトンネル工事用仮設軌道。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載するシール
ドトンネル工事用仮設軌道において、前記S字形レール
を鋼板と一体に形成したことを特徴とする、シールドト
ンネル工事用仮設軌道。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002049502A JP4022081B2 (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | シールドトンネル工事用仮設軌道 |
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|---|---|---|---|---|
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| CN107269291A (zh) * | 2017-07-25 | 2017-10-20 | 北京建工土木工程有限公司 | 盾构分体始发隧道内材料与渣土运输系统 |
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- 2002-02-26 JP JP2002049502A patent/JP4022081B2/ja not_active Expired - Fee Related
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