JP2003247663A - 管部材の遠隔接続装置 - Google Patents

管部材の遠隔接続装置

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JP2003247663A
JP2003247663A JP2002045585A JP2002045585A JP2003247663A JP 2003247663 A JP2003247663 A JP 2003247663A JP 2002045585 A JP2002045585 A JP 2002045585A JP 2002045585 A JP2002045585 A JP 2002045585A JP 2003247663 A JP2003247663 A JP 2003247663A
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operating
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remote
pinching
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JP2002045585A
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Shingo Ezaki
真吾 江▲ざき▼
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Seibu Denki Kogyo KK
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Seibu Denki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により製造が容易で低コストであ
り、軽量で作業性に優れるうえに管どうしの連結完了ま
での具体的な工程が極めて簡単で少なく、しかも短時間
でかつ軽易な労力で管部材どうしの接続を完了させ得る
管部材の遠隔接続装置を提供する。 【解決手段】 縦方向に配置された2本の操作杆16
a、16bのいずれかの下端側に連結され被接続管部材
Rに接続管部材Tの一部を差し込み配置させた状態で、
該被接続管部材Rの上面側から載せかけられて係合する
作動部12と、接続管部材Tの上面側から載せかけられ
て係合し接続管部材Tの胴側部を挟圧離開自在に挟着す
る挟着部材32を含む被作動部14と、を有し、作動部
12と被作動部14に連係し、作動部側の操作杆16b
の上部側を揺動させることにより接続管部材Tを挟着し
た状態で被作動部14を作動部12側に近接移動させる
挟着移動手段18と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管部材の遠隔接続
装置に係り、特に掘削溝内に作業者が降り立って作業す
ることなく地上からの遠隔操作により管部材どうしを連
結接続させる管部材の遠隔接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、景観の保持や情報の大量高速伝送
の確保のための光ケーブルの採用等により通信用伝送路
としての通信ケーブルを地下に埋設させた管路内に収納
保護させて布設するものが知られている。また、地上の
電柱を廃して地下に送電用電力線を布設させる場合もあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の地下埋設ケ
ーブル等を収納させる管路の地下埋設作業に際し、例え
ば中口径管路の埋設接続作業では、予め設計された掘削
溝の掘削を行ないつつ、小型クレーン等により玉掛けし
て掘削溝内に接続すべき管路を降ろし、接続部分の管口
を位置合わせして作業者が溝内に入り、玉掛け解除を行
ない、接続すべき両管路に両端を締結させてチェーンブ
ロックのような荷締め機で手作業により接続させてい
た。そして、必要に応じて溝内の作業者が接続後の荷締
め機を地上に上げるための補助作業等を必要としてい
た。このように従来の掘削溝内での管路の接続作業にお
いては、作業者が溝内に入る作業であり、労働上の安全
の点から溝の掘削幅を広く確保し、かつ、土留めを堅固
にする必要があり、そのぶん作業全体のコスト高、全体
の作業の長期化を招くばかりでなく、作業者が溝内に入
ることから人的災害を完全に回避させることが困難であ
った。これに対し、実開昭62−56890号公報に示
すように、シリンダ等の油圧機器により伸縮するシリン
ダの両端に、管を把持する円弧状の爪を開閉する一対の
パイプ用チャックを取り付け、これを吊りロープにより
所定の溝内に吊り下げて埋設管を接続するものが提案さ
れている。また、実開昭62−66078号公報に示す
ように、ラックの一端に固定され布設された管を把持す
る第1固定部と、手動によりラック部に沿って摺動自在
に設けられ布設する管を把持する第2固定部とを備え、
これを吊り下げロープにより所定の溝内に吊り下げして
埋設管を接続するものが提案されている。しかしなが
ら、実開昭62−56890号の埋設管の接続装置で
は、被接続管と接続管の各管部材を把持するそれぞれの
パイプ用チャック及び両パイプ用チャックを両端に装着
したシリンダー・ラム機構に油圧機器を組み込んでいる
から装置全体が重量化して溝内に対する出し入れ、埋設
管部材への装着作業性が悪いとともに、油圧回路も必要
となり高価で実用性に欠ける課題があった。また、実開
昭66078号の管接続機では、第1、第2固定部をそ
れぞれ接続管並びに被接続管に固定させる際、あるい
は、それらの固定状態でその連結を行なう際には開閉ア
ームの上部に設けたシャフトあるいはラック部にギヤ噛
合するギヤ装置の駆動軸に操作ハンドルをそのつど差し
込んで、その操作ハンドルを水平方向回りに回動させる
ことによりそれぞれの固定部の開閉、あるいは両方の管
の接続方向への移動を行なわせており、したがって、操
作ハンドルの回転に対する移動量が小さく操作が煩雑
で、接続作業時間がかかるとともに作業労力を要し、ラ
ックやギヤ機構を必要として組み付け精度が必要であ
り、しかも装置が重量化し、作業性を損なう課題があっ
た。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、簡単な構成により製造が容
易で低コストであり、軽量で作業性に優れるうえに管ど
うしの連結完了までの具体的な工程が極めて簡単で少な
く、しかも短時間でかつ軽易な労力で管部材どうしの接
続を完了させ得る管部材の遠隔接続装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、掘削溝G内に設置された管部材に他の管
部材を溝外から連結接続させるための管部材の遠隔接続
装置であって、縦方向に配置された2本の操作杆16
a、16bのいずれかの下端側に連結され被接続管部材
Rに接続管部材Tの一部を差し込み配置させた状態で、
該被接続管部材Rの上面側から載せかけられて係合する
作動部12と、接続管部材Tの上面側から載せかけられ
て係合し接続管部材Tの胴側部を挟圧離開自在に挟着す
る挟着部材32を含む被作動部14と、を有し、作動部
12と被作動部14に連係し、作動部側の操作杆16b
の上部側を揺動させることにより接続管部材Tを挟着し
た状態で被作動部14を作動部12側に近接移動させる
挟着移動手段18と、を備えたことを特徴とする管部材
の遠隔接続装置10から構成される。
【0006】また、挟着移動手段18は、作動部側の操
作杆の上部の揺動に同期して作動部12に係合しつつ作
動部12と被作動部14との間隙を縮減させるように直
線状に移動する移動装置26と、移動装置に接続され少
なくとも移動装置の作動部12側移動時に被作動部14
側の挟着部材32を挟着動作させる挟着作動装置28
と、を含むこととしてもよい。
【0007】また、その際、挟着作動装置28は、一端
側を移動装置26に接続されるとともに他端側を被作動
部14に連結接続され、移動装置の作動部12に向けて
の直線状移動時に挟着部材32を接続管部材Tの胴側部
からの挟圧動作に変換させる変換機構30を備えたこと
としてもよい。
【0008】また、変換機構30は、移動装置26の直
線移動時に縦方向を軸として水平方向に開閉する開閉片
40と、開閉片に連係して同開閉片の水平方向開閉時に
横方向を軸44として挟着部材32を取り付けた下部側
を接続管部材Tの胴側部を挟圧させるように対向方向に
揺動させる2個の支持アーム42、42と、を備えたこ
ととしてもよい。
【0009】また、変換機構30は、一端側を移動装置
26に接続されるとともに他端側に開閉片40を有し複
数のアーム部材38を水平方向に展開格納自在に設けた
パンタグラフ機構27からなることとしてもよい。
【0010】また、移動装置26は、作動部12側の操
作杆16bの上部側の揺動に同期して作動部12と被作
動部14との間隙を縮減させるように被作動部を移動さ
せるときにのみ被作動部を作動部側に向けて牽引駆動さ
せるラッチ手段を含むこととしてもよい。
【0011】さらに、作動部12は、管部材Rの円周外
面に略密着状に当接する円弧内壁面を有する載置台58
と、載置台に枢着支持され1つの操作杆16bの下端側
に連結されて同操作杆16bの上部の揺動時に管部材R
の長手方向に揺動しつつ移動装置26とラッチ係合する
作動体60と、を備えたこととしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の一実施形態を説明する。図は本発明の実施形態に係る
管部材の遠隔接続装置を示しており、図1において、こ
の管部材の遠隔接続装置(以下「遠隔接続装置」とい
う)10は、例えば、予め設計された溝掘削区画に溝G
を掘削用機器により掘削し、例えば通信線を格納させる
管路としての例えば5〜10m程度の長さの管部材を次
々に接続しながら埋設状に布設させるものである。管部
材どうしの接続作業は人身事故を極力回避するために可
能な限り地上側から行なわれ、本実施形態においては、
地上側からの操作で遠隔から連結接続させる。次々に接
続して延長させるから、実際には既に設置接続された管
部材の端部に接続させるように次に接続させるべき管部
材を溝内に降下させて接続させ、これを繰り返していく
作業となる。
【0013】図2において、この遠隔接続装置10はす
でに埋設されている被接続管部材Rの上面側に乗せ掛け
れられて係合する作動部12と接続管部材T側の上面側
から乗せ掛けられて係合する被作動部14と、これ作動
部並びに被作動部にそれぞれ下端部を連結させた操作杆
16と、作動部並びに被作動部に連係して地上から操作
杆16を管部材同士の接続方向に向けて揺動させるだけ
で接続管部材Tを挟着した状態で被作動部14を作動部
12側に近接移動させる挟着移動手段18と、を備えて
いる。これらの作動部12と被作動部14とは挟着移動
手段18を介して接続あるいは係合しており、従ってそ
れぞれ作動部あるいは被作動部にそれぞれ固定された2
本の操作杆16を把持して上下動させると一体的に持ち
上げられ、あるいは下降される。
【0014】図2において、すでに埋設されている被接
続管部材Rに対してこれと直列状に接続すべき接続管部
材Tの口縁部分がそれぞれ一部差し込み状態で配置され
ている。この一部差し込み接続部分を中央として、被接
続管部材Rに作動部12が配置されると共に接続管部材
T側には被作動部14がそれらの管の上面側から乗せ掛
けられて係合配置される。
【0015】接続管部材Tの上面に配置される被作動部
14は実施形態において、台形枠20a状の上部とその
両端側から縦方向に垂下された脚部20bからなる台枠
20を備えている。この台枠20の上端部(台形枠20
a部分)から作動部12側に向けて連結板22が突設さ
れており、この連結板22の上面側が操作杆16aの下
端部と連結固定されている。連結板22と操作杆16の
下端側は例えば図示しない螺合用ボルト軸が連結板の上
面から上向きに突設固定されて、これに螺着されるよう
に操作杆16をパイプ鋼管等から形成してこの下端側に
ネジ溝を穿孔させて螺合連結させて必要に応じて着脱で
きるようにしてもよい。そして、図3、図5に示すよう
に、この連結板22には台枠20と接続管部材Tとの相
対高さ位置を自在に上下方向に調整する高さ調整支持部
材としてのボルト部材24が連結板22に下部側から螺
着されておりそのボルト部材24を回動操作することに
よって台枠20全体の接続管部材Tの上面側での相対高
さ方向位置を調整自在となっている。
【0016】挟着移動手段18は移動装置26と挟着作
動装置28とを含み、更に、挟着作動装置28は、変換
機構30を含む。移動装置26は作動部12に係合しつ
つ該作動部12に接続されている。挟着作動装置28
は、移動装置26に一端を接続されるとともに他端側を
被作動部14に接続され、また、変換機構30を有して
移動装置の移動時に随伴移動し、同時に変換機構を介し
て接続管部材Tを把持させる。すなわち、挟着作動装置
28は、移動装置に接続されて少なくとも移動装置の作
動部側移動時に被作動部側の挟着部材を挟着動作させる
挟着作動手段である。実施形態において、該挟着作動装
置28は、作動部12に係合する移動装置26に接続さ
れて、少なくとも移動装置26の作動部12側移動時に
牽引されるとともにその移動に同期して、変換機構30
を介して被作動部14側の挟着部材32をして接続管部
材Tの胴側部の挟圧を行わしめる。
【0017】図2、4、5、9、12に示すように、実
施形態において、それぞれの一端側が枢支ピン34に枢
支されて折曲伸長自在に接続され、一方の他端側が移動
装置26側に接続されるとともに他方の他端側が台枠2
0の連結板22に設けた2個の支持ピン36に枢着され
た4個のアーム部材38を略菱形枠状に組み付けて構成
したパンタグラフ機構が設けられている。すなわち、ア
ーム部材は、折曲伸長自在枢支部(34)の他端側がそ
れぞれ共通の枢支体により枢支されそれらの枢支体のい
ずれかの他の枢支体に対する相対的な進退移動により折
曲伸長自在枢支部が自由端となってこれを介してパンタ
グラフ状に移動する。アーム部材の1つの共通の枢支体
は、移動装置26側に接続されるとともに、他の共通の
枢支体が被作動部の台枠20の連結板22とされる。ア
ーム部材38a、38bの他端側がそれぞれ連結板22
に設けた支持ピン36に枢着され、アーム部材38c、
38dの他の他端側がそれぞれ後述する移動装置26の
T形状の接続具に枢着されている。
【0018】図4に示すように、隣接する1対のアーム
部材38a、38b並びに38c、38dは、それぞれ
共通の枢支体である連結板22並びに接続具から折曲伸
長自在枢支部に向けてハ字状に開いて配置されている。
そして、他端側を連結板22に枢支させたアーム部材3
8a、38bは、支持ピン36による枢支部分から延長
されて平面視く字状に屈曲されてその先端40aが対称
に拡開して設けられている。これによって、移動装置2
6との接続側の枢支体が、連結接続される両管部材R、
Tの長手方向に向けて進退移動することにより枢支ピン
34による折曲伸長自在枢支部を介して台枠20との接
続側のア−ム部材38a、38bのくの字状曲がり端4
0aが接続管部材Tの横幅方向に対して開閉移動する。
このア−ム部材38a、38bのくの字状曲がり端40
aを含む支持ピン36からの延長部分が開閉片40とさ
れる。
【0019】一方、接続管部材Tの横向き幅部分に対応
する位置に近接するように跨がって配置された台枠20
の2個の脚部20bに沿うように縦方向にそれぞれ支持
ア−ム42が配置され、この支持ア−ムの中間位置が横
方向に設けた枢支ピン44により枢着支持されている。
更に、開閉片40の下部に設けた取付部材46の下端と
該支持ア−ム42の上端部とは接続管部材Tの幅方向と
なる横方向に向けて中間ア−ム48がそれらの両端に設
けた自在継ぎ手50を介してそれぞれ接続されている。
そして、それぞれの支持ア−ム42の下端側には接続管
部材Tの長手方向となる横方向に向けて設けた枢支ピン
52を介して回転自在に支持片54が枢支され、さらに
その支持片54の一端側に接続管部材Tにその円弧内面
側が密着し得る円弧壁面を有する円弧盤56が固定され
ている。円弧盤56は、接続管部材Tの胴側部を挟圧離
開自在に挟着する挟着部材32である。これによって、
移動装置26を介してパンタグラフ機構に対し、それぞ
れの管部材R、Tの長手方向の力を加えられると台枠2
0側の隣接するア−ム部材38a、38bの開閉片4
0、40が水平方向に開閉し、その開閉動作に同期して
中間ア−ム48、48を介して縦方向に枢支された2個
の支持ア−ム42の下端側が接続管部材Tの横幅方向に
揺動する結果、同支持ア−ム42の下端側に接続された
挟着部材32が接続管部材Tの胴側部を直接に把持ある
いは離開作動する。
【0020】ここに、変換機構30は、パンタグラフ機
構のアーム部材38a、38bの端部に形成された開閉
片40と、開閉片に連係して同開閉片40の水平方向開
閉時に挟着部材32を取り付けた下部側を接続管部材T
の胴側部を挟圧させるように対向方向に揺動させる2個
の支持ア−ム42、42と、を含む。さらに、より具体
的には、この変換機構30は、一端側を移動装置26に
接続されるとともに他端側に開閉片40を有し、その中
間を枢支部としての枢支ピン34を介して被作動部14
に接続されて水平方向に展開格納自在に設けられたパン
タグラフ機構27を含むものである。変換機構30は、
一端側を移動装置26に接続されるとともに他端側を被
作動部14に連結接続され、移動装置の作動部12に向
けての直線状移動時に挟着部材32を接続管部材Tの胴
側部からの挟圧動作に変換させる変換手段である。
【0021】一方、被作動部14に対向する位置であっ
て、被接続管部材Rの上面側に乗せ掛けられて配置され
る作動部12は、載置台58と、この載置台に対して管
部材Rの長手方向に向けて揺動自在に枢支された作動体
60と、を備えている。図2において、載置台58は、
被接続管部材Rの略上半分の円弧周面に略密着状に当接
する円弧内壁面を有する帯状円弧板からなる。そして、
この帯状円弧板の上方位置から該帯状円弧板に跨がるよ
うに配置されかつ該帯状円弧板に下端側を被接続管部材
Rの長手方向に揺動自在となるように作動体60が設け
られている。すなわち、この帯状円弧板の両端位置、す
なわち被接続管部材Rの横方向の直径両端位置の該両端
位置に対応する部分には、下部を開放したコ字枠体62
の両側垂下端部分が横方向に向けた支持ピン64により
管部材長手方向に向けて揺動自在に設けられている。こ
のコ字枠体62の天壁の中央部分から上方に突設して作
動ブロック66が固定されている。この作動ブロック6
6の上端面には他の操作杆16bの下端側が例えば被作
動部14側の操作杆16aと連結板22との結合と同様
に、図示しないボルト部材が突設され、操作杆16bの
下端に設けたねじ溝との螺合により作動ブロック66に
対して操作杆6bは着脱可能に螺着固定されている。実
施形態において、作動体60はコ字枠体62と、作動ブ
ロック66を含む。
【0022】実施形態において、作動ブロック66は、
内部を中空としたケ−ス体からなり、このケ−ス体の対
向する2個の側壁すなわち、管部材の長手方向と交差す
る面板68には縦長の貫通溝孔70が対応する管長手方
向の同じ位置に穿孔されている。更に、このケ−ス体の
中空内部であって、被接続管部材Rの長手方向と直交す
る方向にはラッチピン72が固定されている。
【0023】移動装置26は、作動部12側の操作杆1
6bの上部の揺動に同期して作動部12に係合しつつ作
動部と被作動部との間隙を縮減させるように直線状に移
動する移動手段であり、特に、本実施形態では、作動部
12側の操作杆16bの上部側の揺動に同期して作動部
と被作動部との間隙を縮減させるように被作動部14を
移動させるときにのみ被作動部を作動部側に向けて牽引
駆動させるラッチ手段を含む。実施形態において、該移
動装置26は、ラッチピン72と、このラッチピンにラ
チェット係合しつつ、操作杆16bの上部側の揺動に同
期して被作動部14側を被接続管部材への差し込み方向
となる牽引方向x1に移動させるブレード状のラチェッ
ト杆74と、を備えている。このラチェット杆74は、
作動ブロック66の牽引方向への揺動時にのみラッチピ
ン72と係合して被作動部14側を牽引作動させるとと
もに作動ブロック66を管部材どうしの離開方向である
x2方向に向けて揺動させるときにはラッチピン72と
の係合を離脱させる下向き切欠穴76を備えている。実
施形態において、このラチェット杆74は連続して直列
状に設けた複数の下向き切欠穴76を含む打ち抜き孔7
8が形成された金属製長板部材から構成されている。そ
して、この打ち抜き孔78をラッチピン72が常時横方
向に貫通するようにこのラチェット杆74はセットされ
ており、この打ち抜き孔78内でラッチピン72が相対
的にX1あるいはX2方向に移動し、その際に下向き切
欠穴76のラッピピン72との係合位置を変化させる。
【0024】実施形態において、下向き切欠穴76は、
正確には、図7に示すように、その下部側が開放されて
この開放部分からラッチピン72が容易に進入離脱し得
るとともに、作動ブロック66の牽引引方向つまりX1
方向への揺動時には確実にその係合を確保し得るx1方
向に向けて斜めせり上がり状に穿孔された穴からなり、
その穴の奥行き端部にラッチピン72を離脱不能に収容
させる収容凹部80を備えたフック状穴として構成され
ている。そして、これらのフック状穴を形成するラチェ
ット杆74のフック端81が隣接する下向き切欠穴76
の進入傾斜部82に連続して設けられている。
【0025】図2において、ラチェット杆74の被作動
部側4に対向する端部側にはT形状の接続具84がその
一端を横軸85を軸としてラチェット杆74に対して上
下方向に回動自在に設けられており、更にこのT形状接
続具84の横板86部分にはそれぞれ前述したパンタグ
ラフ機構27の他の一対のア−ム部材38c、38dの
一端側がそれぞれ縦方向軸88に枢支連結されている。
ここにおいて、作動部12と被作動部14と、それらに
介在する移動装置26は、ゆるい係合状態で一体的な装
置として接続されており、これらを一体として例えば操
作杆16を把持して持ち上げたり掘削溝内に下降させて
それぞれの被接続管部材R並びに接続管部材Tの上面側
に乗せ掛けて作業を行うことができる。実施形態におい
て、ラチェット杆74は上述したように、金属製の板部
材からなっており、したがって、重力により、同ラチェ
ット杆74のx1方向端部側は常時その下向き切欠穴7
6のいずれかの収容凹部80がラッチピン72に接触し
て係合した状態となっている。
【0026】このラッチピン72とラチェット杆74と
の係合を解除する為に、図2、図4に示すようにリリ−
スレバ−機構90が設けられており、押し下げ板92と
持ち上げロッド94の中間位置を枢支ピン96によって
枢支させて、押し下げ板92を図2の状態から押し下げ
ることにより、持ち上げロッド94がラチェット杆74
の下面側から持ち上げ動作してラッチピン72と下向き
切欠穴76との係合を離脱させ、この状態で例えばT形
状接続具84から最も離れた下向き切欠穴側に作動部1
2全体を横移動させることによって管部材同士の接続作
業の開始状態位置にセットさせることができるようにな
っている。
【0027】次に本実施形態の管部材の遠隔接続装置の
作用について説明する。操作杆16の下端をそれぞれ作
動部2並びに被作動部4側に連結させた状態で、地上側
から例えば作業者Mが例えば操作杆16の上部側を把持
してある程度の水平状態を保ちながら掘削溝G内に、こ
の遠隔接続装置を下降させ接続管部材Tの管口を差し込
んで一部挿入させた状態で被接続管部材R側の上面には
作動部12を乗せ掛けるとともに接続管部材Tの上面側
には被作動部14を同時に乗せ掛けてセットする。この
とき、図5に示すように、円弧盤からなる挟着部材32
は支持ア−ム42の下端側で枢着されているので、接続
管部材Tの上面側から被作動部14を乗せ掛けると自然
にその管部材Tの外面円周にその円弧内面がなじんで同
管部材Tの胴側部を横方向からゆるく把持するような位
置にセットされる。この状態で、作動部12側の操作杆
16bの上部をx1方向に揺動させると、図10(A)
のように作動ブロック66のラッチピン72と移動装置
の下向き切欠穴76とが係合し、ラチェット杆74全体
を同x1方向に牽引移動させる。このとき、同時に図9
に示すように、パンタグラフ機構27の作動部12側の
2個のア−ム部材38c、38dの端部、すなわちT形
状接続具84の縦方向軸枢着部分が引かれて、図4の状
態から図9の状態に変位し、このとき被作動部14側の
一対のア−ム部材38a、38bの端部の開閉片40は
平面視でその先端側を開くように動く。この作用によっ
て、自在継ぎ手50、51を介して接続された中間ア−
ム48を介して支持ア−ム42の中間枢軸の上端側を接
続管部材Tの幅方向に押し広げるように移動させ、これ
によってこの支持ア−ム42の下端側が管部材Tの胴側
部を挟みつける方向に移動し、その結果、図10に示す
ようにその支持片54に取り付けられた円弧状の対向す
る2個の挟着部材32が管部材Tの胴側部を横方向から
密着かつ挟圧することになる。
【0028】図12においては、この円弧板状の挟着部
材32の動きは大きな動きとはなっていないが、管部材
Tの上面に乗せ掛けた状態で、支持片54に回動自在に
円弧盤の基部が枢着されているから、その挟着部材32
の円弧状の内壁面と管部材の外面とがかなり近接した状
態で自然に配置される。この挟着部材32による管部材
Tの胴側部の挟圧動作は、作動部2側の操作杆16bの
揺動動作とほぼ同期して行われるものであり、従って、
作動部12側の操作杆上端のx1方向への揺動動作だけ
で接続管部材Tの把持動作とその把持状態での被接続管
部材R側への差し込み動作を同時に行わせる。通常はこ
の1回の揺動ストロ−ク動作では完全に接続管部材Tの
被接続管部材Rに対する差し込み嵌着が行えない場合が
多いので、この作動部12側の操作杆6bの揺動動作を
複数回繰り返し行なうことによって、確実にそれらの管
部材R、Tの遠隔接続作業を行なわせる。
【0029】尚、非接続管部材Rと接続管部材Tとの管
どうしの差し込み接続部分は被接続管部材R側がその管
径を図10に示すようにテーパ状に拡大させて、拡大筒
部100Rを形成させており、従って、作動部12の載
置台58である円弧盤はこの拡大筒部により被接続管部
材に対するx2方向への移動を確実に止められ、その拡
大筒部100R部分から接続管部材T側へは移動できな
いようになっている。
【0030】以上説明した本発明の管部材の遠隔接続装
置は上記した実施の形態に限定されるものではなく特許
請求の範囲に記載した発明の本質を逸脱しない範囲にお
いて任意の改変を行なってもよい。例えば、実施形態で
は操作杆の揺動操作を人力によらしめているが操作杆を
緩く把持した状態でx1、x2の進退方向に向けて移動
するような機構を設けて、機械的あるいは自動的に管部
材の連結接続動作を行なわせるようにしてもよく、ま
た、操作杆の長さをより短尺に構成してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の管部材の
遠隔接続装置によれば、掘削溝内に設置された管部材に
他の管部材を溝外から連結接続させるための管部材の遠
隔接続装置であって、縦方向に配置された2本の操作杆
のいずれかの下端側に連結され被接続管部材に接続管部
材の一部を差し込み配置させた状態で、該被接続管部材
の上面側から載せかけられて係合する作動部と、接続管
部材の上面側から載せかけられて係合し接続管部材の胴
側部を挟圧離開自在に挟着する挟着部材を含む被作動部
と、を有し、作動部と被作動部に連係し、作動部側の操
作杆の上部側を揺動させることにより被接続管部材を挟
着した状態で被作動部を作動部側に近接移動させる挟着
移動手段と、を備えた構成であるから、地上側からの操
作杆上部の管部材長手方向への揺動操作だけで接続管部
材の把持と差し込み方向への押し込み動作を同時に行な
わせることができ、部品点数が少なくて構造が簡単であ
るとともに、軽量でありかつ作業性を良好に保持して低
コストでしかも揺動動作による移動ストロ−クを大きく
確保して作業労力を軽減させることが可能である。
【0032】また、挟着移動手段は、作動部側の操作杆
の上部の揺動に同期して作動部に係合しつつ作動部と被
作動部との間隙を縮減させるように直線状に移動する移
動装置と、移動装置に接続され少なくとも移動装置の作
動部側移動時に被作動部側の挟着部材を挟着動作させる
挟着作動装置と、を含む構成であるから、地上側からの
操作杆上部の管部材長手方向への揺動操作時に、接続管
部材の把持と被接続管部材への差し込み方向への押し込
み動作との同期作動を実現し得る。
【0033】また、挟着作動装置は、一端側を移動装置
に接続されるとともに他端側を被作動部に連結接続さ
れ、移動装置の作動部に向けての直線状移動時に挟着部
材を接続管部材の胴側部からの挟圧動作に変換させる変
換機構を備えた構成であるから、操作杆上部の揺動動作
を管部材の差し込み方向への押し込み動作とともに接続
管部材の胴側部の把持に変換させる結果、操作杆上部の
直線状の揺動操作による押し込み方向ストロークを長く
確保して少ない労力で、かつ簡単な操作で管部材の遠隔
接続を行なわせることが可能である。
【0034】また、変換機構は、移動装置の直線移動時
に縦方向を軸として水平方向に開閉する開閉片と、開閉
片に連係して同開閉片の水平方向開閉時に横方向を軸と
して挟着部材を取り付けた下部側を接続管部材の胴側部
を挟圧させるように対向方向に揺動させる2個の支持ア
ームと、を備えた構成であるから、操作杆上部の直線状
の揺動操作を効果的に接続管部材の胴側部の把持動作に
変換させることができる。
【0035】また、変換機構は、一端側を移動装置に接
続されるとともに他端側に開閉片を有し複数のアーム部
材を水平方向に展開格納自在に設けたパンタグラフ機構
からなる構成であるから、操作杆上部の揺動操作を介し
た作動部側の作動時の接続管部材の胴側部把持力への力
の伝達を無理なく行なえるとともに、移動装置の直線状
の移動時の開閉片の開閉作動を簡単な構成で実現し得
る。
【0036】また、移動装置は、作動部側の操作杆の上
部側の揺動に同期して作動部と被作動部との間隙を縮減
させるように被作動部を移動させるときにのみ被作動部
を作動部側に向けて牽引駆動させるラッチ手段を含む構
成であるから、被作動部側で接続管部材を把持した状態
で確実に作動部側に向けて牽引駆動させ、被接続管部材
に対して接続管部材を押し込み動作して接続を確実に行
なわせ得る。
【0037】また、作動部は、管部材の円周外面に略密
着状に当接する円弧内壁面を有する載置台と、載置台に
枢着支持され1つの操作杆の下端側に連結されて同操作
杆の上部の揺動時に管部材の長手方向に揺動しつつ移動
装置とラッチ係合する作動体と、を備えた構成であるか
ら、作動体側の操作杆上部の複数回の繰り返し揺動操作
により接続管部材を被接続管部材に対して確実に連結接
続させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る管部材の遠隔接続装
置の一使用状態を説明する説明図である。
【図2】図1の管部材の遠隔接続装置の要部拡大斜視図
である。
【図3】図1の管部材の遠隔接続装置の要部拡大正面説
明図である。
【図4】図1の管部材の遠隔接続装置の要部拡大平面説
明図である。
【図5】図3のA−A線矢示図である。
【図6】図3のB−B線矢示図である。
【図7】図6のC−C線断面説明図である。
【図8】図2の状態から作動部を作動させた状態の斜視
作用説明図である。
【図9】図4の状態から作動部を作動させた状態の平面
作用説明図である。
【図10】(a)、(b)、(c)は、作動部の作動作
用説明図である。
【図11】リリースレバー機構の作用説明図である。
【図12】図5の状態から作動部を作動させた状態のA
−A線矢示での作用説明図である。
【符号の説明】
10 管部材の遠隔接続装置 12 作動部 14 被作動部 16 操作杆 18 挟着移動手段 20 台枠 26 移動装置 27 パンタグラフ機構 28 挟着作動装置 30 変換機構 32 挟着部材 38 アーム部材 40 開閉片 42 支持アーム 58 載置台 60 作動体 66 作動ブロック 72 ラッチピン 74 ラチェット杆
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 1/02 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削溝内に設置された管部材に他の管部
    材を溝外から連結接続させるための管部材の遠隔接続装
    置であって、 縦方向に配置された2本の操作杆のいずれかの下端側に
    連結され被接続管部材に接続管部材の一部を差し込み配
    置させた状態で、 該被接続管部材の上面側から載せかけられて係合する作
    動部と、 接続管部材の上面側から載せかけられて係合し接続管部
    材の胴側部を挟圧離開自在に挟着する挟着部材を含む被
    作動部と、を有し、 作動部と被作動部に連係し、作動部側の操作杆の上部側
    を揺動させることにより接続管部材を挟着した状態で被
    作動部を作動部側に近接移動させる挟着移動手段と、を
    備えたことを特徴とする管部材の遠隔接続装置。
  2. 【請求項2】 挟着移動手段は、作動部側の操作杆の上
    部の揺動に同期して作動部に係合しつつ作動部と被作動
    部との間隙を縮減させるように直線状に移動する移動装
    置と、 移動装置に接続され少なくとも移動装置の作動部側移動
    時に被作動部側の挟着部材を挟着動作させる挟着作動装
    置と、を含む請求項1記載の管部材の遠隔接続装置。
  3. 【請求項3】 挟着作動装置は、一端側を移動装置に接
    続されるとともに他端側を被作動部に連結接続され、移
    動装置の作動部に向けての直線状移動時に挟着部材を接
    続管部材の胴側部からの挟圧動作に変換させる変換機構
    を備えた請求項2記載の管部材の遠隔接続装置。
  4. 【請求項4】 変換機構は、移動装置の直線移動時に縦
    方向を軸として水平方向に開閉する開閉片と、 開閉片に連係して同開閉片の水平方向開閉時に横方向を
    軸として挟着部材を取り付けた下部側を接続管部材の胴
    側部を挟圧させるように対向方向に揺動させる2個の支
    持アームと、を備えた請求項3記載の管部材の遠隔接続
    装置。
  5. 【請求項5】 変換機構は、一端側を移動装置に接続さ
    れるとともに他端側に開閉片を有し複数のアーム部材を
    水平方向に展開格納自在に設けたパンタグラフ機構から
    なる請求項3または4記載の管部材の遠隔接続装置。
  6. 【請求項6】 移動装置は、作動部側の操作杆の上部側
    の揺動に同期して作動部と被作動部との間隙を縮減させ
    るように被作動部を移動させるときにのみ被作動部を作
    動部側に向けて牽引駆動させるラッチ手段を含む請求項
    2ないし5のいずれかに記載の管部材の遠隔接続装置。
  7. 【請求項7】 作動部は、管部材の円周外面に略密着状
    に当接する円弧内壁面を有する載置台と、 載置台に枢着支持され1つの操作杆の下端側に連結され
    て同操作杆の上部の揺動時に管部材の長手方向に揺動し
    つつ移動装置とラッチ係合する作動体と、を備えた請求
    項2ないし6のいずれかに記載の管部材の遠隔接続装
    置。
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