JP2003249780A - 電子部品実装構造 - Google Patents
電子部品実装構造Info
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Landscapes
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構造で発熱部品を分離する空間を形成
し、発熱部品の放熱性能を落とすことなく、該空間に充
填する樹脂の充填量を減らすことができる電子部品実装
構造を提供する。 【解決手段】 両面に電子部品1aを実装するプリント
基板2と、プリント基板2を収納するケース本体3と、
ケース本体3を覆設するケース蓋4と、を有する電子部
品実装構造において、ケース本体3又はケース蓋4の少
なくともどちらか一方に、ケース内空間を仕切る仕切り
板5を設けるとともに、仕切られた空間同士は連通して
おり、放熱を必要とする電子部品1bを該空間内に配設
し、該空間を樹脂6で充填している。
し、発熱部品の放熱性能を落とすことなく、該空間に充
填する樹脂の充填量を減らすことができる電子部品実装
構造を提供する。 【解決手段】 両面に電子部品1aを実装するプリント
基板2と、プリント基板2を収納するケース本体3と、
ケース本体3を覆設するケース蓋4と、を有する電子部
品実装構造において、ケース本体3又はケース蓋4の少
なくともどちらか一方に、ケース内空間を仕切る仕切り
板5を設けるとともに、仕切られた空間同士は連通して
おり、放熱を必要とする電子部品1bを該空間内に配設
し、該空間を樹脂6で充填している。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板に実
装された電子部品を樹脂モールドと用いて埋設する電子
部品実装構造に関する。
装された電子部品を樹脂モールドと用いて埋設する電子
部品実装構造に関する。
【従来の技術】この種の従来例として、特開平9−12
9451号公報のものが挙げられる。このものは、図7
に示すように、電気用昇圧トランス40等の電子部品3
0を実装したプリント基板20と、プリント基板20を
収納するケース10を有する高電圧発生装置において、
ケース10のプリント基板20との接触部分に接触シー
ル部70と隔壁を60、61設け、隔壁60、61によ
り樹脂充填室14と非樹脂充填室16を隔離している。
ここで、隔壁60の上部端面には、ケース10に一体で
形成される3つの接触シール部70と固定リブ90と
が、またプリント基板20には固定リブ90が挿入、嵌
合される取付穴部25が設けられている。このような構
成にすることにより、高温発熱体の昇圧トランス40と
低温発熱体の電子部品30を熱分離している。
9451号公報のものが挙げられる。このものは、図7
に示すように、電気用昇圧トランス40等の電子部品3
0を実装したプリント基板20と、プリント基板20を
収納するケース10を有する高電圧発生装置において、
ケース10のプリント基板20との接触部分に接触シー
ル部70と隔壁を60、61設け、隔壁60、61によ
り樹脂充填室14と非樹脂充填室16を隔離している。
ここで、隔壁60の上部端面には、ケース10に一体で
形成される3つの接触シール部70と固定リブ90と
が、またプリント基板20には固定リブ90が挿入、嵌
合される取付穴部25が設けられている。このような構
成にすることにより、高温発熱体の昇圧トランス40と
低温発熱体の電子部品30を熱分離している。
【発明が解決しようとする課題】ところが、固定リブ9
0と取付穴部25とを互いに嵌合するように形成させる
には、製造工程上の精度が要求され、歩留まりが悪い場
合がある。また、樹脂充填室14全体に樹脂を充填して
いるので、充填量が不必要に多くなってしまう場合があ
る。本発明は、上記問題点に鑑みてなしたものであり、
その目的とするところは、簡易な構造で発熱部品を分離
する空間を形成し、発熱部品の放熱性能を落とすことな
く、該空間に充填する樹脂の充填量を減らすことができ
る電子部品実装構造を提供することにある。
0と取付穴部25とを互いに嵌合するように形成させる
には、製造工程上の精度が要求され、歩留まりが悪い場
合がある。また、樹脂充填室14全体に樹脂を充填して
いるので、充填量が不必要に多くなってしまう場合があ
る。本発明は、上記問題点に鑑みてなしたものであり、
その目的とするところは、簡易な構造で発熱部品を分離
する空間を形成し、発熱部品の放熱性能を落とすことな
く、該空間に充填する樹脂の充填量を減らすことができ
る電子部品実装構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子部品
実装構造は、両面に電子部品を実装するプリント基板
と、プリント基板を収納するケース本体と、ケース本体
を覆設するケース蓋と、を有する電子部品実装構造にお
いて、ケース本体又はケース蓋の少なくともどちらか一
方に、ケース内空間を仕切る仕切り板を設けるととも
に、仕切られた空間同士は連通しており、放熱を必要と
する電子部品を該分割された少なくとも1つの空間に配
設し、該空間を樹脂で充填することを特徴とするもので
ある。このような電子部品実装構造においては、仕切り
板で分離された各空間内にあり、放熱を必要とする発熱
部品のみを樹脂に埋設する。請求項2記載の電子部品実
装構造は、請求項1記載の電子部品実装構造において、
充填できない電子部品が少なくとも1つは含まれている
ことを特徴とするものである。請求項3記載の電子部品
実装構造は、請求項1又は2記載の電子部品実装構造に
おいて、放熱板を有した電子部品を、放熱板とともに充
填することを特徴とするものである。
実装構造は、両面に電子部品を実装するプリント基板
と、プリント基板を収納するケース本体と、ケース本体
を覆設するケース蓋と、を有する電子部品実装構造にお
いて、ケース本体又はケース蓋の少なくともどちらか一
方に、ケース内空間を仕切る仕切り板を設けるととも
に、仕切られた空間同士は連通しており、放熱を必要と
する電子部品を該分割された少なくとも1つの空間に配
設し、該空間を樹脂で充填することを特徴とするもので
ある。このような電子部品実装構造においては、仕切り
板で分離された各空間内にあり、放熱を必要とする発熱
部品のみを樹脂に埋設する。請求項2記載の電子部品実
装構造は、請求項1記載の電子部品実装構造において、
充填できない電子部品が少なくとも1つは含まれている
ことを特徴とするものである。請求項3記載の電子部品
実装構造は、請求項1又は2記載の電子部品実装構造に
おいて、放熱板を有した電子部品を、放熱板とともに充
填することを特徴とするものである。
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態の発熱部品の放熱構造を示しており、図2は、該発熱
部品を含む放電灯点灯装置の回路図の一例を示してい
る。まず、図1は、両面に電子部品1aを実装するプリ
ント基板2と、プリント基板2を収納するケース本体3
と、ケース本体3を覆設するケース蓋4と、ケース本体
3に設けられておりケース内空間を仕切る仕切り板5
と、放熱を必要とする電子部品1bが配置されている空
間7bを充填する樹脂6と、仕切り板5により分割され
た空間7a、7bを示している。以下、放熱構造の各部
構成を説明する。電子部品1aは、図2に示すコンデン
サ2やスイッチング素子Q2ないしQ5等を示してい
る。プリント基板2は、一方の面にディスクリートの電
子部品が、他方の面にはチップ部品(ともに1aで示
す)が実装されるものであり、ケース本体3の底面側に
ケース本体3の底面に略水平になるように収納されてい
る。ケース本体3は、プリント基板2を収納するもので
あり、たとえば、一方の面が開口した箱形である。ここ
で、ケース本体3の材質は、たとえば、金属である。ケ
ース蓋4は、ケース本体3の開口面を覆設するものであ
り、材質は、たとえば、金属である。なお、ケース本体
3及びケース蓋4の材質として、加工の容易性を考慮し
てプラスチック材やアルミダイキャストを使用してもよ
い。仕切り板5は、ケース内の空間を分離するものであ
り、ケース本体3の底面に略垂直に立設されている。こ
こで、仕切り板5により分割された空間をそれぞれ7
a、7bとしており、空間7bには発熱部品が配置され
ている。そして、この空間7bには樹脂が充填される。
本実施の形態においては、仕切り板5はケース本体3と
連設している。すなわち、ケース本体3と仕切り板5と
は、一の金属板から形成されており、これによって、製
造工程の簡素化を図っている。もちろん、ケース本体3
と仕切り板5とを別々に製造し、係合させてもよい。ま
た、仕切り板5の高さは、ケース本体3の側面よりも低
く設定している。すなわち、ケース本体3にケース蓋4
を覆設したときに、仕切り板5は、ケース蓋4とは接触
しない構成となっている。ここで、本実施の形態におい
て、スイッチング素子Q2ないしQ5は、低周波で動作
しているので、高圧放電灯LAが点灯している状態にお
いても、表面温度は100℃には達しない。これに対し
て、降圧チョッパー回路を構成するスイッチング素子Q
1は、高周波で動作しているためにその発熱量も多く、
100〜150℃程度の高温となる。スイッチング素子
Q1のような高圧放電灯LAが通常点灯状態に高温とな
る電子部品1bは、上述したように、仕切り板5によっ
て分離された空間7bに配置されている。樹脂6は、高
温となる電子部品1bが配置されている空間7bを埋設
するものであり、耐湿、防振、熱伝導性に優れた材質の
ものを使用している。材質は、たとえば、エポキシ樹脂
である。この樹脂6は、ケース本体3の底面に略垂直に
立設されている仕切り板5の高さを超えない高さで充填
されている。このように充填することにより、樹脂の充
填量を減らすことができ、放電灯点灯装置全体の軽量化
を図ることができるとともに、コストダウンを図ること
ができる。つぎに、図2に示す放電灯点灯装置は、図1
に示した放熱構造を含むものであり、直流電源回路(交
流電源ACと;コンデンサC1、フィルタLF1及びコ
ンデンサC2を有する入力フィルタ回路と;整流回路D
Bと;を備える)と;電圧変換回路(スイッチング素子
Q1、ダイオードD1及びインダクタL1)と;平滑回
路(コンデンサC3)と;極性反転回路(スイッチング
素子Q2ないしQ5)と;負荷回路(インダクタL2、
コンデンサC5及び高圧放電灯LAと)と;イグナイタ
回路(コンデンサC4、スイッチング素子SW及びパル
ストランス)と;を備えている。以下、放電灯点灯装置
の各部構成を説明する。交流電源ACは、商用の交流電
源であり、電圧は、たとえば、100V、200V又は
240Vである。入力フィルタ回路は、交流電源ACか
らの雑音を極性反転回路に侵入するのを防止したり、あ
るいは逆に、極性反転回路からの雑音が電源側に漏れる
のを防止するものである。整流回路DBは、交流電源A
Cからの交流電圧を脈流電圧に整流し出力するものであ
り、たとえば、ダイオードブリッジで構成する。交流電
源ACの電圧が100Vの場合、ダイオードブリッジの
代わりに、たとえば、倍電圧整流回路を用いてもよい。
倍電圧整流回路を用いると、交流電源ACの電圧が実質
的に200Vと同等とみなせ、倍電圧整流回路以後に接
続されている回路に流れる電流が、ダイオードブリッジ
を用いた場合と比べ約半分となるので、放電灯点灯装置
の効率を上げることができる。電圧変換回路は、整流回
路DBからの電圧を他の電圧に変換するものであり、本
実施の形態では、降圧チョッパー回路を採用している。
平滑回路であるコンデンサC3は、電圧変換回路の出力
電圧を平滑するものであり、たとえば、電解コンデンサ
で構成する。極性反転回路は、コンデンサC3からの直
流電圧をスイッチング素子Q2ないしQ5のオン/オフ
動作により矩形波電圧に変換するものであり、たとえ
ば、電界効果トランジスタで構成する。本実施の形態で
は、極性反転回路として、スイッチング素子Q2ないし
Q5を有するいわゆる4石式のフルブリッジ型極性反転
回路を採用している。なお、このフルブリッジ型極性反
転回路の動作も周知なので、動作説明は省略する。ま
た、図示はしていないが、スイッチング素子Q2ないし
Q5を駆動するものとしては、たとえば、三菱電機株式
会社製の集積回路M63991FPを用いてもよい。負
荷回路は、インダクタL2とコンデンサC6との直列接
続からなる。そして、高圧放電灯LAは、たとえば、高
圧ナトリウム灯、メタルハライドランプ及び水銀灯等の
HIDランプである。イグナイタ回路は、高圧放電灯の
始動時に、ピーク値が数kV、幅が数十ないし数百μs
ec程度のパルス電圧を発生させるものあり、このパル
ス電圧は高圧放電灯LAの両端に印可される。ここで、
イグナイタ回路を構成するスイッチング素子SWは、所
定のブレイクダウン閾値を持つ双方向性2端子素子であ
り、たとえば、サイリスタやトライアックである。ま
た、パルストランスPTは、1次巻線と2次巻線とを有
しており、巻き数比に応じて1次巻線に発生した電圧を
2次巻線に昇圧する。本実施の形態によれば、仕切り板
5により、ケース内空間が分離されており、高圧放電灯
LAが点灯している状態において、高温となる電子部品
1bが分割された空間7b内に配置されている。よっ
て、この空間7bのみを樹脂で充填すればよく、必要最
小限の充填量で、発熱部品の放熱を行うことができる。
したがって、樹脂の使用量を減らすことができ、放電灯
点灯装置全体の軽量化を図ることができるとともに、放
電灯点灯装置のコストダウン、小型化を図ることができ
る。また、ケース内空間を分割するために仕切り板5
は、ケース本体3に立設させるだけの簡易なものなの
で、放電灯点灯装置の製造工程を簡素化することができ
る。また、高温となる電子部品がチップ部品の場合に
は、本実施の応用形態として、図3に示すように仕切り
板5をケース本体3の底面に立設させ、立設した仕切り
板5の上側にプリント基板2を配設してもよい。なお、
上記説明で特に言及していない作用、効果等は上記実施
の形態と同様である。つぎに、本発明の第2の実施の形
態を図4を参照して説明する。図4は、ケース内空間を
仕切る仕切り板5を2つ設けており、仕切り板5により
分割された空間をそれぞれ7a、7b、7cとしてい
る。放電灯点灯装置の回路態様によっては、端子台、ア
ルミ電界コンデンサ、ガラス管ヒューズ等の樹脂充填で
きない電子部品1cを含む場合がある。このような放電
灯点灯装置の場合でも、仕切り板5により樹脂充填でき
ない電子部品1c用の空間を別途設け充填材に覆われな
いようにするとともに、高温となる電子部品1bが配置
されている空間7bを樹脂充填すればよい。なお、上記
説明で特に言及していない作用、効果等は第1の実施の
形態と同様である。つぎに、本発明の第3の実施の形態
を図5及び図6を参照して説明する。放電灯点灯装置が
照明器具内に配設され、天井面等に取り付けられる場合
を考慮して、図5に示すように、仕切り板5をケース蓋
4の底面に立設させてもよい。また、ケース本体3金属
材でケース蓋4がプラスチック材の場合、図5に示した
充填材だけでは、高温となる電子部品1bの放熱が不十
分となる場合がある。このような場合には、図6に示す
ように別途、金属製の放熱板8をケース本体3の側面及
び底面に沿って設けてもよい。このようにすると、充填
材6から放熱板8を介してケース本体3に熱伝導が生
じ、高温となる電子部品1bの放熱を効果的に行うこと
ができる。なお、上記説明で特に言及していない作用、
効果等は第1の実施の形態と同様である。
態の発熱部品の放熱構造を示しており、図2は、該発熱
部品を含む放電灯点灯装置の回路図の一例を示してい
る。まず、図1は、両面に電子部品1aを実装するプリ
ント基板2と、プリント基板2を収納するケース本体3
と、ケース本体3を覆設するケース蓋4と、ケース本体
3に設けられておりケース内空間を仕切る仕切り板5
と、放熱を必要とする電子部品1bが配置されている空
間7bを充填する樹脂6と、仕切り板5により分割され
た空間7a、7bを示している。以下、放熱構造の各部
構成を説明する。電子部品1aは、図2に示すコンデン
サ2やスイッチング素子Q2ないしQ5等を示してい
る。プリント基板2は、一方の面にディスクリートの電
子部品が、他方の面にはチップ部品(ともに1aで示
す)が実装されるものであり、ケース本体3の底面側に
ケース本体3の底面に略水平になるように収納されてい
る。ケース本体3は、プリント基板2を収納するもので
あり、たとえば、一方の面が開口した箱形である。ここ
で、ケース本体3の材質は、たとえば、金属である。ケ
ース蓋4は、ケース本体3の開口面を覆設するものであ
り、材質は、たとえば、金属である。なお、ケース本体
3及びケース蓋4の材質として、加工の容易性を考慮し
てプラスチック材やアルミダイキャストを使用してもよ
い。仕切り板5は、ケース内の空間を分離するものであ
り、ケース本体3の底面に略垂直に立設されている。こ
こで、仕切り板5により分割された空間をそれぞれ7
a、7bとしており、空間7bには発熱部品が配置され
ている。そして、この空間7bには樹脂が充填される。
本実施の形態においては、仕切り板5はケース本体3と
連設している。すなわち、ケース本体3と仕切り板5と
は、一の金属板から形成されており、これによって、製
造工程の簡素化を図っている。もちろん、ケース本体3
と仕切り板5とを別々に製造し、係合させてもよい。ま
た、仕切り板5の高さは、ケース本体3の側面よりも低
く設定している。すなわち、ケース本体3にケース蓋4
を覆設したときに、仕切り板5は、ケース蓋4とは接触
しない構成となっている。ここで、本実施の形態におい
て、スイッチング素子Q2ないしQ5は、低周波で動作
しているので、高圧放電灯LAが点灯している状態にお
いても、表面温度は100℃には達しない。これに対し
て、降圧チョッパー回路を構成するスイッチング素子Q
1は、高周波で動作しているためにその発熱量も多く、
100〜150℃程度の高温となる。スイッチング素子
Q1のような高圧放電灯LAが通常点灯状態に高温とな
る電子部品1bは、上述したように、仕切り板5によっ
て分離された空間7bに配置されている。樹脂6は、高
温となる電子部品1bが配置されている空間7bを埋設
するものであり、耐湿、防振、熱伝導性に優れた材質の
ものを使用している。材質は、たとえば、エポキシ樹脂
である。この樹脂6は、ケース本体3の底面に略垂直に
立設されている仕切り板5の高さを超えない高さで充填
されている。このように充填することにより、樹脂の充
填量を減らすことができ、放電灯点灯装置全体の軽量化
を図ることができるとともに、コストダウンを図ること
ができる。つぎに、図2に示す放電灯点灯装置は、図1
に示した放熱構造を含むものであり、直流電源回路(交
流電源ACと;コンデンサC1、フィルタLF1及びコ
ンデンサC2を有する入力フィルタ回路と;整流回路D
Bと;を備える)と;電圧変換回路(スイッチング素子
Q1、ダイオードD1及びインダクタL1)と;平滑回
路(コンデンサC3)と;極性反転回路(スイッチング
素子Q2ないしQ5)と;負荷回路(インダクタL2、
コンデンサC5及び高圧放電灯LAと)と;イグナイタ
回路(コンデンサC4、スイッチング素子SW及びパル
ストランス)と;を備えている。以下、放電灯点灯装置
の各部構成を説明する。交流電源ACは、商用の交流電
源であり、電圧は、たとえば、100V、200V又は
240Vである。入力フィルタ回路は、交流電源ACか
らの雑音を極性反転回路に侵入するのを防止したり、あ
るいは逆に、極性反転回路からの雑音が電源側に漏れる
のを防止するものである。整流回路DBは、交流電源A
Cからの交流電圧を脈流電圧に整流し出力するものであ
り、たとえば、ダイオードブリッジで構成する。交流電
源ACの電圧が100Vの場合、ダイオードブリッジの
代わりに、たとえば、倍電圧整流回路を用いてもよい。
倍電圧整流回路を用いると、交流電源ACの電圧が実質
的に200Vと同等とみなせ、倍電圧整流回路以後に接
続されている回路に流れる電流が、ダイオードブリッジ
を用いた場合と比べ約半分となるので、放電灯点灯装置
の効率を上げることができる。電圧変換回路は、整流回
路DBからの電圧を他の電圧に変換するものであり、本
実施の形態では、降圧チョッパー回路を採用している。
平滑回路であるコンデンサC3は、電圧変換回路の出力
電圧を平滑するものであり、たとえば、電解コンデンサ
で構成する。極性反転回路は、コンデンサC3からの直
流電圧をスイッチング素子Q2ないしQ5のオン/オフ
動作により矩形波電圧に変換するものであり、たとえ
ば、電界効果トランジスタで構成する。本実施の形態で
は、極性反転回路として、スイッチング素子Q2ないし
Q5を有するいわゆる4石式のフルブリッジ型極性反転
回路を採用している。なお、このフルブリッジ型極性反
転回路の動作も周知なので、動作説明は省略する。ま
た、図示はしていないが、スイッチング素子Q2ないし
Q5を駆動するものとしては、たとえば、三菱電機株式
会社製の集積回路M63991FPを用いてもよい。負
荷回路は、インダクタL2とコンデンサC6との直列接
続からなる。そして、高圧放電灯LAは、たとえば、高
圧ナトリウム灯、メタルハライドランプ及び水銀灯等の
HIDランプである。イグナイタ回路は、高圧放電灯の
始動時に、ピーク値が数kV、幅が数十ないし数百μs
ec程度のパルス電圧を発生させるものあり、このパル
ス電圧は高圧放電灯LAの両端に印可される。ここで、
イグナイタ回路を構成するスイッチング素子SWは、所
定のブレイクダウン閾値を持つ双方向性2端子素子であ
り、たとえば、サイリスタやトライアックである。ま
た、パルストランスPTは、1次巻線と2次巻線とを有
しており、巻き数比に応じて1次巻線に発生した電圧を
2次巻線に昇圧する。本実施の形態によれば、仕切り板
5により、ケース内空間が分離されており、高圧放電灯
LAが点灯している状態において、高温となる電子部品
1bが分割された空間7b内に配置されている。よっ
て、この空間7bのみを樹脂で充填すればよく、必要最
小限の充填量で、発熱部品の放熱を行うことができる。
したがって、樹脂の使用量を減らすことができ、放電灯
点灯装置全体の軽量化を図ることができるとともに、放
電灯点灯装置のコストダウン、小型化を図ることができ
る。また、ケース内空間を分割するために仕切り板5
は、ケース本体3に立設させるだけの簡易なものなの
で、放電灯点灯装置の製造工程を簡素化することができ
る。また、高温となる電子部品がチップ部品の場合に
は、本実施の応用形態として、図3に示すように仕切り
板5をケース本体3の底面に立設させ、立設した仕切り
板5の上側にプリント基板2を配設してもよい。なお、
上記説明で特に言及していない作用、効果等は上記実施
の形態と同様である。つぎに、本発明の第2の実施の形
態を図4を参照して説明する。図4は、ケース内空間を
仕切る仕切り板5を2つ設けており、仕切り板5により
分割された空間をそれぞれ7a、7b、7cとしてい
る。放電灯点灯装置の回路態様によっては、端子台、ア
ルミ電界コンデンサ、ガラス管ヒューズ等の樹脂充填で
きない電子部品1cを含む場合がある。このような放電
灯点灯装置の場合でも、仕切り板5により樹脂充填でき
ない電子部品1c用の空間を別途設け充填材に覆われな
いようにするとともに、高温となる電子部品1bが配置
されている空間7bを樹脂充填すればよい。なお、上記
説明で特に言及していない作用、効果等は第1の実施の
形態と同様である。つぎに、本発明の第3の実施の形態
を図5及び図6を参照して説明する。放電灯点灯装置が
照明器具内に配設され、天井面等に取り付けられる場合
を考慮して、図5に示すように、仕切り板5をケース蓋
4の底面に立設させてもよい。また、ケース本体3金属
材でケース蓋4がプラスチック材の場合、図5に示した
充填材だけでは、高温となる電子部品1bの放熱が不十
分となる場合がある。このような場合には、図6に示す
ように別途、金属製の放熱板8をケース本体3の側面及
び底面に沿って設けてもよい。このようにすると、充填
材6から放熱板8を介してケース本体3に熱伝導が生
じ、高温となる電子部品1bの放熱を効果的に行うこと
ができる。なお、上記説明で特に言及していない作用、
効果等は第1の実施の形態と同様である。
【発明の効果】請求項1ないし3のいずれか1つに記載
の電子部品実装構造は、ケース本体又はケース蓋の少な
くともどちらか一方に、ケース内空間を仕切る仕切り板
を設けるとともに、仕切られた空間同士は連通してお
り、放熱を必要とする電子部品を該空間内に配設し、該
空間を樹脂で充填しているので、ケース内空間を完全に
仕切り、その空間全体に樹脂を充填する、といった必要
がなく、樹脂の充填量を減らしつつ、発熱部品を放熱す
ることができる。樹脂の充填量を減らすことができるの
で、放電灯点灯装置全体の軽量化を図ることができると
ともに、コストダウンを図ることもできる。また、ケー
ス本体又はケース蓋の少なくともどちらか一方に、ケー
ス内空間を仕切る仕切り板を設けているだけの簡単な構
成で各空間を分離しているので、製造工程を簡易化する
こともできる。
の電子部品実装構造は、ケース本体又はケース蓋の少な
くともどちらか一方に、ケース内空間を仕切る仕切り板
を設けるとともに、仕切られた空間同士は連通してお
り、放熱を必要とする電子部品を該空間内に配設し、該
空間を樹脂で充填しているので、ケース内空間を完全に
仕切り、その空間全体に樹脂を充填する、といった必要
がなく、樹脂の充填量を減らしつつ、発熱部品を放熱す
ることができる。樹脂の充填量を減らすことができるの
で、放電灯点灯装置全体の軽量化を図ることができると
ともに、コストダウンを図ることもできる。また、ケー
ス本体又はケース蓋の少なくともどちらか一方に、ケー
ス内空間を仕切る仕切り板を設けているだけの簡単な構
成で各空間を分離しているので、製造工程を簡易化する
こともできる。
【図1】第1の実施の形態を示す断面図である。
【図2】第1の実施の形態を示す回路図である。
【図3】第1の実施の応用形態を示す断面図である。
【図4】第2の実施の形態を示す断面図である。
【図5】第3の実施の形態を示す断面図である。
【図6】第3の実施の応用形態を示す断面図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
1a、1b、1c 電子部品
2 プリント基板
3 ケース本体
4 ケース蓋
5 仕切り板
6 樹脂
7a、7b、7c 空間
8 放熱板
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 福田 健一
大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株
式会社内
Fターム(参考) 4E360 BA08 ED22 EE08 GA24
5E322 AA03 CA05 FA04
Claims (3)
- 【請求項1】 両面に電子部品を実装するプリント基板
と、プリント基板を収納するケース本体と、ケース本体
を覆設するケース蓋と、を有する電子部品実装構造にお
いて、ケース本体又はケース蓋の少なくともどちらか一
方に、ケース内空間を仕切る仕切り板を設けるととも
に、仕切られた空間同士は連通しており、放熱を必要と
する電子部品を該分割された少なくとも1つの空間に配
設し、該空間を樹脂で充填することを特徴とする電子部
品実装構造。 - 【請求項2】 充填できない電子部品が少なくとも1つ
は含まれていることを特徴とする請求項1記載の電子部
品実装構造。 - 【請求項3】 放熱板を有した電子部品を、放熱板とと
もに充填することを特徴とする請求項1又は2記載の電
子部品実装構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002047458A JP2003249780A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 電子部品実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002047458A JP2003249780A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 電子部品実装構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003249780A true JP2003249780A (ja) | 2003-09-05 |
Family
ID=28660511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002047458A Pending JP2003249780A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 電子部品実装構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003249780A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-02-25 JP JP2002047458A patent/JP2003249780A/ja active Pending
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