JP2003252532A - 芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体に用いる巻芯、およびその使用方法 - Google Patents

芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体に用いる巻芯、およびその使用方法

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JP2003252532A
JP2003252532A JP2002061736A JP2002061736A JP2003252532A JP 2003252532 A JP2003252532 A JP 2003252532A JP 2002061736 A JP2002061736 A JP 2002061736A JP 2002061736 A JP2002061736 A JP 2002061736A JP 2003252532 A JP2003252532 A JP 2003252532A
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core
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thermoplastic resin
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JP2002061736A
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Toru Saito
徹 斎藤
Susumu Yamane
進 山根
Satoru Tachika
悟 田近
Tetsuya Marutani
哲也 丸谷
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Sekisui Jushi Corp
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Sekisui Jushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 巻芯のない熱可塑性樹脂紐の巻体用のリサ
イクルが可能な巻き芯、あるいは梱包機の巻体装填リー
ルにセットする際の巻き芯として、セットが簡単で作業
性に優れ、また自動梱包機にセットした場合にもリール
急停止時の繰返し衝撃力を緩和しかつリール空回りによ
り余分な樹脂紐が多量に繰り出される問題を解消した巻
芯、および使用方法を提供する。 【解決手段】円筒体2とその内側に挿嵌される挿嵌筒3
とから構成し、円筒体2の長さ方向全長に亘って切欠部
21を設けその弾性変形によって拡径可能とし、この円
筒体2の外径寸法は芯のない巻体1の中空部11の内径
寸法よりも小さく円筒体2が巻体の中空部11の内側に
挿入された後その内側に挿嵌筒3が挿嵌された際に、円
筒体2の外径寸法が中空部11の内径寸法よりも大きく
拡径されて円筒体2の外周面が中空部11の内周面に圧
接されて巻芯として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梱包用の熱可塑性
樹脂紐をコイル状に巻回した巻体に関し、巻芯を用いな
い巻体に後付けされる巻芯として取付けが簡単で、梱包
機の装填リールに取付ける際にも簡単で装着がスムーズ
な巻芯、およびその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】段ボール箱等を結束して梱包するのに使
用される熱可塑性樹脂製紐(バンド)は、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート等のオレフィン系の熱
可塑性樹脂を溶融状態でテープ状に押し出し、押出速度
よりも引取速度を速くして延伸させて製造される。延伸
された熱可塑性樹脂バンドは、紙管等巻芯にコイル状に
巻き取られて製品化される。かかる製品化された熱可塑
性樹脂紐の巻体は、自動梱包機等に紙管とともに装着さ
れ使用される。しかしながら、熱可塑性樹脂紐の全材料
を使用した後に紙管が残りこの使用後の紙管は傷みがひ
どく、巻芯として再利用することが難しい。また、紙管
は合成樹脂系接着剤等で固められており、再生紙原料と
することもできないでそのまま廃棄処分がなされてい
る。こうした廃棄処分には、運搬費・処理費等コストが
かかるという問題がある。
【0003】かような問題を解消することを目的とし
て、本出願人はこれまでに巻芯のない熱可塑性樹脂バン
ドのみの巻体(コアレスの巻体)を提案してきた。〔例
えば、特開平7−315690号公報,特開2000−
53323号公報等〕これらの提案技術の巻体において
は、バンド巻きを終了後に取り外しが可能なコアを用い
てそのコアに熱可塑性樹脂バンドを巻回し、その熱可塑
性樹脂バンドの巻体の中空部内面に位置する熱可塑性樹
脂バンドの部分と重なった他部分とを融着してバンド巻
体自体によって巻芯を形成し、残りの熱可塑性樹脂バン
ド全てをその巻芯上に巻いた後、コアから抜き取ること
によって製造されている。
【0004】さらには、このような巻芯のない熱可塑性
樹脂紐のみで構成する巻体に用いるリサイクル可能な巻
き芯、あるいは梱包機の巻体装填用リールにセットする
際の巻き芯として、本出願人は特開2000−1858
73号公報、特開2001−316043号公報におい
て、板体の一端にスリット(切欠孔)ともう一端にそれ
に挿入される挿入片(引掛部)とを形成し、それらを互
いに挿入させて筒状にして構成する型崩れ防止板(巻
芯)を提案してきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の特開2000−185873号公報、特開2001−
316043号公報の型崩れ防止板(巻芯)において
は、板体を円筒形にするという余分な作業が必要となり
作業が煩雑になるという問題を内在させていた。また、
挿入片(引掛部)をスリット(切欠孔)に挿入させて巻
体を自動梱包機のリールにセットした際巻芯の内側に挿
入片(引掛部)が突出して梱包機の巻体受け用の支持片
に引っ掛かることとなり、特開2001−316043
号公報においてはこの支持片と巻芯の内側に突出した引
掛部とを当接させて同調して回転させるような工夫を提
案した。この工夫によって、梱包機の作動に伴う停止時
に梱包材料がまだ多量に有る場合その重量による慣性力
による空回りによって余分な樹脂紐が多量に繰り出され
るという問題は解消されたものの、リール急停止の繰返
しによる衝撃力によって耐久性に難点が残るものではあ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明において、
巻芯のない熱可塑性樹脂紐の巻体用リサイクル可能な巻
き芯、あるいは梱包機の巻体装填リールにセットする際
の巻き芯として、巻体へのセットが簡単で作業性に優
れ、また自動梱包機のリールにセットされた場合にもリ
ール急停止時の繰返し衝撃力を緩和しつつもリールの空
回りにより余分な樹脂紐が多量に繰り出されるという問
題を引き起こすことのない芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻
体に用いる巻芯、およびその使用方法を提供するもので
ある。
【0007】すなわち、本発明芯体の無い熱可塑性樹脂
紐巻体に用いる巻芯は、熱可塑性樹脂紐が巻芯のない状
態でコイル状に多数回巻かれてなる巻体の中空部内側に
挿入されて用いられる巻芯であって、円筒体の長さ方向
の全長に亘って切欠部が設けられ弾性変形によって縮径
可能となされ、その外径寸法はこの円筒体が挿入される
前記芯のない巻体の中空部の内径寸法より大きくなされ
ているものである。
【0008】本発明により、巻芯は巻体の中空部の内径
寸法より大きくなされている分だけ押さえて縮径させる
だけなので巻体の中空部へのセットが簡単で作業性に優
れ、また巻芯の弾性変形力によってこの巻芯を構成する
円筒体の外周面と巻体の中空部の内周面との摩擦力で支
持された適度な圧接力で固定されるから、この巻芯を伴
って巻芯のない熱可塑性樹脂紐巻体が自動梱包機の装填
リールにセットされた場合にもリール急停止の繰返し時
に起こる衝撃力を緩和して急停止による大きな衝撃を受
けることなく高い耐久性を維持しながら、自動梱包機の
リールの空回りによって余分な樹脂紐が多量に繰り出さ
れるという問題も起こすことがない。
【0009】また、本発明芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻
体に用いる巻芯において、その前記円筒体の切欠部の縁
部にはそれらを互いに係止させる係止手段が設けられ、
かつこの係止手段を互いに係止させた際に形成される円
筒体の外径寸法は、その円筒体が挿入される芯のない巻
体の中空部の内径寸法よりわずかに小さくなるようにな
されているものである。
【0010】本発明により、係止手段によって巻体の中
空部の内径寸法よりわずかに小さな外径寸法となった円
筒体を前記中空部に軽く挿入させることが可能となりた
とえ片手でも作業でき、あとは係止手段を解除するだけ
で巻芯の弾性変形力によってこの巻芯を構成する円筒体
の外周面と巻体の中空部の内周面とを適度な圧接力で固
定させることからきわめて作業性がよくなって好まし
い。
【0011】あるいは、本発明芯体の無い熱可塑性樹脂
紐巻体に用いる巻芯は、熱可塑性樹脂紐が巻芯のない状
態でコイル状に多数回巻かれてなる巻体の中空部内側に
挿入されて用いられる巻芯であって、円筒体と円筒体の
内側に挿嵌される挿嵌筒とからなり、円筒体は長さ方向
の全長に亘って切欠部が設けられ弾性変形によって拡径
可能となされ、その外径寸法はこの円筒体が挿入される
前記芯のない巻体の中空部の内径寸法より小さくなされ
るとともに、前記円筒体が巻体の中空部内側に挿入され
た後その内側に挿嵌筒が挿嵌された際には円筒体の外径
寸法が前記中空部の内径寸法よりわずかに大きく拡径さ
れるようになされているものである。
【0012】本発明により、円筒体に挿入される挿嵌筒
によって巻芯の円筒体を一定の外径寸法だけ拡径できる
ため、芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体の中空部内周面に
対し所望する適切な圧接力が確保でき、また挿嵌筒の円
筒体からの抜き差しによって芯体の無い熱可塑性樹脂紐
巻体と本発明巻芯との着脱が自在となる。
【0013】そして、本発明において前述の円筒体と円
筒体の内側に挿嵌される挿嵌筒とからなる構成におい
て、挿嵌筒はその一端の外周径寸法を最小寸法としてそ
の中央部の方向にかけて外周径寸法が漸次微増するテー
パ状外周面として形成されていることを特徴とするもの
である。
【0014】本発明により、挿嵌筒の円筒体への挿入が
し易くなり、芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体への本発明
巻芯の取付け手間が容易となり、作業性の向上がはから
れて好ましい。
【0015】さらに、本発明における前述の円筒体と円
筒体の内側に挿嵌される挿嵌筒とからなる構成におい
て、円筒体はその一端の内周径寸法を最大寸法としてそ
の円筒体の中央部の方向にかけて内周径寸法が漸次微減
するテーパ状内周面として形成されていることを特徴と
するものである。
【0016】本発明により、挿嵌筒の円筒体への挿入が
よりし易くなり、芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体への本
発明巻芯の取付け作業性の大幅な向上がはかられる。
【0017】あるいはまた、本発明における前述の円筒
体と円筒体の内側に挿嵌される挿嵌筒とからなる構成に
おいて、円筒体に対して挿嵌筒が、その挿嵌筒の挿嵌方
向に相対的に移動可能なガイド手段を介して一体的に接
続可能となされていることを特徴とするものである。
【0018】本発明により、円筒体と挿嵌筒とがガイド
手段を介して一体的に接続されている場合、一台のもの
として使用できて取り扱いが煩雑でなくより便利にな
る。
【0019】また、本発明芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻
体に用いられる巻芯の使用方法において、熱可塑性樹脂
紐が巻芯のない状態でコイル状に多数回巻かれてなる巻
体を梱包機械の巻体装填リールに取り付ける際に、円筒
体は巻体の中空部の内径寸法よりもわずかに大きい外径
寸法となされて長さ方向の全長に亘って切欠部が設けら
れ、その円筒体を弾性に抗して縮径させてその外径寸法
を前記芯のない巻体の中空部の内径寸法よりも小さくし
ながら巻体の中空部の内側に挿入させ、その後円筒体の
弾性によって拡径させてその外周面を前記芯のない巻体
の中空部内面に圧接させてこの円筒体を伴った巻体が梱
包機械の巻体装填リールに取り付けられるようになされ
ることを特徴とするもので、巻芯の円筒体の弾性に抗し
て縮径させて芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体の中空部に
挿入され、紙管に巻かれたものと同様の手順で梱包機械
の巻体装填リールに着脱可能ながら紙管のような廃材に
なる副資材が不必要で、廃棄処分の、運搬費・処理費等
コストがかからない。
【0020】そこでまた、前述の円筒体を弾性に抗して
縮径させてその外径寸法を前記芯のない巻体の中空部の
内径寸法よりも小さくしながら巻体の中空部の内側に挿
入させる使用方法において、円筒体の長さ方向の全長に
亘って設けられた切欠部を挟んだ縁部に互いの縁部を係
止させる係止手段が設けられ、この係止手段を互いに係
止させた際に形成される円筒体の外径寸法が前記芯のな
い巻体の内径寸法よりもわずかに小さくなされているこ
とにより前記芯のない巻体の中空部内側に挿入させ、そ
の後前記係止手段の係止を解除させて円筒体をその弾性
により拡径させて外周面を前記芯のない巻体の中空部の
内面に圧接させてこの円筒体を伴った巻体が梱包機械の
巻体装填リールに取り付けられるようになされることを
特徴とするもので、円筒体を係止手段によって巻体の中
空部の内径寸法よりも小さくしてから挿入させ得ること
により片手でも作業でき、あとは係止手段を解除するだ
けで巻芯の弾性変形力によって巻芯が構成されてきわめ
て作業性がよい。
【0021】さらにまた、本発明芯体の無い熱可塑性樹
脂紐巻体に用いられる巻芯の使用方法において、熱可塑
性樹脂紐が巻芯のない状態でコイル状に多数回巻かれて
なる巻体を円筒体とその円筒体の内側に挿嵌されて用い
られる挿嵌筒とを介して梱包機械の巻体装填リールに取
り付ける際、円筒体は巻体の中空部の内径寸法より小さ
くなされ長さ方向の全長に亘って切欠部が設けられ拡径
可能であるとともに、挿嵌筒は円筒体の内径寸法よりわ
ずかに大きな外径寸法をもち、前記円筒体が前記芯のな
い巻体の中空部内側に挿入された後にこの挿嵌筒が円筒
体の内側に挿嵌されて前記芯のない巻体の中空部の内径
寸法よりも大きく拡径されて円筒体の外周面が巻体の中
空部内面に圧接されて巻芯となされ、これら円筒体、挿
嵌筒を伴った巻体が梱包機械の巻体装填リールに取り付
けられるようになされることを特徴とするとするもの
で、円筒体に挿入される挿嵌筒によって巻芯の円筒体を
一定の外径寸法だけ拡径でき芯体の無い熱可塑性樹脂紐
巻体の中空部の内周面に対し適度な圧接力が確保できる
とともに、挿嵌筒の円筒体からの抜き差しによって芯体
の無い熱可塑性樹脂紐巻体と本発明巻芯との着脱が自在
のため、例えば色違いの紐巻体を差し替えながら使用す
る場合などの作業性がよい。
【0022】なお、前述の係止手段によって巻芯の円筒
体を縮径させて巻体の中空部に挿入して後に係止手段を
解除し巻芯と巻体とを固定する使用方法、あるいは円筒
体とその円筒体の内側に挿嵌されて用いられる挿嵌筒と
によって巻芯の円筒体を拡径させて巻芯と巻体とを固定
する使用方法において、円筒体が梱包機械の巻体装填リ
ールに先ず挿嵌され、熱可塑性樹脂紐が巻芯のない状態
でコイル状に多数回巻かれてなる巻体をその円筒体の外
側に挿嵌させた後、円筒体の弾性変形によって拡径させ
てその外周面が前記芯のない巻体の中空部内面に圧接さ
れて巻体が梱包機械の巻体装填リールに取り付けられる
ようになされることを特徴とするとするもので、巻体装
填リールに円筒体を取り付けたままで芯体の無い熱可塑
性樹脂紐(バンド)の巻体を取り替えるだけなので作業
手順が単純で楽であり、特に後者の方法では、例えば芯
体の無い熱可塑性樹脂紐の色違いのものを絶えず取り替
えながら結束作業がなされるような用途では特に有用で
ある。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に基づいて説明する。図1,2,5,6は、本発明芯体
の無い熱可塑性樹脂紐巻体に用いる巻芯の各実施形態の
例を表し、図3は巻芯のその他実施形態の例、およびそ
の自動梱包機への装着を表す本発明に係る巻芯の使用方
法を説明する図である。また、図4において、図3の巻
芯の使用方法について要点を断面図で示した。図中、1
は巻体〔熱可塑性樹脂紐(バンド)〕、2は本発明に係
る巻芯の要部にあって基本構成をなす円筒体である。
【0024】ここでは、以下熱可塑性樹脂からなる結束
用のバンドの巻体に関して説明し、バンドが巻芯のない
状態でコイル状に多数回巻かれて巻体1となされてい
る。熱可塑性樹脂製バンドの場合、ポリエチレン(P
P)やポリエチレンテレフタレート(PET)等のオレ
フィン系の熱可塑性樹脂を溶融状態でテープ状に押し出
しつつ、押出速度よりも引取速度を速くして延伸(5倍
〜10倍程度の延伸)させることにより、結束用のバン
ドとして製造されている。
【0025】熱可塑性樹脂バンドの幅は一般に10mm〜
20mm程度のもの(通常幅12mm、または幅15.5m
m)が多く、またバンドの幅が9mm以下の細物(幅5,
6mm)も使用され、バンドの厚さは、0.3mm〜1mm程
度のものが一般的である。
【0026】このような熱可塑性樹脂バンドを1000
m〜2500m程度巻いたものが、1個の梱包用のバン
ドの巻体1として製品化される。巻体1の製品寸法は、
例えば幅が100mm〜250mm、重量が10kg〜25
kg程度であるが、この実施形態の例では幅15.5mm
のポリプロピレン製のバンドが1500m巻かれて幅1
90mmとなされており、ここでは巻芯として紙管など廃
棄に困る資材を用いることなく、例えばバンド巻きを終
了後に取り外しが可能なコアを用いそのコアに熱可塑性
樹脂バンドを巻回し、その熱可塑性樹脂バンドの巻体の
中空部の内面に位置する熱可塑性樹脂バンドの部分と重
なった他の部分とを部分的に融着する等してバンド巻体
自体によって巻芯を形成し、残りの熱可塑性樹脂バンド
の全てをその巻芯上に巻いた後、コアから抜き取ること
によって紙管など副資材としての巻芯をもたないものと
して提供されており、ここでは中空部の直径が220mm
となされたものについて以下詳述してゆく。
【0027】なお、バンドに用いる熱可塑性樹脂として
は、延伸により引張強度が向上するものであればよいこ
とから、PPやPETなどの他にも、例えばポリエステ
ルやポリアミド等の熱可塑性樹脂が用いられてもよく、
また本発明は結束バンドのみに限定されることなく、例
えば高延伸されたポリオレフィン製フィルム状の紐が巻
き取られてなる梱包資材等の巻体についても好適に使用
されるものである。
【0028】本発明芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体に用
いる巻芯においては、合成樹脂製の円筒体2の長さ方向
の全長に亘って切欠部21が設けられることで弾性変形
可能となり、その外径寸法は円筒体2が挿入される芯の
ない巻体1の中空部11の内径寸法より大きくなされて
いることから、巻体1の中空部11に挿入された場合そ
の外周面が中空部11の内周面に圧接されて巻芯として
機能するのである。
【0029】図1において、円筒体2は巻体1の幅19
0mmよりわずかに短い幅185mm、外径寸法は巻体1の
中空部11の内径寸法220mmより大きい225〜23
0mmのもの〔同図(b)〕に切欠部21が設けられて弾
性変形可能とされた合成樹脂製のもので、本実施形態の
例ではリサイクル利用され耐久性の良いものとするため
に厚さ5mmのポリカーボネート樹脂からなる。また、円
筒体2の切欠部21の縁部22にそれらを互いに係止さ
せる係止手段23が設けられており、ここでは係止孔2
31に係止爪232が係止されるようになされ〔同図
(a)〕、この係止手段23を互いに係止させた際に形
成される円筒体2の外径寸法は200mmと巻体1の中空
部11の内径寸法220mmよりも小さくなって、この係
止状態での円筒体2は巻体1の中空部11に容易に挿入
でき、その後係止手段23を解除することで円筒体2の
弾性変形によってその外周面は巻体1の中空部11の内
周面に圧接されて巻芯として機能する。
【0030】図2の実施形態の例では、合成樹脂や金属
の板体が丸められて弾性変形可能に切欠部21を伴った
円筒体2として製作された、係止手段23は引掛孔23
3と引掛爪234とからなり、〔同図(b−1)〕の如
き切欠部21の両縁片をズレ状態で係止させて円筒体2
を巻体1の中空部11に挿入させた後、上述のズレを矯
正すべく円筒体2の端部を押した際係止手段23が解除
され、弾性変形により円筒体2の外周面が中空部11の
内周面に圧接されて巻芯として機能する。
【0031】図3には、(a)の巻体装填リール41に
セットされた熱可塑性樹脂バンドの巻体1からバンドが
梱包機本体43を経て、アーチ44の中を梱包機本体4
3のテーブル上に置いた被梱包物(荷物P)を取り巻い
て導かれて一周し、被梱包物(荷物P)に密着して周回
された後その真下でバンドの端部が熱融着されて結束さ
れるような形態の梱包機械4において、(b)において
巻体装填リール41に熱可塑性樹脂バンドの巻体1を装
着する様子を表している。すなわち、巻芯を円筒体2と
円筒体2の内側に挿嵌される挿嵌筒3とから構成し、円
筒体2の長さ方向の全長に亘って切欠部21が設けられ
弾性変形によって拡径可能となされ、この円筒体2の外
径寸法は芯のない巻体1の中空部11の内径寸法よりも
小さくなされて円筒体2が巻体の中空部11の内側に挿
入された後その内側に挿嵌筒3が挿嵌された際に、円筒
体2の外径寸法が中空部11の内径寸法よりも大きく拡
径され円筒体2の外周面が中空部11の内周面に圧接さ
れて巻芯として機能するわけである。(b)図におい
て、この巻芯を伴った巻体1は巻体装填リール41の支
持片412に支持されるとともに、巻体装填リール41
の側板とシャフト411を介して取付けられる装填リー
ル側板42との間に挟まれるようにして固定がなされ
る。〔芯のない巻体1の中空部11の内側に対して円筒
体2,挿嵌筒3の取付け方について、図4によって後に
詳述する。〕
【0032】ここにおいて、芯のない巻体1の中空部1
1の内周面に対し円筒体2の外周面が圧接される力は、
円筒体2の材質や挿嵌筒3の寸法との兼ね合いで設定さ
れる拡径寸法によって自在に設定できることから、自動
梱包機械の運転による回動→停止の動作に伴って起こる
慣性力による巻体1の空回りを適度に設定できるので、
回動急停止による衝撃力をうまく緩和させてこの自動梱
包機械の運転が可能となって巻芯および梱包機械の耐久
性が向上し、前述慣性力による巻体1の空回りによって
余分のバンド材料が繰り出される長さを適度におさえる
ことができてそれら繰り出された材料のもつれによるト
ラブルも避けることができる。
【0033】また、上述してきた円筒体2を巻体1の中
空部11に挿入した上で円筒体2の内側に挿嵌筒3が挿
嵌させた巻芯を伴った状態の巻体1を巻体装填リール4
1に装着させるのか、あるいはあらかじめ梱包機械4の
巻体装填リール41の支持片412に円筒体2を引っ掛
けておき、次に芯体の無い熱可塑性樹脂紐(バンド)巻
体1を円筒体2に外嵌させてから円筒体2の内側に挿嵌
筒3が挿嵌されるかの作業手順についてはいずれでもよ
く、前者の場合には従来の紙管付き巻体の装着手順と同
じで作業手順を変えることもなく、また後者の方法で
は、例えば芯体の無い熱可塑性樹脂紐の色違いのものを
絶えず取り替えながら結束作業がなされるような用途で
は有用である。なお、次に図4で説明する巻体1の中空
部11への円筒体2,挿嵌筒3の取付け工程は前者のケ
ースによって表している。
【0034】図4は、図3の実施形態の例の巻体1の中
空部11への円筒体2,挿嵌筒3の取付け工程を表して
いる。 (a);巻体1の中空部11へ円筒体2を挿入 →(b);円筒体2の内側に挿嵌筒3を挿嵌 →(c);円筒体2(挿嵌筒3付き)を巻体装填リール
41に装着
【0035】本実施形態の例において、熱可塑性樹脂紐
(バンド)巻体1としては図1,2の場合と同じく巻体
1の中空部11の内径寸法220mmに対して、例えば合
成樹脂製〔アルミ合金製等でもよい。〕からなる円筒体
2の外径寸法を200mmとわずかに小さくしておき、こ
の円筒体2の内側に挿嵌筒3が挿嵌されることにより円
筒体2の外周が拡径されて225〜230mmとなるよう
にしておき、円筒体2の外周面が巻体1の中空部11内
周面に圧接されて巻芯として機能している。
【0036】そして、図4に示すように、挿嵌筒3には
その一端の外周径寸法を最小寸法としてその中央部の方
向にかけて外周径寸法が漸次微増するテーパ状外周面2
5がて形成されており、挿嵌筒3の円筒体2への挿入が
し易くなるようにガイドが設けられており、さらにまた
円筒体2にもその一端の内周径寸法を最大寸法としてそ
の円筒体2の中央部の方向にかけて内周径寸法が漸次微
減するテーパ状内周面31がて形成されており、挿嵌筒
3の円筒体2への挿入がよりし易くなるような工夫がな
されている。
【0037】なお、上述してきた図1,2の実施形態の
例における円筒体2や、図3,4の実施形態の例におけ
る円筒体2の長さ方向の全長に亘って設けられる切欠部
21としては必ずしも上述した実施形態の例に見られる
円筒を切断する方向の円形の一曲線としてだけでなく、
例えば図5に示すようなカギ形としたものや蛇行した曲
線状のものであってもよく、これらの場合梱包機械の巻
体装填リールから突出された支持片が円筒体2の内周壁
に沿って装着されていても切欠部21の隙間にピッタリ
と嵌まって引っ掛かり回転にムラが出るようなことが起
こらない。
【0038】さらにまた図6において、本発明における
円筒体と円筒体の内側に挿嵌される挿嵌筒とからなる構
成において、円筒体2に対して挿嵌筒3が、その挿嵌筒
3の挿嵌方向に相対的に移動可能なガイド手段24を介
して一体的に接続可能となされている場合は、円筒体2
と挿嵌筒3とがガイド手段24を介して一体的に接続さ
れていて一台のものとして使用できて取り扱いが煩雑で
なくより便利である。ガイド手段24としては、本実施
形態の例においては円筒体2の端部近くにその長手方向
に穿設された長孔26と、挿嵌筒3の外周の一部に突設
させて前記長孔26にその長手方向に移動可能に係合さ
れた係合ピン32とからなる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明芯体の無い
熱可塑性樹脂紐巻体に用いる巻芯は、熱可塑性樹脂紐が
巻芯のない状態でコイル状に多数回巻かれてなる巻体の
中空部内側に挿入されて用いられる巻芯であって、円筒
体の長さ方向の全長に亘って切欠部が設けられ弾性変形
によって縮径可能となされ、その外径寸法はこの円筒体
が挿入される前記芯のない巻体の中空部の内径寸法より
大きくなされているものであり、巻芯は巻体の中空部の
内径寸法より大きくなされている分だけ押さえて縮径さ
せるだけなので巻体の中空部へのセットが簡単で作業性
に優れ、また巻芯の弾性変形力によってこの巻芯を構成
する円筒体の外周面と巻体の中空部の内周面との摩擦力
で支持された適度な圧接力で固定されるから、この巻芯
を伴って巻芯のない熱可塑性樹脂紐巻体が自動梱包機の
装填リールにセットされた場合にもリール急停止の繰返
し時に起こる衝撃力を緩和して急停止による大きな衝撃
を受けることなく高い耐久性を維持しながら、自動梱包
機のリールの空回りによって余分な樹脂紐が多量に繰り
出されるという問題も起こすことがない。
【0040】そして、その円筒体の切欠部の縁部にはそ
れらを互いに係止させる係止手段が設けられ、かつこの
係止手段を互いに係止させた際に形成される円筒体の外
径寸法は、その円筒体が挿入される芯のない巻体の中空
部の内径寸法よりわずかに小さくなるようになされてい
る場合には、係止手段によって巻体の中空部の内径寸法
よりわずかに小さな外径寸法となった円筒体を前記中空
部に軽く挿入させることが可能となりたとえ片手でも作
業でき、あとは係止手段を解除するだけで巻芯の弾性変
形力によってこの巻芯を構成する円筒体の外周面と巻体
の中空部の内周面とを適度な圧接力で固定させることか
らきわめて作業性がよい。
【0041】また、本発明芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻
体に用いる巻芯は、熱可塑性樹脂紐が巻芯のない状態で
コイル状に多数回巻かれてなる巻体の中空部内側に挿入
されて用いられる巻芯であって、円筒体と円筒体の内側
に挿嵌される挿嵌筒とからなり、円筒体は長さ方向の全
長に亘って切欠部が設けられ弾性変形によって拡径可能
となされ、その外径寸法はこの円筒体が挿入される前記
芯のない巻体の中空部の内径寸法より小さくなされると
ともに、前記円筒体が巻体の中空部内側に挿入された後
その内側に挿嵌筒が挿嵌された際には円筒体の外径寸法
が前記中空部の内径寸法よりわずかに大きく拡径される
ようになされているもので、円筒体に挿入される挿嵌筒
によって巻芯の円筒体を一定の外径寸法だけ拡径できる
ため、芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体の中空部内周面に
対し所望する適切な圧接力が確保でき、また挿嵌筒の円
筒体からの抜き差しによって芯体の無い熱可塑性樹脂紐
巻体と本発明巻芯との着脱が自在となる。
【0042】そこで、本発明において前述の円筒体と円
筒体の内側に挿嵌される挿嵌筒とからなる構成におい
て、挿嵌筒の一端の外周径寸法を最小寸法としてその中
央部の方向にかけて外周径寸法が漸次微増するテーパ状
外周面として形成されている場合には、挿嵌筒の円筒体
への挿入がし易くなり、芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体
への本発明巻芯の取付け手間が容易となり、作業性の向
上がはかられ好ましい。さらに、円筒体の一端の内周径
寸法を最大寸法としてその円筒体の中央部の方向にかけ
て内周径寸法が漸次微減するテーパ状内周面として形成
されている場合、挿嵌筒の円筒体への挿入がよりし易く
なり、本発明巻芯の取付け作業性の大幅な向上がはから
れる。あるいはまた、円筒体に対して挿嵌筒が、その挿
嵌筒の挿嵌方向に相対的に移動可能なガイド手段を介し
一体的に接続されている場合には、巻芯を一台のものと
して使用できて取り扱いが煩雑でなくより便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体に用い
る巻芯の実施形態の一例を表す断面図である。
【図2】 本発明芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体に用い
る巻芯の実施形態の他の一例を表す姿図、および説明す
るための上面図である。
【図3】 本発明芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体に用い
る巻芯の実施形態の別の一例、およびその自動梱包機へ
の装着を表す本発明に係る巻芯の使用方法を説明する斜
視図である。
【図4】 図3の巻芯の使用方法について要点を示す断
面図である。
【図5】 本発明芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体に用い
る巻芯の実施形態のさらに他の一例を表す姿図である。
【図6】 本発明芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体に用い
る巻芯の実施形態のさらに別の一例を表す姿図である。
【符号の説明】
1 巻体〔熱可塑性樹脂紐(バンド)〕 11 中空部 2 円筒体 21 切欠部 22 縁部 23 係止手段 24 ガイド手段 25 テーパ状外周面 3 挿嵌筒 31 テーパ状内周面 4 梱包機械 41 巻体装填リール 42 装填リール側板 P 被梱包物
フロントページの続き (72)発明者 丸谷 哲也 滋賀県蒲生郡竜王町大字鏡字谷田731−1 積水樹脂株式会社・竜王工場内 Fターム(参考) 3F058 AA03 AB01 BB06 BB11 CA03 DA04 JA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂紐が巻芯のない状態でコイ
    ル状に多数回巻かれてなる巻体の中空部内側に挿入され
    て用いられる巻芯であって、円筒体の長さ方向の全長に
    亘って切欠部が設けられ弾性変形によって縮径可能とな
    され、その外径寸法はこの円筒体が挿入される前記芯の
    ない巻体の中空部の内径寸法より大きくなされているこ
    とを特徴とする芯体の無い熱可塑性樹脂紐に用いる巻
    芯。
  2. 【請求項2】 円筒体の切欠部の縁部にそれらを互いに
    係止させる係止手段が設けられ、かつこの係止手段を互
    いに係止させた際に形成される円筒体の外径寸法は、そ
    の円筒体が挿入される前記芯のない巻体の内径寸法より
    わずかに小さくなるようになされていることを特徴とす
    る請求項1記載の芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体に用い
    られる巻芯。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂紐が巻芯のない状態でコイ
    ル状に多数回巻かれてなる巻体の中空部内側に挿入され
    て用いられる巻芯であって、円筒体と円筒体の内側に挿
    嵌される挿嵌筒とからなり、円筒体は長さ方向の全長に
    亘って切欠部が設けられ弾性変形によって拡径可能とな
    され、その外径寸法はこの円筒体が挿入される前記芯の
    ない巻体の中空部の内径寸法より小さくなされるととも
    に、前記円筒体が巻体の中空部内側に挿入された後その
    内側に挿嵌筒が挿嵌された際には円筒体の外径寸法が前
    記中空部の内径寸法よりわずかに大きく拡径されるよう
    になされていることを特徴とする芯体の無い熱可塑性樹
    脂紐に用いられる巻芯。
  4. 【請求項4】 挿嵌筒は、その一端の外周径寸法を最小
    寸法としてその中央部の方向にかけて外周径寸法が漸次
    微増するテーパ状外周面として形成されていることを特
    徴とする請求項3記載の芯体の無い熱可塑性樹脂紐に用
    られる巻芯。
  5. 【請求項5】 円筒体は、その一端の内周径寸法を最大
    寸法としてその円筒体の中央部の方向にかけて内周径寸
    法が漸次微減するテーパ状内周面として形成されている
    ことを特徴とする請求項3または4記載の芯体の無い熱
    可塑性樹脂紐に用いられる巻芯。
  6. 【請求項6】 円筒体に対して挿嵌筒が、その挿嵌筒の
    挿嵌方向に相対的に移動可能なガイド手段を介して一体
    的に接続可能となされていることを特徴とする請求項
    3、4または5記載芯体の無い熱可塑性樹脂紐に用いら
    れる巻芯。
  7. 【請求項7】 熱可塑性樹脂紐が巻芯のない状態でコイ
    ル状に多数回巻かれてなる巻体を円筒体を介して梱包機
    械の巻体装填リールに取り付ける際、円筒体は前記芯の
    ない巻体の中空部の内径寸法よりもわずかに大きい外径
    寸法となされるとともに長さ方向の全長に亘って切欠部
    が設けられ、その円筒体を弾性に抗して縮径させてその
    外径寸法を前記芯のない巻体の中空部の内径寸法よりも
    小さくしながら巻体の中空部の内側に挿入させ、その後
    円筒体の弾性によって拡径させてその外周面を前記芯の
    ない巻体の中空部の内面に圧接させてこの円筒体を伴っ
    た巻体が梱包機械の巻体装填リールに取り付けられるよ
    うになされることを特徴とする芯体の無い熱可塑性樹脂
    紐巻体に用いられる巻芯の使用方法。
  8. 【請求項8】 熱可塑性樹脂紐が巻芯のない状態でコイ
    ル状に多数回巻かれてなる巻体を円筒体を介して梱包機
    械の巻体装填リールに取り付ける際、円筒体は前記芯の
    ない巻体の中空部の内径寸法よりもわずかに大きい外径
    寸法となされるとともに長さ方向の全長に亘って切欠部
    が設けられ、その切欠部を挟んだ縁部に互いの縁部を係
    止させる係止手段が設けられ、この係止手段を互いに係
    止させた際に形成される円筒体の外径寸法が前記芯のな
    い巻体の内径寸法よりもわずかに小さくなされているこ
    とにより前記芯のない巻体の中空部内側に挿入させ、そ
    の後前記係止手段の係止を解除させて円筒体をその弾性
    により拡径させて外周面を前記芯のない巻体の中空部の
    内面に圧接させてこの円筒体を伴った巻体が梱包機械の
    巻体装填リールに取り付けられるようになされることを
    特徴とする芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体に用いられる
    巻芯の使用方法。
  9. 【請求項9】 熱可塑性樹脂紐が巻芯のない状態でコイ
    ル状に多数回巻かれてなる巻体を円筒体とその円筒体の
    内側に挿嵌されて用いられる挿嵌筒とを介して梱包機械
    の巻体装填リールに取り付ける際、円筒体は巻体の中空
    部の内径寸法より小さくなされ長さ方向の全長に亘って
    切欠部が設けられ拡径可能であるとともに、挿嵌筒は円
    筒体の内径寸法よりわずかに大きな外径寸法をもち、前
    記円筒体が前記芯のない巻体の中空部内側に挿入された
    後にこの挿嵌筒が円筒体の内側に挿嵌されて前記芯のな
    い巻体の中空部の内径寸法よりも大きく拡径されて円筒
    体の外周面が巻体の中空部内面に圧接されて巻芯となさ
    れ、これら円筒体、挿嵌筒を伴った巻体が梱包機械の巻
    体装填リールに取り付けられるようになされることを特
    徴とする芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻体に用いられる巻
    芯の使用方法。
  10. 【請求項10】 円筒体が梱包機械の巻体装填リールに
    先ず挿嵌され、熱可塑性樹脂紐が巻芯のない状態でコイ
    ル状に多数回巻かれてなる巻体をその円筒体の外側に挿
    嵌させた後、円筒体の弾性変形により拡径させてその外
    周面が前記芯のない巻体の中空部内面に圧接されて巻体
    が梱包機械の巻体装填リールに取り付けられるようにな
    されることを特徴とする請求項8または9記載の取付手
    順の一部が前後されてなる芯体の無い熱可塑性樹脂紐巻
    体に用いられる巻芯の使用方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2639043A (en) * 2024-03-08 2025-09-10 Hexatronic Uk Ltd A method and apparatus for dispensing lengths of a flexible element

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