JP2003253100A - ポリエステル組成物及びそれよりなる繊維 - Google Patents
ポリエステル組成物及びそれよりなる繊維Info
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Abstract
ステル組成物及びそれよりなる繊維を提供すること。 【解決手段】 アルキレンテレフタレートを主たる繰り
返し単位とするポリエステルに特定の有機スルホン酸金
属塩及びポリアルキレングリコールを共重合させると共
に、有機カルボン酸金属塩を配合する。
Description
定性とを兼ね備えたポリエステル組成物及びそれよりな
る繊維に関する。
タレートは、多くの優れた特性を有しているため、各種
衣料用途等に広く利用されている。しかし、綿、絹、羊
毛のような天然繊維、レーヨン、アセテートのような半
合成繊維に比べると、吸水性、吸汗性が低いという機能
面での欠点を有している。この課題を改良する目的で、
有機スルホン酸金属塩を添加したポリエステルからなる
中空繊維をアルカリ水溶液で処理することによる、一部
が中空部まで連通している微細孔を繊維表面に有する吸
水性ポリエステル繊維が提案(特公昭61−60188
号公報、特公昭62−44065号公報等)されてい
る。
空ポリエステル繊維は、毛細管現象を利用した吸水機構
であるが故に、天然繊維や半合成繊維に比べると吸水性
が低く、必ずしも満足すべき水準には到達していなかっ
た。
レングリコールなどの親水性成分をポリエステルに共重
合させることにより、吸水性能を高めたポリエステル繊
維(特開平7−150468号公報)が提案されてい
る。この方法では、吸水性能が大幅に改善されている
が、有機スルホン酸金属塩、ポリアルキレングリコール
の共重合ポリエステルは熱安定性が低いといった課題を
抱えていた。
吸水性と熱安定性を兼ね備えたポリエステル組成物を提
供することにある。
従来技術に鑑み、鋭意検討を重ねた結果本発明を完成す
るに至った。
レフタレートを主たる繰り返し単位とし、下記式(I)
で示される有機スルホン酸金属塩(A)と下記式(I
I)で示されるポリアルキレングリコール(B)とが共
重合されたポリエステルに、下記式(III)で示され
る有機カルボン酸金属塩(C)が配合されてなる、ポリ
エステル組成物によって達成することができる。
成分(B)が共重合されるポリエステルは、アルキレン
テレフタレート単位を主たる繰り返し単位とするポリエ
ステルである。ここで言う「主たる」とはアルキレンテ
レフタレート単位以外の繰り返し単位を、ポリエステル
を構成する全繰り返し単位を基準として、20モル%以
下、好ましくは15モル%以下、特に好ましくは10モ
ル%以下の共重合成分を含有してもよいことを意味す
る。なお、アルキレンテレフタレート単位のグリコール
成分としては、炭素数2〜4のアルキレングリコールが
好ましく、エチレングリコール、トリメチレングリコー
ル、テトラメチレングリコールなどを例示することがで
きる。
カルボン酸成分としては、例えばイソフタル酸、ナフタ
レンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェノ
キシエタンジカルボン酸、β−ヒドロキシエトキシ安息
香酸、P−オキシ安息香酸、アジピン酸、セバシン酸、
1,4−シクロヘキサンジカルボン酸のような芳香族、
脂環族、脂肪族の二官能性カルボン酸を挙げることがで
きる。
以外のジオール成分としては、例えば、シクロヘキサン
−1,4−ジメタノール、ネオペンチルグリコール、ビ
スフェノールA、ビスフェノールSのような脂肪族、脂
環族、芳香族のジオール化合物を挙げることができる。
なわれない範囲内であれば、トリメリット酸、ピロメリ
ット酸のような三官能性以上のポリカルボン酸、グリセ
リン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール
のような三官能性以上のポリオールを共重合成分として
用いてもよい。
(A)は前記式(I)で示される有機スルホン酸金属塩
であり、式中、R1は芳香族炭化水素基又は脂肪族炭化
水素基、X1はエステル形成性の官能基、X2はエステル
形成性官能基又は水素原子である。ここでいうエステル
形成性の官能基とは、反応してエステル結合を介してポ
リエステルに結合され得る官能基であり、一般にはヒド
ロキシル基、カルボキシル基又はそれらのエステルであ
る。Mは、Na、K、Liなどのアルカリ金属又はM
g、Caなどのアルカリ土類金属であり、なかでもN
a、Kが好ましい。このような有機スルホン酸金属塩
は、1種でも2種以上の混合物としても使用でき、好ま
しい具体例としては、5−ナトリムスルホイソフタル酸
ジメチル、5−カリウムスルホイソフタル酸ジメチル、
5−リチウムスルホイソフタル酸ジメチル、5−ナトリ
ウムスルホイソフタル酸ビス(β−ヒドロキシエチル)
エステル、5−カリウムスルホイソフタル酸ビス(β−
ヒドロキシエチル)エステル、5−リチウムスルホイソ
フタル酸ビス(β−ヒドロキシエチル)エステル等を挙
げることができる。
共重合量は、ポリエステルを構成する全ジカルボン酸成
分を基準として、0.1〜15モル%であることが好ま
しく、特に0.1〜10モル%であることが好ましい。
(B)としてのポリアルキレングリコールは、ポリエス
テルの吸水性能を向上させる目的で共重合させるが、ポ
リエステルを構成する全ジカルボン酸成分を基準とし
て、0.1〜20重量%共重合することが好ましく、特
に好ましくは0.2〜15重量%である。
は、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコー
ル、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル(分子量1000、2000、4000、8000、
20000、50000)などを例示することができ、
特に分子量が1000〜8000のポリエチレングリコ
ールが好ましい。
れる前記式(III)で示される成分(C)としての有
機カルボン酸金属塩としては、安息香酸ナトリウム、安
息香酸カリウム、安息香酸マグネシウム、安息香酸リチ
ウム、安息香酸亜鉛、トルイル酸ナトリウム、トルイル
酸カリウム、トルイル酸リチウムなどが挙げられる。こ
のうち、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、安息
香酸マグネシウムが特に好ましく、該有機カルボン酸金
属塩は、1種でも2種以上併用してもよい。また、該有
機カルボン酸金属塩の配合量は、ポリエステル組成物中
に0.01〜5重量%占めるように配合することが好ま
しく、さらに好ましくは0.05〜3重量%である。
晶性促進効果や吸水性能改善効果が発現しない。一方、
過剰の配合は製糸時のパック圧力上昇及びポリマーの強
度低下という問題が生ずる。
粘度は通常0.3〜1.0の範囲、特に0.4〜0.7
の範囲が好適である。固有粘度が0.3未満であると、
衝撃強度が低下したり、延伸成形性が低下したりするな
どの物性低下が起こりやすく、一方、固有粘度が1.0
を越えると、生産性が悪化するとともに、延伸などの成
形性が低下しやすい。
述の3つの成分割合を本発明の範囲内で適宜変更すると
共に、固有粘度を調整することにより、250℃、剪断
速度1000sec-1における溶融粘度を100〜50
0Pa・Sと設定することが好ましい。上記の範囲内に
あるときには、該組成物を溶融紡糸する際の曳糸性と連
続製糸安定性とを高い水準にて両立することができる。
方法につき、エチレンテレフタレート単位を主たる繰返
し単位とするポリエステルを例として、以下に説明す
る。先ず、テレフタル酸ジメチルとエチレングリコール
とを、エステル交換触媒の存在下のエステル交換反応さ
せるか、テレフタル酸とエチレングリコールとを直接エ
ステル化反応させるか又はテレフタル酸とエチレンオキ
サイドとを反応させるかして、ビス(β−ヒドロキシエ
チル)テレフタレ−ト及び/又はそのオリゴマ−を形成
させ、その後、重縮合触媒及び安定剤の存在下で高温減
圧下に溶融重縮合を行って、ポリエチレンテレフタレー
トを得るにあたり、下記(I)、(II)及び(II
I)成分をポリエステルの合成が完了する以前の任意の
段階で反応系内に添加することによって達成される。好
ましくは、(I)及び(II)成分はビス(β−ヒドロ
キシエチル)テレフタレ−ト及び/又はそのオリゴマ−
を形成させる前の段階、(III)成分は重縮合反応中
に添加するのが好ましい。
を使用することができるが、なかでもエステル交換反応
させる際に用いる触媒としては、マグネシウム、カルシ
ウム等のアルカリ土類金属塩、チタン、亜鉛、マンガン
等の金属化合物を使用するのが好ましく、重縮合触媒と
しては、ゲルマニウム化合物、アンチモン化合物、チタ
ン化合物、コバルト化合物、錫化合物を使用するのが好
ましい。
合反応を進行させるために必要な量であるならば特に限
定されるものではなく、また、複数の触媒を併用するこ
とも可能である。
ェート、トリエチルホスフェート、トリフェニルホスフ
ェート等のリン酸エステル類、トリフェニルホスファイ
ト、トリスドデシルホスファイト等の亜リン酸エステル
類、メチルアシッドホスフェート、ジブチルホスフェー
ト、モノブチルホスフェート酸性リン酸エステル、リン
酸、亜リン酸、次亜リン酸、ポリリン酸等のリン化合物
を用いることが好ましい。
時の他、エステル交換反応の初期の段階において行うこ
とができる。また、安定剤の供給は、重縮合反応初期ま
でに行うことができるが、エステル交換反応終了時に添
加することが好ましい。さらに、重縮合触媒は重縮合反
応工程の初期までに供給することができる。
00〜260℃であり、反応圧力は常圧〜0.3Mpa
である。また、重縮合時の反応温度は、通常250〜3
00℃であり、反応圧力は通常60〜0.1kpaであ
る。この様なエステル交換反応及び重縮合反応は、一段
で行っても、複数段階に分けて行ってもよい。
チップ化される。該チップの平均粒径は、通常2.0〜
5.5mm、好ましくは2.2〜4.0mmの範囲とさ
れる。
形条件下で安定して成形することができ、通常の溶融紡
糸方法を適用することができる。繊維の横断面形状は丸
断面に限定されるものでは無く、扁平形状、三角断面及
び多葉断面形状などの異形断面としてもよく、さらに、
中空部を設けても何等問題は無い。本発明のポリエステ
ル組成物を溶融紡糸する際の温度は、200〜270
℃、好ましくは220〜250℃が適当である。ここで
200℃未満では温度が低すぎて安定した溶融状態とな
り難く、また270℃を越えるとポリエステル組成物の
熱分解が生じ、また紡出糸の冷却が不足するために、単
糸同士での融着が発生する等の問題が発生する。次い
で、紡出糸は所定の速度で引き取った後、一旦巻き取
り、得られた未延伸糸を別途延伸機で延伸してもよい
し、紡出糸を引き取った後、巻き取ること無く連続して
延伸を行い巻き上げる直接紡糸延伸法を適用してもよ
い。直接紡糸延伸法としては、例えば紡出糸を1000
〜4000m/分の速度で引き取り、続いて1500〜
5000m/分の速度で延伸・熱セットする方法が挙げ
られる。ここで熱セットのローラー温度としては130
〜170℃が好ましく、この範囲にあると、熱セット性
が十分であるとともに繊維が溶融切断することもない。
また、5000m/分以上の高速で紡糸し、用途によっ
ては延伸工程を省略する方法などの製糸条件も採用する
ことができ、いずれの方法であっても安定して製糸する
ことができ、上述の方法に従って得られる繊維は、吸水
率が30〜500%、35℃95%RH環境下24時間
保持後の吸湿率が12〜50%の範囲にある。
条形態は、フィラメント、ステープルのいずれでもよ
く、総糸繊度、単糸繊度、撚数、交絡数などは繊維の使
用目的に応じて適宜設定することができる。
ては、本発明の繊維100%使いとしてもよく、他の繊
維と併せて使用してもよい。ここで、他繊維と併用する
にあたって、複合糸として使う場合には、混繊糸、複合
仮撚糸とすればよく、このような併用できる繊維として
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエ
ステル、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、アク
リル、パラ型又はメタ型アラミド、およびこれらの改質
及び/又は複合繊維、さらには天然繊維、再生繊維、半
合成繊維などから自由に選択して用いることが出来る。
ルムやシートに成形してもよく、製膜後一方向のみに張
力をかけて異方性を持たせる方法、同時に又は任意の順
序で二方向に延伸する方法、二段以上の多段延伸する方
法などに所望の条件を何等支障なく採用することができ
る。
に説明するが、本発明はこれによって何等限定を受ける
ものでは無い。なお、例中の特性は下記の方法で測定し
た。
る):ポリマーを一定量計量し、35℃のo−クロロフ
ェノールに0.012g/mlの濃度に溶解してから、
常法に従って求めた。
乾燥機中で乾熱処理したポリマーを、ミノルタ(株)社
製CR−200型色彩色差計を用いて求めた。
omol.chem.,26,226(1958)記載
の方法に準拠して求めた。
Gと略記する)含有量:サンプルをヒドラジンにて分解
し、ガスクロマトグラフィーにて求めた。
070記載の方法に準拠して求めた。
原糸を筒状の編物にした後、120℃で10分間加熱乾
燥し、筒編布の収縮率を求めて、熱安定性の指標とし
た。
物にした後、常法に従って精練、プリセットを施し、1
%水酸化ナトリウム水溶液を用いて120℃で減量処理
を実施した。このようにして得られた筒編地を105℃
で2時間乾燥した後、水吸い上げ法により吸水性能を評
価した。
で2時間乾燥した後、水中に1時間浸漬し、家庭用電気
洗濯機の脱水機で5分間脱水した。乾燥後の筒編地と脱
水後の筒編地の重量より、下記式に従って求めた。
編地重量)/乾燥後筒編地重量
で2時間乾燥した後、35℃95%RHの環境に保った
デシケーター中に24時間放置した。放置前後の筒編地
の重量より、下記式に従って求めた。
編地重量)/放置前筒編地重量
式レオメータ フローテスター((株)島津製作所社製
CFT−500D 使用ダイ直径0.5mm、ダイ長さ
1mm)を用いて、温度250℃で試験圧力0.98M
Pa、1.96MPa、2.94MPaでの溶融粘度を
測定し、剪断速度に対する溶融粘度をプロットした。こ
のプロットから剪断速度に対する溶融粘度の近似式を算
出し、剪断速度1000sec-1における溶融粘度を算
出した近似式から求めた。
重量部、エチレングリコ−ル64重量部、5−ナトリウ
ムスルホイソフタル酸10重量部(成分(A))及びポ
リエチレングリコール(分子量:4000)5重量部
(成分(B))を、エステル交換反応触媒として酢酸マ
ンガン4水和塩を用い、副生するメタノールを系外に留
去しつつ、エステル交換反応を実施する。
ムを添加したのちに、285℃まで加熱昇温しながらエ
ステル交換反応させ、メタノールの留去がほぼ終了した
段階で、安定剤として正リン酸、結晶化促進剤として安
息香酸ナトリウム1重量%(成分(C))を添加して、
エステル交換反応を終了させた。
合反応させて、固有粘度0.40、Col−b値17.
8、末端カルボキシル基濃度38eq/ton、DEG
3.2wt%、溶融粘度140Pa・Sの改質ポリエチ
レンテレフタレ−ト組成物を得た。
燥機にて160℃で5時間乾燥させた後、24ホールの
口金を装備した溶融紡糸装置にて、ポリマー温度280
℃、吐出速度400m/分で溶融紡糸を行い、引き続い
て、加熱ローラーで110℃、プレートヒーターで16
0℃に予熱し、小型延伸機にて延伸倍率3.4倍で延伸
して、93dtex/24フィラメントの延伸糸を得
た。
ろ、120℃における乾熱収縮率は20%であり、熱安
定性は良好であった。また、延伸糸の筒編み布の吸水速
度は28mm/10分、吸湿率は1.7%、吸水率0.
6%であり、吸水性、吸湿性ともに良好なものであっ
た。
リウムスルホイソフタル酸の添加量を10重量部から5
重量部に変更したこと以外は同様の操作を行ったとこ
ろ、固有粘度0.54、Col−b値16.9、末端カ
ルボキシル基濃度29eq/ton、DEG2.7wt
%、溶融粘度135Pa・Sの改質ポリエチレンテレフ
タレ−ト組成物を得た。
延伸糸を筒編みとしたところ乾熱収縮率は23%で、熱
安定性は良好であった。また、吸水速度は75mm/1
0分、吸水率は0.5%、吸湿率は1.5%であり、吸
水性吸湿性ともに良好なものであった。
レングリコールを添加しなかったこと以外は同様の操作
を行ったところ、固有粘度0.33、Col−b値1
7.7、末端カルボキシル基濃度39eq/ton、D
EG3.2wt%、溶融粘度155Pa・Sの改質エチ
レンテレフタレ−ト組成物を得た。
延伸糸を筒編みとしたところ、120℃における乾熱収
縮率は45%で、熱安定性は不十分であった。また、筒
編み布の吸水速度は17mm/10分、吸水率は0.6
%、吸湿率は1.7%であり、必ずしも十分ではなかっ
た。
レングリコール、安息香酸ナトリウムを添加しなかった
こと以外は同様の操作を行ったところ、固有粘度0.4
3、Col−b値5.0、末端カルボキシル基濃度37
eq/ton、DEG4.0wt%、溶融粘度150P
a・Sの改質エチレンテレフタレ−トを得た。
延伸糸を筒編みとなしたところ、120℃における乾熱
収縮率は78%で、熱安定性は不十分であった。また、
筒編み布の吸水速度は15mm/10分であり、吸水率
は0.4%、吸湿率は1.5%であり、必ずしも十分で
はなかった。
量部、テトラメチレングリコール68重量部、エチレン
グリコ−ル20重量部、5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸16重量部(成分(A))及びポリエチレングリコ
ール(分子量:4000)120重量部(成分(B))
を、エステル交換反応触媒として酢酸マンガン4水和塩
を用い、副生するメタノールを系外に留去しつつ、エス
テル交換反応を実施する。
ムを添加したのちに、285℃まで加熱昇温しながらエ
ステル交換反応させ、メタノールの留去がほぼ終了した
段階で、安定剤として正リン酸、結晶化促進剤として安
息香酸ナトリウム1重量%(成分(C))を添加して、
エステル交換反応を終了させた。
合反応させて、固有粘度0.82、Col−b値4.
5、末端カルボキシル基濃度45eq/ton、溶融粘
度180Pa・Sの改質ポリエチレンテレフタレ−ト組
成物を得た。
を乾燥機にて160℃で5時間乾燥させた後、24ホー
ルの口金を装備した溶融紡糸装置にて、紡糸温度230
℃、紡糸速度3000m/分の条件で溶融紡糸した後、
冷却固化、油剤付与し、引き取りローラーを介して引き
取って、135dtex/36フィラメントの繊維を安
定して得た。得られた繊維の筒編地の吸水速度は75m
m/10分、吸水率は68%、吸湿率は14%であり、
吸水性吸湿性ともに良好なものであった。
リムスルホイソフタル酸の量を16重量部から代えて7
重量部としたこと以外は同様の操作を行ったところ、固
有粘度0.76、Col−b値5.5、末端カルボキシ
ル基濃度35eq/ton、溶融粘度140Pa・Sの
改質ポリエチレンテレフタレ−ト組成物を得た。また、
筒編地の吸水速度は70mm/10分、吸水率は59
%、吸湿率は12%であり、吸水性吸湿性ともに良好な
ものであった。
とを兼ね備えたポリエステル組成物を提供することがで
き、さらに、該組成物を溶融紡糸することによって、高
い吸水性と吸湿性とを有する繊維を提供することができ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 アルキレンテレフタレートを主たる繰り
返し単位とし、下記式(I)で示される有機スルホン酸
金属塩(A)と下記式(II)で示されるポリアルキレ
ングリコール(B)とが共重合されたポリエステルに、
下記式(III)で示される有機カルボン酸金属塩
(C)が配合されてなる、ポリエステル組成物。 【化1】 【化2】 【化3】 - 【請求項2】 有機スルホン酸金属塩の共重合量が、ポ
リエステルを構成する全ジカルボン酸成分を基準とし
て、0.1〜15.0モル%である、請求項1記載のポ
リエステル組成物。 - 【請求項3】 ポリアルキレングリコールの共重合量
が、ポリエステルを構成する全ジカルボン酸成分を基準
として、0.1〜20重量%である、請求項1記載のポ
リエステル組成物。 - 【請求項4】 有機カルボン酸金属塩の配合量が、ポリ
エステルを構成する全ジカルボン酸成分を基準として、
0.01〜5重量%である、請求項1記載のポリエステ
ル組成物。 - 【請求項5】 250℃、剪断速度1000sec-1に
おける溶融粘度が100〜500Pa・Sである、請求
項1記載のポリエステル組成物。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか記載のポリエス
テル組成物を溶融紡糸して得られる、吸水率が30〜5
00%、35℃95%RH環境下24時間保持後の吸湿
率が12〜50%である、繊維。
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|---|---|---|---|
| JP2002058512A JP4080221B2 (ja) | 2002-03-05 | 2002-03-05 | ポリエステル組成物及びそれよりなる繊維 |
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2002
- 2002-03-05 JP JP2002058512A patent/JP4080221B2/ja not_active Expired - Fee Related
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