JP2003253997A - セグメント保持方法及びエレクタ装置 - Google Patents
セグメント保持方法及びエレクタ装置Info
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Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 セグメント保持方法及びエレクタ装置におい
て、セグメントを簡単に且つ確実に保持することで作業
性の向上を図る。 【解決手段】 トンネル前後方向の位置決めが完了した
セグメントSに対して、エレクタ装置28はこのセグメ
ントSの連結孔Hに対する吊り金具58の前後方向位置
を設定した後、吊り金具58の先端部をセグメントSの
内周面に押し当てながら、吊り金具58が連結孔Hに接
近するようにこの吊り金具58を移動し、連結孔Hと吊
り金具58とが合致して吊り金具58が連結孔Hに挿入
したら、吊り金具58を所定角度回動して引き上げるこ
とで、セグメントSを保持する。
て、セグメントを簡単に且つ確実に保持することで作業
性の向上を図る。 【解決手段】 トンネル前後方向の位置決めが完了した
セグメントSに対して、エレクタ装置28はこのセグメ
ントSの連結孔Hに対する吊り金具58の前後方向位置
を設定した後、吊り金具58の先端部をセグメントSの
内周面に押し当てながら、吊り金具58が連結孔Hに接
近するようにこの吊り金具58を移動し、連結孔Hと吊
り金具58とが合致して吊り金具58が連結孔Hに挿入
したら、吊り金具58を所定角度回動して引き上げるこ
とで、セグメントSを保持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘削作業
にて、既設トンネル内に搬入されたセグメントを適正に
保持するためのセグメント保持方法、並びにこのセグメ
ントを保持して既設トンネルの内壁面にリング状に組み
付けるエレクタ装置に関する。
にて、既設トンネル内に搬入されたセグメントを適正に
保持するためのセグメント保持方法、並びにこのセグメ
ントを保持して既設トンネルの内壁面にリング状に組み
付けるエレクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なシールド掘削機において、円筒
形状をなす掘削機本体の前部にカッタヘッドが駆動モー
タにより駆動回転自在に装着される一方、後部に複数の
シールドジャッキが円周方向に並設されており、このシ
ールドジャッキを伸長して既設セグメントへの押し付け
反力により掘削機本体を前進することができる。また、
掘削機本体の後部にはエレクタ装置が装着されており、
このエレクタ装置はシールドジャッキによって前進した
掘削機本体と既設セグメントとの間の空所に新しいセグ
メントを装着することで、セグメントをリング状に組み
付けてトンネルを構築することができる。
形状をなす掘削機本体の前部にカッタヘッドが駆動モー
タにより駆動回転自在に装着される一方、後部に複数の
シールドジャッキが円周方向に並設されており、このシ
ールドジャッキを伸長して既設セグメントへの押し付け
反力により掘削機本体を前進することができる。また、
掘削機本体の後部にはエレクタ装置が装着されており、
このエレクタ装置はシールドジャッキによって前進した
掘削機本体と既設セグメントとの間の空所に新しいセグ
メントを装着することで、セグメントをリング状に組み
付けてトンネルを構築することができる。
【0003】このようなトンネル掘削作業において、セ
グメントは既設トンネルの立坑側から搬送台車に搭載さ
れて搬入され、所定の位置からホイストにより吊り上げ
られてシールド掘削機の後部まで搬送され、ここでセグ
メント供給装置によりセグメントにおける前後方向及び
左右方向の位置決めがなされる。そして、エレクタ装置
が位置決めされたセグメントを保持し、移動してトンネ
ル内壁面の所定位置に組付けていく。この場合、セグメ
ントの内周面の中央部には吊り金具が固定されており、
エレクタ装置はこの吊り金具を保持する。
グメントは既設トンネルの立坑側から搬送台車に搭載さ
れて搬入され、所定の位置からホイストにより吊り上げ
られてシールド掘削機の後部まで搬送され、ここでセグ
メント供給装置によりセグメントにおける前後方向及び
左右方向の位置決めがなされる。そして、エレクタ装置
が位置決めされたセグメントを保持し、移動してトンネ
ル内壁面の所定位置に組付けていく。この場合、セグメ
ントの内周面の中央部には吊り金具が固定されており、
エレクタ装置はこの吊り金具を保持する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のセグメ
ント供給装置によりセグメントにおける前後方向及び左
右方向の位置決めを行う場合、油圧ジャッキによりセグ
メントの後部を押して縦壁に当接することで、前後方向
の位置決めを行い、左右の油圧ジャッキによりセグメン
トの左右側部を同ストローク押してセンタリングするこ
とで、左右方向の位置決めを行っている。ところが、左
右の油圧ジャッキを同ストロークだけ移動するように制
御することは困難であり、セグメントを高精度にセンタ
リングすることはできない。また、エレクタ装置が実際
に保持するのはセグメントの内周面に取付けられた吊り
金具であり、セグメントを適正に位置決めしても、この
吊り金具に取付誤差があると、エレクタ装置はこの吊り
金具を適正に保持することができないという問題があ
る。
ント供給装置によりセグメントにおける前後方向及び左
右方向の位置決めを行う場合、油圧ジャッキによりセグ
メントの後部を押して縦壁に当接することで、前後方向
の位置決めを行い、左右の油圧ジャッキによりセグメン
トの左右側部を同ストローク押してセンタリングするこ
とで、左右方向の位置決めを行っている。ところが、左
右の油圧ジャッキを同ストロークだけ移動するように制
御することは困難であり、セグメントを高精度にセンタ
リングすることはできない。また、エレクタ装置が実際
に保持するのはセグメントの内周面に取付けられた吊り
金具であり、セグメントを適正に位置決めしても、この
吊り金具に取付誤差があると、エレクタ装置はこの吊り
金具を適正に保持することができないという問題があ
る。
【0005】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、セグメントを簡単に且つ確実に保持することで
作業性の向上を図ったセグメント保持方法及びエレクタ
装置を提供することを目的とする。
あって、セグメントを簡単に且つ確実に保持することで
作業性の向上を図ったセグメント保持方法及びエレクタ
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明のセグメント保持方法は、セグメン
トの連結孔に対する吊り金具の前後方向位置を設定し、
該吊り金具を該セグメントの内周面に押し当てながら、
該吊り金具と前記連結孔とが接近するように該吊り金具
あるいは前記セグメントのいずれか一方を移動し、前記
連結孔と前記吊り金具とが合致して該吊り金具が該連結
孔に挿入したら、該吊り金具を所定角度回動して引き上
げることで前記セグメントを保持することを特徴とする
ものである。
めの請求項1の発明のセグメント保持方法は、セグメン
トの連結孔に対する吊り金具の前後方向位置を設定し、
該吊り金具を該セグメントの内周面に押し当てながら、
該吊り金具と前記連結孔とが接近するように該吊り金具
あるいは前記セグメントのいずれか一方を移動し、前記
連結孔と前記吊り金具とが合致して該吊り金具が該連結
孔に挿入したら、該吊り金具を所定角度回動して引き上
げることで前記セグメントを保持することを特徴とする
ものである。
【0007】請求項2の発明のセグメント保持方法で
は、前記吊り金具を引き上げるときに、前記セグメント
における前記連結孔の両側を押圧することを特徴とする
としている。
は、前記吊り金具を引き上げるときに、前記セグメント
における前記連結孔の両側を押圧することを特徴とする
としている。
【0008】請求項3の発明のセグメント保持方法で
は、前記吊り金具を引き上げるときに、前記セグメント
における前後方向端部を押圧することを特徴としてい
る。
は、前記吊り金具を引き上げるときに、前記セグメント
における前後方向端部を押圧することを特徴としてい
る。
【0009】請求項4の発明のエレクタ装置は、既設ト
ンネルの長手方向に沿って移動して内壁面にセグメント
をリング状に組立てるエレクタ装置において、トンネル
周方向に沿って旋回可能に支持された旋回リングと、該
旋回リングにトンネル径方向に沿って移動可能に支持さ
れた移動体と、該移動体に設けられてセグメントに形成
された連結孔に挿入して所定角度回転することで連結可
能な吊り金具と、該吊り金具を軸心方向に移動可能な移
動手段と、前記吊り金具を回転可能な回転手段と、前記
吊り金具の先端部が前記セグメントの連結孔に挿入され
たことを検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に
基づいて前記移動手段及び前記回転手段を駆動制御する
制御手段とを具えたことを特徴とするものである。
ンネルの長手方向に沿って移動して内壁面にセグメント
をリング状に組立てるエレクタ装置において、トンネル
周方向に沿って旋回可能に支持された旋回リングと、該
旋回リングにトンネル径方向に沿って移動可能に支持さ
れた移動体と、該移動体に設けられてセグメントに形成
された連結孔に挿入して所定角度回転することで連結可
能な吊り金具と、該吊り金具を軸心方向に移動可能な移
動手段と、前記吊り金具を回転可能な回転手段と、前記
吊り金具の先端部が前記セグメントの連結孔に挿入され
たことを検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に
基づいて前記移動手段及び前記回転手段を駆動制御する
制御手段とを具えたことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項5の発明のエレクタ装置で
は、前記移動手段は油圧ジャッキであり、前記検出手段
は該油圧ジャッキの作動ストロークを検出するストロー
クセンサであることを特徴としている。
は、前記移動手段は油圧ジャッキであり、前記検出手段
は該油圧ジャッキの作動ストロークを検出するストロー
クセンサであることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1に本発明の一実施形態に係るエレクタ
装置が装備されたトンネル掘削機の概略、図2にエレク
タ装置の要部正面視、図3に図2のIII−III断面、図4
に図2のIV−IV断面、図5にセグメント把持方法を表す
概略を示す。
装置が装備されたトンネル掘削機の概略、図2にエレク
タ装置の要部正面視、図3に図2のIII−III断面、図4
に図2のIV−IV断面、図5にセグメント把持方法を表す
概略を示す。
【0013】本実施形態において、図1に示すように、
トンネル掘削機10の掘削機本体11は円筒形状をな
し、前部にカッタヘッド12が回転自在に装着されてお
り、このカッタヘッド12には多数のカッタビット13
とコピーカッタ14が装着されている。一方、このカッ
タヘッド12の後部にはリングギア15が固定される一
方、掘削機本体11にはカッタ旋回モータ16が取付け
られ、この旋回モータ16の駆動ギア17がこのリング
ギア15に噛み合っている。従って、旋回モータ16を
駆動して駆動ギア17を回転駆動すると、リングギア1
5を介してカッタヘッド12を回転することができる。
トンネル掘削機10の掘削機本体11は円筒形状をな
し、前部にカッタヘッド12が回転自在に装着されてお
り、このカッタヘッド12には多数のカッタビット13
とコピーカッタ14が装着されている。一方、このカッ
タヘッド12の後部にはリングギア15が固定される一
方、掘削機本体11にはカッタ旋回モータ16が取付け
られ、この旋回モータ16の駆動ギア17がこのリング
ギア15に噛み合っている。従って、旋回モータ16を
駆動して駆動ギア17を回転駆動すると、リングギア1
5を介してカッタヘッド12を回転することができる。
【0014】また、掘削機本体11にはカッタヘッド1
2の後方に位置してバルクヘッド18が取付けられてお
り、カッタヘッド12とこのバルクヘッド18との間に
チャンバ19が形成されている。そして、このチャンバ
19には一端がトンネル掘削機の外部に延設された送泥
管20及び排泥管21の他端が開口しており、排泥管2
1の開口部分の近傍には掘削土砂と泥水とを攪拌、混合
するアジテータ22が装着されている。
2の後方に位置してバルクヘッド18が取付けられてお
り、カッタヘッド12とこのバルクヘッド18との間に
チャンバ19が形成されている。そして、このチャンバ
19には一端がトンネル掘削機の外部に延設された送泥
管20及び排泥管21の他端が開口しており、排泥管2
1の開口部分の近傍には掘削土砂と泥水とを攪拌、混合
するアジテータ22が装着されている。
【0015】更に、掘削機本体11の後部にはシールド
ジャッキ23が周方向に沿って複数並設されており、こ
のシールドジャッキ23を掘進方向後方に伸長してスプ
レッダ24を既設セグメントSに押し付けることで、そ
の反力により掘削機本体11を前進することができる。
また、この掘削機本体11の後部に支持部材25によっ
て旋回リング26が旋回自在に支持され、駆動モータ2
7により旋回可能となっており、この旋回リング26に
セグメントSを組立てるエレクタ装置28が装着されて
いる。また、支持部材25には既設トンネルの中央部に
位置する支持梁29が後方に延設され、この支持梁29
にセグメントSを搬送するセグメント供給装置30が取
付けられている。
ジャッキ23が周方向に沿って複数並設されており、こ
のシールドジャッキ23を掘進方向後方に伸長してスプ
レッダ24を既設セグメントSに押し付けることで、そ
の反力により掘削機本体11を前進することができる。
また、この掘削機本体11の後部に支持部材25によっ
て旋回リング26が旋回自在に支持され、駆動モータ2
7により旋回可能となっており、この旋回リング26に
セグメントSを組立てるエレクタ装置28が装着されて
いる。また、支持部材25には既設トンネルの中央部に
位置する支持梁29が後方に延設され、この支持梁29
にセグメントSを搬送するセグメント供給装置30が取
付けられている。
【0016】このセグメント供給装置30にて、支持梁
29から垂下されたブラケット31により支持台32が
支持され、この支持台32上には移動テーブル33が前
後方向(トンネル長手方向)に沿って移動自在であり、
移動ジャッキ34により移動可能となっている。そし
て、この移動テーブル33の前端部には位置決め縦壁3
5が固定される一方、後端部には2つの位置決めジャッ
キ36が設けられている。一方、支持部材25にはスラ
イドジャッキ37が装着され、その駆動ロッドの先端部
にはセグメント受台38が固定されている。
29から垂下されたブラケット31により支持台32が
支持され、この支持台32上には移動テーブル33が前
後方向(トンネル長手方向)に沿って移動自在であり、
移動ジャッキ34により移動可能となっている。そし
て、この移動テーブル33の前端部には位置決め縦壁3
5が固定される一方、後端部には2つの位置決めジャッ
キ36が設けられている。一方、支持部材25にはスラ
イドジャッキ37が装着され、その駆動ロッドの先端部
にはセグメント受台38が固定されている。
【0017】従って、図示しないホイストにより移動テ
ーブル33上にセグメントSが載置されると、各位置決
めジャッキ36を伸長してセグメントSを移動して位置
決め縦壁35に押し付けることで、このセグメントSの
前後方向の位置決めを行うことができる。そして、移動
ジャッキ34を伸長して移動テーブル33を前進させる
ことで、セグメントSをエレクタ装置28が把持可能な
位置に移動することができ、このとき、スライドジャッ
キ37を伸長してセグメント受台38を後方に移動する
ことで、移動テーブル33の前端部を支持することがで
きる。
ーブル33上にセグメントSが載置されると、各位置決
めジャッキ36を伸長してセグメントSを移動して位置
決め縦壁35に押し付けることで、このセグメントSの
前後方向の位置決めを行うことができる。そして、移動
ジャッキ34を伸長して移動テーブル33を前進させる
ことで、セグメントSをエレクタ装置28が把持可能な
位置に移動することができ、このとき、スライドジャッ
キ37を伸長してセグメント受台38を後方に移動する
ことで、移動テーブル33の前端部を支持することがで
きる。
【0018】また、エレクタ装置28にて、旋回リング
26には左右一対の外筒41が固定され、各外筒41に
はそれぞれ内筒42が移動自在に支持され、各内筒42
の下端部はアーム43を介してその中央に位置するハウ
ジング44に連結されている。また、各外筒41にはそ
れぞれ昇降ジャッキ45が取付けられ、駆動ロッドの先
端部が各アーム43に連結されている。従って、昇降ジ
ャッキ45を伸縮駆動すると、各アーム43を介してハ
ウジング44をトンネル径方向に沿って移動することが
できる。
26には左右一対の外筒41が固定され、各外筒41に
はそれぞれ内筒42が移動自在に支持され、各内筒42
の下端部はアーム43を介してその中央に位置するハウ
ジング44に連結されている。また、各外筒41にはそ
れぞれ昇降ジャッキ45が取付けられ、駆動ロッドの先
端部が各アーム43に連結されている。従って、昇降ジ
ャッキ45を伸縮駆動すると、各アーム43を介してハ
ウジング44をトンネル径方向に沿って移動することが
できる。
【0019】このハウジング44は、図2乃至図4示す
ように、下方に開口した箱型形状をなして内部にグリッ
プボックス46が位置し、各端部が支持軸47によりト
ンネル長手方向に回動自在に支持され、ピッチングジャ
ッキ48により揺動可能となっている。このグリップボ
ックス46の内部に一対のガイドロッド49が固定さ
れ、このガイドロッド49に移動体50がトンネル長手
方向にスライド自在に支持され、前後スライドジャッキ
51によりスライド可能となっている。この移動体50
の内部に一対のガイドレール52が固定され、このガイ
ドレール52に支持体53がトンネル周方向にスライド
自在に支持され、左右スライドジャッキ54によりスラ
イド可能となっている。
ように、下方に開口した箱型形状をなして内部にグリッ
プボックス46が位置し、各端部が支持軸47によりト
ンネル長手方向に回動自在に支持され、ピッチングジャ
ッキ48により揺動可能となっている。このグリップボ
ックス46の内部に一対のガイドロッド49が固定さ
れ、このガイドロッド49に移動体50がトンネル長手
方向にスライド自在に支持され、前後スライドジャッキ
51によりスライド可能となっている。この移動体50
の内部に一対のガイドレール52が固定され、このガイ
ドレール52に支持体53がトンネル周方向にスライド
自在に支持され、左右スライドジャッキ54によりスラ
イド可能となっている。
【0020】この支持体53内の中央部には球面軸受5
5により把持ジャッキ56の上端部が連結され、駆動ロ
ッド57の先端部にセグメントSの吊り金具58が固定
されている。そして、駆動ロッド57の中間部にはスラ
イド支持部59が固定され、支持体53の側壁に取付け
られた左右一対のスライドガイド60により支持されて
いる。また、駆動ロッド57の下端部には従動ギヤ61
が固結される一方、支持体53には吊り金具旋回モータ
62が装着され、駆動ギヤ63が中間ギヤ64を介して
噛み合っており、この吊り金具旋回モータ62により吊
り金具58を所定角度(実施形態では、90度)回動可
能となっている。
5により把持ジャッキ56の上端部が連結され、駆動ロ
ッド57の先端部にセグメントSの吊り金具58が固定
されている。そして、駆動ロッド57の中間部にはスラ
イド支持部59が固定され、支持体53の側壁に取付け
られた左右一対のスライドガイド60により支持されて
いる。また、駆動ロッド57の下端部には従動ギヤ61
が固結される一方、支持体53には吊り金具旋回モータ
62が装着され、駆動ギヤ63が中間ギヤ64を介して
噛み合っており、この吊り金具旋回モータ62により吊
り金具58を所定角度(実施形態では、90度)回動可
能となっている。
【0021】また、支持体53の両側には左右一対のス
ライド体65がスライド自在に支持され、サポートジャ
ッキ66によりスライド可能となっており、各スライド
体65の先端部には保持したセグメントSの内面を押圧
して振れ止め可能なサポート部材67が取付けられてい
る。更に、支持体53の前側にはブラケット68を介し
てヨーイングジャッキ69が装着され、先端部には保持
したセグメントSの角部を押圧して振れ止め可能なサポ
ート部材70が取付けられている。
ライド体65がスライド自在に支持され、サポートジャ
ッキ66によりスライド可能となっており、各スライド
体65の先端部には保持したセグメントSの内面を押圧
して振れ止め可能なサポート部材67が取付けられてい
る。更に、支持体53の前側にはブラケット68を介し
てヨーイングジャッキ69が装着され、先端部には保持
したセグメントSの角部を押圧して振れ止め可能なサポ
ート部材70が取付けられている。
【0022】なお、図2及び図3に示すように、把持ジ
ャッキ56に装着された吊り金具58は両側部が膨出し
た平板形状をなしている。一方、セグメントSの内面に
はほぼ中央部に位置してセグメント把持用の連結孔Hが
形成されており、この連結孔Hは開口部がトンネル長手
方向に長いスリット形状をなすと共に、内部が円柱中空
形状となっている。そのため、吊り金具58の方向と連
結孔Hの開口部(スリット)が合致したときに、吊り金
具58が連結孔Hに対して挿脱可能であり、吊り金具5
8が連結孔H内に挿入してほぼ90度回動すると、吊り
金具58は連結孔Hから逸脱することができず、両者を
連結することができる。
ャッキ56に装着された吊り金具58は両側部が膨出し
た平板形状をなしている。一方、セグメントSの内面に
はほぼ中央部に位置してセグメント把持用の連結孔Hが
形成されており、この連結孔Hは開口部がトンネル長手
方向に長いスリット形状をなすと共に、内部が円柱中空
形状となっている。そのため、吊り金具58の方向と連
結孔Hの開口部(スリット)が合致したときに、吊り金
具58が連結孔Hに対して挿脱可能であり、吊り金具5
8が連結孔H内に挿入してほぼ90度回動すると、吊り
金具58は連結孔Hから逸脱することができず、両者を
連結することができる。
【0023】従って、駆動モータ27により旋回リング
26を旋回してエレクタ装置28の吊り金具58をトン
ネル周方向に移動することで、セグメントSの連結孔H
に接近することができ、また、左右スライドジャッキ5
4により支持体53をスライドして吊り金具58をトン
ネル周方向に移動することで、セグメントSの連結孔H
に接近することができる。また、昇降ジャッキ45によ
りエレクタ装置28全体をトンネル径方向に沿って移動
してセグメントSに接近することができ、把持ジャッキ
56により吊り金具58をトンネル径方向に移動して連
結孔Hに挿脱することができる。そして、吊り金具旋回
モータ62により吊り金具58を回動して連結孔Hとの
係脱を行うことができる。更に、前後スライドジャッキ
51により移動体50をスライドにより移動体50をス
ライドして吊り金具58をトンネル長手方向に移動する
ことで、セグメントSの連結孔Hに接近することができ
る。
26を旋回してエレクタ装置28の吊り金具58をトン
ネル周方向に移動することで、セグメントSの連結孔H
に接近することができ、また、左右スライドジャッキ5
4により支持体53をスライドして吊り金具58をトン
ネル周方向に移動することで、セグメントSの連結孔H
に接近することができる。また、昇降ジャッキ45によ
りエレクタ装置28全体をトンネル径方向に沿って移動
してセグメントSに接近することができ、把持ジャッキ
56により吊り金具58をトンネル径方向に移動して連
結孔Hに挿脱することができる。そして、吊り金具旋回
モータ62により吊り金具58を回動して連結孔Hとの
係脱を行うことができる。更に、前後スライドジャッキ
51により移動体50をスライドにより移動体50をス
ライドして吊り金具58をトンネル長手方向に移動する
ことで、セグメントSの連結孔Hに接近することができ
る。
【0024】また、前述したエレクタ装置28を作動さ
せるための駆動モータ27、昇降ジャッキ45、ピッチ
ングジャッキ48、前後スライドジャッキ51、左右ス
ライドジャッキ54、把持ジャッキ56、吊り金具旋回
モータ62、サポートジャッキ66、ヨーイングジャッ
キ69は制御装置71により駆動制御可能であり、この
制御装置71には把持ジャッキ56の作動ストロークを
検出するストロークセンサ72が接続されている。な
お、この制御装置71は、セグメント供給装置30の移
動ジャッキ34、位置決めジャッキ36、スライドジャ
ッキ37も制御可能となっている。
せるための駆動モータ27、昇降ジャッキ45、ピッチ
ングジャッキ48、前後スライドジャッキ51、左右ス
ライドジャッキ54、把持ジャッキ56、吊り金具旋回
モータ62、サポートジャッキ66、ヨーイングジャッ
キ69は制御装置71により駆動制御可能であり、この
制御装置71には把持ジャッキ56の作動ストロークを
検出するストロークセンサ72が接続されている。な
お、この制御装置71は、セグメント供給装置30の移
動ジャッキ34、位置決めジャッキ36、スライドジャ
ッキ37も制御可能となっている。
【0025】ここで、本実施形態のトンネル掘削機10
によるトンネル掘削作業について説明する。
によるトンネル掘削作業について説明する。
【0026】図1に示すように、まず、カッタヘッド1
2を回転させながら複数のシールドジャッキ23を伸長
し、既設セグメントSへの押し付け反力によって掘削機
本体11を前進させることで、カッタヘッド12が前方
の地盤を掘削する。そして、掘削土砂がチャンバ19内
に取り込まれ、送泥管20から供給された送水とアジテ
ータ22により混合され、排泥管21によって外部に排
出される。次に、シールドジャッキ23の何れか一つを
縮み方向に作動して既設セグメントSとの間に空所を形
成し、エレクタ装置28によってこの空所に新しいセグ
メントを組み付けていく。
2を回転させながら複数のシールドジャッキ23を伸長
し、既設セグメントSへの押し付け反力によって掘削機
本体11を前進させることで、カッタヘッド12が前方
の地盤を掘削する。そして、掘削土砂がチャンバ19内
に取り込まれ、送泥管20から供給された送水とアジテ
ータ22により混合され、排泥管21によって外部に排
出される。次に、シールドジャッキ23の何れか一つを
縮み方向に作動して既設セグメントSとの間に空所を形
成し、エレクタ装置28によってこの空所に新しいセグ
メントを組み付けていく。
【0027】このセグメント組付作業において、セグメ
ントSは既設トンネルの入口側から図示しないホイスト
によりセグメント供給装置30まで搬入される。このセ
グメント供給装置30では、まず、移動テーブル33上
にセグメントSが載置されると、各位置決めジャッキ3
6を伸長してセグメントSを位置決め縦壁35に押し付
け移動することで、前後方向の位置決めを行う。次に、
移動ジャッキ34を伸長して移動テーブル33を前進さ
せ、セグメントSをエレクタ装置28による把持位置に
移動する。このとき、スライドジャッキ37を伸長する
ことで、セグメント受台38により移動テーブル33の
前端部を支持する。
ントSは既設トンネルの入口側から図示しないホイスト
によりセグメント供給装置30まで搬入される。このセ
グメント供給装置30では、まず、移動テーブル33上
にセグメントSが載置されると、各位置決めジャッキ3
6を伸長してセグメントSを位置決め縦壁35に押し付
け移動することで、前後方向の位置決めを行う。次に、
移動ジャッキ34を伸長して移動テーブル33を前進さ
せ、セグメントSをエレクタ装置28による把持位置に
移動する。このとき、スライドジャッキ37を伸長する
ことで、セグメント受台38により移動テーブル33の
前端部を支持する。
【0028】セグメント供給装置30によりセグメント
Sの前後方向(トンネル長手方向)の位置決めが完了し
て把持位置に位置すると、制御装置71はエレクタ装置
28を作動制御して吊り金具58によりこのセグメント
Sを保持する。
Sの前後方向(トンネル長手方向)の位置決めが完了し
て把持位置に位置すると、制御装置71はエレクタ装置
28を作動制御して吊り金具58によりこのセグメント
Sを保持する。
【0029】即ち、エレクタ装置28にて、まず、駆動
モータ27により旋回リング26を旋回し、吊り金具5
8をトンネル周方向に移動してセグメントSの内方位置
に停止し、次に、昇降ジャッキ45により吊り金具58
をセグメントSの内周面に接近して停止する。ここで、
前後スライドジャッキ51により移動体50をスライド
して吊り金具58をトンネル長手方向に移動すること
で、セグメントSの連結孔Hに対する吊り金具58の前
後方向位置を設定する。
モータ27により旋回リング26を旋回し、吊り金具5
8をトンネル周方向に移動してセグメントSの内方位置
に停止し、次に、昇降ジャッキ45により吊り金具58
をセグメントSの内周面に接近して停止する。ここで、
前後スライドジャッキ51により移動体50をスライド
して吊り金具58をトンネル長手方向に移動すること
で、セグメントSの連結孔Hに対する吊り金具58の前
後方向位置を設定する。
【0030】続いて、図5(a)に示すように、把持ジャ
ッキ56を伸長して吊り金具58をセグメントSに接近
し、先端部を内周面に押し当てる。そして、把持ジャッ
キ56に所定の油圧を作用させて吊り金具58の先端部
をセグメントSの内周面に押し当たまま、駆動モータ2
7により旋回リング26を旋回し、吊り金具58を連結
孔Hに向けて移動する。そして、吊り金具58が連結孔
Hの位置に移動して両者が合致すると、図5(b)に示す
ように、吊り金具58が連結孔Hに挿入される。このと
き、把持ジャッキ56が伸長するため、ストロークセン
サ72は把持ジャッキ56の作動ストロークの変化を検
出して制御装置71に出力する。
ッキ56を伸長して吊り金具58をセグメントSに接近
し、先端部を内周面に押し当てる。そして、把持ジャッ
キ56に所定の油圧を作用させて吊り金具58の先端部
をセグメントSの内周面に押し当たまま、駆動モータ2
7により旋回リング26を旋回し、吊り金具58を連結
孔Hに向けて移動する。そして、吊り金具58が連結孔
Hの位置に移動して両者が合致すると、図5(b)に示す
ように、吊り金具58が連結孔Hに挿入される。このと
き、把持ジャッキ56が伸長するため、ストロークセン
サ72は把持ジャッキ56の作動ストロークの変化を検
出して制御装置71に出力する。
【0031】制御装置71は、ストロークセンサ72か
らの信号により吊り金具58が連結孔Hに挿入したこと
を確認すると、吊り金具旋回モータ62により吊り金具
58を90度回動してから、把持ジャッキ56を収縮し
て吊り金具58を引き上げる。この吊り金具58の引き
上げとき、図5(c)に示すように、左右のサポートジャ
ッキ66を伸長して各サポート部材67によりセグメン
トSの内面を押圧することで、このセグメントSの振れ
を防止しながらセグメントSを保持する。また、このと
き、図4に示すように、ヨーイングジャッキ69を伸長
してサポート部材70によりセグメントSの角部を押圧
することで、このセグメントSの振れを防止しながらセ
グメントSを保持する。
らの信号により吊り金具58が連結孔Hに挿入したこと
を確認すると、吊り金具旋回モータ62により吊り金具
58を90度回動してから、把持ジャッキ56を収縮し
て吊り金具58を引き上げる。この吊り金具58の引き
上げとき、図5(c)に示すように、左右のサポートジャ
ッキ66を伸長して各サポート部材67によりセグメン
トSの内面を押圧することで、このセグメントSの振れ
を防止しながらセグメントSを保持する。また、このと
き、図4に示すように、ヨーイングジャッキ69を伸長
してサポート部材70によりセグメントSの角部を押圧
することで、このセグメントSの振れを防止しながらセ
グメントSを保持する。
【0032】そして、エレクタ装置28がセグメントS
を保持すると、セグメント供給装置30の位置決めジャ
ッキ36を伸縮して移動テーブル33上のセグメントS
を解除し、昇降ジャッキ45を収縮してセグメントSを
持ち上げることで、エレクタ装置14へのセグメントS
の受け渡し作業が完了する。そして、エレクタ装置14
にセグメントSが受け渡されると、移動テーブル33及
びセグメント受台38を後退して元位置に戻し、移動テ
ーブル33上に次のセグメントSが搬送される一方、エ
レクタ装置28はセグメントSを保持した状態で昇降及
び旋回を行ってトンネル内壁面における所定の位置にセ
グメントSを組み付け、図示しないボルト締結装置によ
り隣接する既設セグメントSと接合する。
を保持すると、セグメント供給装置30の位置決めジャ
ッキ36を伸縮して移動テーブル33上のセグメントS
を解除し、昇降ジャッキ45を収縮してセグメントSを
持ち上げることで、エレクタ装置14へのセグメントS
の受け渡し作業が完了する。そして、エレクタ装置14
にセグメントSが受け渡されると、移動テーブル33及
びセグメント受台38を後退して元位置に戻し、移動テ
ーブル33上に次のセグメントSが搬送される一方、エ
レクタ装置28はセグメントSを保持した状態で昇降及
び旋回を行ってトンネル内壁面における所定の位置にセ
グメントSを組み付け、図示しないボルト締結装置によ
り隣接する既設セグメントSと接合する。
【0033】なお、セグメント供給装置30では、移動
ジャッキ34を伸長して移動テーブル33上のセグメン
トSを縦壁35に押し付けることで、セグメントSはト
ンネル長手方向及び周方向に対する平行度が保持された
まま前後方向の位置決めが行われる。一方、エレクタ装
置28は前後スライドジャッキ51を駆動制御して吊り
金具58の前記位置をこの連結孔Hの位置に対応させる
ことで、吊り金具58の前後方向の位置決めが行われ
る。この場合、吊り金具58と連結孔Hとの許容隙間を
セグメントSの製造誤差、前後スライドジャッキ51の
ストローク誤差等を加味して設定されているため、吊り
金具58を適正に連結孔Hに挿入することができる。
ジャッキ34を伸長して移動テーブル33上のセグメン
トSを縦壁35に押し付けることで、セグメントSはト
ンネル長手方向及び周方向に対する平行度が保持された
まま前後方向の位置決めが行われる。一方、エレクタ装
置28は前後スライドジャッキ51を駆動制御して吊り
金具58の前記位置をこの連結孔Hの位置に対応させる
ことで、吊り金具58の前後方向の位置決めが行われ
る。この場合、吊り金具58と連結孔Hとの許容隙間を
セグメントSの製造誤差、前後スライドジャッキ51の
ストローク誤差等を加味して設定されているため、吊り
金具58を適正に連結孔Hに挿入することができる。
【0034】また、セグメント供給装置30により前後
方向の位置決めがなされたセグメントSに対して、把持
ジャッキ56により吊り金具58の先端部をセグメント
Sの内周面に押し当たまま、この吊り金具58を連結孔
Hに向けて移動するとき、駆動モータ27による旋回リ
ング26の旋回動作に代えて、左右スライドジャッキ5
4を伸縮して吊り金具58を連結孔Hに向けて移動する
ようにしてもよい。更に、エレクタ装置28の作動によ
って吊り金具58を連結孔Hに向けて移動せずに、セグ
メント供給装置30によりセグメントSをトンネル周方
向に移動することで、連結孔Hを吊り金具58を向けて
移動して両者を係合するようにしてもよい。
方向の位置決めがなされたセグメントSに対して、把持
ジャッキ56により吊り金具58の先端部をセグメント
Sの内周面に押し当たまま、この吊り金具58を連結孔
Hに向けて移動するとき、駆動モータ27による旋回リ
ング26の旋回動作に代えて、左右スライドジャッキ5
4を伸縮して吊り金具58を連結孔Hに向けて移動する
ようにしてもよい。更に、エレクタ装置28の作動によ
って吊り金具58を連結孔Hに向けて移動せずに、セグ
メント供給装置30によりセグメントSをトンネル周方
向に移動することで、連結孔Hを吊り金具58を向けて
移動して両者を係合するようにしてもよい。
【0035】このように本実施形態のセグメント保持方
法にあっては、セグメント供給装置30によりセグメン
トSの前後方向の位置決めを行い、エレクタ装置28は
このセグメントSの連結孔Hに対する吊り金具58の前
後方向位置を設定した後、吊り金具58の先端部をセグ
メントSの内周面に押し当てながら、吊り金具58が連
結孔Hに接近するようにこの吊り金具58を移動し、連
結孔Hと吊り金具58とが合致して吊り金具58が連結
孔Hに挿入したら、吊り金具58を所定角度回動して引
き上げることで、セグメントSを保持するようにしてい
る。
法にあっては、セグメント供給装置30によりセグメン
トSの前後方向の位置決めを行い、エレクタ装置28は
このセグメントSの連結孔Hに対する吊り金具58の前
後方向位置を設定した後、吊り金具58の先端部をセグ
メントSの内周面に押し当てながら、吊り金具58が連
結孔Hに接近するようにこの吊り金具58を移動し、連
結孔Hと吊り金具58とが合致して吊り金具58が連結
孔Hに挿入したら、吊り金具58を所定角度回動して引
き上げることで、セグメントSを保持するようにしてい
る。
【0036】従って、油圧ジャッキによりセグメントS
の左右方向の位置決めを行ってからエレクタ装置が移動
してセグメントSの吊り金具を把持するようにした従来
のセグメント保持方法に対して、本実施形態では、エレ
クタ装置28の吊り金具58が連結孔Hを直接検出して
保持するため、油圧ジャッキのストローク制御が容易と
なり、また、連結孔Hの製造誤差があっても吊り金具5
8を適正に挿入してセグメントSを確実に保持すること
ができ、作業性を向上することができる。
の左右方向の位置決めを行ってからエレクタ装置が移動
してセグメントSの吊り金具を把持するようにした従来
のセグメント保持方法に対して、本実施形態では、エレ
クタ装置28の吊り金具58が連結孔Hを直接検出して
保持するため、油圧ジャッキのストローク制御が容易と
なり、また、連結孔Hの製造誤差があっても吊り金具5
8を適正に挿入してセグメントSを確実に保持すること
ができ、作業性を向上することができる。
【0037】そして、吊り金具58を連結孔Hに挿入し
てから90度回動して引き上げるときに、各サポート部
材67,70によりセグメントSを押圧するようにして
おり、セグメントSの振れを防止しながら安全にセグメ
ントSを保持することができる。
てから90度回動して引き上げるときに、各サポート部
材67,70によりセグメントSを押圧するようにして
おり、セグメントSの振れを防止しながら安全にセグメ
ントSを保持することができる。
【0038】また、本実施形態のエレクタ装置28にあ
っては、旋回リング26に移動体50をトンネル径方向
に移動可能とし、この移動体50に支持体53をトンネ
ル長手方向に移動可能とし、この移動体53にセグメン
トSの連結孔Hに挿入して所定角度回転することで連結
可能な吊り金具58を設け、この吊り金具58を把持ジ
ャッキ56によって軸心方向に移動可能とすると共に、
吊り金具旋回モータ62によって回転可能とし、ストロ
ークセンサ72が把持ジャッキ56のストローク変化を
検出し、制御装置71がストロークセンサ72の検出結
果に基づいて把持ジャッキ56及び吊り金具旋回モータ
62を駆動制御するようにしている。
っては、旋回リング26に移動体50をトンネル径方向
に移動可能とし、この移動体50に支持体53をトンネ
ル長手方向に移動可能とし、この移動体53にセグメン
トSの連結孔Hに挿入して所定角度回転することで連結
可能な吊り金具58を設け、この吊り金具58を把持ジ
ャッキ56によって軸心方向に移動可能とすると共に、
吊り金具旋回モータ62によって回転可能とし、ストロ
ークセンサ72が把持ジャッキ56のストローク変化を
検出し、制御装置71がストロークセンサ72の検出結
果に基づいて把持ジャッキ56及び吊り金具旋回モータ
62を駆動制御するようにしている。
【0039】従って、簡単な構成で容易にセグメントS
の連結孔Hを検出することができると共に、吊り金具5
8を連結孔Hに挿入して両者を係合することができ、エ
レクタ装置28の簡素化を図ることができると共に、作
業性の向上を図ることができる。
の連結孔Hを検出することができると共に、吊り金具5
8を連結孔Hに挿入して両者を係合することができ、エ
レクタ装置28の簡素化を図ることができると共に、作
業性の向上を図ることができる。
【0040】なお、上述の実施形態では、吊り金具58
を両側部が膨出した平板形状とし、連結孔Hを開口部が
トンネル長手方向に長いスリット形状をなして内部が円
柱中空形状としたが、吊り金具58や連結孔Hの形状は
この形状に限定されるものではなく、吊り金具が連結孔
Hに挿脱可能であると共に、所定角度回動した位置で係
脱不能としたものであればよく、例えば、吊り金具を十
字形状とし、連結孔の開口部が吊り金具と同様の十字形
状でって内部が円柱中空形状としてもよい。
を両側部が膨出した平板形状とし、連結孔Hを開口部が
トンネル長手方向に長いスリット形状をなして内部が円
柱中空形状としたが、吊り金具58や連結孔Hの形状は
この形状に限定されるものではなく、吊り金具が連結孔
Hに挿脱可能であると共に、所定角度回動した位置で係
脱不能としたものであればよく、例えば、吊り金具を十
字形状とし、連結孔の開口部が吊り金具と同様の十字形
状でって内部が円柱中空形状としてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明のセグメント保持方法によれば、
セグメントの連結孔に対する吊り金具の前後方向位置を
設定し、吊り金具をセグメントの内周面に押し当てなが
ら、吊り金具と連結孔とが接近するように吊り金具ある
いはセグメントのいずれか一方を移動し、連結孔と吊り
金具とが合致して吊り金具が連結孔に挿入したら、吊り
金具を所定角度回動して引き上げることでセグメントを
保持するようにしたので、吊り金具が連結孔を直接検出
して保持するため、油圧ジャッキなどのストローク制御
が容易となり、また、連結孔の製造誤差があっても吊り
金具を適正に挿入してセグメントを確実に保持すること
ができ、作業性を向上することができる。
ように請求項1の発明のセグメント保持方法によれば、
セグメントの連結孔に対する吊り金具の前後方向位置を
設定し、吊り金具をセグメントの内周面に押し当てなが
ら、吊り金具と連結孔とが接近するように吊り金具ある
いはセグメントのいずれか一方を移動し、連結孔と吊り
金具とが合致して吊り金具が連結孔に挿入したら、吊り
金具を所定角度回動して引き上げることでセグメントを
保持するようにしたので、吊り金具が連結孔を直接検出
して保持するため、油圧ジャッキなどのストローク制御
が容易となり、また、連結孔の製造誤差があっても吊り
金具を適正に挿入してセグメントを確実に保持すること
ができ、作業性を向上することができる。
【0042】請求項2の発明のセグメント保持方法によ
れば、吊り金具を引き上げるときに、セグメントにおけ
る連結孔の両側を押圧するようにしたので、セグメント
の振れを防止しながら安全にセグメントを保持すること
ができる。
れば、吊り金具を引き上げるときに、セグメントにおけ
る連結孔の両側を押圧するようにしたので、セグメント
の振れを防止しながら安全にセグメントを保持すること
ができる。
【0043】請求項3の発明のセグメント保持方法によ
れば、吊り金具を引き上げるときに、セグメントにおけ
る前後方向端部を押圧するようにしたので、セグメント
の振れを防止しながら安全にセグメントを保持すること
ができる。
れば、吊り金具を引き上げるときに、セグメントにおけ
る前後方向端部を押圧するようにしたので、セグメント
の振れを防止しながら安全にセグメントを保持すること
ができる。
【0044】また、請求項4の発明のエレクタ装置によ
れば、トンネル周方向に沿って旋回可能な旋回リングに
移動体をトンネル径方向に沿って移動可能に支持し、こ
の移動体にセグメントの連結孔に挿入して所定角度回転
することで連結可能な吊り金具を設け、この吊り金具を
移動手段によって軸心方向に移動可能とすると共に、回
転手段によって回転可能とし、検出手段は吊り金具の先
端部がセグメントの連結孔に挿入されたことを検出し、
制御装置がこの検出手段の検出結果に基づいて移動手段
及び回転手段を駆動制御するので、吊り金具をセグメン
トの内周面に押し当てながら移動し、吊り金具が連結孔
に挿入したら検出手段がこれを検出し、吊り金具を所定
角度回動して引き上げることでセグメントを適正に保持
することができ、簡単な構成で容易にセグメントの連結
孔を検出することができると共に、吊り金具を連結孔に
挿入して両者を係合することができ、エレクタ装置の簡
素化を図ることができると共に、作業性の向上を図るこ
とができる。
れば、トンネル周方向に沿って旋回可能な旋回リングに
移動体をトンネル径方向に沿って移動可能に支持し、こ
の移動体にセグメントの連結孔に挿入して所定角度回転
することで連結可能な吊り金具を設け、この吊り金具を
移動手段によって軸心方向に移動可能とすると共に、回
転手段によって回転可能とし、検出手段は吊り金具の先
端部がセグメントの連結孔に挿入されたことを検出し、
制御装置がこの検出手段の検出結果に基づいて移動手段
及び回転手段を駆動制御するので、吊り金具をセグメン
トの内周面に押し当てながら移動し、吊り金具が連結孔
に挿入したら検出手段がこれを検出し、吊り金具を所定
角度回動して引き上げることでセグメントを適正に保持
することができ、簡単な構成で容易にセグメントの連結
孔を検出することができると共に、吊り金具を連結孔に
挿入して両者を係合することができ、エレクタ装置の簡
素化を図ることができると共に、作業性の向上を図るこ
とができる。
【0045】請求項5の発明のエレクタ装置によれば、
移動手段を油圧ジャッキとし、検出手段をこの油圧ジャ
ッキの作動ストロークを検出するストロークセンサとし
たので、簡単な構成で吊り金具と連結孔との挿脱を検出
することができ、装置の簡素化を図ることができる。
移動手段を油圧ジャッキとし、検出手段をこの油圧ジャ
ッキの作動ストロークを検出するストロークセンサとし
たので、簡単な構成で吊り金具と連結孔との挿脱を検出
することができ、装置の簡素化を図ることができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るエレクタ装置が装備
されたトンネル掘削機の概略図である。
されたトンネル掘削機の概略図である。
【図2】エレクタ装置の要部正面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】図2のIV−IV断面図である。
【図5】セグメント把持方法を表す概略図である。
10 トンネル掘削機
11 掘削機本体
12 カッタヘッド
16 カッタ旋回モータ
23 シールドジャッキ
26 旋回リング
27 駆動モータ
28 エレクタ装置
30 セグメント供給装置
46 グリップボックス
50 移動体
53 支持体
56 把持ジャッキ(移動手段)
58 吊り金具
62 吊り金具旋回モータ(回転手段)
71 制御装置
72 ストロークセンサ(検出手段)
S セグメント
H 連結孔
Claims (5)
- 【請求項1】 セグメントの連結孔に対する吊り金具の
前後方向位置を設定し、該吊り金具を該セグメントの内
周面に押し当てながら、該吊り金具と前記連結孔とが接
近するように該吊り金具あるいは前記セグメントのいず
れか一方を移動し、前記連結孔と前記吊り金具とが合致
して該吊り金具が該連結孔に挿入したら、該吊り金具を
所定角度回動して引き上げることで前記セグメントを保
持することを特徴とするセグメント保持方法。 - 【請求項2】 請求項1において、前記吊り金具を引き
上げるときに、前記セグメントにおける前記連結孔の両
側を押圧することを特徴とするセグメント保持方法。 - 【請求項3】 請求項1において、前記吊り金具を引き
上げるときに、前記セグメントにおける前後方向端部を
押圧することを特徴とするセグメント保持方法。 - 【請求項4】 既設トンネルの長手方向に沿って移動し
て内壁面にセグメントをリング状に組立てるエレクタ装
置において、トンネル周方向に沿って旋回可能に支持さ
れた旋回リングと、該旋回リングにトンネル径方向に沿
って移動可能に支持された移動体と、該移動体に設けら
れてセグメントに形成された連結孔に挿入して所定角度
回転することで連結可能な吊り金具と、該吊り金具を軸
心方向に移動可能な移動手段と、前記吊り金具を回転可
能な回転手段と、前記吊り金具の先端部が前記セグメン
トの連結孔に挿入されたことを検出する検出手段と、該
検出手段の検出結果に基づいて前記移動手段及び前記回
転手段を駆動制御する制御手段とを具えたことを特徴と
するエレクタ装置。 - 【請求項5】 請求項4において、前記移動手段は油圧
ジャッキであり、前記検出手段は該油圧ジャッキの作動
ストロークを検出するストロークセンサであることを特
徴とするエレクタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002058267A JP2003253997A (ja) | 2002-03-05 | 2002-03-05 | セグメント保持方法及びエレクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002058267A JP2003253997A (ja) | 2002-03-05 | 2002-03-05 | セグメント保持方法及びエレクタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003253997A true JP2003253997A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28668282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002058267A Pending JP2003253997A (ja) | 2002-03-05 | 2002-03-05 | セグメント保持方法及びエレクタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003253997A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015105542A (ja) * | 2013-12-02 | 2015-06-08 | 前田建設工業株式会社 | シールド推進方法、及びシールド掘進機 |
-
2002
- 2002-03-05 JP JP2002058267A patent/JP2003253997A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015105542A (ja) * | 2013-12-02 | 2015-06-08 | 前田建設工業株式会社 | シールド推進方法、及びシールド掘進機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050221 |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070130 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070206 |
|
| A02 | Decision of refusal |
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