JP2003255148A - 光デバイス及びその製造方法 - Google Patents
光デバイス及びその製造方法Info
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- JP2003255148A JP2003255148A JP2002052446A JP2002052446A JP2003255148A JP 2003255148 A JP2003255148 A JP 2003255148A JP 2002052446 A JP2002052446 A JP 2002052446A JP 2002052446 A JP2002052446 A JP 2002052446A JP 2003255148 A JP2003255148 A JP 2003255148A
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- optical fiber
- optical
- case
- optical device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】安価な製造コストで信頼性の高い光デバイス9
を提供出来る。 【解決手段】ケースの内外を貫通するように、少なくと
も1本以上の光ファイバを備えてなる光デバイスにおい
て、該光ファイバの被覆の一部が除去されており、この
光ファイバ被覆除去部と光ファイバ被覆部とがともに同
一の半田により覆われ、ケースに固定されていることを
特徴とする。
を提供出来る。 【解決手段】ケースの内外を貫通するように、少なくと
も1本以上の光ファイバを備えてなる光デバイスにおい
て、該光ファイバの被覆の一部が除去されており、この
光ファイバ被覆除去部と光ファイバ被覆部とがともに同
一の半田により覆われ、ケースに固定されていることを
特徴とする。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、光通信に用いる光
デバイス及びその製造方法に関するものである。
デバイス及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、気密構造内に収容する光受動部品
は、基板中に形成された光導波路のパタ−ンにより、分
岐や合分波機能をもつ素子を容易にしかも高密度に構築
することができる。また、光導波路の端部に半導体レー
ザや受光素子を配置することで、容易に光半導体素子と
結合させることができる。さらに、光デバイスを気密構
造内に収容することで信頼性の高い光受動部品を提供で
きる。このような特長があることから、種々の光受動部
品への適応が図れている。
は、基板中に形成された光導波路のパタ−ンにより、分
岐や合分波機能をもつ素子を容易にしかも高密度に構築
することができる。また、光導波路の端部に半導体レー
ザや受光素子を配置することで、容易に光半導体素子と
結合させることができる。さらに、光デバイスを気密構
造内に収容することで信頼性の高い光受動部品を提供で
きる。このような特長があることから、種々の光受動部
品への適応が図れている。
【0003】この光デバイス9の従来例として図5に示
すように、ケース4の中に光受動部品15を収容し、光
ファイバ1をケース4の支持部5から挿入し、光受動部
品15と光学的に結合して、光ファイバ被覆除去部3に
予備半田10とこれを覆う半田6を施し、これによって
支持部5とが固定し、気密化されている。該支持部5に
半田6だけで保護固定し、気密化にするのは困難であ
る。そのため、光ファイバ被覆除去部3の表面を溶融温
度の高い予備半田10を用いて、光ファイバ被覆除去部
3の表面を溶かすことにより気密化をとり、その後、ケ
ース4の支持部5と気密化をとるため、半田6にて保護
固定してある。ただし、半田6においては、予備半田1
0より溶融温度の低いものを用いていることにより、予
備半田10を溶かさずに保護固定でき、かつ、ケース4
内が気密構造化になっている。
すように、ケース4の中に光受動部品15を収容し、光
ファイバ1をケース4の支持部5から挿入し、光受動部
品15と光学的に結合して、光ファイバ被覆除去部3に
予備半田10とこれを覆う半田6を施し、これによって
支持部5とが固定し、気密化されている。該支持部5に
半田6だけで保護固定し、気密化にするのは困難であ
る。そのため、光ファイバ被覆除去部3の表面を溶融温
度の高い予備半田10を用いて、光ファイバ被覆除去部
3の表面を溶かすことにより気密化をとり、その後、ケ
ース4の支持部5と気密化をとるため、半田6にて保護
固定してある。ただし、半田6においては、予備半田1
0より溶融温度の低いものを用いていることにより、予
備半田10を溶かさずに保護固定でき、かつ、ケース4
内が気密構造化になっている。
【0004】また、光ファイバ被覆部2と光ファイバ被
覆除去部3は接着剤7、8で覆って補強構造になるよう
構成してあり、これによって光受動部品15がケース4
内で補強構造化され、信頼性の高い光デバイス9が提供
されている。
覆除去部3は接着剤7、8で覆って補強構造になるよう
構成してあり、これによって光受動部品15がケース4
内で補強構造化され、信頼性の高い光デバイス9が提供
されている。
【0005】この種の光デバイス9の具体的例として
は、光分岐結合器、光カプラ、光分波合波器、光電スイ
ッチ、物体検出器、煙感知器、テープエンドセンサ等に
利用されている。
は、光分岐結合器、光カプラ、光分波合波器、光電スイ
ッチ、物体検出器、煙感知器、テープエンドセンサ等に
利用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の光
デバイス9において、接着剤7、8と半田6の線膨張係
数、収縮率の違いから、光ファイバ被覆除去部3上にお
いて、接着剤7、8に固定された部分と半田6に固定さ
れた部分の界面上で応力集中がかかり、ベンティングが
生じ、放射損による損失悪化、強度な信頼性低下、もし
くは光ファイバ1の断線まで起こるという不具合も生じ
ていた。
デバイス9において、接着剤7、8と半田6の線膨張係
数、収縮率の違いから、光ファイバ被覆除去部3上にお
いて、接着剤7、8に固定された部分と半田6に固定さ
れた部分の界面上で応力集中がかかり、ベンティングが
生じ、放射損による損失悪化、強度な信頼性低下、もし
くは光ファイバ1の断線まで起こるという不具合も生じ
ていた。
【0007】これらを防止するには、接着剤7、8と半
田6との加工工程が非常に難しく、特殊な加工技術力が
必要とされていた。
田6との加工工程が非常に難しく、特殊な加工技術力が
必要とされていた。
【0008】さらに、光ファイバ被覆除去部3に予備半
田10を施した後、ケース4内の光ファイバ被覆部2と
光ファイバ被覆除去部3を接着剤8にて補強し、次にケ
ース4支持部5と光ファイバ被覆除去部3を半田6によ
り固定した後、ケース4外の光ファイバ被覆部2と光フ
ァイバ被覆除去部3を上記同様の接着剤7にて補強する
ので、多大な製造加工と時間が必要であると言う不都合
もあった。
田10を施した後、ケース4内の光ファイバ被覆部2と
光ファイバ被覆除去部3を接着剤8にて補強し、次にケ
ース4支持部5と光ファイバ被覆除去部3を半田6によ
り固定した後、ケース4外の光ファイバ被覆部2と光フ
ァイバ被覆除去部3を上記同様の接着剤7にて補強する
ので、多大な製造加工と時間が必要であると言う不都合
もあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記問
題点に鑑みてなされたものであり、ケースの内外を貫通
するように、少なくとも1本以上の光ファイバを備えて
なる光デバイスにおいて、該光ファイバの被覆の一部が
除去されており、この光ファイバ被覆除去部と光ファイ
バ被覆部とがともに同一の半田により覆われ、ケースに
固定されていることを特徴とする。
題点に鑑みてなされたものであり、ケースの内外を貫通
するように、少なくとも1本以上の光ファイバを備えて
なる光デバイスにおいて、該光ファイバの被覆の一部が
除去されており、この光ファイバ被覆除去部と光ファイ
バ被覆部とがともに同一の半田により覆われ、ケースに
固定されていることを特徴とする。
【0010】さらに、半田が、光ファイバ被覆除去部を
覆い予備半田とその外側に備えた予備半田より融点の低
い半田からなることを特徴とする。
覆い予備半田とその外側に備えた予備半田より融点の低
い半田からなることを特徴とする。
【0011】また、ケース内が気密封止されていること
を特徴とする。
を特徴とする。
【0012】さらに、半田が光ファイバ被覆除去部のガ
ラスの表面を溶かし、ガラスと半田の溶融層を形成して
いることを特徴とする。
ラスの表面を溶かし、ガラスと半田の溶融層を形成して
いることを特徴とする。
【0013】また、光受動部品をケース内に収納し、少
なくとも1本以上の光ファイバを上記ケース内外を貫通
するように配置し、上記光ファイバと光受動部品を光学
的に結合させ、上記ケースと上記光ファイバの被覆部お
よび被覆除去部とを同一の半田により固定することを特
徴とする。
なくとも1本以上の光ファイバを上記ケース内外を貫通
するように配置し、上記光ファイバと光受動部品を光学
的に結合させ、上記ケースと上記光ファイバの被覆部お
よび被覆除去部とを同一の半田により固定することを特
徴とする。
【0014】さらに、半田としてガラス−セラミック接
着用金属半田を用いて、超音波振動エネルギと熱により
光ファイバと半田を固着することを特徴とする。
着用金属半田を用いて、超音波振動エネルギと熱により
光ファイバと半田を固着することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図によっ
て説明する。図1は、本発明の実施形態を示す光デバイ
ス9の断面図である。
て説明する。図1は、本発明の実施形態を示す光デバイ
ス9の断面図である。
【0016】ケース4の中に、光受動部品15を収容
し、光ファイバ1をケース4の支持部5から挿入し、光
受動部品15と光学的に結合して、光ファイバ被覆除去
部3に予備半田10を施し、さらにこれを覆う半田6に
より支持部5と固定し、気密化されている。ここでケー
ス4の内外の光ファイバ1は、外傷劣化等のダメージお
よび損失劣化を避けるため、内外の光ファイバ1の被覆
を残してある。
し、光ファイバ1をケース4の支持部5から挿入し、光
受動部品15と光学的に結合して、光ファイバ被覆除去
部3に予備半田10を施し、さらにこれを覆う半田6に
より支持部5と固定し、気密化されている。ここでケー
ス4の内外の光ファイバ1は、外傷劣化等のダメージお
よび損失劣化を避けるため、内外の光ファイバ1の被覆
を残してある。
【0017】また、この半田6で同時に光ファイバ被覆
部2、光ファイバ被覆除去部3まで覆い、支持部5と固
定してある。また、光ファイバ被覆除去部3の表面を溶
融温度の高い予備半田10を用いて、光ファイバ被覆除
去部3のガラスの表面を溶かすことにより、ガラス−半
田溶融層を形成して予備半田10と光ファイバ被覆除去
3とが気密に固着されており、その後、ケース4の支持
部5と気密化をとるため、半田6にて保護固定する。
部2、光ファイバ被覆除去部3まで覆い、支持部5と固
定してある。また、光ファイバ被覆除去部3の表面を溶
融温度の高い予備半田10を用いて、光ファイバ被覆除
去部3のガラスの表面を溶かすことにより、ガラス−半
田溶融層を形成して予備半田10と光ファイバ被覆除去
3とが気密に固着されており、その後、ケース4の支持
部5と気密化をとるため、半田6にて保護固定する。
【0018】ただし、半田6においては、予備半田10
より溶融温度の低いものを用いていることにより、予備
半田10を溶かさずに保護固定でき、かつ、ケース4内
が気密構造化になっている。このようにして光受動部品
15がケース4内で気密化され、信頼性の高い光デバイ
ス9が提供出来る。
より溶融温度の低いものを用いていることにより、予備
半田10を溶かさずに保護固定でき、かつ、ケース4内
が気密構造化になっている。このようにして光受動部品
15がケース4内で気密化され、信頼性の高い光デバイ
ス9が提供出来る。
【0019】このように同一の半田6を用いて光ファイ
バ被覆部2、光ファイバ被覆除去部3、支持部5を固定
することにより、従来例のような接着剤7、8と半田6
の線膨張係数、収縮率の違いから起きる応力集中が避け
られ、ベンティング、放射損による損失悪化、強度な信
頼性低下がなくなり高度の信頼性ある製品が提供出来
る。さらに特別な加工技術力がなくても、容易に製造す
ることが出来る。
バ被覆部2、光ファイバ被覆除去部3、支持部5を固定
することにより、従来例のような接着剤7、8と半田6
の線膨張係数、収縮率の違いから起きる応力集中が避け
られ、ベンティング、放射損による損失悪化、強度な信
頼性低下がなくなり高度の信頼性ある製品が提供出来
る。さらに特別な加工技術力がなくても、容易に製造す
ることが出来る。
【0020】また、同一の半田6を用いているため、従
来あった接着剤7、8加工やケース4内半田6加工、ケ
ース4外半田6加工が統一され、大幅に製造加工が削減
出来る。
来あった接着剤7、8加工やケース4内半田6加工、ケ
ース4外半田6加工が統一され、大幅に製造加工が削減
出来る。
【0021】また、半田6は、超音波振動エネルギを用
いて、樹脂からなる光ファイバ被覆部2の表面のみを熱
により溶かすことにより、容易に半田6と光ファイバ被
覆部2の表面に溶融層を形成し、保護固定出来る。つま
り、光ファイバ被覆部2の表面のみ溶かし、半田6と光
ファイバ被覆部2の表面において、溶融層を形成してい
るため、光ファイバ1の中まで、半田6によるダメージ
がなく、固着出来る。
いて、樹脂からなる光ファイバ被覆部2の表面のみを熱
により溶かすことにより、容易に半田6と光ファイバ被
覆部2の表面に溶融層を形成し、保護固定出来る。つま
り、光ファイバ被覆部2の表面のみ溶かし、半田6と光
ファイバ被覆部2の表面において、溶融層を形成してい
るため、光ファイバ1の中まで、半田6によるダメージ
がなく、固着出来る。
【0022】本発明は、光ファイバ1にシングルモード
ファイバを使用しているが、分散シフトファイバ、カー
ボンコートファイバ等にも適応が出来、気密構造を有す
るケース4は、ステンレス、ニッケルメッキを施した黄
銅等の金属を用いることが出来る。
ファイバを使用しているが、分散シフトファイバ、カー
ボンコートファイバ等にも適応が出来、気密構造を有す
るケース4は、ステンレス、ニッケルメッキを施した黄
銅等の金属を用いることが出来る。
【0023】また、半田6、予備半田10としては、ガ
ラス・セラミック接着用金属半田を使用している。この
接着用金属半田の成分はPb−Sn合金にZn、Sb、
Al、Ti、Si、Cu等を添加したもので、これらの
添加元素を屈折することなく均一に合金化したものであ
る。接着方法は、超音波振動エネルギと熱により接着す
るものであり、上記Pb−Sn合金に添加物を均一に合
金化をする際、酸素との親和力により共有結合されてお
り、これ以外の方法であっても上記光ファイバ1と気密
に半田6、予備半田10出来ればどのような方法でも良
い。
ラス・セラミック接着用金属半田を使用している。この
接着用金属半田の成分はPb−Sn合金にZn、Sb、
Al、Ti、Si、Cu等を添加したもので、これらの
添加元素を屈折することなく均一に合金化したものであ
る。接着方法は、超音波振動エネルギと熱により接着す
るものであり、上記Pb−Sn合金に添加物を均一に合
金化をする際、酸素との親和力により共有結合されてお
り、これ以外の方法であっても上記光ファイバ1と気密
に半田6、予備半田10出来ればどのような方法でも良
い。
【0024】ここで、半田6及び予備半田10は、すべ
てのガラス、セラミックに接着が可能で、しかも従来半
田付けが難しかった金属にも接着することができる。
てのガラス、セラミックに接着が可能で、しかも従来半
田付けが難しかった金属にも接着することができる。
【0025】さらに、従来は半田付けを促進させるた
め、フラックスを使用するが、本発明に使用する半田
6、予備半田10に関しては、必要としない。
め、フラックスを使用するが、本発明に使用する半田
6、予備半田10に関しては、必要としない。
【0026】また、本発明に使用する予備半田10は光
ファイバ被覆部2まで付けることなく、かつ光ファイバ
被覆除去部3を覆う程度までとし、半田6に関しては、
予備半田10、光ファイバ被覆部2、ケース4支持部5
が固着できれば良い。
ファイバ被覆部2まで付けることなく、かつ光ファイバ
被覆除去部3を覆う程度までとし、半田6に関しては、
予備半田10、光ファイバ被覆部2、ケース4支持部5
が固着できれば良い。
【0027】ここで半田6は、光ファイバ被覆除去部3
を全て覆うので10mm〜20mmであり、使用する量
は1g〜10gが好ましい。
を全て覆うので10mm〜20mmであり、使用する量
は1g〜10gが好ましい。
【0028】さらに、上記半田6と予備半田10には、
融点差があり、予備半田10は、光ファイバ被覆除去部
3のガラスの表面を溶かして、ガラス−半田溶融層を形
成するので、高融点のものを使用しているが、半田6に
おいては、予備半田10より低融点のものを使用してい
る。つまり、半田6は、予備半田10と固着するとき、
予備半田10より高い融点のものを使用すると、半田6
により予備半田10を溶かしてしまう為、予備半田10
よりも低い融点のものを使用している。
融点差があり、予備半田10は、光ファイバ被覆除去部
3のガラスの表面を溶かして、ガラス−半田溶融層を形
成するので、高融点のものを使用しているが、半田6に
おいては、予備半田10より低融点のものを使用してい
る。つまり、半田6は、予備半田10と固着するとき、
予備半田10より高い融点のものを使用すると、半田6
により予備半田10を溶かしてしまう為、予備半田10
よりも低い融点のものを使用している。
【0029】ここで半田6の融点は100℃〜150℃
あり、予備半田10の融点は200℃〜250℃で融点
差は50℃〜150℃が好ましい。
あり、予備半田10の融点は200℃〜250℃で融点
差は50℃〜150℃が好ましい。
【0030】本発明の光デバイス9の組立て方法は、あ
らかじめケース4の中に、光受動部品15を設置し、光
ファイバ1を中間被覆除去した後、ケース4の支持部5
から挿入する。このとき、光受動部品15と光ファイバ
1を光学的に結合させているが、中間被覆除去部が支持
部5のところに収まるように、被覆除去の位置決めを
し、光受動部品15と光ファイバ1がケース4の支持部
5から結合された状態になっている。
らかじめケース4の中に、光受動部品15を設置し、光
ファイバ1を中間被覆除去した後、ケース4の支持部5
から挿入する。このとき、光受動部品15と光ファイバ
1を光学的に結合させているが、中間被覆除去部が支持
部5のところに収まるように、被覆除去の位置決めを
し、光受動部品15と光ファイバ1がケース4の支持部
5から結合された状態になっている。
【0031】ここで、光受動部品15とは、光分岐結合
器、光カプラ、光モジュール、光アイソレータ等に用い
られ、本発明の光デバイス9においては、光受動部品を
組み込んだ光部品を示している。
器、光カプラ、光モジュール、光アイソレータ等に用い
られ、本発明の光デバイス9においては、光受動部品を
組み込んだ光部品を示している。
【0032】次に、光ファイバ被覆除去部3に溶融温度
の高い予備半田10を施した後、半田6を用いて、光フ
ァイバ被覆除去部3、光ファイバ被覆部2とケース4の
支持部5とを固定し気密状態になるようにして、気密構
造型光デバイス9を作製する。
の高い予備半田10を施した後、半田6を用いて、光フ
ァイバ被覆除去部3、光ファイバ被覆部2とケース4の
支持部5とを固定し気密状態になるようにして、気密構
造型光デバイス9を作製する。
【0033】図2は、本発明の他の実施形態を示した断
面図である。
面図である。
【0034】ケース4の中に、光受動部品15であるL
D(レーザダイオード)11を収容し、光ファイバ1が
ケース4支持部5から挿入し、LD11と光学的に結合
して、光ファイバ被覆除去部3に予備半田10を施し、
さらに半田6で覆って支持部5と固定し気密化されてい
る。
D(レーザダイオード)11を収容し、光ファイバ1が
ケース4支持部5から挿入し、LD11と光学的に結合
して、光ファイバ被覆除去部3に予備半田10を施し、
さらに半田6で覆って支持部5と固定し気密化されてい
る。
【0035】光ファイバ被覆部2、光ファイバ被覆除去
部3と支持部5を同一の半田6により固定することによ
り、LD11がケース4内で気密化され、信頼性の高い
気密構造型光LD13が提供出来る。
部3と支持部5を同一の半田6により固定することによ
り、LD11がケース4内で気密化され、信頼性の高い
気密構造型光LD13が提供出来る。
【0036】このように、1ポート出力、つまり光を発
信するLD11を使用する際にも上記半田6は光ファイ
バ1の損失および偏光依存性等の特性劣化がなく気密構
造型に出来る。
信するLD11を使用する際にも上記半田6は光ファイ
バ1の損失および偏光依存性等の特性劣化がなく気密構
造型に出来る。
【0037】図3は、本発明の他の実施形態を示した断
面図である。
面図である。
【0038】ケース4の中に、光受動部品15としての
光アイソレータ12を収容し、2本の光ファイバ1をケ
ース4の2箇所の支持部5から挿入し、光アイソレータ
12と光学的に結合して、それぞれ光ファイバ被覆除去
部3に予備半田10を施し、さらに支持部5が半田6に
より気密化されている。
光アイソレータ12を収容し、2本の光ファイバ1をケ
ース4の2箇所の支持部5から挿入し、光アイソレータ
12と光学的に結合して、それぞれ光ファイバ被覆除去
部3に予備半田10を施し、さらに支持部5が半田6に
より気密化されている。
【0039】このように、1ポート入力、2ポート出力
である光アイソレータ12を使用する際にも上記半田6
は1ポート側光ファイバ1、2ポート側光ファイバ1の
損失および偏光依存性等の特性劣化がなく気密構造型に
出来る。
である光アイソレータ12を使用する際にも上記半田6
は1ポート側光ファイバ1、2ポート側光ファイバ1の
損失および偏光依存性等の特性劣化がなく気密構造型に
出来る。
【0040】本発明における気密構造型光デバイス9で
示した半田6構造に関しては、応用例として、気密構造
型光LD13、気密構造型光アイソレータ14の他に、
同様な構成をもつ光モジュール、光ファイバアレイ、耐
圧カプラ、スターカプラ、他の光部品にも適応できる。
示した半田6構造に関しては、応用例として、気密構造
型光LD13、気密構造型光アイソレータ14の他に、
同様な構成をもつ光モジュール、光ファイバアレイ、耐
圧カプラ、スターカプラ、他の光部品にも適応できる。
【0041】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。
【0042】本発明の図1に示す気密構造型光デバイス
9と比較例として図4に示す従来の気密構造型光デバイ
ス9にて、ケース4内に光受動部品を収容し、光ファイ
バ1を専用被覆除去機により10mm程度、中間被覆除
去したものをケース4内支持部5に挿入して、気密構造
型光デバイス9を試作した。また、従来品に関しては、
光ファイバ被覆除去部3と光ファイバ被覆部2に接着剤
7、8を施した。光ファイバ1コア径10μm、クラッ
ド系125μmのシングルモード光ファイバ1を用い、
半田6、予備半田10には、成分Pb−Sn合金にZ
n、Sb、Al、Ti、Si、Cuを添加されたものを
使用し、ステンレスにニッケルメッキの金属ケース4内
で気密化した。従来品で使用される接着剤7、8には、
エポキシ剤を使用して、各サンプル50個作製した。
9と比較例として図4に示す従来の気密構造型光デバイ
ス9にて、ケース4内に光受動部品を収容し、光ファイ
バ1を専用被覆除去機により10mm程度、中間被覆除
去したものをケース4内支持部5に挿入して、気密構造
型光デバイス9を試作した。また、従来品に関しては、
光ファイバ被覆除去部3と光ファイバ被覆部2に接着剤
7、8を施した。光ファイバ1コア径10μm、クラッ
ド系125μmのシングルモード光ファイバ1を用い、
半田6、予備半田10には、成分Pb−Sn合金にZ
n、Sb、Al、Ti、Si、Cuを添加されたものを
使用し、ステンレスにニッケルメッキの金属ケース4内
で気密化した。従来品で使用される接着剤7、8には、
エポキシ剤を使用して、各サンプル50個作製した。
【0043】これらの50個の気密構造型光デバイス9
を用い、60℃、90℃R、H、14日間の恒温恒湿試
験を行ない、14日後の破断強度の測定を行なった。
を用い、60℃、90℃R、H、14日間の恒温恒湿試
験を行ない、14日後の破断強度の測定を行なった。
【0044】なお、破断強度測定とは、図4に示すよう
に、固定治具Eにケース4を固定し光ファイバ1をPU
SH−PULLゲージAの滑車固定治具Cに繋げて、光
ファイバ1とケース4が破断するまで引っ張り、破断し
た時の測定を意味する。
に、固定治具Eにケース4を固定し光ファイバ1をPU
SH−PULLゲージAの滑車固定治具Cに繋げて、光
ファイバ1とケース4が破断するまで引っ張り、破断し
た時の測定を意味する。
【0045】各サンプルのデータを表1に示す。表1に
示す値は、各50個サンプルの破断強度の平均値、最大
値、最小値である。
示す値は、各50個サンプルの破断強度の平均値、最大
値、最小値である。
【0046】
【表1】
【0047】以上より、従来の図5に示す気密構造型光
デバイス9の破断強度は、平均値で294.3gf、最
大値672gf、最小値110gfになり、これに対し
本発明の図1に示す気密構造型光デバイス9の破断強度
は、平均値で464.3gf、最大値992gf、最小
値135gfと強度が向上することが出来た。
デバイス9の破断強度は、平均値で294.3gf、最
大値672gf、最小値110gfになり、これに対し
本発明の図1に示す気密構造型光デバイス9の破断強度
は、平均値で464.3gf、最大値992gf、最小
値135gfと強度が向上することが出来た。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ケースの
内外を貫通するように、少なくとも1本以上の光ファイ
バを備えてなる光デバイスにおいて、該光ファイバの被
覆の一部が除去されており、この光ファイバ被覆除去部
と光ファイバ被覆部とがともに同一の半田により覆わ
れ、ケースに固定されていることにより、安価な製造コ
ストで信頼性の高い製品が提供出来る。
内外を貫通するように、少なくとも1本以上の光ファイ
バを備えてなる光デバイスにおいて、該光ファイバの被
覆の一部が除去されており、この光ファイバ被覆除去部
と光ファイバ被覆部とがともに同一の半田により覆わ
れ、ケースに固定されていることにより、安価な製造コ
ストで信頼性の高い製品が提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の気密構造型光デバイスを示す図であ
る。
る。
【図2】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図4】本発明の気密構造型光デバイスを用いた実験例
の態様を示す概略図である。
の態様を示す概略図である。
【図5】従来の気密構造型光デバイスを示す図である。
1 光ファイバ
2 光ファイバ被覆部
3 光ファイバ被覆除去部
4 ケース
5 支持部
6 半田
7 接着剤
8 接着剤
9 光デバイス
10 予備半田
11 LD
12 光アイソレータ
13 気密構造型光LD
14 気密構造型光アイソレータ
15 光受動部品
A PUSH−PULLゲージ
C 滑車固定治具
E 固定治具
Claims (6)
- 【請求項1】ケースの内外を貫通するように、少なくと
も1本以上の光ファイバを備えてなる光デバイスにおい
て、該光ファイバの被覆の一部が除去されており、この
光ファイバ被覆除去部と光ファイバ被覆部とがともに同
一の半田により覆われ、ケースに固定されていることを
特徴とする光デバイス。 - 【請求項2】上記半田が、光ファイバ被覆除去部を覆い
予備半田とその外側に備えた予備半田より融点の低い半
田からなることを特徴とする請求項1記載の光デバイ
ス。 - 【請求項3】上記ケース内が気密封止されていることを
特徴とする請求項1もしくは2記載の光デバイス。 - 【請求項4】上記半田が光ファイバ被覆除去部のガラス
の表面を溶かし、ガラスと半田の溶融層を形成している
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光デ
バイス。 - 【請求項5】光受動部品をケース内に収納し、少なくと
も1本以上の光ファイバを上記ケース内外を貫通するよ
うに配置し、上記光ファイバと光受動部品を光学的に結
合させ、上記ケースと上記光ファイバの被覆部および被
覆除去部とを同一の半田により固定することを特徴とす
る光デバイスの製造方法。 - 【請求項6】上記半田としてガラス−セラミック接着用
金属半田を用いて、超音波振動エネルギと熱により光フ
ァイバと半田を固着することを特徴とする請求項5記載
の光デバイスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002052446A JP2003255148A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 光デバイス及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002052446A JP2003255148A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 光デバイス及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003255148A true JP2003255148A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28664123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002052446A Pending JP2003255148A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 光デバイス及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003255148A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102736194A (zh) * | 2011-03-31 | 2012-10-17 | 住友大阪水泥股份有限公司 | 光学装置的密封结构及光学装置的制造方法 |
| US12468096B2 (en) | 2019-12-25 | 2025-11-11 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical device and method for manufacturing optical device |
-
2002
- 2002-02-27 JP JP2002052446A patent/JP2003255148A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102736194A (zh) * | 2011-03-31 | 2012-10-17 | 住友大阪水泥股份有限公司 | 光学装置的密封结构及光学装置的制造方法 |
| JP2012215622A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 光デバイスの封止構造、及び光デバイスの製造方法 |
| US9459410B2 (en) | 2011-03-31 | 2016-10-04 | Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. | Optical device sealing structure and optical device manufacturing method |
| US20170023742A1 (en) * | 2011-03-31 | 2017-01-26 | Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. | Optical device sealing structure and optical deveice manufacturing method |
| US12468096B2 (en) | 2019-12-25 | 2025-11-11 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical device and method for manufacturing optical device |
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