JP2003255802A - 見当誤差を回避するための方法および制御装置 - Google Patents
見当誤差を回避するための方法および制御装置Info
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Abstract
び装置を改良して、押圧ローラの可変の押圧力に起因す
る見当誤差を修正する。 【解決手段】 搬送ベルト1に作用する押圧ローラ27
の可変の押圧力によって見当誤差が生じ、第1の見当誤
差を回避するために、画像枠またはフレームを印刷する
ための第1の開始信号の時点を変化させ、第2の見当誤
差を回避するために、画像ラインを印刷するための第2
の開始信号の時点を変化させる。
Description
当誤差を回避する方法に関する。
て使用するための、印刷機における見当誤差を回避する
ための制御装置に関する。
ーシートまたはこれに類似のものを印刷する際に、披印
刷物に印刷画像を位置正確に印刷することは極めて重要
である。このことは、見当合わせの概念によって定義さ
れる。見当合わせを規定するために、印刷された画像の
他にレジスタマーク(見当)が用いられ、レジスタマー
クによって位置正確な印刷からのずれが、印刷機の作業
員によって規定し、測定される。この方法の改良形で
は、見当合わせは、印刷機におけるセンサを用いて規定
され、場合によっては見当誤差が求められる。このため
にセンサは、搬送ベルトまたは被印刷物上のレジスタマ
ークを検出し、レジスタマークの位置によって、印刷が
誤差なく行われているかどうか求められる。従来技術の
方法および装置では、たとえば搬送ベルト上の被印刷物
の機械的な変位、または搬送ベルトもしくは印刷胴の速
度変化、または印刷胴における熱的な表面変化と、その
結果生じる画像形成胴と印刷胴との間の転写誤差とによ
って生じるような見当誤差の検出および修正が行われ
る。搬送ベルト上で搬送される被印刷物を備えた搬送ベ
ルトの、画像が被印刷物に印刷されるのに進む距離は、
搬送ベルト上で被印刷物が移動する際に、印刷機の印刷
モジュールの始端部におけるセンサ信号またはこのセン
サ信号から導出される信号と、画像を被印刷物に印刷す
る印刷モジュールにおける印刷ギャップまたはニップと
の間で生じる特定の遅延によって規定される。同様に、
静電潜像が画像形成胴に取り付けられる画像形成装置か
ら、印刷胴と搬送ベルトとの間の印刷ギャップまたはニ
ップまでの画像の進行距離は、特定の時間によって規定
される。前述の影響に基づいて、印刷機の制御装置にお
いて予め設定された特定のずれは誤差を含むものであ
る。したがって前述の変化が存在する場合、印刷像は、
印刷モジュールにおける印刷胴によって、被印刷物にず
れて印刷される。このことによって見当誤差が生じる。
見当誤差の別の原因は、押圧ローラの一定でない押圧力
が、搬送ベルトの、押圧ローラとは反対側に設けられた
印刷胴の角速度に影響を及ぼすことによる。摩擦接続
(Reibschluss)によって印刷胴と結合された中間胴が
使用されると、中間胴の角速度は、これに応じて影響さ
れる。印刷胴の角速度の影響による結果として、画像枠
またはフレームの、印刷胴から被印刷物に印刷される時
点が変化する。たとえば印刷胴の角速度が低下すると、
被印刷物における画像枠またはフレームが遅延する。見
当誤差の別の原因は、後で説明するように、搬送ベルト
の下側から搬送ベルトに作用する押圧ローラの印刷ギャ
ップまたはニップにおける押圧が、一定でない押圧力に
基づいて変化することにある。押圧ローラは、印刷胴に
よって搬送ベルトの上側で作用する力に対する対抗力を
提供するという目的を満たしている。被印刷物または搬
送ベルトに対する印刷胴の力作用は、トナーを機械的に
印刷胴から被印刷物に転写し、ひいてはトナー像を転写
するのに必要である。さらにトナー像(ここではレジス
タマーク)は、印刷機の校正走行に際して多くの場合搬
送ベルトに転写される。印刷胴の押圧力は、1つの画像
にまとめられる画像ラインの分解能に影響を及ぼす。印
刷胴の押圧力がより高くなるほど、画像ラインはより大
きな相互間隔を有し、これついては後で説明する。これ
によって印刷ギャップまたはニップにおいて、画像ライ
ンの相互間隔に関する誤差が生じる。前述のこれら両方
の作用は、本発明では、第1の見当誤差もしくは第2の
見当誤差と記載し、これらについて考慮する。
題は、押圧ローラの可変の押圧力に起因する見当誤差を
修正することである。
の本発明の方法によれば、搬送ベルトに作用する押圧ロ
ーラの可変の押圧力によって見当誤差が生じ、第1の見
当誤差を回避するために、画像枠またはフレームを印刷
するための第1の開始信号(スタートオブフレーム)の
時点を変化させ、第2の見当誤差を回避するために、画
像ラインを印刷するための第2の開始信号(スタートオ
ブライン)の時点を変化させる。
置によれば、画像ラインを印刷胴に伝達するための画像
形成装置が設けられており、被印刷物を印刷モジュール
の上流側で検出するための第1のセンサが設けられてお
り、レジスタマークを印刷モジュールの下流側で検出す
るための第2のセンサが設けられており、印刷胴の回転
角度を検出するための回転センサが設けられており、画
像枠またはフレームを印刷するための第1の開始信号
(スタートオブライン)の時点と、画像ラインを印刷す
るための第2の開始信号(スタートオブフレーム)の時
点とを記憶させておくための装置が設けられており、画
像ラインが、搬送ベルトに作用する押圧ローラの可変の
押圧力によって特定されている。
に記載されている。
物が印刷胴と搬送ベルトとの間に存在する場合に適合さ
せる。この場合印刷胴の押圧力ひいては見当誤差は、特
に強く変化する。さらに開始信号は、被印刷物の特性と
関連している。このようにして画像ライン分解能の種々
異なる変化、つまり被印刷物上の画像ラインの相互間隔
は、種々異なる被印刷物において、変化する押圧力に関
して考慮される。押圧ローラの押圧力は、押圧ローラが
変位されると高まるようになっている。この場合押圧ロ
ーラの空気力式の支承部の、次第に増加する力は、押圧
ローラに対抗して働く。たとえば押圧ローラの可変の押
圧力は、圧縮性の大きな被印刷物では、圧縮性の小さな
被印刷物よりもより小さく作用する。なぜならば押圧ロ
ーラは、圧縮性の大きな被印刷物では、圧縮性の小さな
被印刷物と同じように強く変位されることはないからで
ある。押圧ローラの変位がより大きいほど、押圧力がよ
り大きくなる。圧縮性の大きな被印刷物では、被印刷物
に作用する押圧ローラの押圧力ひいては印刷胴の押圧力
が高められると、画像ラインは、圧縮性の小さな被印刷
物よりもより小さな相互間隔を有する。押圧ローラの押
圧力は、印刷胴の押圧力と関連している。なぜならば押
圧ローラは、印刷胴と対向して配置されていて、これら
の力が対抗して働くからである。さらに押圧ローラの押
圧力に作用する被印刷物の厚さが考慮される。なぜなら
ば押圧力が、押圧ローラの、印刷ギャップまたはニップ
に存在する被印刷物に基づいて変位される距離に関連し
ているからである。
実施例を用いて詳しく説明する。
略的に示されている。以下に印刷見当を校正するための
印刷機の校正走行について記載する。搬送ベルト1は、
無端式に変向ローラ14,16の周りで張設されてい
る。印刷胴25は、この実施例では中間胴であり、この
中間胴は画像を画像形成胴23から受け取り、披印刷物
3に転写する。印刷胴25は、直接的に画像を印刷する
こともできる。印刷胴25は、力矢印で示したように、
上側から力FDを搬送ベルト1に及ぼす。押圧ローラ2
7は、下側から、力FDに対抗する力FAを印刷機の搬
送ベルト1に及ぼす。押圧ローラ27は、空気力式に支
承されていて、図1のaにおける、理想的な状態で、一
定の力FAを搬送ベルト1に及ぼす。ここでは押圧ロー
ラ27の押圧力は変化しない。この実施例では、押圧ロ
ーラ27は、披印刷物3が印刷ギャップまたはニップ9
に走入する際にたわみ、搬送ベルト1に作用する印刷胴
25の押圧力は変化しない。搬送ベルト1は、モータに
よって駆動されていて、特定の速度で矢印方向に移動
し、摩擦接続によって印刷胴25と押圧ローラ27とを
運動させる。印刷胴25において印刷胴25の軸線から
円周まで延びる3本のラインは、画像ラインの間隔を象
徴的に示していて、判りやすくするために大幅に互いに
離間して示している。印刷胴25の円周と3本のライン
との交点で、それぞれ1つの画像ラインが被印刷物3に
印刷される。図1のaに示した画像ラインの間隔は、見
当誤差の存在しない理想的なものである。変化する押圧
ローラ27の押圧力の影響は、図1のaでは作用しない
ものとしている。
する、図1のaと同様の実施例が示されている。ここで
は押圧ローラ27の押圧力が可変である実際の状態が示
されている。被印刷物3の圧縮性がより小さいほど、押
圧ローラ27がより大きく変位され、押圧力がより高く
なり、押圧ローラ27の、理想的でない空気力式の支承
の結果として、第2の見当誤差がより大きくなる。印刷
胴25における3本のラインは、互いにより大きく離間
して位置する。その結果として、被印刷物3上の画像ラ
インは、図1のaと比べてより大きな相互間隔を有して
おり、画像ラインの分解能が変化される。3本の画像ラ
インを披印刷物3に印刷する際に、3本の画像ラインは
より大きな相互間隔を有する。図1のbによる実施例で
は、印刷胴25の角速度がほぼ一定であることが前提と
なっている。この前提条件は、運転時には満たされてい
ない。なぜならば印刷胴25の角速度は、押圧ローラ2
7の押圧力に応じて変化するからであり、しかしながら
このことは画像ラインの分解能に対する影響は有してい
ない。第2の見当誤差、つまり変化された印刷ラインの
分解能は、一方では、圧縮性の披印刷物3がたわむ際
に、押圧ローラ27に起因する押圧力が高まることによ
ってもたらされる。他方では、同じ理由から披印刷物3
が伸長し、ここでは被印刷物の伸長は、押圧力の増加よ
りも僅かにしか記載の影響に作用しない。図1のbで
は、変化する押圧ローラ27の押圧力の影響が生じ、第
2の見当誤差の原因となっている。前述の作用は、シー
ト3がニップ9に進入し、印刷ローラ25または押圧ロ
ーラ27の回転運動振動が生じる際により強く現れる。
その結果として印刷画像の質が低下する。画像ラインの
分解能の変化、つまり画像ラインの相互間隔の変化は、
レジスタマークの測定ならびに画像形成胴23の回転角
度の測定によって特定可能である。
略的に示されている。搬送ベルト1は、無端式に変向ロ
ーラ14,16の周りで張設されている。印刷胴25
は、この実施例では中間胴であり、この中間胴は画像を
画像形成胴23から受け取り、披印刷物3または搬送ベ
ルト1に転写する。図2のaでは、披印刷物が、印刷胴
25と搬送ベルト1との間の印刷ギャップ、つまりニッ
プ9に設けられていない。印刷胴25は、力矢印で示し
たように、上側から力FD1を搬送ベルト1に及ぼす。
押圧ローラ27は、下側から、力FD1に対抗する力F
A1を印刷機の搬送ベルト1に及ぼす。押圧ローラ27
は、空気力式に支承されていて、かつ可変の力FA1を
搬送ベルト1に及ぼす。押圧ローラ27は、印刷胴25
の力FD1が増加すると、ある程度たわむが、それにも
かかわらず搬送ベルト1に対する印刷胴25の押圧力が
変動する。搬送ベルト1は、モータによって駆動されて
おり、特定の速度で矢印方向に移動し、摩擦接続によっ
て印刷胴25と押圧ローラ27とを運動させる。図2の
aでは、印刷胴25は速度v1を有している。ここで注
意すべき点は、印刷胴25の速度v1が、力FD1およ
び力FA1によって作用する押圧力で変化することであ
る。印刷胴25の押圧力がより高いほど、印刷胴25の
回転速度がより小さくなる。印刷胴25の回転速度の変
化は、画像の見当に応じた印刷に作用し、画像枠または
フレームの見当に応じた転写の際に誤差をもたらし、画
像が誤った時点で印刷される。画像枠またはフレームの
概念は、校正走行の場合に印刷機の様々な印刷モジュー
ルによって印刷されるレジスタマークの枠を意味してい
る。フレームは、たとえば4色刷り印刷機では、シア
ン、マゼンタ、イエローおよびキーのためのレジスタマ
ークを有しており、これらのレジスタマークは、それぞ
れ対応する印刷モジュールによって披印刷物3または搬
送ローラ1に印刷される。印刷過程に際して、画像枠ま
たはフレームは、印刷しようとする披印刷物3のための
色の全体画像情報を有している。被印刷物3または搬送
ベルト1に対する画像枠またはフレームの誤差を含んだ
転写は、ここでは第1の見当誤差として記載する。たと
えば印刷機の校正走行において、搬送ベルト1にレジス
タマークを転写する際に、画像枠またはフレームの、前
述の作用に起因する誤差は、レジスタマークの誤差のな
い位置に対するレジスタマークの変位(ずれ)を測定す
ることによって検出可能である。
示されている。搬送ベルト1上で印刷胴25と搬送ベル
ト1との間に、被印刷物3(ここではペーパーシート)
が設けられており、この披印刷物3は搬送ベルト1によ
って搬送される。被印刷物3は、原則として小さな割合
で自重によって、かつ大きな割合で搬送ベルト1の静電
荷によって搬送ベルト1に確保される。被印刷物3は、
その幅(厚さ)によって、追加的に印刷胴25の押圧力
に影響を与える。印刷胴25によって披印刷物3に作用
する力は、被印刷物3に基づいて、その他の条件が図2
のaと同じ場合、力FD2に等しく、力FD1に等しく
ない。押圧ローラ27によって、下側から搬送ベルト1
に作用する力は、被印刷物3に基づいて、力FA2に等
しく、力FA1に等しくない。押圧ローラ27の、空気
力式の支承によって、見当に正しい印刷に関する作用
は、部分的に(完全にではない)解消される。空気力式
の支承が理想的に働くと仮定すると、押圧ローラ27の
押圧力は、披印刷物3に基づいて増加することはない。
しかしながら押圧ローラ27の、理想的な空気力式の支
承は、大幅なコストをかけてしか実現することができな
い。したがって第1の見当誤差および第2の見当誤差が
生じる。図2のbでは、印刷胴25の回転速度はv2に
変化し、被印刷物3の影響が作用しない場合の図2のa
による速度v1に等しくない。変化された回転速度v2
は、第1の見当誤差の原因となり、この第1の見当誤差
は、印刷ギャップまたはニップ9における披印刷物3の
厚さが増加するにつれより大きくなる。第1の見当誤差
に関して、変化された回転速度v 2は、搬送ベルト1上
でニップ9に位置する現行のシート3に後続するシート
3に最初に作用する。第2の見当誤差に関して、変化さ
れた押圧力は、既に搬送ベルト1上でニップ9に位置す
る現行のシート3に作用する。披印刷物3の上方におけ
る印刷胴25による披印刷物3の印刷時点は、印刷胴2
5の特定の速度に関して適合されている、ということが
前提となっている。つまり画像形成装置22による画像
形成胴23または印刷胴25の画像形成は次のような時
点で行われ、すなわち、画像形成胴23または印刷胴2
5が、トナーの付着された画像を、予め設定して適合さ
れた回転速度v1で、披印刷物3と画像形成胴23また
は印刷胴25との間の中間スペースつまりニップ9に向
かって転写する所望の時点に関する時点で行われる。回
転速度v2は、可変の、印刷胴25の押圧力と押圧ロー
ラ27の押圧力とによって(力FD1および力FA1は
力FD2もしくは力FA 2に等しくない)、適合された
回転速度v1に等しくないので、披印刷物3または搬送
ベルト1の表面に対する印刷は正しい時点で行われず、
印刷胴25が回転速度v2−回転速度v1に基づいて減
少して進む距離だけ遅れて行われる。すなわち印刷胴2
5の、適合された回転速度v1に対する回転速度v2の
偏差がより大きいほど、披印刷物3上の印刷画像のずれ
がより大きくなる。注意すべき点は、印刷胴25の回転
速度変化が、披印刷物3の記載の影響によってだけでな
く、別の影響たとえば温度変化、ならびにこれらの影響
の結果として生じる印刷胴25の外周変化によっても生
じることである。
刷機の印刷モジュールが概略的に側面図で示されてお
り、この搬送ベルト1は、第1の変向ローラ16と第2
の変向ローラ14との周りで張設されており、これらの
変向ローラによって矢印方向で移動される。搬送ベルト
1の下側に押圧ローラ27が配置されており、この押圧
ローラ27は下側から搬送ベルト1に押圧力を及ぼし、
印刷胴25の押圧力に対する対抗力を提供する。この実
施例では、印刷胴25は中間胴であり、この中間胴はト
ナーの付着された画像を画像形成胴23から受け取り、
この画像形成胴23は画像形成装置22からトナーの付
着された画像を受け取る。画像形成装置22は、このた
めに必要な装置である、画像形成胴23の光伝導性の表
面を帯電するための装置を備えており、かつ制御された
光源たとえばLED列を備えており、光源は画像形成胴
23の光伝導性の表面に静電潜像を加え、この静電潜像
は現像ユニットによってトナーで色付けされ、印刷しよ
うとする画像を形成し、ならびに画像形成装置22は、
被印刷物3に画像を転写したあとで余剰のトナーを除去
して画像形成胴23に新たに画像形成を行うようにする
ためのクリーニング装置を備えている。第2の変向ロー
ラ14には第1の回転センサ24が対応配設されてお
り、画像形成胴23には第2の回転センサ26が対応配
設されている。第1の回転センサ24と第2の回転セン
サ26とは、特定の短い間隔で、第2の変向ローラ14
の回転角度もしくは画像形成胴23の回転角度を検出す
る。第1の回転センサ24は、第2の変向ローラ14の
回転角度に関する信号をクロックカウンタ20と装置3
0とに送信する。したがって第2の変向ローラ14の回
転角度は、装置30とクロックカウンタ20とに提供さ
れている。画像形成装置22とクロックカウンタ20と
が接続されており、さらにクロックカウンタ20は、装
置30と、印刷機の印刷モジュールの上流側(手前)に
位置する第1のセンサ12と、クロック分周器21と、
第1の回転センサ24と接続されている。印刷機の印刷
モジュールの下流側(後方)に位置する第2のセンサ1
3は、装置30と接続されている。さらにクロック分周
器21は、装置30と、画像形成装置22と、画像形成
胴23における第2の回転センサ26と接続されてい
る。
行に際して、第1のセンサ12は、印刷機の印刷モジュ
ールの上流側で、搬送ベルト1上で搬送される披印刷物
3の前縁を検出する。第1のセンサ12は披印刷物3の
前縁の検出に対する反応として信号(Lead Edge-Signa
l;リードエッジ信号)をクロックカウンタ20に伝達
する。この信号から、特定のクロック数が経過すると、
第1の開始信号(STARTOF FRAME Signal;スタートオブ
フレーム信号)が形成され、この第1の開始信号は、ス
タートオブフレーム信号の作動に際して、画像形成装置
22による画像形成を厳密に正確な時点で作動させるの
に役立ち、その結果として画像枠またはフレームが、正
しい時点で画像形成胴23に転写され、かつ最終的に披
印刷物3に、またはここで説明した校正目的のためには
搬送ベルト1に転写される。画像枠またはフレームの概
念は、校正走行に際して、印刷機の様々な印刷モジュー
ルによって取り付けられる(印刷される)レジスタマー
クの枠を意味している。フレームは、たとえば4色刷り
印刷機では、シアン、マゼンタ、イエローおよびキーの
ためのレジスタマークを有しており、これらのレジスタ
マークは、それぞれ対応する印刷モジュールによって披
印刷物3または搬送ベルト1に印刷される。さらに画像
枠またはフレームは、ここで述べている校正の特別な区
分では、個々の色のために幾つかのレジスタマークを有
していてよい。印刷過程に際して、画像枠またはフレー
ムは、印刷しようとする披印刷物3のための、たとえば
シアン、マゼンタ、イエローおよびキーの色に関する全
体画像情報を有している。さらに第2の開始信号(STAR
T OF LINE Signal;スタートオブライン信号)が形成さ
れ、この第2の開始信号は、画像形成装置22による、
披印刷物3の前進方向に対して垂直方向での個々の画像
ラインの画像形成を作動させる。スタートオブライン信
号ごとに、画像ラインが画像形成胴23に書き込まれ、
フレームの開始部分における最初の画像ライン、後続の
画像ラインおよびフレームの終了部分における最後の画
像ラインが書き込まれる。スタートオブライン信号は、
装置30からの分周ファクタを用いたクロック分周によ
ってクロック分周器21内で形成される。クロック分周
器21は、画像形成胴23の回転角度に関して第2の回
転センサ26からデータを受け取り、このデータを分周
ファクタに応じて分ける。クロック分周によって生じる
スタートオブライン信号に基づいて、どの程度の相互間
隔を有して画像ラインが画像形成装置22から画像形成
胴23に伝達されるのか規定される。披印刷物3の前縁
が検出されたあとで、この披印刷物3はさらに搬送ベル
ト1に沿って搬送される。ここで述べている校正走行で
は、個々のレジスタマークを有する画像枠またはフレー
ムは、各印刷モジュールによって、搬送ベルト1と披印
刷物3とに印刷される。このためにレジスタマークは、
画像形成装置22から像形成胴23に伝達され、画像形
成胴23から印刷胴25に伝達される。搬送ベルト1も
しくは披印刷物3と印刷胴25との間の領域における印
刷ギャップまたはニップ9において、搬送ベルト1もし
くは披印刷物3に対するレジスタマークの転写が行わ
れ、この場合押圧ローラ27は、搬送ベルト1の下側か
ら搬送ベルトを押圧し、印刷胴25の押圧力に対する対
抗力を提供する。搬送ベルト1または披印刷物3にレジ
スタマークを印刷したあとで、レジスタマークは、レジ
スタセンサとも呼ばれる第2のセンサ13によって印刷
モジュールの下流側で検出される。このために第2のセ
ンサ13は、各レジスタマークと、レジスタマークの背
景たとえば搬送ベルト1または被印刷物3との間の明暗
移行を検出する。第2のセンサ13は、個々のレジスタ
マークの検出に対する反応として信号を装置30に伝達
する。さらに装置30に回転センサ26の回転角度が伝
達され、この回転角度はスタートオブフレームの時点で
測定される。装置30は、スタートオブフレーム信号お
よびスタートオブライン信号に関する可変のデータおよ
び不変のデータを有しており、これらのデータは、クロ
ックカウンタ20もしくはクロック分周器21に伝達さ
れ、画像形成装置22による画像枠またはフレームもし
くは画像ラインの画像形成を適時に作動させる。装置3
0の不変のデータは、画像形成装置22による画像形成
が外的影響および誤差影響なく行われる目標時点を表
す。可変のデータは、校正走行の経過中に画像形成に誤
差が生じるようになる、という変化を考慮している。押
圧ローラ27の可変の押圧力の影響を修正するための可
変のデータは、第2のセンサ13のデータと画像形成胴
23における第2の回転センサ26のデータとから形成
される。誤差影響のない適当なサイズは、理想データで
ある装置30の不変のデータを形成する。可変のサイズ
は、理想データからの偏差および誤差を有しており、装
置30の可変のデータを形成する。可変のデータは、時
間の経過と共に生じるレジスタマークのずれに基づく誤
差影響が求められることによって、印刷機の校正走行に
よって求められる。画像形成胴23と特に印刷胴25と
に関する温度影響が誤差影響に数えられ、このような温
度影響は周変化をもたらす。さらに誤差影響に、印刷胴
25または画像形成胴23の回転誤差が数えられ、この
ような誤差の結果として、画像形成装置22からニップ
9までの個々の画像ラインのための行程距離の周期的な
変化が生じる。可変のデータに不変のデータを加えるこ
とによって、一方では、装置30の遅延データが形成さ
れ、この遅延データはクロックカウンタ20に伝達さ
れ、クロックカウンタ20は、この遅延データに応じて
クロック数をカウントし、クロック数に基づいて、作動
信号または開始信号(第1の開始信号であるスタートオ
ブフレーム信号)が、画像を画像形成胴23に形成する
ための画像形成装置22に送られる。このために遅延デ
ータにクロック数が割り当てられている。クロックカウ
ンタ20は、遅延データによって規定されているクロッ
ク数をカウントし、これに基づいて直接的にスタートオ
ブフレーム信号が形成される。他方では、クロック分周
器21に伝達される分周ファクタが形成され、クロック
分周器21はスタートオブライン信号の形成を行い、こ
のことはスタートオブフレーム信号によって作動され
る。スタートオブライン信号は、分配器ファクタによる
回転センサ26のクロックの分周によって形成される。
スタートオブフレーム信号の際に、フレームの画像形成
が行われ、スタートオブライン信号の際に、画像ライン
の画像形成が行われる。見当に応じて印刷するために、
印刷胴25と、該印刷胴25に摩擦接続によって結合さ
れた画像形成胴23との、印刷胴25の押圧力に起因す
る回転速度変化がより大きいと、クロックカウンタ20
の、遅延データに割り当てられたクロック数はより小さ
くなっており、適当なクロック数だけ第1の開始信号
(スタートオブフレーム信号)はより早く作動させられ
る。なぜならば回転速度変化が、画像枠またはフレーム
の見当に正しい取り付けに作用するからである。画像枠
またはフレームは、前述の構成手段によって、適時にニ
ップ9に到達し、印刷胴25のより小さな回転速度に基
づいてニップ9に過度に遅れて到達することはない。第
1の見当誤差(Delay-Fehler;ディレイエラーとも呼ば
れる)は、校正走行の間に第2のセンサ13またはレジ
スタセンサによって測定される。装置30の分周ファク
タデータに割り当てられた、クロック分周器21のクロ
ック数は、印刷胴25の押圧力に起因する印刷胴25の
ゴムブランケットのライニングの伸長がより大きいほ
ど、見当に応じた印刷のためにより小さくする必要があ
る(図1のaおよび図1のb参照)。第2の見当誤差
(Magnification-Fehler;マグニフィケーションエラー
とも呼ばれる)は、校正走行の間に、第2のセンサ13
またはレジスタセンサによるレジスタマークの測定、な
らびに回転センサ26による回転角度の測定と、後続
の、得られた測定データからの算出とによって求められ
る。ゴムブランケットのライニングの伸長に起因する、
画像印刷ラインの分解能の変化だけ、クロック分周器2
1のクロック数が減少される。クロック数に基づいて第
2の開始信号(スタートオブライン信号)が形成され、
より高い押圧力の結果としてのクロック数の減少によっ
て、画像ラインは、画像ラインがゴムブランケットのラ
イニングの伸長に基づいて有するより大きくなる相互間
隔の大きさだけ互いに近付けられ、つまり印刷ラインは
より狭幅に押し合わされ、第2の見当誤差が修正され
る。
ける不変のデータは、極めて正確に見当に応じた印刷を
行うには不十分である。クロック数に基づいてスタート
オブフレーム信号が形成される。したがってクロック数
は、不変のデータからも可変のデータからも組み合わせ
られる。可変のデータによって、見当合わせに関する影
響、たとえば印刷胴25の回転速度変化または印刷胴2
5ならびに画像形成胴23の回転変動が修正され、第1
の見当誤差および第2の見当誤差が修正される。可変の
データは、第2のセンサ13のセンサデータ、または第
2の変向ローラ、画像形成胴23ならびに印刷胴25の
回転角度に関連するものである。装置30の、クロック
分周器21に伝達される、画像形成胴23のどのような
回転角度に基づいてスタートオブライン信号が形成され
るか規定する分周ファクタは、遅延データに類似の形式
で、可変の部分と不変の部分とから構成されている。遅
延データの可変の部分も、分周ファクタの可変の部分
も、押圧力に関連するものである。押圧ローラ27ひい
ては印刷胴25の比較的高い押圧力は、画像枠またはフ
レームの変位をもたらし、さらに印刷画像の画像ライン
の相互間隔がより大きくなり、印刷画像は、伸長し、か
つ比較的大きな縦伸長度を有するようになる。印刷胴2
5と搬送ベルト1との間に存在する披印刷物3によっ
て、変化する押圧力の作用が強められ、この作用は、披
印刷物3の厚さが増加するにつれさらに強められる。種
々異なる厚さを有する披印刷物3によって、種々異なる
第1の見当誤差および第2の見当誤差がもたらされる。
したがって本発明の1実施例では、披印刷物3の厚さ
が、可変のデータの一部として装置30内で用いられ
る。披印刷物3の厚さに関する可変のデータは、印刷過
程の前、つまり校正走行のあとで装置30に供給され、
提供される。別の実施例によれば、披印刷物3の厚さに
関する可変のデータは、校正走行の際に求められ、この
場合可変のデータは、ニップ9において披印刷物3の存
在ない回転角度v1と、ニップ9において披印刷物3の
存在する回転角度v2との間の回転速度差から求められ
る。さらに隣接する画像ラインの分解能は、披印刷物3
の品質によって影響される。圧縮性の僅かなたとえば厚
紙では、隣接する画像ラインの間隔は、軟性の、圧縮性
の大きな紙に対してより大きくなる。したがって披印刷
物3の品質は、適当な形式で、たとえば披印刷物3の厚
さのように、遅延データのための一部として用いられ、
遅延データは、第1の開始信号(スタートオブフレーム
信号)のための(送出)時点と、第2の開始信号(スタ
ートオブライン信号)のための時点とを特定する。既に
記載した個々の部分と、披印刷物3の厚さおよび品質に
関する部分と、不変のデータおよび可変のデータとが加
算され、装置30の遅延データが形成される。遅延デー
タから、クロックカウンタ20においてカウントされる
クロック数が形成され、第1の開始信号と第2の開始信
号とによって作動される画像形成は、誤差影響が存在す
る限り、元来の時点とは異なる別の時点で指示される。
正するための正確な校正走行について、以下に説明す
る。搬送ベルト1が、先ずシート3の設けられていない
状態で第1の校正周波数で駆動され、第1の見当誤差が
前述の形式のようにして求められる。そのあとで搬送ベ
ルト1は、連続する複数のシート3の設けられた状態で
第2の校正周波数で駆動される。この場合フレームは、
シート3の間に位置する。シート3の影響によって、押
圧ローラ27の押圧力は変化され、レジスタマークを有
するフレームは変位される。第1の見当誤差に相当する
このようなフレームの変位は、第2のセンサ13によっ
て測定される。次いで搬送ベルト1は、シート3の設け
られていない状態で第3の校正周波数で新たに駆動さ
れ、第1の見当誤差が測定される。搬送ベルト1上にシ
ート3の設けられていない状態での第1の見当誤差は、
第1の校正周波数からでも第3の校正周波数からでも求
められる。たとえば熱的なドリフトに基づく、校正走行
全体にわたる第1の見当誤差の均一の増減は、平均化に
よって算術的に排除することができる。次いで、このよ
うにして求めた、搬送ベルト1上にシート3の設けられ
た状態および設けられていない状態の両方の第1の見当
誤差が比較される。
ンエラーを校正するための正確な校正走行について、以
下に説明する。このために、追加的にシート3にレジス
タマークを有するフレームが印刷されていると、第1の
見当誤差のための前述の校正走行を用いることができ
る。一方では、シート3上の画像ラインの分解能が測定
され、他方では、搬送ベルト1上の画像ラインの分解能
が測定される。このために第2のセンサ13の信号と、
第1の回転センサ24の信号と、第2の回転センサ26
の信号とが用いられる。次いで測定された搬送ベルト1
上の見当誤差とシート3上の見当誤差とが互いに比較さ
れる。比較に基づく差から可変のデータが求められる。
前述の形式で、見当に応じた印刷に関する押圧ローラ2
7の可変の押圧力の影響が確実に修正される。
示すための、搬送ベルトの上側に設けられた印刷胴と、
搬送ベルトの下側に設けられた押圧ローラとを備えた搬
送ローラの一区分を示す概略図である。
する力を判りやすく示すための、搬送ベルトの上側に設
けられた印刷胴と、搬送ベルトの下側に設けられた押圧
ローラとを備えた搬送ローラの一区分を示す概略図であ
り、bは、披印刷物の設けられた状態で作用する力を判
りやすく示すための、搬送ベルトの上側に設けられた印
刷胴と、搬送ベルトの下側に設けられた押圧ローラとを
備えた搬送ローラの一区分を示す概略図である。
ルを示す概略図である。
2 センサ、 13センサ、 14 変向ローラ、 1
6 変向ローラ、 20 クロックカウンタ、 21
クロック分周器、 22 画像形成装置、 23 画像
形成ローラ、24 回転センサ、 25 印刷胴、 2
6 回転センサ、 27 押圧ローラ、 30 装置
Claims (6)
- 【請求項1】 印刷機における見当誤差を回避する方法
において、 搬送ベルト(1)に作用する押圧ローラ(27)の可変
の押圧力によって見当誤差が生じ、第1の見当誤差を回
避するために、画像枠またはフレームを印刷するための
第1の開始信号の時点を変化させ、第2の見当誤差を回
避するために、画像ラインを印刷するための第2の開始
信号の時点を変化させることを特徴とする、印刷機にお
ける見当誤差を回避する方法。 - 【請求項2】 第1のセンサ(12)が、印刷機の印刷
モジュールの上流側で被印刷物(3)を検出し、印刷モ
ジュールが、レジスタマークを被印刷物(3)および搬
送ベルト(1)に印刷し、第2のセンサ(13)が、印
刷モジュールの下流側で、印刷されたレジスタマークを
検出し、回転センサ(26)が、印刷胴(25)の回転
角度を検出し、検出されたデータと、装置(30)に記
憶された、押圧ローラ(27)による影響を有していな
い不変のデータとから前記開始信号の時点を求める、請
求項1記載の方法。 - 【請求項3】 被印刷材料(3)が印刷胴(25)と搬
送ベルト(1)との間に位置する場合、前記開始信号の
時点を用い、被印刷材料(3)が印刷胴(25)と搬送
ベルト(1)との間に位置していない場合、被印刷材料
(3)が印刷胴(25)と搬送ベルト(1)との間に位
置する場合の前記時点とは別の前記開始信号の時点を用
いる、請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 被印刷物(3)の特性に関連している開
始信号の時点を用いる、請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 印刷機における見当誤差を回避するため
の制御装置において、 画像ラインを印刷胴(25)に伝達するための画像形成
装置(22)が設けられており、被印刷物(3)を印刷
モジュールの上流側で検出するための第1のセンサ(1
2)が設けられており、レジスタマークを印刷モジュー
ルの下流側で検出するための第2のセンサ(13)が設
けられており、印刷胴(25)の回転角度を検出するた
めの回転センサ(26)が設けられており、画像枠また
はフレームを印刷するための第1の開始信号の時点と、
画像ラインを印刷するための第2の開始信号の時点とを
記憶させておくための装置(30)が設けられており、
前記画像ラインが、搬送ベルト(1)に作用する押圧ロ
ーラ(27)の可変の押圧力によって特定されているこ
とを特徴とする、印刷機における見当誤差を回避するた
めの制御装置。 - 【請求項6】 開始信号の時点を記憶させておく前記装
置(30)が、被印刷物(3)の特性に関するデータを
有している、請求項5記載の制御装置。
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