JP2003258009A - 半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器

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JP2003258009A
JP2003258009A JP2002059147A JP2002059147A JP2003258009A JP 2003258009 A JP2003258009 A JP 2003258009A JP 2002059147 A JP2002059147 A JP 2002059147A JP 2002059147 A JP2002059147 A JP 2002059147A JP 2003258009 A JP2003258009 A JP 2003258009A
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 三次元実装を実現できる半導体装置を簡単に
製造することにある。 【解決手段】 半導体装置の製造方法は、(a)半導体
チップ20を、導電部14を支持する基板10上で導電
部14に電気的に接続させ、(b)バンプ30を、基板
10における半導体チップ20の外側の領域で、少なく
とも半導体チップ20よりも高くなるように導電部14
に電気的に接続させ、(c)型50、52によって基板
10及びバンプ30を挟むことで封止材40の空間54
を形成し、(d)空間54に封止材40を充填すること
で、半導体チップ20を封止するとともに、バンプ30
の型50、52に接触する部分を封止材40から露出さ
せることを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法、回路基板並びに電子機器に関する。
【0002】
【発明の背景】高密度化を図るために三次元実装を実現
した半導体装置が開発されている。例えば、半導体チッ
プ同士を積み重ねる構造では、各半導体チップにワイヤ
ボンディングすることで電気的な接続を図ることが多
い。しかしながら、これによれば、電極を露出させるた
めに半導体チップの外形が制限されるので、多数の半導
体チップを積み重ねるには限界があった。
【0003】本発明は、上述した課題を解決するための
ものであり、その目的は、三次元実装を実現できる半導
体装置を簡単に製造することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る半導
体装置の製造方法は、(a)半導体チップを、導電部を
支持する基板上で前記導電部に電気的に接続させ、
(b)バンプを、前記基板における前記半導体チップの
外側の領域で、少なくとも前記半導体チップよりも高く
なるように前記導電部に電気的に接続させ、(c)型に
よって前記基板及び前記バンプを挟むことで封止材の空
間を形成し、(d)前記空間に前記封止材を充填するこ
とで、前記半導体チップを封止するとともに、前記バン
プの前記型に接触する部分を前記封止材から露出させる
ことを含む。
【0005】本発明によれば、型によって基板及びバン
プを挟むことで形成した空間に封止材を充填する。バン
プの型に接触する部分には封止材が設けられない。その
ため、半導体チップを封止する封止部のうち、導電部と
は反対の面からバンプを露出させることができる。した
がって、封止部のうち、導電部の面とバンプの面との両
方から簡単に電気的な導通を図ることが可能になる。
【0006】(2)この半導体装置の製造方法におい
て、前記(a)工程で、前記半導体チップを電極が形成
された面を前記基板とは反対側に向けて配置し、前記電
極及び前記導電部をワイヤボンディングしてもよい。
【0007】これによれば、半導体チップを基板にフェ
ースアップ実装してもよい。
【0008】(3)この半導体装置の製造方法におい
て、前記(a)工程で、前記半導体チップを電極が形成
された面を前記基板に向けて配置してもよい。
【0009】これによれば、半導体チップを基板にフェ
ースダウン実装してもよい。
【0010】(4)この半導体装置の製造方法におい
て、前記(d)工程後に、前記基板を剥がすことで、前
記導電部を露出させることをさらに含んでもよい。
【0011】これによれば、簡単に導電部を露出させる
ことができる。
【0012】(5)この半導体装置の製造方法におい
て、前記(a)工程で、複数の前記半導体チップを、前
記基板上で平面的に並べて配置し、前記(d)工程後
に、(e)前記封止材を切断することで、それぞれの前
記半導体チップを備える個片にすることをさらに含んで
もよい。
【0013】これによれば、複数の半導体装置を同時に
製造することができるので、生産性が向上する。
【0014】(6)この半導体装置の製造方法におい
て、前記導電部は、2以上の前記半導体チップに電気的
に接続される共通の導電部を含み、前記(e)工程で、
前記封止材を、前記バンプのうち前記共通の導電部に形
成された共通のバンプごと切断してもよい。
【0015】これによれば、製造工程中に形成した1つ
の導電部及びバンプから、平面的に複数の電気的な接続
部を形成することができるので、生産性が向上する。
【0016】(7)この半導体装置の製造方法におい
て、前記導電部は、複数のランドを含み、前記(b)工
程で、それぞれの前記ランドに前記バンプを形成しても
よい。
【0017】(8)この半導体装置の製造方法におい
て、前記(b)工程で、複数の前記バンプを積み重ねら
れることで、少なくとも前記半導体チップよりも高くし
てもよい。
【0018】これによれば、所望の高さのバンプを簡単
に形成することができる。
【0019】(9)本発明に係る半導体装置は、上記方
法によって製造されてなる。
【0020】(10)本発明に係る半導体装置は、半導
体チップと、前記半導体チップの少なくとも一部を封止
する封止部と、前記封止部の第1の面のうち、前記半導
体チップの外側の領域に露出してなり、前記封止部内で
ワイヤを介して前記半導体チップと電気的に接続されて
なる導電部と、前記封止部の前記第1の面とは反対の第
2の面のうち、前記導電部の露出部と重なる領域に露出
してなり、前記封止部内で前記導電部から突起してなる
バンプと、を含む。
【0021】本発明によれば、半導体チップを封止する
封止部のうち、第1及び第2の面の両方から電気的な導
通を図ることができる。
【0022】(11)この半導体装置において、前記導
電部を支持し、前記半導体チップがフェースアップ実装
された基板をさらに含み、前記基板には、前記導電部を
露出させる穴が形成されてもよい。
【0023】(12)この半導体装置において、前記穴
には、導電材料が埋められてもよい。
【0024】これによれば、穴に導電材料が埋められて
いるので、例えば複数の半導体装置を上下に電気的に接
続しやすくなる。
【0025】(13)この半導体装置において、前記バ
ンプ及び前記導電部は、前記封止部の側部に露出しても
よい。
【0026】(14)本発明に係る半導体装置は、上記
半導体装置が積み重ねられている。
【0027】(15)本発明に係る回路基板は、上記半
導体装置が実装されている。
【0028】(16)本発明に係る電子機器は、上記半
導体装置を有する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。ただし、本発明は、以下の
実施の形態に限定されるものではない。
【0030】(第1の実施の形態)図1〜図9は、本発
明の第1の実施の形態に係る半導体装置及びその製造方
法を示す図である。
【0031】図1は、基板に複数の半導体チップが搭載
された図であり、導電部及びワイヤは省略してある。図
2は、図1の部分平面図である。図3は、図2のIII‐I
II線断面図である。
【0032】図1に示すように、基板10に複数の半導
体チップ20を搭載する。基板10は、複数の半導体チ
ップ20の搭載領域12を有する。すなわち、本実施の
形態では、複数の半導体装置を一括して製造する。複数
の搭載領域12は、図1に示すように複数行複数列(マ
トリクス状)に配置されてもよい。変形例として、基板
10は1つの半導体チップ20の搭載領域12を有し、
1つの半導体装置を製造してもよい。
【0033】本実施の形態では、基板10は、後工程で
剥離されるものである。基板10の材料は限定されない
が、剥離できる程度の可撓性を有することが好ましい。
例えば、基板10は、テープであってもよい。また、基
板10は、エネルギー(例えば光(紫外線など))を加
えることで保持力が低下する性質を有してもよい。例え
ば、基板10は、紫外線硬化型の樹脂で形成してもよ
い。
【0034】基板10として、半導体装置用基板(パッ
ケージングに使用される基板)を使用することができ
る。基板10は、有機系の材料(例えばポリイミドテー
プ)で形成してもよい。
【0035】図2に示すように、基板10には、導電部
14が設けられている。導電部14は、半導体チップ2
0(又は搭載領域12)の外側の領域に形成されてい
る。図2に示す例では、導電部14は、半導体チップ2
0の外側の領域のみに形成されている。変形例として、
導電部14は、半導体チップ20の外側の領域だけでな
く、内側の領域(搭載領域12)に至るように形成され
てもよい。
【0036】導電部14は、半導体装置の製造に使用さ
れる配線パターンと同一材料及び同一方法で形成しても
よい。導電部14の材料として、例えば、銅(Cu)、
クロム(Cr)、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、
チタンタングステン(Ti−W)、金(Au)、アルミ
ニウム(Al)、ニッケルバナジウム(NiV)、タン
グステン(W)などのうち少なくともいずれか1つを使
用してもよい。導電部14の形成方法として、例えば、
フォトリソグラフィ技術を適用した後にエッチングして
もよいし、スパッタリングを適用してもよいし、アディ
ティブ法を適用してもよい。導電部14は、接着材料
(図示しない)を介して基板10に貼り付けられて3層
基板を構成してもよいし、接着材料なしで基板10に形
成して2層基板を構成してもよい。
【0037】本実施の形態では、後工程で導電部14と
基板10とを剥離する。そのため、導電部14の材料及
び形成方法として、基板10から剥離しやすい材料及び
形成方法を選ぶことが好ましい。例えば、導電部14を
紫外線硬化型の接着材料によって基板10に保持させて
おき、後工程で紫外線を照射して基板10を剥離しても
よい。
【0038】図2に示すように、導電部14はランドで
あってもよい。図2に示す例では、1つの半導体チップ
20に対応して、複数のランドが設けられている。複数
のランドは、半導体チップ20の周囲(例えば半導体チ
ップの対向する2辺の側)に複数行複数列(マトリクス
状)に配置してもよい。こうすることで、導電部14の
ピッチ変換が可能になる。したがって、半導体装置の電
気的な接続部を一定の面として提供することができ、設
計自由度が大幅に向上する。なお、変形例として、導電
部14は、所望の形状にパターニングされた配線パター
ンであってもよい。
【0039】ランドの平面形状は、円形、角形(例えば
三角形又は四角形)又はそれらの組み合わせ形状のいず
れであってもよい。ランドの大きさ(例えば幅)は、後
工程で形成するバンプ30の大きさ(例えば幅)を考慮
して決定することができる。例えば、ランドの幅は、バ
ンプ30の幅とほぼ同一であってもよい。ランドを設け
ることで、バンプ30(例えばハンダボール)が形成し
やすくなる。
【0040】導電部14の高さ(又は厚さ)は限定され
ない。図3に示すように、導電部14の高さは、半導体
チップ20の高さよりも低くてもよい。変形例として、
導電部14の高さ(少なくともバンプ30を設ける部分
の高さ)は、半導体チップ20の高さよりも高くてもよ
い。こうすることで、バンプ30を小さくすることがで
きるので、例えばバンプ30をリフローするときにワイ
ヤ24との接触を確実に回避することができる。
【0041】導電部14は、半導体チップ20との電気
的な接続部16を有する。図2に示す例では、接続部1
6には、ワイヤ24が接続されている。図2に示すよう
に、接続部16は、半導体チップ20の外側の領域に形
成されてもよい。接続部16は、ランドと接続されても
よいし、ランドの一部であってもよい。また、半導体チ
ップ20が基板10にフェースダウン実装される場合に
は、接続部16は、半導体チップ20の内側の領域に形
成される。
【0042】半導体チップ20の形状は限定されない
が、図1に示すように直方体(立方体を含む)をなすこ
とが多い。半導体チップ20は、図示しないトランジス
タやメモリ素子などからなる集積回路が形成されてい
る。図2及び図3に示すように、半導体チップ20は、
集積回路と電気的に接続した少なくとも1つ(多くの場
合複数)の電極22を有する。電極22は、半導体チッ
プ20の面の端部に、外形の2辺又は4辺(図2では対
向する2辺)に沿って配置されてもよいし、面の中央部
に形成されてもよい。電極22は、アルミニウム系又は
銅系の金属で形成されてもよい。また、半導体チップ2
0には、電極22の中央部を避けて端部を覆って、パッ
シベーション膜(図示しない)が形成されている。パッ
シベーション膜は、例えば、SiO2、SiN、ポリイ
ミド樹脂などで形成することができる。
【0043】図1に示すように、複数の半導体チップ2
0を、基板10に平面的に並べて搭載する。半導体チッ
プ20を、電極22が形成された面を基板10とは反対
側に向けて配置してもよい。すなわち、半導体チップ2
0を基板10にフェースアップ実装してもよい。半導体
チップ20は、接着材料を介して基板10に貼り付けて
もよいし、基板10自体が保持力(例えば接着力)を有
する場合には基板10に保持させてもよい。
【0044】図2及び図3に示すように、半導体チップ
20と導電部14とを電気的に接続する。ワイヤ24に
よって両者の電気的な接続を図ってもよい。その場合、
ボールボンディング法を適用してもよい。すなわち、図
示しないツール(例えばキャピラリ)の外部に引き出し
たワイヤ24の先端部をボール状に溶融させ、その先端
部を電極22に熱圧着する(超音波振動も併用すると好
ましい)ことで、ワイヤ24を電極22に電気的に接続
してもよい。ワイヤ24を、電極22、導電部14の順
番にボンディングした場合、図3に示すように電極22
上にはバンプが形成される。なお、図2に示すように、
ワイヤ24は、導電部14の上方を避けるようにループ
させることが好ましい。
【0045】変形例として、半導体チップ20を基板1
0にフェースダウン実装してもよい。半導体チップ20
と導電部14との電気的な接続形態として、導電粒子を
含有する異方性導電材料による接合、導電樹脂ペースト
による接合、Au−Au、Au−Sn、ハンダなどによ
る金属接合、絶縁樹脂の収縮力による接合などの方法が
あり、そのいずれの方法を用いてもよい。
【0046】バンプ30を導電部14に電気的に接続す
る(図4参照)。バンプ30の形成工程は、半導体チッ
プ20の搭載工程の前後のいずれに行ってもよく、ワイ
ヤ24のボンディング工程の前後のいずれに行ってもよ
い。バンプ30は、それぞれのランド上に設ける。ラン
ドは半導体チップ20の外側の領域に設けられるので、
バンプ30を半導体チップ20の外側の領域に設けるこ
とができる。バンプ30は、半導体チップ20の高さよ
りも高くなるように形成する。半導体チップ20にワイ
ヤ24がボンディングされる場合には、バンプ30は、
ワイヤ24のループの頂点よりも高くなるように形成す
る。
【0047】バンプ30は、ボール状の導電部材(例え
ばハンダボール)を導電部14に搭載することで形成し
てもよい。ハンダボールを搭載する場合には、その後、
リフロー工程を行うことが好ましい。あるいは、バンプ
30は、メッキ法(電気メッキ法又は無電解メッキ法)
を適用することで形成してもよい。例えば、無電解メッ
キ法を適用する場合、図示しないレジストの貫通穴内に
メッキ材料を形成することで、少なくとも半導体チップ
20の高さよりも高いストレートバンプを形成すること
ができる。
【0048】次に、図4に示すように、半導体チップ2
0を封止する。詳しくは、型(上型50及び下型52)
によって、基板10及びバンプ30を挟むことで空間
(キャビティ)54を形成し、空間54内に封止材40
を充填する。詳しくは、上型50をバンプ40に接触さ
せ、かつ、下型52を基板10に接触させる。上型50
は、それぞれのバンプ30の一部を潰してもよい。こう
することで、確実にバンプ30を封止材40から露出さ
せることができる。上型50は、ワイヤ24に非接触に
することが好ましい。なお、上型50及び下型52は、
モールド工程に使用される金型を使用することができ
る。
【0049】上型50及び下型52で形成した空間54
に、封止材40を充填する。封止材40には、樹脂を使
用すればよい。その場合、樹脂はモールド樹脂と呼ぶこ
ともできる。本実施の形態では、複数の半導体チップ2
0を一括封止するので、生産性を向上させることができ
る。
【0050】こうして、図5に示すように、基板10上
に封止部42を形成する。封止部42における基板10
とは反対側の面は、平坦な面であってもよい。バンプ3
0は、型(上型50)に接触する部分が封止部42から
の露出部となっている。
【0051】本実施の形態では、基板10を封止部42
から剥がす。導電部14は封止部42によって支持され
るので、基板10を剥がすことで導電部14を封止部4
2の面から露出させることができる。また、半導体チッ
プ20をフェースアップ実装させた場合には、基板10
を剥がすことで半導体チップ20の一部を露出させる。
基板10が紫外線硬化型の樹脂で形成される場合には、
紫外線を照射することで基板10における導電部14の
保持力を低下させてもよい。こうすることで、簡単に基
板10を剥がすことができる。
【0052】こうして、図6に示すように、半導体装置
1を製造することができる。半導体装置1は、複数の半
導体チップ20と、封止部42と、封止部42の第1の
面に露出する導電部14と、封止部42の第2の面に露
出するバンプ30と、を含む。バンプ30の露出部は、
導電部14の露出部と重なる領域に設けられている。半
導体装置1は、複数の個片の半導体装置3を製造するた
めの中間製品である。
【0053】図6に示すように、半導体装置1を切断す
る。詳しくは、封止部42を切断することで、それぞれ
の半導体チップ20を備える個片を形成する。切断治具
(例えばシリコンウェハの切断に使用されるブレード)
56によって切断してもよい。予め切断ライン(図6で
は2点鎖線に示すライン)が認識できれば、切断の位置
決めが容易になる。
【0054】こうして、図7及び図8に示すように、半
導体装置3を製造することができる。半導体装置3は、
半導体チップ20と、半導体チップ20の少なくとも一
部を封止する封止部44と、封止部44の各面に露出し
た導電部14及びバンプ30と、を含む。
【0055】導電部14は、封止部44の第1の面46
に露出している。詳しくは、半導体チップ20の外側の
領域に露出している。図8に示すように、導電部14
は、上述の基板10に支持された面が封止部44からの
露出部となる。導電部14の露出部には、金属皮膜(例
えばメッキ皮膜)60が形成されてもよい。バンプ30
は、導電部14の露出部と重なる領域に露出する。バン
プ30の露出部には、金属皮膜(例えばメッキ皮膜)6
2が形成されてもよい。図8に示すように、半導体チッ
プ20の一部(裏面)が露出してもよい。なお、半導体
装置3は、スタックド型の半導体装置5を製造するため
の中間製品であってもよい。
【0056】図9には、複数の個片の半導体装置が積み
重ねられたスタックド型の半導体装置が示されている。
半導体装置5は、回路基板80に実装されている。回路
基板80には、所望の配線パターン82が形成され、配
線パターン82と半導体装置5の外部端子70とが電気
的に接続される。外部端子70は、最下段の半導体装置
3の電気的な接続部(図9では導電部14)に設けられ
る。半導体装置5と回路基板80との間には、樹脂など
の封止材(アンダーフィル材)84を設けることが好ま
しい。なお、半導体装置5の電気的な接続部(例えば最
上段の半導体装置3の電気的な接続部(図9ではバンプ
30))は、絶縁材料(例えば絶縁テープ)86で覆う
ことが好ましい。
【0057】本実施の形態に係る半導体装置の製造方法
によれば、型(例えば上型50及び下型52)によって
基板10及びバンプ30を挟むことで形成した空間54
に封止材40を充填する。バンプ30の型(例えば上型
50)に接触する部分には封止材40が設けられない。
そのため、半導体チップ20を封止する封止部44のう
ち、導電部14とは反対の面からバンプ30を露出させ
ることができる。したがって、封止部44のうち、導電
部14の面とバンプ30の面との両方から簡単に電気的
な導通を図ることが可能になる。
【0058】本実施の形態に係る半導体装置は、上述の
製造方法から選択したいずれかの特定事項から導かれる
構成を含み、その効果は上述の効果を備える。本実施の
形態に係る半導体装置は、上述の製造方法によって製造
されるものを含む。
【0059】本発明は、この実施の形態に限定されるも
のではなく、様々な形態に適用可能である。以下の実施
の形態の説明では、他の実施の形態と共通する事項(構
成、作用、機能及び効果)は省略する。なお、本発明
は、複数の実施の形態を組み合わせることで達成される
事項も含む。
【0060】(第2の実施の形態)図10は、本発明の
第2の実施の形態に係る半導体装置を示す図である。本
実施の形態に係る半導体装置の製造方法では、基板11
を剥離せずに封止部44に残す。
【0061】基板11は、上述の基板10が個片に切断
されたもので、半導体装置のインターポーザと呼ぶこと
ができる。基板11には、導電部14を露出させる穴1
8が形成されている。穴18には、導電材料(例えばメ
ッキなどの金属皮膜60)が埋められてもよい。その場
合、穴18は、スルーホールと呼ばれる。導電材料を設
けることで、複数の半導体装置を積み重ねる場合に、上
下の半導体装置の電気的な接続を確実に達成することが
できる。
【0062】(第3の実施の形態)図11は、本発明の
第3の実施の形態に係る半導体装置を示す図である。本
実施の形態に係る半導体装置の製造方法では、複数のバ
ンプ32を積み重ねることで封止部44の面から露出さ
せる。
【0063】バンプ32は、ワイヤボンディング技術を
適用したボールバンプ(例えば金バンプ)であってもよ
い。すなわち、図示しないツール(例えばキャピラリ)
の外部に引き出したワイヤの先端部をボール状に溶融さ
せ、その先端部を導電部14に熱圧着する(超音波振動
も併用すると好ましい)ことで、ワイヤの一部を導電部
14に接合させる。そして、ワイヤの一部を導電部14
に残して、ワイヤを切断する。こうして、導電部14に
バンプ32を設けることができる。必要があれば、バン
プ32をフラットニングする工程を行ってもよい。バン
プ32の上端面は、平坦な面であることが好ましい。こ
うすることで、複数のバンプ32を積み重ねやすくする
ことができる。
【0064】以上の工程を繰り返し行い、導電部14に
複数(図11では3つ)のバンプ32を積み重ねる。複
数のバンプ32の積層体の高さは、ワイヤ24のループ
の頂点よりも高くなるようにする。これによれば、所望
の高さのバンプを簡単に形成することができる。
【0065】(第4の実施の形態)図12〜図17は、
本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置及びその製
造方法を示す図である。本実施の形態に係る半導体装置
の製造方法では、第1の実施の形態で説明したように基
板10に複数の半導体チップ20を搭載した後、2以上
の半導体チップ20を共通の導電部114に電気的に接
続する。
【0066】図12は、切断工程前の複数の半導体チッ
プを有する半導体装置を示す図であり、基板がすでに剥
離されている。本実施の形態では、導電部114に2以
上の半導体チップ20を電気的に接続させる。言い換え
れば、半導体装置101は、2以上の半導体チップ20
に電気的に接続された共通の導電部114を含む。例え
ば、複数の半導体チップ20が複数行複数列に並ぶ場合
に、導電部114は、各行又は各列の隣同士の半導体チ
ップ20に電気的に接続されてもよい。なお、封止部4
2に支持される複数の導電部のうち、全部が2以上の半
導体チップ20に電気的に接続されてもよいし(図15
及び図16参照)、あるいは一部が2以上の半導体チッ
プ20に電気的に接続されてもよい。
【0067】導電部114は、複数(図12では2つ)
の電気的な接続部116を有してもよい。図12に示す
例では、接続部116にはワイヤ24が接続される。な
お、導電部114及び接続部116の形態は、上述の第
1の実施の形態で説明した内容を適用することができ
る。
【0068】図12に示すように、導電部114にバン
プ130を設ける。バンプ130は、2以上の半導体チ
ップ20と電気的に接続する共通のバンプとなる。な
お、第3の実施の形態で説明したように、複数のバンプ
を積み重ねてもよい。
【0069】切断工程では、封止部42を、共通の導電
部114及びバンプ130ごと切断する。すなわち、封
止部42の切断ライン(図12では2点鎖線で示すライ
ン)は、導電部114及びバンプ130のほぼ中心を通
る。これによれば、製造工程中に形成した1つの導電部
114及びバンプ130から、平面的に複数の電気的な
接続部(例えば2つの導電部115及びバンプ131)
を形成することができるので、生産性が向上する。
【0070】こうして、図13に示すように、半導体装
置103を製造することができる。図14は、図12に
示すXIV‐XIV線断面と同一面の側面図であり、図15及
び図16はこの半導体装置の上面及び下面を示す平面図
である。
【0071】図13及び図14に示すように、半導体装
置103では、導電部115及びバンプ131が封止部
44の側部から露出している。なお、導電部115及び
バンプ131には、それぞれ金属皮膜60、62が設け
られてもよい。
【0072】図15に示すように、封止部44の一方の
面(第2の面)には、バンプ131が露出している。そ
して、図16に示すように、封止部44の他方の面(第
1の面)には、導電部115が露出している。バンプ1
31の露出部は、導電部115の露出部と重なる領域に
設けられている。
【0073】図17には、複数の個片の半導体装置が積
み重ねられたスタックド型の半導体装置が示されてい
る。半導体装置105は、回路基板80に実装されてい
る。これらの形態は、第1の実施の形態で説明した内容
を適用することができる。なお、半導体装置105の電
気的な接続部(例えば複数の半導体装置103の側部及
び最上段の半導体装置103のバンプ131)は、絶縁
材料86で覆うことが好ましい。
【0074】本実施の形態に係る半導体装置の製造方法
によれば、導電部114及びバンプ115を切断するの
で、小型の半導体装置を製造することができる。
【0075】本発明の実施の形態に係る半導体装置を有
する電子機器として、図18にはノート型パーソナルコ
ンピュータ1000が示され、図19には携帯電話20
00が示されている。
【0076】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本
発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構
成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるい
は目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明
は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置
き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説
明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目
的を達成することができる構成を含む。また、本発明
は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構
成を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導
体装置の製造方法を示す図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態に係る半導
体装置の製造方法を示す図である。
【図3】図3は、図2のIII−III線断面図である。
【図4】図4は、本発明の第1の実施の形態に係る半導
体装置の製造方法を示す図である。
【図5】図5は、本発明の第1の実施の形態に係る半導
体装置の製造方法を示す図である。
【図6】図6は、本発明の第1の実施の形態に係る半導
体装置の製造方法を示す図である。
【図7】図7は、本発明の第1の実施の形態に係る半導
体装置を示す図である。
【図8】図8は、本発明の第1の実施の形態に係る半導
体装置を示す図である。
【図9】図9は、本発明の第1の実施の形態に係る半導
体装置を示す図である。
【図10】図10は、本発明の第2の実施の形態に係る
半導体装置を示す図である。
【図11】図11は、本発明の第3の実施の形態に係る
半導体装置を示す図である。
【図12】図12は、本発明の第4の実施の形態に係る
半導体装置の製造方法を示す図である。
【図13】図13は、本発明の第4の実施の形態に係る
半導体装置を示す図である。
【図14】図14は、本発明の第4の実施の形態に係る
半導体装置を示す図である。
【図15】図15は、本発明の第4の実施の形態に係る
半導体装置を示す図である。
【図16】図16は、本発明の第4の実施の形態に係る
半導体装置を示す図である。
【図17】図17は、本発明の第4の実施の形態に係る
半導体装置を示す図である。
【図18】図18は、本発明の実施の形態に係る電子機
器を示す図である。
【図19】図19は、本発明の実施の形態に係る電子機
器を示す図である。
【符号の説明】
10 基板 11 基板 14 導電部 18 穴 20 半導体チップ 24 ワイヤ 30 バンプ 32 バンプ 40 封止材 42 封止部 44 封止部 46 第1の面 48 第2の面 50 上型 52 下型 54 空間 114 導電部 115 導電部 130 バンプ 131 バンプ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)半導体チップを、導電部を支持す
    る基板上で前記導電部に電気的に接続させ、 (b)バンプを、前記基板における前記半導体チップの
    外側の領域で、少なくとも前記半導体チップよりも高く
    なるように前記導電部に電気的に接続させ、 (c)型によって前記基板及び前記バンプを挟むことで
    封止材の空間を形成し、 (d)前記空間に前記封止材を充填することで、前記半
    導体チップを封止するとともに、前記バンプの前記型に
    接触する部分を前記封止材から露出させることを含む半
    導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記(a)工程で、前記半導体チップを電極が形成され
    た面を前記基板とは反対側に向けて配置し、前記電極及
    び前記導電部をワイヤボンディングする半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記(a)工程で、前記半導体チップを電極が形成され
    た面を前記基板に向けて配置する半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法において、 前記(d)工程後に、前記基板を剥がすことで、前記導
    電部を露出させることをさらに含む半導体装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法において、 前記(a)工程で、複数の前記半導体チップを、前記基
    板上で平面的に並べて配置し、 前記(d)工程後に、 (e)前記封止材を切断することで、それぞれの前記半
    導体チップを備える個片にすることをさらに含む半導体
    装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記導電部は、2以上の前記半導体チップに電気的に接
    続される共通の導電部を含み、 前記(e)工程で、前記封止材を、前記バンプのうち前
    記共通の導電部に形成された共通のバンプごと切断する
    半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法において、 前記導電部は、複数のランドを含み、 前記(b)工程で、それぞれの前記ランドに前記バンプ
    を形成する半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法において、 前記(b)工程で、複数の前記バンプを積み重ねられる
    ことで、少なくとも前記半導体チップよりも高くする半
    導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれかに記載
    の方法によって製造されてなる半導体装置。
  10. 【請求項10】 半導体チップと、 前記半導体チップの少なくとも一部を封止する封止部
    と、 前記封止部の第1の面のうち、前記半導体チップの外側
    の領域に露出してなり、前記封止部内でワイヤを介して
    前記半導体チップと電気的に接続されてなる導電部と、 前記封止部の前記第1の面とは反対の第2の面のうち、
    前記導電部の露出部と重なる領域に露出してなり、前記
    封止部内で前記導電部から突起してなるバンプと、 を含む半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の半導体装置におい
    て、 前記導電部を支持し、前記半導体チップがフェースアッ
    プ実装された基板をさらに含み、 前記基板には、前記導電部を露出させる穴が形成されて
    なる半導体装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の半導体装置におい
    て、 前記穴には、導電材料が埋められてなる半導体装置。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の半導体装置におい
    て、 前記バンプ及び前記導電部は、前記封止部の側部に露出
    してなる半導体装置。
  14. 【請求項14】 請求項9から請求項13のいずれかに
    記載の複数の半導体装置が積み重ねられてなる半導体装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項9から請求項14のいずれかに
    記載の半導体装置が実装された回路基板。
  16. 【請求項16】 請求項9から請求項14のいずれかに
    記載の半導体装置を有する電子機器。
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