JP2003258107A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JP2003258107A
JP2003258107A JP2002053238A JP2002053238A JP2003258107A JP 2003258107 A JP2003258107 A JP 2003258107A JP 2002053238 A JP2002053238 A JP 2002053238A JP 2002053238 A JP2002053238 A JP 2002053238A JP 2003258107 A JP2003258107 A JP 2003258107A
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insulating film
forming
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正隆 南
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直孝 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ回路に信頼性の高いキャパシタを形
成する。 【解決手段】 半導体基板1上に成膜した酸化シリコン
膜22および窒化シリコン膜21を順次ドライエッチン
グすることによって配線溝を形成した後、その配線溝内
を含む半導体基板1上に窒化チタン膜およびW膜を順次
堆積して、配線溝をW膜で埋め込む。続いて、その配線
溝の外部の窒化チタン膜およびW膜をCMP法により除
去することで配線25を形成する。次いで、半導体基板
1上に窒化シリコン膜27および窒化チタン膜28を順
次堆積した後、窒化チタン膜28をパターニングするこ
とによって、配線25を下部電極とし、窒化シリコン膜
27を容量絶縁膜とし、窒化チタン膜28を上部電極と
するキャパシタMIMを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の製造技術に関し、特に、アナログ回路部を有する半
導体集積回路装置の製造に適用して有効な技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】アナログ回路部を有する半導体集積回路
装置は、次のような点が留意されつつ製造されている。
すなわち、アナログ回路部に一般的に使用される演算増
幅器において、演算増幅器に付加される入力抵抗と帰還
抵抗とからなる負帰還用回路の周波数特性を低下させな
いように、(a)好ましくない寄生容量などの寄生素子
は極力排除すること、(b)帰還回路の抵抗の抵抗ばら
つき、演算増幅器の差動入力を構成する一対のトランジ
スタやカレントミラー回路などの能動負荷回路を構成す
る一対のトランジスタの特性ばらつきを抑え、これによ
って、演算増幅器の増幅率にばらつきがないように製造
すること、(c)ノイズ信号の低減を図ること、などで
ある。
【0003】上記ノイズ信号を低減する手段として、ア
ナログ回路中に容量素子(キャパシタ)を付与する技術
が知られている。たとえば、SIS(Poly Si-Insulato
r-Poly Si)構造のキャパシタを形成する手段である。
すなわち、半導体基板上に形成された層間絶縁膜上に第
1の多結晶Si(シリコン)膜を堆積し、その第1の多
結晶Si膜をエッチングによりパターニングすることで
キャパシタの下部電極を形成する。続いて、前記下部電
極を含む半導体基板上に容量絶縁膜となる窒化Si膜お
よび第2の多結晶Si膜を順次堆積した後、その第2の
多結晶Si膜をエッチングによりパターニングすること
でキャパシタの上部電極を形成し、SIS構造のキャパ
シタを形成するものである。
【0004】特開2001−237375号公報には、
MIM(Metal-Insulator-Metal)構造のキャパシタを
形成する技術が開示されている。すなわち、半導体基板
上に形成した第1の層間絶縁膜に溝部を形成し、この溝
部にCu(銅)膜を埋め込むことでキャパシタの下部電
極を形成する。続いて、その下部電極上に容量絶縁膜へ
のCuの拡散を防止するための第1の拡散防止膜を形成
した後、その第1の拡散防止膜上に容量絶縁膜を形成す
る。次いで、その容量絶縁膜上にキャパシタの上部電極
となるCuの容量絶縁膜への拡散を防止するための第2
の拡散防止膜を形成する。その後、半導体基板上に第2
の層間絶縁膜を形成し、その第2の層間絶縁膜に第2の
拡散防止膜に達する溝部を形成し、その溝部にCu膜を
埋め込むことでキャパシタの上部電極を形成することで
MIM構造のキャパシタとするものである。
【0005】また、特開2001−36010号公報に
おいてもMIM構造のキャパシタを形成する技術につい
て開示されている。すなわち、半導体基板上に堆積した
第1の層間絶縁膜に第1の配線形成用の溝部およびキャ
パシタの下部電極形成用の溝部を形成し、それら溝部に
導電性膜を埋め込むことで第1の配線および下部電極を
一度に形成した後、半導体基板上に第2の層間絶縁膜を
堆積し、その第2の層間絶縁膜に第2の配線形成用の溝
部およびキャパシタの上部電極形成用の溝部を形成し、
上部電極形成用の溝部内に容量絶縁膜を形成し、次いで
それら溝部に導電性膜を埋め込むことで第2の配線およ
び下部電極を一度に形成することでMIM構造のキャパ
シタを形成するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ア
ナログ回路にキャパシタを付与する技術においては、以
下のような課題が存在することを本発明者らは見出し
た。
【0007】すなわち、SIS構造のキャパシタを形成
した場合においては、電圧の印加に伴って容量絶縁膜と
の界面から空乏層が広がっていく。そのため、印加され
た電圧値によって容量が変動してしまうこととなり、所
望の容量のキャパシタを付与できなくなる課題がある。
また、下部電極と半導体基板との間で寄生容量が発生す
ることから、好ましくない寄生容量などの寄生素子は極
力排除するという留意点と反する状態となってしまう課
題がある。また、上部電極となる第2の多結晶Si膜を
パターニングする際には、下部電極の側壁部に第2の多
結晶Si膜のエッチング残りが発生してしまう。そのた
め、第2の多結晶Si膜の加工が難しくなってしまう課
題が存在する。さらに、下部電極の側壁上端部において
は、容量絶縁膜の膜厚が薄くなってしまうことから、上
部電極と下部電極との間で耐圧が不十分となってリーク
電流が流れてしまい、キャパシタとしての機能が低下し
てしまう課題が存在する。
【0008】また、Cu膜から形成された下部電極およ
び上部電極を有するMIM構造のキャパシタの場合に
は、Cu膜からなる下部電極への異物の付着を予め防止
するために、たとえば容量絶縁膜を形成する際には、下
部電極がCu膜からなることを考慮した専用の成膜装置
が必要となってしまう課題が存在する。さらに、下部電
極形成後の工程において高温の熱処理を施すと、下部電
極を形成するCu原子が層間絶縁膜へ拡散してしまう不
具合が生じてしまうことから、前記熱処理においては処
理温度が制約されてしまう課題が存在する。
【0009】また、Cu膜から形成された下部電極およ
び上部電極を有するMIM構造のキャパシタの場合に
は、下部電極および上部電極を形成するCuの層間絶縁
膜への拡散を防止するために、上記第1の拡散防止膜お
よび第2の拡散防止膜を形成する必要があり、その分の
工程数が増えてしまう課題が存在する。
【0010】本発明の目的は、アナログ回路に信頼性の
高いキャパシタを形成することのできる技術を提供する
ことにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、容易な工程で
アナログ回路にキャパシタを形成することのできる技術
を提供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0014】すなわち、本発明は、(a)半導体基板上
に形成された第1配線層の少なくとも一部を下部電極と
し、(b)前記下部電極を覆う第1誘電体膜を容量絶縁
膜とし、(c)前記容量絶縁膜上に配置され前記下部電
極と絶縁された第1導電性膜を上部電極とし、(d)前
記半導体基板上に形成された複数の配線層と電気的に接
続する容量素子を有し、前記第1配線層は半導体基板上
に形成された第1絶縁膜に設けられた溝部内に高融点金
属膜を埋め込むことで形成された第1配線を含むもので
ある。
【0015】また、本発明は、半導体基板上に第1絶縁
膜を形成する工程と、前記第1絶縁膜に溝部を形成する
工程と、前記溝部内に高融点金属膜を埋め込んで第1配
線を形成する工程と、前記半導体基板上に第1誘電体膜
を堆積することによって前記第1配線を覆う工程と、前
記第1誘電体膜上に第1導電性膜を堆積した後、前記第
1導電性膜と前記第1配線とを前記第1誘電体膜によっ
て絶縁されるようにパターニングすることによって、前
記第1配線を下部電極とし、前記第1誘電体膜を容量絶
縁膜とし、前記第1導電性膜を上部電極とする容量素子
を形成する工程とを含むものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。ま
た、平面図であっても、図をわかりやすくするためにハ
ッチングを付す場合がある。
【0017】(実施の形態1)本実施の形態1の半導体
集積回路装置は、たとえばアナログ回路部とデジタル回
路部とを同一半導体基板上に形成したアナログ・デジタ
ル混載LSIである。このLSIの製造工程について、
図1〜図7を用いて説明する。
【0018】まず、図1に示すように、単結晶シリコン
からなる半導体基板1を熱処理して、その主面に薄い酸
化シリコン膜(パッド酸化膜)を形成する。次いで、こ
の酸化シリコン膜の上に窒化シリコン膜を堆積した後、
フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングで素
子分離領域の窒化シリコン膜と酸化シリコン膜とを除去
する。
【0019】続いて、上記窒化シリコン膜をマスクにし
たドライエッチングで素子分離領域の半導体基板1に素
子分離溝2を形成した後、エッチングで素子分離溝2の
内壁に生じたダメージ層を除去するために、半導体基板
1を熱処理して溝の内壁に薄い酸化シリコン膜を形成す
る。
【0020】続いて、半導体基板1上に酸化シリコン膜
3を堆積した後、酸化シリコン膜3の膜質を改善するた
めに、半導体基板1を熱処理して酸化シリコン膜3をデ
ンシファイ(焼き締め)する。その後、窒化シリコン膜
をストッパに用いた化学的機械研磨(Chemical Mechani
cal Polishing;CMP)法でその酸化シリコン膜3を
研磨して素子分離溝2の内部に残すことにより、表面が
平坦化された素子分離領域を形成する。
【0021】続いて、ウェットエッチングで半導体基板
1の活性領域上に残った窒化シリコン膜を除去した後、
半導体基板1のnチャネル型MISFETを形成する領
域にB(ホウ素)をイオン注入してp型ウエル4を形成
する。
【0022】次に、半導体基板1を熱処理することによ
って、p型ウェル4の表面にゲート酸化膜を形成する。
続いて、半導体基板1上に、多結晶シリコン膜を堆積す
る。続いて、その多結晶シリコン膜にP(リン)をイオ
ン注入してn型半導体膜とする。続いて、その多結晶シ
リコン膜をドライエッチングによってパターニングする
ことにより、多結晶シリコン膜からなるゲート電極10
を形成する。次いで、半導体基板1上に、たとえば酸化
シリコン膜を堆積した後、この酸化シリコン膜を異方性
エッチングすることによって、ゲート電極10の側壁に
サイドウォールスペーサを形成する。次いで、p型ウェ
ル4にPまたはAs(ヒ素)をイオン注入することよっ
てn型半導体領域(ソース、ドレイン)11を形成す
る。続いて、ゲート電極10およびn型半導体領域11
の表面を露出させ、たとえばCo(コバルト)膜を堆積
して熱処理することによって、ゲート電極10とn型半
導体領域11との表面に、それぞれシリサイド膜10A
およびシリサイド膜11Aを形成する。これにより、n
型半導体領域11の拡散抵抗と、コンタクト抵抗とを低
抵抗化することができる。その後、未反応のCo膜は除
去する。ここまでの工程によって、p型ウェル4にnチ
ャネル型MISFET(Metal Insulator Semiconducto
r Field Effect Transistor(半導体素子))Qnを形
成することができる。このnチャネル型MISFETQ
nは、デジタル回路を形成するものである。
【0023】次に、半導体基板1上に窒化シリコン膜1
2および酸化シリコン膜13を順次堆積する。続いて、
その酸化シリコン膜13および窒化シリコン膜12を順
次ドライエッチングすることにより、n型半導体領域
(ソース、ドレイン)11の上部にコンタクトホール1
5を形成する。次いで、コンタクトホール15内を含む
半導体基板1上に、たとえば窒化チタン膜を堆積した
後、半導体基板1上にW(タングステン)膜を堆積し、
コンタクトホール15をそのW膜で埋め込む。その後、
コンタクトホール15以外の酸化シリコン膜13上の窒
化チタン膜およびW膜を、たとえばCMP法により除去
し、プラグ16を形成する。
【0024】次に、半導体基板1上に窒化シリコン膜
(第1絶縁膜)21および酸化シリコン膜(第1絶縁
膜)22を順次堆積する。続いて、その酸化シリコン膜
22および窒化シリコン膜21を順次ドライエッチング
することにより、深さ200nm程度の配線溝(溝部)
23およびプラグ16に達する配線溝24を形成する。
次いで、配線溝23、24内を含む半導体基板1上に、
たとえば窒化チタン膜を堆積した後、半導体基板1上に
W(タングステン)膜を堆積し、配線溝23、24をそ
のW膜で埋め込む。その後、配線溝23、24以外の酸
化シリコン膜2上の窒化チタン膜およびW膜を、たとえ
ばCMP法により除去し、配線(第1配線)25および
配線(第2配線)26からなる配線層(第1配線層)を
形成する。ここで、配線26は、底部でプラグ16と接
続するものである。
【0025】次に、図2に示すように、たとえばプラズ
マCVD法にて半導体基板1上に膜厚35nm〜50n
m程度の窒化シリコン膜(第1誘電体膜)27を堆積す
る。続いて、その窒化シリコン膜27上に膜厚50nm
程度の窒化チタン膜(第1導電性膜)28を堆積する。
【0026】次に、図3に示すように、フォトレジスト
膜をマスクとして窒化チタン膜28をドライエッチング
することによって、配線25を下部電極とし、窒化シリ
コン膜27を容量絶縁膜とし、窒化チタン膜28を上部
電極とするキャパシタ(容量素子)MIMを形成するこ
とができる。このキャパシタMIMは、アナログ回路を
形成するものである。
【0027】本実施の形態1においては、配線溝23に
W膜を埋め込んだ後、CMP法による研磨によって平坦
化された半導体基板1上に上部電極となる窒化チタン膜
28を成膜するので、上部電極となる窒化チタン膜28
をエッチングによりパターニングする際に、不要なエッ
チング残りが発生するような不具合を防ぐことができ
る。すなわち、キャパシタMIMの上部電極となる窒化
チタン膜28のパターニングを容易にすることができ
る。
【0028】また、容量絶縁膜となる窒化シリコン膜2
7についても、平坦化された半導体基板1上に成膜す
る。そのため、窒化シリコン膜27が局所的に薄くなっ
てしまうことを防ぐことができるので、その薄くなった
部分において耐圧が不十分となってリーク電流が流れ、
上部電極と下部電極との間の耐圧が不十分となってしま
う不具合を防ぐことができる。すなわち、本実施の形態
1のキャパシタMIMの歩留りの低下を防ぐことが可能
となる。
【0029】さらに、本実施の形態1においては、キャ
パシタMIMの下部電極を塩素と反応し難いW膜から形
成している。そのため、上部電極となる窒化チタン膜2
8をエッチングする際に、塩素系のエッチングガスを用
いても下部電極が腐食してしまうような不具合を防ぐこ
とができる。また、W膜は、融点が約3400℃の高融
点金属であるのことから、下部電極形成後の工程におい
て熱処理を伴う工程がある場合でも、その熱処理時の処
理温度が制約されてしまうような不具合を防ぐことが可
能となる。
【0030】次に、図4に示すように、半導体基板1上
に窒化シリコン膜を堆積することによってエッチングス
トッパ膜31を形成する。エッチングストッパ膜31
は、その上層の絶縁膜に配線形成用の溝や孔を形成する
際に、その掘り過ぎにより下層に損傷を与えたり、加工
寸法精度が劣化したりすることを回避するためのもので
ある。続いて、その窒化シリコン膜31上に下層からF
(フッ素)が添加された酸化シリコン膜およびFの添加
されていない酸化シリコン膜を順次堆積することによっ
て層間絶縁膜32を形成する。なお、この層間絶縁膜3
2は、Fの添加されていない酸化シリコン膜のみから形
成してもよい。また、Fを添加することにより、層間絶
縁膜32の誘電率を下げることができるので、半導体集
積回路装置の配線の総合的な誘電率を下げることが可能
であり、配線遅延を改善できる。また、層間絶縁膜32
は、有機系の低誘電率材料で形成してもよい。
【0031】続いて、層間絶縁膜32、エッチングスト
ッパ膜31および窒化シリコン膜27を、フォトレジス
ト膜をマスクとしたドライエッチング技術によって加工
し、キャパシタMIMの上部電極に達するコンタクトホ
ール33および配線26に達するコンタクトホール34
を形成する。次いで、コンタクトホール33、34内を
含む半導体基板1上に窒化チタン膜を堆積した後、さら
にW膜を堆積し、コンタクトホール33、34をそのW
膜で埋め込む。その後、コンタクトホール33、34以
外の層間絶縁膜32上の窒化チタン膜およびW膜を、た
とえばCMP法により除去しプラグ35、36を形成す
る。
【0032】次に、図5に示すように、上記エッチング
ストッパ膜31および層間絶縁膜32を形成した工程と
同様の工程によってエッチングストッパ膜37および層
間絶縁膜38を形成する。続いて、フォトレジスト膜を
マスクとしてその層間絶縁膜38およびエッチングスト
ッパ膜37をドライエッチングすることによって、配線
溝39を形成する。この時、一部の配線溝39は、底部
にてプラグ35またはプラグ36と接する。
【0033】続いて、配線溝39の内部を含む半導体基
板1の全面に、たとえばTaN(窒化タンタル膜)を堆
積する。このTaN膜の堆積は、この後の工程において
堆積する銅膜の密着性の向上および銅の拡散防止のため
に行うものであり、その膜厚は約30nmとすることを
例示できる。次いで、そのTaN膜が堆積された半導体
基板1の全面に、シード膜となるCu(銅)膜を堆積す
る。さらに続いて、シード膜が堆積された半導体基板1
の全面に、たとえばCu膜を配線溝39を埋め込むよう
に形成する。この配線溝39を埋め込むCu膜は、たと
えば電解めっき法にて形成することができる。その後、
層間絶縁膜32上の余分なTaN膜およびCu膜を除去
し、配線溝39内にTaN膜およびCu膜を残すことに
より配線(第3配線)40を形成する。この時、TaN
膜およびCu膜の除去は、CMP法を用いた研磨により
行う。
【0034】次に、図6に示すように、上記エッチング
ストッパ膜31および層間絶縁膜32を形成した工程と
同様の工程によってエッチングストッパ膜41および層
間絶縁膜42を形成する。さらに同様にして、その層間
絶縁膜42上にエッチングストッパ膜43および層間絶
縁膜44を形成する。続いて、フォトレジスト膜をマス
クとして層間絶縁膜42、44およびエッチングストッ
パ膜41、43をドライエッチングすることによって、
配線40に達するコンタクトホール45および配線溝4
6を形成する。次いで、上記配線40を形成した工程と
同様の工程に沿って、TaN膜およびCu膜を堆積した
後、層間絶縁膜44上の余分なTaN膜およびCu膜を
除去することによって配線47を形成する。
【0035】次に、上記エッチングストッパ膜31およ
び層間絶縁膜32を形成した工程と同様の工程によって
エッチングストッパ膜48および層間絶縁膜49を形成
する。続いて、上記コンタクトホール33、34(図4
参照)を形成した工程と同様の工程によってコンタクト
ホール50を形成した後、プラグ35、36を形成した
工程と同様の工程によってコンタクトホール50内にプ
ラグ51を形成する。
【0036】次に、層間絶縁膜49の上部にTi(チタ
ン)膜、Al(アルミニウム)合金膜および窒化チタン
膜を順次堆積する。続いて、フォトレジスト膜をマスク
としたドライエッチングによりそのTi膜、Al合金膜
および窒化チタン膜をパターニングすることにより、T
i膜、Al合金膜および窒化チタン膜の積層膜からなる
配線52を形成する。
【0037】続いて、半導体基板1上に酸化シリコン膜
53、窒化シリコン膜54およびポリイミド膜55を下
層より順次堆積する。次いで、これら酸化シリコン膜5
3、窒化シリコン膜54およびポリイミド膜55に対し
て選択的な開口を施すことによって配線52に達する開
口部56を形成する。この工程によって配線52をボン
ディングパッドとし、本実施の形態1の半導体集積回路
装置を製造する。
【0038】ところで、上記の本実施の形態1において
は、配線溝23(図1参照)にW膜埋め込んで形成した
配線25を下部電極としてキャパシタMIMを形成した
場合について例示したが、半導体基板1の主面上に形成
された素子と接続するプラグを下部電極としてキャパシ
タを形成してもよい。すなわち、図7に示すように、酸
化シリコン膜(第1絶縁膜)13および窒化シリコン膜
(第1絶縁膜)12を順次ドライエッチングすることで
形成され、nチャネル型MISFETQn2のソース、
ドレインであるn型半導体領域11に達するコンタクト
ホール(孔部)内にを形成されたプラグ(第1プラグ)
P1をキャパシタの下部電極とするものである。このよ
うなプラグP1の上部に容量絶縁膜となる窒化シリコン
膜27および窒化チタン膜28を順次形成することによ
って、キャパシタMIMを形成することができる。ここ
で、nチャネル型MISFET(半導体素子)Qn2は
アナログ回路を形成するものである。
【0039】(実施の形態2)本実施の形態2は、前記
実施の形態1において形成したキャパシタMIM(図3
参照)の下部電極となる配線25(図3参照)を平面に
おいて異なる形状で形成するものである。製造工程につ
いては、前記実施の形態1と同様である。
【0040】図8に示すように、本実施の形態2におい
ては、配線25を平面において所定の間隔で配置された
複数本の配線25Aに分割して形成するものである。な
お、図8中では、ハッチングを付した領域が配線25を
示す。配線25Aは、酸化シリコン膜22および窒化シ
リコン膜21をエッチングすることで形成された配線溝
にW膜を埋め込み、配線溝外の余分なW膜をCMP法に
て除去することで形成される。この時、W膜の研磨速度
は酸化シリコン膜22の研磨速度よりも速くなるように
研磨剤および酸化剤などは選択されている。そのため、
配線25を分割せずに形成した場合には、配線幅が広が
ることから配線25の表面にディッシング(凹み)が発
生し、キャパシタMIMの容量値が所望の値から外れて
しまうことが懸念される。そこで、配線25を複数本の
配線25Aに分割して形成することにより、配線25A
の1本当たりの配線幅は狭くなるので、ディッシングを
防ぐことができる。それにより、キャパシタMIMを所
望の容量値で形成することが可能となる。
【0041】配線25Aは、それぞれその両端部にて接
続するプラグP1を介して下層に配置された他の配線と
電気的に接続される。また、窒化チタン膜28と配線4
0(図5参照)とを電気的に接続するプラグ35は、平
面において配線25Aとは重ならない位置で形成され
る。これにより、プラグ35が形成されるコンタクトホ
ール33(図8中での図示は省略)を形成する際のエッ
チングによって、コンタクトホール33が窒化チタン膜
28および窒化シリコン膜27を突き抜けてしまった場
合でも、上部電極(窒化チタン膜28)と下部電極(配
線25)とが短絡してしまう不具合を防ぐことができ
る。さらに、プラグ35を平面においてアレイ状に形成
することによって、窒化チタン膜28と配線40との間
の抵抗を低減することが可能となる。
【0042】(実施の形態3)以下、本実施の形態3の
LSIについて説明する。
【0043】図9に示すように、本実施の形態3におい
ては、前記実施の形態2で示した複数の配線25A(図
8参照)の両端部を、それぞれ他の配線25Aの端部と
接続するようにパターニングして配線25を形成するも
のである。これにより、前記実施の形態2の場合より、
キャパシタMIM(図3参照)の下部電極となる配線2
5の抵抗を低減することができる。
【0044】(実施の形態4)以下、本実施の形態4の
LSIについて説明する。
【0045】図10は、本実施の形態4におけるキャパ
シタMIM(図1参照)の上部電極および下部電極の形
状および位置関係を示す要部平面図である。下部電極と
なる配線25の上面の面積が、配線25を形成する際の
CMPによるディッシングが起こらない程度に小さい場
合には、前記実施の形態2にて示した配線25を複数の
配線25A(図8参照)へ分割するような手段を用いる
ことなく、1つの配線25のみとすることができる。そ
れにより、キャパシタMIMが占有する領域を前記実施
の形態2および前記実施の形態3の場合よりも小さくす
ることができる。その結果、本実施の形態4のLSIを
小型化することが可能となる。また、本実施の形態4に
おいても、プラグ35は、平面において配線25Aとは
重ならない位置で形成するものである。
【0046】(実施の形態5)以下、本実施の形態5の
LSIについて説明する。
【0047】図11は、本実施の形態5におけるキャパ
シタMIM(図1参照)の上部電極および下部電極の形
状および位置関係を示す要部平面図である。本実施の形
態5では、下部電極となる配線25内は、平面におい
て、酸化シリコン膜22(図1参照)の現れる領域が所
定の間隔を隔てて複数箇所に配置されるようにパターニ
ングされる。また、上部電極となる窒化チタン膜28と
配線40(図5参照)とを電気的に接続するプラグ35
は、前記酸化シリコン膜22の現れる領域を含む平面に
おいて配線25とは重ならない位置で形成するものであ
る。これにより、配線25の平面における面積を前記実
施の形態2および前記実施の形態3の場合よりも増加す
ることができる。すなわち、配線25の平面における面
積を前記実施の形態2および前記実施の形態3の場合と
同一となるようにするならば、配線25が占有する領域
を前記実施の形態2および前記実施の形態3の場合より
も縮小することができる。それにより、キャパシタMI
Mが占有する領域を前記実施の形態2および前記実施の
形態3の場合よりも小さくすることができるので、本実
施の形態5のLSIを小型化することが可能となる。
【0048】(実施の形態6)以下、本実施の形態6の
LSIの製造工程について説明する。
【0049】本実施の形態3においては、前記実施の形
態1において用いたエッチングストッパ膜31(図4参
照)を省略し、キャパシタMIMの容量絶縁膜となる窒
化シリコン膜27に前記エッチングストッパ膜31と同
様の機能を持たせるものである。すなわち、キャパシタ
MIMの上部電極となる窒化チタン膜28(図3参照)
をドライエッチングによりパターニングする際に、窒化
チタン膜28のエッチング選択比を窒化シリコン膜27
のエッチング選択比よりも十分に高く設定することによ
り、窒化チタン膜28のパターニング後において窒化シ
リコン膜27の膜厚の減少を防ぐものである。これによ
り、コンタクトホール34を形成する際のドライエッチ
ング時において、窒化シリコン膜27をエッチングスト
ッパ膜として用いることが可能となる。また、コンタク
トホール33を形成する際のエッチングストッパ膜とし
ては、窒化チタン膜28を用いることができる(図12
参照)。
【0050】このような本実施の形態6によれば、前記
実施の形態1の場合よりもLSIの製造工程数を減少す
ることができる。
【0051】(実施の形態7)以下、本実施の形態7の
LSIの製造工程について説明する。
【0052】本実施の形態7のLSIの製造工程は、前
記実施の形態1において層間絶縁膜32を形成した工程
(図1〜図4参照)までは同様である。その後、エッチ
ングストッパ膜(第2絶縁膜)31および層間絶縁膜
(第2絶縁膜)32を形成した工程と同様の工程によっ
てエッチングストッパ膜(第2絶縁膜)37および層間
絶縁膜(第2絶縁膜)38を形成する。続いて、フォト
レジスト膜をマスクとしてその層間絶縁膜38およびエ
ッチングストッパ膜37をドライエッチングすることに
よって、配線溝(第1溝部)39、配線溝39A、配線
溝39の底部にて開孔するコンタクトホール(第2孔
部)33および配線溝(第2溝部)39Aの底部にて開
孔するコンタクトホール(第1孔部)34を形成する。
【0053】続いて、コンタクトホール33、34およ
び配線溝39の内部を含む半導体基板1の全面に、たと
えばTaN膜を堆積する。続いて、そのTaN膜が堆積
された半導体基板1の全面にシード膜となるCu膜を堆
積した後、たとえば電解めっき法にてCu膜(第2導電
性膜)をコンタクトホール33、34および配線溝39
を埋め込むように形成する。次いで、CMP法を用いた
研磨により層間絶縁膜32上の余分なTaN膜およびC
u膜を除去し、コンタクトホール33、34および配線
溝39内にTaN膜およびCu膜を残すことにより配線
40を形成する(図13参照)。
【0054】このような本実施の形態6によれば、前記
実施の形態1にて示したプラグ35、36(図4参照)
と配線40とを同一の工程にて形成することができるの
で、前記実施の形態1の場合よりもLSIの製造工程数
を減少することができる。
【0055】(実施の形態8)以下、本実施の形態8の
LSIの製造工程について説明する。
【0056】本実施の形態8のLSIの製造工程は、前
記実施の形態1において配線25、26を形成した工程
(図1参照)までは同様である。その後、半導体基板1
上に窒化シリコン膜27Aおよび窒化シリコン膜27B
を順次堆積し、これら窒化シリコン膜27A、27Bか
らトータル膜厚35nm〜50nm程度の窒化シリコン
膜27を形成する。続いて、前記実施の形態1の場合と
同様に、窒化チタン膜28を堆積し、その窒化チタン膜
28をパターニングすることによってキャパシタMIM
を形成する(図14参照)。
【0057】上記窒化シリコン膜27を1層の窒化シリ
コン膜から形成する場合には、たとえばその窒化シリコ
ン膜に空隙が発生していると、キャパシタMIMの上部
電極(窒化チタン膜28)と下部電極(配線25)との
間で耐圧が不十分となってリーク電流が流れてしまい、
キャパシタとしての機能が低下してしまう不具合が懸念
される。一方、上記した2層の窒化シリコン膜から窒化
シリコン膜27を形成する手段を用いた場合には、たと
えば下層の窒化シリコン膜27Aに空隙が発生していた
としても、上層の窒化シリコン膜27Bでは平面におい
て窒化シリコン膜27Aに発生した空隙と同じ位置に空
隙が発生する可能性は低くなる。すなわち、2層の窒化
シリコン膜から窒化シリコン膜27を形成することによ
って、上部電極と下部電極との間の耐圧の低下を防ぐこ
とができるので、キャパシタMIMの機能低下を防止す
ることが可能となる。
【0058】本実施の形態8では、窒化シリコン膜を2
層としているが、3層以上で形成してもよい。
【0059】(実施の形態9)以下、本実施の形態9の
LSIの製造工程について説明する。
【0060】本実施の形態9のLSIの製造工程は、前
記実施の形態1において配線25、26を形成した工程
(図1参照)までは同様である。その後、半導体基板1
上に膜厚5nm程度の酸化シリコン膜27C、膜厚20
nm〜50nm程度の窒化シリコン膜27および膜厚5
nm程度の酸化シリコン膜27Dを順次堆積する。酸化
シリコン膜27C、27Dの堆積には、たとえばプラズ
マCVD法を用いることができる。続いて、前記実施の
形態1の場合と同様に、窒化チタン膜28を堆積し、そ
の窒化チタン膜28および酸化シリコン膜27Dをパタ
ーニングすることによって、酸化シリコン膜27Cと窒
化シリコン膜27と酸化シリコン膜27Dとを容量絶縁
膜とするキャパシタMIMを形成する(図15参照)。
【0061】上記したように、キャパシタMIMの容量
絶縁膜を3層の薄膜(酸化シリコン膜27C、窒化シリ
コン膜27および酸化シリコン膜27D)から形成する
ことによって、前記実施の形態8と同様に上部電極と下
部電極との間の耐圧の低下を防ぐことができるので、キ
ャパシタMIMの機能低下を防止することが可能とな
る。
【0062】(実施の形態10)以下、本実施の形態1
0のLSIの製造工程について説明する。
【0063】本実施の形態10のLSIの製造工程は、
前記実施の形態9のLSIの製造工程における酸化シリ
コン膜27D(図15参照)を堆積する工程を省略し、
酸化シリコン膜27Cを前記酸化シリコン膜27Dの膜
厚を加えた膜厚(10nm程度)で形成するものである
(図16参照)。
【0064】上記のような本実施の形態10によれば、
キャパシタMIMの容量絶縁膜を2層の薄膜(酸化シリ
コン膜27Cおよび窒化シリコン膜27)から形成する
ことによって、前記実施の形態8および前記実施の形態
9と同様に上部電極と下部電極との間の耐圧の低下を防
ぐことができるので、キャパシタMIMの機能低下を防
止することが可能となる。また、前記実施の形態9のL
SIの製造工程における酸化シリコン膜27Dを堆積す
る工程を省略するので、前記実施の形態9の場合よりも
LSIの製造工程数を減少することができる。
【0065】(実施の形態11)以下、本実施の形態1
1のLSIの製造工程について説明する。
【0066】本実施の形態11のLSIの製造工程は、
前記実施の形態1において配線25、26を形成した工
程(図1参照)までは同様である。また、配線25は、
たとえば前記実施の形態2において示したように複数本
の配線25Aに分割して形成してもよい。その後、膜厚
50nm程度の窒化チタン膜25B、膜厚35nm〜5
0nm程度の窒化シリコン膜27および膜厚50nm程
度の窒化チタン膜28を順次堆積する。続いて、これら
窒化チタン膜25B、窒化シリコン膜27および窒化チ
タン膜28をドライエッチングによりパターニングし、
窒化チタン膜25Bを下部電極とし、窒化シリコン膜2
7を容量絶縁膜とし、窒化チタン膜28を上部電極とす
るキャパシタMIMを形成する。この時、窒化チタン膜
25Bはパターニング後においてすべての配線25Aの
上面を覆うようにするものである(図17参照)。
【0067】上記のような本実施の形態11によれば、
キャパシタMIMの上部電極および下部電極を同一の材
質から形成するので、上部電極と下部電極との電位の関
係が逆転した場合のキャパシタMIMの特性の差を小さ
くできる。それにより、より高性能なアナログ回路を得
ることが可能となる。
【0068】(実施の形態12)以下、本実施の形態1
2のLSIの製造方法について説明する。
【0069】前記実施の形態1においては、配線25、
26(図1参照)をWを主導電層として形成したが、本
実施の形態12においては、配線40を形成した工程と
同様の工程によりCuを主導電層として形成する。ま
た、前記実施の形態1においては、プラグ36はWを主
導電層とし、配線40はCuを主導電層としてそれぞれ
別の工程で形成したが、本実施の形態12においては、
エッチングストッパ膜31および層間絶縁膜32に形成
された孔部とエッチングストッパ膜37および層間絶縁
膜38に形成された配線溝とにCuを主導電層とする薄
膜(第1金属膜)を埋め込むことで、プラグおよび配線
を配線(第3配線)40Aとして一体に形成する。配線
40Aと接続するプラグ47Aおよび配線(第1配線、
第2プラグ)47Bは、前記実施の形態1において配線
25、26を形成した工程と同様の工程により、エッチ
ングストッパ膜(第1絶縁膜)43および層間絶縁膜
(第1絶縁膜)44に形成した配線溝46A、46Bに
Wを主導電層とする薄膜(第2金属膜)を埋め込むこと
で形成することができる。
【0070】上記プラグ47Aおよび配線47Bを形成
した後、前記実施の形態1において窒化シリコン膜27
および窒化チタン膜28を堆積した工程と同様の工程に
より窒化シリコン膜(第1誘電体膜)47Cおよび窒化
チタン膜(第1導電性膜)47Dを順次堆積する。続い
て、その窒化チタン膜47Eをドライエッチングによっ
てパターニングすることにより、配線47Bを下部電極
とし、窒化シリコン膜47Cを容量絶縁膜とし、窒化チ
タン膜47Dを上部電極とするキャパシタ(容量素子)
MIM2を形成することができる。このキャパシタMI
M2は、アナログ回路を形成するものである。
【0071】次に、前記実施の形態1と同様のエッチン
グストッパ膜48および層間絶縁膜49を形成した後、
フォトレジスト膜を用いてエッチングストッパ膜48お
よび層間絶縁膜49をドライエッチングすることによ
り、プラグ47Aに達するコンタクトホール50Aおよ
び窒化チタン膜47Dに達するコンタクトホール50B
を形成する。続いて、前記実施の形態1においてプラグ
51を形成した工程と同様の工程により、コンタクトホ
ール50A、50B内にそれぞれプラグ51A、51B
を形成する。その後、配線52を形成する工程以降の工
程は、前記実施の形態1と同様である(図18参照)。
【0072】上記したように、本実施の形態12におい
ては、ボンディングパッドとなる配線52を除いて最上
層となる配線47Bを用いてキャパシタMIM2を形成
する。それにより、配線47Bよりも下層の配線を用い
て種々の回路を形成することが可能となる。すなわち、
本実施の形態12によれば、最下層の配線をキャパシタ
の下部電極として用いる場合よりも種々の回路を容易に
形成することが可能となる。
【0073】(実施の形態13)以下、本実施の形態1
3のLSIの製造方法について説明する。
【0074】本実施の形態13のLSIの製造工程は、
コンタクトホール50A、50Bを形成する工程(図1
8参照)までは前記実施の形態12と同様である。その
後、層間絶縁膜49上にコンタクトホール50A、50
Bを埋め込むAl膜を堆積する。なお、コンタクトホー
ル50A、50Bは、Al膜を埋め込むのに十分な径で
形成しておくものとする。続いて、フォトレジスト膜を
用いたドライエッチングにより、そのAl膜をパターニ
ングし配線52Aを形成する(図19参照)。配線52
Aを形成した後の工程は、前記実施の形態12と同様で
ある。
【0075】上記のような本実施の形態13によれば、
前記実施の形態12において示したプラグ51、51A
および配線52(図18参照)を一体に形成することが
できるので、前記実施の形態12よりLSIの製造工程
数を減少することができる。
【0076】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでも
ない。
【0077】たとえば、前記実施の形態においては、キ
ャパシタの上部電極として窒化チタン膜を用いる場合に
ついて示したが、W膜、WN(窒化タングステン)膜、
Ta(タンタル)膜またはTaN膜を用いてもよい。
【0078】また、たとえば前記実施の形態12では、
キャパシタの下層に配置される配線層はCuを主導電層
として形成する場合について示したが、Alを主導電層
として形成してもよい。
【0079】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。 (1)層間絶縁膜(第1絶縁膜)に形成された配線溝
(溝部)に高融点金属膜を埋め込み、たとえばCMP法
による研磨によって配線溝外の高融点金属膜を除去する
ことでキャパシタ(容量素子)の下部電極を形成した
後、平坦化された半導体基板上にキャパシタ上部電極と
なる窒化チタン膜(第1導電性膜)を成膜するので、そ
の窒化チタン膜をエッチングによりパターニングする際
に、不要なエッチング残りが発生するような不具合を防
ぐことができる。すなわち、キャパシタの上部電極とな
る窒化チタン膜のパターニングを容易にすることができ
る。 (2)キャパシタ(容量素子)の容量絶縁膜を平坦化さ
れた半導体基板上に成膜するので、その容量絶縁膜が局
所的に薄くなってしまうことを防ぐことができる。すな
わち、その薄くなった部分において耐圧が不十分となっ
てリーク電流が流れ、キャパシタの上部電極と下部電極
との間の耐圧が不十分となってしまうことを防ぐことが
できる。 (3)キャパシタ(容量素子)の下部電極を塩素と反応
し難いW膜(高融点金属膜)を主導電層として形成する
ので、上部電極となる窒化チタン膜(第1導電性膜)を
エッチングする際に塩素系のエッチングガスを用いても
下部電極が腐食してしまう不具合を防ぐことができる。 (4)キャパシタ(容量素子)の下部電極を高融点金属
膜を主導電層として形成するので、下部電極形成後の工
程において熱処理を伴う工程がある場合でも、その熱処
理時の処理温度が制約されてしまうことを防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造方法を説明する要部断面図である。
【図2】図1に続く半導体集積回路装置の製造工程中の
要部断面図である。
【図3】図2に続く半導体集積回路装置の製造工程中の
要部断面図である。
【図4】図3に続く半導体集積回路装置の製造工程中の
要部断面図である。
【図5】図4に続く半導体集積回路装置の製造工程中の
要部断面図である。
【図6】図5に続く半導体集積回路装置の製造工程中の
要部断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造工程中の要部断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態である半導体集積回路
装置を説明する要部平面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態である半導体集積回路
装置を説明する要部平面図である。
【図10】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置を説明する要部平面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置を説明する要部平面図である。
【図12】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図13】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図14】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図15】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図16】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図17】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図18】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図19】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程中の要部断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 素子分離溝 3 酸化シリコン膜 4 p型ウェル 10 ゲート電極 10A シリサイド膜 11 n型半導体領域(ソース、ドレイン) 11A シリサイド膜 12 窒化シリコン膜(第1絶縁膜) 13 酸化シリコン膜(第1絶縁膜) 15 コンタクトホール 16 プラグ 21 窒化シリコン膜(第1絶縁膜) 22 酸化シリコン膜(第1絶縁膜) 23 配線溝(溝部) 24 配線溝 25、25A 配線(第1配線) 26 配線(第2配線) 25B 窒化チタン膜 27、27A、27B 窒化シリコン膜(第1誘電体
膜) 27C、27D 酸化シリコン膜 28 窒化チタン膜(第1導電性膜) 31 エッチングストッパ膜(第2絶縁膜) 32 層間絶縁膜(第2絶縁膜) 33 コンタクトホール(第2孔部) 34 コンタクトホール(第1孔部) 35、36 プラグ 37 エッチングストッパ膜(第2絶縁膜) 38 層間絶縁膜(第2絶縁膜) 39 配線溝(第1溝部) 39A 配線溝(第2溝部) 40、40A 配線(第3配線) 41 エッチングストッパ膜 42 層間絶縁膜 43 エッチングストッパ膜(第1絶縁膜) 44 層間絶縁膜(第1絶縁膜) 45 コンタクトホール 46、46A、46B 配線溝 47 配線 47A プラグ 47B 配線(第1配線、第2プラグ) 47C 窒化シリコン膜(第1誘電体膜) 47D 窒化チタン膜(第1導電性膜) 48 エッチングストッパ膜 49 層間絶縁膜 50、50A、50B コンタクトホール 51、51A、51B プラグ 52、52A 配線 53 酸化シリコン膜 54 窒化シリコン膜 55 ポリイミド膜 56 開口部 MIM、MIM2 キャパシタ(容量素子) P1 プラグ(第1プラグ) Qn nチャネル型MISFET(半導体素子) Qn2 nチャネル型MISFET(半導体素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/88 S Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 BB30 BB40 CC01 CC05 DD08 DD16 DD17 5F033 HH04 HH09 HH11 HH18 HH19 HH25 HH32 HH33 JJ19 JJ33 KK01 KK19 KK33 LL04 MM08 MM12 MM13 NN06 NN07 PP27 QQ08 QQ09 QQ10 QQ16 QQ25 QQ37 QQ48 RR04 RR06 RR11 RR22 TT08 VV10 5F038 AC02 AC04 AC05 AC15 AC16 CD18 CD20 DF12 EZ11 EZ14 EZ15 EZ20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された第1配線層の
    少なくとも一部を下部電極とし、前記下部電極を覆う第
    1誘電体膜を容量絶縁膜とし、前記容量絶縁膜上に配置
    され前記下部電極と絶縁された第1導電性膜を上部電極
    とし、前記半導体基板上に形成された複数の配線層と電
    気的に接続する容量素子を有し、前記第1配線層は前記
    半導体基板上に形成された第1絶縁膜に設けられた溝部
    内に高融点金属膜を埋め込むことで形成された第1配線
    を含むことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記下部電極は複数の前記第1配線から形成さ
    れ、前記下部電極を形成する複数の前記第1配線は互い
    に所定の間隔を隔てて配置されていることを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成された複数の配線層
    と、前記複数の配線層のうち最下層に配置された第1配
    線層の少なくとも一部を下部電極とし、前記下部電極を
    覆う第1誘電体膜を容量絶縁膜とし、前記容量絶縁膜上
    に配置され前記下部電極と絶縁された第1導電性膜を上
    部電極とし、前記複数の配線層と電気的に接続する容量
    素子とを有し、前記第1配線層は前記半導体基板上に形
    成された第1絶縁膜に設けられた溝部内に高融点金属膜
    を埋め込むことで形成された第1配線を含むことを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記下部電極は複数の前記第1配線から形成さ
    れ、前記下部電極を形成する複数の前記第1配線は互い
    に所定の間隔を隔てて配置されていることを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に形成された複数の配線層
    と、前記配線層間に配置され、前記配線層間を電気的に
    接続する第1プラグ層を用いて形成された電極を下部電
    極とし、前記下部電極を覆う第1誘電体膜を容量絶縁膜
    とし、前記容量絶縁膜上に配置され前記下部電極と絶縁
    された第1導電性膜を上部電極とし、前記複数の配線層
    と電気的に接続する容量素子とを有し、前記第1プラグ
    層は前記半導体基板上に形成された第1絶縁膜に設けら
    れた溝部内に形成されていることを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  6. 【請求項6】 (a)半導体基板上に第1絶縁膜を形成
    する工程、(b)前記第1絶縁膜に溝部を形成する工
    程、(c)前記溝部内に高融点金属膜を埋め込んで第1
    配線を形成する工程、(d)前記半導体基板上に前記第
    1配線を覆う第1誘電体膜を形成する工程、(e)前記
    第1誘電体膜上に第1導電性膜を堆積した後、前記第1
    導電性膜を前記第1誘電体膜によって絶縁されるように
    パターニングすることによって、前記第1配線を下部電
    極とし、前記第1誘電体膜を容量絶縁膜とし、前記第1
    導電性膜を上部電極とする容量素子を形成する工程、を
    含むことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記(c)工程は、(c1)前記第1
    絶縁膜上に前記溝部内を埋め込む前記高融点金属膜を形
    成する工程、(c2)前記溝部内以外の前記高融点金属
    膜を除去する工程、を含むことを特徴とする半導体集積
    回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 (a)半導体基板上に第1絶縁膜を形成
    する工程、(b)前記第1絶縁膜に複数の溝部を形成す
    る工程、(c)前記複数の溝部内に高融点金属膜を埋め
    込んで第1配線および第2配線を形成する工程、(d)
    前記半導体基板上に前記第1配線を覆う第1誘電体膜を
    形成する工程、(e)前記第1誘電体膜上に第1導電性
    膜を堆積した後、前記第1導電性膜を前記第1誘電体膜
    によって絶縁されるようにパターニングすることによっ
    て、前記第1配線を下部電極とし、前記第1誘電体膜を
    容量絶縁膜とし、前記第1導電性膜を上部電極とする容
    量素子を形成する工程、(f)前記(e)工程後、前記
    半導体基板上に第2絶縁膜を形成する工程、(g)前記
    第2絶縁膜をエッチングし、第1溝部、第2溝部、前記
    第1溝部から前記第2配線に達する第1孔部および前記
    第2溝部から前記第1導電性膜に達する第2孔部を形成
    する工程、(h)前記第1溝部、前記第2溝部、前記第
    1孔部および前記第2孔部に第2導電性膜を埋め込み、
    第3配線を形成する工程、を含むことを特徴とする半導
    体集積回路装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記(c)工程は、(c1)前記第1
    絶縁膜上に前記溝部内を埋め込む前記高融点金属膜を形
    成する工程、(c2)前記溝部内以外の前記高融点金属
    膜を除去する工程、を含むことを特徴とする半導体集積
    回路装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の半導体集積回路装置の
    製造方法において、前記第2孔部は、平面で前記第1配
    線と重ならない領域にて形成することを特徴とする半導
    体集積回路装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 (a)半導体基板上に第2絶縁膜を形
    成する工程、(b)前記第2絶縁膜に複数の第1溝部を
    形成する工程、(c)前記複数の第1溝部内に第1金属
    膜を埋め込んで第3配線を形成する工程、(d)前記半
    導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程、(e)前記第
    1絶縁膜に複数の溝部を形成する工程、(f)前記複数
    の溝部内に第2金属膜を埋め込んで、前記第3配線に電
    気的に接続する第2プラグを形成する工程、(g)前記
    半導体基板上に第1誘電体膜を堆積することによって前
    記第2プラグを覆う工程、(h)前記第1誘電体膜上に
    第1導電性膜を堆積した後、前記第1導電性膜と前記第
    2プラグとを前記第1誘電体膜によって絶縁されるよう
    にパターニングすることによって、前記第2プラグを下
    部電極とし、前記第1誘電体膜を容量絶縁膜とし、前記
    第1導電性膜を上部電極とする容量素子を形成する工
    程、を含むことを特徴とする半導体集積回路装置の製造
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記(c)工程は、(c1)前記
    第2絶縁膜上に前記第1溝部内を埋め込む前記第1金属
    膜を形成する工程、(c2)前記第1溝部内以外の前記
    第1金属膜を除去する工程、を含み、前記(f)工程
    は、(f1)前記第1絶縁膜上に前記複数の溝部内を埋
    め込む前記第2金属膜を形成する工程、(f2)前記複
    数の溝部内以外の前記第2金属膜を除去する工程、を含
    むことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
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