JP2003261941A - 水中埋戻し施工方法および水中施工用埋戻し材 - Google Patents
水中埋戻し施工方法および水中施工用埋戻し材Info
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 岸壁や護岸の造成の際に、地盤沈下防止や空
洞充填のために護岸背面等への水中埋戻し施工が必要と
されるが、従来の水中埋戻し施工では、単位体積当たり
の水量が多いため、多量の現場発生土を水中施工用埋戻
し材として有効利用することが困難であった。そこで、
本発明は、多量の被処理土を添加することができ、同時
に高い水中分離抵抗性を有する水中施工用埋戻し材を提
供すること、及びそのような水中埋戻し施工方法を提供
することを課題とする。 【解決手段】 セメントおよび被処理土を含む硬化液
と、アタパルジャイトおよびリン酸塩系分散剤を含む可
塑化液とを混合して可塑性の埋戻し材とし、該埋戻し材
を水中の施工場所に注入する。
洞充填のために護岸背面等への水中埋戻し施工が必要と
されるが、従来の水中埋戻し施工では、単位体積当たり
の水量が多いため、多量の現場発生土を水中施工用埋戻
し材として有効利用することが困難であった。そこで、
本発明は、多量の被処理土を添加することができ、同時
に高い水中分離抵抗性を有する水中施工用埋戻し材を提
供すること、及びそのような水中埋戻し施工方法を提供
することを課題とする。 【解決手段】 セメントおよび被処理土を含む硬化液
と、アタパルジャイトおよびリン酸塩系分散剤を含む可
塑化液とを混合して可塑性の埋戻し材とし、該埋戻し材
を水中の施工場所に注入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中埋戻し施工方
法および水中施工用埋戻し材に関する。
法および水中施工用埋戻し材に関する。
【0002】
【従来の技術】岸壁や護岸を造成する際には、一般に、
地盤沈下防止や空洞充填のために護岸背面等への水中埋
戻し施工が必要とされる。従来の水中埋戻し施工として
は、例えば、現地発生土に硬化液、増粘剤、気泡剤等を
添加したものを埋戻し材として使用し、これを低速度で
打設する方法が開示されている(特許第2864301
号公報)。しかしながら、埋戻し材の打設速度を低速度
にすると、施工に要する日数が増し、施工コストが高く
なるという問題がある。また、増粘材等は高価であり、
且つミキサーに付着しやすく洗浄が必要となり、作業が
煩雑になるという問題がある。
地盤沈下防止や空洞充填のために護岸背面等への水中埋
戻し施工が必要とされる。従来の水中埋戻し施工として
は、例えば、現地発生土に硬化液、増粘剤、気泡剤等を
添加したものを埋戻し材として使用し、これを低速度で
打設する方法が開示されている(特許第2864301
号公報)。しかしながら、埋戻し材の打設速度を低速度
にすると、施工に要する日数が増し、施工コストが高く
なるという問題がある。また、増粘材等は高価であり、
且つミキサーに付着しやすく洗浄が必要となり、作業が
煩雑になるという問題がある。
【0003】そこで本発明者らは、斯かる水中施工用埋
戻し材の水中分離抵抗性を高めつつ、打設速度を早める
べく、ベントナイト、メタカオリン又はアタパルジャイ
ト等の粘土を含む泥水と、セメントミルクとを別個に調
製し、これらを埋戻しの際に混合しつつ施工するような
二液性の水中施工用埋戻し材、及びその施工方法を発明
するに至った(特開2001−152454)。斯かる
水中施工用埋戻し材及びその施工方法によれば、高速度
で水中に打設しても密度・強度等のバラツキが少なく水
中分離抵抗性が高まるという利点が得られることとな
る。
戻し材の水中分離抵抗性を高めつつ、打設速度を早める
べく、ベントナイト、メタカオリン又はアタパルジャイ
ト等の粘土を含む泥水と、セメントミルクとを別個に調
製し、これらを埋戻しの際に混合しつつ施工するような
二液性の水中施工用埋戻し材、及びその施工方法を発明
するに至った(特開2001−152454)。斯かる
水中施工用埋戻し材及びその施工方法によれば、高速度
で水中に打設しても密度・強度等のバラツキが少なく水
中分離抵抗性が高まるという利点が得られることとな
る。
【0004】しかしながら、該従来技術によれば、水中
施工用埋戻し材の単位体積当たりの水量が多いため、多
量の現場発生土を水中施工用埋戻し材として有効利用す
ることが困難であった。
施工用埋戻し材の単位体積当たりの水量が多いため、多
量の現場発生土を水中施工用埋戻し材として有効利用す
ることが困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、多
量の被処理土を添加することができ、同時に高い水中分
離抵抗性を有する水中施工用埋戻し材を提供すること、
及びそのような水中埋戻し施工方法を提供することを課
題とする。
量の被処理土を添加することができ、同時に高い水中分
離抵抗性を有する水中施工用埋戻し材を提供すること、
及びそのような水中埋戻し施工方法を提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決すべく、
本発明は、セメントおよび被処理土を含む硬化液と、ア
タパルジャイトおよびリン酸塩系分散剤を含む可塑化液
とを混合して可塑性の埋戻し材とし、該埋戻し材を水中
の施工場所に注入することを特徴とする水中埋戻し施工
方法を提供する。また、該水中埋戻し施工方法におい
て、前記可塑化液が、アタパルジャイト100重量部に
対してリン酸塩系分散剤を1.2〜4重量部、水を17
0〜500重量部含んでなることを特徴とする。また、
該水中埋戻し施工方法において、前記硬化液が、セメン
ト100重量部に対して被処理土を50〜3000重量
部含んでなることを特徴とする。
本発明は、セメントおよび被処理土を含む硬化液と、ア
タパルジャイトおよびリン酸塩系分散剤を含む可塑化液
とを混合して可塑性の埋戻し材とし、該埋戻し材を水中
の施工場所に注入することを特徴とする水中埋戻し施工
方法を提供する。また、該水中埋戻し施工方法におい
て、前記可塑化液が、アタパルジャイト100重量部に
対してリン酸塩系分散剤を1.2〜4重量部、水を17
0〜500重量部含んでなることを特徴とする。また、
該水中埋戻し施工方法において、前記硬化液が、セメン
ト100重量部に対して被処理土を50〜3000重量
部含んでなることを特徴とする。
【0007】さらに、本発明は、セメントおよび被処理
土を含む硬化液と、アタパルジャイトおよびリン酸塩系
分散剤を含む可塑化液とが、混合されてなることを特徴
とする水中施工用埋戻し材を提供する。
土を含む硬化液と、アタパルジャイトおよびリン酸塩系
分散剤を含む可塑化液とが、混合されてなることを特徴
とする水中施工用埋戻し材を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、硬化液(A液)
は、セメントと被処理土とを混合してなる懸濁液であ
る。該A液を構成するセメントとしては、普通、早強、
超早強、白色、耐流酸塩、中庸熱、低熱などの各種ポル
トランドセメント、該ポルトランドセメントに高炉スラ
グ、フライアッシュ混合した混合セメント、ジェットセ
メント、アルミナセメントなどの特殊セメント、および
セメント系固化材などを使用することができる。
は、セメントと被処理土とを混合してなる懸濁液であ
る。該A液を構成するセメントとしては、普通、早強、
超早強、白色、耐流酸塩、中庸熱、低熱などの各種ポル
トランドセメント、該ポルトランドセメントに高炉スラ
グ、フライアッシュ混合した混合セメント、ジェットセ
メント、アルミナセメントなどの特殊セメント、および
セメント系固化材などを使用することができる。
【0009】また、本発明においてA液に添加する被処
理土とは、建設残土、現地発生土、気泡混合土、浚渫
土、フライアッシュなど、微粒分を多く含み、主に泥状
となったものである。該被処理土をA液に用いる際に
は、該被処理土をそのまま用いるか、或いは該被処理土
の含水比を調整して用いてもよい。該被処理土として
は、従来、建設副産物として廃棄処分されていたものに
ついても使用することができる。尚、建設残土や建設発
生土にセメントを添加して調整されたいわゆる「流動化
処理土」については、本発明においてA液としてそのま
ま利用することができる。
理土とは、建設残土、現地発生土、気泡混合土、浚渫
土、フライアッシュなど、微粒分を多く含み、主に泥状
となったものである。該被処理土をA液に用いる際に
は、該被処理土をそのまま用いるか、或いは該被処理土
の含水比を調整して用いてもよい。該被処理土として
は、従来、建設副産物として廃棄処分されていたものに
ついても使用することができる。尚、建設残土や建設発
生土にセメントを添加して調整されたいわゆる「流動化
処理土」については、本発明においてA液としてそのま
ま利用することができる。
【0010】A液の配合は、セメント100重量部に対
して、被処理土を50〜3000重量部(固形分換
算)、水を20〜1500重量部(前記被処理土中に含
まれる水を含む)とすることが好ましい。A液中に被処
理土を50〜3000重量部(固形分換算)配合するこ
とにより、水中施工用埋戻し材の単位セメント量を維持
して強度を確保しつつ、該被処理土の使用量を増やして
これを有効利用することが可能となる。
して、被処理土を50〜3000重量部(固形分換
算)、水を20〜1500重量部(前記被処理土中に含
まれる水を含む)とすることが好ましい。A液中に被処
理土を50〜3000重量部(固形分換算)配合するこ
とにより、水中施工用埋戻し材の単位セメント量を維持
して強度を確保しつつ、該被処理土の使用量を増やして
これを有効利用することが可能となる。
【0011】また、A液には必要に応じて、減水剤、遅
延剤、分散剤などの混和剤や砂、レキ、発泡ビーズ等を
添加することができ、これによって水中施工用埋戻し材
の単位水量、凝結時間、流動性、および比重の調整を行
うことができる。
延剤、分散剤などの混和剤や砂、レキ、発泡ビーズ等を
添加することができ、これによって水中施工用埋戻し材
の単位水量、凝結時間、流動性、および比重の調整を行
うことができる。
【0012】そして、A液を調製する場合には、該A液
のフロー値が160〜350mmとなるようにすること
が好ましい。A液のフロー値が160〜350mmであ
れば、配管による輸送が容易となるだけでなく、B液と
の攪拌混合によって均質な水中施工用埋戻し材が得られ
ることとなる。また、混和剤を用いずに材料分離を防止
する観点よりフロー値を350mm以下とすることが好
ましいが、混和剤などを用いる場合には、この限りでは
ない。
のフロー値が160〜350mmとなるようにすること
が好ましい。A液のフロー値が160〜350mmであ
れば、配管による輸送が容易となるだけでなく、B液と
の攪拌混合によって均質な水中施工用埋戻し材が得られ
ることとなる。また、混和剤を用いずに材料分離を防止
する観点よりフロー値を350mm以下とすることが好
ましいが、混和剤などを用いる場合には、この限りでは
ない。
【0013】一方、B液を構成する可塑化材としては、
アタパルジャイトを使用することが必要である。アタパ
ルジャイトの品質については特に限定はないが、80メ
ッシュふるいを通過するような粒径のものが好ましい。
アタパルジャイトを使用することが必要である。アタパ
ルジャイトの品質については特に限定はないが、80メ
ッシュふるいを通過するような粒径のものが好ましい。
【0014】 また、リン酸系分散剤としては、ピロリ
ン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、テトラポ
リリン酸ナトリウムを使用することができる。
ン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、テトラポ
リリン酸ナトリウムを使用することができる。
【0015】該B液の配合は、アタパルジャイト100
重量部に対して、リン酸系分散剤を1.2〜4重量部と
することが好ましい。このように、アタパルジャイトに
特定量のリン酸系分散剤を添加することにより、アタパ
ルジャイト100重量部に対して水量を200重量部と
いう低い割合とした場合であっても、ダマを生じさせる
ことなく均一な懸濁液とすることができる。即ち、該B
液における水量は、アタパルジャイト100重量部に対
して170〜500重量部、好ましくは170〜300
重量部とすることにより、B液の濃縮を図ることができ
る。
重量部に対して、リン酸系分散剤を1.2〜4重量部と
することが好ましい。このように、アタパルジャイトに
特定量のリン酸系分散剤を添加することにより、アタパ
ルジャイト100重量部に対して水量を200重量部と
いう低い割合とした場合であっても、ダマを生じさせる
ことなく均一な懸濁液とすることができる。即ち、該B
液における水量は、アタパルジャイト100重量部に対
して170〜500重量部、好ましくは170〜300
重量部とすることにより、B液の濃縮を図ることができ
る。
【0016】斯かる配合によって調製されたB液は、フ
ロー値が200mm程度のものとなり、圧送に適した流
動性を有するものとなる。そして、前記A液と攪拌混合
した際には、従来と同様に、優れた水中分離抵抗性を付
与するものとなる。
ロー値が200mm程度のものとなり、圧送に適した流
動性を有するものとなる。そして、前記A液と攪拌混合
した際には、従来と同様に、優れた水中分離抵抗性を付
与するものとなる。
【0017】本発明に係る水中施工用埋戻し材は、例え
ば、上記のようにして個別に調製されたA液とB液と
が、パイプ等によって別々に施工場所まで圧送された
後、施工場所において瞬時に攪拌混合されてなるもので
ある。A液とB液との混合割合は、使用目的や各液の配
合に応じて適宜決定されるものであるが、A液:B液=
1:0.05〜1:1(体積比)とすることが好まし
い。B液の割合が前記範囲より少ない場合には、可塑化
作用による水中分離抵抗性が低下するおそれがあり好ま
しくない。また、B液の割合が前記範囲より多い場合に
は、単位体積当たりのセメント量が少なくなって強度不
足を招くか、或いは被処理土の使用量を減らす必要があ
るため好ましくない。
ば、上記のようにして個別に調製されたA液とB液と
が、パイプ等によって別々に施工場所まで圧送された
後、施工場所において瞬時に攪拌混合されてなるもので
ある。A液とB液との混合割合は、使用目的や各液の配
合に応じて適宜決定されるものであるが、A液:B液=
1:0.05〜1:1(体積比)とすることが好まし
い。B液の割合が前記範囲より少ない場合には、可塑化
作用による水中分離抵抗性が低下するおそれがあり好ま
しくない。また、B液の割合が前記範囲より多い場合に
は、単位体積当たりのセメント量が少なくなって強度不
足を招くか、或いは被処理土の使用量を減らす必要があ
るため好ましくない。
【0018】また、作製された水中施工用埋戻し材のフ
ロー値は、日本道路公団規格試験法であるシリンダー法
で、80〜150mmが好ましく、80〜120mmが
より好ましい。該フロー値とすることにより、水中への
打設の際に、濁りや材料分離を生じることなく施工する
ことができる。前記A液とB液とを攪拌混合する手段と
しては、A液とB液とを均一に混合できるものを使用で
き、通常、合流管に邪魔板を挿入したスタティックミキ
サーを用いるが、可塑化の程度や現場の状況に応じてモ
ルタルミキサー、ミキサー車などを使用することもでき
る。そして、斯かる水中埋戻し施工方法および水中施工
用埋戻し材は、湾岸部や海洋の人口島などの造成だけで
なく、地下水や流水のある空洞の充填等にも適用するこ
とができる。
ロー値は、日本道路公団規格試験法であるシリンダー法
で、80〜150mmが好ましく、80〜120mmが
より好ましい。該フロー値とすることにより、水中への
打設の際に、濁りや材料分離を生じることなく施工する
ことができる。前記A液とB液とを攪拌混合する手段と
しては、A液とB液とを均一に混合できるものを使用で
き、通常、合流管に邪魔板を挿入したスタティックミキ
サーを用いるが、可塑化の程度や現場の状況に応じてモ
ルタルミキサー、ミキサー車などを使用することもでき
る。そして、斯かる水中埋戻し施工方法および水中施工
用埋戻し材は、湾岸部や海洋の人口島などの造成だけで
なく、地下水や流水のある空洞の充填等にも適用するこ
とができる。
【0019】また、このようにA液とB液とをパイプ等
によって別々に施工現場まで圧送する方法においては、
施工部位毎の水の有無によってA液のみからなる従来型
の埋戻し材と、A液とB液とを混合した水中施工用埋戻
し材とを容易に切り替えることができる。即ち、水のな
い施工部位には、A液のみを圧送し、水のある施工部位
にはA液とB液両方を圧送して混合すれば、安定した施
工を維持しながら被処理土を含むA液をより多く使用す
ることができる。
によって別々に施工現場まで圧送する方法においては、
施工部位毎の水の有無によってA液のみからなる従来型
の埋戻し材と、A液とB液とを混合した水中施工用埋戻
し材とを容易に切り替えることができる。即ち、水のな
い施工部位には、A液のみを圧送し、水のある施工部位
にはA液とB液両方を圧送して混合すれば、安定した施
工を維持しながら被処理土を含むA液をより多く使用す
ることができる。
【0020】
【実施例】以下、実施例および比較例を挙げて本発明に
ついてさらに詳細に説明する。
ついてさらに詳細に説明する。
【0021】(実施例1)セメントとして固化材(住友
大阪セメント社製、タフロック3型)を使用し、関東ロ
ーム(千葉県佐倉市で採取、自然含水比113.6%、
土粒子密度2.653g/cm3)に加水混練して作成
したローム泥水を被処理土として使用し、該固化材とロ
ーム泥水とを混合して硬化液(A液)を調製した。ま
た、アタパルジャイトと水とピロリン酸ナトリウムとを
混合して可塑化液(B液)を調製した。そして、該A液
と該B液とを攪拌混合して実施例1の水中施工用埋戻し
材(A液+B液)を作製した。A液およびB液の配合を
表1に示す。
大阪セメント社製、タフロック3型)を使用し、関東ロ
ーム(千葉県佐倉市で採取、自然含水比113.6%、
土粒子密度2.653g/cm3)に加水混練して作成
したローム泥水を被処理土として使用し、該固化材とロ
ーム泥水とを混合して硬化液(A液)を調製した。ま
た、アタパルジャイトと水とピロリン酸ナトリウムとを
混合して可塑化液(B液)を調製した。そして、該A液
と該B液とを攪拌混合して実施例1の水中施工用埋戻し
材(A液+B液)を作製した。A液およびB液の配合を
表1に示す。
【0022】(実施例2〜4)また、A液の配合および
B液の配合をそれぞれ変化させて実施例2〜4の水中施
工用埋戻し材を作製した。各々の配合を表1に示す。
B液の配合をそれぞれ変化させて実施例2〜4の水中施
工用埋戻し材を作製した。各々の配合を表1に示す。
【0023】(実施例5)また、同様にして、被処理土
として粘性土(千葉県手賀沼で採取、自然含水比46.
5%、土粒子密度2.592g/cm3)を用いた場合
の水中施工用埋戻し材を作製した。配合を表2に示す。
として粘性土(千葉県手賀沼で採取、自然含水比46.
5%、土粒子密度2.592g/cm3)を用いた場合
の水中施工用埋戻し材を作製した。配合を表2に示す。
【0024】(比較例1)また、前記固化材とローム泥
水とからなるA液のみによって比較例1の水中施工用埋
戻し材を作製した。配合を表1にあわせて示す。
水とからなるA液のみによって比較例1の水中施工用埋
戻し材を作製した。配合を表1にあわせて示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】(フロー試験)実施例1〜5および比較例
1の硬化液(A液)および水中施工用埋戻し材(A液+
B液)について、日本道路公団規格「エアモルタル及び
エアミルクの試験方法(JHSA313−1992)」
のコンシステンシー試験方法のシリンダー法により、フ
ロー値を測定した。
1の硬化液(A液)および水中施工用埋戻し材(A液+
B液)について、日本道路公団規格「エアモルタル及び
エアミルクの試験方法(JHSA313−1992)」
のコンシステンシー試験方法のシリンダー法により、フ
ロー値を測定した。
【0028】(水中分離抵抗性試験)実施例1〜5およ
び比較例1の水中施工用埋戻し材について、土木学会規
準「水中不分離性コンクリートの水中分離度試験方法
(JSCE−D104)」に準じて試験を行い、懸濁物
質量が50mg/l以下の基準を満たすものを○、基準
を満たさないものを×として評価した。
び比較例1の水中施工用埋戻し材について、土木学会規
準「水中不分離性コンクリートの水中分離度試験方法
(JSCE−D104)」に準じて試験を行い、懸濁物
質量が50mg/l以下の基準を満たすものを○、基準
を満たさないものを×として評価した。
【0029】(強度試験)実施例1〜5および比較例1
の水中施工用埋戻し材を用いてφ5×10cmの供試体
を作製し、水中養生した7日後のものについて、地盤工
学会基準「一軸圧縮試験(JGS0511)」に準じて
一軸圧縮強さを測定した。
の水中施工用埋戻し材を用いてφ5×10cmの供試体
を作製し、水中養生した7日後のものについて、地盤工
学会基準「一軸圧縮試験(JGS0511)」に準じて
一軸圧縮強さを測定した。
【0030】フロー試験、水中分離抵抗性試験および強
度試験の結果を表3に示す。
度試験の結果を表3に示す。
【0031】
【表3】
【0032】表3に示した結果によれば、実施例、比較
例いずれの場合においても、A液としてのフロー値は1
60mm以上となっており、圧送する場合に必要な流動
性を有していることが分かる。しかしながら、比較例1
では、該A液をそのまま水中打設しなければならず、こ
のようにフロー値が200mmを越える場合には、水中
における分離抵抗性に劣るものとなる。一方、実施例1
〜5によれば、A液とB液と攪拌混合することにより水
中施工用埋戻し材のフロー値を、いずれも120mm以
下とすることができ、水中分離抵抗性に優れたものとな
っていることが分かる。
例いずれの場合においても、A液としてのフロー値は1
60mm以上となっており、圧送する場合に必要な流動
性を有していることが分かる。しかしながら、比較例1
では、該A液をそのまま水中打設しなければならず、こ
のようにフロー値が200mmを越える場合には、水中
における分離抵抗性に劣るものとなる。一方、実施例1
〜5によれば、A液とB液と攪拌混合することにより水
中施工用埋戻し材のフロー値を、いずれも120mm以
下とすることができ、水中分離抵抗性に優れたものとな
っていることが分かる。
【0033】また、7日後の一軸圧縮強さ試験の結果を
比較すると、実施例1〜5の水中施工用埋戻し材は、い
ずれも0.1N/mm2以上の強度が得られており、多
量の被処理土を用いても水中埋戻し材として所定の性能
を有したものとなっていることがわかる。
比較すると、実施例1〜5の水中施工用埋戻し材は、い
ずれも0.1N/mm2以上の強度が得られており、多
量の被処理土を用いても水中埋戻し材として所定の性能
を有したものとなっていることがわかる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る水中施工用
埋戻し材および水中埋戻し施工方法によれば、被処理土
の使用量を増やした場合にも、水中分離抵抗性と所定の
強度を確保した水中埋め戻し施工が可能となる。即ち、
現場発生土や流動化処理土など、従来、建設副産物とし
て廃棄処分する必要があったものを有効に利用すること
が可能となる。
埋戻し材および水中埋戻し施工方法によれば、被処理土
の使用量を増やした場合にも、水中分離抵抗性と所定の
強度を確保した水中埋め戻し施工が可能となる。即ち、
現場発生土や流動化処理土など、従来、建設副産物とし
て廃棄処分する必要があったものを有効に利用すること
が可能となる。
フロントページの続き
(72)発明者 川上 明大
東京都千代田区六番町6番地28 住友大阪
セメント株式会社内
(72)発明者 吉原 正博
東京都千代田区六番町6番地28 住友大阪
セメント株式会社内
(72)発明者 高橋 秀夫
東京都江東区東陽7−5−8 株式会社エ
ステック内
Fターム(参考) 2D043 CA01 EA06
2D045 AA04 BA01 CA00
4H026 CA01 CA06 CB02 CC06
Claims (4)
- 【請求項1】 セメントおよび被処理土を含む硬化液
と、アタパルジャイトおよびリン酸塩系分散剤を含む可
塑化液とを混合して可塑性の埋戻し材とし、該埋戻し材
を水中の施工場所に注入することを特徴とする水中埋戻
し施工方法。 - 【請求項2】 前記可塑化液が、アタパルジャイト10
0重量部に対してリン酸塩系分散剤を1.2〜4重量
部、水を170〜500重量部含んでなることを特徴と
する請求項1記載の水中埋戻し施工方法。 - 【請求項3】 前記硬化液が、セメント100重量部に
対して被処理土を50〜3000重量部含んでなること
を特徴とする請求項1又は2に記載の水中埋戻し施工方
法。 - 【請求項4】 セメントおよび被処理土を含む硬化液
と、アタパルジャイトおよびリン酸塩系分散剤を含む可
塑化液とが、混合されてなることを特徴とする水中施工
用埋戻し材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002062929A JP2003261941A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 水中埋戻し施工方法および水中施工用埋戻し材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002062929A JP2003261941A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 水中埋戻し施工方法および水中施工用埋戻し材 |
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|---|---|
| JP2003261941A true JP2003261941A (ja) | 2003-09-19 |
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ID=29196453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002062929A Pending JP2003261941A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 水中埋戻し施工方法および水中施工用埋戻し材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003261941A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106149738A (zh) * | 2016-08-22 | 2016-11-23 | 中交天航港湾建设工程有限公司 | 一种基于封闭水域定位管排打设充填袋的装置及施工方法 |
| JP2017155487A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 新日鐵住金株式会社 | 水域投入用土壌の評価方法および品質管理方法 |
| CN107326909A (zh) * | 2017-06-10 | 2017-11-07 | 中交天航南方交通建设有限公司 | 一种平板驳对拉抛石施工方法 |
-
2002
- 2002-03-08 JP JP2002062929A patent/JP2003261941A/ja active Pending
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