JP2003262255A - 動力断続機構 - Google Patents
動力断続機構Info
- Publication number
- JP2003262255A JP2003262255A JP2002063641A JP2002063641A JP2003262255A JP 2003262255 A JP2003262255 A JP 2003262255A JP 2002063641 A JP2002063641 A JP 2002063641A JP 2002063641 A JP2002063641 A JP 2002063641A JP 2003262255 A JP2003262255 A JP 2003262255A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- power
- drive
- driven
- reverse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gear Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ギヤの噛み合いと離脱とを滑らかにして動力
断続機構の作動の確実性を向上させることである。 【解決手段】 駆動用電動モータに回転駆動される駆動
ピニオンギヤ40とラックギヤに噛み合う出力ピニオン
ギヤ41との間に中間ギヤ42と逆転ギヤ43とを設け
る。逆転ギヤ43は中間ギヤ42を介して出力ピニオン
ギヤ41と噛み合わされるとともに、揺動プレート45
に回転自在に支持されて駆動ピニオンギヤ40と噛み合
う動力伝達位置と噛み合いが外れる動力遮断位置との間
で揺動自在となっている。したがって、逆転ギヤ43
は、動力伝達位置と動力遮断位置との間で移動するとき
にはその移動方向とは逆向きに回転することになり、駆
動ピニオンギヤ40に対して歯幅方向の移動量が少ない
状態で噛み合わされ、また離脱することになる。
断続機構の作動の確実性を向上させることである。 【解決手段】 駆動用電動モータに回転駆動される駆動
ピニオンギヤ40とラックギヤに噛み合う出力ピニオン
ギヤ41との間に中間ギヤ42と逆転ギヤ43とを設け
る。逆転ギヤ43は中間ギヤ42を介して出力ピニオン
ギヤ41と噛み合わされるとともに、揺動プレート45
に回転自在に支持されて駆動ピニオンギヤ40と噛み合
う動力伝達位置と噛み合いが外れる動力遮断位置との間
で揺動自在となっている。したがって、逆転ギヤ43
は、動力伝達位置と動力遮断位置との間で移動するとき
にはその移動方向とは逆向きに回転することになり、駆
動ピニオンギヤ40に対して歯幅方向の移動量が少ない
状態で噛み合わされ、また離脱することになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動ギヤと従動ギ
ヤとの間に移動自在に設けられた中間ギヤを移動させ
て、駆動ギヤを回転駆動する駆動源と従動ギヤに駆動さ
れる被駆動部材との間で伝達される動力を断続する動力
断続機構に関する。
ヤとの間に移動自在に設けられた中間ギヤを移動させ
て、駆動ギヤを回転駆動する駆動源と従動ギヤに駆動さ
れる被駆動部材との間で伝達される動力を断続する動力
断続機構に関する。
【0002】
【従来の技術】動力断続機構は、駆動ギヤを回転駆動す
る電動モータ等の駆動源と、この駆動ギヤと噛み合う従
動ギヤにより駆動される被駆動部材との間で伝達される
動力を、動力伝達状態と動力遮断状態とに切り換えるた
めのものである。たとえば、このような動力断続機構と
しては、駆動ギヤと従動ギヤとの間に中間ギヤを設け、
この中間ギヤを駆動ギヤおよび従動ギヤの両方に噛み合
う動力伝達位置と一方に噛合う動力遮断位置との間で移
動させることにより動力の断続を行うようにしたものが
知られている。このような構造を持つ動力断続機構は、
たとえば、自動車等に装着されて車両のバックドアを自
動的に開閉するアクチュエータユニットに用いられてい
る。
る電動モータ等の駆動源と、この駆動ギヤと噛み合う従
動ギヤにより駆動される被駆動部材との間で伝達される
動力を、動力伝達状態と動力遮断状態とに切り換えるた
めのものである。たとえば、このような動力断続機構と
しては、駆動ギヤと従動ギヤとの間に中間ギヤを設け、
この中間ギヤを駆動ギヤおよび従動ギヤの両方に噛み合
う動力伝達位置と一方に噛合う動力遮断位置との間で移
動させることにより動力の断続を行うようにしたものが
知られている。このような構造を持つ動力断続機構は、
たとえば、自動車等に装着されて車両のバックドアを自
動的に開閉するアクチュエータユニットに用いられてい
る。
【0003】アクチュエータユニットは、車両の略上下
方向に往復動自在に設けられたラックバーとラックバー
を軸方向に駆動するパワーユニットおよびラックバーと
バックドアとを連結する連結ロッドを有しており、ラッ
クバーを直線往復動させることによりバックドアを開閉
するようにしたものである。パワーユニットは電動モー
タを有しており、この電動モータの出力は駆動ギヤを介
してラックバーに設けられたラックギヤと噛み合う出力
ピニオンギヤに伝達されるようになっている。そして、
バックドアを自動的に開閉する場合には、電動モータは
出力ピニオンギヤを介してラックバーを往復動させるこ
とになり、この往復動が連結ロッドを介してバックドア
に伝達されて開閉動作が行われることになる。
方向に往復動自在に設けられたラックバーとラックバー
を軸方向に駆動するパワーユニットおよびラックバーと
バックドアとを連結する連結ロッドを有しており、ラッ
クバーを直線往復動させることによりバックドアを開閉
するようにしたものである。パワーユニットは電動モー
タを有しており、この電動モータの出力は駆動ギヤを介
してラックバーに設けられたラックギヤと噛み合う出力
ピニオンギヤに伝達されるようになっている。そして、
バックドアを自動的に開閉する場合には、電動モータは
出力ピニオンギヤを介してラックバーを往復動させるこ
とになり、この往復動が連結ロッドを介してバックドア
に伝達されて開閉動作が行われることになる。
【0004】この場合、中間ギヤは駆動ギヤと出力ピニ
オンギヤとの間に配置されている。出力ピニオンギヤの
回転軸にはこの回転軸を中心として揺動自在に揺動プレ
ートが装着されており、中間ギヤはこの揺動プレートに
回転自在に支持されている。そして、中間ギヤはこの揺
動プレートと一体に出力ピニオンギヤと常時噛み合った
状態で揺動するようになっている。また、この揺動プレ
ートに形成されたレバー部には切り換え機構が接続され
ており、この切り換え機構により、中間ギヤは駆動ギヤ
と噛み合う動力伝達位置と駆動ギヤとの噛み合いが外れ
る動力遮断位置とに切り換えられ、動力の断続が行われ
るようになっている。
オンギヤとの間に配置されている。出力ピニオンギヤの
回転軸にはこの回転軸を中心として揺動自在に揺動プレ
ートが装着されており、中間ギヤはこの揺動プレートに
回転自在に支持されている。そして、中間ギヤはこの揺
動プレートと一体に出力ピニオンギヤと常時噛み合った
状態で揺動するようになっている。また、この揺動プレ
ートに形成されたレバー部には切り換え機構が接続され
ており、この切り換え機構により、中間ギヤは駆動ギヤ
と噛み合う動力伝達位置と駆動ギヤとの噛み合いが外れ
る動力遮断位置とに切り換えられ、動力の断続が行われ
るようになっている。
【0005】このようなアクチュエータユニットでは、
バックドアの開閉を手動で行う場合には、バックドアの
移動とともに出力ピニオンギヤ、中間ギヤおよび駆動ギ
ヤを介して電動モータが回転されることになり、開閉操
作が重くなるなどその操作感が低下することになる。そ
こで、バックドアが手動で開閉されるときには中間ギヤ
を動力遮断位置として電動モータとバックドアとを遮断
状態とすることにより、バックドアの開閉の操作感を自
動開閉装置を持たない通常のバックドアと同程度に向上
させるようにしている。そして、バックドアが自動すな
わち電動モータにより駆動されて開閉される場合には、
中間ギヤを動力伝達位置として電動モータの出力つまり
駆動ギヤの出力を中間ギヤを介して出力ピニオンギヤに
伝達するようにしている。
バックドアの開閉を手動で行う場合には、バックドアの
移動とともに出力ピニオンギヤ、中間ギヤおよび駆動ギ
ヤを介して電動モータが回転されることになり、開閉操
作が重くなるなどその操作感が低下することになる。そ
こで、バックドアが手動で開閉されるときには中間ギヤ
を動力遮断位置として電動モータとバックドアとを遮断
状態とすることにより、バックドアの開閉の操作感を自
動開閉装置を持たない通常のバックドアと同程度に向上
させるようにしている。そして、バックドアが自動すな
わち電動モータにより駆動されて開閉される場合には、
中間ギヤを動力伝達位置として電動モータの出力つまり
駆動ギヤの出力を中間ギヤを介して出力ピニオンギヤに
伝達するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなアクチュエ
ータユニットに用いられる動力断続機構では、駆動ギ
ヤ、従動ギヤともに停止した状態で中間ギヤが動力伝達
位置と動力遮断位置との間で揺動するときには、中間ギ
ヤはその移動方向と同一方向の回転を伴うことになる。
たとえば、中間ギヤが動力伝達位置から従動ギヤを中心
として時計回り方向に移動して動力遮断位置に切り換え
られるときには、中間ギヤは揺動プレートに対して時計
回りの回転を伴いながら駆動ギヤから離脱することにな
る。反対に、中間ギヤが動力遮断位置から従動ギヤを中
心として反時計回り方向に移動して動力伝達位置に切り
換えられるときには、中間ギヤは揺動プレートに対して
反時計回りの回転を伴いながら駆動ギヤに噛み合わされ
ることになる。ここで、動力伝達位置となった中間ギヤ
と駆動ギヤとの接点は、通常、中間ギヤの揺動軌道より
外側に位置するように配置されている。
ータユニットに用いられる動力断続機構では、駆動ギ
ヤ、従動ギヤともに停止した状態で中間ギヤが動力伝達
位置と動力遮断位置との間で揺動するときには、中間ギ
ヤはその移動方向と同一方向の回転を伴うことになる。
たとえば、中間ギヤが動力伝達位置から従動ギヤを中心
として時計回り方向に移動して動力遮断位置に切り換え
られるときには、中間ギヤは揺動プレートに対して時計
回りの回転を伴いながら駆動ギヤから離脱することにな
る。反対に、中間ギヤが動力遮断位置から従動ギヤを中
心として反時計回り方向に移動して動力伝達位置に切り
換えられるときには、中間ギヤは揺動プレートに対して
反時計回りの回転を伴いながら駆動ギヤに噛み合わされ
ることになる。ここで、動力伝達位置となった中間ギヤ
と駆動ギヤとの接点は、通常、中間ギヤの揺動軌道より
外側に位置するように配置されている。
【0007】したがって、たとえば中間ギヤが駆動ギヤ
から離脱する際には、中間ギヤは、その歯が駆動ギヤの
歯に対して歯幅方向に移動しながら離脱することにな
る。そのため、駆動ギヤと中間ギヤとの歯面には大きな
抵抗力が生じることになり、中間ギヤの作動が不安定な
ものとなっていた。特に、バックドアが全開状態となっ
てその荷重が従動ギヤを介して中間ギヤに加わった場合
にはさらに抵抗力が大きくなり、中間ギヤの作動には大
きな駆動力が必要となったり、場合によっては歯がロッ
クして中間ギヤの作動が確実に行えない場合があった。
これに対して、バックラッシを大きく設定することによ
り抵抗力を低減させるようにすると、ギヤ間の騒音が大
きくなってしまう。
から離脱する際には、中間ギヤは、その歯が駆動ギヤの
歯に対して歯幅方向に移動しながら離脱することにな
る。そのため、駆動ギヤと中間ギヤとの歯面には大きな
抵抗力が生じることになり、中間ギヤの作動が不安定な
ものとなっていた。特に、バックドアが全開状態となっ
てその荷重が従動ギヤを介して中間ギヤに加わった場合
にはさらに抵抗力が大きくなり、中間ギヤの作動には大
きな駆動力が必要となったり、場合によっては歯がロッ
クして中間ギヤの作動が確実に行えない場合があった。
これに対して、バックラッシを大きく設定することによ
り抵抗力を低減させるようにすると、ギヤ間の騒音が大
きくなってしまう。
【0008】一方、中間ギヤを駆動ギヤに噛み合わせる
際には、中間ギヤの歯が駆動ギヤの歯に乗り上げること
により噛み合いが不完全な状態となる所謂乗り上げを防
止することが必要である。そのため、従来の動力断続機
構では、駆動ギヤと中間ギヤとの歯形を先端が尖った形
状に形成して乗り上げを防止するようにしている。しか
し、このような場合であっても、中間ギヤは、離脱の場
合とは逆に、その歯が駆動ギヤの歯に対して歯幅方向に
移動しながら噛み合わされることになるため乗り上げが
生じやすく、中間ギヤの作動を不安定なものとしてい
た。
際には、中間ギヤの歯が駆動ギヤの歯に乗り上げること
により噛み合いが不完全な状態となる所謂乗り上げを防
止することが必要である。そのため、従来の動力断続機
構では、駆動ギヤと中間ギヤとの歯形を先端が尖った形
状に形成して乗り上げを防止するようにしている。しか
し、このような場合であっても、中間ギヤは、離脱の場
合とは逆に、その歯が駆動ギヤの歯に対して歯幅方向に
移動しながら噛み合わされることになるため乗り上げが
生じやすく、中間ギヤの作動を不安定なものとしてい
た。
【0009】本発明の目的は、ギヤの噛み合いと離脱と
を滑らかにして動力断続機構の作動の確実性を向上させ
ることにある。
を滑らかにして動力断続機構の作動の確実性を向上させ
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の動力断続機構
は、支持台に回転自在に設けられ、駆動源に回転駆動さ
れる駆動ギヤと、前記支持台に回転自在に設けられ、被
駆動部材を駆動する従動ギヤと、前記駆動ギヤと前記従
動ギヤのいずれか一方の回転軸を中心として揺動自在に
設けられた揺動部材と、前記駆動ギヤと前記従動ギヤの
いずれか一方のギヤと噛み合って前記揺動部材に回転自
在に支持され、前記一方のギヤの回転軸を中心として揺
動自在の中間ギヤと、前記中間ギヤと噛み合って前記揺
動部材に回転自在に支持され、前記一方のギヤの回転軸
を中心として前記駆動ギヤと前記従動ギヤのいずれか他
方のギヤと噛み合う動力伝達位置と噛み合いが外れる動
力遮断位置との間で揺動自在の逆転ギヤとを有し、前記
動力伝達位置と前記動力遮断位置との間で移動するとき
には、前記逆転ギヤは前記揺動部材の移動方向とは逆向
きに回転することを特徴とする。
は、支持台に回転自在に設けられ、駆動源に回転駆動さ
れる駆動ギヤと、前記支持台に回転自在に設けられ、被
駆動部材を駆動する従動ギヤと、前記駆動ギヤと前記従
動ギヤのいずれか一方の回転軸を中心として揺動自在に
設けられた揺動部材と、前記駆動ギヤと前記従動ギヤの
いずれか一方のギヤと噛み合って前記揺動部材に回転自
在に支持され、前記一方のギヤの回転軸を中心として揺
動自在の中間ギヤと、前記中間ギヤと噛み合って前記揺
動部材に回転自在に支持され、前記一方のギヤの回転軸
を中心として前記駆動ギヤと前記従動ギヤのいずれか他
方のギヤと噛み合う動力伝達位置と噛み合いが外れる動
力遮断位置との間で揺動自在の逆転ギヤとを有し、前記
動力伝達位置と前記動力遮断位置との間で移動するとき
には、前記逆転ギヤは前記揺動部材の移動方向とは逆向
きに回転することを特徴とする。
【0011】本発明の動力断続機構は、切り換え用電動
モータにより長手方向に往復動される駆動部材により前
記揺動部材が駆動されることを特徴とする。
モータにより長手方向に往復動される駆動部材により前
記揺動部材が駆動されることを特徴とする。
【0012】本発明の動力断続機構は、前記揺動部材が
前記従動ギヤの回転軸を中心として揺動自在に設けら
れ、前記逆転ギヤが前記駆動ギヤに対して噛み合う前記
動力伝達位置と噛み合いが外れる前記動力遮断位置との
間で揺動することを特徴とする。
前記従動ギヤの回転軸を中心として揺動自在に設けら
れ、前記逆転ギヤが前記駆動ギヤに対して噛み合う前記
動力伝達位置と噛み合いが外れる前記動力遮断位置との
間で揺動することを特徴とする。
【0013】本発明の動力断続機構は、前記逆転ギヤが
前記動力伝達位置から前記動力遮断位置に向けて移動す
るときには、前記逆転ギヤの移動方向とは逆向きの離脱
サポート方向に前記駆動源により前記駆動ギヤが回転駆
動されることを特徴とする。
前記動力伝達位置から前記動力遮断位置に向けて移動す
るときには、前記逆転ギヤの移動方向とは逆向きの離脱
サポート方向に前記駆動源により前記駆動ギヤが回転駆
動されることを特徴とする。
【0014】本発明の動力断続機構は、車両に往復動自
在に設けられた往復動部材に形成されたラックギヤに前
記従動ギヤが噛み合わされ、前記往復動部材を往復動さ
せることにより前記車両に開閉自在に装着された開閉部
材が自動的に開閉されることを特徴とする。
在に設けられた往復動部材に形成されたラックギヤに前
記従動ギヤが噛み合わされ、前記往復動部材を往復動さ
せることにより前記車両に開閉自在に装着された開閉部
材が自動的に開閉されることを特徴とする。
【0015】本発明にあっては、動力伝達位置から動力
遮断位置へ移動する逆転ギヤは移動方向とは逆向きに回
転しながら駆動ギヤもしくは従動ギヤから離脱するの
で、ギヤ間の抵抗力が抑制されて離脱が滑らかに行われ
るようになり、この動力断続機構の作動の確実性を向上
させることができる。
遮断位置へ移動する逆転ギヤは移動方向とは逆向きに回
転しながら駆動ギヤもしくは従動ギヤから離脱するの
で、ギヤ間の抵抗力が抑制されて離脱が滑らかに行われ
るようになり、この動力断続機構の作動の確実性を向上
させることができる。
【0016】また、本発明にあっては、逆転ギヤが駆動
ギヤから離脱されるときには、駆動源により駆動ギヤが
逆転ギヤの揺動方向とは逆向きとなる離脱サポート方向
に回転駆動されるので、逆転ギヤの離脱が駆動ギヤ側か
ら補助されることになり、この動力断続機構の作動の確
実性を向上させることができる。
ギヤから離脱されるときには、駆動源により駆動ギヤが
逆転ギヤの揺動方向とは逆向きとなる離脱サポート方向
に回転駆動されるので、逆転ギヤの離脱が駆動ギヤ側か
ら補助されることになり、この動力断続機構の作動の確
実性を向上させることができる。
【0017】さらに、本発明にあっては、動力遮断位置
から動力伝達位置へ移動する逆転ギヤは移動方向とは逆
向きに回転しながら駆動ギヤもしくは従動ギヤと噛み合
わされるので、ギヤの乗り上げが抑制されることにな
り、この動力断続機構の作動の確実性を向上させること
ができる。
から動力伝達位置へ移動する逆転ギヤは移動方向とは逆
向きに回転しながら駆動ギヤもしくは従動ギヤと噛み合
わされるので、ギヤの乗り上げが抑制されることにな
り、この動力断続機構の作動の確実性を向上させること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施の形態である動力断
続機構を備えたアクチュエータユニットを有する車両の
一部であって、バックドアが全閉状態のときを示す側面
図であり、図2は図1に示す車両の一部であって、バッ
クドアが全開状態のときを示す側面図である。また、図
3は図1に示すアクチュエータユニットの動力伝達状態
のときの詳細を示す一部切り欠き断面図であり、図4は
図3に示すアクチュエータの動力遮断状態のときの詳細
を示す一部切り欠き断面図である。さらに、図5は図3
に示すA−A線に沿う断面図である。
続機構を備えたアクチュエータユニットを有する車両の
一部であって、バックドアが全閉状態のときを示す側面
図であり、図2は図1に示す車両の一部であって、バッ
クドアが全開状態のときを示す側面図である。また、図
3は図1に示すアクチュエータユニットの動力伝達状態
のときの詳細を示す一部切り欠き断面図であり、図4は
図3に示すアクチュエータの動力遮断状態のときの詳細
を示す一部切り欠き断面図である。さらに、図5は図3
に示すA−A線に沿う断面図である。
【0020】図1、図2に示すように、車両1の後端部
には開閉部材としてのバックドア2が設けられている。
バックドア2は車両ルーフ3の後端部に取り付けられた
ヒンジ4を介して車両1に開閉自在に装着されている。
そして、バックドア2は、図1に示すように車両1に対
して略垂直となる全閉状態と、図2に示すように車両に
対して略水平となる全開状態との間で枢動して車両1の
後端部を開閉するようになっている。バックドア2の車
幅方向の左側にはボールスタッド5が固定されている。
また、車両1の後端部とバックドア2との間にはバック
ドア2の開閉に伴って伸縮するガスダンパー6が取り付
けられており、バックドア2の開閉方向の荷重を低減さ
せるようになっている。
には開閉部材としてのバックドア2が設けられている。
バックドア2は車両ルーフ3の後端部に取り付けられた
ヒンジ4を介して車両1に開閉自在に装着されている。
そして、バックドア2は、図1に示すように車両1に対
して略垂直となる全閉状態と、図2に示すように車両に
対して略水平となる全開状態との間で枢動して車両1の
後端部を開閉するようになっている。バックドア2の車
幅方向の左側にはボールスタッド5が固定されている。
また、車両1の後端部とバックドア2との間にはバック
ドア2の開閉に伴って伸縮するガスダンパー6が取り付
けられており、バックドア2の開閉方向の荷重を低減さ
せるようになっている。
【0021】車両1には、バックドア2を自動的に開閉
するために、アクチュエータユニット10が設けられて
いる。このアクチュエータユニット10は、連結ロッド
11、スライド機構12およびパワーユニット13を有
しており、バックドア2と隣接する車両左側のピラー1
4の内部に配置されている。
するために、アクチュエータユニット10が設けられて
いる。このアクチュエータユニット10は、連結ロッド
11、スライド機構12およびパワーユニット13を有
しており、バックドア2と隣接する車両左側のピラー1
4の内部に配置されている。
【0022】連結ロッド11は両端にボールソケット1
5,16が設けられた構造となっており、ボールソケッ
ト15がバックドア2のボールスタッド5に係合される
ことによりバックドア2に揺動自在に接続されている。
5,16が設けられた構造となっており、ボールソケッ
ト15がバックドア2のボールスタッド5に係合される
ことによりバックドア2に揺動自在に接続されている。
【0023】スライド機構12は、図3に示すように、
チャンネル20と、このチャンネル20の内部に移動自
在に配置された往復動部材としてのラックバー21とを
有している。チャンネル20は内部が直線状の中空とな
る角パイプ状に形成されており、その側面には長手方向
の略中央部から軸方向に沿って延びるスロット22が形
成されている。また、このスロット22が形成された側
面とは逆側の側面には、その長手方向の略中間部におい
て開口する窓部23が形成されている。ラックバー21
はその長さ寸法がチャンネル20の半分程度に形成され
た四角柱状に形成されており、チャンネル20の内部に
おいて、車両に対して略上下方向に往復動自在となって
いる。ラックバー21の窓部23に面する側面には軸方
向に並ぶラックギヤ24が形成されており、ラックギヤ
24が形成された側面とは逆側の側面には車両1に対し
て上側となる先端部においてボールスタッド25が固定
されている。このボールスタッド25はスロット22を
介してチャンネル20の外側に突出しており、ラックバ
ー21の移動に伴ってこのスロット22に沿って移動可
能となっている。このボールスタッド25には連結ロッ
ド11の他端つまりボールソケット16が揺動自在に連
結されている。つまり、連結ロッド11を介してラック
バー21とバックドア2とが連結されており、ラックバ
ー21を軸方向に往復動させることにより、その変位が
連結ロッド11を介してバックドア2に伝達され、バッ
クドア2が開閉されることになる。
チャンネル20と、このチャンネル20の内部に移動自
在に配置された往復動部材としてのラックバー21とを
有している。チャンネル20は内部が直線状の中空とな
る角パイプ状に形成されており、その側面には長手方向
の略中央部から軸方向に沿って延びるスロット22が形
成されている。また、このスロット22が形成された側
面とは逆側の側面には、その長手方向の略中間部におい
て開口する窓部23が形成されている。ラックバー21
はその長さ寸法がチャンネル20の半分程度に形成され
た四角柱状に形成されており、チャンネル20の内部に
おいて、車両に対して略上下方向に往復動自在となって
いる。ラックバー21の窓部23に面する側面には軸方
向に並ぶラックギヤ24が形成されており、ラックギヤ
24が形成された側面とは逆側の側面には車両1に対し
て上側となる先端部においてボールスタッド25が固定
されている。このボールスタッド25はスロット22を
介してチャンネル20の外側に突出しており、ラックバ
ー21の移動に伴ってこのスロット22に沿って移動可
能となっている。このボールスタッド25には連結ロッ
ド11の他端つまりボールソケット16が揺動自在に連
結されている。つまり、連結ロッド11を介してラック
バー21とバックドア2とが連結されており、ラックバ
ー21を軸方向に往復動させることにより、その変位が
連結ロッド11を介してバックドア2に伝達され、バッ
クドア2が開閉されることになる。
【0024】パワーユニット13は、駆動源としての駆
動用電動モータ30と動力断続機構31とを有してお
り、支持台としてのベースプレート32においてチャン
ネル20に固定されている。駆動用電動モータ30には
ウォームギヤ機構33が接続されており、このウォーム
ギヤ機構33と一体にベースプレート32に固定されて
いる。駆動用電動モータ30の出力は、ウォームギヤ機
構33により減速されて軸方向がベースプレート32に
対して垂直となるウォームギヤ機構33の出力軸34か
ら出力されるようになっている。
動用電動モータ30と動力断続機構31とを有してお
り、支持台としてのベースプレート32においてチャン
ネル20に固定されている。駆動用電動モータ30には
ウォームギヤ機構33が接続されており、このウォーム
ギヤ機構33と一体にベースプレート32に固定されて
いる。駆動用電動モータ30の出力は、ウォームギヤ機
構33により減速されて軸方向がベースプレート32に
対して垂直となるウォームギヤ機構33の出力軸34か
ら出力されるようになっている。
【0025】動力断続機構31は駆動ギヤとしての駆動
ピニオンギヤ40、従動ギヤとしての出力ピニオンギヤ
41、中間ギヤ42および逆転ギヤ43の4つのギヤを
有している。
ピニオンギヤ40、従動ギヤとしての出力ピニオンギヤ
41、中間ギヤ42および逆転ギヤ43の4つのギヤを
有している。
【0026】駆動ピニオンギヤ40はウォームギヤ機構
33の出力軸34に固定されており、ウォームギヤ機構
33つまり駆動用電動モータ30により回転駆動されて
ベースプレート32上で回転自在となっている。
33の出力軸34に固定されており、ウォームギヤ機構
33つまり駆動用電動モータ30により回転駆動されて
ベースプレート32上で回転自在となっている。
【0027】出力ピニオンギヤ41は駆動ピニオンギヤ
40と離れてベースプレート32上に回転自在に設けら
れており、窓部23においてラックバー21のラックギ
ヤ24と噛み合わされている。つまり、出力ピニオンギ
ヤ41が回転するとその回転がラックギヤ24を介して
被駆動部材としてのラックバー21を軸方向に駆動し
て、バックドア2が開閉されることになる。
40と離れてベースプレート32上に回転自在に設けら
れており、窓部23においてラックバー21のラックギ
ヤ24と噛み合わされている。つまり、出力ピニオンギ
ヤ41が回転するとその回転がラックギヤ24を介して
被駆動部材としてのラックバー21を軸方向に駆動し
て、バックドア2が開閉されることになる。
【0028】中間ギヤ42は、歯数が多い大径ギヤ42
aと、この大径ギヤ42aと同軸且つ一体に回転し、歯
数が大径ギヤより少ない小径ギヤ42bとを有してい
る。そして、中間ギヤ42は小径ギヤ42bにおいて出
力ピニオンギヤ41と噛み合わされている。
aと、この大径ギヤ42aと同軸且つ一体に回転し、歯
数が大径ギヤより少ない小径ギヤ42bとを有してい
る。そして、中間ギヤ42は小径ギヤ42bにおいて出
力ピニオンギヤ41と噛み合わされている。
【0029】逆転ギヤ43は、中間ギヤ42の小径ギヤ
42bよりさらに歯数が少ない小径に形成されており、
中間ギヤ42の大径ギヤ42aに噛み合わされている。
出力ピニオンギヤ41の回転軸44には、この回転軸4
4を揺動中心としてベースプレート32に対してに揺動
自在に揺動部材としての揺動プレート45が装着されて
いる。そして、中間ギヤ42と逆転ギヤ43とは、この
揺動プレート45に回転自在に支持されている。つま
り、出力ピニオンギヤ41、中間ギヤ42および逆転ギ
ヤ43は歯車列を形成して、互いに回転が伝達されるよ
うになっている。
42bよりさらに歯数が少ない小径に形成されており、
中間ギヤ42の大径ギヤ42aに噛み合わされている。
出力ピニオンギヤ41の回転軸44には、この回転軸4
4を揺動中心としてベースプレート32に対してに揺動
自在に揺動部材としての揺動プレート45が装着されて
いる。そして、中間ギヤ42と逆転ギヤ43とは、この
揺動プレート45に回転自在に支持されている。つま
り、出力ピニオンギヤ41、中間ギヤ42および逆転ギ
ヤ43は歯車列を形成して、互いに回転が伝達されるよ
うになっている。
【0030】これらのギヤ41,42,43には、たと
えば図5に逆転ギヤ43の場合を示すように、それぞれ
その外周側の両側面部において軸方向に円環状に突出す
るガイド部43a,43bが形成されている。これらの
ガイド部43a,43bは揺動プレート45およびベー
スプレート32に近接するようになっており、これらの
ギヤ41,42,43が軸のガタ等により軸方向に対し
て傾斜するのを防止するようになっている。
えば図5に逆転ギヤ43の場合を示すように、それぞれ
その外周側の両側面部において軸方向に円環状に突出す
るガイド部43a,43bが形成されている。これらの
ガイド部43a,43bは揺動プレート45およびベー
スプレート32に近接するようになっており、これらの
ギヤ41,42,43が軸のガタ等により軸方向に対し
て傾斜するのを防止するようになっている。
【0031】このように、ギヤ41,42,43が軸方
向に対して傾斜するのを防止することにより、特に、逆
転ギヤ43が駆動ピニオンギヤ40と噛み合う際に、こ
れらのギヤ43,40の歯筋方向を一致させて噛み合い
が滑らかになるように設定されている。
向に対して傾斜するのを防止することにより、特に、逆
転ギヤ43が駆動ピニオンギヤ40と噛み合う際に、こ
れらのギヤ43,40の歯筋方向を一致させて噛み合い
が滑らかになるように設定されている。
【0032】中間ギヤ42と逆転ギヤ43とはこの揺動
プレート45と一体に回転軸44を中心として揺動自在
となっている。そして、逆転ギヤ43は、揺動プレート
45と一体に揺動することにより、駆動ギヤ40と噛み
合う動力伝達位置と駆動ギヤ40との噛み合いが外れる
動力遮断位置との間で移動するようになっている。この
とき、逆転ギヤ43と駆動ピニオンギヤ40との噛み合
い点は、逆転ギヤ43の回転軸の中心の揺動軌跡より外
側に位置するようになっている。また、駆動ピニオンギ
ヤ40と逆転ギヤ43とはそれぞれ転位歯車として形成
されるとともにその歯先が尖った形状に形成されてお
り、駆動ピニオンギヤ40と逆転ギヤ43とが噛み合う
際の歯の乗り上げを抑制するようになっている。そし
て、逆転ギヤ43が動力伝達位置となったときには駆動
ピニオンギヤ40の回転は逆転ギヤ43と中間ギヤ42
とを介して出力ピニオンギヤ41に伝達され、動力遮断
位置となったときには駆動ピニオンギヤ40と出力ピニ
オンギヤ41との間の動力伝達は遮断されることにな
る。なお、本実施の形態においては、揺動プレート45
は出力ピニオンギヤ41の回転軸44を中心として揺動
自在に設けられ、逆転ギヤ43は駆動ギヤ40と噛み合
う動力伝達位置と駆動ギヤ40との噛み合いが外れる動
力遮断位置との間で揺動するようになっているが、これ
に限らず、揺動プレート45を駆動ピニオンギヤ40の
回転軸を中心として揺動自在に設けるようにしてもよ
い。この場合、中間ギヤ42は駆動ピニオンギヤ40と
噛み合わされ、逆転ギヤ43は中間ギヤ42と噛み合う
とともに出力ピニオンギヤ41と噛み合う動力伝達位置
と出力ピニオンギヤ41との噛み合いが外れる動力遮断
位置との間で揺動することになる。また、本実施の形態
においては、中間ギヤ42は、大径ギヤ42aとこの大
径ギヤ42aと同軸且つ一体に回転するように設けられ
た小径ギヤ42bとを有し、逆転ギヤ43からの回転を
2段減速して出力ピニオンギヤ41に伝達するようにな
っているが、これに限らず、通常の平歯車による1段減
速のものや逆転ギヤ43の回転を増速して出力ピニオン
ギヤ41に伝達するものなど、逆転ギヤ43の回転を出
力ピニオンギヤ41に伝達することができるものであれ
ばいずれのものであってもよい。
プレート45と一体に回転軸44を中心として揺動自在
となっている。そして、逆転ギヤ43は、揺動プレート
45と一体に揺動することにより、駆動ギヤ40と噛み
合う動力伝達位置と駆動ギヤ40との噛み合いが外れる
動力遮断位置との間で移動するようになっている。この
とき、逆転ギヤ43と駆動ピニオンギヤ40との噛み合
い点は、逆転ギヤ43の回転軸の中心の揺動軌跡より外
側に位置するようになっている。また、駆動ピニオンギ
ヤ40と逆転ギヤ43とはそれぞれ転位歯車として形成
されるとともにその歯先が尖った形状に形成されてお
り、駆動ピニオンギヤ40と逆転ギヤ43とが噛み合う
際の歯の乗り上げを抑制するようになっている。そし
て、逆転ギヤ43が動力伝達位置となったときには駆動
ピニオンギヤ40の回転は逆転ギヤ43と中間ギヤ42
とを介して出力ピニオンギヤ41に伝達され、動力遮断
位置となったときには駆動ピニオンギヤ40と出力ピニ
オンギヤ41との間の動力伝達は遮断されることにな
る。なお、本実施の形態においては、揺動プレート45
は出力ピニオンギヤ41の回転軸44を中心として揺動
自在に設けられ、逆転ギヤ43は駆動ギヤ40と噛み合
う動力伝達位置と駆動ギヤ40との噛み合いが外れる動
力遮断位置との間で揺動するようになっているが、これ
に限らず、揺動プレート45を駆動ピニオンギヤ40の
回転軸を中心として揺動自在に設けるようにしてもよ
い。この場合、中間ギヤ42は駆動ピニオンギヤ40と
噛み合わされ、逆転ギヤ43は中間ギヤ42と噛み合う
とともに出力ピニオンギヤ41と噛み合う動力伝達位置
と出力ピニオンギヤ41との噛み合いが外れる動力遮断
位置との間で揺動することになる。また、本実施の形態
においては、中間ギヤ42は、大径ギヤ42aとこの大
径ギヤ42aと同軸且つ一体に回転するように設けられ
た小径ギヤ42bとを有し、逆転ギヤ43からの回転を
2段減速して出力ピニオンギヤ41に伝達するようにな
っているが、これに限らず、通常の平歯車による1段減
速のものや逆転ギヤ43の回転を増速して出力ピニオン
ギヤ41に伝達するものなど、逆転ギヤ43の回転を出
力ピニオンギヤ41に伝達することができるものであれ
ばいずれのものであってもよい。
【0033】揺動プレート45を揺動させて逆転ギヤ4
3を動力伝達位置と動力遮断位置とに切り換えるために
動力断続機構31には切り換え機構50が設けられてい
る。この切り換え機構50は、駆動部材としての駆動リ
ンク51と駆動リンク51を駆動する切り換え用電動モ
ータ52とを有している。
3を動力伝達位置と動力遮断位置とに切り換えるために
動力断続機構31には切り換え機構50が設けられてい
る。この切り換え機構50は、駆動部材としての駆動リ
ンク51と駆動リンク51を駆動する切り換え用電動モ
ータ52とを有している。
【0034】駆動リンク51は、一方の先端部が中間ギ
ヤ42の回転軸53と同軸に揺動プレート45にピン結
合されており、この駆動リンク51を長手方向に往復動
させることにより揺動プレート45が回転軸44を中心
として揺動するようになっている。また、駆動リンク5
1の他端側は、ベースプレート32に対して回転自在と
なるクランクプレート60に設けられたクランクピン6
1に連結されている。
ヤ42の回転軸53と同軸に揺動プレート45にピン結
合されており、この駆動リンク51を長手方向に往復動
させることにより揺動プレート45が回転軸44を中心
として揺動するようになっている。また、駆動リンク5
1の他端側は、ベースプレート32に対して回転自在と
なるクランクプレート60に設けられたクランクピン6
1に連結されている。
【0035】クランクピン61はクランクプレート60
にその回転中心軸から偏心して設けられており、クラン
クプレート60の回転に伴って回転中心軸を中心として
回転移動するようになっている。クランクプレート60
は、切り換え用電動モータ52に接続されたウォームギ
ヤ機構62の図示しない出力軸に固定されており、この
ウォームギヤ機構62を介して切り換え用電動モータ5
2に回転駆動されるようになっている。また、切り換え
用電動モータ52は図示しない制御装置によりクランク
プレート60を180度毎に回転するように制御されて
おり、つまりクランクプレート60は、図3に示すよう
に、駆動リンク51を駆動ピニオンギヤ40に対して長
手方向に後退させる位置と、図4に示すように、駆動リ
ンク51を駆動ピニオンギヤ40に対して長手方向に進
出させる位置との間で往復動させて、逆転ギヤ43を動
力伝達位置と動力遮断位置との間で揺動させることにな
る。このとき、クランクピン61は、逆転ギヤ43が動
力伝達位置および動力遮断位置となったときには、クラ
ンクプレート60の回転中心軸と回転軸53とを結ぶ直
線上に位置するようになっている。
にその回転中心軸から偏心して設けられており、クラン
クプレート60の回転に伴って回転中心軸を中心として
回転移動するようになっている。クランクプレート60
は、切り換え用電動モータ52に接続されたウォームギ
ヤ機構62の図示しない出力軸に固定されており、この
ウォームギヤ機構62を介して切り換え用電動モータ5
2に回転駆動されるようになっている。また、切り換え
用電動モータ52は図示しない制御装置によりクランク
プレート60を180度毎に回転するように制御されて
おり、つまりクランクプレート60は、図3に示すよう
に、駆動リンク51を駆動ピニオンギヤ40に対して長
手方向に後退させる位置と、図4に示すように、駆動リ
ンク51を駆動ピニオンギヤ40に対して長手方向に進
出させる位置との間で往復動させて、逆転ギヤ43を動
力伝達位置と動力遮断位置との間で揺動させることにな
る。このとき、クランクピン61は、逆転ギヤ43が動
力伝達位置および動力遮断位置となったときには、クラ
ンクプレート60の回転中心軸と回転軸53とを結ぶ直
線上に位置するようになっている。
【0036】図6(a)〜(c)は、図3に示す逆転ギ
ヤが動力伝達位置から動力遮断位置へ切り換えられる過
程を示す説明図であり、図7(a)〜(c)は、図3に
示す逆転ギヤが動力遮断位置から動力伝達位置へ切り換
えられる過程を示す説明図である。
ヤが動力伝達位置から動力遮断位置へ切り換えられる過
程を示す説明図であり、図7(a)〜(c)は、図3に
示す逆転ギヤが動力遮断位置から動力伝達位置へ切り換
えられる過程を示す説明図である。
【0037】次に、このような構造のアクチュエータユ
ニット10の作動について説明する。
ニット10の作動について説明する。
【0038】バックドア2が駆動用電動モータ30によ
り自動的に開閉される場合には、逆転ギヤ43は、図6
(a)に示すように駆動ピニオンギヤ40と噛み合う動
力伝達位置となっており、また、図3に示すように、こ
のとき駆動リンク51は駆動ピニオンギヤ40に対して
長手方向に後退した位置となっている。そして、この状
態で駆動用電動モータ30が作動することにより、駆動
用電動モータ30の出力が、駆動ピニオンギヤ40,逆
転ギヤ43,中間ギヤ42および出力ピニオンギヤ41
とを介してラックバー21に伝達され、バックドア2の
開閉が行われることになる。
り自動的に開閉される場合には、逆転ギヤ43は、図6
(a)に示すように駆動ピニオンギヤ40と噛み合う動
力伝達位置となっており、また、図3に示すように、こ
のとき駆動リンク51は駆動ピニオンギヤ40に対して
長手方向に後退した位置となっている。そして、この状
態で駆動用電動モータ30が作動することにより、駆動
用電動モータ30の出力が、駆動ピニオンギヤ40,逆
転ギヤ43,中間ギヤ42および出力ピニオンギヤ41
とを介してラックバー21に伝達され、バックドア2の
開閉が行われることになる。
【0039】そして、この状態から、図示しないセンサ
等により、バックドア2が手動で開閉されることが検知
された場合には、動力断続機構31は駆動用電動モータ
30とラックバー21との間の動力の伝達を遮断するた
めに、動力伝達状態から動力遮断状態へと切り換えられ
ることになる。つまり、逆転ギヤ43を動力伝達位置か
ら動力遮断位置に移動させることになる。
等により、バックドア2が手動で開閉されることが検知
された場合には、動力断続機構31は駆動用電動モータ
30とラックバー21との間の動力の伝達を遮断するた
めに、動力伝達状態から動力遮断状態へと切り換えられ
ることになる。つまり、逆転ギヤ43を動力伝達位置か
ら動力遮断位置に移動させることになる。
【0040】動力伝達状態から動力遮断状態への切り換
えは、逆転ギヤ43を図6(a)に示す動力伝達位置か
ら図6(b)に示す位置を経て図6(c)に示す動力遮
断位置にまで移動することにより行われる。そのため、
クランクプレート60は切り換え用電動モータ52に1
80度回転駆動され、駆動リンク51が図3に示す駆動
ピニオンギヤ40に対して長手方向に後退した位置か
ら、図4に示す駆動ピニオンギヤ40に対して長手方向
に進出した位置にまで移動されることになる。そして、
この駆動リンク51の作動により、揺動プレート45は
図6(a)、(b)に示す矢印方向に向けて移動される
ことになる。
えは、逆転ギヤ43を図6(a)に示す動力伝達位置か
ら図6(b)に示す位置を経て図6(c)に示す動力遮
断位置にまで移動することにより行われる。そのため、
クランクプレート60は切り換え用電動モータ52に1
80度回転駆動され、駆動リンク51が図3に示す駆動
ピニオンギヤ40に対して長手方向に後退した位置か
ら、図4に示す駆動ピニオンギヤ40に対して長手方向
に進出した位置にまで移動されることになる。そして、
この駆動リンク51の作動により、揺動プレート45は
図6(a)、(b)に示す矢印方向に向けて移動される
ことになる。
【0041】このとき、図6(a)、(b)に示すよう
に、中間ギヤ42は、停止している出力ピニオンギヤ4
1と噛み合った状態で移動することにより、その移動に
伴って図中時計回り方向つまり移動方向と同一方向に回
転されることになる。また、逆転ギヤ43は中間ギヤ4
2と噛み合って移動することにより、その移動に伴って
中間ギヤ42の回転が伝達されて中間ギヤ42とは逆方
向つまり揺動プレート45の移動方向とは逆方向に回転
されることになる。なお、ここにおける中間ギヤ42、
逆転ギヤ43および揺動プレート45の移動方向とは、
出力ピニオンギヤ41の回転軸44を中心とした円弧状
の軌跡に沿った方向であって図中時計回りの方向であ
り、逆転ギヤ43が揺動プレート45の移動方向とは逆
方向に回転するということは、図中時計回り方向となる
揺動プレート45の移動方向に対して図中反時計回りに
回転することを示している。
に、中間ギヤ42は、停止している出力ピニオンギヤ4
1と噛み合った状態で移動することにより、その移動に
伴って図中時計回り方向つまり移動方向と同一方向に回
転されることになる。また、逆転ギヤ43は中間ギヤ4
2と噛み合って移動することにより、その移動に伴って
中間ギヤ42の回転が伝達されて中間ギヤ42とは逆方
向つまり揺動プレート45の移動方向とは逆方向に回転
されることになる。なお、ここにおける中間ギヤ42、
逆転ギヤ43および揺動プレート45の移動方向とは、
出力ピニオンギヤ41の回転軸44を中心とした円弧状
の軌跡に沿った方向であって図中時計回りの方向であ
り、逆転ギヤ43が揺動プレート45の移動方向とは逆
方向に回転するということは、図中時計回り方向となる
揺動プレート45の移動方向に対して図中反時計回りに
回転することを示している。
【0042】したがって、逆転ギヤ43は移動方向とは
逆向きに回転しながら移動されるので、図6(a)に示
す、駆動ピニオンギヤ40の歯A,Bと噛み合う歯C
は、図6(b)、(c)に示すように、歯A,Bに対し
てその歯幅方向への移動が少ない状態で噛み合いが外れ
ることになる。つまり、歯Cの歯面が歯Aの歯面から離
れるように逆転ギヤ43は離脱することになる。そのた
め、歯A,Bと歯Cとの間では大きな抵抗力が生じず、
逆転ギヤ43は滑らかに駆動ピニオンギヤ40から離脱
することができる。これは、たとえばバックドア2が全
開状態となってその荷重がラックバー21、出力ピニオ
ンギヤ41および中間ギヤ42を介して逆転ギヤ43に
加わり、歯Cと歯Aもしくは歯Bとの間の摩擦力を増加
させた場合であっても、歯Cは歯Aもしくは歯Bに対し
て歯幅方向への移動が少ない状態で移動するので、その
影響が小さく、逆転ギヤ43の滑らかな離脱を維持する
ことができる。
逆向きに回転しながら移動されるので、図6(a)に示
す、駆動ピニオンギヤ40の歯A,Bと噛み合う歯C
は、図6(b)、(c)に示すように、歯A,Bに対し
てその歯幅方向への移動が少ない状態で噛み合いが外れ
ることになる。つまり、歯Cの歯面が歯Aの歯面から離
れるように逆転ギヤ43は離脱することになる。そのた
め、歯A,Bと歯Cとの間では大きな抵抗力が生じず、
逆転ギヤ43は滑らかに駆動ピニオンギヤ40から離脱
することができる。これは、たとえばバックドア2が全
開状態となってその荷重がラックバー21、出力ピニオ
ンギヤ41および中間ギヤ42を介して逆転ギヤ43に
加わり、歯Cと歯Aもしくは歯Bとの間の摩擦力を増加
させた場合であっても、歯Cは歯Aもしくは歯Bに対し
て歯幅方向への移動が少ない状態で移動するので、その
影響が小さく、逆転ギヤ43の滑らかな離脱を維持する
ことができる。
【0043】このように、本発明の動力断続機構31で
は、動力伝達位置から動力遮断位置へ移動される逆転ギ
ヤ43は、その移動方向とは逆方向に回転しながら駆動
ピニオンギヤ40から離脱することになるので、ギヤ間
の抵抗力が抑制されて逆転ギヤ43は滑らかに駆動ピニ
オンギヤ40から離脱することになり、この動力断続機
構31の作動の確実性を向上させることができる。
は、動力伝達位置から動力遮断位置へ移動される逆転ギ
ヤ43は、その移動方向とは逆方向に回転しながら駆動
ピニオンギヤ40から離脱することになるので、ギヤ間
の抵抗力が抑制されて逆転ギヤ43は滑らかに駆動ピニ
オンギヤ40から離脱することになり、この動力断続機
構31の作動の確実性を向上させることができる。
【0044】さらに、本発明の動力断続機構31では、
逆転ギヤ43の歯Cは、駆動ピニオンギヤ40の歯A,
Bに対して、その歯幅方向の移動が少ない状態で離脱さ
れることになるので、逆転ギヤ43および駆動ピニオン
ギヤ40のバックラッシを騒音が生じない程度に小さく
設定することができる。
逆転ギヤ43の歯Cは、駆動ピニオンギヤ40の歯A,
Bに対して、その歯幅方向の移動が少ない状態で離脱さ
れることになるので、逆転ギヤ43および駆動ピニオン
ギヤ40のバックラッシを騒音が生じない程度に小さく
設定することができる。
【0045】また、図6(a)、(b)に示すように、
逆転ギヤ43が駆動ピニオンギヤ40から離脱するとき
には、駆動ピニオンギヤ40は駆動用電動モータ30に
より、図中矢印で示す離脱サポート方向に回転駆動する
ようにしてもよい。この場合、離脱サポート方向は、逆
転ギヤ43の移動方向とは逆向きつまり図中反時計回り
方向となっている。これにより、逆転ギヤ43は、歯C
が歯Bに押されることにより駆動ピニオンギヤ40から
離脱方向に向く力が加えられるとともに、歯Cの歯A,
Bに対する幅方向の移動量がさらに小さくされることに
なる。したがって、逆転ギヤ43はさらに滑らかに駆動
ピニオンギヤ40から離脱できることになる。
逆転ギヤ43が駆動ピニオンギヤ40から離脱するとき
には、駆動ピニオンギヤ40は駆動用電動モータ30に
より、図中矢印で示す離脱サポート方向に回転駆動する
ようにしてもよい。この場合、離脱サポート方向は、逆
転ギヤ43の移動方向とは逆向きつまり図中反時計回り
方向となっている。これにより、逆転ギヤ43は、歯C
が歯Bに押されることにより駆動ピニオンギヤ40から
離脱方向に向く力が加えられるとともに、歯Cの歯A,
Bに対する幅方向の移動量がさらに小さくされることに
なる。したがって、逆転ギヤ43はさらに滑らかに駆動
ピニオンギヤ40から離脱できることになる。
【0046】このように、本発明の動力断続機構31で
は、逆転ギヤ43が動力伝達位置から動力遮断位置へ移
動するときには、駆動ピニオンギヤ40が逆転ギヤ43
の移動方向とは逆向きの離脱サポート方向に駆動用電動
モータ30により回転駆動されるようにしたので、逆転
ギヤ43の離脱が駆動ピニオンギヤ40側から補助され
ることになって逆転ギヤ43の離脱がさらに滑らかとな
り、この動力断続機構31の作動の確実性を向上させる
ことができる。
は、逆転ギヤ43が動力伝達位置から動力遮断位置へ移
動するときには、駆動ピニオンギヤ40が逆転ギヤ43
の移動方向とは逆向きの離脱サポート方向に駆動用電動
モータ30により回転駆動されるようにしたので、逆転
ギヤ43の離脱が駆動ピニオンギヤ40側から補助され
ることになって逆転ギヤ43の離脱がさらに滑らかとな
り、この動力断続機構31の作動の確実性を向上させる
ことができる。
【0047】一方、動力断続機構31の動力遮断状態か
ら動力伝達状態への切り換えは、逆転ギヤ43を図7
(a)に示す動力遮断位置から図7(b)に示す位置を
経て図7(c)に示す動力伝達位置にまで移動すること
により行われる。そのため、クランクプレート60が切
り換え用電動モータ52に180度回転駆動され、駆動
リンク51を図4に示す駆動ピニオンギヤ40に対して
長手方向に進出した位置から、図3に示す駆動ピニオン
ギヤ40に対して長手方向に後退した位置にまで移動さ
れることになる。そして、この駆動リンク51の作動に
より、揺動プレート45は図7(a)、(b)に示す矢
印方向に向けて移動されることになる。
ら動力伝達状態への切り換えは、逆転ギヤ43を図7
(a)に示す動力遮断位置から図7(b)に示す位置を
経て図7(c)に示す動力伝達位置にまで移動すること
により行われる。そのため、クランクプレート60が切
り換え用電動モータ52に180度回転駆動され、駆動
リンク51を図4に示す駆動ピニオンギヤ40に対して
長手方向に進出した位置から、図3に示す駆動ピニオン
ギヤ40に対して長手方向に後退した位置にまで移動さ
れることになる。そして、この駆動リンク51の作動に
より、揺動プレート45は図7(a)、(b)に示す矢
印方向に向けて移動されることになる。
【0048】このとき、図7(a)、(b)に示すよう
に、中間ギヤ42は、停止している出力ピニオンギヤ4
1と噛み合った状態で移動することにより、その移動に
伴って図中反時計回り方向つまり移動方向と同一方向に
回転されることになる。また、逆転ギヤ43は中間ギヤ
42と噛み合って移動することにより、その移動に伴っ
て中間ギヤ42の回転が伝達されて中間ギヤ42とは逆
方向つまり揺動プレート45の移動方向とは逆方向に回
転されることになる。なお、ここにおける中間ギヤ42
および揺動プレート45の移動方向とは、出力ピニオン
ギヤ41の回転軸44を中心とした円弧状の軌跡に沿っ
た方向であって図中反時計回りの方向であり、逆転ギヤ
43が揺動プレート45の移動方向とは逆方向に回転す
るということは、図中反時計回り方向となる揺動プレー
ト45の移動方向に対して図中時計回りに回転すること
を示している。
に、中間ギヤ42は、停止している出力ピニオンギヤ4
1と噛み合った状態で移動することにより、その移動に
伴って図中反時計回り方向つまり移動方向と同一方向に
回転されることになる。また、逆転ギヤ43は中間ギヤ
42と噛み合って移動することにより、その移動に伴っ
て中間ギヤ42の回転が伝達されて中間ギヤ42とは逆
方向つまり揺動プレート45の移動方向とは逆方向に回
転されることになる。なお、ここにおける中間ギヤ42
および揺動プレート45の移動方向とは、出力ピニオン
ギヤ41の回転軸44を中心とした円弧状の軌跡に沿っ
た方向であって図中反時計回りの方向であり、逆転ギヤ
43が揺動プレート45の移動方向とは逆方向に回転す
るということは、図中反時計回り方向となる揺動プレー
ト45の移動方向に対して図中時計回りに回転すること
を示している。
【0049】したがって、逆転ギヤ43は揺動プレート
45の移動方向とは逆向きに回転しながら移動されるの
で、図7(a)に示す逆転ギヤ43の歯Cは、図7
(b)、(c)に示すように、駆動ピニオンギヤ40の
歯A,Bに対してその幅方向への移動が少ない状態で噛
み合わされることになる。つまり、歯Cの歯面が歯Bの
歯面から離れるように逆転ギヤ43は噛み合わされるこ
とになる。そのため、歯Cは滑らかに歯A、Bとに噛み
合うことになり、逆転ギヤ43は滑らかに駆動ピニオン
ギヤ40と噛み合うことができる。また、逆転ギヤ43
は、歯Cが歯A,Bに対してその歯幅方向の移動が少な
い状態で噛み合わされるので、たとえば歯Cが歯Aもし
くは歯Bに乗り上げるなど、逆転ギヤ43の駆動ピニオ
ンギヤ40に対する乗り上げの頻度が減少することにな
る。
45の移動方向とは逆向きに回転しながら移動されるの
で、図7(a)に示す逆転ギヤ43の歯Cは、図7
(b)、(c)に示すように、駆動ピニオンギヤ40の
歯A,Bに対してその幅方向への移動が少ない状態で噛
み合わされることになる。つまり、歯Cの歯面が歯Bの
歯面から離れるように逆転ギヤ43は噛み合わされるこ
とになる。そのため、歯Cは滑らかに歯A、Bとに噛み
合うことになり、逆転ギヤ43は滑らかに駆動ピニオン
ギヤ40と噛み合うことができる。また、逆転ギヤ43
は、歯Cが歯A,Bに対してその歯幅方向の移動が少な
い状態で噛み合わされるので、たとえば歯Cが歯Aもし
くは歯Bに乗り上げるなど、逆転ギヤ43の駆動ピニオ
ンギヤ40に対する乗り上げの頻度が減少することにな
る。
【0050】このように、本発明の動力断続機構31で
は、動力遮断位置から動力伝達位置へ移動する逆転ギヤ
43は移動方向とは逆向きに回転しながら駆動ピニオン
ギヤ40と噛み合わされるので、逆転ギヤ43の駆動ピ
ニオンギヤ40に対する乗り上げの頻度が減少すること
になり、この動力断続機構31の作動の確実性を向上さ
せることができる。
は、動力遮断位置から動力伝達位置へ移動する逆転ギヤ
43は移動方向とは逆向きに回転しながら駆動ピニオン
ギヤ40と噛み合わされるので、逆転ギヤ43の駆動ピ
ニオンギヤ40に対する乗り上げの頻度が減少すること
になり、この動力断続機構31の作動の確実性を向上さ
せることができる。
【0051】さらに、本発明の動力断続機構31では、
逆転ギヤ43は滑らかに噛み合いそして離脱することが
できるので、この逆転ギヤ43を移動させるための切り
換え用電動モータ52の駆動力つまり消費電力を低減さ
せることができる。また、これにより、切り換え用電動
モータ52をより出力の小さい小型のものとして、この
動力断続機構31を小型軽量化することができる。
逆転ギヤ43は滑らかに噛み合いそして離脱することが
できるので、この逆転ギヤ43を移動させるための切り
換え用電動モータ52の駆動力つまり消費電力を低減さ
せることができる。また、これにより、切り換え用電動
モータ52をより出力の小さい小型のものとして、この
動力断続機構31を小型軽量化することができる。
【0052】さらに、本発明の動力断続機構31では、
切り換え用電動モータ52によりクランクプレート60
を180度毎に回転駆動して、逆転ギヤ43が動力伝達
位置および動力遮断位置となるときには、クランクプレ
ート60の回転中心軸と回転軸53とを結ぶ直線上にク
ランクピン61が位置するようにしたので、該各位置に
おいて、駆動リンク51は逆転ギヤ43が駆動ピニオン
ギヤ40側から受ける反力等により容易に移動されるこ
とがない。また、前記各位置では切り換え用電動モータ
52への電力の供給が切れるため、消費電力を低減させ
ることができる。したがって、駆動リンク51により、
逆転ギヤ43を動力伝達位置と動力遮断位置とに安定し
て保持することができる。
切り換え用電動モータ52によりクランクプレート60
を180度毎に回転駆動して、逆転ギヤ43が動力伝達
位置および動力遮断位置となるときには、クランクプレ
ート60の回転中心軸と回転軸53とを結ぶ直線上にク
ランクピン61が位置するようにしたので、該各位置に
おいて、駆動リンク51は逆転ギヤ43が駆動ピニオン
ギヤ40側から受ける反力等により容易に移動されるこ
とがない。また、前記各位置では切り換え用電動モータ
52への電力の供給が切れるため、消費電力を低減させ
ることができる。したがって、駆動リンク51により、
逆転ギヤ43を動力伝達位置と動力遮断位置とに安定し
て保持することができる。
【0053】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、本実施の形態に
おいては、動力断続機構31は車両1に開閉自在に装着
されたバックドア2を自動的に開閉するアクチュエータ
ユニット10のパワーユニット13に設けられている
が、これに限らず、電動モータや内燃機関等の駆動源に
より回転駆動される駆動ギヤと、この駆動ギヤの回転が
伝達される従動ギヤとを有するものであればいずれのも
のに適用させてもよい。
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、本実施の形態に
おいては、動力断続機構31は車両1に開閉自在に装着
されたバックドア2を自動的に開閉するアクチュエータ
ユニット10のパワーユニット13に設けられている
が、これに限らず、電動モータや内燃機関等の駆動源に
より回転駆動される駆動ギヤと、この駆動ギヤの回転が
伝達される従動ギヤとを有するものであればいずれのも
のに適用させてもよい。
【0054】また、本実施の形態においては、駆動リン
ク51をクランクプレート60とクランクピン61とを
介して切り換え用電動モータ52により往復動させるよ
うにしているが、これに限らず、逆転ギヤ43を動力伝
達位置と動力遮断位置の各位置に移動可能であれば、他
の駆動手段により作動させるようにしてもよく、また、
手動切り換え式にしてもよい。
ク51をクランクプレート60とクランクピン61とを
介して切り換え用電動モータ52により往復動させるよ
うにしているが、これに限らず、逆転ギヤ43を動力伝
達位置と動力遮断位置の各位置に移動可能であれば、他
の駆動手段により作動させるようにしてもよく、また、
手動切り換え式にしてもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、動力伝達位置から動力
遮断位置へ移動する逆転ギヤは移動方向とは逆向きに回
転しながら駆動ギヤもしくは従動ギヤから離脱するの
で、ギヤ間の抵抗力が抑制されて離脱が滑らかに行われ
るようになり、この動力断続機構の作動の確実性を向上
させることができる。
遮断位置へ移動する逆転ギヤは移動方向とは逆向きに回
転しながら駆動ギヤもしくは従動ギヤから離脱するの
で、ギヤ間の抵抗力が抑制されて離脱が滑らかに行われ
るようになり、この動力断続機構の作動の確実性を向上
させることができる。
【0056】また、本発明によれば、逆転ギヤが駆動ギ
ヤから離脱されるときには、駆動源により駆動ギヤが逆
転ギヤの揺動方向とは逆向きとなる離脱サポート方向に
回転駆動されるので、逆転ギヤの離脱が駆動ギヤ側から
補助されることになり、この動力断続機構の作動の確実
性を向上させることができる。
ヤから離脱されるときには、駆動源により駆動ギヤが逆
転ギヤの揺動方向とは逆向きとなる離脱サポート方向に
回転駆動されるので、逆転ギヤの離脱が駆動ギヤ側から
補助されることになり、この動力断続機構の作動の確実
性を向上させることができる。
【0057】さらに、本発明によれば、動力遮断位置か
ら動力伝達位置へ移動する逆転ギヤは移動方向とは逆向
きに回転しながら駆動ギヤもしくは従動ギヤと噛み合わ
されるので、ギヤの乗り上げが抑制されることになり、
この動力断続機構の作動の確実性を向上させることがで
きる。
ら動力伝達位置へ移動する逆転ギヤは移動方向とは逆向
きに回転しながら駆動ギヤもしくは従動ギヤと噛み合わ
されるので、ギヤの乗り上げが抑制されることになり、
この動力断続機構の作動の確実性を向上させることがで
きる。
【0058】さらに、本発明によれば、逆転ギヤは滑ら
かに噛み合いそして離脱することができるので、この逆
転ギヤを移動させるための駆動力を低減することができ
る。また、切り換え用電動モータをより出力の小さい小
型のものとして、この動力断続機構を小型軽量化するこ
とができる。
かに噛み合いそして離脱することができるので、この逆
転ギヤを移動させるための駆動力を低減することができ
る。また、切り換え用電動モータをより出力の小さい小
型のものとして、この動力断続機構を小型軽量化するこ
とができる。
【0059】さらに、本発明によれば、逆転ギヤは、駆
動ピニオンギヤに対してその歯幅方向の移動が少ない状
態で噛み合わされ、また離脱されることになるので、逆
転ギヤおよび駆動ピニオンギヤのバックラッシを騒音が
生じない程度に小さく設定することができる。
動ピニオンギヤに対してその歯幅方向の移動が少ない状
態で噛み合わされ、また離脱されることになるので、逆
転ギヤおよび駆動ピニオンギヤのバックラッシを騒音が
生じない程度に小さく設定することができる。
【図1】本発明の一実施の形態である動力断続機構を備
えたアクチュエータユニットを有する車両の一部であっ
て、バックドアが全閉状態のときを示す側面図である。
えたアクチュエータユニットを有する車両の一部であっ
て、バックドアが全閉状態のときを示す側面図である。
【図2】図1に示す車両の一部であって、バックドアが
全開状態のときを示す側面図である。
全開状態のときを示す側面図である。
【図3】図1に示すアクチュエータユニットの動力伝達
状態のときの詳細を示す一部切り欠き断面図である。
状態のときの詳細を示す一部切り欠き断面図である。
【図4】図3に示すアクチュエータの動力遮断状態のと
きの詳細を示す一部切り欠き断面図である。
きの詳細を示す一部切り欠き断面図である。
【図5】図3に示すA−A線に沿う断面図である。
【図6】(a)〜(c)は、図3に示す逆転ギヤが動力
伝達位置から動力遮断位置へ切り換えられる過程を示す
説明図である。
伝達位置から動力遮断位置へ切り換えられる過程を示す
説明図である。
【図7】(a)〜(c)は、図3に示す逆転ギヤが動力
遮断位置から動力伝達位置へ切り換えられる過程を示す
説明図である。
遮断位置から動力伝達位置へ切り換えられる過程を示す
説明図である。
1 車両
2 バックドア
3 車両ルーフ
4 ヒンジ
5 ボールスタッド
6 ガスダンパー
10 アクチュエータユニット
11 連結ロッド
12 スライド機構
13 パワーユニット
14 ピラー
15,16 ボールソケット
20 チャンネル
21 ラックバー
22 スロット
23 窓部
24 ラックギヤ
25 ボールスタッド
30 駆動用電動モータ
31 動力断続機構
32 ベースプレート
33 ウォームギヤ機構
34 出力軸
40 駆動ピニオンギヤ
41 出力ピニオンギヤ
42 中間ギヤ
42a 大径ギヤ
42b 小径ギヤ
43 逆転ギヤ
44 回転軸
45 揺動プレート
50 切り換え機構
51 駆動リンク
52 切り換え用電動モータ
53 回転軸
60 クランクプレート
61 クランクピン
62 ウォームギヤ機構
A,B,C 歯
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 星野 孝
群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地
株式会社ミツバ内
(72)発明者 塩入 政治
群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地
株式会社ミツバ内
(72)発明者 落合 孝夫
群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地
株式会社ミツバ内
Fターム(参考) 3J009 DA04 EA05 EA11 EA21 EA32
EA42 EB17 EC07 ED03 ED11
FA04
Claims (5)
- 【請求項1】 支持台に回転自在に設けられ、駆動源に
回転駆動される駆動ギヤと、 前記支持台に回転自在に設けられ、被駆動部材を駆動す
る従動ギヤと、 前記駆動ギヤと前記従動ギヤのいずれか一方の回転軸を
中心として揺動自在に設けられた揺動部材と、 前記駆動ギヤと前記従動ギヤのいずれか一方のギヤと噛
み合って前記揺動部材に回転自在に支持され、前記一方
のギヤの回転軸を中心として揺動自在の中間ギヤと、 前記中間ギヤと噛み合って前記揺動部材に回転自在に支
持され、前記一方のギヤの回転軸を中心として前記駆動
ギヤと前記従動ギヤのいずれか他方のギヤと噛み合う動
力伝達位置と噛み合いが外れる動力遮断位置との間で揺
動自在の逆転ギヤとを有し、 前記動力伝達位置と前記動力遮断位置との間で移動する
ときには、前記逆転ギヤは前記揺動部材の移動方向とは
逆向きに回転することを特徴とする動力断続機構。 - 【請求項2】 請求項1記載の動力断続機構において、
切り換え用電動モータにより長手方向に往復動される駆
動部材により前記揺動部材が駆動されることを特徴とす
る動力断続機構。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の動力断続機構に
おいて、前記揺動部材が前記従動ギヤの回転軸を中心と
して揺動自在に設けられ、前記逆転ギヤが前記駆動ギヤ
に対して噛み合う前記動力伝達位置と噛み合いが外れる
前記動力遮断位置との間で揺動することを特徴とする動
力断続機構。 - 【請求項4】 請求項3記載の動力断続機構において、
前記逆転ギヤが前記動力伝達位置から前記動力遮断位置
に向けて移動するときには、前記逆転ギヤの移動方向と
は逆向きの離脱サポート方向に前記駆動源により前記駆
動ギヤが回転駆動されることを特徴とする動力断続機
構。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の動
力断続機構において、車両に往復動自在に設けられた往
復動部材に形成されたラックギヤに前記従動ギヤが噛み
合わされ、前記往復動部材を往復動させることにより前
記車両に開閉自在に装着された開閉部材が自動的に開閉
されることを特徴とする動力断続機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002063641A JP2003262255A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 動力断続機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002063641A JP2003262255A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 動力断続機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003262255A true JP2003262255A (ja) | 2003-09-19 |
Family
ID=29196812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002063641A Pending JP2003262255A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 動力断続機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003262255A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7014248B2 (en) | 2002-03-25 | 2006-03-21 | Ohi Seisakusho Co., Ltd. | Opening and closing apparatus for rear gate of vehicle |
| EP1775498A1 (fr) * | 2005-10-14 | 2007-04-18 | Pubert Henri Sas | Boite de vitesses pour équipement de motoculture |
| JP2008239313A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Autech Japan Inc | ウインチ構造 |
| CN117360292A (zh) * | 2023-10-26 | 2024-01-09 | 湖南省舟际智控电气科技有限公司 | 一种便于收线的电动车充电桩 |
-
2002
- 2002-03-08 JP JP2002063641A patent/JP2003262255A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7014248B2 (en) | 2002-03-25 | 2006-03-21 | Ohi Seisakusho Co., Ltd. | Opening and closing apparatus for rear gate of vehicle |
| EP1775498A1 (fr) * | 2005-10-14 | 2007-04-18 | Pubert Henri Sas | Boite de vitesses pour équipement de motoculture |
| FR2892168A1 (fr) * | 2005-10-14 | 2007-04-20 | Pubert Henri Sas Soc Par Actio | Boite de vitesses pour equipement de motoculture |
| JP2008239313A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Autech Japan Inc | ウインチ構造 |
| CN117360292A (zh) * | 2023-10-26 | 2024-01-09 | 湖南省舟际智控电气科技有限公司 | 一种便于收线的电动车充电桩 |
| CN117360292B (zh) * | 2023-10-26 | 2024-06-11 | 湖南省舟际智控电气科技有限公司 | 一种便于收线的电动车充电桩 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3719987B2 (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
| US20070022664A1 (en) | Arrangement in a swing door apparatus provided with a door closer | |
| US20140062101A1 (en) | Vehicle door latch system | |
| EP1331346B1 (en) | Automatic opening and closing apparatus for vehicle | |
| JP2008169632A (ja) | 車両用開閉体の開閉装置 | |
| JP2004196231A (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
| JP2005153738A (ja) | 車両用ドア開閉装置 | |
| JPH0978936A (ja) | 回転動力正逆転装置 | |
| JP3001375B2 (ja) | ドアヒンジ装置 | |
| CN209505596U (zh) | 一种翻盖储物盒 | |
| KR100639666B1 (ko) | 전동식 창호 작동장치 | |
| US6386058B1 (en) | Forward/backward steering control mechanism for a remote-controlled toy car | |
| JP2003254394A (ja) | 動力断続機構 | |
| CN119825218B (zh) | 门体结构及消毒柜 | |
| JP3978337B2 (ja) | 窓開閉ユニット及び窓開閉装置 | |
| JP2009185583A (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
| JP3729639B2 (ja) | 変速機付き駆動装置を備えたシャッター | |
| JP2009007920A (ja) | 車両用開閉体の駆動装置 | |
| JP4216786B2 (ja) | 往復動用駆動装置 | |
| JP2003240063A (ja) | 動力断続機構 | |
| JPS5847551B2 (ja) | 車両用ドアロツク装置 | |
| JP2004255931A (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
| JP2003253959A (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
| KR20090044372A (ko) | 테일 게이트 파워 래치 장치 | |
| JPH04108052A (ja) | 車両用リアワイパ装置 |