JP2003263899A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2003263899A
JP2003263899A JP2002063688A JP2002063688A JP2003263899A JP 2003263899 A JP2003263899 A JP 2003263899A JP 2002063688 A JP2002063688 A JP 2002063688A JP 2002063688 A JP2002063688 A JP 2002063688A JP 2003263899 A JP2003263899 A JP 2003263899A
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Toru Takeshima
竹島  徹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストレス試験時に、ワード線、プレート線及
びビット線にかかる信号を制御することにより、メモリ
セルの他の素子を駆動しても、強誘電体キャパシタには
ストレスがかからないようにする回路構成を有する半導
体記憶装置を提供する。 【解決手段】 半導体記憶装置がストレス試験モードに
設定されるとき、各メモリセルのビット線とプレート線
とに同じ信号を入力するプレート線信号制御回路28を
設けることにより、当該メモリセルの強誘電体キャパシ
タのプレート線側電極にかかる電位とビット線にかかる
電位を同一にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特に強誘電体キャパシタを記憶素子として用いた
半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】強誘電体キャパシタは、記憶素子として
不揮発性でありながら高速でデータの読出し書込みがで
きる特性を有している。この特性を利用して、強誘電体
キャパシタを記憶素子として用いた半導体記憶装置(以
下、強誘電性メモリという)が実用化されている。
【0003】図1は、従来の強誘電性メモリを構成して
いるメモリセルを示す回路図である。
【0004】図1に示したメモリセル1は、従来の強誘
電性メモリの1ビットの情報を記録する単位回路であ
り、トランスファトランジスタ10に強誘電体キャパシ
タ12が接続されている。このメモリセル1は、ワード
線(WL)14と、ビット線(BL)16(相補性ビッ
ト線のうちの一方)と、プレート線(PL)18によっ
て制御される。
【0005】ここで、強誘電体キャパシタ12の動作に
ついて説明する。
【0006】図3に、図1に示したメモリセルの強誘電
体キャパシタのヒステリシス特性を示す。いま、強誘電
体キャパシタ12の一方の電極12bに他方の電極12
aに対し正の電位を与えることにより、電界を図3の点
Aの値まで印加すると分極P が生じる。次に、電界を
0にすると、分極は0にならずPで示された残留分極
が生じる。次に、前記と逆方向の電界を、例えば点Bの
値まで印加すると分極は0になる。さらに大きな逆方向
の電界を点Cの値まで印加すると、逆方向の分極P
生じる。次に、電界を0に戻すと分極は、前記の値とは
異なりPとは逆方向の値Pとなる。次に、電界を点
Dの値まで印加すると分極は0になる。点B及び点Dの
電界は、抗電界と呼ばれる。さらに、再び電界を点Aの
値まで印加すると、分極はPの値となる。従って、強
誘電体キャパシタ12には、電界が0の状態でPとP
の異なる2つの残留分極状態が存在する。
【0007】このようなヒステリシス特性は強誘電体結
晶を構成する原子の相対位置の変化に起因しており、各
残留分極状態は電界を印加しない限り時間的に変化しな
い。従って、強誘電体キャパシタのこのような特性を利
用して、不揮発性の半導体記憶装置を構成することが可
能となる。
【0008】図2は、図1に示したメモリセルの通常動
作時にワード線及びプレート線に入力される各入力信号
の波形図である。図2において、c(WL)はワード線
14に入力されるワード線信号の波形を示し、a(P
L)はプレート線18に入力されるプレート線信号の波
形を示し、矢印taはビット線に接続するセンスアンプ
がオンするタイミングを示す。
【0009】図2に示したように、t0のタイミングで
は、ワード線14に入力されるワード線選択信号cとプ
レート線18に入力されるプレート線信号aはともに、
Lレベルである。また、t0のタイミングでビット線1
6をLレベルにプリチャージする。このとき、強磁性体
キャパシタ12は、図3に示した分極Pにあるものと
する。次に、ビット線16をフローティング状態にした
後、ある時点でワード線選択信号cが立上り、Hレベル
になると、これに伴ってプレート線信号aもHレベルに
なる。このとき(t1のタイミング)、強誘電体キャパ
シタ12には、図3に示した分極Pが生じる。
【0010】次に、矢印taで示されたタイミングで、
ビット線16に接続するセンスアンプがオンする。例え
ば、t2のタイミングでメモリセル1からデータを読み
出す。これにより、ビット線16はHレベルになる。こ
の時点では、強誘電体キャパシタ12は、図3の残留分
極Pの状態になっている。
【0011】次に、プレート線信号aが立下り、Lレベ
ルになると、t3のタイミングで、強誘電体キャパシタ
12には、図3に示した分極Pが生じる。次に、セン
スアンプがオフし、ビット線16がLレベルにプリチャ
ージされる。この時点(t4のタイミング)では、強誘
電体キャパシタ12は、図3の残留分極Pの状態にな
っている。以上のように、ワード線、プレート線及びビ
ット線にかかる信号を制御して、図1のメモリセルから
データの読み出し動作が行われる。
【0012】しかし、図2に示した通常の動作時の例と
同様に、従来の強誘電性メモリに対してストレス試験を
行うと、例えば、メモリセルからデータを読み出す場合
には、t4のタイミングからt1のタイミングに移ると
き、また、t2のタイミングからt3のタイミングに移
るとき、強誘電体キャパシタ12の電荷の向きが反転
し、これが強誘電体キャパシタ12に対するストレスと
なり、劣化の要因となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、強誘
電性メモリの場合、その強誘電体キャパシタの特性から
アクセス回数に制限があり、ストレス試験などを行う
と、強誘電体キャパシタに頻繁にストレスをかけると記
憶素子としての寿命を短くしてしまう。このため、従来
の強誘電性メモリに対してストレス試験を行うには、強
誘電体キャパシタにある程度の劣化が生じることをやむ
なく容認して行う必要があった。あるいは、強誘電体キ
ャパシタの劣化をできる限り防止することに重点をおい
た場合には、対象となる強誘電性メモリの特定の箇所に
対して、ストレス試験を行うことができなかった。
【0014】上記の問題点を解決するために、例えば、
図2に示した動作例のように、ワード線14を選択して
メモリセル1のトランスファトランジスタ10を駆動し
ても、強誘電体キャパシタ12にはストレスがかからな
いようにするストレス試験が行えるような回路構成が求
められている。
【0015】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ストレス試験モードにおいてワード線、プレー
ト線及びビット線にかかる信号を制御することにより、
メモリセルの他の素子を駆動してストレス試験を行うと
ともに、強誘電体キャパシタにはストレスがかからない
ようにする回路構成を有する半導体記憶装置を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、半導体記憶装置が、一端を
プレート線に結合させた強誘電体記憶素子と、該強誘電
体記憶素子の他端をトランジスタのソース−ドレイン経
路を介してビット線に結合させ、該トランジスタのゲー
トにワード線を結合させたメモリセルと、試験モードに
おいて前記メモリセルの前記プレート線に入力する信号
と前記ビット線に入力する信号とを同一の電位に設定す
る制御回路とを具備することを特徴とする。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の半
導体記憶装置において、前記制御回路が、試験モード信
号に応じて、プレートドライバから入力される信号を前
記メモリセルの前記ビット線に送出することを特徴とす
る。
【0018】また、上記課題を解決するため、請求項3
記載の発明は、半導体記憶装置が、一端をプレート線に
結合させた強誘電体記憶素子と、該強誘電体記憶素子の
他端をトランジスタのソース−ドレイン経路を介してビ
ット線に結合させ、該トランジスタのゲートにワード線
を結合させたメモリセルと、試験モードにおいて、前記
メモリセルの前記プレート線に入力する信号と相補な信
号を前記ワード線に入力する信号選択回路とを具備する
ことを特徴とする。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項3記載の半
導体記憶装置において、前記信号選択回路が、試験モー
ド信号に応じて、ワードドライバから送出される信号
と、プレートドライバから送出される信号とのNAND
論理を取った信号を前記メモリセルの前記ワード線に送
出することを特徴とする。
【0020】また、上記課題を解決するため、請求項5
記載の発明は、半導体記憶装置が、一端をプレート線に
結合させた強誘電体記憶素子と、該強誘電体記憶素子の
他端をトランジスタのソース−ドレイン経路を介してビ
ット線に結合させ、該トランジスタのゲートにワード線
を結合させたメモリセルと、試験モードにおいて、前記
メモリセルの前記プレート線をフローティング状態に設
定する信号選択回路とを具備することを特徴とする。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項5記載の半
導体記憶装置において、前記信号選択回路が、試験モー
ド信号に応じて、プレートドライバからのプレート線を
前記メモリセルから切り離すことにより、前記メモリセ
ルの前記プレート線をフローティング状態に設定するこ
とを特徴とする。
【0022】また、上記課題を解決するため、請求項7
記載の発明は、半導体記憶装置が、一端をプレート線に
結合させた強誘電体記憶素子と、該強誘電体記憶素子の
他端をトランジスタのソース−ドレイン経路を介してビ
ット線に結合させ、該トランジスタのゲートにワード線
を結合させたメモリセルと、試験モードにおいて、前記
メモリセルの前記ビット線をフローティング状態に保持
する制御回路とを具備することを特徴とする。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項7記載の半
導体記憶装置において、前記制御回路が、試験モード信
号に応じて、前記ワード線に入力される信号と、前記プ
レート線に入力される信号とが共にHレベルに設定され
るとき、前記ビット線をフローティング状態に保持する
ことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
の図面を参照しながら具体的に説明する。
【0025】本発明の一実施例に係る半導体記憶装置の
構成を図4に示す。
【0026】図4に示した実施例の半導体記憶装置は、
プレートドライバ20と、コラムスイッチ22と、セン
スアンプ24と、ワードドライバ26、プレート線信号
制御回路28と、メモリセルアレイ30とから構成され
る。
【0027】ここで、図4に示した半導体記憶装置は、
前述した強誘電性メモリであり、また、説明の便宜上、
メモリセルアレイ30の個々のメモリセルの構成は、図
1に示したメモリセル1と同一構成であるものとする。
すなわち、メモリセルアレイ30の各メモリセルは、ト
ランスファトランジスタ10と強誘電体キャパシタ12
とが図1に示したように接続されている。トランジスタ
10は、例えば、半導体基板上に電界効果トランジスタ
(FET)として形成してあり、また、強誘電体キャパ
シタ12は、例えば、導電性材料で形成した一対の電極
を互いに離間させ、その電極間に強誘電性材料を介在さ
せて形成してある。
【0028】図4に示した半導体記憶装置において、メ
モリセルアレイ30は、個々のメモリセルを列(col
umn)及び行(row)に沿って2次元マトリックス
状に配置することにより形成される。メモリセルアレイ
30の各列は、対応するメモリセルの強誘電体キャパシ
タ12にトランジスタ10のソース−ドレイン経路を介
して結合されたビット線BLを含んでいる。メモリセル
アレイ30の各行は、対応するメモリセルのトランジス
タ10のゲート電極に結合されたワード線WLを含んで
いる。この実施例において、プレート線PLは、ワード
線WLから分離し、ワード線WLに対して平行に延在さ
せる。また、メモリセルアレイ30の各行のプレート線
PLは、対応するメモリセルの強誘電体キャパシタ12
の、トランジスタ10と結合された電極12aとは反対
側の電極12bに結合される。
【0029】また、図4に示した半導体記憶装置におい
て、プレートドライバ20は、メモリセルアレイ30か
らの個々のプレート線PLと接続され、プレート線選択
信号(a0、a1、・・・an)をメモリセルアレイ3
0のプレート線PLに送出する。プレート線選択信号に
よって、メモリセルアレイ30の各行に沿って結合配置
されるメモリセル群のいずれかの行のプレート線PLが
駆動される。コラムスイッチ22は、コマンドデコーダ
(図示なし)から受け取るメモリアクセス制御信号にも
とづいてビット線信号(b0、b1、・・・bn)を生
成し、ワード線選択信号(c0、c1、・・・cn)に
より選択されるワード線WLの行に沿って結合配置され
た各メモリセルと接続する各ビット線へそのビット線信
号を送出する。
【0030】また、センスアンプ24は、ワード線選択
信号により選択されるワード線WLの行に沿って結合配
置された各メモリセルと接続する各ビット線のうち、コ
ラムスイッチにより選択されたビット線を介して各メモ
リセルに保持された個々のデータを読み出す。ワードド
ライバ26は、コマンドデコーダ(図示なし)から受け
取るメモリアクセス制御信号にもとづいてワード線選択
信号(c0、c1、・・・cn)を生成し、メモリセル
アレイ30の各ワード線WLにそのワード線選択信号を
送出する。ここで、プレート線信号制御回路28につい
ては、後述する。
【0031】この実施例では、ストレス試験モードにお
いて、メモリセルアレイ30の各メモリセルに対してプ
レート線PLから入力される信号(プレート線選択信
号)と、ビット線BLから入力される信号(ビット線信
号)とがそのメモリセルにおいて同一電位となるよう制
御するプレート線信号制御回路28を設けている。
【0032】図5の(A)に、図4に示した半導体記憶
装置におけるプレート線信号制御回路28の一例を示
す。図5(A)に示したプレート線信号制御回路28
は、インバータ42と、NOR回路44とから構成され
る。NOR回路44は、プレートドライバ20から送出
されるプレート線選択信号(a0、a1、・・・an)
を受け取り、NOR論理をとった信号をインバータ42
の入力に送出する。インバータ42は、受けとった信号
のレベルを反転して出力する。このインバータ42の出
力信号pが図4のコラムスイッチ22に送出される。
【0033】また、図5(A)に示したように、この実
施例の半導体記憶装置においては、コラムスイッチ22
は、通常のコラムスイッチと同じ構成のコラムスイッチ
部40と、信号選択回路41とから構成される。コラム
スイッチ22の信号選択回路41は、インバータ42の
出力信号pを受け取ると共に、外部端子又は制御部(図
示なし)から送出されるテストモード信号BIを受け取
る。テストモード信号BIは、半導体記憶装置の通常動
作時にはLレベルに、ストレス試験モード時にはHレベ
ルに設定される。
【0034】図5の(B)に、本実施例に係る信号選択
回路41の一例を示す。この信号選択回路41には、コ
ラムスイッチ部40の個々のビット線(すなわち、メモ
リセルアレイ30からの個々のビット線(BL))の各
々について一対のトランジスタ46、48が並列配置さ
れている。コラムスイッチ部40からの個々のビット線
は、各トランジスタ対のトランジスタ46のソース−ド
レイン経路を介して、センスアンプ24の個々のビット
線に接続してある。外部端子又は制御部から送出される
テストモード信号BIを受け取る入力端子は、各トラン
ジスタ対のトランジスタ46のゲート電極(反転入力)
と、トランジスタ48のゲート電極とに接続してある。
また、各トランジスタ対のトランジスタ48のソース−
ドレイン経路には、プレート線信号制御回路28のイン
バータ42の出力からの結線が接続してある。
【0035】図5(B)の信号選択回路41は、テスト
モード信号BIに応じた動作をする。すなわち、半導体
記憶装置の通常動作時(BI=L)には、各トランジス
タ対のトランジスタ46がオン、トランジスタ48がオ
フとなるため、メモリセルアレイ30からの個々のビッ
ト線(BL)を、センスアンプ24の個々のビット線に
接続するので、メモリセルアレイ30の該当のメモリセ
ルのデータがセンスアンプ24に読み出される。一方、
ストレス試験モード時(BI=H)には、各トランジス
タ対のトランジスタ46がオフ、トランジスタ48がオ
ンとなるため、プレート線信号制御回路28のインバー
タ42から受け取る信号pを、メモリセルアレイ30の
個々のメモリセルのビット線BLに送出する。このと
き、プレートドライバ20から出力されるプレート線選
択信号により、メモリセルアレイ30の該当するプレー
ト線PLが選択されるので、選択されたプレート線PL
の行に沿って配置されるメモリセルの全てのビット線B
Lに、上記信号p(プレート線と同じ信号)が入力され
る。
【0036】したがって、上記実施例の半導体記憶装置
に対してストレス試験を行う際、例えば、メモリセルア
レイ30の所定のメモリセルからデータを読み出すと
き、そのメモリセルのビット線(BL)16と、そのメ
モリセルのプレート線(PL)18には同じ入力信号が
付加されるため、その強誘電体キャパシタ12の電極間
には電圧がかからず、分極反転することもない。
【0037】また、上記実施例の半導体記憶装置によれ
ば、メモリセルアレイ30の該当するプレート線PLが
選択されると、選択されたプレート線PLの行に沿って
配置されるメモリセルの全てのビット線BLに、上記信
号p(プレート線と同じ信号)が入力されるため、スト
レス試験に要する試験時間を短縮することができる。
【0038】次に、本発明の他の実施例に係る半導体記
憶装置の構成を図6に示す。
【0039】図6に示した実施例の半導体記憶装置は、
プレートドライバ20と、コラムスイッチ22と、セン
スアンプ24と、ワードドライバ26と、メモリセルア
レイ30Aとから構成される強誘電性メモリである。こ
の実施例では、プレートドライバ20、コラムスイッチ
22、センスアンプ24、及びワードドライバ26の構
成は、前記した図4の各回路構成と実質的に同一であ
り、これら回路については重複する説明を省略する。
【0040】この実施例においては、メモリセルアレイ
30Aの個々のメモリセルに対してストレス試験を行う
際、そのメモリセルに接続するワード線(WL)14
に、プレート線(PL)18に入力される信号と相補関
係をもつ信号を入力する。通常のメモリセルアレイの個
々のメモリセルにおいては、図1に示したトランジスタ
10がオンすることにより、強誘電体キャパシタ12は
その両端のビット線(BL)16とプレート線(PL)
18からの電圧を受けることになる。この実施例のメモ
リセルアレイ30Aにおいては、プレート線(PL)1
8から入力される信号がHレベルのとき、ワード線(W
L)14を非選択に設定するように構成されている。
【0041】図7に、図6に示した半導体記憶装置のメ
モリセルアレイ30Aにおけるメモリセルの信号選択部
5の一例を示す。上記した制御を行うため、メモリセル
アレイ30Aの個々のメモリセルに対して、図7に示し
た信号選択部5を配置する。すなわち、本実施例におい
ては、メモリセルアレイ30Aの個々のメモリセルは、
図1に示したメモリセルの回路構成に加えて、図7に示
した信号選択部5を具備する。
【0042】図7に示した信号選択部5は、信号選択回
路50と、NAND回路52とから構成される。NAN
D回路52の一方の入力にはプレートドライバ20から
の個々のプレート線の1つが接続され、プレート線選択
信号a(PL)が入力される。NAND回路52の他方
の入力には、ワードドライバ26からの個々のワード線
の1つが接続され、ワード線選択信号c(WL)が入力
される。
【0043】また、この実施例の信号選択回路50は、
図5(B)に示した信号選択回路41と同様に構成され
る。但し、信号選択回路50においては、図5(B)に
示したビット線がワード線に置き換わり、また、プレー
ト線信号制御回路28から入力する結線がNAND回路
52の出力からの結線に置き換わる。すなわち、図7に
示した信号選択回路50は一方の入力からワードドライ
バ26からのワード線選択信号c(WL)を受け取ると
共に、他方の入力からNAND回路52の出力からのN
AND論理をとった信号を受け取る。さらに、信号選択
回路50は、外部端子又は制御部(図示なし)から送出
されるテストモード信号BIを受け取る。テストモード
信号BIは、半導体記憶装置の通常動作時にはLレベル
に、ストレス試験モード時にはHレベルに設定される。
このテストモード信号BIに応じて、半導体記憶装置の
通常動作時(BI=L)には、信号選択回路50は、ワ
ードドライバ26から受け取ったワード線選択信号c
(WL)をそのままメモリセルアレイ30Aのワード線
WLに通過させる。ストレス試験モード時(BI=H)
には、信号選択回路50は、NAND論理を取った信号
をメモリセルアレイ30Aのワード線WLに送出する。
【0044】したがって、この実施例の半導体記憶装置
に対しストレス試験を行うときには(BI=H)、メモ
リセルアレイ30Aの該当メモリセルのプレート線(P
L)18に送出される信号がHレベルのとき、ワードド
ライバ26からのワード線選択信号cがHレベルであっ
ても、ワード線(WL)14に送出される信号がLレベ
ルとなるため、該当メモリセルは非選択となり、強誘電
体キャパシタ12の電極間には電圧がかからず、分極反
転が起こらない。
【0045】次に、本発明のさらに他の実施例に係る半
導体記憶装置の構成を図8に示す。
【0046】図8に示した実施例の半導体記憶装置は、
プレートドライバ20と、コラムスイッチ22と、セン
スアンプ24と、ワードドライバ26と、メモリセルア
レイ30と、信号選択回路60とから構成される強誘電
性メモリである。この実施例では、プレートドライバ2
0、コラムスイッチ22、センスアンプ24、ワードド
ライバ26、及びメモリセルアレイ30の構成は、前記
した図4の各回路構成と実質的に同一であり、これら回
路については重複する説明を省略する。
【0047】この実施例においては、メモリセルアレイ
30の個々のメモリセルに対してストレス試験を行う
際、そのメモリセルに接続するプレート線(PL)18
をフローティング状態にする。
【0048】図8の信号選択回路60は、プレートドラ
イバ20からの個々のプレート線と接続してあり、信号
選択回路60からの対応する個々のプレート線がメモリ
セルアレイ30のプレート線PLに接続してある。ま
た、信号選択回路60は、外部端子又は制御部(図示な
し)から送出されるテストモード信号BIを受け取る。
テストモード信号BIは、半導体記憶装置の通常動作時
にはLレベルに、ストレス試験モード時にはHレベルに
設定される。このテストモード信号BIに応じて、半導
体記憶装置の通常動作時(BI=L)には、信号選択回
路60は、プレートドライバ20から受け取ったプレー
ト線選択信号(a0、a1、・・・an)をそのままメ
モリセルアレイ30のプレート線PLに通過させる。ス
トレス試験モード時(BI=H)には、信号選択回路6
0は、プレートドライバ20から受け取るプレート線選
択信号をメモリセルアレイ30から切り離し、フローテ
ィング状態のプレート線信号(a0′、a1′、・・・
an′)をメモリセルアレイ30のプレート線PLに送
出する。
【0049】図9に、図8に示した半導体記憶装置にお
ける信号選択回路60の一例を示す。図9に示した信号
選択回路60には、プレートドライバ20からの個々の
プレート線の各々について一対のトランジスタ62、6
4が並列配置されている。プレートドライバ20からの
個々のプレート線は、各トランジスタ対62、64のソ
ース−ドレイン経路を介して、メモリセルアレイ30の
プレート線PLに接続してある。外部端子又は制御部か
ら送出されるテストモード信号BIを受け取る入力端子
は、インバータ66の入力側と、各トランジスタ対のト
ランジスタ62のゲート電極(反転入力)とに接続して
あり、インバータ66の出力は、各トランジスタ対のト
ランジスタ64のゲート電極に接続してある。
【0050】上述したように、本実施例の信号選択回路
60は、テストモード信号BIに応じた動作をする。す
なわち、半導体記憶装置の通常動作時(BI=L)に
は、各トランジスタ対のトランジスタ62、64が共に
オンとなるため、プレートドライバ20から受け取った
プレート線選択信号(a0、a1、・・・an)をその
ままメモリセルアレイ30のプレート線PLに通過させ
る。一方、ストレス試験モード時(BI=H)には、各
トランジスタ対のトランジスタ62、64が共にオフと
なるため、プレートドライバ20から受け取るプレート
線選択信号をメモリセルアレイ30から切り離し、フロ
ーティング状態のプレート線信号(a0′、a1′、・
・・an′)をメモリセルアレイ30のプレート線PL
に送出する。
【0051】したがって、ストレス試験モード時(BI
=H)には、メモリセルアレイ30の該当のメモリセル
におけるプレート線(PL)18に送出される信号はフ
ローティング状態となり、強誘電体キャパシタ12の電
極間に電圧がかからず、分極反転が起こらない。
【0052】次に、本発明のさらに他の実施例にかかる
半導体記憶装置について、図1及び図2を参照して説明
する。
【0053】この実施例においては、メモリセルアレイ
30の個々のメモリセルに対してストレス試験を行う
際、そのメモリセルに接続するビット線(BL)16を
オン状態のセンスアンプに接続せず、フローティング状
態に保持する。図2のt1のタイミングで強誘電体キャ
パシタ12は分極反転するが、この実施例の半導体記憶
装置では、ビット線(BL)16がフローティング状態
になるため、ビット線容量と強誘電体容量の比で電圧が
分圧されるので強誘電体キャパシタ12には十分な分極
反転は起きない。
【0054】通常の動作時には、上記のビット線(B
L)16をフローティング状態に設定した後、ビット線
に接続するセンスアンプがオンになると、ビット線側か
ら電圧かかるため、メモリセルの強誘電体キャパシタ1
2には、電源電圧までの分極反転が起きる。
【0055】上述した実施例の半導体記憶装置によれ
ば、メモリセルアレイ30の個々のメモリセルに対して
ストレス試験を行う際、センスアンプをオンに切り替え
ず、ビット線をフローティング状態に保持することによ
って、強誘電体キャパシタ12に十分な分極反転が発生
するのを防止する。
【発明の効果】上述したように、本発明の半導体記憶装
置によれば、ストレス試験を行う際に、強誘電体キャパ
シタにはストレスをかけずに、半導体記憶装置を試験す
ることができる。従って、強誘電体キャパシタの寿命を
短縮することなく、半導体記憶装置に対しスクリーニン
グ試験が実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体記憶装置を構成しているメモリセ
ルを示す回路図である。
【図2】図1に示したメモリセルの通常動作時にワード
線及びプレート線に入力される各入力信号の波形図であ
る。
【図3】図1に示したメモリセルの強誘電体キャパシタ
のヒステリシス特性を示す図である。
【図4】本発明の一実施例に係る半導体記憶装置の構成
を示すブロック図である。
【図5】図4に示した半導体記憶装置におけるプレート
線信号制御回路の一例を示す回路図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る半導体記憶装置の構
成を示すブロック図である。
【図7】図6に示した半導体記憶装置におけるメモリセ
ルの信号選択部を示す回路図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例に係る半導体記憶装
置の構成を示すブロック図である。
【図9】図8に示した半導体記憶装置における信号選択
回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 メモリセル 10 トランスファトランジスタ 12 強誘電体キャパシタ 14 ワード線 16 ビット線 18 プレート線 28 プレート線信号制御回路 50 信号選択回路 60 信号選択回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端をプレート線に結合させた強誘電体記
    憶素子と、該強誘電体記憶素子の他端をトランジスタの
    ソース−ドレイン経路を介してビット線に結合させ、該
    トランジスタのゲートにワード線を結合させたメモリセ
    ルと、試験モードにおいて、前記メモリセルの前記プレ
    ート線に入力する信号と、前記ビット線に入力する信号
    とを同一の電位に設定する制御回路と、 を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、試験モード信号に応じ
    て、プレートドライバから入力される信号を前記メモリ
    セルの前記ビット線に送出することを特徴とする請求項
    1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】一端をプレート線に結合させた強誘電体記
    憶素子と、該強誘電体記憶素子の他端をトランジスタの
    ソース−ドレイン経路を介してビット線に結合させ、該
    トランジスタのゲートにワード線を結合させたメモリセ
    ルと、試験モードにおいて、前記メモリセルの前記プレ
    ート線に入力する信号と相補な信号を前記ワード線に入
    力する信号選択回路と、 を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】前記信号選択回路は、試験モード信号に応
    じて、ワードドライバから送出される信号と、プレート
    ドライバから送出される信号とのNAND論理を取った
    信号を前記メモリセルの前記ワード線に送出することを
    特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】一端をプレート線に結合させた強誘電体記
    憶素子と、該強誘電体記憶素子の他端をトランジスタの
    ソース−ドレイン経路を介してビット線に結合させ、該
    トランジスタのゲートにワード線を結合させたメモリセ
    ルと、試験モードにおいて、前記メモリセルの前記プレ
    ート線をフローティング状態に設定する信号選択回路
    と、 を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】前記信号選択回路は、試験モード信号に応
    じて、プレートドライバからのプレート線を前記メモリ
    セルから切り離すことにより、前記メモリセルの前記プ
    レート線をフローティング状態に設定することを特徴と
    する請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】一端をプレート線に結合させた強誘電体記
    憶素子と、該強誘電体記憶素子の他端をトランジスタの
    ソース−ドレイン経路を介してビット線に結合させ、該
    トランジスタのゲートにワード線を結合させたメモリセ
    ルと、試験モードにおいて、前記メモリセルの前記ビッ
    ト線をフローティング状態に保持する制御回路と、 を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】前記制御回路は、試験モード信号に応じ
    て、前記ワード線に入力される信号と、前記プレート線
    に入力される信号とが共にHレベルに設定されるとき、
    前記ビット線をフローティング状態に保持することを特
    徴とする請求項7記載の半導体記憶装置。
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