JP2003264233A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2003264233A JP2002062400A JP2002062400A JP2003264233A JP 2003264233 A JP2003264233 A JP 2003264233A JP 2002062400 A JP2002062400 A JP 2002062400A JP 2002062400 A JP2002062400 A JP 2002062400A JP 2003264233 A JP2003264233 A JP 2003264233A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HBM試験規格によるESD試験を満足し、
ESD耐圧が向上した半導体集積回路装置を提供する。 【解決手段】 半導体集積回路装置は、外部接続用パッ
ド1と、静電放電保護回路2と、入力回路3と、内部回
路4とを備えており、静電放電保護回路2は、入力回路
3及び内部回路4をサージから保護している。ESD試
験時に、外部接続用パッド1に正電荷を印加すると静電
放電保護回路2の第1のNチャネル型MISトランジス
タ7がオフし、第2のNチャネル型MISトランジスタ
8がオンすることで、静電放電保護回路のブレークダウ
ン電圧が低下し、サージ耐圧が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電放電(Electr
o-Static Discharge;ESD)保護回路を備えた半導体
集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プロセス分野の技術進歩によって
半導体集積回路装置の高集積化が進んでおり、それに伴
い半導体集積回路装置は、静電放電(以下の明細書中で
は「サージ」と称す)によってダメージを受けやすくな
ってきている。すなわち、外部接続用パッドから侵入す
るサージによって入力回路,出力回路,入出力回路や内
部回路などを構成する素子が破壊されたり、素子の性能
が低下したりする可能性が大きくなっている。そのた
め、外部接続用パッドに付随して、入力回路,出力回路
及び入出力回路や内部回路をサージから保護するための
保護回路が備えられていることが多くなってきている。
【0003】図7は、入力信号が電源電圧より高い場合
の、静電放電保護回路を有する従来の半導体集積回路装
置の回路構成を示す電気回路図である。なお、ここで
は、静電放電保護回路を入力回路に適用した場合を例に
示している。
【0004】図7に示すように、従来の半導体集積回路
装置は、外部接続用パッド101と、静電放電保護回路
102と、外部接続用パッド101と入力回路103と
の間に設けられたノード111と、入力回路103と、
内部回路104とを備えている。静電放電保護回路10
2は、外部接続用パッド101と入力回路103との間
に介設されており、外部接続用パッド101から侵入す
るサージによって入力回路103が損傷しないように保
護している。
【0005】静電放電保護回路102は、ノード111
にドレインが接続された第1のNチャネル型MISトラ
ンジスタ107と、ソースが第1のNチャネル型MIS
トランジスタ107のドレインに接続された第2のNチ
ャネル型MISトランジスタ108と、第1のNチャネ
ル型MISトランジスタ107と第2のNチャネル型M
ISトランジスタ108との間に介設されたフローティ
ングノード109とを有している。また、第1のNチャ
ネル型MISトランジスタ107は、ゲートに電源電圧
VDDを供給する電源が接続され、基板領域(p型ウェ
ル)に接地が接続されている。そして、第2のNチャネ
ル型MISトランジスタ108は、ゲート,ソース及び
基板領域にそれぞれ接地が接続されている。
【0006】以上のように構成された従来の半導体集積
回路装置では、次のような動作により、入力回路103
及び内部回路104がサージから保護されている。
【0007】まず、電源電圧VDDを3.3V、動作時
の入力回路103に入力される電圧を5.0Vとする。
このとき、第1のNチャネル型MISトランジスタ10
7はオンになり、第2のNチャネル型MISトランジス
タ108はオフになっている。そのため、入力された電
流は接地に流れることなく入力回路103に入力され
る。
【0008】次に、外部接続用パッド101から高電圧
のサージが入力された場合には、第1のNチャネル型M
ISトランジスタ107のドレイン、基板、第2のNチ
ャネル型MISトランジスタ108のソースはそれぞれ
N型,P型,N型の不純物を含んでいるので、一定以上
の電圧がドレインに印加された時には、NPN型バイポ
ーラトランジスタとして機能しサージは接地へと逃がさ
れる。この結果、入力回路103は、サージの影響から
免れる。なお、サージの電圧が負の場合は、基板(P
型)、第1のNチャネル型MISトランジスタ107の
ドレイン(N型)の順方向ダイオードを介してサージの
影響から免れる。
【0009】以上のようにして、従来の静電放電保護回
路102により、正常動作時には入力回路103に駆動
電圧が供給され、サージが入力された時には高電圧電流
の入力回路103への侵入が防止されていた。ここで、
「従来の静電放電保護回路102」とは、従来の半導体
集積回路装置に含まれる静電放電保護回路102のこと
を指す。
【0010】また、従来の静電放電保護回路102にお
いては、第1のNチャネル型MISトランジスタ107
のゲートに電源電圧VDDが印加されているため、ゲー
ト−ドレイン間のゲート絶縁膜にかかる電圧が1.7V
に低減されている。すなわち、第1のNチャネル型MI
Sトランジスタ107のゲートに電源電圧VDDが印加
されることで、ゲート酸化膜が絶縁破壊等の損傷を受け
ることが防止されている。また、フローティングノード
109の電位もVDD−Vth1(Vth1は第1のN
チャネル型MISトランジスタ107のしきい値電圧)
となるので、第2のNチャネル型MISトランジスタ1
08のゲート絶縁膜が損傷を受けることもない。つま
り、従来の静電放電保護回路102が2つのNチャネル
型MISトランジスタから構成されていることで、電源
電圧よりも高い入力電圧を許容している。
【0011】なお、電源電圧VDDが入力回路に入力さ
れる電圧以下の場合には、ノード111と接地との間に
介設されるNチャネル型MISトランジスタが1つだけ
であってもよい。
【0012】ところで、半導体集積回路装置は、サージ
破壊耐圧が保証されている必要があるため、ESD試験
規格を満足する必要がある。近年、ESD試験規格とし
て、MIL規格に代表される人体帯電モデル(HBM)
のESD試験が世界標準になりつつあり、半導体集積回
路装置は、このHBM試験規格をクリアする必要があ
る。
【0013】図8(a),(b)は、それぞれ順に、H
BM試験規格によるESD試験を行うための評価回路を
示す電気回路図、及びMIL規格によるHBM放電波形
規定を示す波形図である。
【0014】図8(a)に示すように、ESD試験用の
評価回路は、電圧可変型の充電用電源150と、充電用
電源150に対して互いに直列に接続された被試験デバ
イス154,電流計156及び抵抗値R=1.5kΩを
示す放電用抵抗体153と、被試験デバイス154と並
列に設けられた容量C=100pFを有する充放電用キ
ャパシタ151と、充放電用キャパシタ151の一方の
電極に接続された切り換えスイッチ152とを有してい
る。そして、切り換えスイッチ152によって、充放電
用キャパシタ151が充電用電源150に接続される
か、放電用抵抗体153に接続されるかが切り換えられ
るようになっている。
【0015】また、充放電用キャパシタ151の他方の
電極は、充電用電源150の低電圧部及び被試験デバイ
ス154に接続されている。そして、被試験デバイス1
54は、図7に示す外部接続用パッド101が放電用抵
抗体153側に接続され、静電放電保護回路102の接
地が充電用電源150のマイナス極に接続されるように
設置される。
【0016】この評価回路を用いたESD試験では、ま
ず切り換えスイッチ152により、充放電用キャパシタ
151の一方を充電用電源150のプラス側に接続する
と、充電用電源150と充放電用キャパシタ151とを
含む回路が閉回路になり、充電用電源150によって充
放電用キャパシタ151の充電電圧が例えば4000V
になるように電荷が蓄積される。その後、切り換えスイ
ッチ152により、充放電用キャパシタ151の一方の
電極を放電用抵抗体153に接続すると、充放電用キャ
パシタ151,放電用抵抗体153及び被試験デバイス
154を含む回路が閉回路になり、充放電用キャパシタ
151に蓄積されている電荷が放電用抵抗体153を経
て被試験デバイス154である半導体集積回路装置に印
加される。なお、ESD試験においては、静電放電保護
回路102への電源供給は行われない。
【0017】この際の放電波形は、図8(b)に示すよ
うに、充放電用キャパシタ151を被試験デバイスに接
続すると、サージ電流Idscは直線的に増加した後、
下向きの弧を描いて減衰する。ここでは、立ち上がり時
間Trが10nsで、減衰時間Tdが150nsの例を
示している。ESD試験では、このような放電波形を有
する電流を印加して被試験デバイスの良否を判断する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す従来の半導体集積回路装置に対して、HBM試験規
格によるESD試験をした場合、ESD耐圧の低下が生
じるという不具合があった。
【0019】このESD耐圧の低下は以下のように説明
できる。
【0020】サージ印加時には、第1のNチャネル型M
ISトランジスタ107のゲート電位がカップリング容
量により上昇して、第1のNチャネル型MISトランジ
スタ107がオンし、フローティングノード109の電
位が上昇することで、第1のNチャネル型MISトラン
ジスタ107のドレイン近傍の電位勾配が緩くなり、バ
イポーラトランジスタがオンするために必要な外部接続
用パッド101の電位は上昇する。その結果、静電放電
保護回路102や入力回路103や内部回路104が破
壊され、ESD耐圧の低下を招いていた。
【0021】本発明の目的は、HBM試験規格によるE
SD試験を満足し、ESD耐圧が向上した半導体集積回
路装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の半導体集
積回路装置は、外部接続用パッドと、上記外部接続用パ
ッドに接続された被保護回路と、上記外部接続用パッド
と上記被保護回路との間に介設された第1のノードと、
上記第1のノードに接続された静電放電保護回路とを備
え、上記静電放電保護回路は、上記第1のノードと接地
との間に順に直列に配置され、各々第1及び第2のゲー
トを有する第1のトランジスタ及び第2のトランジスタ
と、上記第1のゲートに接続され、ESD発生時には実
使用時よりも上記第1のトランジスタのブレークダウン
電圧が低くなるようにゲートバイアスを制御する第1の
ゲート制御回路と、上記第2のゲートに接続された第2
のゲート制御回路とを有している。
【0023】これにより、ESD試験時を含むESD発
生時には実使用時よりも第1のトランジスタのブレーク
ダウン電圧が低くなっており、高電圧電流を速やかに接
地に逃がすことができるので、第1のトランジスタを含
む静電放電保護回路が損傷を受けにくくなっている。ま
た、ESD発生時に従来の装置のように、外部接続用パ
ッドの電位が上がりすぎることがないので、被保護回路
の損傷も防止されている。
【0024】上記被保護回路は、入力回路、出力回路及
び入出力回路のうちのいずれか1つの回路であることに
より、ESD発生時には入力回路、出力回路及び入出力
回路等の回路を保護することができる。
【0025】上記第1のゲート制御回路は、ESD発生
時には実使用時よりもゲートバイアスを下げるように制
御することにより、特に第1及び第2のトランジスタが
共にNチャネル型MISFETであるときに、高電圧電
流から入力または出力回路や入出力回路を含む被保護回
路を効果的に保護することができる。加えて、静電放電
保護回路の損傷を抑えてサージ耐圧を向上させることが
できる。
【0026】上記第1のトランジスタ及び上記第2のト
ランジスタが共にNチャネル型MISFETであること
により、上述のように、高電圧電流から入力または出力
回路や入出力回路を含む被保護回路を効果的に保護する
ことができる。
【0027】上記第1のゲート制御回路は、キャパシタ
と、上記キャパシタと上記第1のゲートとの間に介設さ
れた第2のノードとを有し、上記第1のゲートは、上記
キャパシタを挟んで接地に接続していることにより、高
電圧電流が第1のトランジスタに印加される際に、キャ
パシタがゲートに誘起される電荷を吸収するので、ゲー
ト電位が持ち上がるのを防ぐことができる。この結果、
第1のトランジスタのブレークダウン電圧が下がり、静
電放電保護回路及び被保護回路の損傷を防ぐことができ
る。
【0028】上記第1のゲート制御回路は、上記第2の
ノードを介して上記第1のトランジスタのゲートに接続
された電源電圧供給配線と、上記電源電圧供給配線と上
記第2のノードとの間に介設された抵抗素子とをさらに
有することにより、半導体集積回路装置の実使用時には
第1のトランジスタをオンになるように制御するので、
第2のトランジスタを別途オフにしておけば駆動電流が
静電放電保護回路を流れることなく被保護回路にのみ電
流が流れる。また、第1のトランジスタの第1のゲート
に電圧が印加されているため、実使用時にゲート絶縁膜
に過大な電圧がかかって損傷を受けることを防いでい
る。
【0029】本発明の第2の半導体集積回路装置は、外
部接続用パッドと、上記外部接続用パッドに接続された
被保護回路と、上記外部接続用パッドと上記被保護回路
との間に介設された第1のノードと、上記第1のノード
に接続された静電放電保護回路とを備え、上記静電放電
保護回路は、上記第1のノード−接地間に順に直列に配
置され、各々第1及び第2のゲートを有する第1のトラ
ンジスタ及び第2のトランジスタと、上記第1のゲート
に接続された第1のゲート制御回路と、上記第2のゲー
トに接続され、ESD発生時には実使用時よりも上記第
2のトランジスタのブレークダウン電圧が低くなるよう
にゲートバイアスを制御する第2のゲート制御回路とを
有している。
【0030】これにより、ESD発生時に第2のトラン
ジスタのブレークダウン電圧が低くなっており、高電圧
電流を速やかに接地に逃がすことができるので、第2の
トランジスタを含む静電放電保護回路が損傷を受けにく
くなっている。また、ESD発生時に従来の装置のよう
に、外部接続用パッドの電位が上がりすぎることがない
ので、被保護回路の損傷も防止されている。
【0031】上記被保護回路は、入力回路、出力回路及
び入出力回路のうちのいずれか1つの回路であることに
より、ESD発生時には入力回路、出力回路及び入出力
回路等の回路を保護することができる。
【0032】上記第2のゲート制御回路は、ESD発生
時には実使用時よりもゲートバイアスを上げるように制
御することにより、特に第1及び第2のトランジスタが
共にNチャネル型MISFETであるときに、高電圧電
流から被保護回路を効果的に保護することができる。加
えて、静電放電保護回路の損傷を抑えてサージ耐圧を向
上させることができる。
【0033】上記第2のゲート制御回路は、上記第2の
ゲートに接続され、実使用時にESD発生時よりも上記
第2のゲートに印加するゲートバイアスを下げるための
低電圧供給手段と、ESD発生時に実使用時よりも上記
第2のゲートに印加するゲートバイアスを上げるための
昇圧手段とを有していることにより、実使用時には入力
または出力回路に駆動電圧を印加し、ESDが発生して
高電圧電流が流入したときには電流を速やかに接地に逃
がすことができる。
【0034】上記第1のトランジスタ及び上記第2のト
ランジスタが共にNチャネル型MISFETであること
により、上述のような高電圧電流からの保護効果を発揮
することができる。
【0035】上記昇圧手段は、接地と上記第2のゲート
との間に介設された第3のトランジスタであることによ
り、実使用時には第3のトランジスタが導通して第2の
ゲート電位が接地電位となり、ESD発生時には第3の
トランジスタがオフとなって第2のゲート電位が持ち上
がる。その結果、静電放電保護回路,入力または出力回
路及び入出力回路を含む被保護回路の損傷を効果的に防
ぐことができる。
【0036】上記外部接続用パッドと上記被保護回路と
の間に介設された第2のノードをさらに備え、上記第2
のゲート制御回路は、上記第2のゲートに接続された第
3のノードと、接地と上記第3のノードとの間に介設さ
れた抵抗素子とをさらに有し、上記昇圧手段は、上記第
2のノードと上記第3のノードとの間に配置されている
ことによってもESD発生時に静電放電保護回路,入力
または出力回路及び入出力回路を含む被保護回路の損傷
を効果的に防ぐことができる。
【0037】上記昇圧手段はキャパシタであることによ
り、ESDが発生して高電圧が第2のトランジスタに印
加される際に第2のゲートの電位を効果的に持ち上げる
ことができる。このため、第2のトランジスタのブレー
クダウン電圧は下がり、入力または出力回路及び入出力
回路を含む被保護回路の損傷を効果的に防ぐことができ
る。
【0038】上記昇圧手段は、上記第2のノードから上
記第3のノードに向かう方向を順方向としたときの、順
方向に配置された少なくとも1つのダイオードであるこ
とによってもESD試験において高電圧が第2のトラン
ジスタに印加される際に第2のゲートの電位を効果的に
持ち上げることができる。このため、第2のトランジス
タのブレークダウン電圧は下がり、入力または出力回路
及び入出力回路を含む被保護回路の損傷を効果的に防ぐ
ことができる。
【0039】上記昇圧手段は、上記第2のノードから上
記第3のノードに向かう方向を順方向としたときの、逆
方向に配置された少なくとも1つのツェナーダイオード
であることによっても上述のダイオードを用いるときと
同様の効果が期待できる。
【0040】上記第1のゲート制御回路は、ESD発生
時には実使用時よりも上記第1のゲートに印加するゲー
トバイアスを下げるように制御することにより、ESD
発生時に第1のゲートの電位が低く、第2のゲートの電
位が高くなるので、上述した効果の相乗効果が期待で
き、静電放電保護回路の損傷を抑えてサージ耐圧をさら
に向上させることができる。加えて、高電圧電流から入
力または出力回路や入出力回路を含む被保護回路をさら
に効果的に保護することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】−改善すべき点についての検討− まず、本願発明者らは、改善すべき点の検討を行った。
【0042】先に説明したように、ESD試験後に半導
体集積回路装置のESD耐圧が低下するのは、高電圧の
印加時に外部接続用パッド101の電位が上がりすぎる
ためである。このため、静電放電保護回路や内部回路の
破壊を防ぐためには、なるべく低い電圧で第1のNチャ
ネル型MISトランジスタ107及び第2のNチャネル
型MISトランジスタ108がブレークダウンして高電
圧電流を接地へと逃がすことが好ましい。
【0043】そこで、本願発明者らは、第1のNチャネ
ル型MISトランジスタ107及び第2のNチャネル型
MISトランジスタ108の制御に改善の余地があるか
どうかを検討した。
【0044】図5(a),(b)は、それぞれ一段構成
の静電放電保護回路を示す回路図、及び二段構成の従来
の静電放電保護回路を示す回路図である。同図(a),
(b)に示す静電放電保護回路について、第1のNチャ
ネル型MISトランジスタ107のゲートに印加する電
圧VgがVg=0Vの場合とVg>0Vの場合とで回路
を流れる電流と第1のNチャネル型MISトランジスタ
107のドレイン−ソース間電圧との関係を調べた。そ
の結果を図6(a),(b)に示す。ここで、「二段構
成」とは、2つの互いに直列に接続されたMISトラン
ジスタのソース及びドレインを介して外部接続用パッド
と接地とが接続されている構成のことをいう。
【0045】図6(a),(b)は、それぞれ図5
(a)に示す一段構成の静電放電保護回路の電流電圧特
性を示す図、及び図5(b)に示す二段構成の静電放電
保護回路の電流電圧特性を示す図である。ここで、一段
構成の静電放電保護回路を示すのは、従来の二段構成の
静電放電保護回路と比較するためである。
【0046】図6(a)に示すように、一段構成の静電
放電保護回路においては、ブレークダウン電圧(バイポ
ーラトランジスタがオンする電圧)Vt1は、Vg>0
Vの場合よりもVg=0Vの場合で大きくなっている。
【0047】一方、二段構成の静電放電保護回路の場合
には、図6(b)に示すように、ブレークダウン電圧V
t1は、Vg=0Vの場合よりもVg>0Vの場合で大
きくなっている。これは、一段構成の静電保護回路での
結果と全く逆の結果である。回路を高電圧から保護する
ためには、上述のようにブレークダウン電圧が低い方が
好ましいので、この結果から、静電保護回路が二段構成
である場合には、第1のNチャネル型MISトランジス
タ107のゲートに電圧を印加しない方が望ましいこと
が分かった。
【0048】次に、同様にして、第2のNチャネル型M
ISトランジスタ108のゲートに印加する電圧Vgを
Vg=0Vの場合とVg>0Vの場合とで静電放電保護
回路の電流電圧特性を調べた結果、二段構成の場合、V
g>0の方がVg=0のときよりもブレークダウン電圧
を下げられることが分かった。つまり、第2のNチャネ
ル型MISトランジスタ108に関しては、ESD試験
の際には、ゲートにある程度の電圧を印加する方が望ま
しいことが分かった。
【0049】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係る半導体集積回路装置の構成を示す電気
回路図である。なお、ここでは、静電放電保護回路2
を、入力回路に適用した場合を示している。
【0050】図1に示すように、本実施形態の半導体集
積回路装置は、外部接続用パッド1と、入力回路3と、
外部接続用パッド1と入力回路3との間に設けられた静
電放電保護回路2と、内部回路4と、外部接続用パッド
1と入力回路3との間に介設されたノード21とを備え
ており、静電放電保護回路2によって外部接続用パッド
1から侵入するサージから入力回路3及び内部回路4を
保護するように構成されている。ここで、入力回路3
は、内部回路4に入力される信号を制御するための回路
である。
【0051】静電放電保護回路2は、ドレインがノード
21に接続された第1のNチャネル型MISトランジス
タ7と、ドレインが第1のNチャネル型MISトランジ
スタ7のソースに接続され、ソースが接地に接続された
第2のNチャネル型MISトランジスタ8と、第1のN
チャネル型MISトランジスタ7と第2のNチャネル型
MISトランジスタ8との間に介設されたフローティン
グノード9と、第1のNチャネル型MISトランジスタ
7のゲートに接続された第1ゲート制御回路5と、第2
のNチャネル型MISトランジスタ8のゲートに接続さ
れた第2ゲート制御回路6とを有している。そして、第
1のNチャネル型MISトランジスタ7の基板領域(p
ウェル)は接地に接続され、第2のNチャネル型MIS
トランジスタ8の基板領域及びソースは、共に接地に接
続されている。なお、ここでMISトランジスタの基板
領域が接地されているのは、基板バイアス効果を避け、
しきい値電圧の変動を防ぐためである。
【0052】また、第1ゲート制御回路5は、ESD試
験の際に第1のNチャネル型MISトランジスタ7のゲ
ートを”L”(ロー)レベルに固定するものであり、第
1のNチャネル型MISトランジスタ7のゲートに接続
された出力ノード18と、一端が出力ノード18に接続
され、他端が電源電圧VDDを供給する電源に接続され
た抵抗体10と、一方の電極が接地に接続され、これと
対向する電極が出力ノード18に接続されたキャパシタ
11とを有している。また、本実施形態において第2ゲ
ート制御回路6は、接地と第2のNチャネル型MISト
ランジスタ8のゲートとの間に介設された出力ノードを
有しており、第2のNチャネル型MISトランジスタ8
のゲートを常に”L”レベルに保持している。
【0053】本実施形態の半導体集積回路装置が従来と
異なる点は、ESD試験の際に第1のNチャネル型MI
Sトランジスタ7のゲート電位が”L”レベルに固定さ
れている点である。このため、図8(a)に示す評価回
路を用いて、図8(b)に示すようなHBM放電波形規
定に基づいてESD試験を行う際には、静電放電保護回
路2のブレークダウン電圧を低くすることができる。
【0054】次に、静電放電保護回路2の動作について
説明する。
【0055】まず、動作時の入力回路に入力される電圧
を5.0Vとし、電源電圧VDDを3.3Vとする。こ
のとき、第1のNチャネル型MISトランジスタ7のゲ
ートには抵抗体10により3.3Vより低く、該トラン
ジスタをオンにするだけの電圧が印加される。また、第
2のNチャネル型MISトランジスタ8のドレインに
は、第1のNチャネル型MISトランジスタ7のゲート
電圧から第1のNチャネル型MISトランジスタ7のし
きい値電圧Vth1を引いた電圧が印加される。ここ
で、第2のNチャネル型MISトランジスタ8のゲート
電位は接地レベルであるため、第2のNチャネル型MI
Sトランジスタ8はオフになっており、静電放電保護回
路2に電流は流れない。また、第1のNチャネル型MI
Sトランジスタ7のゲートには正電圧が印加されている
ので、ゲート絶縁膜が損傷を受けないようになってい
る。
【0056】次に、ESD試験の際には、外部接続用パ
ッド1からノード21を経由して第1のNチャネル型M
ISトランジスタ7のドレインにサージが印加される。
ここで、ドレイン−ゲート間にカップリング容量が生じ
ることによるゲート電位の持ち上がりは、接地に接続さ
れたキャパシタ11を設けることでゲートに誘起される
電荷をキャパシタ11が吸収することにより抑えられ
る。そのため、第1のNチャネル型MISトランジスタ
7のブレークダウン電圧は従来の静電放電保護回路にお
ける電圧よりも低下し、そのため静電放電保護回路2,
入力回路3及び内部回路4が高電圧により損傷を受けに
くくなっている。
【0057】このように、本実施形態の半導体集積回路
装置においては、ESD試験の際に従来よりも確実に、
入力回路3及び内部回路4が高電圧から保護されてい
る。また、この際に静電放電保護回路が受ける損傷は、
従来の半導体集積回路装置に比べて著しく低減されてい
る。
【0058】なお、上述のESD試験において、第1の
Nチャネル型MISトランジスタ7及び第2のNチャネ
ル型MISトランジスタ8のそれぞれのゲート絶縁膜に
は一時的に高電圧が印加されるが、ブレークダウン電圧
が従来よりも低くなっている上、高電圧が印加されるの
は非常に短い時間であるのでゲート絶縁膜が絶縁破壊を
起こすことはない。
【0059】なお、チップ搬送時やワイヤボンディング
時などのように、電源電圧が供給されないときに外部接
続用パッド1からサージが入力される場合にも、ESD
試験の時と同様の動作により入力回路3及び内部回路4
は保護される。もちろん静電放電保護回路2も従来に比
べて損傷を受けにくくなっている。
【0060】以上のように、本実施形態の半導体集積回
路装置によれば、ESD試験時に静電放電保護回路2,
入力回路3及び内部回路4の損傷を防ぐことができる。
また、静電気等のサージが入力された場合のESD耐圧
を従来の半導体集積回路装置よりも向上させることがで
きる。
【0061】なお、本実施形態の半導体集積回路装置に
おいて、外部接続用パッド1と内部回路4との間に入力
回路3が配置された構成であったが、入力回路3に代え
て出力回路や入出力回路であってもよい。出力回路が配
置されているときは、通常動作時には内部回路4からの
出力信号が出力回路を経て外部接続用パッド1へと伝達
される点が異なるが、静電放電保護回路2の配置及び構
成は入力回路3が配置された場合と同様である。
【0062】なお、本実施形態の半導体集積回路装置中
の静電放電保護回路2において、電源に接続された抵抗
体10が設けられていたが、特に設けなくても第1のN
チャネル型MISトランジスタ7のゲートは低電位に保
たれるので、ESD試験の際に各回路の損傷を低減する
効果は変わらない。
【0063】また、本実施形態の半導体集積回路装置で
は、第1ゲート制御回路5に片方の電極が接地に接続さ
れたキャパシタ11が設けられていたが、第1のNチャ
ネル型MISトランジスタ7のゲート電位を低電位に固
定するためには、キャパシタ11に限らず容量を生じる
素子であれば用いることができる。例えば、電源電圧V
DDの電源から接地へ向かう方向を順方向とするとき、
キャパシタ11に代えて逆向きのダイオードを用いても
よい。
【0064】なお、本実施形態の半導体集積回路装置に
おいては、電源電圧VDDよりも入力回路3に入力され
る電圧の方が高い例について説明したが、電源電圧VD
Dの方が入力回路3に入力される電圧よりも高い場合に
も同様の構成の静電放電保護回路2を用いることができ
る。また、外部接続用パッド1と入力回路3との間に静
電放電保護回路2を複数個設けてもよい。
【0065】なお、以上では、外部接続用パッド1に正
電圧のサージが入る場合について説明したが、本実施形
態の静電放電保護回路は、サージが負電圧であっても速
やかに接地に逃がし、内部回路を保護することができ
る。
【0066】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態として、第1の実施形態とは第2ゲート制御回路6の
構成が異なっている静電放電保護回路2を備える半導体
集積回路装置の例を説明する。
【0067】図2は、本発明の第2の実施形態に係る半
導体集積回路装置の構成を示す電気回路図である。な
お、ここでは、静電放電保護回路を、入力回路に適用し
た例を示す。
【0068】図2に示すように、本実施形態の半導体集
積回路装置は、外部接続用パッド1と、入力回路3と、
外部接続用パッド1と入力回路3との間に設けられた静
電放電保護回路2と、内部回路4と、外部接続用パッド
1と入力回路3との間に介設されたノード21とを備え
ており、静電放電保護回路2によって外部接続用パッド
1から侵入するサージから入力回路3及び内部回路4を
保護するように構成されている。
【0069】静電放電保護回路2は、ドレインがノード
21に接続された第1のNチャネル型MISトランジス
タ7と、ドレインが第1のNチャネル型MISトランジ
スタ7のソースに接続され、ソースが接地に接続された
第2のNチャネル型MISトランジスタ8と、第1のN
チャネル型MISトランジスタ7と第2のNチャネル型
MISトランジスタ8との間に介設されたフローティン
グノード9と、第1のNチャネル型MISトランジスタ
7のゲートに接続された第1ゲート制御回路5と、第2
のNチャネル型MISトランジスタ8のゲートに接続さ
れた第2ゲート制御回路6とを有している。そして、第
1のNチャネル型MISトランジスタ7の基板領域(p
ウェル)は接地に接続され、第2のNチャネル型MIS
トランジスタ8の基板領域及びソースは、共に接地に接
続されている。
【0070】また、第1ゲート制御回路5は、第1の実
施形態と同一の構成であり、ESD試験の際に第1のN
チャネル型MISトランジスタ7のゲートを”L”(ロ
ー)レベルに固定するものである。すなわち、第1ゲー
ト制御回路5は、第1のNチャネル型MISトランジス
タ7のゲートに接続された出力ノード18と、一端が出
力ノード18に接続され、他端が電源電圧VDDを供給
する電源に接続された抵抗体10と、一方の電極が接地
に接続され、これと対向する電極が出力ノード18に接
続されたキャパシタ11とを有している。
【0071】一方、本実施形態の半導体集積回路装置に
おいて、第2ゲート制御回路6は、ESD試験の際に第
2のNチャネル型MISトランジスタ8のゲート電位
を”H(ハイ)”レベルに上がりやすくするための回路
であり、第1の実施形態における第2ゲート制御回路と
は異なっている。すなわち、本実施形態の第2ゲート制
御回路6は、ドレインが第2のNチャネル型MISトラ
ンジスタ8のゲートに接続された第3のNチャネル型M
ISトランジスタ12と、一端が電源電圧VDDを供給
する電源に接続され、他端が第3のNチャネル型MIS
トランジスタ12のゲートに接続された抵抗体13と、
第3のNチャネル型MISトランジスタ12のドレイン
と第2のNチャネル型MISトランジスタ8のゲートと
の間に介設された出力ノードとを有している。そして、
第3のNチャネル型MISトランジスタ12のソース及
び基板領域(pウェル)は、接地に接続されている。
【0072】次に、静電放電保護回路2の動作について
説明する。
【0073】まず、動作時の入力回路に入力される電圧
を5.0Vとし、電源電圧VDDを3.3Vとする。こ
のとき、第1のNチャネル型MISトランジスタ7はオ
ンになっており、第2のNチャネル型MISトランジス
タ8のドレインには、第1のNチャネル型MISトラン
ジスタ7のゲート電圧から第1のNチャネル型MISト
ランジスタ7のしきい値電圧Vth1を引いた電圧が印
加される。ここで、第3のNチャネル型MISトランジ
スタ12はオンになっているため、出力ノード19及び
第2のNチャネル型MISトランジスタ8のゲートの電
位は、接地電位となっている。そのため、第2のNチャ
ネル型MISトランジスタ8はオフになっており、静電
放電保護回路2に電流は流れない。
【0074】次に、ESD発生時には、外部接続用パッ
ド1からノード21を経由して第1のNチャネル型MI
Sトランジスタ7のドレインにサージが印加される。こ
こで、接地に接続されたキャパシタ11を設けることで
ゲートに誘起される電荷をキャパシタ11が吸収するの
で、ドレイン−ゲート間にカップリング容量が生じるこ
とによるゲート電位の持ち上がりは抑えられる。また、
ESD印加時はVDDに電源投入されておらず、第3の
Nチャネル型MISトランジスタ12はオフとなってい
る。よって、第2のNチャネル型MISトランジスタ8
のゲートはフローティング状態であり、第2のNチャネ
ル型MISトランジスタ8のチャネルが開き、フローテ
ィングノード9の電位をゼロに近づけ、第1のNチャネ
ル型MISトランジスタ7のドレイン近傍の電位勾配が
大きくなる。そのため、第1のNチャネル型MISトラ
ンジスタ7のブレークダウン電圧は従来の静電放電保護
回路における電圧よりも低下し、静電放電保護回路2、
入力回路3及び内部回路4が高電圧により損傷を受けに
くくなっている。
【0075】なお、チップ搬送時やワイヤボンディング
時などのように、電源電圧が供給されないときに外部接
続用パッド1からサージが入力される場合にも、ESD
試験の時と同様の動作により静電放電保護回路2,入力
回路3及び内部回路4は従来に比べて損傷を受けにくく
なっている。
【0076】以上のように、本実施形態の半導体集積回
路装置においては、ESD試験時及びサージ入力時に第
1ゲート制御回路5が第1のNチャネル型MISトラン
ジスタ7のゲート電位を”L”レベルに保ち、第2ゲー
ト制御回路6が第2のNチャネル型MISトランジスタ
8のゲート電位を”H”レベルになりやすくするため、
両制御の相乗効果が期待でき、静電放電保護回路2,入
力回路3及び内部回路4の損傷を第1の実施形態よりも
効果的に防ぐことができる。
【0077】なお、本実施形態の半導体集積回路装置に
おいては、ESD試験時に第1のNチャネル型MISト
ランジスタ7のゲート電位を”L”レベルに保ち、第2
のNチャネル型MISトランジスタ8のゲート電位を”
H”になりやすくしていたが、第1のNチャネル型MI
Sトランジスタ7のゲート電位を従来と同様に”H”レ
ベルに保持しても、従来に比べて静電放電保護回路2,
入力回路3及び内部回路4の損傷を抑えられる。
【0078】なお、本実施形態の半導体集積回路装置の
静電放電保護回路2において、第2ゲート制御回路6
は、図2に示す構成によって装置の動作時に第2のNチ
ャネル型MISトランジスタ8のゲート電位を”L”に
し、ESD試験時またはサージ入力時には該ゲート電位
を”H”レベルになりやすくするよう制御しているが、
これ以外でも同様の制御を行える回路構成であればよ
い。例えば、第3のNチャネル型トランジスタ12に代
えて、出力を出力ノード19に接続したCMOSを用い
てもよい。また、抵抗体13は、必要に応じて配置すれ
ばよく、省いても制御に支障を来すことはない。
【0079】また、本実施形態の半導体集積回路装置
は、外部接続用パッド1と内部回路4との間に入力回路
3が配置された構成を有していたが、第1の実施形態と
同様に、入力回路3に代えて出力回路や入出力回路が設
けられていてもよい。
【0080】また、本実施形態の半導体集積回路装置に
おいては、必要に応じて外部接続用パッド1と入力回路
3との間に静電放電保護回路2を複数個設けてもよい。
【0081】なお、本実施形態の半導体集積回路装置に
含まれる静電放電保護回路2は、第1の実施形態のもの
と同様に、正電圧のサージだけでなく負電圧のサージか
らも内部回路を保護することができる。
【0082】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態として、第1及び第2の実施形態とは第2ゲート制御
回路6の構成が異なっている半導体集積回路装置の例を
説明する。
【0083】図3は、本発明の第3の実施形態に係る半
導体集積回路装置の構成を示す電気回路図である。な
お、ここでは、静電放電保護回路を入力回路に適用した
場合を例に示す。
【0084】図3に示すように、本実施形態の半導体集
積回路装置は、外部接続用パッド1と、入力回路3と、
外部接続用パッド1と入力回路3との間に設けられた静
電放電保護回路2と、内部回路4と、外部接続用パッド
1と入力回路3との間に介設されたノード21,22と
を備えており、静電放電保護回路2によって外部接続用
パッド1から侵入するサージから入力回路3及び内部回
路4を保護するように構成されている。
【0085】静電放電保護回路2は、ドレインがノード
21に接続された第1のNチャネル型MISトランジス
タ7と、ドレインが第1のNチャネル型MISトランジ
スタ7のソースに接続され、ソースが接地に接続された
第2のNチャネル型MISトランジスタ8と、第1のN
チャネル型MISトランジスタ7と第2のNチャネル型
MISトランジスタ8との間に介設されたフローティン
グノード9と、第1のNチャネル型MISトランジスタ
7のゲートに接続された第1ゲート制御回路5と、第2
のNチャネル型MISトランジスタ8のゲートに接続さ
れた第2ゲート制御回路6とを有している。そして、第
1のNチャネル型MISトランジスタ7の基板領域(p
ウェル)は接地に接続され、第2のNチャネル型MIS
トランジスタ8の基板領域及びソースは、共に接地に接
続されている。
【0086】また、第1ゲート制御回路5は、第1及び
第2の実施形態と同一の構成であり、ESD試験の際に
第1のNチャネル型MISトランジスタ7のゲートを”
L”(ロー)レベルに固定するものである。すなわち、
第1ゲート制御回路5は、第1のNチャネル型MISト
ランジスタ7のゲートに接続された出力ノード18と、
一端が出力ノード18に接続され、他端が電源電圧VD
Dを供給する電源に接続された抵抗体10と、一方の電
極が接地に接続され、これと対向する電極が出力ノード
18に接続されたキャパシタ11とを有している。
【0087】また、第2ゲート制御回路6は、ESD試
験時における第2のNチャネル型MISトランジスタ8
のゲート電位を”H”レベルに固定するためのものであ
るが、第2の実施形態とは異なる構成となっている。具
体的には、本実施形態の第2ゲート制御回路6は、一端
が接地に接続され、他端が第2のNチャネル型MISト
ランジスタ8のゲートに接続された抵抗体15と、抵抗
体15と第2のNチャネル型MISトランジスタ8のゲ
ートとの間に介設された出力ノード19と、一端がノー
ド22に接続され、他端が出力ノード19を介して第2
のNチャネル型MISトランジスタ8のゲートに接続さ
れたキャパシタ14とを備えている。
【0088】次に、静電放電保護回路2の動作について
説明する。
【0089】まず、動作時の入力回路に入力される電圧
を5.0Vとし、電源電圧VDDを3.3Vとする。こ
のとき、第1のNチャネル型MISトランジスタ7はオ
ンになっており、第2のNチャネル型MISトランジス
タ8のドレインには、第1のNチャネル型MISトラン
ジスタ7のゲート電圧から第1のNチャネル型MISト
ランジスタ7のしきい値電圧Vth1を引いた電圧が印
加される。ここで、第2のNチャネル型MISトランジ
スタ8のゲートは抵抗体15を介して接地に接続されて
いるため、該ゲートの電位は”L”レベルになってい
る。そのため、第2のNチャネル型MISトランジスタ
8はオフになっており、静電放電保護回路2に電流は流
れない。
【0090】次に、ESD発生時には、外部接続用パッ
ド1からノード21を経由して第1のNチャネル型MI
Sトランジスタ7のドレインにサージが印加される。こ
こで、接地に接続されたキャパシタ11を設けることで
ゲートに誘起される電荷をキャパシタ11が吸収するた
め、ドレイン−ゲート間にカップリング容量が生じるこ
とによるゲート電位の持ち上がりは抑えられる。また、
この時、キャパシタ14にもノード22を介して高電圧
が印加されるため、第2のNチャネル型MISトランジ
スタ8のゲート電位は”H”レベルに固定されやすくな
り、第2の実施形態よりも第2のNチャネル型MISト
ランジスタ8のチャネルが開き、フローティングノード
9の電位をゼロに近づけ、第1のNチャネル型MISト
ランジスタ7のドレイン近傍の電位勾配が大きくなる。
そのため、第1のNチャネル型MISトランジスタ7の
ブレークダウン電圧は従来の静電放電保護回路における
電圧よりも低下し、静電放電保護回路2、入力回路3及
び内部回路4が高電圧により損傷を受けにくくなってい
る。
【0091】なお、チップ搬送時やワイヤボンディング
時などのように、電源電圧が供給されないときに外部接
続用パッド1からサージが入力される場合にも、ESD
試験の時と同様の動作により静電放電保護回路2、入力
回路3及び内部回路4は従来に比べて損傷を受けにくく
なっている。
【0092】以上のように、本実施形態の半導体集積回
路装置においては、ESD試験時及びサージ入力時に第
1ゲート制御回路5が第1のNチャネル型MISトラン
ジスタ7のゲート電位を”L”レベルに保ち、第2ゲー
ト制御回路6が第2のNチャネル型MISトランジスタ
8のゲート電位を”H”レベルに固定するため、両制御
の相乗効果が期待でき、静電放電保護回路2,入力回路
3及び内部回路4の損傷を第1の実施形態よりも効果的
に防ぐことができる。
【0093】なお、本実施形態の半導体集積回路装置の
静電放電保護回路2において、第1ゲート制御回路5の
構成を従来の半導体集積回路装置における構成と置き換
えて、ESD試験時に第1のNチャネル型MISトラン
ジスタのゲート電位が”H”レベルに固定されるような
構成にした場合にも、従来の半導体集積回路装置と比べ
て静電放電保護回路2,入力回路3及び内部回路4の損
傷を抑え、ESD耐圧を向上させることができる。
【0094】なお、本実施形態の半導体集積回路装置に
おいても第1及び第2の実施形態同様、入力回路3を出
力回路あるいは入出力回路に置き換えた構成をとること
ができる。
【0095】(第4の実施形態)本発明の第4の実施形
態として、第1〜第3の実施形態とは第2ゲート制御回
路6の構成のみが異なっている半導体集積回路装置の例
を説明する。
【0096】図4は、本発明の第4の実施形態に係る半
導体集積回路装置の構成を示す電気回路図である。な
お、ここでは、静電放電保護回路を入力回路に適用した
場合を例に示している。
【0097】外部接続用パッド1と、入力回路3と、外
部接続用パッド1と入力回路3との間に設けられた静電
放電保護回路2と、内部回路4と、外部接続用パッド1
と入力回路3との間に介設されたノード21,22とを
備えており、静電放電保護回路2によって外部接続用パ
ッド1から侵入するサージから入力回路3及び内部回路
4を保護するように構成されている。
【0098】静電放電保護回路2は、ドレインがノード
21に接続された第1のNチャネル型MISトランジス
タ7と、ドレインが第1のNチャネル型MISトランジ
スタ7のソースに接続され、ソースが接地に接続された
第2のNチャネル型MISトランジスタ8と、第1のN
チャネル型MISトランジスタ7と第2のNチャネル型
MISトランジスタ8との間に介設されたフローティン
グノード9と、第1のNチャネル型MISトランジスタ
7のゲートに接続された第1ゲート制御回路5と、第2
のNチャネル型MISトランジスタ8のゲートに接続さ
れた第2ゲート制御回路6とを有している。そして、第
1のNチャネル型MISトランジスタ7の基板領域(p
ウェル)は接地に接続され、第2のNチャネル型MIS
トランジスタ8の基板領域及びソースは、共に接地に接
続されている。
【0099】また、第1ゲート制御回路5は、第1〜第
3の実施形態と同一の構成であり、ESD試験の際に第
1のNチャネル型MISトランジスタ7のゲートを”
L”(ロー)レベルに固定するものである。
【0100】また、第2ゲート制御回路6は、ESD試
験時における第2のNチャネル型MISトランジスタ8
のゲート電位を”H”レベルに固定するための回路であ
り、第3の実施形態におけるキャパシタ14を互いに直
列接続した複数のダイオード16と置き換えた構成をと
っている。具体的には、本実施形態の第2ゲート制御回
路6は、一端が接地に接続され、他端が第2のNチャネ
ル型MISトランジスタ8のゲートに接続された抵抗体
17と、抵抗体17と第2のNチャネル型MISトラン
ジスタ8のゲートとの間に介設された出力ノード19
と、ノード22と出力ノード19との間に介設され、ノ
ード22から出力ノード19に向かう方向を順方向とす
る複数のダイオード16とを備えている。また、複数の
ダイオード16は、例えば、入力された電流の電圧を
0.7Vだけ降圧させるダイオードが7つ以上互いに直
列に接続されたものである。
【0101】本実施形態の半導体集積回路装置におい
て、静電放電保護回路2中の第1のNチャネル型MIS
トランジスタ7及び第2のNチャネル型MISトランジ
スタ8のゲート電位は、内部回路4の通常動作時にはそ
れぞれ”H”レベル及び”L”レベルに固定され、ES
D試験時にはそれぞれ”L”レベル及び”H”レベルに
固定されている。このような第1のNチャネル型MIS
トランジスタ7及び第2のNチャネル型MISトランジ
スタ8の制御は、第3の実施形態と同様の制御である。
従って、ここでは第3の実施形態と異なる複数のダイオ
ード16の動作を主に説明する。
【0102】まず、通常動作時には外部接続用パッド1
から5.0Vの電圧が供給される。すると、第1のNチ
ャネル型MISトランジスタ7はオンとなり、フローテ
ィングノード9を経由して第2のNチャネル型MISト
ランジスタ8のドレインに電流が達する。このとき、複
数のダイオード16の入力側にはノード22を経由して
5.0Vの電圧が印加されるが、複数のダイオード16
の出力側では、7つのダイオードで7×0.7=4.9
Vだけ電圧降下され、出力される電流も非常に小さくな
っている。なお、ダイオードの数が8つ以上のときは、
複数のダイオード16で電流が遮断される。このとき、
第2のNチャネル型MISトランジスタ8のゲートは抵
抗体17を介して接地に接続されているため、該ゲート
電位は”L”レベルに固定される。この結果、第2のN
チャネル型MISトランジスタ8はオフとなり、電流は
静電放電保護回路2には流れない。
【0103】次に、ESD発生時には、外部接続用パッ
ド1からノード21を経由して第1のNチャネル型MI
Sトランジスタ7のドレインにサージが印加される。こ
こで、接地に接続されたキャパシタ11を設けることで
ゲートに誘起される電荷をキャパシタ11が吸収するた
め、ドレイン−ゲート間にカップリング容量が生じるこ
とによるゲート電位の持ち上がりが抑えられる。また、
この時、複数のダイオード16のアノード側にもノード
22を介して高電圧が印加され、カソード側の電位も上
昇し、第2のNチャネル型MISトランジスタ8のゲー
ト電位は”H”レベルに固定されやすくなり、第3の実
施形態と同様に第2のNチャネル型MISトランジスタ
8のチャネルが開きフローティングノード9の電位をゼ
ロに近づけ、第1のNチャネル型MISトランジスタ7
のドレイン近傍の電位勾配が大きくなる。そのため、第
1のNチャネル型MISトランジスタ7のブレークダウ
ン電圧は従来の静電放電保護回路における電圧よりも低
下し、静電放電保護回路2、入力回路3及び内部回路4
が高電圧により損傷を受けにくくなっている。
【0104】また、サージが外部接続用パッド1から侵
入した場合にも、ESD試験時と同様の動作により入力
回路3及び内部回路4をより効果的にサージから保護す
ることができる。つまり、本実施形態の半導体集積回路
装置は、サージに対する耐圧性も従来の半導体集積回路
装置に比べて大幅に向上している。
【0105】なお、以上で説明した複数のダイオード1
6としては、pnダイオードやpinダイオードなど、
整流機能を有するダイオードが好ましく用いられる。ま
た、直列に接続するダイオードの数もダイオードの種類
や通常動作時に印加される電圧に応じて適宜変えてよ
い。
【0106】また、複数のダイオード16に代えて、出
力側をノード22に接続したツェナーダイオードを設け
ても半導体集積回路装置のESD耐圧を向上させること
ができる。
【0107】また、第2ゲート制御回路6の構成は図4
に示すような構成でなくてもよく、少なくとも通常動作
時に第2のNチャネル型MISトランジスタ8のゲート
電位を”L”レベルに固定する接地手段と、ESD試験
時及びサージ侵入時に第2のNチャネル型MISトラン
ジスタ8のゲート電位を”H”レベルにする高電圧源
と、通常動作時に該高電圧源と第2のNチャネル型MI
Sトランジスタ8のゲートとの間の電気的接続を遮断す
る素子とを有する構成であればよい。
【0108】なお、本実施形態の半導体集積回路装置の
静電放電保護回路2において、第1ゲート制御回路5の
構成を従来の半導体集積回路装置における構成と置き換
えて、ESD試験時に第1のNチャネル型MISトラン
ジスタのゲート電位が”H”レベルに固定されるような
構成にした場合にも、従来の半導体集積回路装置と比べ
て静電放電保護回路2,入力回路3及び内部回路4の損
傷を抑え、ESD耐圧を向上させることができる。
【0109】なお、本実施形態の半導体集積回路装置に
おいても第1〜第3の実施形態同様、入力回路3を出力
回路あるいは入出力回路に置き換えた構成をとることが
できる。
【0110】
【発明の効果】本発明の半導体集積回路装置によれば、
特に電源電圧よりも高い電圧の入力信号を扱う場合、静
電放電保護回路2に含まれる第1のNチャネル型MIS
トランジスタ7及び第2のNチャネル型MISトランジ
スタ8のゲート電位を、通常動作時にはそれぞれ”H”
レベル及び”L”レベルに固定し、ESD試験時にはそ
れぞれ”L”レベル及び”H”レベルに固定すること
で、静電放電保護回路のブレークダウン電圧を低くする
ことができる。その結果、入力回路や内部回路に過電圧
が印加されるのを防ぐことができ、ESD試験後のES
D耐圧の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路
装置の構成を示す電気回路図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路
装置の構成を示す電気回路図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路
装置の構成を示す電気回路図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係る半導体集積回路
装置の構成を示す電気回路図である。
【図5】(a),(b)は、それぞれ一段構成の静電放
電保護回路を示す回路図、及び二段構成の従来の静電放
電保護回路を示す回路図である。
【図6】(a),(b)は、それぞれ図5(a)に示す
一段構成の静電放電保護回路の電流電圧特性を示す図、
及び図5(b)に示す二段構成の静電放電保護回路の電
流電圧特性を示す図である。
【図7】静電放電保護回路を有する従来の半導体集積回
路装置の回路構成を示す電気回路図である。
【図8】(a),(b)は、それぞれ順に、HBM試験
規格によるESD試験を行うための評価回路の電気回路
図、及びMIL規格によるHBM放電波形規定を示す波
形図である。
【符号の説明】
1 外部接続用パッド 2 静電放電保護回路 3 入力回路 4 内部回路 5 第1ゲート制御回路 6 第2ゲート制御回路 7 第1のNチャネル型MI
Sトランジスタ 8 第2のNチャネル型MI
Sトランジスタ 9 フローティングノード 10,13,15,17 抵抗体 11,14 キャパシタ 12 第3のNチャネル型MI
Sトランジスタ 16 複数のダイオード 18,19 出力ノード 21,22 ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒井 勝也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2G132 AB04 AB12 AG09 AK22 AL31 5F038 BG03 BH02 BH03 BH04 BH07 BH13 DT10 DT15 EZ20 5J032 AA02 AA05 AA06 AB02

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部接続用パッドと、 上記外部接続用パッドに接続された被保護回路と、 上記外部接続用パッドと上記被保護回路との間に介設さ
    れた第1のノードと、 上記第1のノードに接続された静電放電保護回路とを備
    え、 上記静電放電保護回路は、 上記第1のノードと接地との間に順に直列に配置され、
    各々第1及び第2のゲートを有する第1のトランジスタ
    及び第2のトランジスタと、 上記第1のゲートに接続され、ESD発生時には実使用
    時よりも上記第1のトランジスタのブレークダウン電圧
    が低くなるようにゲートバイアスを制御する第1のゲー
    ト制御回路と、 上記第2のゲートに接続された第2のゲート制御回路と
    を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体回路装置におい
    て、 上記被保護回路は、入力回路、出力回路及び入出力回路
    のうちのいずれか1つの回路であることを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の半導体集積回
    路装置において、 上記第1のゲート制御回路は、ESD発生時には実使用
    時よりもゲートバイアスを下げるように制御することを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載
    の半導体集積回路装置において、 上記第1のトランジスタ及び上記第2のトランジスタが
    共にNチャネル型MISFETであることを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載
    の半導体集積回路装置において、 上記第1のゲート制御回路は、キャパシタと、上記キャ
    パシタと上記第1のゲートとの間に介設された第2のノ
    ードとを有し、 上記第1のゲートは、上記キャパシタを挟んで接地に接
    続していることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の半導体集積回路装置に
    おいて、 上記第1のゲート制御回路は、上記第2のノードを介し
    て上記第1のトランジスタのゲートに接続された電源電
    圧供給配線と、 上記電源電圧供給配線と上記第2のノードとの間に介設
    された抵抗素子とをさらに有することを特徴とする半導
    体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 外部接続用パッドと、 上記外部接続用パッドに接続された被保護回路と、 上記外部接続用パッドと上記被保護回路との間に介設さ
    れた第1のノードと、 上記第1のノードに接続された静電放電保護回路とを備
    え、 上記静電放電保護回路は、 上記第1のノードと接地との間に順に直列に配置され、
    各々第1及び第2のゲートを有する第1のトランジスタ
    及び第2のトランジスタと、 上記第1のゲートに接続された第1のゲート制御回路
    と、 上記第2のゲートに接続され、ESD発生時には実使用
    時よりも上記第2のトランジスタのブレークダウン電圧
    が低くなるようにゲートバイアスを制御する第2のゲー
    ト制御回路とを有することを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の半導体集積回路装置に
    おいて、 上記被保護回路は、入力回路、出力回路及び入出力回路
    のうちのいずれか1つの回路であることを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の半導体集積回
    路装置において、 上記第2のゲート制御回路は、ESD発生時には実使用
    時よりもゲートバイアスを上げるように制御することを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のうちいずれか1つに記
    載の半導体集積回路装置において、 上記第2のゲート制御回路は、 上記第2のゲートに接続され、実使用時にESD発生時
    よりも上記第2のゲートに印加するゲートバイアスを下
    げるための低電圧供給手段と、 ESD発生時に実使用時よりも上記第2のゲートに印加
    するゲートバイアスを上げるための昇圧手段とを有して
    いることを特徴とする半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10のうちいずれか1つに
    記載の半導体集積回路装置において、 上記第1のトランジスタ及び上記第2のトランジスタが
    共にNチャネル型MISFETであることを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の半導体集積回路装
    置において、 上記昇圧手段は、 接地と上記第2のゲートとの間に介設された第3のトラ
    ンジスタであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の半導体集積回路装
    置において、 上記外部接続用パッドと上記被保護回路との間に介設さ
    れた第2のノードをさらに備え、 上記第2のゲート制御回路は、上記第2のゲートに接続
    された第3のノードと、接地と上記第3のノードとの間
    に介設された抵抗素子とをさらに有し、 上記昇圧手段は、上記第2のノードと上記第3のノード
    との間に配置されていることを特徴とする半導体集積回
    路装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の半導体集積回路装
    置において、 上記昇圧手段はキャパシタであることを特徴とする半導
    体集積回路装置。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の半導体集積回路装
    置において、 上記昇圧手段は、上記第2のノードから上記第3のノー
    ドに向かう方向を順方向としたときの、順方向に配置さ
    れた少なくとも1つのダイオードであることを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載の半導体集積回路装
    置において、 上記昇圧手段は、上記第2のノードから上記第3のノー
    ドに向かう方向を順方向としたときの、逆方向に配置さ
    れた少なくとも1つのツェナーダイオードであることを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  17. 【請求項17】 請求項7〜16に記載の半導体集積回
    路装置において、 上記第1のゲート制御回路は、ESD発生時には実使用
    時よりも上記第1のゲートに印加するゲートバイアスを
    下げるように制御することを特徴とする半導体集積回路
    装置。
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