JP2003264902A - 電気車制御装置 - Google Patents

電気車制御装置

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JP2003264902A
JP2003264902A JP2002062509A JP2002062509A JP2003264902A JP 2003264902 A JP2003264902 A JP 2003264902A JP 2002062509 A JP2002062509 A JP 2002062509A JP 2002062509 A JP2002062509 A JP 2002062509A JP 2003264902 A JP2003264902 A JP 2003264902A
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vvvf
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光浩 沼崎
Tomoyoshi Makino
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Abstract

(57)【要約】 【課題】VVVFインバータおよびCVCFインバータ
を強制風冷方式で冷却する場合に、強制風冷構成での冗
長性を確保し、さらにVVVFインバータの牽引力の損
失を最大限に抑えること。 【解決手段】VVVFインバータおよびCVCFインバ
ータを、強制風冷用機器により強制風冷方式で冷却する
ように構成し、かつVVVFインバータを冷却する強制
風冷用機器12と、CVCFインバータを冷却する強制風
冷用機器13とを分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常運転時は主電
源用として運転される複数群の可変電圧可変周波数制御
方式のインバータ(以下、VVVFインバータと称する)
と、補助電源用として運転される1群の定電圧定周波数
制御方式のインバータ(以下、CVCFインバータと称
する)とを備え、かつVVVFインバータとCVCFイ
ンバータとの切替え機能を備えて、電気車駆動用の交流
電動機を駆動制御する電気車制御装置に係り、特にVV
VFインバータおよびCVCFインバータを強制風冷方
式で冷却する場合に、強制風冷構成での冗長性を確保す
ることができ、さらにVVVFインバータの牽引力の損
失を最大限に抑えることができるようにした電気車制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば鉄道の分野において
は、通常運転時は主電源用として運転される複数群のV
VVFインバータと、補助電源用として運転される1群
のCVCFインバータとを用いて、電気車駆動用の交流
電動機を駆動制御する電気車制御装置が多く用いられて
きている。
【0003】さらに、最近では、この種の電気車制御装
置として、CVCFインバータの故障等の異常発生時に
当該CVCFインバータを切り離し、複数群のVVVF
インバータのうちの1群のVVVFインバータをCVC
Fインバータに切り替えて補助電源用として運転する切
替機能を備え、かつVVVFインバータおよびCVCF
インバータを強制風冷方式で冷却するように構成したも
のが提案されてきている。
【0004】図5は、この種の従来の電気車制御装置の
全体構成例を示すブロック図である。
【0005】図5において、直流架線より、集電器1を
介して集電された直流電力は、遮断器2、接触器3、フ
ィルタリアクトル4を介して、インバータ5に電源供給
され、VVVFインバータは交流電動機である誘導電動
機6へ、CVCFインバータは三相フィルタ回路7およ
び三相変圧器8からなる補助回路へ供給するようにして
いる。
【0006】また、CVCFインバータの故障等の異常
発生時には、切替器9により、誘導電動機(MM2)6
用のVVVFインバータをCVCFインバータに切り替
えて、CVCFバックアップ運転をするようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電気車制御装置においては、VVVFインバータおよび
CVCFインバータを、自冷式で冷却するように構成し
ているものが一般的である。
【0008】また、特に高出力形のシステムの場合にお
いては、VVVFインバータおよびCVCFインバータ
を、強制風冷方式で冷却するように構成することが考え
られる。
【0009】しかしながら、この場合には、強制風冷構
成での冗長性の確保、およびシステムとしての機能向上
のための対策を講じることが必要である。
【0010】本発明の目的は、VVVFインバータおよ
びCVCFインバータを強制風冷方式で冷却する場合
に、強制風冷構成での冗長性を確保することができ、さ
らにVVVFインバータの牽引力の損失を最大限に抑え
ることが可能な電気車制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に対応する発明では、通常運転時は主電
源用として運転される複数群のVVVFインバータと、
補助電源用として運転される1群のCVCFインバータ
とを備え、かつCVCFインバータの異常発生時に当該
CVCFインバータを切り離し、複数群のVVVFイン
バータのうちの1群のVVVFインバータをCVCFイ
ンバータに切り替えて補助電源用として運転する切替機
能を備えて、電気車駆動用の交流電動機を駆動制御する
電気車制御装置において、VVVFインバータおよびC
VCFインバータを、ブロア、ファン等の強制風冷用機
器により強制風冷方式で冷却するように構成し、かつV
VVFインバータを冷却する強制風冷用機器と、CVC
Fインバータを冷却する強制風冷用機器とを分離する構
成としている。
【0012】従って、請求項1に対応する発明の電気車
制御装置においては、VVVFインバータおよびCVC
Fインバータを、強制風冷用機器により強制風冷方式で
冷却し、かつVVVFインバータを冷却する強制風冷用
機器と、CVCFインバータを冷却する強制風冷用機器
とを分離することにより、CVCFインバータの強制冷
却用機器が故障した場合にも、VVVFインバータのう
ちの1群をCVCFインバータに切り替えて補助電源用
として運転することが可能となり、強制風冷構成での冗
長性を確保することができる。
【0013】また、請求項2に対応する発明では、上記
請求項1に対応する発明の電気車制御装置において、C
VCFインバータの回路における、正常時・故障時とも
共通で使用する回路を自冷方式としている。
【0014】従って、請求項2に対応する発明の電気車
制御装置においては、CVCFインバータの回路におけ
る、正常および故障の共通回路を自冷方式とすることに
より、CVCFインバータの強制風冷用機器または切替
え該当のVVVFインバータの強制風冷用機器が故障し
た場合でも、CVCFインバータを運転することが可能
となり、風冷却系統の故障の有無に関係なく、強制風冷
構成での冗長性を確保することができる。
【0015】さらに、請求項3に対応する発明では、上
記請求項2に対応する発明の電気車制御装置において、
電気車が動力集中形の電気車である場合に、VVVFイ
ンバータ部およびCVCFインバータ部を電気車の機関
室(床上)に配置し、自冷部分を電気車の床下に配置して
いる。
【0016】従って、請求項3に対応する発明の電気車
制御装置においては、電気車が動力集中形の電気車であ
る場合に、VVVFインバータ部およびCVCFインバ
ータ部を強制風冷構成の取り易い電気車の機関室(床上)
に配置し、正常および故障の共通回路の自冷部分を電気
車の床下に配置することにより、機器の冷却効率を向上
させることができる。
【0017】さらにまた、請求項4に対応する発明で
は、上記請求項1乃至請求項3のいずれか1項に対応す
る発明の電気車制御装置において、VVVFインバータ
およびCVCFインバータの回路部を、それぞれVVV
F装置箱およびCVCF装置箱として分割し、VVVF
インバータとCVCFインバータとの切り替えを行なう
切替部である共通部を、CVCF装置箱に収納するよう
にしている。
【0018】従って、請求項4に対応する発明の電気車
制御装置においては、VVVFインバータおよびCVC
Fインバータの回路部を、それぞれVVVF装置箱およ
びCVCF装置箱として分割し、VVVFインバータと
CVCFインバータとの切り替えを行なう切替部である
共通部を、CVCF装置箱に収納することにより、VV
VF装置の効率のよい互換性を有するものとすることが
できる。
【0019】一方、請求項5に対応する発明では、上記
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に対応する発明の
電気車制御装置において、CVCFインバータの異常発
生時に複数群のVVVFインバータのうちの1群のVV
VFインバータをCVCFインバータに切り替えて補助
電源用として運転する場合に、当該VVVFインバータ
に該当する強制風冷用機器をCVCFインバータの起動
後直に動作させるようにしている。
【0020】従って、請求項5に対応する発明の電気車
制御装置においては、CVCFインバータの異常発生時
に複数群のVVVFインバータのうちの1群のVVVF
インバータをCVCFインバータに切り替えて補助電源
用として運転する場合に、当該VVVFインバータに該
当する強制風冷用機器をCVCFインバータの起動後直
に動作させることにより、切り替え後のCVCFインバ
ータの冷却性能を確保することができる。
【0021】また、請求項6に対応する発明では、上記
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に対応する発明の
電気車制御装置において、CVCFインバータが保護動
作で停止し、再度起動するまでの時間内は、強制風冷用
機器の停止検知の動作に時間要素を持たせて、VVVF
インバータの動作を停止させないように、強制風冷用機
器停止検知手段を備えている。
【0022】従って、請求項6に対応する発明の電気車
制御装置においては、CVCFインバータが保護動作で
停止し、再度起動するまでの時間内は、強制風冷用機器
の停止検知の動作に時間要素を持たせて、VVVFイン
バータの動作を停止させないようにすることにより、V
VVFインバータの動作能力を向上することが可能とな
り、VVVFインバータの継続運転をして、VVVFイ
ンバータの牽引力の損失を減らすことができる。
【0023】さらに、請求項7に対応する発明では、上
記請求項1乃至請求項6のいずれか1項に対応する発明
の電気車制御装置において、CVCFインバータの異常
発生時に複数群のVVVFインバータのうちの1群のV
VVFインバータをCVCFインバータに切り替えて補
助電源用として運転する場合に、当該切り替え動作中に
切り替えられるVVVFインバータを除く他のVVVF
インバータの運転を継続するように、強制風冷用機器停
止検知手段を備えている。
【0024】従って、請求項7に対応する発明の電気車
制御装置においては、CVCFインバータの異常発生時
に複数群のVVVFインバータのうちの1群をCVCF
インバータに切り替えて補助電源用として運転する場合
に、当該切り替え動作中に切り替えられるVVVFイン
バータを除く他のVVVFインバータの運転を継続する
ことにより、VVVFインバータの動作能力を向上する
ことが可能となり、VVVFインバータの牽引力の損失
を減らすことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0026】(第1の実施の形態:請求項1乃至請求項
4に対応)図1は、本実施の形態による電気車制御装置
の全体構成例を示すブロック図であり、図5と同一要素
には同一符号を付して示している。
【0027】図1に示すように、本実施の形態の電気車
制御装置は、通常運転時は主電源用として運転される複
数群のVVVFインバータと、補助電源用として運転さ
れる1群のCVCFインバータとを備え、CVCFイン
バータの異常発生時に当該CVCFインバータを切り離
し、複数群のVVVFインバータのうちの1群のVVV
FインバータをCVCFインバータに切り替えて補助電
源用として運転する切替機能を備えている。
【0028】直流架線より、集電器1を介して集電され
た直流電力は、遮断器2、接触器3、フィルタリアクト
ル4を介して、インバータ5に電源供給され、VVVF
インバータは交流電動機である誘導電動機6へ、CVC
Fインバータは三相フィルタ回路7および三相変圧器8
からなる補助回路へ供給するようにしている。
【0029】また、CVCFインバータの故障等の異常
発生時には、切替器9により、誘導電動機(MM2)6
用のVVVFインバータをCVCFインバータに切り替
えて、CVCFバックアップ運転をするようにしてい
る。
【0030】一方、VVVFインバータおよびCVCF
インバータを、ブロア、ファン等の強制風冷用機器(本
例では、VVVFインバータ冷却用ブロア(MMBM)
12およびCVCFインバータ冷却用ブロア(CVCF
BM)13)により強制風冷方式で冷却するように構成
し、さらにVVVFインバータを冷却するVVVFイン
バータ冷却用ブロア12と、CVCFインバータを冷却
するCVCFインバータ冷却用ブロア13とを分離する
構成としている。
【0031】また、CVCFインバータの回路におけ
る、正常時・故障時とも共通で使用するIvFL、三相
フィルタ回路7、三相変圧器8等の回路を、自冷方式と
している。
【0032】さらに、電気車が特に動力集中形の電気車
である場合に、VVVFインバータ部およびCVCFイ
ンバータ部を電気車の機関室(床上)に配置し、IvF
L、三相フィルタ回路7、三相変圧器8等の自冷部分を
電気車の床下に配置している。
【0033】さらにまた、機器の配置では、VVVFイ
ンバータおよびCVCFインバータの回路部を、それぞ
れVVVF装置箱およびCVCF装置箱として分割し、
VVVFインバータとCVCFインバータとの切り替え
を行なう切替器9等の共通部を、CVCF装置箱に収納
するようにしている。
【0034】次に、以上のように構成した本実施の形態
による電気車制御装置においては、VVVFインバータ
およびCVCFインバータを、VVVFインバータ冷却
用ブロア12およびCVCFインバータ冷却用ブロア1
3により強制風冷方式で冷却するように構成し、さらに
VVVFインバータを冷却するVVVFインバータ冷却
用ブロア12と、CVCFインバータを冷却するCVC
Fインバータ冷却用ブロア13とを分離する構成として
いることにより、CVCFインバータ冷却用ブロア13
が故障した場合にも、VVVFインバータ冷却用ブロア
12に切り替えて補助電源用として運転することが可能
となり、強制風冷構成での冗長性を確保することができ
る。
【0035】また、CVCFインバータ回路において、
正常時・故障時とも共通で使用する、IvFL、三相フ
ィルタ回路7、三相変圧器8等の回路を自冷方式として
いることにより、風冷却系統の故障の有無に関係なく、
強制風冷構成での冗長性を確保することができる。
【0036】さらに、特に動力集中形の電気車では、V
VVF部およびCVCFインバータ部を、強制風冷構成
の取り易い電気車の機関室(床上)に配置し、IvFL、三
相フィルタ回路7、三相変圧器8等の自冷部分について
は、電気車の床下へ配置していることにより、機器の冷
却効率を向上させることができる。
【0037】さらにまた、VVVF回路部とCVCF部
の回路部を、それぞれVVVF装置箱およびCVCF装
置箱として分割し、VVVFインバータとCVCFイン
バータとの切り替えを行なう切替器9等の共通部を、C
VCF装置箱に収納していることにより、VVVF装置
が共通となり、VVVF装置の効率のよい互換性を有す
るものとすることができる。
【0038】上述したように、本実施の形態による電気
車制御装置では、VVVFインバータおよびCVCFイ
ンバータを強制風冷方式で冷却する場合に、強制風冷構
成での冗長性を確保することができ、また機器の冷却効
率を向上させることができ、さらにVVVF装置の効率
のよい互換性を有するものとすることが可能となる。
【0039】(第2の実施の形態:請求項5に対応)図
2は、本実施の形態による電気車制御装置の全体構成例
を示すブロック図であり、図5と同一要素には同一符号
を付して示している。
【0040】図2に示すように、本実施の形態の電気車
制御装置は、通常運転時は主電源用として運転される複
数群のVVVFインバータと、補助電源用として運転さ
れる1群のCVCFインバータとを備え、CVCFイン
バータの異常発生時に当該CVCFインバータを切り離
し、複数群のVVVFインバータのうちの1群のVVV
FインバータをCVCFインバータに切り替えて補助電
源用として運転する切替機能を備えている。
【0041】直流架線より、集電器1を介して集電され
た直流電力は、遮断器2、接触器3、フィルタリアクト
ル4を介して、インバータ5に電源供給され、VVVF
インバータは交流電動機である誘導電動機6へ、CVC
Fインバータは三相フィルタ回路7および三相変圧器8
からなる補助回路へ供給するようにしている。
【0042】また、CVCFインバータの故障等の異常
発生時には、切替器9により、誘導電動機(MM2)6
用のVVVFインバータをCVCFインバータに切り替
えて、CVCFバックアップ運転をするようにしてい
る。
【0043】一方、CVCFインバータの異常発生時に
複数群のVVVFインバータのうちの1群のVVVFイ
ンバータをCVCFインバータに切り替えて補助電源用
として運転する場合に、図2にブロックを示すように、
当該VVVFインバータに該当するVVVFインバータ
冷却用ブロア(本例では、MM1,2冷却用ブロア)1
2をCVCFインバータの起動後直に動作させるように
している。
【0044】次に、以上のように構成した本実施の形態
による電気車制御装置においては、CVCFインバータ
の故障時に、複数群のVVVFインバータのうちの1群
のVVVFインバータをCVCFインバータに切り替え
て補助電源用として運転する場合、これに該当するVV
VFインバータ冷却用ブロア12をCVCFインバータ
の起動後直に動作させるようにしていることにより、当
該機能をCVCF正常時とCVCF故障時の条件で、図
2にブロックを示すような制御回路により制御をするこ
とで、切り替え後のCVCFインバータの冷却性能を確
保することができる。
【0045】上述したように、本実施の形態による電気
車制御装置では、切り替え後のCVCFインバータの冷
却性能を確保することが可能となる。
【0046】(第3の実施の形態:請求項6に対応)図
3は、本実施の形態による電気車制御装置の全体構成例
を示すブロック図であり、図5と同一要素には同一符号
を付して示している。
【0047】図3に示すように、本実施の形態の電気車
制御装置は、通常運転時は主電源用として運転される複
数群のVVVFインバータと、補助電源用として運転さ
れる1群のCVCFインバータとを備え、CVCFイン
バータの異常発生時に当該CVCFインバータを切り離
し、複数群のVVVFインバータのうちの1群のVVV
FインバータをCVCFインバータに切り替えて補助電
源用として運転する切替機能を備えている。
【0048】直流架線より、集電器1を介して集電され
た直流電力は、遮断器2、接触器3、フィルタリアクト
ル4を介して、インバータ5に電源供給され、VVVF
インバータは交流電動機である誘導電動機6へ、CVC
Fインバータは三相フィルタ回路7および三相変圧器8
からなる補助回路へ供給するようにしている。
【0049】また、CVCFインバータの故障等の異常
発生時には、切替器9により、誘導電動機(MM2)6
用のVVVFインバータをCVCFインバータに切り替
えて、CVCFバックアップ運転をするようにしてい
る。
【0050】なお、図3中、14はMMBM用NFB
を、15はCVCFBM用NFBをそれぞれ示してい
る。
【0051】一方、図3にブロックを示すように、CV
CFインバータが保護動作で停止し、再度起動するまで
の時間内は、ブロア停止検知の動作に時間要素を持たせ
て、VVVFインバータの動作を停止させないように、
ブロア停止検知回路を構成している。
【0052】次に、以上のように構成した本実施の形態
による電気車制御装置においては、CVCFインバータ
が保護動作で停止し、再度起動するまでの時間内は、強
制風冷用機器の停止検知の動作に時間要素を持たせて、
VVVFインバータの動作を停止させないようにしてい
ることにより、VVVFインバータの動作能力を向上す
ることができ、VVVFインバータの継続運転をして、
VVVFインバータ牽引力の損失を減らすことができ
る。
【0053】上述したように、本実施の形態による電気
車制御装置では、VVVFインバータの動作能力を向上
して、VVVFインバータの牽引力の損失を減らすこと
が可能となる。
【0054】(第4の実施の形態:請求項7に対応)図
4は、本実施の形態による電気車制御装置の全体構成例
を示すブロック図であり、図5と同一要素には同一符号
を付して示している。
【0055】図4に示すように、本実施の形態の電気車
制御装置は、通常運転時は主電源用として運転される複
数群のVVVFインバータと、補助電源用として運転さ
れる1群のCVCFインバータとを備え、CVCFイン
バータの異常発生時に当該CVCFインバータを切り離
し、複数群のVVVFインバータのうちの1群のVVV
FインバータをCVCFインバータに切り替えて補助電
源用として運転する切替機能を備えている。
【0056】直流架線より、集電器1を介して集電され
た直流電力は、遮断器2、接触器3、フィルタリアクト
ル4を介して、インバータ5に電源供給され、VVVF
インバータは交流電動機である誘導電動機6へ、CVC
Fインバータは三相フィルタ回路7および三相変圧器8
からなる補助回路へ供給するようにしている。
【0057】また、CVCFインバータの故障等の異常
発生時には、切替器9により、誘導電動機(MM2)6
用のVVVFインバータをCVCFインバータに切り替
えて、CVCFバックアップ運転をするようにしてい
る。
【0058】なお、図4中、14はMMBM用NFB
を、15はCVCFBM用NFBをそれぞれ示してい
る。
【0059】一方、図4にブロックを示すように、CV
CFインバータの異常発生時に複数群のVVVFインバ
ータのうちの1群のVVVFインバータをCVCFイン
バータに切り替えて補助電源用として運転する場合に、
当該切り替え動作中に切り替えられるVVVFインバー
タを除く他のVVVFインバータの運転を継続するよう
に、ブロア停止検知回路を構成している。
【0060】次に、以上のように構成した本実施の形態
による電気車制御装置においては、CVCFインバータ
の故障時、複数群のVVVFインバータのうちの1群の
VVVFインバータをCVCFインバータに切り替えて
補助電源用として運転する場合に、当該切替え動作中に
切替えられるVVVFインバータを除く他のVVVFイ
ンバータの運転を継続するようにしていることにより、
ブロア停止検知回路を構成し、VVVFインバータの動
作能力を向上することが可能となり、その時のVVVF
インバータ牽引力の損失を減らすことができる。
【0061】上述したように、本実施の形態による電気
車制御装置では、VVVFインバータの動作能力を向上
して、VVVFインバータの牽引力の損失を減らすこと
が可能となる。
【0062】(その他の実施の形態)尚、本発明は、上
記各実施の形態に限定されるものではなく、実施段階で
はその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形して実施す
ることが可能である。例えば、上記各実施の形態では、
VVVFインバータが1台で1個の誘導電動機であるシ
ステムに適用した場合について説明したが、これに限ら
ず、対象になるVVVFインバータ、誘導電動機または
LIMの場合、またはその数はそれぞれ任意であってよ
い。
【0063】また、各実施の形態は可能な限り適宜組合
わせて実施してもよく、その場合には組合わせた作用効
果を得ることができる。さらに、上記各実施の形態には
種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構
成要件における適宜な組合わせにより、種々の発明を抽
出することができる。例えば、実施の形態に示される全
構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が
解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも
一つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効
果(の少なくとも一つ)が得られる場合には、この構成
要件が削除された構成を発明として抽出することができ
る。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気車制
御装置によれば、VVVFインバータおよびCVCFイ
ンバータを、強制風冷用機器により強制風冷方式で冷却
し、かつVVVFインバータを冷却する強制風冷用機器
と、CVCFインバータを冷却する強制風冷用機器とを
分離するようにしているので、VVVFインバータおよ
びCVCFインバータを強制風冷方式で冷却する場合
に、強制風冷構成での冗長性を確保することが可能とな
る。
【0065】さらに、本発明の電気車制御装置によれ
ば、VVVFインバータの動作能力を向上させて、VV
VFインバータの牽引力の損失を最大限に抑えることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による電気車制御装
置の全体構成例を示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態による電気車制御装
置の全体構成例を示すブロック図。
【図3】本発明の第3の実施の形態による電気車制御装
置の全体構成例を示すブロック図。
【図4】本発明の第4の実施の形態による電気車制御装
置の全体構成例を示すブロック図。
【図5】従来の電気車制御装置の構成例を示すブロック
図。
【符号の説明】
1…集電器 2…遮断器 3…接触器 4…フィルタリアクトル 5…インバータ 6…誘導電動機 7…三相フィルタ回路 8…三相変圧器 9…切替器 10…MMBM用接触器 11…CVCFBM用接触器 12…MMBM(メインブロア) 13…CVCFBM(CVCFブロア) 14…MMBM用NFB 15…CVCFBM用NFB。
フロントページの続き Fターム(参考) 5H007 AA06 BB05 BB06 CB02 CC05 CC23 CC32 DB02 FA13 HA06 5H115 PA11 PC02 PG01 PI01 PI29 PI30 PU01 PV09 PV22 QA06 QH01 RB11 SE10 TR01 TU20 UI27 UI29

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常運転時は主電源用として運転される
    複数群の可変電圧可変周波数制御方式のインバータ(V
    VVFインバータ)と、補助電源用として運転される1
    群の定電圧定周波数制御方式のインバータ(CVCFイ
    ンバータ)とを備え、 かつ前記CVCFインバータの異常発生時に当該CVC
    Fインバータを切り離し、前記複数群のVVVFインバ
    ータのうちの1群のVVVFインバータをCVCFイン
    バータに切り替えて補助電源用として運転する切替機能
    を備えて、 電気車駆動用の交流電動機を駆動制御する電気車制御装
    置において、 前記VVVFインバータおよびCVCFインバータを、
    ブロア、ファン等の強制風冷用機器により強制風冷方式
    で冷却するように構成し、 かつ前記VVVFインバータを冷却する強制風冷用機器
    と、前記CVCFインバータを冷却する強制風冷用機器
    とを分離する構成としたことを特徴とする電気車制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の電気車制御装置に
    おいて、 前記CVCFインバータの回路における、正常時・故障
    時とも共通で使用する回路を自冷方式としたことを特徴
    とする電気車制御装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の電気車制御装置に
    おいて、 前記電気車が動力集中形の電気車である場合に、前記V
    VVFインバータ部およびCVCFインバータ部を前記
    電気車の機関室(床上)に配置し、前記自冷部分を前記電
    気車の床下に配置したことを特徴とする電気車制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1乃至請求項3のいずれか1
    項に記載の電気車制御装置において、 前記VVVFインバータおよびCVCFインバータの回
    路部を、それぞれVVVF装置箱およびCVCF装置箱
    として分割し、 前記VVVFインバータとCVCFインバータとの切り
    替えを行なう切替部である共通部を、前記CVCF装置
    箱に収納するようにしたことを特徴とする電気車制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至請求項4のいずれか1
    項に記載の電気車制御装置において、 前記CVCFインバータの異常発生時に複数群のVVV
    Fインバータのうちの1群のVVVFインバータをCV
    CFインバータに切り替えて補助電源用として運転する
    場合に、当該VVVFインバータに該当する強制風冷用
    機器を前記CVCFインバータの起動後直に動作させる
    ようにしたことを特徴とする電気車制御装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至請求項5のいずれか1
    項に記載の電気車制御装置において、 前記CVCFインバータが保護動作で停止し、再度起動
    するまでの時間内は、前記強制風冷用機器の停止検知の
    動作に時間要素を持たせて、前記VVVFインバータの
    動作を停止しないように、強制風冷用機器停止検知手段
    を備えたことを特徴とする電気車制御装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1乃至請求項6のいずれか1
    項に記載の電気車制御装置において、 前記CVCFインバータの異常発生時に複数群のVVV
    Fインバータのうちの1群のVVVFインバータをCV
    CFインバータに切り替えて補助電源用として運転する
    場合に、当該切り替え動作中に切り替えられるVVVF
    インバータを除く他のVVVFインバータの運転を継続
    するように、強制風冷用機器停止検知手段を備えたこと
    を特徴とする電気車制御装置。
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