JP2003266174A - 三次元形状物の製造方法 - Google Patents
三次元形状物の製造方法Info
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- JP2003266174A JP2003266174A JP2002068447A JP2002068447A JP2003266174A JP 2003266174 A JP2003266174 A JP 2003266174A JP 2002068447 A JP2002068447 A JP 2002068447A JP 2002068447 A JP2002068447 A JP 2002068447A JP 2003266174 A JP2003266174 A JP 2003266174A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 溶着ビードを用いた三次元形状物の製造
方法は、鉛直面46または水平面から一定角度傾斜させ
た傾斜面に沿って肉盛りトーチ38を走査させるトーチ
走査工程と、肉盛りトーチを次の走査をするために走査
方向の直交方向に移動するトーチシフト工程とからな
り、トーチ走査工程とトーチシフト工程とを交互に繰り
返し実施する。 【効果】 トーチ走査工程では、水平面または傾斜面に
沿って肉盛りトーチを走査させるので、溶接の際の溶融
金属を凝固させつつ、肉盛りを進行させることができ、
溶融金属のたれを防止することができる。肉盛りで製造
する三次元形状物の生産効率を向上させることができ
る。
方法は、鉛直面46または水平面から一定角度傾斜させ
た傾斜面に沿って肉盛りトーチ38を走査させるトーチ
走査工程と、肉盛りトーチを次の走査をするために走査
方向の直交方向に移動するトーチシフト工程とからな
り、トーチ走査工程とトーチシフト工程とを交互に繰り
返し実施する。 【効果】 トーチ走査工程では、水平面または傾斜面に
沿って肉盛りトーチを走査させるので、溶接の際の溶融
金属を凝固させつつ、肉盛りを進行させることができ、
溶融金属のたれを防止することができる。肉盛りで製造
する三次元形状物の生産効率を向上させることができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は溶着ビードを用いた
三次元形状物の製造方法に関する。
三次元形状物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】溶着ビードの肉盛りで三次元形状物を製
造する方法には、例えば、特許第3219199号公報
「金型レス成形方法および装置」に示されたものがあ
る。この金型レス成形方法は、同公報の第5頁左欄第4
3行〜第6頁左欄第18行に示される通りである。これ
らを要約したものを次に示す。
造する方法には、例えば、特許第3219199号公報
「金型レス成形方法および装置」に示されたものがあ
る。この金型レス成形方法は、同公報の第5頁左欄第4
3行〜第6頁左欄第18行に示される通りである。これ
らを要約したものを次に示す。
【0003】NC工作機1(符号は公報記載のものを流
用した。以下同様。)の作業テーブル11を受位置Aに
移動させ、作業テーブル11上に成形材料Pを紐状でリ
ング状に巻き付けした塊状に載せる。作業テーブル11
を工作位置Bに移送させ、固化した成形材料Pを研削具
15で加工し、成形中途品Da(円筒形)を成形する。
作業テーブル11を受位置Aに復帰移動させ、第3図に
示すように成形中途品Da(円筒形)上に成形材料Pを
紐状でコーン状に巻き付けした塊状に載せる。作業テー
ブル11を工作位置Bに移送させ、固化した成形材料P
を工具16で研削加工し成形中途品Db(コーン形)を
成形することで、成形品Dが完成する。このように、金
型レス成形方法では、成形品Dを得ることができ、短時
間で成形精度の高い成形品を成形することができる。
用した。以下同様。)の作業テーブル11を受位置Aに
移動させ、作業テーブル11上に成形材料Pを紐状でリ
ング状に巻き付けした塊状に載せる。作業テーブル11
を工作位置Bに移送させ、固化した成形材料Pを研削具
15で加工し、成形中途品Da(円筒形)を成形する。
作業テーブル11を受位置Aに復帰移動させ、第3図に
示すように成形中途品Da(円筒形)上に成形材料Pを
紐状でコーン状に巻き付けした塊状に載せる。作業テー
ブル11を工作位置Bに移送させ、固化した成形材料P
を工具16で研削加工し成形中途品Db(コーン形)を
成形することで、成形品Dが完成する。このように、金
型レス成形方法では、成形品Dを得ることができ、短時
間で成形精度の高い成形品を成形することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報の金
型レス成形方法では、成形品の形状によっては成形材料
Pを紐状で巻き付ける際に、紐状の成形材料Pが垂れた
り崩れたりすることがある。次図で具体的に説明する。
型レス成形方法では、成形品の形状によっては成形材料
Pを紐状で巻き付ける際に、紐状の成形材料Pが垂れた
り崩れたりすることがある。次図で具体的に説明する。
【0005】図13は従来の金型レス成形方法の課題を
示す図である。成形品101(符号は新たに記載し
た。)は、上方にコーン部102を有し、このような形
状のコーン部102を紐状の成形材料103を巻き付け
て形成する場合、成形材料103が固化しない巻き付け
直後では載せた成形材料103が矢印aの如く垂れたり
流れ落ちたりすることがある。特に、軟らかい(溶融粘
度が低い)樹脂を使用した場合や溶接で行う場合に、成
形材料103の固化の時間を微調整しながら施行する必
要があり、コーン部102の肉厚を確保しつつ且つ、形
状を形成するには手間がかかり、生産効率が向上し難
い。
示す図である。成形品101(符号は新たに記載し
た。)は、上方にコーン部102を有し、このような形
状のコーン部102を紐状の成形材料103を巻き付け
て形成する場合、成形材料103が固化しない巻き付け
直後では載せた成形材料103が矢印aの如く垂れたり
流れ落ちたりすることがある。特に、軟らかい(溶融粘
度が低い)樹脂を使用した場合や溶接で行う場合に、成
形材料103の固化の時間を微調整しながら施行する必
要があり、コーン部102の肉厚を確保しつつ且つ、形
状を形成するには手間がかかり、生産効率が向上し難
い。
【0006】また、成形品101は、中心軸線104に
対して対称な形状であるが、非対称物の場合、螺旋状に
巻き付けて重ねて形成すると、例えば、垂直部側の肉盛
りが進行して先に高くなり、傾斜部側の肉盛りが遅れ、
所定の形状に積層するのに手間がかかる。
対して対称な形状であるが、非対称物の場合、螺旋状に
巻き付けて重ねて形成すると、例えば、垂直部側の肉盛
りが進行して先に高くなり、傾斜部側の肉盛りが遅れ、
所定の形状に積層するのに手間がかかる。
【0007】そこで、本発明の目的は、生産効率が向上
する三次元形状物の製造方法を提供することにある。
する三次元形状物の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、溶着ビードを用いた三次元形状物の製造
方法において、鉛直面または水平面から一定角度傾斜さ
せた傾斜面に沿って肉盛りトーチを走査させることを特
徴とする。鉛直面に沿って肉盛りトーチを走査させる
と、前の層の溶接ビードで形成した鉛直な層に向ってア
ークの指向はほぼ水平になり、溶融金属はたれ難くくな
る。
に請求項1は、溶着ビードを用いた三次元形状物の製造
方法において、鉛直面または水平面から一定角度傾斜さ
せた傾斜面に沿って肉盛りトーチを走査させることを特
徴とする。鉛直面に沿って肉盛りトーチを走査させる
と、前の層の溶接ビードで形成した鉛直な層に向ってア
ークの指向はほぼ水平になり、溶融金属はたれ難くくな
る。
【0009】水平面から一定角度傾斜させた傾斜面に沿
って肉盛りトーチを走査させると、前の層の傾斜した層
に向ってアークの指向を傾かせることができる。その結
果、前の層の傾斜した溶接ビード上に溶融金属を載せる
ことができ、溶融金属はよりたれ難くくなる。
って肉盛りトーチを走査させると、前の層の傾斜した層
に向ってアークの指向を傾かせることができる。その結
果、前の層の傾斜した溶接ビード上に溶融金属を載せる
ことができ、溶融金属はよりたれ難くくなる。
【0010】請求項2は、溶着ビードを用いた三次元形
状物の製造方法において、鉛直面または水平面から一定
角度傾斜させた傾斜面に沿って肉盛りトーチを走査させ
るトーチ走査工程と、肉盛りトーチを次の走査をするた
めに走査方向の直交方向に移動するトーチシフト工程と
からなり、トーチ走査工程とトーチシフト工程とを交互
に繰り返し実施することを特徴とする。
状物の製造方法において、鉛直面または水平面から一定
角度傾斜させた傾斜面に沿って肉盛りトーチを走査させ
るトーチ走査工程と、肉盛りトーチを次の走査をするた
めに走査方向の直交方向に移動するトーチシフト工程と
からなり、トーチ走査工程とトーチシフト工程とを交互
に繰り返し実施することを特徴とする。
【0011】トーチ走査工程で鉛直面に沿って肉盛りト
ーチを走査させると、前の層の溶接ビードで形成した鉛
直な層に向ってアークの指向はほぼ水平になり、溶融金
属はたれ難くくなる。
ーチを走査させると、前の層の溶接ビードで形成した鉛
直な層に向ってアークの指向はほぼ水平になり、溶融金
属はたれ難くくなる。
【0012】また、トーチ走査工程で水平面から一定角
度傾斜させた傾斜面に沿って肉盛りトーチを走査させる
と、前の層の傾斜した層に向ってアークの指向を傾かせ
ることができる。その結果、前の層の傾斜した溶接ビー
ド上に溶融金属を載せることができ、溶融金属はよりた
れ難くくなる。
度傾斜させた傾斜面に沿って肉盛りトーチを走査させる
と、前の層の傾斜した層に向ってアークの指向を傾かせ
ることができる。その結果、前の層の傾斜した溶接ビー
ド上に溶融金属を載せることができ、溶融金属はよりた
れ難くくなる。
【0013】トーチ走査工程とトーチシフト工程とを交
互に繰り返し実施することで、溶接ビードを順に積層
し、所定の形状に溶接金属を盛り上げる。
互に繰り返し実施することで、溶接ビードを順に積層
し、所定の形状に溶接金属を盛り上げる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る三次元形状物の製造方
法で製造した金型の斜視図である。金型10は、ベース
板11に三次元形状物であるところの型12を形成した
ものである。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る三次元形状物の製造方
法で製造した金型の斜視図である。金型10は、ベース
板11に三次元形状物であるところの型12を形成した
ものである。
【0015】ベース板11の材質は、例えば、炭素鋼
(JIS S45C)である。型12は、機械加工で肉
盛りした表層を半球に形成したもので、製造方法を簡単
に説明すると、まず、溶接で金属を厚さTwだけ肉盛り
し、その後、肉盛りした表層を半球に切削したものであ
る。切削後の肉厚をtに設定した。
(JIS S45C)である。型12は、機械加工で肉
盛りした表層を半球に形成したもので、製造方法を簡単
に説明すると、まず、溶接で金属を厚さTwだけ肉盛り
し、その後、肉盛りした表層を半球に切削したものであ
る。切削後の肉厚をtに設定した。
【0016】次に三次元形状物の製造方法に用いる装置
の一例を説明する。図2は本発明に係る三次元形状物の
製造方法に用いるNC工作機械および溶接装置の斜視図
である。図左上方の軸は、座標軸であり、直線又は回転
で動く方向を示す。Xは水平な直線運動を示す軸、Yは
Xに直交する軸、ZはX,Yに直交する鉛直軸、BはY
軸の周りの旋回運動を示す軸である。
の一例を説明する。図2は本発明に係る三次元形状物の
製造方法に用いるNC工作機械および溶接装置の斜視図
である。図左上方の軸は、座標軸であり、直線又は回転
で動く方向を示す。Xは水平な直線運動を示す軸、Yは
Xに直交する軸、ZはX,Yに直交する鉛直軸、BはY
軸の周りの旋回運動を示す軸である。
【0017】NC工作機械15は、ベース21と、この
ベース21にX軸方向に移動自在に取付けたテーブル2
2と、このテーブル22の両側から上部に配置したコラ
ム23と、このコラム23に固定したクロスレール24
と、このクロスレール24にY軸方向に移動自在に取付
けた主軸部25と、この主軸部25にZ軸方向に移動自
在に設けた主軸26及び加工ヘッド27と、X軸,Y
軸,Z軸,C軸の4軸を制御する制御盤28及び操作盤
29と、複数の切削工具31・・・(・・・は複数を示す。以
下同様。)を交換する自動工具交換装置(ATC)32
とからなる。33は加工ヘッド27に装着した傾倒ホル
ダを示す。
ベース21にX軸方向に移動自在に取付けたテーブル2
2と、このテーブル22の両側から上部に配置したコラ
ム23と、このコラム23に固定したクロスレール24
と、このクロスレール24にY軸方向に移動自在に取付
けた主軸部25と、この主軸部25にZ軸方向に移動自
在に設けた主軸26及び加工ヘッド27と、X軸,Y
軸,Z軸,C軸の4軸を制御する制御盤28及び操作盤
29と、複数の切削工具31・・・(・・・は複数を示す。以
下同様。)を交換する自動工具交換装置(ATC)32
とからなる。33は加工ヘッド27に装着した傾倒ホル
ダを示す。
【0018】溶接装置34は、ガスシールド消耗電極式
アーク溶接法の装置で、溶接機35(溶接電源、制御
部)と、ガス供給手段36と、ワイヤ供給手段37と、
傾倒ホルダ33に取付けた肉盛りトーチ38とを備え、
NC工作機械15との間には絶縁手段を施したものであ
る。35a、35bはキャプタイヤケーブルを示す。ガ
ス供給手段36は、ボンベ36a,36bを有し、アル
ゴンガスと酸素又は炭酸ガスとの混合ガスを供給するも
ので、混合ガスを肉盛りトーチ38の先端近傍のアーク
の周囲に供給する。
アーク溶接法の装置で、溶接機35(溶接電源、制御
部)と、ガス供給手段36と、ワイヤ供給手段37と、
傾倒ホルダ33に取付けた肉盛りトーチ38とを備え、
NC工作機械15との間には絶縁手段を施したものであ
る。35a、35bはキャプタイヤケーブルを示す。ガ
ス供給手段36は、ボンベ36a,36bを有し、アル
ゴンガスと酸素又は炭酸ガスとの混合ガスを供給するも
ので、混合ガスを肉盛りトーチ38の先端近傍のアーク
の周囲に供給する。
【0019】ワイヤ供給手段37は、コイル状に巻いた
ワイヤ37aを送り出し可能に保持する。ワイヤ径は、
例えば、φ0.9mm〜φ3.2mmに設定する。ワイ
ヤ37aは、自動溶接または半自動溶接で使用する裸金
属線の溶加材である。溶加材の材質は、任意であるが、
ここでは、合金鋼系を用いる。なお、溶加材はワイヤ以
外のバンドでもよい。その際には、ワイヤ供給手段37
や傾倒ホルダ33を交換する。
ワイヤ37aを送り出し可能に保持する。ワイヤ径は、
例えば、φ0.9mm〜φ3.2mmに設定する。ワイ
ヤ37aは、自動溶接または半自動溶接で使用する裸金
属線の溶加材である。溶加材の材質は、任意であるが、
ここでは、合金鋼系を用いる。なお、溶加材はワイヤ以
外のバンドでもよい。その際には、ワイヤ供給手段37
や傾倒ホルダ33を交換する。
【0020】図3は本発明に係る傾倒ホルダの正面図で
あり、傾倒ホルダ33は、予め型12(図1参照)の形
状データによって作成したプログラムに基づき、図に示
していない電動機で肉盛りトーチ38をB軸方向に90
°の範囲内で任意の角度に傾けることができるもので、
肉盛りトーチ38を保持するためのクランプ41を有す
る。42は0°位置、43は90°位置を示す。
あり、傾倒ホルダ33は、予め型12(図1参照)の形
状データによって作成したプログラムに基づき、図に示
していない電動機で肉盛りトーチ38をB軸方向に90
°の範囲内で任意の角度に傾けることができるもので、
肉盛りトーチ38を保持するためのクランプ41を有す
る。42は0°位置、43は90°位置を示す。
【0021】次に本発明に係る三次元形状物の製造方法
を説明する。図4は本発明に係る三次元形状物の製造方
法の第1説明図(第1実施の形態)であり、肉盛りが完
了した型45を示す。型45は、鉛直面46に沿って溶
着ビードであるところの溶接ビード47・・・を重ねるこ
とで、溶着金属を肉盛りした肉盛り状態のものである。
を説明する。図4は本発明に係る三次元形状物の製造方
法の第1説明図(第1実施の形態)であり、肉盛りが完
了した型45を示す。型45は、鉛直面46に沿って溶
着ビードであるところの溶接ビード47・・・を重ねるこ
とで、溶着金属を肉盛りした肉盛り状態のものである。
【0022】次にこの肉盛りの手順を具体的に説明す
る。まず、型12(図1参照)の形状データを等高線に
交差し所定の等ピッチPの積層体V・・・に分割し、この
積層体VのNCプログラムを作成する。
る。まず、型12(図1参照)の形状データを等高線に
交差し所定の等ピッチPの積層体V・・・に分割し、この
積層体VのNCプログラムを作成する。
【0023】図5(a),(b)は本発明に係る三次元
形状物の製造方法の第2説明図(第1実施の形態)であ
る。 (a):引き続き、NC工作機械15のテーブル22
(図2参照)上にベース板11をセットするとともに、
予め作成したNCプログラム(X,Y,Z,Bの計4軸
の座標、送り速度、溶接機への出力情報等も含む)を入
力する。その次に、溶接装置の溶接機35(図2参照)
に溶接条件(電流値等)を設定する。そして、アークを
発生させると同時に、NC工作機械15も作動させる。
溶接開始直後は肉盛りトーチ38をほぼ垂直にした、い
わゆる下向き溶接でアークを切りながら施行する。アー
クを切ることで、溶けた溶着金属を積層可能な状態にま
で凝固させる。
形状物の製造方法の第2説明図(第1実施の形態)であ
る。 (a):引き続き、NC工作機械15のテーブル22
(図2参照)上にベース板11をセットするとともに、
予め作成したNCプログラム(X,Y,Z,Bの計4軸
の座標、送り速度、溶接機への出力情報等も含む)を入
力する。その次に、溶接装置の溶接機35(図2参照)
に溶接条件(電流値等)を設定する。そして、アークを
発生させると同時に、NC工作機械15も作動させる。
溶接開始直後は肉盛りトーチ38をほぼ垂直にした、い
わゆる下向き溶接でアークを切りながら施行する。アー
クを切ることで、溶けた溶着金属を積層可能な状態にま
で凝固させる。
【0024】(b):肉盛りの進行に伴い、肉盛り位置
に応じて肉盛りトーチ38を矢印の如く傾けつつほぼ
水平にし、いわゆる横向き溶接と立向き溶接で鉛直面4
6にほぼ平行な前の層の溶接ビード47上に肉盛りトー
チ38を矢印の如く円弧状に移動させてトーチ走査工
程を実施する。
に応じて肉盛りトーチ38を矢印の如く傾けつつほぼ
水平にし、いわゆる横向き溶接と立向き溶接で鉛直面4
6にほぼ平行な前の層の溶接ビード47上に肉盛りトー
チ38を矢印の如く円弧状に移動させてトーチ走査工
程を実施する。
【0025】トーチ走査工程を実施することで、溶接ビ
ード47・・・を円弧状に形成する。ベース板11上では
走査方向(矢印,の方向)の直交方向(矢印の方
向)に肉盛りトーチ38を移動してトーチシフト工程を
実施し、肉盛りを続ける。
ード47・・・を円弧状に形成する。ベース板11上では
走査方向(矢印,の方向)の直交方向(矢印の方
向)に肉盛りトーチ38を移動してトーチシフト工程を
実施し、肉盛りを続ける。
【0026】図6(a)〜(c)は本発明に係る三次元
形状物の製造方法の第3説明図(第1実施の形態)であ
る。 (a):鉛直面46に沿うトーチ走査工程とトーチシフ
ト工程とを交互に繰り返し、肉盛りを実施する。ここ
で、トーチシフト工程を矢印の方向に実施する際に
は、アークを切らずに連続して溶接を継続してもよく、
逆にアークを切ってもよい。
形状物の製造方法の第3説明図(第1実施の形態)であ
る。 (a):鉛直面46に沿うトーチ走査工程とトーチシフ
ト工程とを交互に繰り返し、肉盛りを実施する。ここ
で、トーチシフト工程を矢印の方向に実施する際に
は、アークを切らずに連続して溶接を継続してもよく、
逆にアークを切ってもよい。
【0027】アークを切る場合は、終端位置47aでア
ークを切り、直交方向(矢印の方向)に肉盛りトーチ
38を移動させるとともに、切ってから数秒経過後、再
び開始位置47bでアークを発生させる。
ークを切り、直交方向(矢印の方向)に肉盛りトーチ
38を移動させるとともに、切ってから数秒経過後、再
び開始位置47bでアークを発生させる。
【0028】アークを切らずに連続することで、品質の
確保が容易になる。つまり、溶接欠陥の要因を減らすこ
とができるため、溶接が容易になる。また、アークを切
らずに連続することで、生産効率の向上を図ることがで
きる。
確保が容易になる。つまり、溶接欠陥の要因を減らすこ
とができるため、溶接が容易になる。また、アークを切
らずに連続することで、生産効率の向上を図ることがで
きる。
【0029】逆にアークを切り、断続アークとすること
で、溶融金属を完全に凝固させることができ、特に、溶
接の前半(図5(a)参照)や溶接の後半(図7参照)
で肉盛りが容易になる。
で、溶融金属を完全に凝固させることができ、特に、溶
接の前半(図5(a)参照)や溶接の後半(図7参照)
で肉盛りが容易になる。
【0030】(b)は(a)のb部詳細断面図であり、
鉛直面46に沿って肉盛りトーチ38を移動させる状態
を示す。(c)は(b)のc矢視図であり、溶接ビード
47上に溶融プール51を形成した状態を示す。
鉛直面46に沿って肉盛りトーチ38を移動させる状態
を示す。(c)は(b)のc矢視図であり、溶接ビード
47上に溶融プール51を形成した状態を示す。
【0031】このように、鉛直面46に沿って肉盛りを
行う場合には、ワイヤ37aの角度を角度θvだけ傾け
たほぼ水平に近い状態に設定するので、溶け込みは矢印
の如く鉛直な前の層の溶接ビード47に作用し、溶融
プール51内の溶融金属37bを凝固させつつ、進行す
ることができ、溶融金属37bのたれを防止することが
できる。
行う場合には、ワイヤ37aの角度を角度θvだけ傾け
たほぼ水平に近い状態に設定するので、溶け込みは矢印
の如く鉛直な前の層の溶接ビード47に作用し、溶融
プール51内の溶融金属37bを凝固させつつ、進行す
ることができ、溶融金属37bのたれを防止することが
できる。
【0032】すなわち、鉛直面46に沿うトーチ走査工
程では、鉛直面46に沿って肉盛りトーチ38を走査さ
せるので、前の層の溶接ビード47で形成した鉛直な層
に向ってアークの指向はほぼ水平になり、溶融金属37
bはたれ難くくなる。従って、生産効率を向上させるこ
とができる。
程では、鉛直面46に沿って肉盛りトーチ38を走査さ
せるので、前の層の溶接ビード47で形成した鉛直な層
に向ってアークの指向はほぼ水平になり、溶融金属37
bはたれ難くくなる。従って、生産効率を向上させるこ
とができる。
【0033】鉛直面46に沿ったトーチ走査工程とトー
チシフト工程とを交互に繰り返し実施するので、三次元
形状物が非対称物であっても、連続して非対称物を形成
することができ、生産効率を向上させることができる。
チシフト工程とを交互に繰り返し実施するので、三次元
形状物が非対称物であっても、連続して非対称物を形成
することができ、生産効率を向上させることができる。
【0034】図7は本発明に係る三次元形状物の製造方
法の第4説明図(第1実施の形態)である。最後に、終
了側を肉盛りし、肉盛り状態の型45が完成する。図に
示していないが、肉盛り状態の型45を切削加工および
研削加することで、型12(図1参照)を形成する。
法の第4説明図(第1実施の形態)である。最後に、終
了側を肉盛りし、肉盛り状態の型45が完成する。図に
示していないが、肉盛り状態の型45を切削加工および
研削加することで、型12(図1参照)を形成する。
【0035】次に第2実施の形態について説明する。図
8は第2実施の形態の第1説明図であり、肉盛り状態の
型52を示す。型52は、水平面53から一定角度θb
傾斜させた傾斜面54に沿って溶接ビード55・・・を重
ねることで、溶着金属を肉盛りしたものである。
8は第2実施の形態の第1説明図であり、肉盛り状態の
型52を示す。型52は、水平面53から一定角度θb
傾斜させた傾斜面54に沿って溶接ビード55・・・を重
ねることで、溶着金属を肉盛りしたものである。
【0036】次にこの肉盛りの手順を説明する。まず、
NCプログラムを作成する。ここでは、型12(図1参
照)の形状データを等高線に交差(角度θb)し所定の
等ピッチの積層体に分割し、この積層体のNCプログラ
ムを作成する。
NCプログラムを作成する。ここでは、型12(図1参
照)の形状データを等高線に交差(角度θb)し所定の
等ピッチの積層体に分割し、この積層体のNCプログラ
ムを作成する。
【0037】図9(a)〜(c)は第2実施の形態の第
2説明図である。 (a):引き続き、NCプログラムを入力し、溶接を開
始する。肉盛り開始時は、肉盛りトーチ38(図5
(a)参照)をほぼ垂直に立てた状態で肉盛りを行い、
次第に肉盛りトーチ38を傾けて、溶接ビード55・・・
で層を傾斜面54にほぼ平行に形成する。
2説明図である。 (a):引き続き、NCプログラムを入力し、溶接を開
始する。肉盛り開始時は、肉盛りトーチ38(図5
(a)参照)をほぼ垂直に立てた状態で肉盛りを行い、
次第に肉盛りトーチ38を傾けて、溶接ビード55・・・
で層を傾斜面54にほぼ平行に形成する。
【0038】(b)は(a)のb部詳細断面図であり、
傾斜面54に沿って肉盛りトーチ38を移動させる状態
を示す。(c)は(b)のc矢視図であり、溶接ビード
55上に溶融プール51を形成した状態を示す。
傾斜面54に沿って肉盛りトーチ38を移動させる状態
を示す。(c)は(b)のc矢視図であり、溶接ビード
55上に溶融プール51を形成した状態を示す。
【0039】このように、傾斜面54に沿って肉盛りを
行う場合には、ワイヤ37aの角度を角度θcだけ傾
け、ほぼ傾斜面54に直交する状態に設定するので、溶
け込みは前の層の溶接ビード55に矢印の如く作用す
る。その結果、前の層の傾斜した溶接ビード55上に溶
融金属37bを載せることができ、より確実に溶融金属
37bを凝固させつつ、進行することができ、より確実
に溶融金属37bのたれを防止することができる。
行う場合には、ワイヤ37aの角度を角度θcだけ傾
け、ほぼ傾斜面54に直交する状態に設定するので、溶
け込みは前の層の溶接ビード55に矢印の如く作用す
る。その結果、前の層の傾斜した溶接ビード55上に溶
融金属37bを載せることができ、より確実に溶融金属
37bを凝固させつつ、進行することができ、より確実
に溶融金属37bのたれを防止することができる。
【0040】すなわち、傾斜面54に沿うトーチ走査工
程では、水平面53から一定角度θb傾斜させた傾斜面
54に沿って肉盛りトーチ38を走査させるので、前の
層の傾斜した層に向ってアークの指向を傾かせることが
できる。その結果、前の層の傾斜した溶接ビード55上
に溶融金属37bを載せることができ、溶融金属37b
はよりたれ難くくなる。従って、生産効率をより向上さ
せることができる。
程では、水平面53から一定角度θb傾斜させた傾斜面
54に沿って肉盛りトーチ38を走査させるので、前の
層の傾斜した層に向ってアークの指向を傾かせることが
できる。その結果、前の層の傾斜した溶接ビード55上
に溶融金属37bを載せることができ、溶融金属37b
はよりたれ難くくなる。従って、生産効率をより向上さ
せることができる。
【0041】図10(a),(b)は第2実施の形態の
第3説明図である。 (a):肉盛りトーチ38を走査方向(矢印の方向)
の直交方向(矢印の方向)に移動させてトーチシフト
工程を実施し、肉盛りを続ける。 (b):傾斜面54に沿うトーチ走査工程とトーチシフ
ト工程とを交互に繰り返し、肉盛り状態の型52を二点
鎖線で示すように完成させる。
第3説明図である。 (a):肉盛りトーチ38を走査方向(矢印の方向)
の直交方向(矢印の方向)に移動させてトーチシフト
工程を実施し、肉盛りを続ける。 (b):傾斜面54に沿うトーチ走査工程とトーチシフ
ト工程とを交互に繰り返し、肉盛り状態の型52を二点
鎖線で示すように完成させる。
【0042】このように傾斜面54に沿うトーチ走査工
程とトーチシフト工程とを交互に繰り返し実施するの
で、三次元形状物が非対称物であっても、連続して非対
称物を形成することができ、生産効率を向上させること
ができる。
程とトーチシフト工程とを交互に繰り返し実施するの
で、三次元形状物が非対称物であっても、連続して非対
称物を形成することができ、生産効率を向上させること
ができる。
【0043】次に第3実施の形態について説明する。図
11(a)〜(c)は第3実施の形態の説明図であり、
図4〜図7に示す実施の形態と同様の構成については、
同一符号を付し説明を省略する。
11(a)〜(c)は第3実施の形態の説明図であり、
図4〜図7に示す実施の形態と同様の構成については、
同一符号を付し説明を省略する。
【0044】(a)は肉盛り状態の型56(下部58、
上部59)を示す。型56の製造方法は、水平面53に
沿って肉盛りトーチを走査させる工程と、既に説明した
図4〜図7に示した工程と、からなることを特徴とす
る。次に製造方法を具体的に説明する。
上部59)を示す。型56の製造方法は、水平面53に
沿って肉盛りトーチを走査させる工程と、既に説明した
図4〜図7に示した工程と、からなることを特徴とす
る。次に製造方法を具体的に説明する。
【0045】(b):まず、ベース板11の上方に肉盛
りトーチ38をほぼ垂直に配置し、下向き溶接の状態で
円を描くように回転(X軸,Y軸制御)せ、溶接ビード
57・・・を重ね(Z軸制御)肉盛り溶接を続け、半球形
状の下部58を完成させる。
りトーチ38をほぼ垂直に配置し、下向き溶接の状態で
円を描くように回転(X軸,Y軸制御)せ、溶接ビード
57・・・を重ね(Z軸制御)肉盛り溶接を続け、半球形
状の下部58を完成させる。
【0046】(c):引き続き、半球形状の下部58の
溶接ビード57上に図5、図6のトーチ走査工程および
トーチシフト工程と同様の工程を実施し、残りの半球形
状の上部59を肉盛り形成する。
溶接ビード57上に図5、図6のトーチ走査工程および
トーチシフト工程と同様の工程を実施し、残りの半球形
状の上部59を肉盛り形成する。
【0047】このように、第3実施の形態では、水平面
53に沿って肉盛りトーチ38を走査させる工程を設け
たので、半球形状の下部58の肉盛り溶接が極めて容易
になり、肉盛り溶接時間の短縮を図ることができる。
53に沿って肉盛りトーチ38を走査させる工程を設け
たので、半球形状の下部58の肉盛り溶接が極めて容易
になり、肉盛り溶接時間の短縮を図ることができる。
【0048】また、第3実施の形態では、鉛直面46に
沿うトーチ走査工程とトーチシフト工程とを交互に繰り
返し実施するので、半球形状の上部59の肉盛り溶接が
容易になり、生産効率の向上を図ることができる。従っ
て、三次元形状物の生産効率をより向上させることがで
きる。
沿うトーチ走査工程とトーチシフト工程とを交互に繰り
返し実施するので、半球形状の上部59の肉盛り溶接が
容易になり、生産効率の向上を図ることができる。従っ
て、三次元形状物の生産効率をより向上させることがで
きる。
【0049】次に第4実施の形態について説明する。図
12(a)〜(c)は第4実施の形態の説明図であり、
図8〜図10および図11(b)に示す実施の形態と同
様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
12(a)〜(c)は第4実施の形態の説明図であり、
図8〜図10および図11(b)に示す実施の形態と同
様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
【0050】(a)は肉盛り状態の型61(下部58、
上部62)を示す。型61の製造方法は、水平面53に
沿って肉盛りトーチ38を走査させる工程と、既に説明
した図8〜図10に示した工程と、からなることを特徴
とする。次に製造方法を具体的に説明する。
上部62)を示す。型61の製造方法は、水平面53に
沿って肉盛りトーチ38を走査させる工程と、既に説明
した図8〜図10に示した工程と、からなることを特徴
とする。次に製造方法を具体的に説明する。
【0051】(b):まず、図11(b)と同じく、ベ
ース板11の上方に肉盛りトーチ38をほぼ垂直に配置
し、下向き溶接の状態で円を描くように回転(X軸,Y
軸制御)せ、溶接ビード57・・・を重ね(Z軸制御)肉
盛り溶接を続け、半球形状の下部58を完成させる。
ース板11の上方に肉盛りトーチ38をほぼ垂直に配置
し、下向き溶接の状態で円を描くように回転(X軸,Y
軸制御)せ、溶接ビード57・・・を重ね(Z軸制御)肉
盛り溶接を続け、半球形状の下部58を完成させる。
【0052】(c):引き続き、半球形状の下部58の
溶接ビード57上に図9、図10のトーチ走査工程およ
びトーチシフト工程と同様の工程を実施し、残りの半球
形状の上部62を肉盛り形成する。
溶接ビード57上に図9、図10のトーチ走査工程およ
びトーチシフト工程と同様の工程を実施し、残りの半球
形状の上部62を肉盛り形成する。
【0053】このように、第4実施の形態では、水平面
53に沿って肉盛りトーチ38を走査させる工程を設け
たので、半球形状の下部58の肉盛り溶接が極めて容易
になり、肉盛り溶接時間の短縮を図ることができる。
53に沿って肉盛りトーチ38を走査させる工程を設け
たので、半球形状の下部58の肉盛り溶接が極めて容易
になり、肉盛り溶接時間の短縮を図ることができる。
【0054】また、第4実施の形態では、傾斜面54に
沿ったトーチ走査工程とトーチシフト工程とを交互に繰
り返し実施するので、半球形状の上部62の肉盛り溶接
が容易になり、生産効率の向上を図ることができる。従
って、三次元形状物の生産効率をさらに向上させること
ができる。
沿ったトーチ走査工程とトーチシフト工程とを交互に繰
り返し実施するので、半球形状の上部62の肉盛り溶接
が容易になり、生産効率の向上を図ることができる。従
って、三次元形状物の生産効率をさらに向上させること
ができる。
【0055】三次元形状物の製造方法は、トーチ走査工
程と、トーチシフト工程とからなり、トーチ走査工程と
トーチシフト工程とを交互に繰り返し実施するので、三
次元形状物を形成するためのワークをNC工作機械15
にセットするだけで、肉盛りを実施することができ、ワ
ークの姿勢を変える装置や治具を必要としない。従っ
て、生産コストを削減することができる。
程と、トーチシフト工程とからなり、トーチ走査工程と
トーチシフト工程とを交互に繰り返し実施するので、三
次元形状物を形成するためのワークをNC工作機械15
にセットするだけで、肉盛りを実施することができ、ワ
ークの姿勢を変える装置や治具を必要としない。従っ
て、生産コストを削減することができる。
【0056】尚、本発明の実施の形態に示した三次元形
状物の製造方法に用いる装置(NC工作機械15、溶接
装置34、傾倒ホルダ33)は一例である。溶着ビード
の材質に溶接金属を用いたが、材質は任意であり、例え
ば、樹脂でもよい。実施の形態に示した溶接条件は一例
であり、三次元形状物の形態により変更してもよい。例
えば、肉盛りトーチ38の角度を形態に応じて逐次調整
したり、肉厚を確保するために、2層以上積層したりす
る。
状物の製造方法に用いる装置(NC工作機械15、溶接
装置34、傾倒ホルダ33)は一例である。溶着ビード
の材質に溶接金属を用いたが、材質は任意であり、例え
ば、樹脂でもよい。実施の形態に示した溶接条件は一例
であり、三次元形状物の形態により変更してもよい。例
えば、肉盛りトーチ38の角度を形態に応じて逐次調整
したり、肉厚を確保するために、2層以上積層したりす
る。
【0057】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、三次元形状物の製造方法は、鉛直
面または水平面から一定角度傾斜させた傾斜面に沿って
肉盛りトーチを走査させる。鉛直面に沿って肉盛りトー
チを走査させると、前の層の溶接ビードで形成した鉛直
な層に向ってアークの指向はほぼ水平になり、溶融金属
はたれ難くくなる。従って、生産効率を向上させること
ができる。
する。請求項1では、三次元形状物の製造方法は、鉛直
面または水平面から一定角度傾斜させた傾斜面に沿って
肉盛りトーチを走査させる。鉛直面に沿って肉盛りトー
チを走査させると、前の層の溶接ビードで形成した鉛直
な層に向ってアークの指向はほぼ水平になり、溶融金属
はたれ難くくなる。従って、生産効率を向上させること
ができる。
【0058】水平面から一定角度傾斜させた傾斜面に沿
って肉盛りトーチを走査させると、前の層の傾斜した層
に向ってアークの指向を傾かせることができる。その結
果、前の層の傾斜した溶接ビード上に溶融金属を載せる
ことができ、溶融金属はよりたれ難くくなる。従って、
生産効率を向上させることができる。
って肉盛りトーチを走査させると、前の層の傾斜した層
に向ってアークの指向を傾かせることができる。その結
果、前の層の傾斜した溶接ビード上に溶融金属を載せる
ことができ、溶融金属はよりたれ難くくなる。従って、
生産効率を向上させることができる。
【0059】請求項2では、三次元形状物の製造方法
は、鉛直面に沿って肉盛りトーチを走査させるトーチ走
査工程と、肉盛りトーチを次の走査をするために走査方
向の直交方向に移動するトーチシフト工程とからなり、
トーチ走査工程とトーチシフト工程とを交互に繰り返し
実施する。
は、鉛直面に沿って肉盛りトーチを走査させるトーチ走
査工程と、肉盛りトーチを次の走査をするために走査方
向の直交方向に移動するトーチシフト工程とからなり、
トーチ走査工程とトーチシフト工程とを交互に繰り返し
実施する。
【0060】トーチ走査工程で鉛直面に沿って肉盛りト
ーチを走査させると、前の層の溶接ビードで形成した鉛
直な層に向ってアークの指向はほぼ水平になり、溶融金
属はたれ難くくなる。従って、生産効率を向上させるこ
とができる。
ーチを走査させると、前の層の溶接ビードで形成した鉛
直な層に向ってアークの指向はほぼ水平になり、溶融金
属はたれ難くくなる。従って、生産効率を向上させるこ
とができる。
【0061】また、トーチ走査工程で水平面から一定角
度傾斜させた傾斜面に沿って肉盛りトーチを走査させる
と、前の層の傾斜した層に向ってアークの指向を傾かせ
ることができる。その結果、前の層の傾斜した溶接ビー
ド上に溶融金属を載せることができ、溶融金属はよりた
れ難くくなる。従って、生産効率をより向上させること
ができる。
度傾斜させた傾斜面に沿って肉盛りトーチを走査させる
と、前の層の傾斜した層に向ってアークの指向を傾かせ
ることができる。その結果、前の層の傾斜した溶接ビー
ド上に溶融金属を載せることができ、溶融金属はよりた
れ難くくなる。従って、生産効率をより向上させること
ができる。
【0062】トーチ走査工程とトーチシフト工程とを交
互に繰り返し実施することで、溶接ビードを順に積層
し、所定の形状に溶接金属を盛り上げることができる。
その結果、三次元形状物が非対称物であっても、連続的
な肉盛りで形状を形成することができ、生産効率の向上
を図ることができる。
互に繰り返し実施することで、溶接ビードを順に積層
し、所定の形状に溶接金属を盛り上げることができる。
その結果、三次元形状物が非対称物であっても、連続的
な肉盛りで形状を形成することができ、生産効率の向上
を図ることができる。
【図1】本発明に係る三次元形状物の製造方法で製造し
た金型の斜視図
た金型の斜視図
【図2】本発明に係る三次元形状物の製造方法に用いる
NC工作機械および溶接装置の斜視図
NC工作機械および溶接装置の斜視図
【図3】本発明に係る傾倒ホルダの正面図
【図4】本発明に係る三次元形状物の製造方法の第1説
明図(第1実施の形態)
明図(第1実施の形態)
【図5】本発明に係る三次元形状物の製造方法の第2説
明図(第1実施の形態)
明図(第1実施の形態)
【図6】本発明に係る三次元形状物の製造方法の第3説
明図(第1実施の形態)
明図(第1実施の形態)
【図7】本発明に係る三次元形状物の製造方法の第4説
明図(第1実施の形態)
明図(第1実施の形態)
【図8】第2実施の形態の第1説明図
【図9】第2実施の形態の第2説明図
【図10】第2実施の形態の第3説明図
【図11】第3実施の形態の説明図
【図12】第4実施の形態の説明図
【図13】従来の金型レス成形方法の課題を示す図
12…三次元形状物(型)、38…肉盛りトーチ、46
…鉛直面、47…溶着ビード(溶接ビード)、53…水
平面、54…傾斜面、θb…一定角度。
…鉛直面、47…溶着ビード(溶接ビード)、53…水
平面、54…傾斜面、θb…一定角度。
Claims (2)
- 【請求項1】 溶着ビードを用いた三次元形状物の製造
方法において、 鉛直面または水平面から一定角度傾斜させた傾斜面に沿
って肉盛りトーチを走査させることを特徴とする三次元
形状物の製造方法。 - 【請求項2】 溶着ビードを用いた三次元形状物の製造
方法において、 鉛直面または水平面から一定角度傾斜させた傾斜面に沿
って肉盛りトーチを走査させるトーチ走査工程と、 前記肉盛りトーチを次の走査をするために走査方向の直
交方向に移動するトーチシフト工程とからなり、トーチ
走査工程とトーチシフト工程とを交互に繰り返し実施す
ることを特徴とする三次元形状物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002068447A JP2003266174A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 三次元形状物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002068447A JP2003266174A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 三次元形状物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003266174A true JP2003266174A (ja) | 2003-09-24 |
Family
ID=29199544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002068447A Pending JP2003266174A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 三次元形状物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003266174A (ja) |
Cited By (14)
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| WO2019098006A1 (ja) | 2017-11-14 | 2019-05-23 | 株式会社神戸製鋼所 | 積層造形物の製造方法及び製造装置 |
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2002
- 2002-03-13 JP JP2002068447A patent/JP2003266174A/ja active Pending
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