JP2003266331A - 穿孔用位置決めジグ - Google Patents
穿孔用位置決めジグInfo
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Landscapes
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- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケガキ線が円弧状であっても、被加工物にポ
ンチにて正確にポンチ穴を形成したり、ドリルにて正確
に穿孔できる穿孔用位置決めジグを提供する。 【解決手段】 ロアプレート部11の中央に円形のロア
通孔11aが形成され、ロアプレート部11から所定の
間隔をあけて上方にかつロアプレート部11と平行に設
けられたアッパプレート部12の中央に円形のアッパ通
孔12aが形成される。ロアプレート部11とアッパプ
レート部12が連結プレート部13により連結され、ロ
アプレート部11を被加工物15上面から所定の間隔を
あけかつ被加工物15上面と平行に保持する複数の脚部
14がロアプレート部11の下面周縁に取付けられる。
ロア通孔11aの孔心とアッパ通孔12aの孔心とが一
致するように形成され、アッパ通孔12a及びロア通孔
11aを通して被加工物15に形成されたケガキ線16
の交点16aを臨むように構成される。
ンチにて正確にポンチ穴を形成したり、ドリルにて正確
に穿孔できる穿孔用位置決めジグを提供する。 【解決手段】 ロアプレート部11の中央に円形のロア
通孔11aが形成され、ロアプレート部11から所定の
間隔をあけて上方にかつロアプレート部11と平行に設
けられたアッパプレート部12の中央に円形のアッパ通
孔12aが形成される。ロアプレート部11とアッパプ
レート部12が連結プレート部13により連結され、ロ
アプレート部11を被加工物15上面から所定の間隔を
あけかつ被加工物15上面と平行に保持する複数の脚部
14がロアプレート部11の下面周縁に取付けられる。
ロア通孔11aの孔心とアッパ通孔12aの孔心とが一
致するように形成され、アッパ通孔12a及びロア通孔
11aを通して被加工物15に形成されたケガキ線16
の交点16aを臨むように構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工物に正確に
ポンチにてポンチ穴を形成するため、或いは被加工物に
正確にドリルにて穿孔するための位置決めジグに関する
ものである。
ポンチにてポンチ穴を形成するため、或いは被加工物に
正確にドリルにて穿孔するための位置決めジグに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、先端突起を有するポンチ部材をガ
イド本体の貫通孔に挿通し、ガイド部材外周縁に形成さ
れた中心位置合わせ部を被加工物面に形成されたケガキ
線に一致させ、更にポンチ部材の頭部を打ち付けて上記
ケガキ線の交点にポンチ穴を刻設した後に、このポンチ
穴を中心に穿孔する穴あけ加工方法が開示されている
(特開2000−317862号)。上記中心位置合わ
せ部は、ガイド本体先端の外周縁に等間隔に形成され先
端が尖った4つ頂点部である。このような穴あけ加工方
法では、ポンチ穴の位置精度を向上できるので、穴あけ
位置の精度も向上できる。
イド本体の貫通孔に挿通し、ガイド部材外周縁に形成さ
れた中心位置合わせ部を被加工物面に形成されたケガキ
線に一致させ、更にポンチ部材の頭部を打ち付けて上記
ケガキ線の交点にポンチ穴を刻設した後に、このポンチ
穴を中心に穿孔する穴あけ加工方法が開示されている
(特開2000−317862号)。上記中心位置合わ
せ部は、ガイド本体先端の外周縁に等間隔に形成され先
端が尖った4つ頂点部である。このような穴あけ加工方
法では、ポンチ穴の位置精度を向上できるので、穴あけ
位置の精度も向上できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の穴
あけ加工方法では、ケガキ線が円弧と直線により、或い
は円弧と円弧により構成される場合、中心位置合わせ部
の4つの頂点部を上記ケガキ線に合わせても、ポンチ穴
が上記ケガキ線の交点からずれる不具合があった。また
上記従来の穴あけ加工方法では、ケガキ線が直線と直線
により構成される場合であっても、これらの直線が直交
しない状態で交差するときは、中心位置合わせ部の4つ
の頂点部を上記ケガキ線に合わせても、ポンチ穴が上記
ケガキ線の交点からずれる問題点があった。
あけ加工方法では、ケガキ線が円弧と直線により、或い
は円弧と円弧により構成される場合、中心位置合わせ部
の4つの頂点部を上記ケガキ線に合わせても、ポンチ穴
が上記ケガキ線の交点からずれる不具合があった。また
上記従来の穴あけ加工方法では、ケガキ線が直線と直線
により構成される場合であっても、これらの直線が直交
しない状態で交差するときは、中心位置合わせ部の4つ
の頂点部を上記ケガキ線に合わせても、ポンチ穴が上記
ケガキ線の交点からずれる問題点があった。
【0004】本発明は、平板状、円筒状又は円柱状の被
加工物に、ケガキ線が円弧と直線により構成されても、
円弧と円弧により構成されても、又は直交しない状態で
交差する直線と直線により構成されても、或いはケガキ
線のないポイントマーク(単なる点など)であっても、
ポンチにて正確にポンチ穴を形成したり、或いはドリル
にて正確に穿孔できる、穿孔用位置決めジグを提供する
ことを目的とする。
加工物に、ケガキ線が円弧と直線により構成されても、
円弧と円弧により構成されても、又は直交しない状態で
交差する直線と直線により構成されても、或いはケガキ
線のないポイントマーク(単なる点など)であっても、
ポンチにて正確にポンチ穴を形成したり、或いはドリル
にて正確に穿孔できる、穿孔用位置決めジグを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の穿孔用位置決めジグは、図1〜図3に示す
ように、中央に円形のロア通孔11aが形成されたロア
プレート部11と、ロアプレート部11から所定の間隔
をあけて上方にかつロアプレート部11と平行に設けら
れ中央に円形のアッパ通孔12aが形成されたアッパプ
レート部12と、ロアプレート部11とアッパプレート
部12を連結する連結プレート部13と、ロアプレート
部11の下面周縁に取付けられロアプレート部11を被
加工物15上面から所定の間隔をあけかつ被加工物15
上面と平行に保持する複数の脚部14とを備えた穿孔用
位置決めジグであって、ロア通孔11aの孔心とアッパ
通孔12aの孔心とが一致しアッパ通孔12a及びロア
通孔11aにポンチ17又はドリルを挿通可能に形成さ
れ、アッパ通孔12a及びロア通孔11aを通して被加
工物15に形成されたケガキ線16の交点16a又はポ
イントマークを臨むように構成されたことを特徴とす
る。
に、本発明の穿孔用位置決めジグは、図1〜図3に示す
ように、中央に円形のロア通孔11aが形成されたロア
プレート部11と、ロアプレート部11から所定の間隔
をあけて上方にかつロアプレート部11と平行に設けら
れ中央に円形のアッパ通孔12aが形成されたアッパプ
レート部12と、ロアプレート部11とアッパプレート
部12を連結する連結プレート部13と、ロアプレート
部11の下面周縁に取付けられロアプレート部11を被
加工物15上面から所定の間隔をあけかつ被加工物15
上面と平行に保持する複数の脚部14とを備えた穿孔用
位置決めジグであって、ロア通孔11aの孔心とアッパ
通孔12aの孔心とが一致しアッパ通孔12a及びロア
通孔11aにポンチ17又はドリルを挿通可能に形成さ
れ、アッパ通孔12a及びロア通孔11aを通して被加
工物15に形成されたケガキ線16の交点16a又はポ
イントマークを臨むように構成されたことを特徴とす
る。
【0006】図1〜図3に示すように、アッパ通孔12
aの直径D2とロア通孔11aの直径D1との比D2/
D1が1.5〜2.0であることが効果的である。また
複数の脚部14が、吸着盤により、若しくはマグネット
ブロックにより、又はマグネット粉末の分散された弾性
シートにより構成されることが好ましい。また図4及び
図5に示すように、ロアプレート部11とアッパプレー
ト部12との間に、或いはアッパプレート部12の上方
に、被加工物15のケガキ線16の交点16a又はポイ
ントマークを拡大して視認可能なレンズ31が設けら
れ、レンズ31がアッパ通孔12a及びロア通孔11a
と重なる第1の位置と、アッパ通孔12a及びロア通孔
11aから外れる第2の位置との間を移動可能に構成さ
れることができる。更に図6に示すように、複数の脚部
54が金属ブロックにより構成され、複数の脚部54の
いずれか1つ又は2つ以上に、被加工物15に固定可能
なクランパ55を付設することもできる。
aの直径D2とロア通孔11aの直径D1との比D2/
D1が1.5〜2.0であることが効果的である。また
複数の脚部14が、吸着盤により、若しくはマグネット
ブロックにより、又はマグネット粉末の分散された弾性
シートにより構成されることが好ましい。また図4及び
図5に示すように、ロアプレート部11とアッパプレー
ト部12との間に、或いはアッパプレート部12の上方
に、被加工物15のケガキ線16の交点16a又はポイ
ントマークを拡大して視認可能なレンズ31が設けら
れ、レンズ31がアッパ通孔12a及びロア通孔11a
と重なる第1の位置と、アッパ通孔12a及びロア通孔
11aから外れる第2の位置との間を移動可能に構成さ
れることができる。更に図6に示すように、複数の脚部
54が金属ブロックにより構成され、複数の脚部54の
いずれか1つ又は2つ以上に、被加工物15に固定可能
なクランパ55を付設することもできる。
【0007】
【作用】先ず被加工物15の表面にケガキ線16又はポ
イントマークを描き、この被加工物15上にジグ10を
載せる。この状態でアッパ通孔12a及びロア通孔11
aを通して被加工物15上を見ると、4つ脚部14の間
から光が射し込むので、被加工物15に形成されたケガ
キ線16又はポイントマークを明確に視認できる。次に
ジグ10を被加工物15上を滑らせて、アッパ通孔12
aの孔心をロア通孔11aの孔心とケガキ線16の交点
16a又はポイントマークに一致させる。この状態でポ
ンチ17をアッパ通孔12a及びロア通孔11aに挿通
してその先端を被加工物15に当接させると、ポンチ1
7がアッパ通孔12a及びロア通孔11aにより案内さ
れてポンチ17の先端がケガキ線16の交点16a又は
ポイントマークに必ず一致する。この状態でポンチ17
の頭部をハンマーで打つと、ケガキ線16の交点16a
又はポイントマークに正確にポンチ穴を形成できる。
イントマークを描き、この被加工物15上にジグ10を
載せる。この状態でアッパ通孔12a及びロア通孔11
aを通して被加工物15上を見ると、4つ脚部14の間
から光が射し込むので、被加工物15に形成されたケガ
キ線16又はポイントマークを明確に視認できる。次に
ジグ10を被加工物15上を滑らせて、アッパ通孔12
aの孔心をロア通孔11aの孔心とケガキ線16の交点
16a又はポイントマークに一致させる。この状態でポ
ンチ17をアッパ通孔12a及びロア通孔11aに挿通
してその先端を被加工物15に当接させると、ポンチ1
7がアッパ通孔12a及びロア通孔11aにより案内さ
れてポンチ17の先端がケガキ線16の交点16a又は
ポイントマークに必ず一致する。この状態でポンチ17
の頭部をハンマーで打つと、ケガキ線16の交点16a
又はポイントマークに正確にポンチ穴を形成できる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図3に示すように、本発明
の第1の実施の形態の穿孔用位置決めジグ10は、ほぼ
正方形板状に形成されたロアプレート部11と、ロアプ
レート部11から所定の間隔をあけて上方にかつロアプ
レート部11と平行に設けられたアッパプレート部12
と、ロアプレート部11とアッパプレート部12を連結
する連結プレート部13と、ロアプレート部11の下面
周縁に取付けられた4つの脚部14と備える。なお、ロ
アプレート部及びアッパプレート部は円形板状でもよ
く、連結プレート部は円柱状又は角柱状であってもよ
い。
の第1の実施の形態の穿孔用位置決めジグ10は、ほぼ
正方形板状に形成されたロアプレート部11と、ロアプ
レート部11から所定の間隔をあけて上方にかつロアプ
レート部11と平行に設けられたアッパプレート部12
と、ロアプレート部11とアッパプレート部12を連結
する連結プレート部13と、ロアプレート部11の下面
周縁に取付けられた4つの脚部14と備える。なお、ロ
アプレート部及びアッパプレート部は円形板状でもよ
く、連結プレート部は円柱状又は角柱状であってもよ
い。
【0009】ロアプレート部11の中央には円形のロア
通孔11aが形成され、アッパプレート部12の中央に
は円形のアッパ通孔12aが形成される。ロア通孔11
aとアッパ通孔12aとはこれらの孔心が一致するよう
に形成される。これによりアッパ通孔12a及びロア通
孔11aを通して被加工物15に形成されたケガキ線1
6の交点16aを臨むように構成される。またアッパ通
孔12aの直径D2はロア通孔11aの直径D1より大
きく形成されることが好ましい。即ちD2/D1は1.
5〜2.0の範囲に設定されることが好ましい。D2/
D1が1.5未満では、アッパ通孔12aからロア通孔
11aの芯合せを行いながら、これらの芯に被加工物1
5のケガキ線16の交点を合せる際、アッパ通孔12a
から見てロア通孔11aの周縁がアッパ通孔12aの周
縁に隠れてロア通孔11aの周縁が見づらく芯合わせが
困難になり、2.0を越えるとロア通孔11aの周縁と
アッパ通孔12aとの直径の差が大きくなり過ぎて同芯
性の判別精度が低下するからである。
通孔11aが形成され、アッパプレート部12の中央に
は円形のアッパ通孔12aが形成される。ロア通孔11
aとアッパ通孔12aとはこれらの孔心が一致するよう
に形成される。これによりアッパ通孔12a及びロア通
孔11aを通して被加工物15に形成されたケガキ線1
6の交点16aを臨むように構成される。またアッパ通
孔12aの直径D2はロア通孔11aの直径D1より大
きく形成されることが好ましい。即ちD2/D1は1.
5〜2.0の範囲に設定されることが好ましい。D2/
D1が1.5未満では、アッパ通孔12aからロア通孔
11aの芯合せを行いながら、これらの芯に被加工物1
5のケガキ線16の交点を合せる際、アッパ通孔12a
から見てロア通孔11aの周縁がアッパ通孔12aの周
縁に隠れてロア通孔11aの周縁が見づらく芯合わせが
困難になり、2.0を越えるとロア通孔11aの周縁と
アッパ通孔12aとの直径の差が大きくなり過ぎて同芯
性の判別精度が低下するからである。
【0010】ロアプレート部11、アッパプレート部1
2及び連結プレート部13はフラットバーを折り曲げる
ことにより、ほぼコ字状に形成される。なお、ロアプレ
ート部11、アッパプレート部12及び連結プレート部
13をそれぞれ別々に製作した後に溶接又はボルト結合
により、ロアプレート部11、アッパプレート部12及
び連結プレート部14を一体化してもよい。またロアプ
レート部11とアッパプレート部12との間隔、即ち連
結プレート部13の長さは20〜40mmであることが
好ましい。連結プレート部13の長さが20mm未満で
はアッパ通孔12a及びロア通孔11aに挿通したポン
チ17の先端のぶれが大きくなり、第2及び第4の実施
の形態のレンズを装着しづらく使い勝手が悪くなり、4
0mmを越えるとジグ10の大型化による軽便性が失わ
れるからである。
2及び連結プレート部13はフラットバーを折り曲げる
ことにより、ほぼコ字状に形成される。なお、ロアプレ
ート部11、アッパプレート部12及び連結プレート部
13をそれぞれ別々に製作した後に溶接又はボルト結合
により、ロアプレート部11、アッパプレート部12及
び連結プレート部14を一体化してもよい。またロアプ
レート部11とアッパプレート部12との間隔、即ち連
結プレート部13の長さは20〜40mmであることが
好ましい。連結プレート部13の長さが20mm未満で
はアッパ通孔12a及びロア通孔11aに挿通したポン
チ17の先端のぶれが大きくなり、第2及び第4の実施
の形態のレンズを装着しづらく使い勝手が悪くなり、4
0mmを越えるとジグ10の大型化による軽便性が失わ
れるからである。
【0011】4つの脚部14は、所定の高さを有するブ
ロックをロアプレート部11の下面コーナ部にそれぞれ
取付けることにより形成される。これによりロアプレー
ト部11は被加工物15の上面から所定の間隔(3〜1
5mm)をあけかつ被加工物15上面と平行に保持され
る。被加工物15は、この実施の形態では、鋼板やニッ
ケル板等の強磁性体により形成され、4つの脚部14は
マグネットブロックにより形成される。なお、上記4つ
の脚部を、マグネットブロックではなく、マグネット粉
末の分散された弾性シートにより構成してもよい。また
被加工物がアルミニウムやプラスチックス等の非磁性体
により形成される場合には、4つの脚部を吸着盤により
形成することが好ましい。また被加工物の外周縁近傍に
ポンチ穴を打つ場合には、脚部をロアプレート部から取
外してそれらの位置をずらしたり、或いは被加工物と同
一厚さの小片板を被加工物に隣接して置いてジグを被加
工物及び小片板にまたがせれば、被加工物上に正確にポ
ンチ穴を打つことができる。更に脚部は、4つではな
く、2つ、3つ又は5つ以上であってもよい。
ロックをロアプレート部11の下面コーナ部にそれぞれ
取付けることにより形成される。これによりロアプレー
ト部11は被加工物15の上面から所定の間隔(3〜1
5mm)をあけかつ被加工物15上面と平行に保持され
る。被加工物15は、この実施の形態では、鋼板やニッ
ケル板等の強磁性体により形成され、4つの脚部14は
マグネットブロックにより形成される。なお、上記4つ
の脚部を、マグネットブロックではなく、マグネット粉
末の分散された弾性シートにより構成してもよい。また
被加工物がアルミニウムやプラスチックス等の非磁性体
により形成される場合には、4つの脚部を吸着盤により
形成することが好ましい。また被加工物の外周縁近傍に
ポンチ穴を打つ場合には、脚部をロアプレート部から取
外してそれらの位置をずらしたり、或いは被加工物と同
一厚さの小片板を被加工物に隣接して置いてジグを被加
工物及び小片板にまたがせれば、被加工物上に正確にポ
ンチ穴を打つことができる。更に脚部は、4つではな
く、2つ、3つ又は5つ以上であってもよい。
【0012】一方、上記アッパ通孔12a及びロア通孔
11aにはポンチ17が挿通可能に形成される。ポンチ
17は、被加工物15表面に当接する先端の尖った円錐
部17aと、先端が円錐部17aの基端に連設されロア
通孔11aより僅かに細い円柱状の第1円柱部17b
と、先端が第1円柱部17bの基端に連設されアッパ通
孔12aより僅かに細い円柱状の第2円柱部17cとを
有する。ロア通孔11aの直径を例えば4mmとする
と、アッパ通孔12aの直径は6〜8mmに形成され
る。また第1円柱部17bの直径はロア通孔11aの直
径より0.05〜0.10mm小さく形成されることが
好ましく、第2円柱部17cの直径はアッパ通孔12a
の直径より0.05〜0.10mm小さく形成されるこ
とが好ましい。円錐部17aの長さは脚部14の高さと
ほぼ同一に形成され、第1円柱部17bの長さは連結プ
レート部13の長さとほぼ同一に形成される。また第1
円柱部17bと第2円柱部17cとの間にはテーパ部1
7dが設けられる。このテーパ部17dは第1円柱部1
7bから第2円柱部17cに向うに従って次第に直径が
大きくなるように形成される。
11aにはポンチ17が挿通可能に形成される。ポンチ
17は、被加工物15表面に当接する先端の尖った円錐
部17aと、先端が円錐部17aの基端に連設されロア
通孔11aより僅かに細い円柱状の第1円柱部17b
と、先端が第1円柱部17bの基端に連設されアッパ通
孔12aより僅かに細い円柱状の第2円柱部17cとを
有する。ロア通孔11aの直径を例えば4mmとする
と、アッパ通孔12aの直径は6〜8mmに形成され
る。また第1円柱部17bの直径はロア通孔11aの直
径より0.05〜0.10mm小さく形成されることが
好ましく、第2円柱部17cの直径はアッパ通孔12a
の直径より0.05〜0.10mm小さく形成されるこ
とが好ましい。円錐部17aの長さは脚部14の高さと
ほぼ同一に形成され、第1円柱部17bの長さは連結プ
レート部13の長さとほぼ同一に形成される。また第1
円柱部17bと第2円柱部17cとの間にはテーパ部1
7dが設けられる。このテーパ部17dは第1円柱部1
7bから第2円柱部17cに向うに従って次第に直径が
大きくなるように形成される。
【0013】上述のように構成された穿孔用位置決めジ
グ10の使用方法を説明する。先ず鋼板製の被加工物1
5の表面にケガキ線16を描く。次に上記被加工物15
上にジグ10を載せると、4つの脚部14が磁力により
被加工物15に吸着し、ジグ10が被加工物15上に一
時的に固定される。この状態でアッパ通孔12a及びロ
ア通孔11aを通して被加工物15上を見ると、4つ脚
部14の間から光が射し込むので、被加工物15に形成
されたケガキ線16を明確に視認できる。次に上記脚部
14の吸着力に抗してジグ10を被加工物15上に滑ら
せて、アッパ通孔12aの孔心をロア通孔11aの孔心
とケガキ線16の交点16aに一致させる。
グ10の使用方法を説明する。先ず鋼板製の被加工物1
5の表面にケガキ線16を描く。次に上記被加工物15
上にジグ10を載せると、4つの脚部14が磁力により
被加工物15に吸着し、ジグ10が被加工物15上に一
時的に固定される。この状態でアッパ通孔12a及びロ
ア通孔11aを通して被加工物15上を見ると、4つ脚
部14の間から光が射し込むので、被加工物15に形成
されたケガキ線16を明確に視認できる。次に上記脚部
14の吸着力に抗してジグ10を被加工物15上に滑ら
せて、アッパ通孔12aの孔心をロア通孔11aの孔心
とケガキ線16の交点16aに一致させる。
【0014】この状態でポンチ17をアッパ通孔12a
から挿入して先端の円錐部17aをロア通孔11aに挿
通すると、未だアッパ通孔12aには第1円柱部17b
が位置し、円錐部17aの先端を被加工物15の表面に
当接させると、ロア通孔11aに第1円柱部17bが位
置しかつアッパ通孔12aに第2円柱部17cが位置す
る。これによりポンチ17をアッパ通孔12a及びロア
通孔11aにスムーズに挿通できるとともに、ポンチ1
7がアッパ通孔12a及びロア通孔11aにより案内さ
れて、円錐部17aの先端が被加工物15の表面に当接
するときに、円錐部17aの先端がケガキ線16の交点
16aに必ず一致する。この状態でポンチ17の頭部を
ハンマーで打つと、ケガキ線16の交点16aにポンチ
穴が形成される。この結果、ケガキ線16が、円弧と直
線により構成されても、円弧と円弧により構成されて
も、或いは直交しない状態で交差する直線と直線により
構成されても、被加工物15に正確にポンチ穴を形成で
きる。またケガキ線が不鮮明であっても、点などのポイ
ントマークがあれば、被加工物15に正確にポンチ穴を
形成できる。
から挿入して先端の円錐部17aをロア通孔11aに挿
通すると、未だアッパ通孔12aには第1円柱部17b
が位置し、円錐部17aの先端を被加工物15の表面に
当接させると、ロア通孔11aに第1円柱部17bが位
置しかつアッパ通孔12aに第2円柱部17cが位置す
る。これによりポンチ17をアッパ通孔12a及びロア
通孔11aにスムーズに挿通できるとともに、ポンチ1
7がアッパ通孔12a及びロア通孔11aにより案内さ
れて、円錐部17aの先端が被加工物15の表面に当接
するときに、円錐部17aの先端がケガキ線16の交点
16aに必ず一致する。この状態でポンチ17の頭部を
ハンマーで打つと、ケガキ線16の交点16aにポンチ
穴が形成される。この結果、ケガキ線16が、円弧と直
線により構成されても、円弧と円弧により構成されて
も、或いは直交しない状態で交差する直線と直線により
構成されても、被加工物15に正確にポンチ穴を形成で
きる。またケガキ線が不鮮明であっても、点などのポイ
ントマークがあれば、被加工物15に正確にポンチ穴を
形成できる。
【0015】図4及び図5は本発明の第2の実施の形態
の穿孔用位置決めジグを示す。この第2の実施の形態で
は、ロアプレート部11とアッパプレート部12との間
に、被加工物15のケガキ線16の交点16a及びロア
通孔11aの周縁を拡大して視認可能な凸レンズ等のレ
ンズ31が設けられる。このレンズ31は、レンズ移動
手段32により、レンズ31がアッパ通孔12a及びロ
ア通孔11aと重なる第1の位置と、アッパ通孔12a
及びロア通孔11aから外れる第2の位置との間を移動
可能に構成される。レンズ移動手段32は、レンズ31
を保持する保持具32aと、連結プレート部13に水平
に取付けられかつ保持具32aの基端を摺動可能に支持
するガイドレール32bとを有する。また連結プレート
部13にはロック手段33が取付けられる。このロック
手段33は図示しないがケースの先端から鋼球が臨み、
かつこの鋼球がケースに内蔵された圧縮コイルばねによ
り突出する方向に付勢される。このロック手段33の鋼
球はレンズ31が第1の位置に至ったときに保持具32
aに係止し、レンズ31を第1の位置に一時的に固定す
る機能を有する。なお、上記レンズは、ロアプレート部
とアッパプレート部との間ではなく、アッパプレート部
の上方に設けてもよい。上記以外の構成は第1の実施の
形態と同様であるので、説明を省略する。
の穿孔用位置決めジグを示す。この第2の実施の形態で
は、ロアプレート部11とアッパプレート部12との間
に、被加工物15のケガキ線16の交点16a及びロア
通孔11aの周縁を拡大して視認可能な凸レンズ等のレ
ンズ31が設けられる。このレンズ31は、レンズ移動
手段32により、レンズ31がアッパ通孔12a及びロ
ア通孔11aと重なる第1の位置と、アッパ通孔12a
及びロア通孔11aから外れる第2の位置との間を移動
可能に構成される。レンズ移動手段32は、レンズ31
を保持する保持具32aと、連結プレート部13に水平
に取付けられかつ保持具32aの基端を摺動可能に支持
するガイドレール32bとを有する。また連結プレート
部13にはロック手段33が取付けられる。このロック
手段33は図示しないがケースの先端から鋼球が臨み、
かつこの鋼球がケースに内蔵された圧縮コイルばねによ
り突出する方向に付勢される。このロック手段33の鋼
球はレンズ31が第1の位置に至ったときに保持具32
aに係止し、レンズ31を第1の位置に一時的に固定す
る機能を有する。なお、上記レンズは、ロアプレート部
とアッパプレート部との間ではなく、アッパプレート部
の上方に設けてもよい。上記以外の構成は第1の実施の
形態と同様であるので、説明を省略する。
【0016】上述のように構成された穿孔用位置決めジ
グ30の使用方法を説明する。ジグ30を被加工物15
上に載せて、レンズ31を第1の位置に移動させ、この
状態でアッパ通孔12a及びロア通孔11aを通して被
加工物15上を見ると、被加工物15に形成されたケガ
キ線16及びロア通孔11aの周縁がレンズ31により
拡大されて大きく見える。この結果、ジグ30を被加工
物15上に滑らせて、アッパ通孔12aの孔心をロア通
孔11aの孔心とケガキ線16の交点16aに一致させ
易くなる。なお、アッパ通孔12aの孔心をロア通孔1
1aの孔心とケガキ線16の交点16aに一致させ、レ
ンズ31を第2の位置に移動させた後に、ポンチ17を
アッパ通孔12a及びロア通孔11aに挿通させる。上
記以外の使用方法は第1の実施の形態と同様であるの
で、説明を省略する。
グ30の使用方法を説明する。ジグ30を被加工物15
上に載せて、レンズ31を第1の位置に移動させ、この
状態でアッパ通孔12a及びロア通孔11aを通して被
加工物15上を見ると、被加工物15に形成されたケガ
キ線16及びロア通孔11aの周縁がレンズ31により
拡大されて大きく見える。この結果、ジグ30を被加工
物15上に滑らせて、アッパ通孔12aの孔心をロア通
孔11aの孔心とケガキ線16の交点16aに一致させ
易くなる。なお、アッパ通孔12aの孔心をロア通孔1
1aの孔心とケガキ線16の交点16aに一致させ、レ
ンズ31を第2の位置に移動させた後に、ポンチ17を
アッパ通孔12a及びロア通孔11aに挿通させる。上
記以外の使用方法は第1の実施の形態と同様であるの
で、説明を省略する。
【0017】図6は本発明の第3の実施の形態の穿孔用
位置決めジグを示す。この第3の実施の形態では、複数
の脚部54が金属ブロックにより構成され、これらの脚
部54のいずれか1つ又は2つ以上に、被加工物15に
固定可能なクランパ55が付設される。このクランパ5
5は被加工物15を把持することにより、ジグ50が被
加工物15に固定可能に構成される。上記クランパ55
は、脚部54の先端に垂下されかつ多数の歯56aが形
成されたステー56と、基端にノブボルト57が螺合し
先端がステー56に摺動可能に嵌入された摺動プレート
58と、摺動プレート58の先端に回動可能に取付けら
れ上記多数の歯56aに選択的に係止可能な爪59aを
有する係止片59とを備える。係止片58は、ねじりコ
イルばね60により多数の歯56aに係止する方向に付
勢される。上記以外の構成は第1の実施の形態と同様で
あるので、説明を省略する。
位置決めジグを示す。この第3の実施の形態では、複数
の脚部54が金属ブロックにより構成され、これらの脚
部54のいずれか1つ又は2つ以上に、被加工物15に
固定可能なクランパ55が付設される。このクランパ5
5は被加工物15を把持することにより、ジグ50が被
加工物15に固定可能に構成される。上記クランパ55
は、脚部54の先端に垂下されかつ多数の歯56aが形
成されたステー56と、基端にノブボルト57が螺合し
先端がステー56に摺動可能に嵌入された摺動プレート
58と、摺動プレート58の先端に回動可能に取付けら
れ上記多数の歯56aに選択的に係止可能な爪59aを
有する係止片59とを備える。係止片58は、ねじりコ
イルばね60により多数の歯56aに係止する方向に付
勢される。上記以外の構成は第1の実施の形態と同様で
あるので、説明を省略する。
【0018】上述のように構成された穿孔用位置決めジ
グ50の使用方法を説明する。先ずジグ50を被加工物
15上に載せ、アッパ通孔12a及びロア通孔11aを
通して被加工物15上を見る。次にジグ50を被加工物
15上に滑らせて、アッパ通孔12aの孔心をロア通孔
11aの孔心とケガキ線16の交点16aに一致させ
る。この状態で脚部54をクランパ55で被加工物15
に固定する。このとき摺動プレート58を押上げた後に
ノブボルト57を僅かに回すことにより、脚部54を速
やかに被加工物15に固定できる。この結果、ポンチ1
7をアッパ通孔12a及びロア通孔11aに挿通して、
ケガキ線16の交点16aにポンチ穴を形成しても、ジ
グ50が更にずれ難くなるので、ケガキ線16の交点1
6aに正確にポンチ穴を形成できる。なお、クランプ5
5を被加工物15から取外すときには、係止片59の爪
59aをステー56の歯56aから離脱させることによ
り速やかに被加工物15から外すことができる。上記以
外の使用方法は第1の実施の形態と同様であるので、説
明を省略する。
グ50の使用方法を説明する。先ずジグ50を被加工物
15上に載せ、アッパ通孔12a及びロア通孔11aを
通して被加工物15上を見る。次にジグ50を被加工物
15上に滑らせて、アッパ通孔12aの孔心をロア通孔
11aの孔心とケガキ線16の交点16aに一致させ
る。この状態で脚部54をクランパ55で被加工物15
に固定する。このとき摺動プレート58を押上げた後に
ノブボルト57を僅かに回すことにより、脚部54を速
やかに被加工物15に固定できる。この結果、ポンチ1
7をアッパ通孔12a及びロア通孔11aに挿通して、
ケガキ線16の交点16aにポンチ穴を形成しても、ジ
グ50が更にずれ難くなるので、ケガキ線16の交点1
6aに正確にポンチ穴を形成できる。なお、クランプ5
5を被加工物15から取外すときには、係止片59の爪
59aをステー56の歯56aから離脱させることによ
り速やかに被加工物15から外すことができる。上記以
外の使用方法は第1の実施の形態と同様であるので、説
明を省略する。
【0019】図7及び図8は本発明の第4の実施の形態
の穿孔用位置決めジグを示す。この第4の実施の形態で
は、レンズ31は、レンズ移動手段132により、レン
ズ31がアッパ通孔12a及びロア通孔11aと重なり
水平になる第1の位置と、アッパ通孔12a及びロア通
孔11aから外れて鉛直下向きになる第2の位置との間
を移動可能に構成される。レンズ移動手段132は、レ
ンズ31を保持する保持具132aと、保持具132a
の基端をシャフト132bを介して回動可能に保持する
一対のヒンジ132cとを有する。また連結プレート部
13にはロック手段133が取付けられる。このロック
手段133は、連結プレート部13に挿通されたケース
133aと、先端面が平面に形成されかつ先端部がケー
ス133aの先端から突出するセンターピン133b
と、ケース133aに内蔵されかつセンターピン133
bをケース133aから突出する方向に付勢する圧縮コ
イルばね133cとを有する。このセンターピン133
bは、レンズ31が第1の位置(水平位置)に回転した
ときに、圧縮コイルばね133cにより保持具32aの
基端面に圧接され、これによりレンズ31が第1の位置
(水平位置)に一時的に固定される。一方、センターピ
ン133bは、レンズ31が第2の位置(収納位置)に
回転したときに、圧縮コイルばね133cにより保持具
32aの一方の面に圧接され、これによりレンズ31が
第2の位置(収納位置)に一時的に固定される。上記以
外の構成は第2の実施の形態と同様であるので、説明を
省略する。また動作も第2の実施の形態の動作とほぼ同
様であるので、説明を省略する。
の穿孔用位置決めジグを示す。この第4の実施の形態で
は、レンズ31は、レンズ移動手段132により、レン
ズ31がアッパ通孔12a及びロア通孔11aと重なり
水平になる第1の位置と、アッパ通孔12a及びロア通
孔11aから外れて鉛直下向きになる第2の位置との間
を移動可能に構成される。レンズ移動手段132は、レ
ンズ31を保持する保持具132aと、保持具132a
の基端をシャフト132bを介して回動可能に保持する
一対のヒンジ132cとを有する。また連結プレート部
13にはロック手段133が取付けられる。このロック
手段133は、連結プレート部13に挿通されたケース
133aと、先端面が平面に形成されかつ先端部がケー
ス133aの先端から突出するセンターピン133b
と、ケース133aに内蔵されかつセンターピン133
bをケース133aから突出する方向に付勢する圧縮コ
イルばね133cとを有する。このセンターピン133
bは、レンズ31が第1の位置(水平位置)に回転した
ときに、圧縮コイルばね133cにより保持具32aの
基端面に圧接され、これによりレンズ31が第1の位置
(水平位置)に一時的に固定される。一方、センターピ
ン133bは、レンズ31が第2の位置(収納位置)に
回転したときに、圧縮コイルばね133cにより保持具
32aの一方の面に圧接され、これによりレンズ31が
第2の位置(収納位置)に一時的に固定される。上記以
外の構成は第2の実施の形態と同様であるので、説明を
省略する。また動作も第2の実施の形態の動作とほぼ同
様であるので、説明を省略する。
【0020】なお、上記アッパ通孔及びロア通孔にはポ
ンチではなく、ボール盤等のドリルを挿通してもよい。
この場合、アッパ通孔及びロア通孔の孔径は同一に形成
され、被加工物に直接かつ正確に穿孔できる。ここでア
ッパ通孔やロア通孔の周縁がドリルにより削られるのを
阻止するため、ロアプレート部及びアッパプレート部を
焼入れ処理することが好ましい。また、被加工物が平板
状ではなく、円筒状又は円柱状であっても、また被加工
物にケガキ線のないポイントマーク(単なる点など)が
形成されていても、被加工物に、ポンチにて正確にポン
チ穴を形成したり、或いはドリルにて正確に穿孔でき
る。
ンチではなく、ボール盤等のドリルを挿通してもよい。
この場合、アッパ通孔及びロア通孔の孔径は同一に形成
され、被加工物に直接かつ正確に穿孔できる。ここでア
ッパ通孔やロア通孔の周縁がドリルにより削られるのを
阻止するため、ロアプレート部及びアッパプレート部を
焼入れ処理することが好ましい。また、被加工物が平板
状ではなく、円筒状又は円柱状であっても、また被加工
物にケガキ線のないポイントマーク(単なる点など)が
形成されていても、被加工物に、ポンチにて正確にポン
チ穴を形成したり、或いはドリルにて正確に穿孔でき
る。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。ロアプ
レート部の中央に円形のロア通孔を形成し、アッパプレ
ート部の中央に円形のアッパ通孔を形成し、ロアプレー
ト部とアッパプレート部を連結プレート部により連結
し、ロアプレート部の下面周縁に複数の脚部を取付け、
更にロア通孔の孔心とアッパ通孔の孔心とを一致するよ
うに形成したので、被加工物上にジグを載せた状態でア
ッパ通孔及びロア通孔を通して被加工物上を見ると、4
つ脚部の間から光が射し込み、被加工物に形成されたケ
ガキ線又はポイントマークを明確に視認できる。またジ
グを被加工物上に滑らせて、アッパ通孔の孔心をロア通
孔の孔心とケガキ線の交点又はポイントマークに一致さ
せた後に、ポンチ又はドリルをアッパ通孔及びロア通孔
に挿通するという比較的簡単な作業で、ポンチ又はドリ
ルの先端をケガキ線の交点又はポイントマークに一致さ
せることができる。この結果、被加工物の所定の位置に
正確にポンチ穴を形成したり、或いは被加工物の所定の
位置に正確に穿孔できる。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。ロアプ
レート部の中央に円形のロア通孔を形成し、アッパプレ
ート部の中央に円形のアッパ通孔を形成し、ロアプレー
ト部とアッパプレート部を連結プレート部により連結
し、ロアプレート部の下面周縁に複数の脚部を取付け、
更にロア通孔の孔心とアッパ通孔の孔心とを一致するよ
うに形成したので、被加工物上にジグを載せた状態でア
ッパ通孔及びロア通孔を通して被加工物上を見ると、4
つ脚部の間から光が射し込み、被加工物に形成されたケ
ガキ線又はポイントマークを明確に視認できる。またジ
グを被加工物上に滑らせて、アッパ通孔の孔心をロア通
孔の孔心とケガキ線の交点又はポイントマークに一致さ
せた後に、ポンチ又はドリルをアッパ通孔及びロア通孔
に挿通するという比較的簡単な作業で、ポンチ又はドリ
ルの先端をケガキ線の交点又はポイントマークに一致さ
せることができる。この結果、被加工物の所定の位置に
正確にポンチ穴を形成したり、或いは被加工物の所定の
位置に正確に穿孔できる。
【0022】またロア通孔の直径D1とアッパ通孔の直
径D2との比D2/D1を1.5〜2.0の範囲に設定
すれば、上記効果を顕著に奏することができる。また複
数の脚部を、吸着盤により、若しくはマグネットブロッ
クにより、又はマグネット粉末の分散された弾性シート
により構成すれば、ジグを一時的に被加工物の表面に固
定できるので、ポンチにてポンチ穴を形成するとき或い
はドリルにて穿孔するときにジグがずれ難くなる。
径D2との比D2/D1を1.5〜2.0の範囲に設定
すれば、上記効果を顕著に奏することができる。また複
数の脚部を、吸着盤により、若しくはマグネットブロッ
クにより、又はマグネット粉末の分散された弾性シート
により構成すれば、ジグを一時的に被加工物の表面に固
定できるので、ポンチにてポンチ穴を形成するとき或い
はドリルにて穿孔するときにジグがずれ難くなる。
【0023】またロアプレート部とアッパプレート部と
の間に、或いはアッパプレート部の上方に、被加工物の
ケガキ線の交点又はポイントマークを拡大して視認可能
なレンズを設け、このレンズをアッパ通孔及びロア通孔
と重なる第1の位置と、アッパ通孔及びロア通孔から外
れる第2の位置との間を移動可能に構成すれば、レンズ
を通してケガキ線の交点又はポイントマークを拡大して
視認できるので、よりポンチにて正確にポンチ穴を形成
したり、或いはドリルにて正確に穿孔できる。更に複数
の脚部を金属ブロックにより構成し、これらの脚部にク
ランパを付設すれば、被加工物表面にポンチ穴を形成す
るとき或いは被加工物にドリルにて穿孔するときに、ジ
グが更にずれ難くなる。
の間に、或いはアッパプレート部の上方に、被加工物の
ケガキ線の交点又はポイントマークを拡大して視認可能
なレンズを設け、このレンズをアッパ通孔及びロア通孔
と重なる第1の位置と、アッパ通孔及びロア通孔から外
れる第2の位置との間を移動可能に構成すれば、レンズ
を通してケガキ線の交点又はポイントマークを拡大して
視認できるので、よりポンチにて正確にポンチ穴を形成
したり、或いはドリルにて正確に穿孔できる。更に複数
の脚部を金属ブロックにより構成し、これらの脚部にク
ランパを付設すれば、被加工物表面にポンチ穴を形成す
るとき或いは被加工物にドリルにて穿孔するときに、ジ
グが更にずれ難くなる。
【図1】本発明第1の実施の形態の穿孔用位置決めジグ
の図2のA−A線断面図。
の図2のA−A線断面図。
【図2】図1のB矢視図
【図3】そのジグ、ポンチ及び被加工物を含む分解斜視
図。
図。
【図4】本発明第2の実施の形態の穿孔用位置決めジグ
を示す図5のC−C線断面図。
を示す図5のC−C線断面図。
【図5】図4のD−D線断面図。
【図6】本発明第3の実施の形態の穿孔用位置決めジグ
を示す図1に対応する断面図。
を示す図1に対応する断面図。
【図7】本発明第4の実施の形態の穿孔用位置決めジグ
を示す図8のE−E線断面図。
を示す図8のE−E線断面図。
【図8】図7のF−F線断面図。
10,30,50 穿孔用位置決めジグ
11 ロアプレート部
11a ロア通孔
12 アッパプレート部
12a アッパ通孔
13 連結プレート部
14,54 脚部
15 被加工物
16 ケガキ線
16a ケガキ線の交点
17 ポンチ
31 レンズ
55 クランパ
Claims (5)
- 【請求項1】 中央に円形のロア通孔(11a)が形成
されたロアプレート部(11)と、前記ロアプレート部
(11)から所定の間隔をあけて上方にかつ前記ロアプ
レート部(11a)と平行に設けられ中央に円形のアッ
パ通孔(12a)が形成されたアッパプレート部(1
2)と、前記ロアプレート部(11)と前記アッパプレ
ート部(12)を連結する連結プレート部(13)と、
前記ロアプレート部(11)の下面周縁に取付けられ前
記ロアプレート部(11)を被加工物(15)上面から
所定の間隔をあけかつ前記被加工物(15)上面と平行
に保持する複数の脚部(14)とを備えた穿孔用位置決
めジグであって、 前記ロア通孔(11a)の孔心と前記アッパ通孔(12
a)の孔心とが一致し前記アッパ通孔(12a)及び前
記ロア通孔(11a)にポンチ(17)又はドリルを挿
通可能に形成され、前記アッパ通孔(12a)及び前記
ロア通孔(11a)を通して前記被加工物(15)に形
成されたケガキ線(16)の交点(16a)又はポイン
トマークを臨むように構成されたことを特徴とする穿孔
用位置決めジグ。 - 【請求項2】 アッパ通孔(12a)の直径D2とロア
通孔(11a)の直径D1との比D2/D1が1.5〜
2.0である請求項1記載の穿孔用位置決めジグ。 - 【請求項3】 複数の脚部(14)が、吸着盤により、
若しくはマグネットブロックにより、又はマグネット粉
末の分散された弾性シートにより構成された請求項1記
載の穿孔用位置決めジグ。 - 【請求項4】 ロアプレート部(11)とアッパプレー
ト部(12)との間に、或いはアッパプレート部(1
2)の上方に、被加工物(15)のケガキ線(16)の
交点(16a)又はポイントマークを拡大して視認可能
なレンズ(31)が設けられ、前記レンズ(31)がア
ッパ通孔(12a)及びロア通孔(11a)と重なる第
1の位置と、アッパ通孔(12a)及びロア通孔(11
a)から外れる第2の位置との間を移動可能に構成され
た請求項1記載の穿孔用位置決めジグ。 - 【請求項5】 複数の脚部(54)が金属ブロックによ
り構成され、前記複数の脚部(54)のいずれか1つ又
は2つ以上に、被加工物(15)に固定可能なクランパ
(55)が付設された請求項1記載の穿孔用位置決めジ
グ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002114016A JP2003266331A (ja) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | 穿孔用位置決めジグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002114016A JP2003266331A (ja) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | 穿孔用位置決めジグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003266331A true JP2003266331A (ja) | 2003-09-24 |
Family
ID=29207637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002114016A Pending JP2003266331A (ja) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | 穿孔用位置決めジグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003266331A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100406183C (zh) * | 2004-07-20 | 2008-07-30 | 四川大学 | 线切割机精确定位中心孔的装置 |
| CN100413622C (zh) * | 2006-12-15 | 2008-08-27 | 沈阳飞机工业(集团)有限公司 | 有数学模型的工件上三维孔的加工方法 |
| JP2010247315A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Makoto Okamura | 穿孔用位置決めジグ |
| KR101094886B1 (ko) | 2005-04-27 | 2011-12-15 | 한국항공우주산업 주식회사 | 스트링거의 구멍가공용 보조공구 |
| CN113911282A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-01-11 | 沪东中华造船(集团)有限公司 | 一种船舶大型分体式基座定位方法 |
-
2002
- 2002-03-12 JP JP2002114016A patent/JP2003266331A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100406183C (zh) * | 2004-07-20 | 2008-07-30 | 四川大学 | 线切割机精确定位中心孔的装置 |
| KR101094886B1 (ko) | 2005-04-27 | 2011-12-15 | 한국항공우주산업 주식회사 | 스트링거의 구멍가공용 보조공구 |
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