JP2003267682A - フォークリフト - Google Patents

フォークリフト

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JP2003267682A
JP2003267682A JP2002070558A JP2002070558A JP2003267682A JP 2003267682 A JP2003267682 A JP 2003267682A JP 2002070558 A JP2002070558 A JP 2002070558A JP 2002070558 A JP2002070558 A JP 2002070558A JP 2003267682 A JP2003267682 A JP 2003267682A
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JP
Japan
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hydraulic
cylinder
control valve
lift bracket
hydraulic oil
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Application number
JP2002070558A
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English (en)
Inventor
Koji Yokoyama
孝二 横山
Hiromasa Tsukada
浩正 塚田
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Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフトブラケットに設けられるシリンダへの
配管構造を改善して、前方視界の向上を図ること。 【解決手段】 車輌本体2に設けられた操作レバー22
a,22bの操作に応じて油圧源13からリフトブラケ
ット6に具備される油圧シリンダ11,12への作動油
の流れを制御する電磁式コントロールバルブ32をリフ
トブラケット6に配設し、油圧源13と電磁式コントロ
ールバルブ32との間で作動油の供給および回収を行う
ためのホース29a,29bをマスト5に吊設される回
転自在なプーリ30に掛けると共に、油圧源13および
上記電磁式コントロールバルブ32にそれぞれ接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷役作業用の油圧
装置を備えたフォークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フォークリフトとして、例えば図
5および6に示す構造のものが知られている。すなわ
ち、図5に示すフォークリフトの一種であるリーチ型フ
ォークリフト1は、車輌本体を構成する車体フレーム2
と、車体フレーム2の下部に前方へ延設された左右一対
のストラドルアーム3と、これらのストラドルアーム3
間に、車輌の前後方向に移動可能に装着されたキャリッ
ジ4と、このキャリッジ4の前部に立設され車体フレー
ム2の前方に配される左右一対のマスト5と、これらの
マスト5に案内されて昇降可能に装着されたリフトブラ
ケット6と、このリフトブラケット6に装着された左右
一対のフォーク7とを備えている。そして、例えばパレ
ットに設けられた貫通孔にこのフォーク7を先端から差
し込んでフォーク7上にパレットを載せることが行われ
る。
【0003】また、キャリッジ4上には、油圧によって
作動させられて、リフトブラケット6の昇降を行う一対
のリフトシリンダ8がマスト5に並設され、また、車体
フレーム2の下部には、この車体フレーム2の後端部と
キャリッジ4との間に架設され、このキャリッジ4の前
後方向移動を行う、油圧によって作動させられるリーチ
シリンダ9(図示せず)が設けられている。
【0004】リフトブラケット6には軸10(図示せ
ず)によってフォーク7が支持されるようになってお
り、リフトブラケット6に設けられた油圧によって作動
させられるティルトシリンダ11(図示せず)によって
フォーク7が軸10を中心として上下方向に傾動される
ようになっている。更にリフトブラケット6には軸10
に沿ってフォーク7を左右方向に摺動させる、油圧によ
って作動させられるサイドシフトシリンダ12(図示せ
ず)が設けられている。
【0005】また、車体フレーム2内には、リフトシリ
ンダ8、リーチシリンダ9、ティルトシリンダ11、及
びサイドシフトシリンダ12に作動油を供給するための
油圧源としての油圧装置13(図示せず)が設けられて
いるとともに、この油圧装置13の側方を覆うサイドカ
バー14及び上方を覆うトップカバー15が設けられて
いる。ここで油圧装置13は、作動油が貯留されるオイ
ルタンク16(図示せず)と、このオイルタンク16か
ら作動油を吸引して加圧するポンプ17(図示せず)
と、このポンプ17を駆動するモータ18(図示せず)
とによって構成されている。またさらに車体フレーム2
内には、油圧装置13から各シリンダへの作動油の供給
を制御するコントロールバルブ19(図示せず)が設け
られている。
【0006】さらに、車体フレーム2の、後方右側部が
運転席20となされ、トップカバー15の上部で、運転
席20の左側には、車輌の操舵をなすステアリングハン
ドル21が設けられ、運転席20の前側には、コントロ
ールバルブ19の操作をなす各種操作レバー22やアク
セルレバーが設けられている。
【0007】一方、コントロールバルブ19と各シリン
ダとの間には、作動油の供給および回収を行うためのホ
ースがそれぞれ設けられている。
【0008】ここで、ティルトシリンダ11及びサイド
シフトシリンダ12はリフトブラケット6と一体的に昇
降する構造であるため、ティルトシリンダ11及びサイ
ドシフトシリンダ12への作動油の供給および回収を行
うホース23a,23b,24a,24bは、それぞれ
この昇降動作に対応できるよう設けられている。すなわ
ち、図6に示すように、ホース23a,23b,24
a,24bはマスト5に吊設された回転自在なプーリ2
5,26に掛けた状態とされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにホースをプーリに掛ける構成では、リフトブラケ
ット6に配設されるシリンダの数が多いほどホースの数
が増え、その結果ホースによって前方視界が遮られ、例
えばオペレータがフォーク7の先端位置を視認しづらく
なることなどにより作業性が悪化するという問題があっ
た。つまり、リフトブラケット6にティルトシリンダ1
1及びサイドシフトシリンダ12が配設される場合に設
けられるホースは、ホース23a,23b,24a,2
4bの計4本であるが、プーリ25,26に掛けられて
いるため、8本のホースが前方視界を遮ることになる。
【0010】また、高揚高型のマストでは、リフトブラ
ケット6に配設されるシリンダへ接続される全てのホー
スを長くしなければならないことから、ホースによる配
管損失が大きくなり、効率が低下するという問題もあ
る。
【0011】なお、この問題はリフトブラケット6にテ
ィルトシリンダ11及びサイドシフトシリンダ12が配
設される場合に限られるものではなく、これらのシリン
ダに代えて他のシリンダ、例えば荷役作業時にフォーク
7と連係させて使用されるアタッチメント装置を駆動す
るアタッチメント装置用シリンダが設けられている場合
にも同様の問題がある。
【0012】そこで、本発明は上記の問題に鑑みてなさ
れたものであって、リフトブラケットに設けられるシリ
ンダへの配管構造を改善し、前方視界の向上を図ること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、車輌本体の前方に装着される
マストに沿って昇降可能なリフトブラケットを備え、該
リフトブラケットに左右一対のフォークと、該フォーク
を油圧により駆動する複数の油圧シリンダとが具備され
ると共に、上記車輌本体に上記油圧シリンダに作動油を
供給する油圧源を備えるフォークリフトにおいて、上記
車輌本体に設けられた操作レバーの操作に応じて上記油
圧源から上記油圧シリンダへの作動油の流れを制御する
電磁式コントロールバルブが、上記リフトブラケットに
配設され、上記油圧源と上記電磁式コントロールバルブ
との間で作動油の供給および回収を行うためのホース
が、上記マストに吊設される回転自在なプーリに掛けら
れると共に、上記油圧源および上記電磁式コントロール
バルブにそれぞれ接続されていることを特徴とする。
【0014】このような構成によれば、電磁式コントロ
ールバルブがリフトブラケットに配設されていることか
ら、油圧源とリフトブラケットに具備される油圧シリン
ダとの間の配管を、油圧源と電磁式コントロールバルブ
との間に設けられるホースと、電磁式コントロールバル
ブと油圧シリンダとの間に設けられるホースとで構成す
ることができる。そして、リフトブラケットの昇降動作
に対応できるように設けるべきホースは、油圧源と電磁
式コントロールバルブとの間のホースであるところ、こ
のホースはマストに吊設される回転自在なプーリに掛け
られると共に、油圧源および電磁式コントロールバルブ
にそれぞれ接続されているので、リフトブラケットの昇
降動作を支障なく行えるようになっている。したがっ
て、リフトブラケットに具備される油圧シリンダの数に
拘わらず、プーリ掛けするホースは2本のみ、すなわち
油圧源から電磁式コントロールバルブへ作動油を供給す
るためのホースと電磁式コントロールバルブから油圧源
へ作動油を回収するためのホース、となるので、従来の
ように多数のホースにより前方視界が遮られることを防
ぐことができる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1に記載のフォ
ークリフトにおいて、前記油圧シリンダとは異なる他の
油圧シリンダへ前記油圧源から作動油を供給する油圧回
路を備えるフォークリフトであって、前記操作レバーの
操作に応じて上記油圧回路を開路可能な電磁式シャット
オフバルブを備えていることを特徴とする。
【0016】このような構成によれば、操作レバーの操
作に応じて、油圧回路を電磁式シャットオフバルブにて
開路させ、他の油圧シリンダへの作動油の供給を遮断す
ることができる。したがって、操作レバーの操作が行わ
れているときに他の油圧シリンダへの作動油の供給が不
要である場合やリフトブラケットに具備される油圧シリ
ンダの動作を他の油圧シリンダの動作よりも優先させた
い場合には、油圧回路を開路させて、リフトブラケット
に具備される油圧シリンダへのみ作動油の供給が行われ
るようにすることができる。
【0017】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載のフォークリフトにおいて、前記油圧シリンダは、前
記フォークを上下方向に傾動させるティルトシリンダ
と、前記フォークを左右方向に摺動させるサイドシフト
シリンダまたは前記リフトブラケットに設けられ前記フ
ォークと連係させて使用されるアタッチメント装置を駆
動するアタッチメント装置用シリンダと、であることを
特徴とする。
【0018】このような構成によれば、ティルトシリン
ダと、サイドシフトシリンダまたはアタッチメント装置
用シリンダと、をリフトブラケットに具備する場合に、
油圧源と上記の各シリンダとの間にそれぞれホースを設
けるのではなく、油圧源と電磁式コントロールバルブと
の間のホースと電磁式コントロールバルブと上記の各シ
リンダとの間のホースとを設けることで、上記の各シリ
ンダへの作動油の供給および回収を行わせることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をリーチ型フォーク
リフトに適用した一実施形態を図1ないし4を用いて説
明する。ここで、図1は本実施形態におけるマストの要
部を示す斜視図であり、図2は本実施形態におけるリフ
トブラケットを示す正面図であり、図3は本実施形態を
示す油圧回路図であり、図4は本実施形態における制御
系を示すブロック図である。なお、従来のリーチ型フォ
ークリフトと同じ構成については、図5を参照しながら
説明する。
【0020】本実施形態に係るリーチ型フォークリフト
1は、図5に示すように、車体フレーム2の下部から左
右一対のストラドルアーム3が前方へと向かって延設さ
れており、両ストラドルアーム3にはこれらの延設方向
にリーチレールが設けられている。そして、両ストラド
ルアーム3の間には、リーチレールに沿って前後に移動
可能とされたキャリッジ4が装着されている。キャリッ
ジ4の前部には左右一対でマスト5が立設され、これら
のマスト5によって案内されるリフトブラケット6が設
けられている。そしてこのリフトブラケット6に左右一
対のフォーク7が具備されている。また、キャリッジ4
には、リフトブラケット6を昇降動作させる左右一対の
リフトシリンダ8がマスト5に沿うようにキャリッジ4
上に立設され、車体フレーム2の下部には、この車体フ
レーム2の後端部とキャリッジ4との間に架設され、キ
ャリッジ4の前後方向移動をさせるリーチシリンダ9
(図示せず)が設けられている。
【0021】また、各ストラドルアーム3の先端位置に
はそれぞれロード輪40が回転自在に設けられており、
車体フレーム1の後部底面には走行用兼操舵用のドライ
ブ輪41と補助用のキャスタ輪42とがそれぞれ配設さ
れている。車体フレーム2の後方右側部はオペレータの
搭乗する運転席20として後方へ開口されており、車体
フレーム2の内部には、図5には図示していないが、ド
ライブ輪41を駆動するモータ、各種シリンダへ作動油
を供給する油圧装置13(図示せず)、これらの装置な
どを制御する制御装置28(図示せず)、及びバッテリ
などが搭載されている。そして、車体フレーム1の後方
側部は開閉可能なサイドカバー14により覆われ、車体
フレーム1の上部は全面的にトップカバー15により覆
われている。
【0022】さらに、トップカバー15の上部で、運転
席20の左側には、車輌の操舵をなすステアリングハン
ドル21が設けられ、運転席20の前側には、トップカ
バー15から突出するように各種操作レバー22やアク
セルレバーが設けられている。そして、落下物から運転
者を保護するためのヘッドガード43が運転席20及び
トップカバー15の上方を覆うようにして配設されてい
る。
【0023】ところで、車体フレーム2内に搭載されて
いる本発明における油圧源としての油圧装置13は、図
3に油圧回路図で示すように、作動油が貯留されるオイ
ルタンク16と、このオイルタンク16から吸引した作
動油を加圧して吐出するポンプ17と、バッテリからの
電力供給を受けてこのポンプ17を駆動するモータ18
とによって構成されている。そして、図1および3に示
すように、この油圧装置13からリフトブラケット6に
具備される各シリンダへの作動油の供給がホース29a
を介して行われ、リフトブラケット6に具備される各シ
リンダから油圧装置13への作動油の回収がホース29
bを介して行われるようになっている。また、ホース2
9a,29bはマスト5に吊設された回転自在なプーリ
30に掛けた状態とされ、リフトブラケット6の昇降動
作に対応できるようにしてある。
【0024】なお、車体フレーム2内には、油圧装置1
3からリフトシリンダ8およびリーチシリンダ9への作
動油の供給を制御するコントロールバルブ31が設けら
れ、このコントロールバルブ31とリフトシリンダ8お
よびリーチシリンダ9とが接続されている。そして、油
圧装置13とコントロールバルブ31とを接続する配管
と、コントロールバルブ31と、並びにコントロールバ
ルブ31とリフトシリンダ8およびリーチシリンダ9と
を接続する配管と、によって本発明における他の油圧シ
リンダへ油圧源から作動油を供給する油圧回路が構成さ
れている。
【0025】図2に示すように、リフトブラケット6に
は軸10によって左右一対のフォーク7が支持されるよ
うになっており、リフトブラケット6に設けられた油圧
によって作動させられる複動式のティルトシリンダ11
によってフォーク7が軸10を中心として上下方向に傾
動されるようになっている。更にリフトブラケット6に
は軸10に沿ってフォーク7を左右方向に摺動させる、
油圧によって作動させられる複動式のサイドシフトシリ
ンダ12が設けられている。また、リフトブラケット6
には電磁式コントロールバルブ32が設けられており、
このコントロールバルブ32にホース29a,29bが
接続されている。なお、コントロールバルブ32は、ス
プールを駆動させるソレノイドに所定値以上の印加電圧
を与えることで作動するよう構成され、印加電圧に応じ
たスプールの動作によってバルブ開度が可変とされてい
る。
【0026】図1および3に示すように、コントロール
バルブ32とティルトシリンダ11との間には、ティル
トシリンダ11のボトム側へ作動油を供給するためのホ
ース33aと、ティルトシリンダ11のヘッド側へ作動
油を供給するためのホース33bとが設けられており、
ティルトシリンダ11のボトム側へ作動油が供給される
際にはヘッド側の作動油がホース33bを介してコント
ロールバルブ32へ回収され、ティルトシリンダ11の
ヘッド側へ作動油が供給される際にはボトム側の作動油
がホース33aを介してコントロールバルブ32へ回収
されるようになっている。
【0027】また、コントロールバルブ32とサイドシ
フトシリンダ12との間には、サイドシフトシリンダ1
2のボトム側へ作動油を供給するためのホース34a
と、サイドシフトシリンダ12のヘッド側へ作動油を供
給するためのホース34bとが設けられており、サイド
シフトシリンダ12のボトム側へ作動油が供給される際
にはヘッド側の作動油がホース34bを介してコントロ
ールバルブ32へ回収され、サイドシフトシリンダ12
のヘッド側へ作動油が供給される際にはボトム側の作動
油がホース34aを介してコントロールバルブ32へ回
収されるようになっている。
【0028】そして、コントロールバルブ32からティ
ルトシリンダ11のボトム側へ作動油が供給されると、
ティルトシリンダ11が伸長させられてフォーク7の先
端が上方へ向けられるよう傾動される、いわゆるティル
トアップ動作がなされ、コントロールバルブ32からテ
ィルトシリンダ11のヘッド側へ作動油が供給される
と、ティルトシリンダ11が短縮させられてフォーク7
の先端が下方へ向けられるよう傾動される、いわゆるテ
ィルトダウン動作がなされる。
【0029】また、コントロールバルブ32からサイド
シフトシリンダ12のボトム側へ作動油が供給される
と、サイドシフトシリンダ12が伸長させられてフォー
ク7が右方へ摺動される、いわゆる右シフト動作がなさ
れ、コントロールバルブ32からサイドシフトシリンダ
12のヘッド側へ作動油が供給されると、サイドシフト
シリンダ12が短縮させられてフォーク7が左方へ摺動
される、いわゆる左シフト動作がなされる。
【0030】さらに、図3に示すように、油圧装置13
とコントロールバルブ31とを接続する配管途中には電
磁式シャットオフバルブ35が設けられており、このシ
ャットオフバルブ35は、スプールを駆動させるソレノ
イドに所定の印加電圧を与えることで作動するよう構成
されている。そして、シャットオフバルブ35の作動時
には、油圧装置13からコントロールバルブ31への配
管が開路され、作動油の流れが遮断されるようになって
いる。また、油圧装置13とコントロールバルブ32と
を接続する配管、すなわちホース29a,29bは、油
圧装置13とシャットオフバルブ35との間で接続され
ている。
【0031】ところで、操作レバー22のうち、フォー
ク7のティルトアップ/ティルトダウン動作を行わせる
ためのティルトレバー22aにはレバー操作量を検出す
るポテンショメータ36aが取り付けられており、フォ
ーク7の右シフト/左シフト動作を行わせるためのサイ
ドシフトレバー22bにはレバー操作量を検出するポテ
ンショメータ36bが取り付けられている。また、操作
レバー22のうち、リフトシリンダ7の伸縮を操作する
ためのリフトレバー22c、リーチシリンダ9の伸縮を
操作するためのリーチレバー22dには、レバー操作が
行われたときにオン信号を出力するようにマイクロスイ
ッチ37c,37dがそれぞれ取り付けられている。
【0032】そして、制御装置28が、ポテンショメー
タ36a,36bによって検出される各レバー操作量、
およびマイクロスイッチ37c,37dから出力される
オン信号に基づいて、油圧装置13をなすモータ18、
コントロールバルブ32、およびシャットオフバルブ3
5の動作を制御するようになっている。
【0033】図4に示すように、制御装置28の入力側
にはポテンショメータ36a,36bとマイクロスイッ
チ37c,37dとが接続されており、ポテンショメー
タ36a,36bからは各レバー操作量が入力され、マ
イクロスイッチ37c,37dからはリフトレバー22
cやリーチレバー22dが操作されたときにオン信号が
入力される。制御装置28の出力側にはモータ18、コ
ントロールバルブ32、およびシャットオフバルブ35
が接続されており、これらが以下に詳述するように制御
される。
【0034】オペレータによりティルトレバー22aま
たはサイドシフトレバー22bが操作され、そのレバー
操作量が制御装置28へ入力されると、制御装置28は
モータ18を所定の回転数で作動させるとともに、その
他の操作レバー22が操作されているかどうかを判断す
る。なお、ここでのモータ18の回転数は、各シリンダ
を動作させるのに必要な油圧をポンプ17により発生さ
せ得るよう予め設定されているものである。
【0035】さて、リフトレバー22cおよびリーチレ
バー22dが操作されておらず、マイクロスイッチ37
c,37dからオン信号が入力されていなければ、制御
装置28はシャットオフバルブ35に印加電圧を与えて
作動させてコントロールバルブ31への作動油の流れを
遮断させる。さらに、レバー操作量に応じて予め設定さ
れている印加電圧をコントロールバルブ32へ与えて作
動させて、ティルトシリンダ11またはサイドシフトシ
リンダ12へ作動油を供給する。なお、ここでのコント
ロールバルブ32への印加電圧はコントロールバルブ3
2の開度に対応するため、コントロールバルブ32はレ
バー操作量に応じた開度で開閉動作されることになる。
したがって、オペレータはレバー操作によってティルト
シリンダ11およびサイドシフトシリンダ12へ供給さ
れる作動油の量を調節して、所望のシリンダ動作速度で
動作させることができる。
【0036】また、このようにコントロールバルブ31
へ作動油を供給する必要がないときにはシャットオフバ
ルブ35を作動させることで、油圧装置13からコント
ロールバルブ32へ円滑に作動油を供給させることがで
きる。
【0037】一方、リフトレバー22cまたはリーチレ
バー22dが操作されており、マイクロスイッチ37
c,37dからオン信号が入力されていれば、制御装置
28は、シャットオフバルブ35を作動させずに、上記
と同様のポテンショメータ36a,36bにより検出さ
れるレバー操作量に応じたコントロールバルブ32の制
御を行う。また、制御装置28は、シャットオフバルブ
35の作動中にマイクロスイッチ37c,37dからオ
ン信号が入力されれば、シャットオフバルブ35へ印加
電圧を無くして油圧装置13からコントロールバルブ3
1へ作動油が流れるようにする。
【0038】このようにコントロールバルブ31へ作動
油を供給する必要があるときには、シャットオフバルブ
35を作動させないまたは作動解除させることで、油圧
装置13からコントロールバルブ31への作動油の供給
に支障を来たすことなく、油圧装置13からコントロー
ルバルブ32へ作動油を供給させることができる。
【0039】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、マスト5に吊設されたプーリ30に掛けられるホー
スはホース29a,29bの2本のみとなり、従来のよ
うに多数のホースにより前方視界が遮られることを防ぐ
ことができる。また、従来は高揚高型のマストでは、リ
フトブラケットに配設されるシリンダへ接続される全て
のホースを長くしなければならなかったが、本実施形態
によれば、ホース29a,29bのみを長くするだけで
済み、ホースによる配管損失の低減、並びにホースに係
るコスト高騰の抑制を図ることができる。さらに、リフ
トブラケット6に具備されるフォーク7に所定動作を行
わせるためのシリンダ、つまりティルトシリンダ11お
よびサイドシフトシリンダ12は、オペレータがティル
トレバー22aまたはサイドシフトレバー22bを操作
すれば、制御装置28により制御されて動作されるの
で、配管構造の変更に伴ない操作性が損なわれることは
ない。
【0040】なお、本発明を実施するに当りシャットオ
フバルブ35を設けることは必ずしも必要ではないが、
設ける方が好ましい。また、上記の実施形態では、リフ
トブラケット6に具備されるシリンダがティルトシリン
ダ11およびサイドシフトシリンダ12である場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限られるものではな
く、リフトブラケット6に装着されてフォーク7と連係
させて使用されるアタッチメント装置を駆動するアタッ
チメント装置用シリンダであっても同様の効果を得るこ
とができ、特にシリンダ数が多いほど大きな効果を得る
ことができる。
【0041】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、リフト
ブラケットに具備される油圧シリンダの数に拘わらず、
プーリ掛けするホースは2本のみとなるので、従来のよ
うに多数のホースにより前方視界が遮られることを防ぐ
ことができる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、操作レバ
ーの操作が行われているときに他の油圧シリンダへの作
動油の供給が不要である場合などには、油圧回路を開路
させて、リフトブラケットに具備される油圧シリンダへ
のみ作動油の供給が行われるようにすることができる。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、リフトブ
ラケットに具備されるティルトシリンダと、サイドシフ
トシリンダまたはアタッチメント装置用シリンダへの作
動油の供給および回収を、支障なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるマストの要部を示
す斜視図であり、一部を分解して示してある。
【図2】本発明の一実施形態におけるリフトブラケット
を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す油圧回路図である。
【図4】本発明の一実施形態における制御系を示すブロ
ック図である。
【図5】従来のフォークリフトを示す斜視図である。
【図6】従来のフォークリフトのマストの要部を示す斜
視図であり、一部を分解して示してある。
【符号の説明】
1 リーチ型フォークリフト 2 車体フレーム(車輌本体) 5 マスト 6 リフトブラケット 7 フォーク 8 リフトシリンダ 9 リーチシリンダ 11 ティルトシリンダ 12 サイドシフトシリンダ 13 油圧装置 22 操作レバー 28 制御装置 29a,29b ホース 30 プーリ 32 コントロールバルブ 33a,33b ホース 34a,34b ホース 35 シャットオフバルブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌本体の前方に装着されるマストに沿
    って昇降可能なリフトブラケットを備え、該リフトブラ
    ケットに左右一対のフォークと、該フォークを油圧によ
    り駆動する複数の油圧シリンダとが具備されると共に、
    上記車輌本体に上記油圧シリンダに作動油を供給する油
    圧源を備えるフォークリフトにおいて、 上記車輌本体に設けられた操作レバーの操作に応じて上
    記油圧源から上記油圧シリンダへの作動油の流れを制御
    する電磁式コントロールバルブが、上記リフトブラケッ
    トに配設され、 上記油圧源と上記電磁式コントロールバルブとの間で作
    動油の供給および回収を行うためのホースが、上記マス
    トに吊設される回転自在なプーリに掛けられると共に、
    上記油圧源および上記電磁式コントロールバルブにそれ
    ぞれ接続されていることを特徴とするフォークリフト。
  2. 【請求項2】 前記油圧シリンダとは異なる他の油圧シ
    リンダへ前記油圧源から作動油を供給する油圧回路を備
    えるフォークリフトであって、 前記操作レバーの操作に応じて上記油圧回路を開路可能
    な電磁式シャットオフバルブを備えていることを特徴と
    する請求項1に記載のフォークリフト。
  3. 【請求項3】 前記油圧シリンダは、前記フォークを上
    下方向に傾動させるティルトシリンダと、前記フォーク
    を左右方向に摺動させるサイドシフトシリンダまたは前
    記リフトブラケットに設けられ前記フォークと連係させ
    て使用されるアタッチメント装置を駆動するアタッチメ
    ント装置用シリンダと、であることを特徴とする請求項
    1または2に記載のフォークリフト。
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