JP2003268907A - 防火ガラスパネル構造体及びその施工方法 - Google Patents

防火ガラスパネル構造体及びその施工方法

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JP2003268907A JP2002073932A JP2002073932A JP2003268907A JP 2003268907 A JP2003268907 A JP 2003268907A JP 2002073932 A JP2002073932 A JP 2002073932A JP 2002073932 A JP2002073932 A JP 2002073932A JP 2003268907 A JP2003268907 A JP 2003268907A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 美観性を高くできると共に防火ガラスの遮炎
性能を維持することができる防火ガラスパネル構造体及
びその施工方法を提供する。 【解決手段】 防火ガラスパネル構造体100は、金物
12により辺部が局所的に支えられていると共に、目地
部30を介して格子状に固定された複数枚の防火ガラス
10から成る。目地部30は、複数の防火ガラス10を
固定すべく格子状をなす中空ガスケット51から成り、
この中空ガスケット51は、その内部に発泡材が充填さ
れている中空部52と、その両側に防火ガラス10の縁
を収容する一対のヒレ部53を有し、材質が耐火性及び
防火ガラス10との接着性が優れているシリコン系ゴム
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防火ガラスパネル
構造体及びその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】防火ガラスには、ガラスの破損を防いで
火炎の侵入を防ぐ「耐熱板ガラス」やガラス内部に挿入
された金属製の網によりガラス破片を保持して火炎の侵
入を防ぐ「網入り板ガラス」等があり、このような防火
ガラスは、20分以上の防火性能を備える防火設備とし
て使用可能にすべく防火標準施工法によりその施工法が
規制されている。
【0003】また、複数の防火ガラスから成る防火ガラ
スパネル構造は、図6に示すように複数の防火ガラス1
0を格子状のサッシ枠11の溝に嵌めることに加えて、
防火ガラス10とサッシ枠11との隙間から火災時の燃
え抜けを防止するために、図7に示すように、防火ガラ
ス10とサッシ枠11との隙間に不燃性のバックアップ
材20及びシーリング材21を充填することにより製造
されている。
【0004】一方で、サッシ枠11の露出をできる限り
抑えた美観性の高いガラスパネル構造体が、最近流行し
ており、このタイプの防火ガラスパネル構造体が要望さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サッシ
枠11の露出をできる限り抑えた防火ガラスパネル構造
体100は、火災時に、シーリング材21が発火した
り、防火ガラス10の変形にシーリング材21が追従で
きないことに起因する隙間ができて遮炎性能を損なう等
の問題が生じていた。
【0006】例えば、防火ガラスパネル構造体100に
おける防火ガラス10として耐熱板ガラスを使用する場
合、隣り合う防火ガラス10の熱変形の度合いが異なる
ため、防火ガラス10間の目地がずれて隙間ができ、シ
ーリング材21が燃え抜け、遮炎性能を損なうという問
題や、防火ガラスパネル構造体100における防火ガラ
ス10として網入り板ガラスを使用する場合、火災時に
ガラスの割れによりガラス間の目地がずれて隙間がで
き、遮炎性能を損なうという問題が生じていた。
【0007】本発明の目的は、美観性を高くできると共
に防火ガラスの遮炎性能を維持することができる防火ガ
ラスパネル構造体及びその施工方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の防火ガラスパネル構造体は、複数
の矩形の防火ガラスを有し、前記複数の防火ガラスを支
持する支持手段を備える防火ガラスパネル構造体におい
て、前記複数の防火ガラスを目地部を介して格子状に固
定すると共に、前記目地部は所定の目地部材からなるこ
とを特徴とする。
【0009】請求項1記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、複数の防火ガラスを目地部を介して格子状に固
定すると共に、目地部は所定の目地部材からなるので、
美観性を高くできると共に防火ガラスの遮炎性能を維持
することができる。
【0010】請求項2記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項1記載の防火ガラスパネル構造体において、
前記所定の目地部材は、中空部分に発泡材を有する中空
ガスケットであることを特徴とする。
【0011】請求項2記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、所定の目地部材が中空部分に発泡材を有する中
空ガスケットであるので、防火ガラスの遮炎性能を確実
に維持することができる。
【0012】請求項3記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項2記載の防火ガラスパネル構造体において、
前記中空ガスケットは材質がシリコン系ゴムであること
を特徴とする。
【0013】請求項3記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、中空ガスケットは材質がシリコン系ゴムである
ので、耐火性及び防火ガラスとの接着性を確保すること
ができる。
【0014】請求項4記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項2又は3記載の防火ガラスパネル構造体にお
いて、前記発泡体は材質がカーボン系の材料であること
を特徴とする。
【0015】請求項4記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、発泡体は材質がカーボン系の材料であるので、
ガラス部材への影響を少なくすることができる。
【0016】請求項5記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の防火ガラス
パネル構造体において、前記発泡材は体積膨張倍率が3
倍以上であることを特徴とする。
【0017】請求項5記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、発泡体は体積膨張倍数が3倍以上であるので、
安定した遮炎性能を得ることができる。
【0018】請求項6記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項5記載の防火ガラスパネル構造体において、
前記発泡材は体積膨張倍率が6〜8倍であることを特徴
とする。
【0019】請求項6記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、発泡体は体積膨張倍数が6〜8倍であるので、
さらに安定した遮炎性能を得ることができる。
【0020】請求項7記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項2乃至6のいずれか1項に記載の防火ガラス
パネル構造体において、前記発泡体は膨張開始温度が3
50℃以下であることを特徴とする。
【0021】請求項7記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、発泡体は膨張開始温度が350℃以下であるの
で、火災の初期から安定した遮炎性能を得ることができ
る。
【0022】請求項8記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項7の防火ガラスパネル構造体において、前記
発泡体は膨張開始温度が200℃であることを特徴とす
る。
【0023】請求項8記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、発泡体は膨張開始温度が200℃であるので、
火災の初期からさらに安定した遮炎性能を得ることがで
きる。
【0024】請求項9記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項1記載の防火ガラスパネル構造体において、
前記所定の目地部材はシーリング材であることを特徴と
する。
【0025】請求項9記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、所定の目地部材がシーリング材であるので、防
火ガラスの遮炎性能を確実に維持することができる。
【0026】請求項10記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項9記載の防火ガラスパネル構造体において、
前記シーリング材は厚みが8mm以上であることを特徴
とする。
【0027】請求項10記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、シーリング材は厚みが8mm以上であるの
で、シーリング材の灰化速度を抑えることができる。
【0028】請求項11記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項9又は10記載の防火ガラスパネル構造体に
おいて、前記シーリング材は幅が25mm以下であるこ
とを特徴とする。
【0029】請求項11記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、シーリング材は幅が25mm以下であるの
で、目地部材が火炎の熱で体積収縮して防火ガラスの間
から落下するのを防止することができる。
【0030】請求項12記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項9乃至11のいずれか1項に記載の防火ガラ
スパネル構造体において、前記シーリング材は長さが
2.7m以下であることを特徴とする。
【0031】請求項12記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、シーリング材は長さが2.7m以下であるの
で、防火ガラスの遮炎性能をさらに確実に維持すること
ができる。
【0032】請求項13記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項9乃至12のいずれか1項に記載の防火ガラ
スパネル構造体において、前記シーリング材はシリコン
系材料から成ることを特徴とする。
【0033】請求項13記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、シーリング材はシリコン系材料から成るの
で、防火ガラスに対する追従性、耐候性、及び防水性を
確保することができる。
【0034】請求項14記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項9乃至12のいずれか1項に記載の防火ガラ
スパネル構造体において、前記シーリング材は発泡材が
挿入された膨張性シーリング材から成ることを特徴とす
る。
【0035】請求項14記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、シーリング材は、発泡材が挿入された膨張性
シーリング材から成るので、防火ガラスの遮炎性能をさ
らに確実に維持することができる。
【0036】請求項15記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項14記載の防火ガラスパネル構造体におい
て、前記膨張性シーリング材は体積膨張倍率が3倍以上
であることを特徴とする。
【0037】請求項15記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、発泡体は体積膨張倍数が3倍以上であるの
で、安定した遮炎性能を得ることができる。
【0038】請求項16記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項15記載の防火ガラスパネル構造体におい
て、前記体積膨張倍率は5〜8倍であることを特徴とす
る。
【0039】請求項16記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、発泡体は体積膨張倍数が5〜8倍であるの
で、さらに安定した遮炎性能を得ることができる。
【0040】請求項17記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項1乃至16のいずれか1項に記載の防火ガラ
スパネル構造体において、前記支持手段は、前記防火ガ
ラスの辺部を局部的に支持する金物であることを特徴と
する。
【0041】請求項17記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、支持手段が防火ガラスの辺部を局部的に支持
する金物であるので、美観性をより高めることができ
る。
【0042】請求項18記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項17記載の防火ガラスパネル構造体におい
て、前記金物を前記防火ガラスの辺部の4辺に一定間隔
をもって配置することを特徴とする。
【0043】請求項18記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、金物を防火ガラスの辺部の4辺に一定間隔を
もって配置するので、防火ガラスを安定して支持するこ
とができる。
【0044】請求項19記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項17記載の防火ガラスパネル構造体におい
て、前記金物を前記防火ガラスの辺部の2辺に一定間隔
をもって配置することを特徴とする。
【0045】請求項20記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項19記載の防火ガラスパネル構造体におい
て、前記防火ガラスの辺部の2辺は、上辺及び下辺であ
ることを特徴とする。
【0046】請求項21記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項1乃至16のいずれか1項に記載の防火ガラ
スパネル構造体において、前記支持手段は、前記防火ガ
ラスの辺部の2辺に一定間隔をもって配置された金物及
び前記辺部の他の2辺に配置されたサッシ枠からなるこ
とを特徴とする。
【0047】請求項22記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項18乃至21のいずれか1項に記載の防火ガ
ラスパネル構造体において、前記一定間隔は2m以下で
あることを特徴とする。
【0048】請求項22記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、一定間隔が2m以下であるので、防火ガラス
をより安定して支持することができる。
【0049】請求項23記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項22記載の防火ガラスパネル構造体におい
て、前記一定間隔は1.6m以下であることを特徴とす
る。
【0050】請求項23記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、一定間隔が1.6m以下であるので、防火ガ
ラスをさらに安定して支持することができる。
【0051】請求項24記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項1乃至16のいずれか1項に記載の防火ガラ
スパネル構造体において、前記支持手段は、前記防火ガ
ラスの辺部の2辺に配置されたサッシ枠であることを特
徴とする。
【0052】請求項25記載の防火ガラスパネル構造体
は、請求項24記載の防火ガラスパネル構造体におい
て、前記防火ガラスの辺部の2辺は、上辺及び下辺であ
ることを特徴とする。
【0053】上述の目的を達成するために、請求項26
記載の防火ガラスパネル構造体の施工方法は、複数の矩
形の防火ガラスを有し、前記複数の防火ガラスを支持す
る支持手段を備える防火ガラスパネル構造体の施工方法
において、前記複数の防火ガラスを目地部を介して格子
状に固定すると共に、前記目地部に所定の目地部材を用
いることを特徴とする。
【0054】請求項26記載の防火ガラスパネル構造体
の施工方法によれば、複数の防火ガラスを目地部を介し
て格子状に固定すると共に、目地部に所定の目地部材を
用いるので、美観性を高めると共に防火ガラスの遮炎性
能を維持することができる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
防火ガラスパネル構造体及びその施工方法を詳述する。
【0056】図1は、本発明の実施の形態に係る防火ガ
ラスパネル構造体の概略構成を示す図である。
【0057】図1において、防火ガラスパネル構造体1
00は、後述する図5の金物12により辺部が局部的に
支えられていると共に、後述する図2の目地部30を介
して格子状に固定された複数枚の防火ガラス10から成
り、遮炎性能を持った開口部を構成する。
【0058】防火ガラス10は、ガラスの破損を防いで
火炎の侵入を防ぐ「耐熱板ガラス」、ガラス内部に挿入
された金属製の網によりガラス破片を保持して火炎の侵
入を防ぐ「網入り板ガラス」等がある。
【0059】また、「耐熱板ガラス」には、リチウムア
ルミナ珪酸ガラスを再加熱処理してガラス全体に微細な
結晶を均一に析出させた結晶化ガラスと、硼珪酸ガラス
を原寸切断後に熱処理したガラスと、ソーダ石灰ガラス
をエッジ研磨して強化処理したガラス等がある。
【0060】図2は、図1における目地部30の一例の
概略構成を示す断面図である。
【0061】図2において、目地部30は、複数の防火
ガラス10を固定すべく格子状をなす中空ガスケット5
1から成り、この中空ガスケット51は、その内部に中
空部52と、その両側に防火ガラス10の縁を収容する
1〜2mm程度のヒレ部53を少なくとも片側に有す
る。中空部52には、その内部に発泡材が充填されてい
る。
【0062】中空ガスケット51は、材質がシリコン系
ゴムであり、このシリコン系ゴムは、耐火性及び防火ガ
ラス10との接着性が優れている。中空部52の発泡材
は、材質がカーボン系の材料であり、このカーボン系の
材料は、膨張が200℃前後から始まり、膨張後も防火
ガラス10を無理に押し出したり、防火ガラス10の変
形を抑制することがなくガラス部材への影響が少ない。
【0063】中空部52の発泡材は、火災時における体
積膨張倍率が最低3倍以上必要であり、さらに安定した
遮炎性能を得るためには、6〜8倍であることが好まし
く、また、膨張開始温度が350℃以下である必要があ
り、火災の初期からさらに安定した遮炎性能を得るため
には、200℃であることが好ましい。
【0064】中空部52の発泡材の材質としてカーボン
(黒鉛)系、ひる石系、含水けい酸ソーダ系の材料のい
ずれも火災時に燃えることがないので用いることができ
るが、カーボン系の材料が耐候性及び体積膨張倍率の観
点から最も適している。
【0065】図3は、図1における目地部30の他の例
の概略構成を示す断面図である。
【0066】図3において、目地部30は、複数の防火
ガラス10を固定すべく格子状をなすシーリング材46
から成る。
【0067】このシーリング材46の材質としては、後
述する難燃性シリコン系材料若しくは火災時の熱により
膨張する発泡材を挿入した後述する膨張性シーリング材
等が使用される。
【0068】以下、シーリング材46の材質として難燃
性シリコン系材料を使用する場合を説明する。
【0069】火災時におけるシーリング材の灰化速度
(火災時の火災によりシーリング材46の可燃成分が酸
化されて灰になる速度)の観点から、シーリング材46
の深さA、即ち、防火ガラス10の厚みが8mm以上で
ある必要があり、10mm以上であることが好ましい。
また、シーリング材46の幅B、即ち、防火ガラス10
同士の幅が25mm以下である必要があり、20mm以
下が好ましく、また、防火ガラス10の熱膨張の観点か
ら5mm以上であることが好ましい。
【0070】さらに、シーリング材46は長さが2.7
m以下である。それ以上の長さになると、防火ガラス1
0とシーリング材46との間が口開きやすくなって遮炎
性能が得られにくくなり、目地部30に隙間を生じる可
能性があるからである。
【0071】シーリング材46の材質として、難燃性シ
リコン系材料以外に、遮炎性能に優れ、二酸化ケイ素や
アルミナシリケイト等の耐火材を練りこんだペースト状
のセラミック系ボンドや耐火接着材等を用いることもで
きるが、防火ガラス10の変形に対する追従性、耐候
性、及び防水性の観点から難燃性シリコン系材料が最も
適している。
【0072】以下、シーリング材46として膨張性シー
リング材を使用する場合を説明する。
【0073】膨張性シーリング材には、クロロプレンゴ
ムに発泡材としての含水ケイ酸ソーダ(水ガラス)を溶
剤とともに練りこんだペースト状のものやシリコン系シ
ーリング材中にカーボン系の発泡材を混入したもの等が
あり、目地部30の大きさに左右されにくく安定した遮
炎性能が得られる。
【0074】膨張性シーリング材は、遮炎性能を出すた
め体積膨張倍率が最低3倍以上である必要があるが、安
定した遮炎性能を得るためには、体積膨張倍率が5〜8
倍であると共に約120℃から膨張が開始して約200
℃で顕著に膨張することが望ましい。
【0075】図4は、図1の防火ガラスパネル構造体1
00における防火ガラス10の支持構造を示す図であ
り、(a)は、4辺ボタン金物納まりの場合、(b)
は、2辺サッシ納まり2辺ボタン金物納まりの場合、
(c)は、2辺ボタン金物納まり2辺ガラス突き合わせ
納まりの場合、(d)は、2辺サッシ納まり2辺ガラス
突き合わせ納まりの場合を夫々示す。
【0076】図4(a)において、防火ガラス構造体1
00における防火ガラス10の4辺13,14,15,
16には、支持手段としての図5で後述するボタン状の
金物12が1.6mの一定間隔Lで配設されている。こ
の金物12によって防火ガラス10が支持されている。
【0077】また、ガラスパネル構造体100の重量を
支えるため、防火ガラスの4辺のうち2辺、例えば上下
2辺13,14に配設された金物12を他の構造物と結
合する必要があるが、残りの2辺に配設された金物12
は防火ガラス10を挟みこんでいればよい。
【0078】上述した防火ガラス10を支持する支持手
段に加えて、図4(b)に示す防火ガラス10の左右2
辺15,16に一定間隔Lごとに配設されたボタン状の
金物12及び上下2辺13,14に嵌められた通常のサ
ッシ枠11から成る支持手段、図4(c)に示す防火ガ
ラス10の上下2辺13,14に一定間隔Lごとに配設
されたボタン状の金物12から成る支持手段、及び図4
(d)に示す防火ガラス10の上下2辺13,14に嵌
められた通常のサッシ枠11から成る支持手段等であっ
てもよい。
【0079】上述した「網入り板ガラス」及び「耐熱板
ガラス」は、火災時における性状が異なるため、夫々の
性状に適した防火ガラス構造体100が選択される。
【0080】防火ガラス10として火災時にガラス自体
が割れる可能性が高い「網入り板ガラス」を使用する場
合は、図4(b)及び図4(d)に示すように、少なく
とも2辺(上下辺13,14又は左右辺15,16)を
通常のサッシ枠11に嵌めることで、ガラスが割れた場
合であっても防火ガラス10を保持することができる。
【0081】また、防火ガラス10として「耐熱板ガラ
ス」を使用する場合は、「網入り板ガラス」のように火
災時に防火ガラス10が割れることはないので、防火ガ
ラス10の重量を支持できるような目地部30を介在さ
せれば足り、防火ガラス10をサッシ枠11等に嵌める
必要はない。
【0082】また、いずれの防火ガラスパネル構造体1
00においても、火災時における防火ガラス10の熱膨
張により、防火ガラス10どうしが接触して破損するこ
とを未然に防ぐために、目地部30の幅は5mm以上で
あることが望ましい。
【0083】また、本実施の形態では、金物12が配さ
れる間隔は1.6mであるが、これに限定されるもので
はなく、2m以下であればよい。
【0084】図5は、図1における金物12の概略構成
を示す断面図である。
【0085】図5において、金物12は一対の厚さが2
mmの金属製板41,42から成る。金属製板42には
ボルト43の一端が固定されており、金属製板41には
ボルト43が貫通するための穴が設けられている。これ
ら一対の金属製板41,42でシート状のシリコンゴム
45を介して一対の防火ガラス10を挟みこみ、ボルト
43及びナット44により一対の防火ガラス10が固定
される。
【0086】金属製板41,42、ボルト43、及びナ
ット44の材質は、アルミ、鉄、及びステンレス等の金
属であればよいが、溶融温度、耐久性、防錆等の観点か
らステンレスであるのが好ましい。
【0087】また、シリコンゴム45により、防火ガラ
ス10と金物12とが直接接触するのを避けることがで
きる。
【0088】シリコンゴム45に代えて、不燃性のセラ
ミック系バックアップ材を用いることもできるが、この
場合、難燃性シリコン系のシーリング材46を一対の防
火ガラス10の隙間に充填して止水性を保つことが必要
がある。
【0089】本実施の形態では、金属製板41,42の
厚さを2mmとしているが、これに限定されるものでは
なく、1.5mm以上であればよい。ここで、金属製板
41,42の厚さが1mm以下であると、火災時の熱に
より剛性を失い、隣接するガラスの変形を抑制する役割
を果たさない。
【0090】また、本実施の形態では、金物12は一辺
が30mmの正方形であるが、大きさがこれに限定され
るものではなく、30mm以上であればよい。
【0091】また、本実施の形態では、金物12は形状
が正方形であるが、これに限定されるものではなく、隣
合う防火ガラスどうしの動きを抑制するための防火ガラ
ス10へのかかり部が10mm以上あれば形状は何であ
ってもよく、例えば直径30mmの円形であってもよ
い。
【0092】
【実施例】次に、本発明の実施例を具体的に説明する。
【0093】第1の実施例 本発明者は、まず、2枚の厚さ8mm、大きさ1m×
2.4mの防火ガラス10から成り、目地部30が中央
に配置された防火ガラス構造体100において、1辺4
0mmの正方形の金物12を1.8m間隔になるように
2つ配置し、幅20mmの目地部30には、難燃性のシ
リコン系シーリング材SE5007(東レ・ダウコーニ
ング社製)を用いた。
【0094】ここで、防火ガラス10としてソーダ石灰
ガラスをエッジ研磨して熱強化処理した耐熱板ガラスを
用いた。
【0095】上記防火ガラス構造体100の防火試験を
JIS A 1311に規定される壁用加熱炉を用いて
行った。
【0096】以下、上記防火試験の結果を詳述する。
【0097】加熱開始後5分経過時、炉内において防火
ガラス10が熱で変形するが、目地部30は、金物12
によって防火ガラス構造体100の変形が抑えられてい
るため、目地部30からの火炎の噴出は見られなかっ
た。
【0098】加熱開始後5〜20分経過時においても、
上記と同様に、目地部30からの火炎の噴出は見られな
かった。
【0099】加熱開始後30分経過時に、目地部30に
おいて、難燃性のシリコン系シーリング材の灰化による
部分的な隙間が生じた。しかし、この隙間は基本的な延
焼防止性を損なうものではなかった。
【0100】さらに、防火試験を続行した結果、加熱開
始後40分経過時に防火ガラス10の熱変形が大きくな
って目地部30の隙間が拡大し、加熱開始後45分経過
時に遮炎性能を損なう隙間貫通部が形成された。
【0101】以上より、本実施例で用いた防火ガラスパ
ネル構造体100が、建築基準法における防火設備とし
て要求されている20分の遮炎性能を有していることが
判明した。
【0102】また、本実施例における軟化点が比較的低
いソーダ石灰ガラスを強化処理した耐熱性ガラスを使用
した防火ガラスパネル構造体100は、約45分の遮炎
性能を有していたが、軟化点が高い結晶化させた耐熱性
ガラス等を使用すれば、ガラス軟化による熱変形を抑え
ることができ、もって、さらに高い遮炎性能を確保でき
る。
【0103】第2の実施例 次に、本発明者は、2枚の厚さ10mm、大きさ1m×
2.4mの防火ガラス10から成り、目地部30が中央
に配置された防火ガラス構造体100において、金物1
2を配置せず、幅15mmの目地部30には、シーリン
グ材46として難燃性のシリコン系シーリング材SE5
007(東レ・ダウコーニング社製)を用いた。
【0104】ここで、防火ガラス10としてソーダ石灰
ガラスをエッジ研磨し、さらに熱強化処理した耐熱板ガ
ラスを用いた。
【0105】上記防火ガラス構造体100の防火試験を
JIS A 1311に規定される壁用加熱炉を用いて
行った。
【0106】加熱開始後5分経過時、炉内において防火
ガラス10が熱で変形して防火ガラス10どうしのずれ
が幾分見られるが、目地部30の深さの範囲内であるた
め、目地部30からの火炎の噴出は見られなかった。
【0107】加熱開始後5〜20分経過時においても、
上記と同様に、目地部30からの火炎の噴出は見られな
かった。
【0108】加熱開始後25分経過時に、目地部30に
おいて、難燃性のシリコン系シーリング材の灰化による
部分的な隙間が生じた。しかし、この隙間は基本的な遮
炎性能を損なうものではなかった。
【0109】さらに、防火試験を続行した結果、加熱開
始後30分経過時に目地部30における隙間が多数生
じ、加熱開始後35分経過時に遮炎性能を損なう隙間貫
通部が形成された。
【0110】以上より、本実施例で用いた防火ガラスパ
ネル構造体100が、建築基準法における防火設備とし
て要求されている20分の遮炎性能を有していることが
判明した。
【0111】また、本実施例における軟化点が比較的低
いソーダ石灰ガラスを強化処理した耐熱性ガラスを使用
した防火ガラスパネル構造体100は、約35分の遮炎
性能であったが、軟化点が高い結晶化させた耐熱性ガラ
ス等を使用すれば、ガラス軟化による熱変形を抑えるこ
とができ、もって、さらに高い遮炎性能を確保できる。
【0112】第3の実施例 次に、本発明者は、2枚の厚さ8mm、大きさ1m×
2.4mの防火ガラス10から成り、目地部30が中央
に配置された防火ガラス構造体100において、金物1
2を配置せず、幅15mmの目地部30には、中空部分
にカーボン系の発泡材を有するシリコンゴム製の中空ガ
スケット51を用いた。
【0113】ここで、中空ガスケット51は、幅が20
mm、深さが8mm、厚みが1.5mmであって、中空
部分には4mm角で発泡倍率が約6倍であるカーボン系
発泡材を挿入した。
【0114】また、中空ガスケット51と防火ガラス1
0との間には、中空ガスケット51を接着固定するため
のシリコン系シーリング材が薄く充填して接着した。
【0115】また、防火ガラス10としてソーダ石灰ガ
ラスをエッジ研磨し、さらに熱強化処理した耐熱板ガラ
スを用いた。
【0116】上記防火ガラス構造体100の防火試験を
JIS A 1311に規定される壁用加熱炉を用いて
行った。
【0117】加熱開始後3分経過時、カーボン系の発泡
材は、目地部30全体を覆い隠すように膨れ上がり、防
火ガラス10の変形の影響を受けずに、加熱40分経過
時まで安定した遮炎性能を発揮した。
【0118】以上より、本実施例で用いた防火ガラスパ
ネル構造体100が、建築基準法における防火設備とし
て要求されている20分の遮炎性能を有していることが
判明したと共に、シーリング材46として難燃性のシリ
コン系シーリング材を用いた防火ガラスパネル構造体1
00よりも安定して高い遮炎性能を有していることが判
明した。
【0119】また、本実施例で用いた軟化点が比較的低
いソーダ石灰ガラスを強化処理した耐熱性ガラスを使用
した防火ガラスパネル構造体100は、約40分の遮炎
性能であったが、軟化点が高い結晶化させた耐熱性ガラ
ス等を使用すれば、ガラス軟化による熱変形を抑えるこ
とができ、もって、さらに高い遮炎性能を確保できる。
【0120】また、本実施例で用いた防火ガラスパネル
構造体100は、中空ガスケット51の厚さを1.5m
mとした。これは、中空ガスケット51の厚さが2mm
以上であると、発泡材が膨張して中空ガスケット51を
突き破る際の均一性が欠け、部分的に膨張して安定した
遮炎性能が得られない場合があり、また、厚さが1mm
以下であると、発泡材が膨張する前に中空ガスケット5
1が燃え尽きて、発泡材が目地部30から落下して所定
の遮炎性能が得られない場合があるからである。
【0121】以上より、中空ガスケット51の厚さは、
1mmから2mm程度が適している。
【0122】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の防火ガラスパネル構造体によれば、複数の防火ガラ
スを目地部を介して格子状に固定すると共に、目地部は
所定の目地部材からなるので、美観性を高くできると共
に防火ガラスの遮炎性能を維持することができる。
【0123】請求項2記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、所定の目地部材が中空部分に発泡材を有する中
空ガスケットであるので、防火ガラスの遮炎性能を確実
に維持することができる。
【0124】請求項3記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、中空ガスケットは材質がシリコン系ゴムである
ので、耐火性及び防火ガラスとの接着性を確保すること
ができる。
【0125】請求項4記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、発泡体は材質がカーボン系の材料であるので、
ガラス部材への影響を少なくすることができる。
【0126】請求項5記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、発泡体は体積膨張倍数が3倍以上であるので、
安定した遮炎性能を得ることができる。
【0127】請求項6記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、発泡体は体積膨張倍数が6〜8倍であるので、
さらに安定した遮炎性能を得ることができる。
【0128】請求項7記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、発泡体は膨張開始温度が350℃以下であるの
で、火災の初期から安定した遮炎性能を得ることができ
る。
【0129】請求項8記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、発泡体は膨張開始温度が200℃であるので、
火災の初期からさらに安定した遮炎性能を得ることがで
きる。
【0130】請求項9記載の防火ガラスパネル構造体に
よれば、所定の目地部材がシーリング材であるので、防
火ガラスの遮炎性能を確実に維持することができる。
【0131】請求項10記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、シーリング材は厚みが8mm以上であるの
で、シーリング材の灰化速度を抑えることができる。
【0132】請求項11記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、シーリング材は幅が25mm以下であるの
で、目地部材が火炎の熱で体積収縮して防火ガラスの間
から落下するのを防止することができる。
【0133】請求項12記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、シーリング材は長さが2.7m以下であるの
で、防火ガラスの遮炎性能をさらに確実に維持すること
ができる。
【0134】請求項13記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、シーリング材はシリコン系材料から成るの
で、防火ガラスに対する追従性、耐候性、及び防水性を
確保することができる。
【0135】請求項14記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、シーリング材は、発泡材が挿入された膨張性
シーリング材から成るので、防火ガラスの遮炎性能をさ
らに確実に維持することができる。
【0136】請求項15記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、発泡体は体積膨張倍数が3倍以上であるの
で、安定した遮炎性能を得ることができる。
【0137】請求項16記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、発泡体は体積膨張倍数が5〜8倍であるの
で、さらに安定した遮炎性能を得ることができる。
【0138】請求項17記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、支持手段が防火ガラスの辺部を局部的に支持
する金物であるので、美観性をより高めることができ
る。
【0139】請求項18記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、金物を防火ガラスの辺部の4辺に一定間隔を
もって配置するので、防火ガラスを安定して支持するこ
とができる。
【0140】請求項22記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、一定間隔が2m以下であるので、防火ガラス
をより安定して支持することができる。
【0141】請求項23記載の防火ガラスパネル構造体
によれば、一定間隔が1.6m以下であるので、防火ガ
ラスをさらに安定して支持することができる。
【0142】請求項26記載の防火ガラスパネル構造体
の施工方法によれば、複数の防火ガラスを目地部を介し
て格子状に固定すると共に、目地部に所定の目地部材を
用いるので、美観性を高めると共に防火ガラスの遮炎性
能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る防火ガラスパネル構
造体の概略構成を示す図である。
【図2】図1における目地部30の一例の概略構成を示
す断面図である。
【図3】図1における目地部30の他の例の概略構成を
示す断面図である。
【図4】図1の防火ガラスパネル構造体100における
防火ガラス10の支持構造を示す図であり、(a)は、
4辺ボタン金物納まりの場合、(b)は、2辺サッシ納
まり2辺ボタン金物納まりの場合、(c)は、2辺ボタ
ン金物納まり2辺ガラス突き合わせ納まりの場合、
(d)は、2辺サッシ納まり2辺ガラス突き合わせ納ま
りの場合を夫々示す。
【図5】図1における金物12の概略構成を示す断面図
である。
【図6】従来の防火ガラスパネル構造体の概略構成を示
す図である。
【図7】従来の防火ガラスパネル構造体のガラス突き合
わせ施工の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 防火ガラス 12 金物 30 目地部 51 中空ガスケット 52 中空部 53 ヒレ部 100 防火ガラスパネル構造体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DA01 DE04 FA09 FA51 HA11 HF02 HF12 LA06 MA02 MA04 MA08 2E002 NB02 UA01 UA02 UB04 UB07 WA06 WA17 4H017 AA39 AB15 AC01 AC13 AD01 AD05 AE03

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の矩形の防火ガラスを有し、前記複
    数の防火ガラスを支持する支持手段を備える防火ガラス
    パネル構造体において、前記複数の防火ガラスを目地部
    を介して格子状に固定すると共に、前記目地部は所定の
    目地部材からなることを特徴とする防火ガラスパネル構
    造体。
  2. 【請求項2】 前記所定の目地部材は、中空部分に発泡
    材を有する中空ガスケットであることを特徴とする請求
    項1記載の防火ガラスパネル構造体。
  3. 【請求項3】 前記中空ガスケットは、材質がシリコン
    系ゴムであることを特徴とする請求項2記載の防火ガラ
    スパネル構造体。
  4. 【請求項4】 前記発泡体は材質がカーボン系の材料で
    あることを特徴とする請求項2又は3記載の防火ガラス
    パネル構造体。
  5. 【請求項5】 前記発泡材は体積膨張倍率が3倍以上で
    あることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に
    記載の防火ガラスパネル構造体。
  6. 【請求項6】 前記発泡材は体積膨張倍率が6〜8倍で
    あることを特徴とする請求項5記載の防火ガラスパネル
    構造体。
  7. 【請求項7】 前記発泡体は膨張開始温度が350℃以
    下であることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1
    項に記載の防火ガラスパネル構造体。
  8. 【請求項8】 前記発泡体は膨張開始温度が200℃で
    あることを特徴とする請求項7の防火ガラスパネル構造
    体。
  9. 【請求項9】 前記所定の目地部材はシーリング材であ
    ることを特徴とする請求項1記載の防火ガラスパネル構
    造体。
  10. 【請求項10】 前記シーリング材は厚みが8mm以上
    であることを特徴とする請求項9記載の防火ガラスパネ
    ル構造体。
  11. 【請求項11】 前記シーリング材は幅が25mm以下
    であることを特徴とする請求項9又は10記載の防火ガ
    ラスパネル構造体。
  12. 【請求項12】 前記シーリング材は長さが2.7m以
    下であることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか
    1項に記載の防火ガラスパネル構造体。
  13. 【請求項13】 前記シーリング材はシリコン系材料か
    ら成ることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1
    項に記載の防火ガラスパネル構造体。
  14. 【請求項14】 前記シーリング材は発泡材が挿入され
    た膨張性シーリング材から成ることを特徴とする請求項
    9乃至12のいずれか1項に記載の防火ガラスパネル構
    造体。
  15. 【請求項15】 前記膨張性シーリング材は体積膨張倍
    率が3倍以上であることを特徴とする請求項14記載の
    防火ガラスパネル構造体。
  16. 【請求項16】 前記体積膨張倍率は5〜8倍であるこ
    とを特徴とする請求項15記載の防火ガラスパネル構造
    体。
  17. 【請求項17】 前記支持手段は、前記防火ガラスの辺
    部を局部的に支持する金物であることを特徴とする請求
    項1乃至16のいずれか1項に記載の防火ガラスパネル
    構造体。
  18. 【請求項18】 前記金物を前記防火ガラスの辺部の4
    辺に一定間隔をもって配置することを特徴とする請求項
    17記載の防火ガラスパネル構造体。
  19. 【請求項19】 前記金物を前記防火ガラスの辺部の2
    辺に一定間隔をもって配置することを特徴とする請求項
    17記載の防火ガラスパネル構造体。
  20. 【請求項20】 前記防火ガラスの辺部の2辺は、上辺
    及び下辺であることを特徴とする請求項19記載の防火
    ガラスパネル構造体。
  21. 【請求項21】 前記支持手段は、前記防火ガラスの辺
    部の2辺に一定間隔をもって配置された金物及び前記辺
    部の他の2辺に配置されたサッシ枠からなることを特徴
    とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の防火ガ
    ラスパネル構造体。
  22. 【請求項22】 前記一定間隔は2m以下であることを
    特徴とする請求項18乃至21のいずれか1項に記載の
    防火ガラスパネル構造体。
  23. 【請求項23】 前記一定間隔は1.6m以下であるこ
    とを特徴とする請求項22記載の防火ガラスパネル構造
    体。
  24. 【請求項24】 前記支持手段は、前記防火ガラスの辺
    部の2辺に配置されたサッシ枠であることを特徴とする
    請求項1乃至16のいずれか1項に記載の防火ガラスパ
    ネル構造体。
  25. 【請求項25】 前記防火ガラスの辺部の2辺は、上辺
    及び下辺であることを特徴とする請求項24記載の防火
    ガラスパネル構造体。
  26. 【請求項26】 複数の矩形の防火ガラスを有し、前記
    複数の防火ガラスを支持する支持手段を備える防火ガラ
    スパネル構造体の施工方法において、前記複数の防火ガ
    ラスを目地部を介して格子状に固定すると共に、前記目
    地部に所定の目地部材を用いることを特徴とする防火ガ
    ラスパネル構造体の施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021120523A (ja) * 2020-01-30 2021-08-19 コクヨ株式会社 ガラスパーティション及びその施工方法、並びに矯正具

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JP2006008123A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Alstom 船舶用内部仕切り
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