JP2003269130A - 内燃機関用のマフラー - Google Patents

内燃機関用のマフラー

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JP2003269130A
JP2003269130A JP2003109650A JP2003109650A JP2003269130A JP 2003269130 A JP2003269130 A JP 2003269130A JP 2003109650 A JP2003109650 A JP 2003109650A JP 2003109650 A JP2003109650 A JP 2003109650A JP 2003269130 A JP2003269130 A JP 2003269130A
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muffler
pipe
perforated
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Hiroto Kaneso
裕人 金曽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消音特性を良好とすること。 【解決手段】 排気流体の導入口24と導出口26との
間に、複数の小孔を有する多孔管25を設け、該多孔管
を収納し該小孔に通じる室内空間を有する室21を設け
る。多孔管25の内部に所定長から成る内管部27を挿
入し、導入口から多孔管部に導入された排気流体を、多
孔管と内管部との間に形成される隙間空間Sに導くよう
開口部27aを設ける。好ましくは、隙間空間Sが、そ
の入口部分が相対的に広く、これに対してその出口部分
が相対的に狭い若しくは絞られたあるいは閉じられた状
態となるようにする。開口部より隙間空間に排気流体が
導かれ、小孔を通しての排気流体の振動波の拡散、干渉
作用が促進され、消音効果が向上する。、隙間空間が出
口で絞られることで、隙間空間での排気流体の圧縮を促
進し、消音効果を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車エンジンその
他の内燃機関用のマフラーに関し、特に、消音性能を高
めることができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】 実公昭46−36670号
【特許文献2】 特開昭47−6804号
【特許文献3】 特開昭47−14169号
【特許文献4】 実公昭14−11446号
【特許文献5】 実公昭44−31526号従来の自動
車用マフラーの一例としては、図13及び図14に示す
ようなものが知られている。図13に示されたマフラー
1においては、仕切られた4つの室2,3,4,5を有
しており、エンジン(図示せず)から排出される排気
は、導入管6を介して室4に流入し、室4から多数の小
孔を設けた連通管7を通って室2内に流入し、更に、室
2から導出管8に流入し、排出されるようになってい
る。また、室4は管9を介して室5に連通している。こ
の構成により、音波の拡張、共鳴、干渉、抵抗等の作用
が生じ、排気音を所定の周波数帯域で消音することがで
きる。
【0003】図14に示されたマフラー10は、導入管
11と導出管12を1直線状に連通した多孔管13を具
備し、この多孔管13の周囲をフィルタ14で蔽い、そ
の周囲の室内にグラスウール等の吸音材15を充填して
なる構成からなる。この場合、吸音材15の吸音特性に
よって所定周波数帯域の消音を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図13に示されたマフ
ラー1においては、排気の経路を複雑かつ長くすること
によって音圧レベルの低減を図るものである。従って、
消音特性は良好であるが、その反面、排圧の損失と抵抗
が高まり、高回転、高負荷時には著しい悪影響が生じ
る。これに対して、図14に示されたマフラー10にお
いては、直線状に排気できるため排圧低損失型となって
いるが、吸音材の持つ特定周波数帯域の消音しか行なえ
ず、特に低周波帯域の消音はできなかった。特に、車室
内空洞共振の加振周波数である70Hz〜90Hzの帯
域の消音は全くできなかった。また、吸音材が湿気を吸
収し易いことにより、管路やマフラー本体の金属を腐食
させ易く、耐久性に乏しい、という問題があった。
【0005】この発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、消音特性の良好な内燃機関用のマフラーを提供しよ
うとするものである。更に、耐久性を向上させることの
できるマフラーを提供しようとするものである。更に、
排圧低損失特性と消音特性の向上を両立させることので
きるマフラーを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内燃機関
用のマフラーは、排気流体を導入するための導入口と、
内部に設けられた室と、前記排気流体を外部に導出する
ための導出口とを有するマフラー本体と、前記マフラー
本体の内部に収納されていてその管内を前記排気流体が
通るようになっており、かつ前記室に通じる複数の小孔
を有する多孔管部分を含む、第1の管部と、前記多孔管
部分に対応する箇所で前記第1の管部の内に挿入された
所与の長さの内管部分を有し、該内管部分の外周面と前
記多孔管部分の内周面との間において隙間空間を形成す
る第2の管部とを具え、前記第2の管部における前記内
管部分の前記所与の長さは前記多孔管部分において複数
の前記小孔が存在する長さ範囲に対応しており、かつ、
前記内管部分の排気上流寄りの端部は前記第1の管部の
内部空間に開口していて前記導入口から導出口の間に延
びた前記第1の管部内を排気流体が流れるときに該内管
部分の中を排気流体がスムーズに通ることができるよう
にしてなり、更に、前記内管部分の外周面と前記多孔管
部分の内周面との間に形成された前記隙間空間は少なく
とも排気上流寄りにおいて前記第1の管部の内部空間に
通じていて排気音波が該隙間空間内に侵入しうるように
してなり、かつ、前記第1の管部は少なくとも前記導入
口から前記内管部分の排気上流寄りの端部に至る経路に
おいては切れ目なく連続的に延びていることを特徴とす
る。
【0007】一例として、排気の下流寄りの前記内管部
分の所定箇所において該内管部分が前記多孔管部分に密
着していることを特徴とする。一例として、排気の下流
寄りの所定箇所において前記隙間が閉じていることを特
徴とする。一例として、前記隙間が、排気の上流寄りか
ら下流寄りにいくにつれて、次第に狭くなるように、前
記内管部分の外径と前記多孔管部分の内径との相対的関
係が変化するように設定されていることを特徴とする。
【0008】一例として、前記室の中に吸音部材を収納
してなる。一例として、前記マフラー本体において前記
導入口と導出口はほぼ一直線上に配置されており、その
間にほぼ一直線状の排気流路をなすように前記第1の管
部が配置されている。
【0009】本発明によれば、第1の管部における多孔
管部分の多数の小孔がマフラー本体の室の内部空間に通
じている構成により、第1の管部を通る排気流体の排気
音波が該小孔を通じて該室内の空間に拡散し、排気音波
の拡散、干渉等の作用が生じ、これにより、所定の周波
数帯域(例えば中高周波数帯域)の消音に寄与する。特
に、前記多孔管部分に対応する箇所で前記第1の管部の
内に挿入された所与の長さの内管部分を有する第2の管
部を具備し、第1の管部の多孔管部分とその内部に配置
された第2の管部の内管部分とにより二重管構造となっ
ているので、内管部分の外周面と多孔管部分の内周面と
の間において隙間空間が形成され、この隙間空間で排気
音波が圧縮されることにより、多孔管の小孔を通じた排
気音波の拡散、干渉等が促進されることになり、従っ
て、消音効果をより一層促進することができる、という
優れた効果を奏する。
【0010】特に、前記内管部分の外周面と前記多孔管
部分の内周面との間に形成された前記隙間空間は少なく
とも排気上流寄りにおいて前記第1の管部の内部空間に
通じていて排気音波が該隙間空間内に侵入しうるように
なっている構成により、排気音波の拡散、干渉等を確実
に促進させることができるという利点を奏する。また、
前記内管部分の排気上流寄りの端部は比較的大きな径で
前記第1の管部の内部空間に開口していて前記導入口か
ら導出口の間に延びた前記第1の管部内を排気流体が流
れるときに該内管部分の中を排気流体がスムーズに通る
ことができるようにしてなる構成により、排気流体の排
出をスムーズに行い、エンジン排気圧を軽減し、エンジ
ン効率を落すことがないという利点を有する。
【0011】一例として、前記隙間空間の好ましい態様
は種々の態様で提供することができる。例えば、排気の
下流寄りの前記内管部の所定箇所において前記隙間空間
が最小となるように、該箇所で前記内管部分が前記多孔
管部分に近接させるようにしてよい。あるいは、排気の
下流寄りの前記内管部分の所定箇所において該内管部が
前記多孔管部分に密着し、隙間空間を閉じるようにして
もよい。あるいは、隙間空間が、排気の下流寄りにおい
て絞られる、若しくは排気の下流寄りにおいて閉じられ
る構造であればよい。あるいは、排気の上流寄りの隙間
空間の方が排気の下流寄りよりも広くなるようにすれば
よい。あるいは、隙間空間が、排気の上流寄りから下流
寄りにいくにつれて、次第に狭くなるように、前記内管
部分の外径と前記多孔管部分の内径との相対的関係が変
化するように設定してよい。この隙間空間の変化は段階
的であってもよい。あるいは、隙間空間が、排気の上流
寄りから所定の範囲で略一定であり、終端部で絞られる
ように、前記内管部分の外径と前記多孔管部分の内径と
の相対的関係が設定されていてもよい。あるいは、内管
部分の外径と前記多孔管部分の内径の少なくとも一方が
変化することにより、前記隙間空間が変化するようにし
てもよい。その他様々なバリエーションが可能である。
【0012】総合して、多孔管分とその内側の内管部分
との間に形成される隙間空間の好ましい態様について考
察してみると、導入口寄り(排気上流寄り)の内管部分
の端部と多孔管内壁との間の空間(仮にこれを隙間空間
入口という)の断面積又は部分的容積が、導出口寄り
(排気下流寄り)の内管部分の端部と多孔管内壁との間
の空間(仮にこれを隙間空間出口という)の断面積又は
部分的容積よりも大きいものとなっていることが特徴で
ある。すなわち、隙間空間入口の方が隙間空間出口より
も広い−換言すれば隙間空間出口が相対的に絞られてい
る又は閉じている−ことにより、この多孔管と内管部分
の二重管構造の隙間空間に入り込む排気音波は、出口が
絞られていることによって、圧縮されることになり、多
孔管の小孔を通じた排気音波の拡散、干渉等がより一層
促進されることになる。従って、このような隙間空間の
好ましい態様は、消音効果をより一層促進することがで
きるものである。
【0013】二重管構造を構成する内管部分及び多孔管
部分の具体的実施態様は、種々に設計してよい。例え
ば、排気上流寄りから排気下流寄りまでの所定範囲で、
徐々に径が変化してゆくようなテーパ管構造を含んでい
てもよい。あるいは、排気の上流寄りから下流寄りまで
の所定範囲で、径が段階的に変化するようになっていて
もよい。あるいは、隙間空間のほぼ全域にわたる範囲で
両方の管部の径がほぼ一定であり、隙間空間の終端部で
該隙間空間を絞る又は閉じるように両者が接近又は密接
するようになっていてもよい。内管部分と多孔管部分の
両者の径を変化することにより望みの隙間空間変化の態
様を実現するようにしてもよいし、どちらか一方の径を
変化させることにより望みの隙間空間変化の態様を実現
するようにしてもよい。また、管の断面形状は、必ずし
も円形に限らず、楕円や多角形など、どのような形状で
もよい。従って、この発明において言う管径の大小と
は、その横断面積の大小と同義である。
【0014】本発明に係るマフラーは、上述したような
二重管構造を少なくとも一部において具備していればよ
いものであり、その他に如何なる構造を付加してもよい
ものである。好ましい一つの態様は、マフラー本体内に
おける排気導入口と導出口の並びがほぼ一直線状の排気
経路と上述したような二重管構造とを組み合わせること
である。これにより、排圧に及ぼす抵抗や損失を格段に
抑制することができる構成(排圧低損失型)とすること
ができ、省燃費と動力性能の向上に大きく寄与すること
ができる。その場合に、二重管構造による上述したよう
な消音性能の向上によって、従来のストレート管構造マ
フラーが要求していたような吸音材を設けなかったとし
ても、必要な消音性能を得ることができる。従って、多
量の吸音材を設けないようにすることにより、吸音材に
よる吸湿に起因する金属の腐食と、それによる耐久性の
低下、という問題を解決することができる。
【0015】勿論、消音性能をより一層高めるために、
上述したような二重管構造と吸音材を組み合わせて使用
してもよい。例えば、吸音用室内に吸音材を充填しても
よい。そうすると、吸音材特有の吸音特性によって所定
周波数帯域の消音をきれいに行なうことができるように
なり、より一層の消音効果を上げることができる。ま
た、吸音用室内の壁面の少なくとも一部に沿って消音材
を設けることは、消音材の使用量を少なくし、しかも、
二重管構造と組み合わせた場合に、二重管構造では取り
きれない特定の周波数帯域の排気音振動波を除去するこ
とに寄与するので、有利である。本発明の実施にあたっ
ては、上述した及び以下述べる種々の実施態様を部分的
に種々に組み合わせてもよい。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明の実施例
を詳細に説明しよう。図1に示されたこの発明の一実施
例に係るマフラー20は、そのマフラー本体において、
隔壁23によって仕切られた2つの室すなわち第1の室
21と第2の室22を有している。図示しないエンジン
からの排気は、導入管24(導入口に相当)を経由して
マフラー本体に導入され、導出管26(導出口に相当)
を介して該マフラー本体から排出される。側面に多数の
小孔33を有する多孔管25がこの導入管24に直線状
につながっており、この多孔管25は導出管26に直線
状に通じている。従って、排気ガスはマフラー20内を
直線状に通過するので、極めて効率的な排圧低損失構造
となっている。
【0017】多孔管25は第1の室21に対応して設け
られており、該多孔管25の内部空間は前述の通り導入
管24及び導出管26に通じているのみならず、その側
面に設けられた多数の小孔33を介して第1の室21に
通じている。これにより、多数の小孔33を経由して室
21内において、排気音振動波の拡散(拡張)、干渉等
が生じ、多孔共鳴型消音作用により所定の中高域(例え
ば気流音)の消音を行なうことができる。
【0018】多孔管25の内部には、所定の長さの管か
ら成る内管部27が固定的に設けられており、二重管構
造となっている。この内管部27は、その管径が、排気
流体の導入口寄りの管端部27aの径よりも導出口寄り
の管端部27bの径の方が大きくなっていることを特徴
としている。このことを示すために、図1におけるA−
A線に沿う拡大断面図を図2(a)に示し、B−B線に
沿う拡大断面図を図2(b)に示す。多孔管25と内管
部27との間の隙間空間Sが、排気流体の流れの上流に
おいて図2(a)に示すように相対的に大、下流におい
て図2(b)に示すように相対的に小(若しくは閉じて
いる)ことが判る。
【0019】内管部27の具体的構造は、種々に設計し
てよい。例えば、図示のように、導出口寄りの管端部2
7bの径が大きく、他はそれよりも小さなほぼ同径から
なるものであってもよい。若しくは、これに限らず、導
入口寄りの管端部27aから導出口寄りの管端部27b
まで、徐々に径が増してゆくようなテーパ管構造であっ
てもよい。あるいは、導入口寄りの管端部27aから導
出口寄りの管端部27bまで、数段階で段階的に径が増
してゆくような構造であってもよい。また、内管部27
における導出口寄りの管端部27bは、その全周が多孔
管25の内壁に密着して二重管構造の隙間空間の出口を
完全に閉じるようになっていてもよいし、又は、適宜の
空間を空けて前記隙間空間出口を完全に閉じることのな
いようにしてもよいものである。要するに、二重管構造
の隙間空間の出口を絞るような構造であればよい。
【0020】上記のような二重管構造の故に、多孔管2
5と内管部27との間に形成される隙間空間Sの断面積
は、内管部の導入口寄りの管端部27aと多孔管25内
壁との間の空間(仮に隙間空間入口という)の断面積
が、内管部の導出口寄りの管端部27bと多孔管25内
壁との間の空間(仮に隙間空間出口という)の断面積よ
りも広いものとなる。すなわち、隙間空間入口の方が隙
間空間出口よりも広いことにより、この多孔管25と内
管部27の二重管構造の隙間空間に入り込む排気流体
は、出口が絞られていることによって、圧縮されること
になり、多孔管25の小孔を通じた排気流体の振動波の
拡散、干渉等が促進されることになる。従って、所定の
中高帯域についての消音効果をより一層促進することが
できるものである。
【0021】更に、図1の実施例では、第1の室21か
ら第2の室22に通じる連通管28が設けられている。
これによって、ヘルムホルツのレゾネータ(第1のレゾ
ネータ)を構成し、所定の低周波帯域の消音に寄与す
る。また、別の位置に第1の室21から第2の室22に
通じる第2の連通管29が設けられている。これによっ
ても、ヘルムホルツのレゾネータ(第2のレゾネータ)
を構成し、所定の低周波帯域の消音に寄与する。こうし
て、この2種類のレゾネータにより、2種類の異なる低
周波帯域の消音に寄与することができる。
【0022】内管部27の管長及び/又は管径を適切に
設定し、また、多孔管25の管長や小孔のサイズ及び数
等を適切に設定し、また、レゾネータを構成する連通管
28,29の管数、管長、管径を適切に設定する等によ
って、いわゆるこもり音といわれる車室内空洞共振の加
振周波数である70Hz〜90Hzの帯域の消音もさる
ことながら、それより上の所定の低周波数帯域(例えば
200Hz〜300Hz)の消音も達成することがで
き、前記多孔管の小孔を通じた中高域の消音と相まっ
て、低域から中高域に至る広範囲の帯域の消音を簡単な
2室構造によって達成することができる。
【0023】図3は、この発明の別の実施例を示す図で
ある。この実施例において、マフラー10Aは、図14
に示されたマフラー10と同様に、排気流体の導入管1
1(導入口に相当)と導出管12(導出口に相当)を1
直線状に連通した多孔管13を具備し、この多孔管13
の周囲をフィルタ14で蔽い、その周囲の室内にグラス
ウール等の吸音材15を充填してなる構成からなってい
る。この多孔管13の内部に、図1と同様の構成から成
る内管部27が設けられている。この場合、内管部27
によって促進された多孔管13による消音作用に加え
て、吸音材15の吸音特性によって所定周波数帯域の消
音を行なう。
【0024】図4は、この発明の更に別の実施例を示す
図である。この実施例において、マフラー20Aは、図
1に示されたマフラー20と同様に、第1の室21と第
2の室22からなる2室構造となっており、第1の室2
1に対応する多孔管25の内部に、図1と同様の構成か
ら成る内管部27が設けられている。第2の室22に対
応する管30は、多数の小孔を有する多孔管となってい
る。また、第2の室22の内部は、図3と同様に、多孔
管からなる管30の周囲をフィルタ31で蔽い、その周
囲の室内にグラスウール等の吸音材32を充填してなる
構成からなっている。この場合、第1の室21と第2の
室22を通じる連通管は設けられていない。この場合
も、内管部27によって促進された多孔管25による第
1の室21における消音作用に加えて、吸音材32の吸
音特性による第2の室22における消音作用を得ること
ができる。この場合、第1の室21と第2の室22を分
離してもよい。また、吸音材32を備えた第2の室22
が第1の室21の前に配置されてもよい。
【0025】図5は、この発明の更に別の実施例を示す
図である。この実施例において、第1のマフラー部20
は、図1に示されたマフラー部20と同一の構成であ
る。第1のマフラー部20の前段階に第2のマフラー部
10が設けられている。この第2のマフラー部10は、
図14のマフラー10と同一の構成である。従って、こ
の場合も、内管部27によって促進された多孔管25に
よる第1のマフラー部20における消音作用に加えて、
吸音材15の吸音特性による第2のマフラー部10にお
ける消音作用を得ることができ、図1の実施例のみでは
取りきれなかった帯域のノイズをきれいに取ることがで
きる。図6は、図5の実施例に従う消音特性の一例を示
すものであり、実線が第1のマフラー部20による消音
特性例を示し、破線は、第2のマフラー部10による消
音特性例を示す。
【0026】なお、上記実施例では、内管部27の外周
面とその外側の多孔管25又は13の内周面との間に形
成される隙間空間Sが、排気の下流寄りの部分において
絞られるようにするために、内管部27の外径を変化
し、多孔管25,13の内径は変化していないが、それ
とは逆に、内管部27の外径を一定とし、その外側の多
孔管25,13の内径を適宜変化するようにしてもよ
い。あるいは、内管部27の外径とその外側の多孔管2
5,13の内径の両者を変化するようにしてもよい。要
するに、多孔管25,13とその内側に設けられた内管
部27との間の隙間空間Sが、排気の出口寄りに向かっ
て徐々に又は段階的に狭くなっているか、あるいては少
なくとも排気の出口寄りにおいて該空間が狭くなる又は
絞られる若しくは閉鎖されるようになっていればよい。
【0027】また、マフラー本体内の消音用室の構造
は、図1,3,4に示すような2室構造又は1室構造に
限らず、様々な変更が可能である。更に、図7に示すよ
うに、内管部27においても複数の小孔34を設けるよ
うにしてもよい。これにより、排気音の振動波が内管部
27の複数の小孔34を介して拡散することになり、内
管部27とその外側の多孔管25との間ででも、排気音
波の拡散や干渉等が促進され、より広域の低周波帯域に
至るまでの排気音振動波の消音に寄与する。
【0028】図8に示された本発明の別の実施例に従う
マフラー20Bは、内管部37の径を一定とする一方
で、その外側の多孔管35の径を変化させるようにした
ものである。側面に多数の小孔33が設けられている多
孔管35は、排気導入口24に接続されており、その内
部に一定の径を持つ内管部37が挿入されている。外側
の多孔管35は中間部が膨らんだ形状をしており、排気
上流側(導入口寄り)の内管部37の端部37aに対応
する部分では該多孔管35の径が比較的大きく、内管部
37との間で比較的大きな隙間空間Sを形成することが
できるようになっている。排気下流側(導出口寄り)の
部分35bにおいて多孔管35の径は徐々に小さくな
り、最終的に内管部37に接して隙間空間Sを閉鎖して
いる。これにより、前述と同様に、隙間空間Sの入口の
方が出口よりも広いことにより、外側多孔管35と内管
部37の二重管構造の隙間空間Sに入り込む排気音波
は、出口が絞られていることによって、圧縮されること
になり、多孔管35の小孔33を通じた排気音波の拡
散、干渉等が促進されることになり、所定の周波数帯域
についての消音効果をより一層促進することができるも
のである。
【0029】また、図8の例においては、図7と同様
に、内管部37においても複数の小孔34が設けられて
いる。これによって、前述と同様に、更に広い周波数帯
域で消音効果を上げることができる。反対に、図1と同
様に、内管部37において複数の小孔34を省略しても
よいことは勿論である。また、図8の例においては、第
1の室21が多数の小孔を有する仕切壁36によって仕
切られており、サブ室(又は第3の室)21Bが形成さ
れている。また、室21とサブ室21Bとの間を連通す
る連通管28Bも設けられている。これにより、仕切壁
36の多数の小孔及び連通管28Bを介した第1の室2
1(すなわちメイン室)からサブ室21Bへの排気音波
の拡散及び/又は干渉によっても、消音効果を出すこと
ができる。
【0030】また、図8の例では、排気下流寄りにおい
て多孔管(すなわち外管)35及び内管部37がサブ室
21B内に開口して終端しており、該サブ室21Bを介
して導出管26に通じている。この開口を介してサブ室
21Bから第1の室21へ通じる排気音波の拡散及び/
又は干渉によっても、消音効果を出すことができる。こ
のように、排気導入口24から導出口26に至る管路が
一部取り除かれて、その部分がサブ室によって代替され
ていてもストレートな排気経路を確保することができる
ので、排圧低損失特性の排気を達成することができるこ
とには変わりない。また、複数の小孔が形成された仕切
壁36によってメイン室21とサブ室21Bとが圧力的
に連通していることにより、排気流体が導出管26に吸
引されるように増速するので、消音効果のみならず、排
気効率を上げることができるという効果を奏する。
【0031】図9に示された本発明の別の実施例に従う
マフラー20Cは、図8のように内管部37の径を一定
とする一方でその外側の多孔管35の径を変化させるよ
うにした実施例の変形例である。この例では、外側の多
孔管35は、導入管24に直接接続されていず、その排
気上流寄りの端部35aが開口している。導入管24に
は短い多孔管38が接続され、この多孔管38の排気下
流寄り端部38bが多孔管35の端部35aに比較的短
い間隔をおいてほぼ同軸的に対面している。このよう
に、外側の多孔管35,38の一部が取り除かれて、室
21に開口している場合でも、ストレートな排気経路を
確保することができるので、排圧低損失特性の排気を達
成することができることには変わりない。加えて、排気
圧が瞬間的に高くなったとき、多孔管38,35の開口
を介して室21内に瞬時に排気圧を逃すことができるの
で、圧力分布を安定にし、消音性能の安定化に寄与する
ことができる。勿論、このように外側多孔管の排気上流
寄りを一部取り除いて消音室内に開口する変形例は、図
1に示されたような一定径の多孔管25を持つマフラー
20に関しても応用可能である。
【0032】図10に示された本発明の別の実施例に従
うマフラー20Dは、図9の変形例であり、排気導入管
24に接続された多孔管38の径が多孔管35の径より
も大きく、該多孔管38の一端部38bに多孔管35の
一端部35aが入り込んでおり、全体として三重管構造
となっている。この場合も、ストレートな排気経路を確
保することができるので、排圧低損失特性の排気を達成
することができることには変わりなく、加えて、前述と
同様に、排気圧が瞬間的に高くなったとき、多孔管38
の開口を介して室21内に瞬時に排気圧を逃すことがで
きるので、圧力分布を安定にし、消音性能の安定化に寄
与することができるものである。勿論、このような三重
管構造の実施例は、図1に示されたような一定径の多孔
管25を持つマフラー20に関しても応用可能である。
【0033】また、図9及び図10のように分離された
2つの多孔管35,38を具備する実施例において、導
入口寄りの多孔管38の長さを相対的に長くし、この多
孔管38の内部に内管部を設け、多孔管35の側の内管
部37は省略してもよい。また、多孔管38と35の両
方に内管部をそれぞれ設け、それぞれの内管部における
外側の多孔管38,35との間の隙間空間がそれぞれ排
気下流寄りで絞られるようにすることにより、2か所で
本発明に従う消音促進効果が得られるようにしてもよ
い。
【0034】更に、図11に示された本発明の別の実施
例に従うマフラー20Eは、図1の変形例であり、第1
の室21の壁面に吸音材40,41を設けたものであ
る。この吸音材40,41による吸音作用によって所定
帯域(例えば高周波数帯域)を消音することができ、多
孔管25と内管部27の二重管構造による所定帯域(例
えば中高帯域)の消音と相俟って、全体として更に広帯
域でも消音を達成することができる。
【0035】更に、図12に示された本発明の別の実施
例に従うマフラー20Fは、排気導入口24と導出口2
6が一直線になっていないものであり、このような非ス
トレート構造においても本発明に係る二重管構造を適用
することができる。すなわち、導入管24に接続された
第1の多孔管25Aはその排気下流寄りの端部25Ab
が開口していて室21に通じており、かつ、その側面に
多数の小孔33を有していて、その内部に第1の内管部
27Aが設けられている。第2の多孔管25Bは、排気
上流寄りの端部25Baが開口となっていて室21に通
じており、その他端が導出口26に接続されている。そ
して、上記と同様に、外多孔管25Bの側面に多数の小
孔33を有していて、その内部に第2の内管部27Bが
設けられている。内管部27A及び27Bは、図1の内
管部27と同様に、その管径が、排気流体の導入口寄り
の管端部の径よりも導出口寄りの管端部の径の方が大き
くなっており、それぞれの内管部27A,27Bにおけ
る外側の多孔管25A,25Bとの間の隙間空間がそれ
ぞれ排気下流寄りで絞られるようにすることにより、2
か所で本発明に従う消音促進効果が得られるようになっ
ている。この実施例においても、図8のように、内管部
と多孔管との間の径の相対的変化の関係を逆にして、内
管部27A,27Bを一定径とし、多孔管25A,25
Bの径を変化させるようにしてもよいのは勿論である。
【0036】上記各実施例における部分的構造を組み合
わせて、更に、種々の変形を施してもよいのは勿論であ
る。例えば、図9〜図12における各内管部37,2
7,27A,27Bにおいて、図7のように複数の小孔
34を設けてもよい。また、各実施例において、消音用
の室の数を適宜増減する変形を施すことができるのは勿
論である。更に、公知のマフラー構造の排気管路の一部
分において本発明の最大特徴である二重管構造(外側の
多孔管部とその内部の内管部とからなる構造)を部分的
に適用してもよいものであり、そのような部分的実施も
本発明の範囲に含まれるのは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上の通り、この発明によれば、第1の
管部における多孔管部分の内部に内管部分を設けた二重
管構造としたことにより、該内管部分の外周面と該多孔
管部分の内周面との間において隙間空間が形成され、こ
の隙間空間で排気音波が圧縮されることにより、多孔管
の小孔を通じた消音室内への排気音波の拡散、干渉等が
促進されることになり、消音効果をより一層促進するこ
とができるという優れた効果を奏する。また、隙間空間
入口の方が隙間空間出口よりも広い−換言すれば隙間空
間出口が相対的に絞られている又は閉じている−ことに
より、隙間空間に入り込む排気音波が圧縮されて、多孔
管の小孔を通じた消音室内への排気音波の拡散、干渉等
がより一層促進され、消音効果をより一層促進すること
ができる。
【0038】特に、内管部分の外周面と多孔管部分の内
周面との間に形成された隙間空間は少なくとも排気上流
寄りにおいて前記第1の管部の内部空間に通じていて排
気音波が該隙間空間内に侵入しうるようになっている構
成により、排気音波の拡散、干渉等を確実に促進させる
ことができるという利点を奏する。また、内管部分の排
気上流寄りの端部は比較的大きな径で第1の管部の内部
空間に開口していて導入口から導出口の間に延びた前記
第1の管部内を排気流体が流れるときに該内管部分の中
を排気流体がスムーズに通ることができるようにしてな
る構成により、排気流体の排出をスムーズに行い、エン
ジン排気圧を軽減し、エンジン効率を落すことがないと
いう利点を有する。
【0039】また、このように排圧低損失型とすること
で、省燃費と動力性能の向上に大きく寄与することがで
きる。また、消音室内に吸音材を設けないとしても、二
重管構造によって上述のように消音性能を向上させるこ
とができるので、多量の吸音材を設けないようにするこ
とにより、該吸音材による吸湿に起因する金属の腐食
と、それによる耐久性の低下、という問題を解決するこ
とができ、耐久性を向上させることができる。更に、二
重管構造と組み合わせて、吸音用室内に消音材を設ける
ことにより、二重管構造では取りきれない特定の周波数
帯域の排気音振動波を除去することに寄与するという効
果を奏する。また、二重管構造と組み合わせて、消音用
の室を複数設けてヘルムホルツのレゾネータを構成する
ことによっても、二重管構造では取りきれない特定の周
波数帯域の排気音振動波を除去することに寄与する、と
いう効果を奏する。
【0040】更に、実施態様による効果として、例えば
次のようなものがある。内管部においても複数の小孔を
設けるようにすることにより、内管部の小孔を通じての
排気音波の拡散、干渉が生じ、これによっても消音効果
を高めることができる、という効果を奏する。また、多
孔管部の一部において前記室内に開かれている比較的大
きな開口を形成する、若しくは多孔管部を2つに分割し
て、その分割箇所において前記室内に開かれた比較的大
きなスペースを形成するようにすることにより、排気圧
力の瞬間的な上昇をこの開口又はスペースによって室内
に逃し、圧力分布を即座に安定化することができるの
で、消音性能の安定化に寄与する、という優れた効果を
奏する。
【0041】更に、第1及び第2の多孔管と内管部とを
含む三重管構造とすることによっても、消音効果を更に
高めることができる。この場合、最も外側の多孔管の端
部が消音室内に開口している構成とすれば、上記と同様
に、排気圧力の瞬間的な上昇をこの開口によって室内に
逃し、圧力分布を即座に安定化することができるので、
消音性能の安定化に寄与する、という優れた効果を奏す
る。
【0042】更に、消音室を複数の小孔が形成された仕
切壁によって仕切つてメイン室とサブ室とに分割形成
し、多孔管部の端部がサブ室に開口し、かつ、導出口に
つながる導出管の始端がサブ室に開口するようにしたこ
とにより、複数の小孔が形成された仕切壁によってメイ
ン室とサブ室とが圧力的に連通し、排気流体が導出管に
吸引されるように増速するので、消音効果のみならず、
排気効率を上げることができるという効果も奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るマフラーの一実施例を示す断
面略図。
【図2】 (a)は図1のA−A線断面図、(b)は図
1のB−B線断面図。
【図3】 この発明に係るマフラーの別の実施例を示す
断面略図。
【図4】 この発明に係るマフラーの更に別の実施例を
示す断面略図。
【図5】 この発明に係るマフラーの更に別の実施例を
示す断面略図。
【図6】 図5の実施例の消音特性の一例を示す図。
【図7】 この発明に係るマフラーにおける内管部の変
形例を示す拡大側面図。
【図8】 この発明に係るマフラーの別の実施例を示す
断面略図。
【図9】 この発明に係るマフラーの更に別の実施例を
示す断面略図。
【図10】 この発明に係るマフラーの更に別の実施例
を示す断面略図。
【図11】 この発明に係るマフラーの更に別の実施例
を示す断面略図。
【図12】 この発明に係るマフラーの更に別の実施例
を示す断面略図。
【図13】 従来のマフラーの一例を示す断面略図。
【図14】 従来のマフラーの別の例を示す断面略図。
【符号の説明】
1,10,20,10A,20A マフラー 21,22 消音用の室 23 隔壁 24 導入管(導入口) 25,35,25A,25B,38 多孔管 26 導出管(導出口) 27,37,27A,27B 内管部 27a 内管部の導入口寄りの管端部 27b 内管部の導出口寄りの管端部 S 隙間空間 28,29 連通管 15,32 吸音材 33,34 複数の小孔 36 複数の小孔が設けられた仕切壁 21B サブ室

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気流体を導入するための導入口と、内
    部に設けられた室と、前記排気流体を外部に導出するた
    めの導出口とを有するマフラー本体と、 前記マフラー本体の内部に収納されていてその管内を前
    記排気流体が通るようになっており、かつ前記室に通じ
    る複数の小孔を有する多孔管部分を含む、第1の管部
    と、 前記多孔管部分に対応する箇所で前記第1の管部の内に
    挿入された所与の長さの内管部分を有し、該内管部分の
    外周面と前記多孔管部分の内周面との間において隙間空
    間を形成する第2の管部とを具え、前記第2の管部にお
    ける前記内管部分の前記所与の長さは前記多孔管部分に
    おいて複数の前記小孔が存在する長さ範囲に対応してお
    り、かつ、前記内管部分の排気上流寄りの端部は前記第
    1の管部の内部空間に開口していて前記導入口から導出
    口の間に延びた前記第1の管部内を排気流体が流れると
    きに該内管部分の中を排気流体がスムーズに通ることが
    できるようにしてなり、更に、前記内管部分の外周面と
    前記多孔管部分の内周面との間に形成された前記隙間空
    間は少なくとも排気上流寄りにおいて前記第1の管部の
    内部空間に通じていて排気音波が該隙間空間内に侵入し
    うるようにしてなり、かつ、前記第1の管部は少なくと
    も前記導入口から前記内管部分の排気上流寄りの端部に
    至る経路においては切れ目なく連続的に延びていること
    を特徴とする内燃機関用のマフラー。
  2. 【請求項2】 排気の下流寄りの前記内管部分の所定箇
    所において該内管部分が前記多孔管部分に密着している
    ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用のマフラ
    ー。
  3. 【請求項3】 排気の下流寄りの所定箇所において前記
    隙間が閉じていることを特徴とする請求項1に記載の内
    燃機関用のマフラー。
  4. 【請求項4】 前記隙間が、排気の上流寄りから下流寄
    りにいくにつれて、次第に狭くなるように、前記内管部
    分の外径と前記多孔管部分の内径との相対的関係が変化
    するように設定されていることを特徴とする請求項1に
    記載の内燃機関用のマフラー。
  5. 【請求項5】 前記室の中に吸音部材を収納してなる請
    求項1乃至4のいずれかに記載の内燃機関用のマフラ
    ー。
  6. 【請求項6】 前記マフラー本体において前記導入口と
    導出口はほぼ一直線上に配置されており、その間にほぼ
    一直線状の排気流路をなすように前記第1の管部が配置
    されている請求項1乃至5のいずれかに記載の内燃機関
    用のマフラー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101134384B1 (ko) * 2009-11-18 2012-04-09 현대자동차주식회사 차량용 소음기
JP2015194154A (ja) * 2014-03-19 2015-11-05 株式会社荏原製作所 膨張型消音器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101134384B1 (ko) * 2009-11-18 2012-04-09 현대자동차주식회사 차량용 소음기
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