JP2003269708A - 燃焼装置及び燃焼装置の製造方法 - Google Patents

燃焼装置及び燃焼装置の製造方法

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JP2003269708A JP2002070983A JP2002070983A JP2003269708A JP 2003269708 A JP2003269708 A JP 2003269708A JP 2002070983 A JP2002070983 A JP 2002070983A JP 2002070983 A JP2002070983 A JP 2002070983A JP 2003269708 A JP2003269708 A JP 2003269708A
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    • F23D14/04Premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air upstream of the combustion zone induction type, e.g. Bunsen burner
    • F23D14/045Premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air upstream of the combustion zone induction type, e.g. Bunsen burner with a plurality of burner bars assembled together, e.g. in a grid-like arrangement

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーナーケースの接続口とバーナー部材のガ
ス取り入れ口の接続が確実に行うことができ、ガス漏れ
がしにくい燃焼装置の提供及びかかる燃焼装置の製造方
法の提供。 【解決手段】 燃焼装置のバーナーケース10の仕切板
32には保持付勢部材78を有し、バーナー部材11は
溝部80と係合して略取り付け状態で保持される。さら
に、バーナーケース10の側面の一部が着脱可能な着脱
部76を設け、前記着脱部76をはずし、バーナー部材
11を着脱部側からバーナーケース10に入れ、保持付
勢部材78に係合して略取り付け状態で保持し、着脱部
76を固定して燃焼装置の製造を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーナーケース
と、バーナーケースの底板の上に立てた状態で取り付け
られる略板状のバーナー部材を有する燃焼装置及び前記
燃焼装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来技術における燃焼装置10
0の全体図を示したものである。燃焼装置100は、送
風部2、バーナーケース部103、熱交換部4、排気部
5及び前管35を有しているものである。そして、送風
部2から導入された空気と前管35から供給されたガス
が混合され、バーナーケース部103の上部で燃焼す
る。さらに、前記燃焼により発生した熱により、熱交換
部4で内部の水を加熱し、一方で燃焼ガスは排気部5を
通じて外部に排出されるものである。なお、本願におい
ては、図9における左側を正面側、右側を背面側、手前
側を左側面、奥側を右側面として説明する。
【0003】従来技術の燃焼装置100のバーナーケー
ス部103は図8に示されるような構造であり、バーナ
ーケース110と、複数のバーナー部材11を有してい
る。ここでバーナーケース110は、略直方体形状であ
り、底部と4つの側面が囲まれているが上部を塞ぐ部材
を持たない。バーナーケース110の内部は、二重底構
造となっており、大底部115と中底部116を持つ。
バーナーケース110の大底部115には、送風部2と
接続するための送風部側開口113が設けられている。
中底部116の部位は段状となっており、当該段状とな
った壁面部118に接続口94が設けられている。
【0004】各バーナー部材11は、略板状であり、ガ
ス取り入れ口84から供給された燃料と空気が内部を通
って、上側に位置する炎孔部83に至り、炎孔部83で
ガスが燃焼する構造を備える。
【0005】図8に示されるように、バーナー部材11
はバーナーケース110の中底部116に立てられて並
べられている。前記した様にバーナー部材11は略板状
であり、接続口94は、バーナー部材11の正面側に位
置している。そして、バーナー部材11をバーナーケー
ス110の中に入れる場合には、バーナはバーナーケー
ス110の上部開口側から中底部116側に向かって挿
入される。こうしてバーナー部材11はバーナーケース
110の中に挿入され、バーナーケース110の中底部
116に載置される。
【0006】燃焼装置100では、バーナーケース11
0の送風部側開口113からバーナーケース110内に
空気が導入され、当該空気は接続口94に至り、バーナ
ー部材11のガス取り入れ口84に入る。またノズル1
20から、燃料ガスがバーナーケース110の接続口9
4に供給され、バーナー部材11のガス取り入れ口84
に入る。こうしてバーナー部材11のガス取り入れ口8
4からバーナー部材11の内部に燃料ガスと空気が導入
され、バーナー部材11内で混合され、炎孔部部83に
至り、火炎を発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の燃焼装置1
00では、バーナーケース110の接続口94とバーナ
ー部材11のガス取り入れ口84の接続が十分でないま
ま組み立てることがあった。
【0008】すなわち、従来技術の燃焼装置100では
バーナーケース110の接続口94とバーナー部材11
のガス取り入れ口84が接続される。そして、バーナー
ケース110やバーナー部材11の寸法の誤差等によっ
て、バーナー部材11とバーナーケース110との間に
がたつきを生じるおそれがあり、接続部がずれることが
あった。
【0009】さらに、燃焼装置の組み立ては、バーナー
ケース部103を組み立てた後に、燃焼装置全体を組み
立てられるものであり、また、この作業は通常別工程の
作業により行われることが多く、組み立てられたバーナ
ーケース部103を移動する際にバーナーケース110
の接続口94とバーナー部材11のガス取り入れ口84
が外れるおそれがあった。
【0010】また、バーナーケース110の接続口94
とバーナー部材11のガス取り入れ口84の間にシール
部材を設けることで、接続口94とガス取り入れ口84
の気密性をより高くする場合がある。しかしながら、従
来のバーナーケース110では、底部と4つの側面を有
している構造であるので、バーナー部材11は必然的に
上部からしか入れることができない。そのため、バーナ
ー部材11の挿入の際に、シール部材の上部とバーナー
部材11が接触し、シール部材の上部がめくれた状態と
なる。このような状態で固定されてしまうと、気密性が
損なわれる。
【0011】そして、上記のように、接続口94とガス
取り入れ口84の接続が十分でないまま組み立てられる
と、接続口94とガス取り入れ口84の間に隙間ができ
てガス漏れを起こすことがある。当該隙間からガスが漏
れると、燃焼不良が発生し、またガスが外部に漏れて事
故を起こしかねない。さらに、漏れたガスが燃焼装置内
部の炎孔部83以外で燃焼することがあり、壁部などの
温度が異常に上昇するおそれもあった。
【0012】そこで本発明の課題は、バーナーケースの
接続口とバーナー部材のガス取り入れ口の接続を確実に
行うことができ、ガス漏れを未然に阻止し、特にシール
部材を有する場合でもガス漏れが無く、ガス漏れによる
事故を防止し、さらにガス漏れにより炎孔部以外で燃焼
することにより壁部などの温度上昇を起こすことのない
燃焼装置を提供するものである。また合わせて本発明
は、かかる燃焼装置の製造方法を提供することを課題と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】そして上記した目的を達
成するための請求項1の発明は、底板を有するバーナー
ケースと、略板状であってバーナーケースの底板の上に
立てた状態で取り付けられるバーナー部材を有する燃焼
装置において、バーナーケースの底板には保持部材を有
し、バーナー部材は保持部材と係合して略取り付け状態
で保持が可能であることを特徴とする燃焼装置である。
ここで、バーナーケースの底板は、バーナーケースの一
番下側でなくても良く、バーナー部材の下側に位置して
いればよい。
【0014】請求項1に記載の発明によれば、バーナー
ケースの底板には保持部材を有し、バーナー部材は保持
部材と係合して略取り付け状態で保持されるので、保持
部材によって仮止めが可能となり、組み立ての途中でも
外れにくい。
【0015】請求項2に記載の発明は、底板を有するバ
ーナーケースと、略板状であってバーナーケースの底板
の上に立てた状態で取り付けられるバーナー部材を有す
る燃焼装置において、バーナーケースの底板には溝部を
有する保持部材が設けられ、溝部はバーナー部材の下側
と係合して略取り付け状態で保持が可能であることを特
徴とする燃焼装置である。ここで、溝部は、板状の部材
に細長い切り込みを入れたものの様に、溝の長手方向が
短いものでもよく、また長いものでも良い。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、バーナー
ケースの底板には溝部を有する保持部材が設けられ、溝
部はバーナー部材の下側と係合して略取り付け状態で保
持が可能であるので、溝部にバーナー部材をはめ込むこ
とにより容易にバーナー部材を保持でき、また、保持部
材を容易に作製することができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、バーナーケース
には接続口が設けられ、当該接続口は側面方向に向き、
バーナー部材には空気及び/又はガスの取り入れ口が設
けられて前記接続口と接続され、さらに、燃焼装置には
シール部材が設けられ、取り付け状態ではシール部材は
接続口と取り入れ口に挟まれていることを特徴とする請
求項1又は2に記載の燃焼装置である。ここで、側面と
は、正面側、背面及び左右側面を含むものであり、また
側面方向は、上下方向に対して略垂直方向である。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、燃焼装置
にはシール部材が設けられ、取り付け状態ではシール部
材は接続口と取り入れ口に挟まれているので、シール部
材によって、バーナーケースとバーナー部材の密着性を
高めることができる。また、前記した保持部材により、
組み立て途中にバーナーケースとバーナー部材が外れる
ことがなく、シール部材が挟まれたままの状態を維持す
るので、バーナーケースとバーナー部材が外れてシール
部材のずれ又は外れがなく、より密着性を高めることが
できる。
【0019】請求項4に記載の発明は、バーナーケース
の底板には付勢部材が設けられ、前記付勢部材はバーナ
ー部材をバーナーケースの底板に対して略平行に付勢す
ることが可能であることを特徴とする請求項1〜3のい
ずれかに記載の燃焼装置である。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、付勢部材
はバーナー部材をバーナーケースの底板に対して略平行
に付勢することができ、確実にバーナー部材を付勢する
ことができる。
【0021】請求項5に記載の発明は、付勢部材はバー
ナー部材をバーナーケースの接続口に向いて付勢するこ
とを特徴とする請求項4に記載の燃焼装置である。
【0022】請求項5に記載の発明によれば、付勢部材
はバーナーケースの接続口に向いて付勢するので、バー
ナーケースの接続口でのバーナー部材との密着性が高く
移動途中で外れにくい。また、特にバーナーケースの接
続口にシール部材を有する場合には、より確実にシール
部材を固定することができる。
【0023】請求項6に記載の発明は、保持部材と付勢
部材は、一体化されていることを特徴とする請求項4又
は5に記載の燃焼装置である。
【0024】請求項6に記載の発明によれば、保持部材
と付勢部材は、一体化されているので、簡単な構造によ
り、保持部材と付勢部材を設けることができる。
【0025】請求項7に記載の発明は、バーナー部材を
複数有し、バーナー部材は所定の間隔で配置されている
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の燃焼
装置である。
【0026】請求項7に記載の発明によれば、バーナー
部材は所定の間隔で複数配置されている燃焼装置であ
り、本発明を適用するのに適している。すなわち、バー
ナー部材は所定の間隔で複数配置されているため、バー
ナー部材の取り付け後に、バーナー部材とバーナケース
の接続部の調整は難しいが、前記保持部材によりバーナ
ー部材は保持されて仮止めされて、がたつきがなく、取
り付け後の調整が不要となる。
【0027】請求項8に記載の発明は、バーナーケース
の側面の一部が着脱可能であることを特徴とする請求項
1〜7のいずれかに記載の燃焼装置である。
【0028】請求項8に記載の発明によれば、バーナー
ケースの側面の一部を外すことができるので、バーナ部
材をバーナーケースの側面側から挿入することができ
る。
【0029】請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の
いずれかに記載の燃焼装置の製造方法であって、バーナ
ーケースの側面の一部がはずれている状態でバーナー部
材を外れた側面側からバーナーケースに入れ、バーナー
部材を保持部材に係合して略取り付け状態で仮保持し、
その後、バーナーケースの側面の一部を取り付けること
を特徴とする燃焼装置の製造方法である。
【0030】請求項9に記載の発明によれば、請求項1
〜8のいずれか記載の燃焼装置を容易に組み立てること
ができる。すなわちバーナーケースの側面の一部がはず
れている状態でバーナーケースの着脱部側からバーナー
部材を入れることができるので、複雑な形状であって
も、バーナー部材をバーナーケースに入れて保持部材に
係合して略取り付け状態で保持することが容易にでき
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下さらに本発明の具体的実施例
について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に
おける燃焼装置のバーナーケース部の斜視図である。図
2は、(a)が本発明の第1の実施形態における燃焼装
置のバーナーケースを示した分解斜視図であり、(b)
が本発明の第1の実施形態における燃焼装置の着脱部を
90°回転して示した斜視図である。図3は、本発明の
第1の実施形態における燃焼装置のバーナーケース、バ
ーナー部材及びシール部材の一部を拡大した斜視図であ
る。図4は、(a)が本発明の第1の実施形態における
燃焼装置のバーナーケース部の断面図であり、(b)が
本発明の第1の実施形態における保持付勢部材にバーナ
ー部材を仮固定する前の状態を示した断面図であり、
(c)が本発明の第1の実施形態における保持付勢部材
にバーナー部材を仮固定した状態を示した断面図であ
る。図5は、本発明の燃焼装置の全体図を示した側面断
面図である。図6は、本発明における燃焼装置のバーナ
ー部材の斜視図である。図7は、本発明における燃焼装
置のバーナー部材の分解斜視図である。
【0032】本発明の第1の実施形態における燃焼装置
1は、従来技術における燃焼装置100と略同一であ
り、バーナーケース部3のみが異なる。そして、燃焼装
置1のバーナーケース部3の内部の構造は図1に示され
る。
【0033】バーナーケース部3は、従来技術における
燃焼装置100と同様に、外観が略直方体のケース状で
あるバーナーケース10と、複数の板状のバーナー部材
11を有しており、さらに、バーナーケース10とバー
ナー部材11との間にはシール部材12を有している。
本実施形態のバーナーケース部3では、バーナー部材1
1を6基有している。バーナーケース10は、従来技術
における燃焼装置100と同様に、二重底構造であり、
バーナーケース10の大底部115には送風部側開口1
13を有して送風部2と連通し、バーナーケース10の
上側に熱交換側開口112を有して熱交換部4と連通し
ている。
【0034】そして、図2(a)に示されるように、バ
ーナーケース10はケース本体部75と着脱部76から
なるものである。ケース本体部75は、背面側の側面と
上側の面がない略直方体の形状をした部材であり、大底
面部74a、右側面部74b及び左側面部74cを有し
ている。ケース本体部75の正面側は、図5の様に前管
35が取り付けられる部位であり、開口している。ケー
ス本体部75の正面側には、後記する仕切板32の垂直
部92が露出する。ケース本体部75には、後述する着
脱部76が背面側に取り付けられて、従来技術のバーナ
ーケース110と略同一の形状となる。
【0035】ケース本体部75の内部には仕切板32を
有している。仕切板32は、本願における底板(中底部
115)となる部分を含むものであり、二カ所を略垂直
に反対側方向に折り曲げたクランク形状の板である。そ
して、図2に示されるようにケース本体部75の仕切板
32の垂直部92には、貫通孔である接続口94が所定
の間隔で6カ所有し、接続口94の向きは側面に向かっ
て開口している。接続口94の形状は、長穴状であり、
上下方向が横方向よりも長い。さらに、接続口94はバ
ーリング加工を行なわれ、接続口94の縁は正面側から
背面側に向かって突出している。
【0036】また、ケース本体部75は前記した様に二
重底構造であり、仕切板32の中底部115と大底面部
74aの間に空間33を有している。そして、空間33
は送風部側開口113と連通しており、送風部2からの
空気の流路となる。一方、仕切板32の上側はバーナー
部材11が配置される。したがって、仕切板32はバー
ナー部材の下側に位置しており、上述したようにバーナ
ーケース10の底板(中底部115)となる。
【0037】さらに、ケース本体部75の仕切板32の
上部であって、その背面側(着脱部76側)には、保持
付勢部材78が設けられている。保持付勢部材78は図
2,3に示されている。保持付勢部材78は、金属の帯
状の板を、折り目を長手方向に平行として上向きに2カ
所で曲げられた部材であり、底面固定部60、前面部6
1及び後面部62を有している。また、保持付勢部材7
8は、前面部61が後面部62よりも前となる様に配置
され、底面固定部60で仕切板32に固定されている。
【0038】前記した保持付勢部材78の前面部61
は、ケース本体部75の正面部74bに平行に向いてい
る。すなわち保持付勢部材78の前面部61は、バーナ
ーケース10の中底部115に対して垂直に立設し、そ
の面は仕切板32の垂直部92に対して平行である。そ
して、保持付勢部材78の前面部61には、接続口94
に対応する位置に溝部80が設けられている。具体的に
は、接続口94の中心軸線上に溝部80が設けられてい
る。溝部80は上下方向の正面方向に貫通する縦溝であ
り、その幅は後述するバーナー部材11のフランジ部5
0の幅とほぼ等しい。
【0039】後面部62は、正面側が凸となるように略
「く」字状に曲げられており、さらに、長手方向に6分
割されている。また、後面部62は弾性変形が可能であ
り、バーナー部材11が挿入されると、バーナー部材1
1を付勢し、後面部62は付勢部81となる。そして、
前記付勢の方向は、接続口94側に向いており、バーナ
ーケース10中底部115に対しての板面に略平行の向
きである。後面部62は正面側が凸となるように略
「く」字状であるので、バーナー部材11を容易に挿入
できる。
【0040】保持付勢部材78は、1つの部材であり、
本発明の第1の実施形態においては、溝部80と付勢部
81が同一の部材により構成されているので、保持部材
と付勢部材が一体化していることとなる。
【0041】着脱部76は、バーナーケース部3の背面
側に位置する板状の部材である。そして、バーナーケー
ス10のケース本体部75及び着脱部76には、ネジ穴
77が設けられ、ケース本体部75と着脱部76はボル
トにより着脱することができる構造となっている。なお
工場おいて量産する場合には、スポット溶接によって着
脱部76が取り付けられる場合もある。
【0042】また、図2(a)に示されるように、ケー
ス本体部75の正面部側のケース内側の上端よりもやや
下側には、正面側固定部75aを有している。正面側固
定部75aは、バーナー部材11の正面側を固定する部
分である。また、着脱部76のケース内側には、図2
(b)に示されるように、バーナー部材11の背面側を
固定する部分である背面側固定部76aを有している。
正面側固定部75a及び背面側固定部76aは、接続口
94に対応する位置に設けられ、バーナー部材11に対
応する形状の切り欠きを有して、内側に向かって挟むこ
とにより、バーナー部材11を固定する。
【0043】バーナー部材11は、図3に示されるよう
な切り欠きを有する略板状の形状であり、正面側には正
面側切り欠き部85を有し、背面側には背面側切り欠き
部86を有している。正面側切り欠き部85の形状は、
前記した仕切板32に合致する。また、背面側切り欠き
部86に相当する付近には、バーナーケース10の保持
付勢部材78が設けられている。さらに、バーナー部材
11にはフランジ部50が設けられている。フランジ部
50には、背面側切り欠き部86と正面側切り欠き部8
5との間に位置する下側フランジ部51と、下側フラン
ジ部51の背面側に位置する背面垂直フランジ部52が
ある。
【0044】バーナー部材11の上側には開口である炎
孔部83を有し、正面側切り欠き部85には開口である
ガス取り入れ口84を有している。また、ガス取り入れ
口84は、接続口94とほぼ同じ大きさである。
【0045】バーナー部材11は、図6,図7に示さ
れ、構造は以下の通りである。すなわち、バーナー部材
11は濃淡燃焼方式のバーナーであり、4枚の板で構成
され、中央の2枚で主構成体20が構成され、側部側の
2枚で副構成体21が構成されている。そして、4枚の
板には凹凸が設けられて一連の流路が形成されている。
中央の2枚の主構成体20の間が淡ガス流路となり、主
構成体20と副構成体21の間が濃ガス流路となる。炎
孔部83は、中央から淡ガスが噴射され、周囲の細い炎
孔から濃ガスが噴射される。バーナー部材11の側面の
下端側のガス取り入れ口84の内部は、空気導入口22
と濃ガス導入口23に分かれており、空気導入口22か
らは空気だけが導入され、濃ガス導入口23からは燃料
ガスと空気が導入される。そして、バーナー部材11の
内部に混合部25を有し、濃ガス導入口23から導入さ
れた空気と燃料ガスが予め混合され、混合ガスが淡ガス
流路と濃ガス流路に分岐される。空気導入口22は直接
的に淡ガス流路につながっている。2枚の副構成体21
は炎孔部83及びガス取り入れ口84以外の周囲で密着
しており、上述したフランジ部50となっている。
【0046】シール部材12は、図3に示されるよう
に、帯状の部材であり、接続口94とほぼ同じ形状の開
口部12aが設けられ、全体の大きさは、仕切板32の
垂直部92とほぼ同じである。また、シール部材12
は、圧縮によって変形する素材によって作られている。
シール部材12は、バーナーケース10の接続口94に
装着され、バーナーケース10の仕切板32の垂直部9
2の背面側に位置し、バーナー部材11のガス取り入れ
口84とバーナーケース10の接続口94に挟まれ、圧
縮によって変形し、バーナー部材11とバーナーケース
10の気密性を高めてガス漏れを防ぐものである。ま
た、シール部材12は柔らかく、材質はスポンジゴム系
のパッキンである。
【0047】そして、バーナー部材11は、バーナーケ
ース10の内部に立てた状態で取り付けられるものであ
り、バーナーケース部3を組み立てると図1の様にな
る。さらに詳しく説明すると、バーナー部材11のガス
取り入れ口84とバーナーケース10の接続口94が接
続され、また、バーナー部材11の炎孔部83は、バー
ナーケース10の熱交換側開口112に向いている。ま
た、バーナーケース10の送風部側開口113は、接続
口94と連通している。
【0048】次に、燃焼装置1の組み立て方法について
説明する。上述したように、燃焼装置1のバーナーケー
ス部3以外の部分については、従来技術の燃焼装置10
0と同じであり、燃焼装置1のバーナーケース部3以外
の部分の製造方法については、従来技術と同様であるの
で説明を省略する。
【0049】まず、図2のように、バーナーケース10
の着脱部76をケース本体部75からはずした状態にし
て、シール部材12を取り付ける。このシール部材12
の取り付けは、図3に示される様に仕切板32の接続口
94とシール部材12の開口部12aを合わせて行われ
る。すなわち、シール部材12を仕切板32の垂直部9
2と平行にし、シール部材12の開口部12aを接続口
94の位置と合わせながら、垂直部92の背面側から正
面側に移動させる。そして、シール部材12を垂直部9
2に密着させる。さらに、開口部12aの内側を接続口
94のバーリング加工の縁の外側にとなるようにはめ込
み、シール部材12を仕切板32に取り付ける。
【0050】次に、バーナー部材11を挿入する。ここ
で本実施形態では、バーナーケース10の着脱部76が
ケース本体部75から外された状態でバーナー部材11
を挿入する。そのためバーナーケース10は、上側の開
口である熱交換側開口112と、着脱部76の有してい
た背面側の位置がつながり、二面が開口してバーナー部
材11を挿入する広い空間が確保できるので、バーナー
部材11を挿入しやすい。そして、バーナー部材11を
着脱部76側である背面側から正面側に向けて押し入れ
る。
【0051】そしてバーナー部材11の下側フランジ部
51を保持付勢部材78の溝部80に入れながら、仕切
板32の垂直部92とガス取り入れ口84の内側に接続
口94を入れる。このとき、シール部材12を、仕切板
32の垂直部92と、ガス取り入れ口84の先端との間
で挟む。さらに、バーナー部材11の正面側をケース本
体部75の正面側固定部75aに合わせる。
【0052】さらに、バーナー部材11を正面側に移動
させながら、下側に押す。そうすると、図4(b)の様
に、バーナー部材11の背面垂直フランジ部52が付勢
部81を押して、付勢部81が背面側に変形する。この
状態から、さらにバーナー部材11を下側に移動する
と、バーナー部材11の下側フランジ部51が水平状態
となり、バーナー部材11は図4(c)の状態となる。
この時、付勢部81は背面側に変形しているため、バー
ナー部材11は付勢部81によって後端側が押され、正
面側に付勢される。すなわち本実施形態では、バーナー
部材11は付勢部81によってバーナーケース10の中
底部115(底板)に対して略平行に付勢される。この
時、付勢部81はバーナー部材11をバーナーケース1
0の接続口94に対して付勢することとなる。
【0053】したがって、図4(c)の時、バーナー部
材11は略取り付け状態で仮固定の状態となり、バーナ
ーケース10を、通常組み立ての流れ作業で用いられる
コンベア等で次の工程に移動させてもバーナー部材11
はがたつかない。また、バーナー部材11の挿入方向
は、背面側から正面側に向かう方向であるので、シール
部材12の面に向かう方向であり、シール部材12を引
っかけることはない。
【0054】そして、すべてのバーナー部材11をケー
ス本体75に同様に取り付け、さらに、着脱部材76を
ケース本体75に取り付ける。この取り付けは、ネジ穴
77にボルトを通して行われる。また、このとき、バー
ナー部材11の背面側を背面側固定部76aに固定しな
がら行う。その結果、バーナー部材11は、正面側固定
部75aと背面側固定部76aに挟まれて完全に固定さ
れる。そしてバーナーケース部3は、図4(a)の状態
となる。
【0055】さらに、他の部材も組み立て燃焼装置1が
完成する。燃焼装置1は、従来技術の燃焼装置100と
同様に使用することができる。
【0056】本発明の第1の実施形態においては、保持
付勢部材78の保持部となる溝部80は、金属板を加工
した厚みが薄いものであったが、厚みが厚く、溝の長さ
が長いものでも良い。また、溝部80位置は背面側であ
ったが、底板上に有していればどこでも良く、正面側で
も良い。さらに、溝部80を2カ所以上設けることもで
きる。
【0057】また、本発明の第1の実施形態において
は、保持付勢部材78の付勢部81は、正面側が凸とな
るように略「く」字状に曲げられているが、このような
形状でなくても良く、バーナー部材11をバーナーケー
ス10に挿入後、バーナー部材11を付勢することがで
きればよい。
【0058】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で、本発明の燃焼装置や、本発明の燃焼装置の製造方法
により製造された燃焼装置によれば、バーナーケースの
接続口とバーナー部材のガス取り入れ口の接続が確実に
行うことができるので、ガス漏れによる事故を防止し、
ガス漏れにより炎孔部以外で燃焼することにより壁部な
どの温度上昇を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における燃焼装置のバ
ーナーケース部の斜視図である。
【図2】(a)が本発明の第1の実施形態における燃焼
装置のバーナーケースを示した分解斜視図であり、
(b)が本発明の第1の実施形態における燃焼装置の着
脱部を90°回転して示した斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における燃焼装置のバ
ーナーケース、バーナー部材及びシール部材の一部を拡
大した斜視図である。
【図4】(a)は本発明の第1の実施形態における燃焼
装置のバーナーケース部の断面図である。(b)は本発
明の第1の実施形態における保持付勢部材にバーナー部
材を仮固定する前の状態を示した断面図である。(c)
は本発明の第1の実施形態における保持付勢部材にバー
ナー部材を仮固定した状態を示した断面図である。
【図5】本発明における燃焼装置の側面断面図である。
【図6】本発明における燃焼装置のバーナー部材の斜視
図である。
【図7】本発明における燃焼装置のバーナー部材の分解
斜視図である。
【図8】従来技術における燃焼装置のバーナーケース部
の斜視図である。
【図9】従来技術における燃焼装置の側面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 燃焼装置 10 バーナーケース 11 バーナー部材 12 シール部材 32 仕切板 78 保持付勢部材 80 溝部 81 付勢部 84 ガス取り入れ口 94 接続口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板を有するバーナーケースと、略板状
    であってバーナーケースの底板の上に立てた状態で取り
    付けられるバーナー部材を有する燃焼装置において、バ
    ーナーケースの底板には保持部材を有し、バーナー部材
    は保持部材と係合して略取り付け状態で保持が可能であ
    ることを特徴とする燃焼装置。
  2. 【請求項2】 底板を有するバーナーケースと、略板状
    であってバーナーケースの底板の上に立てた状態で取り
    付けられるバーナー部材を有する燃焼装置において、バ
    ーナーケースの底板には溝部を有する保持部材が設けら
    れ、溝部はバーナー部材の下側と係合して略取り付け状
    態で保持が可能であることを特徴とする燃焼装置。
  3. 【請求項3】 バーナーケースには接続口が設けられ、
    当該接続口は側面方向に向き、バーナー部材には空気及
    び/又はガスの取り入れ口が設けられて前記接続口と接
    続され、さらに、燃焼装置にはシール部材が設けられ、
    取り付け状態ではシール部材は接続口と取り入れ口に挟
    まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃
    焼装置。
  4. 【請求項4】 バーナーケースの底板には付勢部材が設
    けられ、前記付勢部材はバーナー部材をバーナーケース
    の底板に対して略平行に付勢することが可能であること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の燃焼装
    置。
  5. 【請求項5】 付勢部材はバーナー部材をバーナーケー
    スの接続口に向いて付勢することを特徴とする請求項4
    に記載の燃焼装置。
  6. 【請求項6】 保持部材と付勢部材は、一体化されてい
    ることを特徴とする請求項4又は5に記載の燃焼装置。
  7. 【請求項7】 バーナー部材を複数有し、バーナー部材
    は所定の間隔で配置されていることを特徴とする請求項
    1〜6のいずれかに記載の燃焼装置。
  8. 【請求項8】 バーナーケースの側面の一部が着脱可能
    であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
    の燃焼装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の燃焼装
    置の製造方法であって、バーナーケースの側面の一部が
    はずれている状態でバーナー部材を外れた側面側からバ
    ーナーケースに入れ、バーナー部材を保持部材に係合し
    て略取り付け状態で仮保持し、その後、バーナーケース
    の側面の一部を取り付けることを特徴とする燃焼装置の
    製造方法。
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