JP2003269736A - コージェネレーションシステム - Google Patents

コージェネレーションシステム

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JP2003269736A JP2002075885A JP2002075885A JP2003269736A JP 2003269736 A JP2003269736 A JP 2003269736A JP 2002075885 A JP2002075885 A JP 2002075885A JP 2002075885 A JP2002075885 A JP 2002075885A JP 2003269736 A JP2003269736 A JP 2003269736A
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給湯に係るエネルギーコストを低減し得るよ
うに運転できるコージェネレーションシステムを提供す
る。 【解決手段】 貯湯槽3に給水する槽用給水手段Wb、
排熱回収用熱交換器2と貯湯槽3とにわたって湯水を循
環させる排熱回収用循環手段Ce、貯湯槽3と複数の住
戸Hとにわたる給湯用循環経路14にて湯水を循環させ
る給湯用循環手段Csが設けられ、運転制御手段Uは、
発電手段1の運転が停止される発電停止時において、槽
用給水手段Wbの給水作動及び排熱回収用循環手段Ce
の湯水循環作動を停止させ且つ給湯用循環手段Csを湯
水循環作動させる循環運転状態と、槽用給水手段Wbの
給水作動、排熱回収用循環手段Ceの湯水循環作動及び
給湯用循環手段Csの湯水循環作動を停止させる循環停
止運転状態とに運転状態を切り換え自在に構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地域又は集合住宅
を電力供給対象として発電する発電手段、その発電手段
からの排熱が供給される排熱回収用熱交換器、前記地域
又は集合住宅に含まれる複数の住戸を給湯対象として湯
水を貯留する貯湯槽、その貯湯槽に給水する槽用給水手
段、前記排熱回収用熱交換器と前記貯湯槽とにわたって
湯水を循環させる排熱回収用循環手段、前記貯湯槽と前
記複数の住戸とにわたる給湯用循環経路にて湯水を循環
させる給湯用循環手段、前記複数の住戸のそれぞれに給
水する住戸用給水手段、及び、運転を制御する運転制御
手段が設けられ、前記複数の住戸のそれぞれに、前記給
湯用循環手段を通じて供給される湯水及び前記住戸用給
水手段を通じて供給される水を用いて湯水需要部に給湯
する給湯器が設けられたコージェネレーションシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるコージェネレーションシステム
は、地域又は集合住宅に含まれる複数の住戸(以下、供
給対象住戸群と称する場合がある)に、発電手段にて電
力を供給し、並びに、排熱回収用循環手段により、発電
手段の排熱が供給される排熱回収用熱交換器と貯湯槽と
にわたって湯水を循環させて貯湯槽の湯水を加熱し、給
湯用循環手段にて、貯湯槽と供給対象住戸群とにわたる
給湯用循環経路にて湯水を循環させることにより、発電
手段の排熱を回収して加熱した湯水を供給対象住戸群に
供給し、各住戸においては、給湯用循環手段にて供給さ
れる湯水及び住戸用給水手段を通じて供給される水を用
いて給湯器にて給湯栓等の湯水需要部に給湯するように
構成したものである。例えば、給湯用循環手段にて供給
される湯水の温度が、給湯器にて設定される目標給湯温
度以上の場合には、給湯器の加熱手段の加熱作動が停止
して、そのまま湯水需要部に給湯され、一方、給湯用循
環手段にて供給される湯水の温度が、給湯器にて設定さ
れる目標給湯温度よりも低い場合には、給湯用循環手段
にて供給される湯水を目標給湯温度になるように加熱手
段にて追焚して湯水需要部に給湯される。そして、かか
るコージェネレーションシステムにおいては、多くの場
合、発電手段を連続して運転するのではなく、例えば、
毎日、電力需要の多い時間帯に対応して、設定時間の間
運転し、他の時間帯は停止させるというように、断続的
に運転するものであり、そのように断続的に発電手段を
運転することにより、発電手段の耐用年数を長くするこ
とができるようにしている。従って、発電停止時は、発
電手段からの排熱発生が無いので、発電手段の排熱によ
る貯湯槽の湯水の加熱が停止されることになる。
【0003】かかるコージェネレーションシステムにお
いては、従来、例えば、図11に示すように、貯湯槽3
を密閉式に構成して、槽用給水手段Wbは、水道からの
水を水道圧にて貯湯槽3に供給する給水路71にて構成
して、貯湯槽3に常時、満水状態で湯水を貯留するよう
に構成し、給湯用循環手段Csは、給湯用循環経路14
と、その給湯用循環経路14に設けた給湯用循環ポンプ
73にて構成し、排熱回収用循環手段Ceは、貯湯槽3
と排熱回収用熱交換器2とにわたる循環経路を形成する
排熱回収用循環経路74と、その排熱回収用循環経路7
4に設けた排熱回収用循環ポンプ75にて構成したもの
が開示されている(例えば、特開平7−324809号
公報参照)。図11中において、Kは、給湯用循環手段
Csにて供給される湯水を加熱して給湯栓等の湯水需要
部に供給すべく、各住戸に設けられた給湯器である。
【0004】図11に示す従来のコージェネレーション
システムにおいては、排熱回収用循環ポンプ75を作動
させることにより、排熱回収用循環手段Ceを湯水循環
作動させ、給湯用循環ポンプ73を作動させることによ
り給湯用循環手段Csを湯水循環作動させることになる
ことから、運転制御手段Uは、排熱回収用循環ポンプ7
5及び給湯用循環ポンプ73を備えて構成されている。
そして、図11に示す従来のコージェネレーションシス
テムにおいては、発電手段の運転を停止させる発電停止
時においては、槽用給水手段Wbは、常時満水状態で湯
水を貯留すべく貯湯槽3に給水するように構成し、運転
制御手段Uは、常時、排熱回収用循環手段Ceの湯水循
環作動を停止させ且つ給湯用循環手段Csを湯水循環作
動させるように構成することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来では、発電停止時
は、槽用給水手段にて、貯湯槽に常時、満水状態で湯水
を貯留するように給水しながら、給湯用循環手段を常
時、湯水循環作動させるように運転すると、発電手段の
排熱による貯湯槽の加熱が無いにもかかわらず、貯湯槽
には満水状態になるように給水され、又、貯湯槽の湯水
が常時、給湯用循環経路を通じて循環して、給湯用循環
経路を循環する間の放熱量が多いことから、貯湯槽の湯
水の温度低下が大きくなる。従って、給湯用循環手段に
て各住戸に供給される湯水の温度が低くなるので、各住
戸において、目標給湯温度にて給湯するための給湯器の
加熱手段による加熱量(以下、追焚加熱量と称する場合
がある)が多くなり、もって、給湯に係るエネルギーコ
ストを低減する上で、改善の余地があった。
【0006】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、給湯に係るエネルギーコストを
低減し得るように運転できるコージェネレーションシス
テムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】〔請求項1記載の発明〕
請求項1に記載の特徴構成は、前記運転制御手段は、前
記発電手段の運転が停止される発電停止時において、前
記槽用給水手段の給水作動及び前記排熱回収用循環手段
の湯水循環作動を停止させ且つ前記給湯用循環手段を湯
水循環作動させる循環運転状態と、前記槽用給水手段の
給水作動、前記排熱回収用循環手段の湯水循環作動及び
前記給湯用循環手段の湯水循環作動を停止させる循環停
止運転状態とに運転状態を切り換え自在に構成されてい
ることにある。請求項1に記載の特徴構成によれば、運
転制御手段により、循環運転状態に運転状態を切り換え
ると、槽用給水手段の給水作動及び排熱回収用循環手段
の湯水循環作動が停止した状態で、貯湯槽の湯水が給湯
用循環経路を通じて循環し、循環停止運転状態に運転状
態を切り換えると、槽用給水手段の給水作動及び排熱回
収用循環手段の湯水循環作動が停止し、給湯用循環経路
を通じての貯湯槽の湯水の循環も停止する。つまり、循
環運転状態では、槽用給水手段の給水作動が停止した状
態で、貯湯槽の湯水が給湯用循環経路を通じて循環する
ので、給水停止により貯湯槽の湯水の温度低下を抑制し
ながら、各住戸においては、給湯用循環経路を循環する
貯湯槽の湯水を用いて給湯することが可能となり、一
方、循環停止運転状態では、槽用給水手段の給水作動が
停止し、且つ、給湯用循環経路を通じての貯湯槽の湯水
の循環も停止するので、貯湯槽への給水が停止し、且
つ、給湯用循環経路を湯水が循環している間の放熱がな
くなることにより、貯湯槽の湯水の温度低下を効果的に
抑制することが可能となる。ちなみに、循環停止運転状
態にて運転されている間は、給湯用循環経路を通じての
貯湯槽の湯水の循環が停止するので、各住戸では、住戸
用給水手段にて供給される水を用いて、給湯器にて給湯
することになる。つまり、供給対象住戸群での給湯用循
環手段にて循環される湯水の使用量(以下、循環湯水使
用量と称する場合がある)は、例えば、1日の各時間帯
で異なるというように、時間経過と共に変化するのが通
常である。そこで、発電停止時において、循環湯水使用
量が少ないときは、循環停止運転状態にて運転し、循環
湯水使用量が多いときは循環状態で運転するようにする
ことにより、供給対象住戸群全体として、発電停止時の
給湯器による給湯において、追焚加熱量を低減すること
が可能となる。つまり、循環停止運転状態での運転によ
り、供給対象住戸群の各住戸における給湯においては、
貯湯槽の湯水を用いずに住戸用給水手段からの水のみを
用いることになるにしても、循環停止運転状態での運転
によって、貯湯槽の湯水の温度低下を極力抑制できるよ
うにし、循環運転状態で運転するときには、極力高温の
湯水を供給対象住戸群に供給できるようにして、各住戸
の給湯器での追焚加熱量を極力少なくするようにする。
すると、循環停止運転状態での運転時における追焚加熱
量の増加分を、循環停止運転状態での運転によって貯湯
槽の温度低下が抑制されることによる循環運転状態での
運転時の追焚加熱量の減少分よりも少なくなるようにす
ることが可能となり、供給対象住戸群全体として、発電
時の給湯器による給湯において、追焚加熱量を低減する
ことが可能となるのである。ちなみに、発電手段を、電
力需要の多い時間帯(例えば、18時から翌日の2時ま
での間)に運転するようにすると、その電力需要の多い
時間帯の終わりの方の時間帯(例えば、0時から2時ま
での間)は、一般に温水需要が少なくて、循環湯水使用
量が少なくなるので、貯湯槽の湯水の温度を高い状態
(例えば、50〜60°C程度)に保った状態で、発電
停止状態とすることが可能となる。そして、2時から始
まる発電停止時において、その始まりの時間帯(例えば
2時から6時までの間)は、温水需要が少ないので、そ
の時間帯の間は循環停止運転状態にて運転すると、発電
手段の停止時点では貯湯槽の湯水の温度が高温状態に保
たれていることから、循環運転状態での運転開始時点で
は、貯湯槽の湯水の温度を追焚がほとんど不要な温度
(例えば45°C程度)に保つことが可能となって、追
焚加熱量を効果的に少なくすることが可能となる。又、
循環停止運転状態に運転状態を切り換えると、給湯用循
環手段の湯水循環作動が停止するので、給湯用循環手段
を駆動するためのエネルギー消費量を低減することが可
能となる。従って、追焚加熱量を低減することが可能と
なると共に、給湯用循環手段を駆動するためのエネルギ
ー消費量を低減することができるので、給湯に係るエネ
ルギーコストを低減し得るように運転できるコージェネ
レーションシステムを提供することができるようになっ
た。
【0008】〔請求項2記載の発明〕請求項2に記載の
特徴構成は、前記複数の住戸での前記給湯用循環手段に
て循環される湯水の使用状態を判別する判別手段が設け
られ、前記運転制御手段は、前記判別手段の判別情報に
基づいて、前記循環運転状態と前記循環停止運転状態と
に運転状態を自動的に切り換えるように構成されている
ことにある。請求項2に記載の特徴構成によれば、判別
手段により、複数の住戸での給湯用循環手段にて循環さ
れる湯水の使用状態(以下、循環湯水使用状態と称する
場合がある)が判別され、その判別手段の循環湯水使用
状態の判別結果に基づいて、運転制御手段により、循環
運転状態と循環停止運転状態とに運転状態が自動的に切
り換えられる。つまり、判別手段にて、循環湯水使用量
の少ない循環湯水使用状態であると判別されるときは、
運転制御手段により循環停止運転状態にて運転され、判
別手段にて、循環湯水使用量が多い循環湯水使用状態で
あると判別されるときは、運転制御手段により循環運転
状態にて運転されるように、運転することが可能とな
る。従って、給湯に係るエネルギーコストを低減し得る
ように自動的に運転状態が切り換えられて運転されて、
一層使い勝手に優れたコージェネレーションシステムを
提供することができるようになった。
【0009】〔請求項3記載の発明〕請求項3に記載の
特徴構成は、前記運転制御手段は、前記循環運転状態に
おいては、前記貯湯槽の湯水貯留量が設定下限量以下に
なる場合には、前記湯水貯留量を前記設定下限量に維持
するように、前記槽用給水手段の給水作動を制御するよ
うに構成されていることにある。請求項3に記載の特徴
構成によれば、循環運転状態においては、貯湯槽の湯水
貯留量が設定下限量以下になると、湯水貯留量を設定下
限量に維持するように、槽用給水手段の給水作動が制御
される。つまり、発電停止時には、発電手段からの排熱
発生が無く、貯湯槽の湯水の加熱が停止しているので、
貯湯槽の湯水の温度低下を抑制すべく、槽用給水手段に
よる給水を停止していても、貯湯槽の湯水貯留量が少な
くなって、設定下限量以下になると、湯水貯留量を設定
下限量に維持するように給水されるので、貯湯槽に湯水
が無くなって供給対象住戸群への貯湯槽からの湯水の供
給が途絶えることが無いように、運転することが可能と
なる。従って、発電停止時において温水需要の多い時間
帯では供給対象住戸群への貯湯槽からの湯水の供給が途
絶えることが無いようにしながら、給湯に係るエネルギ
ーコストを低減し得るように運転できるコージェネレー
ションシステムを提供することができるようになった。
【0010】〔請求項4記載の発明〕請求項4に記載の
特徴構成は、前記給湯器は、前記給湯用循環手段を通じ
て供給される湯水と前記住戸用給水手段を通じて供給さ
れる水との混合又は加熱手段による加熱により、目標給
湯温度にて給湯するように構成されていることにある。
請求項4に記載の特徴構成によれば、給湯器により、給
湯用循環手段を通じて供給される湯水と住戸用給水手段
を通じて供給される水との混合又は加熱手段による加熱
により、目標給湯温度にて湯水需要部に給湯される。つ
まり、給湯用循環手段を通じて供給される湯水の温度が
目標給湯温度よりも高いときは、目標給湯温度になるよ
うに、給湯用循環手段を通じて供給される湯水と住戸用
給水手段を通じて供給される水とが混合され、給湯用循
環手段を通じて供給される湯水の温度が目標給湯温度よ
りも低いときは、加熱手段により目標給湯温度になるよ
うに加熱される。従って、給湯に係るエネルギーコスト
を低減し得るように運転でき、しかも、目標給湯温度に
て給湯されて使い勝手の良いコージェネレーションシス
テムを提供することができるようになった。
【0011】〔請求項5記載の発明〕請求項5に記載の
特徴構成は、前記発電停止時において前記給湯用循環手
段を通じて前記複数の住戸に供給される湯水の供給量又
は熱量を熱負荷として検出する熱負荷検出手段と、その
熱負荷検出手段にて検出される熱負荷を記憶する記憶手
段が設けられ、前記判別手段は、前記記憶手段の記憶情
報に基づいて、運転対象日における前記発電停止時の熱
負荷を予測する熱負荷予測手段を備えて構成され、前記
運転制御手段は、前記熱負荷予測手段の予測情報に基づ
いて、前記循環運転状態と前記循環停止運転状態とに運
転状態を切り換えるように構成されていることにある。
請求項5に記載の特徴構成によれば、熱負荷検出手段に
て、給湯用循環手段を通じて複数の住戸に供給される湯
水の供給量又は熱量が熱負荷として検出され、そのよう
に熱負荷検出手段にて検出される熱負荷が記憶手段に記
憶される。そして、判別手段を構成する熱負荷予測手段
により、記憶手段の記憶情報に基づいて、運転対象日に
おける熱負荷が予測され、運転制御手段により、熱負荷
予測手段の予測情報に基づいて、循環運転状態と循環停
止運転状態とに運転状態が自動的に切り換えられる。つ
まり、循環湯水使用状態は、給湯用循環手段を通じて複
数の住戸に供給される湯水の供給量又は熱量の多少によ
り判別することができる。そこで、熱負荷検出手段に
て、給湯用循環手段を通じて複数の住戸に供給される湯
水の供給量又は熱量を熱負荷として検出し、そのように
熱負荷検出手段にて検出される熱負荷を記憶手段に記憶
しておくようにして、その記憶手段の記憶情報に基づい
て、運転対象日の熱負荷を熱負荷予測手段にて予測する
ように構成する。そして、運転制御手段により、発電停
止時に、熱負荷予測手段の予測情報に基づいて、供給対
象住戸群での給湯器による給湯において追焚加熱量を低
減することが可能となるように、循環運転状態と循環停
止運転状態とに運転状態を切り換えることが可能とな
る。ちなみに、時刻を計時する計時手段を備えて判別手
段を構成し、予め、循環湯水使用量が少ないと予想され
る発電停止時低給湯負荷時間帯を設定しておいて、計時
手段の計時情報に基づいて、発電停止時低給湯負荷時間
帯の内外であることを判別することにより、循環湯水使
用量が多いか少ないかの循環湯水使用状態を判別し、そ
の判別情報に基づいて、運転制御手段により、循環運転
状態と循環停止運転状態とに運転状態を切り換えるよう
構成することが考えられる。そして、循環運転状態と循
環停止運転状態とに運転状態を切り換えるに当たって、
本請求項5の特徴構成のように、運転対象日の熱負荷を
予測して、その予測熱負荷に基づいて運転状態を切り換
えるようにすると、前述のように発電停止時低給湯負荷
時間帯を一義的に設定しておいて時間帯により一義的に
運転状態を切り換えるようにする場合に比べて、実際の
循環湯水使用状態に応じて適切に、循環運転状態と循環
停止運転状態とに運転状態を切り換えることが可能とな
り、追焚加熱量の低減効果を一段と促進することが可能
となる。従って、給湯に係るエネルギーコストを一段と
低減し得るように運転できるコージェネレーションシス
テムを提供することができるようになった。
【0012】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図面に基
づいて、本発明の第1実施形態を説明する。図1に示す
ように、コージェネレーションシステムは、集合住宅を
電力供給対象として発電する発電手段としての発電機
1、その発電機1からの排熱が供給される排熱回収用熱
交換器2、集合住宅に含まれる複数の住戸Hを給湯対象
として湯水を貯留する貯湯槽3、その貯湯槽3に給水す
る槽用給水手段Wb、排熱回収用熱交換器2と貯湯槽3
とにわたって湯水を循環させる排熱回収用循環手段C
e、貯湯槽3と集合住宅に含まれる複数の住戸Hとにわ
たる給湯用循環経路14にて湯水を循環させる給湯用循
環手段Cs、集合住宅に含まれる複数の住戸Hのそれぞ
れに給水する住戸用給水手段Ws、及び、コージェネレ
ーションシステムの運転を制御する運転制御手段Uを設
け、並びに、集合住宅に含まれる複数の住戸Hのそれぞ
れに、給湯用循環手段Csを通じて供給される湯水を用
いて住戸Hにおける各湯水需要部に供給する給湯器Kを
設けて構成してある。
【0013】更に、コージェネレーションシステムに
は、商用電源62からの電力を一括して受電する受変電
設備61と、発電機1を商用電源62と系統連系させる
連系装置63とを設け、発電機1及び商用電源62から
の電力を、集合住宅に含まれる各住戸H及び集合住宅に
おける共用電力消費機器64に供給するように給電線6
5を配線してある。以下、集合住宅に含まれる複数の住
戸Hにおける電力消費機器及び集合住宅における共用電
力消費機器64をまとめて外部電力負荷と称する場合が
ある。又、受変電設備61にて受電する電力を計測する
一括受電電力計M6を設け、各住戸Hへの給電線65に
は、各住戸Hにて受電する電力を計測する住戸用電力計
M7を設けてある。尚、発電機1からの電力を共用電力
消費機器64に供給し、商用電源62からの電力を一括
受電せずに各住戸Hに供給するようにしても良い。
【0014】そして、本発明においては、運転制御手段
Uは、発電機1が運転される発電時には、排熱回収用循
環手段Ce及び給湯用循環手段Csを湯水循環作動させ
且つ貯湯槽3の湯水貯留量が設定基準量以上になるよう
に槽用給水手段Wbの給水作動を制御する通常運転状態
と、排熱回収用循環手段Ce及び給湯用循環手段Csを
湯水循環作動させ且つ貯湯槽3の湯水貯留量が前記設定
基準量以上になるようにするための槽用給水手段Wbの
給水作動の制御を停止する降温抑制運転状態とに運転状
態を切り換え、且つ、発電機1の運転が停止される発電
停止時には、槽用給水手段Wbの給水作動及び排熱回収
用循環手段Ceの湯水循環作動を停止させ且つ給湯用循
環手段Csを湯水循環作動させる循環運転状態と、槽用
給水手段Wbの給水作動、排熱回収用循環手段Ceの湯
水循環作動及び給湯用循環手段Csの湯水循環作動を停
止させる循環停止運転状態とに運転状態を切り換えるよ
うに構成してある。
【0015】更に、運転制御手段Uは、マイクロコンピ
ュータを利用したコントローラ5を備えて構成すると共
に、供給対象住戸群での給湯用循環手段Csにて循環さ
れる湯水の使用状態、即ち、循環湯水使用状態を判別す
る判別手段Dを設けてある。そして、運転制御手段U
は、コントローラ5を用いて、判別手段Dの判別結果に
基づいて、通常運転状態と降温抑制運転状態と循環運転
状態と循環停止運転状態とに運転状態を自動的に切り換
えるように構成してある。
【0016】又、運転制御手段Uは、降温抑制運転状態
においては、貯湯槽3の湯水貯留量が設定基準量よりも
少ない設定下限量以下になる場合には、湯水貯留量を設
定下限量に維持するように、槽用給水手段Wbの給水作
動を制御するように構成してある。又、運転制御手段U
は、循環運転状態においては、貯湯槽3の湯水貯留量が
設定下限量以下になる場合には、湯水貯留量を設定下限
量に維持するように、槽用給水手段Wbの給水作動を制
御するように構成してある。
【0017】発電機1は、発電機用ガス供給路6を通じ
て供給される都市ガスを燃料とするガスエンジン(図示
省略)を備えて、そのガスエンジンにて駆動する回転式
に構成してある。図中のM1は、発電機用ガス供給路6
に設けた共用部ガス流量計であり、発電機1におけるガ
ス消費量が計測される。そして、ガスエンジンを冷却す
るエンジン冷却水を、冷却水循環路7にてガスエンジン
と排熱回収用熱交換器2とにわたって循環させるように
構成してある。図中の8は、冷却水循環路7に設けた冷
却水循環ポンプである。
【0018】貯湯槽3は開放式に構成し、その貯湯槽3
には、貯留される湯水の温度を検出する貯湯温検出手段
としての貯湯温センサ10、及び、貯留される水位を検
出する水位センサ9を設けてある。
【0019】排熱回収用循環手段Ceは、貯湯槽3の底
部から取り出した湯水を排熱回収用熱交換器2を経由し
貯湯槽3の上部から戻すように流すべく配管した排熱回
収用循環経路11と、その排熱回収用循環経路11に設
けた排熱回収用循環ポンプ13を備えて構成してある。
つまり、排熱回収用循環ポンプ13を作動させると、排
熱回収用循環手段Ceが湯水循環作動して、排熱回収用
循環経路11を通じて湯水が貯湯槽3と排熱回収用熱交
換器2とにわたって循環し、排熱回収用循環ポンプ13
の作動を停止させると、排熱回収用循環手段Ceの湯水
循環作動が停止する。
【0020】槽用給水手段Wbは、給水源としての水道
と貯湯槽3とに接続した槽用給水路4と、その槽用給水
路4に設けて貯湯槽3への給水を断続する槽用給水路開
閉弁V1とを備えて構成してある。つまり、槽用給水路
開閉弁V1を開弁すると、槽用給水手段Wbが給水作動
して、槽用給水路4を通じて水道水が貯湯槽3に給水さ
れ、槽用給水路開閉弁V1を閉弁すると、槽用給水手段
Wbの給水作動が停止する。
【0021】給湯用循環手段Csは、貯湯槽3の底部か
ら取り出した湯水を集合住宅に含まれる複数の住戸Hを
経由して貯湯槽3の上部に戻すように流すべく配管した
給湯用循環経路14と、その給湯用循環経路14におけ
る住戸経由箇所よりも上流側に設けた給湯用循環ポンプ
15と、給湯用循環経路14における住戸経由箇所より
も下流側に設けた給湯用循環経路開閉弁V2とを備えて
構成し、各住戸Hには、給湯用循環経路14を流れる湯
水を各住戸Hに供給する住戸用湯水供給路17を接続し
てある。つまり、給湯用循環経路開閉弁V2を開弁し、
給湯用循環ポンプ15を作動させると、給湯用循環手段
Csが湯水循環作動して、給湯用循環経路14を通じて
湯水が貯湯槽3と複数の住戸Hとにわたって循環し、給
湯用循環経路開閉弁V2を閉弁し給湯用循環ポンプ15
の作動を停止させると、給湯用循環手段Csの湯水循環
作動が停止する。
【0022】住戸用給水手段Wsは、水道と複数の住戸
Hのそれぞれに接続した住戸用給水路16を備えて構成
してある。各住戸Hには、都市ガスを供給する住戸用ガ
ス供給路18を接続してある。そして、各住戸Hにおい
ては、住戸用湯水供給路17を給湯器Kに接続し、住戸
用給水路16を給湯器K及び洗面所や台所の給水栓等の
水消費部に接続し、住戸用ガス供給路18を給湯器K及
びガスコンロ等のガス消費部に接続して、給湯用循環手
段Csを通じて供給される湯水及び住戸用給水手段Ws
を通じて供給される水を用いて湯水需要部に給湯するよ
うに構成してある。
【0023】槽用給水路4には、貯湯槽3に給水される
給水量を計測する共用部水道水流量計M2を設け、住戸
用湯水供給路17には給湯用循環手段Csにて供給され
る湯水の流量を計測する湯水流量計M3を設け、住戸用
ガス供給路18には住戸用ガス流量計M4を設け、住戸
用給水路16には住戸用水道水流量計M5を設けてあ
る。
【0024】次に、コントローラ5の制御動作を説明す
る。先ず、発電機1及び商用電源62により供給対象住
戸群及び共用電力消費機器64に給電する給電制御につ
いて説明する。コントローラ5は、1日に対して予め定
められた時間帯(例えば、電力需要の多い時間帯として
定めた18時から2時までの8時間)で発電機1を運転
し、その他の時間帯は発電機1を停止させるように、発
電機1を毎日自動運転する。そして、発電機1の運転中
は、外部電力負荷に対して発電機1にて給電されると共
に、外部電力負荷に対して発電機1の出力が不足する場
合には、その不足分が商用電源62にて補われる。又、
発電機1の停止中は、外部電力負荷に対して商用電源6
2にて給電される。
【0025】次に、貯湯槽3の湯水を供給対象住戸群に
供給する給湯制御について、図5ないし図9に基づいて
説明する。判別手段Dは、発電時においては、循環湯水
使用状態として、貯湯槽3の湯水の温度低下が大きく
て、通常運転状態から降温抑制運転状態に切り換えるべ
き状態である貯湯温低下状態、及び、貯湯槽3の湯水の
温度低下が無くなって、降温抑制運転状態から通常運転
状態に切り換えるべき状態である貯湯温上昇状態を判別
し、又、発電停止時においては、循環湯水使用状態とし
て、循環湯水使用量が多くて、循環運転状態を実行すべ
き状態である発電停止時高給湯負荷状態、及び、循環湯
水使用量が少なくて、循環停止運転状態を実行すべき状
態である発電停止時低給湯負荷状態を判別するように構
成してある。
【0026】ちなみに、貯湯温低下状態は、通常運転状
態にて運転中に、供給対象住戸群における湯水使用量、
即ち循環湯水使用量が増加して、貯湯槽3の湯水の温度
が低下する傾向となって、その低下を抑制する必要があ
る状態に対応して設定し、貯湯温上昇状態は、降温抑制
運転状態にて運転中に、循環湯水使用量が減少して、貯
湯槽3の湯水の温度が上昇する傾向となって、その上昇
を停止する必要がある状態に対応して設定する。又、発
電停止時高給湯負荷状態及び発電停止時低給湯負荷状態
の夫々は、循環湯水使用量が発電停止時低給湯負荷状態
よりも発電停止時高給湯負荷状態の方が多くなる関係に
て設定する。
【0027】コントローラ5には、水位センサ9、貯湯
温センサ10及び湯水流量計M3夫々の検出情報が入力
され、それら入力情報に基づいて、冷却水循環ポンプ
8、排熱回収用循環ポンプ13及び給湯用循環ポンプ1
5夫々の発停制御、槽用給水路開閉弁V1及び給湯用循
環路開閉弁V2夫々の開閉制御を行うように構成してあ
る。又、コントローラ5の記憶部5mには、設定基準量
に対応する設定基準水位及び設定下限量に対応する設定
下限水位を予め設定して記憶させてある。ちなみに、設
定基準量としては、例えば、満水状態よりもやや少ない
貯留量に設定し、設定下限量としては、例えば、循環湯
水使用量が急増しても、貯湯槽3の貯留量がゼロになる
ことがなくて、供給対象住戸群に途絶えることがなく安
定して貯湯槽3から湯水を供給できるような貯留量の下
限値に設定してある。
【0028】コントローラ5は、発電機1の運転開始に
伴って、通常運転状態を実行し、発電機1を運転してい
る発電時には、通常運転状態を実行しているときに、判
別手段Dが貯湯温低下状態を判別すると、通常運転状態
から降温抑制運転状態に切り換え、その降温抑制運転状
態を実行しているときに、判別手段Dが貯湯温上昇状態
を判別すると、降温抑制運転状態から通常運転状態に切
り換え、発電機1の運転を停止している発電停止時に
は、判別手段Dが発電停止時低給湯負荷状態を判別する
と、循環停止運転状態にて運転し、判別手段Dが発電停
止時高給湯負荷状態を判別すると、循環運転状態にて運
転する。又、コントローラ5は、循環停止運転状態での
運転を開始するのに伴って、各住戸Hの給湯器Kに対し
て循環停止運転開始情報を通信し、循環停止運転状態で
の運転を停止するのに伴って、循環停止運転終了情報を
通信する。
【0029】又、コントローラ5は、発電時は、貯湯温
センサ10の検出情報に基づいて、貯湯槽3の湯水の温
度が設定上限温度以上になると、運転状態を排熱回収停
止運転状態に切り換え、貯湯槽3の湯水の温度が設定上
限温度よりも低くなると、元の運転状態に切り換える。
【0030】又、コントローラ5は、操作部22から点
検運転の実行が指示されると、発電機1の運転を停止さ
せると共に、判別手段Dの判別結果に関係なく、循環停
止運転状態に運転状態を切り換える。
【0031】以下、図5ないし図9に基づいて、各運転
状態の制御動作について説明を加える。通常運転状態に
おいては、冷却水循環ポンプ8を作動させ、排熱回収用
循環ポンプ13を作動させて、排熱回収用循環手段Ce
を湯水循環作動させ、給湯用循環経路開閉弁V2を開弁
し且つ給湯用循環ポンプ15を作動させて、給湯用循環
手段Csを湯水循環作動させ、並びに、水位センサ9の
検出情報に基づいて、貯湯槽3の湯水貯留水位を設定基
準水位に維持するように、槽用給水路開閉弁V1を開閉
制御して、槽用給水手段Wbの給水作動を断続する。
【0032】図5に示すように、通常運転状態において
は、エンジン冷却水は排熱回収用熱交換器2を通って循
環し、貯湯槽3の湯水は、排熱回収用循環経路11にて
排熱回収用熱交換器2を通って循環し、並びに、給湯用
循環経路14にて複数の住戸Hを巡って循環し、貯湯槽
3の湯水貯留水位が設定基準水位に維持されるように、
槽用給水路4を通じて貯湯槽3に給水される。つまり、
貯湯槽3から取り出された湯水が排熱回収用熱交換器2
におけるエンジン冷却水との熱交換作用にて加熱されて
戻されることにより、貯湯槽3の湯水が加熱され、その
貯湯槽3から取り出された湯水が複数の住戸Hにわたっ
て循環し、各住戸Hにおいては、給湯器Kにより、給湯
用循環経路14を循環する湯水を用いて給湯することに
なる。
【0033】降温抑制運転状態においては、冷却水循環
ポンプ8を作動させ、排熱回収用循環ポンプ13を作動
させて、排熱回収用循環手段Ceを湯水循環作動させ、
給湯用循環経路開閉弁V2を開弁し且つ給湯用循環ポン
プ15を作動させて、給湯用循環手段Csを湯水循環作
動させ、並びに、水位センサ9の検出情報に基づいて、
貯湯槽3の湯水貯留水位が設定基準水位よりも低くなっ
ても、槽用給水路開閉弁V1の閉弁状態を維持して槽用
給水手段Wbの給水作動を停止させる状態で、貯湯槽3
の湯水貯留水位が設定下限水位以下になると、湯水貯留
水位を設定下限水位に維持するように、槽用給水路開閉
弁V1を開閉制御して、槽用給水手段Wbの給水作動を
断続する。
【0034】図6に示すように、降温抑制運転状態にお
いては、通常運転状態と同様に、エンジン冷却水は排熱
回収用熱交換器2を通って循環し、貯湯槽3の湯水は、
排熱回収用循環経路11にて排熱回収用熱交換器2を通
って循環し、並びに、給湯用循環経路14にて複数の住
戸Hを巡って循環するが、貯湯槽3の湯水貯留量が設定
基準量よりも少なくなっても貯湯槽3への給水が停止さ
れたままであり、貯湯槽3の湯水貯留量が更に少なくな
って、設定下限量以下になると、貯湯槽3の湯水貯留量
が設定下限量に維持されるように、槽用給水路4を通じ
て貯湯槽3に給水される。従って、貯湯槽3の湯水貯留
量が設定基準量よりも少なくなっても貯湯槽3への給水
が停止されたままであることから、貯湯槽3の湯水の温
度の低下が抑制されるので、温度低下が抑制された高温
の湯水が複数の住戸Hにわたって循環することとなり、
各住戸Hでの追焚加熱量を低減することが可能となる。
又、貯湯槽3の湯水貯留量が更に少なくなって、設定下
限量以下になると、貯湯槽3の湯水貯留量が設定下限量
に維持されるように給水されるので、貯湯槽3からの各
住戸Hへの湯水の供給が途絶えることがない。
【0035】排熱回収停止運転状態においては、冷却水
循環ポンプ8を作動させ、排熱回収用循環ポンプ13を
停止させて排熱回収用循環手段Ceの湯水循環作動を停
止させ、給湯用循環経路開閉弁V2を開弁し且つ給湯用
循環ポンプ15を作動させて、給湯用循環手段Csを湯
水循環作動させる。図7に示すように、排熱回収停止運
転状態においては、エンジン冷却水は排熱回収用熱交換
器2を通って循環するが、排熱回収用循環ポンプ13が
停止しているので、排熱回収用循環経路11を通じて排
熱回収用熱交換器2を通る貯湯槽3の湯水の循環は停止
され、貯湯槽3の湯水は、給湯用循環経路14にて複数
の住戸Hを巡って循環する。従って、貯湯槽3の湯水が
給湯用循環経路14にて複数の住戸Hにわたって循環し
て、各住戸Hにおいては、給湯器Kにより、給湯用循環
経路14を循環する湯水を用いて給湯することになる。
【0036】そして、貯湯槽3の湯水の量が少なくなる
のに伴って、水位センサ9にて検出される貯湯槽3の水
位が設定基準水位以下になると、槽用給水路開閉弁V1
が開かれて、槽用給水路4を通じて貯湯槽3に給水され
るので、貯湯槽3の湯水の温度が低下することになる。
そして、貯湯温センサ10にて検出される貯湯槽3の湯
水の温度が設定上限温度よりも低くなることに基づい
て、コントローラ5は、排熱回収停止運転状態に切り換
える前の運転状態に切り換える。
【0037】循環停止運転状態においては、冷却水循環
ポンプ8を停止させ、槽用給水路開閉弁V1を閉弁して
槽用給水手段Wbの給水作動を停止させ、排熱回収用循
環ポンプ13を停止させて、排熱回収用循環手段Ceの
湯水循環作動を停止させ、給湯用循環経路開閉弁V2を
閉弁し且つ給湯用循環ポンプ15を停止させて給湯用循
環手段Csの湯水循環作動を停止させる。
【0038】図8に示すように、循環停止運転状態にお
いては、発電機1の運転が停止されて、発電機1からの
排熱発生がないので、排熱回収用熱交換器2を通しての
貯湯槽3の湯水の循環が停止された状態となり、しか
も、その状態で、給湯用循環経路14を通じての貯湯槽
3の湯水の循環も停止されるので、貯湯槽3の湯水を給
湯用循環経路14を通じて循環させることによる放熱が
ないので、貯湯槽3の湯水の温度低下を抑制することが
可能となる。このように循環停止運転状態が実行されて
いるときは、各住戸Hにおいては、給湯器Kにより、住
戸用給水路16を通じて供給される水を用いて給湯する
ことになる。
【0039】循環運転状態においては、冷却水循環ポン
プ8を停止させ、槽用給水路開閉弁V1を閉弁して槽用
給水手段Wbの給水作動を停止させ、排熱回収用循環ポ
ンプ13を停止させて、排熱回収用循環手段Ceの湯水
循環作動を停止させ、給湯用循環経路開閉弁V2を開弁
し且つ給湯用循環ポンプ15を作動させて、給湯用循環
手段Csを湯水循環作動させ、並びに、水位センサ9の
検出情報に基づいて、貯湯槽3の湯水貯留水位が設定下
限水位以下になる場合には、湯水貯留水位を設定下限水
位に維持するように、槽用給水路開閉弁V1を開閉制御
して、槽用給水手段Wbの給水作動を断続する。
【0040】図9に示すように、循環運転状態において
は、発電機1の運転が停止されて、発電機1からの排熱
発生がないので、排熱回収用熱交換器2を通しての貯湯
槽3の湯水の循環が停止された状態となり、その状態
で、貯湯槽3の湯水は、給湯用循環経路14にて複数の
住戸Hを巡って循環し、貯湯槽3の湯水貯留量が設定下
限量に維持されるように、槽用給水路4を通じて貯湯槽
3に給水される。従って、各住戸Hにおいては、給湯器
Kにより、給湯用循環経路14を循環する湯水を用いて
給湯することができる。
【0041】つまり、運転制御手段Uは、コントローラ
5、排熱回収用循環ポンプ13、給湯用循環経路開閉弁
V2、給湯用循環ポンプ15及び槽用給水路開閉弁V1
を備えて構成してある。
【0042】図1に示すように、この第1実施形態で
は、給湯用循環手段Csを通じて複数の住戸Hに供給さ
れる湯水の熱量を熱負荷として検出する熱負荷検出手段
Lと、その熱負荷検出手段Lにて検出される熱負荷を記
憶する記憶手段としてコントローラ5の記憶部5mを設
け、判別手段Dは、記憶手段5mの記憶情報に基づい
て、運転対象日における熱負荷を予測する熱負荷予測手
段Pを備えて構成し、運転制御手段Uは、熱負荷予測手
段Pの予測情報に基づいて、通常運転状態と降温抑制運
転状態と循環運転状態と循環停止運転状態とに運転状態
を自動的に切り換えるように構成してある。
【0043】熱負荷検出手段Lについて説明を加える。
コントローラ5は、操作部22からテスト運転の指令が
あると、予め設定されたテスト運転期間(例えば1週
間)の間、発電時は通常運転状態にて、発電停止時は循
環運転状態にてそれぞれ運転するテスト運転を実行す
る。そして、テスト運転中は、コントローラ5は、各湯
水流量計M3の検出流量を合計した総湯水流量に貯湯温
センサ10の検出温度を乗じて熱量を演算することによ
り、その熱量を熱負荷として検出するように構成してあ
り、熱負荷検出手段Lは、各湯水流量計M3、貯湯温セ
ンサ10及びコントローラ5を備えて構成してある。そ
して、コントローラ5の記憶部5mは、熱負荷検出手段
Lにて検出される熱負荷を時間及び曜日に対応付けて記
憶するように構成してある。つまり、記憶部5mには、
熱負荷検出手段Lにて検出される熱負荷が1日の24時
間に対応付けられた熱負荷経時変化が、曜日に対応付け
られて記憶される。
【0044】そして、コントローラ5は、記憶部5mに
記憶されている熱負荷経時変化に基づいて、運転対象日
の曜日に対応する熱負荷経時変化を運転対象日の熱負荷
経時変化として予測して、その予測熱負荷に基づいて後
述するように運転状態を切り換えて運転するが、運転中
は、熱負荷検出手段Lにて検出される熱負荷を時間及び
曜日に対応付けて記憶部5mに記憶するようにして、運
転対象日の熱負荷経時変化として、記憶部5mに記憶さ
れている前週の運転対象日の曜日に対応する熱負荷経時
変化を予測するように構成してある。従って、コントロ
ーラ5を用いて、熱負荷予測手段Pを構成してある。つ
まり、供給対象住戸群において、1日24時間の間の熱
負荷経時変化は、同じ月内、又は、同じ季節内では、曜
日が同じであれば、日が違っても類似したものとなるの
で、記憶部5mに記憶されている熱負荷経時変化のうち
から、運転対象日の曜日に対応するものを選択すること
により、運転対象日の熱負荷経時変化を予測することが
できるのである。
【0045】尚、1年間にわたって、熱負荷経時変化を
月、日及び曜日に対応付けて記憶部5mに記憶し、その
1年分のデータに基づいて、各月毎に各曜日の平均の熱
負荷経時変化を求めてそれを予測用データとして記憶部
5mに記憶し、以降は、記憶部5mに記憶されている予
測用データに基づいて、運転対象日の月及び曜日に対応
する熱負荷経時変化を運転対象日の熱負荷経時変化を予
測するように構成しても良い。
【0046】更に、コントローラ5の記憶部5mには、
発電時用第1設定熱負荷、発電時用第2設定熱負荷及び
発電停止時用設定熱負荷を予め設定して記憶させてあ
る。ちなみに、発電停止時用設定熱負荷<発電時用第2
設定熱負荷<発電時用第1設定熱負荷である。そして、
コントローラ5は、予測した熱負荷経時変化に基づい
て、通常運転状態の実行中に予測熱負荷が発電時用第1
設定熱負荷以上になると循環湯水使用状態が貯湯温低下
状態になったと判別し、降温抑制運転状態の実行中に予
測熱負荷が発電時用第2設定熱負荷以下になると循環湯
水使用状態が貯湯温上昇状態になったと判別し、発電停
止時に、予測熱負荷が発電停止時用設定熱負荷よりも小
さくなると、循環湯水使用状態が発電停止時低給湯負荷
状態になったと判別し、予測熱負荷が発電停止時用設定
熱負荷以上になると、循環湯水使用状態が発電停止時高
給湯負荷状態になったと判別するように構成してある。
つまり、判別手段Dもコントローラ5を用いて構成して
ある。
【0047】第1実施形態におけるコントローラ5の制
御動作を、図2に基づいて説明を加える。図2は、運転
対象日の予測熱負荷経時変化を予測熱負荷率の経時変化
にて示し、この予測熱負荷率は、運転対象日の予測熱負
荷の総和を100%として、百分率で示している。コン
トローラ5は、1日に対して予め定められた発電機運転
時間帯(図2では、電力需要の多い時間帯として定めた
18時から2時までの8時間)で、発電機1を運転す
る。そして、発電機1の運転開始に伴って、予測熱負荷
が発電時用第1設定熱負荷より小さいときは通常運転状
態にて運転を開始し、予測熱負荷が発電時用第1設定熱
負荷以上のときは降温抑制運転状態にて運転を開始し、
以降、発電中は、通常運転状態にて運転中に、予測熱負
荷が発電時用第1設定熱負荷以上になると循環湯水使用
状態が貯湯温低下状態になったと判別して、通常運転状
態から降温抑制運転状態に切り換え、降温抑制運転状態
にて運転中に、予測熱負荷が発電時用第2設定熱負荷以
下になると循環湯水使用状態が貯湯温上昇状態になった
と判別して、降温抑制運転状態から通常運転状態に切り
換える。又、発電停止中は、予測熱負荷が発電停止時用
設定熱負荷よりも小さくなると、循環湯水使用状態が発
電停止時低給湯負荷状態になったと判別して、循環停止
運転状態にて運転し、予測熱負荷が発電停止時用設定熱
負荷以上になると、循環湯水使用状態が発電停止時高給
湯負荷状態になったと判別して、循環運転状態にて運転
する。
【0048】つまり、発電時において、通常運転状態に
て運転しているときに、予測熱負荷が発電時用第1設定
熱負荷以上となって、貯湯槽3の湯水の温度が低下する
可能性のある状態となると、降温抑制運転状態に切り換
えられて、貯湯槽3の湯水の温度の低下が阻止され、そ
の降温抑制運転状態にて運転中に、予測熱負荷が発電時
用第2設定熱負荷以下となって、貯湯槽3の湯水の温度
が上昇する可能性のある状態となると、通常運転状態に
切り換えられて、貯湯槽3の湯水の温度の上昇が阻止さ
れる。又、発電停止時に、予測熱負荷が発電停止時設定
熱負荷よりも少なくて、循環湯水使用量が少ないと予測
されるときは、循環停止運転状態にて運転されて、給湯
用循環経路14を通じての貯湯槽3の湯水の循環が停止
されるので、給湯用循環経路14を通じての放熱が抑制
されて、貯湯温3の湯水の温度低下が抑制され、予測熱
負荷が発電停止時設定熱負荷よりも多くて、循環湯水使
用量が多いと予測されるときは、循環運転状態にて運転
されて、給湯用循環経路14を通じて貯湯槽3の湯水が
循環するので、各住戸Hにおいては、給湯用循環経路1
4を循環する高温の湯水を用いて給湯することが可能と
なる。
【0049】次に、図10に基づいて、各住戸Hに設け
る給湯器Kについて説明する。給湯器Kは、住戸用湯水
供給路17から供給される湯水と住戸用給水路16から
供給される水とを混合する混合部Kmと、その混合部K
mから湯水が加熱対象として供給される加熱部Khと、
目標給湯温度を設定する給湯温度設定部等を備えたリモ
コン操作部31を備えて構成してある。
【0050】加熱部Khは、混合部Kmから給水路32
を通じて供給される湯水を加熱して、加熱後の湯水を給
湯路33に供給する給湯用熱交換器34と、追焚用循環
路35を通流する浴槽(図示省略)の湯水を加熱する追
焚用熱交換器36と、それら給湯用熱交換器34及び追
焚用熱交換器36を加熱するガスバーナ37と、加熱部
Khの作動を制御する加熱制御部38等を備えて構成し
てある。
【0051】ガスバーナ37には、住戸用ガス供給路1
8を接続し、その住戸用ガス供給路18には、ガス供給
を断続するガス断続弁39、及び、ガス供給量を調整す
るガス比例弁40を設けてある。
【0052】給水路32には、供給される湯水の温度を
検出する給水温度センサ41、供給される湯水の流量を
検出する給水量センサ42を設け、給水路32と給湯路
33とを給水バイパス路43にて接続してある。給湯路
33には、上流側から順に、給湯用熱交換器34からの
湯水と給水バイパス路43からの水との混合比を調整す
るミキシング弁45、湯水の量を調整する水比例弁50
と、ミキシング弁45にて混合された湯水の温度を検出
する給湯温度センサ44を設け、給湯路33の先端に
は、給湯栓49を接続してある。給湯路33から分岐し
た湯張り路46を追焚用循環路35における往路部分に
接続し、湯張り路46には湯張り用開閉弁47を設けて
ある。又、追焚用循環路35における復路部分には、浴
槽水を循環させる浴槽用循環ポンプ48を設けてある。
【0053】混合部Kmは、住戸用湯水供給路17(即
ち、給湯用循環手段Cs)から供給される湯水と住戸用
給水路16から供給される水との混合比を調整するミキ
シング弁51と、住戸用湯水供給路17からミキシング
弁51への湯水供給を断続する湯水供給路開閉弁52
と、住戸用湯水供給路17からミキシング弁51へ供給
される湯水の温度(以下、循環湯水温度と称する場合が
ある)を検出する循環湯水温度センサ53と、住戸用給
水路16からミキシング弁51へ供給される水の温度
(混合部給水温度と称する場合がある)を検出する給水
温度センサ54と、ミキシング弁51から流出した湯水
の温度(以下、混合湯水温度と称する場合がある)を検
出する混合温度センサ55と、混合部Kmの作動を制御
する混合制御部56等を備えて構成してある。
【0054】次に、加熱制御部38及び混合制御部56
の制御動作について説明する。加熱制御部38は、リモ
コン操作部31及び混合制御部56夫々との間で各種の
制御情報を通信するように構成すると共に、コントロー
ラ5から循環停止運転開始情報及び循環停止運転終了情
報が通信されるように構成してある。リモコン操作部3
1の運転スイッチがオンされると、加熱制御部38及び
混合制御部56夫々の制御が可能となり、湯水供給路開
閉弁52が開かれた運転可能状態となる。そして、給湯
栓49が開かれて、給水量センサ42の検出湯水流量が
設定量以上になると、加熱制御部38は、混合制御部5
6に対して、リモコン操作部31にて設定された目標給
湯温度を送信し、混合制御部56は、循環湯水温度セン
サ53にて検出された循環湯水温度と加熱制御部38か
ら送られてきた目標給湯温度とを比較して、循環湯水温
度が目標給湯温度以上のときはその旨を、循環湯水温度
が目標給湯温度より低いときはその旨をそれぞれ加熱制
御部38に送信する。
【0055】又、混合制御部56には、予め、混合目標
温度を設定して記憶させてある。ちなみに、混合目標温
度としては低混合目標温度と高混合目標温度との2種類
を設定してあり、低混合目標温度は、リモコン操作部3
1で設定される目標給湯温度が予め設定してある通常目
標給湯温度範囲(例えば35〜48°C)のときに対応
するものであり、例えば30°Cに設定し、高混合目標
温度は、リモコン操作部31で設定される目標給湯温度
が予め設定してある高温目標給湯温度(例えば60°
C)のときに対応するものであり、例えば、45°Cに
設定する。
【0056】給湯栓49が開かれて給水量センサ42の
検出湯水流量が設定量以上になることに基づいて、加熱
制御部38から目標給湯温度が送信されてくると、混合
制御部56は、循環湯水温度センサ53にて検出される
循環湯水温度と目標給湯温度とを比較して、循環湯水温
度が目標給湯温度以上のときは、循環湯水温度センサ5
3、給水温度センサ54及び混合温度センサ55夫々の
検出温度に基づいて、混合温度センサ55にて検出され
る混合湯水温度が目標給湯温度になるようにミキシング
弁51を調整するミキシング制御を実行して、住戸用湯
水供給路19からの湯水と住戸用給水路21からの水を
混合し、且つ、循環湯水温度が目標給湯温度以上である
旨を加熱制御部38に送信する。加熱制御部38は、循
環湯水温度が目標給湯温度以上である旨が混合制御部5
6から送信されてくると、ガスバーナ37を燃焼停止状
態とする。従って、混合部Kmから加熱部Khに供給さ
れた湯水は加熱部Khにて加熱されずに給湯栓49から
出湯することになり、給湯栓49からは目標給湯温度又
は略目標給湯温度の湯水が出湯する。
【0057】一方、循環湯水温度が目標給湯温度よりも
低いときは、循環湯水温度センサ53、給水温度センサ
54及び混合温度センサ55夫々の検出温度に基づい
て、混合温度センサ55にて検出される混合湯水温度
が、目標給湯温度が通常目標給湯温度範囲のときは低混
合目標温度になるように、あるいは、目標給湯温度が高
温目標給湯温度のときは高混合目標温度になるように、
ミキシング弁51を調整するミキシング制御を実行し
て、住戸用湯水供給路19からの湯水と住戸用給水路2
1からの水を混合し、且つ、循環湯水温度が目標給湯温
度よりも低い旨を加熱制御部38に送信する。加熱制御
部38は、混合制御部56から循環湯水温度が目標給湯
温度よりも低い旨が送信されてくると、ガスバーナ37
を燃焼させ、目標給湯温度、給水温度センサ41の検出
温度及び給水量センサ42の検出給水量に基づいて、給
湯用熱交換器34から流出する湯水の温度が目標給湯温
度になるように、ガス比例弁40の開度及びミキシング
弁45の開度を調節するフィードフォワード制御を実行
し、且つ、給湯温度センサ44の検出温度と目標給湯温
度との偏差に基づいてガス比例弁40の開度を微調整す
るフィードバック制御を実行する。従って、給湯栓49
からは目標給湯温度の湯水が出湯することになる。
【0058】但し、加熱制御部38は、コントローラ5
からの循環停止運転開始情報を受信すると、その旨を混
合制御部56に送信し、混合制御部56は、循環停止運
転開始情報を受信すると、湯水供給路開閉弁52を閉じ
ると共に、上述の如き各ミキシング制御を実行せずに、
ミキシング弁51を住戸用湯水供給路17側が閉じ状態
となり且つ住戸用給水路16側が全開状態となるように
制御する。又、加熱制御部38は、コントローラ5から
循環停止運転終了情報が通信されてくると、その旨を混
合制御部56に通信し、混合制御部56は、循環停止運
転終了情報を受信すると、湯水供給路開閉弁52を開弁
すると共に、上述の如く、各ミキシング制御を実行す
る。
【0059】給湯用循環手段Csからの湯水の温度が目
標給湯温度よりも低いときは、目標給湯温度への温度調
節が安定して行えるような混合目標温度になるように、
給湯用循環手段Csからの湯水と住戸用給水手段Wsか
らの水とが混合されてから、加熱部Khにて目標給湯温
度になるように加熱されるので、給湯用循環手段Csか
らの湯水の温度と目標給湯温度との差が小さいときで
も、目標給湯温度又は略目標給湯温度の湯水が得られ
る。つまり、ガスバーナ37の燃焼安定性を確保するた
めに、ガスバーナ37の燃焼量は所定の最小燃焼量より
も小さくは絞れないようにしてある。従って、前述の如
き湯水混合制御、即ち、給湯用循環手段Csからの湯水
と住戸用給水手段Wsからの水とを混合目標温度になる
ように混合する制御を行わないときは、給湯用循環手段
Csからの湯水の温度と目標給湯温度との差が小さく
て、その差に基づいて求めた燃焼量が最小燃焼量よりも
小さいときは、例えば、ガスバーナ37を最小燃焼量に
て燃焼させるようになるので、出湯する湯水の温度を目
標給湯温度に調整し難いといった不具合が生じることに
なる。そこで、前述の如き湯水混合制御を行うことによ
り、前述の如き不具合が解消されることになる。
【0060】つまり、給湯器Kは、給湯用循環手段Cs
を通じて供給される湯水と住戸用給水手段Wsを通じて
供給される水との混合又は加熱手段としての加熱部Kh
による加熱により、目標給湯温度にて給湯するように構
成してある。
【0061】〔第2実施形態〕以下、図面に基づいて、
本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態におい
ては、判別手段D及び運転制御手段Uの構成が異なる以
外は、上記の第1実施形態と同様に構成してあるので、
主として、第1実施形態と異なる判別手段D及び運転制
御手段Uについて説明し、第1実施形態と同じ構成要素
や同じ作用を有する構成要素については、重複説明を避
けるために、同じ符号を付すことにより説明を省略す
る。
【0062】判別手段Dは、第1実施形態と同様に、貯
湯温低下状態、貯湯温上昇状態、発電停止時高給湯負荷
状態及び発電停止時低給湯負荷状態を判別するように構
成してあり、コントローラ5は、第1実施形態と同様
に、通常運転状態と降温抑制運転状態と排熱回収停止運
転状態と循環停止運転状態と循環運転状態とに運転状態
を切り換えるように構成してあり、各運転状態における
制御動作は、図6ないし図9を用いて説明した第1実施
形態における制御動作と同様であるので説明を省略す
る。又、コントローラ5は、第1実施形態と同様に、循
環停止運転状態での運転を開始するのに伴って、各住戸
Hの給湯器Kに対して循環停止運転開始情報を通信し、
循環停止運転状態での運転を停止するのに伴って、循環
停止運転終了情報を通信する。そして、給湯器Kの構成
及び制御動作も、第1実施形態と同様であるので説明を
省略する。
【0063】図3に示すように、第2実施形態において
は、判別手段Dは、発電時の循環湯水使用状態判別用と
して、貯湯槽3の湯水の温度を検出する貯湯温検出手段
としての貯湯温センサ10を備えて構成し、発電停止時
の循環湯水使用状態判別用として、時刻を計測する計時
手段Tを備えて構成し、運転制御手段Uは、発電時に
は、貯湯温センサ10の検出情報に基づいて、通常運転
状態と降温抑制運転状態とに運転状態を切り換え、発電
停止時には、計時手段Tの計測情報に基づいて、循環運
転状態と循環停止運転状態とに運転状態を切り換えるよ
うに構成してある。
【0064】コントローラ5の記憶部5mには、上位設
定温度、下位設定温度(但し、下位設定温度<上位設定
温度)、及び、発電停止時低給湯負荷時間帯を予め設定
して記憶させてある。下位設定温度は、通常運転状態に
て運転中に、循環湯水使用量が増加して貯湯槽3の湯水
の温度が低下してきたときに、低下し過ぎるのを防止す
る必要がある状態の温度、例えば50°C程度に設定
し、上位設定温度は、降温抑制運転状態にて運転中に、
循環湯水使用量が減少して貯湯槽3の湯水の温度が上昇
してきたときに、上昇し過ぎるのを防止する必要がある
状態の温度、例えば55〜60°C程度に設定してあ
る。又、発電停止時低給湯負荷時間帯は、発電停止時に
おいて、循環湯水使用量が少ないと予想される時間帯、
例えば、午前2時から午前6時までの間に設定してあ
る。
【0065】そして、コントローラ5は、発電時には、
貯湯温センサ10の検出温度に基づいて、通常運転状態
の実行中に検出温度が下位設定温度以下になると循環湯
水使用状態が貯湯温低下状態になったと判別し、降温抑
制運転状態の実行中に検出温度が上位設定温度以上にな
ると循環湯水使用状態が貯湯温上昇状態になったと判別
し、発電停止時には、計時手段Tの計時時刻が発電停止
時低給湯負荷時間帯となる間は、循環湯水使用状態が発
電停止時低給湯負荷状態であると判別し、計時手段Tの
計時時刻が発電停止時低給湯負荷時間帯以外の間は、循
環湯水使用状態が発電停止時高給湯負荷状態であると判
別するように構成してある。つまり、判別手段Dもコン
トローラ5を用いて構成してある。又、計時手段Tも、
コントローラ5を用いて構成してある。
【0066】第2実施形態におけるコントローラ5の制
御動作を、図4に基づいて説明を加える。図4におい
て、棒グラフは、コージェネレーションシステムの設置
対象の集合住宅における予測熱負荷経時変化を予測熱負
荷率の経時変化にて示し、この予測熱負荷率の経時変化
の棒グラフは、予測熱負荷を総和を100%として、1
時間毎の予測熱負荷率を百分率で示している。又、実線
の折れ線グラフにて、運転状態を通常運転状態と降温抑
制運転状態と循環停止運転状態と循環運転状態とに運転
状態を切り換えた場合の貯湯槽3の湯水の温度の経時変
化を示し、破線の折れ線グラフにて、発電時は常に通常
運転状態にて運転し、発電停止時は常に循環運転状態に
て運転した場合の貯湯槽3の湯水の温度の経時変化を示
す。
【0067】コントローラ5は、1日に対して予め定め
られた発電機運転時間帯(図4では、電力需要の多い時
間帯として定めた18時から2時までの8時間)で、発
電機1を運転する。そして、発電機1の運転開始に伴っ
て、貯湯温センサ10の検出温度が下位設定温度より高
いときは通常運転状態にて運転を開始し、貯湯温センサ
10の検出温度が下位設定温度以下のときは降温抑制運
転状態にて運転を開始し、以降、発電中は、通常運転状
態にて運転中に、貯湯温センサ10の検出温度が下位設
定温度以下になると循環湯水使用状態が貯湯温低下状態
になったと判別して、通常運転状態から降温抑制運転状
態に切り換え、降温抑制運転状態にて運転中に、貯湯温
センサ10の検出温度が上位設定温度以上になると循環
湯水使用状態が貯湯温上昇状態になったと判別して、降
温抑制運転状態から通常運転状態に切り換える。又、発
電停止中は、計時手段Tの計測情報に基づいて、発電停
止時低給湯負荷時間帯は、循環湯水使用状態が発電停止
時低給湯負荷状態にであると判別して、循環停止運転状
態を実行し、発電停止時低給湯負荷時間帯以外の時間帯
は、循環湯水使用状態が発電停止時高給湯負荷状態であ
ると判別して、循環運転状態を実行する。
【0068】つまり、図4において実線の折れ線グラフ
で示されるように、発電時において、貯湯温センサ10
の検出温度が下位設定温度以下のときは、貯湯槽3の湯
水の温度が低下し過ぎる可能性のある状態であるので、
降温抑制運転状態にて運転されて、貯湯槽3の湯水の温
度の低下が阻止され、その降温抑制運転状態にて運転中
に、予測熱負荷が上位設定温度以上となって、貯湯槽3
の湯水の温度が上昇し過ぎる可能性のある状態となる
と、通常運転状態に切り換えられて、貯湯槽3の湯水の
温度の上昇が阻止される。又、発電停止時に、発電停止
時低給湯負荷時間帯であって循環湯水使用量が少ないと
予測されるときは、循環停止運転状態にて運転されて、
給湯用循環経路14を通じての貯湯槽3の湯水の循環が
停止されるので、給湯用循環経路14を通じての放熱が
抑制されて、貯湯温3の湯水の温度の低下が抑制され、
発電停止時低給湯負荷時間帯以外の時間帯であって、循
環湯水使用量が多い予測されるときは、循環運転状態に
て運転されて、給湯用循環経路14を通じて貯湯槽3の
湯水が循環するので、各住戸Hにおいては、給湯用循環
経路14を循環する高温の湯水を用いて給湯することが
可能となる。
【0069】図4において、破線の折れ線グラフにて示
されるように、発電停止時に常に循環運転状態にて運転
すると、給湯用循環経路14を通じての放熱量が多いの
で、貯湯槽3の湯水の低下が著しく、又、発電時に常に
通常運転状態にて運転すると、循環湯水使用量が多くな
ると、貯湯槽3の湯水の低下が著しくなることが分か
る。
【0070】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。 (イ) 判別手段Dの具体構成は、上記の実施形態にお
いて例示した構成に限定されるものではない。例えば、
貯湯槽の湯水の温度の変化率の大きさにより、循環湯水
使用状態を判別するようにしても良い。又、上記の第1
実施形態においては、熱負荷検出手段Lとして、給湯用
循環手段Csを通じて複数の住戸Hに供給される湯水の
熱量を熱負荷と検出するように構成する場合について例
示したが、熱負荷検出手段Lとして、給湯用循環手段C
sを通じて複数の住戸Hに供給される湯水の供給量を熱
負荷として検出するように構成すると共に、記憶手段5
mは、その熱負荷検出手段Lにて検出される熱負荷を記
憶するように構成し、判別手段Dは、記憶手段5mの記
憶情報に基づいて運転対象日における熱負荷を予測する
予測手段Pを備えて構成しても良い。この場合、給湯用
循環手段Csを通じて複数の住戸Hに供給される湯水の
供給量は、湯水流量計M3の検出情報に基づいて求め
る。あるいは、給湯用循環経路14における住戸用湯水
供給路17の接続箇所より上流側に対応する部分に、集
中流量計を設けて、その集中流量計により、複数の住戸
Hに供給される湯水の供給量を検出しても良い。
【0071】又、熱負荷検出手段Lとして、供給対象住
戸群において給湯器Kにて給湯される湯水の給湯量又は
熱量を熱負荷として検出するように構成すると共に、記
憶手段5mは、その熱負荷検出手段Lにて検出される熱
負荷を記憶するように構成し、判別手段Dは、記憶手段
5mの記憶情報に基づいて運転対象日における熱負荷を
予測する予測手段Pを備えて構成しても良い。この場合
は、住戸用給水路16にて給湯器Kの混合部Kmに供給
される水の流量を検出する混合部用流量計を設け、各住
戸Hにおける目標給湯温度を例えば40°Cに仮定し
て、その仮定目標給湯温度と、湯水流量計M3及び前記
混合部用流量計それぞれの検出情報とに基づいて、供給
対象住戸群において給湯器Kにて給湯される湯水の熱量
を求める。又は、湯水流量計M3及び前記混合部用流量
計それぞれの検出情報に基づいて、供給対象住戸群にお
いて給湯器Kにて給湯される湯水の給湯量を求める。
【0072】(ロ) 上記の第1実施形態において、熱
負荷経時変化が、気温、天気等の気象条件に対応付けら
れて記憶されるように構成して、気温、天気等の気象条
件を考慮して、運転対象日の熱負荷経時変化を予測する
ように構成すると、運転対象日の熱負荷経時変化を更に
精度良く予測することができるので好ましい。
【0073】(ハ) 上記の実施形態においては、運転
制御手段Uを、コントローラ5を備えて構成して、その
コントローラ5により、通常運転状態と降温抑制運転状
態と循環運転状態と循環停止運転状態との運転状態に切
り換えを自動的に行う場合について例示したが、コント
ローラ5を省略して、前記の運転状態の切換を手動操作
にて行うように構成しても良い。
【0074】(ニ) 上記の実施形態においては、発電
時には、通常運転状態と降温抑制運転状態とに運転状態
を切り換えるように構成する場合について例示したが、
そのような切り換え構成を省略して、発電時は、常時、
通常運転状態にて運転するように構成しても良い。
【0075】(ホ) 貯湯槽3の具体構成は、上記の実
施形態において例示した如き1槽の開放式に限定される
ものではなく、例えば、1槽の密閉式(図11に示す構
成)や、低温槽と高温槽とを備えた2槽の開放式でも良
い。この2槽の開放式は、槽用給水手段Wbにて給水さ
れる低温槽と、その低温槽からオーバーフロー状態にて
湯水が供給される高温槽とを備え、排熱回収用循環手段
Ceは、前記低温槽から湯水を取り出して再び前記低温
槽に戻す排熱回収用循環経路にて湯水を循環させるよう
に構成し、給湯用循環手段Csは、前記高温槽から湯水
を取り出して前記低温槽に戻す給湯用循環経路14にて
湯水を循環させるように構成する。この場合、高温槽に
対しては、低温槽の上層の高温層から、オーバーフロー
状態で湯水が供給されて、高温槽の湯水の貯留温度が安
定するので、各住戸Hへの湯水の供給温度が安定する。
【0076】(ヘ) 上記の実施形態においては、給湯
器Kは、混合部Km及び加熱部Khの両方を備えて構成
する場合について例示したが、混合部Kmを省略しても
良い。
【0077】(ト) 上記の実施形態のように、発電手
段を、ガスエンジン等のエンジンにて駆動されるエンジ
ン駆動の回転式の発電機1にて構成する場合、排熱回収
用熱交換器2に供給する発電機1の排熱としては、上記
の実施形態において例示したエンジン冷却水以外に、エ
ンジンの排ガスを供給したり、エンジン冷却水と排ガス
の両方を供給したりするように構成しても良い。尚、発
電手段を、エンジン駆動の回転式の発電機1にて構成す
る場合、エンジンとしては、上記の実施形態において例
示した都市ガスを燃料とするもの以外に、LPガス、石
油、ガソリン等種々の燃料を用いるものを使用すること
ができる。又、発電手段は、上記の実施形態において例
示した如きエンジン駆動の回転式の発電機1にて構成す
る以外に、ガスタービンにて駆動するガスタービン駆動
の回転式発電機にて構成しても良い。発電手段をガスタ
ービン駆動の回転式の発電機にて構成する場合、排熱回
収用熱交換器2には排熱としてガスタービンの排ガスを
供給するように構成する。又、発電手段としては、上記
の如き回転式の発電機に限定されるのではなく、例え
ば、各種の燃料電池にて構成することができる。発電手
段を燃料電池にて構成する場合は、排熱回収用熱交換器
2には排熱として燃料電池の冷却水を供給するように構
成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るコージェネレーションシス
テムの全体構成を示すブロック図
【図2】第1実施形態に係るコージェネレーションシス
テムにおける通常状態の切り換えを説明する図
【図3】第2実施形態に係るコージェネレーションシス
テムの全体構成を示すブロック図
【図4】第2実施形態に係るコージェネレーションシス
テムにおける通常状態の切り換えを説明する図
【図5】実施形態に係るコージェネレーションシステム
における通常運転状態での湯水流動状態を示すブロック
図
【図6】実施形態に係るコージェネレーションシステム
における降温抑制運転状態での湯水流動状態を示すブロ
ック図
【図7】実施形態に係るコージェネレーションシステム
における排熱回収停止運転状態での湯水流動状態を示す
ブロック図
【図8】実施形態に係るコージェネレーションシステム
における循環停止運転状態での湯水流動状態を示すブロ
ック図
【図9】実施形態に係るコージェネレーションシステム
における循環運転状態での湯水流動状態を示すブロック
図
【図10】実施形態に係るコージェネレーションシステ
ムの給湯器の構成を示すブロック図
【図11】従来のコージェネレーションシステムのブロ
ック図
【符号の説明】
1 発電手段 2 排熱回収用熱交換器 3 貯湯槽 5m 記憶手段 14 給湯用循環経路 Ce 排熱回収用循環手段 Cs 給湯用循環手段 D 判別手段 H 住戸 K 給湯器 Kh 加熱手段 L 熱負荷検出手段 P 熱負荷予測手段 U 運転制御手段 Wb 槽用給水手段 Ws 住戸用給水手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 9/04 F24D 17/00 P (72)発明者 川▲崎▼ 斉司 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 3L073 AA02 AA08 AA12 AA18 AB07 AB09 AB12 AC01 AC06 AD03 AE01 AE06 5H590 AA02 CA09 CA21 CA26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地域又は集合住宅を電力供給対象として
    発電する発電手段、その発電手段からの排熱が供給され
    る排熱回収用熱交換器、前記地域又は集合住宅に含まれ
    る複数の住戸を給湯対象として湯水を貯留する貯湯槽、
    その貯湯槽に給水する槽用給水手段、前記排熱回収用熱
    交換器と前記貯湯槽とにわたって湯水を循環させる排熱
    回収用循環手段、前記貯湯槽と前記複数の住戸とにわた
    る給湯用循環経路にて湯水を循環させる給湯用循環手
    段、前記複数の住戸のそれぞれに給水する住戸用給水手
    段、及び、運転を制御する運転制御手段が設けられ、 前記複数の住戸のそれぞれに、前記給湯用循環手段を通
    じて供給される湯水及び前記住戸用給水手段を通じて供
    給される水を用いて湯水需要部に給湯する給湯器が設け
    られたコージェネレーションシステムであって、 前記運転制御手段は、前記発電手段の運転が停止される
    発電停止時において、前記槽用給水手段の給水作動及び
    前記排熱回収用循環手段の湯水循環作動を停止させ且つ
    前記給湯用循環手段を湯水循環作動させる循環運転状態
    と、前記槽用給水手段の給水作動、前記排熱回収用循環
    手段の湯水循環作動及び前記給湯用循環手段の湯水循環
    作動を停止させる循環停止運転状態とに運転状態を切り
    換え自在に構成されているコージェネレーションシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記複数の住戸での前記給湯用循環手段
    にて循環される湯水の使用状態を判別する判別手段が設
    けられ、 前記運転制御手段は、前記判別手段の判別情報に基づい
    て、前記循環運転状態と前記循環停止運転状態とに運転
    状態を自動的に切り換えるように構成されている請求項
    1記載のコージェネレーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記運転制御手段は、前記循環運転状態
    においては、前記貯湯槽の湯水貯留量が設定下限量以下
    になる場合には、前記湯水貯留量を前記設定下限量に維
    持するように、前記槽用給水手段の給水作動を制御する
    ように構成されている請求項1又は2記載のコージェネ
    レーションシステム。
  4. 【請求項4】 前記給湯器は、前記給湯用循環手段を通
    じて供給される湯水と前記住戸用給水手段を通じて供給
    される水との混合又は加熱手段による加熱により、目標
    給湯温度にて給湯するように構成されている請求項1〜
    3のいずれか1項に記載のコージェネレーションシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記発電停止時において前記給湯用循環
    手段を通じて前記複数の住戸に供給される湯水の供給量
    又は熱量を熱負荷として検出する熱負荷検出手段と、そ
    の熱負荷検出手段にて検出される熱負荷を記憶する記憶
    手段が設けられ、 前記判別手段は、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、
    運転対象日における前記発電停止時の熱負荷を予測する
    熱負荷予測手段を備えて構成され、 前記運転制御手段は、前記熱負荷予測手段の予測情報に
    基づいて、前記循環運転状態と前記循環停止運転状態と
    に運転状態を切り換えるように構成されている請求項1
    〜4のいずれか1項に記載のコージェネレーションシス
    テム。
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