JP2003270471A - 分散補償光ファイバ及び分散補償光ファイバモジュール - Google Patents
分散補償光ファイバ及び分散補償光ファイバモジュールInfo
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Abstract
失劣化を引き起こすことなくモジュールを形成すること
ができる分散補償光ファイバを提供する。 【解決手段】ディプレストコア部4の半径dを8μm〜
14μm、中心コア部半径に対する中間コア部半径の比
b/aを2.0〜4.0、中間コア部半径に対するリン
グコア部半径の比c/bを1.2〜1.7、リングコア
部半径に対するディプレストコア部半径の比d/cを
1.4〜2.0とし、クラッド5に対する中心コア部1
の比屈折率差Δ1を+1.6%〜+2.0%、クラッド
5に対する中間コア部2の比屈折率差Δ2を−1.20
%〜−1.60%、クラッド5に対するリングコア部3
の比屈折率差Δ3を+0.3%〜+0.7%、クラッド
5に対するディプレストコア部4の比屈折率差Δ4を−
0.06%〜0%として分散補償光ファイバを形成す
る。
Description
に関し、特に、1.55μm帯に零分散波長を有する分散シ
フト光ファイバの波長分散と分散スロープをL−バンド
帯(1565〜1625nm)で同時に補償する分散補償光ファイ
バ、及びこの分散補償光ファイバを小型リールに巻き込
んでモジュール化した分散補償光ファイバモジュールに
関する。
バ(以下、「SMF」と略記する)網は、世界中に広がっ
ている。このSMFは比較的単純な屈折率プロファイルを
用いて製造することが可能であることから、量産性に優
れ、また、現在の伝送帯域の主流である1.55μm帯で低
損失であることから、今後も、さらにこのSMF網は広が
っていくと考えられる。しかし、このSMFを用いる際に
問題となったのは、波長分散である。このSMFは1.55μm
帯において約+17sp/nm/kmの波長分散を有する。そのた
めこの光ファイバを用いて信号を伝送すると、伝送路に
蓄積された波長分散の影響で伝送特性が大きく劣化す
る。さらに、L―バンド帯(1565nm〜1625nm)での伝送
を行うと、約+19sp/nm/kmの波長分散が生じるため伝送
特性の劣化はさらに大きくなる。そのため、この波長分
散を補償するために分散補償光ファイバの開発が進めら
れ、既に商用化されている。この分散補償光ファイバ
は、図2に示すように1.53〜1.63μm帯で大きな負の波
長分散を持っており、SMFと適切な長さで接続すること
で、SMF伝送路で蓄積された正の波長分散を相殺するこ
とができる。そのため、高速通信が可能となる。
例えば、特開平6-11620号公報には、波長1.3μm帯に零
分散波長を有するSMFの波長分散を、1.55μm帯で補償す
る−20ps/nm/km以下の波長分散を有する分散補償光ファ
イバの技術が開示されている。また、特開平11-95056号
公報では、接続損失を低減しながら、単位長さ当りの波
長分散の絶対値を大きくした分散補償光ファイバの技術
が開示されている。また、特開平8-136758号公報には、
分散スロープがマイナスで、波長分散を−100ps/nm/km
の範囲とした分散補償光ファイバの技術が開示されてい
る。しかし、分散補償光ファイバが実用化になる前に
は、伝送路の波長分散は小さいほうが望ましいと考えら
れていたために、1.55μm帯で波長分散を零にした分散
シフト光ファイバ(以下、「DSF」と略記する)が開発さ
れた。このDSFの波長分散特性を図3に示す。このDSF
は、伝送帯域で波長分散がほとんど零である為に分散補
償を行う必要が無いため、1.55μm帯の単一波長伝送に
は望ましいと考えられていた。
むに連れて、四光波混合という非線形現象の影響によ
り、波長多重伝送システムにおいては、使用波長帯域で
波長分散の小さな分散シフト光ファイバは適さないこと
が分かってきた。そのため、その後の長距離システムに
用いられている伝送路は、使用波長帯から僅かに零分散
波長をずらし、使用波長帯で数ps/nm/km前後の波長分散
を有する各種のノン零分散シフト光ファイバ(以下「NZ-
DSF」と略記する)が世界中に敷設され、また今後も敷設
されると考えられる。これらの光ファイバの波長分散は
1.55μm帯では、+4〜5ps/nm/km前後、1.59μm帯では、+
6〜10ps/nm/kmに抑えられているため、中継間隔を長く
して40Gb/s以上に伝送速度を上げるためには分散補償が
必要となるが、SMFよりも分散補償が不要となる距離を
長く取ることができる。この光ファイバを用いて伝送を
行うと、10Gb/s伝送では、200〜300km程度の伝送路長が
残留分散による限界となる。これらのNZ-DSFの波長分散
特性を図4に示す。
散補償光ファイバと同様に、このNZ-DSFの波長分散を補
償するための分散補償光ファイバの開発も進められてい
る。この分散補償ファイバは、屈折率分布の制御により
使用波長帯で大きな負の波長分散と分散スロープを持っ
ており、伝送用光ファイバと適切な長さで接続すること
で、伝送用シングルモード光ファイバで生じた正の波長
分散を相殺することができ、高速通信が可能となる。SM
Fに比べて、NZ-DSFは使用波長帯で波長分散の値が小さ
いために、補償する波長分散に対する分散スロープの比
(Relative dispersion slope 以下「RDS」と略記す
る)が大きく製造が非常に困難である。SMFの場合、1.55
μm帯では、波長分散+17ps/nm/km、分散スロープ+0.058
ps/nm2/kmの分散特性を有しているので、RDSは0.00
34nm-1前後であるが、実効断面積の大きなNZ-DSFの
場合、1.55μm帯では、波長分散+4.5ps/nm/km、分
散スロープ+0.09ps/nm2/kmであるため、必要なRDSはSMF
のRDSの約6倍である0.020nm-1と大きく、分散補償光フ
ァイバは、マイナスのスロープを大きくする必要があ
る。現在までに、このタイプの分散補償光ファイバは幾
つか報告されている。例えばUSP5,838,867では、波長分
散を0〜-40ps/nm/kmの範囲とし、RDSを0.010〜0.013 nm
-1の範囲とした分散補償光ファイバについての実施例が
開示されている。また、USP6,263,138は、波長分散を-4
0ps/nm/km以下の範囲とし、RDSを0.0067〜0.0069 nm-1
の範囲とした分散補償光ファイバについての実施例が開
示されている。
た前述のDSFも、最近注目されて実用化が始まろうとし
ているL−バンド帯(1565〜1625nm)では、+2〜+5ps/
nm/km程度の波長分散を有している。そのため波長多重
伝送を行っても四光波混合という非線形現象の影響は小
さいので波長多重伝送方式を適用することが可能であ
る。この波長帯域についても分散補償により伝送速度を
あげることができるが、広帯域に亘って一括して分散補
償できるほうが、コスト、スペース、その後のメンテナ
ンスの面でも望ましい。既に述べたように現在までに、
NZ-DSF用分散補償光ファイバの開発は進められている
が、L−バンド帯で、前述のように波長分散値が+2〜+5
ps/nm/km程度である伝送路に対する分散補償光ファイバ
の開発についての報告はない。
C-3-31の「分散スロープ補償ファイバの検討」において
は、3重クラッド構造をとることで、分散スロープ補償
特性を維持しながら損失特性を向上させることができる
ことが報告されている。しかしこれは、1.55μm帯(C−
バンド)での検討であり、波長1.55μmでは波長分散-33p
s/nm/km、分散スロープ-1.1ps/nm2/kmの値(RDSにすると
0.033nm-1)が報告されているが、損失の立ち上がりが1.
52μmであり、L−バンドで使用することはできない。本
発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、
コイルに巻き込んでもL−バンド帯において損失劣化を
引き起こすことなくモジュールを形成することができる
分散補償光ファイバ、及び分散補償光ファイバモジュー
ルを提供することを目的とする。
めに、請求項1記載の発明は、1.56μm〜1.63
μmから選択された少なくとも1つ以上の波長におい
て、実効断面積が10μm 2以上、曲げ損失が40dB
/m以下、波長分散が−40 ps/nm/km以下の範囲に
あり、かつ実際に使用する長さおよび使用する状態での
カットオフ波長が1.56μm以下であり、波長1.5
5μm帯に零分散波長を有する分散シフト光ファイバの
波長分散を1.56μm〜1.63μmから選択された
少なくとも1つ以上の波長において、波長分散に対する
分散スロープの比率が0.020nm-1〜0.030n
m-1となるようにしたことを特徴とする分散補償光ファ
イバである。これにより、伝送路の分散シフト光ファイ
バの残留波長分散をL−バンド帯の広い波長範囲で補償
することが可能となる。
に設けられたクラッドとからなり、該コアはクラッドの
屈折率より大きい屈折率を有する中心コア部と、この中
心コア部の外周に設けられクラッドの屈折率より小さい
屈折率を有する中間コア部と、この中間コア部の外周に
設けられクラッドの屈折率より大きい屈折率を有するリ
ングコア部と、このリングコア部の外周に設けられクラ
ッドの屈折率より小さい屈折率を有するディプレストコ
ア部とを備え、ディプレストコア部半径が8μm〜14
μmであり、中心コア部半径に対する中間コア部半径の
比が2.0〜4.0、中間コア部半径に対するリングコ
ア部半径の比が1.2〜1.7、リングコア部半径に対
するディプレストコア部半径の比が1.4〜2.0であ
り、クラッドに対する中心コア部の比屈折率差が+1.
6%〜+2.0%、クラッドに対する中間コア部の比屈
折率差が−1.20%〜−1.60%、クラッドに対す
るリングコア部の比屈折率差が+0.3%〜+0.7
%、クラッドに対するディプレストコア部の比屈折率差
が−0.06%〜+0%であり、1.56μm〜1.6
3μmから選択された少なくとも1つ以上の波長におい
て、実効コア断面積が10μm2以上、曲げ損失が40
dB/m以下、波長分散が−40 ps/nm/km以下の範
囲にあり、かつ使用する長さおよび使用する状態でカッ
トオフ波長が1.56μm以下であり、波長1.55μ
m帯に零分散波長を有する分散シフト光ファイバの波長
分散を1.56μm〜1.63μmから選択された少な
くとも1つ以上の波長において、零に補償できる長さ
で、この分散シフト光ファイバを補償したときの分散ス
ロープ補償率が60%〜140%であることを特徴とす
る分散補償光ファイバである。これにより、伝送路の分
散シフト光ファイバの残留波長分散をL−バンド帯の広
い波長範囲で補償することが可能となる。
載の分散補償光ファイバにおいて、1.56μm〜1.
63μmから選択された少なくとも1つ以上の波長にお
いて、伝送損失が1.0dB/km以下であることを特
徴とする。請求項4記載の発明は、請求項1から3のい
ずれかに記載の分散補償光ファイバにおいて、偏波分散
が0.2ps/√km以下であることを特徴とする。
いずれかに記載の分散補償光ファイバが20gから70
gの間の巻き張力で最小胴径150mm以下のリールに巻
き込まれて形成されていることを特徴とする分散補償光
ファイバモジュールである。これにより、一台のモジュ
ールで広い波長帯域に亘って分散補償することが可能と
なり、伝送速度を向上させることができる。請求項6記
載の発明は、請求項5記載の分散補償光ファイバモジュ
ールにおいて、分散補償光ファイバの両端が、該分散補
償光ファイバのモードフィールド径との差が、1.56
μm〜1.63μmから選択された少なくとも1つ以上
の波長において、2μm以下であって、融着接続時に加
熱を行っても損失劣化を生じない中間光ファイバに接続
され、この中間光ファイバの両端が1.3μm帯零分散シン
グルモード光ファイバ、もしくは1.55μm帯零分散シフ
ト光ファイバもしくは1.55μm帯ノン零分散シフト光フ
ァイバに接続され、中間光ファイバの両端の接続損失の
合計が2dB以下となるようにしたことを特徴とする。こ
れにより、低損失な分散補償光ファイバモジュールを実
現することができる。
図1に本発明の分散補償光ファイバの屈折率分布の一例
を示す。図1において、符号1は中心コア部、符号2は
中心コア部1の外周上に設けられた中間コア部、符号3
は中間コア部2の外周上に設けられたリングコア部、符
号4はリングコア部3の外周上に設けられたディプレス
トコア部、符号5はディプレストコア部4の外周に設け
られたクラッドである。図1中、中心コア部1の半径を
a、中間コア部2の半径をb、リングコア部3の半径を
c、ディプレストコア部4の半径をdとし、クラッド5
に対する中心コア部1の比屈折率差をΔ1、クラッド5
に対する中間コア部2の比屈折率差をΔ2、クラッド5
に対するリングコア部3の比屈折率差をΔ3、クラッド
5に対するディプレストコア部4の比屈折率差をΔ4と
している。中心コア部1は、クラッド5の屈折率より大
きい屈折率を有し、中間コア部2はクラッド5の屈折率
より小さい屈折率を有し、リングコア部3はクラッド5
の屈折率より大きい屈折率を有し、ディプレストコア部
4はクラッド5の屈折率より小さい屈折率を有する。
ディプレストコア部4の半径dを8μm〜14μm、中
心コア部半径に対する中間コア部半径の比b/aを2.
0〜4.0、中間コア部半径に対するリングコア部半径
の比c/bを1.2〜1.7、リングコア部半径に対す
るディプレストコア部半径の比d/cを1.4〜2.0
とし、クラッド5に対する中心コア部1の比屈折率差Δ
1を+1.6%〜+2.0%、クラッド5に対する中間
コア部2の比屈折率差Δ2を−1.20%〜−1.60
%、クラッド5に対するリングコア部3の比屈折率差Δ
3を+0.3%〜+0.7%、クラッド5に対するディ
プレストコア部4の比屈折率差Δ4を−0.06%〜0
%として形成されている。
構成に加えて以下のような特性値によって特定される。
その特性値とは、1.56μm〜1.63μmから選択
された少なくとも1つ以上の波長において、実効コア断
面積が10μm2以上、曲げ損失が40dB/m以下、
波長分散が−40 ps/nm/km以下の範囲にあり、使用
する長さおよび使用する状態でカットオフ波長を1.5
6μm以下とし、1.55μm帯に零分散波長を有する
分散シフト光ファイバの波長分散を1.56μm〜1.
63μmから選択された少なくとも1つ以上の波長にお
いて、零に補償することができる長さで、この分散補償
光ファイバを補償したときの分散スロープの補償率を6
0%〜140%とすることができるものである。
例は、1.56μm〜1.63μmから選択された少な
くとも1つ以上の波長において、実効断面積が10μm
2以上、曲げ損失が40dB/m以下、波長分散が−4
0 ps/nm/km以下の範囲にあり、かつ実際に使用する
長さおよび使用する状態でのカットオフ波長が1.56
μm以下であり、波長1.55μm帯に零分散波長を有
する分散シフト光ファイバの波長分散を1.56μm〜
1.63μmから選択された少なくとも1つ以上の波長
において、波長分散に対する分散スロープの比率が0.
020nm-1〜0.030nm-1であることを特徴とす
る分散補償光ファイバである。
m〜1.63μmから選択された少なくとも1つ以上の
波長において、伝送損失が1.0dB/km以下となる
ようにして形成されていることが好ましく、偏波分散に
ついては0.2ps/√km以下となるように形成されているこ
とが好ましい。なお、偏波分散とは、偏波モードによる
分散のことをいい、主に、光ファイバの非円に誘起され
る複屈折によって生じるものである。
1.56μm〜1.63μmから選択された少なくとも
1つ以上の波長において、実効断面積が10μm2以
上、曲げ損失が40dB/m以下、波長分散が−40 p
s/nm/km以下の範囲にあり、かつ実際に使用する長さ
および使用する状態でのカットオフ波長が1.56μm
以下であり、波長1.55μm帯に零分散波長を有する
分散シフト光ファイバの波長分散を1.56μm〜1.
63μmから選択された少なくとも1つ以上の波長にお
いて、波長分散に対する分散スロープの比率が0.02
0nm-1〜0.030nm-1となるようにしたことによ
り、伝送路の分散シフト光ファイバの残留波長分散をL
−バンド帯の広い波長範囲で補償することが可能とな
る。
14μmであり、中心コア部半径に対する中間コア部半
径の比が2.0〜4.0、中間コア部半径に対するリン
グコア部半径の比が1.2〜1.7、リングコア部半径
に対するディプレストコア部半径の比が1.4〜2.0
であり、クラッド5に対する中心コア部1の比屈折率差
が+1.6%〜+2.0%、クラッド5に対する中間コ
ア部2の比屈折率差が−1.20%〜−1.60%、ク
ラッド5に対するリングコア部3の比屈折率差が+0.
3%〜+0.7%、クラッド5に対するディプレストコ
ア部4の比屈折率差が−0.06%〜+0%であり、
1.56μm〜1.63μmから選択された少なくとも
1つ以上の波長において、実効コア断面積が10μm2
以上、曲げ損失が40dB/m以下、波長分散が−40
ps/nm/km以下の範囲にあり、かつ使用する長さおよ
び使用する状態でカットオフ波長が1.56μm以下で
あり、波長1.55μm帯に零分散波長を有する分散シ
フト光ファイバの波長分散を1.56μm〜1.63μ
mから選択された少なくとも1つ以上の波長において、
零に補償できる長さで、この分散シフト光ファイバを補
償したときの分散スロープの補償率が60〜140%と
なるようにして分散補償光ファイバを形成することによ
り、伝送路の分散シフト光ファイバの残留波長分散をL
−バンド帯の広い波長範囲で補償することが可能とな
る。また、1.56μm〜1.63μmから選択された少なくとも
一つ以上の波長において、伝送損失を1.0dB/km以下とす
ることができ、偏波分散を0.2ps/√km以下とすることが
できるため、低損失で、偏波分散の小さい分散補償光フ
ァイバを得ることができる。
ールの例について説明する。分散補償光ファイバモジュ
ールは、通常、分散補償光ファイバをリールに巻き込ん
で形成されているが、この例の分散補償光ファイバモジ
ュールの小型化を実現するために、上述した分散補償光
ファイバを20gから70gの間の巻き張力で最小胴径
150mm以下のリールに巻き込んで形成されている。さ
らに、この分散補償光ファイバモジュールは、この分散
補償光ファイバの両端が、分散補償光ファイバのモード
フィールド径との差が、1.56μm〜1.63μmか
ら選択された少なくとも1つ以上の波長において、2μ
m以下であって、融着接続時に加熱を行っても損失劣化
を生じない中間ファイバに接続され、この中間光ファイ
バの両端が1.3μm帯零分散シングルモード光ファイバ、
もしくは1.55μm帯零分散シフト光ファイバもしくは1.5
5μm帯ノン零分散シフト光ファイバに接続され、中間フ
ァイバの両端の接続損失の合計が2dB以下となるように
して形成されることが好ましい。ここで用いられる中間
ファイバとは、光ファイバを接続する際に生じる接続損
失を低減するために、接続される光ファイバのモードフ
ィールド径に合わせて用いるものであり、フィールドパ
ターンが分散補償光ファイバに近く、低加熱接続で分散
補償光ファイバと低損失で接続することが可能であり、
高加熱接続しても曲げ損失が劣化しない光ファイバであ
る。
よると、上述の分散補償光ファイバを20gから70g
の間の巻き張力で最小胴径150mm以下のリールに巻き
込んで分散補償光ファイバモジュールを形成することに
より、一台のモジュールで広い波長帯域に亘って分散補
償することが可能となり、伝送速度を向上させることが
できる。また、分散補償光ファイバの両端に中間ファイ
バを接続して、低損失な接続を行うことにより、低損失
な分散補償光ファイバモジュールを実現することができ
る。
率プロファイルを有するセグメント付き分散補償光ファ
イバを作製した。このときの屈折率分布構造のパラメー
タ△1、△2、△3、△4、b/a,c/b,d/cは、表1の
値となるように製造した。
光ファイバの光学特性を表2に示す。
分散補償光ファイバモジュールの光学特性を表3に示
す。
を表4に示す。
9μmにおいて被補償ファイバのRDSとほぼ等しく、曲げ
損失はコイルに巻いても劣化しないため、伝送路として
用いられる分散シフト光ファイバの残留波長分散を、L
−バンド帯の広い波長範囲で補償することが可能とな
る。その結果、一台の分散補償光ファイバモジュールで
広い波長範囲に亘って分散補償することが可能となり、
伝送速度を向上させることができた。
1.56μm〜1.63μmから選択された少なくとも
1つ以上の波長において、実効断面積が10μm2以
上、曲げ損失が40dB/m以下、波長分散が−40 p
s/nm/km以下の範囲にあり、かつ実際に使用する長さ
および使用する状態でのカットオフ波長が1.56μm
以下であり、波長1.55μm帯に零分散波長を有する
分散シフト光ファイバの波長分散を1.56μm〜1.
63μmから選択された少なくとも1つ以上の波長にお
いて、波長分散に対する分散スロープの比率が0.02
0nm-1〜0.030nm-1となるようにしたことによ
り、伝送路の分散シフト光ファイバの残留波長分散をL
−バンド帯の広い波長範囲で補償することが可能とな
る。
14μmであり、中心コア部半径に対する中間コア部半
径の比が2.0〜4.0、中間コア部半径に対するリン
グコア部半径の比が1.2〜1.7、リングコア部半径
に対するディプレストコア部半径の比が1.4〜2.0
であり、クラッドに対する中心コア部の比屈折率差が+
1.6%〜+2.0%、クラッドに対する中間コア部の
比屈折率差が−1.20%〜−1.60%、クラッドに
対するリングコア部の比屈折率差が+0.3%〜+0.
7%、クラッドに対するディプレストコア部の比屈折率
差が−0.06%〜+0%であり、1.56μm〜1.
63μmから選択された少なくとも1つ以上の波長にお
いて、実効コア断面積が10μm2以上、曲げ損失が4
0dB/m以下、波長分散が−40 ps/nm/km以下の
範囲にあり、かつ使用する長さおよび使用する状態でカ
ットオフ波長が1.56μm以下であり、波長1.55
μm帯に零分散波長を有する分散シフト光ファイバの波
長分散を1.56μm〜1.63μmから選択された少
なくとも1つ以上の波長において、零に補償できる長さ
で、この分散シフト光ファイバを補償したときの分散ス
ロープの補償率が60%〜140%となるようにして分
散補償光ファイバを形成することにより、伝送路の分散
シフト光ファイバの残留波長分散をL−バンド帯の広い
波長範囲で補償することが可能となる。また、1.56μm
〜1.63μmから選択された少なくとも一つ以上の波長に
おいて、伝送損失を1.0dB/km以下とすることができ、偏
波分散を0.2ps/√km以下とすることができるため、低損
失で、偏波分散の小さい分散補償光ファイバを得ること
ができる。
から70gの間の巻き張力で最小胴径150mm以下のリ
ールに巻き込んで分散補償光ファイバモジュールを形成
することにより、一台のモジュールで広い波長帯域に亘
って分散補償することが可能となり、伝送速度を向上さ
せることができる。また、分散補償光ファイバの両端に
中間ファイバを接続して、低損失な接続を行うことによ
り、低損失な分散補償光ファイバモジュールを実現する
ことができる。
す図である。
す図である。
イバの波長分散特性を示す図である。
示す図である。
4…ディプレストコア部、5…クラッド。
Claims (6)
- 【請求項1】 1.56μm〜1.63μmから選択さ
れた少なくとも1つ以上の波長において、実効断面積が
10μm2以上、曲げ損失が40dB/m以下、波長分
散が−40 ps/nm/km以下の範囲にあり、かつ実際に
使用する長さおよび使用する状態でのカットオフ波長が
1.56μm以下であり、波長1.55μm帯に零分散
波長を有する分散シフト光ファイバの波長分散を1.5
6μm〜1.63μmから選択された少なくとも1つ以
上の波長において、波長分散に対する分散スロープの比
率が0.020nm-1〜0.030nm-1となるように
したことを特徴とする分散補償光ファイバ。 - 【請求項2】 コアとその外周上に設けられたクラッド
とからなり、該コアはクラッドの屈折率より大きい屈折
率を有する中心コア部と、この中心コア部の外周に設け
られクラッドの屈折率より小さい屈折率を有する中間コ
ア部と、この中間コア部の外周に設けられクラッドの屈
折率より大きい屈折率を有するリングコア部と、このリ
ングコア部の外周に設けられクラッドの屈折率より小さ
い屈折率を有するディプレストコア部とを備え、ディプ
レストコア部半径が8μm〜14μmであり、中心コア
部半径に対する中間コア部半径の比が2.0〜4.0、
中間コア部半径に対するリングコア部半径の比が1.2
〜1.7、リングコア部半径に対するディプレストコア
部半径の比が1.4〜2.0であり、クラッドに対する
中心コア部の比屈折率差が+1.6%〜+2.0%、ク
ラッドに対する中間コア部の比屈折率差が−1.20%
〜−1.60%、クラッドに対するリングコア部の比屈
折率差が+0.3%〜+0.7%、クラッドに対するデ
ィプレストコア部の比屈折率差が−0.06%〜+0%
であり、1.56μm〜1.63μmから選択された少
なくとも1つ以上の波長において、実効コア断面積が1
0μm2以上、曲げ損失が40dB/m以下、波長分散
が−40 ps/nm/km以下の範囲にあり、かつ使用する
長さおよび使用する状態でカットオフ波長が1.56μ
m以下であり、波長1.55μm帯に零分散波長を有す
る分散シフト光ファイバの波長分散を1.56μm〜
1.63μmから選択された少なくとも1つ以上の波長
において、零に補償できる長さで、この分散シフト光フ
ァイバを補償したときの分散スロープ補償率が60%〜
140%であることを特徴とする分散補償光ファイバ。 - 【請求項3】 1.56μm〜1.63μmから選択さ
れた少なくとも1つ以上の波長において、伝送損失が
1.0dB/km以下であることを特徴とする請求項1
又は2記載の分散補償光ファイバ。 - 【請求項4】 偏波分散が0.2ps/√km以下であることを
特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の分散補償
光ファイバ。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の分散
補償光ファイバが20gから70gの間の巻き張力で最
小胴径150mm以下のリールに巻き込まれて形成されて
いることを特徴とする分散補償光ファイバモジュール。 - 【請求項6】 分散補償光ファイバの両端が、該分散補
償光ファイバのモードフィールド径との差が、1.56
μm〜1.63μmから選択された少なくとも1つ以上
の波長において、2μm以下であって、融着接続時に加
熱を行っても損失劣化を生じない中間光ファイバに接続
され、この中間光ファイバの両端が1.3μm帯零分散シン
グルモード光ファイバ、もしくは1.55μm帯零分散シフ
ト光ファイバもしくは1.55μm帯ノン零分散シフト光フ
ァイバに接続され、中間光ファイバの両端の接続損失の
合計が2dB以下となるようにしたことを特徴とする請求
項5記載の分散補償光ファイバモジュール。
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|---|---|---|---|
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| JP2014142647A (ja) * | 2008-07-07 | 2014-08-07 | Ofs Fitel Llc | ファイバ伸張器およびモジュール |
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2002
- 2002-03-13 JP JP2002069078A patent/JP3833555B2/ja not_active Expired - Fee Related
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