JP2003270508A - 複合レンズ製造装置、複合レンズ製造方法、複合レンズ、およびプロジェクタ - Google Patents
複合レンズ製造装置、複合レンズ製造方法、複合レンズ、およびプロジェクタInfo
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Landscapes
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複合レンズを構成する複数のレンズの光軸
位置を高精度に調整できるとともに、装置自体の小型化
を図ることができる複合レンズ製造装置、複合レンズ製
造方法、複合レンズ、およびプロジェクタを提供するこ
と。 【解決手段】外形基準で設置された2群レンズ112を
含む鏡筒本体101を台座212に設置し、2群レンズ
112の芯位置をレーザコリメータ240の光路上に正
確に調整して、調整対象となる3群レンズ113をセッ
トする。レーザコリメータ240の光源から、2つの群
レンズ112,113に射出光Xを通し、反射ミラー2
42からの戻り光Yをレーザコリメータ240のCCD
カメラで検出しながら、3群レンズ113の光路に対す
る姿勢を調整することにより、レンズ間の光軸位置を高
精度に調整できる。光源とCCDカメラとを同じ側に配
置したため装置を小型化できる。
位置を高精度に調整できるとともに、装置自体の小型化
を図ることができる複合レンズ製造装置、複合レンズ製
造方法、複合レンズ、およびプロジェクタを提供するこ
と。 【解決手段】外形基準で設置された2群レンズ112を
含む鏡筒本体101を台座212に設置し、2群レンズ
112の芯位置をレーザコリメータ240の光路上に正
確に調整して、調整対象となる3群レンズ113をセッ
トする。レーザコリメータ240の光源から、2つの群
レンズ112,113に射出光Xを通し、反射ミラー2
42からの戻り光Yをレーザコリメータ240のCCD
カメラで検出しながら、3群レンズ113の光路に対す
る姿勢を調整することにより、レンズ間の光軸位置を高
精度に調整できる。光源とCCDカメラとを同じ側に配
置したため装置を小型化できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合レンズ製造装
置、複合レンズ製造方法、複合レンズ、およびプロジェ
クタに関する。
置、複合レンズ製造方法、複合レンズ、およびプロジェ
クタに関する。
【0002】
【背景技術】従来、複数の色光を画像情報に応じて各色
光ごとに変調する複数の液晶パネルと、各液晶パネルで
変調された色光を合成するクロスダイクロイックプリズ
ムと、このプリズムで合成された光束を拡大投写して投
写画像を形成する投写レンズとを備えたプロジェクタが
利用されている。
光ごとに変調する複数の液晶パネルと、各液晶パネルで
変調された色光を合成するクロスダイクロイックプリズ
ムと、このプリズムで合成された光束を拡大投写して投
写画像を形成する投写レンズとを備えたプロジェクタが
利用されている。
【0003】このようなプロジェクタに用いられる投写
レンズとしては、投写画像において、解像度の低下や、
歪曲収差および色収差等の収差の発生等を抑えるため
に、収束用レンズおよび発散用レンズを含む複数のレン
ズを組み合わせて構成された複合レンズが利用されてい
る。しかしながら、各レンズを正しく機能させて投写画
像の高品質を確保するためには、複合レンズを構成する
各レンズの間の光軸(芯)位置を高精度に調整する必要
があった。このため、従来は、例えば、複数のレンズに
対して、レンズの中心とこれらのレンズの中心以外の少
なくとも3個所に光源から平行光束を射出し、複数のレ
ンズを経た平行光束を、光源とは反対側に配置されたC
CDカメラで撮像して画像処理を行った上で、レンズ中
心の光束の位置と各個所の光束の位置から演算された重
心位置との偏差に基づいて、これらの偏差がなくすよう
にレンズ間の位置を調整するものが知られている。
レンズとしては、投写画像において、解像度の低下や、
歪曲収差および色収差等の収差の発生等を抑えるため
に、収束用レンズおよび発散用レンズを含む複数のレン
ズを組み合わせて構成された複合レンズが利用されてい
る。しかしながら、各レンズを正しく機能させて投写画
像の高品質を確保するためには、複合レンズを構成する
各レンズの間の光軸(芯)位置を高精度に調整する必要
があった。このため、従来は、例えば、複数のレンズに
対して、レンズの中心とこれらのレンズの中心以外の少
なくとも3個所に光源から平行光束を射出し、複数のレ
ンズを経た平行光束を、光源とは反対側に配置されたC
CDカメラで撮像して画像処理を行った上で、レンズ中
心の光束の位置と各個所の光束の位置から演算された重
心位置との偏差に基づいて、これらの偏差がなくすよう
にレンズ間の位置を調整するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合には、光源とCCDカメラとを複合レンズを挟んだ反
対側にそれぞれ配置し、光束射出面と光束検出面とを対
向させる必要があるため、複合レンズ製造装置自体の寸
法が大きくなるという問題があった。本発明の目的は、
複合レンズを構成する複数のレンズの光軸位置を高精度
に調整できるとともに、装置自体の小型化を図ることが
できる複合レンズ製造装置、複合レンズ製造方法、複合
レンズ、およびプロジェクタを提供することにある。
合には、光源とCCDカメラとを複合レンズを挟んだ反
対側にそれぞれ配置し、光束射出面と光束検出面とを対
向させる必要があるため、複合レンズ製造装置自体の寸
法が大きくなるという問題があった。本発明の目的は、
複合レンズを構成する複数のレンズの光軸位置を高精度
に調整できるとともに、装置自体の小型化を図ることが
できる複合レンズ製造装置、複合レンズ製造方法、複合
レンズ、およびプロジェクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る複合レンズ
製造装置は、内部に所定の光路が設定されたレンズ保持
筒と、この光路の照明光軸上に順次配置される複数のレ
ンズとを備える複合レンズを製造する複合レンズ製造装
置であって、前記レンズ保持筒をセットする台座と、こ
の台座にセットされたレンズ保持筒に平行光束を射出す
る光源と、前記複数のレンズを経た前記平行光束を反射
して前記複数のレンズに戻す反射部材と、この反射部材
で反射された戻り光を検出する戻り光検出機構と、前記
複数のレンズのうち少なくともいずれかのレンズを、前
記照明光軸に対して姿勢調整する姿勢調整機構と、この
姿勢調整機構で調整されたレンズを前記レンズ保持筒に
接着固定する接着固定機構とを備えることを特徴とす
る。
製造装置は、内部に所定の光路が設定されたレンズ保持
筒と、この光路の照明光軸上に順次配置される複数のレ
ンズとを備える複合レンズを製造する複合レンズ製造装
置であって、前記レンズ保持筒をセットする台座と、こ
の台座にセットされたレンズ保持筒に平行光束を射出す
る光源と、前記複数のレンズを経た前記平行光束を反射
して前記複数のレンズに戻す反射部材と、この反射部材
で反射された戻り光を検出する戻り光検出機構と、前記
複数のレンズのうち少なくともいずれかのレンズを、前
記照明光軸に対して姿勢調整する姿勢調整機構と、この
姿勢調整機構で調整されたレンズを前記レンズ保持筒に
接着固定する接着固定機構とを備えることを特徴とす
る。
【0006】本発明では、例えば、予め基準となるレン
ズ(以下、適宜、「第1レンズ」と称する)が固定され
たレンズ保持筒を光路上に配置し、このレンズ保持筒
に、調整対象となるレンズ(以下、適宜、「第2レン
ズ」と称する)を配置した状態で光源から平行光束を射
出して、これらの2つのレンズを通り反射部材で反射さ
れた戻り光を戻り光検出機構で検出し、光源から射出さ
れた光束を示す設計上の位置と検出された戻り光の位置
とが合致するように、姿勢調整機構で前記第1レンズに
対する第2レンズの姿勢を調整する。この後、接着固定
機構で第2レンズをレンズ保持筒に接着固定することに
より、2つのレンズの光軸位置を高精度に調整する。こ
こで、複合レンズを構成するレンズが3群以上ある場合
には、前記姿勢調整された第2レンズを、今度は前記第
1レンズとすることにより、同様にして光軸位置を調整
する。以上のような手順で行うことにより、複合レンズ
を構成する複数のレンズの光軸位置を高精度に調整でき
る。また、従来のように、複数の平行光線の重心の偏差
を求めるという複雑な構成も必要ないため、比較的簡単
に光軸位置調整ができる。その上、光源と戻り光検出機
構とを複合レンズに対する同じ側に配置したので、光源
と戻り光検出機構とを複合レンズを挟んだ反対側に配置
する場合に比べて、光束射出面と戻り光検出面とが同じ
方向に面することから、製造装置自体の小型化を図るこ
とができ、ひいては、複合レンズの製造にかかるコスト
低減にもつながる。
ズ(以下、適宜、「第1レンズ」と称する)が固定され
たレンズ保持筒を光路上に配置し、このレンズ保持筒
に、調整対象となるレンズ(以下、適宜、「第2レン
ズ」と称する)を配置した状態で光源から平行光束を射
出して、これらの2つのレンズを通り反射部材で反射さ
れた戻り光を戻り光検出機構で検出し、光源から射出さ
れた光束を示す設計上の位置と検出された戻り光の位置
とが合致するように、姿勢調整機構で前記第1レンズに
対する第2レンズの姿勢を調整する。この後、接着固定
機構で第2レンズをレンズ保持筒に接着固定することに
より、2つのレンズの光軸位置を高精度に調整する。こ
こで、複合レンズを構成するレンズが3群以上ある場合
には、前記姿勢調整された第2レンズを、今度は前記第
1レンズとすることにより、同様にして光軸位置を調整
する。以上のような手順で行うことにより、複合レンズ
を構成する複数のレンズの光軸位置を高精度に調整でき
る。また、従来のように、複数の平行光線の重心の偏差
を求めるという複雑な構成も必要ないため、比較的簡単
に光軸位置調整ができる。その上、光源と戻り光検出機
構とを複合レンズに対する同じ側に配置したので、光源
と戻り光検出機構とを複合レンズを挟んだ反対側に配置
する場合に比べて、光束射出面と戻り光検出面とが同じ
方向に面することから、製造装置自体の小型化を図るこ
とができ、ひいては、複合レンズの製造にかかるコスト
低減にもつながる。
【0007】以上において、前記レンズ保持筒には、前
記姿勢調整機構で調整されるレンズ以外のレンズが外形
基準で取り付けられ、前記台座には、セットされたレン
ズ保持筒を、前記平行光束の光軸直交方向に位置調整す
る保持筒位置調整機構が設けられていることが好まし
い。この場合には、例えば、予め外形基準で第1レンズ
をレンズ保持筒に保持させた状態で、このレンズ保持筒
を台座にセットし、光源から平行光束を射出してその戻
り光を検出しながら、保持筒位置調整機構で、第1レン
ズが固定されたレンズ保持筒を平行光束の光軸直交方向
に位置調整することにより、第1レンズの曲率中心
(芯)の位置、すなわち、レンズ保持筒の位置を正確に
特定できる。従って、レンズ保持部に固定された第1レ
ンズを基準のレンズとして、第2レンズの相対的な位置
を高精度に調整できる。
記姿勢調整機構で調整されるレンズ以外のレンズが外形
基準で取り付けられ、前記台座には、セットされたレン
ズ保持筒を、前記平行光束の光軸直交方向に位置調整す
る保持筒位置調整機構が設けられていることが好まし
い。この場合には、例えば、予め外形基準で第1レンズ
をレンズ保持筒に保持させた状態で、このレンズ保持筒
を台座にセットし、光源から平行光束を射出してその戻
り光を検出しながら、保持筒位置調整機構で、第1レン
ズが固定されたレンズ保持筒を平行光束の光軸直交方向
に位置調整することにより、第1レンズの曲率中心
(芯)の位置、すなわち、レンズ保持筒の位置を正確に
特定できる。従って、レンズ保持部に固定された第1レ
ンズを基準のレンズとして、第2レンズの相対的な位置
を高精度に調整できる。
【0008】以上において、前記光源および前記戻り光
検出機構は、一体化されたコリメータ装置として構成さ
れていることが好ましい。この場合には、一体化された
コリメータ装置とすることにより、コリメータ装置の小
型化と取り扱い性向上とを図ることができる。
検出機構は、一体化されたコリメータ装置として構成さ
れていることが好ましい。この場合には、一体化された
コリメータ装置とすることにより、コリメータ装置の小
型化と取り扱い性向上とを図ることができる。
【0009】以上において、前記姿勢調整機構は、調整
対象となるレンズを前記照明光軸に直交する面内で位置
調整する面内位置調整部と、この直交面に対する前記レ
ンズの倒れ位置を調整する倒れ位置調整部とを備えるこ
とが好ましい。この場合には、面内位置調整部により調
整対象となる第2レンズの面内位置を調整し、倒れ位置
調整部により第2レンズの倒れ位置を調整するので、第
1レンズに対する第2レンズの姿勢、すなわち、両レン
ズの光軸位置をより一層高精度に調整できる。
対象となるレンズを前記照明光軸に直交する面内で位置
調整する面内位置調整部と、この直交面に対する前記レ
ンズの倒れ位置を調整する倒れ位置調整部とを備えるこ
とが好ましい。この場合には、面内位置調整部により調
整対象となる第2レンズの面内位置を調整し、倒れ位置
調整部により第2レンズの倒れ位置を調整するので、第
1レンズに対する第2レンズの姿勢、すなわち、両レン
ズの光軸位置をより一層高精度に調整できる。
【0010】以上において、前記戻り光検出機構に接続
される撮像素子と、この撮像素子で撮像された画像信号
を画像取込装置を介して取り込む画像処理装置と、この
画像処理装置で処理された画像データに基づいて、検出
された平行光束画像と、設計上の平行光束形成位置とを
対比して偏差を取得する偏差取得部とを備えることが好
ましい。
される撮像素子と、この撮像素子で撮像された画像信号
を画像取込装置を介して取り込む画像処理装置と、この
画像処理装置で処理された画像データに基づいて、検出
された平行光束画像と、設計上の平行光束形成位置とを
対比して偏差を取得する偏差取得部とを備えることが好
ましい。
【0011】ここで、撮像素子としては、CCD(Char
ge Coupled Device)、MOS(Metal Oxide Semicondu
ctor)センサ等を採用できる。また、画像取込装置とし
ては、この撮像素子で検出された画像をコンピュータ用
の画像信号に変換するビデオキャプチャボード等を採用
できる。
ge Coupled Device)、MOS(Metal Oxide Semicondu
ctor)センサ等を採用できる。また、画像取込装置とし
ては、この撮像素子で検出された画像をコンピュータ用
の画像信号に変換するビデオキャプチャボード等を採用
できる。
【0012】この場合には、撮像素子で戻り光を検出
し、検出された戻り光を画像取込装置を介して画像処理
装置で取り込み、この取り込まれた画像データに基づい
て、検出された平行光束画像と設計上の平行光束形成位
置とを偏差取得部で対比して偏差を取得するため、目視
等の場合に比べて、固定された基準となる第1レンズに
対する第2レンズの位置調整を高精度で、かつ簡単迅速
に行うことができる。
し、検出された戻り光を画像取込装置を介して画像処理
装置で取り込み、この取り込まれた画像データに基づい
て、検出された平行光束画像と設計上の平行光束形成位
置とを偏差取得部で対比して偏差を取得するため、目視
等の場合に比べて、固定された基準となる第1レンズに
対する第2レンズの位置調整を高精度で、かつ簡単迅速
に行うことができる。
【0013】以上において、前記レンズ保持筒には、内
部に配置されたレンズの姿勢を調整するための姿勢調整
孔と、調整されたレンズを接着固定するための接着剤を
注入するための接着固定孔とが形成され、前記接着固定
機構は、前記接着固定孔に光硬化型接着剤を注入する接
着剤注入部と、注入された接着剤を硬化させる光線照射
部とを備えることが好ましい。この場合には、例えば、
姿勢調整孔から第2レンズを保持調整する保持部材等を
挿入して第2レンズ位置を調整した後に、接着固定孔を
介して接着剤注入部から光硬化型接着剤を注入し、この
注入された接着剤に対して光線照射部から光線を照射す
ることにより、第2レンズに位置ずれを起こすことなく
正確に固定できる。
部に配置されたレンズの姿勢を調整するための姿勢調整
孔と、調整されたレンズを接着固定するための接着剤を
注入するための接着固定孔とが形成され、前記接着固定
機構は、前記接着固定孔に光硬化型接着剤を注入する接
着剤注入部と、注入された接着剤を硬化させる光線照射
部とを備えることが好ましい。この場合には、例えば、
姿勢調整孔から第2レンズを保持調整する保持部材等を
挿入して第2レンズ位置を調整した後に、接着固定孔を
介して接着剤注入部から光硬化型接着剤を注入し、この
注入された接着剤に対して光線照射部から光線を照射す
ることにより、第2レンズに位置ずれを起こすことなく
正確に固定できる。
【0014】本発明に係る複合レンズ製造方法は、内部
に所定の光路が設定されたレンズ保持筒と、この光路の
光軸上に順次配置される複数のレンズとを備える複合レ
ンズを製造する複合レンズ製造方法であって、コリメー
タ装置の光源から射出された平行光束を反射する反射部
材の姿勢調整を行い、当該コリメータ装置から射出され
た平行光束、および、この反射部材で反射した戻り光を
前記コリメータ装置の検出部分で一致させる反射部材姿
勢調整工程と、姿勢調整された反射部材に基づいて、調
整対象となる第1レンズが外形基準で取り付けられた前
記レンズ保持筒を前記コリメータ装置の光路上に配置し
て、前記第1レンズを前記光路の光軸に直交する方向に
姿勢調整する第1レンズ姿勢調整工程と、前記レンズ保
持筒に第2レンズをセットし、前記コリメータ装置の戻
り光を検出しながら、前記第2レンズを前記照明光軸と
直交する面内方向、およびこの直交面に対する倒れ方向
に位置調整する第2レンズ姿勢調整工程と、位置調整さ
れた第2レンズを前記レンズ保持筒に対して接着固定す
る接着固定工程とを備えることを特徴とする。
に所定の光路が設定されたレンズ保持筒と、この光路の
光軸上に順次配置される複数のレンズとを備える複合レ
ンズを製造する複合レンズ製造方法であって、コリメー
タ装置の光源から射出された平行光束を反射する反射部
材の姿勢調整を行い、当該コリメータ装置から射出され
た平行光束、および、この反射部材で反射した戻り光を
前記コリメータ装置の検出部分で一致させる反射部材姿
勢調整工程と、姿勢調整された反射部材に基づいて、調
整対象となる第1レンズが外形基準で取り付けられた前
記レンズ保持筒を前記コリメータ装置の光路上に配置し
て、前記第1レンズを前記光路の光軸に直交する方向に
姿勢調整する第1レンズ姿勢調整工程と、前記レンズ保
持筒に第2レンズをセットし、前記コリメータ装置の戻
り光を検出しながら、前記第2レンズを前記照明光軸と
直交する面内方向、およびこの直交面に対する倒れ方向
に位置調整する第2レンズ姿勢調整工程と、位置調整さ
れた第2レンズを前記レンズ保持筒に対して接着固定す
る接着固定工程とを備えることを特徴とする。
【0015】本発明によれば、前述した複合レンズ製造
装置と略同じ作用効果を奏することができる。すなわ
ち、まず、反射部材姿勢調整工程で、コリメータ装置に
対する反射部材の姿勢を調整する。次に、第1レンズ姿
勢調整工程で、第1レンズが外形基準で固定されたレン
ズ保持筒を光路上に配置して光軸直交向に調整すること
により第1レンズの芯の位置を調整する。次に、第2レ
ンズ姿勢調整工程で、面内方向および倒れ方向に第2レ
ンズの姿勢を調整することにより、レンズ保持筒におけ
る第1レンズと第2レンズの光軸位置を高精度に調整で
きる。この際、光源と検出部分とを含むコリメータ装置
を用いて複合レンズを製造するので、複合レンズを製造
するための製造装置の小型化を図ることができる。
装置と略同じ作用効果を奏することができる。すなわ
ち、まず、反射部材姿勢調整工程で、コリメータ装置に
対する反射部材の姿勢を調整する。次に、第1レンズ姿
勢調整工程で、第1レンズが外形基準で固定されたレン
ズ保持筒を光路上に配置して光軸直交向に調整すること
により第1レンズの芯の位置を調整する。次に、第2レ
ンズ姿勢調整工程で、面内方向および倒れ方向に第2レ
ンズの姿勢を調整することにより、レンズ保持筒におけ
る第1レンズと第2レンズの光軸位置を高精度に調整で
きる。この際、光源と検出部分とを含むコリメータ装置
を用いて複合レンズを製造するので、複合レンズを製造
するための製造装置の小型化を図ることができる。
【0016】本発明に係る複合レンズは、前記複合レン
ズ製造方法により製造されたことを特徴とする。また、
本発明に係るプロジェクタは、前記複合レンズを備えて
構成されることを特徴とする。これらの発明によれば、
前述したレンズ製造方法と同様の作用、効果を奏するこ
とができ、高精度に光軸調整された複合レンズを提供で
きる。
ズ製造方法により製造されたことを特徴とする。また、
本発明に係るプロジェクタは、前記複合レンズを備えて
構成されることを特徴とする。これらの発明によれば、
前述したレンズ製造方法と同様の作用、効果を奏するこ
とができ、高精度に光軸調整された複合レンズを提供で
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。 〔1.プロジェクタの構成〕図1は、本発明に係る複合
レンズを備えるプロジェクタ1の構成要素である光学ユ
ニット4を模式的に示す図である。プロジェクタ1は、
図示を省略するが、プロジェクタ本体と、このプロジェ
クタ本体を収納する樹脂製の外装ケースとを備え、略直
方体状に構成されている。このプロジェクタ本体は、電
源ユニットと、光学ユニット4と、制御基板とを備え、
前記電源ユニットで取得した外部電力によって、前記制
御基板で制御しながら光学ユニット4を駆動することに
より、画像情報に応じて形成された光学像を拡大投写し
ている。
面に基づいて説明する。 〔1.プロジェクタの構成〕図1は、本発明に係る複合
レンズを備えるプロジェクタ1の構成要素である光学ユ
ニット4を模式的に示す図である。プロジェクタ1は、
図示を省略するが、プロジェクタ本体と、このプロジェ
クタ本体を収納する樹脂製の外装ケースとを備え、略直
方体状に構成されている。このプロジェクタ本体は、電
源ユニットと、光学ユニット4と、制御基板とを備え、
前記電源ユニットで取得した外部電力によって、前記制
御基板で制御しながら光学ユニット4を駆動することに
より、画像情報に応じて形成された光学像を拡大投写し
ている。
【0018】光学ユニット4は、図1に示すように、光
源装置411を構成する光源ランプ416から射出され
た光束を光学的に処理して画像情報に対応した光学像を
形成し、この光学像を拡大して投写するユニットであ
り、インテグレータ照明光学系41と、色分離光学系4
2と、リレー光学系43と、光学装置44と、投写レン
ズ46とを備える。
源装置411を構成する光源ランプ416から射出され
た光束を光学的に処理して画像情報に対応した光学像を
形成し、この光学像を拡大して投写するユニットであ
り、インテグレータ照明光学系41と、色分離光学系4
2と、リレー光学系43と、光学装置44と、投写レン
ズ46とを備える。
【0019】インテグレータ照明光学系41は、光学装
置44を構成する3枚の液晶パネル441(赤、緑、青
の色光毎にそれぞれ液晶パネル441R,441G,4
41Bとする)の画像形成領域をほぼ均一に照明するた
めの光学系であり、光源装置411と、第1レンズアレ
イ412と、第2レンズアレイ413と、偏光変換素子
414と、重畳レンズ415とを備える。
置44を構成する3枚の液晶パネル441(赤、緑、青
の色光毎にそれぞれ液晶パネル441R,441G,4
41Bとする)の画像形成領域をほぼ均一に照明するた
めの光学系であり、光源装置411と、第1レンズアレ
イ412と、第2レンズアレイ413と、偏光変換素子
414と、重畳レンズ415とを備える。
【0020】光源装置411は、放射光源としての光源
ランプ416と、リフレクタ417とを備え、光源ラン
プ416から射出された放射状の光線をリフレクタ41
7で反射して平行光束とし、この平行光束を外部へと射
出する。光源ランプ416には、高圧水銀ランプを採用
している。なお、高圧水銀ランプ以外に、メタルハライ
ドランプやハロゲンランプ等も採用できる。また、リフ
レクタ417には、放物面鏡を採用している。なお、放
物面鏡の代わりに、平行化凹レンズおよび楕円面鏡を組
み合わせたものを採用してもよい。
ランプ416と、リフレクタ417とを備え、光源ラン
プ416から射出された放射状の光線をリフレクタ41
7で反射して平行光束とし、この平行光束を外部へと射
出する。光源ランプ416には、高圧水銀ランプを採用
している。なお、高圧水銀ランプ以外に、メタルハライ
ドランプやハロゲンランプ等も採用できる。また、リフ
レクタ417には、放物面鏡を採用している。なお、放
物面鏡の代わりに、平行化凹レンズおよび楕円面鏡を組
み合わせたものを採用してもよい。
【0021】第1レンズアレイ412は、光軸方向から
見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズがマトリクス状
に配列された構成を有している。各小レンズは、光源ラ
ンプ416から射出された光束を複数の部分光束に分割
している。各小レンズの輪郭形状は、液晶パネル441
の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定さ
れている。たとえば、液晶パネル441の画像形成領域
のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3である
ならば、各小レンズのアスペクト比も4:3に設定す
る。
見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズがマトリクス状
に配列された構成を有している。各小レンズは、光源ラ
ンプ416から射出された光束を複数の部分光束に分割
している。各小レンズの輪郭形状は、液晶パネル441
の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定さ
れている。たとえば、液晶パネル441の画像形成領域
のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3である
ならば、各小レンズのアスペクト比も4:3に設定す
る。
【0022】第2レンズアレイ413は、第1レンズア
レイ412と略同様な構成を有しており、小レンズがマ
トリクス状に配列された構成を有している。この第2レ
ンズアレイ413は、重畳レンズ415とともに、第1
レンズアレイ412の各小レンズの像を液晶パネル44
1上に結像させる機能を有する。
レイ412と略同様な構成を有しており、小レンズがマ
トリクス状に配列された構成を有している。この第2レ
ンズアレイ413は、重畳レンズ415とともに、第1
レンズアレイ412の各小レンズの像を液晶パネル44
1上に結像させる機能を有する。
【0023】偏光変換素子414は、第2レンズアレイ
413と重畳レンズ415との間に配置されるととも
に、第2レンズアレイ413と一体でユニット化されて
いる。このような偏光変換素子414は、第2レンズア
レイ413からの光を1種類の偏光光に変換するもので
あり、これにより、光学装置44での光の利用効率が高
められている。
413と重畳レンズ415との間に配置されるととも
に、第2レンズアレイ413と一体でユニット化されて
いる。このような偏光変換素子414は、第2レンズア
レイ413からの光を1種類の偏光光に変換するもので
あり、これにより、光学装置44での光の利用効率が高
められている。
【0024】具体的に、偏光変換素子414によって1
種類の偏光光に変換された各部分光は、重畳レンズ41
5によって最終的に光学装置44の液晶パネル441上
にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネ
ル441を用いたプロジェクタ1では、1種類の偏光光
しか利用できないため、他種類のランダムな偏光光を発
する光源ランプ416からの光束の略半分が利用されな
い。このため、偏光変換素子414を用いることによ
り、光源ランプ416から射出された光束を全て1種類
の偏光光に変換し、光学装置44での光の利用効率を高
めている。なお、このような偏光変換素子414は、た
とえば特開平8−304739号公報に紹介されてい
る。
種類の偏光光に変換された各部分光は、重畳レンズ41
5によって最終的に光学装置44の液晶パネル441上
にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネ
ル441を用いたプロジェクタ1では、1種類の偏光光
しか利用できないため、他種類のランダムな偏光光を発
する光源ランプ416からの光束の略半分が利用されな
い。このため、偏光変換素子414を用いることによ
り、光源ランプ416から射出された光束を全て1種類
の偏光光に変換し、光学装置44での光の利用効率を高
めている。なお、このような偏光変換素子414は、た
とえば特開平8−304739号公報に紹介されてい
る。
【0025】色分離光学系42は、2枚のダイクロイッ
クミラー421,422と、反射ミラー423とを備
え、ダイクロイックミラー421、422によりインテ
グレータ照明光学系41から射出された複数の部分光束
を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離す
る機能を有している。リレー光学系43は、入射側レン
ズ431と、リレーレンズ433と、反射ミラー43
2、434とを備え、色分離光学系42で分離された色
光である赤色光を液晶パネル441Rまで導く機能を有
している。
クミラー421,422と、反射ミラー423とを備
え、ダイクロイックミラー421、422によりインテ
グレータ照明光学系41から射出された複数の部分光束
を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離す
る機能を有している。リレー光学系43は、入射側レン
ズ431と、リレーレンズ433と、反射ミラー43
2、434とを備え、色分離光学系42で分離された色
光である赤色光を液晶パネル441Rまで導く機能を有
している。
【0026】この際、色分離光学系42のダイクロイッ
クミラー421では、インテグレータ照明光学系41か
ら射出された光束のうち、赤色光成分と緑色光成分とは
透過し、青色光成分は反射する。ダイクロイックミラー
421によって反射した青色光は、反射ミラー423で
反射し、フィールドレンズ418を通って、青色用の液
晶パネル441Bに到達する。このフィールドレンズ4
18は、第2レンズアレイ413から射出された各部分
光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換
する。他の液晶パネル441G、441Bの光入射側に
設けられたフィールドレンズ418も同様である。
クミラー421では、インテグレータ照明光学系41か
ら射出された光束のうち、赤色光成分と緑色光成分とは
透過し、青色光成分は反射する。ダイクロイックミラー
421によって反射した青色光は、反射ミラー423で
反射し、フィールドレンズ418を通って、青色用の液
晶パネル441Bに到達する。このフィールドレンズ4
18は、第2レンズアレイ413から射出された各部分
光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換
する。他の液晶パネル441G、441Bの光入射側に
設けられたフィールドレンズ418も同様である。
【0027】また、ダイクロイックミラー421を透過
した赤色光と緑色光のうちで、緑色光は、ダイクロイッ
クミラー422によって反射し、フィールドレンズ41
8を通って、緑色用の液晶パネル441Gに到達する。
一方、赤色光は、ダイクロイックミラー422を透過し
てリレー光学系43を通り、さらにフィールドレンズ4
18を通って、赤色光用の液晶パネル441Rに到達す
る。なお、赤色光にリレー光学系43が用いられている
のは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路長さよりも
長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止
するためである。すなわち、入射側レンズ431に入射
した部分光束をそのまま、フィールドレンズ418に伝
えるためである。
した赤色光と緑色光のうちで、緑色光は、ダイクロイッ
クミラー422によって反射し、フィールドレンズ41
8を通って、緑色用の液晶パネル441Gに到達する。
一方、赤色光は、ダイクロイックミラー422を透過し
てリレー光学系43を通り、さらにフィールドレンズ4
18を通って、赤色光用の液晶パネル441Rに到達す
る。なお、赤色光にリレー光学系43が用いられている
のは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路長さよりも
長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止
するためである。すなわち、入射側レンズ431に入射
した部分光束をそのまま、フィールドレンズ418に伝
えるためである。
【0028】光学装置44は、入射された光束を画像情
報に応じて変調してカラー画像を形成するものであり、
色分離光学系42で分離された各色光が入射される3つ
の入射側偏光板442と、各入射側偏光板442の後段
に配置される光変調装置としての液晶パネル441R,
441G,441Bと、各液晶パネル441R,441
G,441Bの後段に配置される射出側偏光板443
と、色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズ
ム444とを備える。
報に応じて変調してカラー画像を形成するものであり、
色分離光学系42で分離された各色光が入射される3つ
の入射側偏光板442と、各入射側偏光板442の後段
に配置される光変調装置としての液晶パネル441R,
441G,441Bと、各液晶パネル441R,441
G,441Bの後段に配置される射出側偏光板443
と、色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズ
ム444とを備える。
【0029】液晶パネル441R,441G,441B
は、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子と
して用いたものである。光学装置44において、色分離
光学系42で分離された各色光は、これら3枚の液晶パ
ネル441R,441G,441B、入射側偏光板44
2、および射出側偏光板443によって画像情報に応じ
て変調されて光学像を形成する。
は、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子と
して用いたものである。光学装置44において、色分離
光学系42で分離された各色光は、これら3枚の液晶パ
ネル441R,441G,441B、入射側偏光板44
2、および射出側偏光板443によって画像情報に応じ
て変調されて光学像を形成する。
【0030】入射側偏光板442は、色分離光学系42
で分離された各色光のうち、一定方向の偏光光のみ透過
させ、その他の光束を吸収するものであり、サファイヤ
ガラス等の基板に偏光膜が貼付されたものである。射出
側偏光板443も、入射側偏光板442と略同様に構成
され、液晶パネル441(441R,441G,441
B)から射出された光束のうち、所定方向の偏光光のみ
透過させ、その他の光束を吸収するものである。これら
の入射側偏光板442および射出側偏光板443は、互
いの偏光軸の方向が直交するように設定されている。
で分離された各色光のうち、一定方向の偏光光のみ透過
させ、その他の光束を吸収するものであり、サファイヤ
ガラス等の基板に偏光膜が貼付されたものである。射出
側偏光板443も、入射側偏光板442と略同様に構成
され、液晶パネル441(441R,441G,441
B)から射出された光束のうち、所定方向の偏光光のみ
透過させ、その他の光束を吸収するものである。これら
の入射側偏光板442および射出側偏光板443は、互
いの偏光軸の方向が直交するように設定されている。
【0031】クロスダイクロイックプリズム444は、
射出側偏光板443から射出され、各色光毎に変調され
た光学像を合成してカラー画像を形成するものである。
クロスダイクロイックプリズム444には、赤色光を反
射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜と
が、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に設け
られ、これらの誘電体多層膜により3つの色光が合成さ
れる。以上説明した液晶パネル441、射出側偏光板4
43およびクロスダイクロイックプリズム444は、一
体的にユニット化された光学装置本体45として構成さ
れている。
射出側偏光板443から射出され、各色光毎に変調され
た光学像を合成してカラー画像を形成するものである。
クロスダイクロイックプリズム444には、赤色光を反
射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜と
が、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に設け
られ、これらの誘電体多層膜により3つの色光が合成さ
れる。以上説明した液晶パネル441、射出側偏光板4
43およびクロスダイクロイックプリズム444は、一
体的にユニット化された光学装置本体45として構成さ
れている。
【0032】これらの各光学部品41〜45は、図示し
ない光学部品用筐体に収納される。複合レンズとしての
投写レンズ46は、この光学部品用筐体の一端部分に取
り付けられており、前記外装ケースの前面側から露出し
ている。詳しくは後述する。
ない光学部品用筐体に収納される。複合レンズとしての
投写レンズ46は、この光学部品用筐体の一端部分に取
り付けられており、前記外装ケースの前面側から露出し
ている。詳しくは後述する。
【0033】〔2.複合レンズの構成〕図2は、複合レ
ンズである投写レンズ46を示す縦断面図である。投写
レンズ46は、図2に示すように、前記光学装置のクロ
スダイクロイックプリズムで合成されたカラー画像を拡
大して投写するものである。投写レンズ46は、内部に
所定の光路が設定された樹脂製等の鏡筒100と、この
鏡筒100内の光路の照明光軸上に順次配置された複数
のレンズとしてのレンズ群110とを備える。
ンズである投写レンズ46を示す縦断面図である。投写
レンズ46は、図2に示すように、前記光学装置のクロ
スダイクロイックプリズムで合成されたカラー画像を拡
大して投写するものである。投写レンズ46は、内部に
所定の光路が設定された樹脂製等の鏡筒100と、この
鏡筒100内の光路の照明光軸上に順次配置された複数
のレンズとしてのレンズ群110とを備える。
【0034】レンズ群110は、投写側から順に、1群
レンズ111、2群レンズ112、3群レンズ113、
および4群レンズ114の合計4つのレンズの群として
構成されている。前記クロスダイクロイックプリズムか
ら射出された画像光は、非球面レンズである4群レンズ
114に入射した後に、2枚のレンズが張り合わされた
3群レンズ113で色収差の補正がなされ、第2レンズ
112で微調整されてから、非球面レンズである1群レ
ンズ111で歪曲補正をしながら、外部へと拡大投写さ
れる。
レンズ111、2群レンズ112、3群レンズ113、
および4群レンズ114の合計4つのレンズの群として
構成されている。前記クロスダイクロイックプリズムか
ら射出された画像光は、非球面レンズである4群レンズ
114に入射した後に、2枚のレンズが張り合わされた
3群レンズ113で色収差の補正がなされ、第2レンズ
112で微調整されてから、非球面レンズである1群レ
ンズ111で歪曲補正をしながら、外部へと拡大投写さ
れる。
【0035】鏡筒100は、前記光学部品用筐体の一端
部分につば部101Xを介して固定されるレンズ保持筒
としての鏡筒本体101と、この鏡筒本体101の投写
側に取り付けられた前枠102とを備え、鏡筒本体10
1および前枠102は着脱可能に構成されている。
部分につば部101Xを介して固定されるレンズ保持筒
としての鏡筒本体101と、この鏡筒本体101の投写
側に取り付けられた前枠102とを備え、鏡筒本体10
1および前枠102は着脱可能に構成されている。
【0036】鏡筒本体101には、2群レンズ112〜
4群レンズ114の3つの群レンズが収納されている。
このうち、2群レンズ112は、外形基準で鏡筒本体1
01に取り付けられている。また、一部図示を省略する
が、鏡筒本体101において、3群レンズ113の外周
部分における図中の上方の中央位置には、3群レンズ1
13の姿勢を調整する姿勢調整孔101Aが形成され、
この姿勢調整孔101A以外の位置には、3群レンズ1
13を接着固定するための接着剤を注入する図示しない
接着固定孔が形成されている。本実施形態では、主に、
基準となる第1レンズが2群レンズ112であり、調整
対象となる第2レンズが3群レンズ113である。
4群レンズ114の3つの群レンズが収納されている。
このうち、2群レンズ112は、外形基準で鏡筒本体1
01に取り付けられている。また、一部図示を省略する
が、鏡筒本体101において、3群レンズ113の外周
部分における図中の上方の中央位置には、3群レンズ1
13の姿勢を調整する姿勢調整孔101Aが形成され、
この姿勢調整孔101A以外の位置には、3群レンズ1
13を接着固定するための接着剤を注入する図示しない
接着固定孔が形成されている。本実施形態では、主に、
基準となる第1レンズが2群レンズ112であり、調整
対象となる第2レンズが3群レンズ113である。
【0037】前枠102の投写側には、1群レンズ11
1が外形基準で取り付けられている。前枠102は、鏡
筒本体101に対して螺合され回動することにより、照
明光軸方向に沿った方向(図2中の左右方向)に1群レ
ンズ111を進退させて、投写画像のフォーカス調整が
できるようになっている。なお、投写レンズ46に前枠
102と電気的に接続された図示しないモータを設け
て、オート操作でフォーカス調整できる構成としてもよ
い。
1が外形基準で取り付けられている。前枠102は、鏡
筒本体101に対して螺合され回動することにより、照
明光軸方向に沿った方向(図2中の左右方向)に1群レ
ンズ111を進退させて、投写画像のフォーカス調整が
できるようになっている。なお、投写レンズ46に前枠
102と電気的に接続された図示しないモータを設け
て、オート操作でフォーカス調整できる構成としてもよ
い。
【0038】〔3.複合レンズ製造装置の構成〕図3
は、複合レンズである投写レンズ46を製造するための
投写レンズ製造装置200を模式的に示す図である。投
写レンズ製造装置200は、図3に示すように、鏡筒本
体101内の各群レンズ112〜114間の相対的な位
置を調整し固定する装置本体210と、この装置本体2
10にセットされた鏡筒本体101内のレンズ群110
に対して、平行光束(射出光X)を射出し、反射部材で
ある反射ミラー242で反射された戻り光Yを検出する
レーザコリメータ240と、検出された戻り光Yの画像
処理を行うコンピュータ260とを備える。なお、図3
において、前記4群レンズの図示を省略している。
は、複合レンズである投写レンズ46を製造するための
投写レンズ製造装置200を模式的に示す図である。投
写レンズ製造装置200は、図3に示すように、鏡筒本
体101内の各群レンズ112〜114間の相対的な位
置を調整し固定する装置本体210と、この装置本体2
10にセットされた鏡筒本体101内のレンズ群110
に対して、平行光束(射出光X)を射出し、反射部材で
ある反射ミラー242で反射された戻り光Yを検出する
レーザコリメータ240と、検出された戻り光Yの画像
処理を行うコンピュータ260とを備える。なお、図3
において、前記4群レンズの図示を省略している。
【0039】図3において、装置本体210は、鏡筒本
体101をセットする台座211と、この台座211の
XY方向の位置を調整する台座位置調整機構212と、
台座211に設置された鏡筒本体101内で、照明光軸
に対する3群レンズ113の姿勢を調整する姿勢調整機
構213と、姿勢調整された3群レンズ113を鏡筒本
体101に接着固定する接着固定機構214とを備え
る。
体101をセットする台座211と、この台座211の
XY方向の位置を調整する台座位置調整機構212と、
台座211に設置された鏡筒本体101内で、照明光軸
に対する3群レンズ113の姿勢を調整する姿勢調整機
構213と、姿勢調整された3群レンズ113を鏡筒本
体101に接着固定する接着固定機構214とを備え
る。
【0040】台座211は、2群レンズ112が取り付
けられた鏡筒本体101をねじ等により固定するもので
ある。つまり、台座211に取り付けられた鏡筒本体1
01は、台座211の移動に従って移動することにな
る。
けられた鏡筒本体101をねじ等により固定するもので
ある。つまり、台座211に取り付けられた鏡筒本体1
01は、台座211の移動に従って移動することにな
る。
【0041】台座位置調整機構212は、照明光軸に直
交する方向であるXY方向に、マイクロメータヘッド等
の操作により台座211を移動させて、鏡筒本体101
に固定された2群レンズ112のレーザコリメータ24
0に対するXY方向の位置を調整するものであり、設置
台等に固定された図示しない基端側の基部に対してX方
向に摺動するX方向調整部212Xと、このX方向調整
部212Xに対してY方向に摺動するY方向調整部21
2Yとを備え、このY方向調整部212Yの先端側には
台座211が取り付けられている。
交する方向であるXY方向に、マイクロメータヘッド等
の操作により台座211を移動させて、鏡筒本体101
に固定された2群レンズ112のレーザコリメータ24
0に対するXY方向の位置を調整するものであり、設置
台等に固定された図示しない基端側の基部に対してX方
向に摺動するX方向調整部212Xと、このX方向調整
部212Xに対してY方向に摺動するY方向調整部21
2Yとを備え、このY方向調整部212Yの先端側には
台座211が取り付けられている。
【0042】姿勢調整機構213は、マイクロメータヘ
ッド等の操作により3群レンズ113の姿勢を調整する
ものであり、3群レンズ113を照明光軸に直交する面
内方向で位置調整する面内位置調整部215と、この面
内位置調整部215の先端側に取り付けられ、照明光軸
直交面に対する3群レンズ113の倒れ位置を調整する
倒れ位置調整部216とを備える。
ッド等の操作により3群レンズ113の姿勢を調整する
ものであり、3群レンズ113を照明光軸に直交する面
内方向で位置調整する面内位置調整部215と、この面
内位置調整部215の先端側に取り付けられ、照明光軸
直交面に対する3群レンズ113の倒れ位置を調整する
倒れ位置調整部216とを備える。
【0043】面内位置調整部215は、前記基部と同様
に設置台に固定された基部に対してX方向に摺動するX
方向調整部215Xと、このX方向調整部215Xに対
してY方向に摺動するY方向調整部215Yとを備え
る。倒れ位置調整部216は、Y方向調整部215Yに
対して図3中のH方向に摺動するH方向調整部216H
と、このH方向調整部216Hに対して図3中V方向に
摺動するV方向調整部216Vとを備える。このV方向
調整部216Vの先端側には、鏡筒本体101の姿勢調
整孔101A(図2)から挿入され、3群レンズ113
の上面中央を保持する保持部217が設けられている。
に設置台に固定された基部に対してX方向に摺動するX
方向調整部215Xと、このX方向調整部215Xに対
してY方向に摺動するY方向調整部215Yとを備え
る。倒れ位置調整部216は、Y方向調整部215Yに
対して図3中のH方向に摺動するH方向調整部216H
と、このH方向調整部216Hに対して図3中V方向に
摺動するV方向調整部216Vとを備える。このV方向
調整部216Vの先端側には、鏡筒本体101の姿勢調
整孔101A(図2)から挿入され、3群レンズ113
の上面中央を保持する保持部217が設けられている。
【0044】接着固定機構214は、鏡筒本体101に
形成された前記接着固定孔に光硬化型接着剤である紫外
線硬化型接着剤を注入する接着剤注入部214Aと、注
入された接着剤を硬化させる光線照射部である紫外線照
射部214Bとを備える。
形成された前記接着固定孔に光硬化型接着剤である紫外
線硬化型接着剤を注入する接着剤注入部214Aと、注
入された接着剤を硬化させる光線照射部である紫外線照
射部214Bとを備える。
【0045】レーザコリメータ240は、台座211を
挟んで対向配置されたコリメータ本体241、および、
反射部材である反射ミラー242を備え、コリメータ本
体241の光束射出検出面は、台座211上の鏡筒本体
101における3群レンズ113側に対向し、反射ミラ
ー242の反射面242Aは、台座211上の鏡筒本体
101における2群レンズ112側に対向している。な
お、図4に示すように、本来は、レーザ光源ユニット2
49とCCDカメラ243とは上下方向に並設される
が、図3では、便宜上、コリメータ本体241を左右に
並べた模式図として示している。
挟んで対向配置されたコリメータ本体241、および、
反射部材である反射ミラー242を備え、コリメータ本
体241の光束射出検出面は、台座211上の鏡筒本体
101における3群レンズ113側に対向し、反射ミラ
ー242の反射面242Aは、台座211上の鏡筒本体
101における2群レンズ112側に対向している。な
お、図4に示すように、本来は、レーザ光源ユニット2
49とCCDカメラ243とは上下方向に並設される
が、図3では、便宜上、コリメータ本体241を左右に
並べた模式図として示している。
【0046】図4は、コリメータ本体241を模式的に
示す縦断面図である。コリメータ本体241は、光束を
射出するレーザ光源ユニット249と、レーザ光源ユニ
ット249から射出された光束を平行光束として射出す
る対物レンズ244と、この対物レンズ244から射出
された平行光束の戻り光Yを検出する戻り光検出機構2
43Aと、これらの部品243A,244,249を収
納する筐体246とを備える。
示す縦断面図である。コリメータ本体241は、光束を
射出するレーザ光源ユニット249と、レーザ光源ユニ
ット249から射出された光束を平行光束として射出す
る対物レンズ244と、この対物レンズ244から射出
された平行光束の戻り光Yを検出する戻り光検出機構2
43Aと、これらの部品243A,244,249を収
納する筐体246とを備える。
【0047】レーザ光源ユニット249は、対物レンズ
244のバックフォーカス位置に配置され半導体レーザ
光を射出する図示しないレーザ光源と、このレーザ光源
の後段に配置され十字形状の透過孔を有する図示しない
チャートとを備え、前記光源から射出された光束は、前
記チャートを通過して十字形状を有する光束となる。前
記光源としては、670nm可視光ダイオードレーザ
で、出力が0.95mW以下、ビーム径φ1.5mm、
拡がり角0.35mradの仕様のものを採用できる。
ただし、これらの仕様の数値には、限定されない。
244のバックフォーカス位置に配置され半導体レーザ
光を射出する図示しないレーザ光源と、このレーザ光源
の後段に配置され十字形状の透過孔を有する図示しない
チャートとを備え、前記光源から射出された光束は、前
記チャートを通過して十字形状を有する光束となる。前
記光源としては、670nm可視光ダイオードレーザ
で、出力が0.95mW以下、ビーム径φ1.5mm、
拡がり角0.35mradの仕様のものを採用できる。
ただし、これらの仕様の数値には、限定されない。
【0048】戻り光検出機構243Aは、レーザ光源ユ
ニット249の前記チャートの面に対して略45度で配
置された反射ミラー248と、この反射ミラー248の
面と略平行に配置されたハーフミラー247と、このハ
ーフミラー247の面に対して略45度で配置されたC
CDカメラ243とを備える。
ニット249の前記チャートの面に対して略45度で配
置された反射ミラー248と、この反射ミラー248の
面と略平行に配置されたハーフミラー247と、このハ
ーフミラー247の面に対して略45度で配置されたC
CDカメラ243とを備える。
【0049】反射ミラー248は、筐体246に設置さ
れた調整機構248Aにより、ミラー面の向きの微調整
ができるようになっている。同様に、ハーフミラー24
7も、筐体246に設置された調整機構247Aによ
り、ミラー面の向きの微調整ができるようになってい
る。これらのミラー247,248は、外部へ射出され
て戻ってきた戻り光YをCCDカメラ243に案内して
いる。レーザ光源ユニット249とCCDカメラ243
とは、同方向に延びるように上下の位置に配置されると
ともに、レーザ光源ユニット249の光束射出面とCC
Dカメラ243の戻り光入射面とが同方向に面し装置が
小型化されている。
れた調整機構248Aにより、ミラー面の向きの微調整
ができるようになっている。同様に、ハーフミラー24
7も、筐体246に設置された調整機構247Aによ
り、ミラー面の向きの微調整ができるようになってい
る。これらのミラー247,248は、外部へ射出され
て戻ってきた戻り光YをCCDカメラ243に案内して
いる。レーザ光源ユニット249とCCDカメラ243
とは、同方向に延びるように上下の位置に配置されると
ともに、レーザ光源ユニット249の光束射出面とCC
Dカメラ243の戻り光入射面とが同方向に面し装置が
小型化されている。
【0050】箱状の筐体246において、平行光束が射
出され戻り光が入射される前面部分とは反対側の背面部
分には、半導体レーザ光調整用の操作部246Aや、外
部機器接続用の接続部246B、映像出力用BNC端子
246C等が設けられている。
出され戻り光が入射される前面部分とは反対側の背面部
分には、半導体レーザ光調整用の操作部246Aや、外
部機器接続用の接続部246B、映像出力用BNC端子
246C等が設けられている。
【0051】図5は、投写レンズ製造装置200におい
て、戻り光の画像処理を行う部分を示すブロック図であ
る。図5に示すように、CCDカメラ243は、戻り光
Yを検出する撮像素子であるCCD243Xを有し、外
部に配置されたコンピュータ260に画像取込装置であ
るビデオキャプチャボード250を介して接続されてい
る。
て、戻り光の画像処理を行う部分を示すブロック図であ
る。図5に示すように、CCDカメラ243は、戻り光
Yを検出する撮像素子であるCCD243Xを有し、外
部に配置されたコンピュータ260に画像取込装置であ
るビデオキャプチャボード250を介して接続されてい
る。
【0052】コンピュータ260は、CPUおよび記憶
装置を備え、ビデオキャプチャボード250で取り込ん
だ戻り光Yの画像信号の処理を行う画像処理部261
と、この画像処理部261で処理された画像データに基
づいて、検出された戻り光Yの画像と、射出光Xを示す
設計上の光束形成位置とを対比して偏差を取得する偏差
取得部262と、戻り光Yの画像および取得した偏差を
表示するモニター263とを備える。
装置を備え、ビデオキャプチャボード250で取り込ん
だ戻り光Yの画像信号の処理を行う画像処理部261
と、この画像処理部261で処理された画像データに基
づいて、検出された戻り光Yの画像と、射出光Xを示す
設計上の光束形成位置とを対比して偏差を取得する偏差
取得部262と、戻り光Yの画像および取得した偏差を
表示するモニター263とを備える。
【0053】〔4.複合レンズ製造の手順〕次に、投写
レンズ46の製造手順について、図6に示すフロー図に
基づいて説明する。 (1)コリメータ本体241に対する反射ミラー242の
反射面の姿勢を調整する(処理S1:反射部材姿勢調整
工程)。具体的には、図4,5,7に示すように、コリ
メータ本体241から平行光束である射出光Xを射出
し、反射ミラー242で反射された戻り光をCCDカメ
ラ243で検出しコンピュータ260の画像処理部26
1で画像処理し、偏差取得部262で演算された偏差を
確認しながら、射出光Xの位置を示す設計上の光束形成
位置XPに対して検出された戻り光Yが合致するよう
に、反射ミラー242の反射面の向きの粗調整を行う。
この後、コリメータ本体241を構成するハーフミラー
247および反射ミラー248の向きを各調整機構24
7A,248Aで微調整を行うことにより、完全に合致
させた状態とする。
レンズ46の製造手順について、図6に示すフロー図に
基づいて説明する。 (1)コリメータ本体241に対する反射ミラー242の
反射面の姿勢を調整する(処理S1:反射部材姿勢調整
工程)。具体的には、図4,5,7に示すように、コリ
メータ本体241から平行光束である射出光Xを射出
し、反射ミラー242で反射された戻り光をCCDカメ
ラ243で検出しコンピュータ260の画像処理部26
1で画像処理し、偏差取得部262で演算された偏差を
確認しながら、射出光Xの位置を示す設計上の光束形成
位置XPに対して検出された戻り光Yが合致するよう
に、反射ミラー242の反射面の向きの粗調整を行う。
この後、コリメータ本体241を構成するハーフミラー
247および反射ミラー248の向きを各調整機構24
7A,248Aで微調整を行うことにより、完全に合致
させた状態とする。
【0054】(2)基準となる第1レンズである2群レン
ズ112を鏡筒本体101に外形基準で取り付け固定す
る(処理S2)。 (3)この鏡筒本体101を台座211上に固定する(処
理S3)。具体的には、2群レンズ112が反射ミラー
242側を向くようにして、台座211におけるレーザ
コリメータ240の光路上に配置する。 (4)前述と同様にして、コリメータ本体241から射出
光Xを射出し、反射ミラー242で反射された戻り光Y
の画像処理結果を確認しながら、その戻り光Yを設計上
の光束形成位置XPに合致させるように、台座位置調整
機構212のX方向調整部212XおよびY方向調整部
212Yを駆動することにより、台座211のXY方向
の位置を調整して、2群レンズ112の曲率中心をコリ
メータ本体241の光路上に調整する(処理S4:第1
レンズ姿勢調整工程)。
ズ112を鏡筒本体101に外形基準で取り付け固定す
る(処理S2)。 (3)この鏡筒本体101を台座211上に固定する(処
理S3)。具体的には、2群レンズ112が反射ミラー
242側を向くようにして、台座211におけるレーザ
コリメータ240の光路上に配置する。 (4)前述と同様にして、コリメータ本体241から射出
光Xを射出し、反射ミラー242で反射された戻り光Y
の画像処理結果を確認しながら、その戻り光Yを設計上
の光束形成位置XPに合致させるように、台座位置調整
機構212のX方向調整部212XおよびY方向調整部
212Yを駆動することにより、台座211のXY方向
の位置を調整して、2群レンズ112の曲率中心をコリ
メータ本体241の光路上に調整する(処理S4:第1
レンズ姿勢調整工程)。
【0055】(5)第2レンズである調整対象の3群レン
ズ113を鏡筒本体101に遊嵌状態でセットする(処
理S5)。 (6)鏡筒本体101の姿勢調整孔101Aから、姿勢調
整機構213の保持部217の一部を挿入して3群レン
ズ113を保持しておく(処理S6)。 (7)この状態で、前述と同様にして、コリメータ本体2
41から射出光Xを射出し、反射ミラー242で反射さ
れた戻り光YをCCDカメラ243で検出しコンピュー
タ260で画像処理した結果を確認しながら、その設計
上の戻り光形成位置XPに戻り光Yを合致させる(処理
S7:第2レンズ姿勢調整工程)。具体的には、保持部
217の姿勢を、姿勢調整機構213を構成するX方向
調整部215XおよびY方向調整部215Yを駆動する
ことによりXY平面内方向に、さらに、H方向調整部2
16HおよびV方向調整部216Vを駆動することによ
り、XY平面に対する倒れ方向に調整する。従って、保
持部217に保持された3群レンズ113は、鏡筒本体
101内における2群レンズ112に対する姿勢が調整
され、両群レンズ112,113の光軸位置が調整され
る。
ズ113を鏡筒本体101に遊嵌状態でセットする(処
理S5)。 (6)鏡筒本体101の姿勢調整孔101Aから、姿勢調
整機構213の保持部217の一部を挿入して3群レン
ズ113を保持しておく(処理S6)。 (7)この状態で、前述と同様にして、コリメータ本体2
41から射出光Xを射出し、反射ミラー242で反射さ
れた戻り光YをCCDカメラ243で検出しコンピュー
タ260で画像処理した結果を確認しながら、その設計
上の戻り光形成位置XPに戻り光Yを合致させる(処理
S7:第2レンズ姿勢調整工程)。具体的には、保持部
217の姿勢を、姿勢調整機構213を構成するX方向
調整部215XおよびY方向調整部215Yを駆動する
ことによりXY平面内方向に、さらに、H方向調整部2
16HおよびV方向調整部216Vを駆動することによ
り、XY平面に対する倒れ方向に調整する。従って、保
持部217に保持された3群レンズ113は、鏡筒本体
101内における2群レンズ112に対する姿勢が調整
され、両群レンズ112,113の光軸位置が調整され
る。
【0056】(8)位置調整された3群レンズ113を鏡
筒本体101に対して、接着固定機構214によって接
着固定する(処理S8:接着固定工程)。具体的には、
鏡筒本体101に形成された接着剤注入部214Aか
ら、図示しない接着固定孔を介して、3群レンズ113
の外周部分に流動状態の紫外線硬化型接着剤を注入し、
この後、紫外線照射部214Bから接着剤に対して紫外
線を照射して、接着剤を硬化させて接着固定する。
筒本体101に対して、接着固定機構214によって接
着固定する(処理S8:接着固定工程)。具体的には、
鏡筒本体101に形成された接着剤注入部214Aか
ら、図示しない接着固定孔を介して、3群レンズ113
の外周部分に流動状態の紫外線硬化型接着剤を注入し、
この後、紫外線照射部214Bから接着剤に対して紫外
線を照射して、接着剤を硬化させて接着固定する。
【0057】(9)次に、具体的には省略するが、3群レ
ンズ113の場合と同様にして、鏡筒本体101に取り
付けられた3群レンズ113に対する姿勢を調整して、
2群レンズ112〜4群レンズ114の光軸位置を調整
し、4群レンズ114を鏡筒本体101に接着固定する
(処理S9)。なお、この4群レンズ114は、外形基
準で取り付ける構成としてもよい。 (10)最後に、台座211から鏡筒本体101を取り外
し、1群レンズ111が外形基準で取り付けられた前枠
102を鏡筒本体101に取り付けて(処理S10)、
投写レンズ46の製造を終了する。
ンズ113の場合と同様にして、鏡筒本体101に取り
付けられた3群レンズ113に対する姿勢を調整して、
2群レンズ112〜4群レンズ114の光軸位置を調整
し、4群レンズ114を鏡筒本体101に接着固定する
(処理S9)。なお、この4群レンズ114は、外形基
準で取り付ける構成としてもよい。 (10)最後に、台座211から鏡筒本体101を取り外
し、1群レンズ111が外形基準で取り付けられた前枠
102を鏡筒本体101に取り付けて(処理S10)、
投写レンズ46の製造を終了する。
【0058】〔5.実施形態の効果〕本実施形態によれ
ば、以下のような効果が得られる。 (1)2群レンズ112が取り付けられた鏡筒本体101
を光路上に配置し、この鏡筒本体101に3群レンズ1
13を配置した状態で、レーザコリメータ240で平行
光束Xを射出し、2つの群レンズ112,113を通り
反射された戻り光YをCCDカメラ243で検出しなが
ら、3群レンズ113の位置を調整するように構成した
ので、鏡筒本体101における2群レンズ112と3群
レンズ113との光軸位置を簡単で、かつ高精度に調整
できる。4群レンズ114も同様に簡単で、かつ高精度
に光軸位置を調整できる。この際、コンピュータ260
による画像処理結果に基づいて調整する構成としたの
で、より一層高精度に光軸位置調整できる。このため、
解像度の高い投写レンズ46を製造することができ、こ
の投写レンズ46を用いることにより、高品質な画像を
投写するプロジェクタ1を提供できる。
ば、以下のような効果が得られる。 (1)2群レンズ112が取り付けられた鏡筒本体101
を光路上に配置し、この鏡筒本体101に3群レンズ1
13を配置した状態で、レーザコリメータ240で平行
光束Xを射出し、2つの群レンズ112,113を通り
反射された戻り光YをCCDカメラ243で検出しなが
ら、3群レンズ113の位置を調整するように構成した
ので、鏡筒本体101における2群レンズ112と3群
レンズ113との光軸位置を簡単で、かつ高精度に調整
できる。4群レンズ114も同様に簡単で、かつ高精度
に光軸位置を調整できる。この際、コンピュータ260
による画像処理結果に基づいて調整する構成としたの
で、より一層高精度に光軸位置調整できる。このため、
解像度の高い投写レンズ46を製造することができ、こ
の投写レンズ46を用いることにより、高品質な画像を
投写するプロジェクタ1を提供できる。
【0059】(2)レーザ光源ユニット249とCCDカ
メラ243とを、製造する投写レンズ46に対する同じ
側に配置したので、レーザ光源ユニット249とCCD
カメラ243とを投写レンズ46を挟んだ反対側に配置
する場合に比べて、レーザ光源ユニット249の光束射
出面とCCDカメラ243の戻り光検出面とが同じ方向
に面するため、投写レンズ製造装置200自体の小型化
を図ることができる。さらに、レーザ光源ユニット24
9とCCDカメラ243との延出方向を揃えて筐体24
6内に配置したのでレーザコリメータ240の小型化も
図ることができる。
メラ243とを、製造する投写レンズ46に対する同じ
側に配置したので、レーザ光源ユニット249とCCD
カメラ243とを投写レンズ46を挟んだ反対側に配置
する場合に比べて、レーザ光源ユニット249の光束射
出面とCCDカメラ243の戻り光検出面とが同じ方向
に面するため、投写レンズ製造装置200自体の小型化
を図ることができる。さらに、レーザ光源ユニット24
9とCCDカメラ243との延出方向を揃えて筐体24
6内に配置したのでレーザコリメータ240の小型化も
図ることができる。
【0060】(3)予め、外形基準で2群レンズ112が
取り付けられた鏡筒本体101を台座211にセット
し、レーザコリメータ240から射出光Xを射出してそ
の戻り光Yを検出しながら、台座211の位置、すなわ
ち、鏡筒本体101に取り付けられた2群レンズ112
の位置を調整できるので、レーザコリメータ240の光
路上に2群レンズ112の曲率中心の位置を高精度に調
整できる。従って、以上のようにして位置が特定された
レーザコリメータ240や台座211を用いることによ
り、鏡筒本体101に固定された2群レンズ112を基
準として、鏡筒本体101内における3群レンズ113
の位置を高精度に調整できる。
取り付けられた鏡筒本体101を台座211にセット
し、レーザコリメータ240から射出光Xを射出してそ
の戻り光Yを検出しながら、台座211の位置、すなわ
ち、鏡筒本体101に取り付けられた2群レンズ112
の位置を調整できるので、レーザコリメータ240の光
路上に2群レンズ112の曲率中心の位置を高精度に調
整できる。従って、以上のようにして位置が特定された
レーザコリメータ240や台座211を用いることによ
り、鏡筒本体101に固定された2群レンズ112を基
準として、鏡筒本体101内における3群レンズ113
の位置を高精度に調整できる。
【0061】(4)コリメータ本体241として、レーザ
光源ユニット249と戻り光検出機構243Aとを一体
的に構成したので、別々として配置する場合に比べて、
投写レンズ製造装置200の小型化を図ることができ
る。
光源ユニット249と戻り光検出機構243Aとを一体
的に構成したので、別々として配置する場合に比べて、
投写レンズ製造装置200の小型化を図ることができ
る。
【0062】(5)3群レンズ113の姿勢を、面内位置
調整部215でXY平面内の平面位置を調整し、倒れ位
置調整部216でこのXY平面に対する倒れ位置を調整
するので、鏡筒本体101内における2群レンズ112
に対する3群レンズ113の姿勢をより一層高精度に調
整できる。
調整部215でXY平面内の平面位置を調整し、倒れ位
置調整部216でこのXY平面に対する倒れ位置を調整
するので、鏡筒本体101内における2群レンズ112
に対する3群レンズ113の姿勢をより一層高精度に調
整できる。
【0063】(6)CCDカメラ243で戻り光Yを検出
し、この検出された戻り光Yをビデオキャプチャボード
250で取り込み、この取り込んだデータに基づいて、
検出された戻り光Yの画像と、射出光Xを示す設計上の
光束形成位置XPとを偏差取得部262で対比して偏差
を取得するため、目視等の場合に比べて、より一層高精
度で、かつ迅速簡便に、各群レンズ112〜114の位
置およびレーザコリメータ240の光路位置を調整でき
る。
し、この検出された戻り光Yをビデオキャプチャボード
250で取り込み、この取り込んだデータに基づいて、
検出された戻り光Yの画像と、射出光Xを示す設計上の
光束形成位置XPとを偏差取得部262で対比して偏差
を取得するため、目視等の場合に比べて、より一層高精
度で、かつ迅速簡便に、各群レンズ112〜114の位
置およびレーザコリメータ240の光路位置を調整でき
る。
【0064】(7)接着剤注入部から紫外線硬化型接着剤
を注入し、この接着剤に紫外線照射部から紫外線を照射
するだけで、3群レンズ113等の位置ずれを起こすこ
となく正確に接着固定できる。
を注入し、この接着剤に紫外線照射部から紫外線を照射
するだけで、3群レンズ113等の位置ずれを起こすこ
となく正確に接着固定できる。
【0065】〔6.実施形態の変形〕なお、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的
を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形
等も本発明に含まれる。例えば、台座211の位置調整
およびレンズ113,114の姿勢調整を手動で行う構
成としたが、これに限らず、所定の制御プログラム等に
よって、全て自動で調整する構成としてもよい。この場
合には、偏差取得部262で取得した偏差に基づいて、
台座位置調整機構212および姿勢調整機構213を駆
動するように制御すればよい。
記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的
を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形
等も本発明に含まれる。例えば、台座211の位置調整
およびレンズ113,114の姿勢調整を手動で行う構
成としたが、これに限らず、所定の制御プログラム等に
よって、全て自動で調整する構成としてもよい。この場
合には、偏差取得部262で取得した偏差に基づいて、
台座位置調整機構212および姿勢調整機構213を駆
動するように制御すればよい。
【0066】前記実施形態において、2群レンズ112
を基準となる第1レンズとしたが、これに限らず、1群
レンズ111を基準となる第1レンズとして、2群レン
ズ112、3群レンズ113、4群レンズ114の順
に、全ての群レンズの光軸位置調整を行う構成としても
よい。また、レンズの数は前記実施形態の4群には、限
定されず、2群、3群、および5群以上としてよく、複
数個であればよい。
を基準となる第1レンズとしたが、これに限らず、1群
レンズ111を基準となる第1レンズとして、2群レン
ズ112、3群レンズ113、4群レンズ114の順
に、全ての群レンズの光軸位置調整を行う構成としても
よい。また、レンズの数は前記実施形態の4群には、限
定されず、2群、3群、および5群以上としてよく、複
数個であればよい。
【0067】前記実施形態において、投写レンズ46に
は、投写画像のズーム機能が設けられていないが、ズー
ム機能を行うために鏡筒やレンズを組み合わた場合で
も、同様にして、本発明を構成できる。前記実施形態に
おいて、コリメータ装置として、光源と戻り光検出機構
とを一体的に構成したが、これに限らず、別体として構
成してもよい。
は、投写画像のズーム機能が設けられていないが、ズー
ム機能を行うために鏡筒やレンズを組み合わた場合で
も、同様にして、本発明を構成できる。前記実施形態に
おいて、コリメータ装置として、光源と戻り光検出機構
とを一体的に構成したが、これに限らず、別体として構
成してもよい。
【0068】本発明により製造された投写レンズは、ス
クリーンを観察する方向から投写を行なうフロントタイ
プのプロジェクタに採用したが、これに限らず、スクリ
ーンを観察する方向とは反対側から投写を行なうリアタ
イプのプロジェクタにも適用可能である。また、プロジ
ェクタに限らず、その他の光学機器にも好適に使用でき
る。なお、その他、本発明の実施時の具体的な構造およ
び形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造
等としてもよい。
クリーンを観察する方向から投写を行なうフロントタイ
プのプロジェクタに採用したが、これに限らず、スクリ
ーンを観察する方向とは反対側から投写を行なうリアタ
イプのプロジェクタにも適用可能である。また、プロジ
ェクタに限らず、その他の光学機器にも好適に使用でき
る。なお、その他、本発明の実施時の具体的な構造およ
び形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造
等としてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
複合レンズを構成する複数のレンズの光軸位置を高精度
に調整できるとともに、装置自体の小型化を図ることが
できるという効果がある。
複合レンズを構成する複数のレンズの光軸位置を高精度
に調整できるとともに、装置自体の小型化を図ることが
できるという効果がある。
【図1】本発明に係る投写レンズを備えるプロジェクタ
の構成要素である光学ユニットを模式的に示す図であ
る。
の構成要素である光学ユニットを模式的に示す図であ
る。
【図2】前記投写レンズを示す縦断面図である。
【図3】前記投写レンズを製造するための投写レンズ製
造装置を模式的に示す図である。
造装置を模式的に示す図である。
【図4】前記投写レンズ製造装置を構成するコリメータ
本体を模式的に示す縦断面図である。
本体を模式的に示す縦断面図である。
【図5】前記投写レンズ製造装置における戻り光の画像
処理を行う部分を示すブロック図である。
処理を行う部分を示すブロック図である。
【図6】前記投写レンズを製造する手順を示すフロー図
である。
である。
【図7】前記投写レンズ製造装置を構成するコンピュー
タのモニターに表示された戻り光の画像を示す図であ
る。
タのモニターに表示された戻り光の画像を示す図であ
る。
1 プロジェクタ
46 複合レンズとしての投写レンズ
100 鏡筒
101 レンズ保持筒としての鏡筒本体
101A 姿勢調整孔
110 複数のレンズであるレンズ群
111 1群レンズ
112 第1レンズとしての2群レンズ
113 第2レンズとしての3群レンズ
114 4群レンズ
200 複合レンズ製造装置としての投写レンズ製造装
置 211 台座 212 保持筒位置調整機構としての台座位置調整機構 212X X方向調整部 212Y Y方向調整部 213 姿勢調整機構 214 接着固定機構 214A 接着剤注入部 214B 光線照射部としての紫外線照射部 215 面内位置調整部 216 倒れ位置調整部 240 コリメータ装置としてのレーザコリメータ 242 反射部材としての反射ミラー 243 CCDカメラ 243A 戻り光検出機構 243X 撮像素子としてのCCD 249 レーザ光源ユニット 250 画像取込装置としてのビデオキャプチャボード 260 コンピュータ 261 画像処理装置を構成する画像処理部 262 偏差取得部 X 射出光 XP 光束形成位置 Y 戻り光
置 211 台座 212 保持筒位置調整機構としての台座位置調整機構 212X X方向調整部 212Y Y方向調整部 213 姿勢調整機構 214 接着固定機構 214A 接着剤注入部 214B 光線照射部としての紫外線照射部 215 面内位置調整部 216 倒れ位置調整部 240 コリメータ装置としてのレーザコリメータ 242 反射部材としての反射ミラー 243 CCDカメラ 243A 戻り光検出機構 243X 撮像素子としてのCCD 249 レーザ光源ユニット 250 画像取込装置としてのビデオキャプチャボード 260 コンピュータ 261 画像処理装置を構成する画像処理部 262 偏差取得部 X 射出光 XP 光束形成位置 Y 戻り光
Claims (9)
- 【請求項1】 内部に所定の光路が設定されたレンズ保
持筒と、この光路の照明光軸上に順次配置される複数の
レンズとを備える複合レンズを製造する複合レンズ製造
装置であって、 前記レンズ保持筒をセットする台座と、 この台座にセットされたレンズ保持筒に平行光束を射出
する光源と、 前記複数のレンズを経た前記平行光束を反射して前記複
数のレンズに戻す反射部材と、 この反射部材で反射された戻り光を検出する戻り光検出
機構と、前記複数のレンズのうち少なくともいずれかの
レンズを、前記照明光軸に対して姿勢調整する姿勢調整
機構と、 この姿勢調整機構で調整されたレンズを前記レンズ保持
筒に接着固定する接着固定機構とを備えることを特徴と
する複合レンズ製造装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の複合レンズ製造装置に
おいて、 前記レンズ保持筒には、前記姿勢調整機構で調整される
レンズ以外のレンズが外形基準で取り付けられ、 前記台座には、セットされたレンズ保持筒を、前記平行
光束の光軸直交方向に位置調整する保持筒位置調整機構
が設けられていることを特徴とする複合レンズ製造装
置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の複合レ
ンズ製造装置において、 前記光源および前記戻り光検出機構は、一体化されたコ
リメータ装置として構成されていることを特徴とする複
合レンズ製造装置。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
複合レンズ製造装置において、 前記姿勢調整機構は、調整対象となるレンズを前記照明
光軸に直交する面内で位置調整する面内位置調整部と、
この直交面に対する前記レンズの倒れ位置を調整する倒
れ位置調整部とを備えることを特徴とする複合レンズ製
造装置。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
複合レンズ製造装置において、 前記戻り光検出機構に接続される撮像素子と、この撮像
素子で撮像された画像信号を画像取込装置を介して取り
込む画像処理装置と、この画像処理装置で処理された画
像データに基づいて、検出された平行光束画像と、設計
上の平行光束形成位置とを対比して偏差を取得する偏差
取得部とを備えることを特徴とする複合レンズ製造装
置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
複合レンズ製造装置において、 前記レンズ保持筒には、内部に配置されたレンズの姿勢
を調整するための姿勢調整孔と、調整されたレンズを接
着固定するための接着剤を注入するための接着固定孔と
が形成され、 前記接着固定機構は、前記接着固定孔に光硬化型接着剤
を注入する接着剤注入部と、注入された接着剤を硬化さ
せる光線照射部とを備えることを特徴とする複合レンズ
製造装置。 - 【請求項7】 内部に所定の光路が設定されたレンズ保
持筒と、この光路の光軸上に順次配置される複数のレン
ズとを備える複合レンズを製造する複合レンズ製造方法
であって、 コリメータ装置の光源から射出された平行光束を反射す
る反射部材の姿勢調整を行い、当該コリメータ装置から
射出された平行光束、および、この反射部材で反射した
戻り光を前記コリメータ装置の検出部分で一致させる反
射部材姿勢調整工程と、 姿勢調整された反射部材に基づいて、調整対象となる第
1レンズが外形基準で取り付けられた前記レンズ保持筒
を前記コリメータ装置の光路上に配置して、前記第1レ
ンズを前記光路の光軸に直交する方向に姿勢調整する第
1レンズ姿勢調整工程と、 前記レンズ保持筒に第2レンズをセットし、前記コリメ
ータ装置の戻り光を検出しながら、前記第2レンズを前
記照明光軸と直交する面内方向、およびこの直交面に対
する倒れ方向に位置調整する第2レンズ姿勢調整工程
と、 位置調整された第2レンズを前記レンズ保持筒に対して
接着固定する接着固定工程とを備えることを特徴とする
複合レンズ製造方法。 - 【請求項8】 請求項7に記載の複合レンズ製造方法に
より製造されたことを特徴とする複合レンズ。 - 【請求項9】 請求項8に記載の複合レンズを備えるこ
とを特徴とするプロジェクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002076020A JP2003270508A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 複合レンズ製造装置、複合レンズ製造方法、複合レンズ、およびプロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002076020A JP2003270508A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 複合レンズ製造装置、複合レンズ製造方法、複合レンズ、およびプロジェクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003270508A true JP2003270508A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=29204934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002076020A Withdrawn JP2003270508A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 複合レンズ製造装置、複合レンズ製造方法、複合レンズ、およびプロジェクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003270508A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100636006B1 (ko) * | 2006-02-27 | 2006-10-23 | (주)대호테크 | 반사광을 이용한 고화소 다촛점 렌즈용 광축 조정장치 |
| CN113433706A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-09-24 | 深圳市大族数控科技股份有限公司 | 激光整形光路的调试及检验方法 |
-
2002
- 2002-03-19 JP JP2002076020A patent/JP2003270508A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100636006B1 (ko) * | 2006-02-27 | 2006-10-23 | (주)대호테크 | 반사광을 이용한 고화소 다촛점 렌즈용 광축 조정장치 |
| CN113433706A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-09-24 | 深圳市大族数控科技股份有限公司 | 激光整形光路的调试及检验方法 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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