JP2003270676A - 表示装置、電子情報機器、icカードビューア、その制御方法、決済処理システム、そのicカード発行制御方法および本人認証制御方法 - Google Patents
表示装置、電子情報機器、icカードビューア、その制御方法、決済処理システム、そのicカード発行制御方法および本人認証制御方法Info
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- JP2003270676A JP2003270676A JP2002069286A JP2002069286A JP2003270676A JP 2003270676 A JP2003270676 A JP 2003270676A JP 2002069286 A JP2002069286 A JP 2002069286A JP 2002069286 A JP2002069286 A JP 2002069286A JP 2003270676 A JP2003270676 A JP 2003270676A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量で照度、コントラストの高い表示が得ら
れ、耐衝撃性にも優れた表示装置を得る 【解決手段】 着色帯電粒子108b,108cと分散
媒体108dとが封入されたマイクロカプセル108a
を一面に敷き詰めてなる表示媒体層の前面に表面保護シ
ート106が配設され、その対向側のフィルムシート1
04上に電極107を設けたフレキシブルな電気泳動表
示素子1Aを、タッチスイッチ1Bの前面側に配置す
る。電極107に所定電圧を印加してマイクロカプセル
108a中の着色帯電粒子108b,108cを移動さ
せることにより、入射光109aは表面保護シート10
6を通過後、表示媒体層108のマイクロカプセル10
8a表面で反射されて反射光109bとなり、表面保護
シート106を通過して外部に出射され、着色帯電粒子
108b,108cの色が表示色として観察される。
れ、耐衝撃性にも優れた表示装置を得る 【解決手段】 着色帯電粒子108b,108cと分散
媒体108dとが封入されたマイクロカプセル108a
を一面に敷き詰めてなる表示媒体層の前面に表面保護シ
ート106が配設され、その対向側のフィルムシート1
04上に電極107を設けたフレキシブルな電気泳動表
示素子1Aを、タッチスイッチ1Bの前面側に配置す
る。電極107に所定電圧を印加してマイクロカプセル
108a中の着色帯電粒子108b,108cを移動さ
せることにより、入射光109aは表面保護シート10
6を通過後、表示媒体層108のマイクロカプセル10
8a表面で反射されて反射光109bとなり、表面保護
シート106を通過して外部に出射され、着色帯電粒子
108b,108cの色が表示色として観察される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械的に接触した
位置およびこの位置に応じた所定情報を検出する位置検
出部を持つタッチスイッチやアナログタッチパネルなど
の入力装置と、電気泳動可能な着色帯電粒子を表示素子
として用いた表示部とを一体的に積層した表示装置およ
び、この表示装置が用いられ、ICカードなどのカード
型データ担体内のアプリケーションプログラムによりデ
ータ表示を可能とするICカードビューアなどの電子情
報機器、ICカードビューア、その制御方法、このIC
カードビューアを利用した署名認証アプリケーションプ
ログラムにより制御される決済処理システム、そのIC
カード発行方法および本人認証方法に関する。
位置およびこの位置に応じた所定情報を検出する位置検
出部を持つタッチスイッチやアナログタッチパネルなど
の入力装置と、電気泳動可能な着色帯電粒子を表示素子
として用いた表示部とを一体的に積層した表示装置およ
び、この表示装置が用いられ、ICカードなどのカード
型データ担体内のアプリケーションプログラムによりデ
ータ表示を可能とするICカードビューアなどの電子情
報機器、ICカードビューア、その制御方法、このIC
カードビューアを利用した署名認証アプリケーションプ
ログラムにより制御される決済処理システム、そのIC
カード発行方法および本人認証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PDA(Personal Digital Assis
tant)や携帯電話器に代表される携帯可能な情報端末機
器や通信端末機器が爆発的に普及しており、これらの携
帯可能な電子情報機器は、更なる軽量化、小型化および
低電力化が要求されている。
tant)や携帯電話器に代表される携帯可能な情報端末機
器や通信端末機器が爆発的に普及しており、これらの携
帯可能な電子情報機器は、更なる軽量化、小型化および
低電力化が要求されている。
【0003】一方、入力装置と表示装置は本来大型化す
ることが望ましく、電子情報機器が小型化されることに
よって、入力装置および表示装置に要求される利便性が
犠牲になっている。例えば、携帯電話器では、その小型
化を図るために、その液晶表示画面としては、受信した
メールメッセージなどの少量の文字情報や簡単なアニメ
ーションを判別することができる程度の大きさである。
このような液晶表示画面の大きさでは、動画映像や静止
画像の詳細を判別したり、または多くの文字や画像デー
タが混在した情報を判別するために、明らかに情報の表
現力が不足している。また、携帯電話器では、送信メー
ルのメッセージ入力など、文字情報を入力するために、
本来電話番号の入力手段であるテンキーを代用してお
り、操作に支障なく入力するためには操作者の熟練を要
するようになってきている。
ることが望ましく、電子情報機器が小型化されることに
よって、入力装置および表示装置に要求される利便性が
犠牲になっている。例えば、携帯電話器では、その小型
化を図るために、その液晶表示画面としては、受信した
メールメッセージなどの少量の文字情報や簡単なアニメ
ーションを判別することができる程度の大きさである。
このような液晶表示画面の大きさでは、動画映像や静止
画像の詳細を判別したり、または多くの文字や画像デー
タが混在した情報を判別するために、明らかに情報の表
現力が不足している。また、携帯電話器では、送信メー
ルのメッセージ入力など、文字情報を入力するために、
本来電話番号の入力手段であるテンキーを代用してお
り、操作に支障なく入力するためには操作者の熟練を要
するようになってきている。
【0004】このような小型化された携帯可能な電子情
報機器における利便性の低下を防ぐために、入力装置と
表示装置とを一体化した入力装置一体型の表示装置が用
いられている。
報機器における利便性の低下を防ぐために、入力装置と
表示装置とを一体化した入力装置一体型の表示装置が用
いられている。
【0005】この入力装置一体型の表示装置としては、
液晶表示装置の表示面側にタッチスイッチを設けて、液
晶表示装置にスタイラスペンの先端などで接触圧を加え
ることにより、その接触位置の座標を求めたり、スタイ
ラスペンの接触軌跡を手書き文字(記号を含む)と見な
してその文字種を認識し、文字コードに変換することに
よって、各種入力操作を行うことができるようになって
いる。このような入力装置一体型の表示装置は、「表示
一体型タブレット」または「表示一体型タッチパネル」
などと言われており、ここでは、以下、単に表示装置と
呼ぶことにする。
液晶表示装置の表示面側にタッチスイッチを設けて、液
晶表示装置にスタイラスペンの先端などで接触圧を加え
ることにより、その接触位置の座標を求めたり、スタイ
ラスペンの接触軌跡を手書き文字(記号を含む)と見な
してその文字種を認識し、文字コードに変換することに
よって、各種入力操作を行うことができるようになって
いる。このような入力装置一体型の表示装置は、「表示
一体型タブレット」または「表示一体型タッチパネル」
などと言われており、ここでは、以下、単に表示装置と
呼ぶことにする。
【0006】図7(a)は、従来の表示装置の基本構成
を示す縦断面図であり、図7(b)はその表示素子部分
の縦断面図である。
を示す縦断面図であり、図7(b)はその表示素子部分
の縦断面図である。
【0007】図7(a)および図7(b)において、表
示装置300は、透明タッチスイッチ3Aと、表示面上
に透明タッチスイッチ3Aが設けられた反射型液晶表示
素子3Bとを上下に積層した構造になっている。
示装置300は、透明タッチスイッチ3Aと、表示面上
に透明タッチスイッチ3Aが設けられた反射型液晶表示
素子3Bとを上下に積層した構造になっている。
【0008】透明タッチスイッチ3Aは、透明キー接点
付きフィルムシート301とガラス基板305とがスペ
ーサ302を介して所定の間隙を開けて対向配置された
構造になっている。このフィルムシート301の対向面
側には透明電極接点303が設けられ、ガラス基板30
5の対向面側には透明電極接点304が設けられてい
る。フィルムシート301の表面からスタイラスペンの
先端圧を加えることにより、弾性体のフィルムシート3
01が変形して、スペーサ302にて保持されていた透
明電極接点303と透明電極接点304との間隙が無く
なって両電極接点303,304が接触して電気的に導
通する。この導通した両接点の位置を検出することによ
り、スタイラスペンの先端圧が加えられた位置に対応し
た座標を求めることができる。
付きフィルムシート301とガラス基板305とがスペ
ーサ302を介して所定の間隙を開けて対向配置された
構造になっている。このフィルムシート301の対向面
側には透明電極接点303が設けられ、ガラス基板30
5の対向面側には透明電極接点304が設けられてい
る。フィルムシート301の表面からスタイラスペンの
先端圧を加えることにより、弾性体のフィルムシート3
01が変形して、スペーサ302にて保持されていた透
明電極接点303と透明電極接点304との間隙が無く
なって両電極接点303,304が接触して電気的に導
通する。この導通した両接点の位置を検出することによ
り、スタイラスペンの先端圧が加えられた位置に対応し
た座標を求めることができる。
【0009】反射型液晶表示素子3Bは、その上面側か
ら順に、上側偏光板306と、上側ガラス基板307
と、下側ガラス基板308と、下側偏光板309と、反
射板310とが順次積層されている。これらの上側ガラ
ス基板307と下側ガラス基板308は、図7(a)で
は図示していないが、図7(b)に示すように、マイク
ロビーズからなるスペーサ314を介して所定の間隙を
開けて対向配置されており、両基板の周囲は接着剤31
5によって貼り合わせられている。両上下ガラス基板3
07,308の間隙には、液晶材料313が挟持されて
いる。また、図示はしていないが、上側ガラス基板30
7と下側ガラス基板308には反射型液晶表示素子3B
の各画素を駆動するためにTFT(Thin Film Transist
or)型のトランジスタおよび画素電極が複数設けられて
いる。この反射型液晶表示素子3Bは、表示のためにバ
ックライトを必要としないため、主として携帯用途に用
いられている。
ら順に、上側偏光板306と、上側ガラス基板307
と、下側ガラス基板308と、下側偏光板309と、反
射板310とが順次積層されている。これらの上側ガラ
ス基板307と下側ガラス基板308は、図7(a)で
は図示していないが、図7(b)に示すように、マイク
ロビーズからなるスペーサ314を介して所定の間隙を
開けて対向配置されており、両基板の周囲は接着剤31
5によって貼り合わせられている。両上下ガラス基板3
07,308の間隙には、液晶材料313が挟持されて
いる。また、図示はしていないが、上側ガラス基板30
7と下側ガラス基板308には反射型液晶表示素子3B
の各画素を駆動するためにTFT(Thin Film Transist
or)型のトランジスタおよび画素電極が複数設けられて
いる。この反射型液晶表示素子3Bは、表示のためにバ
ックライトを必要としないため、主として携帯用途に用
いられている。
【0010】この表示装置において、反射型液晶表示素
子3Bは、2枚のガラス基板307,308にて液晶材
料313が挟持された構造であるため、変形に対する柔
軟性は低く、硬質で機械的強度が弱い。このため、反射
型液晶表示素子3Bの表面側から加えられた機械的圧力
を反射型液晶表示素子3Bの下部に伝達することはでき
ない。したがって、機械的検出部を持つ透明タッチスイ
ッチ3Aを液晶表示素子3Bの前面側に配置する必要が
あり、反射型液晶表示素子3Bの表示面の光を遮断しな
いように、透明タッチスイッチ3Aに透明な材料を使用
する必要がある。
子3Bは、2枚のガラス基板307,308にて液晶材
料313が挟持された構造であるため、変形に対する柔
軟性は低く、硬質で機械的強度が弱い。このため、反射
型液晶表示素子3Bの表面側から加えられた機械的圧力
を反射型液晶表示素子3Bの下部に伝達することはでき
ない。したがって、機械的検出部を持つ透明タッチスイ
ッチ3Aを液晶表示素子3Bの前面側に配置する必要が
あり、反射型液晶表示素子3Bの表示面の光を遮断しな
いように、透明タッチスイッチ3Aに透明な材料を使用
する必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の表示装置3
00では、反射型液晶表示素子3Bの前面側に透明タッ
チスイッチ3Aを配置しているために、以下のような問
題(1)および(2)が生じる。
00では、反射型液晶表示素子3Bの前面側に透明タッ
チスイッチ3Aを配置しているために、以下のような問
題(1)および(2)が生じる。
【0012】(1)図7(a)に示すように入射光31
1aは、透明タッチスイッチ3Aを通過し、反射型液晶
表示素子3B内を通過した後に反射板310で反射さ
れ、反射光311bとして、逆の経路を経て外部に出射
されて観察者の目に入射する。これによって観察者に画
面表示が視認される。この過程で、光が反射板310以
外の前面側の透明なガラス層およびフィルム層を往復通
過することにより、光が減衰して画面表示における照度
およびコントラストが低下する。
1aは、透明タッチスイッチ3Aを通過し、反射型液晶
表示素子3B内を通過した後に反射板310で反射さ
れ、反射光311bとして、逆の経路を経て外部に出射
されて観察者の目に入射する。これによって観察者に画
面表示が視認される。この過程で、光が反射板310以
外の前面側の透明なガラス層およびフィルム層を往復通
過することにより、光が減衰して画面表示における照度
およびコントラストが低下する。
【0013】(2)表示装置300では、液晶表示素子
3Bを構成する2枚のガラス基板307,308と透明
タッチスイッチ3Aを構成する1枚のガラス基板305
との合計3枚のガラス基板が必要となり、装置の厚さお
よび重量が増加する。また、ガラス基板を使用すること
により、衝撃によりガラスが割れて破損する可能性も高
い。
3Bを構成する2枚のガラス基板307,308と透明
タッチスイッチ3Aを構成する1枚のガラス基板305
との合計3枚のガラス基板が必要となり、装置の厚さお
よび重量が増加する。また、ガラス基板を使用すること
により、衝撃によりガラスが割れて破損する可能性も高
い。
【0014】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、照度およびコントラストの高い画像表示が得られる
と共に軽量化を図ることができ、耐衝撃性にも優れた表
示装置および、それを用いた電子情報機器、ICカード
ビューア、その制御方法、決済処理システム、そのIC
カード発行制御方法および本人認証制御方法を提供する
ことを目的とする。
で、照度およびコントラストの高い画像表示が得られる
と共に軽量化を図ることができ、耐衝撃性にも優れた表
示装置および、それを用いた電子情報機器、ICカード
ビューア、その制御方法、決済処理システム、そのIC
カード発行制御方法および本人認証制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、圧
力指示位置を検出する位置検出部と画面表示部とが一体
的に積層された位置検出部一体型の表示装置において、
この画面表示部は、電気泳動可能な帯電粒子を表示素子
として用いた電気泳動式表示素子で構成され、この電気
泳動式表示素子は、位置検出部の前面側に配置され、か
つ表面保護用の透明なシート部材が前面側に設けられて
おり、そのことにより上記目的が達成される。
力指示位置を検出する位置検出部と画面表示部とが一体
的に積層された位置検出部一体型の表示装置において、
この画面表示部は、電気泳動可能な帯電粒子を表示素子
として用いた電気泳動式表示素子で構成され、この電気
泳動式表示素子は、位置検出部の前面側に配置され、か
つ表面保護用の透明なシート部材が前面側に設けられて
おり、そのことにより上記目的が達成される。
【0016】また、好ましくは、本発明の表示装置にお
いて、シート部材上への圧力指示位置を位置検出部が検
出可能な程度にシート部材が柔軟性を有している。
いて、シート部材上への圧力指示位置を位置検出部が検
出可能な程度にシート部材が柔軟性を有している。
【0017】さらに、好ましくは、本発明の表示装置に
おける電気泳動式表示素子は、着色帯電粒子と分散媒と
が封入されたマイクロカプセルを一面に敷き詰めて構成
された表示媒体層と、この表示媒体層の少なくとも背面
側に設けられた表示用の電極とを有し、着色帯電粒子に
電極を介して電界を印加して着色帯電粒子を電界方向に
移動させることにより輝度階調および色調の少なくとも
何れかを変化させて情報表示を行う。
おける電気泳動式表示素子は、着色帯電粒子と分散媒と
が封入されたマイクロカプセルを一面に敷き詰めて構成
された表示媒体層と、この表示媒体層の少なくとも背面
側に設けられた表示用の電極とを有し、着色帯電粒子に
電極を介して電界を印加して着色帯電粒子を電界方向に
移動させることにより輝度階調および色調の少なくとも
何れかを変化させて情報表示を行う。
【0018】さらに、好ましくは、本発明の表示装置に
おける位置検出部は、所定間隔を置いて位置検出用の電
極が互いに対向するように配置された一対のシート部材
で構成されており、少なくとも前面側のシート部材は柔
軟性を有し、互いに対向した該電極は、前記電気泳動式
表示素子の一つ以上の画素毎に位置的に対応して設けら
れている。
おける位置検出部は、所定間隔を置いて位置検出用の電
極が互いに対向するように配置された一対のシート部材
で構成されており、少なくとも前面側のシート部材は柔
軟性を有し、互いに対向した該電極は、前記電気泳動式
表示素子の一つ以上の画素毎に位置的に対応して設けら
れている。
【0019】さらに、好ましくは、本発明の表示装置に
おける位置検出用の電極はカーボンペーストで構成され
ている。
おける位置検出用の電極はカーボンペーストで構成され
ている。
【0020】さらに、好ましくは、本発明の表示装置に
おける位置検出部は、所定間隔を置いて位置検出用のア
ナログ抵抗膜が互いに対向するように配置された一対の
シート部材で構成されており、少なくとも前面側のシー
ト部材は柔軟性を有し、互いに対向したアナログ抵抗膜
が表面保護用(表示部前面側)のシート部材上への圧力
指示位置に対応した位置にて接触することにより位置検
出が可能に構成されている。
おける位置検出部は、所定間隔を置いて位置検出用のア
ナログ抵抗膜が互いに対向するように配置された一対の
シート部材で構成されており、少なくとも前面側のシー
ト部材は柔軟性を有し、互いに対向したアナログ抵抗膜
が表面保護用(表示部前面側)のシート部材上への圧力
指示位置に対応した位置にて接触することにより位置検
出が可能に構成されている。
【0021】本発明の電子情報機器は、請求項1〜6の
何れかに記載の表示装置を用いて、カード型データ担体
内のアプリケーションプログラムによりデータ表示を可
能としており、そのことにより上記目的が達成される。
何れかに記載の表示装置を用いて、カード型データ担体
内のアプリケーションプログラムによりデータ表示を可
能としており、そのことにより上記目的が達成される。
【0022】本発明のICカードビューアは、請求項1
〜6の何れかに記載の表示装置を用いて、カード型デー
タ担体内のアプリケーションプログラムによりデータ表
示を可能としており、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
〜6の何れかに記載の表示装置を用いて、カード型デー
タ担体内のアプリケーションプログラムによりデータ表
示を可能としており、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0023】また、好ましくは、本発明のICカードビ
ューアにおいて、位置検出部により検出された機械的な
圧力が加えられた表示部の座標位置に応じて、表示部の
全面またはその一部を、機械的な圧力が加えられた軌跡
座標を検出可能とする軌跡座標検出領域に設定可能とす
る検出領域設定手段を有する。
ューアにおいて、位置検出部により検出された機械的な
圧力が加えられた表示部の座標位置に応じて、表示部の
全面またはその一部を、機械的な圧力が加えられた軌跡
座標を検出可能とする軌跡座標検出領域に設定可能とす
る検出領域設定手段を有する。
【0024】さらに、好ましくは、本発明のICカード
ビューアにおいて、軌跡座標検出領域に外部から機械的
な圧力を加える手段は帯電したペン状部材である。
ビューアにおいて、軌跡座標検出領域に外部から機械的
な圧力を加える手段は帯電したペン状部材である。
【0025】さらに、好ましくは、本発明のICカード
ビューアにおいて、軌跡座標検出領域で検出された軌跡
座標データを格納する記憶手段を有する。
ビューアにおいて、軌跡座標検出領域で検出された軌跡
座標データを格納する記憶手段を有する。
【0026】さらに、好ましくは、本発明のICカード
ビューアの制御方法は、請求項1〜6の何れかに記載の
表示装置の表示部における軌跡座標検出領域に対して帯
電したペン状部材により筆記するとき、この表示部の全
面またはその一部を軌跡座標検出領域に設定制御するス
テップと、この表示部を駆動するための電源供給を遮断
するステップと、軌跡座標検出領域に対して帯電したペ
ン状部材を用いて為された筆記署名を検出するステップ
と、軌跡座標検出領域で検出された筆記署名の軌跡デー
タを所定の記憶領域に格納するステップと、軌跡データ
を該記憶領域に格納した後に、軌跡座標検出領域を一色
表示にするステップとを含み、そのことにより上記目的
が達成される。
ビューアの制御方法は、請求項1〜6の何れかに記載の
表示装置の表示部における軌跡座標検出領域に対して帯
電したペン状部材により筆記するとき、この表示部の全
面またはその一部を軌跡座標検出領域に設定制御するス
テップと、この表示部を駆動するための電源供給を遮断
するステップと、軌跡座標検出領域に対して帯電したペ
ン状部材を用いて為された筆記署名を検出するステップ
と、軌跡座標検出領域で検出された筆記署名の軌跡デー
タを所定の記憶領域に格納するステップと、軌跡データ
を該記憶領域に格納した後に、軌跡座標検出領域を一色
表示にするステップとを含み、そのことにより上記目的
が達成される。
【0027】さらに、好ましくは、本発明の決済処理シ
ステムは、ICカードを用いた決済処理において、IC
カードの所有者本人であることを認証制御する手段とし
て請求項8〜11の何れかに記載のICカードビューア
とICカードを用い、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
ステムは、ICカードを用いた決済処理において、IC
カードの所有者本人であることを認証制御する手段とし
て請求項8〜11の何れかに記載のICカードビューア
とICカードを用い、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0028】さらに、好ましくは、本発明のICカード
発行制御方法は、請求項13記載のICカードを用いた
決済処理システムにおいて、ICカードの利用者に対し
てICカードを発行制御する処理として、利用者の筆記
署名による軌跡データをICカードの発行者側に登録す
るステップを有し、そのことにより上記目的が達成され
る。
発行制御方法は、請求項13記載のICカードを用いた
決済処理システムにおいて、ICカードの利用者に対し
てICカードを発行制御する処理として、利用者の筆記
署名による軌跡データをICカードの発行者側に登録す
るステップを有し、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0029】さらに、好ましくは、本発明の本人認証制
御方法は、請求項13記載のICカードを用いた決済処
理システムにおいて、ICカードの利用者の認証制御処
理として、軌跡座標検出領域で検出された筆記署名の軌
跡データと、ICカードの発行者側に登録した筆記署名
の軌跡データとが一致するか否かを比較するステップを
有し、そのことにより上記目的が達成される。
御方法は、請求項13記載のICカードを用いた決済処
理システムにおいて、ICカードの利用者の認証制御処
理として、軌跡座標検出領域で検出された筆記署名の軌
跡データと、ICカードの発行者側に登録した筆記署名
の軌跡データとが一致するか否かを比較するステップを
有し、そのことにより上記目的が達成される。
【0030】さらに、好ましくは、本発明の本人認証制
御方法において、ICカードの利用者の認証制御処理と
して、筆記署名同士の軌跡データの比較処理後、記憶手
段内に格納されている軌跡データを消去するステップを
さらに有する。
御方法において、ICカードの利用者の認証制御処理と
して、筆記署名同士の軌跡データの比較処理後、記憶手
段内に格納されている軌跡データを消去するステップを
さらに有する。
【0031】以下に、本発明の作用について説明する。
【0032】本発明にあっては、フレキシブルな電気泳
動表示素子が前面側に配置され、その背面側に入力位置
の位置検出部が配置されており、光が位置検出部を通過
することがないために、照度およびコントラストの高い
画像表示を得ることが可能となる。また、電気泳動式表
示素子は、着色帯電粒子と分散媒とが封入されたマイク
ロカプセル(以下、E−inkと称する。E−ink
は、米E−ink社が開発したペパーライクデイスプレ
イの総称で、登録商標)を一面に敷き詰めて表示媒体層
を構成し、少なくとも表示媒体層の背面側に電界を誘起
する電極を設けると共に、前面側には機械的に柔軟で透
明な表面保護用のシート部材を設けることによって、ガ
ラス基板を用いずにフレキシブルな電気泳動式表示素子
として構成することができる。
動表示素子が前面側に配置され、その背面側に入力位置
の位置検出部が配置されており、光が位置検出部を通過
することがないために、照度およびコントラストの高い
画像表示を得ることが可能となる。また、電気泳動式表
示素子は、着色帯電粒子と分散媒とが封入されたマイク
ロカプセル(以下、E−inkと称する。E−ink
は、米E−ink社が開発したペパーライクデイスプレ
イの総称で、登録商標)を一面に敷き詰めて表示媒体層
を構成し、少なくとも表示媒体層の背面側に電界を誘起
する電極を設けると共に、前面側には機械的に柔軟で透
明な表面保護用のシート部材を設けることによって、ガ
ラス基板を用いずにフレキシブルな電気泳動式表示素子
として構成することができる。
【0033】したがって、電気泳動式表示素子の表面か
ら加えられた機械的圧力を表示素子の下部に伝達するこ
とができ、位置検出部を表示素子の下部(背面側)に配
置することができる。また、表示素子の下部に配置され
る位置検出部は、透明でなくても良いため、ガラス基板
を用いる必要はない。よって、表示部および位置検出部
の双方にガラス基板が不要となり、装置全体の軽量化が
可能となると共に耐衝撃性も向上する。
ら加えられた機械的圧力を表示素子の下部に伝達するこ
とができ、位置検出部を表示素子の下部(背面側)に配
置することができる。また、表示素子の下部に配置され
る位置検出部は、透明でなくても良いため、ガラス基板
を用いる必要はない。よって、表示部および位置検出部
の双方にガラス基板が不要となり、装置全体の軽量化が
可能となると共に耐衝撃性も向上する。
【0034】また、例えばスペーサなどの間隙設定部材
を介して対向配置された一対のシート部材に一つ以上の
画素単位で電気的接点となる電極を形成することによっ
て、簡単な構造のタッチスイッチを構成することが可能
となる。また、位置検出部は透明でなくても良いため、
不透明なカーボンペーストを印刷することにより位置検
出部の電極として形成することが可能となり、製造コス
トの低減をも図ることが可能となる。
を介して対向配置された一対のシート部材に一つ以上の
画素単位で電気的接点となる電極を形成することによっ
て、簡単な構造のタッチスイッチを構成することが可能
となる。また、位置検出部は透明でなくても良いため、
不透明なカーボンペーストを印刷することにより位置検
出部の電極として形成することが可能となり、製造コス
トの低減をも図ることが可能となる。
【0035】さらに、例えばスペーサなどの間隙設定部
材を介して対向配置された一対のシート部材に電気的接
点となるアナログ抵抗膜を形成してアナログタッチパネ
ルを構成することによっても、より高い精度で機械的圧
力が加えられた入力位置の座標を検出することが可能と
なる。
材を介して対向配置された一対のシート部材に電気的接
点となるアナログ抵抗膜を形成してアナログタッチパネ
ルを構成することによっても、より高い精度で機械的圧
力が加えられた入力位置の座標を検出することが可能と
なる。
【0036】以上の本発明の検出部一体型の表示装置を
ICカードビューアなどの電子情報機器に用いることが
可能となる。これによって、多機能型ICカードに最適
な、軽量で小型かつ、低消費電力で過酷な使用環境に耐
え得るICカードビューアなどの電子情報機器が実現可
能となる。
ICカードビューアなどの電子情報機器に用いることが
可能となる。これによって、多機能型ICカードに最適
な、軽量で小型かつ、低消費電力で過酷な使用環境に耐
え得るICカードビューアなどの電子情報機器が実現可
能となる。
【0037】次に、前述した機械的検出部一体型の表示
装置の座標検出機能を利用して署名し、その署名の軌跡
データに基づいて本人の認証を行って決済処理を行おう
とすると、従来のクレジットカードによる決済におい
て、クレジットカード利用者が署名記入用紙に署名を書
き込むと、署名が複写用紙に残ってしまい、署名を模倣
される危険性があったが、従来の機械的検出部一体型表
示装置においても署名した筆記表示やさらには署名の軌
跡データを使用者が意図的に消去しない限り残ってしま
うため、同様の危険性があり、決済時商品取り扱い店な
どに記入した署名が残らないようにし、かつ手軽にセキ
ュリティ性の高い決済を実現する必要がある。
装置の座標検出機能を利用して署名し、その署名の軌跡
データに基づいて本人の認証を行って決済処理を行おう
とすると、従来のクレジットカードによる決済におい
て、クレジットカード利用者が署名記入用紙に署名を書
き込むと、署名が複写用紙に残ってしまい、署名を模倣
される危険性があったが、従来の機械的検出部一体型表
示装置においても署名した筆記表示やさらには署名の軌
跡データを使用者が意図的に消去しない限り残ってしま
うため、同様の危険性があり、決済時商品取り扱い店な
どに記入した署名が残らないようにし、かつ手軽にセキ
ュリティ性の高い決済を実現する必要がある。
【0038】したがって、ICカードビューアの座標検
出機能を用いて署名により本人認証を行い、決済処理を
する場合、署名の軌跡データを記憶手段に格納した後、
署名の表示を消去し、さらに本人の認証が完了すると記
憶手段に格納されている署名の軌跡データをも消去する
ため、署名筆跡や署名データの盗難に対する高いセキュ
リティを得ることが可能となる。
出機能を用いて署名により本人認証を行い、決済処理を
する場合、署名の軌跡データを記憶手段に格納した後、
署名の表示を消去し、さらに本人の認証が完了すると記
憶手段に格納されている署名の軌跡データをも消去する
ため、署名筆跡や署名データの盗難に対する高いセキュ
リティを得ることが可能となる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の機械的検出部一
体型の表示装置の各実施形態1〜4について、図面を参
照しながらその詳細を説明する。 (実施形態1)図1は、本発明の表示装置における実施
形態1の要部構成を示す縦断面図である。
体型の表示装置の各実施形態1〜4について、図面を参
照しながらその詳細を説明する。 (実施形態1)図1は、本発明の表示装置における実施
形態1の要部構成を示す縦断面図である。
【0040】図1において、機械的検出部一体型の表示
装置1は、位置検出部としてのタッチスイッチ部1A
と、画面表示部としての電気泳動表示素子1Bとが積層
構造になっており、タッチスイッチ部1Aの前面に電気
泳動表示素子1Bが設けられている。
装置1は、位置検出部としてのタッチスイッチ部1A
と、画面表示部としての電気泳動表示素子1Bとが積層
構造になっており、タッチスイッチ部1Aの前面に電気
泳動表示素子1Bが設けられている。
【0041】タッチスイッチ1Aは、キー接点付き基板
側カーボン接点(電極接点)102が表面に設けられた
キー接点付き基板101と、キー接点付きフィルムシー
ト側カーボン接点(電極接点)103が表面に設けられ
たキー接点付きフィルムシート104とが、所定間隔毎
に設けられたスペーサ105を介して所定の間隙を開け
て対向して配置されている。
側カーボン接点(電極接点)102が表面に設けられた
キー接点付き基板101と、キー接点付きフィルムシー
ト側カーボン接点(電極接点)103が表面に設けられ
たキー接点付きフィルムシート104とが、所定間隔毎
に設けられたスペーサ105を介して所定の間隙を開け
て対向して配置されている。
【0042】タッチスイッチ1Aは、キー接点付きフィ
ルムシート104の下部にスイッチを構成する片側の接
点であるキー接点付きフィルムシート側カーボン接点1
03が設けられ、キー接点付き基板101の上部にスイ
ッチを構成するもう片側の接点であるキー接点付き基板
側カーボン接点102が設けられている。これらのキー
接点付き基板側カーボン接点102とキー接点付きフィ
ルムシート側カーボン接点103との接点位置はそれぞ
れ、電気泳動表示素子1Bにおける一または複数の画素
位置に対応してそれぞれ設けられている。これらの接点
位置はそれぞれ独立に画素位置を検出できる位置にあ
る。
ルムシート104の下部にスイッチを構成する片側の接
点であるキー接点付きフィルムシート側カーボン接点1
03が設けられ、キー接点付き基板101の上部にスイ
ッチを構成するもう片側の接点であるキー接点付き基板
側カーボン接点102が設けられている。これらのキー
接点付き基板側カーボン接点102とキー接点付きフィ
ルムシート側カーボン接点103との接点位置はそれぞ
れ、電気泳動表示素子1Bにおける一または複数の画素
位置に対応してそれぞれ設けられている。これらの接点
位置はそれぞれ独立に画素位置を検出できる位置にあ
る。
【0043】このタッチスイッチ1Aの詳細な機構は、
図7に示した透明タッチスイッチ3Aと略同様の構成で
あるので、ここではその詳細な説明を省略するが、タッ
チスイッチ1Aは電気泳動表示素子1Bの下面(背面)
側に設けられているために、図7の透明タッチスイッチ
3Aのように透明である必要はない。このため、図7の
表示装置300のように、透明度の高いガラス基板30
5を必要としない。また、インジウムを真空蒸着させる
方法(図7の透明電極接点303,304)を用いるこ
となく、カーボンペーストを印刷してスイッチの電気的
接点102,103を形成することができる。これによ
って、製造コストの低価格化を図ることができる。
図7に示した透明タッチスイッチ3Aと略同様の構成で
あるので、ここではその詳細な説明を省略するが、タッ
チスイッチ1Aは電気泳動表示素子1Bの下面(背面)
側に設けられているために、図7の透明タッチスイッチ
3Aのように透明である必要はない。このため、図7の
表示装置300のように、透明度の高いガラス基板30
5を必要としない。また、インジウムを真空蒸着させる
方法(図7の透明電極接点303,304)を用いるこ
となく、カーボンペーストを印刷してスイッチの電気的
接点102,103を形成することができる。これによ
って、製造コストの低価格化を図ることができる。
【0044】電気泳動表示素子1Bは、表面保護透明シ
ート106と、キー接点付きフィルムシート104の上
面側に設けられたTFT電極107と、これらの間に設
けられた電気泳動着色粒子内蔵のマイクロカプセル(以
下E−inkという)108からなる表示媒体層とを有
している。なお、この電気泳動表示素子1Bは、図7に
示す反射型液晶表示素子3Bのように、ガラス基板のよ
うな硬質で機械的強度の弱い基材を用いる必要がない。
これは、電気泳動表示素子1Bに用いられるE−ink
108の特性によるものである。
ート106と、キー接点付きフィルムシート104の上
面側に設けられたTFT電極107と、これらの間に設
けられた電気泳動着色粒子内蔵のマイクロカプセル(以
下E−inkという)108からなる表示媒体層とを有
している。なお、この電気泳動表示素子1Bは、図7に
示す反射型液晶表示素子3Bのように、ガラス基板のよ
うな硬質で機械的強度の弱い基材を用いる必要がない。
これは、電気泳動表示素子1Bに用いられるE−ink
108の特性によるものである。
【0045】表面保護透明シート106は、キー接点付
きフィルムシート104と対向して配設されており、E
−ink108を保護するために設けられている。表面
保護透明シート106は、機械的に柔軟で透明な材料、
例えばPETフィルムなどからなっている。
きフィルムシート104と対向して配設されており、E
−ink108を保護するために設けられている。表面
保護透明シート106は、機械的に柔軟で透明な材料、
例えばPETフィルムなどからなっている。
【0046】TFT電極107は、E−ink108内
の着色帯電粒子を電気泳動させるための電界を印加する
ために設けられており、マトリクス状に配置された各電
極部が表示の一単位である各画素を構成している。各T
FT電極107はそれぞれ、スイッチング素子であるT
FT(図示せず)によって選択され、それぞれに異なっ
た電荷電圧を印加することができる。
の着色帯電粒子を電気泳動させるための電界を印加する
ために設けられており、マトリクス状に配置された各電
極部が表示の一単位である各画素を構成している。各T
FT電極107はそれぞれ、スイッチング素子であるT
FT(図示せず)によって選択され、それぞれに異なっ
た電荷電圧を印加することができる。
【0047】E−ink108は、表示媒体層として、
この表面保護透明シート106の全面に敷き詰められて
いる。
この表面保護透明シート106の全面に敷き詰められて
いる。
【0048】図2は、図1のE−ink108の詳細構
造を示す電気泳動表示素子1Bの縦断面図である。図2
を用いて、図1の電気泳動表示素子1Bの表示動作を説
明する。
造を示す電気泳動表示素子1Bの縦断面図である。図2
を用いて、図1の電気泳動表示素子1Bの表示動作を説
明する。
【0049】図2において、E−ink108は、マイ
クロカプセル108a中に、正の電荷を有し、黒色に着
色された着色帯電粒子108bと、負の電荷を有し、白
色に着色された着色帯電粒子108cと、これらの着色
帯電粒子108b、108cを内部で分散させるための
分散媒体108dとがそれぞれ適量封入されている。な
お、各着色帯電粒子108b,108cは、表示画面に
対する視覚上、互いに識別可能な色に着色されていれ
ば、何色に着色されていてもよい。また、マイクロカプ
セル108aは、絶縁性を有する透明材料からなり、ま
た、分散媒体108dは、絶縁性および粘性を有する透
明液体からなっている。
クロカプセル108a中に、正の電荷を有し、黒色に着
色された着色帯電粒子108bと、負の電荷を有し、白
色に着色された着色帯電粒子108cと、これらの着色
帯電粒子108b、108cを内部で分散させるための
分散媒体108dとがそれぞれ適量封入されている。な
お、各着色帯電粒子108b,108cは、表示画面に
対する視覚上、互いに識別可能な色に着色されていれ
ば、何色に着色されていてもよい。また、マイクロカプ
セル108aは、絶縁性を有する透明材料からなり、ま
た、分散媒体108dは、絶縁性および粘性を有する透
明液体からなっている。
【0050】電気泳動表示素子1Bにおいて、E−in
k108からなる表示媒体層下部のベースフィルム(本
実施形態ではタッチスイッチ1Aのキー接点付きフィル
ムシート104に相当)上のTFT電極107に電荷電
圧が印加されていない状態では、黒色に着色された正の
帯電粒子108bおよび、白色に着色された負の帯電粒
子108cは共に、マイクロカプセル108a内の分散
溶媒体108d中に均等に分散した状態となっており、
外部から表示装置を観察しても、黒色も白色も観察され
ない状態になっている。
k108からなる表示媒体層下部のベースフィルム(本
実施形態ではタッチスイッチ1Aのキー接点付きフィル
ムシート104に相当)上のTFT電極107に電荷電
圧が印加されていない状態では、黒色に着色された正の
帯電粒子108bおよび、白色に着色された負の帯電粒
子108cは共に、マイクロカプセル108a内の分散
溶媒体108d中に均等に分散した状態となっており、
外部から表示装置を観察しても、黒色も白色も観察され
ない状態になっている。
【0051】このような状態から、TFT電極107に
正または負の電荷を印加すると、クーロン力によりTF
T電極107上部のE−ink108内で着色帯電粒子
108b,108cがTFT電極107に反発または吸
引される。これにより、E−インク108のマイクロカ
プセル108a表面側にTFT電極107に印加された
電荷とは逆の電荷に帯電した着色帯電粒子を集めること
ができ、その粒子の色が表面保護透明シート106を通
して観察される。このような黒または白の表示を各画素
毎に形成することによって、外部から表示装置1の表示
画面を見た場合に、所定の画像、文字などを視認するこ
とができる。
正または負の電荷を印加すると、クーロン力によりTF
T電極107上部のE−ink108内で着色帯電粒子
108b,108cがTFT電極107に反発または吸
引される。これにより、E−インク108のマイクロカ
プセル108a表面側にTFT電極107に印加された
電荷とは逆の電荷に帯電した着色帯電粒子を集めること
ができ、その粒子の色が表面保護透明シート106を通
して観察される。このような黒または白の表示を各画素
毎に形成することによって、外部から表示装置1の表示
画面を見た場合に、所定の画像、文字などを視認するこ
とができる。
【0052】電気泳動表示素子1Bにおいて、E−in
k108からなる表示媒体層の上部には表面保護透明シ
ート106だけが存在しており、入射光109aは表面
保護透明シート106を通過した後に、E−ink10
8のマイクロカプセル108bの表面で反射して反射光
109bとなり、表面保護透明シート106を再び通過
後、外部に出射される。
k108からなる表示媒体層の上部には表面保護透明シ
ート106だけが存在しており、入射光109aは表面
保護透明シート106を通過した後に、E−ink10
8のマイクロカプセル108bの表面で反射して反射光
109bとなり、表面保護透明シート106を再び通過
後、外部に出射される。
【0053】ここで、従来の表示装置300と本実施形
態1の表示装置1とを比較すると、従来の表示装置30
0では、反射型液晶表示素子3Bの上面に設けられるタ
ッチスイッチ3Aに透明な材料を用いているが、入射光
311aが入射し、反射板310で反射されて反射光3
11bとして視認されるまでに、光が3層のガラス基板
と2層の偏光板、2層の電極、1層のフィルムシートを
往復して通過するのに対して、本実施形態1の表示装置
1では、光が1層の表面保護透明シート106を往復通
過するだけであるから、表示装置300に比べて表示装
置1の方が格段に照度やコントラストの点(視認性の
点)で優れている。
態1の表示装置1とを比較すると、従来の表示装置30
0では、反射型液晶表示素子3Bの上面に設けられるタ
ッチスイッチ3Aに透明な材料を用いているが、入射光
311aが入射し、反射板310で反射されて反射光3
11bとして視認されるまでに、光が3層のガラス基板
と2層の偏光板、2層の電極、1層のフィルムシートを
往復して通過するのに対して、本実施形態1の表示装置
1では、光が1層の表面保護透明シート106を往復通
過するだけであるから、表示装置300に比べて表示装
置1の方が格段に照度やコントラストの点(視認性の
点)で優れている。
【0054】また、E−ink108は、マイクロカプ
セル108aにて内部の液体が保護されているため、液
晶表示素子のように液晶材料を2枚のガラス基板で挟む
構造を必要とせず、シート状の基材にE−ink108
を付着させることにより表示媒体を構成することができ
る。このため、紙のようにフレキシブルな表示装置1を
得ることができる。
セル108aにて内部の液体が保護されているため、液
晶表示素子のように液晶材料を2枚のガラス基板で挟む
構造を必要とせず、シート状の基材にE−ink108
を付着させることにより表示媒体を構成することができ
る。このため、紙のようにフレキシブルな表示装置1を
得ることができる。
【0055】なお、本実施形態1では、TFT電極10
7を、タッチスイッチ1Aの構成部材であるキー接点付
きフィルムシート104の表面(前面)側に配置してい
るが、E−ink108に電界を印加するためのTFT
電極107は、E−ink108からなる表示媒体層の
前面側(表面保護透明シート106の対向面側)に設け
てもよく、また、E−ink108からなる表示媒体層
の前面側および背面側(フィルムシート104側)の両
対向面にそれぞれ設けてもよいが、この場合にはE−i
nk108からなる表示媒体層の前面側の電極は透明電
極とする必要がある。
7を、タッチスイッチ1Aの構成部材であるキー接点付
きフィルムシート104の表面(前面)側に配置してい
るが、E−ink108に電界を印加するためのTFT
電極107は、E−ink108からなる表示媒体層の
前面側(表面保護透明シート106の対向面側)に設け
てもよく、また、E−ink108からなる表示媒体層
の前面側および背面側(フィルムシート104側)の両
対向面にそれぞれ設けてもよいが、この場合にはE−i
nk108からなる表示媒体層の前面側の電極は透明電
極とする必要がある。
【0056】上記構成により、以下、本実施形態1の表
示装置1への情報入力動作について説明する。
示装置1への情報入力動作について説明する。
【0057】表面保護透明シート106の表面に対し
て、スタイラスペンのペン先端などにより位置情報を入
力する接触圧力が加わっていないときには、スイッチを
構成するキー接点付きフィルムシート側カーボン接点1
03とキー接点付き基板側カーボン接点102はスペー
サ105でスペーサ105の距離だけ隔てられている。
て、スタイラスペンのペン先端などにより位置情報を入
力する接触圧力が加わっていないときには、スイッチを
構成するキー接点付きフィルムシート側カーボン接点1
03とキー接点付き基板側カーボン接点102はスペー
サ105でスペーサ105の距離だけ隔てられている。
【0058】この状態で、表面保護透明シート106に
位置情報として圧力が加わると、表面保護透明シート1
06およびキー接点付きフィルムシート104がたわ
み、キー接点付きフィルムシート側カーボン接点103
がキー接点付き基板側カーボン接点102に接触して接
点が閉じた状態となる。これにより、タッチスイッチと
して機能する。
位置情報として圧力が加わると、表面保護透明シート1
06およびキー接点付きフィルムシート104がたわ
み、キー接点付きフィルムシート側カーボン接点103
がキー接点付き基板側カーボン接点102に接触して接
点が閉じた状態となる。これにより、タッチスイッチと
して機能する。
【0059】このようにして、表面保護透明シート10
6の表面にスタイラスペンの先端などで圧力を加える
と、その圧力が加えられた表示面上の位置座標を演算で
得ることができる。さらに、圧力を加えたままスタイラ
スペンの先端を移動させると、その軌跡(位置座標の連
続)を知ることができるため、例えばその軌跡を手書き
の文字形状または記号形状などと判断して、手書き文字
や記号を認識することもできる。
6の表面にスタイラスペンの先端などで圧力を加える
と、その圧力が加えられた表示面上の位置座標を演算で
得ることができる。さらに、圧力を加えたままスタイラ
スペンの先端を移動させると、その軌跡(位置座標の連
続)を知ることができるため、例えばその軌跡を手書き
の文字形状または記号形状などと判断して、手書き文字
や記号を認識することもできる。
【0060】以上によって、着色帯電粒子108b,1
08cと分散媒体108dとが封入されたマイクロカプ
セル108aを一面に敷き詰めてなる表示媒体層の前面
に表面保護シート106が配設され、その対向側のフィ
ルムシート104上に電極107を設けたフレキシブル
な電気泳動表示素子1Aを、タッチスイッチ1Bの前面
側に配置する。電極107に所定電圧を印加してマイク
ロカプセル108a中の着色帯電粒子108b,108
cを移動させることにより、入射光109aは表面保護
シート106を通過後、表示媒体層108のマイクロカ
プセル108a表面で反射されて反射光109bとな
り、表面保護シート106を通過して外部に出射され、
着色帯電粒子108b,108cの色が表示色として観
察される。 (実施形態2)上記実施形態1では、位置検出部とし
て、位置入力情報が不連続なタッチスイッチ1Aを用い
る場合であったが、本実施形態2では位置入力情報が連
続的なアナログタッチパネルを用いる場合である。
08cと分散媒体108dとが封入されたマイクロカプ
セル108aを一面に敷き詰めてなる表示媒体層の前面
に表面保護シート106が配設され、その対向側のフィ
ルムシート104上に電極107を設けたフレキシブル
な電気泳動表示素子1Aを、タッチスイッチ1Bの前面
側に配置する。電極107に所定電圧を印加してマイク
ロカプセル108a中の着色帯電粒子108b,108
cを移動させることにより、入射光109aは表面保護
シート106を通過後、表示媒体層108のマイクロカ
プセル108a表面で反射されて反射光109bとな
り、表面保護シート106を通過して外部に出射され、
着色帯電粒子108b,108cの色が表示色として観
察される。 (実施形態2)上記実施形態1では、位置検出部とし
て、位置入力情報が不連続なタッチスイッチ1Aを用い
る場合であったが、本実施形態2では位置入力情報が連
続的なアナログタッチパネルを用いる場合である。
【0061】図3は、本発明の表示装置の実施形態2に
おける要部構成を示す縦断面図である。
おける要部構成を示す縦断面図である。
【0062】図3において、機械的検出部一体型の表示
装置2は、図1に示す電気泳動表示素子1B下部のタッ
チスイッチ1Aを、アナログタッチパネル2Aに置き換
えたものである。E−ink108を表示媒体層として
用いた電気泳動表示素子1Bは、図1の場合と同様であ
るので、ここではその説明を省略する。
装置2は、図1に示す電気泳動表示素子1B下部のタッ
チスイッチ1Aを、アナログタッチパネル2Aに置き換
えたものである。E−ink108を表示媒体層として
用いた電気泳動表示素子1Bは、図1の場合と同様であ
るので、ここではその説明を省略する。
【0063】アナログタッチパネル2Aは、タッチスイ
ッチ1Aの構成とほぼ同等であるが、その相違点は、タ
ッチスイッチ1Aでは1または2以上の画素単位で独立
して電気的接点(カーボン接点)が設けられていたのに
対して、アナログタッチパネル2Aでは連続したアナロ
グ抵抗膜が設けられていることである。
ッチ1Aの構成とほぼ同等であるが、その相違点は、タ
ッチスイッチ1Aでは1または2以上の画素単位で独立
して電気的接点(カーボン接点)が設けられていたのに
対して、アナログタッチパネル2Aでは連続したアナロ
グ抵抗膜が設けられていることである。
【0064】アナログタッチパネル2Aは、基板側アナ
ログ抵抗膜202が表面に設けられたアナログ抵抗膜付
き基板201と、フィルムシート側アナログ抵抗膜20
3が表面に設けられたアナログ抵抗膜付きフィルムシー
ト204とは、所定間隔毎に設けられているスペーサ2
05を介して所定の間隙を開けて対向配置されている。
ログ抵抗膜202が表面に設けられたアナログ抵抗膜付
き基板201と、フィルムシート側アナログ抵抗膜20
3が表面に設けられたアナログ抵抗膜付きフィルムシー
ト204とは、所定間隔毎に設けられているスペーサ2
05を介して所定の間隙を開けて対向配置されている。
【0065】アナログ抵抗膜202,203は、アナロ
グ抵抗膜端面からの距離に対してその抵抗値が比例する
関係にある材料である。アナログ抵抗膜材料として、例
えば、カーボンインクを基材全面に印刷したものなどが
挙げられる。ここでは図示していないが、アナログタッ
チパネル2AのX軸方向の端面およびY軸方向の端面に
は、アナログ抵抗膜からの電気信号を取り出すための電
極が設けられている。
グ抵抗膜端面からの距離に対してその抵抗値が比例する
関係にある材料である。アナログ抵抗膜材料として、例
えば、カーボンインクを基材全面に印刷したものなどが
挙げられる。ここでは図示していないが、アナログタッ
チパネル2AのX軸方向の端面およびY軸方向の端面に
は、アナログ抵抗膜からの電気信号を取り出すための電
極が設けられている。
【0066】上記構成により、以下、機械的検出部一体
型の表示装置2への情報入力動作について説明する。
型の表示装置2への情報入力動作について説明する。
【0067】表面保護透明シート106の表面に対し
て、スタイラスペンのペン先端などにより位置情報を入
力する接触圧力が加わっていないときには、タッチパネ
ルを構成するアナログ抵抗膜202,203はスペーサ
205で隔てられている。
て、スタイラスペンのペン先端などにより位置情報を入
力する接触圧力が加わっていないときには、タッチパネ
ルを構成するアナログ抵抗膜202,203はスペーサ
205で隔てられている。
【0068】この状態で、表面保護透明シート106の
表面上の任意位置に対して、例えばスタイラスペンにて
圧力を加えると、表面保護透明シート106およびアナ
ログ抵抗膜付きフィルムシート204がたわみ、上下の
アナログ抵抗膜203、202が接触する。
表面上の任意位置に対して、例えばスタイラスペンにて
圧力を加えると、表面保護透明シート106およびアナ
ログ抵抗膜付きフィルムシート204がたわみ、上下の
アナログ抵抗膜203、202が接触する。
【0069】このとき、上側のアナログ抵抗膜203に
X軸方向の電位的傾斜を与えておくと、下側のアナログ
抵抗膜202と上側のアナログ抵抗膜203とが接触し
た部分を境界として、電位が抵抗分割される。この電位
を下側のアナログ抵抗膜202およびその端面に設けら
れた図示しない信号取り出し用電極を経由して図示しな
いADコンバータに供給し、そのADコンバータにて電
位をAD変換してディジタル化し、そのディジタル化し
た電位情報によってX座標を得る。
X軸方向の電位的傾斜を与えておくと、下側のアナログ
抵抗膜202と上側のアナログ抵抗膜203とが接触し
た部分を境界として、電位が抵抗分割される。この電位
を下側のアナログ抵抗膜202およびその端面に設けら
れた図示しない信号取り出し用電極を経由して図示しな
いADコンバータに供給し、そのADコンバータにて電
位をAD変換してディジタル化し、そのディジタル化し
た電位情報によってX座標を得る。
【0070】これと同様に、下側のアナログ抵抗膜20
2にY軸方向の電位的傾斜を与え、上側のアナログ抵抗
膜203と下側のアナログ抵抗膜202との接点で抵抗
分割された電位を上側のアナログ抵抗膜203およびそ
の端面に設けられた図示しない信号取り出し用電極を経
由して図示しないADコンバータに供給し、その電位を
ADコンバータにてAD変換してディジタル化し、その
ディジタル化した電位情報によってY座標を得る。
2にY軸方向の電位的傾斜を与え、上側のアナログ抵抗
膜203と下側のアナログ抵抗膜202との接点で抵抗
分割された電位を上側のアナログ抵抗膜203およびそ
の端面に設けられた図示しない信号取り出し用電極を経
由して図示しないADコンバータに供給し、その電位を
ADコンバータにてAD変換してディジタル化し、その
ディジタル化した電位情報によってY座標を得る。
【0071】このようにして、表面保護透明シート10
6の表面上にスタイラスペンの先端などで接触圧力を加
えると、その表示面上の位置座標を得ることができる。
スタイラスペンにて接触圧力を加えた状態で、そのスタ
イラスペンの先端を移動させると、その軌跡を知ること
ができる。このため、例えばその軌跡を手書きの文字お
よび記号の形状と判断して、手書き文字および記号を認
識することもできる。
6の表面上にスタイラスペンの先端などで接触圧力を加
えると、その表示面上の位置座標を得ることができる。
スタイラスペンにて接触圧力を加えた状態で、そのスタ
イラスペンの先端を移動させると、その軌跡を知ること
ができる。このため、例えばその軌跡を手書きの文字お
よび記号の形状と判断して、手書き文字および記号を認
識することもできる。
【0072】本実施形態2では、ADコンバータを必要
とするが、実施の形態1のように画素単位で電気的接点
を設けたタッチスイッチに比べて、高い分解能で機械的
圧力が加えられた位置の座標を得ることができる。
とするが、実施の形態1のように画素単位で電気的接点
を設けたタッチスイッチに比べて、高い分解能で機械的
圧力が加えられた位置の座標を得ることができる。
【0073】なお、本発明の表示装置の構成は、前述し
た実施形態1,2の構成に限定されるものではない。本
発明の機械的検出部一体型の表示装置は、従来の液晶表
示素子を用いた機械的検出部一体型の表示装置とは異な
り、タッチスイッチやアナログタッチパネルに代表され
る機械的検出部(位置入力手段)を透明にする必要がな
い。このため、機械的検出部は、位置入力による表面
(表面保護透明シート106)からの圧力に対して前面
側のフィルムシート104,204がたわむという、機
械的圧力に対する変化が伝達されてその変化を電気信号
に変換できるものであればよく、例えば、マトリクス状
に配置した圧電素子などをが考えられる。また、フィル
ムシート104,204のたわみ量を減らし、表面保護
透明シート106の表面に圧力を加えたときに上下のフ
ィルムシートが互いに接触しない構造として、上下のフ
ィルムシートに設けられた電極間の静電容量の変化を検
出するような入力方法を採用することもできる。 (実施形態3)本実施形態3では、本発明の表示装置
1,2を用いた電子情報機器としてのICカードビュー
アについて説明する。
た実施形態1,2の構成に限定されるものではない。本
発明の機械的検出部一体型の表示装置は、従来の液晶表
示素子を用いた機械的検出部一体型の表示装置とは異な
り、タッチスイッチやアナログタッチパネルに代表され
る機械的検出部(位置入力手段)を透明にする必要がな
い。このため、機械的検出部は、位置入力による表面
(表面保護透明シート106)からの圧力に対して前面
側のフィルムシート104,204がたわむという、機
械的圧力に対する変化が伝達されてその変化を電気信号
に変換できるものであればよく、例えば、マトリクス状
に配置した圧電素子などをが考えられる。また、フィル
ムシート104,204のたわみ量を減らし、表面保護
透明シート106の表面に圧力を加えたときに上下のフ
ィルムシートが互いに接触しない構造として、上下のフ
ィルムシートに設けられた電極間の静電容量の変化を検
出するような入力方法を採用することもできる。 (実施形態3)本実施形態3では、本発明の表示装置
1,2を用いた電子情報機器としてのICカードビュー
アについて説明する。
【0074】ICカードビューアとは、ICカード担体
に格納された情報のうち、ICカード内部のCPU(Ce
ntral Processing Unit)で実行されるアプリケーショ
ンプログラムにて表示が許可された表示データを使用者
に対して表示し、または、使用者がICカード担体へ情
報を簡易入力するための携帯型端末機器である。
に格納された情報のうち、ICカード内部のCPU(Ce
ntral Processing Unit)で実行されるアプリケーショ
ンプログラムにて表示が許可された表示データを使用者
に対して表示し、または、使用者がICカード担体へ情
報を簡易入力するための携帯型端末機器である。
【0075】ICカードは、クレジットカードと同様の
携帯性を特徴とし、また、過酷な環境での使用、保管に
耐えられるように設計されている。そのため、ICカー
ドと共に使用され、そのICカードに格納された情報を
表示するICカードビューアに対しても、同様に、軽
量、小型、低消費電力および過酷な環境での使用、保管
に耐え得ることが要求されている。したがって、軽量化
および耐衝撃性の向上が図られた本発明の機械的検出部
一体型の表示装置は、ICカードビューアに用いるため
に最適である。
携帯性を特徴とし、また、過酷な環境での使用、保管に
耐えられるように設計されている。そのため、ICカー
ドと共に使用され、そのICカードに格納された情報を
表示するICカードビューアに対しても、同様に、軽
量、小型、低消費電力および過酷な環境での使用、保管
に耐え得ることが要求されている。したがって、軽量化
および耐衝撃性の向上が図られた本発明の機械的検出部
一体型の表示装置は、ICカードビューアに用いるため
に最適である。
【0076】従来はICカード自体が単機能または少数
の機能しか有していなかったために、従来のICカード
ビューアは、カード電卓のように、表示面に任意のデザ
インが印刷され、キーなどの情報入力手段を示す表示部
としても印刷したものが使用されていた。しかしなが
ら、近年では、ICカードの応用範囲が拡大しており、
1枚のICカードで多数の機能を備えた多機能ICカー
ドが普及しつつある。このような多機能ICカードに適
用するためには、ICカードビューアにおいても固定さ
れた表示画面では、全ての機能に対して適切な情報を表
現できなくなってきている。
の機能しか有していなかったために、従来のICカード
ビューアは、カード電卓のように、表示面に任意のデザ
インが印刷され、キーなどの情報入力手段を示す表示部
としても印刷したものが使用されていた。しかしなが
ら、近年では、ICカードの応用範囲が拡大しており、
1枚のICカードで多数の機能を備えた多機能ICカー
ドが普及しつつある。このような多機能ICカードに適
用するためには、ICカードビューアにおいても固定さ
れた表示画面では、全ての機能に対して適切な情報を表
現できなくなってきている。
【0077】そこで、本発明による機械的検出部一体型
の表示装置1,2を用いることにより、小型、軽量、低
消費電力、耐使用・保管環境性、表示内容の可変という
要求を満たすことが可能となる。
の表示装置1,2を用いることにより、小型、軽量、低
消費電力、耐使用・保管環境性、表示内容の可変という
要求を満たすことが可能となる。
【0078】図4は、本発明のICカードビューアにお
ける実施形態3の一表示例を示す上面図である。
ける実施形態3の一表示例を示す上面図である。
【0079】図4において、ICカードビューア500
は、E−ink108を表示媒体層として用いた電気泳
動表示素子部501(斜線部および各種キー部)が、液
晶表示素子部(LCD部)502を除くICカードビュ
ーアの前面(表面)を覆っている。液晶表示素子部(L
CD部)502は、従来のICカードビューア500と
同様に、ICカード担体に格納された表示可能データを
使用者に対して表示できるように設けられたものであ
り、省略しても良い。電気泳動表示素子部501には、
電源のON/OFFを表示するためのONキー503お
よびOFFキー504、英文字の入力部を示すキー群5
05A,506Aが表示されている。
は、E−ink108を表示媒体層として用いた電気泳
動表示素子部501(斜線部および各種キー部)が、液
晶表示素子部(LCD部)502を除くICカードビュ
ーアの前面(表面)を覆っている。液晶表示素子部(L
CD部)502は、従来のICカードビューア500と
同様に、ICカード担体に格納された表示可能データを
使用者に対して表示できるように設けられたものであ
り、省略しても良い。電気泳動表示素子部501には、
電源のON/OFFを表示するためのONキー503お
よびOFFキー504、英文字の入力部を示すキー群5
05A,506Aが表示されている。
【0080】図5は、図4のICカードビューア500
の構成を示す縦断面図である。
の構成を示す縦断面図である。
【0081】図5に示すように、ICカードビューア5
00において、電気泳動表示素子1Bおよびタッチスイ
ッチ1Aは、図1に示す実施形態1の位置検出部一体型
の表示装置1と同様の構成であり、キー接点付きフィル
ムシート104上のTFT電極107とキー接点付き基
板101上のTFT駆動回路(図示せず)とを、FPC
(Flexible Print Circuit)コネクタ511で電気的に
接続している。
00において、電気泳動表示素子1Bおよびタッチスイ
ッチ1Aは、図1に示す実施形態1の位置検出部一体型
の表示装置1と同様の構成であり、キー接点付きフィル
ムシート104上のTFT電極107とキー接点付き基
板101上のTFT駆動回路(図示せず)とを、FPC
(Flexible Print Circuit)コネクタ511で電気的に
接続している。
【0082】ICカードビューア500は、機械的検出
部一体型の表示装置1と、上側キャビネット512と、
下側キャビネット513およびICカードコネクタ51
4とを有している。
部一体型の表示装置1と、上側キャビネット512と、
下側キャビネット513およびICカードコネクタ51
4とを有している。
【0083】これらの上側キャビネット512および下
側キャビネット513は、所定の空隙を開けて一体形成
されており、それらの空隙部515内にICカード3が
挿入されて収容される。タッチパネル1Aの下部にはI
Cカードコネクタ514が設けられており、ICカード
コネクタ514に対応した上側キャビネット512が一
部開口している。ICカード3がICカードビューア5
00の空隙部515内に挿入されると、ICカードモジ
ュール301に設けられたICカード側接点(電極)3
02とICカードビューア500側のICカードコネク
タ514の各端子とが接触することにより、両者が電気
的に接続され得るようになっている。ICカードビュー
ア500側のICカードコネクタ514は、キー接点付
き基板101上の制御回路(図示せず)の所定部分に接
続されるようになっている。この制御回路では、ICカ
ード3からの情報が信号処理されて所定の表示パターン
に対応したTFT電極107のTFT駆動信号として生
成され、このTFT駆動信号はFPCコネクタ511を
介してTFT電極107の駆動信号として供給される。
側キャビネット513は、所定の空隙を開けて一体形成
されており、それらの空隙部515内にICカード3が
挿入されて収容される。タッチパネル1Aの下部にはI
Cカードコネクタ514が設けられており、ICカード
コネクタ514に対応した上側キャビネット512が一
部開口している。ICカード3がICカードビューア5
00の空隙部515内に挿入されると、ICカードモジ
ュール301に設けられたICカード側接点(電極)3
02とICカードビューア500側のICカードコネク
タ514の各端子とが接触することにより、両者が電気
的に接続され得るようになっている。ICカードビュー
ア500側のICカードコネクタ514は、キー接点付
き基板101上の制御回路(図示せず)の所定部分に接
続されるようになっている。この制御回路では、ICカ
ード3からの情報が信号処理されて所定の表示パターン
に対応したTFT電極107のTFT駆動信号として生
成され、このTFT駆動信号はFPCコネクタ511を
介してTFT電極107の駆動信号として供給される。
【0084】キー接点付き基板101上のカーボン接点
102は、直接、キー接点付き基板101上の制御回路
(図示せず)に接続されており、所定位置のカーボン接
点102,103で構成されるスイッチからのオン/オ
フ信号がその制御回路に供給される。
102は、直接、キー接点付き基板101上の制御回路
(図示せず)に接続されており、所定位置のカーボン接
点102,103で構成されるスイッチからのオン/オ
フ信号がその制御回路に供給される。
【0085】このようにして、ICカード3からの情報
がキー接点付き基板101上の制御回路に供給され、そ
の情報を基にE−ink108を表示媒体層として用い
た電気泳動表示素子1Bの表示を変更することができ
る。また、キー505Aからの入力情報が、カーボン接
点102、103で構成されるスイッチからのオン/オ
フ情報としてキー接点付き基板101上の制御回路に供
給され、キー操作に対応した情報をICカードに入力す
ることができる。
がキー接点付き基板101上の制御回路に供給され、そ
の情報を基にE−ink108を表示媒体層として用い
た電気泳動表示素子1Bの表示を変更することができ
る。また、キー505Aからの入力情報が、カーボン接
点102、103で構成されるスイッチからのオン/オ
フ情報としてキー接点付き基板101上の制御回路に供
給され、キー操作に対応した情報をICカードに入力す
ることができる。
【0086】図6は、ICカードビューア500Aにお
いて、ICカード3のアプリケーションプログラムによ
り電気泳動表示素子1Bの表示を変更した例を示す上面
図である。
いて、ICカード3のアプリケーションプログラムによ
り電気泳動表示素子1Bの表示を変更した例を示す上面
図である。
【0087】図6では、ICカードビューア500Aが
ICカード3の簡易電卓のアプリケーションプログラム
を実行している場合の表示例を示している。図4では英
文字を示しているキー505Aおよび506Aの表示
が、図6では数字および演算記号を示すキー505Bお
よび506Bにそれぞれ変更表示されており、これによ
り計算入力を容易に行うことができるようになってい
る。
ICカード3の簡易電卓のアプリケーションプログラム
を実行している場合の表示例を示している。図4では英
文字を示しているキー505Aおよび506Aの表示
が、図6では数字および演算記号を示すキー505Bお
よび506Bにそれぞれ変更表示されており、これによ
り計算入力を容易に行うことができるようになってい
る。
【0088】なお、本実施形態1〜3では、図1に示す
タッチスイッチを用いた機械的位置検出部一体型の表示
装置1を用いてICカードビューア500を構成した
が、これに限らず、図2に示すアナログタッチパネルを
用いた機械的検出部一体型の表示装置2を用いてICカ
ードビューアを構成してもよい。 (実施形態4)本実施形態4では、本発明による機械的
検出部一体型の表示装置を、署名入力型ICカードビュ
ーアに適用する場合である。以下に、この署名入力型I
Cカードビューア、その制御方法、決済処理システム、
それを用いたICカード発行制御方法および本人認証制
御方法について詳細に説明する。
タッチスイッチを用いた機械的位置検出部一体型の表示
装置1を用いてICカードビューア500を構成した
が、これに限らず、図2に示すアナログタッチパネルを
用いた機械的検出部一体型の表示装置2を用いてICカ
ードビューアを構成してもよい。 (実施形態4)本実施形態4では、本発明による機械的
検出部一体型の表示装置を、署名入力型ICカードビュ
ーアに適用する場合である。以下に、この署名入力型I
Cカードビューア、その制御方法、決済処理システム、
それを用いたICカード発行制御方法および本人認証制
御方法について詳細に説明する。
【0089】図8は、本発明による機械的検出部一体型
の表示装置を用いた署名入力型ICカードビューアの一
表示例を示す上面図である。
の表示装置を用いた署名入力型ICカードビューアの一
表示例を示す上面図である。
【0090】図8において、ICカードビューア800
は、E−ink画面801がキー群802〜805の表
面位置を除くかまたは、図6および図7で説明したよう
にICカードビューア全面を覆っている。このE−in
k画面801下には、前述した位置検出部としてのキー
接点が設けられている。ここでは、E−ink画面80
1がキー群802〜805の表面位置を除く場合につい
て説明する。
は、E−ink画面801がキー群802〜805の表
面位置を除くかまたは、図6および図7で説明したよう
にICカードビューア全面を覆っている。このE−in
k画面801下には、前述した位置検出部としてのキー
接点が設けられている。ここでは、E−ink画面80
1がキー群802〜805の表面位置を除く場合につい
て説明する。
【0091】ICカードビューア800は、位置検出部
が検出した機械的な圧力が加えられた前記表示部の座標
位置にしたがって、表示部全面またはその一部(E−i
nk画面801)を、機械的な圧力が加えられた軌跡座
標を検出可能とする軌跡座標検出領域に設定可能とする
検出領域設定手段(図示せず)と、軌跡座標検出領域で
検出された軌跡座標データを格納する記憶手段(図示せ
ず)と、軌跡座標検出領域に外部から機械的な圧力を加
えるスタイラスペンなどの帯電ペン状部材(図示せず)
とを有している。
が検出した機械的な圧力が加えられた前記表示部の座標
位置にしたがって、表示部全面またはその一部(E−i
nk画面801)を、機械的な圧力が加えられた軌跡座
標を検出可能とする軌跡座標検出領域に設定可能とする
検出領域設定手段(図示せず)と、軌跡座標検出領域で
検出された軌跡座標データを格納する記憶手段(図示せ
ず)と、軌跡座標検出領域に外部から機械的な圧力を加
えるスタイラスペンなどの帯電ペン状部材(図示せず)
とを有している。
【0092】ICカードビューア800は、ICカード
挿入または、ICカード挿入後のパワーON/OFFキ
ー802の操作により起動し、署名キー操作(例えばS
IGNキー804)によりE−ink画面801を手書
き文字入力画面に切り替えることができる。なお、MO
DEキー803の操作により各種モードの選択制御が為
され、各種方向キー805の操作により方向指令が為さ
れる。
挿入または、ICカード挿入後のパワーON/OFFキ
ー802の操作により起動し、署名キー操作(例えばS
IGNキー804)によりE−ink画面801を手書
き文字入力画面に切り替えることができる。なお、MO
DEキー803の操作により各種モードの選択制御が為
され、各種方向キー805の操作により方向指令が為さ
れる。
【0093】手書き文字入力画面への手書き文字入力
は、例えば図2のアナログ抵抗膜をE−ink下面側に
積層することにより、E−ink表面側の軌跡座標検出
領域に対して圧力を加えた座標位置を位置検出して座標
演算にて軌跡座標データを得ることが可能となる。この
ようにして順次得られた軌跡座標位置を署名データとし
てICカードビューア800内の記憶手段としての所定
メモリ内に格納する。
は、例えば図2のアナログ抵抗膜をE−ink下面側に
積層することにより、E−ink表面側の軌跡座標検出
領域に対して圧力を加えた座標位置を位置検出して座標
演算にて軌跡座標データを得ることが可能となる。この
ようにして順次得られた軌跡座標位置を署名データとし
てICカードビューア800内の記憶手段としての所定
メモリ内に格納する。
【0094】このような署名入力時には、図2に示すT
FT電極107をGNDレベル(逆極性でもよい)とし
て、文字入力用のE−ink画面801を一色表示にし
て画面消去する。一旦画面消去した後には、TFT電極
107はオフにし、TFT電極107と同じ極性に帯電
させたスタイラスペン(帯電ペン状部材)をE−ink
画面801の表面上に押し当てることで、そのスタイラ
スペンを押し当てた部分の表示が反転する。これにより
スタイラスペンで押し当てていった軌跡が消去画面とは
反転表示となるため、取り込んだ軌跡座標表示用の制御
を行わなくても、E−ink画面801上に入力した署
名表示が可能となり、署名入力者本人も確認することが
できる。
FT電極107をGNDレベル(逆極性でもよい)とし
て、文字入力用のE−ink画面801を一色表示にし
て画面消去する。一旦画面消去した後には、TFT電極
107はオフにし、TFT電極107と同じ極性に帯電
させたスタイラスペン(帯電ペン状部材)をE−ink
画面801の表面上に押し当てることで、そのスタイラ
スペンを押し当てた部分の表示が反転する。これにより
スタイラスペンで押し当てていった軌跡が消去画面とは
反転表示となるため、取り込んだ軌跡座標表示用の制御
を行わなくても、E−ink画面801上に入力した署
名表示が可能となり、署名入力者本人も確認することが
できる。
【0095】その署名入力後に、その署名データをIC
カード内のメモリに書き込む手段としては、例えばSI
GNキー804を再度押す操作指令により、ICカード
ビューア800内のメモリに格納していた署名データを
ICカード内のメモリに転送することができる。ICカ
ードに署名データを全て送り終わった後には、入力署名
を盗用されないようにするため、再度、E−ink画面
801の表示内容を消去する画面消去手段として上述し
た手段を用いる。このような本発明による署名入力機能
を備えたICカードビューア800を従来のクレジット
カードで行われていた決済時の本人認証制御手段として
用いれば、従来のようなカード利用時に記入した署名が
商品取り扱い店に残ることなく、本人の署名を盗用され
る可能性もなくなる。
カード内のメモリに書き込む手段としては、例えばSI
GNキー804を再度押す操作指令により、ICカード
ビューア800内のメモリに格納していた署名データを
ICカード内のメモリに転送することができる。ICカ
ードに署名データを全て送り終わった後には、入力署名
を盗用されないようにするため、再度、E−ink画面
801の表示内容を消去する画面消去手段として上述し
た手段を用いる。このような本発明による署名入力機能
を備えたICカードビューア800を従来のクレジット
カードで行われていた決済時の本人認証制御手段として
用いれば、従来のようなカード利用時に記入した署名が
商品取り扱い店に残ることなく、本人の署名を盗用され
る可能性もなくなる。
【0096】このように、ICカードおよび本発明によ
るICカードビューア800を用いて、署名入力から決
済を完了するまでのICカード発行制御および決済制御
の各手順について図9,図10を参照して説明する。図
9,図10中のサービス提供者とは、カード発行者に成
り代わってカード利用者との決済処理サービスを提供す
る。このため、カード発行者はサービス提供者業務の兼
務も可能である。
るICカードビューア800を用いて、署名入力から決
済を完了するまでのICカード発行制御および決済制御
の各手順について図9,図10を参照して説明する。図
9,図10中のサービス提供者とは、カード発行者に成
り代わってカード利用者との決済処理サービスを提供す
る。このため、カード発行者はサービス提供者業務の兼
務も可能である。
【0097】図9は、ICカードを用いた決済システム
において、ICカード利用者がカード発行申請を行っ
て、ICカード発行者からICカードを受け取るまでの
カード発行処理フロー例を示す手順説明図である。
において、ICカード利用者がカード発行申請を行っ
て、ICカード発行者からICカードを受け取るまでの
カード発行処理フロー例を示す手順説明図である。
【0098】図9に示すように、まず、ステップ901
で、ICカード発行者がICカード利用者からのICカ
ード発行申請入力を受けて、ICカード利用者の各種情
報を確認すると共に、ICカード利用者の申請受理が可
能かどうかを確認する。
で、ICカード発行者がICカード利用者からのICカ
ード発行申請入力を受けて、ICカード利用者の各種情
報を確認すると共に、ICカード利用者の申請受理が可
能かどうかを確認する。
【0099】次に、ステップ902で、ICカード利用
者からのICカード発行申請を受理した場合に、ICカ
ード利用者の各種情報をICカード発行者側コンピュー
タのデータベースに登録する。このデータ登録処理で
は、カード利用者から画面上に入力される署名軌跡デー
タの他、カード有効日時などもICカード発行者側コン
ピュータのデータベースに登録する。ここで、ICカー
ド発行者側コンピュータに登録した署名軌跡データは、
ICカードの決済処理時に、この登録した署名の軌跡デ
ータとICカードから送られてくる署名の軌跡データと
を比較して、それらが一致した場合にカード登録者本人
であることを確認することができるようになっている。
者からのICカード発行申請を受理した場合に、ICカ
ード利用者の各種情報をICカード発行者側コンピュー
タのデータベースに登録する。このデータ登録処理で
は、カード利用者から画面上に入力される署名軌跡デー
タの他、カード有効日時などもICカード発行者側コン
ピュータのデータベースに登録する。ここで、ICカー
ド発行者側コンピュータに登録した署名軌跡データは、
ICカードの決済処理時に、この登録した署名の軌跡デ
ータとICカードから送られてくる署名の軌跡データと
を比較して、それらが一致した場合にカード登録者本人
であることを確認することができるようになっている。
【0100】さらに、ステップ903では、ICカード
利用者情報登録後、ICカードを初期化して、暗号化鍵
を含む初期情報を書き込む。ICカード運用時に、IC
カード利用者、ICカード発行者およびサービス提供者
のそれぞれの間では、通信ネットワークを通してデータ
授受を行うことが想定されるため、通信ネットワーク上
でデータの漏洩、盗用、改竄などが懸念されている。こ
れらのセキュリティ対策として通信ネットワーク上でデ
ータ授受を行う場合には、データを暗号化することによ
りセキュリティの向上を行う。この暗号化方式が公開鍵
方式であれば、ICカードには、ICカード登録者専用
の暗号鍵(秘密鍵)および、サービス提供者側がICカ
ード登録者用に発行する暗号鍵(公開鍵)やパスワード
などを初期情報として書き込む。また、ICカード発行
者、サービス提供者側はICカード登録者専用の秘密鍵
を元に生成する公開鍵を登録する。
利用者情報登録後、ICカードを初期化して、暗号化鍵
を含む初期情報を書き込む。ICカード運用時に、IC
カード利用者、ICカード発行者およびサービス提供者
のそれぞれの間では、通信ネットワークを通してデータ
授受を行うことが想定されるため、通信ネットワーク上
でデータの漏洩、盗用、改竄などが懸念されている。こ
れらのセキュリティ対策として通信ネットワーク上でデ
ータ授受を行う場合には、データを暗号化することによ
りセキュリティの向上を行う。この暗号化方式が公開鍵
方式であれば、ICカードには、ICカード登録者専用
の暗号鍵(秘密鍵)および、サービス提供者側がICカ
ード登録者用に発行する暗号鍵(公開鍵)やパスワード
などを初期情報として書き込む。また、ICカード発行
者、サービス提供者側はICカード登録者専用の秘密鍵
を元に生成する公開鍵を登録する。
【0101】さらに、ステップ904では、決済用のア
プリケーションプログラムをICカードに書き込む。こ
れらの処理が完了した後に、ICカード登録者にICカ
ードを交付することにより、ICカード登録者はICカ
ード利用(カード運用)サービスを受けることができ
る。なお、カード有効期限内またはICカード廃止後、
再登録処理などを行わない限り、このICカード発行制
御手順は実行されないようになっている。
プリケーションプログラムをICカードに書き込む。こ
れらの処理が完了した後に、ICカード登録者にICカ
ードを交付することにより、ICカード登録者はICカ
ード利用(カード運用)サービスを受けることができ
る。なお、カード有効期限内またはICカード廃止後、
再登録処理などを行わない限り、このICカード発行制
御手順は実行されないようになっている。
【0102】図10は、ICカードを用いた決済システ
ムにおいて、カード利用者が決済アプリケーション登録
済みのICカードを用いて決済する決済制御フロー例を
示す手順説明図である。
ムにおいて、カード利用者が決済アプリケーション登録
済みのICカードを用いて決済する決済制御フロー例を
示す手順説明図である。
【0103】図10に示すように、前述したようにIC
カード利用者が決済サービスを受けるために、まず、ス
テップ1001で、利用者本人を証明するためICカー
ドビューア800を用いて入力した署名データをICカ
ード内の不揮発性メモリに格納する。
カード利用者が決済サービスを受けるために、まず、ス
テップ1001で、利用者本人を証明するためICカー
ドビューア800を用いて入力した署名データをICカ
ード内の不揮発性メモリに格納する。
【0104】図8のICカードビューア800の表示画
面上に表示されている署名の軌跡は、ICカードへ軌跡
座標データを送り終わった後、自動的に消去される。署
名入力および表示画面の消去制御方法としてはICカー
ドビューア800を用いる。
面上に表示されている署名の軌跡は、ICカードへ軌跡
座標データを送り終わった後、自動的に消去される。署
名入力および表示画面の消去制御方法としてはICカー
ドビューア800を用いる。
【0105】次に、ステップ1002,1003で、サ
ービス提供者および利用ICカードの相互認証を行う。
相互認証したICカードの利用者が所有者本人であるこ
との認証は、ICカードビューア800への後述の筆記
署名データを用いて行う。相互認証はそれぞれの相手の
正当性を検証する処理で、ここでは電子署名を用いて行
う。ステップ1002では、相互認証のうちのサービス
提供者が利用する決済システムの正しい相手であるかど
うかを認証する。また、ステップ1003では、相互認
証のうちの決済システムを利用するICカードがカード
発行者から正式に発行されたものであるかどうかを認証
する。なお、相互認証のサービス提供者認証、ICカー
ド認証の詳細、および相手認証に使用する電子署名につ
いては後述する図11、図12に示している。
ービス提供者および利用ICカードの相互認証を行う。
相互認証したICカードの利用者が所有者本人であるこ
との認証は、ICカードビューア800への後述の筆記
署名データを用いて行う。相互認証はそれぞれの相手の
正当性を検証する処理で、ここでは電子署名を用いて行
う。ステップ1002では、相互認証のうちのサービス
提供者が利用する決済システムの正しい相手であるかど
うかを認証する。また、ステップ1003では、相互認
証のうちの決済システムを利用するICカードがカード
発行者から正式に発行されたものであるかどうかを認証
する。なお、相互認証のサービス提供者認証、ICカー
ド認証の詳細、および相手認証に使用する電子署名につ
いては後述する図11、図12に示している。
【0106】さらに、ステップ1004では、利用IC
カードが有効(例えば有効期限以内)であるかどうかを
確認する。サービス提供者は、ICカード発行者に対し
て相互認証を終えたカードの有効性を確認し、カード発
行者は、サービス提供者にカード有効性確認結果を通知
する。
カードが有効(例えば有効期限以内)であるかどうかを
確認する。サービス提供者は、ICカード発行者に対し
て相互認証を終えたカードの有効性を確認し、カード発
行者は、サービス提供者にカード有効性確認結果を通知
する。
【0107】さらに、ステップ1005は、サービス利
用者の本人確認を行うための制御処理である。ここで
は、ICカードから送られてきた暗号化された署名の軌
跡座標データをICカード発行者側のコンピュータに登
録した署名軌跡座標データと比較する。その比較した結
果、一致したと判断できれば、カード利用者の正当性を
証明できて決済可能となる。なお、サービス利用者認証
制御の詳細については後述する図13に示している。
用者の本人確認を行うための制御処理である。ここで
は、ICカードから送られてきた暗号化された署名の軌
跡座標データをICカード発行者側のコンピュータに登
録した署名軌跡座標データと比較する。その比較した結
果、一致したと判断できれば、カード利用者の正当性を
証明できて決済可能となる。なお、サービス利用者認証
制御の詳細については後述する図13に示している。
【0108】さらに、ステップ1006では、サービス
利用者の認証ができたので、ICカードに残っている署
名軌跡座標データを消去する。この署名軌跡座標データ
消去制御処理を実施することにより、ICカード内に署
名データを残さない。このため、カード紛失時に署名の
流用を防ぐことができる。また、ICカードから署名軌
跡座標データの消去結果を受け、決済を実施することに
なる。この決済制御フロー中に携帯性に優れた本発明に
よる署名入力型ICカードビューア800を用いること
により、手軽にセキュリティ性の極めて高い決済サービ
スを提供できて、ICカード利用者、ICカード発行者
およびサービス提供者が安心して通信ネットワーク上で
の決済を行うことができる。
利用者の認証ができたので、ICカードに残っている署
名軌跡座標データを消去する。この署名軌跡座標データ
消去制御処理を実施することにより、ICカード内に署
名データを残さない。このため、カード紛失時に署名の
流用を防ぐことができる。また、ICカードから署名軌
跡座標データの消去結果を受け、決済を実施することに
なる。この決済制御フロー中に携帯性に優れた本発明に
よる署名入力型ICカードビューア800を用いること
により、手軽にセキュリティ性の極めて高い決済サービ
スを提供できて、ICカード利用者、ICカード発行者
およびサービス提供者が安心して通信ネットワーク上で
の決済を行うことができる。
【0109】図11は、相互認証のうちのサービス提供
者の正当性を検証するためのサービス提供者認証制御フ
ロー例を示す手順説明図である。
者の正当性を検証するためのサービス提供者認証制御フ
ロー例を示す手順説明図である。
【0110】図11に示すように、まず、ステップ11
01では、サービス提供者がICカードに対して乱数デ
ータを生成/送信することを要求し、ICカードはサー
ビス提供者に生成した乱数データを送信する。ICカー
ドは送信した乱数データを揮発性メモリに一時保存す
る。この乱数データはサービス提供者の正当性を証明す
るための電子署名データを毎回異なったデータ並びとす
るためのものである。
01では、サービス提供者がICカードに対して乱数デ
ータを生成/送信することを要求し、ICカードはサー
ビス提供者に生成した乱数データを送信する。ICカー
ドは送信した乱数データを揮発性メモリに一時保存す
る。この乱数データはサービス提供者の正当性を証明す
るための電子署名データを毎回異なったデータ並びとす
るためのものである。
【0111】次に、ステップ1102では、サービス提
供者の正当性を証明する電子署名を生成する。このサー
ビス提供者の電子署名処理とは、ICカードから送られ
てきた乱数データをサービス提供者専用の秘密鍵で暗号
化を行った電子署名を生成する処理である。秘密鍵で暗
号化した電子署名は、その秘密鍵を元に生成した公開鍵
でのみ正当であることを確認できる。他の秘密鍵で暗号
化した電子署名は不当であると認識する。これにより、
電子署名送り手側の正当性を証明することが可能とな
る。サービス提供者の公開鍵はICカード発行時、IC
カード内の不揮発性メモリに格納済みである。
供者の正当性を証明する電子署名を生成する。このサー
ビス提供者の電子署名処理とは、ICカードから送られ
てきた乱数データをサービス提供者専用の秘密鍵で暗号
化を行った電子署名を生成する処理である。秘密鍵で暗
号化した電子署名は、その秘密鍵を元に生成した公開鍵
でのみ正当であることを確認できる。他の秘密鍵で暗号
化した電子署名は不当であると認識する。これにより、
電子署名送り手側の正当性を証明することが可能とな
る。サービス提供者の公開鍵はICカード発行時、IC
カード内の不揮発性メモリに格納済みである。
【0112】さらに、ステップ1103は、サービス提
供者側で生成した電子署名データをICカードに送り、
ICカードは受け取った電子署名データを不揮発性メモ
リに格納しているサービス提供者の公開鍵とステップ1
101の処理で揮発性メモリに保存している乱数データ
で正当性を検証し、その検証結果をサービス提供者側に
送る。通常、ICカードはサービス提供者が不当と認識
した場合、ICカード内のデータへのアクセスはできな
くなり、決済サービス処理も中断する。ICカードから
の検証結果でサービス提供者の正当性が証明された場
合、サービス提供者認証処理を終了して、次のICカー
ド認証処理を行う。
供者側で生成した電子署名データをICカードに送り、
ICカードは受け取った電子署名データを不揮発性メモ
リに格納しているサービス提供者の公開鍵とステップ1
101の処理で揮発性メモリに保存している乱数データ
で正当性を検証し、その検証結果をサービス提供者側に
送る。通常、ICカードはサービス提供者が不当と認識
した場合、ICカード内のデータへのアクセスはできな
くなり、決済サービス処理も中断する。ICカードから
の検証結果でサービス提供者の正当性が証明された場
合、サービス提供者認証処理を終了して、次のICカー
ド認証処理を行う。
【0113】図12は、相互認証処理内のICカードの
正当性を検証するためのICカード認証制御フロー例を
示す手順説明図である。
正当性を検証するためのICカード認証制御フロー例を
示す手順説明図である。
【0114】図12に示すように、まず、ステップ12
01では、サービス提供者側で乱数の生成を行い、IC
カードへ生成した乱数データを送る処理である。サービ
ス提供者はICカードへ送った乱数データを一時的に保
存しておく。
01では、サービス提供者側で乱数の生成を行い、IC
カードへ生成した乱数データを送る処理である。サービ
ス提供者はICカードへ送った乱数データを一時的に保
存しておく。
【0115】次に、ステップ1202において、サービ
ス提供者からICカードに対してカードの電子署名を生
成/送信することを要求し、ICカードはサービス提供
者から送られてきた乱数データをICカード専用の秘密
鍵で暗号化を行った電子署名を生成して、サービス提供
者側に送る。
ス提供者からICカードに対してカードの電子署名を生
成/送信することを要求し、ICカードはサービス提供
者から送られてきた乱数データをICカード専用の秘密
鍵で暗号化を行った電子署名を生成して、サービス提供
者側に送る。
【0116】さらに、ステップ1203は、ICカード
から送られてきた電子署名をサービス提供者がカードの
公開鍵と一時保存していた乱数データで正当性を検証
し、その検証結果をICカード側へ送る。ICカードか
ら送られてきた電子署名データが不当であった場合、サ
ービス提供者は決済サービスを中断する。電子署名が正
当であった場合、カード認証を終了して次の決済サービ
スを継続して行う。
から送られてきた電子署名をサービス提供者がカードの
公開鍵と一時保存していた乱数データで正当性を検証
し、その検証結果をICカード側へ送る。ICカードか
ら送られてきた電子署名データが不当であった場合、サ
ービス提供者は決済サービスを中断する。電子署名が正
当であった場合、カード認証を終了して次の決済サービ
スを継続して行う。
【0117】図13は前述したカード利用者の正当性を
検証するためのサービス利用者認証制御フロー例を示す
手順説明図である。
検証するためのサービス利用者認証制御フロー例を示す
手順説明図である。
【0118】図13に示すように、まず、ステップ13
01では、図10のステップ1001において、ICカ
ードビューア800で入力した署名の軌跡座標データの
暗号化/送信要求を行い、ICカードはサービス提供者
の公開鍵を用いて署名の軌跡座標データの暗号化を行
い、サービス提供者へ暗号化データを送る。公開鍵を用
いて暗号化を行ったデータは公開鍵生成元である秘密鍵
でないと復号できない。ICカードはサービス提供者の
公開鍵で暗号化行っており、その復号はサービス提供者
の秘密鍵でないと行えない。これにより通信経路での漏
洩、盗用、改竄などを防ぐことが可能となる。
01では、図10のステップ1001において、ICカ
ードビューア800で入力した署名の軌跡座標データの
暗号化/送信要求を行い、ICカードはサービス提供者
の公開鍵を用いて署名の軌跡座標データの暗号化を行
い、サービス提供者へ暗号化データを送る。公開鍵を用
いて暗号化を行ったデータは公開鍵生成元である秘密鍵
でないと復号できない。ICカードはサービス提供者の
公開鍵で暗号化行っており、その復号はサービス提供者
の秘密鍵でないと行えない。これにより通信経路での漏
洩、盗用、改竄などを防ぐことが可能となる。
【0119】次に、ステップ1302では、ICカード
から送られてきた署名の軌跡座標暗号化データをサービ
ス提供者の秘密鍵で復号を行い、ICカード発行時に登
録している利用者の署名軌跡座標データとの比較を行
い、その比較結果をICカードに送る。署名軌跡座標デ
ータの比較結果が不一致であれば、決済サービスを中断
する。それが一致すれば、カード利用者の正当性を証明
できたので、サービス利用者認証を終了して決済を実施
する。
から送られてきた署名の軌跡座標暗号化データをサービ
ス提供者の秘密鍵で復号を行い、ICカード発行時に登
録している利用者の署名軌跡座標データとの比較を行
い、その比較結果をICカードに送る。署名軌跡座標デ
ータの比較結果が不一致であれば、決済サービスを中断
する。それが一致すれば、カード利用者の正当性を証明
できたので、サービス利用者認証を終了して決済を実施
する。
【0120】なお、特に説明しなかったが、E−ink
画面および帯電したスタイラスペンを用いることで、表
示部駆動電源供給を遮断した状態でも筆記署名の軌跡表
示ができる。
画面および帯電したスタイラスペンを用いることで、表
示部駆動電源供給を遮断した状態でも筆記署名の軌跡表
示ができる。
【0121】
【発明の効果】以上により、本発明によれば、電気泳動
表示素子を用いることにより機械的に柔軟な画面表示部
を得ることができ、この柔軟な画面表示部の下部に位置
検出部を配置することができる。これによって、入射光
はマイクロカプセル表面で反射し、位置検出部を通過し
ないため、光の減衰がほとんど生じず、低消費電力で照
度およびコントラストが向上した位置検出部一体型の表
示装置を得ることができる。また、ガラス基板を用いず
に電気泳動表示素子を構成して表示装置の軽量化および
小型化を図ると共に耐衝撃性の向上を図ることができ
る。したがって、携帯用途に最適な位置検出部一体型の
表示装置を実現することができる。この表示部には、表
示媒体層の上面には透明度の高い表面保護シート部材を
設けるのみであるため、更なる光の減衰を小さくして、
コントラストの高い表示品質を得ることができる。
表示素子を用いることにより機械的に柔軟な画面表示部
を得ることができ、この柔軟な画面表示部の下部に位置
検出部を配置することができる。これによって、入射光
はマイクロカプセル表面で反射し、位置検出部を通過し
ないため、光の減衰がほとんど生じず、低消費電力で照
度およびコントラストが向上した位置検出部一体型の表
示装置を得ることができる。また、ガラス基板を用いず
に電気泳動表示素子を構成して表示装置の軽量化および
小型化を図ると共に耐衝撃性の向上を図ることができ
る。したがって、携帯用途に最適な位置検出部一体型の
表示装置を実現することができる。この表示部には、表
示媒体層の上面には透明度の高い表面保護シート部材を
設けるのみであるため、更なる光の減衰を小さくして、
コントラストの高い表示品質を得ることができる。
【0122】また、一または複数の画素単位で接点(電
極)を有するタッチスイッチを設けることにより、簡略
な構造で機械的位置検出部を構成することができる。こ
の電気的接点は、従来のように透明である必要がないた
め、不透明のカーボンペーストを印刷することによって
も容易に形成することができ、製造コストを更に低減す
ることができる。
極)を有するタッチスイッチを設けることにより、簡略
な構造で機械的位置検出部を構成することができる。こ
の電気的接点は、従来のように透明である必要がないた
め、不透明のカーボンペーストを印刷することによって
も容易に形成することができ、製造コストを更に低減す
ることができる。
【0123】さらに、位置検出部にアナログ抵抗膜を用
いることにより、高い分解能で機械的圧力が加えられた
入力位置の座標を検出することができる。
いることにより、高い分解能で機械的圧力が加えられた
入力位置の座標を検出することができる。
【0124】さらに、本発明の表示装置をICカードビ
ューアなどの電子情報機器に用いることにより、多機能
型ICカードに最適な表示を得ることができ、軽量、小
型、低消費電力で過酷な使用環境にも耐え得る電子情報
機器を得ることができる。
ューアなどの電子情報機器に用いることにより、多機能
型ICカードに最適な表示を得ることができ、軽量、小
型、低消費電力で過酷な使用環境にも耐え得る電子情報
機器を得ることができる。
【0125】また、このICカードビューアの座標検出
機能を用いて署名により本人認証を行い、決済処理を行
う場合、署名の軌跡データを記憶手段に格納後、署名の
表示を消去し、さらに本人の認証が完了すると記憶手段
に格納されている署名の軌跡データも消去するため、署
名筆跡や署名データの盗難に対して極めて高いセキュリ
ティを得ることができる。このため、ICカードの利便
性と高い安全性を備えた非常に広範な応用に対して適用
可能な決済システムを構築することができる。
機能を用いて署名により本人認証を行い、決済処理を行
う場合、署名の軌跡データを記憶手段に格納後、署名の
表示を消去し、さらに本人の認証が完了すると記憶手段
に格納されている署名の軌跡データも消去するため、署
名筆跡や署名データの盗難に対して極めて高いセキュリ
ティを得ることができる。このため、ICカードの利便
性と高い安全性を備えた非常に広範な応用に対して適用
可能な決済システムを構築することができる。
【図1】本発明の表示装置における実施形態1の要部構
成を示す縦断面図である。
成を示す縦断面図である。
【図2】図1のE−inkの詳細構造を示す電気泳動表
示素子の縦断面図である。
示素子の縦断面図である。
【図3】本発明の表示装置の実施形態2における要部構
成を示す縦断面図である。
成を示す縦断面図である。
【図4】本発明のICカードビューアにおける実施形態
3の一表示例を示す上面図である。
3の一表示例を示す上面図である。
【図5】図4のICカードビューアにおける構成を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図6】図4のICカードビューアにおける他の表示例
を示す上面図である。
を示す上面図である。
【図7】(a)は、従来の表示装置の基本構成を示す縦
断面図であり、(b)はその表示素子部分の縦断面図で
ある。
断面図であり、(b)はその表示素子部分の縦断面図で
ある。
【図8】本発明による機械的検出部一体型表示装置を用
いた署名入力型ICカードビューアの一表示例を示す上
面図である。
いた署名入力型ICカードビューアの一表示例を示す上
面図である。
【図9】ICカードを用いた決済システムにおいて、I
Cカード利用者がカード発行申請を行って、ICカード
発行者からICカードを受け取るまでのカード発行フロ
ー例を示す手順説明図である。
Cカード利用者がカード発行申請を行って、ICカード
発行者からICカードを受け取るまでのカード発行フロ
ー例を示す手順説明図である。
【図10】ICカードを用いた決済システムにおいて、
カード利用者が決済アプリケーション登録済みのICカ
ードを用いて決済する決済フロー例を示す手順説明図で
ある。
カード利用者が決済アプリケーション登録済みのICカ
ードを用いて決済する決済フロー例を示す手順説明図で
ある。
【図11】相互認証のうちのサービス提供者の正当性を
検証するためのサービス提供者認証フロー例を示す手順
説明図である。
検証するためのサービス提供者認証フロー例を示す手順
説明図である。
【図12】相互認証処理内のICカードの正当性を検証
するためのICカード認証フロー例を示す手順説明図で
ある。
するためのICカード認証フロー例を示す手順説明図で
ある。
【図13】前述したカード利用者の正当性を検証するた
めのサービス利用者認証フロー例を示す手順説明図であ
る。
めのサービス利用者認証フロー例を示す手順説明図であ
る。
1,2 表示装置
1A タッチスイッチ
1B 電気泳動式表示素子
2A アナログタッチパネル
101 キー接点付き基板
102 キー接点付き基板側カーボン接点
103 キー接点付きフィルムシート側カーボン接点
104 キー接点付きフィルムシート(ベースフィル
ム) 105,205 スペーサ 106 表面保護透明シート 107 TFT電極 108 E−ink(電気泳動着色粒子内蔵マイクロ
カプセル) 108a マイクロカプセル 108b 着色帯電粒子(黒色、正の電荷) 108c 着色帯電粒子(白色、負の電荷) 108d 分散媒体 201 アナログ抵抗膜点付き基板 202 基板側アナログ抵抗膜 203 フィルムシート側アナログ抵抗膜 204 アナログ抵抗膜点付きフィルムシート 500,500A,800 ICカードビューア 501 電気泳動式表示素子部 502 LCD部 503 ONキー 504 OFFキー 505A,506A 英文字キー 505B 数字キー 506B 演算キー 511 FPCコネクタ 514 ICカードコネクタ 3 ICカード 301 ICカードモジュール 302 ICカード側接点 801 E−ink画面(E−inkフィルム) 802〜805 キー群
ム) 105,205 スペーサ 106 表面保護透明シート 107 TFT電極 108 E−ink(電気泳動着色粒子内蔵マイクロ
カプセル) 108a マイクロカプセル 108b 着色帯電粒子(黒色、正の電荷) 108c 着色帯電粒子(白色、負の電荷) 108d 分散媒体 201 アナログ抵抗膜点付き基板 202 基板側アナログ抵抗膜 203 フィルムシート側アナログ抵抗膜 204 アナログ抵抗膜点付きフィルムシート 500,500A,800 ICカードビューア 501 電気泳動式表示素子部 502 LCD部 503 ONキー 504 OFFキー 505A,506A 英文字キー 505B 数字キー 506B 演算キー 511 FPCコネクタ 514 ICカードコネクタ 3 ICカード 301 ICカードモジュール 302 ICカード側接点 801 E−ink画面(E−inkフィルム) 802〜805 キー群
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G06K 17/00 G06K 17/00 B
// H04L 9/32 H04L 9/00 673D
Fターム(参考) 5B058 KA06 KA12
5B087 AA04 CC01 CC12 CC21 CC26
CC41 DD03 DD17
5J104 AA07 EA22 KA01 KA16 KA21
NA05 NA35 NA38 PA10
Claims (16)
- 【請求項1】 圧力指示位置を検出する位置検出部と画
面表示部とが一体的に積層された位置検出部一体型の表
示装置において、 画面該表示部は、電気泳動可能な帯電粒子を表示素子と
して用いた電気泳動式表示素子で構成され、該電気泳動
式表示素子は、該位置検出部の前面側に配置され、かつ
表面保護用の透明なシート部材が前面側に設けられてい
る表示装置。 - 【請求項2】 前記シート部材上への圧力指示位置を前
記位置検出部が検出可能な程度に、該シート部材が柔軟
性を有している請求項1記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記電気泳動式表示素子は、着色帯電粒
子と分散媒とが封入されたマイクロカプセルを一面に敷
き詰めて構成された表示媒体層と、該表示媒体層の少な
くとも背面側に設けられた表示用の電極とを有し、該着
色帯電粒子に該電極を介して電界を印加して該着色帯電
粒子を電界方向に移動させることにより輝度階調および
色調の少なくとも何れかを変化させて情報表示を行う請
求項1記載の表示装置。 - 【請求項4】 前記位置検出部は、所定間隔を置いて位
置検出用の電極が互いに対向するように配置された一対
のシート部材で構成されており、少なくとも前面側のシ
ート部材は柔軟性を有し、互いに対向した該電極は、前
記電気泳動式表示素子の一つ以上の画素毎に位置的に対
応して設けられている請求項2記載の表示装置。 - 【請求項5】 前記位置検出用の電極はカーボンペース
トで構成されている請求項4記載の表示装置。 - 【請求項6】 前記位置検出部は、所定間隔を置いて位
置検出用のアナログ抵抗膜が互いに対向するように配置
された一対のシート部材で構成されており、少なくとも
前面側のシート部材は柔軟性を有し、互いに対向した該
アナログ抵抗膜が前記表面保護用のシート部材上への圧
力指示位置に対応した位置にて接触することにより位置
検出が可能に構成されている請求項2記載の表示装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6の何れかに記載の表示装置
を用いて、カード型データ担体内のアプリケーションプ
ログラムによりデータ表示を可能とする電子情報機器。 - 【請求項8】 請求項1〜6の何れかに記載の表示装置
を用いて、カード型データ担体内のアプリケーションプ
ログラムによりデータ表示を可能とするICカードビュ
ーア。 - 【請求項9】 前記位置検出部により検出された機械的
な圧力が加えられた前記表示部の座標位置に応じて、該
表示部の全面またはその一部を、機械的な圧力が加えら
れた軌跡座標を検出可能とする軌跡座標検出領域に設定
可能とする検出領域設定手段を有する請求項8記載のI
Cカードビューア。 - 【請求項10】 前記軌跡座標検出領域に外部から機械
的な圧力を加える手段は、帯電したペン状部材である請
求項9記載のICカードビューア。 - 【請求項11】 前記軌跡座標検出領域で検出された軌
跡座標データを格納する記憶手段を有する請求項9また
は10記載のICカードビューア。 - 【請求項12】 請求項1〜6の何れかに記載の表示装
置の表示部における軌跡座標検出領域に対して帯電した
ペン状部材により筆記するとき、該表示部の全面または
その一部を該軌跡座標検出領域に設定制御するステップ
と、該表示部を駆動するための電源供給を遮断するステ
ップと、該軌跡座標検出領域に対して該帯電したペン状
部材を用いて為された筆記署名を検出するステップと、
該軌跡座標検出領域で検出された筆記署名の軌跡データ
を所定の記憶領域に格納するステップと、該軌跡データ
を該記憶領域に格納した後に、該軌跡座標検出領域を一
色表示にするステップとを含むICカードビューアの制
御方法。 - 【請求項13】 ICカードを用いた決済処理におい
て、該ICカードの所有者本人であることを認証制御す
る手段として請求項8〜11の何れかに記載のICカー
ドビューアと該ICカードを用いた決済処理システム。 - 【請求項14】 請求項13記載のICカードを用いた
決済処理システムにおいて、該ICカードの利用者に対
して該ICカードを発行制御する処理として、利用者の
筆記署名による軌跡データを該ICカードの発行者側に
登録するステップを有する決済処理システムのICカー
ド発行制御方法。 - 【請求項15】 請求項13記載のICカードを用いた
決済処理システムにおいて、該ICカードの利用者の認
証制御処理として、前記軌跡座標検出領域で検出された
筆記署名の軌跡データと、該ICカードの発行者側に登
録した筆記署名の軌跡データとが一致するか否かを比較
するステップを有する決済処理システムの本人認証制御
方法。 - 【請求項16】 前記ICカードの利用者の認証制御処
理として、前記筆記署名同士の軌跡データの比較処理
後、前記記憶手段内に格納されている軌跡データを消去
するステップを有する請求項15記載の決済処理システ
ムの本人認証制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002069286A JP2003270676A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 表示装置、電子情報機器、icカードビューア、その制御方法、決済処理システム、そのicカード発行制御方法および本人認証制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002069286A JP2003270676A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 表示装置、電子情報機器、icカードビューア、その制御方法、決済処理システム、そのicカード発行制御方法および本人認証制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003270676A true JP2003270676A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=29200187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002069286A Withdrawn JP2003270676A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 表示装置、電子情報機器、icカードビューア、その制御方法、決済処理システム、そのicカード発行制御方法および本人認証制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003270676A (ja) |
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-
2002
- 2002-03-13 JP JP2002069286A patent/JP2003270676A/ja not_active Withdrawn
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