JP2003270965A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003270965A JP2002072957A JP2002072957A JP2003270965A JP 2003270965 A JP2003270965 A JP 2003270965A JP 2002072957 A JP2002072957 A JP 2002072957A JP 2002072957 A JP2002072957 A JP 2002072957A JP 2003270965 A JP2003270965 A JP 2003270965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト且つ小型省スペース化を図りなが
ら、良好な画質の画像を安定的に得る。 【解決手段】 像形成担持体1と、この像形成担持体1
上に画像Gを形成担持させる像形成手段2と、前記像形
成担持体1上の画像が一次転写せしめられる中間転写体
3と、像形成担持体1上の画像Gを中間転写体3に転写
する一次転写領域m1、及び、中間転写体3上の画像G
を記録媒体5に転写する二次転写領域m2が像形成担持
体1及び中間転写体3の対向部に設定される転写手段4
とを備える。更に、単色画像形成用の基本ユニット6
(図2(a)参照)と、この基本ユニット6に追加若し
くは一部交換して追加されるオプションユニット7(図
2(b)参照)とに分離可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、特に、像形
成担持体上に形成された画像を中間転写体を介して記録
媒体に転写する中間転写型の画像形成装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の中間転写型の画像形成装置
としては、例えば感光体ドラム等の像形成担持体の周囲
に例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)及びブラック(K)の各色成分の現像器を備える
と共に、前記像形成担持体に対し例えばベルト状の中間
転写体(中間転写ベルト)を対向配置し、像形成担持体
の一回転毎に当該像形成担持体上に形成された各色成分
の未定着トナー像を中間転写ベルトに順次一次転写した
後、中間転写ベルト上に重ね合わされた合成一次転写像
を記録媒体としての用紙へ二次転写して所望の画像を用
紙上に形成するようにしたものが知られている(例えば
特開平2−212870号公報参照)。
【0003】ここで、二次転写装置としては、例えば中
間転写ベルトに接触配置される転写ロールと、前記中間
転写ベルトを挟んでこの転写ロールに対向配置されるバ
ックアップロールと、これら転写ロールとバックアップ
ロールとの間に、用紙上に中間転写ベルト上のトナー像
を転移せしめる電界を形成するためのバイアスを印加す
る電源とを備えたものが用いられる。このタイプによれ
ば、中間転写ベルト上に既に多重転写のなされた合成一
次転写像を用紙に一括転写しているので、画像形成時の
不安定な要因を排除することができ、多重転写時におけ
る画像の乱れや色ずれの発生を効果的に防止することが
できるといった利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た中間転写型の画像形成装置にあっては、一次転写装置
とは別異に二次転写装置が必要不可欠であったため、中
間転写体の周囲に比較的高コストである機能部材(転写
ロール)を配設せざるを得ず、その分、二次転写装置専
用のスペース及び部品点数が嵩み、画像形成装置自体の
大型化及びコストアップにつながるという技術的課題が
見出された。
【0005】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めに為されたものであって、低コスト且つ小型省スペー
ス化を図りながら、良好な画質の画像を安定的に得るこ
とが可能な画像形成装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1(a)に示すように、像形成担持体1と、この像形成
担持体1上に画像Gを形成担持させる像形成手段2と、
前記像形成担持体1上の画像が一次転写せしめられる中
間転写体3と、像形成担持体1上の画像Gを中間転写体
3に転写する一次転写領域m1、及び、中間転写体3上
の画像Gを記録媒体5に転写する二次転写領域m2が像
形成担持体1及び中間転写体3の対向部に設定される転
写手段4とを備えたことを特徴とするものである。そし
て、本発明の代表的な使用方法としては、例えばカラー
モードの場合を例に挙げると、図1(a)(b)に示す
ように、先ず、像形成担持体1上に像形成手段2により
各色成分画像Gを順次形成すると共に、像形成担持体1
上の各色成分画像Gを転写手段4(一次転写サイクルと
して使用)にて中間転写体3上に順次一次転写させ、し
かる後、図1(c)に示すように、中間転写体3上の一
次転写画像Gを転写手段4(二次転写サイクルとして使
用)にて記録媒体5上に二次転写するようにすればよ
い。
【0007】このような技術的手段において、像形成担
持体1は単数、複数を問わない。また、像形成担持体
1、中間転写体3の形態はドラム状、ベルト状を問わな
いが、いずれかがベルト状部材であることが好ましい。
更に、像形成手段2は電子写真方式、静電記録方式、イ
ンクジェット方式など各種の作像方式を採用して差し支
えなく、形成画像についても単色、カラー(二色、フル
カラーなど)いずれをも含む。
【0008】ここで、中間転写体3及び像形成担持体1
のいずれかが無端状のベルト状部材である態様(図1で
は、中間転写体3がベルト状部材)は、画像形成装置に
必要な容積を小さくすることができる。加えて、像形成
担持体1と中間転写体3との接触幅の自由度が大きくな
り、比較的大きい接触幅を確保することが可能になるた
め、転写電界を安定して印加することができるようにな
る。更に、像形成担持体1と中間転写体3との接触領域
両端のエアギャップも小さくすることが可能になるた
め、エアギャップ部での電界の影響をより小さくするこ
とができる。
【0009】また、像形成担持体1及び中間転写体3の
いずれかがベルト状部材である態様(図1では、中間転
写体3がベルト状部材)においては、像形成担持体1と
中間転写体3との接触幅が、少なくともベルト状部材を
張架している張架ロール3aのうち最小直径を持つ張架
ロール3aの周長以上であることが好ましい。本態様に
よれば、ベルト状部材である中間転写体3の張架ロール
3aの偏心等によって中間転写体3に微小な速度周期が
発生することを利用して、中間転写体3と像形成担持体
1との接触領域中に中間転写体3の周速度(正確には像
形成担持体1と中間転写体3との相対速度)の微小変動
周期を1周期分以上作用させ、これによって、像ずれ等
のデフェクトが発生しない状態で機械的な剪断力の効果
を得ることができる。よって、バンディングや色ずれ性
能は高いレベルに確保したまま、良好な転写効率を得る
ことができる。
【0010】更に、像形成担持体1及び中間転写体3の
いずれかがベルト状部材である態様においては、ベルト
状部材が弾性を有することが好ましい。この場合、転写
圧力の増大による画像抜けを防止することができる。
【0011】また、転写手段4において、一次転写領域
m1及び二次転写領域m2は、像形成担持体1及び中間転
写体3の対向部に設定されていればよい。ここで、「像
形成担持体及び中間転写体の対向部」としたのは、一次
転写領域m1と二次転写領域m2とが同じ領域である場合
に限られず、別個に隣接して設けられる場合などをも含
む趣旨である。そして、「転写手段4」とは、前記対向
部に設けられ、一次転写、二次転写について共に用いら
れるものを広く含むものであり、一つの転写デバイスを
切替選択するもの、あるいは、複数の転写デバイスを切
替選択するものなど適宜選定することができる。
【0012】更に、転写手段4の好ましい使用態様とし
ては、少なくとも作像モード又は記録媒体5の種類に応
じて転写条件を変更するものが挙げられる。このように
転写条件を変更することで、作像モードや記録媒体5の
種類に応じて転写条件の最適化を図ることができる。こ
こでいう「転写条件の変更」とは、転写バイアス、転写
電流などの変更や、どの転写デバイスを使用するかの変
更や、作像サイクルの中で一次転写を行うか否かの変更
など広く含む。例えば少なくとも単色モード及びカラー
モードが含まれる作像モードを実行可能な態様におい
て、単色モードの好ましい実行条件としては、転写手段
4は、単色モード選択時には中間転写体3への転写動作
を行わずに記録媒体5に直接転写するものであればよ
い。本態様によれば、一次転写工程がそもそも不要であ
り、これを省略するシーケンスを行うことで単色モード
の作像時間を短縮することができる。
【0013】また、転写手段4を使用する際の一次転写
条件、二次転写条件の関係としては、転写手段4は、一
次転写条件及び二次転写条件を異ならせて使用すること
が好ましい。これは、一次転写と二次転写とで画像の転
写方向が逆になり、また、転写電界の作用対象も異なる
ため、原則的には、夫々の転写条件を異ならせることが
必要になることによる。但し、加圧転写方式で一次転
写、二次転写を共に満たす圧力条件があるような場合に
は、両者が同一条件になることはあり得る。
【0014】ここで、異なる転写条件の代表的態様とし
ては、一次転写電界と二次転写電界とを逆極性に設定す
る態様の転写手段4が挙げられる。これは、一次転写と
二次転写とで画像の転写方向が逆になるため、静電転写
方式を採用する場合には、転写電界の極性を反転させる
ことが必要であることに基づく。そして、極性反転の具
体的態様については、一つの電源ユニットを正負スイッ
チングして使用したり、複数の電源ユニットを切替え選
択する等適宜選択することができる。
【0015】更に、異なる転写条件の別の代表的態様と
しては、一次転写時と二次転写時とで転写速度(プロセ
ス速度に相当)を異ならせて使用する態様の転写手段4
が挙げられる。本態様によれば、例えば記録媒体5とし
て、厚紙やOHPシートを使用する場合、転写速度を下
げることでより高画質な転写が可能になる。
【0016】また、本発明を別の観点で捉えると、単色
(例えば白黒)マシーンからカラーマシーンにグレード
アップすることを可能とする画像形成装置としても捉え
ることができる。この場合、本発明は、図2(a)
(b)に示すように、像形成担持体1と、この像形成担
持体1上に画像を形成担持させる像形成手段2と、前記
像形成担持体1上の画像Gが一次転写せしめられる中間
転写体3と、像形成担持体1上の画像Gを中間転写体3
に転写する一次転写領域m1、及び、中間転写体3上の
画像Gを記録媒体5に転写する二次転写領域m2が像形
成担持体1及び中間転写体3の対向部に設定される転写
手段4とを備え、単色画像形成用の基本ユニット6(図
2(a)参照)と、この基本ユニット6に追加若しくは
一部交換して追加されるオプションユニット7(図2
(b)参照)とに分離可能としたことを特徴とするもの
である。
【0017】本態様において、基本ユニット6とオプシ
ョンユニット7との分離手法については適宜選定して差
し支えない。分離手法の一例としては、例えば基本ユニ
ット6が、像形成成担持体1と、この像形成担持体1上
に画像Gを形成担持させる像形成手段2と、前記像形成
担持体1上の画像Gを記録媒体5に転写する転写手段4
とを備え、一方、オプションユニット7が、前記像形成
手段2に追加配設され且つカラーによる画像形成に必要
なオプションサブユニット7aと、像形成担持体1と転
写手段4との間に追加配設されるオプション中間転写体
7bとを備え、前記転写手段4により、像形成担持体1
上の画像Gをオプション中間転写体7b(中間転写体
3)上に一次転写させた後に、当該中間転写体3上の画
像Gを記録媒体5に二次転写させるようにしたものがあ
る。これ以外にも、中間転写体3を基本ユニット6とし
て組み込んでおき、オプションサブユニット7aのみを
追加する態様、あるいは、「オプションサブユニット7
a+オプション中間転写体7b+オプション転写手段
(転写手段を交換)」の態様(中間転写体ユニットに転
写手段を予め組み込んであるような場合を想定)等が挙
げられる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図3は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1
の全体構成を示す。同図において、画像形成装置は中間
転写型の画像形成装置であり、感光体ドラム10と、こ
の感光体ドラム10に接触配置される中間転写ベルト2
0とを備えている。本実施の形態において、感光体ドラ
ム10は光の照射によって抵抗値が低下する感光層を備
えたものであり、この感光体ドラム10の周囲には、感
光体ドラム10を帯電する帯電装置11と、帯電された
感光体ドラム10上に各色成分(本例ではブラック、イ
エロ、マゼンタ、シアン)の静電潜像を書込む露光装置
12と、感光体ドラム10上に形成された各色成分潜像
を各色成分トナーにて可視像化するロータリ型現像装置
13と、前記中間転写ベルト20と、感光体ドラム10
上の残留トナーを清掃するクリーニング装置18とが配
設されている。
【0019】ここで、帯電装置11としては、例えば帯
電ロールが用いられるが、コロトロンなどの帯電器を用
いてもよい。また、露光装置12は感光体ドラム10上
に光によって像を書き込めるものであればよく、本例で
は、例えばLEDを用いたプリントヘッドが用いられる
が、これに限られるものではなく、ELを用いたプリン
トヘッドでも、レーザビームをポリゴンミラーでスキャ
ンするスキャナなど適宜選定して差し支えない。更に、
ロータリ型現像装置13は各色成分トナーが収容された
現像器13a〜13dを回転可能に搭載したものであ
り、例えば感光体ドラム10上で露光によって電位が低
下した部分に各色成分トナーを付着させるものであれば
適宜選定して差し支えなく、使用するトナーも形状、粒
径など特に制限はなく、感光体ドラム10上の静電潜像
上に正確に載るものであればよい。尚、本例では、ロー
タリ型現像装置13が用いられているが、4台の現像装
置を用いるようにしてもよい。更にまた、クリーニング
装置18については、感光体ドラム10上の残留トナー
を清掃するものであれば、ブレードクリーニング方式を
採用したもの等適宜選定して差し支えない。但し、転写
率の高いトナーを使用する場合にはクリーニング装置1
8を使用しない態様もあり得る。
【0020】また、中間転写ベルト20は、樹脂製、ゴ
ム製など適宜選定して差し支えないが、本実施の形態で
は、例えばポリイミドやポリカーボネート樹脂などの樹
脂材が使用されている。ここで、中間転写ベルト20に
は転写性能を維持するための体積抵抗率(例えば106
〜1012Ω・cm)が必要であり、また、表面の清掃性
を考慮すると、表面に離型層を設けることが好ましい。
更に、中間転写ベルト20は、複数(例えば4つ)の張
架ロール21〜24に掛け渡されるものであって、本実
施の形態では、4つの張架ロール21〜24のうち、転
写位置の上流側に位置する張架ロール21は例えば駆動
ロールとして働き、転写位置の下流側に位置する張架ロ
ール22,23,24はいずれも従動ロールである。
【0021】更にまた、中間転写ベルト20の裏側には
転写部材としての転写ロール31が接触配置されてお
り、この転写ロール31には電源ユニット40(図4
(a)(b)参照)が接続され、一次転写バイアス若し
くは二次転写バイアスが選択的に印加されるようになっ
ている。ここで、転写ロール31は例えば弾性導電性部
材からできているロールからなり、例えば発泡ウレタ
ン、発泡アクリル、発泡シリコンなどからなる。そし
て、転写電荷を与えるためには導電性が必要で体積抵抗
率は106Ω・cm以下が好ましい。また、転写時に安
定した電荷と安定した押圧力を与えるという観点からす
れば、できるだけ広いニップ幅が必要であり、この意味
で弾性体を使用する態様が好ましい。更に、ロール直径
は例えば10mm以上30mm以下であればよく、さらに望
ましくは12mm以上20mm以下である。また、一次転写
は、感光体ドラム10上のトナーを中間転写ベルト20
側に転移させることが必要であるため、転写ロール31
に印加される一次転写バイアスとしてはトナーと逆極性
電圧が用いられ、一方、二次転写は、中間転写ベルト2
0上のトナーを記録媒体50側に転移させることが必要
であるから、転写ロール31に印加される二次転写バイ
アスとしてはトナーと同極性電圧が用いられる。尚、転
写ロール31の配設位置としては従前の一次転写が可能
な位置を用いればよく、特に制限はない。
【0022】また、本実施の形態で用いられる電源ユニ
ット40としては、例えば図4(a)に示すように、一
つの電源41と、この電源41の正負を切替選択する二
つのスイッチング素子42,43とを備えた態様が挙げ
られる。ここで、スイッチング素子42,43は、例え
ば作像サイクルに応じて連動して電源41の正負を切り
替えるものであり、一次転写時には正の転写バイアス
を、二次転写時には負の転写バイアスを印加するように
動作する。更に、電源ユニット40の別の態様として
は、例えば図4(b)に示すように、極性の異なる二つ
の電源44,45と、これらの電源44,45を切替選
択するスイッチング素子46とを備え、このスイッチン
グ素子46により、一次転写時に一方の電源44の正の
転写バイアスを、二次転写時に他方の電源45の負の転
写バイアスを印加するものが挙げられる。更に、一次転
写バイアスと二次転写バイアスについては極性の異なる
ものであれば適宜選定して差し支えないが、良好な転写
を行うためには、記録媒体50としての用紙の抵抗が中
間転写ベルト20よりも何乗も抵抗が高いため、二次転
写バイアスの絶対値レベルを一次転写バイアスに比べて
高く設定することが好ましい。
【0023】また、用紙などの記録媒体50は、図示外
の供給トレイに収容されており、フィードロール51に
て供給された後、感光体ドラム10と中間転写ベルト2
0との対向部(転写部位)に導かれ、定着装置60へと
搬送されるようになっている。尚、図3中、符号52は
記録媒体50を転写部位に案内するためのガイドシュー
ト、53は中間転写ベルト20上の記録媒体50を定着
装置60に案内するガイドプレート、54は定着装置6
0の熱を遮断するためのシールドプレートである。
【0024】更に、本実施の形態では、制御装置70
は、図5に示すように、作像モード(単色モード、カラ
ーモードなど)や記録媒体50の種類(普通紙、OHP
シート)に応じて、感光体ドラム10の駆動モータ71
(図中MD)、中間転写ベルト20の駆動モータ72
(図中MB)、転写ロール31の電源ユニット40等に
対し所定の制御信号を送出し、作像条件や転写条件を制
御するようになっている(図6参照)。
【0025】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
作動について説明する。 ○単色モード 制御装置70は、単色モードを選択した際には、図6
(a)に示すように、Pサイクルを実行し、感光体ドラ
ム10上に単色トナー像(例えば白黒画像)を形成する
と共に、転写部位に記録媒体50(例えば普通紙)を搬
送し、前記単色トナー像を記録媒体50に転写する。こ
のとき、Pサイクルでは、所定のプロセス速度vaが採
用され、転写バイアスとしては二次転写バイアスに相当
するVt2が選択される。これにより、この単色モードで
は、感光体ドラム10上に形成された単色トナー像は、
中間転写ベルト20に一次転写されることなく、直接的
に記録媒体50としての普通紙に転写され、定着装置6
0にて定着される。尚、例えば印刷される記録媒体50
の面を制御する(例えば記録媒体50の印刷面が上を向
いて排出されるフェースアップ又は印刷面が下を向いて
排出されるフェースダウン)等の場合には、前記単色画
像を中間転写ベルト20に一旦一次転写した後に、記録
媒体50に一括転写するようにしてもよいことは勿論で
ある。
【0026】○カラーモード1(普通紙) 制御装置70は、カラーモード1(例えばフルカラーモ
ードで記録媒体50として普通紙を選択するモード)を
選択した際には、図6(b)に示すように、Yサイクル
〜Kサイクル(各色成分の一次転写サイクル)を実行し
た後に、Pサイクルを実行し、感光体ドラム10上に各
色成分(イエロ(Y),マゼンタ(M),シアン
(C),ブラック(K))トナー像を順次形成すると共
に、中間転写ベルト20上に順次一次転写し、しかる
後、転写部位に記録媒体50(例えば普通紙)を搬送
し、前記中間転写ベルト20上の各色成分トナー像を記
録媒体50に転写する。このとき、Yサイクル〜Pサイ
クルでは、いずれも所定のプロセス速度vaが採用さ
れ、Yサイクル〜Kサイクルでは、転写バイアスとして
一次転写バイアスに相当するVt1が選択される一方、P
サイクルでは、転写バイアスとして二次転写バイアスに
相当するVt2が選択される。これにより、このカラーモ
ード1では、感光体ドラム10上に形成された各色成分
トナー像は、中間転写ベルト20に順次一次転写された
後に、記録媒体50としての普通紙に二次転写され、定
着装置60にて定着される。
【0027】○カラーモード2(OHPシート) 制御装置70は、カラーモード2(例えばフルカラーモ
ードで記録媒体50としてOHPシート(又は厚紙)を
選択するモード)を選択した際には、図6(cb)に示
すように、カラーモード1と略同様に、Yサイクル〜K
サイクル(各色成分の一次転写サイクル)を実行した後
に、Pサイクルを実行する。但し、カラーモード1と異
なり、Yサイクル〜Kサイクルでは、いずれも所定のプ
ロセス速度vaが採用されると共に、転写バイアスとし
て一次転写バイアスに相当するVt1が選択される一方、
Pサイクルでは、プロセス速度vb(vb<va)が採用
されると共に、転写バイアスとして二次転写バイアスに
相当するVt2が選択される。これにより、このカラーモ
ード2では、感光体ドラム10上に形成された各色成分
トナー像は、中間転写ベルト20に順次一次転写された
後に、記録媒体50としてのOHPシートに低プロセス
速度にて二次転写され、しかる後、定着装置60にて低
プロセス速度にて定着される。このため、OHPシート
に対し良好な画質の転写、定着処理が実現される。
【0028】次に、本実施の形態と比較の形態とを対比
する。ここで、比較の形態としては、例えば図7に示す
ように、感光体ドラム10に中間転写ベルト20を対向
配置し、感光体ドラム10と中間転写ベルト20との対
向部に一次転写ロール81を配設する一方、中間転写ベ
ルト20の張架ロール21〜24の一つ(例えば24)
の対向部に二次転写ロール82を配設し、記録媒体50
としての用紙をフィードロール51で送出し、搬送ロー
ル55,レジストロール56を経て二次転写部位へと搬
送し、しかる後、搬送ベルト57を経て定着装置60へ
と搬送するものが挙げられる。尚、図7において、符号
58、59は記録媒体50を案内するガイドプレート、
61は定着装置60の熱を遮断するためのシールドプレ
ートであり、また、本実施の形態と同様な構成要素につ
いては同様な符号を付してここではその詳細な説明を省
略する。
【0029】図3及び図7において、先ず、本実施の形
態と比較の形態との作像時間を対比して見ると、本実施
の形態は、単色モードの場合には、中間転写ベルト20
への一次転写サイクルを必要としないので、比較の形態
に比べて作像サイクルを短縮化することができるが、カ
ラーモードの場合には、比較の形態に比べて、Pサイク
ル分の作像時間が増加し、その分、作像サイクルの時間
が若干犠牲になる。ところが、本実施の形態では、転写
ロール31が一次転写、二次転写の両方を実現するた
め、比較の形態に係る二次転写ロール82が不要になる
ばかりか、中間転写ベルト20の張架ロール21〜22
間を記録媒体50の搬送パスの一部として利用できる
分、記録媒体50の搬送スペースをも低減することもで
きる。尚、本実施の形態では、中間転写ベルト20表面
を記録媒体50が通過するため、中間転写ベルト20上
に紙粉等が付着し易いが、図示外のベルトクリーニング
装置により、中間転写ベルト20上の残留トナーと共に
紙粉は効果的に清掃される。
【0030】◎実施の形態2図8は本発明が適用された
画像形成装置の実施の形態2を示す。同図において、画
像形成装置は、感光体ドラム10と、この感光体ドラム
10からトナー像を転写させるために前記感光体ドラム
10に一定領域にて感光体ドラム10形状に沿うように
接触する中間転写ベルト20とを有する。本実施の形態
において、感光体ドラム10の周囲には、感光体ドラム
10を帯電する帯電装置11と、帯電された感光体ドラ
ム10上に各色成分(本例ではブラック、イエロ、マゼ
ンタ、シアン)の静電潜像を書込む露光装置12と、感
光体ドラム10上に形成された各色成分潜像を各色成分
トナーにて可視像化する4台の現像装置14〜17と、
前記中間転写ベルト20と、感光体ドラム10上の残留
トナーを清掃するクリーニング装置18とが配設されて
いる。
【0031】また、本実施の形態では、中間転写ベルト
20は、樹脂製、ゴム製など適宜選定して差し支えない
が、ホロキャラクターなどの画質欠陥を有効に抑えるに
は、感光体ドラム10との接触面圧を下げることが必要
であり、また、ウォークレス及びテンショナーレスとい
う観点を考慮すれば、弾性ゴムなどを基体とした弾性ベ
ルト材を使用することが好ましい。この場合において、
弾性ベルト材としては、通常ヤング率が100Mpa以
下の材料からなるものが用いられ、中間転写ベルト20
の弾性基体には転写性能を維持するための体積抵抗率
(例えば106〜1012Ω・cm)が必要であり、ま
た、表面の清掃性を考慮すると、弾性基体の表面に離型
層を設けることが好ましい。ここで、弾性基体の好まし
い物性値としては、ヤング率が15〜80MPaのもの
が転写性を良好に保つ上で好ましい。良好な素材として
は、ウレタン系ゴム(ソフトタイプ:16.9MP
a),ウレタン系ゴム(ハードタイプ:78.6Mp
a),クロロプレン系ゴム(16.2Mpa)が挙げら
れる。逆に好ましくない素材としては、PET(1.4
7GPa),PC(1.96GPa)が挙げられる。
【0032】更に、本実施の形態では、中間転写ベルト
20は、複数(例えば4つ)の張架ロール21〜24に
掛け渡されるものであって、現像装置14〜17とクリ
ーニング装置18との間に位置する感光体ドラム10面
に沿う形で所定の接触領域xだけ密着配置されている。
ここで、本実施の形態では、4つの張架ロール21〜2
4はいずれも従動ロールであり、各張架ロール21〜2
4のうち、転写位置の上流側に位置する張架ロール21
は中間転写ベルト20の巻き付き角度が一番大きく設定
されている。特に、本実施の形態では、感光体ドラム1
0と中間転写ベルト20との接触領域xは、転写位置の
上流側に位置する張架ロール21の周長(πD:Dは張
架ロール21の直径)以上確保されている。この場合、
張架ロール21の直径Dが他の張架ロール22〜24の
それよりも小さい場合には、両者間の接触領域は最も小
さく設定されるが、必ずしもこれに限定されるものでは
ない。
【0033】また、本実施の形態では、感光体ドラム1
0は、図9に示すように、駆動モータ71(符号MD
によって駆動回転されるが、中間転写ベルト20は、感
光体ドラム10を駆動源とし、接触領域xを介して従動
回転せしめられるようになっている。更に、中間転写ベ
ルト20が感光体ドラム10に密着した接触領域xの一
部には中間転写ベルト20の裏側から転写ロール31が
接触配置されており、この転写ロール31には電源ユニ
ット40が接続され、一次転写バイアス若しくは二次転
写バイアスが選択的に印加されるようになっている。そ
して、制御装置70は、図9に示すように、作像モード
や記録媒体50の種類に応じて、感光体ドラム10の駆
動モータ71(図中MD)、転写ロール31の電源ユニ
ット40等に対し所定の制御信号を送出し、作像条件や
転写条件を制御するようになっている(図6参照)。
【0034】また、用紙などの記録媒体50は、図示外
の供給トレイに収容されており、フィードロール51に
て供給された後、感光体ドラム10と中間転写ベルト2
0との対向部(転写部位)に導かれ、定着装置60へと
搬送されるようになっている。尚、図8中、符号28は
例えばクリーニングロールを用いたベルトクリーニング
装置、62は記録媒体50を転写部位に案内するための
ガイドプレート、63は中間転写ベルト20上の記録媒
体50を定着装置60に案内するガイドプレート、64
は定着装置60を通過した記録媒体を図示外の排出トレ
イへと案内するガイドプレートである。
【0035】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
作動について述べる。単色モード、カラーモード1,2
については実施の形態1と略同様な作像サイクルが行わ
れる。このような本実施の形態において、一次転写デバ
イス(一次転写ロール81)とは別に二次転写デバイス
(二次転写ロール82)を備えた比較の形態2(図11
参照)と対比して見ると、二次転写デバイスの配設スペ
ースが不要になり、しかも、記録媒体50の搬送パスス
ペースを低減することができるため、装置の小型小スペ
ース化及び低コスト化を実現できることが理解される。
尚、図11において、符号56はレジストロール、5
8,65,65は記録媒体50を所定部位に案内するガ
イドプレートである。
【0036】また、本実施の形態の上述した作像過程に
おいて、中間転写ベルト20は張架ロール21の振れや
偏心誤差に伴って速度変動するが、前記接触領域xにお
いて、感光体ドラム10上のトナー像は、機械的剪断力
を受けて中間転写ベルト20から分離され、しかも、前
記接触領域xでは感光体ドラム10と中間転写ベルト2
0との周速度差がほとんど発生しない。このため、バン
ディングや色重ねずれのないきれいなカラー画像を容易
に得ることが可能である。
【0037】更に、このような作像過程において、感光
体ドラム10と中間転写ベルト20との接触領域xで
は、転写ロール31による転写電界が作用するが、転写
ロール31の転写作用域を接触領域x内に収まるように
すれば、接触領域x両端の空隙(エアギャップ)に転写
ロール31による転写電界が影響することは全くない。
このため、空隙部分でトナーの異常飛翔が起こる事はな
く、感光体ドラム10上のトナー像は接触領域x内で中
間転写ベルト20側に確実に転写され、しかも、中間転
写ベルト20上のトナー像は記録媒体50に確実に転写
される。
【0038】更にまた、中間転写ベルト20の独自の駆
動機構を省略しているが、感光体ドラム10に連動して
中間転写ベルト20を安定的に回転させることができ、
しかも、夫々独自の駆動源を持つ態様に比べて、もとも
との周速度差をなくすことが可能になる。すなわち、感
光体ドラム10及び中間転写ベルト20が夫々駆動源を
持つと、駆動源の回転誤差や駆動伝達系の誤差などで周
速度差が生じ、感光体ドラム10と中間転写ベルト20
との間で滑りが生ずる。そこで、本実施の形態のよう
に、感光体ドラム10にのみ駆動源を持ち、中間転写ベ
ルト20を従動回転させることで両者の速度を同一に
し、これに伴って、両者間のすべりを抑制し、転写性能
を良好に保つことができる。特に、本実施の形態におい
て、中間転写ベルト20を所定のヤング率の弾性基体を
備えた弾性ベルトとしたので、前述した従動回転をより
安定させることができる。
【0039】また、本実施の形態においては、感光体ド
ラム10と中間転写ベルト20との間に所定範囲の接触
領域xが確保されているため、例えば図10に示すよう
に、前記接触領域xのうち、両端A,Bを除く部位に複
数の転写ロール31,32を配設し、電源ユニット40
にて一次転写バイアス若しくは二次転写バイアスを印加
するように構成しても差し支えない。この場合、両方の
転写ロール31,32を共に一次転写、二次転写に使用
するようにしてもよいし、一方の転写ロール31を一次
転写、他方の転写ロール32を二次転写に使用する等適
宜選定して差し支えない。尚、転写ロール31,32の
配設位置として、接触領域xの両端A,Bを除いている
のは、転写ロール31,32の転写作用域が接触領域x
の両端に存在する空隙(エアギャップ)90に影響し、
異常放電に伴うトナーの飛び散りを防止するためであ
る。
【0040】◎実施の形態3 図12及び図13は実施の形態3に係る画像形成装置を
示す。本実施の形態に係る画像形成装置は、ユーザーの
要請に応じて、単色画像形成装置をカラー画像形成装置
にグレードアップ可能としたものである。ここで、図1
2は、本実施の形態に係る単色画像形成装置を示し、単
色用基本ユニット100を備えている。この基本ユニッ
ト100は、感光体ドラム10を有し、この感光体ドラ
ム10の周囲に、帯電装置11、露光装置12、単色用
現像装置14(本例では黒現像装置)、転写ロール31
及びクリーニング装置18を配設し、記録媒体50を転
写ロール31による転写部位に搬送し、感光体ドラム1
0上に形成された単色トナー像を記録媒体50に転写し
た後、定着装置60へと導くようにしたものである。
尚、図12において、符号121〜123は記録媒体5
0を案内するためのガイドプレート、124は支持フレ
ームの一部、また、符号50’は図示外の排出トレイに
排出された記録媒体を示す。
【0041】図13は単色画像形成装置をグレードアッ
プしたカラー画像形成装置を示し、基本ユニット100
に、オプションユニット110を追加したものである。
本実施の形態では、オプションユニット110として
は、例えばカラー用現像装置15〜17(イエロ
(Y),マゼンタ(M),シアン(C))と、感光体ド
ラム10と転写ロール31との間に介在される中間転写
ベルト20(本例では張架ロール21〜25にて張架)
とが挙げられる。ここで、感光体ドラム10と中間転写
ベルト20とのレイアウトについては適宜選定して差し
支えないが、例えば感光体ドラム10の形状に沿って中
間転写ベルト20を所定の接触領域にて接触配置する形
が採られる。また、前記転写ロール31には図示外の電
源ユニットが接続され、一次転写バイアス若しくは二次
転写バイアスが選択的に印加されるようになっている。
尚、オプション中間転写ベルト20を配設する際に干渉
するガイドプレート122は取り外される。
【0042】この種のカラー画像形成装置によれば、例
えば単色モード時には、感光体ドラム10上に単色トナ
ー像を形成し、これを直接記録媒体50に転写すること
ができる。但し、印刷される記録媒体50の面を制御す
る等の場合には、中間転写ベルト20側に一旦トナー像
を一次転写した後に記録媒体50に二次転写するように
してもよい。一方、カラーモードの場合には、感光体ド
ラム10上に各色成分トナー像を順次形成すると共に、
中間転写ベルト20に順次転写し、しかる後、中間転写
ベルト20上の多重一次転写トナー像を記録媒体50に
一括して二次転写するようにすればよい。
【0043】本実施の形態では、ユーザーの自由度を高
めるという観点からすれば、オプションユニット110
をキットとして販売し、オプションユニット110の追
加作業をユーザーが直接行えるようにしてもよいが、高
画質を維持するという観点から、オプションユニット1
10の追加作業をメーカー側で行うようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、画像形成装置のグレー
ドアップを目標とする場合に限られず、単色画像形成装
置とカラー画像形成装置との部品の共用化によるコスト
ダウンという観点からも好ましいものである。
【0044】更に、本実施の形態では、例えば単色画像
形成装置とカラー画像形成装置とで転写ロール31を共
用部品としているが、例えば中間転写ベルトユニットに
転写ロールを組み込んだ態様にあっては、単色画像形成
装置の転写ロール31に代えて中間転写ベルトユニット
(転写ロール組み付け態様)を交換して取り付けるよう
にしてもよい。また、例えば図14に示すように、基本
ユニット100として、中間転写ベルト20を予め組み
込んでおき、例えばカラー用現像装置15〜17のみを
オプションユニット110として追加するようにしても
よい。
【0045】
【実施例】◎実施例1 本実施例は実施の形態1に係る画像形成装置を具現化し
たものである。本実施例では、感光体ドラム10は直径
84mmの有機材料を用いたものを使用している。また、
中間転写ベルト20は、ポリイミド樹脂を主成分とした
ベルトであり、ヤング率はおおよそ3×103Mpa、
体積抵抗は108〜1012Ω・cmの高抵抗に調整され
ている。更に、本実施例では、トナーは負極性トナーを
用いているため、一次転写条件としては、転写ロール3
1に正極性の一次転写バイアスを印加し、定電流制御に
て転写ロール31から中間転写ベルト20側に20μA
の電流を流して転写を行うようにした。更にまた、二次
転写条件としては、転写ロール31に負極性の二次転写
バイアス(本例では−2.5kV)を印加し、定電圧制
御にて転写ロール31から中間転写ベルト20側に電流
を流して転写を行うようにした。本実施例では、単色モ
ード、カラーモード1,2共に良好な画質の単色画像及
びカラー画像が得られた。
【0046】◎実施例2 本実施例は実施の形態2に係る画像形成装置を具現化し
たものである。本実施例では、感光体ドラム10は直径
84mmの有機材料を用いたものを使用している。また、
中間転写ベルト20は、クロロプレンゴムを主原料とし
たベルトであり、ヤング率はおおよそ30Mpa、体積
抵抗はおおよそ109Ω・cmの高抵抗に調整されてい
る。ベルト表面は、トナーの離型性を向上させるためウ
レタン系のコーティング層が施されている。更に、中間
転写ベルト20は感光体ドラム10に55°(距離とし
て40mm)接触している。ここで、中間転写ベルト20
の張架ロール21の直径は12mm(周長約37mm)なの
で、それ以上の値に設定した。また、本実施例では、ト
ナーは負極性トナーを用いているため、一次転写条件と
しては、転写ロール31に正極性の一次転写バイアスを
印加し、定電流制御にて転写ロール31から中間転写ベ
ルト20側に10μAの電流を流して転写を行うように
した。更にまた、二次転写条件としては、転写ロール3
1に負極性の二次転写バイアス(本例では−1.5k
V)を印加し、定電圧制御にて転写ロール31から中間
転写ベルト20側に電流を流して転写を行うようにし
た。本実施例では、単色モード、カラーモード1,2共
に良好な画質の単色画像及びカラー画像が得られた。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
中間転写型の画像形成装置において、像形成担持体上の
画像を中間転写体に転写する一次転写領域、及び、中間
転写体上の画像を記録媒体に転写する二次転写領域が像
形成担持体及び中間転写体の対向部に設定される転写手
段を具備させたので、一つの転写手段を共用する形で一
次転写及び二次転写を実現することができる。このた
め、中間転写体を使用した作像方式を採用しながら、中
間転写体の外部に一次転写手段と別個に二次転写手段を
設ける必要が無くなり、その分、画像形成装置の低コス
ト化、小型省スペース化を簡単に実現することができる
ほか、良好な画質の画像を安定的に得ることができる。
【0048】また、本発明においては、一つの転写手段
を共用する形で一次転写、二次転写を実現するようにし
たので、単色画像形成用の基本ユニットと、この基本ユ
ニットに追加若しくは一部交換して追加されるオプショ
ンユニットとに分離可能としておけば、ユーザーの要請
に応じて、単色画像形成装置からカラー画像形成装置に
簡単にグレードアップすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明に係る画像形成装置の概要を
示す説明図、(b)(c)は画像形成装置の作像過程を
示す説明図である。
【図2】 (a)は本発明に係る画像形成装置の基本ユ
ニット例を示す説明図、(b)は本発明に係る画像形成
装置の「基本ユニット+オプションユニット」の構成例
を示す説明図である。
【図3】 実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成
を示す説明図である。
【図4】 (a)は転写装置で用いられる電源ユニット
の構成例を示す説明図、(b)は前記電源ユニットの他
の構成例を示す説明図である。
【図5】 実施の形態1に係る画像形成装置の制御系を
示す説明図である。
【図6】 (a)は単色モード時の作像過程を示す説明
図、(b)はカラーモード1(普通紙)時の作像過程を
示す説明図、(c)はカラーモード2(OHPシート)
時の作像過程を示す説明図である。
【図7】 比較の形態1に係る画像形成装置を示す説明
図である。
【図8】 実施の形態2に係る画像形成装置の全体構成
を示す説明図である。
【図9】 実施の形態2に係る画像形成装置の制御系を
示す説明図である。
【図10】 実施の形態2で用いられる転写装置の変形
形態を示す説明図である。
【図11】 比較の形態2に係る画像形成装置を示す説
明図である。
【図12】 実施の形態3に係る画像形成装置の基本ユ
ニット構成を示す説明図である。
【図13】 実施の形態3に係る画像形成装置の「基本
ユニット+オプションユニット」構成を示す説明図であ
る。
【図14】 実施の形態3に係る画像形成装置の変形形
態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…像形成担持体,2…像形成手段,3…中間転写体,
3a…張架ロール,4…転写手段,5…記録媒体,6…
基本ユニット,7…オプションユニット,7a…オプシ
ョンサブユニット,7b…オプション中間転写体,m1
…一次転写領域,m2…二次転写領域,G…画像
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 384 G03G 21/00 384 (72)発明者 山本 光雄 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 西出 秀一 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 鈴木 渡 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 佐藤 雅弘 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 北村 篤行 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DC02 DC10 EB04 ED24 EF06 EF09 FA28 2H035 CA05 CB06 2H171 FA09 FA10 FA15 FA28 GA03 GA04 JA02 JA03 JA08 JA26 JA38 QA02 QA08 QA09 QA24 QB15 QC03 QC11 QC12 UA12 WA02 WA03 WA08 WA21 2H200 FA17 GA23 GA24 GA34 GB41 JA02 JA29 JB07 JB47 JC04 JC17 JC19 LA38 MC01 PA11 2H300 EA01 EA06 EB02 EB12 EB13 EB23 EC05 EC09 EC12 ED08 EF06 EF08 EF14 EF17 EH16 EH17 EJ01 EJ09 FF01 FF05 FF12 FF20 GG01 GG02 GG03 GG34 GG35 HH16 HH32 HH36 HH40 KK03 MM01 MM25 PP02 QQ36 QQ37

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成担持体と、 この像形成担持体上に画像を形成担持させる像形成手段
    と、 前記像形成担持体上の画像が一次転写せしめられる中間
    転写体と、 像形成担持体上の画像を中間転写体に転写する一次転写
    領域、及び、中間転写体上の画像を記録媒体に転写する
    二次転写領域が像形成担持体及び中間転写体の対向部に
    設定される転写手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    中間転写体及び像形成担持体のいずれかが無端状のベル
    ト部材であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置において、 像形成担持体と中間転写体との接触幅が、少なくともベ
    ルト状部材を張架している張架ロールのうち最小直径を
    持つ張架ロールの周長以上であることを特徴とする画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3いずれかに記載の画像形
    成装置において、 ベルト状部材が弾性を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像形成装置において、 転写手段は、少なくとも作像モード又は記録媒体の種類
    に応じて転写条件を変更するものであることを特徴とす
    る画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像形成装置のうち、少
    なくとも単色モード及びカラーモードが含まれる作像モ
    ードを実行可能な態様において、 転写手段は、単色モード選択時には中間転写体への転写
    動作を行わずに記録媒体に直接転写するものであること
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の画像形成装置において、 転写手段は、一次転写条件及び二次転写条件を異ならせ
    て使用することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像形成装置において、 転写手段は、一次転写電界と二次転写電界とを逆極性に
    設定するものであることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の画像形成装置において、 転写手段は、一次転写時と二次転写時とで転写速度を異
    ならせて使用するものであることを特徴とする画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 像形成担持体と、 この像形成担持体上に画像を形成担持させる像形成手段
    と、 前記像形成担持体上の画像が一次転写せしめられる中間
    転写体と、 像形成担持体上の画像を中間転写体に転写する一次転写
    領域、及び、中間転写体上の画像を記録媒体に転写する
    二次転写領域が像形成担持体及び中間転写体の対向部に
    設定される転写手段とを備え、 単色画像形成用の基本ユニットと、この基本ユニットに
    追加若しくは一部交換して追加されるオプションユニッ
    トとに分離可能としたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の画像形成装置におい
    て、 基本ユニットは、像形成担持体と、この像形成担持体上
    に画像を形成担持させる像形成手段と、前記像形成担持
    体上の画像を記録媒体に転写する転写手段とを備え、 一方、オプションユニットは、前記像形成手段に追加配
    設され且つカラーによる画像形成に必要なオプションサ
    ブユニットと、 像形成担持体と転写手段との間に追加配設されるオプシ
    ョン中間転写体とを備え、 前記転写手段により、像形成担持体上の画像をオプショ
    ン中間転写体上に一次転写させた後に、当該中間転写体
    上の画像を記録媒体に二次転写させるようにしたことを
    特徴とする画像形成装置。
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