JP2003272087A - 安全運転支援システム並びにこれに適用できる路面標示並びにその施工方法 - Google Patents

安全運転支援システム並びにこれに適用できる路面標示並びにその施工方法

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JP2003272087A
JP2003272087A JP2002068271A JP2002068271A JP2003272087A JP 2003272087 A JP2003272087 A JP 2003272087A JP 2002068271 A JP2002068271 A JP 2002068271A JP 2002068271 A JP2002068271 A JP 2002068271A JP 2003272087 A JP2003272087 A JP 2003272087A
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JP2002068271A
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Shizuo Goto
静雄 後藤
Osamu Hamamatsu
修 濱松
Yoshiteru Takahashi
義輝 高橋
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SEITOO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に対して前方の道路状況を事前に提供
し、操縦者のより安全な運転をサポートする走行支援シ
ステム(AHS)に関するものであって、特にシステム
を安価に構築し得る新規な安全運転支援システムを提供
する。 【解決手段】 本発明の安全運転支援システム1は、道
路側の情報支援整備であるインフラ整備としては、ガラ
スビーズGB等の反射基材13を25%以上配合した塗
料11によって施工された路面標示2であり、一方、車
載設備としては、電磁波送受信装置3と、画像解析装置
4と、告知装置5とを具えて成り、車両Vから路面標示
2にパルス信号化した赤外線等を放出するとともに反射
基材13によって反射された信号波を受信し、更にこの
反射波を解析した後、状況に応じて車両Vの操縦者に情
報や警告等を発したり、車両Vの操縦をサポートするよ
うにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の操縦者に前
方の道路状況を事前に提供し、車両のより安全な運転を
サポートする走行支援システム(AHS)に関するもの
であって、特に反射基材を含有した塗料で、白線などの
路面標示を施工し、ここに車両から赤外線等を照射し、
その反射波を検知して、道路形状等を効率的に認識でき
るようにした、新規な安全運転支援システムに係るもの
である。
【0002】
【発明の背景】国内で発生する交通事故は、年間約85
万件程にも達し、事故件数及び負傷数は、ともに年々増
加する傾向にある。そして交通事故の約75%は、操縦
者の人的ミス、すなわち操縦者の発見の遅れや操縦者の
操作・判断の誤りが原因で発生している。このため、こ
のような人的ミスを如何に排除し、交通事故が起きる前
の予防措置をどのように実現するかについて、国土交通
省等によって研究開発が進められている。これは、一般
に走行支援道路システム(AHS;Advanced Cruise-as
sist Highway System の略)と呼ばれ、情報通信技術を
駆使し、道路と車両との協調によってリアルタイムに操
縦者を支援しようというものであり、高度道路交通シス
テム(ITS;Intelligent Transport Systemの略)の
開発9分野の中の一つである。因みにITSの中には、
現在、高速道路等に導入されつつある自動料金収受シス
テム(ETC;Electronic Toll Collection System の
略)も含まれている。
【0003】現在案出されているAHSの基本的な構造
について説明すると、道路側の情報支援設備、いわゆる
インフラ整備としては、道路上の障害物や路面の凍結状
況などの道路側の情報を収集するセンサ類(例えば道路
状況把握センサ、路面状況把握センサ等)と、このセン
サ類から得た情報を処理する路側情報処理装置と、処理
した情報を車両側に送信する路車間通信装置とで構成さ
れる。一方、車両側には、送信された信号を受け取り、
操縦者に情報提供や警報を発し、また状況に応じて車両
を強制的に操作し、危険を自動的に回避できるコントロ
ールユニットが設けられる。またこのような設備に加
え、例えば磁気や電波を発するレーンマーカを走行路面
に埋設するとともに、車両側にこれを感知するセンサを
搭載し、車両の車線逸脱防止を図ることも考えられてお
り、実際のAHSでは、道路状況等に応じてこれらを有
機的に結び付けて構築されるものと考えられる。
【0004】しかしながら、このような通常のAHSに
おいては、以下のような問題があった。まず道路側の情
報支援設備、すなわち道路側の情報を収集してから車両
に送るまでの設備である、センサ類、路側情報処理装
置、路車間通信装置等を整備するだけでも相当の費用が
掛かるという問題があった。加えてレーンマーカ等を走
行路面に埋設する場合には、膨大な工事や時間が必要に
なることはもちろん、より一層のコスト高を招くという
問題があった。
【0005】また、たとえ道路側のインフラ整備を公共
事業として行うことができても、車両側の設備は、車両
オーナの自由意思に委ねられるため、どの程度普及が進
むかが懸念されている。特に車載設備の費用とシステム
の効果が未だに明確ではないため、車載設備の一般的な
普及には相応の時間が掛かるものと考えられる。因みに
現在実用化に至っている、ナビゲーションシステムで
も、今のところ約30%程度の普及率と言われ、目標の
50%には至っておらず、これをクリアするには、まだ
長い時間を要するものと考えられている。また通常のA
HSでは、このような公共性の高い道路側の整備を整え
ても、これを利用できるのは、車載設備を搭載した車両
のみであるため、社会的な公平性に欠ける、という点に
おいても問題があった。
【0006】また従来より例えば白線をカメラで撮影
し、認識する試みが案出されているが、この手法は天候
条件や照明条件が限定されるという問題があった。すな
わち雨天時や霧等の発生時、あるいは夜間やトンネル等
の走行時には、白線認識が困難となるものであった。も
ちろん雨や霧等の影響を受けにくいものとして、ミリ波
レーダやレーザレーダ等の採用が考えられるが、この場
合には、カメラに比べて空間分解能などの他の性能が劣
るものであり、車載設備のみの開発によって道路状況の
認識精度を向上させることには限界があった。
【0007】
【開発を試みた技術的課題】本発明は、このような背景
を認識してなされたものであって、もともと道路に施工
される路面標示を道路側の情報支援設備(インフラ整
備)として活かすことによりシステムの費用を極力抑え
るようにするとともに、路面標示(塗料)を車載整備と
併せて見直し、双方一体で道路状況を高精度に認識でき
るようにした、新規な安全運転支援システムの開発を試
みたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
安全運転支援システムは、道路側の情報支援整備と、車
両に搭載されて前記情報支援整備からの情報を感知し得
る車載設備とを具え、車両が前方の道路状況を事前に把
握できるようにした走行支援道路システムであって、前
記道路側の情報支援整備としては、反射基材を有するよ
うに施工された路面標示であり、一方、前記車載設備と
しては、電磁波送受信装置と、画像解析装置と、告知装
置とを具えて成り、前記車両側の車載設備によって、路
面標示に電磁波を放出するとともに反射基材から反射さ
れた電磁波を受信し、更にこの反射波を解析した後、状
況に応じて車両の操縦者に情報や警告等を発したり、車
両の操縦をサポートするようにしたことを特徴として成
るものである。この発明によれば、もともと路面に記さ
れる白線などの路面標示を、道路側の情報支援設備であ
るインフラ整備として活かすため、安価にインフラ整備
が構築できる。すなわち本システムでは、通常のAHS
で必要と考えられていた、道路側の情報を収集してから
車両に送るまでの装置(センサ類、路側情報処理装置、
路車間通信装置等)が不要となる。加えて走行路面に多
くのレーンマーカ等を埋設する必要もないので、システ
ムの構築費用をより一層安価なものにできる。更に道路
状況を認識するにあたっては、車両から照射した赤外線
等の反射波のみを解析すれば行えるため、短時間で解析
処理が済む。
【0009】また請求項2記載の安全運転支援システム
は、前記請求項1記載の要件に加え、前記路面標示は、
反射基材が25%以上配合された塗料によって形成され
ることを特徴として成るものである。この発明によれ
ば、反射基材を25%以上配合した塗料で路面標示を形
成するため、路面標示自体、視界が悪い雨天時や夜間等
においても視認性に優れる。このため電磁波送受信装置
などの車載設備を搭載していないドライバーでも、この
視認性の高い路面標示によって安全運転の恩恵を受ける
ことができ、全般的な交通事故低減に寄与する。また電
磁波を高効率で反射させる安全運転支援システムが具体
的に確立され得、道路形状等の認識が高精度で行える。
【0010】更にまた請求項3記載の安全運転支援シス
テムは、前記請求項1または2記載の要件に加え、前記
車両から放出される電磁波は、パルス信号化されたもの
であることを特徴として成るものである。この発明によ
れば、例えば車両から赤外線を照射する場合、赤外線が
自然光となってあらゆる所から照射される昼間において
も、受信した赤外線の中から、パルス信号化された反射
波のみを取り出すことで、迅速且つ正確に解析が行え
る。
【0011】また請求項4記載の安全運転支援システム
に適用できる路面標示は、車両から放出された電磁波を
反射させ、この反射波によって車両前方の道路の形状や
状況を、車両に事前に送信できるようにした路面標示に
おいて、前記路面標示は、車両から放出された電磁波を
高効率で反射させ得るように、反射基材を有するように
形成されることを特徴として成るものである。この発明
によれば、赤外線等の電磁波を効率良く反射する路面標
示が形成でき、これを使用した路車間通信を可能なもの
とする。
【0012】また請求項5記載の安全運転支援システム
に適用できる路面標示は、前記請求項4記載の要件に加
え、前記路面標示は、反射基材が25%以上配合された
塗料によって形成されることを特徴として成るものであ
る。この発明によれば、路面標示そのものの視認性が向
上するため、車載設備を搭載していない操縦者でも、雨
天時、夜間等において道路形状や横断歩道あるいは制限
速度等が認識しやすくなり、安全運転の恩恵を受けるこ
とができる。このため視認性の高い路面標示によって、
電磁波送受信装置の装備・非装備に関わらず、交通事故
を全般的に減少させることができる。
【0013】また請求項6記載の安全運転支援システム
に適用できる路面標示は、前記請求項4または5記載の
要件に加え、前記路面標示は、表面に凹凸部が形成され
ることを特徴として成るものである。この発明によれ
ば、例えば路面標示が雨水等で濡れても、凸部を水面か
ら突出させ得、路面標示の視認性を確保できる。
【0014】また請求項7記載の路面標示の施工方法
は、車両から放出された電磁波を反射させ、この反射波
によって車両前方の道路の形状や状況を、車両に事前に
送信できるようにした標示を路面に形成するにあたり、
この標示は、車両から放出された電磁波を高効率で反射
させ得るように、反射基材を有するように形成されるこ
とを特徴として成るものである。この発明によれば、赤
外線等の電磁波を効率良く反射する路面標示が形成で
き、これを使用した路車間通信を可能なものとする。
【0015】また請求項8記載の路面標示の施工方法
は、前記請求項7記載の要件に加え、前記路面標示は、
反射基材が25%以上配合された塗料によって形成され
ることを特徴として成るものである。この発明によれ
ば、一般の道路標示よりも視認性に優れた路面標示が施
工できる。このため電磁波を送受信する設備を車両に搭
載していない操縦者でも、この視認性の高い路面標示に
よって安全走行の恩恵を受けることができる。
【0016】また請求項9記載の路面標示の施工方法
は、前記請求項8記載の要件に加え、前記路面標示は、
反射基材の形成状態によって記号化されることを特徴と
して成るものである。この発明によれば、記号化した路
面標示に、前方の交差点の状況や前方カーブまでの距離
などの付属情報を付加させることができ、路面標示によ
って道路の形状のみならず、他の色々な情報を走行車両
に提供できる。
【0017】また請求項10記載の路面標示の施工方法
は、前記請求項7、8または9記載の要件に加え、前記
路面標示は、表面に凹凸を有するように形成されること
を特徴として成るものである。この発明によれば、例え
ば雨天時等において路面標示上に水膜が張られても、路
面標示の一部、すなわち凸部が水膜から突出し、路面標
示の視認性を確保できる。
【0018】また請求項11記載の路面標示の施工方法
は、前記請求項10記載の要件に加え、前記路面標示
は、表面に施される凹凸部の境界線が、走行車両に対し
て対向するように、いくぶん傾斜状態に形成されること
を特徴として成るものである。この発明によれば、路面
標示の凹凸部の境界線が、車両に対向するように斜めに
形成されるため、凹凸部の段差面が車両に対して衝立状
ないしは立ち壁状に形成され、この段差面で再起反射
を、より一層促進させ得る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づいて説明する。説明にあたっては、本発明の安全運
転支援システム1と併せて本発明の路面標示2について
説明し、次いでこの路面標示2の施工装置20の一例に
ついて説明した後、本発明の路面標示の施工方法につい
て説明する。本発明の安全運転支援システム1は、走行
車両Vの安全な運転を支援するためのものであり、主に
道路の形状を認識し、必要に応じて操縦者(ドライバ
ー)に警告を発する支援レベルを意味するものである
が、システムが担う支援としては、この段階のレベルに
限定されるものではなく、システムが車両Vのハンドル
やブレーキ制御などの運転(操作)補助を行ってもよい
し、あるいは情報収集から運転操作までを完全にシステ
ムが行うようにしてもよい。なお本システムによって支
援を受ける車両Vとしては、一般的な四輪車のみに限定
されるものではなく、大型自動車や特殊自動車、あるい
は二輪車等も含むものである。
【0020】本発明の安全運転支援システム1は、例え
ばガラスビーズGB等の反射基材13を配合した塗料で
施工された白線などの路面標示2に対し、車両Vから赤
外線等の電磁波を照射し、反射基材13からの反射波を
受け取り、これを解析して、道路形状の認識等を行うも
のである。従って本システムは、一例として図1に示す
ように、道路側の情報支援設備(インフラ整備)として
の路面標示2と、車両V側の設備としての電磁波送受信
装置3、画像解析装置4、告知装置5とを具えて成るも
のである。以下、本システムの各構成部について説明す
る。
【0021】まず路面標示2について説明する。路面標
示2は、アスファルト、コンクリート等の路面GLに記
される、主に中央線、横断歩道、制限速度標示等の道路
標示であり、大半が白色または黄色のものである。路面
標示2は、溶融状態で流動性を有する粘結剤、可塑剤、
充填剤、顔料等を成分とする塗料11に、骨材12及び
反射基材13を混入したものを、路面GL(施工面)に
塗布した後、冷却とともに凝固させて形成される。
【0022】粘結剤としては、一例として熱溶融型(軟
化点90〜100℃)の石油樹脂を用いるが、溶剤型、
多液反応型など適宜の種別を選択してもよい。また可塑
剤としては、植物油、鉱物油、液状合成ゴム等を用い
る。更にまた充填剤としては、炭酸カルシウム、タルク
等を用いる。更にまた路面標示2の着色のための顔料と
しては、二酸化チタン(白色)、耐熱黄鉛(黄色)等、
所望の彩色に応じた素材を用いる。骨材12としては、
岩石、焼成物等の破砕物が用いられるが、本実施の形態
では、一例としてセラミックスの破砕物(粒径500〜
1500μm程度)を用いる。
【0023】反射基材13は、車両から照射される赤外
線等の電磁波を高効率で反射させるためのものであり、
ここではガラスビーズGBが適用される。ガラスビーズ
GBは、ガラスを素材とした小径の球状物であり、特殊
な屈折率(一例として1.5〜2.5程度)を有し、車
両Vから光が照射された際に、再起反射を起こすように
している。なおガラスビーズGBは、粒径850〜15
00μm程度の大粒径のものと、粒径106〜850μ
m程度の小粒径のものとに分けられ、本実施の形態で
は、大粒径ガラスビーズを塗料11に混合するものであ
るが、小粒径ガラスビーズを塗料11に混合しても構わ
ない。また大粒径ガラスビーズの周りに小粒径ガラスビ
ーズを予め接着し、複合ガラスビーズとし、これを塗料
11に混合することも可能である。
【0024】なお反射基材13としては、ガラスビーズ
GBの他にも廃ガラスや水晶等を粉砕したものを適用し
ても構わないし、ステンレスやアルミニウム等の金属粒
を適用することも可能である。またガラスビーズGBの
表面に、アルミ蒸着やチタンコートを施したものを適用
することも可能である。また本実施の形態では、反射基
材13(ガラスビーズGB)の塗料11への配合率を、
一例として25%以上(重量%)とし、車両Vから照射
される赤外線の反射効率を高めている。
【0025】次に電磁波送受信装置3について説明す
る。このものは車両Vに搭載されるものであり、電磁波
を路面標示2に向けて放出(送信)するとともに、路面
標示2の反射基材13によって反射された電磁波を受け
取る(受信する)ものである。この際、本実施の形態で
は、パルス信号化した赤外線を送受信するものであり、
これは路面標示2を昼夜問わず正確に認識するためであ
る。すなわち、通常の赤外線照射による映像認識の場
合、夜間は赤外線反射効率の高い物を認識することはで
きるが、昼間は、自然光の中に赤外線が多く含まれるこ
とに因み、あらゆる所から赤外線が照射されるため、路
面標示2のみを他の構造物と識別するのが困難となるた
めである。
【0026】なお車両から放出する電磁波は、必ずしも
赤外線に限定されるものではなく、例えば紫外線(紫外
レーザー)等を適用することが可能である。また本実施
の形態では、パルス信号化して赤外線を変調している
が、必ずしもこれに限定されるものではなく、振幅変
調、周波数変調、移送変調等させて、他の赤外線(自然
光の中に含まれる赤外線)と区別することが可能であ
る。また電磁波送受信装置3は、送信側と受信側とを一
体的に構成したものでなくてもよく、送信側と受信側と
を別体で構成しても構わない。因みに反射された赤外線
を受信するにあたっては、例えばCCDカメラ等が適用
できる。
【0027】次に画像解析装置4について説明する。こ
のものも車両Vに搭載され、反射基材13からの反射波
によって、道路形状等を解析するものである。なお本実
施の形態では、パルス信号化された赤外線を送受信する
ものであり、画像解析装置4は、この信号以外の受信波
をノイズとしてカットするようにしている。これによっ
てパルス信号化された、目的の赤外線のみをデータ処理
し、道路形状等の情報を短時間で得られるようにしてい
る。次に告知装置4について説明する。このものも車両
Vに搭載されるものであり、操縦者に情報や警告等を与
え得るものである。なお図1に示した実施の形態では、
画面表示によって操縦者に情報等を提供するように図示
したが、音声で告知を行ってもよいし、画面と音声との
両方で同時に行うようにしてもよい。
【0028】本システムは、上述したように白線などの
路面標示2を使って安全運転の支援を行うため、通常の
AHSに比べインフラ整備費ひいてはシステム全般のコ
ストが安価に抑えられる利点がある。また路面標示2は
道路に必要不可欠なものであり、路面標示2を構成要素
とするインフラ整備は、道路修復(整備)時に併せて一
度で行える利点がある。因みに通常のAHSでは、イン
フラ整備と道路整備とは、基本的に異なる作業となり、
多くの時間と工事が必要となるものである。更に、特殊
な屈折率のガラスビーズGB等の反射基材13を配合し
た路面標示2は、それ自体、通常の道路標示よりも視認
性が優れるため、電磁波送受信装置3などの車載設備を
持たない操縦者にも安全走行を促し得るものである。こ
れは、特に夜間、雨天、濃霧時等における交通事故防止
に効果的であり、社会全般的な交通事故防止に寄与する
ものである。
【0029】本発明の安全運転支援システム1と路面標
示2とは、以上のような基本構造を有するものであり、
以下、このような路面標示2を形成し得る施工装置20
の一例について説明する。施工装置20は、アスファル
ト、コンクリート等の路面GLに対して、中央線(幅1
5cm)、横断歩道(幅45cm)等の路面標示2の原
料である塗料11(溶剤型、水性、熱溶融型、多液反応
型等)を塗布するものであり、ここでは一例として図2
に示すように、効率的に施工作業が行えるスクリュード
方式で、いわゆる手引きタイプのものについて説明す
る。なお本図2においては向かって左側を施工装置20
の進行方向として前方と定義し、右側を後方と定義す
る。
【0030】施工装置20は、金属部材を適宜組み合わ
せて成るフレーム21に対して、前方上端部にハンドル
22を、下端部の両側部四カ所に車輪23を、前方の車
輪23の上方にガスボンベ24を、中心付近にホッパ2
5を具えて成る。またホッパ25の下部にはスリッタ2
6を具え、更に図示は省略するが前記ホッパ25及びス
リッタ26等を加熱するためのバーナを、これら部材に
臨ませて成る。以下、施工装置20を構成する諸部材に
ついて簡単に説明する。
【0031】ホッパ25は、路面標示2の原材料となる
塗料11を収容するバケット状の容器であり、ガスバー
ナにより加熱され、塗料11を溶融状態で保存できるよ
う、適宜金属素材により形成される。そして図2の拡大
図に示すように、後方下端部に塗料11を排出するため
の開口部を形成し、この開口部に至る前方側の壁面を後
方に下降する斜面として、塗料11を開口部に導く構成
とする。
【0032】次にスリッタ26について説明する。スリ
ッタ26は、塗料11の排出機構であり、膜厚調整板2
7、エッジプレート28及びシャッタ29を具えて成
る。エッジプレート28は、矩形金属板状の、一辺の両
端の角を切り欠いたように形成された、一例として六角
形を成す板状部材であり、長手方向の寸法は図3に示す
ようにホッパ25における開口部の前後寸法よりも長く
設定される。そして二枚のエッジプレート28が、ホッ
パ25の開口部の外壁両側部に、ホッパ25の下端部か
ら突出する状態で取り付けられる。このエッジプレート
28は、下面が路面GLと接触するものであり、摩耗し
やすいため、特に硬度の高い金属をロウ付けする等して
交換自在とすることが好ましい。
【0033】またホッパ25の後方面には、二枚のエッ
ジプレート28に挟まれた状態で、前記膜厚調整板27
を具えるものである。この膜厚調整板27は、一例とし
て鋼材から断面L字状の部材を削り出して成るものであ
る。従って路面GL、膜厚調整板27及び二枚のエッジ
プレート28によって路面標示2の断面形状が決定され
るのである。
【0034】次にシャッタ29について説明する。シャ
ッタ29は図3に示すようにホッパ25の開口部を開閉
するための板状部材であり、開口部全域を覆うようにし
て前後方向に摺動自在に設けられ、適宜レバー30の操
作によりクランク機構を作動させることで前後に摺動し
て開口部の開閉を行うものである。またシャッタ29
は、塗料11の後方への排出を滑らかにするために、途
中で屈曲して後方に下る斜面が形成される。なお本実施
の形態では、スクリュード方式の施工装置20を例に挙
げて説明したが、塗料11を路面GLに吹き付けるスプ
レー式のものや、ペイントローラ等を使用した、いわゆ
るペンキ方式の塗装形態も可能である。因みにスプレー
式の施工装置については、本出願人の出願に係る特開平
10−219621号「自発光型路面標示材料並びにこ
れを用いた自発光型路面標示並びにその施工方法」を援
用する。
【0035】施工装置20の一例は、以上のように構成
されるものであり、以下このものを用いた本発明の路面
標示の施工方法について説明する。まず施工現場におい
ては、トラックの荷台等に具えた溶融炉において前記熱
溶融型の塗料11を予め加熱溶融しておく。そして例え
ば中央線等の白線を引く場合、施工面たる路面GLに対
してマーキングを施しておき、更にプライマーを散布し
ておく。次いで施工装置20におけるホッパ25に対し
て、トラックの荷台等に具えた溶融炉から溶融状態の塗
料11を投入する。このときガスボンベ24から供給さ
れるガスをガスバーナで燃焼させ、この熱によりホッパ
25の外壁部及びスリッタ26を加熱して、ホッパ25
内の全ての塗料11を使い切るまで溶融状態を保つよう
にする。
【0036】施工装置20を路面GLに対して臨ませた
際には、ホッパ25の下部は、図3(a)に示すよう
に、開口部の外壁両側部に取り付けられた二枚のエッジ
プレート28の底面が路面GLと接触している。そして
レバー30を操作して、シャッタ29を前方に摺動さ
せ、ホッパ25の開口部を開放すると(図3(b)参
照)、ホッパ25内の塗料11がここから排出され、路
面GLに当接する。
【0037】そして作業者がハンドル22を掴持して下
がりながら(手引きしながら)、施工装置20を前進さ
せると、塗料11は図3(b)に示すように路面GLに
塗布される。路面GLへの塗布の際、塗料11は、二枚
のエッジプレート28によって幅寸法が決定され、また
膜厚調整板27により施工厚さ(膜厚)が決定される。
その後、塗料11は、温度の低下とともに硬化し、中央
線等の路面標示2が形成される(図1参照)。
【0038】ここで種々の路面標示2によって、車両V
に送信できる情報の一例について説明する。まず電磁波
送受信装置3が、路面標示2として中央線を検出した場
合には、道路形状の認識が行える他、自車両が車線をは
み出しそうな状況、あるいは既に車線を逸脱しているこ
とが認識できる。因みにこのような車線逸脱の防止や警
告は、道路の中央と路側帯とに白線が形成されている場
合に、特に精度良く検知できると考えられる。また路面
標示2として横断歩道を検出することにより、横断歩道
が前方に迫っていることが認識できる。因みに横断歩道
の認識にあたっては、路面GLにペイントされた、ひし
形状の道路標示(横断歩道が前方にあることを示す)か
らも認識することが可能である。更にまた、路面GLに
ペイントされた、制限速度標示を検出することにより、
制限速度や自車両がどの程度制限速度をオーバーしてい
るか等が認識できる。また路面にペイントされた、逆三
角形状の道路標示(前方優先道路を示す)を検出するこ
とにより、前方が優先道路と合流(交差)すること等が
認識できる。また電磁波送受信装置3によって駐車場の
区画線を検知することも可能である。
【0039】
【他の実施の形態】本発明は以上述べた実施の形態を一
つの基本的な技術思想とするものであるが、更に次のよ
うな改変が考えられる。すなわち先に述べた基本の実施
の形態は、特殊な反射率のガラスビーズGB(反射基材
13)を配合した塗料11で路面GLに路面標示2を形
成(ペイント)するものであった。この場合、反射基材
13は路面標示2に対して、塗布密度がほぼ一定した均
一状態に施工されるものである。しかしながら、反射基
材13は、必ずしも路面標示2に対して一様に散布され
る必要はなく、例えば疎・密の区別を付けて散布した
り、あるいは路面標示2の場所(部位)によって反射基
材13の散布・非散布を明確に区別して施工することが
可能である。具体的には一例として図5(a)(b)に
示すように、反射基材13を路面標示2に対してバーコ
ード状に散布するものであり、このような手法によっ
て、路面標示2の記号化が可能となる。
【0040】因みにこのような路面標示2を施工する施
工装置20としては、例えば図4に示すように、塗料1
1を塗布した後、その上から反射基材13を散布し得る
散布機31を設けるものである。なおこの場合、塗料1
1に混入する反射基材13(ガラスビーズGB)の粒径
と、塗料11の上から散布する反射基材13の粒径と
を、異ならせることが可能である。もちろん目的の効果
(路面標示2の視認性や記号化等)が得られれば、反射
基材13は塗料11に予め配合することなく、塗料11
の上から散布するのみでも構わない。
【0041】そして路面標示2を上述したように記号化
した場合には、この路面標示2によって道路の形状等を
検知するだけでなく、路面標示2上に散布された反射基
材13の記号(パターン)によって、路車間で他の付属
情報のやり取りが可能となる。ここでの付属情報とは、
例えば「○○ジャンクションまで、あと□□km」と
か、前方のカーブまでの距離やカーブの大きさ(形
状)、あるいは前方の下り坂までの距離やその勾配度等
が挙げられる。また次の交差点の状況、例えば、次の交
差点が三叉路や五叉路であるとか、信号機のない交差点
であるとか、横断歩道がある交差点であるとか、前方を
優先道路が横切る交差点である等の情報が挙げられる。
更に近隣の施設の情報等を付加させることも可能であ
る。因みに図5は前方が五叉路の交差点であることを示
しており、図6は前方が優先道路の交差点であることを
示している。
【0042】なお路面標示2を記号化するには、図5
(a)(b)に示したように、必ずしも反射基材13を
バーコード状に散布するだけでなく、例えば図5(c)
(d)に示すように反射基材13を散布する線の太さを
変えたり、あるいは図5(e)(f)に示すように反射
基材13の線の数を変えたりすることが可能である。ま
た例えば図6(a)〜(c)に示すように路面標示2に
おける反射基材13の散布部位を変えたり、図6(d)
〜(f)に示すように反射基材13を散布する線種を変
えることが可能である。もちろん、反射基材13はここ
で述べた線(線分)状に形成するだけでなく、図形や文
字状に散布して記号化することも可能である。
【0043】また先に述べた基本の実施の形態では、路
面標示2は表面がほぼ平らに形成されるものであった。
しかしながら、例えば雨天時等において路面標示2の上
に雨水が溜まった場合には、路面標示2が水膜に覆わ
れ、路面標示2の反射効率が劣り、車両からの視認性が
低下することが考えられる。このため路面標示2の表面
に凹凸を付け、雨天時であっても、その凹部が排水溝の
作用を担い、路面標示2の一部(凸部)を常に水膜上に
突出させ、視認性を確保することが可能である。ここで
路面標示2上に形成される凹凸部を35と符号を付す
(図7参照)。
【0044】またこの場合、凹凸部35の境界線(見切
り線)を路面標示2に対して真横に形成するだけでな
く、一例として図7(a)(b)に示すように、境界線
を平面から視て走行車両Vに対向するようにいくぶん傾
斜させることが可能である。この場合、凹凸部35の段
差面36が、車両Vに対して衝立状に立ち上げられるた
め、この段差面36で再起反射が効果的に行われるもの
である。なお上記図7(a)(b)では、路面標示2の
凹凸部35が道路の真横に対して、一定角αで形成され
たものを示している。
【0045】因みに路面標示2の表面に、このような凹
凸部35を形成するにあたっては、例えば反射基材13
の散布吐出口を進行方向(路面標示2の形成方向)に対
していくぶん斜交するように設け、凹部と凸部との境界
線が常に斜めに形成されるように設けておくものであ
る。そして例えば凹部と凸部とで施工(散布)スピード
を変える(凹部で速く、凸部では遅い速度で施工する)
ことで、路面標示2の厚みを異ならせることが可能であ
る。もちろん凸部のみに、塗料11を重ね塗りして全体
として凹凸部35を形成することも可能であるし、ある
いは塗料11をほぼ平らに施工した後、凹部に相当する
部位の上側のみを削り、全体として凹凸部35を形成す
ることも可能である。なお段差面36を路面標示2に対
して傾斜させるのは、車両Vが、路面標示2上を走行す
るのではなく、車両Vの側部に引かれた中央線などに沿
って走行するためである。
【0046】また例えば路面標示2が片側二車線の道路
に挟まれるように設けられる場合には、車両Vは路面標
示2の両側を同一方向に走行するものであり、どちらの
車線を走行する車両Vに対しても再起反射させることが
望ましい。このため、このような場合には路面標示2の
凹凸部35を、一例として図7(c)に示すように、平
面視V字状に形成することが可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、居眠り運転、視界不良
に起因する誤認識等、主にヒューマンエラーによっても
たらされる交通事故を未然に防ぐことができる。また今
後、高齢化しつつある社会にあって、認識力が低下した
人の運転を効果的にサポートできる。更に本発明は、路
面GL上に形成される白線などの路面標示2を、道路側
の情報支援設備(インフラ整備)として活用するため、
通常のAHSよりも比較的容易に整備を整えることがで
きる。また白線などの路面標示2は、ほとんどの道路に
引かれるため、この補修の際に併せて、本システムのイ
ンフラ整備が一度に行え、より安価に道路側の整備を整
えることができる。またガラスビーズGB等の反射基材
13を25%以上配合した塗料11で形成した路面標示
2は、それ自体、見通しが良くない環境下であっても、
高い視認性を有するため、AHSの車載設備を持たない
ドライバーの安全運転にも寄与する。
【0048】また反射基材13を配合した塗料で路面標
示2を施工することに加え、車両Vから照射する赤外線
等をパルス信号化することによって、路面標示2から反
射された信号波のみを選んで(抽出して)解析すること
ができ、路面標示2を昼夜問わず確実に認識することが
できる。また例えば路面標示2を反射基材13の散布パ
ターンで記号化することができ、路面標示2によって単
に前方の道路形状を把握するだけでなく、他の付属情報
をこれに付加させ、車両Vに提供できる。また路面標示
2の表面を凹凸状に形成することで、例えば雨天時等に
路面標示2の上に水膜が張られても、凸部を水膜から突
出させることができ、路面標示2の視認性を確保するこ
とができる。この場合、更に路面標示2の凹凸部35の
境界線を、車両に対向するようにいくぶん斜めに形成す
ることにより、凹凸部35の段差面36が車両に対して
立ち上げられるため、この段差面36で再起反射をより
効果的に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の安全運転支援システム及び路面標示を
示す斜視図である。
【図2】路面標示の施工装置を示す側面図及び一部拡大
図である。
【図3】路面標示を施工する際のスリッタ部分を拡大し
て示す側面断面図(a)(b)、並びに路面に形成され
た路面標示を示す斜視図(c)である。
【図4】路面に塗料を塗布した後、その上からガラスビ
ーズを散布できるようにした施工装置のスリッタ部分を
拡大して示す側面断面図(a)、並びに路面に形成され
た路面標示を示す斜視図(b)である。
【図5】路面標示を記号化するガラスビースの種々の散
布パターンを示す説明図である。
【図6】路面標示を記号化するガラスビースの種々の散
布パターンを示す説明図である。
【図7】表面に凹凸を形成した路面標示であって、且つ
凹凸部の境界線を車両に対して対向するようにいくぶん
傾斜させた実施の形態を示す斜視図(a)とその拡大図
(b)、並びに凹凸部を平面視V字状に形成した路面標
示の拡大図(c)である。
【符号の説明】
1 安全運転支援システム 2 路面標示 3 電磁波送受信装置 4 画像解析装置 5 告知装置 11 塗料 12 骨材 13 反射基材 20 施工装置 21 フレーム 22 ハンドル 23 車輪 24 ガスボンベ 25 ホッパ 26 スリッタ 27 膜厚調整板 28 エッジプレート 29 シャッタ 30 レバー 31 散布機 35 凹凸部 36 段差面 GB ガラスビーズ GL 路面 V 車両
フロントページの続き Fターム(参考) 2D064 AA05 BA06 CA09 EB26 FA01 JA02 5H180 AA01 CC02 CC04 CC24 LL07 LL08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路側の情報支援整備と、 車両に搭載されて前記情報支援整備からの情報を感知し
    得る車載設備とを具え、 車両が前方の道路状況を事前に把握できるようにした走
    行支援道路システムであって、 前記道路側の情報支援整備としては、反射基材を有する
    ように施工された路面標示であり、 一方、前記車載設備としては、電磁波送受信装置と、画
    像解析装置と、告知装置とを具えて成り、 前記車両側の車載設備によって、路面標示に電磁波を放
    出するとともに反射基材から反射された電磁波を受信
    し、更にこの反射波を解析した後、状況に応じて車両の
    操縦者に情報や警告等を発したり、車両の操縦をサポー
    トするようにしたことを特徴とする安全運転支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記路面標示は、反射基材が25%以上
    配合された塗料によって形成されることを特徴とする請
    求項1記載の安全運転支援システム。
  3. 【請求項3】 前記車両から放出される電磁波は、パル
    ス信号化されたものであることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の安全運転支援システム。
  4. 【請求項4】 車両から放出された電磁波を反射させ、
    この反射波によって車両前方の道路の形状や状況を、車
    両に事前に送信できるようにした路面標示において、 前記路面標示は、車両から放出された電磁波を高効率で
    反射させ得るように、反射基材を有するように形成され
    ることを特徴とする安全運転支援システムに適用できる
    路面標示。
  5. 【請求項5】 前記路面標示は、反射基材が25%以上
    配合された塗料によって形成されることを特徴とする請
    求項4記載の安全運転支援システムに適用できる路面標
    示。
  6. 【請求項6】 前記路面標示は、表面に凹凸部が形成さ
    れることを特徴とする請求項4または5記載の安全運転
    支援システムに適用できる路面標示。
  7. 【請求項7】 車両から放出された電磁波を反射させ、
    この反射波によって車両前方の道路の形状や状況を、車
    両に事前に送信できるようにした標示を路面に形成する
    にあたり、 この標示は、車両から放出された電磁波を高効率で反射
    させ得るように、反射基材を有するように形成されるこ
    とを特徴とする路面標示の施工方法。
  8. 【請求項8】 前記路面標示は、反射基材が25%以上
    配合された塗料によって形成されることを特徴とする請
    求項7記載の路面標示の施工方法。
  9. 【請求項9】 前記路面標示は、反射基材の形成状態に
    よって記号化されることを特徴とする請求項8記載の路
    面標示の施工方法。
  10. 【請求項10】 前記路面標示は、表面に凹凸を有する
    ように形成されることを特徴とする請求項7、8または
    9記載の路面標示の施工方法。
  11. 【請求項11】 前記路面標示は、表面に施される凹凸
    部の境界線が、走行車両に対して対向するように、いく
    ぶん傾斜状態に形成されることを特徴とする請求項10
    記載の路面標示の施工方法。
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