JP2003274247A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2003274247A
JP2003274247A JP2002076206A JP2002076206A JP2003274247A JP 2003274247 A JP2003274247 A JP 2003274247A JP 2002076206 A JP2002076206 A JP 2002076206A JP 2002076206 A JP2002076206 A JP 2002076206A JP 2003274247 A JP2003274247 A JP 2003274247A
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JP
Japan
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image pickup
lens
unit
axis direction
flip
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JP2002076206A
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English (en)
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Takeyoshi Iguchi
竹喜 井口
Tomoaki Tamura
知章 田村
Shigeki Yanaka
茂樹 谷中
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】例えば片手で被写体を撮影する場合にも、安定
した状態で適切な撮影を行うことができる撮像装置を提
供する。 【解決手段】 【作用】撮影者が撮像装置の筐体部2を片手で把持して
も、手首を不自然に曲げることなくレンズ14aを被写
体に向けることができるので、撮影者の負担が少なく、
長時間把持し続けてもブレなどを抑制することができ、
また、高画素や高変倍の光学系を使用して寸法の長い光
学系を用いたとしても筐体部の厚みを抑えることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、片手で把持して被
写体を撮影可能な撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子技術の向上に伴い、撮像(撮影とも
いう)した画像をデジタルデータに変換して記憶する電
子カメラが開発され、既に市販されている。ユーザー
は、電子カメラにより撮像した画像を、たとえば自分の
パソコンのディスプレイに表示でき、またプリンタを介
してプリントできるため、その応用範囲は広いものとな
っている。
【0003】ここで、電子カメラには、一般的に画像表
示用のディスプレイが搭載されており、撮像した画像を
その場で表示できるようになっている。しかるに、電子
カメラによっては、光学式ファインダーを有してないも
のもあるが、そのような電子カメラを用いて撮像を行う
場合には、レリーズ操作を行うことなく所定のタイミン
グで撮像素子を介して得られた画像をディスプレイ上に
表示し(スルー表示という)、撮影者は、表示された画
像を見ながらレリーズチャンスを探ることができるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的なデ
ジタルスチルカメラのように銀塩カメラに類似した横長
形状の電子カメラの場合、カメラブレを抑制するため
に、ボディの両脇を撮影者が両手で把持しながら撮影を
行うことが推奨されている。しかるに、電子カメラの両
脇を把持しながら撮影を行うと、撮影姿勢が限られるの
で、例えば運動会など限られたスペースに多くの撮影者
が存在するという状況下では、必ずしも両手で把持した
理想的な撮影姿勢をとることができず、片手での撮影を
強いられる結果、カメラブレが生じる恐れがある。これ
に対し、近年は、撮像素子を搭載した携帯電話も登場
し、それを用れば片手での撮影も可能になるが、携帯電
話は、本来的には通話を行うためのものであり、必ずし
も撮影に適した構成を有しているとは言い難い。
【0005】更に、上述の携帯電話に高画素や高変倍の
光学系を搭載する場合、光学系のレンズの光軸方向に或
る程度の長さが必要となり、そのため携帯電話の本体部
が厚くなって携帯性も悪くなるといった問題もあった。
また、縦撮りや横撮りで撮影しようとすると、携帯電話
を把持した手を不自然な方向に折り曲げて撮影しなけれ
ばならないために本体姿勢の保持が不充分となり、レリ
ーズ動作に伴って大きくぶれて撮影に失敗するといった
ことも多く見られた。
【0006】又、画像を表示する液晶ディスプレイなど
の表示装置を折り畳み可能としている携帯電話において
撮像素子を設けた場合、表示装置を撮影者から最も見や
すい角度とすると、撮影画角内に表示装置が侵入し、結
果として不適切な撮影が行われることも予想される。
【0007】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、例えば片手で被写体を撮影する
場合にも、安定した状態で適切な撮影を行うことができ
る撮像装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の撮像装置
は、メイン操作部が配置される筐体部と、前記筐体部の
長軸方向の端部に設けられる連結部と、前記連結部によ
って前記筐体部に対して開閉可能に連結されるフリップ
部と、前記フリップ部に設けられる画像表示部と、前記
筐体部の前記連結部の近傍に設けられる撮像レンズと、
前記撮像レンズにより結像される被写体像を電気信号に
変換する撮像素子とを備え、前記筐体部においてメイン
操作部が配置されている第1面に対して、前記撮像レン
ズの光軸方向が10度以上40度以下の角度で傾くよう
前記撮影レンズを配置した。
【0009】そのため、前記撮像装置を片手で把持して
も、手首を不自然に曲げることなく前記レンズを被写体
に向けることができるので、撮影者の負担が少なく、長
時間把持し続けてもブレなどを抑制することができ、ま
た、高画素や高変倍の光学系を使用して寸法の長い光学
系を用いたとしても筐体部の厚みを抑えることができ
る。
【0010】なお、前記角度は15度以上25度以内の
角度であることが特に好ましい。
【0011】ここで、前記レンズの光軸方向は、少なく
とも、前記筐体部において前記メイン操作部が配置され
ている第1面に対して交わる方向に傾いているが、前記
光軸方向が、更に、前記長軸方向と前記長軸方向と直交
する幅方向の間で前記第1面に対して傾くようにするこ
とにより、撮影者は更に片手首を自然に曲げることがで
き、撮像装置本体姿勢の保持に寄与することができる。
【0012】また、前記第1面に対向する面を第2面と
し、前記第1面と前記第2面とに交差し且つ前記長軸方
向にある面を第3面とした場合に、前記レンズを前記第
3面に配置することにより、撮影者が過って撮影時に前
記レンズの前に指をかぶせてしまい撮影を失敗する恐れ
を低減できるので好ましい。
【0013】更に撮像装置の外装面上に前記レンズの光
軸方向を示すマークを付与すると、被写体に対して前記
レンズを向けやすくなるので好ましい。
【0014】なお、本発明において、前記第1、第2、
第3の面は平面に限られず、なめらかに連続した曲面の
一部であっても良い。前記第1面が曲面である場合に
は、前記第1面の長軸方向の一端部と他端部とを結んだ
仮想平面に対し、前記レンズの光軸方向が前記の角度で
傾いているものとする。
【0015】また、前記画像表示部が、前記筐体部のメ
イン操作部が配置されている位置よりも被写体側に配置
されていると、操作者が指で前記画像表示部の表示を妨
げる恐れがなくなり、好ましい。
【0016】また、前記筐体部における前記第2面に撮
影を指示するためのレリーズボタンを配置すると、レリ
ーズボタンを人差し指で押す際に、その押圧方向を相殺
する方向に親指が第1面を押さえることができるので、
レリーズ時の手ブレを低減でき好ましい。
【0017】第2の本発明の撮像装置は、メイン操作部
が配置される筐体部と、前記筐体部の長軸方向の端部に
設けられる連結部と、前記連結部によって前記筐体部に
対して開閉可能に連結されるフリップ部と、前記フリッ
プ部に設けられる画像表示部と、前記筐体部の前記連結
部の近傍に設けられる撮像レンズと、前記撮像レンズに
より結像される被写体像を電気信号に変換する撮像素子
と、前記フリップ部の変位角度を検出する検出手段とを
備え、前記筐体部においてメイン操作部が配置されてい
る面を第1面、前記第1面に対向する面を第2面、前記
第1面と前記第2面とに交差し且つ前記長軸方向にある
面を第3面とした場合に、前記撮像レンズを前記第3面
に配置し、前記検出手段が検出した角度に基づいて撮像
を禁止する禁止手段を有するので、前記フリップ部が変
位した場合において、検出した変位角度に基づいて、撮
影画角内に前記フリップ部が侵入したと判断した場合に
は、前記禁止手段が撮像を禁止するため、前記フリップ
部が撮影されるという失敗を避けることが出来る。な
お、フリップ部の変位角度を検出するには、エンコーダ
のように機械的に検出するものや、光学式に検出するも
のが種々考えられるが、検出態様は限定されない。
【0018】第3の本発明の撮像装置は、メイン操作部
が配置される筐体部と、前記筐体部の長軸方向の端部に
設けられる連結部と、前記連結部によって前記筐体部に
対して開閉可能に連結されるフリップ部と、前記フリッ
プ部に設けられる画像表示部と、前記筐体部の前記連結
部の近傍に設けられる撮像レンズと、前記撮像レンズに
より結像される被写体像を電気信号に変換する撮像素子
と、前記フリップ部の変位角度を検出する検出手段とを
備え、前記筐体部においてメイン操作部が配置されてい
る面を第1面、前記第1面に対向する面を第2面、前記
第1面と前記第2面とに交差し且つ前記長軸方向にある
面を第3面とした場合に、前記撮像レンズを前記第3面
に配置し、前記検出手段が検出した角度に基づいて警告
を発する警告手段を有するので、前記フリップ部が変位
した場合において、検出した変位角度に基づいて、撮影
画角内に前記フリップ部が侵入したと判断した場合に
は、前記警告手段が撮影者に警告を発するため、前記フ
リップ部が撮影されるという失敗を低減することが出来
る。
【0019】なお、前記フリップ部が少なくとも2軸周
りに角度変位可能であるように連結されていると、縦撮
り、横撮りを行うのに都合良いが、この際、見やすい方
向にフリップ部を変位させる時に撮影画角内に前記フリ
ップ部が侵入することが多くなるので、前記禁止手段又
は前記警告手段を設けることが特に好ましい。
【0020】第4の本発明の撮像装置は、撮像レンズ
と、前記撮像レンズにより結像される被写体像を電気信
号に変換する撮像素子とを備え、前記撮像レンズ及び前
記撮像素子を備えた撮像装置において、前記撮像レンズ
の光軸方向を、前記撮像装置の筐体部の長軸方向に対し
て10度以上40度以下の角度で傾けたので、前記撮像
装置を片手で把持しても、手首を不自然に曲げることな
く前記レンズを被写体に向けることができ、撮影者の負
担が少なく、長時間把持し続けてもブレなどを抑制する
ことができ、また、高画素や高変倍の光学系を使用して
寸法の長い光学系を用いたとしても筐体部の厚みを抑え
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図面を参照して説明する。図1は、第1の実施の形
態にかかる撮像装置の構成を示すブロック図である。図
2,3は、本実施の形態にかかる撮像装置の斜視図であ
る。
【0022】図1において、電源スイッチ10の投入に
より、電源回路11から電力を供給され、各部の制御を
司るMPU1は、AF回路12を制御して測距動作を行
わせ、AE回路13を介して測光動作を行わせるように
なっている。又、MPU1は、レンズ駆動装置14を制
御して、撮影レンズ14aの合焦動作を行わせ、絞り駆
動装置15を制御して、絞り15aの絞り動作を行わ
せ、CCD駆動装置16を制御して、撮像素子であるC
CD16aの撮像動作を行わせるようになっている。C
CD16aから出力された電子信号は、AGC回路17
でゲインコントロールなどの処理がなされ、A/Dコン
バータ18でデジタル信号に変換された後、信号処理部
19で画像処理がなされた後に、外部メモリ26に記憶
されるようになっている。尚、AF回路12,AE回路
13,レンズ駆動回路14,絞り駆動回路15,CCD
駆動回路16に関しては、良く知られているため、その
説明を省略する。
【0023】更に、MPU1は、信号処理部19と、操
作部20と、表示制御用メモリ21と、ディスプレイ2
4の角度を検出する角度センサ22と、表示用信号処理
部23と、画像表示部であるディスプレイ24と、US
B、RS−232Cなど外部と通信可能なインターフェ
ース25と、メモリカードのような挿抜自在な外部メモ
リ26と、レリーズスイッチ27とに、信号伝達可能に
接続されている。記憶手段は、表示制御用メモリ21
と、外部メモリ26とで構成する。尚、表示制御用メモ
リ21に記憶された画像データは、表示用信号処理部2
3で階調処理などを施された上でディスプレイ24に送
られるが、説明の煩雑さを回避するために、以下におい
ては省略して説明する。
【0024】本実施の形態にかかる撮像装置は、図2に
示すように、本体の一部を構成する筐体部2の一端上縁
に、板状の液晶を含むディスプレイ24を備えたフリッ
プ部24bと筐体部2とを角度変位自在(すなわち開閉
自在)であるように連結部24aを介して取り付けてい
る。尚、フリップ部24bは、裏返しできるよう不図示
の枢軸を介して筐体部2に取り付けられていてもよい。
又、図2に示すように、筐体部2の上面には、複数のキ
ーを含むメイン操作部20が設けられている。更に、フ
リップ部24bを閉じた状態で示す図3に示されるよう
に、筐体部2の被写体に最も近い先端面2c(第3の
面)には、撮影レンズ14aが設けられている。尚、図
2においては、ディスプレイ24に画像(一つはスルー
画像、もう一つは最新に撮像した画像)を並列して表示
しているが、単一の画像を表示しても良い。
【0025】図示される通り、筐体部2は直方体がベー
スとなった形状であり、図中のX方向の長さが最も長い
形状である。そこで、以下、筐体部2における図中X方
向を長軸方向と称し、同様にY方向を幅方向、Z方向を
厚さ方向として以下説明を行う。
【0026】なお、本発明において、筐体部2の第1面
とは、図3のようにフリップ部24bを閉じた時にフリ
ップ部24b側にある面を指す。第1面にテンキー等の
メイン操作部20を配しておけば、フリップ部24bが
閉じられた状態での誤操作を避けることができるため望
ましい。また本発明においてメイン操作部とは第1面に
配置される操作部を称し、上述したとおり、フリップ部
24bが閉じられた状態で操作されたくないキーが含ま
れるようにすることが望ましい。
【0027】図4は、本実施の形態にかかる撮像装置を
用いて撮像を行う際における、撮影者による撮像装置の
把持した状態を示す一部断面図である。筐体部2の上面
2a(第1の面)には、撮影者の親指F1が当接し、筐
体部2の下面2b(ここではレリーズスイッチを含む第
2の面)には、撮影者の人差し指F2と、他の指F3〜
F5が当接している。すなわち、撮影者は、対向する面
2a、2bを、親指F1と、人差し指F2並びに他の指
F3〜F5で把持することができる。
【0028】先端面2cは、内部に鏡筒部2dを有して
おり、その内側に2枚構成のレンズ14aを配置してい
る。尚、レンズ14aは、1枚でも良くまた3枚以上で
あっても良い。鏡筒部2dの奥には、CCD16aが配
置されている。レンズ14aにより、CCD16aの受
光面に被写体像が結像され、電気信号に変換されるよう
になっている。
【0029】ここで、レンズ14aの光軸Xは、上面
2a(本実施の形態では下面2bと平行又は略平行)に
対して角度θで傾いている。すなわち、図3において、
レンズ14aは、その光軸Xが長軸方向(X)との間
で厚さ方向(Z)に角度θがつくように配置され、この
結果、光軸Xは本発明における第1面(筐体部2の上
面2a)に対して角度θをもって傾いている。この角度
θは、複数の実験者により本発明に係る撮像装置を実際
に用いて角度θを変えて撮影を行い、保持しやすさと手
ブレの起こし易さの観点から評価を行い決定した。角度
θと手振れの有無とを示す評価結果は、以下の通りであ
る。
【0030】(手ブレ評価結果) 角度θ:〜0 10 20 30 40 50 60
70 80〜 評価 :× ○ ◎ ○ ○ × ×
× × ◎優(手ブレなし) ○良(手ブレあるが、実用可能レベル) ×悪(手ブレあり)
【0031】以上の評価結果により、θが少なくとも1
0度以上40度以下の場合には良好に撮影を行うことが
でき、特にθが20度を挟んで15度以上25度以下で
ある場合に優れていることが分かった。
【0032】本実施の形態の動作について説明する。電
源スイッチ11をオンの状態にして、図4に示すように
して撮像装置を把持した撮影者が被写体を狙う(光軸X
を不図示の被写体に向ける)ことで、CCD16aが
取得した画像データに基づき、リアルタイムで画像が更
新表示される。ここで、撮影者が、所望のレリーズタイ
ミングでレリーズスイッチ27を押圧すると、MPU1
は、レリーズが行われたと判断し、レリーズスイッチ2
7の操作直後にCCD16aから取得された画像データ
を表示制御用メモリ21に記憶し、ディスプレイ24に
撮像した画像を固定表示する。その画像データは、外部
メモリ26に送信されて記憶されることとなる。
【0033】本実施の形態によれば、図4に示すよう
に、レンズ14aの光軸Xが、筐体部2の上面2aに
対して角度θで傾いているので、撮影者が筐体部2を把
持するのに人間工学的に無理がなく、カメラブレなどを
抑制できる。又、例えば親指F1でレリーズ操作を行う
とした場合、レリーズ操作のため親指F1が上面2aか
ら離れてしまうと、上面2aを抑える指がなくなり、不
安定な状態でレリーズ操作を行わなくてはならないとい
う問題がある。これに対し、本実施の形態のように、レ
リーズスイッチ27を、撮影者の人差し指F2で押圧す
るようにすれば、押圧のため人差し指F2を下面2bか
ら離した状態でも、残りの指F3〜F5で下面2bを抑
えることができるので、安定した状態でレリーズ操作を
行える。又、鏡筒2dが傾いて形成されているので、図
4に示すように、筐体部2の下面2bとの間に空間Sが
生じ、かかる空間Sに回路等を収容できるため、空間の
有効活用を図れる。更に、撮影レンズ14aの光軸X
が傾くことで、撮影レンズ14aが先端面2cより奥側
に引っ込む形となり、指などが不用意に触れる恐れが少
なくなり、ゴミ等の付着も少なくなる。また撮影レンズ
14aを第3面である先端面2cに配置したため、撮影
時に撮影者の指がレンズ14aの前をおおう可能性が低
く、撮影の失敗を低減できる。
【0034】また、本実施の形態によれば、図4におけ
る長軸方向(X)とレンズ14aの光軸Xとが、厚さ
方向(Z)に角度θを持つようにレンズ14aを配置し
たが、その上で更に、図2における長軸方向(X)とレ
ンズ14aの光軸Xとが幅方向(Y)に対しても角度
θを持つようにレンズ14aを配置することが好まし
い。この場合、撮像装置を横撮り/縦撮りの何れに用い
ても、人間工学上無理無く、撮影者が筐体部2を把持す
ることが出来る。なおこの場合における厚さ方向(Z)
の角度θと、幅方向(Y)の角度θは全く同じ角度であ
っても構わないが、異ならせても良い。
【0035】更に、撮像装置が把持された状態を示す図
9,10に示すように、撮影者が親指F1と、中指F
3、薬指F4,小指F5とで筐体2の側面を保持するよ
うにしても、安定した状態で撮像装置を保持できる。か
かる場合、人差し指F2で、下面に配置したレリーズボ
タン(図9,10で不図示)を押圧することが可能であ
る。これに対し、従来の撮像素子搭載型の携帯電話のよ
うに、そのレリーズボタンが上面2aに対応する位置に
配置されている場合、図9,10に示す保持では、片手
でレリーズ操作をすることが不可能であるという問題が
ある。
【0036】更に、ディスプレイ24を備えたフリップ
部24bは、筐体部2に対して任意の角度変位が可能と
なっているので、図4に示すようにカメラを把持したと
きに、外光などの条件に応じて撮影者が最も見やすい位
置に変位させることができ、より適切な撮影を行うこと
ができる。又、撮影者の親指F1が当接する上面2aに
おいて、撮像時に親指F1が当接する位置より被写体側
にフリップ部24bが配置されているので、親指F1で
フリップ部24bの角度変位を制限することが少なくな
り好ましい。
【0037】尚、例えば本体の側面2e(図3)に、レ
ンズ14aの光軸Xの方向を示すマークとしての矢印
Mkを形成すると、撮影者が被写体を狙いやすく好まし
い。又、図2に示すように、筐体部2の上面1aには、
撮影者の親指が置くことができるよう、親指に対応した
くぼみFrを形成しても良い。くぼみFrを形成した場
合、上述の角度θは、親指F1からくぼみFrに当接力
が伝達される点における法線に直交する面(ここでは上
面2aに平行もしくは略平行になる)と、光軸Xとの
なす角度をいう。
【0038】ところで、フリップ部24bは、連結部2
4aを中心に角度変位可能であるから、被写体側に倒し
込むことも可能であり、その倒し込みが適度であれば、
外光を遮蔽するフードの役目を果たし、より適切な撮影
を行える。しかしながら、図4の点線で示すように倒し
込んだ量が多すぎると、フリップ部24bの一部が、レ
ンズ14a及び絞り15a(図4では不図示)により決
まる撮影画角範囲に侵入し、適切な撮像を阻害する恐れ
がある。本実施の形態においては、以下のようにしてか
かる問題を回避している。
【0039】図5は、本実施の形態にかかる撮像装置の
動作を示すフローチャートである。操作部20を用いて
所定の操作を行うことで、撮影者は、禁止モードと警報
モードとを設定できる。まず図5のステップS101
で、角度センサ22と共に制御手段を構成するMPU1
は、禁止モードと警報モードのいずれが設定されている
か判断する。警報モードが設定されていると判断した場
合、MPU1は、ステップS102で、検出手段である
角度センサ22を介して、フリップ部24bの角度変位
量を測定する。
【0040】更に、ステップS103で、MPU1は、
予め定めてあった閾値と比較し、それを超えた場合に
は、ステップS104で警報を発する。かかる警報(警
告ともいう)としては、ここでは警告手段としてのディ
スプレイ24に、「フリップ部24bの角度が大きすぎ
て、適切な撮像を行えないことがあります」といった表
示をさせたり、不図示のLEDを点滅させたり、不図示
のスピーカなどを介して音声や音で警報を発することも
考えられる。尚、警報モードの場合には、撮影者の意思
に基づくレリーズは可能である。
【0041】これに対し、ステップS101で禁止モー
ドが設定されていると判断したMPU1は、ステップS
105で角度センサ22を介して、フリップ部24bの
角度変位量を測定する。
【0042】更に、ステップS106で、禁止手段とし
てのMPU1は、予め定めてあった閾値と比較し、それ
を超えた場合には、ステップS107で撮像を禁止す
る。撮像を禁止する具体的としては、レリーズスイッチ
27を押せなくすること、レリーズスイッチ27を押し
てもレリーズ操作がなされないこと、或いはレリーズス
イッチ27を押しても画像データが外部メモリ26に記
憶されないことなどが考えられる。
【0043】このように、本実施の形態によれば、ディ
スプレイ24が過度に傾動したような場合、それを検出
して所定の動作をすることによって、適切な撮影が行え
るようにすることができ、ユーザーフレンドリーな撮像
装置が提供される。なお、本実施形態では、禁止モード
と警告モードのどちらかを設定するようにしたが、これ
に限られず、禁止しながら警告を発するようにしてもよ
い。
【0044】図6は、第2の実施の形態にかかる撮像装
置の斜視図である。図2,3に示す構成であれば、下面
2bを地面に対向させた姿勢での撮影(これを横撮りと
いう)では、ディスプレイ24に天地の正しい画像を表
示させることができるが、これを光軸周りに90度回転
させ、側面を地面に対向させた姿勢での撮影(これを縦
撮りという)では、ディスプレイ24に表示された画像
は、天地が水平方向となるため、それを見た撮影者が構
図を決めるのが困難となる場合もある。
【0045】そこで、図6に示す第2の実施の形態にお
いては、筐体部2’に対して、ディスプレイ24’を図
6のY軸周りに角度変位させ、且つY軸に直交するZ軸
周りに角度変位させることができる。すなわち、縦撮り
の状態でも、図6に示すように、ディスプレイ24’を
正立した状態に保持できるため、適切な撮影を行うこと
ができる。フリップ部24b’の収納時には、図3に示
す状態となる。尚、本実施の形態では、撮影レンズ(不
図示)の光軸は、Y軸に平行であっても良い。又、図6
に示す状態で横撮りしてもよいし、図2に示す状態で縦
撮りしても良い。但し、その場合には、表示される画像
を90度回転させる画像処理が必要である。
【0046】図7は、筐体部2’に対してフリップ部2
4b’を少なくとも2つの軸(例えば図6のY’軸、
Z’軸)周りに角度変位させる構成の一例を示す断面図
である。フリップ部24b’の角部より突出した軸の先
端に球24a’が形成されている。一方、筐体部2’の
角部には、球状の凹部2f’が形成されている。凹部2
f’に球24a’を係合させれば、筐体部2’に対して
フリップ部24b’は、関節状にいかなる方向にも角度
変位しうる。
【0047】尚、以上の構成の他に、角度変位自在なリ
ンクを介して、本体とディスプレイとを連結するものも
考えられる。図8は、第3の実施の形態にかかる撮像装
置の斜視図である。図8において、リンク24a”の下
端は、筐体部2”に対してY軸周りに角度変位可能に支
持されており、且つリンク24a”の上端は、フリップ
部24b”の裏面中央を、Y”軸と直交するZ”軸周り
に角度変位可能に支持している。本実施の形態の作用効
果も、上述した実施の形態と同様である。
【0048】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。例えばレンズ14aはズームレンズで
あっても良い。又、本発明の撮像装置を両手で支持して
撮影しても良いことは、もちろんである。更に、筐体部
の第1面にもディスプレイを設け、フリップ部のディス
プレイと併用しても良い。
【0049】たとえば、別な実施の形態(フリップ部は
省略して示されている)を示す図11において、筐体部
2”’に、複数(3つ)の撮影光学系(レンズ群)14
a1,14a2,14a3を設けることができる。かか
る撮影光学系14a1,14a2,14a3は、その光
軸X01,X02,X03が交差するように配置され、
撮影条件に応じて切り替えて使い分けができる。一例と
しては、右利きの撮影者が筐体部2”’を右手で把持し
ながら縦撮りで撮影する場合、撮影光学系14a1を用
いると光軸X01が自然に被写体を向くようになり都合
が良く、左利きの撮影者が筐体部2”’を左手で把持し
ながら人が縦撮りで撮影する場合、撮影光学系14a3
を用いると光軸X03が自然に被写体を向くようになり
都合が良く、いずれの手で把持しても横取りの撮影を行
う場合、撮影光学系14a2を用いると、上述した実施
の形態のごとく都合がよい。尚、撮影光学系は、3つで
はなく、撮影光学系14a1,14a2の一方又はいず
れか2つを組み合わせて設けても良い。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、例えば片手で被写体を
撮影する場合にも、安定した状態で適切な撮影を行うこ
とができる撮像装置を提供することができる。また、本
発明によれば、フリップ部がレンズに被って撮影が失敗
するといった問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる電子カメラの構成
を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態にかかる撮像装置の斜視図で
ある。
【図3】本実施の形態にかかる撮像装置の斜視図であ
る。
【図4】本実施の形態にかかる撮像装置を用いて撮像を
行う際における、撮影者の手と撮像装置との関係を示す
一部断面図である。
【図5】本実施の形態の撮像装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】第2の実施の形態にかかる撮像装置の斜視図で
ある。
【図7】筐体部2’に対してディスプレイ24’を少な
くとも2つの軸(例えば図6のY軸、Z軸)周りに角度
変位させる構成の一例を示す断面図である。
【図8】第3の実施の形態にかかる撮像装置の斜視図で
ある。
【図9】筐体部2の側面を把持した状態で示す図であ
る。
【図10】筐体部2の側面を把持した状態で示す図であ
る。
【図11】光軸の方向が互いに異なる複数の撮影光学系
を備えた撮像装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 MPU 2,2’、2”、2”’ 本体 16a CCD 21 表示制御用メモリ 22 角度センサ 24、24’、24” ディスプレイ 27 レリーズスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/21 H04M 1/21 M H04N 5/232 H04N 5/232 Z // H04N 101:00 101:00 (72)発明者 谷中 茂樹 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H100 AA18 AA32 AA33 AA41 BB05 2H102 AB00 AB08 BB08 BB32 BB33 5C022 AA13 AC18 AC21 AC32 AC42 AC54 AC69 AC77 AC78 5K023 AA07 BB11 DD08 MM00 MM25

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メイン操作部が配置される筐体部と、 前記筐体部の長軸方向の端部に設けられる連結部と、 前記連結部によって前記筐体部に対して開閉可能に連結
    されるフリップ部と、 前記フリップ部に設けられる画像表示部と、 前記筐体部の前記連結部の近傍に設けられる撮像レンズ
    と、 前記撮像レンズにより結像される被写体像を電気信号に
    変換する撮像素子とを備え、 前記筐体部においてメイン操作部が配置されている第1
    面に対して、前記撮像レンズの光軸方向が10度以上4
    0度以下の角度で傾くよう前記撮影レンズを配置したこ
    とを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記第1面に対して、前記撮像レンズの
    光軸方向が15度以上25度以内の角度で傾くよう前記
    撮影レンズを配置したことを特徴とする請求項1に記載
    の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像レンズの光軸方向が、前記長軸
    方向と前記長軸方向と直交する幅方向の間で前記第1面
    に対して傾くよう前記撮影レンズを配置したことを特徴
    とする請求項1又は2のいずれかに記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記筐体部において前記メイン操作部が
    配置されている面を第1面、前記第1面に対向する面を
    第2面、前記第1面と前記第2面とに交差し且つ前記長
    軸方向にある面を第3面とした場合に、前記撮像レンズ
    を前記第3面に配置したことを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 レリーズボタンを前記第2面に配置した
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像レンズの光軸方向を示すマーク
    を付与したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 メイン操作部が配置される筐体部と、 前記筐体部の長軸方向の端部に設けられる連結部と、 前記連結部によって前記筐体部に対して開閉可能に連結
    されるフリップ部と、 前記フリップ部に設けられる画像表示部と、 前記筐体部の前記連結部の近傍に設けられる撮像レンズ
    と、 前記撮像レンズにより結像される被写体像を電気信号に
    変換する撮像素子と、 前記フリップ部の変位角度を検出する検出手段とを備
    え、 前記筐体部においてメイン操作部が配置されている面を
    第1面、前記第1面に対向する面を第2面、前記第1面
    と前記第2面とに交差し且つ前記長軸方向にある面を第
    3面とした場合に、前記撮像レンズを前記第3面に配置
    し、 前記検出手段が検出した角度に基づいて撮像を禁止する
    禁止手段を有することを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 メイン操作部が配置される筐体部と、 前記筐体部の長軸方向の端部に設けられる連結部と、 前記連結部によって前記筐体部に対して開閉可能に連結
    されるフリップ部と、 前記フリップ部に設けられる画像表示部と、 前記筐体部の前記連結部の近傍に設けられる撮像レンズ
    と、 前記撮像レンズにより結像される被写体像を電気信号に
    変換する撮像素子と、 前記フリップ部の変位角度を検出する検出手段とを備
    え、 前記筐体部においてメイン操作部が配置されている面を
    第1面、前記第1面に対向する面を第2面、前記第1面
    と前記第2面とに交差し且つ前記長軸方向にある面を第
    3面とした場合に、前記撮像レンズを前記第3面に配置
    し、 前記検出手段が検出した角度に基づいて警告を発する警
    告手段を有することを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記フリップ部が少なくとも2軸周りに
    角度変位可能であるように連結されていることを特徴と
    する請求項7又は8に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 撮像レンズと、前記撮像レンズにより
    結像される被写体像を電気信号に変換する撮像素子とを
    備え、前記撮像レンズ及び前記撮像素子を備えた撮像装
    置において、 前記撮像レンズの光軸方向を、前記撮像装置の筐体部の
    長軸方向に対して10度以上40度以下の角度で傾けた
    ことを特徴とする撮像装置。
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