JP2003275528A - 排出空気処理装置 - Google Patents
排出空気処理装置Info
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Landscapes
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Abstract
においても、排出空気に含まれる分散粒子を簡易且つ効
果的に除去することが可能な排出空気処理装置を提供す
ること。 【解決手段】 排出空気処理装置11は、箱体13内に
おいて、上から水噴霧ノズル21、スクリーン部材2
3、オゾンガス噴出ノズル25、複数の板部材27,2
9の順に備える。板部材27,29は、鉛直方向に所定
間隔を有するとともに、鉛直方向と交差するように傾斜
して配置されている。板部材27,29の下方側の端部
には、その傾斜方向と交差するよう上方に折り曲げられ
た返し部45が設けられている。スクリーン部材23を
通過して板部材27,29の下方側の端部(返し部4
5)において貯えられた水は、当該スクリーン部材23
を通過した排出空気の流れによりミスト状に巻き上げら
れる。ミスト状に巻き上げられた水は、スクリーン部材
23を通過した排出空気と接触することとなり、排出空
気から油煙を除去する。
Description
る、油煙又は粉体等の分散粒子を除去するための排出空
気処理装置に関する。
又は粉体等の分散粒子を含んだ排出空気に対して水を噴
射する噴射ノズルを備え、当該噴射ノズルから噴射した
水と排出空気とを接触させて、排出空気に含まれる分散
粒子を分離、除去するものが知られている。
象となる排出空気の量が増加した場合、噴射ノズルから
噴射する水量の増加、あるいは、噴射ノズル数の増加等
の対策を講じる必要があるが、以下のような問題点を有
することとなる。
合、装置にて使用する水量が増加することから、水道代
といったランニングコストが上昇することとなる。噴射
ノズル数を増やした場合、噴射ノズル及び噴射ノズルへ
の配管をどのように配置するのかといったのレイアウト
上の問題が生じ、構造が複雑になってしまう。また、装
置自体のコストも上昇することとなる。
で、本発明は、処理対象となる排出空気の量が増加した
場合においても、排出空気に含まれる分散粒子を簡易且
つ効果的に除去することが可能な排出空気処理装置を提
供することを目的とする。
理装置は、排出空気に含まれる分散粒子を除去するため
の排出空気処理装置であって、水を供給する水供給手段
と、水供給手段から供給された水を所定の時間付着して
滞留させ得ると共に水を通過させ得るスクリーン部材
と、スクリーン部材を通過した水を貯えると共に、スク
リーン部材を通過した排出空気の流れにより貯えた水を
ミスト状に巻き上げるためのミスト形成手段と、を備え
ることを特徴としている。
ず、スクリーン部材に所定の時間滞留する水が排出空気
に含まれる分散粒子に接触して、排出空気から分散粒子
を除去する。そして、ミスト形成手段が備えられること
により、スクリーン部材を通過して貯えられた水は、当
該スクリーン部材を通過した排出空気の流れによりミス
ト状に巻き上げられる。このミスト形成手段によりミス
ト状に巻き上げられた水は、スクリーン部材を通過した
排出空気と接触することとなり、排出空気から分散粒子
を除去する。このように、スクリーン部材を通過した水
を、再度、排出空気から分散粒子を除去する水として利
用しているので、処理対象となる排出空気の量が増加し
た場合においても、排出空気に含まれる分散粒子を簡易
且つ効果的に除去することができる。
するように傾斜して配置される板部材を含み、板部材の
下方側の端部には、スクリーン部材を通過した水を貯え
るための返し部が設けられていることが好ましい。この
ように構成した場合、スクリーン部材を通過した水を貯
えると共に、スクリーン部材を通過した排出空気の流れ
により貯えた水をミスト状に巻き上げ得るミスト形成手
段の構成を、簡易且つ低コストにて実現することができ
る。
形成された切り欠き部が設けられていることが好まし
い。このように構成した場合、板部材の下方側の端部に
貯えられた水を、簡易な構造にて適切にミスト状とする
ことができる。
して複数配置されており、複数の板部材は、その傾斜方
向が互いに交差していることが好ましい。このように構
成した場合、スクリーン部材を通過した水が複数箇所に
おいてスクリーン部材を通過した排出空気と接触するこ
ととなり、排出空気に含まれる分散粒子をより一層効果
的に除去することができる。
に配置され、スクリーン部材を通過した排出空気に対し
てオゾンガスを混入してスクリーン部材を通過した排出
空気を脱臭する脱臭手段を更に備えることが好ましい。
このように構成した場合、脱臭手段により、スクリーン
部材を通過した排出空気に対してオゾンガスが混入さ
れ、排出空気に含まれる匂成分が分解されて脱臭され
る。排出空気に油煙又は粉体等の分散粒子が多量に含ま
れている場合、オゾンガスによる脱臭(匂成分の分解)
が妨げられることになり、多量のオゾンガスを必要とし
たり、匂成分の分解にかかる時間が長くなったりして、
排出空気を効率的に脱臭することが難しい。しかしなが
ら、上述したように、スクリーン部材にて分散粒子が除
去された排出空気にオゾンガスを混入して脱臭するの
で、必要最小限とのオゾンガスにて効果的に匂成分を分
解して脱臭することができる。これにより、排出空気に
含まれる分散粒子を除去すると共に、排出空気を効果的
に脱臭することができる。また、複数の板部材の配置に
より、オゾンガス及び排出空気が流れることになる通路
が蛇行して形成され、その長さが長くなる。このため、
オゾンガスと排出空気とが混ざり合う時間が長くなり、
より多くの匂成分をオゾンガスにて分解することができ
る。
に向けてミスト状に噴出させる水噴霧ノズルを含むこと
が好ましい。このように構成した場合、排出空気に含ま
れる分散粒子は、スクリーン部材に所定の時間滞留する
水だけでなく、水噴霧ノズルから噴出されたミスト状の
水とも混じることになり、分散粒子を水と適切且つ確実
に接触させることができる。この結果、分散粒子をより
一層効果的に除去することができる。
気に含まれる分散粒子を除去するための排出空気処理装
置であって、水をミスト状に噴出させる水噴霧ノズル
と、水噴霧ノズルからミスト状に噴出された水を所定の
時間付着して滞留させ得ると共に水を通過させ得るスク
リーン部材と、スクリーン部材の下方において、鉛直方
向と交差するように傾斜して配置される板部材と、備
え、板部材の下方側の端部には、スクリーン部材を通過
した水を貯えるための返し部が設けられていることを特
徴としている。
ず、排出空気に含まれる分散粒子は、スクリーン部材に
所定の時間滞留する水だけでなく、水噴霧ノズルから噴
出されたミスト状の水とも混じることとなる。これによ
り、分散粒子を水と適切且つ確実に接触させることがで
きる。そして、スクリーン部材に所定の時間滞留する水
が排出空気に含まれる分散粒子に接触して、排出空気か
ら分散粒子を除去する。更に、板部材が鉛直方向と交差
するように傾斜して配置されていることから、スクリー
ン部材を通過した排出空気は板部材に沿って流れ、この
排出空気の流れにより板部材の下方側の端部において返
し部により貯えられた水がミスト状に巻き上げられるこ
ととなる。このミスト状に巻き上げられた水は、スクリ
ーン部材を通過した排出空気と接触することとなり、排
出空気から分散粒子を除去する。このように、スクリー
ン部材を通過した水を、再度、排出空気から分散粒子を
除去する水として利用しているので、処理対象となる排
出空気の量が増加した場合においても、排出空気に含ま
れる分散粒子を簡易且つ効果的に除去することができ
る。
処理装置について図面を参照して説明する。本実施形態
では、本発明を排気空気から主に油煙を除去する排出空
気処理装置に適用した例を示す。
排出空気処理装置を説明する。図1は、本実施形態に係
る排出空気処理装置を示す構成図である。
画する壁部5には換気扇装置7が設けられており、この
換気扇装置7により、調理器(図示せず)等から発生す
る油煙を含んだ空気が室外3側に排出されることにな
る。
体13を備えており、縦長とされた状態で室外3に設置
されている。箱体13は、ブラケット等を用いて壁部5
の室外3側の面に固定してもよく、支柱を用いて地面に
対して支えるようにしてもよい。
には、フランジ部15aが設けられており、このフラン
ジ部15aにダクト17がボルト等(図示せず)により
取付けられている。ダクト17は、換気扇装置7に対応
する入口部17aと、排出空気処理装置11に対応する
出口部17bとを有している。これにより、油煙を含ん
だ排出空気が換気扇装置7、ダクト17を介して箱体1
3内に送られることとなる。箱体13の他端側(底部
側)には、排出空気処理装置11にて処理された空気を
排出する出口部19が設けられている。
理装置11と別体に構成した場合、ダクト17の形状を
変更することにより、様々な方向あるいは角度から排出
空気処理装置11に排出空気を取り込むことが可能とな
るという効果を奏する。もちろん、ダクト17を箱体1
3と一体に形成した構成を採用することも可能である。
1、スクリーン部材23、オゾンガス噴出ノズル25、
複数(本実施形態においては、2体)の板部材27,2
9等を備えている。これらの水噴霧ノズル21、スクリ
ーン部材23、オゾンガス噴出ノズル25及び複数の板
部材27,29は、図1に示されるように、箱体13内
において、上から水噴霧ノズル21、スクリーン部材2
3、オゾンガス噴出ノズル25、複数の板部材27,2
9の順に配設されている。
に取付けられており、スクリーン部材23に向けて水W
1をミスト状に噴出する。この水噴霧ノズル21は、ス
クリーン部材23に対向して配置されている。給水管3
1は、電磁弁33、レギュレータ35等を介して既存の
水道設備に接続されており、水噴霧ノズル21は水道水
を噴出させる。電磁弁33は、水噴霧ノズル21から水
W1を噴出させるか否かを制御するためのものである。
レギュレータ35は、給水管31内の水圧、すなわち水
噴霧ノズル21における噴射圧力を所望の値に調整する
ためのものである。水噴霧ノズル21は、スクリーン部
材23の略全面に対して水を供給するように、ミスト状
の水W1を噴出することが好ましい。ここで、水噴霧ノ
ズル21は、水供給手段として機能する。
るように傾斜して配設されており、水噴霧ノズル21か
ら噴出されたミスト状の水W1を所定の時間付着して滞
留させ得ると共に、付着して滞留した水を通過させ得る
構成となっている。スクリーン部材23には、麻や椰子
の実などの天然の長繊維からなるマット部材、金属製
(たとえば、ステンレススチール製)の細目網を複数枚
積層したもの等を用いることができる。なお、本実施形
態においては、スクリーン部材23は、スクリーン部材
23を通過する排出空気の流れ方向に対しても傾斜して
配設されている。
は、図2にも示されるように、樋部材37が配置されて
いる。この樋部材37には、所定間隔を有して複数の切
り欠き部39が形成されている。樋部材37には、その
一端部に給水管41が接続されており、後述するよう
に、スクリーン部材23を通過した後に回収された水の
一部が供給される。樋部材37は、箱体13(スクリー
ン部材23)の幅方向にわたって設けられ、スクリーン
部材23に水W2を散布する。
を発生するオゾンガス発生部43に接続されており、ス
クリーン部材23を通過した排出空気に対しオゾンガス
OZを噴出して混入するものである。オゾンガス噴出ノ
ズル25は、スクリーン部材23の上側端部の下方に寄
せて配設されており、箱体13内の排出空気の流れ方向
に見て、スクリーン部材23の後段、すなわち、スクリ
ーン部材23と板部材27,29との間に位置してい
る。なお、オゾンガス噴出ノズル25は、オゾンガスO
Zを噴出する噴出口が複数形成された管状部材であり、
箱体13の幅方向にわたって設けられる。オゾンガス発
生部43としては、エアポンプ、オゾナイザ及び高圧電
源等を備えた既存のオゾンガス発生装置を用いることが
できる。ここで、オゾンガス噴出ノズル25は、脱臭手
段として機能する。
に所定間隔を有するとともに、鉛直方向と交差するよう
に傾斜して配置されている。板部材27の傾斜方向は、
スクリーン部材23の傾斜方向と略同じとされている。
これにより、排出空気処理装置11(箱体13)の全長
(鉛直方向での長さ)が長くなってしまうのを抑制し
て、排出空気処理装置11のコンパクト化が可能とな
る。また、板部材27,29は、その傾斜方向が互いに
交差している。これにより、オゾンガスOZ及び排出空
気が流れることになる通路が蛇行して形成される。
3に示されるように、その傾斜方向と交差するよう上方
に折り曲げられた返し部45が設けられている。この返
し部45により、板部材27,29は、その下方側の端
部において、スクリーン部材23を通過した水の一部を
貯えるように構成されることとなる。返し部45には、
所定間隔を有して複数形成された切り欠き部46が設け
られている。返し部45は、板部材27,29と一体に
構成するようにしてもよく、別体に構成して板部材2
7,29に溶接等で固定するようにしてもよい。切り欠
き部46からは、貯えられた水W3の一部が流れ出る。
ンガスOZが大気中に排出されるのを防ぐためのオゾン
分解触媒(図示せず)が設けられている。
を通過して落下した水を排出するための排出パイプ47
が接続されている。排出パイプ47は、オイルセパレー
タ(油分分離槽)49に接続されており、底部からオイ
ルセパレータ49に流れることとなる。オイルセパレー
タ49は、油吸着剤51(たとえば粒状活性炭等)を有
する。オイルセパレータ49に導かれた水は、油吸着剤
51にて油分が除去された後に、グリーストラップ(図
示せず)等に送られる。
設けられている。ポンプ53は、給水管41に接続され
ており、油吸着剤51を通過した水の一部を樋部材37
に供給する。これにより、油吸着剤51を通過した水の
一部は、ポンプ53により樋部材37に供給されて、ス
クリーン部材23に散布される水W2としてリサイクル
されることとなる。
11の動作について説明する。図4において、排出空気
の流れを二点鎖線にて示している。なお、排出空気処理
装置11の運転/停止(オゾンガス発生部43のオン/
オフ、電磁弁33の開作動/閉作動)は、換気扇装置7
の運転/停止に同期させることが好ましい。
は、換気扇装置7によりダクト17を通って排出空気処
理装置11内に送られる。排出空気に含まれる油煙は、
箱体13内の上部において水噴霧ノズル21からミスト
状に噴出された水W1と混じり、油煙の油脂成分がミス
ト状の水W1に接触し冷却されて凝縮する。このように
油煙の油脂成分が水W1と接触して凝縮することによ
り、油煙は、水噴霧ノズル21から噴出された水W1に
付着した液体となり、噴出された水W1と混合してスク
リーン部材23上に液膜を形成する。なお、水噴霧ノズ
ル21からスクリーン部材23の略全面に対して水を供
給するようにミスト状の水W1を噴出させた場合、スク
リーン部材23の略全面に液膜が形成されることにな
る。これにより、スクリーン部材23の略全面を、油煙
と水とを接触させる部分として有効に利用することがで
きる。
51を通過した水の一部がポンプ53により樋部材37
に供給されて、散布される。樋部材37から散布された
水W2によっても、スクリーン部材23上に液膜が形成
されることとなる。このとき、樋部材37には、複数の
切り欠き部39が形成されていることから、この切り欠
き部39から水W2が流れ出してスクリーン部材23上
に散布され、スクリーン部材23に対して適切且つ確実
に水W2を散布することができる。
より液化されなかった油煙は、スクリーン部材23を通
過する際に、その油脂成分がスクリーン部材23上に形
成された液膜に接触し、付着する。スクリーン部材23
上の液膜は、時間の経過とともに、水滴となって板部材
27,29上に落下して、スクリーン部材23を通過す
る。スクリーン部材23が傾斜して配置されていること
により、液膜がスクリーン部材23上に形成され易くな
るとともに、スクリーン部材23の面積が大きくなり、
油煙と水とを接触させる部分が拡大することになる。
部材27,29が傾斜して配置されていることから、板
部材27,29上を流れて、返し部45により貯えられ
る。このとき、板部材27,29が鉛直方向と交差する
ように傾斜して配置されていることから、スクリーン部
材23を通過した排出空気は板部材27,29に沿って
流れ、この排出空気の流れにより板部材27,29の下
方側の端部において貯えられた水W3の一部がミスト状
に巻き上げられる。また、返し部45には複数の切り欠
き部46が設けられていることから、この切り欠き部4
6から水が流れ出して落下するが、スクリーン部材23
を通過した排出空気によりミスト状となる。これらのミ
スト状とされた水W4はスクリーン部材23を通過した
排出空気と接触し、排出空気に含まれる油煙の油脂成分
と接触して油脂成分を凝縮させる。これにより、油煙
は、水に付着した液体となり、箱体13の底部に落下す
る。ここで、板部材27,29は、ミスト形成手段とし
て機能する。
れた油脂成分を含む)は、箱体13の底部から排出パイ
プ47に流れ込んで、箱体13外部に設けられたオイル
セパレータ49に至る。オイルセパレータ49では、水
に含まれる油脂成分を分離、除去した後、排水する。ま
た、油脂成分が分離、除去された水の一部は、上述した
ように、ポンプ53により樋部材37に供給する。
は、水噴霧ノズル21から噴出された水W1、スクリー
ン部材23上の液膜(水噴霧ノズル21から噴出された
水W1、及び、樋部材37から散布された水W2)、及
び、板部材27,29の下方側の端部(返し部45)か
らミスト状に巻き上げられた水W4と接触して凝縮し、
これらに付着することにより、排出空気から殆ど除去さ
れることになる。
は、箱体13内のスクリーン部材23下方の空間におい
て、オゾンガス噴出ノズル25から噴出されたオゾンガ
スOZが混入される。このオゾンガスOZの混入によ
り、排出空気に含まれる匂成分が酸化分解されて、排出
空気が脱臭されることになる。このとき、上述したよう
に板部材27,29が傾斜して配設されているので、オ
ゾンガスOZ及び排出空気が流れていくことになる部分
の通路断面積が徐々に小さくなり、オゾンガスOZと排
出空気とが混じり易くなる。これにより、排出空気の脱
臭(匂成分の分解)を促進して、分解されずに残る匂成
分の量を低減することができる。更に、板部材27,2
9は、その傾斜方向が互いに交差していることから、オ
ゾンガスOZ及び排出空気が流れることになる通路が蛇
行して形成され、その長さを長くなる。このため、オゾ
ンガスOZと排出空気とが混ざり合う時間が長くなり、
より多くの匂成分をオゾンガスOZにて分解することが
できる。
され、オゾンガスOZにより匂成分が分解された排出空
気は、出口部19を通って、処理空気として大気中に放
出されることになる。なお、反応しきれなかった余剰の
オゾンガスOZは、オゾン分解触媒により酸素(O2)
に分解されて、大気中に放出される。
理装置11においては、まず、スクリーン部材23に液
膜として所定の時間滞留する水が排出空気に含まれる油
煙(油脂成分)に接触して、排出空気から油煙を除去す
る。スクリーン部材23を通過して板部材27,29の
下方側の端部(返し部45)において貯えられた水W3
は、当該スクリーン部材23を通過した排出空気の流れ
によりミスト状に巻き上げられる。ミスト状に巻き上げ
られた水W4は、スクリーン部材23を通過した排出空
気と接触することとなり、排出空気から油煙を除去す
る。このように、スクリーン部材23を通過した水を、
再度、排出空気から油煙を除去する水として利用してい
るので、処理対象となる排出空気の量が増加した場合に
おいても、排出空気に含まれる油煙を簡易且つ効果的に
除去することができる。
においては、板部材27,29を鉛直方向と交差するよ
うに傾斜して配置し、当該板部材27,29の下方側の
端部にスクリーン部材23を通過した水を貯えるための
返し部45を設けている。これにより、スクリーン部材
23を通過した水を貯えると共に、スクリーン部材23
を通過した排出空気の流れにより貯えた水W3をミスト
状に巻き上げ得る構成を、簡易且つ低コストにて実現す
ることができる。
において、返し部45には、所定間隔を有して複数形成
された切り欠き部46が設けられている。これにより、
板部材27,29の下方側の端部に貯えられた水W3
を、簡易な構造にて適切且つ容易にミスト状とすること
ができる。
においては、板部材27,29は、鉛直方向に所定間隔
を有して複数配置されており、複数の板部材27,29
は、その傾斜方向が互いに交差している。これにより、
スクリーン部材23を通過した水が複数箇所においてス
クリーン部材23を通過した排出空気と接触することと
なり、排出空気に含まれる分散粒子をより一層効果的に
除去することができる。
においては、スクリーン部材23と板部材27,29と
間に配置され、スクリーン部材23を通過した排出空気
に対してオゾンガスOZを混入してスクリーン部材23
を通過した排出空気を脱臭するオゾンガス噴出ノズル2
5を備えている。これにより、スクリーン部材23を通
過した排出空気に対してオゾンガスOZが混入され、排
出空気に含まれる匂成分が分解されて脱臭される。排出
空気に油煙が多量に含まれている場合、オゾンガスOZ
による脱臭(匂成分の分解)が妨げられることになり、
多量のオゾンガスOZを必要としたり、匂成分の分解に
かかる時間が長くなったりして、排出空気を効率的に脱
臭することが難しい。しかしながら、上述したように、
スクリーン部材23にて油煙が除去された排出空気にオ
ゾンガスOZを混入して脱臭するので、必要最小限との
オゾンガスOZにて効果的に匂成分を分解して脱臭する
ことができる。これにより、排出空気に含まれる油煙を
除去すると共に、排出空気を効果的に脱臭することがで
きる。また、複数の板部材27,29の配置により、オ
ゾンガスOZ及び排出空気が流れることになる通路が蛇
行して形成され、その長さが長くなる。このため、オゾ
ンガスOZと排出空気とが混ざり合う時間が長くなり、
より多くの匂成分をオゾンガスOZにて分解することが
できる。
においては、水噴霧ノズル21から水W1をスクリーン
部材23に向けてミスト状に噴出させている。これによ
り、排出空気に含まれる油煙は、スクリーン部材23に
所定の時間滞留する水だけでなく、水噴霧ノズル21か
ら噴出されたミスト状の水W1とも混じることになり、
油煙を水と適切且つ確実に接触させることができる。こ
の結果、油煙をより一層効果的に除去することができ
る。
においては、水噴霧ノズル21及び樋部材37の両者か
らスクリーン部材23に水W1,W2が供給されること
となり、処理対象となる排出空気の量が増加した場合に
おいても、スクリーン部材23に供給する水W1,W2
の量を容易に増やすことができ、排出空気に含まれる油
煙を効果的に除去することができる。この結果、油煙を
より一層効果的に除去することができる。そして、樋部
材37には、スクリーン部材23を通過した水が回収さ
れてスクリーン部材23に散布する水W2として供給さ
れるので、処理に用いた水がリサイクルされることとな
り、ランニングコストの上昇を抑制することができる。
においては、オイルセパレータ49に、油吸着剤51を
通過した水を樋部材37に送るポンプ53が設けられて
いる。これにより、排出空気が分散粒子として油煙を含
むものであっても、油分が除去された水を樋部材37に
供給することが可能となり、処理に用いた水をリサイク
ルすることによる処理効率(油煙の除去効率)の低下を
抑制することができる。
においては、樋部材37に所定間隔を有して複数の切り
欠き部39が形成されている。これにより、スクリーン
部材23に対して適切且つ確実に水W2を散布すること
ができる。
ものではなく、スクリーン部材23、水噴霧ノズル2
1、板部材27,29の数も上述した実施形態に限られ
るものではない。また、出口部19に、箱体13内の排
出空気を積極的に排出するための送風機を設けてもよ
い。また、返し部45を板部材27,29の下方側の端
部を折り曲げて形成しているが、湾曲して形成するよう
にしてもよい。また、樋部材37及びポンプ53は必ず
しも設けておく必要はない。もちろん、匂成分の分解が
不要な場合には、オゾンガス噴出ノズル25及びオゾン
ガス発生部43を備えておく必要はない。
に油煙を排気空気から除去する排出空気処理装置11に
適用した例を示しているが、本発明は、これに限られる
ことなく、油煙以外の分散粒子、たとえばカレー粉等の
粉体を除去する排出空気処理装置11に適用することが
できる。また、本実施形態においては、水噴霧ノズルか
ら噴出する水W1として水道水を用いているが、これに
限られることなく、排出空気に含まれる分散粒子に応じ
て、当該分散粒子を化学的に浄化処理するための薬品を
混合した水を用いるようにしてもよい。
排出空気処理装置によれば、処理対象となる排出空気の
量が増加した場合においても、排出空気に含まれる分散
粒子を簡易且つ効果的に除去することが可能な排出空気
処理装置を提供することができる。
す構成図である。
部を示す斜視図である。
作を説明するための模式図である。
19…出口部、21…水噴霧ノズル、23…スクリーン
部材、25…オゾンガス噴出ノズル、27,29…板部
材、37…樋部材、39…切り欠き部、43…オゾンガ
ス発生部、45…返し部、46…切り欠き部、47…排
出パイプ、49…オイルセパレータ、51…油吸着剤、
53…ポンプ。
Claims (7)
- 【請求項1】 排出空気に含まれる分散粒子を除去する
ための排出空気処理装置であって、 水を供給する水供給手段と、 前記水供給手段から供給された前記水を所定の時間付着
して滞留させ得ると共に前記水を通過させ得るスクリー
ン部材と、 前記スクリーン部材を通過した水を貯えると共に、前記
スクリーン部材を通過した排出空気の流れにより前記貯
えた水をミスト状に巻き上げるためのミスト形成手段
と、を備えることを特徴とする排出空気処理装置。 - 【請求項2】 前記ミスト形成手段は、鉛直方向と交差
するように傾斜して配置される板部材を含み、 前記板部材の下方側の端部には、前記スクリーン部材を
通過した前記水を貯えるための返し部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の排出空気処理装置。 - 【請求項3】 前記返し部には、所定間隔を有して複数
形成された切り欠き部が設けられていることを特徴とす
る請求項2に記載の排出空気処理装置。 - 【請求項4】 前記板部材は、鉛直方向に所定間隔を有
して複数配置されており、 前記複数の板部材は、その傾斜方向が互いに交差してい
ることを特徴とする請求項2に記載の排出空気処理装
置。 - 【請求項5】 前記スクリーン部材と前記複数の板部材
と間に配置され、前記スクリーン部材を通過した排出空
気に対してオゾンガスを混入して前記スクリーン部材を
通過した前記排出空気を脱臭する脱臭手段を更に備える
ことを特徴とする請求項4に記載の排出空気処理装置。 - 【請求項6】 前記水供給手段は、前記水を前記スクリ
ーン部材に向けてミスト状に噴出させる水噴霧ノズルを
含むことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一
項に記載の排出空気処理装置。 - 【請求項7】 排出空気に含まれる分散粒子を除去する
ための排出空気処理装置であって、 水をミスト状に噴出させる水噴霧ノズルと、 前記水噴霧ノズルからミスト状に噴出された前記水を所
定の時間付着して滞留させ得ると共に前記水を通過させ
得るスクリーン部材と、 前記スクリーン部材の下方において、鉛直方向と交差す
るように傾斜して配置される板部材と、備え、 前記板部材の下方側の端部には、前記スクリーン部材を
通過した前記水を貯えるための返し部が設けられている
ことを特徴とする排出空気処理装置。
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