JP2003278809A - ドラム式電磁ブレーキの手動解放装置 - Google Patents
ドラム式電磁ブレーキの手動解放装置Info
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- JP2003278809A JP2003278809A JP2002087097A JP2002087097A JP2003278809A JP 2003278809 A JP2003278809 A JP 2003278809A JP 2002087097 A JP2002087097 A JP 2002087097A JP 2002087097 A JP2002087097 A JP 2002087097A JP 2003278809 A JP2003278809 A JP 2003278809A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シューをロータから離間操作する際に、機械
的なロスを低減し得て比較的軽い操作力でシューを移動
させ、しかも、制動解除状態においてシューの片当たり
をなくする。 【解決手段】 シュー35a,35bにその幅方向に離
間して連結され、固定部材20を径方向に貫通して固定
部材の内方に突出する複数の連結ボルト24a,24b
と、これら複数の連結ボルト24a,24bをスプリン
グの付勢力に抗してラジアル方向内方へ移動させるよう
初期から均等に引張力を与える引張力付与手段と、固定
部材に回動可能に取り付けられ、手動により回動操作さ
れた際にその操作力を引張力付与手段に伝達する解放用
ハンドル26a,26bとを備える。
的なロスを低減し得て比較的軽い操作力でシューを移動
させ、しかも、制動解除状態においてシューの片当たり
をなくする。 【解決手段】 シュー35a,35bにその幅方向に離
間して連結され、固定部材20を径方向に貫通して固定
部材の内方に突出する複数の連結ボルト24a,24b
と、これら複数の連結ボルト24a,24bをスプリン
グの付勢力に抗してラジアル方向内方へ移動させるよう
初期から均等に引張力を与える引張力付与手段と、固定
部材に回動可能に取り付けられ、手動により回動操作さ
れた際にその操作力を引張力付与手段に伝達する解放用
ハンドル26a,26bとを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドラム式電磁ブレー
キの手動解放装置に関する。
キの手動解放装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、エレベータ用の巻き上げ装置と
して、駆動モータと、該駆動モータの回転を減速してシ
ーブに出力する減速機とが一体的に組み込まれたものが
あり、前記駆動モータには、その一側面に取り付けられ
て、該駆動モータの回転軸に対して制動力を付与する電
磁ブレーキが付設されたものがある。
して、駆動モータと、該駆動モータの回転を減速してシ
ーブに出力する減速機とが一体的に組み込まれたものが
あり、前記駆動モータには、その一側面に取り付けられ
て、該駆動モータの回転軸に対して制動力を付与する電
磁ブレーキが付設されたものがある。
【0003】図16および図17は、駆動モータに付設
された電磁ブレーキの一例を示すものである。この電磁
ブレーキは、いわゆるドラム式のものであって、円筒状
のロータ100と、このロータ100の内側に配置され
たリング状の固定部材101と、ロータ100の内壁面
に対向するよう固定部材101にラジアル方向へ移動可
能に支持された一対の円弧状のシュー102a,102
bと、該シュー102a,102bと前記固定部材10
1との間に介装されてシュー102a,102bをロー
タ100の内壁面側に付勢するスプリング103a,1
03bと、励磁によりスプリング103a,103bの
付勢力に抗してシュー102a,102bをラジアル方
向内方へ変位させる励磁コイル104とを備える(図1
7参照)。
された電磁ブレーキの一例を示すものである。この電磁
ブレーキは、いわゆるドラム式のものであって、円筒状
のロータ100と、このロータ100の内側に配置され
たリング状の固定部材101と、ロータ100の内壁面
に対向するよう固定部材101にラジアル方向へ移動可
能に支持された一対の円弧状のシュー102a,102
bと、該シュー102a,102bと前記固定部材10
1との間に介装されてシュー102a,102bをロー
タ100の内壁面側に付勢するスプリング103a,1
03bと、励磁によりスプリング103a,103bの
付勢力に抗してシュー102a,102bをラジアル方
向内方へ変位させる励磁コイル104とを備える(図1
7参照)。
【0004】そして、このドラム式電磁ブレーキでは、
励磁コイル104へ電流が通電されていない状態では、
シュー102a,102bはスプリング103a,10
3bの付勢力によりラジアル方向外方へ付勢され、シュ
ー102a,102bの外側に設けられたブレーキライ
ニングBをロータ100の内面に接触させ、その摩擦抵
抗によりロータ100に制動がかかる。一方、励磁コイ
ル104へ電流を通電すると、シュー102a,102
bは、励磁コイル104の磁力によりスプリング103
a,103bの付勢力に抗してラジアル方向内方へ変位
し、シュー102a,102bの外側のブレーキライニ
ングによる制動が解除される。したがって、ロータ10
0は、フリーとなってモータ用コイル105,…への通
電により自由に回動されるようになっている。
励磁コイル104へ電流が通電されていない状態では、
シュー102a,102bはスプリング103a,10
3bの付勢力によりラジアル方向外方へ付勢され、シュ
ー102a,102bの外側に設けられたブレーキライ
ニングBをロータ100の内面に接触させ、その摩擦抵
抗によりロータ100に制動がかかる。一方、励磁コイ
ル104へ電流を通電すると、シュー102a,102
bは、励磁コイル104の磁力によりスプリング103
a,103bの付勢力に抗してラジアル方向内方へ変位
し、シュー102a,102bの外側のブレーキライニ
ングによる制動が解除される。したがって、ロータ10
0は、フリーとなってモータ用コイル105,…への通
電により自由に回動されるようになっている。
【0005】また、前記ドラム式電磁ブレーキには、次
に示す手動解放装置が組まれている。すなわち、ここで
示す手動解放装置は、シュー102a,102bにその
幅方向に離間して連結され、固定部材101を径方向に
貫通してこの固定部材101の内方に突出する2本の連
結ボルト107a,107bと、これら連結ボルト10
7a,107bのラジアル方向内方先端部にまたがって
取り付けられたセグメントリング108a,108b
と、固定部材101に回動ピン109a,109bを介
して回動可能に設けられかつこの回動ピン109a,1
09bの一端側に配置された解放用ハンドル110a,
110bと、回動ピン109a,109bの他端側に配
置されたカム板111とから構成されている。なお、解
放用ハンドル110a,110bとカム板111は、セ
グメントリング108a,108bの連結ボルト107
a,107bとの連結部分よりもシュー102a,10
2bの幅方向外側(図17における左右外側)に配置さ
れている。また、解放用ハンドル110a,110bの
ラジアル方向外端部にはそれぞれ解放用ロープ112が
接続されている。
に示す手動解放装置が組まれている。すなわち、ここで
示す手動解放装置は、シュー102a,102bにその
幅方向に離間して連結され、固定部材101を径方向に
貫通してこの固定部材101の内方に突出する2本の連
結ボルト107a,107bと、これら連結ボルト10
7a,107bのラジアル方向内方先端部にまたがって
取り付けられたセグメントリング108a,108b
と、固定部材101に回動ピン109a,109bを介
して回動可能に設けられかつこの回動ピン109a,1
09bの一端側に配置された解放用ハンドル110a,
110bと、回動ピン109a,109bの他端側に配
置されたカム板111とから構成されている。なお、解
放用ハンドル110a,110bとカム板111は、セ
グメントリング108a,108bの連結ボルト107
a,107bとの連結部分よりもシュー102a,10
2bの幅方向外側(図17における左右外側)に配置さ
れている。また、解放用ハンドル110a,110bの
ラジアル方向外端部にはそれぞれ解放用ロープ112が
接続されている。
【0006】そして、この手動解放装置では、励磁コイ
ル104の故障等により通常の解除が不可能となった場
合に、解放用ハンドル110a,110bの外方先端に
取り付けられた解放用ロープ112を図16における右
方に引くと、解放用ハンドル110a,110bが図中
破線で示す通常の待機位置から、実線で示した解除位置
まで回動する。
ル104の故障等により通常の解除が不可能となった場
合に、解放用ハンドル110a,110bの外方先端に
取り付けられた解放用ロープ112を図16における右
方に引くと、解放用ハンドル110a,110bが図中
破線で示す通常の待機位置から、実線で示した解除位置
まで回動する。
【0007】解放用ハンドル110a,110bおよび
回動ピン109a,109bを介してこの解放用ハンド
ル110a,110bと一体的に回動するカム板111
では、セグメントリング108に当接する部分が、退避
位置では円弧状、解除位置ではこの円弧状より突出した
角部になっている。このため、解放用ハンドル110
a,110bおよびカム板111の回動角度が大きくな
ると、それら解放用ハンドル110等の前記角部に押圧
されて、セグメントリング108a,108bはラジア
ル方向内方へ移動する。
回動ピン109a,109bを介してこの解放用ハンド
ル110a,110bと一体的に回動するカム板111
では、セグメントリング108に当接する部分が、退避
位置では円弧状、解除位置ではこの円弧状より突出した
角部になっている。このため、解放用ハンドル110
a,110bおよびカム板111の回動角度が大きくな
ると、それら解放用ハンドル110等の前記角部に押圧
されて、セグメントリング108a,108bはラジア
ル方向内方へ移動する。
【0008】このセグメントリング108a,108b
の移動に伴い、連結ボルト107a,107bを介しセ
グメントリング108a,108bと連結されているシ
ュー102a,102bも同方向へ移動する。これによ
り、シュー102a,102bに取り付けられたブレー
キライニングBとロータ100との接触が解除されて、
制動が解除されることにより、駆動モータの一構成要素
であるロータ100の回動が自由になる。
の移動に伴い、連結ボルト107a,107bを介しセ
グメントリング108a,108bと連結されているシ
ュー102a,102bも同方向へ移動する。これによ
り、シュー102a,102bに取り付けられたブレー
キライニングBとロータ100との接触が解除されて、
制動が解除されることにより、駆動モータの一構成要素
であるロータ100の回動が自由になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したドラム式電磁
ブレーキの手動解放装置にあっては次の問題があった。
すなわち、上述した手動解放装置では、セグメントリン
グ108a,108bをラジアル方向内方へ押圧移動さ
せる際に、このセグメントリング108a,108bに
対してその両端側で接触する2つのカム部材(解放用ハ
ンドル110a,110bおよびカム板111が相当)
により押圧している。ここで、解放用ハンドル110
a,110bおよびカム板111は、ブレーキ組立の最
終段階で当該手動解放装置に組み付けられるが、個々の
製作誤差あるいは組立誤差等によって、それら解放用ハ
ンドル110a,110bおよびカム板111の回動時
の、セグメントリング108a,108bへの対応は同
一にはなりにくい。つまり、解放用ハンドル110a,
110bの回動初期において、解放用ハンドル110
a,110bあるいはカム板111のうちいずれか一方
が、先にセグメントリング108a,108bに当接し
て押圧することがある。
ブレーキの手動解放装置にあっては次の問題があった。
すなわち、上述した手動解放装置では、セグメントリン
グ108a,108bをラジアル方向内方へ押圧移動さ
せる際に、このセグメントリング108a,108bに
対してその両端側で接触する2つのカム部材(解放用ハ
ンドル110a,110bおよびカム板111が相当)
により押圧している。ここで、解放用ハンドル110
a,110bおよびカム板111は、ブレーキ組立の最
終段階で当該手動解放装置に組み付けられるが、個々の
製作誤差あるいは組立誤差等によって、それら解放用ハ
ンドル110a,110bおよびカム板111の回動時
の、セグメントリング108a,108bへの対応は同
一にはなりにくい。つまり、解放用ハンドル110a,
110bの回動初期において、解放用ハンドル110
a,110bあるいはカム板111のうちいずれか一方
が、先にセグメントリング108a,108bに当接し
て押圧することがある。
【0010】この場合、さらにセグメントリング108
a,108bを押圧移動させようとすると、該セグメン
トリング108a,108bに連結されている、片側2
本の連結ボルト107a,107bを均等な力で引っ張
ることができず、結果的にそれら連結ボルト107a,
107bを均等な力で引っ張る場合に比べて、摩擦力等
機械的なロスが生じる分、シュー102a,102bを
制動解除位置まで移動させるのに、大きな力が必要にな
る。
a,108bを押圧移動させようとすると、該セグメン
トリング108a,108bに連結されている、片側2
本の連結ボルト107a,107bを均等な力で引っ張
ることができず、結果的にそれら連結ボルト107a,
107bを均等な力で引っ張る場合に比べて、摩擦力等
機械的なロスが生じる分、シュー102a,102bを
制動解除位置まで移動させるのに、大きな力が必要にな
る。
【0011】また、上述したように連結ボルト107
a,107bを均等な力で引っ張ることができないこと
から、ロータ100に対しシュー102a,102bを
離間方向(ラジアル方向内方)へ平行に移動させること
ができず、解放用ハンドル110を引っ張り操作した後
においても、シュー102a,102bの一部がロータ
100の内壁面に片当たりする、いわゆる引きずり現象
が見られるおそれがある。
a,107bを均等な力で引っ張ることができないこと
から、ロータ100に対しシュー102a,102bを
離間方向(ラジアル方向内方)へ平行に移動させること
ができず、解放用ハンドル110を引っ張り操作した後
においても、シュー102a,102bの一部がロータ
100の内壁面に片当たりする、いわゆる引きずり現象
が見られるおそれがある。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、シューをロータから離間
操作する際に、機械的なロスを低減し得て比較的軽い操
作力でシューを移動させることができるとともに、制動
解除状態においてシューの片当たりをなくすることがで
きるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置を提供するこ
とにある。
で、その目的とするところは、シューをロータから離間
操作する際に、機械的なロスを低減し得て比較的軽い操
作力でシューを移動させることができるとともに、制動
解除状態においてシューの片当たりをなくすることがで
きるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明では、円筒状のロータと、該ロ
ータの内側に配置されたリング状の固定部材と、前記ロ
ータの内壁面に対向するよう前記固定部材にラジアル方
向へ移動可能に支持された複数の円弧状のシューと、該
シューと前記固定部材との間に介装されて前記シューを
前記ロータの内壁面側に付勢するスプリングと、励磁に
より前記スプリングの付勢力に抗して前記シューをラジ
アル方向内方へ移動させる励磁コイルとを備えるドラム
式電磁ブレーキの手動解放装置であって、前記シューに
その幅方向に離間して連結され、前記固定部材を径方向
に貫通して該固定部材の内方に突出する複数の連結ロッ
ドと、該複数の連結ロッドを前記スプリングの付勢力に
抗してラジアル方向内方へ移動させるよう初期から均等
に引張力を与える引張力付与手段と、前記固定部材に回
動可能に取り付けられ、手動により回動操作された際に
その操作力を前記引張力付与手段に伝達する解放用ハン
ドルとを備えることを特徴としている。
に、請求項1に係る発明では、円筒状のロータと、該ロ
ータの内側に配置されたリング状の固定部材と、前記ロ
ータの内壁面に対向するよう前記固定部材にラジアル方
向へ移動可能に支持された複数の円弧状のシューと、該
シューと前記固定部材との間に介装されて前記シューを
前記ロータの内壁面側に付勢するスプリングと、励磁に
より前記スプリングの付勢力に抗して前記シューをラジ
アル方向内方へ移動させる励磁コイルとを備えるドラム
式電磁ブレーキの手動解放装置であって、前記シューに
その幅方向に離間して連結され、前記固定部材を径方向
に貫通して該固定部材の内方に突出する複数の連結ロッ
ドと、該複数の連結ロッドを前記スプリングの付勢力に
抗してラジアル方向内方へ移動させるよう初期から均等
に引張力を与える引張力付与手段と、前記固定部材に回
動可能に取り付けられ、手動により回動操作された際に
その操作力を前記引張力付与手段に伝達する解放用ハン
ドルとを備えることを特徴としている。
【0014】上記発明では、解放用ハンドルを操作する
と、その操作力が引張力付与手段に伝達する。そして、
この引張力付与手段によって複数の連結ロッドが初期か
らそれぞれ均等に引っ張られる。この結果、スプリング
によってロータの内壁面側に付勢されて制動位置にある
シューは、これら複数の連結ロッドにより引っ張られ
て、制動位置と平行に保持されたまま、ロータの内壁面
から離間する方向へ移動する。これにより、制動状態が
解除される。
と、その操作力が引張力付与手段に伝達する。そして、
この引張力付与手段によって複数の連結ロッドが初期か
らそれぞれ均等に引っ張られる。この結果、スプリング
によってロータの内壁面側に付勢されて制動位置にある
シューは、これら複数の連結ロッドにより引っ張られ
て、制動位置と平行に保持されたまま、ロータの内壁面
から離間する方向へ移動する。これにより、制動状態が
解除される。
【0015】請求項2に係る発明では、請求項1記載の
ドラム式電磁ブレーキの手動解放装置において、前記引
張力付与手段は、前記複数の連結ロッドの内方先端部に
跨って取り付けられた平板と、該平板の略中央部を押圧
するように前記解放用ハンドルの回動軸に設けられた偏
心カムから構成されていることを特徴としている。
ドラム式電磁ブレーキの手動解放装置において、前記引
張力付与手段は、前記複数の連結ロッドの内方先端部に
跨って取り付けられた平板と、該平板の略中央部を押圧
するように前記解放用ハンドルの回動軸に設けられた偏
心カムから構成されていることを特徴としている。
【0016】請求項3に係る発明では、請求項1記載の
ドラム式電磁ブレーキの手動解放装置において、前記引
張力付与手段は、前記複数の連結ロッドの内方先端部に
跨って取り付けられた平板と、平板の内側に該平板に平
行となるように前記固定部材に回転可能に支持されかつ
その一側部を前記解放用ハンドルに連結された回動ピン
と、平板の略中央部を押圧するように前記回動ピンに取
り付けられた偏心カムから構成されていることを特徴と
している。
ドラム式電磁ブレーキの手動解放装置において、前記引
張力付与手段は、前記複数の連結ロッドの内方先端部に
跨って取り付けられた平板と、平板の内側に該平板に平
行となるように前記固定部材に回転可能に支持されかつ
その一側部を前記解放用ハンドルに連結された回動ピン
と、平板の略中央部を押圧するように前記回動ピンに取
り付けられた偏心カムから構成されていることを特徴と
している。
【0017】請求項4に係る発明では、請求項2または
3記載のドラム式電磁ブレーキの手動解放装置におい
て、前記偏心カムと前記平板との対向面部であって前記
複数の連結ロッドの離間方向の両端部には、凹部が、そ
れら偏心カムと前記平板の少なくとも一方に形成されて
いることを特徴としている。
3記載のドラム式電磁ブレーキの手動解放装置におい
て、前記偏心カムと前記平板との対向面部であって前記
複数の連結ロッドの離間方向の両端部には、凹部が、そ
れら偏心カムと前記平板の少なくとも一方に形成されて
いることを特徴としている。
【0018】請求項5に係る発明では、請求項2または
3記載のドラム式電磁ブレーキの手動解放装置におい
て、前記偏心カムと前記平板との間には、それらを互い
に離間する方向へ付勢する付勢部材が介装されているこ
とを特徴としている。
3記載のドラム式電磁ブレーキの手動解放装置におい
て、前記偏心カムと前記平板との間には、それらを互い
に離間する方向へ付勢する付勢部材が介装されているこ
とを特徴としている。
【0019】請求項6に係る発明では、請求項2または
3記載のドラム式電磁ブレーキの手動解放装置におい
て、前記複数の連結ロッドと前記平板とは一体になっ
て、全体としてU字状に形成されていることを特徴とし
ている。
3記載のドラム式電磁ブレーキの手動解放装置におい
て、前記複数の連結ロッドと前記平板とは一体になっ
て、全体としてU字状に形成されていることを特徴とし
ている。
【0020】請求項7に係る発明では、円筒状のロータ
と、該ロータの内側に配置されたリング状の固定部材
と、前記ロータの内壁面に対向するよう前記固定部材に
ラジアル方向へ移動可能に支持された複数の円弧状のシ
ューと、該シューと前記固定部材との間に介装されて前
記シューを前記ロータの内壁面側に付勢するスプリング
と、励磁により前記スプリングの付勢力に抗して前記シ
ューをラジアル方向内方へ移動させる励磁コイルとを備
えるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置であって、前
記シューにその幅方向に離間して連結され、前記固定部
材を径方向に貫通して該固定部材の内方に突出する複数
の連結ロッドと、該複数の連結ロッドを前記スプリング
の付勢力に抗してラジアル方向内方へ移動させるよう初
期から均等に引張力を与える引張力付与手段と、前記固
定部材に回動可能に取り付けられ、手動により回動操作
された際にその操作力を前記引張力付与手段に伝達する
解放用ハンドルとを備え、前記引張力付与手段は、前記
複数の連結ロッドと直交するようにそれら連結ロッドの
離間方向に延びて配置されかつ前記固定部材に回転可能
に支持されるとともに一側部を前記解放用ハンドルに連
結された回動ピンと、該回動ピンに取り付けられかつ前
記連結ロッドの下端に固定された偏心カムから構成され
ていることを特徴としている。
と、該ロータの内側に配置されたリング状の固定部材
と、前記ロータの内壁面に対向するよう前記固定部材に
ラジアル方向へ移動可能に支持された複数の円弧状のシ
ューと、該シューと前記固定部材との間に介装されて前
記シューを前記ロータの内壁面側に付勢するスプリング
と、励磁により前記スプリングの付勢力に抗して前記シ
ューをラジアル方向内方へ移動させる励磁コイルとを備
えるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置であって、前
記シューにその幅方向に離間して連結され、前記固定部
材を径方向に貫通して該固定部材の内方に突出する複数
の連結ロッドと、該複数の連結ロッドを前記スプリング
の付勢力に抗してラジアル方向内方へ移動させるよう初
期から均等に引張力を与える引張力付与手段と、前記固
定部材に回動可能に取り付けられ、手動により回動操作
された際にその操作力を前記引張力付与手段に伝達する
解放用ハンドルとを備え、前記引張力付与手段は、前記
複数の連結ロッドと直交するようにそれら連結ロッドの
離間方向に延びて配置されかつ前記固定部材に回転可能
に支持されるとともに一側部を前記解放用ハンドルに連
結された回動ピンと、該回動ピンに取り付けられかつ前
記連結ロッドの下端に固定された偏心カムから構成され
ていることを特徴としている。
【0021】請求項8に係る発明では、円筒状のロータ
と、該ロータの内側に配置されたリング状の固定部材
と、前記ロータの内壁面に対向するよう前記固定部材に
ラジアル方向へ移動可能に支持された複数の円弧状のシ
ューと、該シューと前記固定部材との間に介装されて前
記シューを前記ロータの内壁面側に付勢するスプリング
と、励磁により前記スプリングの付勢力に抗して前記シ
ューをラジアル方向内方へ移動させる励磁コイルとを備
えるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置であって、前
記シューの幅方向略中央に連結され、前記固定部材を径
方向に貫通して該固定部材の内方に突出する1本の連結
ロッドと、該1本の連結ロッドを前記スプリングの付勢
力に抗してラジアル方向内方へ移動させるように引張力
を与える引張力付与手段と、前記固定部材に回動可能に
取り付けられ、手動により回動操作された際にその操作
力を前記引張力付与手段に伝達する解放用ハンドルとを
備え、前記引張力付与手段は、前記連結ロッドと直交す
るようにかつ前記シューの幅方向に延びて配置されかつ
前記固定部材に回転可能に支持されるとともに一側部を
前記解放用ハンドルに連結された回動ピンと、該回動ピ
ンに取り付けられかつ前記連結ロッドの下端に係合され
た偏心カムから構成されていることを特徴としている。
と、該ロータの内側に配置されたリング状の固定部材
と、前記ロータの内壁面に対向するよう前記固定部材に
ラジアル方向へ移動可能に支持された複数の円弧状のシ
ューと、該シューと前記固定部材との間に介装されて前
記シューを前記ロータの内壁面側に付勢するスプリング
と、励磁により前記スプリングの付勢力に抗して前記シ
ューをラジアル方向内方へ移動させる励磁コイルとを備
えるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置であって、前
記シューの幅方向略中央に連結され、前記固定部材を径
方向に貫通して該固定部材の内方に突出する1本の連結
ロッドと、該1本の連結ロッドを前記スプリングの付勢
力に抗してラジアル方向内方へ移動させるように引張力
を与える引張力付与手段と、前記固定部材に回動可能に
取り付けられ、手動により回動操作された際にその操作
力を前記引張力付与手段に伝達する解放用ハンドルとを
備え、前記引張力付与手段は、前記連結ロッドと直交す
るようにかつ前記シューの幅方向に延びて配置されかつ
前記固定部材に回転可能に支持されるとともに一側部を
前記解放用ハンドルに連結された回動ピンと、該回動ピ
ンに取り付けられかつ前記連結ロッドの下端に係合され
た偏心カムから構成されていることを特徴としている。
【0022】請求項9に係る発明では、請求項8記載の
ドラム式電磁ブレーキの手動解放装置において、前記偏
心カムは前記連結ロッドとの係合部分が二股に分かれ、
その二股に分かれた分岐部に前記連結ロッドの下端大径
部が係合されていることを特徴としている。
ドラム式電磁ブレーキの手動解放装置において、前記偏
心カムは前記連結ロッドとの係合部分が二股に分かれ、
その二股に分かれた分岐部に前記連結ロッドの下端大径
部が係合されていることを特徴としている。
【0023】請求項10に係る発明では、円筒状のロー
タと、該ロータの内側に配置されたリング状の固定部材
と、前記ロータの内壁面に対向するよう前記固定部材に
ラジアル方向へ移動可能にヒンジ結合された複数の円弧
状のシューと、該シューと前記固定部材との間に介装さ
れて前記シューを前記ロータの内壁面側に付勢するスプ
リングと、励磁により前記スプリングの付勢力に抗して
前記シューをラジアル方向内方へ移動させる励磁コイル
とを備えるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置であっ
て、前記シューのヒンジ結合部分とは反対側端部に連結
されて、前記固定部材を径方向に貫通して該固定部材の
内方に突出する1本の連結ロッドと、該1本の連結ロッ
ドを前記スプリングの付勢力に抗してラジアル方向内方
へ移動させるように引張力を与える引張力付与手段と、
前記固定部材に回動可能に取り付けられ、手動により回
動操作された際にその操作力を前記引張力付与手段に伝
達する解放用ハンドルとを備え、前記引張力付与手段
は、前記連結ロッドと直交するようにかつ前記シューの
幅方向に延びて配置されかつ前記固定部材に回転可能に
支持されるとともに一側部を前記解放用ハンドルに連結
された回動ピンと、該回動ピンに取り付けられかつ前記
連結ロッドの下端に係合された偏心カムから構成されて
いることを特徴としている。
タと、該ロータの内側に配置されたリング状の固定部材
と、前記ロータの内壁面に対向するよう前記固定部材に
ラジアル方向へ移動可能にヒンジ結合された複数の円弧
状のシューと、該シューと前記固定部材との間に介装さ
れて前記シューを前記ロータの内壁面側に付勢するスプ
リングと、励磁により前記スプリングの付勢力に抗して
前記シューをラジアル方向内方へ移動させる励磁コイル
とを備えるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置であっ
て、前記シューのヒンジ結合部分とは反対側端部に連結
されて、前記固定部材を径方向に貫通して該固定部材の
内方に突出する1本の連結ロッドと、該1本の連結ロッ
ドを前記スプリングの付勢力に抗してラジアル方向内方
へ移動させるように引張力を与える引張力付与手段と、
前記固定部材に回動可能に取り付けられ、手動により回
動操作された際にその操作力を前記引張力付与手段に伝
達する解放用ハンドルとを備え、前記引張力付与手段
は、前記連結ロッドと直交するようにかつ前記シューの
幅方向に延びて配置されかつ前記固定部材に回転可能に
支持されるとともに一側部を前記解放用ハンドルに連結
された回動ピンと、該回動ピンに取り付けられかつ前記
連結ロッドの下端に係合された偏心カムから構成されて
いることを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるドラム式電
磁ブレーキの手動解放装置の各実施の形態について図面
を参照して説明する。
磁ブレーキの手動解放装置の各実施の形態について図面
を参照して説明する。
【0025】<第1の実施の形態>図1は本発明にかか
る手動解放装置を備えた電磁ブレーキ付きの駆動モータ
の制動状態を示す回動軸に垂直な面内での断面図、図2
は同モータの制動状態を示す回転軸に平行な面内での断
面図、図3は図1におけるガイド部材の拡大断面図、図
4は励磁による制動状態解除を示す回転軸に垂直な面内
での断面図、図5は図2における連結ボルトおよび平板
等の詳細を示す断面図、図6は引張力付与手段の詳細を
示す斜視図である。電磁ブレーキ付き駆動モータ1は、
図1に示すように、固定部1Aと、回転部1Bとを備え
る。
る手動解放装置を備えた電磁ブレーキ付きの駆動モータ
の制動状態を示す回動軸に垂直な面内での断面図、図2
は同モータの制動状態を示す回転軸に平行な面内での断
面図、図3は図1におけるガイド部材の拡大断面図、図
4は励磁による制動状態解除を示す回転軸に垂直な面内
での断面図、図5は図2における連結ボルトおよび平板
等の詳細を示す断面図、図6は引張力付与手段の詳細を
示す斜視図である。電磁ブレーキ付き駆動モータ1は、
図1に示すように、固定部1Aと、回転部1Bとを備え
る。
【0026】固定部1Aは、図2にも示すように全体を
カバーするケーシング10と、このケーシング10に固
定されるリング状の電磁ブレーキ本体(特許請求の範囲
における固定部材に相当する)20とを備えている。ま
た、回転部1Bは、軸受11を介してケーシング10に
回転可能に保持される回転軸30と、この回転軸30に
同軸状に配置される円筒状のロータ31と、回転軸30
とロータ31とを連結する円板状の回転連結部材32と
を備えている。なお、図1においては、回転部1Bを構
成する回転軸30とロータ31とは径の太いハッチング
で示している。
カバーするケーシング10と、このケーシング10に固
定されるリング状の電磁ブレーキ本体(特許請求の範囲
における固定部材に相当する)20とを備えている。ま
た、回転部1Bは、軸受11を介してケーシング10に
回転可能に保持される回転軸30と、この回転軸30に
同軸状に配置される円筒状のロータ31と、回転軸30
とロータ31とを連結する円板状の回転連結部材32と
を備えている。なお、図1においては、回転部1Bを構
成する回転軸30とロータ31とは径の太いハッチング
で示している。
【0027】この実施の形態の駆動モータ1は、上記の
ようにロータ31を共通要素として電磁ブレーキが組み
込まれている。ロータ31には、周方向に磁極が変化す
る永久磁石が組み込まれており、ケーシング10の内壁
には、図1に示すようにロータ31に対向して90度毎
4個のモータ用コイル12,13,14,15が取り付
けられている。モータ用コイル12,13,14,15
は、これらへの通電をコントロールすることによりロー
タ31に回転トルクを発生させるものである。これらの
ロータ31とモータ用コイル12,13,14,15と
により駆動モータ1の本体が構成されている。なお、駆
動モータ1を駆動するためには各モータ用コイル12,
13,14,15への通電を制御するコントローラが必
要であるが、ここでは図示を省略している。
ようにロータ31を共通要素として電磁ブレーキが組み
込まれている。ロータ31には、周方向に磁極が変化す
る永久磁石が組み込まれており、ケーシング10の内壁
には、図1に示すようにロータ31に対向して90度毎
4個のモータ用コイル12,13,14,15が取り付
けられている。モータ用コイル12,13,14,15
は、これらへの通電をコントロールすることによりロー
タ31に回転トルクを発生させるものである。これらの
ロータ31とモータ用コイル12,13,14,15と
により駆動モータ1の本体が構成されている。なお、駆
動モータ1を駆動するためには各モータ用コイル12,
13,14,15への通電を制御するコントローラが必
要であるが、ここでは図示を省略している。
【0028】次に、固定部1Aの構成について説明す
る。固定部1Aを構成する電磁ブレーキ本体20は、中
心部に回転軸30を挿通させるための軸孔20aが形成
されたリング状の円板形部材である。この電磁ブレーキ
本体20の外周、ロータ31の内側には、図1における
上下一対のアーマチュア21a,21bが設けられてい
る。これらのアーマチュア21a,21bは、図示のよ
うにそれぞれ周方向に離間して配置された2個のガイド
部材50により、電磁ブレーキ本体20に対してラジア
ル方向に平行移動可能に支持されている。各アーマチュ
ア21a,21bの外周側にはブレーキライニング21
aa,21bbが装着され、これによりロータ31に制
動力を与える円弧状のシュー35a,35bが構成され
ている。
る。固定部1Aを構成する電磁ブレーキ本体20は、中
心部に回転軸30を挿通させるための軸孔20aが形成
されたリング状の円板形部材である。この電磁ブレーキ
本体20の外周、ロータ31の内側には、図1における
上下一対のアーマチュア21a,21bが設けられてい
る。これらのアーマチュア21a,21bは、図示のよ
うにそれぞれ周方向に離間して配置された2個のガイド
部材50により、電磁ブレーキ本体20に対してラジア
ル方向に平行移動可能に支持されている。各アーマチュ
ア21a,21bの外周側にはブレーキライニング21
aa,21bbが装着され、これによりロータ31に制
動力を与える円弧状のシュー35a,35bが構成され
ている。
【0029】ガイド部材50は、各アーマチュア21
a、21bの周方向の中央部を挟んで両側に、上下のア
ーマチュアで合計4個所に配置されている。各ガイド部
材50は、図3に拡大して示すように、ボルト51、ワ
ッシャー52、円筒状のカラー53により構成されてい
る。この例ではボルト51とワッシャー52とによりつ
ば付きボルトが構成されている。このようにワッシャー
52が取り付けられたボルト51の軸部51aを円筒状
のカラー53に挿入し、カラー53から突出した軸部5
1aの先端を、電磁ブレーキ本体20に螺合させる。
a、21bの周方向の中央部を挟んで両側に、上下のア
ーマチュアで合計4個所に配置されている。各ガイド部
材50は、図3に拡大して示すように、ボルト51、ワ
ッシャー52、円筒状のカラー53により構成されてい
る。この例ではボルト51とワッシャー52とによりつ
ば付きボルトが構成されている。このようにワッシャー
52が取り付けられたボルト51の軸部51aを円筒状
のカラー53に挿入し、カラー53から突出した軸部5
1aの先端を、電磁ブレーキ本体20に螺合させる。
【0030】電磁ブレーキ本体20には、ボルト51の
中心軸がアーマチュア21aの移動方向に対して平行と
なるように、ねじ孔20cが形成され、かつ、カラー5
3の下面全体が接触するように、ボルト51の中心軸に
対して垂直な当接面20dが形成されている。
中心軸がアーマチュア21aの移動方向に対して平行と
なるように、ねじ孔20cが形成され、かつ、カラー5
3の下面全体が接触するように、ボルト51の中心軸に
対して垂直な当接面20dが形成されている。
【0031】一方、アーマチュア21a,21bには、
ガイド部材50に対応して段付きのガイド孔55が形成
されている。ガイド孔55は、アーマチュア21a,2
1bの移動方向と平行に穿設された丸孔であり、その外
周側の周囲は、ワッシャ52に全面で接触するように移
動方向に対して垂直な平面55aとして形成されてい
る。アーマチュア21a,21bは、このガイド孔55
にカラー53を通した状態で平行移動するように設定さ
れている。
ガイド部材50に対応して段付きのガイド孔55が形成
されている。ガイド孔55は、アーマチュア21a,2
1bの移動方向と平行に穿設された丸孔であり、その外
周側の周囲は、ワッシャ52に全面で接触するように移
動方向に対して垂直な平面55aとして形成されてい
る。アーマチュア21a,21bは、このガイド孔55
にカラー53を通した状態で平行移動するように設定さ
れている。
【0032】ガイド部材50は、アーマチュア21a,
21bの平行移動をガイドすれば足りるため、上記のよ
うにボルト51とカラー53とを用いた遊びの少ない強
固な構成を採用することができる。したがって、アーマ
チュアが制動トルクを受ける際にも、アーマチュアを安
定して支持することができる。また、ガイド部材50
は、図1に示すようにアーマチュアの周方向の中央部を
挟む両側に配置することにより、アーマチュアの移動時
のがたつきを防ぐことができる。
21bの平行移動をガイドすれば足りるため、上記のよ
うにボルト51とカラー53とを用いた遊びの少ない強
固な構成を採用することができる。したがって、アーマ
チュアが制動トルクを受ける際にも、アーマチュアを安
定して支持することができる。また、ガイド部材50
は、図1に示すようにアーマチュアの周方向の中央部を
挟む両側に配置することにより、アーマチュアの移動時
のがたつきを防ぐことができる。
【0033】電磁ブレーキ本体20とアーマチュア21
a,21bとの間には、それぞれのアーマチュア21
a,21bの左右両端部分をロータ31の内壁面側に付
勢するコイルスプリング22a,22bが介装されてい
る。各コイルスプリング22a,22bは、それぞれア
ーマチュア21a,21bの周方向の中央部を挟む両側
であって、前記ボルト51よりもさらに周方向外側の内
周面を押圧するように配置され、より具体的には、電磁
ブレーキ本体20にラジアル方向に沿って形成された孔
20eに収納されている。このように、コイルスプリン
グ22a,22bは、アーマチュア21a,21bの周
方向両側を押圧するように配置されることにより、アー
マチュア21a、21b全体に対してスプリングの付勢
力を平均的に作用させることができるため、両側に配置
されたガイド部材50と相俟って、各アーマチュア21
a,21bを円滑に移動させることができる。
a,21bとの間には、それぞれのアーマチュア21
a,21bの左右両端部分をロータ31の内壁面側に付
勢するコイルスプリング22a,22bが介装されてい
る。各コイルスプリング22a,22bは、それぞれア
ーマチュア21a,21bの周方向の中央部を挟む両側
であって、前記ボルト51よりもさらに周方向外側の内
周面を押圧するように配置され、より具体的には、電磁
ブレーキ本体20にラジアル方向に沿って形成された孔
20eに収納されている。このように、コイルスプリン
グ22a,22bは、アーマチュア21a,21bの周
方向両側を押圧するように配置されることにより、アー
マチュア21a、21b全体に対してスプリングの付勢
力を平均的に作用させることができるため、両側に配置
されたガイド部材50と相俟って、各アーマチュア21
a,21bを円滑に移動させることができる。
【0034】さらに、電磁ブレーキ本体20には、励磁
によりコイルスプリング22a,22bの付勢力に抗し
てアーマチュア21a,21bをラジアル方向内方に移
動させるブレーキ用の第1の励磁コイル23a、第2の
励磁コイル23bが設けられている。図1中の上側に位
置するアーマチュア21aは、第1の励磁コイル23a
の磁力により、下側に位置するアーマチュア21bは、
第2の励磁コイル23bの磁力により、それぞれラジア
ル方向内方へ平行移動する。
によりコイルスプリング22a,22bの付勢力に抗し
てアーマチュア21a,21bをラジアル方向内方に移
動させるブレーキ用の第1の励磁コイル23a、第2の
励磁コイル23bが設けられている。図1中の上側に位
置するアーマチュア21aは、第1の励磁コイル23a
の磁力により、下側に位置するアーマチュア21bは、
第2の励磁コイル23bの磁力により、それぞれラジア
ル方向内方へ平行移動する。
【0035】以上が駆動モータ1の基本構成である。上
記の基本構成によれば、モータとブレーキとを一体に構
成することにより、部品を共用化し、配置に必要なスペ
ースを小さくすることができる。また、ロータ31と回
転軸30とを予め連結することにより、モータとブレー
キとを別部品で組み付ける場合のような組み付け時のブ
レーキロータと回転軸とのすれ等の発生を防ぎ、回転時
の振動を小さく押さえることができる。
記の基本構成によれば、モータとブレーキとを一体に構
成することにより、部品を共用化し、配置に必要なスペ
ースを小さくすることができる。また、ロータ31と回
転軸30とを予め連結することにより、モータとブレー
キとを別部品で組み付ける場合のような組み付け時のブ
レーキロータと回転軸とのすれ等の発生を防ぎ、回転時
の振動を小さく押さえることができる。
【0036】この駆動モータ1は、上記の構成に加え、
電磁ブレーキの故障時等に制動を手動で解除するため、
各アーマチュア21a,21bを励磁コイル23a,2
3bへの通電によらずに内側へ移動させる手動解放装置
Mを備えている。この手動解放装置Mについて説明する
と、図1,図2にも示すように、前記電磁ブレーキ本体
20には、各アーマチュア21a,21bの周方向中央
部から軸孔20aに通じる孔20bが、図2にも示すよ
うに当該電磁ブレーキ本体20の軸方向に離間して、つ
まりアーマチュア21a,21bの幅方向に離間して、
1個のアーマチュア21a,21bに対して2個形成さ
れている。これら孔20bには、連結ロッドとしての連
結ボルト24a,24bが軸方向に移動可能に挿通され
ている。連結ボルト24a,24bは、その頭部がアー
マチュア21a,21bの周方向中央部に係合し、ま
た、軸孔20aに突出するラジアル方向内方の先端ねじ
部が、それら連結ボルト24a,24bに跨るように配
される平板25a,25bにねじ合わされている。つま
り、連結ボルト24aは図1中上側の平板25aに、連
結ボルト24bは下側の平板25bにそれぞれ取り付け
られている。
電磁ブレーキの故障時等に制動を手動で解除するため、
各アーマチュア21a,21bを励磁コイル23a,2
3bへの通電によらずに内側へ移動させる手動解放装置
Mを備えている。この手動解放装置Mについて説明する
と、図1,図2にも示すように、前記電磁ブレーキ本体
20には、各アーマチュア21a,21bの周方向中央
部から軸孔20aに通じる孔20bが、図2にも示すよ
うに当該電磁ブレーキ本体20の軸方向に離間して、つ
まりアーマチュア21a,21bの幅方向に離間して、
1個のアーマチュア21a,21bに対して2個形成さ
れている。これら孔20bには、連結ロッドとしての連
結ボルト24a,24bが軸方向に移動可能に挿通され
ている。連結ボルト24a,24bは、その頭部がアー
マチュア21a,21bの周方向中央部に係合し、ま
た、軸孔20aに突出するラジアル方向内方の先端ねじ
部が、それら連結ボルト24a,24bに跨るように配
される平板25a,25bにねじ合わされている。つま
り、連結ボルト24aは図1中上側の平板25aに、連
結ボルト24bは下側の平板25bにそれぞれ取り付け
られている。
【0037】一方、図1,図2,図5,図6にも示すよ
うに電磁ブレーキ本体20の一側部には解放用ハンドル
26a,26bが設けられ、解放用ハンドル26a,2
6bは前記回転軸30と平行に延びる回動ピン27a,
27bによって電磁ブレーキ本体20に回動可能に支持
されている。また、回動ピン27a,27bは前記電磁
ブレーキ本体20に回転可能に支持されていて、そこに
は偏心カム28a,28bが、一つの平板に対してただ
一つだけ設けられている。偏心カム28a,28bは、
平板25a,25bの略中央部を押圧し得るよう、電磁
ブレーキ本体20の幅方向中央に形成された凹部20f
に収納されている。また、解放用ハンドル26a,26
bのラジアル方向外端部にはそれぞれ解放用ロープ29
a,29bが接続されている。なお、偏心カム28a,
28bを凹部20fに収納できるように、電磁ブレーキ
本体20は縦割り2分割構造になっている(図2,図5
参照)。
うに電磁ブレーキ本体20の一側部には解放用ハンドル
26a,26bが設けられ、解放用ハンドル26a,2
6bは前記回転軸30と平行に延びる回動ピン27a,
27bによって電磁ブレーキ本体20に回動可能に支持
されている。また、回動ピン27a,27bは前記電磁
ブレーキ本体20に回転可能に支持されていて、そこに
は偏心カム28a,28bが、一つの平板に対してただ
一つだけ設けられている。偏心カム28a,28bは、
平板25a,25bの略中央部を押圧し得るよう、電磁
ブレーキ本体20の幅方向中央に形成された凹部20f
に収納されている。また、解放用ハンドル26a,26
bのラジアル方向外端部にはそれぞれ解放用ロープ29
a,29bが接続されている。なお、偏心カム28a,
28bを凹部20fに収納できるように、電磁ブレーキ
本体20は縦割り2分割構造になっている(図2,図5
参照)。
【0038】そして、解放用ロープ29a,29bを介
して解放用ハンドル26a,26bが回動操作される
と、回動ピン27a,27bを介して偏心カム28a,
28bが所定角度回転し、それぞれ平板25a,25b
の略中央部を押圧するようになっている。ここで、前記
平板25a,25b、回動ピン27a,27bおよび偏
心カム28a,28bは、前記解放用ハンドル26a,
26bが手動操作された際に、左右の連結ボルト24
a,24bを動作初期から均等に引っ張る引張力付与手
段Nを構成している(図6参照)。
して解放用ハンドル26a,26bが回動操作される
と、回動ピン27a,27bを介して偏心カム28a,
28bが所定角度回転し、それぞれ平板25a,25b
の略中央部を押圧するようになっている。ここで、前記
平板25a,25b、回動ピン27a,27bおよび偏
心カム28a,28bは、前記解放用ハンドル26a,
26bが手動操作された際に、左右の連結ボルト24
a,24bを動作初期から均等に引っ張る引張力付与手
段Nを構成している(図6参照)。
【0039】次に、上記構成による駆動モータ1の動作
について説明する。最初に基本構成の動作について説明
する。励磁コイル23a,23bへ電流が通電されてい
ない状態では図1および図2に示すように、各アーマチ
ュア21a,21bは、各コイルスプリング22a,2
2bの付勢力により外側に付勢され、ブレーキライニン
グ21aa,21bbをロータ31の内側に接触させ、
その摩擦抵抗によりロータ31、回転軸30の回転に制
動力をかけている。
について説明する。最初に基本構成の動作について説明
する。励磁コイル23a,23bへ電流が通電されてい
ない状態では図1および図2に示すように、各アーマチ
ュア21a,21bは、各コイルスプリング22a,2
2bの付勢力により外側に付勢され、ブレーキライニン
グ21aa,21bbをロータ31の内側に接触させ、
その摩擦抵抗によりロータ31、回転軸30の回転に制
動力をかけている。
【0040】励磁コイル23a,23bへ電流を通電す
ると、各アーマチュア21a,21bは、励磁コイル2
3a,23bの磁力により各コイルスプリング22a,
22bの付勢力に抗して内側へ変位する。各アーマチュ
ア21a,21bはガイド部材50のカラー53に沿っ
て円滑に平行移動する。
ると、各アーマチュア21a,21bは、励磁コイル2
3a,23bの磁力により各コイルスプリング22a,
22bの付勢力に抗して内側へ変位する。各アーマチュ
ア21a,21bはガイド部材50のカラー53に沿っ
て円滑に平行移動する。
【0041】したがって、励磁コイル23a,23bへ
の通電時には、アーマチュア21a,21bは電磁ブレ
ーキ本体20に吸着され、ブレーキライニング21a
a,21bbとロータ31との接触による制動が解除さ
れるため、ロータ31はフリーとなり、モータ用コイル
12,13,14,15への通電により回転する。
の通電時には、アーマチュア21a,21bは電磁ブレ
ーキ本体20に吸着され、ブレーキライニング21a
a,21bbとロータ31との接触による制動が解除さ
れるため、ロータ31はフリーとなり、モータ用コイル
12,13,14,15への通電により回転する。
【0042】励磁コイルの故障等により通常の解除が不
可能となった場合には、手動制動解除機構Mの操作によ
り、次のように制動を解除することができる。図4に示
すように、解放用ハンドル26a,26bの先端部に取
り付けられた解放用ロープ29a,29bを図中右側へ
引くと、解放用ハンドル26a,26bが図中破線で示
した通常の待機位置から、実線で示した解除位置まで回
動する。
可能となった場合には、手動制動解除機構Mの操作によ
り、次のように制動を解除することができる。図4に示
すように、解放用ハンドル26a,26bの先端部に取
り付けられた解放用ロープ29a,29bを図中右側へ
引くと、解放用ハンドル26a,26bが図中破線で示
した通常の待機位置から、実線で示した解除位置まで回
動する。
【0043】この解除レバー26a,26bの回動に伴
い、回動ピン27a,27bおよび偏心カム28a,2
8bも一体的に回動する。この偏心カム28a,28b
の回動により、該偏心カムの押圧部28aa、28bb
により平板25a,25bが押圧されてラジアル方向内
方へ移動する。
い、回動ピン27a,27bおよび偏心カム28a,2
8bも一体的に回動する。この偏心カム28a,28b
の回動により、該偏心カムの押圧部28aa、28bb
により平板25a,25bが押圧されてラジアル方向内
方へ移動する。
【0044】このとき、平板25a,25bは、前記偏
心カムの押圧部28aa,28bbによってその略中央
部が押圧されるため、該平板25a,25bは回動軸3
0に平行となるよう保持されたまま内方へ移動する。こ
のため、平板25a,25bが連結されている左右の連
結ボルト24a,24bを、図7(a)に示すように動
作初期から均等な力F,Fでそれぞれ内方へ引っ張るこ
とができ、この結果、従来例で示したように、左右の連
結ボルトを偏って引っ張るときのような機械的ロスが生
じにくく、比較的軽い力でシュー35a,35bをロー
タ31から離間するように移動することができ、これに
より、制動解除状態にできる。
心カムの押圧部28aa,28bbによってその略中央
部が押圧されるため、該平板25a,25bは回動軸3
0に平行となるよう保持されたまま内方へ移動する。こ
のため、平板25a,25bが連結されている左右の連
結ボルト24a,24bを、図7(a)に示すように動
作初期から均等な力F,Fでそれぞれ内方へ引っ張るこ
とができ、この結果、従来例で示したように、左右の連
結ボルトを偏って引っ張るときのような機械的ロスが生
じにくく、比較的軽い力でシュー35a,35bをロー
タ31から離間するように移動することができ、これに
より、制動解除状態にできる。
【0045】また、上述したように左右の連結ボルト2
4a,24bを動作初期から均等な力F,Fで内方へ引
っ張ることができるため、シュー35a,35bを制動
位置に対し平行に保持したまま移動させることができ、
したがって、制動解除状態においてシュー35a,35
bのロータ31の内壁面への片当たりをなくすることが
できる。
4a,24bを動作初期から均等な力F,Fで内方へ引
っ張ることができるため、シュー35a,35bを制動
位置に対し平行に保持したまま移動させることができ、
したがって、制動解除状態においてシュー35a,35
bのロータ31の内壁面への片当たりをなくすることが
できる。
【0046】上記の動作において、仮に、図7(b)中
破線で示すように動作初期において、偏心カムの押圧部
の一部Cが平板25a,25bの上面部に片当たりする
場合には、動作初期において、一方の連結ボルト24a
に強い引張力Faが作用し、他方の連結ボルト24aに
弱い引張力Fbが作用する。しかしながら、その後さら
に解放用ハンドル26a,26bを介して偏心カム28
a,28bを回動させると、操作初期において強い引張
力Faが作用していた側の一方の連結ボルト24aは最
初に移動し始めかつ移動量が大きくなるため、他方の連
結ボルトに比べて強い摩擦力が働く。この結果、一方の
連結ボルトの移動は自動的に規制され、他方の連結ボル
トの移動量が大きくなる。つまり、平板25a,25b
は、ラジアル方向内方へ移動する過程において、初期の
姿勢と平行となるように自動調整されることとなり、こ
の点においても、比較的軽い力でシュー35a,35b
をロータ31から離間するように移動させることができ
る。
破線で示すように動作初期において、偏心カムの押圧部
の一部Cが平板25a,25bの上面部に片当たりする
場合には、動作初期において、一方の連結ボルト24a
に強い引張力Faが作用し、他方の連結ボルト24aに
弱い引張力Fbが作用する。しかしながら、その後さら
に解放用ハンドル26a,26bを介して偏心カム28
a,28bを回動させると、操作初期において強い引張
力Faが作用していた側の一方の連結ボルト24aは最
初に移動し始めかつ移動量が大きくなるため、他方の連
結ボルトに比べて強い摩擦力が働く。この結果、一方の
連結ボルトの移動は自動的に規制され、他方の連結ボル
トの移動量が大きくなる。つまり、平板25a,25b
は、ラジアル方向内方へ移動する過程において、初期の
姿勢と平行となるように自動調整されることとなり、こ
の点においても、比較的軽い力でシュー35a,35b
をロータ31から離間するように移動させることができ
る。
【0047】<第2の実施の形態>図8は本発明にかか
るドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の他の実施形態
を示す要部の断面図である。なお、ここでは、第1の実
施の形態と同一構成要素については重複するためその説
明を省略し、第1の実施の形態と異なる特徴部分につい
てのみ説明する(第3〜8の実施の形態についても同
様)。この実施の形態では、平板60の偏心カム61と
の互いの対向面部であって2本の連結ボルト62,62
の離間方向の両端部には、凹部63,63が形成されて
いる。このように平板60の偏心カム61との対向面部
の両側に凹部63,63を設ける構成にすれば、平板6
0と偏心カム61との当接部を、平板60のより中央部
分に確保することができ、したがって、平板60が連結
されている左右の連結ボルト62,62をより均等に引
っ張ることが可能となる。なお、ここで示す実施の形態
では、平板60側に凹部63,63を設けたが、これに
限られることなく、偏心カム61側の左右両端に凹部を
設けても良い。
るドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の他の実施形態
を示す要部の断面図である。なお、ここでは、第1の実
施の形態と同一構成要素については重複するためその説
明を省略し、第1の実施の形態と異なる特徴部分につい
てのみ説明する(第3〜8の実施の形態についても同
様)。この実施の形態では、平板60の偏心カム61と
の互いの対向面部であって2本の連結ボルト62,62
の離間方向の両端部には、凹部63,63が形成されて
いる。このように平板60の偏心カム61との対向面部
の両側に凹部63,63を設ける構成にすれば、平板6
0と偏心カム61との当接部を、平板60のより中央部
分に確保することができ、したがって、平板60が連結
されている左右の連結ボルト62,62をより均等に引
っ張ることが可能となる。なお、ここで示す実施の形態
では、平板60側に凹部63,63を設けたが、これに
限られることなく、偏心カム61側の左右両端に凹部を
設けても良い。
【0048】<第3の実施の形態>図9は本発明にかか
るドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第3の実施の
形態を示す要部の側面図である。この第3の実施の形態
では、偏心カム61と平板60との間に、それらを互い
に離間する方向へ付勢する付勢部材であるコイルスプリ
ング64が介装されている。このように偏心カム61と
平板60との間にコイルスプリング64を介装する構成
にすれば、制動状態を手動解除した後、コイルスプリン
グ64の付勢力によって偏心カム61を平板60から離
間させることができ、もって、手動解放装置を構成する
各部材を初期状態に戻す自己復帰性を高めることができ
る。
るドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第3の実施の
形態を示す要部の側面図である。この第3の実施の形態
では、偏心カム61と平板60との間に、それらを互い
に離間する方向へ付勢する付勢部材であるコイルスプリ
ング64が介装されている。このように偏心カム61と
平板60との間にコイルスプリング64を介装する構成
にすれば、制動状態を手動解除した後、コイルスプリン
グ64の付勢力によって偏心カム61を平板60から離
間させることができ、もって、手動解放装置を構成する
各部材を初期状態に戻す自己復帰性を高めることができ
る。
【0049】<第4の実施の形態>図10は本発明にか
かるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第4の実施
の形態を示す要部の側面図である。この第4の実施の形
態では、解放用ハンドル26a,26bを回動操作する
にあたり解放用ロープ29a,29bを図10中右側へ
引くこととなるが、それら解放用ロープ29a,29b
の端部を互いに連結して一本のロープ65とし、そのロ
ープ65の中間部分に該ロープ65の長さ方向に沿って
移動可能に中間部材66を嵌合し、該中間部材66の中
程を操作用ロープ67で同図中右側へ引くような構成に
している。
かるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第4の実施
の形態を示す要部の側面図である。この第4の実施の形
態では、解放用ハンドル26a,26bを回動操作する
にあたり解放用ロープ29a,29bを図10中右側へ
引くこととなるが、それら解放用ロープ29a,29b
の端部を互いに連結して一本のロープ65とし、そのロ
ープ65の中間部分に該ロープ65の長さ方向に沿って
移動可能に中間部材66を嵌合し、該中間部材66の中
程を操作用ロープ67で同図中右側へ引くような構成に
している。
【0050】このようにロープ65の長さ方向に沿って
移動可能とした中間部材66を介して一本の操作用ロー
プ67で引っ張る構成としたことで、ロープ65につな
がる解放用ハンドル26a,26bに均等な力を与えて
均等に回動操作することができる。ちなみに、前述した
第1の実施の形態では、図4に示すように上下の解放用
ロープ29a,29bの端部に連結板57を取り付け、
この連結板57を介して解放用ロープ29a,29bを
引っ張り操作しているが、連結板57は長さが前記解放
用ハンドル26a,26bの離間距離とほぼ同等の長さ
を持っていることから、装置が大型化する、また、解放
用ロープ26a,26bを均等な力で引っ張るのに工夫
が必要となる等の不具合を持つ。
移動可能とした中間部材66を介して一本の操作用ロー
プ67で引っ張る構成としたことで、ロープ65につな
がる解放用ハンドル26a,26bに均等な力を与えて
均等に回動操作することができる。ちなみに、前述した
第1の実施の形態では、図4に示すように上下の解放用
ロープ29a,29bの端部に連結板57を取り付け、
この連結板57を介して解放用ロープ29a,29bを
引っ張り操作しているが、連結板57は長さが前記解放
用ハンドル26a,26bの離間距離とほぼ同等の長さ
を持っていることから、装置が大型化する、また、解放
用ロープ26a,26bを均等な力で引っ張るのに工夫
が必要となる等の不具合を持つ。
【0051】<第5の実施の形態>図11は本発明にか
かるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第5の実施
の形態を示すもので、(a)は要部の側面図、(b)は
同実施の形態において用いられる部材の斜視図である。
この第5の実施の形態の特徴は、前記第1の実施の形態
で示した(図5参照)、1個のアーマチュア21aに対
して2本設けられていた連結ボルト24a,24aとそ
れら2本の連結ボルト24a,24bの端部同士を連結
する平板25とを一体とし、全体としてU字状に形成し
た一部材である引張力伝達部材70により構成した点で
ある。
かるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第5の実施
の形態を示すもので、(a)は要部の側面図、(b)は
同実施の形態において用いられる部材の斜視図である。
この第5の実施の形態の特徴は、前記第1の実施の形態
で示した(図5参照)、1個のアーマチュア21aに対
して2本設けられていた連結ボルト24a,24aとそ
れら2本の連結ボルト24a,24bの端部同士を連結
する平板25とを一体とし、全体としてU字状に形成し
た一部材である引張力伝達部材70により構成した点で
ある。
【0052】すなわち、この引張力伝達部材70は、平
行となるように配置される左右のロッド部70a,70
bとそれらの端部同士を連結する底部70cとからな
り、ロッド部70a,70bの底部70cとは逆側の端
部には雄ねじ部70aa,70baが形成されている。
この引張力伝達部材70は、励磁コイル23aをロッド
部70a,70bので挟み込むように、電磁ブレーキ本
体20に組み込まれる。そして、この状態で、ロッド部
70a,70bの頭部にはナット71,71がねじ合わ
され、これにより張力伝達部材70がアーマチュア21
aと係合し、また、底部70cは偏心カム28aに対向
するように配置される。
行となるように配置される左右のロッド部70a,70
bとそれらの端部同士を連結する底部70cとからな
り、ロッド部70a,70bの底部70cとは逆側の端
部には雄ねじ部70aa,70baが形成されている。
この引張力伝達部材70は、励磁コイル23aをロッド
部70a,70bので挟み込むように、電磁ブレーキ本
体20に組み込まれる。そして、この状態で、ロッド部
70a,70bの頭部にはナット71,71がねじ合わ
され、これにより張力伝達部材70がアーマチュア21
aと係合し、また、底部70cは偏心カム28aに対向
するように配置される。
【0053】この実施の形態では、図示しない解放用ロ
ープの引張操作による解放用ハンドル26aの回動に伴
い、回動ピン27aおよび偏心カム28aも一体的に回
動し、偏心カム28aの回動により引張力伝達部材70
が押され、該引張力伝達部材に係合しているアーマチュ
ア21をラジアル方向内方へ引張移動させて制動解除状
態にすることができる。このように2本の連結ボルト2
4a,24aとそれら連結ボルト24a,24bの端部
同士を連結する平板25とを一部材で構成しているた
め、部品点数を減らすことができ、もってコストの低減
並びに組立時間を短縮できる。
ープの引張操作による解放用ハンドル26aの回動に伴
い、回動ピン27aおよび偏心カム28aも一体的に回
動し、偏心カム28aの回動により引張力伝達部材70
が押され、該引張力伝達部材に係合しているアーマチュ
ア21をラジアル方向内方へ引張移動させて制動解除状
態にすることができる。このように2本の連結ボルト2
4a,24aとそれら連結ボルト24a,24bの端部
同士を連結する平板25とを一部材で構成しているた
め、部品点数を減らすことができ、もってコストの低減
並びに組立時間を短縮できる。
【0054】<第6の実施の形態>図12は本発明にか
かるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第6の実施
の形態を示すもので、(a)は要部の断面図、(b)は
(a)で表された部分のそれと直交する方向から見た断
面図である。この実施の形態の特徴は、2本の連結ボル
ト24a,24aの先端に設けていた平板(図5中25
a参照)を取り除き、代わりに偏心カム75を連結ボル
ト24a,24aに跨り得るような長さLとし、この偏
心カム75に直接連結ボルト24a,24aの先端を螺
子合わせた点である。
かるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第6の実施
の形態を示すもので、(a)は要部の断面図、(b)は
(a)で表された部分のそれと直交する方向から見た断
面図である。この実施の形態の特徴は、2本の連結ボル
ト24a,24aの先端に設けていた平板(図5中25
a参照)を取り除き、代わりに偏心カム75を連結ボル
ト24a,24aに跨り得るような長さLとし、この偏
心カム75に直接連結ボルト24a,24aの先端を螺
子合わせた点である。
【0055】このような構成にすることによって、部品
点数を減らすことができ、もってコストの低減並びに組
立時間を短縮できる。なお、この実施の形態の場合、偏
心カム75の回動に伴い連結ボルト24a,24aのラ
ジアル方向内端が偏心カム75の回動中心側にずれるた
め、連結ボルト24a,24aの移動がスムーズに行え
なくなるおそれがあるが、これは連結ボルト24a,2
4aとそれを収納する孔20bとの間の遊び幅を充分広
くとることで対処できる。
点数を減らすことができ、もってコストの低減並びに組
立時間を短縮できる。なお、この実施の形態の場合、偏
心カム75の回動に伴い連結ボルト24a,24aのラ
ジアル方向内端が偏心カム75の回動中心側にずれるた
め、連結ボルト24a,24aの移動がスムーズに行え
なくなるおそれがあるが、これは連結ボルト24a,2
4aとそれを収納する孔20bとの間の遊び幅を充分広
くとることで対処できる。
【0056】<第7の実施の形態>図13は本発明にか
かるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第7の実施
の形態を示すもので、(a)は要部の断面図、(b)は
同実施の形態において用いられる部材の組み合わせ状態
を示す側面図である。この第7の実施の形態では、シュ
ー35aをラジアル方向内方へ移動させるための連結ボ
ルト80を只1本とし、この1本の連結ボルト80を、
解放用ハンドル26aを介して手動により回動操作され
る回動ピン27aに取り付けられた偏心カム81に連結
した構造になっている。
かるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第7の実施
の形態を示すもので、(a)は要部の断面図、(b)は
同実施の形態において用いられる部材の組み合わせ状態
を示す側面図である。この第7の実施の形態では、シュ
ー35aをラジアル方向内方へ移動させるための連結ボ
ルト80を只1本とし、この1本の連結ボルト80を、
解放用ハンドル26aを介して手動により回動操作され
る回動ピン27aに取り付けられた偏心カム81に連結
した構造になっている。
【0057】すなわち、この実施の形態では、シュー3
5aの幅方向略中央に連結されて、固定部材である電磁
ブレーキ本体20を径方向に貫通して該本体20の内方
に突出する連結ボルト80を只1本とし、この1本の連
結ボルト80を図示せぬスプリングの付勢力に抗してラ
ジアル方向内方へ移動させるように引張力を与える引張
力付与手段82を、連結ボルト80と直交するようにか
つシュー35aの幅方向に延びて配置されかつ電磁ブレ
ーキ本体20に回転可能に支持されるとともに一側部を
解放用ハンドル26aに連結された回動ピン27aと、
この回動ピン27aに取り付けられかつ連結ボルト80
の下端(内端)にねじ合わされた偏心カム81によって
構成している。
5aの幅方向略中央に連結されて、固定部材である電磁
ブレーキ本体20を径方向に貫通して該本体20の内方
に突出する連結ボルト80を只1本とし、この1本の連
結ボルト80を図示せぬスプリングの付勢力に抗してラ
ジアル方向内方へ移動させるように引張力を与える引張
力付与手段82を、連結ボルト80と直交するようにか
つシュー35aの幅方向に延びて配置されかつ電磁ブレ
ーキ本体20に回転可能に支持されるとともに一側部を
解放用ハンドル26aに連結された回動ピン27aと、
この回動ピン27aに取り付けられかつ連結ボルト80
の下端(内端)にねじ合わされた偏心カム81によって
構成している。
【0058】また、この実施の形態では、シュー35a
をラジアル方向内方へ移動させる励磁コイル23aは、
連結ボルト80を間に挟んでシュー35aの幅方向両側
に配置している。この実施の形態では、連結ボルト80
を只1本にしているため、該連結ボルト80の設置位置
を予めシュー35aの中央等適宜個所に設定しておけ
ば、該シュー35aを連結ボルト80を介して解放用ハ
ンドル26aによって移動させる際に、シュー35aを
制動位置から傾くことなく平行に保持したまま移動させ
ることができる。
をラジアル方向内方へ移動させる励磁コイル23aは、
連結ボルト80を間に挟んでシュー35aの幅方向両側
に配置している。この実施の形態では、連結ボルト80
を只1本にしているため、該連結ボルト80の設置位置
を予めシュー35aの中央等適宜個所に設定しておけ
ば、該シュー35aを連結ボルト80を介して解放用ハ
ンドル26aによって移動させる際に、シュー35aを
制動位置から傾くことなく平行に保持したまま移動させ
ることができる。
【0059】<第8の実施の形態>図14は本発明にか
かるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第8の実施
の形態を示す要部の斜視図である。この第8の実施の形
態は第6の実子の形態の変形例である。すなわち、この
第8の実施の形態では、シュー35aと連結されて電磁
ブレーキ本体を径方向に貫通する連結ボルト85を只1
本とし、この1本の連結ボルト85の下端(内端)に係
合される偏心カム86の形状を特殊なものとしている。
具体的には、偏心カム86は前記連結ボルトとの係合部
分が二股に分かれ、その二股に分かれた両アーム86
a,86aの基端側である分岐部86bに、前記連結ボ
ルト85が両アーム86a,86a間の側方開口部86
cから挿入されて係合される構造になっている。また、
連結ボルト85の内端には、抜止め用並びに係合位置調
整用としての機能するナット87がねじ合わされてい
る。この実施の形態では、連結ボルト85と偏心カム8
6との係合作業が容易に行え、かつナット87のねじあ
わせ位置を変えることで連結ボルト85の偏心カム86
に対する係合位置調整も容易に行える。
かるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第8の実施
の形態を示す要部の斜視図である。この第8の実施の形
態は第6の実子の形態の変形例である。すなわち、この
第8の実施の形態では、シュー35aと連結されて電磁
ブレーキ本体を径方向に貫通する連結ボルト85を只1
本とし、この1本の連結ボルト85の下端(内端)に係
合される偏心カム86の形状を特殊なものとしている。
具体的には、偏心カム86は前記連結ボルトとの係合部
分が二股に分かれ、その二股に分かれた両アーム86
a,86aの基端側である分岐部86bに、前記連結ボ
ルト85が両アーム86a,86a間の側方開口部86
cから挿入されて係合される構造になっている。また、
連結ボルト85の内端には、抜止め用並びに係合位置調
整用としての機能するナット87がねじ合わされてい
る。この実施の形態では、連結ボルト85と偏心カム8
6との係合作業が容易に行え、かつナット87のねじあ
わせ位置を変えることで連結ボルト85の偏心カム86
に対する係合位置調整も容易に行える。
【0060】<第9の実施の形態>図15は本発明にか
かるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第9の実施
の形態を示す要部の断面図である。この第9の実施の形
態では、ロータ90に制動力を与えるシュー91を、そ
の一側を電磁ブレーキ本体20にヒンジ結合されること
により、電磁ブレーキ本体のラジアル方向へ移動可能に
支持し、このシュー91をラジアル方向内方へ移動させ
るための連結ボルト92を只1本とし、この連結ボルト
92をシュー91のヒンジ結合部分93とは反対側端部
に連結し、連結ボルト92の下端(内端)を、解放用ハ
ンドル26aを介して手動により回動操作される回動ピ
ン27aに取り付けられた偏心カム94に連結した構成
になっている。
かるドラム式電磁ブレーキの手動解放装置の第9の実施
の形態を示す要部の断面図である。この第9の実施の形
態では、ロータ90に制動力を与えるシュー91を、そ
の一側を電磁ブレーキ本体20にヒンジ結合されること
により、電磁ブレーキ本体のラジアル方向へ移動可能に
支持し、このシュー91をラジアル方向内方へ移動させ
るための連結ボルト92を只1本とし、この連結ボルト
92をシュー91のヒンジ結合部分93とは反対側端部
に連結し、連結ボルト92の下端(内端)を、解放用ハ
ンドル26aを介して手動により回動操作される回動ピ
ン27aに取り付けられた偏心カム94に連結した構成
になっている。
【0061】すなわち、この第9の実施の形態において
も、1本の連結ロッド92をスプリングの付勢力に抗し
てラジアル方向内方へ移動させるように引張力を与える
引張力付与手段95を、連結ボルト92と直交するよう
にかつシュー91の幅方向に延びて配置されかつ電磁ブ
レーキ本体20に回転可能に支持されるとともに一側部
を解放用ハンドル26aに連結された回動ピン27a
と、この回動ピン27aに取り付けられかつ連結ロッド
の下端に係合された偏心カム94から構成している。こ
の第9の実施の形態の形態でも、連結ボルト92を只1
本にしているため、シュー91を連結ボルト92を介し
て解放用ハンドル26aによって移動させる際に、シュ
ー91を制動位置からほぼ平行に保持したまま移動させ
ることができる。
も、1本の連結ロッド92をスプリングの付勢力に抗し
てラジアル方向内方へ移動させるように引張力を与える
引張力付与手段95を、連結ボルト92と直交するよう
にかつシュー91の幅方向に延びて配置されかつ電磁ブ
レーキ本体20に回転可能に支持されるとともに一側部
を解放用ハンドル26aに連結された回動ピン27a
と、この回動ピン27aに取り付けられかつ連結ロッド
の下端に係合された偏心カム94から構成している。こ
の第9の実施の形態の形態でも、連結ボルト92を只1
本にしているため、シュー91を連結ボルト92を介し
て解放用ハンドル26aによって移動させる際に、シュ
ー91を制動位置からほぼ平行に保持したまま移動させ
ることができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、シューに
その幅方向に離間して連結され、固定部材を径方向に貫
通して該固定部材の内方に突出する複数の連結ロッド
と、複数の連結ロッドをスプリングの付勢力に抗してラ
ジアル方向内方へ移動させるよう初期から均等に引張力
を与える引張力付与手段と、固定部材に回動可能に取り
付けられ、手動により回動操作された際にその操作力を
引張力付与手段に伝達する解放用ハンドルとを備えてい
るから、解放用ハンドルを操作すると、その操作力が引
張力付与手段に伝達し、この引張力付与手段によって複
数の連結ロッドが初期からそれぞれ均等に引っ張られる
こととなるので、スプリングによってロータの内壁面側
に付勢されて制動位置にあるシューは、これら複数の連
結ロッドにより引っ張られて、制動位置と平行に保持さ
れたまま、ロータの内壁面から離間する方向へ移動す
る。したがって、機械的なロスを低減し得て比較的軽い
操作力でシューを移動させることができ、また、制動解
除状態においてシューの片当たりをなくすることができ
る。
その幅方向に離間して連結され、固定部材を径方向に貫
通して該固定部材の内方に突出する複数の連結ロッド
と、複数の連結ロッドをスプリングの付勢力に抗してラ
ジアル方向内方へ移動させるよう初期から均等に引張力
を与える引張力付与手段と、固定部材に回動可能に取り
付けられ、手動により回動操作された際にその操作力を
引張力付与手段に伝達する解放用ハンドルとを備えてい
るから、解放用ハンドルを操作すると、その操作力が引
張力付与手段に伝達し、この引張力付与手段によって複
数の連結ロッドが初期からそれぞれ均等に引っ張られる
こととなるので、スプリングによってロータの内壁面側
に付勢されて制動位置にあるシューは、これら複数の連
結ロッドにより引っ張られて、制動位置と平行に保持さ
れたまま、ロータの内壁面から離間する方向へ移動す
る。したがって、機械的なロスを低減し得て比較的軽い
操作力でシューを移動させることができ、また、制動解
除状態においてシューの片当たりをなくすることができ
る。
【0063】請求項2に係る発明によれば、引張力付与
手段を、複数の連結ロッドの内方先端部に跨って取り付
けられた平板と、平板の略中央部を押圧するように偏心
カムにより構成しているので、簡単な構成で引張力付与
手段を実現することができ、コストを低減でき並びに軽
量化を無理なく図ることができる。
手段を、複数の連結ロッドの内方先端部に跨って取り付
けられた平板と、平板の略中央部を押圧するように偏心
カムにより構成しているので、簡単な構成で引張力付与
手段を実現することができ、コストを低減でき並びに軽
量化を無理なく図ることができる。
【0064】請求項3に係る発明によれば、引張力付与
手段を、複数の連結ロッドの内方先端部に跨って取り付
けられた平板と、平板の内側に該平板に平行となるよう
に固定部材に回転可能に支持されかつその一側部を前記
解放用ハンドルに連結された回動ピンと、平板の略中央
部を押圧するように回動ピンに取り付けられた偏心カム
により構成しているので、簡単かつ作動が確実な引張力
付与手段を実現することができ、コストを低減でき並び
に軽量化を無理なく図ることができる。
手段を、複数の連結ロッドの内方先端部に跨って取り付
けられた平板と、平板の内側に該平板に平行となるよう
に固定部材に回転可能に支持されかつその一側部を前記
解放用ハンドルに連結された回動ピンと、平板の略中央
部を押圧するように回動ピンに取り付けられた偏心カム
により構成しているので、簡単かつ作動が確実な引張力
付与手段を実現することができ、コストを低減でき並び
に軽量化を無理なく図ることができる。
【0065】請求項4に係る発明によれば、偏心カムと
平板との対向面部であって複数の連結ロッドの離間方向
の両端部に、凹部を、それら偏心カムと平板の少なくと
も一方に形成しているので、平板が連結されている左右
の連結ロッドをより均等に引っ張ることが可能となる。
平板との対向面部であって複数の連結ロッドの離間方向
の両端部に、凹部を、それら偏心カムと平板の少なくと
も一方に形成しているので、平板が連結されている左右
の連結ロッドをより均等に引っ張ることが可能となる。
【0066】請求項5に係る発明によれば、偏心カムと
平板との間には、それらを互いに離間する方向へ付勢す
る付勢部材を介装しているので、手動解放装置を構成す
る各部材を初期状態に戻す自己復帰性を高めることがで
きる。
平板との間には、それらを互いに離間する方向へ付勢す
る付勢部材を介装しているので、手動解放装置を構成す
る各部材を初期状態に戻す自己復帰性を高めることがで
きる。
【0067】請求項6に係る発明によれば、複数の連結
ロッドと平板とを一体とし、全体としてU字状に形成し
ているので、請求項2または3に係る発明の効果に加え
て、部品点数を削減でき、もって、コストを低減できる
ととも組立時間を短縮できる。
ロッドと平板とを一体とし、全体としてU字状に形成し
ているので、請求項2または3に係る発明の効果に加え
て、部品点数を削減でき、もって、コストを低減できる
ととも組立時間を短縮できる。
【0068】請求項7に係る発明によれば、平板を用い
ることなく、複数の連結ロッドを直接偏心カムに固定し
ているので、請求項6に係る発明と同様に、部品点数を
削減でき、もって、コストを低減できるととも組立時間
を短縮できる。
ることなく、複数の連結ロッドを直接偏心カムに固定し
ているので、請求項6に係る発明と同様に、部品点数を
削減でき、もって、コストを低減できるととも組立時間
を短縮できる。
【0069】請求項8に係る発明によれば、連結ロッド
を只1本としているため、該連結ボルトの設置位置を予
めシューの中央等適宜に設定しておけば、シューを連結
ボルトを介して移動させるとき、シューに偏った力が作
用せず、該シューを正規の姿勢を保持したまま速やかに
移動させることができる。
を只1本としているため、該連結ボルトの設置位置を予
めシューの中央等適宜に設定しておけば、シューを連結
ボルトを介して移動させるとき、シューに偏った力が作
用せず、該シューを正規の姿勢を保持したまま速やかに
移動させることができる。
【0070】請求項9に係る発明によれば、偏心カムを
連結ロッドとの係合部分が二股に分かれ、その二股に分
かれた分岐部に連結ロッドの下端大径部を係合させてい
るため、連結ロッドを偏心カムにねじあわせ等他の固定
手段を用いる場合に比べて、連結ボルトと偏心カムとの
係合作業が容易に行える。
連結ロッドとの係合部分が二股に分かれ、その二股に分
かれた分岐部に連結ロッドの下端大径部を係合させてい
るため、連結ロッドを偏心カムにねじあわせ等他の固定
手段を用いる場合に比べて、連結ボルトと偏心カムとの
係合作業が容易に行える。
【0071】請求項10に係る発明によれば、請求項8
に係る発明と同様に、連結ロッドを只1本としているた
め、シューを連結ボルトを介して移動させるとき、シュ
ーに偏った力が作用せず、該シューを正規の姿勢を保持
したまま速やかに移動させることができる。
に係る発明と同様に、連結ロッドを只1本としているた
め、シューを連結ボルトを介して移動させるとき、シュ
ーに偏った力が作用せず、該シューを正規の姿勢を保持
したまま速やかに移動させることができる。
【図1】 本発明にかかる手動解放装置の第1の実施の
形態を備えた電磁ブレーキ付きの駆動モータの制動状態
を示す回動軸に垂直な面内での断面図である。
形態を備えた電磁ブレーキ付きの駆動モータの制動状態
を示す回動軸に垂直な面内での断面図である。
【図2】 同モータの制動状態を示す回転軸に平行な面
内での断面図である。
内での断面図である。
【図3】 図1におけるガイド部材の拡大断面図であ
る。
る。
【図4】 励磁による制動状態解除を示す回転軸に垂直
な面内での断面図である。
な面内での断面図である。
【図5】 図2における連結ボルトおよび平板等の詳細
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】 引張力付与手段の詳細を示す斜視図である。
【図7】 本発明にかかる手動解放装置の作用を説明す
る断面図である。
る断面図である。
【図8】 本発明にかかるドラム式電磁ブレーキの手動
解放装置の第2の実施の形態を示す要部の断面図であ
る。
解放装置の第2の実施の形態を示す要部の断面図であ
る。
【図9】 本発明にかかるドラム式電磁ブレーキの手動
解放装置の第3の実施の形態を示す要部の側面図であ
る。
解放装置の第3の実施の形態を示す要部の側面図であ
る。
【図10】 本発明にかかるドラム式電磁ブレーキの手
動解放装置の第4の実施の形態を示す要部の断面図であ
る。
動解放装置の第4の実施の形態を示す要部の断面図であ
る。
【図11】 本発明にかかるドラム式電磁ブレーキの手
動解放装置の第5の実施の形態を示す図である。
動解放装置の第5の実施の形態を示す図である。
【図12】 本発明にかかるドラム式電磁ブレーキの手
動解放装置の第6の実施の形態を示す図である。
動解放装置の第6の実施の形態を示す図である。
【図13】 本発明にかかるドラム式電磁ブレーキの手
動解放装置の第7の実施の形態を示す他の実施の形態を
示す要部の断面図である。
動解放装置の第7の実施の形態を示す他の実施の形態を
示す要部の断面図である。
【図14】 本発明にかかるドラム式電磁ブレーキの手
動解放装置の第8の実施の形態を示す要部の断面図であ
る。
動解放装置の第8の実施の形態を示す要部の断面図であ
る。
【図15】 本発明にかかるドラム式電磁ブレーキの手
動解放装置の第9の実施の形態を示す図である。
動解放装置の第9の実施の形態を示す図である。
【図16】 従来のドラム式電磁ブレーキの手動解放装
置を説明する側面図である。
置を説明する側面図である。
【図17】 同従来のドラム式電磁ブレーキの手動解放
装置を説明する一部の拡大断面図である。
装置を説明する一部の拡大断面図である。
1 駆動モータ
20 電磁ブレーキ本体(固定部材)
30 回動軸
31 ロータ
21a,21b アーマチュア
22a,22b コイルスプリング
23a,23b 励磁コイル
24a,24b,62 連結ボルト(連結ロッド)
25a,25b,60,71 平板
26a,26b 解放用ハンドル
27a,27b 回動ピン
28a,28b,61 偏心カム
29a,29b 解放用ロープ
35a,35b シュー
63 凹部
70 引張力伝達手段
75,81,86,94 偏心カム
80,85,92 連結ボルト(連結ロッド)
86a アーム
86b 分岐部
M 手動解放装置
N 引張力付与手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 山村 基久
三重県津市片田町字壱町田594番地 帝人
製機株式会社津工場内
(72)発明者 三好 洋之
三重県津市片田町字壱町田594番地 帝人
製機株式会社津工場内
(72)発明者 浅野 成樹
三重県津市片田町字壱町田594番地 帝人
製機株式会社津工場内
Fターム(参考) 3F306 BA09
3J058 AA07 AA13 AA17 AA23 AA29
AA30 AA37 AA38 BA42 CC07
CC08 CC12 CC52 CC66 CC77
FA37
Claims (10)
- 【請求項1】 円筒状のロータと、該ロータの内側に配
置されたリング状の固定部材と、前記ロータの内壁面に
対向するよう前記固定部材にラジアル方向へ移動可能に
支持された複数の円弧状のシューと、該シューと前記固
定部材との間に介装されて前記シューを前記ロータの内
壁面側に付勢するスプリングと、励磁により前記スプリ
ングの付勢力に抗して前記シューをラジアル方向内方へ
移動させる励磁コイルとを備えるドラム式電磁ブレーキ
の手動解放装置であって、 前記シューにその幅方向に離間して連結され、前記固定
部材を径方向に貫通して該固定部材の内方に突出する複
数の連結ロッドと、 該複数の連結ロッドを前記スプリングの付勢力に抗して
ラジアル方向内方へ移動させるよう初期から均等に引張
力を与える引張力付与手段と、 前記固定部材に回動可能に取り付けられ、手動により回
動操作された際にその操作力を前記引張力付与手段に伝
達する解放用ハンドルとを備えることを特徴とするドラ
ム式電磁ブレーキの手動解放装置。 - 【請求項2】 前記引張力付与手段は、前記複数の連結
ロッドの内方先端部に跨って取り付けられた平板と、 該平板の略中央部を押圧するように前記解放用ハンドル
の回動軸に設けられた偏心カムから構成されていること
を特徴とする請求項1記載のドラム式電磁ブレーキの手
動解放装置。 - 【請求項3】 前記引張力付与手段は、前記複数の連結
ロッドの内方先端部に跨って取り付けられた平板と、 平板の内側に該平板に平行となるように前記固定部材に
回転可能に支持されかつその一側部を前記解放用ハンド
ルに連結された回動ピンと、 平板の略中央部を押圧するように前記回動ピンに取り付
けられた偏心カムから構成されていることを特徴とする
請求項1記載のドラム式電磁ブレーキの手動解放装置。 - 【請求項4】 前記偏心カムと前記平板との対向面部で
あって前記複数の連結ロッドの離間方向の両端部には、
凹部が、それら偏心カムと前記平板の少なくとも一方に
形成されていることを特徴とする請求項2または3記載
のドラム式電磁ブレーキの手動解放装置。 - 【請求項5】 前記偏心カムと前記平板との間には、そ
れらを互いに離間する方向へ付勢する付勢部材が介装さ
れていることを特徴とする請求項2または3記載のドラ
ム式電磁ブレーキの手動解放装置。 - 【請求項6】 前記複数の連結ロッドと前記平板とは一
体になって、全体としてU字状に形成されていることを
特徴とする請求項2または3記載のドラム式電磁ブレー
キの手動解放装置。 - 【請求項7】 円筒状のロータと、該ロータの内側に配
置されたリング状の固定部材と、前記ロータの内壁面に
対向するよう前記固定部材にラジアル方向へ移動可能に
支持された複数の円弧状のシューと、該シューと前記固
定部材との間に介装されて前記シューを前記ロータの内
壁面側に付勢するスプリングと、励磁により前記スプリ
ングの付勢力に抗して前記シューをラジアル方向内方へ
移動させる励磁コイルとを備えるドラム式電磁ブレーキ
の手動解放装置であって、 前記シューにその幅方向に離間して連結され、前記固定
部材を径方向に貫通して該固定部材の内方に突出する複
数の連結ロッドと、 該複数の連結ロッドを前記スプリングの付勢力に抗して
ラジアル方向内方へ移動させるよう初期から均等に引張
力を与える引張力付与手段と、 前記固定部材に回動可能に取り付けられ、手動により回
動操作された際にその操作力を前記引張力付与手段に伝
達する解放用ハンドルとを備え、 前記引張力付与手段は、前記複数の連結ロッドと直交す
るようにそれら連結ロッドの離間方向に延びて配置され
かつ前記固定部材に回転可能に支持されるとともに一側
部を前記解放用ハンドルに連結された回動ピンと、 該回動ピンに取り付けられかつ前記連結ロッドの下端に
固定された偏心カムから構成されていることを特徴とす
るドラム式電磁ブレーキの手動解放装置。 - 【請求項8】 円筒状のロータと、該ロータの内側に配
置されたリング状の固定部材と、前記ロータの内壁面に
対向するよう前記固定部材にラジアル方向へ移動可能に
支持された複数の円弧状のシューと、該シューと前記固
定部材との間に介装されて前記シューを前記ロータの内
壁面側に付勢するスプリングと、励磁により前記スプリ
ングの付勢力に抗して前記シューをラジアル方向内方へ
移動させる励磁コイルとを備えるドラム式電磁ブレーキ
の手動解放装置であって、 前記シューの幅方向略中央に連結され、前記固定部材を
径方向に貫通して該固定部材の内方に突出する1本の連
結ロッドと、 該1本の連結ロッドを前記スプリングの付勢力に抗して
ラジアル方向内方へ移動させるように引張力を与える引
張力付与手段と、 前記固定部材に回動可能に取り付けられ、手動により回
動操作された際にその操作力を前記引張力付与手段に伝
達する解放用ハンドルとを備え、 前記引張力付与手段は、前記連結ロッドと直交するよう
にかつ前記シューの幅方向に延びて配置されかつ前記固
定部材に回転可能に支持されるとともに一側部を前記解
放用ハンドルに連結された回動ピンと、 該回動ピンに取り付けられかつ前記連結ロッドの下端に
係合された偏心カムから構成されていることを特徴とす
るドラム式電磁ブレーキの手動解放装置。 - 【請求項9】 前記偏心カムは前記連結ロッドとの係合
部分が二股に分かれ、その二股に分かれた分岐部に前記
連結ロッドの下端大径部が係合されていることを特徴と
する請求項8記載のドラム式電磁ブレーキの手動解放装
置。 - 【請求項10】 円筒状のロータと、該ロータの内側に
配置されたリング状の固定部材と、前記ロータの内壁面
に対向するよう前記固定部材にラジアル方向へ移動可能
にヒンジ結合された複数の円弧状のシューと、該シュー
と前記固定部材との間に介装されて前記シューを前記ロ
ータの内壁面側に付勢するスプリングと、励磁により前
記スプリングの付勢力に抗して前記シューをラジアル方
向内方へ移動させる励磁コイルとを備えるドラム式電磁
ブレーキの手動解放装置であって、 前記シューのヒンジ結合部分とは反対側端部に連結され
て、前記固定部材を径方向に貫通して該固定部材の内方
に突出する1本の連結ロッドと、 該1本の連結ロッドを前記スプリングの付勢力に抗して
ラジアル方向内方へ移動させるように引張力を与える引
張力付与手段と、 前記固定部材に回動可能に取り付けられ、手動により回
動操作された際にその操作力を前記引張力付与手段に伝
達する解放用ハンドルとを備え、 前記引張力付与手段は、前記連結ロッドと直交するよう
にかつ前記シューの幅方向に延びて配置されかつ前記固
定部材に回転可能に支持されるとともに一側部を前記解
放用ハンドルに連結された回動ピンと、 該回動ピンに取り付けられかつ前記連結ロッドの下端に
係合された偏心カムから構成されていることを特徴とす
るドラム式電磁ブレーキの手動解放装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002087097A JP2003278809A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | ドラム式電磁ブレーキの手動解放装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002087097A JP2003278809A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | ドラム式電磁ブレーキの手動解放装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003278809A true JP2003278809A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29233449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002087097A Withdrawn JP2003278809A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | ドラム式電磁ブレーキの手動解放装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003278809A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100343547C (zh) * | 2004-12-24 | 2007-10-17 | 上海三菱电梯有限公司 | 内张式电磁制动器 |
| CN112178076A (zh) * | 2020-10-26 | 2021-01-05 | 广州视源电子科技股份有限公司 | 电磁刹车器及车辆 |
-
2002
- 2002-03-26 JP JP2002087097A patent/JP2003278809A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100343547C (zh) * | 2004-12-24 | 2007-10-17 | 上海三菱电梯有限公司 | 内张式电磁制动器 |
| CN112178076A (zh) * | 2020-10-26 | 2021-01-05 | 广州视源电子科技股份有限公司 | 电磁刹车器及车辆 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |