JP2003281115A - 適応的データ逆変換/変換装置および方法 - Google Patents

適応的データ逆変換/変換装置および方法

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JP2003281115A
JP2003281115A JP2002381765A JP2002381765A JP2003281115A JP 2003281115 A JP2003281115 A JP 2003281115A JP 2002381765 A JP2002381765 A JP 2002381765A JP 2002381765 A JP2002381765 A JP 2002381765A JP 2003281115 A JP2003281115 A JP 2003281115A
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JP2002381765A
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Sorolla Carolina Miro
カロリーナ、ミロ、ソロラ
Joseph Adelaide
ジョゼフ、アドゥレード
Juliette Dhuisme
ジュリエットゥ、デュイズム
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Koninklijke Philips Electronics NV
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限定された演算リソース(資源)を有効に活
用して、異なるサイズのブロック間での離散コサイン直
接変換/逆変換を可能にする。 【解決手段】 逆変換マトリックスの対角線に沿ったサ
ブマトリックス内へと分解可能な逆変換マトリックスを
介して変換データを逆変換データへと逆変換する適応的
データ逆変換装置に関する。この装置は、処理されるべ
きデータ項目の数に応じて前記変換データを並べ換え可
能な並べ換え手段と、並べ換えられた変換データとサブ
マトリックスとの積を生成可能な拡張可能演算手段と、
処理されるべきデータの数に応じて前記拡張可能演算モ
ジュールから供給されるデータを直線的に結合可能な線
形結合手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、逆変換マトリッ
クスを用いて変換データを逆変換データへと逆変換する
逆変換方法および装置に関する。
【0002】また、この発明は、変換マトリックスを用
いて原データを変換データへと変換する変換方法および
装置に関する。
【0003】この発明は、デジタルビデオデータ圧縮/
拡張(解凍)の技術分野にその適用を見出すことがで
き、これらのデータは、例えば、MPEG(英語での
“MotionPicture Expert Group”―動画像熟練者グルー
プ―の頭文字から)タイプ、特に、デジタルテレビジョ
ン装置、MPEG2またはMPEG4タイプのビデオコ
ーダおよびデコーダ、データ蓄積装置または移動体通信
の分野で用いられる。
【0004】
【従来の技術】離散コサイン変換またはDCTの特性
は、これらの技術に対して連続する画像の圧縮の分野に
おける必須の役割を果たさせている。その逆に、ビデオ
デコーダに関しては、連続する画像の再構成は、離散コ
サイン逆変換またはIDCTの長所により提供される。
離散コサイン(直接)変換および逆変換は、例えば、J
PEG、MPEG−1、MPEG−2、MPEG−4、
H263その他のような多くの画像標準において用いら
れている。
【0005】特許文献1は、2次元離散コサイン逆変換
の実行の一例を説明している。この技術の状態によれ
ば、N×Nデータのブロックは、1次元の離散コサイン
逆変換を結果することのできる第1のプロセッサの長所
により、カラム(行)×カラムにより逆変換されてい
る。この第1のプロセッサから供給される中間的な結果
はその後一時的に転置(transposition ―配置の変換
―)メモリ内に格納される。全てのカラムが処理されて
しまったときに、この中間的な結果は、1次元離散コサ
イン逆変換を結果する第2のプロセッサの長所により、
ロウ(列)×ロウにより逆変換される。この第2のプロ
セッサから供給される結果は、2次元離散コサイン逆変
換の最後の結果を構成している。前記特許文献1の国際
特許出願に記載されている実施形態において、処理され
るべきブロックは、16列×16列の項目を備え、それ
ぞれ8×8、4×4、2×2のデータ項目の低減された
サイズのブロックへと分解される。したがって、バタフ
ライ(蝶)タイプの演算構造は、16×16データ項目
のブロックの2次元離散コサイン逆変換の演算を簡略化
する。
【0006】新たなビデオ・アプリケーションは、離散
コサインのハードウェアでの実現の複雑差を増加させる
新たな機能性(相関関係・相関性)を導いている。この
実現は、例えば、モザイクコーダ/デコーダ用の2×2
データ、H26Lコーダ/デコーダ用の4×4データ、
MPEG−2または4用の8×8データ、JPEG20
00コーダ/デコーダ用または特定の後処理アルゴリズ
ム用の16×16データなどの、異なるサイズのブロッ
クについて、異なる画像を並列に処理するのに必要な変
換の実行を可能にさせなければならない。さらに、ハー
ドウェアによる実現は、簡単でなければならないので、
例えば移動体通信のような特定の低速度のアプリケーシ
ョンでの低電力化を考慮することになる。しかしなが
ら、この技術の状態は、簡単なやり方では、拡張圧縮が
可能な、すなわち、異なるサイズのブロックについての
離散コサイン逆変換を効果的にするためには適合されな
い。離散コサイン逆変換を実現する装置の幾つかの入力
は、おそらく、2×2データ、4×4データまたは8×
8データのブロックの変換を演算するために用いること
ができるであろうが、それゆえ、2×2IDCT変換の
ためであっても最終の結果を求めるために、全ての演算
ステップを実行することは必要となることであろう。こ
の結果は、このタイプの離散コサイン逆変換の演算につ
いての行き過ぎた複雑さとなるであろう。
【0007】
【特許文献1】国際公開第99/10818号パンフレ
ット
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、限
定された演算リソース(資源)を有し、異なるサイズの
ブロックについての変換を実行することを可能にさせる
変換マトリックスを用いて(直接)変換または逆変換を
行なう方法および装置を提案することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明に係るデータ逆変換装置は、逆変換マトリ
ックスの対角線に沿ったサブマトリックス内へと分解可
能な逆変換マトリックスを介して変換データを逆変換デ
ータへと逆変換するデータ逆変換装置において、処理さ
れるべきデータ項目の数に応じて前記変換データを並べ
換え可能な並べ換え手段と、並べ換えられた変換データ
とサブマトリックスとの積を生成可能な拡張可能演算手
段と、処理されるべきデータの数に応じて前記拡張可能
演算モジュールから供給されるデータを直線的に結合可
能な線形結合手段と、を備えている。
【0010】また、この目的を達成するため、この発明
に係るデータ変換装置は、変換マトリックスの対角線に
沿ったサブマトリックス内へと分解可能な変換マトリッ
クスを介して原データを変換データへと変換するデータ
変換装置において、原データを直線的に結合可能な線形
結合手段と、前記線形結合手段から供給されるデータと
サブマトリックスのデータとの積を生成可能な拡張可能
演算手段と、変換データを供給するために、処理される
べきデータの数に応じて前記拡張可能演算手段から供給
されるデータを並べ換え可能な並べ換え手段と、を備え
る。
【0011】変換マトリックスを対称にすることによ
り、処理すべきデータの数と簡単な線形の結合とにした
がって、基準寸法のマトリックス演算に対する2次元の
変換量を演算する。したがって、このような変換装置
は、処理されるべきブロックのサイズに比例する、それ
故に変換の複雑さにも比例する多数の計算を行なう。こ
の解決法は簡単であり、制限された演算リソースのみを
必要としている。さらに、変換装置が基準寸法の演算を
行なうことを可能にするという事実は、拡張可能な2次
元変換を演算させることを可能にし、多数の標準のデコ
ーダにおける集積化を可能にする変換装置を形成してい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明は、添付の図面に示され
た実施形態の具体例を用いてさらに説明されるが、これ
らの添付の図面はこの発明を限定するものではない。
【0013】以下、この発明が、離散コサイン直接変換
および逆変換のそれぞれの場合について、説明される。
しかしながら、変換マトリックスがこの変換マトリック
スの対角線に沿ってサブマトリックス内に拡張できると
きはいつでも、フーリエ変換またはこれと等価なタイプ
の何れかの変換にこの発明を適用可能であることは、こ
の技術分野における通常の知識を有する者にとって、明
らかであろう。
【0014】2次元離散コサイン逆変換の全ての場合の
初めについて考える。この変換は、周波数領域における
データ―これらは変換されたデータ(X)として連続的
に参照されるであろうし―を時間領域におけるデータ―
これらは逆変換されたデータ(x)として連続的に参照
されるであろう―へと変換することを可能にさせてお
り、この変換は以下の式を用いて行なわれている:
【数1】 離散コサイン逆変換装置は商用の電子装置内に設けられ
ているので、このような逆変換装置は融通性が大きく複
雑さを最小にして高速で機能するように設計されるべき
である。
【0015】この目的のために、逆変換マトリックスM
iは、8×8逆変換マトリックスの場合について説明さ
れた、以下の方法にしたがって、前記マトリックスの対
角線に沿ったサブマトリックス内へと拡張することがで
きる。原初的(オリジナル)な逆変換マトリックスMi
8×8は以下の通りである:
【数2】 このマトリックスは、
【数3】 を用いて簡略化され、
【数4】 により因数分解され、これにより、
【数5】 が得られる。
【0016】その後、[数5]の第5のカラムは[数
6]の第2のカラムへと順序を変更されて、同様に、
[数5]の第7のカラムは[数6]の第4のカラムとな
り、このマトリックスは、A8×8によりMi8×8
8×8・Pとして以下のように変更される:
【数6】 8×8マトリックスの対称性を用いて、変換マトリッ
クスMi8×8は:Mi8×8=S8、8・S4、8
8、8・Pのように拡張することができ:
【数7】 のようになり、ここで、04、4およびI4、4は、そ
れぞれ4列(ロウ)×4行(カラム)のナル(ゼロの)
行列と単位行列であり、そして:
【数8】 サブマトリックスへの同様の拡張は、16×16逆変換
マトリックスについても行なわれ:これは、以下のマト
リックスをともなって、Mi16×16=S 6、16
・S8、16・S4、16・B16×16・P16とな
る:
【数9】 図1は、この発明による逆変換装置の構造を示してい
る。この装置は、2×2、4×4、8×8、16×16
データのブロックを処理することのできる拡張可能な離
散コサイン逆変換IDCTを実現している。このため、
この装置は: − 処理されるべきブロックのサイズにしたがって2,
4,8または16であっても良いような、処理されるべ
きデータの数にしたがって前記変換データ(X)を並べ
換え可能な並べ換え手段と、 − 並べ換えられた変換データとサブマトリックスとの
積を生成可能なモジュールDA1ないしDA4であっ
て、このうち、モジュールDA1はサブマトリックスM
1を用いて2×2変換データのブロックを処理し、モジ
ュールDA1とDA2はサブマトリックスM1とM2を
それぞれ用いて4×4変換データのブロックを処理し、
モジュールDA1,DA2およびDA3はサブマトリッ
クスM1,M2およびM3をそれぞれ用いて8×8変換
データのブロックを処理し、モジュールDA1,DA
2,DA3およびDA4はサブマトリックスM1,M
2,M3およびM4をそれぞれ用いて16×16変換デ
ータのブロックを処理する拡張可能演算手段(モジュー
ル)DA1〜DA4(12,13,14,15)と、 − 処理されるべきデータの数に応じて前記拡張可能演
算モジュールから供給されるデータを直線的に結合可能
な線形結合手段LC4,LC8およびLC16であっ
て、このうち結合手段LC4はマトリックスS4、4
用いてモジュールDA1とDA2の出力を直線的に結合
し、結合手段LC8はマトリックスS8、 を用いてモ
ジュールDA3と結合手段LC4の出力を直線的に結合
し、結合手段LC16はマトリックスS16、16を用
いてモジュールDA4と結合手段LC8の出力を直線的
に結合する線形結合手段LC4,LC8およびLC16
(16,17,18)と、 − 2×2、4×4、8×8および16×16の逆変換
データのそれぞれのブロックに供給するために、処理さ
れるべきデータの数に応じて、前記第1の拡張可能演算
モジュールDA1(12)から、および前記線形結合手
段LC4,LC8およびLC16(16,17,18)
から供給されるデータを選択可能な選択手段SEL(1
9)と、を備えている。
【0017】図2(a)ないし(d)は、この発明によ
る逆変換装置の、種々の構成における並べ換え手段を示
している。並べ換えマトリックスP16と16×16変
換データXのカラムの積は、中間的なデータYのブロッ
クのカラムを結果している。16×16の変換データX
のIDCT変換の場合には、このデータの並べ換えはX
0に対応するY0、X8に対応するY1、X4に対応す
るY2などのようにして図2(a)に示される相互結合
回路によって行なわれている。この並べ換えは図2
(b)ないし(d)における点線の矢印により繰り返さ
れる。
【0018】並べ換え手段はまた、処理されるべきデー
タがどのような数であっても、変換データを再順番づけ
ることを可能にしている。したがって、8×8IDCT
変換の場合には、並べ換え手段へのデータ入力は、図2
(b)の説明図に示すように2入力につき1つずつ分配
される。したがって、並べ換え手段の配線は、X0に対
応するY0、X4に対応するY1、X2に対応するY2
などのように、同一性を保ったままである。同様の原理
にしたがって、並べ換え手段へのデータ入力は、4×4
IDCT変換の場合、図2(c)の説明図のように4つ
の入力につき1つずつ分配される。したがって、Y0は
X0に対応し、Y1はX2に対応し、Y2はX1に対応
し、そして、Y3はX3に対応している。最後に、並べ
換え手段の入力におけるデータは、2×2IDCT変換
の場合、図2(d)の説明図のように、8つの入力につ
き1つずつ分配され、Y0はX0に対応し、Y1はX1
に対応する。
【0019】図3(a)、図3(b)および図3(c)
は、2×2、4×4、8×8IDCT変換をそれぞれ演
算するための、この発明に係る逆変換装置の拡張可能な
演算モジュール(手段)を示している。これらの拡張可
能な演算モジュールは、分配された数学的アルゴリズム
に基づいている。第1の原理によれば、読み出し専用タ
イプのROMメモリに基づいて、これらのアルゴリズム
は、モジュールに対して、数値を右方向へと加算するよ
うに連続的にシフトさせることを可能にさせている。複
数のマルチプレクサを省略してしまったので、この技術
の長所は演算の複雑さの低減にある。しかしながら、R
OMメモリの使用は、大きなサイズの変換マトリックス
の場合に問題となるかもしれない。より長所のある原理
によれば分配された数学的アルゴリズムは、連続するシ
フトと蓄積に基づいている。
【0020】2×2IDCT変換の場合、拡張可能演算
モジュールDA1(12)は、図3(a)に示されてい
る。このモジュールは、Y0およびY1を受入れて、サ
ブマトリックスM1を用いてこれらの積を実行する。こ
の目的のために、このモジュールは、Y0とY1の合計
Z0をもたらす加算器(31)と、Z0=Y0−Y1の
引き算をもたらす減算器(32)とを単純に備えてい
る。
【0021】4×4IDCT変換の場合、拡張可能演算
モジュールDA2(13)は、図3(b)に示されてい
る。このモジュールは、Y2およびY3を受入れて、サ
ブマトリックスM2を用いてこれらの積を実行する。こ
の目的のために、このモジュールは、Y3を反転させる
ことができるインバータ(33)と、Y0とY1の合計
Z0をもたらすことができる加算器(31)と、種々の
入力Y2,Y3,Y2+Y3,および−Y3の中から1
つの入力を選択することができる2つのマルチプレクサ
MUX(34)とを備えている。最後に、このモジュー
ルは、シフトおよび蓄積の原理にしたがって、最終の結
果(Z2,Z3)を演算することができる加算器(3
1)とシフトレジスタ(35)の2つのセットを備えて
いる。
【0022】例えば、もしも演算を望むのであれば、以
下の積(下式)となる:
【数10】 第1の列および第1の行の積は、下記演算を含む: AY2+AY3 AおよびAは、これら2つの補足コード(符号)に
おけるこれらの2値にしたがって演算されている。例え
ば、もしも、A=1011101001およびA
0100101000であるならば、下式を演算するこ
とが必要となる: Y22+Y32-1+Y22-2+Y22-3+(Y2+Y3)2-4
(Y2+Y3)2-6+Y22-9
【0023】したがって、実行されるべき計算は以下の
ようになる: Y2+(Y3+(Y2+(Y2+((Y2+Y3)+(0+((Y2+Y3)+(0+
(0+(Y22-1))2-1)2-1)2-1)2-1)2-1)2-1)
2-1)2-1) マルチプレクサMUXは、X,X,X+Xおよ
び0の間でここでは1つの入力を選択することを可能に
している。このマルチプレクサは、最も小さい電力の、
すなわちここではY2を有する全てのデータ項目の最初
のものにその出力を供給し、その後、データ項目は1ビ
ット分だけ右にシフトされ、これはY2および2−1
もたらすことに等しい。その後、以下の2つのクロック
サイクルの間にマルチプレクサはナル値を提供し;した
がって中間的な結果は、Y2 −3となる。その後、
マルチプレクサは、4番目のクロックサイクルの間、最
終的な結果Y22+Y32-1+Y22-2+Y22-3+(Y2+
Y3)2-4+(Y2+Y3)2-6+Y22-9 が拡張可能演算手
段の出力で得られるまで、データ項目Y2+Y3を供給
する。
【0024】8×8IDCT変換の場合、拡張可能演算
モジュールDA3(14)は、図3(c)に示されてい
る。この演算モジュールは、このモジュールは、データ
Y4ないしY7を受入れて、サブマトリックスM3を用
いてこれらの積を実行する。この目的のために、サブマ
トリックスM3は、再び拡張されて4つのサブマトリッ
クスM31,M32,M33およびM34の積になり:
【数11】 のようになる。
【0025】拡張可能演算モジュールDA3(14)は
4つのカスケード状のステージを備え、それぞれのステ
ージはサブマトリックスM31,M32,M33および
M34の1つに対応している。第1ステージ(301)
はデータY4ないしY7を受入れて、サブマトリックス
M31を用いてそれらの積を演算する。この第1ステー
ジは2つのマルチプレクサ(34)と、これらにそれぞ
れが接続された1セットの加算器(31)と、1セット
のシフトレジスタ(35)とを備えており、一方のマル
チプレクサは一方のナル値のデータY5を受け入れ、他
方のマルチプレクサは他方のナル値のデータY6を受け
入れている。第2ステージ(302)はサブマトリック
スM32を実行し、加算器(31)と減算器(32)と
を備えている。第3ステージ(303)はサブマトリッ
クスM33を実行し、2つの加算器(31)と2つの減
算器(32)とを備えている。最後に、第4ステージ
(304)はサブマトリックスM34を実行し、2つの
加算器(31)と2つのインバータ(33)とを備え、
これらにより4つのマルチプレクサMUX(34)の入
力に4つのデータを供給することを可能にさせている。
それぞれのマルチプレクサMUXは、加算器とシフトレ
ジスタより構成された各セットに接続されており、最後
の結果(Z4ないしZ7)を供給できる。
【0026】図4(a)および図4(b)は、4×4I
DCTおよび8×8IDCTをそれぞれ演算する線形結
合手段をそれぞれ示している。図4(a)の図面によれ
ば、線形結合手段LC4(16)は、前述したマトリッ
クスS4,4に対応している。これらは、結果T0=Z
0+Z3と結果T1=Z1+Z2とを有する2つの加算
器(31)と、結果T2=Z1−Z2と結果T3=Z0
−Z3とを有する2つの減算器(32)とを備えてい
る。
【0027】図4(b)の図面によれば、線形結合手段
LC8(17)は、前述したマトリックスS8,8に対
応している。この結合手段は、結果U0=T0+Z7、
U1=T1+Z6、U2=T2+Z5およびU3=T3
+Z4を有する4つの加算器(31)を備えている。こ
の結合手段はさらに、結果U4=T3−Z4、U5=T
2−Z5、U6=T1−Z6およびU7=T0−Z7を
有する4つの減算器(32)を備えている。
【0028】その後、選択手段SEL(19)は以下の
選択を可能にしている: − 2×2IDCT変換のための第1の拡張可能演算モ
ジュールDA1(12)から出力するデータx0=Z0
およびx1=Z1; − 4×4IDCT変換のための線形結合手段LC4
(16)から出力するデータx=T; − 8×8IDCT変換のための線形結合手段LC8
(17)から出力するデータx=U; − 16×16IDCT変換のための線形結合手段LC
16(18)から出力するデータx。
【0029】ここで、離散コサイン直接変換の場合につ
いて考える。前記変換は、以下の式を用いて:
【数12】 時間領域からのデータを周波数領域のデータへと変換す
る。
【0030】この目的のために、変換マトリックスM
は、16×16IDCT変換のために以下のようにし
て、前記マトリックスの対角線に沿ったサブマトリック
スへと拡張(解凍)可能である: M16×16=P16・B16×16・S4、16・S
8,16・S16、16 この発明によるオリジナルデータ(x)を変換データ
(X)へと直接変換する装置は、逆変換装置と対称とな
っており、したがって: − 原初(オリジナル)のデータを直線的に結合可能な
線形結合手段(16,17,18)と; − 線形結合手段およびサブマトリックスからのデータ
の積をもたら素ことのできる拡張可能演算手段(12,
13,14,15)と; − 変換データを供給するために、処理されるべきデー
タの数に応じて拡張可能演算モジュールから出力するデ
ータを並べ換える並べ換え手段(11)と、を備えてい
る。
【0031】図5は、圧縮されたデジタルビデオデータ
(ES)を拡張されたデジタルビデオデータ(DS)へ
と拡張させるビデオデコーダを示しており、このデコー
ダはこの発明による逆変換装置を含んでいる。
【0032】このビデオデコーダは: − 量子化データを供給可能な圧縮されたデジタルデー
タを可変長復号化する手段VLD(51)と、 − 変換データを供給可能な前記量子化データを逆量子
化する手段IQ(52)と、 − 変換データを上述した逆変換データへと離散コサイ
ン逆変換する装置IDCT(53)と、 を備えている。
【0033】ビデオデコーダはまた、スクリーンDIS
(56)上にその表示をするために画像メモリMEM
(55)によって、データのブロックによるブロックデ
ータを再構成RECするステップ(54)を備えてい
る。
【0034】図6は、入力デジタルビデオデータ(I
N)を圧縮されたデジタルビデオデータ(ES)へと圧
縮するビデオコーダを示している。このコーダは: − デジタルビデオデータを上述した変換データへと離
散コサイン直接変換DCT(61)するための装置と、 − 量子化データを供給可能なように変換データの量子
化Qのための手段(52)と、 − 圧縮されたデータを供給可能なように量子化データ
の可変長符号化VLCのための手段(53)と、 を備える符号化ユニットを備えている。
【0035】ビデオコーダは予測ユニットを備える可能
性を有し、この予測ユニットは: − 変換データを供給可能なように、量子化データの逆
量子化IQのための手段(52)と、 − 上述したように、変換データを逆変換データへと離
散コサイン逆変換IDCTするための装置(53)と、 − 逆変換装置IDCTから出力するデータと、動き補
償装置MC(66)から出力するデータのための加算器
(63)と、 − 動き補償装置MCおよび動き予測装置ME(67)
により用いられる画像を蓄積可能な画像メモリMEM
(65)と、 − 動き補償装置MCと、そして − 動き補償装置から出力するデータを入力デジタルビ
デオデータから減算することが可能であり、その減算の
結果を離散コサイン変換装置DCTへと転送する減算器
(60)と、 を備えている。
【0036】この明細書において括弧内の参照符号は、
限定的に解釈されるべきではない。「備える」という動
詞および接続詞はまた、広く解釈されるべきであり、換
言すれば、この動詞の後に列挙された要素またはステッ
プ以外の要素やステップばかりでなく、この動詞の後に
列挙されると共に「単数の」または「1つの」という言
葉により先行された複数の要素やステップについても排
除しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による逆変換装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】この発明による逆変換装置の並べ換え手段の種
々の構成を(a)ないし(d)でそれぞれ示す説明図で
ある。
【図3】(a)2×2、(b)4×4および(c)8×
8IDCTをそれぞれ演算するための、この発明による
拡張可能な演算手段をそれぞれ示す回路図である。
【図4】(a)4×4、(b)8×8IDCTのそれぞ
れの演算のために、この発明による線形結合手段を示す
回路図である。
【図5】圧縮されたデジタルビデオデータを拡張(解
凍)するため、この発明による逆変換装置を備える拡張
装置をブロック図である。
【図6】デジタルビデオデータを圧縮するため、この発
明による直接変換装置を備える圧縮装置を示すブロック
図である。
【符号の説明】
11 並べ換え手段 12 第1の拡張可能演算モジュール(手段) 13 第2の拡張可能演算モジュール(手段) 14 第3の拡張可能演算モジュール(手段) 15 第4の拡張可能演算モジュール(手段) 16 4×4線形結合手段 17 8×8線形結合手段 18 16×16線形結合手段 19 選択手段 51 可変長復号手段 52 逆量子化手段 53 離散コサイン逆変換手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年1月23日(2003.1.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カロリーナ、ミロ、ソロラ フランス国サン、ノン、ラ、ブルトゥッシ ュ、プラス、ド、ルロップ、1 (72)発明者 ジョゼフ、アドゥレード フランス国モンティニ、ル、ブルトヌー、 リュ、ド、シャトーブリアン、7 (72)発明者 ジュリエットゥ、デュイズム フランス国トルシー、リュ、ピエール、マ ーンド、フランス、28 Fターム(参考) 5B056 AA04 BB17 BB42 HH03 5C059 KK41 MA00 MA23 MC11 SS02 UA02 UA05 5J064 AA02 BA09 BA16 BC08 BC16 BC25 BC26 BD02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】逆変換マトリックスの対角線に沿ったサブ
    マトリックス内へと分解可能な逆変換マトリックスを介
    して変換データを逆変換データへと逆変換する適応的デ
    ータ逆変換装置において、 処理されるべきデータ項目の数に応じて前記変換データ
    を並べ換え可能な並べ換え手段と、 並べ換えられた変換データとサブマトリックスとの積を
    生成可能な拡張可能演算手段と、 処理されるべきデータの数に応じて前記拡張可能演算モ
    ジュールから供給されるデータを直線的に結合可能な線
    形結合手段と、 を備える適応的データ逆変換装置。
  2. 【請求項2】前記拡張可能演算手段は、分散された算術
    的アルゴリズムに基づくことを特徴とする変換データ処
    理部を備える請求項1に記載の適応的データ逆変換装
    置。
  3. 【請求項3】前記逆変換データを供給するために、処理
    されるべきデータの数に応じて、前記拡張可能演算手段
    に含まれる第1の拡張可能演算モジュールまたは前記線
    形結合手段から供給されるデータを選択可能な選択手段
    をさらに備える変換データ処理部を備える請求項1に記
    載の適応的データ逆変換装置。
  4. 【請求項4】変換マトリックスの対角線に沿ったサブマ
    トリックス内へと分解可能な変換マトリックスを介して
    原データを変換データへと変換する適応的データ変換装
    置において、 原データを直線的に結合可能な線形結合手段と、 前記線形結合手段から供給されるデータとサブマトリッ
    クスのデータとの積を生成可能な拡張可能演算手段と、 変換データを供給するために、処理されるべきデータの
    数に応じて前記拡張可能演算手段から供給されるデータ
    を並べ換え可能な並べ換え手段と、 を備える適応的データ変換装置。
  5. 【請求項5】圧縮された原データを可変長復号化するた
    めに量子化データを供給可能な手段と、前記量子化デー
    タを逆量子化するために変換データを供給可能な手段
    と、変換データを前記逆変換データへと逆変換するため
    の逆変換部と、を有するビデオデコーダを備える請求項
    1に記載の適応的データ逆変換装置。
  6. 【請求項6】原データを変換データへと変換するための
    変換部を更に有するビデオコーダを備える請求項4に記
    載の適応的データ逆変換装置。
  7. 【請求項7】変換データを逆変換データに逆変換する逆
    変換部を有する予測手段を更に備えるビデオコーダを備
    える請求項1に記載の適応的データ逆変換装置。
  8. 【請求項8】逆変換マトリックスを介して変換データを
    逆変換データへと逆変換する適応的データ逆変換方法に
    おいて、 前記逆変換マトリックスの対角線に沿ったサブマトリッ
    クス内へ前記逆変換マトリックスの分解ステップと、 変換データと前記サブマトリックスとの積の生成を意図
    した演算ステップと、 演算ステップで得られたデータの直線的な結合を意図し
    た結合ステップと、 を備えることを特徴とする適応的データ逆変換装置。
  9. 【請求項9】変換マトリックスを介して原データを変換
    データへと変換する適応的データ変換装置において、 前記変換データの前記変換マトリックスの対角線に沿っ
    たサブマトリックス内への分解ステップと、 前記原データとの線形結合を意図した線形結合ステップ
    と前記線形結合ステップで得られたデータとサブマトリ
    ックスのデータとの積の生成を意図した演算ステップ
    と、 を備えることを特徴とする適応的データ変換方法。
  10. 【請求項10】前記ビデオデコーダを有する特にテレビ
    ジョン受像器を含む視聴装置を備える請求項5に記載の
    適応的データ逆変換装置。
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