JP2003282143A - 非水電解液二次電池 - Google Patents
非水電解液二次電池Info
- Publication number
- JP2003282143A JP2003282143A JP2002082403A JP2002082403A JP2003282143A JP 2003282143 A JP2003282143 A JP 2003282143A JP 2002082403 A JP2002082403 A JP 2002082403A JP 2002082403 A JP2002082403 A JP 2002082403A JP 2003282143 A JP2003282143 A JP 2003282143A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode group
- spacer
- shaped
- aqueous electrolyte
- battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
合であっても発生ガスを電極群から導出して電池容器の
膨れや破裂を防止できる安全性に優れた非水電解液二次
電池の提供。 【解決手段】 帯状負極、セパレータ及び帯状正極を順
次積層した柱状の電極群と、セパレータに含浸された非
水電解液と、電極群及び非水電解液を収容する柱状の電
池容器とを具備する非水電解液二次電池において、電極
群と電池容器の間で、かつ電極群の軸と平行な方向に溝
状の凹凸部を形成するスペーサーを設置する。スペーサ
ーの長さをL1、電極群の高さをL2とすると、比L1
/L2は0.33〜0.99とする。
Description
池に関し、特に安全性を改良した高出力型の非水電解液
二次電池に関するものである。
オン二次電池やポリマーリチウム二次電池が携帯電話等
の電子機器に広く使用されている。これらの二次電池
は、従来のニッケル−カドミウム電池やニッケル−水素
電池に比べて軽量で、かつ4V級の高い起電力を有する
という特徴があり、その優れた性能が注目されている。
自動車(EV)や電動工具、コードレスクリーナなどの
電源として適用することが検討されている。このような
用途では、従来のリチウム二次電池に比べ高い出力特性
が要求される。
を極力低減する必要がある。そのためには、電極および
電池部材を低抵抗化し、集電効率を高めることが重要で
ある。その方策の一つとして、電極に複数の集電リード
を備えた円筒型リチウム二次電池あるいは角型リチウム
二次電池の開発が進められている。このような構成とす
ることにより、集電効率が向上し、電池の内部抵抗を低
減できるため、出力特性に優れた電池を形成することが
できる。また、このような高出力型のリチウム二次電池
においては、充電も大電流で行うことができるため、急
速充電が可能となる。
常の使用における安全性は勿論のこと、過充電や外部短
絡、あるいは高温雰囲気下に長時間放置するなどの不適
当な取り扱いによる電池内圧の異常な上昇時における安
全性が強く要求されている。その安全対策として、リチ
ウム二次電池には電池内圧により作動する安全弁すなわ
ち防爆弁が備えられており、内圧が所定値以上になった
ときに開裂し、電池容器内部に充満したガスを外部へ放
出して電池の破裂を未然に防止している。
ウム二次電池においては、大電流での充放電が可能であ
る反面、過充電などの異常が生じた場合に、電解液の分
解等で発生したガスが電池容器内部に滞留しやすく、充
満したガスが速やかに外部に放出されず、電池容器の膨
れや、破裂といった不具合が生じる場合があった。
源用途に適した電池容量が30Ah以上の大型の円筒形
リチウムイオン二次電池においては、電気的絶縁性を有
する樹脂製で、電池容器と電極捲回群との間かつ前記電
極捲回群の両端部近傍に配置され、前記電極捲回群の外
周を、該電極捲回群内部で発生するガス圧により該電極
捲回群が電極捲回群直径方向に膨張することを許容する
所定間隔の隙間を形成して、円弧状に取り巻くスペーサ
を備えたことを特徴とする円筒形リチウムイオン電池が
提案され、特開2001−143759号公報に開示さ
れている。この電池では、異常時に電極捲回群内部でガ
ス圧が発生すると、発生したガスは電極捲回群両端部を
電極捲回群直径方向に膨張させ電極捲回群両端部からス
ムーズに電極捲回群外部へ排出される。この電極捲回群
両端部から排出されたガスは、電池容器の内圧が所定圧
となると、防爆弁から電池外部へ放出される。このた
め、電池容器内での異常発熱や電池容器の著しい変形を
引き起こさないので、電池の安全性を確保することがで
きるということが開示されている。
は、前記スペーサが電極捲回群の上下両端部近傍にのみ
配置されている構造であるため、異常時に電極捲回群内
部でガス圧が発生すると、発生したガスはスペーサが配
置されていない電極捲回群中央部を最も大きく電極捲回
群直径方向に膨張させ、その結果、電池容器と電極捲回
群中央部との間のスペース(空間)が損なわれ、ガスが
防爆弁から排出されずに電池容器内部に滞留してしまう
場合があり、電池容器の中央部分が膨張変形し、破裂に
至る心配があった。この現象は、このスペーサを有底筒
状の電池容器(缶)に電池上蓋がかしめによって封口さ
れている構造の円筒型リチウムイオン二次電池に適用し
た場合に特に顕著である。
池はスペーサが電極群の中心に存在しないため、ガス発
生に起因してガス発生が最も顕著な電池の中心部が膨れ
てガスの導出路が確保できず電池容器の膨れや破裂の危
険性があった。
で、ガス発生に起因する電極群の膨張が生じた場合であ
っても発生ガスを電極群から導出して電池容器の膨れや
破裂を防止できる安全性に優れた非水電解液二次電池の
提供を課題とする。
に、請求項1の非水電解液二次電池は、帯状負極、セパ
レータ及び帯状正極を順次積層した柱状の電極群と、前
記セパレータに含浸された非水電解液と、前記電極群及
び前記非水電解液を収容する柱状の電池容器とを具備す
る非水電解液二次電池において、前記電極群と前記電池
容器の間でかつ前記電極群の軸と平行な方向に溝状の凹
凸部を形成するスペーサとを具備し、前記電極群の高さ
方向と平行な前記スペーサの長さをL1、前記電極群の
高さをL2とすると、比L1/L2は、0.33以上、
0.99以下であることを特徴とする。長さ比L1/L2
を、0.33≦L1/L2≦0.99と規定したのは、長
さ比L 1/L2が、0.33未満であると、電極群の、前
記シートを配置しない部位が電極群直径方向に膨張した
際に電池容器と電極群中央部との間のスペース(空間)
が損なわれ、発生したガスが防爆弁から排出されずに電
池容器底部近傍に滞留して電池容器が変形してしまうと
いった可能性があるため、好ましくないからである。ま
た、0.99を超えると、電極群の底部近傍より発生し
たガスは電極群外へ排出されずに電極群内部に滞留しや
すく、その結果、電池容器が膨れたり破裂したりする危
険性があるからである。
1において、前記比L1/L2は、0.83以下であるこ
とを特徴とする。
1において、前記スペーサは、前記電極群の外周に形成
された複数の棒状構成材を有する事を特徴とする。
1において、前記スペーサは、金属板を曲げて前記溝状
の凹凸部を形成した加工品であることを特徴とする。
1乃至請求項4において、前記スペーサは、前記電極群
の最外周表面に粘着材料で固定されることを特徴する。
この場合、部品装填数の増加を伴うことなく、また、製
造プロセスを変更する必要がないため、コスト上昇を抑
制しつつ、電池安全性を確保することが可能となる。
及び帯状正極を順次積層した電極群を渦巻状に捲回して
なる渦巻式電極群であることが望ましくこの場合は電池
形状は円柱型となる事が望ましいが、四角柱や六角柱な
どの多角柱であっても良い。また、この積層した電極群
を単位としさらに複数積層した複々積層電極群構造であ
っても良く、この場合の電池形状は多角柱例えば四角柱
となることが望ましい。
る非水電解質二次電池を図1から図5を参照して詳細に
説明する。 (第1の発明の実施の形態) a)スペーサ まず、表面に溝状の凹凸部が形成されたスペーサについ
て、図1を用いて説明する。図1において図1(a)は
スペーサの展開図であり、図1(b)はその縦断面図で
ある。2Aは凹凸部が形成されたシートの支持体であ
り、その表面には凸部1が形成され、またその裏面には
粘着材料2Bが塗布されている。支持体2Aとしては、
有機電解液に対して化学的および物理的に十分な安定性
を有するものを使用する。具体的には、紙、スチレン−
ブタジエンゴム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
イミド、ポリエステル、フッ素系樹脂等を挙げることが
できる。
剤、シリコン系接着剤等を用いることできる。
は、支持体2A上に等間隔にあることが好ましい。な
お、図1では溝状の凹部として台形形状を有するものの
例を示したが、この他に矩形、三角形、円弧状等が挙げ
られるが、特にその形状は問わない。
含む全厚は、100μm以上250μm以下の範囲とす
ることが好ましい。
0μmの範囲とすることが好ましい。
μmとすることが好ましい。
き終わり部を固定する粘着テープを兼ねる様になってい
る。この場合、粘着材料層2Bはポリエチレンテープ、
ポリプロピレンテープ、ポリイミドテープ、ポリエステ
ルテープ、フッ素樹脂系テープ等を用いると良い。
外周に固定したところを示す円周方向断面図である。図
2(a)は溝状の凹部3が電池容器5と接する様に、ま
た図2(b)は溝状の凹部3が電極群4と接する様に配
置したものである。2Cは電極群4に固定されるための
粘着材料層である。なお、溝状の凹部3は、渦巻式電極
群4の最外周の全周にあることが好ましい。この場合、
ガスの流路は渦巻式電極群4の全周に確保される。ま
た、粘着材料層は、支持体2Aと電池容器5の間にも形
成しても良い。
渦巻式電極群4の最外周に固定したところを示す概略斜
視図である。この場合、凹凸部が形成されたスペーサ
は、渦巻式電極群4の最外周の、高さ方向の中央部に配
置されており、かつ凹凸部が形成されたシートの前記渦
巻式電極群4の高さ方向に沿う方向の長さをL1、前記
渦巻式電極群4の高さをL2とすると、長さ比L1/L2
は、0.67≦L1/L2≦0.99に設定されている。
また、電極群の上部31と下部32とは均一の高さにな
っているが、この高さは均一である必要は無く、上部3
1の高さに対して下部32の高さの割合が0.5以上、
2以下であることが望ましい。
電池のその他の構成に関して図5に沿って説明する。
筒状の容器5は、底部に絶縁体6が配置されている。渦
巻式電極群4は、電池容器5内に収納されている。渦巻
式電極群4は、正極7、セパレータ8および負極9をこ
の順序で積層した帯状物を負極9が外側に位置するよう
に渦巻き状に捲回した構造になっている。セパレータ8
は、例えば不織布、ポリプロピレン微多孔フィルム、ポ
リエチレン微多孔フィルム、ポリエチレン−ポリプロピ
レン微多孔積層フィルムから形成される。
る。中央部に弁膜部10を備えた安全弁11、安全弁1
1上に配置された帽子形状の正極端子12、電池容器5
の上部開口部に絶縁ガスケット13を介してかしめ固定
されている。なお、正極端子12には、ガス抜き孔14
開口されている。正極リード15の一端は、正極7に、
他端は安全弁11にそれぞれ接続されており、電池内圧
が上昇した際に、弁膜部10が膨出変形することにより
溶接部が剥離して電流が遮断される。前記負極9は、負
極リード16を介して負極端子である電池容器5に接続
されている。
液を具体的に説明する。 b)正極7 正極7は、例えば正極活物質、導電剤および結着剤を適
当な溶媒に分散させて得られる正極材ペーストを集電体
の片側、もしくは両面に塗布することにより作製する。
いは組成式LiCo1-xMxO2、LiNi1-xMxO2(但
し、前記Mは1種以上の元素、前記xは0<x≦0.5
を示す)で表されるリチウム複合金属酸化物を使用する
ことができる。具体的にはLiCo1-xNixO2、Li
Ni1-xCoxO2、LiNi1-x-yCoxAlyO2、Li
Ni1-x-yCoxMnyO2等を挙げることができる。(前
記x、yは0<x≦0.5、0≦y<0.5、かつ0<
x+y≦0.5を示す) また、これらのリチウム複合金属酸化物を2種以上混合
したものを用いても良い。
ケル複合金属酸化物とスピネル型リチウムマンガン酸化
物との混合物を用いることができる。
2、LiNi0.7Co0.3O2、LiCo0.8Ni0.2O2、
Li1.075Ni0.755Co0.17O1.9F0.1、Li1.10Ni
0.74Co0.16O1.85F0.15、Li1.075Ni0.705Co
0.17Al0.05O1.9F0.1、Li 1.10Ni0.72Co0.16
Nb0.02O1.85F0.15、LiNi1-x-yCoxMyO2(但
し、前記Mは Al、B、Nbから選ばれる少なくとも
1種の元素、前記x、yは0<x≦0.5、0<y<
0.5、かつ0<x+y≦0.5を示す)で表されるリ
チウムニッケル複合酸化物などを挙げることができる。
(但し、前記Mは Al、B、Nbから選ばれる少なく
とも1種の元素、前記x、yは0<x≦0.5、0<y
<0.5、かつ0<x+y≦0.5を示す)で表される
リチウムニッケル複合酸化物を用いることが好ましい。
具体的には、LiNi1-x-yCoxAlyO2、LiNi1-
x-yCoxByO2、LiNi1-x-yCoxNbyO2、LiN
i1-a-b-cCoaAlbNb cO2等を挙げることができ
る。(前記x、yは0<x≦0.5、0<y<0.5、
かつ0<x+y≦0.5、前記a、b、cは、0<a≦
0.5、0<b<0.5、0<c<0.5、かつ0<a
+b+c≦0.5を示す)このようなリチウムニッケル
複合金属酸化物は、熱安定性が高く安全性に優れるため
好ましい。
は、具体的には、Li1+aMn2-aO4、Li1+aMn
2-a-bCobO4、 Li1+aMn2-a-bAlbO4、 Li1+a
Mn2-a-bFebO4、 Li1+aMn2-a-bMgbO4、 L
i1+aMn2-a-bTibO4、 Li1+aMn2-a-bNb
bO4、 Li1+aMn2-a-bGebO4等を挙げることがで
きる。(前記aは0<a、かつ2>a+bを示す) 導電剤としては、例えばアセチレンブラック、カーボン
ブラック、人工黒鉛、天然黒鉛等を用いることができ
る。
ロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PV
dF)、PVdFの水素もしくはフッ素のうち、少なく
とも1つを他の置換基で置換した変性PVdF、フッ化
ビニリデン−6フッ化プロピレンの共重合体、ポリフッ
化ビニリデン−テトラフルオロエチレン−6フッ化プロ
ピレンの3元共重合体等を用いることができる。
は、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)、ジメチル
ホルムアミド(DMF)等が使用される。
mのアルミニウム箔、ステンレス箔、チタン箔等を挙げ
ることができる。
0μmであることが好ましい。この厚さがこの範囲であ
ると、大電流放電特性が向上する。この厚さの好ましい
範囲は、50μm〜65μmである。
密度は2.7g/cm3以上が好ましい。更に好ましくは
3.0g/cm3以上である。充填密度を3.0g/cm3
以上とすると電池を高容量化することができる。ただ
し、充填密度が高すぎると大電流放電特性が低下する恐
れがあるため、充填密度の上限値は3.5g/cm3以下
であることが好ましい。c)負極9 負極9は、例えばリチウムイオンを吸蔵・放出する炭素
質物またはカルコゲン化合物を含むもの、軽金属等から
なる。中でもリチウムイオンを吸蔵・放出する炭素質物
またはカルコゲン化合物を含む負極は、二次電池のサイ
クル寿命などの電池特性が向上するために好ましい。
としては、例えばコークス、炭素繊維、熱分解気相炭素
物、黒鉛、樹脂焼成体、メソフェーズピッチ系炭素繊維
またはメソフェーズ球状カーボンの焼成体などを挙げる
ことができる。中でも、2500℃以上で黒鉛化したメ
ソフェーズピッチ系炭素繊維またはメソフェーズ球状カ
ーボンを用いると電極容量が高くなるため好ましい。
ン化合物としては、二硫化チタン(TiS2)、二硫化
モリブデン(MoS2)、セレン化ニオブ(NbSe2)
などを挙げることができる。このようなカルコゲン化合
物を負極に用いると、二次電池の電圧は降下するものの
負極の容量が増加するため、二次電池の容量が向上され
る。更に、前記負極はリチウムイオンの拡散速度が大き
いため、二次電池の急速充放電性能が向上される。
ウム合金、マグネシウム合金、リチウム金属、リチウム
合金などを挙げることができる。
体的には炭素材、導電剤および結着剤を適当な溶媒に分
散させて得られる負極材ペーストを集電体に片側、もし
くは両面に塗布することにより作製する。
ロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PV
dF)、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EP
DM)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)等を用い
ることができる。
等を用いることができるが、電気化学的な安定性および
捲回時の柔軟性等を考慮すると、銅箔がもっとも好まし
い。このときの箔の厚さとしては、8μm以上15μm
以下であることが好ましい。
0μmであることが好ましい。この厚さがこの範囲であ
ると、大電流放電特性が向上する。前記厚さの好ましい
範囲は、50μm〜65μmである。
密度は1.35g/ cm3以上が好ましい。更に好まし
くは1.4g/cm3以上である。充填密度を1.4g/
cm3以上とすると電池を高容量化することができる。た
だし、充填密度が高すぎると大電流放電特性が低下する
恐れがあるため、充填密度の上限値は1.5g/cm3以
下であることが好ましい。 d)電解液 電解液は非水溶媒に電解質を溶解した組成を有する。
ボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)など
の環状カーボネート、例えばジメチルカーボネート(D
MC)、メチルエチルカーボネート(MEC)、ジエチ
ルカーボネート(DEC)などの鎖状カーボネート、
1,2−ジメトキシエタン(DME)、ジエトキシエタ
ン(DEE)などの鎖状エーテル、テトラヒドロフラン
(THF)や2−メチルテトラヒドロフラン(2−Me
THF)などの環状エーテルやクラウンエーテル、γ−
ブチロラクトン(γ−BL)などの脂肪酸エステル、ア
セトニトリル(AN)などの窒素化合物、スルホラン
(SL)やジメチルスルホキシド(DMSO)などの硫
黄化合物などから選ばれる少なくとも1種を用いること
ができる。
る少なくとも1種からなるものや、EC、PC、γ−B
Lから選ばれる少なくとも1種とDMC、MEC、DE
C、DME、DEE、THF、2−MeTHF、ANか
ら選ばれる少なくとも1種とからなる混合溶媒を用いる
ことが望ましい。また、負極に前記リチウムイオンを吸
蔵・放出する炭素質物を含むものを用いる場合に、前記
負極を備えた二次電池のサイクル寿命を向上させる観点
から、ECとPCとγ−BL、ECとPCとMEC、E
CとPCとDEC、ECとPCとDEE、ECとAN、
ECとMEC、PCとDMC、PCとDEC、またはE
CとDECからなる混合溶媒を用いることが望ましい。
(LiClO4)、六フッ化リン酸リチウム(LiP
F6)、ホウフッ化リチウム(LiBF4)、六フッ化砒
素リチウム(LiAsF6)、トリフルオロメタスルホ
ン酸リチウム(LiCF3SO3)、四塩化アルミニウム
リチウム(LiAlCl4)、ビストリフルオロメチル
スルホニルイミドリチウム[LiN(CF3SO2)2]
などのリチウム塩を挙げることができる。中でもLiP
F6、LiBF4、LiN(CF3SO2)2を用いると、
導電性や安全性が向上されるために好ましい。
0.5モル/L〜2.0モル/Lの範囲にすることが好
ましい。
二次電池では、渦巻式電極群の高さ方向に沿う方向に複
数の溝状の凹凸部が形成されたスペーサが、渦巻式電極
群の最外周に配置されているため、異常時に電極群内部
でガス圧が発生し電極群が直径方向に膨張しても、溝状
の凹凸部によって電極群と電池容器の間にガスの流路が
確保される。発生したガスはこの流路を通じて電極群上
部に配置された安全弁方向へ移動し、前記安全弁を通じ
て速やかに外部へ放出されるため、電池容器内に滞留し
ない。従って、電池容器の変形や電池の破裂を未然に防
止することができる。
を、渦巻式電極群の巻き終わり部を固定する粘着テープ
として用いれば、部品装填数が増加せず、また、製造プ
ロセスを変更する必要がないため、コスト上昇を抑制し
つつ、電池安全性を確保することが可能となる。 (第2の発明の実施の形態)第1の発明の実施の形態と
異なる点は、スペーサである。このスペーサは金属板を
曲げて前記溝状の凹凸部を形成した加工品である。その
他の点については、第1の発明の実施の形態と同一であ
るので、このスペーサに関して以下説明を加える。
の一例である歯車状金属板17を用い、これを渦巻式電
極群4の最外周に固定したところを示す円周方向断面図
である。このような構成とすることにより、異常時に渦
巻式電極群4の内部でガス圧が発生し渦巻式電極群4が
直径方向に膨張した場合、スペーサ17表面の凹凸部に
よって渦巻式電極群4と電池容器5の間にガスの流路が
確保されると同時に、歯車状金属板17が電池容器5と
接触することにより渦巻式電極群4から発生するジュー
ル熱などの熱を渦巻式電極群4から前記歯車状金属板1
7を介して電池容器5に伝熱するため、渦巻式電極群4
の異常蓄熱を防止することが可能となり、更に高い安全
性を確保することができるという効果が得られる。
ッケル、ニッケルめっき銅、ニッケルめっき鉄などが挙
げられる。
状金属板を用いれば、異常時に電極あ群内部でガス圧が
発生し電極群が直径方向に膨張した場合、前記溝状の凹
凸部によって電極群と電池容器の間にガスの流路が確保
されると同時に、前記歯車状金属板が電池容器と接触す
ることにより電極群から発生するジュール熱などの熱を
電極群から前記歯車状金属板を介して電池容器に伝熱す
るため、電極群の異常蓄熱を防止することが可能とな
り、更に高い安全性を確保することができる。
する。以下の実施例は第1の発明の実施の形態で説明し
た電池構造を採用している。 (実施例1)まず、正極及び負極を次のようにして作製
した <正極の作製>ポリフッ化ビニリデンをN−メチル−2
−ピロリドンに溶解させた溶液に、LiCoO2粉末
と、導電剤としてのアセチレンブラックおよびグラファ
イトを加えて撹拌混合し、LiCoO290重量%、ア
セチレンブラック3重量%、グラファイト3重量%、ポ
リフッ化ビニリデン4重量%からなる正極合剤を調製し
た。この正極合剤をアルミニウム箔(厚さ20μm)の
両面に塗布し、乾燥した後、ローラープレス機を用いて
加圧成形することにより厚さ140μmの帯状正極を作
製した。 <負極の作製>メソフェーズピッチを原料としたメソフ
ェーズピッチ炭素繊維をアルゴン雰囲気下、1000℃
で炭素化した後、平均繊維長30μm、平均繊維径11
μm、粒度1〜80μmで90体積%が存在するよう
に、かつ粒径0.5μm以下の粒子を少なく(5%以
下)なるように適度に粉砕した後、アルゴン雰囲気下で
3000℃にて黒鉛化することにより炭素質物を作製し
た。
ピロリドンに溶解させた溶液に上述の炭素質物と人造黒
鉛を加えて撹拌混合し、合剤組成が炭素質物86重量
%、人造黒鉛10重量%、ポリフッ化ビニリデン4重量
%からなる負極合剤を調製した。これを銅箔(厚さ12
μm)の両面に塗布し、乾燥した後、ローラープレス機
で加圧成形して負極を作製した。この際、成形後の正極
の設計容量に対する負極の設計容量の比(容量バラン
ス)が、1.05以上1.1以下になるように充填密度
と電極長さを調節した。
リル系接着剤からなり図1に示したような形状を有する
溝状の凹凸部が形成されたスペーサを使用した。このス
ペーサの厚さは、粘着剤層を含む全厚が250μmで、
溝状の凹部の深さは200μmである。このスペーサの
幅、すなわち渦巻式電極群の高さ方向に沿う方向の長さ
は60mmである。渦巻式電極群の高さ方向に沿う方向
の長さと、渦巻式電極群の高さの比L1/L2は0.99
である。また、粘着材料層の厚さは25μmである。
ミニウム製の正極リード、ニッケル製の負極リードを溶
接した後、前記正極、厚さ25μmの微多孔性ポリエチ
レンフィルムからなるセパレータおよび前記負極をそれ
ぞれこの順序で積層し、前記負極が外側に位置するよう
に渦巻き状に捲回して電極群を作製した。前記溝状の凹
凸部が形成されたシートは、この渦巻式電極群の最外周
の巻き終わり部を固定する粘着テープとして使用し、発
明の実施の形態:図2(a)に示すように溝状の凹部が
電池容器側に向くように、前記渦巻式電極群の最外周の
高さ方向の中央かつ前記電極群の最外周を包み込むよう
に隙間無く配置した。 <電池の組立て>上記のような構成とした電極群をニッ
ケルめっき鉄製の電池容器内に収納し、前記負極リード
を前記電池容器の底部に、前記正極リードを前記電池容
器の開口部に配置した電流遮断機能を備えた安全弁にそ
れぞれ溶接した。
ネート(EC)とメチルエチルカーボネート(MEC)
の混合溶媒(混合体積比1:2)に六フッ化リン酸リチ
ウム(LiPF6)を1M溶解した非水電解液を注液
し、電極群に前記非水電解液十分に含浸させた。そし
て、安全弁上に正極端子を配置した後、かしめ固定し
て、設計定格容量1600mAhの円筒形リチウムイオ
ン二次電池(18650サイズ)を組み立てた。 (実施例2)スペーサの幅が48mmであること以外
は、実施例1と同様な材質と形状を有する溝状の凹凸部
が形成されたスペーサを使用した。渦巻式電極群の高さ
方向に沿う方向の長さと、渦巻式電極群の高さの比L1
/L2は0.8である。以下、実施例1と同様にして、
溝状の凹凸部が形成されたスペーサを渦巻式電極群の最
外周に配置した。 (実施例3)スペーサの幅が40mmであること以外
は、実施例1と同様な材質と形状を有する溝状の凹凸部
が形成されたスペーサを使用した。渦巻式電極群の高さ
方向に沿う方向の長さと、渦巻式電極群の高さの比L1
/L2は0.67である。以下、実施例1と同様にし
て、前記溝状の凹凸部が形成されたシートを渦巻式電極
群の最外周に配置した。 (実施例4)スペーサの幅が30mmであること以外
は、実施例1と同様な材質と形状を有する溝状の凹凸部
が形成されたシートを使用した。渦巻式電極群の高さ方
向に沿う方向の長さと、渦巻式電極群の高さの比L1/
L2は0.5である。以下、実施例1と同様にして、溝
状の凹凸部が形成されたスペーサを渦巻式電極群の最外
周に配置した。 (実施例5)スペーサの幅が20mmであること以外
は、実施例1と同様な材質と形状を有する溝状の凹凸部
が形成されたスペーサを使用した。渦巻式電極群の高さ
方向に沿う方向の長さと、渦巻式電極群の高さの比L1
/L2は0.33である。以下、実施例1と同様にし
て、前記溝状の凹凸部が形成されたスペーサを渦巻式電
極群の最外周に配置した。 (実施例6)実施例5と同様な材質と形状を有する溝状
の凹凸部が形成されたスペーサを使用し、渦巻式電極群
の最外周に配置した。この際、渦巻式電極群の下端とス
ペーサの下端が一致するようにして配置した。 (実施例7)実施例5と同様な材質と形状を有する溝状
の凹凸部が形成されたスペーサを使用し、渦巻式電極群
の最外周に配置した。この際、渦巻式電極群の上端と前
記スペーサの上端が一致するようにして配置した。 (実施例8)実施例2と同じ材質と形状を有する溝状の
凹凸部が形成されたスペーサを渦巻式電極群の最外周の
巻き終わり部を固定する粘着テープとして使用した。発
明の実施の形態:図2(a)に示すように溝状の凹部が
電池容器側に向くように、前記渦巻式電極群の最外周の
高さ方向の中央、かつ前記電極群の最外周の円周方向の
50%を被覆するように配置した。 (実施例9)実施例2と同じ材質と形状を有する溝状の
凹凸部が形成されたスペーサを渦巻式電極群の最外周の
巻き終わり部を固定する粘着テープとして使用した。発
明の実施の形態:図2(a)に示すように溝状の凹部が
電池容器側に向くように、前記渦巻式電極群の最外周の
高さ方向の中央、かつ前記電極群の最外周の円周方向の
75%を被覆するように配置した。 (実施例10)実施例2と同じ材質と形状を有する溝状
の凹凸部が形成されたスペーサを渦巻式電極群の最外周
の巻き終わり部を固定する粘着テープとして使用した。
このスペーサを、発明の実施の形態:図2(b)に示す
ように、溝状の凹部が電極群側に向くように、前記渦巻
式電極群の最外周の高さ方向の中央かつ前記電極群の最
外周を包み込むように隙間無く配置した。 (実施例11)支持体がポリイミドからなり、実施例2
と同じ形状を有する溝状の凹凸部が形成されたスペーサ
を使用した。以下、実施例1と同様にして、前記溝状の
凹凸部が形成されたスペーサを渦巻式電極群の最外周に
配置した。 (実施例12)支持体がポリエステルで、粘着材料がア
クリル系接着剤からなり、粘着剤層を含む全厚が200
μmで、溝状の凹部の深さが150μmの溝状の凹凸部
が形成されたスペーサを使用した。このスペーサの幅、
および粘着材料層の厚さは実施例2と同じである。
き終わり部をポリエステル製の粘着テープ(厚さ50μ
m)で固定した。続いてその上に、前記溝状の凹凸部が
形成されたスペーサを溝状の凹部が電池容器側に向くよ
うに、前記渦巻式電極群の最外周の高さ方向の中央かつ
前記電極群の最外周を包み込むように隙間無く配置し、
前記溝状の凹凸部が形成されたスペーサの片面に塗布さ
れた粘着材料で固定した。 (実施例13)溝状の凹凸部が形成されたスペーサとし
て、材質が銅からなり、板厚が20μmで、溝状の凹部
の深さが200μmの凹部が形成された歯車状金属板を
使用した。この歯車状金属板の凹部と凹部の間隔(ピッ
チ)は、1.5mmで、幅は50mmであり、渦巻式電
極群の高さ方向に沿う方向の長さと、渦巻式電極群の高
さの比L1/L2は0.83である。以下、実施例1と同
様にして、前記歯車状金属板を渦巻式電極群の最外周に
配置した。 (実施例14)材質がニッケルからなること以外は実施
例13と同じ形状を有する歯車状金属板を用いた。この
歯車状金属板を渦巻式電極群の最外周に配置した。以
下、実施例1と同様にして、前記歯車状金属板を渦巻式
電極群の最外周に配置した。 (比較例1)実施例1で作製したものと同じ渦巻式電極
群において、最外周の巻き終わり部をポリエステル製の
粘着テープ(厚さ50μm)で固定した。この粘着テー
プに溝状の凹凸部は設けていない。また、前記渦巻式電
極群の最外周には何も配置しなかった。 (比較例2)実施例1で作製したものと同じ渦巻式電極
群の最外周の両端部に、材質がEPDMゴム製で、厚さ
200μm、幅が7.5mmのシートをスペーサとして
配置した。このスペーサは、それぞれ2片に分離してお
り、互いに接触することなく間隙が形成されている。ま
た、このスペーサの電極群円周方向長さの和は、円周長
さの80%とした。 <電池の安全性評価−圧壊試験>以上のようにして得ら
れた実施例1〜実施例14、及び比較例1〜比較例2の
各電池について、まず、容量確認試験を行った。容量確
認試験は、充電は、20℃において充電電流480mA
で4.2Vまで行った後、4.2Vの定電圧で保持し、
計8時間行った。放電は、320mAの定電流で行い、
放電終止電圧は2.7Vとした。充電、放電の後の休止
時間はそれぞれ30分とした。得られた放電容量を電池
の放電容量として測定し、表1に示した。表1に示すよ
うに、実施例1〜実施例13、及び比較例1〜比較例2
の電池は、いずれもほぼ設計定格容量(1600mA
h)通りの値が得られていることが確認できた。
1〜比較例2の電池を所定個数用意し、それぞれ上記充
放電を5回繰り返した後、充電を行い、4.2V充電状
態の各電池の中央部分を、電池の直径が初期の1/2に
なるまで丸棒で押しつぶす中央部圧壊試験を実施した。
その結果が表1である。評価ランクとして、試験用サン
プルを各実施例共に100個作製し、中央部圧壊試験の
結果、破裂や発火などの異常が認められなかった電池の
100個に対する割合で表し、AAランクは100%〜
98%以上、Aランクは98%未満、90%以上、Bラ
ンクは90%未満、80%以上、Cランクは80%未満
とした。
凹凸部が形成されたスペーサを備えた実施例1から実施
例14の電池は、安全弁が確実に作動したため、いずれ
も評価ランクはA以上と高い安全性を示すことが確認で
きた。特に、渦巻式電極群の高さ方向に沿う方向の長さ
と渦巻式電極群の高さの比L1/L2が0.67以上の実
施例1〜実施例3及び実施例9〜実施例14は、破裂や
発火に至った電池は皆無であった。
火に至った電池が多数見られ、評価ランクはCランクと
なった。また、比較例2の電池の評価ランクはBランク
であった。
〜比較例2の各電池について、4.2V充電状態の各電
池の缶底部分を押しつぶす缶底圧壊試験を実施した。な
お、その他の試験条件及び評価ランクは、中央部圧壊試
験と全く同様である。その結果が表2である。
の凹凸部が形成されたスペーサを備えた実施例1から実
施例14の電池では、中央部圧壊試験より過酷な缶底圧
壊試験においても、評価ランクはいずれもAランク以上
と高い安全性を示すことが確認できた。特に、実施例
2、実施例3、及び実施例8〜実施例14では、評価ラ
ンクがAAランクと非常に高い安全性を示すことが確認
できた。
ンクであった。このことから、異常時にガスの流路とな
る溝状の凹凸部が形成されたスペーサは、渦巻式電極群
の最外周の高さ方向の中央部に配置されていることが重
要であるということがわかる。
験の結果と同様に、破裂や発火に至った電池が多数見ら
れ、評価ランクはCランクとなった。
の結果ではBランクであったが、缶底圧壊試験では破裂
や発火に至った電池が多数見られ、評価ランクはCラン
クとなった。 <電池の安全性評価−過充電試験>次に、充電器の故障
を想定し、実施例1〜実施例14及び比較例1から比較
例2の各電池について、4.2Vで満充電した後、さら
にそれぞれ8A(5C)の電流値で急速充電し、15V
に達した後は定電圧で充電を行う過充電試験を実施し
た。その結果が表3である。評価ランクとして、試験用
サンプルを各実施例共に100個作製し、過充電試験の
結果、電池容器の変形や破裂などの異常が認められなか
った電池の100個に対する割合で表し、Aランクは1
00%〜98%以上、Bランクは98%未満、80%以
上、Cランクは80%未満とした。
例14の電池では、安全弁が作動し、弁膜の開裂と電流
遮断が正常に行われたため、評価ランクはいずれもAラ
ンク以上となり、高い安全性を示すことが確認できた。
特に、溝状の凹凸部が形成されたシートとして歯車状金
属板を用いた実施例13及び実施例14では、破裂や発
火に至った電池は皆無であった。
池では、電池容器の変形、破裂や発火等の異常が多数見
られた。
極長さが異なる正極と負極を作製した。正極および負極
に、それぞれアルミニウム製の正極リード、ニッケル製
の負極リードを2本づつ溶接した後、前記正極、厚さ2
5μmの微多孔性ポリエチレンフィルムからなるセパレ
ータおよび前記負極をそれぞれこの順序で積層し、負極
が外側に位置するように渦巻き状に捲回して渦巻式電極
群を作製した。
容器に収納し、実施例1と同様にして設計定格容量3A
hの円筒形リチウムイオン二次電池(26650サイ
ズ)を組み立てた。この様な実施例とは形状が異なる電
池においても、実施例1〜実施例14と同一の溝状の凹
凸部が形成されたシートを使用することによっても実施
例1〜実施例14と同様な作用・効果が得られた。
に沿う方向に複数の溝状の凹凸部が形成されたスペーサ
が渦巻式電極群の最外周に配置されているため、異常時
に電極群内部でガス圧が発生し電極群が直径方向に膨張
しても、溝状の凹凸部によって電極群と電池容器の間に
ガスの流路が確保され、発生したガスがこの流路を通じ
て電極群上部に配置された安全弁方向へ移動し、前記安
全弁を通じて速やかに外部へ放出されるため電池容器内
に滞留せず、電池容器の変形や電池の破裂を未然に防止
することが可能となり、安全性に優れた高出力型の円筒
型水電解液二次電池を提供することができる。したがっ
て、電動工具、無停電電源(UPS)、コードレスクリ
ーナなどの電源として極めて有用である。
電極群の膨張が生じた場合であっても発生ガスを電極群
から導出して電池容器の膨れや破裂を防止できる安全性
に優れたの非水電解液二次電池を提供する事ができる。
展開図及び断面図。
す斜視図。
の縦断面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 帯状負極、セパレータ及び帯状正極を順
次積層した柱状の電極群と、前記セパレータに含浸され
た非水電解液と、前記電極群及び前記非水電解液を収容
する柱状の電池容器とを具備する非水電解液二次電池に
おいて、前記電極群と前記電池容器の間でかつ前記電極
群の軸と平行な方向に溝状の凹凸部を形成するスペーサ
とを具備し、前記電極群の高さ方向と平行な前記スペー
サの長さをL1、前記電極群の高さをL2とすると、比L
1/L2は、0.33以上、0.99以下であることを特
徴とする非水電解液二次電池。 - 【請求項2】 前記比L1/L2は、0.83以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の非水電解液二次電
池。 - 【請求項3】 前記スペーサは、前記電極群の外周に形
成された複数の棒状構成材を有する事を特徴とする請求
項1記載の非水電解液二次電池。 - 【請求項4】 前記スペーサは、金属板を曲げて前記溝
状の凹凸部を形成した加工品であることを特徴とする請
求項1記載の非水電解液二次電池。 - 【請求項5】 前記スペーサは、前記電極群の最外周表
面に粘着材料で固定されることを特徴する請求項1乃至
請求項4記載の非水電解液二次電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002082403A JP2003282143A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 非水電解液二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002082403A JP2003282143A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 非水電解液二次電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003282143A true JP2003282143A (ja) | 2003-10-03 |
Family
ID=29230597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002082403A Pending JP2003282143A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 非水電解液二次電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003282143A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100601563B1 (ko) | 2004-05-19 | 2006-07-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 원통형 리튬이온 이차전지 |
| JP2008041465A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Sony Corp | 非水電解質二次電池用負極、その製造方法及び非水電解質二次電池 |
| WO2010113271A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 三菱重工業株式会社 | 二次電池および電池システム |
| JP2011216239A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Furukawa Battery Co Ltd:The | リチウムイオン電池及びリチウムイオン電池の製造方法 |
| WO2013128678A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-06 | 新神戸電機株式会社 | リチウムイオン電池 |
| KR20150054221A (ko) * | 2013-11-11 | 2015-05-20 | 주식회사 엘지화학 | 유동 공간이 형성된 이차 전지 및 유동 공간 형성 방법 |
| CN116315116A (zh) * | 2021-12-21 | 2023-06-23 | 泰星能源解决方案有限公司 | 蓄电设备 |
-
2002
- 2002-03-25 JP JP2002082403A patent/JP2003282143A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100601563B1 (ko) | 2004-05-19 | 2006-07-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 원통형 리튬이온 이차전지 |
| JP2008041465A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Sony Corp | 非水電解質二次電池用負極、その製造方法及び非水電解質二次電池 |
| WO2010113271A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 三菱重工業株式会社 | 二次電池および電池システム |
| JP5244919B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2013-07-24 | 三菱重工業株式会社 | 二次電池および電池システム |
| CN102037598B (zh) * | 2009-03-31 | 2013-08-28 | 三菱重工业株式会社 | 二次电池以及电池系统 |
| JP2011216239A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Furukawa Battery Co Ltd:The | リチウムイオン電池及びリチウムイオン電池の製造方法 |
| CN103403945B (zh) * | 2012-02-29 | 2016-12-14 | 新神户电机株式会社 | 锂离子电池 |
| CN103403945A (zh) * | 2012-02-29 | 2013-11-20 | 新神户电机株式会社 | 锂离子电池 |
| JPWO2013128678A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2015-07-30 | 新神戸電機株式会社 | リチウムイオン電池 |
| US9406929B2 (en) | 2012-02-29 | 2016-08-02 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Lithium ion battery |
| WO2013128678A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-06 | 新神戸電機株式会社 | リチウムイオン電池 |
| KR20150054221A (ko) * | 2013-11-11 | 2015-05-20 | 주식회사 엘지화학 | 유동 공간이 형성된 이차 전지 및 유동 공간 형성 방법 |
| KR101681969B1 (ko) | 2013-11-11 | 2016-12-02 | 주식회사 엘지화학 | 유동 공간이 형성된 이차 전지 및 유동 공간 형성 방법 |
| CN116315116A (zh) * | 2021-12-21 | 2023-06-23 | 泰星能源解决方案有限公司 | 蓄电设备 |
| JP2023092348A (ja) * | 2021-12-21 | 2023-07-03 | プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 | 蓄電デバイス |
| JP7680345B2 (ja) | 2021-12-21 | 2025-05-20 | プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 | 蓄電デバイス |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10985400B2 (en) | Nonaqueous electrolyte secondary battery and method for manufacturing the same | |
| JP3866740B2 (ja) | 非水電解質二次電池、組電池及び電池パック | |
| KR101329669B1 (ko) | 리튬 이온 2차 배터리 | |
| CN101960650B (zh) | 非水电解质二次电池和电池组 | |
| US6926992B2 (en) | Nonaqueous electrolyte secondary battery | |
| US20100233524A1 (en) | Cylindrical non-aqueous electrolyte secondary battery | |
| CN102318129A (zh) | 锂离子二次电池的充电方法以及电池组 | |
| JP2001143762A (ja) | 円筒形リチウムイオン電池 | |
| US20070054191A1 (en) | Non- aqueous electrolyte secondary battery | |
| JPH04249073A (ja) | 非水電解液二次電池 | |
| JP2001338639A (ja) | 非水電解質電池 | |
| JP5433164B2 (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
| JP2009259749A (ja) | 非水電解液二次電池 | |
| JP2013089441A (ja) | 電池用電極群およびこれを用いた電池 | |
| JP3049727B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
| JP2000036324A (ja) | 非水二次電池 | |
| JP2003100278A (ja) | 非水電解質二次電池 | |
| JP2008041504A (ja) | 非水電解質電池 | |
| JP2003282143A (ja) | 非水電解液二次電池 | |
| JP2002289159A (ja) | 非水電解質二次電池パック | |
| JP3798737B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
| JP2001052760A (ja) | 非水電解液二次電池の充電方法 | |
| JP2006040772A (ja) | リチウムイオン電池 | |
| JP2001189167A (ja) | 非水電解質二次電池 | |
| KR20060010658A (ko) | 권취형 전극 조립체 및 이를 구비하는 원통형 리튬 이차전지 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040616 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050414 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050606 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070226 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070302 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070626 |